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記憶か記録か…ドラマ日記

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匿名
20/10/25 16:28(更新日時)

【スレ主のみの投稿制限スレ】

連ドラの感想、まとめ等

シーズン毎に記録して行くスレです。


基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。

No.2944847 19/11/03 14:49(スレ作成日時)

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No.1 19/11/03 15:38
匿名0 

【シーズン枠外ドラマ】

「少年寅次郎」3話まで終了。

昭和20年の大晦日、平造は我が家に帰還するが一言も喋らず、あんなに可愛がっていたさくらに怯え寄せ付けない。夜にうなされ「俺は嫌だ!」と叫んで出て行き帝釈天で必死に拝む平造。
心配する光子に、もしかしたら戦争で子供を殺したのかもしれないと言う義父の正吉。

インフルエンザで寝込んだ正吉は「お前の抱えているおっかねえ物は、俺が持ってあの世に行くよ。だからいつもの駄目なお前に戻れ」と平造に言い残し亡くなる。

平造の口からは何も語られないのだが、彼の苦悩と、何とか立ち直らせたい親心がひしひしと伝わって来るシーンの連続で、胸を打たれた。

翌年にはおいちゃんも戻り、平造夫婦と竜造夫婦でくるまやを切り盛りして行く。

昭和23年、中学生になった寅ちゃん(ここから井上優吏に交替)は、朝日印刷の工員のさとこに恋をし、片想いのまま見事に玉砕する。
さとこの恋した鰻屋の千吉がとんだ遊び人で、女と一緒にくるまやに居るのを見て、さとこを店に入らせまいと必死に阻む寅ちゃんが可愛くて、その優しさにジーンと来た。

寅ちゃんの初恋を知り驚く光子は少し寂しそう。お母ちゃんが世界一好きだった寅ちゃんが、少しだけ離れて行く瞬間だったね。
後に女性に惚れては振られる寅さんの、貴重な始めの一歩は、やっぱり優しさに包まれていて素敵だった。

※今回初めて気付いたんだけど、前の寅ちゃんも今の寅ちゃんも、渥美清さんと同じ場所に黒子を付けていたんだね。細かい!(前から付けていたっけ?)

演出=木本一博


  • << 13 【シーズン枠外ドラマ】 「少年寅次郎」4話まで終了。 昭和24年、平造は相変わらず寅ちゃんに辛く当たり冷たい言葉を吐く。小さい時は何を言われてもシュンとしていた寅ちゃんが、体も大きくなった最近は時々顔が怒っている、それが心配だと言う母親の光子。 平造は何であんなに寅次郎が嫌いなのか?顔は捨てて行った母親似で中身は自分に似ているから苛々するのだろうか。 そんな時、実母のお菊が寅次郎に会いにいきなり学校に押し掛けて来た。気のいい散歩先生はお菊を待機させ寅の気持ちを聞いていたら、気短なお菊は勝手に部屋に入って来て、一方的に喋り続ける。目を見開いてずっと無言の寅ちゃん。これは本当に可哀想。図体はデカくても中身はまだ子供。実母の存在は知っていても、自分を捨てた女が目の前に立っている衝撃。 お菊は謝り続けおもちゃと万年筆を渡し去って行く。 自分のおもちゃを入れた引き出しに、お菊から貰った物を隠す寅ちゃん、後でそれを見付け、帝釈天で会って「お子さんは?」とか聞いてきた女を思い出し、寅ちゃんの実母ではとピンと来る光子。御前様に無理難題を吹っ掛けたり変な女だったから、あれは忘れないわな。 お互いに何も言わない光子と寅ちゃん。 散歩先生の娘で寅ちゃんが密かに憧れている夏子が、バイオリンのレッスン後にくるまやに団子を買いにやって来る。上機嫌で夏子を見送る寅ちゃん。平造がバイオリンに目を付け、どうせ庶民を見下しているんだと決め付けた事にキレた寅ちゃんは、本気で平造に殴り掛かろうと突進、すんでのところでおいちゃんが抱き止め、驚愕する平造、平造を睨み付け外へ飛び出す寅ちゃん、追い掛けるが腰が痛くて動けなくなる光子。 こうなる事を危惧していた光子だけど、肝腎な時に体に異変が…。 予告だと恐らく光子は…。桜をおいちゃん達に託して寅ちゃんは旅立つんだねえ。 もうここからフーテンがスタートするのかな。切ないなあ。 演出=船谷純矢

No.2 19/11/03 18:06
匿名 

「2019秋ドラマ途中経過」

◎ハマっているドラマは
*俺の話は長い
*G線上のあなたと私
*グランメゾン東京

〇全部観ようと思っているドラマは
*シャーロック
*同期のサクラ
*まだ結婚できない男
*時効警察はじめました
*ドクターX
*ハル~総合商社の女

□多分全部観るだろうなと思っているドラマは
*4分間のマリーゴールド

◇まだ判断保留のドラマは


●微妙なドラマは


▼視聴離脱したドラマは
*ニッポンノワール←感想は個別レス参照。自分の感覚には全く合わなかった。

*モトカレマニア←感想は個別レス参照。3話も観たけど、やっぱりマコチが謎過ぎるのと、演じている高良健吾が好みでは無いので諦めた。

*おっさんずラブ2←感想は個別レス参照。初回のみで離脱。貴島Pは納得しているのかね。まあ局Pだから仕方ないか。

※民放のみ。深夜ドラマ、2クールドラマを除く。(関東地区基準)

No.3 19/11/03 22:59
匿名 

「グランメゾン東京」3話まで終了。

今回はマリ・クレール・ダイニングが主催するフランス料理コンテストの話。
グランメゾンにもライターの久住から話があり参加する事に。

テーマはジビエ料理。江藤が目ぼしい猟師に手を回した為、尾花達は新鮮な生の鹿ロースを手に入れられず、試行錯誤の末にもも肉の焼き方を工夫し、尾花の考えたコンソメと合わせ至極の一品に仕上げる。

江藤がロビー活動もしていた為gakuは1位を取るが、それを知った丹後は納得がいかない。江藤から勘違いするな、星は店に付くんだと言われ、言い返せない丹後。確かにシェフの腕はピースの一つであり、仕入れ力からサービスまで含めた総合力に対して星は与えられる。だからと言って江藤の汚い力業は認められないけどね。

生きたまま鹿を捕獲する食に頑固な猟師峰岸(石丸幹二)が供給を約束し、メニューも決まり相沢も時間制限付きシェフとして参加を決め、グランメゾンはオープンに向けて形を整える事が出来た。

そこに久住がマリ・クレール編集長リンダを連れて来る。尾花の恋人だったって、びっくり!身長が……。

今のところ丹後は料理にストイックなだけという描き方をしているので、このまま悪役は江藤だけにしておいて欲しい。
あと祥平は京野に協力したりして、ぐらつき始めたのか?

※画面の左側にメニューや調理法とかが上から下にハイスピードで表示されるのだが、リアルタイムでは殆ど読み取れない。あれは雰囲気を出すだけの為にやっているのか?もちろん録画して静止画像で読めば読めるけど、それ前提では意味ないし。

演出=山室大輔

  • << 15 「グランメゾン東京」4話まで終了。 邪魔が入ってそれを切り抜けるとまた邪魔が入る、最後には勝つけど簡単には勝たせないベタな展開、だけど助演、脇役にもキャラが立つ様に順に時間を割き、キムタクだけが目立つ作り方はせず、だけどポイントポイントでは尾花のボソッとした呟きや独断専行、手際の良い料理場面等で主役としての印象付けも怠らない、その上ここが一番大事だけど料理のアイディアと見せ方が素晴らしい、これぞ王道エンタメドラマと言いたいし観ていて楽しい。 記事を書く為にリンダも来るプレオープンの日に、スパイ柿谷はウニの下処理をせずに逃げて江藤(手塚とおる)の車に。魚料理を出せなくなるので「リンダさんの酷評も決まりやな」と口を半開きにしてほくそ笑む手塚とおる。その瞬間アゴが鳴る!と思ったのは私だけじゃ無いのでは?(分かる人には分かる(笑)) 招待されていた祥平が手伝ってウニのピンチは切り抜け、後日リンダは絶賛記事を書く。但し末尾に“…傷害事件を起こしたあの尾花がスーシェフを務めている…”と添えて。 久住とリンダの会話から、リンダはどうもエスコフィユ事件で尾花を嵌めた人物をあぶり出そうとしているみたいだ。でもまだ尾花の味方になるのかは分からない。 柿谷で失敗した江藤は、今度は芹田を月10万でスパイに誘い、芹田はお金を受け取ってしまう。(きっと後で反省する展開いだよね?) リンダの揺さぶりで危機に立つグランメゾン、予告では尾花がカレーを作ってた! どんなカレーなのか超楽しみ! 演出=山室大輔

No.4 19/11/04 23:59
匿名 

「シャーロック アントールドストーリーズ」5話まで終了。

今回は息子を溺愛し何でも手助けして育てて来た母親が、結果的に息子も夫も失ってしまう話。

代議士の父が守ってくれるのをいい事に部下にパワハラ三昧の男(町田=永井大)が、母親の庇護の下で育ったが故に打たれ弱かった男(乾貴之=葉山奨之)を次の標的にした。
乾は耐え切れずに自室で自殺。それを見付けた母親(千沙子=若村麻由美)が貴之の血液を町田の部屋にばらまき、死体無き殺人を演出をして町田に罪を被せようとする。

まあ母親が怪しいというのは見え見えだったが、あの母親は看護師かもしれないと潤一が見抜いた時点で、事件の結論は出ていた。
今回の話はそこよりも、父親の話として出て来た「息子を溺愛するあまり、妻から私はネグレクトを受けた」「溺愛がトラブルを乗り越えられない男にしてしまった」という部分が結構刺さった。まあこの父親も自宅には居場所が無くなり、別に部屋を借りて逃げていただけだから、息子の事をどうこう言える立場でも無いけど。

若村さんを筆頭に4人のゲストが上手くて、人間ドラマとして面白かった。

潤一がパワハラ町田に投げつける言葉「心臓を刺すと血が出る。心を刺しても血は出ない。でも同じ事なんだよ。あんたが殺したんだ!」
日本中のイジメやパワハラモラハラ加害者に叩き付ける言葉でもあったな。

演出=永山耕三


No.5 19/11/05 00:27
匿名 

「ハル~総合商社の女~」3話まで終了。

ラーメン、病院と来て今度は関連企業が株の買い占めに遭い、乗っ取られるのを防ぐ話。

企業価値を高める為に、大きな額が動く企画は五木商事が担い、タイヤ素材を使ったアイディア商品の開発は関連企業の社員に任せ、彼らのモチベーションを高める為に利用するというハルの作戦は良かったと思う。毎度の事だけど成功→挫折→成功の展開が速い速い(笑)

まあ今回は涼と和田を自然に出会わせる為に西本工業の設定が必要だったのかもだけど、自然にどころかかなり不自然だったよなあ。

あとまだ企業にプレゼン中の新開発リニア消しゴム、涼が持ち帰るのも、それを写メでアメリカの友達に送るのも、ハルが止めなきゃまずいだろう。
売り込みに失敗した後、アメリカの友達から拡散されて商売に繋がるかもというのは見え見えだったけど。

演出=都筑淳一

No.6 19/11/05 23:24
匿名 

「まだ結婚できない男」5話まで終了。

まどかの発案で縁結びで人気の鎌倉の神社に3人(有希江、早紀)で行こうとしたが、待ち時間が長いので諦め、仕事で来ていた桑野が自慢する神社に行き先を変更、そこは実は商売繁盛が売りで、帰って来たら桑野も三人も早速仕事に御利益が有ったという、最後にオチてはいたけど何かつまらない話だった。

結婚願望の強いまどかの後輩(野波麻帆)を、桑野が知識と雑学から捻り出した言葉の速射砲でやり込め、まどかが呆れて「貴方には愛がない」と言い放つシーンは面白かったけど、そこだけだったな今日は。

演出=三宅喜重

  • << 17 「まだ結婚できない男」6話まで終了。 今回は偏屈で皮肉屋の桑野が全開で面白かった。 『やっくんのブログ』が3位にまで上がって来て、1位も近いと気が気ではない桑野。まどかをせっつくがまだ情報開示されていないとあしらわれ、更に苛々。 まどかと母親の関係が上手く行っていないと知ると、皮肉たっぷりに突っ込みまどかを不愉快にさせる。 英治に薬丸を探らせていた桑野はその情報から「薬丸犯人」を確信し、ジムで薬丸をじっと見詰め、サウナでは側ににじり寄り話し掛けるのだが、言葉のチョイスが危なっかしかったので、これは薬丸は言い寄られていると勘違いしているなと思ったらやっぱり(笑)この時の阿部寛のねっとりした視線とそれを感じておののくデビット伊東との、掛け合い漫才みたいな演技には大笑い。 『やっくん』は開示され、犯人は見ず知らずの元桑野ファンで、今は人生が上手く行かず勝手に桑野を逆恨みしていた普通のサラリーマンだった。 終盤ではまどかを怒らせて結果的に母親と電話で仲直りをさせるというウルトラCを発動。それを計算してやっている訳では無いのが桑野の桑野たる所以。 今日はバランスが良かった。 演出=小松隆志

No.7 19/11/06 00:15
匿名 

「G線上のあなたと私」4話まで終了。

幸恵の義母は右半身が不自由な体となり、今は一人では歩けずトイレにも行けない。幸恵の負担を考え夫はベッドを1階に降ろそうと言うが、幸恵はヘルパーさんも来るしと言って同意しない。
意地なのかなあ。右手が動かないから化粧も出来ないとショックを受けている義母。でも幸恵は「ざまあみろ」みたいな扱いは出来ないタイプ、逆に完璧にお世話しないと自分が納得出来ない、そういう性格なんだろうなあ。

そういう幸恵の事情が実感として分からないから、退会すると言われても「パーティールームを借りて三人でコンサート」の話を進めようとする也映子。彼女自身も悪気はなく、居心地のいい三人の関係を断ちたくは無いんだよね。

いとこの晴香が双子を妊娠、これでは早期の職場復帰が不可能になると悩む晴香を見て、自分には目標が無いと悩み始める也映子。今回は気持ちの出し入れが激しかったな。

理人が“シャッタードン”を全く覚えていない事にホッとしながらも一抹の寂しさも有る様な也映子。
それなのに理人、手なんか繋いじゃってあれは何なの?

幸恵の復帰を信じて眞於のクラスに通い続ける也映子。バイオリンを背負い街を歩いていると「也映子」と声を掛けられる。振り向くとそこには自分を手痛く振ったあの智史が…。

※予告だと婚活で知り合った男(えなりかずき)と会ったりするみたいだし、智史はどう絡んで来るのかな?

演出=福田亮介

  • << 18 「G線上のあなたと私」5話まで終了。 声を掛けて来た智史が何て言って来るのか、ABCとパターンを変えて妄想する也映子の姿からスタート。そこにはオチで必ず理人が出て来るのだが、現実は…「彼女さんは…?」「親父が脳梗塞で倒れて入院したら、結婚出来ませんと言われた」という、しょっぱいDパターンだった。 でも也映子も幸恵と理由は違うけど「ざまあみろ」なんて思えない。一度本気で好きになった人の事は嫌いにはなれないのだ。 今回も幸恵の“名言”が…。也映子から旦那さんの浮気は許せるのかと聞かれ、「時間かなあ、捨てられないのよ。いろいろな積み重ね、捨てられない」腹の立つ事も一杯有ったけど、時々姑から庇ってくれたとか、優しい言葉を掛けてくれたとか、塵も積もれば山となるじゃないけど、思い出もかけがえのない宝物になって行くんだね。 体が不自由で化粧なんてしなくていいと拗ねる義母に「お義母さんが自慢だったんですよ。だから近所に自慢出来る綺麗なお義母さんでいて下さい」と言って、化粧をしてあげる幸恵。みるみる顔に生気を取り戻して行く義母。と同時に幸恵が輝いていた日々を思い出したのか、バイオリンの練習に行ったら?と勧めてくれる。 これだね、押したり引いたり、そこに真心は有るのかって事だね。 えなりかずきは結婚に前のめりタイプで、初デートに新居候補一覧を持参して来て也映子はドン引き。 “結婚がしたい”と“この人と結婚がしたい”は全然違う事に今更ながら気付く也映子。 眞於は左手の局所性ジストニアに罹患し演奏家を諦めた、その事実を侑人には伝えていなかった。いつも俺に本音を言わなかった眞於、言ってくれなきゃ分からないよと理人に吐き出す侑人。うん、理人も言ってたけど、侑人は感情ダダ漏れの今の嫁と結婚して正解だったね。 次回はまた“3人でバイオリン”の時間が戻って来るみたいで楽しみ! 演出=金子文紀

No.8 19/11/07 00:28
匿名 

「同期のサクラ」5話まで終了。

今回は入社5年目の2013年。
同期の前ではいつも明るく自信満々、都市開発部では“よいしょの葵”として上手く立ち回っている様に見えていた葵のそれは、じつは全部コンプレックスの裏返しから来るものだった。

コンプレックスの対象は国交省高級官僚の父、そして父と同じ道に進んだ兄だった。この二人の傲慢で人を見下した感じがステレオタイプで物足りなかったが、葵が会社で出世して父親に認められたい、二人を見返したい、それが原動力となって頑張っていたというのはよく伝わって来た。

都市開発プロジェクトへの国の予算が凍結され計画は頓挫、葵は部長から父親を説得して凍結撤回をさせる様に指示されるが上手く行かず、部長から「お前はただのコネ入社、こういう時に父親を説得する為だけの利用価値しかない」と罵倒され、“頑張りの糸”がプツンと切れてしまう。

桜はじいちゃんのアドバイス「大切なのは勝ちより価値だ」を基に葵の価値を導き出し、「あんたは黙っていたら何の価値もないよ。嘘も方便、言葉の持つ説得力それが葵くんの才能」と鼓舞する。
確かに都市開発部に来てまで上から目線の父親に、皆の前で泣きながら正す葵の話は淀みなく言葉が溢れ出し、説得力が有った。そして真剣佑の演技にも説得力が有りかなりグッと来た。

上記の場面で桜は葵の後を継いで父親に意見をした罪で、子会社に飛ばされる事に。一生信じ合える仲間が出来たから夢は諦めないと同期に言って去って行く桜。
本社に戻れるのか?それよりも独特な桜を上手く転がしてくれる黒川やすみれが居なくて、ちゃんと仕事が出来るのか?

演出=南雲聖一

  • << 19 「同期のサクラ」6話まで終了。 今回は入社6年目の2014年秋の話。 すみれの娘・つくしは8歳、思った事は口に出し納得の行かない事を有耶無耶にはしない性格…あら誰かさんそっくり(笑) 社長肝入りの「女性研修セミナー」開催のリーダーを任されたすみれは、講師とマネージャーの度の過ぎた要求に振り回され、会社に連れて来ていたつくしにペコペコ謝ってばかりの姿を見られ、その夜言う事を聞かない娘を叱ったら「お母さんの仕事って謝る事だけなの?スッゴいカッコ悪いんですけど」と返されて、思わず叩いてしまう。別れた夫の方に行ってしまった娘。 セミナー当日、つくしを連れて来る桜。 すみれにどう話したのかと聞かれ、つくしには見えていない会社での仕事について説明した、そして「お母さんと一緒に居たいのなら、自分に嘘をついたら駄目だと」言ったと。 セミナーが女性活用をアピールする為の、社長の点数稼ぎである事に腹を立てていたすみれは、講師と社長に皆の前で物申し、後日社史編纂室に飛ばされてしまう。 すみれは元々はバリキャリ志向だったけど、出る杭は打たれ続けて折れてしまい、結婚に逃げてしまった人だったんだね。 だから呆れながらも何だかんだ桜の面倒を見てあげて、夢を追い掛ける桜を応援してあげてたんだね。そんなすみれに桜は、若い頃に亡くなった自分の母親の面影を重ねていたのかな。 橋の着工が決まった様なのだが、肝心の祖父は具合が悪いみたいだし、桜は子会社に飛ばされたままだし、どうなるのかな。 演出=明石広人

No.9 19/11/07 23:09
匿名 

「2019視聴済み秋ドラマ初回視聴率」(%)


「ドクターX」20.3
「シャーロック」12.8
「グランメゾン東京」12.4
「まだ結婚できない男」11.5
「4分間のマリーゴールド」10.3
「俺の話は長い」8.4
「同期のサクラ」8.1
「G線上のあなたと私」7.8
「ニッポンノワール」7.8
「時効警察はじめました」7.7
「おっさんずラブ2」5.8
「モトカレマニア」5.6
「ハル 総合商社の女」4.5


※地上波民放のみ。2クール以上のドラマ、深夜ドラマは除く。

※視聴率は関東地区。

No.10 19/11/07 23:38
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

「死役所」4話まで終了。

ミチルの存在が思っていたよりウザく(知りたがり、お節介、察しない等)、若干視聴意欲が削がれたのだが、今回は自分より年下の中学生?女子が交通事故死で来て、彼女の側に寄り添い、感情をぶつけられても受け止めてあげるという役回りに徹していたので良かったし、女子学生の話もスーっと頭に入って来た。

成仏期限の来たミチルは、天国に行けば生まれ変われるかもしれないというシ村の言葉で自分を納得させて、扉の向こうへと旅立った。

ミチルが最後に覗き見したファイルで、シ村が冤罪だった事が分かった。まあ恐らくそうなんだろうなとは思っていたが、死刑になる冤罪ってどう描くのかな。
次回からは死役所の死刑囚個々の過去が明らかにされて行くみたいだ。

※中学生?役の豊嶋花って演技は上手いし、どこかで見たなあって思って調べたらトットちゃんをやっていた子だった。
成長して顔付きがちょっと変わったから、直ぐには分からなかった。今年中学生になったばかりであの演技力。
杉咲花のコースを進んで行けるかも?

演出=酒井麻衣

  • << 20 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」5話まで終了。 今回はハヤシ(俗名 林晴也)の話。 それまでは祖父に剣道を習う普通の高校生だったのに、祖父の病死をきっかけにそれまで自分に冷たかった父が、祖父の遺影を叩き付けて「お前は俺の子じゃない、親父の子だ」と、晴也の母と祖父の間に出来た不義の子である事を告げた時から、彼の人生は狂い始める。 茫然自失で祖父の骨をベランダから外に捨てる晴也。姉の理化は晴也を背中から抱き締め慰めるが、この時にカウンセリングを受けさせるとかしていればね。 晴也の同級生で付き合っていたまりあが、晴也に横恋慕した墨谷に虐めらている現場を見た晴也は、無言で担ぎ上げそのまま校舎の窓から捨てる。(骨を捨てた時の様に無表情で。超怖い演出) 晴也は退学だけ(少年院とかはどうした?)で済んだらしく「良かったね、軽い怪我だけで」と姉。この場面に驚愕した。墨谷は体の怪我は軽かったのかもだけど、逆さまに落とされて絶対PTSDになるケース、それなのに呑気なお姉さん。せめてここで本格的なカウンセリングを受けさせておけば、次の、妻まりあと浮気相手とその不義の子三人の殺害、そして死刑は無かったかもしれないのに。 と言うか、まりあはいくら虐めらていた墨谷とはいえ、その子を目の前で窓から捨てた晴也とよく結婚したなあと、そっちもホラーなんだけど。 ミチルに「お姉さんは殺人犯の弟を持っちゃったんだよね。幸せになっているといいね」と言われていたハヤシは、初めて反省したいと思う様になった、反省ってどうやるのかとシ村に尋ね、シ村が過去を振り返らせちょっとした助言をするという展開だった。 ご都合主義は目立ったが、ハヤシの“何故?”は良く分かる話だった。 甘々だった晴也のお姉さんがどうなったかは不明、ワンシーンだけでも表現出来る筈なのに残念。まあ死後の現世の事は分からないから描かないというのが徹底されてるわな。 ※次回はまた一般人の仏様に戻る様だ。「これは経費で落ちません」の太陽くんがバーター出演。どんな演技をするか楽しみ。 演出=蔵方政俊

No.11 19/11/09 01:29
匿名 

【ここまでの短評】

「4分間のマリーゴールド」5話まで終了。

廉の同僚・原田(橋本じゅん)の妻が、みことの言葉通りの状況で亡くなった事で廉もみことの能力を信じ、みことの部屋で藍にも沙羅の余命を伝える。みことは独断でその会話を、押し入れの中に待機させていた沙羅にも聞かせ、何とかして助けたいから知っておいて欲しかったと言う。
今回は突っ込み要素が無く、橋本じゅんが突然妻を亡くし途方にくれる中年男を実に上手く演じていたので、余計に福士蒼汰の“棒”が目立ってしまい残念過ぎた。

演出=河野圭太

「時効警察はじめました」4話まで終了。

「カメ止め」ならぬ「ロマ止め」がリメイクされると聞いた霧山が、オリジナルの監督・唐沢(津田寛治)が撮影中に殺された時効事件を調べ始める。
まあストーリーもトリックも大して面白くないし、エキセントリックな演技が上手過ぎる津田に対し、犯人役の中島美嘉が下手過ぎてもうガッカリ。

脚本=小峰裕之 演出=森ガキ侑大

  • << 21 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」6話まで終了。 家の庭や部屋でもイチャイチャしちゃうみことと沙羅。藍が可哀想。 沙羅の部屋は引き戸だけどせめて閉めようよ。 何か話は進まず、かといって各々の心情が丁寧に描かれている訳でもなく、何を見せられているのか?って感じ。 演出=紙谷楓 「時効警察はじめました」5話まで終了。 今回はゲストの趣里のPR資料かって位、エキセントリックな役を上手く演じていて感心したけど、見所はそれだけ。 脚本もつまらないし、栗原くりごはんが全然面白くなくて話が上滑りしていた。 初回と向井理ゲスト回は面白かったのになあ。 脚本、演出=大九明子

No.12 19/11/10 12:45
匿名 

「俺の話は長い」5話まで終了。

《銀杏と爪切り》
子供の頃からの夢を実現したかどうかって期間の長さで決まるのか?
綾子「美容院を始めて半年で閉めても夢を叶えたと言える?」
満「ボクシングの世界チャンピオンが3ヵ月後に負けたら、たった3ヵ月じゃ夢を叶えたって言わないのか?」
この全く前提条件の違う話にすり替えて反論して行くのが“ミツルスタイル”

陸と光司が連絡を取り合う仲だった事を自分だけ知らなかった事にショックを受ける綾子。子供は親に隠し事をするもの、俺達も二人で親に嘘ついたりしたじゃん、姉ちゃんもそういう(親の)立場になったんだよと、珍しく正論で綾子を慰める満。このシーン、満の銀杏をハサミで割る音と、綾子が爪を切る音を強目に交錯させて、一抹の寂しさを漂わせる粋な演出だった。

5人で暮らす様になって顎が痛くなったと話す綾子と母。満と言い合うからだと気付いた綾子は母に「二人だけで暮らしていた時も、あんなに喋っていたの?」と聞くと「ううん、殆ど喋らなかったかな」母親が仕事を探せとか言わなかったのがよく分かる話。

《銀杏と爪切り》
バーのオーナー明日香(倉科カナ)は、流石にいくつもの事業をしているやり手女性だけあって、満の言葉に負けたりしない。まあ満が報酬を貰う側で、屁理屈は封印している事も有るのだが。
わざと満を怒らせて「帰る!」と言わせた後に、急にしおらしく「今日誕生日なの、食事だけでも一緒にしていって」と言う辺り只者ではないな。
満は相手の感情を読み取る事に敏感だし根は優しい、それを明日香も感じ取ったはず。合鍵は持っていて…新展開、かな?


演出=丸谷俊平



  • << 23 「俺の話は長い」6話まで終了。 《毛蟹と体温計》 壇野から貰った生きた高級毛蟹2ハイを、発熱で会社を休み寝ている光司に内緒で4人で食べるか、光司にも食べさせるかで密談する家族。 毛蟹が大好物な春海は、ネットで蟹は病人には良くない、蟹雑炊を作って光司の部屋まで持って行くという案を出し、そこまでして蟹を食べたいの?と祖母に呆れられる。 このくだりは面白かった。 そして春海が持って行くと光司は感激、それを見て春海は「下で毛蟹食べるけど来る?」「私の作った雑炊だから美味しくないかもだけど」「お大事に」涙を滲ませて雑炊を食べる光司。いやあ、いいやり取りだったなあ。ぶっきらぼうながら光司を思いやる春海が可愛かった。 《モンブランと亀》 満が明日香の家に泊まって帰って来ない。以前、年上の女性のヒモになった事がある満の事を母や綾子は心配し、光司は僕に任せてくれませんか?と言って、説得して満を連れ戻そうとする。ヒモかヒモじゃないかは、相手に愛があるかどうかだからと言う満は「今回は本気と思って貰ってもいい」ときっぱり。 明日香もニートの経験者。脱したのはある人から「嫌じゃ無い事から始めてみたら?」と言われたから。何かをしなければやりたい事にも出会わないからと言う明日香の言葉に満は「完璧に腑に落ちた」 そして満は着替えと愛亀のボルトを入れた水槽を持ち、明日香のタワマンに移る。 うん、明日香の言葉だから腑に落ちたんだよね。だって誰でも言いそうな普通の言葉だもん。明日香は男の出入りが激しいみたいだし、満は短期間で出戻りしそうだけどね。 演出=中島悟

No.13 19/11/10 13:40
匿名 

>> 1 【シーズン枠外ドラマ】 「少年寅次郎」3話まで終了。 昭和20年の大晦日、平造は我が家に帰還するが一言も喋らず、あんなに可愛がっ… 【シーズン枠外ドラマ】

「少年寅次郎」4話まで終了。

昭和24年、平造は相変わらず寅ちゃんに辛く当たり冷たい言葉を吐く。小さい時は何を言われてもシュンとしていた寅ちゃんが、体も大きくなった最近は時々顔が怒っている、それが心配だと言う母親の光子。
平造は何であんなに寅次郎が嫌いなのか?顔は捨てて行った母親似で中身は自分に似ているから苛々するのだろうか。

そんな時、実母のお菊が寅次郎に会いにいきなり学校に押し掛けて来た。気のいい散歩先生はお菊を待機させ寅の気持ちを聞いていたら、気短なお菊は勝手に部屋に入って来て、一方的に喋り続ける。目を見開いてずっと無言の寅ちゃん。これは本当に可哀想。図体はデカくても中身はまだ子供。実母の存在は知っていても、自分を捨てた女が目の前に立っている衝撃。
お菊は謝り続けおもちゃと万年筆を渡し去って行く。

自分のおもちゃを入れた引き出しに、お菊から貰った物を隠す寅ちゃん、後でそれを見付け、帝釈天で会って「お子さんは?」とか聞いてきた女を思い出し、寅ちゃんの実母ではとピンと来る光子。御前様に無理難題を吹っ掛けたり変な女だったから、あれは忘れないわな。

お互いに何も言わない光子と寅ちゃん。
散歩先生の娘で寅ちゃんが密かに憧れている夏子が、バイオリンのレッスン後にくるまやに団子を買いにやって来る。上機嫌で夏子を見送る寅ちゃん。平造がバイオリンに目を付け、どうせ庶民を見下しているんだと決め付けた事にキレた寅ちゃんは、本気で平造に殴り掛かろうと突進、すんでのところでおいちゃんが抱き止め、驚愕する平造、平造を睨み付け外へ飛び出す寅ちゃん、追い掛けるが腰が痛くて動けなくなる光子。
こうなる事を危惧していた光子だけど、肝腎な時に体に異変が…。

予告だと恐らく光子は…。桜をおいちゃん達に託して寅ちゃんは旅立つんだねえ。
もうここからフーテンがスタートするのかな。切ないなあ。

演出=船谷純矢



  • << 24 【シーズン枠外ドラマ】 「少年寅次郎」全5話終了。 昭和24年、寅次郎12歳の秋。 父親を突き飛ばした後家出をした寅ちゃんは啖呵売の政吉の話芸に夢中。防空壕跡で寝泊まりし、食事はおいちゃんの手引きでさくらが届けていた。 皆の様子で察知していた光子は頃合いを見て迎えに行き、寅ちゃんは腰を痛がる母をおんぶして帰る。いつの間にか逞しくなっていた寅ちゃんに嬉しそうな光子。 病院を嫌がる光子に皆で一計を案じ、つねが痛がり付き添いを光子に頼むという小芝居を打って強引に受診させ、膵臓癌の末期と分かりそのまま入院。 酔って来て、現実を認めない平造とそれを見て悟る光子。勝手な父親に腹を立てる寅ちゃん。 「大事な話をしようとすると逃げて行く寅ちゃんは平造さんそっくり。似た者同士だと思うんだけど、これって上手く行かないのかねぇ」と光子。やっぱり二人は同族嫌悪なんだね。 今度は素面で見舞いに来て、そっと光子の手を握る平造。その手にゆっくりと頬を寄せる光子。この夫婦にしか分からない感情の機微に落涙。井上真央の痩けた頬からゆっくりとカメラを動かして行く演出も、二人の演技も素晴らしかった。 それなのに、いやだからこそなのか平造は妻の葬式にも帰らず、寅次郎が喪主代理を立派に務めた事を知ると、仏壇の前の寅次郎に散々悪態をつく。仏壇に「母ちゃんごめん」と言ってから、寅次郎は平造を突き飛ばし馬乗りで殴る。今回は少し殴らせてから止めるおいちゃん。切ない。 俺と父ちゃんは一緒に居ない方がいいんだと悟った寅次郎は「おいちゃん、おばちゃん、さくらを頼みます」と言って家を出て行く。 だいぶ経ってからやっと追い掛ける平造だが後の祭り。 あの時…夏子に頼まれて鯉を釣ろうとするが上手く行かない寅次郎を影から手助けしていた様に、平造は寅次郎が憎い訳では無いのだ。愛情も持っている、でも顔を合わせると針の様な言葉を投げ付けてしまうのだ。このどうにも焦れったい平造と寅次郎の同族嫌悪が、後のフーテンの寅さんを生む原因だったとはね。 最後は政吉に見守られ啖呵売をする寅次郎の姿で終わる。その口上は当然だがまだ拙い。でも生き生きとした表情と笑顔は、後の寅さんそのものだった。 井上真央の丁寧な演技と存在感、二人の子役寅ちゃんの純朴な演技と奇跡の顔面相似。唯一の不満が「5話なんて短過ぎる!」だった。 演出=岡崎栄

No.14 19/11/10 19:20
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

「リカ」5話まで終了。

脚本家が交代し第二部に突入。
3年後でリカは無職。ネットで取り寄せのミートソースを毎回配達しているらしい女性が心配して、マッチングアプリを勧めてリカもその気に。
引っ掛かったのが仕事のリサーチにアプリを利用した映画プロデューサーの本間=偽名は神宮寺(大谷亮平)で、会って直ぐに恋に落ちるリカ。

その後はメール攻勢、本間がうっかり電話番号を教えてしまった為、非通知の電話の連打(笑)出ないから留守録びっしり。
それまでは新メンバー紹介もあるし、何かのっぺりしていて退屈だったのだが、この怖~い連打でリカらしさ全開。

本間が非通知拒否設定にすると、今度は直接会社に乗り込んで来た!
実は初めて会った日に仕事のトラブルで帰った本間の後をつけて、会社を特定し、出て来た女性社員との会話で本間と呼ばれている事を確認済みだったのだ。

いいよー、これこそリカだ。

本間の会社に“事務員は見た!”の千秋(夏菜)が転職していたのは、ちょっとやり過ぎかな。

本間は妻・葉子(徳永えり)の浮気が原因で別居中。離れて暮らす娘・亜矢(稲垣来泉)が可愛くて仕方ないという設定。

あのリカだから問答無用で本間の家庭はメチャメチャにされそう。(来泉ちゃんには手を出さないでね😨)

脚本=嶋田うれ葉 演出=松木創

  • << 26 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ」6話まで終了。 リカに見付かってしまった千秋は、リカの差し出す何万かのお金に負けて情報提供者になってしまう。 本間はリサーチだったからもうこれで終わりにしたいと謝罪するがリカは暖簾に腕押し、挙げ句の果てにマンションのドアに、リサーチ料として渡した3万円を貼り付けて去って行くという恐怖の嫌がらせ。 (住所も新しい電話番号も千秋から流出しているのだが、本間は勿論知るよしもない) ビビった本間は坂井に相談、探偵の原田にリカの調査を頼む事に。 花村病院の件は焼死ではない疑いも有ったが、調べても犯人が分からず3年で捜査打ち切りになっていたっておったまげ~(笑)ここまで無能に描かれる警察が可哀想。 坂井から、探偵に調べさせるのは簡単、本間さんがあんたみたいなキモいの相手にする筈がないと言われたリカは、例の舌打ちと死ねばいいのに!そして陸橋の階段から突き落とされて坂井は亡くなる。昼間なのに目撃者無しで、本間達は不注意事故だったと納得する。(まあそうか、花村病院の件にリカがどう絡んでいたのかまでは知らないしね) 原田の住所と電話番号をLINEで送った千秋に、今度は本間の妻と娘の情報が欲しいとリカの返信。怖い怖い。 千秋も離婚して実家に戻り父が入院でお金が必要とは言え、何で怪しそうって分かっていたリカの言いなりになるかねえ。あの財布の札束から1回で3万、5万と出されると、目が眩んじゃうのかねえ。 てかリカは何でそんなにお金持ちなの? 脚本=嶋田うれ葉 演出=下向英輝

No.15 19/11/10 22:49
匿名 

>> 3 「グランメゾン東京」3話まで終了。 今回はマリ・クレール・ダイニングが主催するフランス料理コンテストの話。 グランメゾンにもライター… 「グランメゾン東京」4話まで終了。

邪魔が入ってそれを切り抜けるとまた邪魔が入る、最後には勝つけど簡単には勝たせないベタな展開、だけど助演、脇役にもキャラが立つ様に順に時間を割き、キムタクだけが目立つ作り方はせず、だけどポイントポイントでは尾花のボソッとした呟きや独断専行、手際の良い料理場面等で主役としての印象付けも怠らない、その上ここが一番大事だけど料理のアイディアと見せ方が素晴らしい、これぞ王道エンタメドラマと言いたいし観ていて楽しい。

記事を書く為にリンダも来るプレオープンの日に、スパイ柿谷はウニの下処理をせずに逃げて江藤(手塚とおる)の車に。魚料理を出せなくなるので「リンダさんの酷評も決まりやな」と口を半開きにしてほくそ笑む手塚とおる。その瞬間アゴが鳴る!と思ったのは私だけじゃ無いのでは?(分かる人には分かる(笑))

招待されていた祥平が手伝ってウニのピンチは切り抜け、後日リンダは絶賛記事を書く。但し末尾に“…傷害事件を起こしたあの尾花がスーシェフを務めている…”と添えて。

久住とリンダの会話から、リンダはどうもエスコフィユ事件で尾花を嵌めた人物をあぶり出そうとしているみたいだ。でもまだ尾花の味方になるのかは分からない。
柿谷で失敗した江藤は、今度は芹田を月10万でスパイに誘い、芹田はお金を受け取ってしまう。(きっと後で反省する展開いだよね?)

