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匿名さん( 20代 )
20/05/08 12:02(更新日時)

今までもこれからも忘れられるはずがない想いを抱えながら
生きていくしかないのです。

No.3055983 20/05/08 11:20(スレ作成日時)

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No.1 20/05/08 11:30
匿名さん0 ( 20代 )

「新しい人を見つけたら忘れられるのにね…」

どこかで聞いた言葉だけど僕の想いはいつ忘れることができるのですか?
一人の人と決めてその人に真剣に恋をして好きになって愛に変わって・・・

数年前に結婚して1年前には子供も生まれ
絵にかいたような平凡な暮らしを手に入れた僕は
日々すり減っていく自分の心を見て見ぬふりをし続けてきた。
それはこれからも変わらないし変える気もない。
僕には今一生をかけた人がいてその人との間には守りたい笑顔もある。
すべて大丈夫。
このまま・・・
このまま・・・
何もかも流れに沿って流れていけば問題ない。

僕は本当はわかっていたのだけれど
どうしようもないこの気持ちもすべて変えようのない事実だから
出来るだけこの気持ちと距離を置いてみないようにしていたのかもしれない。

「今までもこれからも忘れられるはずがない想いを抱えながら
生きていくしかないのです…」

No.2 20/05/08 12:02
匿名さん0 ( 20代 )

彼女は笑った。
優しい笑顔だったので気づけなかったが
その笑顔は彼女の精一杯だったのかもしれない。

彼女とは小学校が同じで中学に入ると同じ部活で意気投合した。
彼女は真っ白な人だった。

ある日、部活のリーダー的女子に疎まれた彼女はのけ者にされ
周囲から無視されるようになった。
そのリーダー的な女子が僕にも彼女をのけ者にするように強要してきたのだけど
僕は空気も読まずに「そういうの違うと思う。」とそのリーダー的な女子に言い放ってしまった。
僕は昔から兄にいじめられ、中学に入ってから二年間はクラスメートにもいじめられていたので
人の痛みを知らないやつが許せなかった。
その日の帰り道、
部活のリーダー的女子に言った一言に対してなぜか彼女から感謝された。
その時の彼女のはにかみながらもまっすぐに見つめた視線は今でも忘れない。

僕たちは部活も卒部し、中学卒業を目前に受験という壁に向き合っていた。
僕はとにかく現状を変えたくて近くの高校は受験せず、
自転車で1時間かかる場所にある定時制の高校に通いながらバイトをしようと思っていた。
しかし何の因果か、
志望校には受からず、なぜか志望校の枠に記入していなかった地元の高校に
僕の受験番号があったのだ。
その年は地元の高校の受験者数がたまたま定員割れしていたらしく、
自治体のルールで遠くの高校を受験していてもレベル別に地元の高校に優先的に
割り振られるという措置が取られたのだ。
僕は定時制の志望校よりもかなり偏差値の高い地元の高校にたまたま割り振られたのだ。
不本意ではあったのだけれど周囲からは喜んでもらえた。

そして僕はこの高校に行くことになったのだけど
制服採寸のために高校に行ったときに僕が志望校ではなくこの学校に行くことが
ある種運命によって決まっていたのだと思わんばかりの理由を見つけてしまったのだ。
その高校には中学の部活で意気投合した彼女がいたのだ。
彼女とは小学生のころから何かと引き寄せられていたのかとその時はなぜか納得してしまった。
そう思うとなぜか意識してしまい急に恥ずかしくなってしまった僕は
できるだけ彼女に見つからないように視線をそらした。
しかし、すでに彼女には見つかっていたみたいだ。
大きな声で「〇〇も同じ高校だったんだ!」
僕は顔が熱くなった。
彼女はまっすぐな人だ。

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