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真田幸村参戦せず　西軍勝利編

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小説好きさん（ 20代 ♂ ）
21/09/25 15:43(更新日時)

これは真田幸村が参戦せず、西軍勝利を描いた物語。
登場人物紹介
真田幸村　本作の主人公　父と兄が分かれたことにより、出家している。
真田昌幸　幸村や信之の父　娘の嫁ぎ先宇多家が石田三成に付いたため、西軍に付いた。
真田信之　幸村の兄　本多忠勝の娘稲姫を正室にしたため、徳川に付く。
第一話　犬伏の別れ
「父上と兄上は分かれて豊臣徳川の為戦われると、肉親が分かれるのならばどちらにも付きませぬ、出家してときの世を見ましょう。」
父は語る。「源次郎よ、わしは、勝った暁には、主を必ず呼び戻し、真田家の領地を分け与えよう。勝てば信濃一国じゃ」
信之は語る。「しかし、父上負ければ改易にはなるでしょう。一人は徳川に付き命乞いをし、どちらが勝っても良いようにする必要があります。」昌幸は言う。「分かっておる。徳川の為に頑張れ信之」
こうして、昌幸は豊臣　信之は徳川　幸村は出家とし分かれることになった。
真田昌幸は石田三成に事情を話し、西軍に付く代わりに勝ったあとの条件を提示した。
①信之の助命嘆願及び後継者の承認　
②幸村を還俗させる事
③信濃一国を与えること。
石田三成は名将として名高い真田昌幸を加えることとして承認したのであった。
石田三成は他にも西軍付く者は好条件を出した。