リンダの揺さぶりで危機に立つグランメゾン、予告では尾花がカレーを作ってた!
どんなカレーなのか超楽しみ!

演出=山室大輔

  • << 25 「グランメゾン東京」5話まで終了。 記事が拡散され、祥平が美優の父を騙す形で融資の口利きを頼んだ事がばれてしまい、父親から娘とは別れろ、ホテルも辞めさせると言われた祥平。 美優がグラメに来て尾花のせいだと泣きながらぶちまけた為、祥平がグラメの為に裏で動いていた事が皆に分かってしまう。 客が来ず余った食材を捌く為に、スリースターズと屋号を変えてフードフェスで極上のカレーを出す尾花達。祥平も手伝う。美味しさはネットで伝わり大盛況。 丹後は祥平の動きから推理をしてナッツ混入はお前なのか?と聞く。認めた祥平に絶対に公表するな、フレンチで生きて行けなくなると丹後。菊之助の目の演技と丹後の人間性が一致していないから混乱する(笑) 待ってましたの江藤の横槍で出店禁止、スリースターズはグラメの別名とバラされてまたまた閑古鳥。 久住が来たタイミングで京野が「実は俺なんだ。俺がやったと記事にしてくれ」と言い出した。これをやりたくてずっと“京野怪しい”とミスリードをしていた訳ね。祥平が犯人だと思っていたらやっぱり京野なのか!って…ならないわそんなもの(笑) 京野と尾花の俺だ!お前じゃない!の言い合いが続き、倫子がキレる。「事件なんてどうでもいい、勝手に言ってろ!食べたくなきゃ食べなきゃいい。私達の料理を喜んでくれる人がいる。何も間違ってないよね」やっぱり鈴木京香はいい。こういう台詞を言っても浮かない。説得力がある。 祥平は尾花が作った賄いを食べながら「俺のミスだったんです」と告白するが、尾花は分かっていたかの様に受け止めてから話を反らし、絶対にフレンチはやめるなと言い渡す。 スリースターズの味が忘れられない客のWeb予約が次々に入り、グラメはやっとフレンチレストランとして動き出す。 それを見届けた祥平はgakuのスーシェフとして働き出す。 次回はトップレストラン50でランク争いをするみたい。競うの好きね(笑) 演出=塚原あゆ子

No.16 19/11/12 00:26
匿名 

【ここまでの短評】

「シャーロック アントールドストーリーズ」6話まで終了。

女子高生の綾香(吉川愛)が前世で殺人をしたと言い出し、実際に彼女が生まれる前の推定20年前のものと思われる白骨死体が見付かる。
綾香はPTSDで宇井(和田正人)のカウンセリングを受けており、宇井は綾香の母・美樹(霧島れいか)に恨みが有った為、その復讐として他人の殺人自白カウンセリングビデオを綾香に見せて、記憶の書き換えをしていたのだ。
だがそれは綾香の嘘で、母親に対する反抗で皆を騙そうとしていたという話。

まあ、とんとんと破綻無く話は進み、宇井にとってのどんでん返しは有ったけど、今回はちょっとひと休み回だったかな。
ラストにカウンセリングビデオの告白女に殺人を指示したのは“守谷壬三”だったという事実が出た。あの伊藤歩が心酔し道を踏み外した時に出した名前だ。ここから縦軸は動くのかな?

演出=野田悠介

「ハル~総合商社の女~」4話まで終了。

今回は、業績が芳しくない子会社の映画制作配給会社の出向社長(宮川一朗太)を、数字を追う事だけにとらわれず、いい企画の作品は作らせてやって欲しいと、映画好きな和田が説得する話。
うーん、いつにも増してトントン拍子感が半端無く、ゲスト3人の人物設定も上っ面を撫でただけみたい感じで、4話中一番の駄作だった。

演出=都筑淳一
※今回は脚本家のメインとサブが入れ替わっていた。その影響かな。


  • << 27 「シャーロック アントールドストーリーズ」7話まで終了。 推理好きな少年虎夫が、行方不明のじっちゃん(伊武雅刀)を探して欲しいと獅子雄に頼み、3人で“捜査”する話。 獅子雄の少年時代の学校での出来事を若宮に話すシーン、同級生が全部人形って演出は意表を突いていて面白かった。 二人組の誘拐犯がじっちゃんを両側から抱え上げる時に、足側の犯人が斜めの地面で支えられなくて一度落としたので、一人は多分腕力の弱い女性?と分かり、その後じっちゃんの通っていた介護施設の担当者の女性と、施設長の男性が並んで立ったのを見て多分この二人が犯人で、車は日常的に界隈を走っているから目立たない施設の車を使ったのだろう事までは想像出来る作りになっていた。 じっちゃんは実はボケてなんかいなくて、引退した昭和の二人組大泥棒の片割れだった、だから犯人が開かない金庫を開けさせる為に誘拐したという真相は捻りが有って面白かった。 少年と若宮が働いた分、江藤達の出番はちょっとだけだったが、たまにはこういうのもいいかな。 脚本=東山狭 演出=西谷弘 (初めて井上さんが脚本協力になり、メインから外れた)
  • << 28 「ハル~総合商社の女~」5話まで終了。 今回は五木鉄鋼がベトナムに進出するに当たり、事前の認知度アップイメージ戦略を担当する話。 日本で活躍するベトナム人女流棋士とのスポンサー契約を結び、トーナメントのスポンサーになる事も立案、彼女のマネジメント会社に行き提案をするが、マネージャーの寺尾(野間口徹)は慎重な口振り。 ライバル企業とのコンペになり、あら野間口さんあっちに口利きしたの?と思わせておいて、実は「代理人は人のサポートが一番大事な仕事」という信念の持ち主で、彼の真意が分かった晴は素早く方針転換、誠意を前面に出したピンポイント提案で寺尾を落とす事に成功。 対局の場では規則でロゴは出せないと言う寺尾に、お盆とかにでもと食い下がり、強い口調で寺尾からたしなめられる晴。このシーン、寺尾はフェアな人なんだ、晴だって読み違いはするんだというのが伝わる上手い演出だった。 ※和田との親子3人の会食を川上に見られ、そこからあっという間に“晴と和田は付き合っている”という噂が会社中に広まってしまう。川上のガン見演出はしつこかったけどね。次回、本当の事を皆に言うのかな。 演出=土方政人 (今回の脚本は龍居さんのみ)

No.17 19/11/13 00:26
匿名 

>> 6 「まだ結婚できない男」5話まで終了。 まどかの発案で縁結びで人気の鎌倉の神社に3人(有希江、早紀)で行こうとしたが、待ち時間が長いので… 「まだ結婚できない男」6話まで終了。

今回は偏屈で皮肉屋の桑野が全開で面白かった。
『やっくんのブログ』が3位にまで上がって来て、1位も近いと気が気ではない桑野。まどかをせっつくがまだ情報開示されていないとあしらわれ、更に苛々。

まどかと母親の関係が上手く行っていないと知ると、皮肉たっぷりに突っ込みまどかを不愉快にさせる。

英治に薬丸を探らせていた桑野はその情報から「薬丸犯人」を確信し、ジムで薬丸をじっと見詰め、サウナでは側ににじり寄り話し掛けるのだが、言葉のチョイスが危なっかしかったので、これは薬丸は言い寄られていると勘違いしているなと思ったらやっぱり(笑)この時の阿部寛のねっとりした視線とそれを感じておののくデビット伊東との、掛け合い漫才みたいな演技には大笑い。

『やっくん』は開示され、犯人は見ず知らずの元桑野ファンで、今は人生が上手く行かず勝手に桑野を逆恨みしていた普通のサラリーマンだった。

終盤ではまどかを怒らせて結果的に母親と電話で仲直りをさせるというウルトラCを発動。それを計算してやっている訳では無いのが桑野の桑野たる所以。

今日はバランスが良かった。

演出=小松隆志

  • << 29 「まだ結婚できない男」7話まで終了。 カフェの経営権を譲渡される話だった筈が、会社内の対立の煽りを受けて雇用契約を解除する話にすり替わり焦る有希江。 その対立に知らぬ間に巻き込まれ、有希江のカフェとは知らずに業態転換のリフォームデザインを引き受けていた桑野。 デザイン画を渡した時点で初めて有希江のカフェだったと分かりこちらも焦る桑野。 デザイン画のサインからまどか達にバレて、この仕事は断るからと伝える桑野だが、桑野がやめても相手は他のデザイナーに頼むだけというまどか達の話を聞き、何も手伝わないぞと憎まれ口を叩きながらも気にする桑野。 この素直じゃない所がいかにもという感じで面白い。 結局相手が桑野にキックバックの話を持ち掛けて来た事から調べ始め、その専務の不正を確信、匿名で会社に伝えて調べさせ専務は失脚する。 自分がアシストした事はおくびにも出さず、喜ぶ有希江達を横目で見ながら至福のコーヒー1杯を味わう桑野。 今回はすっかり“いい人”になってしまった桑野。あまり毒気が抜けちゃうと桑野らしくないし、さりとて毒気が強過ぎてもバランスが悪くなるし、意外と難しいのかな丁度いい塩梅にするって。 自分の手柄で自分の安らぎの場所を守れたのが余程嬉しかったのか、カフェの新しい置き看板をデザインしてプレゼントした桑野、若くも無いんだし人ってそうは変われないと思うのだが、やっぱり丸くなって来ているのかしら? ※気分のいい桑野がスイッチを入れると流れて来たのはまさかのフリオ・イグレシアス(笑)でも♪ナタリー~と歌い出すと「違うな」と言ってアレクサみたいなのに命令、流れて来たのはまさかの「ひまわり」のテーマ曲。一瞬であの一面のひまわり畑とソフィア・ローレンの顔が浮かんで来た。音楽ってスゴいわぁ。 今回一番萌えたのはこのラストシーンだったかも(笑) 演出=三宅喜重

No.18 19/11/13 13:56
匿名 

>> 7 「G線上のあなたと私」4話まで終了。 幸恵の義母は右半身が不自由な体となり、今は一人では歩けずトイレにも行けない。幸恵の負担を考え夫は… 「G線上のあなたと私」5話まで終了。

声を掛けて来た智史が何て言って来るのか、ABCとパターンを変えて妄想する也映子の姿からスタート。そこにはオチで必ず理人が出て来るのだが、現実は…「彼女さんは…?」「親父が脳梗塞で倒れて入院したら、結婚出来ませんと言われた」という、しょっぱいDパターンだった。
でも也映子も幸恵と理由は違うけど「ざまあみろ」なんて思えない。一度本気で好きになった人の事は嫌いにはなれないのだ。

今回も幸恵の“名言”が…。也映子から旦那さんの浮気は許せるのかと聞かれ、「時間かなあ、捨てられないのよ。いろいろな積み重ね、捨てられない」腹の立つ事も一杯有ったけど、時々姑から庇ってくれたとか、優しい言葉を掛けてくれたとか、塵も積もれば山となるじゃないけど、思い出もかけがえのない宝物になって行くんだね。
体が不自由で化粧なんてしなくていいと拗ねる義母に「お義母さんが自慢だったんですよ。だから近所に自慢出来る綺麗なお義母さんでいて下さい」と言って、化粧をしてあげる幸恵。みるみる顔に生気を取り戻して行く義母。と同時に幸恵が輝いていた日々を思い出したのか、バイオリンの練習に行ったら?と勧めてくれる。
これだね、押したり引いたり、そこに真心は有るのかって事だね。

えなりかずきは結婚に前のめりタイプで、初デートに新居候補一覧を持参して来て也映子はドン引き。
“結婚がしたい”と“この人と結婚がしたい”は全然違う事に今更ながら気付く也映子。

眞於は左手の局所性ジストニアに罹患し演奏家を諦めた、その事実を侑人には伝えていなかった。いつも俺に本音を言わなかった眞於、言ってくれなきゃ分からないよと理人に吐き出す侑人。うん、理人も言ってたけど、侑人は感情ダダ漏れの今の嫁と結婚して正解だったね。

次回はまた“3人でバイオリン”の時間が戻って来るみたいで楽しみ!

演出=金子文紀

  • << 30 「G線上のあなたと私」6話まで終了。 部屋の片付けをしていた也映子の母はたまたま智史の結婚式招待リストを見付けて、返しがてら智史の母に会いに行き、夫の入院や智史の結婚が駄目になった事を知る。 「一緒にお見舞いに行こうか?」と言う母に「お母さんは優しいね」と也映子。 結局一緒に行く也映子も優しいんだけどね。 母は智史とよりを戻して貰いたい様子。智史の両親を見て結婚しても大丈夫と思ったという過去が有ったからなのね。智史自身には娘が手酷い仕打ちを受けたのにね。 この話を幸恵から聞いた理人は「いいんじゃないんですか、モトサヤで!」と何故か荒ぶる。 そして後日カラオケルームで也映子に会った時には話の流れで興奮し「自分に何も無いからって、俺や北川さんに執着するのやめて貰えますか?」と、キツい言葉をぶつけてしまう。 理人にとって眞於は“ほっとけない人”だけど、今それは人間愛からの感情に変わりつつあるのね。本人がはっきりとは気付いていないだけで。いや気付いていたのかな?あの“シャッタードン”の時の流れを、也映子には覚えていないと言っていたのに「あの時泣いて一緒にバイオリンを続けたいと言われたから…」って、うっかり白状してたから(笑) 眞於もホントによく分からない人。こちらも“ほっとけない”侑人が誘えば会いに行っちゃうし。こういうのを魔性の女と言うのかしら。 楽器店でばったり会い防音室で試し弾きをする也映子と理人。3コン(3人のコンサート)候補曲「サムワン」を理人が弾き聴きいる也映子。 新しい弓を買い帰り道「サムワン」の正式タイトルを聞き、その意味を教えて貰う也映子。「私を見ていてくれる人」……。 也映子の松ヤニが残り少なくなっていたのを知っていて、誕プレとして買ってくれた理人。それが分かった瞬間、也映子は思う「人間愛で収まらなくなったら…?」 二人の感情はこのまま恋へと進むのか?それとも…。うん、いい終わり方! 演出=竹村謙太郎

No.19 19/11/14 00:30
匿名 

>> 8 「同期のサクラ」5話まで終了。 今回は入社5年目の2013年。 同期の前ではいつも明るく自信満々、都市開発部では“よいしょの葵”とし… 「同期のサクラ」6話まで終了。

今回は入社6年目の2014年秋の話。
すみれの娘・つくしは8歳、思った事は口に出し納得の行かない事を有耶無耶にはしない性格…あら誰かさんそっくり(笑)

社長肝入りの「女性研修セミナー」開催のリーダーを任されたすみれは、講師とマネージャーの度の過ぎた要求に振り回され、会社に連れて来ていたつくしにペコペコ謝ってばかりの姿を見られ、その夜言う事を聞かない娘を叱ったら「お母さんの仕事って謝る事だけなの?スッゴいカッコ悪いんですけど」と返されて、思わず叩いてしまう。別れた夫の方に行ってしまった娘。

セミナー当日、つくしを連れて来る桜。
すみれにどう話したのかと聞かれ、つくしには見えていない会社での仕事について説明した、そして「お母さんと一緒に居たいのなら、自分に嘘をついたら駄目だと」言ったと。

セミナーが女性活用をアピールする為の、社長の点数稼ぎである事に腹を立てていたすみれは、講師と社長に皆の前で物申し、後日社史編纂室に飛ばされてしまう。

すみれは元々はバリキャリ志向だったけど、出る杭は打たれ続けて折れてしまい、結婚に逃げてしまった人だったんだね。
だから呆れながらも何だかんだ桜の面倒を見てあげて、夢を追い掛ける桜を応援してあげてたんだね。そんなすみれに桜は、若い頃に亡くなった自分の母親の面影を重ねていたのかな。

橋の着工が決まった様なのだが、肝心の祖父は具合が悪いみたいだし、桜は子会社に飛ばされたままだし、どうなるのかな。

演出=明石広人

  • << 31 「同期のサクラ」7話まで終了。 今回は入社7年目の2015年11月の話。 美咲島橋の工事が始まったが、桜は子会社のまま。黒川(いつの間にか常務)に呼び出されて土木部に行くと、部長の桑原から美咲島で行われる説明会に出る様に言われる。仕様変更について悪い噂が流れてしまったので、桜が話して安心させろという事だった。 土木部の葵も同行し、ついでに桜のおじいさんに挨拶したいと言い出したので、焦った菊夫も有給を取って一緒に行くと言いだす(笑) びっくりしたのは蓮太郎とすみれがつくし繋がりで付き合い始めていた事!(これで現在の百合の夫の線は無くなった?) 美咲島には何故か同期全員で到着。桜の祖父の歓待を受ける。皆が遠慮なく本音をぶつけ合い笑う様子を見た祖父は、桜に風呂の湯を張る様に言って、残った4人に自分はもうすぐ死ぬ、桜が天涯孤独になる事が心配でたまらなかったが、皆が居てくれれば桜は一人ぼっちにならずに済む、宜しくお願いしますと言って深々と頭を下げる。切ない親心に泣けた。 住民説明会の前に葵から、セメントの量が最初の仕様書より減らされている事を聞かされる桜。黒川が先に出世した為に焦り、利益を出して手柄にしたいのだろうと。桑原は安全基準は満たしているから問題ないの一点張り。 迷った桜は悩んだ末に「橋は架かりません、架けてはいけません」少しでも安全性に疑問のある物は架ける訳にはいかないと言い切り、桑原は激怒。 実家に戻ると祖父は亡くなっており桜は号泣。葬儀後引き出しを開けて調べていると、桜が毎月送った現金書留が封を切らないまま保管されていた。仕送りは桜の張り合いになるから、断らずに黙って受け取っていたんだろうね。 東京に戻った桜は祖父からの最後のFAXに気付く。桜は散ってもまた必ず咲くという励ましの言葉が3枚に分けて書かれていた。乱れた文字で感情をぶつけた文章を書いて送信する桜。じっと返信を待つがFAXは鳴らない。部屋中の物をぶちまけ荒ぶる桜。孤独の慟哭が聞こえて来る様だった。 出社せず連絡も取れない桜を心配した百合が部屋を訪ねると、スーツにリュックのいつもの姿で正座していた桜。(倒れているのかとドキドキしたわ)仕事に行かなきゃと立ち上がる桜。 どうしちゃったの?桜。 ※何と来週はお休みだって!ガックリ 演出=南雲聖一

No.20 19/11/14 13:55
匿名 

>> 10 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」4話まで終了。 ミチルの存在が思っていたよりウザく(知りたがり、お節介、察しない等)、若干視聴… 【シーズン枠外ドラマ】

「死役所」5話まで終了。

今回はハヤシ(俗名 林晴也)の話。
それまでは祖父に剣道を習う普通の高校生だったのに、祖父の病死をきっかけにそれまで自分に冷たかった父が、祖父の遺影を叩き付けて「お前は俺の子じゃない、親父の子だ」と、晴也の母と祖父の間に出来た不義の子である事を告げた時から、彼の人生は狂い始める。

茫然自失で祖父の骨をベランダから外に捨てる晴也。姉の理化は晴也を背中から抱き締め慰めるが、この時にカウンセリングを受けさせるとかしていればね。

晴也の同級生で付き合っていたまりあが、晴也に横恋慕した墨谷に虐めらている現場を見た晴也は、無言で担ぎ上げそのまま校舎の窓から捨てる。(骨を捨てた時の様に無表情で。超怖い演出)
晴也は退学だけ(少年院とかはどうした?)で済んだらしく「良かったね、軽い怪我だけで」と姉。この場面に驚愕した。墨谷は体の怪我は軽かったのかもだけど、逆さまに落とされて絶対PTSDになるケース、それなのに呑気なお姉さん。せめてここで本格的なカウンセリングを受けさせておけば、次の、妻まりあと浮気相手とその不義の子三人の殺害、そして死刑は無かったかもしれないのに。

と言うか、まりあはいくら虐めらていた墨谷とはいえ、その子を目の前で窓から捨てた晴也とよく結婚したなあと、そっちもホラーなんだけど。

ミチルに「お姉さんは殺人犯の弟を持っちゃったんだよね。幸せになっているといいね」と言われていたハヤシは、初めて反省したいと思う様になった、反省ってどうやるのかとシ村に尋ね、シ村が過去を振り返らせちょっとした助言をするという展開だった。
ご都合主義は目立ったが、ハヤシの“何故?”は良く分かる話だった。

甘々だった晴也のお姉さんがどうなったかは不明、ワンシーンだけでも表現出来る筈なのに残念。まあ死後の現世の事は分からないから描かないというのが徹底されてるわな。

※次回はまた一般人の仏様に戻る様だ。「これは経費で落ちません」の太陽くんがバーター出演。どんな演技をするか楽しみ。

演出=蔵方政俊


  • << 41 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」7話まで終了。 今回はイシ間が何故死刑になったのかの話。 戦災孤児となった姪のミチを引き取って、ミチは今14歳という話から始まって少しパニクった。えっ、イシ間っていくつなの?(後に答え合わせが有るまで、その違和感は引きずった) 石間は大工で戦後まだ貧しい時代だったが、畑仕事もして食べる物を賄い、ミチと二人幸せに暮らしていた。その幸せを二人の少年の兄弟が壊した。以前にミチが優しさから大根を分け与えたらまた物乞いに来て、ミチを襲ったのだ。 冷静に鍬を何度も振り下ろしまず弟を殺す石間。恐怖で逃げる兄を先回りして捕まえ、再び冷静に鍬を何度も振り下ろす石間。 ミチは病んでいる風だったが、何年か後に結婚、子供も出来た。 そして埋めておいた少年の遺体が見付かり石間は逮捕され、ミチが襲われたからという理由は一切言わなかった為、死刑になった。 そして死役所。シ村に老衰死課に連れて行かれるイシ間、と「おじちゃん」と声を掛けられる。振り替えると笑顔で駆け寄って来る老婦人。イシ間も直ぐに顔をくしゃくしゃにして「ミチ!」と呼び掛ける。 シ村が「ミチさんの人生史に石間徳治と書かれていたので、ひょっとしてと思って…ご本人は認知症です」驚きながらも認知症になっても自分の事は覚えていてくれたミチに感激するイシ間。 もうでんでんさんの芝居が素晴らしくて涙無しには観られなかった。 ミチが子供と孫に見守られて天寿を全うしたとシ村から聞き、泣いて喜ぶイシ間。 成仏の扉に連れて行きサインを求めると、旧姓の石間ミチと書く姪に「これで受理させて貰うわ」「83年と3ヵ月と21日お疲れさん」 悲惨な過去は全部忘れ、貧しくても幸せだった時代の記憶だけを持って成仏したミチ。笑顔で見送れたイシ間。 そしてイシ間に任期満了の辞令が。49日以内に成仏せよと。 逆算するとミチは戦前の生まれで年齢通りに老けていて、イシ間は死刑の時点で姿形は止まっているという事だったのね。ハヤシがほぼ年齢通りだから、何か混乱してしまった。 他の仏様は死役所に来たら、現世の者とは一切会えないという設定だけど、こういう形なら会えるんだなとちょっと意表を突かれた感じ。 脚本も、過去のシーンを細かくインサートして行く演出も素晴らしかった。強く印象に残る内容だった。 脚本=政池洋佑 演出=棚澤孝義

No.21 19/11/16 18:49
匿名 

>> 11 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」5話まで終了。 廉の同僚・原田(橋本じゅん)の妻が、みことの言葉通りの状況で亡くな… 【ここまでの短評】

「4分間のマリーゴールド」6話まで終了。

家の庭や部屋でもイチャイチャしちゃうみことと沙羅。藍が可哀想。
沙羅の部屋は引き戸だけどせめて閉めようよ。
何か話は進まず、かといって各々の心情が丁寧に描かれている訳でもなく、何を見せられているのか?って感じ。

演出=紙谷楓

「時効警察はじめました」5話まで終了。

今回はゲストの趣里のPR資料かって位、エキセントリックな役を上手く演じていて感心したけど、見所はそれだけ。
脚本もつまらないし、栗原くりごはんが全然面白くなくて話が上滑りしていた。
初回と向井理ゲスト回は面白かったのになあ。

脚本、演出=大九明子

  • << 32 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」7話まで終了。 今回は藍の進学問題で孤立した廉が、結局は料理の学校に行きたいという藍を許し、家長として肩肘張っていたからこそ諦めた既婚の元恋人に、「やっぱり好きだ」と告白、それを受けて千冬(磯山さやか)が「本当はまだ独身」と種明かしをするまでの廉ストーリー。 “視える”とか“義理の姉弟婚”とかの設定が無ければ、まあまあ成立していた話なんだけど、最後に付け足したかの如く沙羅が倒れ、主題は何なの、みことは沙羅の死を阻止する為に何か努力しているの?問題が改めて浮き彫りになった。 普通のストーリーにしちゃうと4兄妹弟全員演技力微妙問題も露見。 演出=城宝秀則 「時効警察はじめました」6話まで終了。 ブックや過剰演出を嫌いCEO(寺島しのぶ)に逆らった最強プロレスラー丸山(佐々木大輔)の、傷害致死の謎と犯人を暴く話。見所はDDT全面協力のプロレスシーンと、現役のプロレスラーにしては台詞が自然な演技をしていた佐々木位で、後は寺島しのぶ、柳葉敏郎を贅沢に使った割には費用対効果が悪かったな位の印象。 吉岡里帆の振り切った演技も、ストーリーが貧弱だから演出だけがヒートアップしていて浮いてたなあとしか…。 脚本=田中眞一 演出=大九明子

No.22 19/11/16 19:23
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」5話まで終了。

4話と前後編にした意味が分からない。
畑違いの医療事故調査委員会に天ノが指名された意味もよく分からないし、原因がヒューマンエラーだとしても、あのアルコールと生理食塩水が似た容器に入っていて、指摘が有っても放置されていたというくだりは、余りにもお粗末でがっかりした。

南雲博士まで投入して完成させたエモーションカメラの映像も、ライブ中継で何の説明も無く扱いが雜過ぎる。
前編であれだけ天ノの動きを封じ、病院と結託しているのではと見せ付けておいて、後編になったら実は中立に調べていただけと言い出した守康委員長(寺脇康文)のミスリードも雜過ぎる。

天ノに密着した『熱血列島』(情熱大陸のパロディ)とエモーションカメラのくだりを全部カットして、守康のミスリードの形にもっと知恵を絞れば1話にまとめられた筈。
でもまあ原因があれじゃあ、どのみち駄作の域は出ないか。

脚本=徳尾浩司 演出=笠浦友愛
(4、5話同じ)

  • << 63 【シーズン枠外ドラマ】 「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」9話まで終了。 何かどんどんつまらなくなっていて、レビューは書いていなかったのだが、残り2話の前編は脚本も八津氏に戻り、案件も事故調で本来扱うべき物だし、守康弁護士(寺脇康文)再登場に加え、成り行きで天ノの協力者となる九坂を岩城滉一が演じるという魅力の布陣。 果たして天ノは、南雲博士も味方に付けている清水自動車の、リコール隠しの悪事をどの様に暴くのか? 天ノがお金を渡しているホストに、一体何を頼んでやらせているのか? その辺が最終回の見所かな。 演出=福井允広

No.23 19/11/17 00:03
匿名 

>> 12 「俺の話は長い」5話まで終了。 《銀杏と爪切り》 子供の頃からの夢を実現したかどうかって期間の長さで決まるのか? 綾子「美容院を始… 「俺の話は長い」6話まで終了。

《毛蟹と体温計》
壇野から貰った生きた高級毛蟹2ハイを、発熱で会社を休み寝ている光司に内緒で4人で食べるか、光司にも食べさせるかで密談する家族。
毛蟹が大好物な春海は、ネットで蟹は病人には良くない、蟹雑炊を作って光司の部屋まで持って行くという案を出し、そこまでして蟹を食べたいの?と祖母に呆れられる。
このくだりは面白かった。
そして春海が持って行くと光司は感激、それを見て春海は「下で毛蟹食べるけど来る?」「私の作った雑炊だから美味しくないかもだけど」「お大事に」涙を滲ませて雑炊を食べる光司。いやあ、いいやり取りだったなあ。ぶっきらぼうながら光司を思いやる春海が可愛かった。

《モンブランと亀》
満が明日香の家に泊まって帰って来ない。以前、年上の女性のヒモになった事がある満の事を母や綾子は心配し、光司は僕に任せてくれませんか?と言って、説得して満を連れ戻そうとする。ヒモかヒモじゃないかは、相手に愛があるかどうかだからと言う満は「今回は本気と思って貰ってもいい」ときっぱり。

明日香もニートの経験者。脱したのはある人から「嫌じゃ無い事から始めてみたら?」と言われたから。何かをしなければやりたい事にも出会わないからと言う明日香の言葉に満は「完璧に腑に落ちた」
そして満は着替えと愛亀のボルトを入れた水槽を持ち、明日香のタワマンに移る。

うん、明日香の言葉だから腑に落ちたんだよね。だって誰でも言いそうな普通の言葉だもん。明日香は男の出入りが激しいみたいだし、満は短期間で出戻りしそうだけどね。

演出=中島悟



  • << 33 「俺の話は長い」7話まで終了。 《ジンライムと商店街》 体力的に仕事がキツくなって来た房枝は綾子と相談し、家を売って綾子の新居に移る事に。それを聞いた満は大反対。ルンバが健気に働けるのは帰る実家(基地)が有るからと、出ました話のすり替え(笑)俺も実家でしかフル充電出来ないって(笑) 光司が会社を辞めたのでポラリスを継ぎたいと言い出し、辞めたのを知らなかった綾子は大ショック、ベースをクラッチに預けている事も含めて、言い出せなかったのは姉ちゃんが悪いと満に責められ、涙を溜めて春海の迎えに行く綾子。小池さん上手かったなあ。 クラッチで1杯飲みベースを引き取って帰る綾子。迎えに来た光司は音楽で食べて行く気はないよ、綾子はベース全部処分しろなんて言ってごめんと、お互いに素直になって今の気持ちを話し合う。光司のバンド時代も含め積み重ねて来た時間があるから理解も反省も出来る二人、素敵なシーンだった。 《カレーライスと実家》 明日香に言われずっと考えていた満のやりたい事の結論が“明日香のサポート”望む事は何でもする。 「それが答え?何で喜んで貰えると思ったの?」「真剣に自分の人生を考えて来た人間が明日香の為に裏方に回ってもいいって言ってるんだよ」「そんな事は求めてない。状況だけ見たらヒモと変わらないよ」 「誰よりも働きたい気持ちが有るって言ったから力になりたいって思ったし好きになったの。私の側に居てそんな楽な答えしか選べないなら、もう一緒に居ない方がいいと思う。」もう明日香の言ってる事全部が“腑に落ちる!” 甘ったれ君はボルトを抱えてネカフェに泊まり、翌日実家に帰る。「ボルトの調子が悪いので」を理由に(笑) ウチのカレーはいっつも同じ味と言っておかわりする満。これでフル充電したらしい。 実家は査定が安く売らないし、光司は適性が無くポラリスを継ぐ話も無かった事に。 あらこれで振り出しに、いや振り出しどころか無職が二人になっちゃった(笑) 演出=中島悟

No.24 19/11/17 13:48
匿名 

>> 13 【シーズン枠外ドラマ】 「少年寅次郎」4話まで終了。 昭和24年、平造は相変わらず寅ちゃんに辛く当たり冷たい言葉を吐く。小さい時… 【シーズン枠外ドラマ】

「少年寅次郎」全5話終了。

昭和24年、寅次郎12歳の秋。
父親を突き飛ばした後家出をした寅ちゃんは啖呵売の政吉の話芸に夢中。防空壕跡で寝泊まりし、食事はおいちゃんの手引きでさくらが届けていた。
皆の様子で察知していた光子は頃合いを見て迎えに行き、寅ちゃんは腰を痛がる母をおんぶして帰る。いつの間にか逞しくなっていた寅ちゃんに嬉しそうな光子。

病院を嫌がる光子に皆で一計を案じ、つねが痛がり付き添いを光子に頼むという小芝居を打って強引に受診させ、膵臓癌の末期と分かりそのまま入院。
酔って来て、現実を認めない平造とそれを見て悟る光子。勝手な父親に腹を立てる寅ちゃん。
「大事な話をしようとすると逃げて行く寅ちゃんは平造さんそっくり。似た者同士だと思うんだけど、これって上手く行かないのかねぇ」と光子。やっぱり二人は同族嫌悪なんだね。
今度は素面で見舞いに来て、そっと光子の手を握る平造。その手にゆっくりと頬を寄せる光子。この夫婦にしか分からない感情の機微に落涙。井上真央の痩けた頬からゆっくりとカメラを動かして行く演出も、二人の演技も素晴らしかった。

それなのに、いやだからこそなのか平造は妻の葬式にも帰らず、寅次郎が喪主代理を立派に務めた事を知ると、仏壇の前の寅次郎に散々悪態をつく。仏壇に「母ちゃんごめん」と言ってから、寅次郎は平造を突き飛ばし馬乗りで殴る。今回は少し殴らせてから止めるおいちゃん。切ない。

俺と父ちゃんは一緒に居ない方がいいんだと悟った寅次郎は「おいちゃん、おばちゃん、さくらを頼みます」と言って家を出て行く。
だいぶ経ってからやっと追い掛ける平造だが後の祭り。
あの時…夏子に頼まれて鯉を釣ろうとするが上手く行かない寅次郎を影から手助けしていた様に、平造は寅次郎が憎い訳では無いのだ。愛情も持っている、でも顔を合わせると針の様な言葉を投げ付けてしまうのだ。このどうにも焦れったい平造と寅次郎の同族嫌悪が、後のフーテンの寅さんを生む原因だったとはね。

