肌の健康とホルモンバランス

更新日 15/07/17 14:34

肌とホルモンバランスの関係

生理前に女性ホルモンのバランスは大きく異なってくる。そのため、生理が近くなると全身のだるさ、頭痛、気分の落ち込み、にきび、肌荒れ、シミが濃くなるといった現象が起きる。

エストロゲンは女性らしさをつかさどるホルモンであるが、肌に影響を与えるホルモンでもある。たとえば角質の水分保持能力、潤いを保つ働きは、さらに真皮層のコラーゲン、エラスチンの合成を促し、肌のハリを保つ。他にシワやたるみを予防する働きがある。

もう一つの女性ホルモンである、プラゲステロンは皮脂の分泌を促進する働きがあり、健康的な肌には皮脂の存在は重要である。ただし、過剰の皮脂の分泌はニキビや肌のトラブルにつながってしまいます。

女性らしさをつかさどるホルモンである、エストロゲンがたくさん分泌される次期は、整理が終わり排卵までの間である。この間は非常に肌が安定している時期であり、肌ケアをおこなうならばこの時期がいい。新しい化粧品を試したり、エステへ通ったりするならばこの時期がいい。通常時より、効果を期待することができる。

一方で、プロゲステキロンが大量に分泌される次期、つまり排卵から次の生理までの時期は肌荒れやニキビが非常にできやすい時期となっている。

この時期は肌のケアを積極的におこない、皮脂で化粧崩れ、排卵のきっかけになる別のホルモンの影響で色素が沈着しやすい時期になっている。一見するとシミが新しくできてしまったように見えるかもしれない。この時期には、肌に気を遣ったスキンケアをするように心がけたい。

新しい化粧品を試したり、エステに通うなどはせずに、効果がある化粧品で現状を維持するスキンケアを心がけるようにすれば、いいだろう。

ホルモンの周期を予想することはできるので、分泌の周期に合わせてスキンケアを変えているこのが重要である。

妊娠をすると体のホルモンバランスが異なるので、ニキビがなくなるということもあるようです。もちろんその逆もあります。

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