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私があなたに合わないこと分かってます。第2弾 短編小説

レス0 HIT数 335 あ+ あ-

小説好きさん
21/04/02 17:34(更新日時)

前回の続き、遅くなってしまいました💦
ごめんなさい、、スレはすっごく下の方にあります。話が分からない人はそちらも読んでいただけると嬉しいです
よければ、感想もお願いします!作者中1です。

~冬のあの日~

私、近藤陽菜。これは私の日記、続き!

やっぱりかっこいいな、、
先生と話してみたい。そんな気持ちばかりが膨れ上がる。

先生は英語の先生だ。次のテストで、すっごく頑張って先生に認めてもらうんだ!
そんな気持ちばかりだった。
雪が降って寒い日。私はカイロを握って温まっていた。

手は氷のように冷たく、今にも凍りそう。カイロを握っていてもこんなに冷たいだなんて、私の手、本当にどうなっているんだろ(笑)?

そう思いながら、自分の席を離れ、すぐそばの暖房の所に行った。
ラッキー、今日は空いてる。
みんないつも温まっているのに今日は温まれる!

窓側の席の特権、それは冬も暖房の近くで、少しは温かく授業出来ること。
次は英語の時間!先生の授業!
もう嬉しくてたまらなかった。

先生は爽やかな笑顔で教室に入ってきた。セーター似合う~💕
夏のTシャツとサングラス姿も、すごい似合ったし。先生、何着てもステキ(≧∇≦)

すると、先生は暖房の所に近づいてきた。私の鼓動は高まる。
どうして?先生も温まりたいだけかな、、
先生は私の隣に来た!暖房はもう1台空いてるのにわざわざ。
もう1台の方が教卓から近いんだよ?!

キャー、もう幸せ!こんなに先生と近くでいれたこと、今までなかった。
先生とはポジションが違い過ぎて、、

先生は廊下を歩いているだけで、キャーキャー言われて話しかけられる学校一の人気者。
それに対して私は、、友達も少なくて一部から嫌われている。

性格かえたほうがいいかなぁ、、先生みたいな性格になれるものならなりたいよ!
先生は小さな声でさりげなく言った。まるで空中に話しかけるみたいに。

「いや~、今日は寒いよな~。」
誰に話しかけてるの?私は聞きたくなったけど聞けなかった。その瞬間に、先生は言う。
「なぁ、近藤。」
私はもう、幸せの絶頂!!私は目が💜
とりあえず、返事だ。
「は、はい…!」
キャー、照れる!!たくさん話したいのに、幸せで頭が真っ白になって言葉が思い浮かばない。

外も吹雪で真っ白。雪の勢いはだんだん増していくようだった。
まるで、私の頭を景色が表してるみたい。

何話せばいいの?!せっかくのチャンスなのに、私って何てバカなの!
そのままチャイムは鳴ってしまった。

チャンスを逃してしまったこと、後悔していた。

放課後。
私はトボトボと廊下を歩き、帰ろうとしていた。
係の仕事で少し遅くなってしまったんだ、帰り。
階段をゆっくり降りていると先生が下から階段を上がってきた。
チャンス!今度こそ、チャンスは逃せない!
急に心臓がバクバクする。言おうかな、どうしよう、どうしよう…!
先生はどんどん上に上がってくる。
私はとっさの判断をした。一瞬がすごく長く感じる。
「先生、さようなら!!」
思い切って言った。顔が熱くなるのを感じる。
「さようなら。」

先生はサラッと言ったけど、その言葉には温かみを含んでいた。
周りには誰もいない。2人だけの特別な時間。


嬉しかった。挨拶でこんなに照れたの初めて💓
じゃあ、第3弾で!

No.3264819 21/04/02 17:34(スレ作成日時)

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