最後は政吉に見守られ啖呵売をする寅次郎の姿で終わる。その口上は当然だがまだ拙い。でも生き生きとした表情と笑顔は、後の寅さんそのものだった。

井上真央の丁寧な演技と存在感、二人の子役寅ちゃんの純朴な演技と奇跡の顔面相似。唯一の不満が「5話なんて短過ぎる!」だった。

演出=岡崎栄

No.25 19/11/17 23:58
匿名 

>> 15 「グランメゾン東京」4話まで終了。 邪魔が入ってそれを切り抜けるとまた邪魔が入る、最後には勝つけど簡単には勝たせないベタな展開、だけど… 「グランメゾン東京」5話まで終了。

記事が拡散され、祥平が美優の父を騙す形で融資の口利きを頼んだ事がばれてしまい、父親から娘とは別れろ、ホテルも辞めさせると言われた祥平。
美優がグラメに来て尾花のせいだと泣きながらぶちまけた為、祥平がグラメの為に裏で動いていた事が皆に分かってしまう。

客が来ず余った食材を捌く為に、スリースターズと屋号を変えてフードフェスで極上のカレーを出す尾花達。祥平も手伝う。美味しさはネットで伝わり大盛況。

丹後は祥平の動きから推理をしてナッツ混入はお前なのか?と聞く。認めた祥平に絶対に公表するな、フレンチで生きて行けなくなると丹後。菊之助の目の演技と丹後の人間性が一致していないから混乱する(笑)

待ってましたの江藤の横槍で出店禁止、スリースターズはグラメの別名とバラされてまたまた閑古鳥。
久住が来たタイミングで京野が「実は俺なんだ。俺がやったと記事にしてくれ」と言い出した。これをやりたくてずっと“京野怪しい”とミスリードをしていた訳ね。祥平が犯人だと思っていたらやっぱり京野なのか!って…ならないわそんなもの(笑)
京野と尾花の俺だ!お前じゃない!の言い合いが続き、倫子がキレる。「事件なんてどうでもいい、勝手に言ってろ!食べたくなきゃ食べなきゃいい。私達の料理を喜んでくれる人がいる。何も間違ってないよね」やっぱり鈴木京香はいい。こういう台詞を言っても浮かない。説得力がある。
祥平は尾花が作った賄いを食べながら「俺のミスだったんです」と告白するが、尾花は分かっていたかの様に受け止めてから話を反らし、絶対にフレンチはやめるなと言い渡す。

スリースターズの味が忘れられない客のWeb予約が次々に入り、グラメはやっとフレンチレストランとして動き出す。
それを見届けた祥平はgakuのスーシェフとして働き出す。

次回はトップレストラン50でランク争いをするみたい。競うの好きね(笑)

演出=塚原あゆ子




  • << 35 「グランメゾン東京」6話まで終了。 gakuに祥平が来て丹後は二人で新メニュー作り。それが面白くない柿谷(大貫さん、ずっと出るのかな?)。 グラメでは祥平の話が出て芹田は面白くない。 実力も気概も無い二人が自分は出来ると勘違いをして、柿谷は芹田がグラメから盗んだレシピで不味い鰆料理を作り江藤を怒らせ、芹田は洗わない包丁で鰆をさばき尾花の逆鱗に触れ、エプロンを叩き付けて「辞めてやる!」 何で男は劣等感を持って嫉妬したり、自分を大きく見せようとしたりするのか。 全てをお見通しだったみたいな京野達は、退職金代わりにグラメで客として食事をさせ、芹田がさばいた鰆で新メニューを出す。試食していた味との違いに気付く芹田。何故怒ったのかを説明する尾花。(必要な時に言葉が足りない男も困り者なんだけどさ) 芹田は土下座してレシピをgakuに渡したと告白するが、皆は何故か笑う。 一流シェフはレシピが外に出ても気にしていない。素材や気候に合わせて微妙に調節する、それはそのシェフにしか出来ない……だそうだ。(本物の一流シェフ、ナメんなよって事ね) 芹田は復帰。 久住もホールスタッフとして働き始めた(語学力が有りソムリエの資格もあるからだって)。履歴書を見た京野の反応から、恐らく久住の父親がエスコフィユと何か因縁が有って、恨み骨髄みたいな感じなんだろうな。 一難去ってまた一難、でも面白い。 ※尾花と倫子がメニュー作りを始めると二人だけの世界になり、入り込めない京野はちょっと寂しそう。えっ!?嫉妬してる? 演出=青山貴洋

No.26 19/11/18 00:40
匿名 

>> 14 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ」5話まで終了。 脚本家が交代し第二部に突入。 3年後でリカは無職。ネットで取り寄せのミートソー… 【シーズン枠外ドラマ】

「リカ」6話まで終了。

リカに見付かってしまった千秋は、リカの差し出す何万かのお金に負けて情報提供者になってしまう。

本間はリサーチだったからもうこれで終わりにしたいと謝罪するがリカは暖簾に腕押し、挙げ句の果てにマンションのドアに、リサーチ料として渡した3万円を貼り付けて去って行くという恐怖の嫌がらせ。
(住所も新しい電話番号も千秋から流出しているのだが、本間は勿論知るよしもない)
ビビった本間は坂井に相談、探偵の原田にリカの調査を頼む事に。
花村病院の件は焼死ではない疑いも有ったが、調べても犯人が分からず3年で捜査打ち切りになっていたっておったまげ~(笑)ここまで無能に描かれる警察が可哀想。

坂井から、探偵に調べさせるのは簡単、本間さんがあんたみたいなキモいの相手にする筈がないと言われたリカは、例の舌打ちと死ねばいいのに!そして陸橋の階段から突き落とされて坂井は亡くなる。昼間なのに目撃者無しで、本間達は不注意事故だったと納得する。(まあそうか、花村病院の件にリカがどう絡んでいたのかまでは知らないしね)

原田の住所と電話番号をLINEで送った千秋に、今度は本間の妻と娘の情報が欲しいとリカの返信。怖い怖い。

千秋も離婚して実家に戻り父が入院でお金が必要とは言え、何で怪しそうって分かっていたリカの言いなりになるかねえ。あの財布の札束から1回で3万、5万と出されると、目が眩んじゃうのかねえ。
てかリカは何でそんなにお金持ちなの?

脚本=嶋田うれ葉 演出=下向英輝





  • << 34 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ」7話まで終了。 ストーカーは自分がストーカーではないと認識しているからストーキングが出来る。 だから怖い自称28歳。 リカに待ち伏せされ追い掛けられてタクシーに飛び乗る本間。運転手がアクセルを踏んでも踏んでも追い掛けて来るリカ。リカだけ倍速掛かってんのか~い(笑) 高速に乗って逃げ切った本間。佇むリカは全く息切れ無し。 「リカはストーカーじゃない!」はい、貴女はストーカーじゃない、サイボーグですキリッ 千秋の協力で原田が本間のマンションでリカを張っている事を知ったリカは「チッ死ねばいい」。そして律儀に終電で帰ろうと気の緩んだ原田にリカの“お注射攻撃”川にポイ捨て。 死因に不審な点が無く事件性は無いと警察は判断。リカのお注射の中身は何?体内に遺留せず一瞬で元警察官の若い男性を倒せる薬物ってあるんか~い? リカに協力したら坂本、原田と続けて死に、流石に怖くなった千秋は会社からとんずら。←遅い!鈍い! リカはねぇ、自分の写真を切り取って本間と娘・亜矢の写真に貼り足して家族写真にしてみたり、亜矢の為のワンピをミシンで作ったり可愛い所もあるんだけど、人様の子を誘拐して来ちゃうからなあ。 リカの毒母はとんでもない事をしてくれたよね。 本間からリカに連絡する手段は無いって言ってるけど“あるよッ”、千秋を探せ、情報を引き出せ。(あのハーバリウムの部屋にも行ってるしね) 第2章で今回が一番面白かったなあ。 次回で最終回。リカの人生もきちんと明らかにしてくれるのかな? 脚本=嶋田うれ葉 演出=松本創

No.27 19/11/19 00:16
匿名 

>> 16 【ここまでの短評】 「シャーロック アントールドストーリーズ」6話まで終了。 女子高生の綾香(吉川愛)が前世で殺人をしたと言… 「シャーロック アントールドストーリーズ」7話まで終了。

推理好きな少年虎夫が、行方不明のじっちゃん(伊武雅刀)を探して欲しいと獅子雄に頼み、3人で“捜査”する話。
獅子雄の少年時代の学校での出来事を若宮に話すシーン、同級生が全部人形って演出は意表を突いていて面白かった。

二人組の誘拐犯がじっちゃんを両側から抱え上げる時に、足側の犯人が斜めの地面で支えられなくて一度落としたので、一人は多分腕力の弱い女性?と分かり、その後じっちゃんの通っていた介護施設の担当者の女性と、施設長の男性が並んで立ったのを見て多分この二人が犯人で、車は日常的に界隈を走っているから目立たない施設の車を使ったのだろう事までは想像出来る作りになっていた。

じっちゃんは実はボケてなんかいなくて、引退した昭和の二人組大泥棒の片割れだった、だから犯人が開かない金庫を開けさせる為に誘拐したという真相は捻りが有って面白かった。

少年と若宮が働いた分、江藤達の出番はちょっとだけだったが、たまにはこういうのもいいかな。

脚本=東山狭 演出=西谷弘
(初めて井上さんが脚本協力になり、メインから外れた)

  • << 36 「シャーロック アントールドストーリーズ」8話まで終了。 男同士の心中、一人が経産省のキャリアでもう一人は永田町のテーラーに勤務、現場には裏にメッセージが書かれたライオンの死体の写真。メッセージの暗号を読み解いた獅子雄は、二人が受講していたサットンビジネススクール(SBS)に出向き、校長の安蘭世津子(長谷川京子)と対峙する。 SBSは洗脳マルチ商法で荒稼ぎしていた為、実態を調べる為に経産省が内偵させていたのが死んだキャリアで、彼の死に絶望して後追いしたのが仕立て屋だった。 安蘭に命じられキャリアに毒入りチョコを 食べる様に仕向けたのは、洗脳されている秘書の北山(谷村美月)だった。 心中現場はキャリアと仕立て屋が同居する、マンションの広めの部屋。当然防カメはあるだろうし、ライオンの写真もチョコの箱も、北山は素手で触っていたから指紋もベタベタの筈。それ以前に北山はどうやってキャリアの部屋に入ったのか?(キスを目撃した日と、心中後に戻った時)何か荒っぽい演出だわ。 2週前の殺人告白ビデオにはASとイニシャルが表示されており、獅子雄はあれは若い時の安蘭だと言う。(顔は全く似てない。もっと寄せた人を探して欲しかった) という事は今の安蘭も守谷に洗脳されており、そもそもSBSを安蘭にやらせたのも守谷らしい。 何も語らずに安蘭は毒チョコで自殺。獅子雄は守谷に完敗した。 大きな経済事件の裏には守谷ありと言われながら正体不明の人物とは? 最初は佐々木蔵之介が怪しいかなと思ったけど、20年以上前から暗躍していた事を考えると若過ぎるかな。 今回テーラー店主で清水綋治が出ていたけど、場所が永田町で顧客に政財界関係が多い、年齢的には十分って事で候補には挙げておこう。 ※長谷川京子は妖しい女、悪女系にシフトして正解だな。 脚本=上田恒 演出=永山耕三 (また井上さんは脚本協力。お疲れモードか?)

No.28 19/11/19 01:04
匿名 

>> 16 【ここまでの短評】 「シャーロック アントールドストーリーズ」6話まで終了。 女子高生の綾香(吉川愛)が前世で殺人をしたと言… 「ハル~総合商社の女~」5話まで終了。

今回は五木鉄鋼がベトナムに進出するに当たり、事前の認知度アップイメージ戦略を担当する話。

日本で活躍するベトナム人女流棋士とのスポンサー契約を結び、トーナメントのスポンサーになる事も立案、彼女のマネジメント会社に行き提案をするが、マネージャーの寺尾(野間口徹)は慎重な口振り。
ライバル企業とのコンペになり、あら野間口さんあっちに口利きしたの?と思わせておいて、実は「代理人は人のサポートが一番大事な仕事」という信念の持ち主で、彼の真意が分かった晴は素早く方針転換、誠意を前面に出したピンポイント提案で寺尾を落とす事に成功。

対局の場では規則でロゴは出せないと言う寺尾に、お盆とかにでもと食い下がり、強い口調で寺尾からたしなめられる晴。このシーン、寺尾はフェアな人なんだ、晴だって読み違いはするんだというのが伝わる上手い演出だった。

※和田との親子3人の会食を川上に見られ、そこからあっという間に“晴と和田は付き合っている”という噂が会社中に広まってしまう。川上のガン見演出はしつこかったけどね。次回、本当の事を皆に言うのかな。

演出=土方政人
(今回の脚本は龍居さんのみ)

  • << 37 「ハル~総合商社の女~」6話まで終了。 今回は子会社で売上不振が続くハイブランドアパレル「ファンソフィー」の売却話。 実質的な経営者の久保田(国仲涼子)は、ハイブランド維持と素材のコストカットは出来ない、この二つは譲らず晴は提案の練り直し。 結局久保田は晴提案のファンソフィーハイブランド専用の通販カタログを作り、3年間の赤字覚悟で新規開拓を目指す、五木はファンソフィーを売却する事に。 晴は久保田の気概に賭けたのだ。 久保田がシンマで自分も同じという事から話し始めた晴の過去。 12年前に海外支社で元夫と知り合い結婚、子供が生まれた。2年後本社に戻る事になったが夫婦で戻す事は出来ない、戻るのは男、女は出向させると言われた。何で無条件で男は本社なのかと腹が立った。丁度アメリカで仕事をしないかという話が有ったので、夫と話し合い離婚して渡米した。 凄い話。和田と夫婦としてどうのこうのだったからではなく、男女差別・男性優位社会が許せなくて、離婚までして仕事の上でのプライドを守ったって事だから。 ちょっと晴の見方が変わるよね。 逆にその思いを汲んで手を離してあげた和田はカッコいい男に格上げだな。 部下を集めて二人は元夫婦だった事を話した和田と晴。(多分スパイから)それが耳に入り、晴は社長の紹介で入社したのだから、君(和田)は社長派なんじゃないか?と切り込んで来た副社長(お久し振り)。 和田ピ~ンチ? 演出=三木茂 (今回も脚本は龍居さん単独)

No.29 19/11/20 10:56
匿名 

>> 17 「まだ結婚できない男」6話まで終了。 今回は偏屈で皮肉屋の桑野が全開で面白かった。 『やっくんのブログ』が3位にまで上がって来て、1… 「まだ結婚できない男」7話まで終了。

カフェの経営権を譲渡される話だった筈が、会社内の対立の煽りを受けて雇用契約を解除する話にすり替わり焦る有希江。
その対立に知らぬ間に巻き込まれ、有希江のカフェとは知らずに業態転換のリフォームデザインを引き受けていた桑野。
デザイン画を渡した時点で初めて有希江のカフェだったと分かりこちらも焦る桑野。

デザイン画のサインからまどか達にバレて、この仕事は断るからと伝える桑野だが、桑野がやめても相手は他のデザイナーに頼むだけというまどか達の話を聞き、何も手伝わないぞと憎まれ口を叩きながらも気にする桑野。
この素直じゃない所がいかにもという感じで面白い。

結局相手が桑野にキックバックの話を持ち掛けて来た事から調べ始め、その専務の不正を確信、匿名で会社に伝えて調べさせ専務は失脚する。

自分がアシストした事はおくびにも出さず、喜ぶ有希江達を横目で見ながら至福のコーヒー1杯を味わう桑野。
今回はすっかり“いい人”になってしまった桑野。あまり毒気が抜けちゃうと桑野らしくないし、さりとて毒気が強過ぎてもバランスが悪くなるし、意外と難しいのかな丁度いい塩梅にするって。

自分の手柄で自分の安らぎの場所を守れたのが余程嬉しかったのか、カフェの新しい置き看板をデザインしてプレゼントした桑野、若くも無いんだし人ってそうは変われないと思うのだが、やっぱり丸くなって来ているのかしら?

※気分のいい桑野がスイッチを入れると流れて来たのはまさかのフリオ・イグレシアス(笑)でも♪ナタリー~と歌い出すと「違うな」と言ってアレクサみたいなのに命令、流れて来たのはまさかの「ひまわり」のテーマ曲。一瞬であの一面のひまわり畑とソフィア・ローレンの顔が浮かんで来た。音楽ってスゴいわぁ。
今回一番萌えたのはこのラストシーンだったかも(笑)

演出=三宅喜重



  • << 38 「まだ結婚できない男」8話まで終了。 英治と桜子の結婚披露宴の主賓スピーチを頼まれた桑野は、結婚そのものをいいと思っていないのに、上辺だけのスピーチをするなんてとゴネ始める。 周りは桑野に頼むなんてロクな事にならないからと英治に翻意する様に話すが、頑なに桑野スピーチに拘る英治。「俺がこの仕事で何とかやって来られたのは全部桑野さんのおかげ」二人には俺達にしか分からない絆があると。こういう男同士の関係性って一番女が入り込めない部分かなあ。 間に入ったまどかが「じゃあ私が原稿を書くから」と文章を練るが、上手く行かずに後で気付く。「私の心情じゃないのにスピーチなんて書けない!」そりゃそうだ。 結局自力でスピーチを始めた桑野。最初は皮肉たっぷりに英治を落とすが、ちゃんと二人の過去を振り返り自分達には絆があると、意図せずに英治を泣かせるスピーチをした。やれば出来るじゃん、と思ったら「三つの袋の話を…」と話し始めた(笑)あの定番話をしたのだろうか?素直なんだか皮肉なんだか、面白い男だ。 で、ここまで来ても桑野の恋愛話に進展は無し。次回、有希江といい感じになりそうなのだが、肝心のまどかとはずっと塀の周りを歩いてるみたいな感じで隔靴掻痒の感ありあり。どういう構想なのかが全く読めない。 トスされたブーケを必死の形相で掴みに行ってるまどかの写真には笑ったが、あれが振りとかなのかなあ。 演出=植田尚

No.30 19/11/20 11:53
匿名 

>> 18 「G線上のあなたと私」5話まで終了。 声を掛けて来た智史が何て言って来るのか、ABCとパターンを変えて妄想する也映子の姿からスタート。… 「G線上のあなたと私」6話まで終了。

部屋の片付けをしていた也映子の母はたまたま智史の結婚式招待リストを見付けて、返しがてら智史の母に会いに行き、夫の入院や智史の結婚が駄目になった事を知る。
「一緒にお見舞いに行こうか?」と言う母に「お母さんは優しいね」と也映子。
結局一緒に行く也映子も優しいんだけどね。
母は智史とよりを戻して貰いたい様子。智史の両親を見て結婚しても大丈夫と思ったという過去が有ったからなのね。智史自身には娘が手酷い仕打ちを受けたのにね。

この話を幸恵から聞いた理人は「いいんじゃないんですか、モトサヤで!」と何故か荒ぶる。
そして後日カラオケルームで也映子に会った時には話の流れで興奮し「自分に何も無いからって、俺や北川さんに執着するのやめて貰えますか?」と、キツい言葉をぶつけてしまう。

理人にとって眞於は“ほっとけない人”だけど、今それは人間愛からの感情に変わりつつあるのね。本人がはっきりとは気付いていないだけで。いや気付いていたのかな?あの“シャッタードン”の時の流れを、也映子には覚えていないと言っていたのに「あの時泣いて一緒にバイオリンを続けたいと言われたから…」って、うっかり白状してたから(笑)

眞於もホントによく分からない人。こちらも“ほっとけない”侑人が誘えば会いに行っちゃうし。こういうのを魔性の女と言うのかしら。

楽器店でばったり会い防音室で試し弾きをする也映子と理人。3コン(3人のコンサート)候補曲「サムワン」を理人が弾き聴きいる也映子。
新しい弓を買い帰り道「サムワン」の正式タイトルを聞き、その意味を教えて貰う也映子。「私を見ていてくれる人」……。

也映子の松ヤニが残り少なくなっていたのを知っていて、誕プレとして買ってくれた理人。それが分かった瞬間、也映子は思う「人間愛で収まらなくなったら…?」

二人の感情はこのまま恋へと進むのか?それとも…。うん、いい終わり方!

演出=竹村謙太郎


  • << 39 「G線上のあなたと私」7話まで終了。 也映子の就職(リノベーション会社)が決まった。このドラマ、いつ頃の話かって全然意識していなかったけど、この時が19年5月27日で1年半掛かったって言っていたから、そもそもの始まりは17年11月末頃だったんだね。 3ヶ月後、理人は実習に向けての勉強で忙しく、也映子も残業が有ったりで約束をしても中々会えず、弓を渡す事が出来ずにいた。 仕方なく也映子が宅配便で送ると怒って電話を掛ける理人。「今から会えるッ?」直ぐには応えない也映子……「ありがとうございましたッ!」と言って電話を切る理人。 この直後の二人の心の声の演出が良かった。「即答しろよ!」「あと0.5秒早かったら…」二人の感情は人間愛の域をとうに脱している。若いだけに前のめりな理人と一歩踏み出す事に迷いが出てしまう也映子。 多実が反抗期、義母が友人関係を復活させ、二人の面倒を見る時間が減った幸恵は、たまたま見た無料コンサートのポスターに眞於が載っていたのでその足で聴きに行く。そして弾けずに立ち尽くす眞於を見てしまう。 理人の紹介で始めたボツリヌス菌療法の経過が良く、本人も自信を回復して演奏会の話を受けたという描写があっての事だったので、眞於のショックは計り知れないし観ているこっちも切なく辛かった。 眞於が連絡を断ち心配で自宅に向かう三人、途中で立ち止まり「理人くんだけで行った方がいい」と言う也映子。理人の告白しそうな言葉も止め、幸恵の反対しそうな言葉も止めて、頑なに一人で行かせようとする也映子。 行ったら行ったで「ここ人間愛だよ」と言いながらも幸恵の側で泣き出す也映子。 …身体中の細胞が行かないでと言っていた…何て的確な表現のモノローグ。 理人を部屋に引き入れた眞於。あの蕎麦屋の会話で理人の気持ちはもう人間愛なのを知っている眞於。さてどうする? 演出=福田亮介

No.31 19/11/21 00:41
匿名 

>> 19 「同期のサクラ」6話まで終了。 今回は入社6年目の2014年秋の話。 すみれの娘・つくしは8歳、思った事は口に出し納得の行かない事を… 「同期のサクラ」7話まで終了。

今回は入社7年目の2015年11月の話。

美咲島橋の工事が始まったが、桜は子会社のまま。黒川(いつの間にか常務)に呼び出されて土木部に行くと、部長の桑原から美咲島で行われる説明会に出る様に言われる。仕様変更について悪い噂が流れてしまったので、桜が話して安心させろという事だった。

土木部の葵も同行し、ついでに桜のおじいさんに挨拶したいと言い出したので、焦った菊夫も有給を取って一緒に行くと言いだす(笑)
びっくりしたのは蓮太郎とすみれがつくし繋がりで付き合い始めていた事!(これで現在の百合の夫の線は無くなった?)

美咲島には何故か同期全員で到着。桜の祖父の歓待を受ける。皆が遠慮なく本音をぶつけ合い笑う様子を見た祖父は、桜に風呂の湯を張る様に言って、残った4人に自分はもうすぐ死ぬ、桜が天涯孤独になる事が心配でたまらなかったが、皆が居てくれれば桜は一人ぼっちにならずに済む、宜しくお願いしますと言って深々と頭を下げる。切ない親心に泣けた。

住民説明会の前に葵から、セメントの量が最初の仕様書より減らされている事を聞かされる桜。黒川が先に出世した為に焦り、利益を出して手柄にしたいのだろうと。桑原は安全基準は満たしているから問題ないの一点張り。

迷った桜は悩んだ末に「橋は架かりません、架けてはいけません」少しでも安全性に疑問のある物は架ける訳にはいかないと言い切り、桑原は激怒。

実家に戻ると祖父は亡くなっており桜は号泣。葬儀後引き出しを開けて調べていると、桜が毎月送った現金書留が封を切らないまま保管されていた。仕送りは桜の張り合いになるから、断らずに黙って受け取っていたんだろうね。

東京に戻った桜は祖父からの最後のFAXに気付く。桜は散ってもまた必ず咲くという励ましの言葉が3枚に分けて書かれていた。乱れた文字で感情をぶつけた文章を書いて送信する桜。じっと返信を待つがFAXは鳴らない。部屋中の物をぶちまけ荒ぶる桜。孤独の慟哭が聞こえて来る様だった。

出社せず連絡も取れない桜を心配した百合が部屋を訪ねると、スーツにリュックのいつもの姿で正座していた桜。(倒れているのかとドキドキしたわ)仕事に行かなきゃと立ち上がる桜。
どうしちゃったの?桜。

※何と来週はお休みだって!ガックリ

演出=南雲聖一




  • << 49 「同期のサクラ」8話まで終了。 8年目の2016年11月。 桜は無気力で会社に行けなくなり引き籠りで部屋はゴミ屋敷。 同期がメールをしても体調不良の返信、部屋に行ってもドアを開けない状態が続いていた。 欠勤が1年以上続き解雇されそうと聞いた2018年1月、同期は相談の上何とか桜を外に連れ出し、交代で元気付け意欲を出させようとするが、ことごとく失敗、本気で腹を立てた百合は「最初から友達じゃなかったのよ!」と怒鳴ってしまう。 いつもの喫茶店に桜が来る。皆が「いつもの桜に戻って欲しい」と言うが、もう無理、無駄な気がして、気力が湧かない、じいちゃんのFAXが来ないと言って出て行く桜。 桜のどう仕様もない寂寥感と、それを埋めてあげられない同期の無力感、どちらも切ない。 2019年3月、黒川に呼び出され退職願を出した桜。帰りにいつもの喫茶店に寄るともう商売を辞めると言われ、唯一の拠り所さえ失ってしまた桜。AI(アレクサみたいな物)を衝動買いし、綺麗に片付けて殺風景な部屋で「AI」「AI」と矢継ぎ早に話し掛ける桜。長い独白の末に「死んだ方がいいのかな」「それは言いたくありません」(ベストな答えに感動)何もかも失い、喪失感と寂寥感に苦しむ桜が可哀想で泣けたし、抱き締めてあげたかった。 百合は葵の子を出産、でも結婚はしていない。プロポーズをされても「相談もしないで産んだから」「まだ桜が好きなんでしょ?」葵の気持ちはわかっていたからね、ずっと。 3/31桜の誕生日、話し合った同期は桜への呼び掛け再チャレンジ。それはじいちゃんのFAX文面に似せた用紙を1枚づつ計4枚、ドアの下から差し込む作戦だった。最後の1枚は多分百合からで「サクラのいない世界になんか生きていたくない」 「みんなに会いてぇ」用紙を持って歩き出す桜。公園から隣家の男の子が飛び出して来て、向こうからは走って来るバイク。男の子を抱いて転がる桜。駆け寄る隣家の夫婦。大丈夫と言ってフラフラと歩き出し、部屋に辿り着き、這いながら同期との写真を掴み取り意識を無くす桜。 2019年12月、見舞いの同期が医師に呼ばれて出て行くと、桜の右目から一筋の涙が流れ、ゆっくりと瞼を開く。 良かった!(泣く) 演出=明石広人

No.32 19/11/23 19:47
匿名 

>> 21 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」6話まで終了。 家の庭や部屋でもイチャイチャしちゃうみことと沙羅。藍が可哀想。 … 【ここまでの短評】

「4分間のマリーゴールド」7話まで終了。

今回は藍の進学問題で孤立した廉が、結局は料理の学校に行きたいという藍を許し、家長として肩肘張っていたからこそ諦めた既婚の元恋人に、「やっぱり好きだ」と告白、それを受けて千冬(磯山さやか)が「本当はまだ独身」と種明かしをするまでの廉ストーリー。
“視える”とか“義理の姉弟婚”とかの設定が無ければ、まあまあ成立していた話なんだけど、最後に付け足したかの如く沙羅が倒れ、主題は何なの、みことは沙羅の死を阻止する為に何か努力しているの?問題が改めて浮き彫りになった。
普通のストーリーにしちゃうと4兄妹弟全員演技力微妙問題も露見。

演出=城宝秀則

「時効警察はじめました」6話まで終了。

ブックや過剰演出を嫌いCEO(寺島しのぶ)に逆らった最強プロレスラー丸山(佐々木大輔)の、傷害致死の謎と犯人を暴く話。見所はDDT全面協力のプロレスシーンと、現役のプロレスラーにしては台詞が自然な演技をしていた佐々木位で、後は寺島しのぶ、柳葉敏郎を贅沢に使った割には費用対効果が悪かったな位の印象。
吉岡里帆の振り切った演技も、ストーリーが貧弱だから演出だけがヒートアップしていて浮いてたなあとしか…。

脚本=田中眞一 演出=大九明子



  • << 40 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」8話まで終了。 母親が帰国し、みことは沙羅と結婚すると告げるが、母親は何も尋ねず賛成する。流石仕事命の家庭放置母はスケールが違う。と思ったら、沙羅が死ぬ、運命は変えられないと告げられると、掌をみことに突き出し、運命を見て、私が死ねば沙羅の運命を変えられるかもしれないと母性愛を絞り出す。 子供が健康だから仕事欲を優先出来ていたって事よね。その裏で長男にどれだけの負担が掛かっていたかは知ったこっちゃないと。 搬送患者の妊婦は死ぬ運命だったけど、一緒に死ぬ運命だったかもしれない赤ちゃんが助かったのは、妊婦とその父の助かって欲しいという思いが強かったからかもしれない、思いが強ければ運命は変えられるのかもと光明を見いだしたみこと。 お言葉ですが赤ちゃんだけ帝王切開で助けるなんて、技術的には確立されている話だし、それを根拠にするのは違うんじゃない? 演出=河野圭太 「時効警察はじめました」7話まで終了。 流石にあの眼鏡の凶器は無いわ。 何かどんどんネタ切れ感が増して、つまらなくなっている。ゲストの檀れいは良かったけどね。 もう次が最終回なんで一応期待しておこう。 脚本=田中眞一 演出=今泉力哉

No.33 19/11/24 00:03
匿名 

>> 23 「俺の話は長い」6話まで終了。 《毛蟹と体温計》 壇野から貰った生きた高級毛蟹2ハイを、発熱で会社を休み寝ている光司に内緒で4人で食… 「俺の話は長い」7話まで終了。

《ジンライムと商店街》
体力的に仕事がキツくなって来た房枝は綾子と相談し、家を売って綾子の新居に移る事に。それを聞いた満は大反対。ルンバが健気に働けるのは帰る実家(基地)が有るからと、出ました話のすり替え(笑)俺も実家でしかフル充電出来ないって(笑)

光司が会社を辞めたのでポラリスを継ぎたいと言い出し、辞めたのを知らなかった綾子は大ショック、ベースをクラッチに預けている事も含めて、言い出せなかったのは姉ちゃんが悪いと満に責められ、涙を溜めて春海の迎えに行く綾子。小池さん上手かったなあ。
クラッチで1杯飲みベースを引き取って帰る綾子。迎えに来た光司は音楽で食べて行く気はないよ、綾子はベース全部処分しろなんて言ってごめんと、お互いに素直になって今の気持ちを話し合う。光司のバンド時代も含め積み重ねて来た時間があるから理解も反省も出来る二人、素敵なシーンだった。

《カレーライスと実家》
明日香に言われずっと考えていた満のやりたい事の結論が“明日香のサポート”望む事は何でもする。
「それが答え?何で喜んで貰えると思ったの?」「真剣に自分の人生を考えて来た人間が明日香の為に裏方に回ってもいいって言ってるんだよ」「そんな事は求めてない。状況だけ見たらヒモと変わらないよ」
「誰よりも働きたい気持ちが有るって言ったから力になりたいって思ったし好きになったの。私の側に居てそんな楽な答えしか選べないなら、もう一緒に居ない方がいいと思う。」もう明日香の言ってる事全部が“腑に落ちる!”

甘ったれ君はボルトを抱えてネカフェに泊まり、翌日実家に帰る。「ボルトの調子が悪いので」を理由に(笑)

ウチのカレーはいっつも同じ味と言っておかわりする満。これでフル充電したらしい。
実家は査定が安く売らないし、光司は適性が無くポラリスを継ぐ話も無かった事に。

あらこれで振り出しに、いや振り出しどころか無職が二人になっちゃった(笑)

演出=中島悟

  • << 42 「俺の話は長い」8話まで終了。 《ゆで卵と福引き》 檀野が房枝の墓参に車を出したり、光司の就職先を探したりで面白くない牧本。満に檀野の邪魔をする様に頼むが、自分が房枝とどうにかなりたい訳ではなく、檀野と房枝がくっつくとポラリスに行けなくなるから嫌だと言う。美味しいコーヒーが飲みたい訳じゃない、いつものコーヒーが飲みたいんだと。 これは分かる。行き付けの店が居心地が良くて落ち着くのは、いつもの雰囲気、いつもの味だからなんだよね。 房枝も言う。牧本さんはずっと店に座っていてくれないと困る人、長い付き合いだからね。それを聞いた満は、明日香に振られて行き辛かったクラッチに顔を出す。 考えた事も無かったけど、店側にしてもそこに居て欲しいお客さんっているんだなと…。 《ミカンとコタツ》 檀野の紹介の議員秘書の面接に落ち、他の面接も全落ちで食事もろくに摂らず部屋に籠る光司。綾子は心配で満に見張りを頼むが、実は大好きなマチュピチュのジグソーパズルにハマっていただけだった。 ニート二人でコタツを出しミカンを食べていると光司は皮を吐き出すタイプで、綾子は嫌がるから居る時は皮ごと食べるがストレスになる。それで歌を作ったと言う。満が頼んでベースを弾きながら歌って貰い、その内ニートの歌を作って二人で歌い出す。春海が帰宅し、昔光司が作った“綾子の財布から小銭をくすねる歌”を歌い出す。これの歌詞が抱腹絶倒、メロディーがマイナー調だから余計に可笑しくて。 100円は大丈夫だけど500円玉には敏感、には大爆笑。 その様子を房枝がスマホで撮影、帰宅した綾子に見せて、綾子は涙。このシーンはグッと来たなあ。 その夜、春海はラジカセを買い換えたいけど光司さん買ってくれないかなと綾子に言い、綾子は驚きながらも遠慮しないで高いの買って貰いなさいと答える。 満に頼んで古いラジカセを売りに行く春海。「いいのか?」と念押しする満。それは実父からのプレゼントで残っていた最後の一つだったのだ。 千円で売り区切りを付けた春海。 自分の売ったコーヒー器具が新規開店の喫茶店に売れたと知る満。これで区切りを付けられるのか? 演出=鈴木勇馬

No.34 19/11/24 16:30
匿名 

>> 26 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ」6話まで終了。 リカに見付かってしまった千秋は、リカの差し出す何万かのお金に負けて情報提供者にな… 【シーズン枠外ドラマ】

「リカ」7話まで終了。

ストーカーは自分がストーカーではないと認識しているからストーキングが出来る。
だから怖い自称28歳。
リカに待ち伏せされ追い掛けられてタクシーに飛び乗る本間。運転手がアクセルを踏んでも踏んでも追い掛けて来るリカ。リカだけ倍速掛かってんのか~い(笑)
高速に乗って逃げ切った本間。佇むリカは全く息切れ無し。
「リカはストーカーじゃない!」はい、貴女はストーカーじゃない、サイボーグですキリッ

千秋の協力で原田が本間のマンションでリカを張っている事を知ったリカは「チッ死ねばいい」。そして律儀に終電で帰ろうと気の緩んだ原田にリカの“お注射攻撃”川にポイ捨て。
死因に不審な点が無く事件性は無いと警察は判断。リカのお注射の中身は何?体内に遺留せず一瞬で元警察官の若い男性を倒せる薬物ってあるんか~い?

リカに協力したら坂本、原田と続けて死に、流石に怖くなった千秋は会社からとんずら。←遅い!鈍い!

リカはねぇ、自分の写真を切り取って本間と娘・亜矢の写真に貼り足して家族写真にしてみたり、亜矢の為のワンピをミシンで作ったり可愛い所もあるんだけど、人様の子を誘拐して来ちゃうからなあ。
リカの毒母はとんでもない事をしてくれたよね。

本間からリカに連絡する手段は無いって言ってるけど“あるよッ”、千秋を探せ、情報を引き出せ。(あのハーバリウムの部屋にも行ってるしね)

第2章で今回が一番面白かったなあ。
次回で最終回。リカの人生もきちんと明らかにしてくれるのかな?

脚本=嶋田うれ葉 演出=松本創

  • << 43 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ」全8話終了。 いやあ怖かった、何がってリカが本間の目に麻酔を打とうとする所、それも目を見開く事を強制、あんな拷問どっかの国でもやっているのだろうか? リカにカッターで心臓をひと突きにされ倒れた菅原刑事が、防刃チョッキを着ていたおかげで復活、すんでの所で警官と部屋に飛び込み、リカが警官を刺したから菅原が別の警官に撃て!と命令しリカの腕に命中、直ぐに立ち上がり向かって来るからまた撃て!で、今度は脚に命中で確保。 あの警官、腕がいい凄い!って、メス?1本振り回すリカに発砲命令する菅原が一番凄いわ(笑) リカはイジメられている亜矢を助け、パパの友達という体(てい)で部屋に連れて来ていた。リカの痣を見付け両手で包んであげる亜矢。幸福感を味わうリカ、普通ならここでハッと我に帰るのだが、完全に病んでいるリカには、こんな可愛い子と素敵なたかおさんと三人で家族になる!という思いが助長されただけだった。 明かされたリカの過去。麻布のクリニックのお嬢様だったが母親から虐待を受け続け、両親は不審死(←やっちまったのか?)、親戚を転々として育った、えっ、これだけ?28歳に拘る謎が一番知りたかったのに。想像は出来るけど正解なのか知りたかったわぁ。 何か本間は千秋の事「あなたも脅されていたから」とか庇っていたけど、最初はお金で転んだ共犯者ですからあ。何でも証言しますって、その前に千秋は個人情報保護法違反だし(笑) ラストのピンポーン、怖い怖い、なのに妻子だと思い込んでインターホンの映像も見ずにドアを開ける本間、そこには当然の様にリカの姿。 カメラがパンし、菅原からの着信、テレビのニュース速報「雨宮リカが看護師を刺殺し警察病院から逃走」、驚愕する本間に「ただいま、たかおさん」ニコッとリカ…。デジャブかあ。どっちにしろ鑑定すれば…って所もあるし、止まらない執着を表す上手いラストだった。 もちろん矛盾とか有り過ぎって位有ったし気持ち悪さも有ったけど、単純明快に畳み掛けて来るパワーが有ったし、人間の怖いもの見たさを上手く刺激する面白さも有った。まずは高岡早紀さんにアッパレだね。 脚本=嶋田うれ葉 演出=松本創

No.35 19/11/24 22:57
匿名 

>> 25 「グランメゾン東京」5話まで終了。 記事が拡散され、祥平が美優の父を騙す形で融資の口利きを頼んだ事がばれてしまい、父親から娘とは別れろ… 「グランメゾン東京」6話まで終了。

gakuに祥平が来て丹後は二人で新メニュー作り。それが面白くない柿谷(大貫さん、ずっと出るのかな?)。
グラメでは祥平の話が出て芹田は面白くない。
実力も気概も無い二人が自分は出来ると勘違いをして、柿谷は芹田がグラメから盗んだレシピで不味い鰆料理を作り江藤を怒らせ、芹田は洗わない包丁で鰆をさばき尾花の逆鱗に触れ、エプロンを叩き付けて「辞めてやる!」
何で男は劣等感を持って嫉妬したり、自分を大きく見せようとしたりするのか。

全てをお見通しだったみたいな京野達は、退職金代わりにグラメで客として食事をさせ、芹田がさばいた鰆で新メニューを出す。試食していた味との違いに気付く芹田。何故怒ったのかを説明する尾花。(必要な時に言葉が足りない男も困り者なんだけどさ)
芹田は土下座してレシピをgakuに渡したと告白するが、皆は何故か笑う。
一流シェフはレシピが外に出ても気にしていない。素材や気候に合わせて微妙に調節する、それはそのシェフにしか出来ない……だそうだ。(本物の一流シェフ、ナメんなよって事ね)

芹田は復帰。
久住もホールスタッフとして働き始めた(語学力が有りソムリエの資格もあるからだって)。履歴書を見た京野の反応から、恐らく久住の父親がエスコフィユと何か因縁が有って、恨み骨髄みたいな感じなんだろうな。
一難去ってまた一難、でも面白い。

※尾花と倫子がメニュー作りを始めると二人だけの世界になり、入り込めない京野はちょっと寂しそう。えっ!?嫉妬してる?

演出=青山貴洋

  • << 44 「グランメゾン東京」7話まで終了。 今回は相沢の失踪していた妻エリーゼが、アメリを取り戻しに来る話がメインだったが、この話、あんなに膨らます必要有ったのか?失踪した理由は、エスコフィユで三ツ星を取る事に夢中になり家庭を顧みなかったから、らしいけど今までどこで何をしていたのかも分からないし、最大の謎は日本人と同じレベルで日本語を話せる女優(太田緑ロランス)を起用し、日本語としてレベルの高い言い回しも彼女の台詞に入れ込んでいた事。 エリーゼと相沢はエスコフィユで知り合った設定だけど、エリーゼってずっと日本に住んでいたの?って位の日本語使いなんだけど(笑)こんな無理矢理設定してまで深掘りする話じゃなかったわな。 トップレストランでグラメがエスコフィユの10位を越えられなければ、アメリはパリに連れて帰るとか訳の分からない条件まで盛り込んで、酷い脚本だ。 芹田が江藤に今まで受け取ったお金を返しに行き、入口で会った丹後が“江藤の悪巧み”を察知、ウチばかりが情報を取るのはフェアじゃないからと言って、芹田を厨房に入れて、素材をより美味しく生かす為に導入している様々な機器も解説しながら見せて、芹田も目を輝かせながら丹後の話を聞くシーンは凄く良かった。 グラメは10位、gakuは8位で、尾花は廊下の壁に向かって「クソーッ!」、エリーゼは約束通りアメリを連れ帰った。三ツ星を取ったらまた三人で暮らす約束をして。(文句一つ言わずに手放した相沢の母が可哀想) 今回も倫子の家で倫子と尾花がくっついて料理をすると不機嫌になる京野。遂に告白してしまった、「倫子さんが好きです」。 尾花も倫子も目を丸くしてびっくり。男の嫉妬はある意味怖い。 演出=山室大輔

No.36 19/11/26 18:09
匿名 

>> 27 「シャーロック アントールドストーリーズ」7話まで終了。 推理好きな少年虎夫が、行方不明のじっちゃん(伊武雅刀)を探して欲しいと獅… 「シャーロック アントールドストーリーズ」8話まで終了。

男同士の心中、一人が経産省のキャリアでもう一人は永田町のテーラーに勤務、現場には裏にメッセージが書かれたライオンの死体の写真。メッセージの暗号を読み解いた獅子雄は、二人が受講していたサットンビジネススクール(SBS)に出向き、校長の安蘭世津子(長谷川京子)と対峙する。

SBSは洗脳マルチ商法で荒稼ぎしていた為、実態を調べる為に経産省が内偵させていたのが死んだキャリアで、彼の死に絶望して後追いしたのが仕立て屋だった。
安蘭に命じられキャリアに毒入りチョコを
食べる様に仕向けたのは、洗脳されている秘書の北山(谷村美月)だった。

心中現場はキャリアと仕立て屋が同居する、マンションの広めの部屋。当然防カメはあるだろうし、ライオンの写真もチョコの箱も、北山は素手で触っていたから指紋もベタベタの筈。それ以前に北山はどうやってキャリアの部屋に入ったのか?(キスを目撃した日と、心中後に戻った時)何か荒っぽい演出だわ。

2週前の殺人告白ビデオにはASとイニシャルが表示されており、獅子雄はあれは若い時の安蘭だと言う。(顔は全く似てない。もっと寄せた人を探して欲しかった)
という事は今の安蘭も守谷に洗脳されており、そもそもSBSを安蘭にやらせたのも守谷らしい。

何も語らずに安蘭は毒チョコで自殺。獅子雄は守谷に完敗した。

大きな経済事件の裏には守谷ありと言われながら正体不明の人物とは?
最初は佐々木蔵之介が怪しいかなと思ったけど、20年以上前から暗躍していた事を考えると若過ぎるかな。
今回テーラー店主で清水綋治が出ていたけど、場所が永田町で顧客に政財界関係が多い、年齢的には十分って事で候補には挙げておこう。

※長谷川京子は妖しい女、悪女系にシフトして正解だな。

脚本=上田恒 演出=永山耕三
(また井上さんは脚本協力。お疲れモードか?)


  • << 45 「シャーロック アントールドストーリーズ」9話まで終了。 殆どレストランの中だけで完結する殺人事件を推理する話で、客とスタッフがそれぞれ少しずつ怪しく、終息に向けて獅子雄が解き明かして行く真実には、病気や借金、師弟関係の功罪等も絡み、人間ドラマの趣もあり、井上由美子の力量を感じさせてくれる見応えのあるドラマに仕上がっていた。 善人も悪人もナチュラルに演じられる上手い役者さんばかりを揃えていて、怪しいと思えば怪しく見えるゲストの配役も見事だった。特に島かおりの使い方の上手さに唸った。 演出=野田悠介

No.37 19/11/26 19:01
匿名 

>> 28 「ハル~総合商社の女~」5話まで終了。 今回は五木鉄鋼がベトナムに進出するに当たり、事前の認知度アップイメージ戦略を担当する話。 … 「ハル~総合商社の女~」6話まで終了。

今回は子会社で売上不振が続くハイブランドアパレル「ファンソフィー」の売却話。
実質的な経営者の久保田(国仲涼子)は、ハイブランド維持と素材のコストカットは出来ない、この二つは譲らず晴は提案の練り直し。
結局久保田は晴提案のファンソフィーハイブランド専用の通販カタログを作り、3年間の赤字覚悟で新規開拓を目指す、五木はファンソフィーを売却する事に。
晴は久保田の気概に賭けたのだ。

久保田がシンマで自分も同じという事から話し始めた晴の過去。
12年前に海外支社で元夫と知り合い結婚、子供が生まれた。2年後本社に戻る事になったが夫婦で戻す事は出来ない、戻るのは男、女は出向させると言われた。何で無条件で男は本社なのかと腹が立った。丁度アメリカで仕事をしないかという話が有ったので、夫と話し合い離婚して渡米した。
凄い話。和田と夫婦としてどうのこうのだったからではなく、男女差別・男性優位社会が許せなくて、離婚までして仕事の上でのプライドを守ったって事だから。
ちょっと晴の見方が変わるよね。
逆にその思いを汲んで手を離してあげた和田はカッコいい男に格上げだな。

部下を集めて二人は元夫婦だった事を話した和田と晴。(多分スパイから)それが耳に入り、晴は社長の紹介で入社したのだから、君(和田)は社長派なんじゃないか?と切り込んで来た副社長(お久し振り)。
和田ピ~ンチ?

演出=三木茂
(今回も脚本は龍居さん単独)

  • << 46 「ハル~総合商社の女~」7話まで終了。 今回は晴と青柳が別々にアプローチし始めた企画「社会課題解決型ビジネス」の話。 晴は政府が押し進めているSDGsに絡めて、まずは五木商事内に託児所を作る事を提案、和田が副社長の許可も取る。 青柳は社内起業企画に応募していた物が最終まで残り、副社長は自分の部下の手柄は自分の手柄だから、何としても取れと和田に命じる。 案件を抱え過ぎて寝不足で、サポートしていた藤尾のプレゼンの日に寝過ぎて出社しない青柳。資料を共有していなかった藤尾が、自分のミスは棚に上げて怒りまくるのを見て「何で共有しておかなかったの!」と、晴が腹の底から声を出して怒鳴るシーンの中谷美紀の迫力が半端なかった。 一乗寺の父(厚労相)と会食し、奈良の新空港入札(裏に不正あり)の話を持ち掛けられる副社長。 次回は一乗寺の息子が多分不正に巻き込まれ、晴が副社長に怒鳴るシーンも。(やっと忍成修吾の見せ場か?) ※涼が初めての牛丼を和田と並んで食べるシーンは良かったな。何で離婚したのかを聞かれ、「お母さんにはやりたい事があったんだ。」「引き留めるだけの魅力が俺には無かった」と言う和田。 涼と上手く交流出来た和田、晴に「ずっと変わらない気持ちを受け取ってくれるか?」って言っていたけど、あの真意は何だろう?単純にもう一度って事? 演出=都築淳一 (今回も脚本は龍居さんのみ)

No.38 19/11/27 15:42
匿名 

>> 29 「まだ結婚できない男」7話まで終了。 カフェの経営権を譲渡される話だった筈が、会社内の対立の煽りを受けて雇用契約を解除する話にすり替わ… 「まだ結婚できない男」8話まで終了。

英治と桜子の結婚披露宴の主賓スピーチを頼まれた桑野は、結婚そのものをいいと思っていないのに、上辺だけのスピーチをするなんてとゴネ始める。

周りは桑野に頼むなんてロクな事にならないからと英治に翻意する様に話すが、頑なに桑野スピーチに拘る英治。「俺がこの仕事で何とかやって来られたのは全部桑野さんのおかげ」二人には俺達にしか分からない絆があると。こういう男同士の関係性って一番女が入り込めない部分かなあ。

間に入ったまどかが「じゃあ私が原稿を書くから」と文章を練るが、上手く行かずに後で気付く。「私の心情じゃないのにスピーチなんて書けない!」そりゃそうだ。

結局自力でスピーチを始めた桑野。最初は皮肉たっぷりに英治を落とすが、ちゃんと二人の過去を振り返り自分達には絆があると、意図せずに英治を泣かせるスピーチをした。やれば出来るじゃん、と思ったら「三つの袋の話を…」と話し始めた(笑)あの定番話をしたのだろうか?素直なんだか皮肉なんだか、面白い男だ。

で、ここまで来ても桑野の恋愛話に進展は無し。次回、有希江といい感じになりそうなのだが、肝心のまどかとはずっと塀の周りを歩いてるみたいな感じで隔靴掻痒の感ありあり。どういう構想なのかが全く読めない。
トスされたブーケを必死の形相で掴みに行ってるまどかの写真には笑ったが、あれが振りとかなのかなあ。

演出=植田尚

  • << 47 「まだ結婚できない男」9話まで終了。 桑野が腹痛で中川病院に搬送され、良雄の顔を見るなり「あの女医は呼ぶな」これって夏川結衣の事を指しているの? 急性胃腸炎だった桑野は直ぐに退院。 早紀は自分の舞台にまどかと有希江を誘うが、予定が有ったのを忘れていたまどかの代わりに桑野が行く事に。以前に桑野から演技の事で意見され、桑野にだけは来て欲しくなかった早紀は動揺してしまう。 笑う客の中でただ一人真顔で観ている桑野。なのに終演後、共演していた女優には笑顔で面白かったです!どうなってるんだ(笑) 有希江ともんじゃ焼きの店に行く桑野。有希江が下町育ちだと言っているのに、桑野のもんじゃ焼きうんちくが始まり、解説しながら真剣な顔で具材を小刻みに叩き始める桑野を、有希江の右斜め後ろから動かさずに撮り続けた演出が上手い。あまりの桑野の真剣さが可笑しくて有希江もクスクス笑っているのだが、あれ、稲森さん本気で可笑しくて笑いを堪えていたよね、多分(笑)それ位爆笑ものだった。 桑野がどうだとばかりに土手を作って汁を流し入れ「完璧だ!」有希江が「違う、これはもんじゃじゃない」土手を崩し流れ出た具を「こそげ取って食べるのが美味しいんですよ」戸惑いながら真似して食べる桑野は「なるほど」「勉強になります」と美味しい物には素直な桑野。 有希江は流せる所は流し、譲れない所は譲らない。まどかは職業柄も有るのかもだが、相手の隅々まで気になってしまう。だからまどに対しては桑野の当たりも強くなってしまうのかな。 桑野とまどかはクライアントを挟んで利害が対立、法廷に持ち込まれる様だ。 次回が最終回、どうまとめるのかな。 演出=小松隆志

No.39 19/11/27 18:10
匿名 

>> 30 「G線上のあなたと私」6話まで終了。 部屋の片付けをしていた也映子の母はたまたま智史の結婚式招待リストを見付けて、返しがてら智史の母に… 「G線上のあなたと私」7話まで終了。

也映子の就職(リノベーション会社)が決まった。このドラマ、いつ頃の話かって全然意識していなかったけど、この時が19年5月27日で1年半掛かったって言っていたから、そもそもの始まりは17年11月末頃だったんだね。

3ヶ月後、理人は実習に向けての勉強で忙しく、也映子も残業が有ったりで約束をしても中々会えず、弓を渡す事が出来ずにいた。
仕方なく也映子が宅配便で送ると怒って電話を掛ける理人。「今から会えるッ?」直ぐには応えない也映子……「ありがとうございましたッ!」と言って電話を切る理人。
この直後の二人の心の声の演出が良かった。「即答しろよ!」「あと0.5秒早かったら…」二人の感情は人間愛の域をとうに脱している。若いだけに前のめりな理人と一歩踏み出す事に迷いが出てしまう也映子。

多実が反抗期、義母が友人関係を復活させ、二人の面倒を見る時間が減った幸恵は、たまたま見た無料コンサートのポスターに眞於が載っていたのでその足で聴きに行く。そして弾けずに立ち尽くす眞於を見てしまう。

理人の紹介で始めたボツリヌス菌療法の経過が良く、本人も自信を回復して演奏会の話を受けたという描写があっての事だったので、眞於のショックは計り知れないし観ているこっちも切なく辛かった。

眞於が連絡を断ち心配で自宅に向かう三人、途中で立ち止まり「理人くんだけで行った方がいい」と言う也映子。理人の告白しそうな言葉も止め、幸恵の反対しそうな言葉も止めて、頑なに一人で行かせようとする也映子。
行ったら行ったで「ここ人間愛だよ」と言いながらも幸恵の側で泣き出す也映子。
…身体中の細胞が行かないでと言っていた…何て的確な表現のモノローグ。

理人を部屋に引き入れた眞於。あの蕎麦屋の会話で理人の気持ちはもう人間愛なのを知っている眞於。さてどうする?

演出=福田亮介



  • << 48 「G線上のあなたと私」8話まで終了。 眞於「どうして?」理人「話を聞くって言ったから」理人の目を見つめてから「もう目が違うね。だいぶ前から分かっていたけど」うん、いい導入だ。結局眞於は魔性の女ではなかったって事ね。 カラオケルームで酔って騒いでいる也映子と相手をしている幸恵。理人が来て告白しようとするが直ぐに遮る也映子。(酔ってなんかないわ)也映子は何が怖いのか、年齢差?それとも三人の関係が変化してしまう事? 理人教官の特訓で何とか仕上げた三人は「三コンの日」を迎える。それぞれの家族と理人の友人を前にプログラムが始まる。 上手過ぎる多美のピアノ伴奏、ぎこちなさもあるけどそれなりに弾けている三人のバイオリン、生演奏なのか音源を後から被せているのかどちらにも取れる上手い撮り方、そこに三人の出会いから今日までの出来事がインサートされる演出、全てが良かった。 祝杯をあげる三人。理人が告白するのを察していた幸恵は席を外し、テキーラを一気飲みした理人は喉まで出掛かるが、酔った勢いと取られるのは嫌だから、明日会って話したいです。店の二階から見守っていた幸恵はガクッ(笑)焦らすねえ。 三コンでの也映子の挨拶の中で出た「(趣味のバイオリンは)仕事や学業が忙しくなったり、家族に何かあればまず一番最初に生活から消える、そういうものです」「…でもこのバイオリンが私達をギリギリの所で救ってくれました」という言葉には、凄い説得力があった。 也映子の挨拶と三人の「G線上のアリア」を理人がこっそり録音し、退職の日、庄野からそれを渡される眞於。 教室で泣きながら聴き少し笑顔を取り戻した眞於。(理人は優しいし気が利く) 残り2話かな?どんな終わり方にするのか楽しみだ。 演出=坂上卓哉

No.40 19/11/30 17:25
匿名 

>> 32 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」7話まで終了。 今回は藍の進学問題で孤立した廉が、結局は料理の学校に行きたいという… 【ここまでの短評】

「4分間のマリーゴールド」8話まで終了。

母親が帰国し、みことは沙羅と結婚すると告げるが、母親は何も尋ねず賛成する。流石仕事命の家庭放置母はスケールが違う。と思ったら、沙羅が死ぬ、運命は変えられないと告げられると、掌をみことに突き出し、運命を見て、私が死ねば沙羅の運命を変えられるかもしれないと母性愛を絞り出す。
子供が健康だから仕事欲を優先出来ていたって事よね。その裏で長男にどれだけの負担が掛かっていたかは知ったこっちゃないと。

搬送患者の妊婦は死ぬ運命だったけど、一緒に死ぬ運命だったかもしれない赤ちゃんが助かったのは、妊婦とその父の助かって欲しいという思いが強かったからかもしれない、思いが強ければ運命は変えられるのかもと光明を見いだしたみこと。
お言葉ですが赤ちゃんだけ帝王切開で助けるなんて、技術的には確立されている話だし、それを根拠にするのは違うんじゃない?

演出=河野圭太

「時効警察はじめました」7話まで終了。

流石にあの眼鏡の凶器は無いわ。
何かどんどんネタ切れ感が増して、つまらなくなっている。ゲストの檀れいは良かったけどね。
もう次が最終回なんで一応期待しておこう。

脚本=田中眞一 演出=今泉力哉




  • << 51 「4分間のマリーゴールド」9話まで終了。 話は進みウェディングドレスの衣装会わせの日、その前に行く絵画展会場に向かって車で移動していたみことと沙羅。長い(ずっと会話していても止まったまま)長い信号待ちをしていたみことの車にダンプカーが突っ込んで来て、みことの小型車の前方は大破。カメラが助手席にゆっくりパンすると眠る様に座っている沙羅が一瞬映る。 まさかの交通事故。画としてはかなりのインパクトが有った。 だからみことが視たビジョンには棺で眠る沙羅しか映さず死因を伏せて、健康診断でも何も問題が無かった訳ね。 みことが直ぐに心マしたけど助からずに、着る筈だったドレスを着させて棺に入れ、そこからみことの強い思い願いが届いて蘇生するパターンか? (今回の生徒の必死の呼び掛けで意識不明だった先生が、タイミング良く覚醒するというのがフリなのだとしたらね) 廉が千冬にプロポーズするのは分かるが、あれだけ琴を邪険に扱っていた藍が、急に心変わりして壁ドン告白するのはちょっと意味不明。 みことの後輩・志乃のおせっかい振りがかなりウザくて邪魔。 演出=城宝秀則
  • << 52 「時効警察はじめました」全8話終了。 高校の高飛び込みコーチが屋上から飛び降り死した事件を調べる霧山。 エースの雨夜(山﨑賢人)は部員の鈴音(二階堂ふみ)と両思いだったが、そこに割り込んで来たコーチがプールの水面に細工をして雨夜を再起不能に追い込み、PTSDで只野教授(松重豊)の催眠療法を受けていた雨夜はそれを悪用、コーチにトリガー(アメリカの無名曲を聴いたら屋上から飛び降りる)を埋め込み、昼休みに鈴音から渡されたカセットテープでその曲を味澤(染谷将太)が掛けたのでコーチは飛び降りた、という展開だった。 謎解きも面白かったし、目力が強いスピリチュアル雨夜を演じた山﨑賢人、歯に細工をして怪しいドロラッチ(ドローンを使ってネタを取るパパラッチだって(笑))を演じた染谷将太、心理学者から山の中の焼き芋屋に転じた只野を演じた松重豊、三者三様で面白かった。二階堂ふみはミスリードとして起用したのかな?あまり効果は無く勿体無かった様な。 最後は霧山がまたFBIに請われて旅立つ所で終わった。続きが有るならもう少しレギュラー整理をした方がいいと思う。三木氏位しか使い切れていなかったから。 脚本・監督=三木聡

No.41 19/11/30 18:42
匿名 

>> 20 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」5話まで終了。 今回はハヤシ(俗名 林晴也)の話。 それまでは祖父に剣道を習う普通の高校生だ… 【シーズン枠外ドラマ】

「死役所」7話まで終了。

今回はイシ間が何故死刑になったのかの話。
戦災孤児となった姪のミチを引き取って、ミチは今14歳という話から始まって少しパニクった。えっ、イシ間っていくつなの?(後に答え合わせが有るまで、その違和感は引きずった)

石間は大工で戦後まだ貧しい時代だったが、畑仕事もして食べる物を賄い、ミチと二人幸せに暮らしていた。その幸せを二人の少年の兄弟が壊した。以前にミチが優しさから大根を分け与えたらまた物乞いに来て、ミチを襲ったのだ。

冷静に鍬を何度も振り下ろしまず弟を殺す石間。恐怖で逃げる兄を先回りして捕まえ、再び冷静に鍬を何度も振り下ろす石間。

ミチは病んでいる風だったが、何年か後に結婚、子供も出来た。
そして埋めておいた少年の遺体が見付かり石間は逮捕され、ミチが襲われたからという理由は一切言わなかった為、死刑になった。

そして死役所。シ村に老衰死課に連れて行かれるイシ間、と「おじちゃん」と声を掛けられる。振り替えると笑顔で駆け寄って来る老婦人。イシ間も直ぐに顔をくしゃくしゃにして「ミチ!」と呼び掛ける。
シ村が「ミチさんの人生史に石間徳治と書かれていたので、ひょっとしてと思って…ご本人は認知症です」驚きながらも認知症になっても自分の事は覚えていてくれたミチに感激するイシ間。
もうでんでんさんの芝居が素晴らしくて涙無しには観られなかった。

ミチが子供と孫に見守られて天寿を全うしたとシ村から聞き、泣いて喜ぶイシ間。
成仏の扉に連れて行きサインを求めると、旧姓の石間ミチと書く姪に「これで受理させて貰うわ」「83年と3ヵ月と21日お疲れさん」
悲惨な過去は全部忘れ、貧しくても幸せだった時代の記憶だけを持って成仏したミチ。笑顔で見送れたイシ間。

そしてイシ間に任期満了の辞令が。49日以内に成仏せよと。

逆算するとミチは戦前の生まれで年齢通りに老けていて、イシ間は死刑の時点で姿形は止まっているという事だったのね。ハヤシがほぼ年齢通りだから、何か混乱してしまった。
他の仏様は死役所に来たら、現世の者とは一切会えないという設定だけど、こういう形なら会えるんだなとちょっと意表を突かれた感じ。

脚本も、過去のシーンを細かくインサートして行く演出も素晴らしかった。強く印象に残る内容だった。

脚本=政池洋佑 演出=棚澤孝義


  • << 50 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」8話まで終了。 母子家庭の5歳女児(凛)の虐待死の話。とても賢い子で、絵本としては少し難しそうな「あしたのわたし」をすらすら読める。 髪や服が不衛生で首にアザも有る凛に、保育士は母親の事を尋ねるが「お母さんは優しいよ」と言うばかり。 ゴミだらけで母親が寝ている家に帰っても、声を出して絵本を読み続ける凛に腹を立てた母親は、ベランダに凛を出し鍵を掛ける。 保育士達が訪ねて来て凛のアザの事を聞いた事に更に腹を立てた母親は、凛を外に出したまま男と外泊し、その夜小雪が降った中、絵本を読みながら凛は息絶える。 最後は文面を変えて「あしたのりんは、おかあさんといっしょ、おかあさんだいすき」と言いながら。 この絵本を買ってくれた時のお母さんは本当に優しかった。笑顔で凛を見てくれて手をぎゅっと繋いで歩いてくれた。大好きだった。その時のお母さんが凛の全てだから、大好きな先生に聞かれたって「お母さんは優しいよ」って答えるのだ。凛の中では嘘はついていないのだ。 生まれ変わってもお母さんの子供になりたいと言う凛。 イシ間が「あれが愛かね」とシ村に問うと「いえ、ただの洗脳でしょ」 これはドラマ前半でインサートされていた志村の過去、妻が加護の会という組織に洗脳されたらしい事も踏まえての、今のシ村の思いなのだろう。 泣き虫のイシ間は凛を連れて成仏すると言う。その優しさにまた涙が溢れた。 最後、シ村の目が鋭く光った。加護の会の信者が死役所にやって来たのだ。 ※虐待されても幼児は母親が大好き。嘘ではなくてそう脳に刻み込まれている。だから判断が難しくなるのかな。切ない。 脚本=政池洋佑 演出=棚澤孝義

No.42 19/11/30 23:53
匿名 

>> 33 「俺の話は長い」7話まで終了。 《ジンライムと商店街》 体力的に仕事がキツくなって来た房枝は綾子と相談し、家を売って綾子の新居に移る… 「俺の話は長い」8話まで終了。

《ゆで卵と福引き》
檀野が房枝の墓参に車を出したり、光司の就職先を探したりで面白くない牧本。満に檀野の邪魔をする様に頼むが、自分が房枝とどうにかなりたい訳ではなく、檀野と房枝がくっつくとポラリスに行けなくなるから嫌だと言う。美味しいコーヒーが飲みたい訳じゃない、いつものコーヒーが飲みたいんだと。
これは分かる。行き付けの店が居心地が良くて落ち着くのは、いつもの雰囲気、いつもの味だからなんだよね。

房枝も言う。牧本さんはずっと店に座っていてくれないと困る人、長い付き合いだからね。それを聞いた満は、明日香に振られて行き辛かったクラッチに顔を出す。
考えた事も無かったけど、店側にしてもそこに居て欲しいお客さんっているんだなと…。

《ミカンとコタツ》
檀野の紹介の議員秘書の面接に落ち、他の面接も全落ちで食事もろくに摂らず部屋に籠る光司。綾子は心配で満に見張りを頼むが、実は大好きなマチュピチュのジグソーパズルにハマっていただけだった。

ニート二人でコタツを出しミカンを食べていると光司は皮を吐き出すタイプで、綾子は嫌がるから居る時は皮ごと食べるがストレスになる。それで歌を作ったと言う。満が頼んでベースを弾きながら歌って貰い、その内ニートの歌を作って二人で歌い出す。春海が帰宅し、昔光司が作った“綾子の財布から小銭をくすねる歌”を歌い出す。これの歌詞が抱腹絶倒、メロディーがマイナー調だから余計に可笑しくて。
100円は大丈夫だけど500円玉には敏感、には大爆笑。

その様子を房枝がスマホで撮影、帰宅した綾子に見せて、綾子は涙。このシーンはグッと来たなあ。
その夜、春海はラジカセを買い換えたいけど光司さん買ってくれないかなと綾子に言い、綾子は驚きながらも遠慮しないで高いの買って貰いなさいと答える。

満に頼んで古いラジカセを売りに行く春海。「いいのか?」と念押しする満。それは実父からのプレゼントで残っていた最後の一つだったのだ。
千円で売り区切りを付けた春海。
自分の売ったコーヒー器具が新規開店の喫茶店に売れたと知る満。これで区切りを付けられるのか?

演出=鈴木勇馬

  • << 53 「俺の話は長い」9話まで終了。 《トンカツと占い》 揚げたてのトンカツを直ぐに食べたい満と、高校には行かないラジオパーソナリティーになると言い出した春海が満にしか話さないと言ったので、そっちを優先しろとトンカツおあずけで迫る綾子の攻防。結局春海の話を聞いてやり、ああ言えばこう言う春海を「高校でなきゃ貯められない経験がある」、の殺し文句で陥落させる満。 その間、綾子は放送部やアナウンス部が有って春海の学力にも合う高校一覧を作り、高校に行きながらアナウンス専門学校に行ってもいいからと言い、嬉しそうな春海。 何か春海が満のミニチュアみたいになって来ていて笑った。圧倒的に人生経験が足りないから、まだミニチュアで済んでいるし満も余裕で転がしているけど、このまま春海が成長して行ったらどんな大人になるんだろうとか、結構想像してしまった。 《ラーメンとフリーマーケット》 以前「イエスマンに囲まれて困っているお偉いさん方の発言を、ことごとく否定したり揚げ足を取ったりする、家庭教師みたいな仕事には需要が有るんじゃないか」と思っていた満。 それなら光司が断られた議員秘書なんかピッタリだという話になったが、満は綾子の説得を頑として受け入れず遂にさじを投げた綾子。 出前をしないラーメン店と自分は同じだ、食べたいなら店に来い、俺に会いたいなら向こうから来ればいいと綾子に豪語していたが、そのラーメン店が出前を始めていたというオチには爆笑。 海星にまで説教をされた満。最早仕事の何に重きを置き何を求めているのかさえ分からなくなって来た。「ああ言えばこう言う家庭教師」という発想は面白いけど、職業にするには満は繊細で内弁慶過ぎるのでは? 演出=丸谷俊平

No.43 19/12/01 14:20
匿名 

>> 34 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ」7話まで終了。 ストーカーは自分がストーカーではないと認識しているからストーキングが出来る。 … 【シーズン枠外ドラマ】

「リカ」全8話終了。

いやあ怖かった、何がってリカが本間の目に麻酔を打とうとする所、それも目を見開く事を強制、あんな拷問どっかの国でもやっているのだろうか?

リカにカッターで心臓をひと突きにされ倒れた菅原刑事が、防刃チョッキを着ていたおかげで復活、すんでの所で警官と部屋に飛び込み、リカが警官を刺したから菅原が別の警官に撃て!と命令しリカの腕に命中、直ぐに立ち上がり向かって来るからまた撃て!で、今度は脚に命中で確保。
あの警官、腕がいい凄い!って、メス?1本振り回すリカに発砲命令する菅原が一番凄いわ(笑)

リカはイジメられている亜矢を助け、パパの友達という体(てい)で部屋に連れて来ていた。リカの痣を見付け両手で包んであげる亜矢。幸福感を味わうリカ、普通ならここでハッと我に帰るのだが、完全に病んでいるリカには、こんな可愛い子と素敵なたかおさんと三人で家族になる!という思いが助長されただけだった。

明かされたリカの過去。麻布のクリニックのお嬢様だったが母親から虐待を受け続け、両親は不審死(←やっちまったのか?)、親戚を転々として育った、えっ、これだけ?28歳に拘る謎が一番知りたかったのに。想像は出来るけど正解なのか知りたかったわぁ。

何か本間は千秋の事「あなたも脅されていたから」とか庇っていたけど、最初はお金で転んだ共犯者ですからあ。何でも証言しますって、その前に千秋は個人情報保護法違反だし(笑)

ラストのピンポーン、怖い怖い、なのに妻子だと思い込んでインターホンの映像も見ずにドアを開ける本間、そこには当然の様にリカの姿。
カメラがパンし、菅原からの着信、テレビのニュース速報「雨宮リカが看護師を刺殺し警察病院から逃走」、驚愕する本間に「ただいま、たかおさん」ニコッとリカ…。デジャブかあ。どっちにしろ鑑定すれば…って所もあるし、止まらない執着を表す上手いラストだった。

もちろん矛盾とか有り過ぎって位有ったし気持ち悪さも有ったけど、単純明快に畳み掛けて来るパワーが有ったし、人間の怖いもの見たさを上手く刺激する面白さも有った。まずは高岡早紀さんにアッパレだね。

脚本=嶋田うれ葉 演出=松本創

No.44 19/12/01 23:32
匿名 

>> 35 「グランメゾン東京」6話まで終了。 gakuに祥平が来て丹後は二人で新メニュー作り。それが面白くない柿谷(大貫さん、ずっと出るのかな?… 「グランメゾン東京」7話まで終了。

今回は相沢の失踪していた妻エリーゼが、アメリを取り戻しに来る話がメインだったが、この話、あんなに膨らます必要有ったのか?失踪した理由は、エスコフィユで三ツ星を取る事に夢中になり家庭を顧みなかったから、らしいけど今までどこで何をしていたのかも分からないし、最大の謎は日本人と同じレベルで日本語を話せる女優(太田緑ロランス)を起用し、日本語としてレベルの高い言い回しも彼女の台詞に入れ込んでいた事。
エリーゼと相沢はエスコフィユで知り合った設定だけど、エリーゼってずっと日本に住んでいたの?って位の日本語使いなんだけど(笑)こんな無理矢理設定してまで深掘りする話じゃなかったわな。
トップレストランでグラメがエスコフィユの10位を越えられなければ、アメリはパリに連れて帰るとか訳の分からない条件まで盛り込んで、酷い脚本だ。

芹田が江藤に今まで受け取ったお金を返しに行き、入口で会った丹後が“江藤の悪巧み”を察知、ウチばかりが情報を取るのはフェアじゃないからと言って、芹田を厨房に入れて、素材をより美味しく生かす為に導入している様々な機器も解説しながら見せて、芹田も目を輝かせながら丹後の話を聞くシーンは凄く良かった。

グラメは10位、gakuは8位で、尾花は廊下の壁に向かって「クソーッ!」、エリーゼは約束通りアメリを連れ帰った。三ツ星を取ったらまた三人で暮らす約束をして。(文句一つ言わずに手放した相沢の母が可哀想)

今回も倫子の家で倫子と尾花がくっついて料理をすると不機嫌になる京野。遂に告白してしまった、「倫子さんが好きです」。
尾花も倫子も目を丸くしてびっくり。男の嫉妬はある意味怖い。

演出=山室大輔

  • << 55 「グランメゾン東京」8話まで終了。 今回は尾花が渡仏前に修行していた浅草のレストランの師匠(木場勝己)に、何が一番大切な事なのかを再確認させられる話。 「星なんかに拘るから大事な物が見えなくなるんだよ」 まあ常連だけを相手に細かくカスタマイズ出来る店と、不特定多数の客を相手に料理とサービスでもてなさなければいけない店とを同列に語る事は出来ないが、トップレストランでありながら細かく対応出来れば、それに越した事はない訳で。 祥平は尾花がエスコフィユから消えたのは、自分が悪者になって庇う為だったと思う、あの人はいつも店の事や人の事を考えていると京野に話す。辛そうな祥平に京野は大丈夫だから、もういいからと言って軽く抱き締める。それをしっかり立ち聞きしてリンダに「犯人は平古祥平、尾花は庇っています」と告げる久住。グラメも平古も許さない勢いのリンダ。あっちもこっちも敵だらけ。リンダと久住、どっちの復讐心の方が強いのか?(江藤より手強そう) 倫子シェフの「もうミシュランの為に料理はしない!」宣言。お客様の為に料理を作り、そして三ツ星を取る!取りに行くのではなく与えざるを得ないレストランにする宣言ですな。その意気や良し。 演出=塚原あゆ子

No.45 19/12/02 23:49
匿名 

>> 36 「シャーロック アントールドストーリーズ」8話まで終了。 男同士の心中、一人が経産省のキャリアでもう一人は永田町のテーラーに勤務、… 「シャーロック アントールドストーリーズ」9話まで終了。

殆どレストランの中だけで完結する殺人事件を推理する話で、客とスタッフがそれぞれ少しずつ怪しく、終息に向けて獅子雄が解き明かして行く真実には、病気や借金、師弟関係の功罪等も絡み、人間ドラマの趣もあり、井上由美子の力量を感じさせてくれる見応えのあるドラマに仕上がっていた。

善人も悪人もナチュラルに演じられる上手い役者さんばかりを揃えていて、怪しいと思えば怪しく見えるゲストの配役も見事だった。特に島かおりの使い方の上手さに唸った。

演出=野田悠介


  • << 56 「シャーロック アントールドストーリーズ」10話まで終了。 え~ッ、何か最後に匂わせ演出していたけど、佐々木蔵之介が守谷なの!? 江藤は何歳設定なんだろう。前々回に佐々木蔵之介では若過ぎるからと候補から外したんだけど…。年齢を調べようと思ってHPを見に行ったら、予告あらすじに市川(伊藤歩)と一緒に拘置所から逃走した4人の中に守谷がいたって書いてあった。何だ?どっちがミスリードなんだ? 今回は都知事の高校生の息子・椋が誘拐されて、それを調べる話。 椋が自作自演で狂言誘拐をしていたのかと思っていたけど、椋の腹違いの兄で知事の秘書・津崎が、椋への嫉妬から椋と同室の竹内を使って誘拐を計画、スマホの盗み見でそれを知った椋が、汚い大人(父親とパワハラコーチ)に復讐する為に、その計画を横取りして寮の屋根裏に籠城していたという、少し捻りは入れてあったが、まあ大体想像の付く話だった。 それよりやっぱり蔵之介。あらすじを読んでしまったから、何か別の事だとしても裏は有りそうなんだよね。(読まなきゃ良かった) 脚本=東山狭 演出=阿部博行

No.46 19/12/03 00:41
匿名 

>> 37 「ハル~総合商社の女~」6話まで終了。 今回は子会社で売上不振が続くハイブランドアパレル「ファンソフィー」の売却話。 実質的な経営者… 「ハル~総合商社の女~」7話まで終了。

今回は晴と青柳が別々にアプローチし始めた企画「社会課題解決型ビジネス」の話。

晴は政府が押し進めているSDGsに絡めて、まずは五木商事内に託児所を作る事を提案、和田が副社長の許可も取る。
青柳は社内起業企画に応募していた物が最終まで残り、副社長は自分の部下の手柄は自分の手柄だから、何としても取れと和田に命じる。

案件を抱え過ぎて寝不足で、サポートしていた藤尾のプレゼンの日に寝過ぎて出社しない青柳。資料を共有していなかった藤尾が、自分のミスは棚に上げて怒りまくるのを見て「何で共有しておかなかったの!」と、晴が腹の底から声を出して怒鳴るシーンの中谷美紀の迫力が半端なかった。

一乗寺の父(厚労相)と会食し、奈良の新空港入札(裏に不正あり)の話を持ち掛けられる副社長。
次回は一乗寺の息子が多分不正に巻き込まれ、晴が副社長に怒鳴るシーンも。(やっと忍成修吾の見せ場か?)

※涼が初めての牛丼を和田と並んで食べるシーンは良かったな。何で離婚したのかを聞かれ、「お母さんにはやりたい事があったんだ。」「引き留めるだけの魅力が俺には無かった」と言う和田。
涼と上手く交流出来た和田、晴に「ずっと変わらない気持ちを受け取ってくれるか?」って言っていたけど、あの真意は何だろう?単純にもう一度って事?

演出=都築淳一
(今回も脚本は龍居さんのみ)

  • << 57 「ハル~総合商社の女~」全8話終了。 前回の和田の「ずっと変わらない気持ちを受け取ってくれるか?」の答えは、涼名義の通帳と銀行印だった。晴が養育費を拒否したから、自分の涼への気持ちとして毎月貯金をして、二十歳になったら渡すつもりだったと。最初の入金額は2998円で、それは涼の出生時の体重だった。その上、毎月15万円ずつの入金。これで感激しない女はいないだろう。和田が再婚しなかった理由も少し分かった気がする。 一乗寺大臣の裏取引の条件は、実弟が経営している建設会社を施工業者に指名する事で、高山も了承する。 高山から口止めされた一乗寺は和田に退職願を出し、裏事情を全部話す。「卑怯なやり方は許せない、悪事に加担したくない、人質は卒業したい」と。 ブチ切れた晴は副社長室に乗り込み「ウチの一乗寺はモノじゃない!」 後を引き取った和田が正々堂々と戦う、ウチにはその力があると冷静に説得。 後日、汚れちまった高山はギリギリの所で商社マンの矜持を思い出し、自分で動いて最安値の建設会社の見積もりを取って来る。いやぁ、あの掌の返し方には苦笑しか出ない。和田のおかげでと感謝して、高山はNY支社に飛ばされて行く。 高山が一乗寺を追い詰めた言葉「何もしなくていいんだよ。ただ君が居てくれるだけで五木に大きな仕事が入って来るんだ」 晴が来る前の一乗寺だったら、それでも諦めの境地で言いなりだったのかもしれないが、晴にコピー要員として使われた事が発端で、気持ちが変わり始めていた一乗寺にとっては、退職を選んだ方がまだマシと思える位、最後のプライドを破壊する言葉だった。 一乗寺が少しずつ変わって行く姿はそれなりに描かれていたので、高山の豹変とは違い納得出来たし説得力もあった。 ラスト、晴の家で黒ひげ危機一髪を楽しむ和田と晴と涼。はしゃいだ涼がごく自然に「お父さん」と呼び、喜ぶ和田と晴。 これからもこんな感じで三人の関係は続いて行くのかなと想像させる、素敵なラストだった。 脚本=龍居由佳里、本田隆朗 演出=土方政人

No.47 19/12/04 00:02
匿名 

>> 38 「まだ結婚できない男」8話まで終了。 英治と桜子の結婚披露宴の主賓スピーチを頼まれた桑野は、結婚そのものをいいと思っていないのに、上辺… 「まだ結婚できない男」9話まで終了。

桑野が腹痛で中川病院に搬送され、良雄の顔を見るなり「あの女医は呼ぶな」これって夏川結衣の事を指しているの?

急性胃腸炎だった桑野は直ぐに退院。
早紀は自分の舞台にまどかと有希江を誘うが、予定が有ったのを忘れていたまどかの代わりに桑野が行く事に。以前に桑野から演技の事で意見され、桑野にだけは来て欲しくなかった早紀は動揺してしまう。
笑う客の中でただ一人真顔で観ている桑野。なのに終演後、共演していた女優には笑顔で面白かったです!どうなってるんだ(笑)

有希江ともんじゃ焼きの店に行く桑野。有希江が下町育ちだと言っているのに、桑野のもんじゃ焼きうんちくが始まり、解説しながら真剣な顔で具材を小刻みに叩き始める桑野を、有希江の右斜め後ろから動かさずに撮り続けた演出が上手い。あまりの桑野の真剣さが可笑しくて有希江もクスクス笑っているのだが、あれ、稲森さん本気で可笑しくて笑いを堪えていたよね、多分(笑)それ位爆笑ものだった。

桑野がどうだとばかりに土手を作って汁を流し入れ「完璧だ!」有希江が「違う、これはもんじゃじゃない」土手を崩し流れ出た具を「こそげ取って食べるのが美味しいんですよ」戸惑いながら真似して食べる桑野は「なるほど」「勉強になります」と美味しい物には素直な桑野。

有希江は流せる所は流し、譲れない所は譲らない。まどかは職業柄も有るのかもだが、相手の隅々まで気になってしまう。だからまどに対しては桑野の当たりも強くなってしまうのかな。

桑野とまどかはクライアントを挟んで利害が対立、法廷に持ち込まれる様だ。
次回が最終回、どうまとめるのかな。

演出=小松隆志




  • << 59 「まだ結婚できない男」全10話終了。 元夫婦の裁判は妻の誤解(夫には女がいて離婚したら直ぐに女と住む家を建てるなんて許さない)から始まっていて、桑野が依頼人(元夫)が独り暮らしをする、趣味の鉄道模型に没頭出来る家を設計した事を証明した事で二人は和解した。 長野に帰ろうか迷い始めたまどかに有希江が言う。「私が桑野さんと気楽に喋れるのは桑野さんに合わせているからよ」ああ、やっぱりそうだよね。 「もんじゃが楽しかったと言ったのは、まどかさんを焚き付けたかったから。」まあ、本当に桑野に気が無かったのならそうなんだろうけど、有希江自身、桑野の優しさは身に染みて分かっている筈だし、まどかの気持ちが読めるからこそ譲ったみたいな感じなのかな? 長野についてまどかが「行かないで欲しいと誰かが言ってくれたら…」と言うのを聞いた桑野は、後日まどかを呼び出して「新たに人間関係を構築するのは時間が掛かる」等々、長々と理由を述べた後「長野に帰るのはやめた方がいい、あなたがいないとつまんないし寂しくなるんで」と伝える。 涙ぐむまどかは「男性にそういう事言われるって嬉しいもんですね」「仕方ないですね、帰るのやめます」ホントですか!?って喜ぶ桑野の笑顔が張り付いた様な感じで何か怪しいなと思ったら、「じゃあ次は本番で、リハーサルは上手く行ったから。」って、想像の遥か斜め上を行く思考回路にぶっ飛んだ。まどかが何ですかそれ!って怒っても、怒られる意味が本当に分かっていない事に逆にびっくり。これが桑野の究極の本質なのね?これじゃあ結婚なんて無理だわ(笑) 本能に忠実なタツオの様にはなれないのよね(笑) まず、まどかと桑野がお互いに憎からず思い合っているという感情が、最終回まで上手く伝わって来ていなかったので、最後だからまとめたんじゃない?みたいな感じになっていたのが残念だった。 早紀は役として要らなかったね。あと奈緒の無駄遣い。もう一人の男の子と奈緒はあの事務所でどんな仕事を担当していたのか分からなかった。経理の女性はちゃんと仕事をしていたけど。 桑野の偏屈さと阿部寛の細部にまで拘った演技が面白くて笑えはしたけど、それだけだったな。あとはタツオね(笑) 演出=三宅喜重

No.48 19/12/04 01:07
匿名 

>> 39 「G線上のあなたと私」7話まで終了。 也映子の就職(リノベーション会社)が決まった。このドラマ、いつ頃の話かって全然意識していなかった… 「G線上のあなたと私」8話まで終了。

眞於「どうして?」理人「話を聞くって言ったから」理人の目を見つめてから「もう目が違うね。だいぶ前から分かっていたけど」うん、いい導入だ。結局眞於は魔性の女ではなかったって事ね。

カラオケルームで酔って騒いでいる也映子と相手をしている幸恵。理人が来て告白しようとするが直ぐに遮る也映子。(酔ってなんかないわ)也映子は何が怖いのか、年齢差?それとも三人の関係が変化してしまう事?

理人教官の特訓で何とか仕上げた三人は「三コンの日」を迎える。それぞれの家族と理人の友人を前にプログラムが始まる。
上手過ぎる多美のピアノ伴奏、ぎこちなさもあるけどそれなりに弾けている三人のバイオリン、生演奏なのか音源を後から被せているのかどちらにも取れる上手い撮り方、そこに三人の出会いから今日までの出来事がインサートされる演出、全てが良かった。

祝杯をあげる三人。理人が告白するのを察していた幸恵は席を外し、テキーラを一気飲みした理人は喉まで出掛かるが、酔った勢いと取られるのは嫌だから、明日会って話したいです。店の二階から見守っていた幸恵はガクッ(笑)焦らすねえ。

三コンでの也映子の挨拶の中で出た「(趣味のバイオリンは)仕事や学業が忙しくなったり、家族に何かあればまず一番最初に生活から消える、そういうものです」「…でもこのバイオリンが私達をギリギリの所で救ってくれました」という言葉には、凄い説得力があった。
也映子の挨拶と三人の「G線上のアリア」を理人がこっそり録音し、退職の日、庄野からそれを渡される眞於。
教室で泣きながら聴き少し笑顔を取り戻した眞於。(理人は優しいし気が利く)

残り2話かな?どんな終わり方にするのか楽しみだ。

演出=坂上卓哉


  • << 58 「G線上のあなたと私」9話まで終了。 也映子が発熱して会えないとLINEした事を信じられず、自宅に来てしまう理人。 「普通、来る?」 ホント、すっぴんで熱さまシート貼って、髪の毛おちょんぼでゆるゆるの部屋着姿なんて、男に見られたくは無いわね。 中々話が進まない理人に 「もしかして私のこと好き?」と言っちゃう也映子。「好きです!」とやっと言えた理人。 手を繋いで街を歩く二人。何かやっぱり姉弟みたいだよなあと思っていたら、理人の学校の友人も「お姉さんですか?」って直球投げちゃった。年上で社会人の也映子の方が、色々考えちゃうのは当然だよね。 也映子「好きのその先が怖いです。私は多分すぐその先を求めてしまうと思う。でもそれは無理な訳で、理人くんはまだこれからの人だから」理人が就職をしたら色々な出会いがあるし、心変わりがあるかもしれない。これから就職する身の大学3年生と8歳年上の女の組み合わせ、女にしたらやっぱり怖い。 だからバイオリンの関係に戻らない?バイオリンが無いと苦しい、なんて言っちゃうんだよね。でも理人にはその苦しさが理解出来ない。 夫の無用の言葉に傷付き家出をしてしまう幸恵。心配する也映子達に「一人でガス抜きがしたい」とLINEが来る。 也映子は理人に「私達の事は一旦保留ね」と言って「会いに行こう」と、幸恵が今夜泊まると送って寄越したネカフェに向かう。 バランサーの幸恵が居ないと落ち着かない也映子。本当にまたバイオリン仲間に戻るのか?それとも…? 演出=竹村謙太郎

No.49 19/12/05 00:32
匿名 

>> 31 「同期のサクラ」7話まで終了。 今回は入社7年目の2015年11月の話。 美咲島橋の工事が始まったが、桜は子会社のまま。黒川(い… 「同期のサクラ」8話まで終了。

8年目の2016年11月。
桜は無気力で会社に行けなくなり引き籠りで部屋はゴミ屋敷。
同期がメールをしても体調不良の返信、部屋に行ってもドアを開けない状態が続いていた。

欠勤が1年以上続き解雇されそうと聞いた2018年1月、同期は相談の上何とか桜を外に連れ出し、交代で元気付け意欲を出させようとするが、ことごとく失敗、本気で腹を立てた百合は「最初から友達じゃなかったのよ!」と怒鳴ってしまう。

いつもの喫茶店に桜が来る。皆が「いつもの桜に戻って欲しい」と言うが、もう無理、無駄な気がして、気力が湧かない、じいちゃんのFAXが来ないと言って出て行く桜。
桜のどう仕様もない寂寥感と、それを埋めてあげられない同期の無力感、どちらも切ない。

2019年3月、黒川に呼び出され退職願を出した桜。帰りにいつもの喫茶店に寄るともう商売を辞めると言われ、唯一の拠り所さえ失ってしまた桜。AI(アレクサみたいな物)を衝動買いし、綺麗に片付けて殺風景な部屋で「AI」「AI」と矢継ぎ早に話し掛ける桜。長い独白の末に「死んだ方がいいのかな」「それは言いたくありません」(ベストな答えに感動)何もかも失い、喪失感と寂寥感に苦しむ桜が可哀想で泣けたし、抱き締めてあげたかった。

百合は葵の子を出産、でも結婚はしていない。プロポーズをされても「相談もしないで産んだから」「まだ桜が好きなんでしょ?」葵の気持ちはわかっていたからね、ずっと。

3/31桜の誕生日、話し合った同期は桜への呼び掛け再チャレンジ。それはじいちゃんのFAX文面に似せた用紙を1枚づつ計4枚、ドアの下から差し込む作戦だった。最後の1枚は多分百合からで「サクラのいない世界になんか生きていたくない」

「みんなに会いてぇ」用紙を持って歩き出す桜。公園から隣家の男の子が飛び出して来て、向こうからは走って来るバイク。男の子を抱いて転がる桜。駆け寄る隣家の夫婦。大丈夫と言ってフラフラと歩き出し、部屋に辿り着き、這いながら同期との写真を掴み取り意識を無くす桜。

2019年12月、見舞いの同期が医師に呼ばれて出て行くと、桜の右目から一筋の涙が流れ、ゆっくりと瞼を開く。
良かった!(泣く)

演出=明石広人


  • << 60 「同期のサクラ」9話まで終了。 19年12月11日桜は目覚め、葵に見せられた解雇通知書で令和になった事を知る。 退院の日、夢ちゃんを抱いてアパートまで付き添って来た百合。会社を辞めて託児所を作る為の起業をするか悩んでいる。 桜があやすと絶妙のタイミングで泣き出す夢ちゃん(笑)(あまりのドンピシャにおそらく素で思わず微笑んだ橋本愛がチラッと映った) 菊夫はNPO法人の代表になって欲しいと言われて悩み、蓮太郎は上司に意見したら営業に行けと言われ、退職したいがすみれが妊娠したから退職していいものかと悩み、葵は結婚するつもりはないと言っている百合の言う通りにしていいのか悩んでいた。 大から小まで建設会社の面接を受けまくるが全落ちする桜。 気を取り直し同期の悩みに答えを出し、台詞の様に暗記して何度も練習をし、皆を自宅に呼び鍋パーティーをする事に。だけど皆が次々にキャンセル、悩みも各自で自己解決していた。 もう自分は必要とされていない、東京に居場所は無いと感じた桜は田舎に帰ると決める。 皆には新潟で就職が決まったと嘘を付くが直ぐにバレ、新研の時に桜が「社長賞を取るべき建物」と言った幼稚園がやっと着工した現場に連れて行かれる。その人は桜の言葉が有ったから、それが原動力になって踏ん張れた、俺達だって同じだ。皆桜を必要としている。 再び就活を始めた桜を小さな会社の社長(平泉成)が雇ってくれる。 そこに来た黒川副社長。「戻って来い。俺の下で働かないかニヤッ」 やっぱり桜を利用する気満々なんだな。社長の椅子取りゲームなのか? 予告で百合に「あんた変わったね」って言われていた桜。 どん底まで落ちた時に気付いた何も持っていなかった自分、力を付ける為には変わらなければいけないと自分に言い聞かせたらしい。今度は逆振れしちゃうのか? 演出=南雲聖一

No.50 19/12/06 00:13
匿名 

>> 41 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」7話まで終了。 今回はイシ間が何故死刑になったのかの話。 戦災孤児となった姪のミチを引き取っ… 【シーズン枠外ドラマ】

「死役所」8話まで終了。

母子家庭の5歳女児(凛)の虐待死の話。とても賢い子で、絵本としては少し難しそうな「あしたのわたし」をすらすら読める。

髪や服が不衛生で首にアザも有る凛に、保育士は母親の事を尋ねるが「お母さんは優しいよ」と言うばかり。
ゴミだらけで母親が寝ている家に帰っても、声を出して絵本を読み続ける凛に腹を立てた母親は、ベランダに凛を出し鍵を掛ける。
保育士達が訪ねて来て凛のアザの事を聞いた事に更に腹を立てた母親は、凛を外に出したまま男と外泊し、その夜小雪が降った中、絵本を読みながら凛は息絶える。
最後は文面を変えて「あしたのりんは、おかあさんといっしょ、おかあさんだいすき」と言いながら。

この絵本を買ってくれた時のお母さんは本当に優しかった。笑顔で凛を見てくれて手をぎゅっと繋いで歩いてくれた。大好きだった。その時のお母さんが凛の全てだから、大好きな先生に聞かれたって「お母さんは優しいよ」って答えるのだ。凛の中では嘘はついていないのだ。

生まれ変わってもお母さんの子供になりたいと言う凛。
イシ間が「あれが愛かね」とシ村に問うと「いえ、ただの洗脳でしょ」

これはドラマ前半でインサートされていた志村の過去、妻が加護の会という組織に洗脳されたらしい事も踏まえての、今のシ村の思いなのだろう。
泣き虫のイシ間は凛を連れて成仏すると言う。その優しさにまた涙が溢れた。

最後、シ村の目が鋭く光った。加護の会の信者が死役所にやって来たのだ。

※虐待されても幼児は母親が大好き。嘘ではなくてそう脳に刻み込まれている。だから判断が難しくなるのかな。切ない。

脚本=政池洋佑 演出=棚澤孝義

  • << 62 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」9話まで終了。 1960年に志村は市役所職員として後の妻・幸子(安達祐実)と知り合い、やがて結婚して女の子・美幸を授かる。 その美幸が見た感じ4歳位の時に、親子3人で加護の会の施設の門をくぐる。この時の志村は妻と微笑み合っている。この後一体何があったのか? 死役者でシ村が見付けた加護の会信者・寺井(柄本時生)は、優秀な弟と常に比較され蔑まれるコンプレックスから解放されたくて、加護の会に取り込まれた男。 主宰者の蓮田栄山(吹越満)講演会(少人数の説法会)で、いきなり指を指され言葉を掛けて貰った事と、この施設の世話役みたいな綺麗な女性(阿部純子)に色々話し掛けられた事ですっかり気を良くし信者になってしまう。 最初からコンプレックスの有りそうな男に目を付けて、主宰者と若い女性でアタックし絡め取る、いかにも有りそうな話だ。 弟が連れ戻しに来て兄は逃げて飛び出し、車にぶつかって死んでしまう。 今回を観る限りでは、施設の門は開いているし、寺井が大金を持っていた筈も無いから、この施設に関しては洗脳以外の悪徳さは感じられなかったが。 シ村は寺井から妻の居場所や情報を探りたかった様だ。慇懃無礼な聞き方からいきなりドスの利いた「とっとと答えろ!」は迫力が有ったな。 寺井は志村幸子の事は知らなかったが「特別な加護を受けている人が居るって事は、聞いた事が有ります」と言う。 美幸はどこで誰に殺されたのか?志村は死刑になる程、誰を殺した事になっているのか?そして幸子は? 脚本=三浦希紗 演出=松本花奈

No.51 19/12/07 14:18
匿名 

>> 40 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」8話まで終了。 母親が帰国し、みことは沙羅と結婚すると告げるが、母親は何も尋ねず賛… 「4分間のマリーゴールド」9話まで終了。

話は進みウェディングドレスの衣装会わせの日、その前に行く絵画展会場に向かって車で移動していたみことと沙羅。長い(ずっと会話していても止まったまま)長い信号待ちをしていたみことの車にダンプカーが突っ込んで来て、みことの小型車の前方は大破。カメラが助手席にゆっくりパンすると眠る様に座っている沙羅が一瞬映る。

まさかの交通事故。画としてはかなりのインパクトが有った。
だからみことが視たビジョンには棺で眠る沙羅しか映さず死因を伏せて、健康診断でも何も問題が無かった訳ね。

みことが直ぐに心マしたけど助からずに、着る筈だったドレスを着させて棺に入れ、そこからみことの強い思い願いが届いて蘇生するパターンか?
(今回の生徒の必死の呼び掛けで意識不明だった先生が、タイミング良く覚醒するというのがフリなのだとしたらね)

廉が千冬にプロポーズするのは分かるが、あれだけ琴を邪険に扱っていた藍が、急に心変わりして壁ドン告白するのはちょっと意味不明。
みことの後輩・志乃のおせっかい振りがかなりウザくて邪魔。

演出=城宝秀則




  • << 61 「4分間のマリーゴールド」全10話終了。 ぶつけたトラックどこ行った?と思ったら道路脇に突っ込んで止まっていて、運転手逃げたのか?と思ったら運転席で茫然自失状態で、みことが声を掛けたら前を見たまま「寝ちゃってました」。これって結構リアルなのかも。 で、みことは必死に沙羅の心肺蘇生。病院到着までに12分。沙羅は眠り続け2ヵ月位?遂に来た沙羅の誕生日、沙羅は死ぬ事無く逆に目覚めた。 医者はみことに言った。「彼女は幸運でしたね、あなたが側に居たから」 みことが救急士になってからのビジョンでも、子供の時に視たビジョンと同じだったって台詞が前に有ったと思ったけど、ビジョンの死の時はみことは側に居なかった設定だったのか?ご都合主義が酷すぎて…。 1年後に二人は結婚、そして5年後二人は可愛い女の子を授かっていた。3歳位かな?花巻家の庭では廉兄と藍が花火で盛り上がり、それをニコニコ見つめるみことと沙羅。 って、廉兄何でここに居る!?千冬とはどうなった?振られたのか? 演出=河野圭太

No.52 19/12/07 14:59
匿名 

>> 40 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」8話まで終了。 母親が帰国し、みことは沙羅と結婚すると告げるが、母親は何も尋ねず賛… 「時効警察はじめました」全8話終了。

高校の高飛び込みコーチが屋上から飛び降り死した事件を調べる霧山。
エースの雨夜(山﨑賢人)は部員の鈴音(二階堂ふみ)と両思いだったが、そこに割り込んで来たコーチがプールの水面に細工をして雨夜を再起不能に追い込み、PTSDで只野教授(松重豊)の催眠療法を受けていた雨夜はそれを悪用、コーチにトリガー(アメリカの無名曲を聴いたら屋上から飛び降りる)を埋め込み、昼休みに鈴音から渡されたカセットテープでその曲を味澤(染谷将太)が掛けたのでコーチは飛び降りた、という展開だった。

謎解きも面白かったし、目力が強いスピリチュアル雨夜を演じた山﨑賢人、歯に細工をして怪しいドロラッチ(ドローンを使ってネタを取るパパラッチだって(笑))を演じた染谷将太、心理学者から山の中の焼き芋屋に転じた只野を演じた松重豊、三者三様で面白かった。二階堂ふみはミスリードとして起用したのかな?あまり効果は無く勿体無かった様な。

最後は霧山がまたFBIに請われて旅立つ所で終わった。続きが有るならもう少しレギュラー整理をした方がいいと思う。三木氏位しか使い切れていなかったから。

脚本・監督=三木聡

No.53 19/12/08 18:26
匿名 

>> 42 「俺の話は長い」8話まで終了。 《ゆで卵と福引き》 檀野が房枝の墓参に車を出したり、光司の就職先を探したりで面白くない牧本。満に檀野… 「俺の話は長い」9話まで終了。

《トンカツと占い》
揚げたてのトンカツを直ぐに食べたい満と、高校には行かないラジオパーソナリティーになると言い出した春海が満にしか話さないと言ったので、そっちを優先しろとトンカツおあずけで迫る綾子の攻防。結局春海の話を聞いてやり、ああ言えばこう言う春海を「高校でなきゃ貯められない経験がある」、の殺し文句で陥落させる満。
その間、綾子は放送部やアナウンス部が有って春海の学力にも合う高校一覧を作り、高校に行きながらアナウンス専門学校に行ってもいいからと言い、嬉しそうな春海。

何か春海が満のミニチュアみたいになって来ていて笑った。圧倒的に人生経験が足りないから、まだミニチュアで済んでいるし満も余裕で転がしているけど、このまま春海が成長して行ったらどんな大人になるんだろうとか、結構想像してしまった。

《ラーメンとフリーマーケット》
以前「イエスマンに囲まれて困っているお偉いさん方の発言を、ことごとく否定したり揚げ足を取ったりする、家庭教師みたいな仕事には需要が有るんじゃないか」と思っていた満。
それなら光司が断られた議員秘書なんかピッタリだという話になったが、満は綾子の説得を頑として受け入れず遂にさじを投げた綾子。
出前をしないラーメン店と自分は同じだ、食べたいなら店に来い、俺に会いたいなら向こうから来ればいいと綾子に豪語していたが、そのラーメン店が出前を始めていたというオチには爆笑。

海星にまで説教をされた満。最早仕事の何に重きを置き何を求めているのかさえ分からなくなって来た。「ああ言えばこう言う家庭教師」という発想は面白いけど、職業にするには満は繊細で内弁慶過ぎるのでは?

演出=丸谷俊平

  • << 64 「俺の話は長い」全10話終了。 《すき焼きと引っ越し》 引っ越し前日の夕食、出前にしようと言う母に皆も賛成するが満だけすき焼きにすると譲らない。ここに来た日がすき焼きだったんだから、出て行く時もすき焼きでしょ。すき焼きに釣られて春海は来たんだし、秋葉家の危機を救って来たのは誰だ?オリンピックの開会式と閉会式だって……おいおい屁理屈が過ぎるだろ(笑) 「重箱の隅をつつく競技が有ったら満君優勝だね」良く言った!光司さん(笑) 音楽活動もしたいのでタクシー運転手になりたいと言う光司。もう一つの理由は、将来春海がパーソナリティーになったら、運転中も聴けるからって言ってたよと満から聞かされ満更でもない春海。これで陥落した感じだったな。 《コーヒーとマラソン》 春海を助手席に乗せて二人だけで新居に向かう光司。タクシー運転手になるのはどう思う?と聞くと「“お父さん“がやりたければ……」と答える春海に動揺し、思わず路肩に車を停める光司。胸熱の“お父さん”呼びに「またお願いします」「4年に一度位なら」春海の洒落た返しは前日の満の屁理屈の引用か? 秋葉家が去り二人だけのほぼ無言の夕食。2階に上がればガランとした部屋、そしてまた二人だけのほぼ無言の夕食。 3ヵ月間毎日喋り倒していただけに、この静寂と寂寥に耐えられなくなったのか、満がとうとう音を上げた。それでもあくまで満らしく「ハイハイ分かりました、面接受けるよ」と、母親が無言の圧力で急かすから仕方なくと装う(笑) 秘書面接の日は町内のマラソン大会の日。その応援を装いながら、橋の上をスーツで歩く満を秋葉家やクラッチ、ポラリスの友人知人が下から励ます。気付いた満に今度は綾子が「満、頑張れ!」と何度も声を張り上げる。張り上げながら涙を溜める綾子、聞きながらこちらも涙ぐむ満。まさかの姉弟の万感の涙にこちらも泣きそうになった。 そして面接。いつもの調子を取り戻した満は滔々と上から目線の話術を展開するのだった(笑) ああ面白かったあ。姉弟のバトルも凄かったけど、満が秋葉家の危機を救ったのは事実だし、綾子も最後に「ありがとう、特に春海の事は感謝してる」と本音で礼を言うのを忘れなかった。 面倒臭い時も有るけど、いざという時頼れるのも家族。いいドラマだった。終わってしまい寂しい。 演出=中島悟

No.54 19/12/08 19:16
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」(大映TV・東海TV)脚本=泉澤陽子 他 出演=要潤、ベッキー、玄理、本村健太郎、田中こなつ、奥菜恵(2話まで)、勝野洋、津田寛治 他

中山七里の小説原作。

原作を知らずドラマのあらすじを読んだ時は、もっと“わざとらしい”作りなのかなと想像していたのだが、主人公の弁護士の設定(14歳の時に死体配達人事件を起こし、医療少年院に入っていた)こそおどろおどろしいが、作りは至ってまともな感じで、だけど「貰える物を貰えれば何でもやる、それがウチの方針」と言い切る御子柴の弁護手法とか佇まいは異質で面白いし、検事の岬(津田)に言い放った御子柴の言葉「法律は絶対なのか?救われない事がどんなに過酷なのか、裁かれない事がどんなに苛烈なのか」が意味する事(裁かれない、は多分過去の自分の事だと思うけど)は興味深いし、素直に次も観たいと思った。

要潤が凄くいい味を出している。
上記「裁かれない云々」の台詞が有ったので、御子柴がソファーで寝ている依頼人の娘・倫子ちゃんに近付いた時も、ああ毛布か何かを掛けてあげるんだなって想像出来たのだが、何故御子柴が倫子ちゃんの顔付近に両手を伸ばすカットを入れたのか?煽る為なら稚拙、一瞬御子柴にフラッシュバックが起きたからなら、ちょっと怖い。

※原作として4本挙げられており、今回の話が前後編設定になっているので、もしかしたら3話からサブタイトル(~の部分)が変わるかも?

演出=村谷嘉則

  • << 65 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」2話まで終了。 「先生は園部信一郎なんですか?」とストレートに尋ねる日下部に認める御子柴。 津田家のキッチンには包丁の類いが一切無く、フードプロセッサーで料理をしている事が提示される。何故なのか? 「パパはお姉ちゃんを叩かなかった」倫子の言葉から、おそらく父親は美雪に性的虐待をしていてあの日逆襲されたのだろう、そして母親が身代わり犯人になったと推測出来た。 法廷で、御子柴は自ら自分が死体配達人の園部である事を明かし、亜季子には亡くなった妹がいて、その子が死体配達人事件の被害者だった事を話す。閉じ込めていた記憶が甦る亜季子は泣き叫ぶ。 この事件で先端恐怖症を発症し、包丁類に触る事さえ出来ない亜季子には、カッター殺人は出来ない、これが御子柴の結論と証明だった。 津田家。御子柴が尋ねる。「お前がやったんだな?」祖父の声がすると逃げようとする美雪。「逃げるな。真実を明らかにする最後のチャンスだ」えっ?じいさんがレイプしていたのか?じゃあ何で父親を刺したのか? 「美雪は自分の父親に売られたんだ」 借金まみれで無職の息子に金を渡し、美雪が家に一人になる時間を聞き出していた。 「このままでいいのか?罪を償わないままで。一生後悔するかもしれない」 やっぱりそういう事なのね。 初回で御子柴の放った言葉「法律は絶対なのか?救われない事がどんなに過酷なのか、裁かれない事がどんなに苛烈なのか」 救われない例が当時の佐原家(亜季子の旧姓)で裁かれない例が園部。 少年法で守る事が最良の方法なのか? ラスト、歩道でいきなり女に刺される御子柴。「天罰よ、この悪魔!」どっちだろう、少年犯罪の被害者遺族?御子柴が裁判で勝たせた被告の被害者側の家族? ※次回からサブタイトルが「~恩讐の法廷~」に変わる。 演出=村谷嘉則

No.55 19/12/08 23:14
匿名 

>> 44 「グランメゾン東京」7話まで終了。 今回は相沢の失踪していた妻エリーゼが、アメリを取り戻しに来る話がメインだったが、この話、あんなに膨… 「グランメゾン東京」8話まで終了。

今回は尾花が渡仏前に修行していた浅草のレストランの師匠(木場勝己)に、何が一番大切な事なのかを再確認させられる話。
「星なんかに拘るから大事な物が見えなくなるんだよ」
まあ常連だけを相手に細かくカスタマイズ出来る店と、不特定多数の客を相手に料理とサービスでもてなさなければいけない店とを同列に語る事は出来ないが、トップレストランでありながら細かく対応出来れば、それに越した事はない訳で。

祥平は尾花がエスコフィユから消えたのは、自分が悪者になって庇う為だったと思う、あの人はいつも店の事や人の事を考えていると京野に話す。辛そうな祥平に京野は大丈夫だから、もういいからと言って軽く抱き締める。それをしっかり立ち聞きしてリンダに「犯人は平古祥平、尾花は庇っています」と告げる久住。グラメも平古も許さない勢いのリンダ。あっちもこっちも敵だらけ。リンダと久住、どっちの復讐心の方が強いのか?(江藤より手強そう)

倫子シェフの「もうミシュランの為に料理はしない!」宣言。お客様の為に料理を作り、そして三ツ星を取る!取りに行くのではなく与えざるを得ないレストランにする宣言ですな。その意気や良し。

演出=塚原あゆ子

  • << 66 「グランメゾン東京」9話まで終了。 久住が早くも退職すると言い出し、京野が返却すると言う履歴書を見た尾花は何かに気付く。 メニューを一新するにあたり、前菜に合う国産ワインのセレクトを久住に任せた尾花。全員での試飲会の日、萌絵がノロウイルスで倒れてしまう。 バッグから何かの小瓶を落とし、病院でもリンダと電話する久住を見て怪しむ相沢。 尾花の提案で自ら保健所を呼び食材を提出、結果が出るまで休業し店は徹底掃除と消毒。京野は罹患の可能性のある客すべてに説明と謝罪行脚に。隠さない尾花達に久住は焦り顔。でもこの時点で久住には、尾花達への尊敬の念みたいな物が芽生えていたのは見えていたので、リンダにやれと言われても出来ないだろうとは思っていた。 京野が久住の父の事をやっと思い出し、皆の前で話す。あの事件の時に外務省の秘書官だった久住父は、昼食会に娘から勧められたエスコフィユを選び、京野と尾花は父に会っていた。事件後責任を取らされて僻地に飛ばされた父。だからずっと恨んでいた。京野より早く気付いていた尾花は、エスコフィユ時代とは違う、あの反省を生かし常に客にとって最善の道を選ぶレストランを作り上げたという事を、久住に行動で見せたかったのかもしれない。 保健所の検査で久住の無実は証明され、萌絵は個人でどこかで罹患していた事が分かる。 倫子は久住に正式にソムリエとして働く様に頼み、尾花も三ツ星を狙うならあんたは絶対必要と言って久住陥落。 リンダは祥平に自白させ密かに録音、記事にすると言う。 尾花「もしウチで拾ったら?」 リンダ「グランメゾンを一生星が付かない様にしてやる」 侮蔑の眼差しでリンダを見て去って行く尾花。その足で祥平の元へ行き「祥平、グランメゾンに来い!」 さあ、役者は揃った!でも次が最終回。これで更にリンダの妨害とかが有って三ツ星を取る迄を描けるのか? リンダの執念半端無い。仕事の損害より尾花と別れる時に何か有った個人的な恨みの方が強いのかいな? 演出=青山貴洋

No.56 19/12/10 00:00
匿名 

>> 45 「シャーロック アントールドストーリーズ」9話まで終了。 殆どレストランの中だけで完結する殺人事件を推理する話で、客とスタッフがそ… 「シャーロック アントールドストーリーズ」10話まで終了。

え~ッ、何か最後に匂わせ演出していたけど、佐々木蔵之介が守谷なの!?
江藤は何歳設定なんだろう。前々回に佐々木蔵之介では若過ぎるからと候補から外したんだけど…。年齢を調べようと思ってHPを見に行ったら、予告あらすじに市川(伊藤歩)と一緒に拘置所から逃走した4人の中に守谷がいたって書いてあった。何だ?どっちがミスリードなんだ?

今回は都知事の高校生の息子・椋が誘拐されて、それを調べる話。
椋が自作自演で狂言誘拐をしていたのかと思っていたけど、椋の腹違いの兄で知事の秘書・津崎が、椋への嫉妬から椋と同室の竹内を使って誘拐を計画、スマホの盗み見でそれを知った椋が、汚い大人(父親とパワハラコーチ)に復讐する為に、その計画を横取りして寮の屋根裏に籠城していたという、少し捻りは入れてあったが、まあ大体想像の付く話だった。

それよりやっぱり蔵之介。あらすじを読んでしまったから、何か別の事だとしても裏は有りそうなんだよね。(読まなきゃ良かった)

脚本=東山狭 演出=阿部博行




  • << 68 「シャーロック アントールドストーリーズ」全11話終了。 まず守谷が地面師事件の後に江藤に逮捕されていたというのが初耳で。 守谷が政界や警察等あちこち金を送り付けて前公安部長が受け取ってしまったから、逃走犯を逮捕してそういうのが表沙汰になると困るから、手荒な真似をしても良い(つまり殺しても構わない)というのが、江藤に下された上からの命令。 結局市川(伊藤歩)は捕まり、田中(渋谷謙人)は守谷の信徒に殺され、守谷(大西信満)は獅子雄相手に散々心に響かない能書きを垂れて、獅子雄の腕を掴み共に海に沈んで行った。 獅子雄の守谷に対する評価は「ただの幻」 守谷は獅子雄に「あなたは私が本当の守谷だと思っていますか?」答えを聞く前に落ちて行ったので、何が真実なのかは分からず仕舞い。 守谷は45歳、あんな軽そうな男がずっと安蘭(長谷川京子)をコントロールしていたとはとても思えない。 そう思わせてしまう様な俳優(知らない人なのでググったら、映画(小品)畑の人だった。演技が軽いし平板)をわざと使って視聴者に疑問を持たせ、本当の守谷は別に存在すると確信させる意図だったのなら、それは成功したと思うが。 あともし本物なら、あれだけ狂信的な信徒の市川が、守谷の居場所のヒントを獅子雄に教える訳が無いよなとかも思った。 あれで獅子雄が死ぬとも思えないし、続きは有るんじゃなかろうか? ディーンははまり役だった。こんな非現実的でスタイリッシュな男を演じられる俳優は、他には見当たらない。 若宮が助手として機能し始め面白さも増していたので、これで終わってしまうのはちょっと勿体無いかな。最終回が消化不良気味だったし。 ※また特別編かあ。ブツブツ…観るけどさあブツブツ… 演出=野田悠介

No.57 19/12/10 00:50
匿名 

>> 46 「ハル~総合商社の女~」7話まで終了。 今回は晴と青柳が別々にアプローチし始めた企画「社会課題解決型ビジネス」の話。 晴は政府が… 「ハル~総合商社の女~」全8話終了。

前回の和田の「ずっと変わらない気持ちを受け取ってくれるか?」の答えは、涼名義の通帳と銀行印だった。晴が養育費を拒否したから、自分の涼への気持ちとして毎月貯金をして、二十歳になったら渡すつもりだったと。最初の入金額は2998円で、それは涼の出生時の体重だった。その上、毎月15万円ずつの入金。これで感激しない女はいないだろう。和田が再婚しなかった理由も少し分かった気がする。

一乗寺大臣の裏取引の条件は、実弟が経営している建設会社を施工業者に指名する事で、高山も了承する。
高山から口止めされた一乗寺は和田に退職願を出し、裏事情を全部話す。「卑怯なやり方は許せない、悪事に加担したくない、人質は卒業したい」と。

ブチ切れた晴は副社長室に乗り込み「ウチの一乗寺はモノじゃない!」
後を引き取った和田が正々堂々と戦う、ウチにはその力があると冷静に説得。

後日、汚れちまった高山はギリギリの所で商社マンの矜持を思い出し、自分で動いて最安値の建設会社の見積もりを取って来る。いやぁ、あの掌の返し方には苦笑しか出ない。和田のおかげでと感謝して、高山はNY支社に飛ばされて行く。

高山が一乗寺を追い詰めた言葉「何もしなくていいんだよ。ただ君が居てくれるだけで五木に大きな仕事が入って来るんだ」
晴が来る前の一乗寺だったら、それでも諦めの境地で言いなりだったのかもしれないが、晴にコピー要員として使われた事が発端で、気持ちが変わり始めていた一乗寺にとっては、退職を選んだ方がまだマシと思える位、最後のプライドを破壊する言葉だった。
一乗寺が少しずつ変わって行く姿はそれなりに描かれていたので、高山の豹変とは違い納得出来たし説得力もあった。

ラスト、晴の家で黒ひげ危機一髪を楽しむ和田と晴と涼。はしゃいだ涼がごく自然に「お父さん」と呼び、喜ぶ和田と晴。
これからもこんな感じで三人の関係は続いて行くのかなと想像させる、素敵なラストだった。

脚本=龍居由佳里、本田隆朗 演出=土方政人

No.58 19/12/11 00:07
匿名 

>> 48 「G線上のあなたと私」8話まで終了。 眞於「どうして?」理人「話を聞くって言ったから」理人の目を見つめてから「もう目が違うね。だいぶ前… 「G線上のあなたと私」9話まで終了。

也映子が発熱して会えないとLINEした事を信じられず、自宅に来てしまう理人。
「普通、来る?」
ホント、すっぴんで熱さまシート貼って、髪の毛おちょんぼでゆるゆるの部屋着姿なんて、男に見られたくは無いわね。
中々話が進まない理人に
「もしかして私のこと好き?」と言っちゃう也映子。「好きです!」とやっと言えた理人。

手を繋いで街を歩く二人。何かやっぱり姉弟みたいだよなあと思っていたら、理人の学校の友人も「お姉さんですか?」って直球投げちゃった。年上で社会人の也映子の方が、色々考えちゃうのは当然だよね。

也映子「好きのその先が怖いです。私は多分すぐその先を求めてしまうと思う。でもそれは無理な訳で、理人くんはまだこれからの人だから」理人が就職をしたら色々な出会いがあるし、心変わりがあるかもしれない。これから就職する身の大学3年生と8歳年上の女の組み合わせ、女にしたらやっぱり怖い。
だからバイオリンの関係に戻らない?バイオリンが無いと苦しい、なんて言っちゃうんだよね。でも理人にはその苦しさが理解出来ない。

夫の無用の言葉に傷付き家出をしてしまう幸恵。心配する也映子達に「一人でガス抜きがしたい」とLINEが来る。
也映子は理人に「私達の事は一旦保留ね」と言って「会いに行こう」と、幸恵が今夜泊まると送って寄越したネカフェに向かう。

バランサーの幸恵が居ないと落ち着かない也映子。本当にまたバイオリン仲間に戻るのか?それとも…?

演出=竹村謙太郎

  • << 69 「G線上のあなたと私」全10話終了。 幸恵夫婦の行き違いが何とか円く収まり、北河一家と別れて並んで歩く二人。 左手をコートのポケットに入れて歩く也映子は、右手をそのポケットの側でブラブラさせている理人との手繋ぎを拒否している様に見えた。そして… 理人に「その先には行けません、ごめんなさい」と言ってしまう也映子。 也映子は電話で幸恵に理人と別れたと伝える。 也映子「理人くんは可愛くて仕方ない。庇護欲をそそられちゃて、それを恋愛感情と勘違いしちゃった」 幸恵「それは違うわ也映子ちゃん、(あの時)あんなに泣いたのはどうして?」 バイオリンのレッスン日も忘れる位、也映子が平常心ではない事に気付いた幸恵は教室に理人を呼ぶ。(具体的な描写は無かったけど多分そう) 幸恵「本当に大事な人とは緩くて優しい世界のその先に行かなきゃ。じゃなきゃ深くは繋がれないんじゃ無いかな?」 理人が後ろで聞いているのを知らずに話し始める也映子。 理人くんがメチャクチャ好き、だからあの人が消えちゃうのが怖い、緩くていい、最強の人間愛がいい、人間愛ならあの人の未来にずっといられるから。 理人の未来に拘る也映子にキレた理人が問い詰める。「どんな未来?言ってみてよ!」 「だって理人くん、私の次があるじゃん!21だもん(泣)」 結婚の事を考えなきゃとかの話だと思っていた理人は「えっ!?そっち?」 逃げる也映子を追い掛け「ああもうめんどくせー」とエレベーターの中でガバッと抱き締める理人。幸恵は笑顔で小さくガッツポーズ。 もう幸恵の言葉が一々深くて、その都度頷いて観ていた。三世代同居の人生経験は伊達じゃない。 私達三人の関係は何かのきっかけで会えなくなったとしても、繋がっていられる関係だと思ってる、この言葉も素敵だった。 理人は内定を貰い、也映子と二人で不動産屋の前で物件探し。えっ?っと思ったら、どうやら同棲の下見っぽい。家賃は二人合わせた手取りの30%までだから12万だなと、そういうのはしっかりしてる理人。直ぐにも一緒に住みたい理人に、卒業してから!とケジメ派の也映子。でも楽しそう。 女が8歳年上で相手が学生で未来より今を取るのって、やっぱり女には勇気が要る話。バイオリンも含め、ファンタジーと現実を上手くミックスした心に響くドラマだった。 演出=金子文紀

No.59 19/12/11 17:55
匿名 

>> 47 「まだ結婚できない男」9話まで終了。 桑野が腹痛で中川病院に搬送され、良雄の顔を見るなり「あの女医は呼ぶな」これって夏川結衣の事を指し… 「まだ結婚できない男」全10話終了。

元夫婦の裁判は妻の誤解(夫には女がいて離婚したら直ぐに女と住む家を建てるなんて許さない)から始まっていて、桑野が依頼人(元夫)が独り暮らしをする、趣味の鉄道模型に没頭出来る家を設計した事を証明した事で二人は和解した。

長野に帰ろうか迷い始めたまどかに有希江が言う。「私が桑野さんと気楽に喋れるのは桑野さんに合わせているからよ」ああ、やっぱりそうだよね。
「もんじゃが楽しかったと言ったのは、まどかさんを焚き付けたかったから。」まあ、本当に桑野に気が無かったのならそうなんだろうけど、有希江自身、桑野の優しさは身に染みて分かっている筈だし、まどかの気持ちが読めるからこそ譲ったみたいな感じなのかな?

長野についてまどかが「行かないで欲しいと誰かが言ってくれたら…」と言うのを聞いた桑野は、後日まどかを呼び出して「新たに人間関係を構築するのは時間が掛かる」等々、長々と理由を述べた後「長野に帰るのはやめた方がいい、あなたがいないとつまんないし寂しくなるんで」と伝える。
涙ぐむまどかは「男性にそういう事言われるって嬉しいもんですね」「仕方ないですね、帰るのやめます」ホントですか!?って喜ぶ桑野の笑顔が張り付いた様な感じで何か怪しいなと思ったら、「じゃあ次は本番で、リハーサルは上手く行ったから。」って、想像の遥か斜め上を行く思考回路にぶっ飛んだ。まどかが何ですかそれ!って怒っても、怒られる意味が本当に分かっていない事に逆にびっくり。これが桑野の究極の本質なのね?これじゃあ結婚なんて無理だわ(笑)
本能に忠実なタツオの様にはなれないのよね(笑)

まず、まどかと桑野がお互いに憎からず思い合っているという感情が、最終回まで上手く伝わって来ていなかったので、最後だからまとめたんじゃない?みたいな感じになっていたのが残念だった。
早紀は役として要らなかったね。あと奈緒の無駄遣い。もう一人の男の子と奈緒はあの事務所でどんな仕事を担当していたのか分からなかった。経理の女性はちゃんと仕事をしていたけど。

桑野の偏屈さと阿部寛の細部にまで拘った演技が面白くて笑えはしたけど、それだけだったな。あとはタツオね(笑)

演出=三宅喜重



No.60 19/12/12 00:16
匿名 

>> 49 「同期のサクラ」8話まで終了。 8年目の2016年11月。 桜は無気力で会社に行けなくなり引き籠りで部屋はゴミ屋敷。 同期がメール… 「同期のサクラ」9話まで終了。

19年12月11日桜は目覚め、葵に見せられた解雇通知書で令和になった事を知る。
退院の日、夢ちゃんを抱いてアパートまで付き添って来た百合。会社を辞めて託児所を作る為の起業をするか悩んでいる。
桜があやすと絶妙のタイミングで泣き出す夢ちゃん(笑)(あまりのドンピシャにおそらく素で思わず微笑んだ橋本愛がチラッと映った)

菊夫はNPO法人の代表になって欲しいと言われて悩み、蓮太郎は上司に意見したら営業に行けと言われ、退職したいがすみれが妊娠したから退職していいものかと悩み、葵は結婚するつもりはないと言っている百合の言う通りにしていいのか悩んでいた。

大から小まで建設会社の面接を受けまくるが全落ちする桜。
気を取り直し同期の悩みに答えを出し、台詞の様に暗記して何度も練習をし、皆を自宅に呼び鍋パーティーをする事に。だけど皆が次々にキャンセル、悩みも各自で自己解決していた。
もう自分は必要とされていない、東京に居場所は無いと感じた桜は田舎に帰ると決める。

皆には新潟で就職が決まったと嘘を付くが直ぐにバレ、新研の時に桜が「社長賞を取るべき建物」と言った幼稚園がやっと着工した現場に連れて行かれる。その人は桜の言葉が有ったから、それが原動力になって踏ん張れた、俺達だって同じだ。皆桜を必要としている。

再び就活を始めた桜を小さな会社の社長(平泉成)が雇ってくれる。
そこに来た黒川副社長。「戻って来い。俺の下で働かないかニヤッ」
やっぱり桜を利用する気満々なんだな。社長の椅子取りゲームなのか?

予告で百合に「あんた変わったね」って言われていた桜。
どん底まで落ちた時に気付いた何も持っていなかった自分、力を付ける為には変わらなければいけないと自分に言い聞かせたらしい。今度は逆振れしちゃうのか?

演出=南雲聖一

  • << 70 「同期のサクラ」全10話終了。 2020年3月、朝のルーティンも復活し花村建設に再就職した桜は、黒川から新プロジェクトのリーダーに抜擢される。 「桜、何故お前が周りとぶつかったか、それはお前に力が無いからだ。力があれば周りはお前の言う事を聞く様になる」 その言葉通りに、力をつけた黒川は社長解任と外資との合併に漕ぎ着ける。 黒川がバックに居る桜が社内を歩くと、人が道をあける位に恐れられ、同期も心配するが受け付けず「あんた変わったね!」と百合に言葉を投げ付けられる始末。(そんな百合も人の事は言えない程、右に左に揺れまくっているけどね) 合併に向け大量のリストラが始まり、その名簿の中にすみれの名前があった事から黒川に撤回を掛け合う桜。 「分かった、代わりはお前が選べ」 「だったら私が辞めます」 「そんな安直な道しか選べないのか?」 後日、退職願を黒川に渡す桜。 「この業界で働けなくする事も出来るんだぞ」と言う黒川だが、そこまでの気も無さそうな表情。 未来に作りたい物のデザイン集を黒川に見せ、仲間からアイディアを沢山貰った、社長にそんな仲間は居ますか?と同期自慢。(いや賛同する者が居たからクーデターを起こせたんでしょうよ) 百合は葵と一緒に生きて行く事を選択。 蓮太郎は小さいけどやりたい事がやれそうな会社に就職が決まり、菊夫はNPOの代表として頑張る道を選んだ。 桜はあの時の平泉成社長の会社に拾われた。 黒川が桜に目を掛けたのは、8歳で事故で亡くした愛娘の面影を桜に重ねていたからという、拍子抜けする様な理由からだった。何かさあ、もう少し仕事と絡めて欲しかったわあ。 じいちゃんが生きていた頃までは楽しめたけど、亡くなってからの展開がイマイチだったのに加え、“亡くした愛娘”で完全にシラケてしまった。 やっぱりじいちゃんの金言に勝るもの無しという事かな。 演出=明石広人

No.61 19/12/13 23:40
匿名 

>> 51 「4分間のマリーゴールド」9話まで終了。 話は進みウェディングドレスの衣装会わせの日、その前に行く絵画展会場に向かって車で移動していた… 「4分間のマリーゴールド」全10話終了。

ぶつけたトラックどこ行った?と思ったら道路脇に突っ込んで止まっていて、運転手逃げたのか?と思ったら運転席で茫然自失状態で、みことが声を掛けたら前を見たまま「寝ちゃってました」。これって結構リアルなのかも。

で、みことは必死に沙羅の心肺蘇生。病院到着までに12分。沙羅は眠り続け2ヵ月位?遂に来た沙羅の誕生日、沙羅は死ぬ事無く逆に目覚めた。

医者はみことに言った。「彼女は幸運でしたね、あなたが側に居たから」

みことが救急士になってからのビジョンでも、子供の時に視たビジョンと同じだったって台詞が前に有ったと思ったけど、ビジョンの死の時はみことは側に居なかった設定だったのか?ご都合主義が酷すぎて…。


1年後に二人は結婚、そして5年後二人は可愛い女の子を授かっていた。3歳位かな?花巻家の庭では廉兄と藍が花火で盛り上がり、それをニコニコ見つめるみことと沙羅。
って、廉兄何でここに居る!?千冬とはどうなった?振られたのか?

演出=河野圭太


No.62 19/12/14 15:23
匿名 

>> 50 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」8話まで終了。 母子家庭の5歳女児(凛)の虐待死の話。とても賢い子で、絵本としては少し難しそう… 【シーズン枠外ドラマ】

「死役所」9話まで終了。

1960年に志村は市役所職員として後の妻・幸子(安達祐実)と知り合い、やがて結婚して女の子・美幸を授かる。
その美幸が見た感じ4歳位の時に、親子3人で加護の会の施設の門をくぐる。この時の志村は妻と微笑み合っている。この後一体何があったのか?

死役者でシ村が見付けた加護の会信者・寺井(柄本時生)は、優秀な弟と常に比較され蔑まれるコンプレックスから解放されたくて、加護の会に取り込まれた男。
主宰者の蓮田栄山(吹越満)講演会(少人数の説法会)で、いきなり指を指され言葉を掛けて貰った事と、この施設の世話役みたいな綺麗な女性(阿部純子)に色々話し掛けられた事ですっかり気を良くし信者になってしまう。
最初からコンプレックスの有りそうな男に目を付けて、主宰者と若い女性でアタックし絡め取る、いかにも有りそうな話だ。

弟が連れ戻しに来て兄は逃げて飛び出し、車にぶつかって死んでしまう。

今回を観る限りでは、施設の門は開いているし、寺井が大金を持っていた筈も無いから、この施設に関しては洗脳以外の悪徳さは感じられなかったが。

シ村は寺井から妻の居場所や情報を探りたかった様だ。慇懃無礼な聞き方からいきなりドスの利いた「とっとと答えろ!」は迫力が有ったな。
寺井は志村幸子の事は知らなかったが「特別な加護を受けている人が居るって事は、聞いた事が有ります」と言う。

美幸はどこで誰に殺されたのか?志村は死刑になる程、誰を殺した事になっているのか?そして幸子は?

脚本=三浦希紗 演出=松本花奈


  • << 72 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」全10話終了。 志村と幸子の娘・美幸は幸子の作った料理を一切食べず、絵の具だけを食べ続ける子に育ち、幸子は自分のせいだとノイローゼ気味に。ご近所から加護の会のチラシを手に入れた幸子は、志村と3人で加護の会の施設に行く。ありのままを受け入れる様に栄山に言われた幸子だが、変わらない美幸を連れて今度は二人だけで加護の会に行ってしまう。 連れ戻しに行く志村。美幸は居たので連れて帰ったが、幸子はここには居ず一週間後に戻ると言われ、また行くが追い返される。 失意のまま自宅に戻ると庭で美幸が殺されていた。 警察は絵の具しか食べさせず虐待して志村が殺したと判断し、言葉と暴力で責め続け遂に諦めた志村は自ら落ちる。 1960年って虐待の末に我が子を殺したら死刑だったっけ? あと美幸は普通の体型だったけど、絵の具だけであの体型は考えられない。 結局誰が美幸を殺したのか、幸子は何処に行ったのかは全く分からず仕舞い。 ニシ川の過去も明かされなかった。 何だ、この尻切れトンボ感。 ひょっとして続編ありきの処置なのか? 何か尻上がりに良くなっていたから最終回も期待していたら、いきなり肩透かしを食らった感じでちょっとがっかり。 原作との関係だとしても、ドラマ化する以上はエピソードを出したものについては結論を出して欲しかった。 演出=湯浅弘章

No.63 19/12/14 15:43
匿名 

>> 22 【シーズン枠外ドラマ】 「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」5話まで終了。 4話と前後編にした意味が分からない… 【シーズン枠外ドラマ】

「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」9話まで終了。

何かどんどんつまらなくなっていて、レビューは書いていなかったのだが、残り2話の前編は脚本も八津氏に戻り、案件も事故調で本来扱うべき物だし、守康弁護士(寺脇康文)再登場に加え、成り行きで天ノの協力者となる九坂を岩城滉一が演じるという魅力の布陣。

果たして天ノは、南雲博士も味方に付けている清水自動車の、リコール隠しの悪事をどの様に暴くのか?
天ノがお金を渡しているホストに、一体何を頼んでやらせているのか?

その辺が最終回の見所かな。

演出=福井允広

  • << 73 【シーズン枠外ドラマ】 「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」全10話終了。 天ノは研究費使い込みを否定するが、大学側は天ノの留守に研究室の資料を全て持ち去り、志保は天ノに電話で「ごめん、あのファイルも持って行かれた!」 何だ何だ? 天ノは倉庫みたいな所に野津田を連れて行く。そこには不思議な機械とあのホストが。あっ、やっぱりね、予想通り。いや予想以上か。天ノは既存の研究機関では許可されないタイムマシンの研究の為に私費を投じ、既に各地の研究機関に所属している若い研究者が余暇に集まり実験する為の場所や研究費を賄っていたのだ。あの男性も研究者でホストの収入はタイムマシンの研究につぎ込んでいた。 学生なら大丈夫だけど、余所の機関の研究者を参加させていたから、秘密裏にやらないとまずかった、で、あのファイルって訳。 1話で出て来てその後、全く音沙汰無しだったタイムマシン話を最後に回収に来て、こっちは派手さは無いけど荒唐無稽な感じは1話の南の島の実験話と同じだった。 SHIMIZU自動車のリコール隠しの裏には外国の自動車メーカーとの合併話があり、その為に隠蔽の片棒を担がされたと知った南雲博士は、真実を知る為に天ノの検証実験に参加。 九坂の呼び掛けで参加した全国158整備工場の実験で9台に不具合が発生、作られたSHIMIZUの安全神話は崩壊、社長は逮捕された。 色々な角度から何度も何度も検証実験を繰り返し、真実に辿り着く迄を丁寧に描いていて見応えが有った前後編だった。 「私、失敗しちゃった」が決まりフレーズだった割には、全編通して天ノは殆ど失敗していなかったという(笑) 脚本家が交替して中弛みみたいになったのは残念だった。アイディアがそれほど湧いて来なかったのなら、話数を減らせば良かったのになとは思った。 演出=福井允広

No.64 19/12/15 00:03
匿名 

>> 53 「俺の話は長い」9話まで終了。 《トンカツと占い》 揚げたてのトンカツを直ぐに食べたい満と、高校には行かないラジオパーソナリティーに… 「俺の話は長い」全10話終了。

《すき焼きと引っ越し》

引っ越し前日の夕食、出前にしようと言う母に皆も賛成するが満だけすき焼きにすると譲らない。ここに来た日がすき焼きだったんだから、出て行く時もすき焼きでしょ。すき焼きに釣られて春海は来たんだし、秋葉家の危機を救って来たのは誰だ?オリンピックの開会式と閉会式だって……おいおい屁理屈が過ぎるだろ(笑)
「重箱の隅をつつく競技が有ったら満君優勝だね」良く言った!光司さん(笑)

音楽活動もしたいのでタクシー運転手になりたいと言う光司。もう一つの理由は、将来春海がパーソナリティーになったら、運転中も聴けるからって言ってたよと満から聞かされ満更でもない春海。これで陥落した感じだったな。

《コーヒーとマラソン》

春海を助手席に乗せて二人だけで新居に向かう光司。タクシー運転手になるのはどう思う?と聞くと「“お父さん“がやりたければ……」と答える春海に動揺し、思わず路肩に車を停める光司。胸熱の“お父さん”呼びに「またお願いします」「4年に一度位なら」春海の洒落た返しは前日の満の屁理屈の引用か?

秋葉家が去り二人だけのほぼ無言の夕食。2階に上がればガランとした部屋、そしてまた二人だけのほぼ無言の夕食。
3ヵ月間毎日喋り倒していただけに、この静寂と寂寥に耐えられなくなったのか、満がとうとう音を上げた。それでもあくまで満らしく「ハイハイ分かりました、面接受けるよ」と、母親が無言の圧力で急かすから仕方なくと装う(笑)

秘書面接の日は町内のマラソン大会の日。その応援を装いながら、橋の上をスーツで歩く満を秋葉家やクラッチ、ポラリスの友人知人が下から励ます。気付いた満に今度は綾子が「満、頑張れ!」と何度も声を張り上げる。張り上げながら涙を溜める綾子、聞きながらこちらも涙ぐむ満。まさかの姉弟の万感の涙にこちらも泣きそうになった。

そして面接。いつもの調子を取り戻した満は滔々と上から目線の話術を展開するのだった(笑)

ああ面白かったあ。姉弟のバトルも凄かったけど、満が秋葉家の危機を救ったのは事実だし、綾子も最後に「ありがとう、特に春海の事は感謝してる」と本音で礼を言うのを忘れなかった。
面倒臭い時も有るけど、いざという時頼れるのも家族。いいドラマだった。終わってしまい寂しい。

演出=中島悟

No.65 19/12/15 13:52
匿名 

>> 54 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」(大映TV・東海TV)脚本=泉澤陽子 他 出… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」2話まで終了。

「先生は園部信一郎なんですか?」とストレートに尋ねる日下部に認める御子柴。

津田家のキッチンには包丁の類いが一切無く、フードプロセッサーで料理をしている事が提示される。何故なのか?

「パパはお姉ちゃんを叩かなかった」倫子の言葉から、おそらく父親は美雪に性的虐待をしていてあの日逆襲されたのだろう、そして母親が身代わり犯人になったと推測出来た。

法廷で、御子柴は自ら自分が死体配達人の園部である事を明かし、亜季子には亡くなった妹がいて、その子が死体配達人事件の被害者だった事を話す。閉じ込めていた記憶が甦る亜季子は泣き叫ぶ。
この事件で先端恐怖症を発症し、包丁類に触る事さえ出来ない亜季子には、カッター殺人は出来ない、これが御子柴の結論と証明だった。

津田家。御子柴が尋ねる。「お前がやったんだな?」祖父の声がすると逃げようとする美雪。「逃げるな。真実を明らかにする最後のチャンスだ」えっ?じいさんがレイプしていたのか?じゃあ何で父親を刺したのか?
「美雪は自分の父親に売られたんだ」
借金まみれで無職の息子に金を渡し、美雪が家に一人になる時間を聞き出していた。

「このままでいいのか?罪を償わないままで。一生後悔するかもしれない」
やっぱりそういう事なのね。
初回で御子柴の放った言葉「法律は絶対なのか?救われない事がどんなに過酷なのか、裁かれない事がどんなに苛烈なのか」
救われない例が当時の佐原家(亜季子の旧姓)で裁かれない例が園部。
少年法で守る事が最良の方法なのか?

ラスト、歩道でいきなり女に刺される御子柴。「天罰よ、この悪魔!」どっちだろう、少年犯罪の被害者遺族?御子柴が裁判で勝たせた被告の被害者側の家族?

※次回からサブタイトルが「~恩讐の法廷~」に変わる。

演出=村谷嘉則

  • << 74 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」3話まで終了。 御子柴を刺した女は、自分の息子がいじめの被害者で、御子柴が加害者を弁護していじめは無かった事にしたため息子が自殺し、その復讐だったみたいだ。 御子柴の医療少年院時代の教官・稲見(勝野洋)が、入居している介護施設の介護士・栃野を殺して逮捕されたニュースを見た御子柴は、入院していた病院から勝手に退院し、国選弁護人に決まっていた宝来から強引な手段で権利を奪い取る。 接見した稲見は「俺は栃野が憎くて殺した、まともな精神状態でだ。どんな人間にも償う権利がある。俺がお前に教えた」と言い、勝たせる弁護を拒否する。 御子柴は介護施設の入居者に話を聞きに行くが、どうやら皆口裏を合わせている事、日常的に暴力を受けている入居者がいる事が分かる。 御子柴は真摯に自分の体を心配してくれる日下部に少しだけ心を開き、稲見について「あの人は私を人間にしてくれた、私を救ってくれたんだ。今度は私の番だ。じゃなきゃ弁護士になった意味がない」と言う。 稲見の撥ね付け方から、二人には確執が有ったのかとも思ったが、御子柴が感謝しているのは間違い無いみたいだ。 日下部は稲見の元妻に話を聞きに行き、稲見が介護施設に入居した際に御子柴から多額の送金が有った事と、入居の原因である稲見の下半身不随は、御子柴が刺したからだという事を聞き出す。教官と院生は親子だから、親は子を罰せられないと言っていたと。 うーん、どの時点で刺したのかが分からないから、御子柴がどの時点で人間にして貰ったと認識しているのかもまだ分からない。そして稲見は何を隠しているのか? 御子柴の中の狂気は完全に無くなり人間になっているのか?またそれを御子柴自身が信じ切っているのか?それが明確ではないから覗き見る様な怖さもあるし、要潤の役作りが成功しているから説得力もある。 ベッキー起用は御子柴に絡め「過ちは一生糾弾されなきゃならないのかな?」と桜葉に問い掛けた台詞に、別の意味での説得力を持たせたかったのかなと、ゲスの勘繰りをしてしまった(笑) ベッキーは台詞はそんなに棒では無いのだが、目の演技が棒だから説得力が出ないのだと思う。 もう少し母性が出せて芝居の上手い女優にすべきだったな。 演出=村谷嘉則 ※サブタイトル変更無しだった。

No.66 19/12/15 23:41
匿名 

>> 55 「グランメゾン東京」8話まで終了。 今回は尾花が渡仏前に修行していた浅草のレストランの師匠(木場勝己)に、何が一番大切な事なのかを再確… 「グランメゾン東京」9話まで終了。

久住が早くも退職すると言い出し、京野が返却すると言う履歴書を見た尾花は何かに気付く。

メニューを一新するにあたり、前菜に合う国産ワインのセレクトを久住に任せた尾花。全員での試飲会の日、萌絵がノロウイルスで倒れてしまう。
バッグから何かの小瓶を落とし、病院でもリンダと電話する久住を見て怪しむ相沢。

尾花の提案で自ら保健所を呼び食材を提出、結果が出るまで休業し店は徹底掃除と消毒。京野は罹患の可能性のある客すべてに説明と謝罪行脚に。隠さない尾花達に久住は焦り顔。でもこの時点で久住には、尾花達への尊敬の念みたいな物が芽生えていたのは見えていたので、リンダにやれと言われても出来ないだろうとは思っていた。

京野が久住の父の事をやっと思い出し、皆の前で話す。あの事件の時に外務省の秘書官だった久住父は、昼食会に娘から勧められたエスコフィユを選び、京野と尾花は父に会っていた。事件後責任を取らされて僻地に飛ばされた父。だからずっと恨んでいた。京野より早く気付いていた尾花は、エスコフィユ時代とは違う、あの反省を生かし常に客にとって最善の道を選ぶレストランを作り上げたという事を、久住に行動で見せたかったのかもしれない。

保健所の検査で久住の無実は証明され、萌絵は個人でどこかで罹患していた事が分かる。

倫子は久住に正式にソムリエとして働く様に頼み、尾花も三ツ星を狙うならあんたは絶対必要と言って久住陥落。

リンダは祥平に自白させ密かに録音、記事にすると言う。
尾花「もしウチで拾ったら?」
リンダ「グランメゾンを一生星が付かない様にしてやる」
侮蔑の眼差しでリンダを見て去って行く尾花。その足で祥平の元へ行き「祥平、グランメゾンに来い!」

さあ、役者は揃った!でも次が最終回。これで更にリンダの妨害とかが有って三ツ星を取る迄を描けるのか?
リンダの執念半端無い。仕事の損害より尾花と別れる時に何か有った個人的な恨みの方が強いのかいな?

演出=青山貴洋





  • << 75 「グランメゾン東京」10話まで終了。 尾花は祥平をグラメに連れて行き皆に謝罪させる。相沢や倫子は祥平がグラメで働く事には反対し、祥平もフレンチから去ると言う。 でも三ツ星を取る新メニュー作りに祥平は欠かせないという尾花と京野の説得で、客に顔を見せない“ゴーストシェフ”として働く事に。 リンダは私のボスが平古と尾花を許さないからと言っているが、本当にそうなのか? グラメに平古を探しに来るリンダ。 「何をそんなに焦ってる?」と尾花に言われ表情を変えるリンダ。 「3日後に来てくれ。卓越した料理を必ず出す。試食してくれ」 フーディーの血が騒ぐのか律儀にやって来るリンダ。祥平の考えた料理だから祥平に出させる尾花。文句を言いながらも食べてしまうリンダ。三ツ星は出せないと言うリンダに、今度はフルコースを出すから来てくれと言う尾花。 見送りに出た倫子は「私は彼を信頼しています。尾花という料理人に心底惚れ込んでいますから」真っ直ぐ見つめる倫子を暫く見つめ返してから目を反らし帰って行くリンダ。ここは冨永愛が表情を平板にしたままだったので、心を動かされたのかどうかは次回までお預けという、上手い演出だった。 京野の、グラメは“ONE TEAM”で成り立っているんだという洒落た説得と、恫喝まがいに尾花に詰められた祥平は、やっと「入りたいです」と本音を言い、今度こそ役者は揃った! 尾花はフレンチでは鬼門のマグロで勝負するとの事。どんなアイディア料理になるのか楽しみ。 ※江藤にクビにされた丹後。グラメに来るのかと思ったら、予告ではgakuのユニフォームを着て江藤の隣に立っていた(笑) 演出=山室大輔

No.67 19/12/16 17:41
匿名 

>> 66 【訂正】
次回が最終回ではなく最終章だった。
描き切れるのか心配だったが、後2話有るなら十分だな。

No.68 19/12/16 23:44
匿名 

>> 56 「シャーロック アントールドストーリーズ」10話まで終了。 え~ッ、何か最後に匂わせ演出していたけど、佐々木蔵之介が守谷なの!? … 「シャーロック アントールドストーリーズ」全11話終了。

まず守谷が地面師事件の後に江藤に逮捕されていたというのが初耳で。
守谷が政界や警察等あちこち金を送り付けて前公安部長が受け取ってしまったから、逃走犯を逮捕してそういうのが表沙汰になると困るから、手荒な真似をしても良い(つまり殺しても構わない)というのが、江藤に下された上からの命令。

結局市川(伊藤歩)は捕まり、田中(渋谷謙人)は守谷の信徒に殺され、守谷(大西信満)は獅子雄相手に散々心に響かない能書きを垂れて、獅子雄の腕を掴み共に海に沈んで行った。

獅子雄の守谷に対する評価は「ただの幻」
守谷は獅子雄に「あなたは私が本当の守谷だと思っていますか?」答えを聞く前に落ちて行ったので、何が真実なのかは分からず仕舞い。

守谷は45歳、あんな軽そうな男がずっと安蘭(長谷川京子)をコントロールしていたとはとても思えない。
そう思わせてしまう様な俳優(知らない人なのでググったら、映画(小品)畑の人だった。演技が軽いし平板)をわざと使って視聴者に疑問を持たせ、本当の守谷は別に存在すると確信させる意図だったのなら、それは成功したと思うが。
あともし本物なら、あれだけ狂信的な信徒の市川が、守谷の居場所のヒントを獅子雄に教える訳が無いよなとかも思った。

あれで獅子雄が死ぬとも思えないし、続きは有るんじゃなかろうか?

ディーンははまり役だった。こんな非現実的でスタイリッシュな男を演じられる俳優は、他には見当たらない。
若宮が助手として機能し始め面白さも増していたので、これで終わってしまうのはちょっと勿体無いかな。最終回が消化不良気味だったし。
※また特別編かあ。ブツブツ…観るけどさあブツブツ…


演出=野田悠介

  • << 76 「シャーロック 特別編」 これまでの11話分の犯罪者と関係者を、フリージャーナリスト門司かれんと名乗り若宮に近付いて来た女(木南晴夏)と若宮が、別々に会いに行き話を聞くというスタイルを取り、その部分は新撮で話の合間にコンパクトに回想シーンを挟み込んで行くので、事件も思い出せるしその後の犯人や関係者の事も少し分かるしで、これまでの特別編という名の再編集再放送編とは全く違う、本当の特別編だった。そして面白かった。 かれんには昔獅子雄に助けられた過去があり、獅子雄が行方不明と知り、彼の功績をまとめた本を書きたいから、若宮と手分けして自分は犯人、若宮は関係者の話を聞き取る、という部分はまあ分かる。 だけど関係者は皆獅子雄が行方不明になっている事は知らないという部分はちょっと引っ掛かった。ニュースになっていなかったのか?ならどうしてかれんは知っていた? 獅子雄のコートが巡視船に引っ掛かっていて見付かり、ポケットに防水加工をした若宮宛の手紙が入っていた。「この後俺は自分に相応しい結末を迎える」「だが安心して欲しい。諸悪の根源をこの手で葬り去れる事は、この上ない喜びだ」 この諸悪の根源を守谷とするなら、あの時点で獅子雄はあの男を守谷だと判断していたって事なのか? 3年後、江藤は降格し若宮は事件現場で獅子雄の真似事をしていた。江藤とグレ相手に滔々と仮説を話す若宮。 そこにあの声が聞こえて来る。「そんなんじゃ盛り上がらないなあ」えっ!?どこ?と思ったら鑑識が立ち上がり「もっと現場をよく見ろ」紛れもないおディーン様の声。いつにも増して早口で推理を話し始める。江藤涙目で「また課長になれる」(笑) (若宮のナレーション)この再会が何を意味するのか今はまだ分からない… 守谷の謎は残したままだから、やっぱり続編、もしくは映画、あると思います! 脚本=東山狭、たかせしゅうほう 演出=西谷弘

No.69 19/12/18 00:37
匿名 

>> 58 「G線上のあなたと私」9話まで終了。 也映子が発熱して会えないとLINEした事を信じられず、自宅に来てしまう理人。 「普通、来る?」… 「G線上のあなたと私」全10話終了。

幸恵夫婦の行き違いが何とか円く収まり、北河一家と別れて並んで歩く二人。
左手をコートのポケットに入れて歩く也映子は、右手をそのポケットの側でブラブラさせている理人との手繋ぎを拒否している様に見えた。そして…
理人に「その先には行けません、ごめんなさい」と言ってしまう也映子。

也映子は電話で幸恵に理人と別れたと伝える。
也映子「理人くんは可愛くて仕方ない。庇護欲をそそられちゃて、それを恋愛感情と勘違いしちゃった」
幸恵「それは違うわ也映子ちゃん、(あの時)あんなに泣いたのはどうして?」
バイオリンのレッスン日も忘れる位、也映子が平常心ではない事に気付いた幸恵は教室に理人を呼ぶ。(具体的な描写は無かったけど多分そう)

幸恵「本当に大事な人とは緩くて優しい世界のその先に行かなきゃ。じゃなきゃ深くは繋がれないんじゃ無いかな?」
理人が後ろで聞いているのを知らずに話し始める也映子。
理人くんがメチャクチャ好き、だからあの人が消えちゃうのが怖い、緩くていい、最強の人間愛がいい、人間愛ならあの人の未来にずっといられるから。
理人の未来に拘る也映子にキレた理人が問い詰める。「どんな未来?言ってみてよ!」
「だって理人くん、私の次があるじゃん!21だもん(泣)」
結婚の事を考えなきゃとかの話だと思っていた理人は「えっ!?そっち?」
逃げる也映子を追い掛け「ああもうめんどくせー」とエレベーターの中でガバッと抱き締める理人。幸恵は笑顔で小さくガッツポーズ。

もう幸恵の言葉が一々深くて、その都度頷いて観ていた。三世代同居の人生経験は伊達じゃない。
私達三人の関係は何かのきっかけで会えなくなったとしても、繋がっていられる関係だと思ってる、この言葉も素敵だった。

理人は内定を貰い、也映子と二人で不動産屋の前で物件探し。えっ?っと思ったら、どうやら同棲の下見っぽい。家賃は二人合わせた手取りの30%までだから12万だなと、そういうのはしっかりしてる理人。直ぐにも一緒に住みたい理人に、卒業してから!とケジメ派の也映子。でも楽しそう。

女が8歳年上で相手が学生で未来より今を取るのって、やっぱり女には勇気が要る話。バイオリンも含め、ファンタジーと現実を上手くミックスした心に響くドラマだった。

演出=金子文紀


No.70 19/12/20 13:32
匿名 

>> 60 「同期のサクラ」9話まで終了。 19年12月11日桜は目覚め、葵に見せられた解雇通知書で令和になった事を知る。 退院の日、夢ちゃんを… 「同期のサクラ」全10話終了。

2020年3月、朝のルーティンも復活し花村建設に再就職した桜は、黒川から新プロジェクトのリーダーに抜擢される。

「桜、何故お前が周りとぶつかったか、それはお前に力が無いからだ。力があれば周りはお前の言う事を聞く様になる」
その言葉通りに、力をつけた黒川は社長解任と外資との合併に漕ぎ着ける。

黒川がバックに居る桜が社内を歩くと、人が道をあける位に恐れられ、同期も心配するが受け付けず「あんた変わったね!」と百合に言葉を投げ付けられる始末。(そんな百合も人の事は言えない程、右に左に揺れまくっているけどね)

合併に向け大量のリストラが始まり、その名簿の中にすみれの名前があった事から黒川に撤回を掛け合う桜。
「分かった、代わりはお前が選べ」
「だったら私が辞めます」
「そんな安直な道しか選べないのか?」

後日、退職願を黒川に渡す桜。
「この業界で働けなくする事も出来るんだぞ」と言う黒川だが、そこまでの気も無さそうな表情。
未来に作りたい物のデザイン集を黒川に見せ、仲間からアイディアを沢山貰った、社長にそんな仲間は居ますか?と同期自慢。(いや賛同する者が居たからクーデターを起こせたんでしょうよ)

百合は葵と一緒に生きて行く事を選択。
蓮太郎は小さいけどやりたい事がやれそうな会社に就職が決まり、菊夫はNPOの代表として頑張る道を選んだ。
桜はあの時の平泉成社長の会社に拾われた。

黒川が桜に目を掛けたのは、8歳で事故で亡くした愛娘の面影を桜に重ねていたからという、拍子抜けする様な理由からだった。何かさあ、もう少し仕事と絡めて欲しかったわあ。

じいちゃんが生きていた頃までは楽しめたけど、亡くなってからの展開がイマイチだったのに加え、“亡くした愛娘”で完全にシラケてしまった。

やっぱりじいちゃんの金言に勝るもの無しという事かな。

演出=明石広人

No.71 19/12/20 14:36
匿名 

「ドクターX~外科医・大門未知子~」全10話終了。

全話を観た感想としては遂に焼きが回ったかなという印象。

ニコラスがAI改革を引っ提げて登場したのはいいが、時々見せる“いい人感”がどっち付かずで足を引っ張り、AI手術に至っては肝心な使い手の医師・潮が手技が下手くそで本末転倒、途中からAIは何処に状態に。
今シリーズはいつにも増して“未知子上げ”が酷く、それが話をつまらなくしていた様に感じた。

最終話を中園ミホさんが書かなかった事、9話で中園さんが未知子に何故“私失敗しないから”と言うのかを語らせた事、最終話でニコラスの手術を無事終えた未知子が、手術に参加した皆に「ありがとう」と言った事、これらを踏まえると、もしかしたら今回でシリーズ終了を決めたのかなと感じてしまった。

少なくとも産みの親の中園さんは投げたのかな、主演の米倉涼子さんも降りたのかな、そんな感じがした。

中園さんが書いた岩下志麻ゲスト回の5話と、宇崎竜童ゲスト回の9話は面白かったから、まだ残り火は消えていないのかなとも思うが、これ以上他の脚本家がいじくり回した「ドクターX」も観たくはないという思いもあるし、終わるならそれでいいかな。

※シリーズ初の平均視聴率20%割れ(それでも最近の連ドラとしては超優秀な18.4%を記録)をどう捉えるのか、米倉涼子が受けるのか次第だとは思うが。

脚本=林誠人 演出=田村直己

No.72 19/12/20 18:50
匿名 

>> 62 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」9話まで終了。 1960年に志村は市役所職員として後の妻・幸子(安達祐実)と知り合い、やがて結… 【シーズン枠外ドラマ】

「死役所」全10話終了。

志村と幸子の娘・美幸は幸子の作った料理を一切食べず、絵の具だけを食べ続ける子に育ち、幸子は自分のせいだとノイローゼ気味に。ご近所から加護の会のチラシを手に入れた幸子は、志村と3人で加護の会の施設に行く。ありのままを受け入れる様に栄山に言われた幸子だが、変わらない美幸を連れて今度は二人だけで加護の会に行ってしまう。
連れ戻しに行く志村。美幸は居たので連れて帰ったが、幸子はここには居ず一週間後に戻ると言われ、また行くが追い返される。
失意のまま自宅に戻ると庭で美幸が殺されていた。

警察は絵の具しか食べさせず虐待して志村が殺したと判断し、言葉と暴力で責め続け遂に諦めた志村は自ら落ちる。

1960年って虐待の末に我が子を殺したら死刑だったっけ?
あと美幸は普通の体型だったけど、絵の具だけであの体型は考えられない。

結局誰が美幸を殺したのか、幸子は何処に行ったのかは全く分からず仕舞い。
ニシ川の過去も明かされなかった。
何だ、この尻切れトンボ感。

ひょっとして続編ありきの処置なのか?
何か尻上がりに良くなっていたから最終回も期待していたら、いきなり肩透かしを食らった感じでちょっとがっかり。

原作との関係だとしても、ドラマ化する以上はエピソードを出したものについては結論を出して欲しかった。

演出=湯浅弘章


No.73 19/12/22 11:54
匿名 

>> 63 【シーズン枠外ドラマ】 「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」9話まで終了。 何かどんどんつまらなくなっていて、… 【シーズン枠外ドラマ】

「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」全10話終了。

天ノは研究費使い込みを否定するが、大学側は天ノの留守に研究室の資料を全て持ち去り、志保は天ノに電話で「ごめん、あのファイルも持って行かれた!」
何だ何だ?

天ノは倉庫みたいな所に野津田を連れて行く。そこには不思議な機械とあのホストが。あっ、やっぱりね、予想通り。いや予想以上か。天ノは既存の研究機関では許可されないタイムマシンの研究の為に私費を投じ、既に各地の研究機関に所属している若い研究者が余暇に集まり実験する為の場所や研究費を賄っていたのだ。あの男性も研究者でホストの収入はタイムマシンの研究につぎ込んでいた。
学生なら大丈夫だけど、余所の機関の研究者を参加させていたから、秘密裏にやらないとまずかった、で、あのファイルって訳。
1話で出て来てその後、全く音沙汰無しだったタイムマシン話を最後に回収に来て、こっちは派手さは無いけど荒唐無稽な感じは1話の南の島の実験話と同じだった。

SHIMIZU自動車のリコール隠しの裏には外国の自動車メーカーとの合併話があり、その為に隠蔽の片棒を担がされたと知った南雲博士は、真実を知る為に天ノの検証実験に参加。
九坂の呼び掛けで参加した全国158整備工場の実験で9台に不具合が発生、作られたSHIMIZUの安全神話は崩壊、社長は逮捕された。

色々な角度から何度も何度も検証実験を繰り返し、真実に辿り着く迄を丁寧に描いていて見応えが有った前後編だった。

「私、失敗しちゃった」が決まりフレーズだった割には、全編通して天ノは殆ど失敗していなかったという(笑)
脚本家が交替して中弛みみたいになったのは残念だった。アイディアがそれほど湧いて来なかったのなら、話数を減らせば良かったのになとは思った。

演出=福井允広


No.74 19/12/22 20:06
匿名 

>> 65 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」2話まで終了。 「先生は園部信一郎なんですか?」とストレート… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」3話まで終了。

御子柴を刺した女は、自分の息子がいじめの被害者で、御子柴が加害者を弁護していじめは無かった事にしたため息子が自殺し、その復讐だったみたいだ。

御子柴の医療少年院時代の教官・稲見(勝野洋)が、入居している介護施設の介護士・栃野を殺して逮捕されたニュースを見た御子柴は、入院していた病院から勝手に退院し、国選弁護人に決まっていた宝来から強引な手段で権利を奪い取る。

接見した稲見は「俺は栃野が憎くて殺した、まともな精神状態でだ。どんな人間にも償う権利がある。俺がお前に教えた」と言い、勝たせる弁護を拒否する。

御子柴は介護施設の入居者に話を聞きに行くが、どうやら皆口裏を合わせている事、日常的に暴力を受けている入居者がいる事が分かる。

御子柴は真摯に自分の体を心配してくれる日下部に少しだけ心を開き、稲見について「あの人は私を人間にしてくれた、私を救ってくれたんだ。今度は私の番だ。じゃなきゃ弁護士になった意味がない」と言う。

稲見の撥ね付け方から、二人には確執が有ったのかとも思ったが、御子柴が感謝しているのは間違い無いみたいだ。

日下部は稲見の元妻に話を聞きに行き、稲見が介護施設に入居した際に御子柴から多額の送金が有った事と、入居の原因である稲見の下半身不随は、御子柴が刺したからだという事を聞き出す。教官と院生は親子だから、親は子を罰せられないと言っていたと。

うーん、どの時点で刺したのかが分からないから、御子柴がどの時点で人間にして貰ったと認識しているのかもまだ分からない。そして稲見は何を隠しているのか?

御子柴の中の狂気は完全に無くなり人間になっているのか?またそれを御子柴自身が信じ切っているのか?それが明確ではないから覗き見る様な怖さもあるし、要潤の役作りが成功しているから説得力もある。

ベッキー起用は御子柴に絡め「過ちは一生糾弾されなきゃならないのかな?」と桜葉に問い掛けた台詞に、別の意味での説得力を持たせたかったのかなと、ゲスの勘繰りをしてしまった(笑)
ベッキーは台詞はそんなに棒では無いのだが、目の演技が棒だから説得力が出ないのだと思う。
もう少し母性が出せて芝居の上手い女優にすべきだったな。

演出=村谷嘉則

※サブタイトル変更無しだった。

  • << 77 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」4話まで終了。 今回は日下部が稲見の元妻から聞いた、稲見が妻に話していた御子柴の医療少年院時代の話が殆どを占めていた。 ここでは生まれ変わる為に名前を変える、と言われて自分で御子柴礼司にした事。 嘘ばかり付くから嘘崎雷也という名前を付けたと言う同室の先輩と親しくなり、「母親に縁切りされそうだから会いに行きたい。脱走を助けて欲しい」と頼まれ協力した事。 もしもの時にと渡された、何かを削った様な先の尖った物で、追って来た稲見の後ろから腰の辺りを刺して、下半身不随にしてしまった事。 逃げた嘘崎は車に轢かれて死んでしまった事、等が描かれた。 泣く御子柴に稲見が言う。「嘘崎が死んだら泣くのか、(御子柴が殺した)みどりにも大切に思っていた家族がいるんだ!」御子柴「殺してくれ!」稲見「償え!」 稲見「人一人殺したら外道だ。人権は無いのが当たり前だ。外道が人に戻るには償い続けるしかない。罪を償うのは義務じゃない。罪人に許された権利だ」 嘘崎が少年院出でも試験に受かれば弁護士になれると教えてくれた。 そして人間にしてくれた稲見の教えを守るべく、御子柴は弁護士になった。 人を寄せ付けない御子柴が、日下部のひと刺しの言葉には耳を傾ける様になった。自分を信じ真剣に向き合ってくれる人には、心を開ける様にはなったという事なのか。 栃野にも凄惨な過去があり、もしかして稲見の息子の交通事故死と何か関わりがあるのか? 日下部の説得で御子柴との面会に応じた稲見は何を語るのか。 次回に持ち越しになってしまったが、緊張感が持続してあっという間に終わってしまう様な感じなので、引き延ばし感とかは全くない。 演出=松田祐輔

No.75 19/12/22 23:10
匿名 

>> 66 「グランメゾン東京」9話まで終了。 久住が早くも退職すると言い出し、京野が返却すると言う履歴書を見た尾花は何かに気付く。 メニュ… 「グランメゾン東京」10話まで終了。

尾花は祥平をグラメに連れて行き皆に謝罪させる。相沢や倫子は祥平がグラメで働く事には反対し、祥平もフレンチから去ると言う。
でも三ツ星を取る新メニュー作りに祥平は欠かせないという尾花と京野の説得で、客に顔を見せない“ゴーストシェフ”として働く事に。

リンダは私のボスが平古と尾花を許さないからと言っているが、本当にそうなのか?
グラメに平古を探しに来るリンダ。
「何をそんなに焦ってる?」と尾花に言われ表情を変えるリンダ。
「3日後に来てくれ。卓越した料理を必ず出す。試食してくれ」

フーディーの血が騒ぐのか律儀にやって来るリンダ。祥平の考えた料理だから祥平に出させる尾花。文句を言いながらも食べてしまうリンダ。三ツ星は出せないと言うリンダに、今度はフルコースを出すから来てくれと言う尾花。

見送りに出た倫子は「私は彼を信頼しています。尾花という料理人に心底惚れ込んでいますから」真っ直ぐ見つめる倫子を暫く見つめ返してから目を反らし帰って行くリンダ。ここは冨永愛が表情を平板にしたままだったので、心を動かされたのかどうかは次回までお預けという、上手い演出だった。

京野の、グラメは“ONE TEAM”で成り立っているんだという洒落た説得と、恫喝まがいに尾花に詰められた祥平は、やっと「入りたいです」と本音を言い、今度こそ役者は揃った!

尾花はフレンチでは鬼門のマグロで勝負するとの事。どんなアイディア料理になるのか楽しみ。

※江藤にクビにされた丹後。グラメに来るのかと思ったら、予告ではgakuのユニフォームを着て江藤の隣に立っていた(笑)

演出=山室大輔




  • << 78 「グランメゾン東京」全11話終了。 江藤がgakuのシェフとスーシェフを新しく連れて来て、それが横暴でスタッフ全員がボイコット、約束が違うと二人が辞めて、柿谷が連絡した丹後が戻って来て、江藤と柿谷の態度が手のひらクル~、よし!みんなでまた頑張るぞ!柿谷やれば出来るじゃないか!うーん、この茶番劇必要だったのか? gakuは三ツ星どころか一ツ星さえ取れなかったんだけど、それの理由付けの為?何かここだけは取って付けた様で酷かったな。 結局リンダはオーナーに逆らえず、オーナーの意向で動いていただけで(だよね?)、尾花がまたまたフーディーとしてのプライドは無いのか?と刺激したら、グラメの新メニューを食べに来てフーディーとしてフェアに高評価し、オーナーの意向に逆らったので退職の道を選んだ。 尾花はマグロに集中するが中々完成せず、心配になった倫子は自分も魚料理のメニュー作りに入り、ハタのロテを完成させる。皆が試食し絶賛、尾花も食べるが何も言わない、でもこの時木村拓哉は若干涙目になる演技をしているの。 これがその後の、倫子の覚悟を問う様な尾花の行動の振りだったんだよね。 マグロ料理を完成させ、三ツ星審査はこれで行くという尾花に、最後まで迷いながらも自分のハタのロテにすると決断する倫子。それならもう俺は必要ないと、グラメを辞める尾花。 全てが倫子シェフの先の事まで見据えた、尾花の計算ずくの行動だった。 「星のプレッシャーに悩まされる時が来る。その時に必要なのは自分を信じられる事。自分の力で星を取ったという自信がある事」 グラメは尾花抜きで完成させた新メニューで三ツ星を取った。 尾花はランブロワジーが東京に出す姉妹店に行くらしい。でもグランメゾンの姉妹店を海外に作る構想も有るらしい。 繋がりを絶つ訳ではない、かけがえのない仲間であり続けるのだろうという、前向きなメッセージを受け取った感じだった。 キャリアは同じ位で年上の鈴木京香が相手役になる事で、木村が受けの演技に回る事も多く、大人の役者になった事を印象付ける事に成功した。役者としてのターニングポイントになったと後で位置付けられる作品になったのではと自分は思う。 ※ハタのロテもマグロの料理もどちらも美味しそうで、食べた~いと心底思った(笑)「料理は人の心を動かし、人を救う事もある」仰る通りです! 演出=塚原あゆ子

No.76 19/12/24 00:20
匿名 

>> 68 「シャーロック アントールドストーリーズ」全11話終了。 まず守谷が地面師事件の後に江藤に逮捕されていたというのが初耳で。 守谷… 「シャーロック 特別編」

これまでの11話分の犯罪者と関係者を、フリージャーナリスト門司かれんと名乗り若宮に近付いて来た女(木南晴夏)と若宮が、別々に会いに行き話を聞くというスタイルを取り、その部分は新撮で話の合間にコンパクトに回想シーンを挟み込んで行くので、事件も思い出せるしその後の犯人や関係者の事も少し分かるしで、これまでの特別編という名の再編集再放送編とは全く違う、本当の特別編だった。そして面白かった。

かれんには昔獅子雄に助けられた過去があり、獅子雄が行方不明と知り、彼の功績をまとめた本を書きたいから、若宮と手分けして自分は犯人、若宮は関係者の話を聞き取る、という部分はまあ分かる。
だけど関係者は皆獅子雄が行方不明になっている事は知らないという部分はちょっと引っ掛かった。ニュースになっていなかったのか?ならどうしてかれんは知っていた?

獅子雄のコートが巡視船に引っ掛かっていて見付かり、ポケットに防水加工をした若宮宛の手紙が入っていた。「この後俺は自分に相応しい結末を迎える」「だが安心して欲しい。諸悪の根源をこの手で葬り去れる事は、この上ない喜びだ」
この諸悪の根源を守谷とするなら、あの時点で獅子雄はあの男を守谷だと判断していたって事なのか?

3年後、江藤は降格し若宮は事件現場で獅子雄の真似事をしていた。江藤とグレ相手に滔々と仮説を話す若宮。
そこにあの声が聞こえて来る。「そんなんじゃ盛り上がらないなあ」えっ!?どこ?と思ったら鑑識が立ち上がり「もっと現場をよく見ろ」紛れもないおディーン様の声。いつにも増して早口で推理を話し始める。江藤涙目で「また課長になれる」(笑)

(若宮のナレーション)この再会が何を意味するのか今はまだ分からない…

守谷の謎は残したままだから、やっぱり続編、もしくは映画、あると思います!

脚本=東山狭、たかせしゅうほう 演出=西谷弘

No.77 19/12/29 13:54
匿名 

>> 74 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」3話まで終了。 御子柴を刺した女は、自分の息子がいじめの被害… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」4話まで終了。

今回は日下部が稲見の元妻から聞いた、稲見が妻に話していた御子柴の医療少年院時代の話が殆どを占めていた。

ここでは生まれ変わる為に名前を変える、と言われて自分で御子柴礼司にした事。
嘘ばかり付くから嘘崎雷也という名前を付けたと言う同室の先輩と親しくなり、「母親に縁切りされそうだから会いに行きたい。脱走を助けて欲しい」と頼まれ協力した事。
もしもの時にと渡された、何かを削った様な先の尖った物で、追って来た稲見の後ろから腰の辺りを刺して、下半身不随にしてしまった事。
逃げた嘘崎は車に轢かれて死んでしまった事、等が描かれた。

泣く御子柴に稲見が言う。「嘘崎が死んだら泣くのか、(御子柴が殺した)みどりにも大切に思っていた家族がいるんだ!」御子柴「殺してくれ!」稲見「償え!」
稲見「人一人殺したら外道だ。人権は無いのが当たり前だ。外道が人に戻るには償い続けるしかない。罪を償うのは義務じゃない。罪人に許された権利だ」

嘘崎が少年院出でも試験に受かれば弁護士になれると教えてくれた。
そして人間にしてくれた稲見の教えを守るべく、御子柴は弁護士になった。

人を寄せ付けない御子柴が、日下部のひと刺しの言葉には耳を傾ける様になった。自分を信じ真剣に向き合ってくれる人には、心を開ける様にはなったという事なのか。

栃野にも凄惨な過去があり、もしかして稲見の息子の交通事故死と何か関わりがあるのか?

日下部の説得で御子柴との面会に応じた稲見は何を語るのか。
次回に持ち越しになってしまったが、緊張感が持続してあっという間に終わってしまう様な感じなので、引き延ばし感とかは全くない。

演出=松田祐輔

  • << 79 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」5話まで終了。 栃野が過去に無罪を得た「緊急避難による殺人」で、稲見を無罪にしようとした御子柴だが、栃野が救命胴衣を奪って死なせた若い女性の祖母と、稲見の息子が自分の命を犠牲にして助けた老人・後藤と稲見本人が、栃野の居る老人ホームに全員入居していたという事で、それぞれに利害関係が有ったから無罪という訳には行かず、懲役6年の判決は妥当だと思う。 日頃からずっと御子柴を見ているからこその「罰を与えられた方が楽」と桜葉に言った日下部の心情も理解出来る。 医療少年院での矯正で人間性を育て直し、善悪の判断がしっかり出来る様になったら、一生罰を与えられなかった事に悩み苦しむ事になる。皮肉な事だ。 次回は実母の弁護? 更にシビアな内容になりそうだな。 脚本=戸田彬弘 演出=松田祐輔

No.78 19/12/29 23:44
匿名 

>> 75 「グランメゾン東京」10話まで終了。 尾花は祥平をグラメに連れて行き皆に謝罪させる。相沢や倫子は祥平がグラメで働く事には反対し、祥平も… 「グランメゾン東京」全11話終了。

江藤がgakuのシェフとスーシェフを新しく連れて来て、それが横暴でスタッフ全員がボイコット、約束が違うと二人が辞めて、柿谷が連絡した丹後が戻って来て、江藤と柿谷の態度が手のひらクル~、よし!みんなでまた頑張るぞ!柿谷やれば出来るじゃないか!うーん、この茶番劇必要だったのか?
gakuは三ツ星どころか一ツ星さえ取れなかったんだけど、それの理由付けの為?何かここだけは取って付けた様で酷かったな。

結局リンダはオーナーに逆らえず、オーナーの意向で動いていただけで(だよね?)、尾花がまたまたフーディーとしてのプライドは無いのか?と刺激したら、グラメの新メニューを食べに来てフーディーとしてフェアに高評価し、オーナーの意向に逆らったので退職の道を選んだ。

尾花はマグロに集中するが中々完成せず、心配になった倫子は自分も魚料理のメニュー作りに入り、ハタのロテを完成させる。皆が試食し絶賛、尾花も食べるが何も言わない、でもこの時木村拓哉は若干涙目になる演技をしているの。
これがその後の、倫子の覚悟を問う様な尾花の行動の振りだったんだよね。

マグロ料理を完成させ、三ツ星審査はこれで行くという尾花に、最後まで迷いながらも自分のハタのロテにすると決断する倫子。それならもう俺は必要ないと、グラメを辞める尾花。
全てが倫子シェフの先の事まで見据えた、尾花の計算ずくの行動だった。
「星のプレッシャーに悩まされる時が来る。その時に必要なのは自分を信じられる事。自分の力で星を取ったという自信がある事」

グラメは尾花抜きで完成させた新メニューで三ツ星を取った。
尾花はランブロワジーが東京に出す姉妹店に行くらしい。でもグランメゾンの姉妹店を海外に作る構想も有るらしい。
繋がりを絶つ訳ではない、かけがえのない仲間であり続けるのだろうという、前向きなメッセージを受け取った感じだった。

キャリアは同じ位で年上の鈴木京香が相手役になる事で、木村が受けの演技に回る事も多く、大人の役者になった事を印象付ける事に成功した。役者としてのターニングポイントになったと後で位置付けられる作品になったのではと自分は思う。

※ハタのロテもマグロの料理もどちらも美味しそうで、食べた~いと心底思った(笑)「料理は人の心を動かし、人を救う事もある」仰る通りです!

演出=塚原あゆ子


No.79 20/01/05 16:50
匿名 

>> 77 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」4話まで終了。 今回は日下部が稲見の元妻から聞いた、稲見が妻… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」5話まで終了。

栃野が過去に無罪を得た「緊急避難による殺人」で、稲見を無罪にしようとした御子柴だが、栃野が救命胴衣を奪って死なせた若い女性の祖母と、稲見の息子が自分の命を犠牲にして助けた老人・後藤と稲見本人が、栃野の居る老人ホームに全員入居していたという事で、それぞれに利害関係が有ったから無罪という訳には行かず、懲役6年の判決は妥当だと思う。

日頃からずっと御子柴を見ているからこその「罰を与えられた方が楽」と桜葉に言った日下部の心情も理解出来る。

医療少年院での矯正で人間性を育て直し、善悪の判断がしっかり出来る様になったら、一生罰を与えられなかった事に悩み苦しむ事になる。皮肉な事だ。

次回は実母の弁護?
更にシビアな内容になりそうだな。

脚本=戸田彬弘 演出=松田祐輔

  • << 87 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」6話まで終了。 30年以上会っていなかった妹が御子柴の事務所に現れ、殺人容疑で逮捕された母(郁美=浅野温子)の弁護をする様に告げ、御子柴は断るが100万の着手金を置いて帰って行く。 最近再婚した資産家の夫を自殺に見せ掛けて殺害した容疑だ。検察側(またまたしゃしゃり出て来た岬検事)の挙げる証拠は郁美に不利な物ばかり。挙げ句に岬は法廷で、容疑者は死体配達人だった御子柴弁護士の実母である事を明らかにしてしまう。 圧倒的不利な条件の中で御子柴は勝てるのか?というシビアな話だった。 再婚前の母と妹が住んでいたアパートに聞き込みに行った御子柴は、家主が「怪物の家族は罰を受けて当然、怪物を育てた責任がある」と話すのを聞き、そこで初めて自分は被害者加害者両方の家族を傷付けたのだと悟る。 日下部に「何故みどりちゃんを殺したんですか?」と問われ、「虫が死んだからバラバラにしてみた。そうしたら人間もバラバラにしたくなった。何かが有った訳ではない」と話す御子柴。彼には適切な情緒が育っていなかったという事なのか? 岬は何故あんなに御子柴に拘るのかと思ったら、彼の、弁護士だった父親が詐欺事件の片棒を担がされたが、検察上層部の判断で不起訴になった、それが許せず父親とは没交渉、以来罰を受けない人間が許せない、だから御子柴も許せないという事らしい。だけどこれって理論破綻してない? 不起訴を粛々と受け入れた時点で岬も父親と同類項じゃない?ああだから御子柴に同族嫌悪? 津田寛治は特に法廷で畳み掛けて行く場面は迫力があって上手いよなあ。 演出=村谷嘉則

No.80 20/01/05 18:33
匿名 

「2019秋ドラマのまとめ①」

1位「俺の話は長い」
個別レス参照。
初回こそ満のああ言えばこう言うスタイルと、容赦なく攻撃を続ける綾子の姉弟関係に度肝を抜かれ、少し引き気味になったが、回を重ねる毎に軋轢が有りながらも互いに気に掛け思いやる家族の在り方に触れ、一緒に笑ったり涙したりの掛け替えの無い時を過ごしていた。
有りそうで無かった形態の家族ドラマを、オリジナルで作った事を高く評価したい。

2位「グランメゾン東京」
個別レス参照。
G線と若干迷ったが、迷った時はオリジナル優先の原則通りにこちらを上にした。
脇を固める人物一人一人のキャラもしっかり立ち、主人公の尾花だけが突出する事無く、終わってみれば尾花がきっちり采配をふるっていた物語だった事が分かるという、何とも粋な展開のドラマだった。キムタクを役者・木村拓哉にしたドラマとして記憶に残る事になるだろう。

3位「G線上のあなたと私」
個別レス参照。
年齢も社会的立場もバラバラな者同士が集まる大人のバイオリン教室。そこで知り合い何となく自主練を一緒にする様になり、計らずもお互いの私生活の悩みを知る所になったりして、年長の幸恵を扇の要にした、也映子、理人との三人の友情が育まれて行く。最後は若い男女がくっついて扇状の友情は壊れるのではないかと思いながら観ていたが、幸恵が最後に見せた二人への愛の大きさに心を動かされた。

【他にハマった作品】
途中迄は「同期のサクラ」にハマったが、じいちゃんが亡くなってからの展開がグダグダになってしまい残念だった。

【今期の演技MIP】
まず松下由樹を挙げたい。幸恵が居たから、この人が演じたから秀逸な人間ドラマになったと言っても過言ではない。
そして甲乙付け難い存在として小池栄子も挙げておきたい。あれだけの台詞量を猛スピードで話しても、きっちりと聞き取れる滑舌の良さ。彼女が綾子を演じたから更にドラマの面白さも哀感も出せたと思う。

※民放のみ。続編、シリーズ物、深夜ドラマは順位評価から除外。

No.81 20/01/05 18:44
匿名 

「2019秋ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「ドクターX 6」18.4
「グランメゾン東京」12.7
「同期のサクラ」10.9
「シャーロック」9.8
「まだ結婚できない男」9.3
「俺の話は長い」8.5
「G線上のあなたと私」7.7
「4分間のマリーゴールド」7.4
「時効警察はじめました」6.0
「ハル 総合商社の女」4.2


※地上波民放のみ。2クール以上のドラマ、深夜ドラマは除く。

※視聴率は関東地区。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

No.82 20/01/05 18:50
匿名 

2019年秋ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

グランメゾン東京/+5.3
同期のサクラ/+3.4
俺の話は長い/+3.2
G線上のあなたと私/+3.1
4分間のマリーゴールド/+2.2
ドクターX/+1.1
シャーロック/+1.1



(注)自分が全話視聴済みのドラマで、民放プライムタイムの1クールドラマのみ対象

No.83 20/01/07 22:32
匿名 

【2020冬ドラマ】

「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(CX・共同TV)脚本=浜田秀哉 出演=沢村一樹、横山裕、本田翼、森永悠希、高杉真宙、上杉柊平、マギー、粗品、水野美紀、柄本明 他

オリジナル作品のシリーズ4作目(沢村一樹版としては2作目)。初回30分拡大。

法務省のキャリアでミハン統括に出向して来た香坂(水野)、警察庁キャリアでミハン研修中の吉岡(森永)、天才ハッカーでホワイトハッカーとしてミハンに協力する加賀美(柄本)が新メンバー。

冒頭、タイトスカートの女性が横たわっていて、側には血塗れで銃を握った井沢(沢村)らしき男が立っている。

そこから遡りクルーズ船での捕物帖、麻薬組織とズブズブになったマトリの岸本に関わる事件が描かれ、最後に冒頭の場面に戻り、倒れているのは香坂、立っていたのは井沢と提示される。

香坂は何故ミハンに来たのか?井沢の妻子殺しの実行犯・宇佐美に何度も面会しているのは何故?そしてただ者ではない格闘の強さ、一体彼女は何者?

一方、井沢には妻子殺害に使われたナイフが誰かから送られて来て、それ以来彼はまた深いフラッシュバックに襲われる様になった。逃走した岸本が母娘をナイフで襲うと自分の妻子が重なり、銃を投げろと岸本に言われると投げてしまう。
飄々とした部分、狂気を孕んだ部分、そして恐怖に苛まれる部分を目で演じ分ける沢村一樹は流石だ。

香坂の謎は最後まで引っ張る作戦なのかな?
横山裕は表情が一つだけだからつまらないな。まっ柄本明で変化が付けられるから、そこは面白くなる要素かな。

※初回視聴率は10.6%で、奇しくもこれは沢村版前作の全話平均視聴率と全く同じだった。

演出=石川淳一

  • << 89 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」2話まで終了。 ひょっとして毎回冒頭に、井沢が香坂を殺して?暴走を始めて…というシーンを挟み込むのか?だとしたらちょっと邪魔かな。 今回の横軸のミハン案件は、ストーカー話からどんどん広がって行って面白かったし、ミハンメンバーもそれぞれに活躍のシーンも有り、全体にバランスが取れていて面白かった。(ゲストの中島ひろ子も良かった) 演出=石川淳一

No.84 20/01/09 11:20
匿名 

「知らなくていいコト」(NTV)脚本=大石静 出演=吉高由里子、柄本佑、重岡大毅、森山内圭哉、秋吉久美子、佐々木蔵之介、小林薫 他

オリジナル作品。

まず初回だからといって1秒たりとも拡大していない事、タイトルに長ったらしい説明副タイトルをくっ付けていない事、この二点を評価する。

週刊誌記者の真壁ケイト(吉高)の母・杏南(秋吉)が急死。遺品整理中に指輪を見付けたケイトは、刻印から贈り主の名前ノトアトオルを知り検索、1990年8月に起きた無差別殺人事件の犯人として逮捕された人物と知る。
指輪は1985年に贈られ2年後にケイトは生まれている。
杏南は未婚の母で父親の事は知らされていなかったケイトは、慶明大学文学部、スタインベックという母との共通項と時期から、乃十阿徹が自分の父親かもしれない、「私は殺人者の子供?」と思い始める。
この話が縦軸で、毎回週刊誌のネタになる話が1話完結で横軸となる作りの様だ。

今回のゲストは倍賞美津子で、「国際ロマンス詐欺」という名の振り込め詐欺にときめく茶道の先生を好演。広い家に独り暮らし(息子は未来の遺産にしか興味が無さそう)、「朝起きると今日も一日生きていかなきゃならないのかと思う」、そんな時にネット上でも熱心に甘い言葉を贈り続けてくれる“外国の男”が生きる糧になるという切ない話。

ケイトは同僚の野中(重岡)からプロポーズされるが、もしかしたら殺人者の子供かもしれないと打ち明けられた野中は、一日考えた末にプロポーズを撤回。

元カレの同僚カメラマン尾高(柄本)は、乃十阿の出所シーンを隠し撮りした過去があり、“何か”を知っているのではないかとケイトは疑う。

演出のテンポが良く、きっちり1時間でかなりの情報を出していた初回だった。
「あなたの父親はキアヌ・リーブス」弄りからの殺人犯かも?の落差で、グッと惹き付けた上手い脚本。
次の展開が気になる。

※一つだけ疑問なのは無差別殺人って何人殺したのか?死刑にはならないのか?無期懲役だったとして30年にも満たないで出所しちゃうものなのか?(隠し撮りが何年か前だから下手すりゃ25、6年?)

演出=狩山俊輔

  • << 92 「知らなくていいコト」2話まで終了。 あれだけきっぱり結婚を拒絶されたのに、ニコニコしながらやり直そうと野中に迫るケイトが怖かった。 尾高の撮った乃十阿出所スクープ記事が出た直後にケイトの母が会いに来て、ケイトは乃十阿の子だと話したと言う。ケイトに知られたくないからこれ以上乃十阿を追わないで欲しいと。尾高は乃十阿の子と知った上でケイトにプロポーズしたが、ニュースカメラマンを辞めて動物カメラマンに転身した尾高の事が気に入らなくて、その時ケイトは全く相手にしなかったのだ。 今回のテーマはDNA。気にして結婚を取り止めた男と気にしなかった男。横軸のDNAマッチング話で出て来た男は、気にはしていたが最悪の相性のスタッフに恋をして、DNAより感情を優先した。 尾高とマッチング拒否男のおかげで精神的に立ち直ったケイトは乃十阿に会いに行くのかな? 演出家は同じなのに初回に比べてテンポが悪くなっていたのが気になった。 あとお仕事ドラマの看板は下ろした方がいい。 ※乃十阿の事件、当時のニュース映像では二人死亡、五人意識不明の重体と言っていた。それで死刑にならない謎。精神鑑定? 演出=狩山俊輔

No.85 20/01/11 10:56
匿名 

「アライブ がん専門医のカルテ」(CX)脚本=倉光康子 出演=松下奈緒、木村佳乃、清原翔、岡崎紗絵、中村俊介、三浦翔平、田辺誠一、藤井隆、木下ほうか、高畑淳子、北王子欣也 他

オリジナル作品。初回15分拡大。

腫瘍内科医・恩田心(松下)と消化器外科医・梶山薫(木村)がバディとなり、がん患者を救って行く話と番宣にも有ったし、途中プライベートな時間に突発的に妊産婦を二人で協力して救う場面も有ったので、そういう王道な医療ドラマなのだと思って観ていたら、突然梶山の回想が始まり、二人の偶然の出会いは嘘で梶山が仕組んだものだった事、それ以前に恩田の夫・匠(中村)が事故に遭い意識不明で入院中なのだが、その原因を作ったのは手術に参加していた梶山の医療ミスに有ったのではないかという疑惑が明かされ、手術から3ヵ月も経ち、医師である恩田が手術に疑念を持っている様子も全く無いのに、何故梶山はわざわざ恩田に近付いたのかという疑問も残り、贖罪のつもりでバディとして頑張るのなら番宣通りなのだが果たして…?という、いきなりの転調振りに戸惑ってしまう部分もある滑り出しだった。

横軸の原発不明がん患者(石野真子)と、その恋人で若年性認知症患者(田口トモロヲ)の物語は丁寧に描かれていて、二人の好演もあり見応えがあった。

初回で早々と梶山の裏事情を出したという事は、これ以上はこの件には触れずにラスト近辺で恩田が事実を知る山場を持って来る作戦なのか?

冒頭に腫瘍内科部長(木下)が二人の研修医(まあ視聴者向け)に、腫瘍内科について詳細を長々と説明するシーンが有ったのだが、色々な映像に乗せて平板に早口で喋り続けるだけなので、全く頭に入って来なくて時間の無駄だった。
あんなのは研修医が仕事をこなして行く中で、或いは先輩医師の仕事振りを見て行く中で自然に理解して行く事だし、そういう見せ方をしてくれれば視聴者にも伝わる話だ。

そこを除けば次に興味を繋ぐ事も出来ていたし、まあまあ面白かった。

演出=高野舞

  • << 96 「アライブ がん専門医のカルテ」2話まで終了。 梶山薫は恩田心の家族の日常を奪ってしまった自責の念から、医師として心を助けようと転籍して来た様だ。 あと須藤(田辺)と薫は不倫をしていた様で、須藤は離婚成立を薫に告げて付き合いを続けたそうなのだが、薫は嫌そうな感じだ。 薫があの時、患者家族の会に勧誘をしていた事が民代(高畑)にはバレていて、後々心の耳に入るのかな? 薫は心を温泉に誘い、ここで告白するのかなと思ったが何も言えず、帰って来て「実は…」と言い始めたら心に夫急変のTELが。この辺りはドラマの王道だね。 王道と言えばこのドラマは横軸の、心達が診る癌患者の症例、患者の設定と心理が、奇をてらう事なく丁寧に描かれていて引き込まれる。ゲストの役者も派手さは控え目だけど、役に合った演技力のある人を選んでおり、それも感情移入出来る理由の一つになっている。 ここまでは上手く歯車が回っていると思うのだが、予告でやっと三浦翔平が登場!なのだが、薫と一緒に居るシーンが…。 縦軸はややこしくして欲しくないんだけどなあ。 ※乳癌手術に悩む若い女性患者佐倉に、薫が「私は乳癌サバイバーなの」と言って、上半身裸になり乳房再建手術をするとどうなるのかを見せるシーン、多分ヌーブラ一丁で演じ切った木村佳乃の潔さと、この役に賭ける意気込みが伝わって来て感動した。 演出=高野舞

No.86 20/01/12 18:06
匿名 

「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(NTV)脚本=林宏司 出演=天海祐希、椎名桔平、広瀬アリス、永山絢斗、古川雄大、福士誠治、森田望智、三浦友和 他

林宏司の小説原作。

あのコード・ブルーを作った脚本家の作品なので期待していたのだが、えっ!?こんな物なの?みたいな、がっかり感の方が強かった。
主人公・深山(天海)が自信過剰気味設定なのは分かるけど、それよりも更に腕のいい世界的名医の黒岩(椎名)が3ヵ月契約で来て、手術以外は興味の無い西郡(永山)も来て、更に当然決定権を持つ部長(三浦)も居てで、この脳神経外科は船頭が渋滞中な上、実力が伴わないのにプライドだけはやけに高い専門研修医の小机(広瀬)まで居て、焦点が定まらないから落ち着かないのだ。
おまけに患者の症例の扱いが雑という…。

手術シーンはやけにリアルでそこは評価するけど、後はイマイチだったなあ。

お定まりの溜まり場BARのオーナー(古川)のキャラまで何か気持ち悪いし。
これからまあ収斂して行くとは思うけど、これならまだ「アライブ」の方が良かったぞ!

演出=大塚恭司

  • << 98 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」2話まで終了。 トップナイフの黒岩が、有りがちな聞く耳持たない様な男ではない事、傲岸不遜な西郡が、フラッシュバックを起こす様な拭えない過去の傷を持っている事、それらの描写が有った事で、深山が医局をコントロール出来そうな雰囲気が出て来た点と、部長が何もかも分かって仕込んでいる事が示唆された点が良かったと思う。 深山自身にも関係に問題が有りそうな娘が居る様で、医師個々人のプライベートにも重きを置くスタイルにしそうな雰囲気だ。 そんな中でまだ幸子(広瀬)のキャラの必要性だけが理解出来ない。てか邪魔。何故このキャラにしたのか早目に説明してくれないと、ドラマの評価を下げるだけだと思う。 横軸の患者ドラマ部分は初回よりは良くなっていたが、フレゴリ妄想患者の件は、黒岩と西郡の過去を炙り出して視聴者に見せる為の道具として使われた感が否めず、少し疑問が残った。 長く顔面痛に苦しむ患者の原因を突き止め救ってあげる件は、濱田マリの好演も有り良かったと思う。ただ他の大学病院でさえ見付けられなかった髄膜腫を、西郡は一発で見付けられたってのがちょっと腑に落ちないが。 まっ、幸子以外の存在は落ち着いて来たので最後まで観ようとは思っている。 演出=佐久間紀佳

No.87 20/01/12 18:52
匿名 

>> 79 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」5話まで終了。 栃野が過去に無罪を得た「緊急避難による殺人」… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」6話まで終了。

30年以上会っていなかった妹が御子柴の事務所に現れ、殺人容疑で逮捕された母(郁美=浅野温子)の弁護をする様に告げ、御子柴は断るが100万の着手金を置いて帰って行く。
最近再婚した資産家の夫を自殺に見せ掛けて殺害した容疑だ。検察側(またまたしゃしゃり出て来た岬検事)の挙げる証拠は郁美に不利な物ばかり。挙げ句に岬は法廷で、容疑者は死体配達人だった御子柴弁護士の実母である事を明らかにしてしまう。

圧倒的不利な条件の中で御子柴は勝てるのか?というシビアな話だった。

再婚前の母と妹が住んでいたアパートに聞き込みに行った御子柴は、家主が「怪物の家族は罰を受けて当然、怪物を育てた責任がある」と話すのを聞き、そこで初めて自分は被害者加害者両方の家族を傷付けたのだと悟る。

日下部に「何故みどりちゃんを殺したんですか?」と問われ、「虫が死んだからバラバラにしてみた。そうしたら人間もバラバラにしたくなった。何かが有った訳ではない」と話す御子柴。彼には適切な情緒が育っていなかったという事なのか?

岬は何故あんなに御子柴に拘るのかと思ったら、彼の、弁護士だった父親が詐欺事件の片棒を担がされたが、検察上層部の判断で不起訴になった、それが許せず父親とは没交渉、以来罰を受けない人間が許せない、だから御子柴も許せないという事らしい。だけどこれって理論破綻してない?
不起訴を粛々と受け入れた時点で岬も父親と同類項じゃない?ああだから御子柴に同族嫌悪?
津田寛治は特に法廷で畳み掛けて行く場面は迫力があって上手いよなあ。

演出=村谷嘉則



  • << 99 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」7話まで終了。 岬にはピアニストの息子・洋介が居て彼とも疎遠、「お祖父ちゃんに会ってあげて」と言う息子に頑なに会わないと言う父。そんな父に息子は言う。「父さんの守りたいものって人なの?法律なの?」 桜葉のインタビューに応じた御子柴は「家族愛とは人の弱さがもたらすものでしかない」と突き放した言い方しかしない。記事を読んだ日下部は「家族への批判を自分に向ける為ですよね?」と御子柴に言い、彼は否定も肯定もしない。 記事を真に受けた若い男に石段から突き落とされた日下部。(あれだけ転げ落ちて骨折もせず、脳震盪だけという驚異の護身能力!)「私は色々な人を不幸にした。生まれて来なければ良かったのかもしれない」と、日下部にだけは本音を語る御子柴。 根底の部分で信頼を寄せてくれる日下部の気持ちが御子柴にも伝わっている証拠だと思う。 裁判所の通路で尚も責める岬に御子柴は言う。「法は私を裁かなかった。それでも生きろと社会に放り出された。教えてくれ、どうすれば償える?どうすれば罰を受けられる?」一言も返せない岬。(自分の父を法が裁かなかった時、検事である貴方は何故異議を唱えなかったのか、それが通らなかったのなら何故辞職しなかったのか?今の生き方と照らし合わせてそこが疑問) 御子柴が佐原みどりの母親に毎月100万円を送金している事実を知る岬。(只の金の亡者と思い込んでいた根拠が崩れ、愕然とする岬) 一方の御子柴は母親に弁護人を辞任する事と、弁護士を廃業する事を告げる。 これは母親に真実を言わせる為?それとも人間化して耐えられなくなって来ているから? 演出=稲葉正宏

No.88 20/01/13 23:15
匿名 

「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(ytv)脚本=佐藤友治、蛭田直美 出演=清野菜名、横浜流星、要潤、白石聖、山崎樹範、升毅、福田転球、山口紗弥加、佐藤二朗 他

オリジナル作品。

要するに私刑物ね。
諸々設定の詰めが甘々で、ミス・パンダのアクションもユルユルで、多少なりとも現実味を塩梅良く織り混ぜないと、こういう架空の物語も成立しないし観ていて乘れないんだなというのが良く分かる内容。

次も一応観るけど多分離脱すると思う。

演出=遠藤光貴

  • << 102 「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」2話まで終了。 概要が分かって観ていたから初回よりは見やすかったが、やっぱり脚本がイマイチだし演出のテンポも悪いから、正直観ていて若干眠くなる。 佐藤二朗の佐島って“ノーコン”になる時は気持ち悪いのは何故?あれが生理的にダメ。 逮捕されていないコアラって佐藤二朗だったりして。 まあどっちにしろこれで離脱するからもういいや。 演出=遠藤光貴

No.89 20/01/13 23:32
匿名 

>> 83 【2020冬ドラマ】 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(CX・共同TV)脚本=浜田秀哉 出演=沢村一樹、横山裕、本田翼、森永悠希、高杉… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」2話まで終了。

ひょっとして毎回冒頭に、井沢が香坂を殺して?暴走を始めて…というシーンを挟み込むのか?だとしたらちょっと邪魔かな。

今回の横軸のミハン案件は、ストーカー話からどんどん広がって行って面白かったし、ミハンメンバーもそれぞれに活躍のシーンも有り、全体にバランスが取れていて面白かった。(ゲストの中島ひろ子も良かった)

演出=石川淳一

No.90 20/01/15 17:33
匿名 

「10の秘密」(関テレ)脚本=後藤法子 出演=向井理、仲間由紀恵、仲里依紗、松村北斗、山田杏奈、佐野史郎、遠藤雄弥、名取裕子、渡部篤郎 他

オリジナル作品。初回20分拡大。

妻(仙台由貴子=仲間)と別れてから残業の少ない仕事に転職し、娘(瞳=山田)第一で生きてきた白河圭太(向井)。娘とは何でも話せる仲の良い父子と自負していた。だから娘が誘拐され、自分が知らなかった娘の行動を彼女の親友から知らされても、俄に信じる事が出来なかった。

誘拐犯の目的は仙台由貴子を3日以内に捜し出す事。敏腕弁護士の元妻はいきなり事務所を辞めて音信不通。タワマン、パーティー三昧のセレブ生活は虚飾で、実際は高利貸しに迄借金をする程追い詰められている様だった。

失踪前の由貴子は帝東建設の顧問弁護士をしていて、社長(佐野)と経営戦略室長で自称由貴子の恋人・宇都宮(渡部)が由貴子を捜している、その為の娘の誘拐という感じなのだが。

圭太と由貴子には、火事にまつわる口が裂けても言えない秘密がある様で…。

10の秘密って事は全10話で1話に一つずつ秘密が明かされて行く設定なのか?
今はまだ隔靴掻痒の感が強いが、父親役に違和感が無くなっていい感じの向井理と、謎多き女をやらせたらピカイチの仲間由紀恵と、どんな役にも対応出来る渡部篤郎の組み合わせは魅力的で、多少の脚本の穴は埋めてくれそうだ。

演出=三宅喜重

  • << 104 「10の秘密」2話まで終了。 犯人にタイムリミットを設定されてる割には、圭太に悲愴感や切迫感があまり感じられない。この演出はわざとなの? 瞳が本音を話していた翼(松村)から「お父さんが重い。お父さんは自分の夢を諦めた分、私に期待を掛けている。だからバイオリンをやめたと言えない、悲しませたくない。」と瞳が話していたと聞き、俺は何にも分かっていなかったんだとショックな圭太。この部分の親子の感覚の違いはリアルで描き方も良かった。 後半の、由貴子に言われて圭太が矢吹の部屋から帝東建設の不正データを盗み出す展開は面白かった。でも由貴子にはまだ何か秘密が有る様で。 仲里依紗はずっと意味有り気な表情をしているから、怪しいのかと思ったら圭太のサポートをしているし(笑) 一杯秘密と訳有りをばら蒔いているから、まだ焦点はボケたままだ。 演出=三宅喜重

No.91 20/01/15 17:58
匿名 

「恋はつづくよどこまでも」(TBS・TBSスパークル)脚本=金子ありさ 出演=上白石萌音、佐藤健、毎熊克哉、渡邊圭祐、吉川愛、香里奈、平岩紙、片瀬那奈、蓮佛美沙子、山本耕史 他

円城寺マキの漫画原作。初回15分拡大。

いかにも漫画原作っぽいリアリティーの無さ。漫画がどんな感じの作風なのかは知らないが、映像化する以上は看護師(渡邊)や医者(片瀬)の衛生上だらしない髪型とか、常に誰かが無駄話をしている緊張感に欠ける病棟の描写等は頂けない。

ドジだけど一生懸命な主人公や、底意地の悪そうな人物は居なさそうな感じは悪くはないとは思うが、見続けたいとは思えないので早目に初回で離脱する。

演出=田中健太

No.92 20/01/15 23:52
匿名 

>> 84 「知らなくていいコト」(NTV)脚本=大石静 出演=吉高由里子、柄本佑、重岡大毅、森山内圭哉、秋吉久美子、佐々木蔵之介、小林薫 他 オ… 「知らなくていいコト」2話まで終了。

あれだけきっぱり結婚を拒絶されたのに、ニコニコしながらやり直そうと野中に迫るケイトが怖かった。

尾高の撮った乃十阿出所スクープ記事が出た直後にケイトの母が会いに来て、ケイトは乃十阿の子だと話したと言う。ケイトに知られたくないからこれ以上乃十阿を追わないで欲しいと。尾高は乃十阿の子と知った上でケイトにプロポーズしたが、ニュースカメラマンを辞めて動物カメラマンに転身した尾高の事が気に入らなくて、その時ケイトは全く相手にしなかったのだ。

今回のテーマはDNA。気にして結婚を取り止めた男と気にしなかった男。横軸のDNAマッチング話で出て来た男は、気にはしていたが最悪の相性のスタッフに恋をして、DNAより感情を優先した。

尾高とマッチング拒否男のおかげで精神的に立ち直ったケイトは乃十阿に会いに行くのかな?

演出家は同じなのに初回に比べてテンポが悪くなっていたのが気になった。
あとお仕事ドラマの看板は下ろした方がいい。

※乃十阿の事件、当時のニュース映像では二人死亡、五人意識不明の重体と言っていた。それで死刑にならない謎。精神鑑定?

演出=狩山俊輔

  • << 105 「知らなくていいコト」3話まで終了。 国民的人気ダンサーがまだ無名だった頃の発言動画の一部だけが切り取られ、アップされた事で大炎上・総叩き。マスコミに追われホテルに籠ったダンサーの、単独インタビューをケイトが取る迄が描かれた。 取材部分に関してはテンポも良かったし、ダンサー役を大貫勇輔が演じ、サービスでダンスシーンも見せてくれたので、まあまあ満足した。 中途半端で不満足なのは野中の存在。過去のラブラブシーンが有っても恋人同士には見えないし、あれだけきっぱりと振っておきながら、振った方がズルズルと引きずり、自分の気持ちを軽くしたいが為に尾高を勝手に同志に仕立てる見当違いの想像力。 まあ確かに野中が存在する事で尾高アゲにはなるけど、それだけの事なら時間の無駄。その分を横軸を描く時間に回して欲しい。 何か思っていた感じとは違うドラマになっている。 次回は乃十阿と対峙するのかしないのか? 演出=塚本連平

No.93 20/01/16 14:47
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「僕はどこから」(TX他・製作委員会)脚本=高橋泉 出演=中島裕翔、間宮祥太朗、上白石萌歌、音尾琢真、高橋努、若林豪、笠松将、須藤理彩、仙道敦子 他

市川マサの漫画原作。2話まで終了。

1話を観た時は主人公(竹内薫=中島)の特殊能力とか、薫がお母様と呼び丁寧語を使って介護をしている女性(仙道)との関係性とかがイマイチはっきりとせず、靄が掛かっている様な印象だったのだが、それらの殆どがこの2話でクリアになり俄然視聴意欲が湧いて来た。

「人の文章を書き写すと文字の上ではその人に成りきれる」特殊能力を持つ薫。
幼い頃階段を転げ落ちた薫を庇い血だらけになりながら、「薫は作家さんになるのよ、お母様は絶対にそれを守る」と言っていた母。団地の二人暮らしで貧しそうなのだが品のある母は、良い所の出?とか想像が膨らむ。
その愛する母が若年性アルツハイマーに罹患し、入院費が必要になった薫は、その特殊能力を高校時代に知られていて今はヤクザの組長になっている藤原(間宮)から依頼された、報酬2千万の替え玉受験のシノギを受ける事にした。

替え玉受験をヤクザに依頼した井上家の母子もかなり強烈なキャラっぽいし、若くして組長になった藤原の存在が面白く無さそうな、会長の子飼いの山田(高橋)が何かをしそうな雰囲気もあるし。

物静かでたまにしか声を張らない間宮祥太朗は雰囲気が有って格好いいし、中島裕翔は生真面目で若干融通の利かない優しい青年を好演している。

演出=瀧悠輔

  • << 123 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「僕はどこから」4話まで終了。 恐らく玲の深層心理にまで入り込んでしまった薫は、嫌な感情が流れて来た為に慌てて井上家に走るが既に玲の母親は殺されていた。タイミング良く来た刑事に任意同行を掛けられ、玲は試験を受けていた事でアリバイが成立、逆に替え玉受験を証明出来ない薫は、以前に玲が椅子で母親を殴ろうとするのを止めた時の指紋が出て、殺人の疑いで逮捕されてしまう。 シノギに素人を使い失敗した智美は、薫との友情より組の掟を優先し、妹に薫の部屋に行かせて玲の住所のメモをわざと残させ、せめてもの償いか一人には出来ない認知症の母親を連れ出す。 薫は智美に警察に売られてしまったのだ。 薫に吐かせる為に耳元でボールペンをカチカチさせ続ける刑事には苛々したし、ヤクザが友情を取らないのは当たり前だが、その非情さを見せ付けられると何かがっかりするしで、2話までに感じていた薫と智美の関係が醸し出す特別な雰囲気が壊されてしまい、何か凄く残念だし観ていて辛かった。 薫の起死回生が有るとしたら玲が自首する事だけど、そうすればシノギの事もバレてしまう。玲が個人で薫に替え玉受験を頼んだ事にするなんて、あの子がする訳無いしな。 演出=瀧悠輔(3、4話)

No.94 20/01/16 15:44
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ24〉
「コタキ兄弟と四苦八苦」(TX他・製作委員会)脚本=野木亜紀子 出演=古舘寛治、滝藤賢一、芳根京子、宮藤官九郎 他

オリジナル作品。

喫茶店シャバダバでコーヒー1杯で粘る中年男(古滝一路=古舘)、一人で切り盛りしている若い女性(さっちゃん=芳根)をチラチラ見て気になる様子。
午後3時ジャストに立ち上がり、会計で少し会話をして出て行く。
帰宅すると日記に「過去最高クラスに会話が弾む」と書く。あれでか?思い込みが激しいタイプなのか?
辞典読み(日課らしい)を始めると押し入れから物音が…。中に居たのは8年前に追い出した弟(二路=滝藤)で、こちらはきっちりしてそうな兄とは正反対でちゃらんぽらんな感じがプンプン。

事故って放置して来たと言う弟、急いで現場に駆け付ける兄、そこには自転車ごと倒れ寝ている男(ムラタ=宮藤)が。慌てる兄だが男は大丈夫だと言い、自分は病院に行くから約束をしている女性に会いに行って欲しいと「レンタルおやじ1時間1000円」と書かれた名刺を渡す。

会いに行くとそこには顔を血だらけにした女(市川実日子)が。
否応なしにシャバダバに連れて行かれ、離婚届の証人欄にサインをする様に迫られ、断固私文書偽造には手を貸さないと断る生真面目兄と、仕事を受けたのだからさっさとサインしろと威圧する上から女との攻防が続き、最後は自分が事の発端なのに兄に押し付けてずっとチャチャを入れていたちゃらんぽらん弟が、さっさとサインをして1000円をゲットするという話だった。

兄は予備校講師だったが何か有ったのか今は休職中で、弟は妻から離婚届を突き付けられ追い出された模様。
こんな二人がこれをきっかけにレンタルおやじを始める話らしい。

当て書きだから主演二人のキャラがピッタリで、そこに生きているみたいなリアリティーも感じられる。
さっちゃんがただの看板娘ではなく、ちょっと狂気を孕んでいるのも不思議で面白い。

野木さんの描く様々な人間模様に期待したい。

演出=山下敦弘

  • << 155 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ24〉 「コタキ兄弟と四苦八苦」7話まで終了。 〈2話〉結婚式の親戚レンタルに駆り出された二人。兄が新郎に物申すと、実は新郎自身もレンタルだったという笑えないオチが見事だった。 〈4話〉「あと3ヵ月で世界が終わる」と言う女(樋口可南子=好演)に振り回される兄弟。◯◯教に騙されている信者なのかと思ったら、余命宣告3ヵ月、残りの時間をどう過ごすか彼女なりの死生観できちんと設計している女性だったという話。強く印象に残った。 〈6話〉兄をレンタルしたのは両親の仲がどうなっているのか探りに来た弟の娘(留学中)。弟がレンタルされたタワマンパーティーに遅れて参加したのは、別居中の妻。家族関係において世間の物差しより自分の物差しを常に優先させ貫いて来た弟。本当はそうしたかったのに、いつの間にか世間の物差しで夫を測ってしまっていた妻。家族関係自分基準の人には生きにくい国、日本。 〈7話〉遠方在住の依頼者から生存確認を頼まれたターゲット女性(門脇麦=好演)は、ゴミの山に埋もれて寝ていた。元看護師の彼女の職場は、転籍して来た一人の医師のストレスによる情動感染が広がり職場崩壊。ナースステーションで患者の尿をぶちまけた彼女は退職、自宅でセルフネグレクトを始めた。最後は兄弟が女を無理やり風呂場で服のままシャワーを浴びさせ放置、その間にゴミを片付けていると、風呂から出て来た彼女は大復活していたという話。 冒頭の兄弟の会話。「日本の孤独死は年間3万人」「そんなに多いならさあ、それってもう普通死なんじゃね?」 彼女を気に掛けた依頼者、人として契約時間外の手間を惜しまなかったレンタルおやじ、それぞれのお節介で孤独死を免れた彼女。孤独死が普通死に成りかねない日本に足りないのは、ここぞという時のお節介なのかな。 全話脚本=野木亜紀子 全話演出=山下敦弘

No.95 20/01/17 14:24
匿名 

「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(EX)脚本=福田靖 出演=桐谷健太、東出昌大、比嘉愛未、磯村勇斗、今田美桜、渋谷謙人、峯村リエ、菅原大吉、奥貫薫、柳葉敏郎、風間杜夫 他

オリジナル作品。初回15分拡大。

交番勤務の警官(仲井戸=桐谷)が手柄を立て、念願叶って横浜桜木署強行犯に異動して刑事になる。軽佻浮薄な感じ丸出しで初日から浮きまくり。

一方地検の真島検事(東出)は“刑事は捜査官、検事は法律家”が口癖でエリート意識丸出しの鼻持ちならない男。担当事務官の仲井戸みなみ(比嘉)の事が好きで、その気持ちを隠すつもりは一切無し。だがみなみはなびく様子無し。
仲井戸刑事を見下す言動ばかりの真島だが、みなみが仲井戸の妹と知りびっくり。熱血兄貴はみなみさんと呼ぶ真島が気に入らず、仕事だけの関係なんだから仲井戸さんと呼べと嗜める。全く気にせずみなみさん呼びを続けるめげない真島。
極々常識的なみなみは、二人の間に入って苛々、そんな関係がベースになる変則バディ物だ。

仲井戸は体育教師を8年務めてから警察官になった変わり種。初回で早速だったが、ヤンチャが多い教え子達という事で、捕まえたら教え子だったはこれからも有りそう。

行きつけの小料理屋の女将(奥貫)が元裁判官って設定は面白いなと思った。

気楽に観られそうなので観て行くつもりだが、レビューは毎回書かない事にする。

※今田美桜はちょっとした瞬間に目を見開く癖があり、あれはマイナスにしかならないから誰か矯正してあげた方がいい。

演出=本橋圭太

No.96 20/01/17 19:24
匿名 

>> 85 「アライブ がん専門医のカルテ」(CX)脚本=倉光康子 出演=松下奈緒、木村佳乃、清原翔、岡崎紗絵、中村俊介、三浦翔平、田辺誠一、藤井隆、木… 「アライブ がん専門医のカルテ」2話まで終了。

梶山薫は恩田心の家族の日常を奪ってしまった自責の念から、医師として心を助けようと転籍して来た様だ。
あと須藤(田辺)と薫は不倫をしていた様で、須藤は離婚成立を薫に告げて付き合いを続けたそうなのだが、薫は嫌そうな感じだ。

薫があの時、患者家族の会に勧誘をしていた事が民代(高畑)にはバレていて、後々心の耳に入るのかな?

薫は心を温泉に誘い、ここで告白するのかなと思ったが何も言えず、帰って来て「実は…」と言い始めたら心に夫急変のTELが。この辺りはドラマの王道だね。

王道と言えばこのドラマは横軸の、心達が診る癌患者の症例、患者の設定と心理が、奇をてらう事なく丁寧に描かれていて引き込まれる。ゲストの役者も派手さは控え目だけど、役に合った演技力のある人を選んでおり、それも感情移入出来る理由の一つになっている。

ここまでは上手く歯車が回っていると思うのだが、予告でやっと三浦翔平が登場!なのだが、薫と一緒に居るシーンが…。
縦軸はややこしくして欲しくないんだけどなあ。

※乳癌手術に悩む若い女性患者佐倉に、薫が「私は乳癌サバイバーなの」と言って、上半身裸になり乳房再建手術をするとどうなるのかを見せるシーン、多分ヌーブラ一丁で演じ切った木村佳乃の潔さと、この役に賭ける意気込みが伝わって来て感動した。

演出=高野舞

  • << 107 「アライブ がん専門医のカルテ」3話まで終了。 夫が亡くなり病室を片付けながら号泣する心。駆けつけた薫はその姿を見て小さく「ごめんなさい」と呟く。そして心の独白。匠が事故に遭った日の朝、心は夫に「いつになったら小説を書くの?」と、一番夫が傷付く言葉を投げつけて仕事に出た、それが最後の夫婦の会話になってしまったと。その時点では決してラブラブな夫婦ではなかったのね。問題を抱え言い合いをしても、また仲のいい夫婦に戻れたかもしれない。あれが本当に薫の医療ミスだったなら、心に後悔が有る分、真実を知ったら許さないかもね。 やっと出て来た三浦翔平(関河)、怪しさがプンプン。偶然を装い薫に近付き、薫の居た関東医大病院(だったっけ?)の事を調べているみたいだし、フリーの記者?もしくは病院に何か直接的な恨みが有るとかかな? 横軸は抗がん剤を止めて終末期緩和治療に切り替える主婦(木内陽子=朝加真由美)と、色々有った末にそれを受け止める家族の話で、付け足した様なもう一組の患者家族の話を削れば、もっと木内家の話に深みが出たのになと少し残念。 演出=石井裕介

No.97 20/01/18 13:40
匿名 

「病室で念仏を唱えないでください」(TBS)脚本=吉澤智子 出演=伊藤英明、ムロツヨシ、松本穂香、片島涼太、唐田えりか、堀内健、宮崎美子、余貴美子、萩原聖人、中谷美紀 他

こやす珠世の漫画原作。初回15分拡大。

漫画原作だとこんな感じになっちゃうのかな?病院付き僧医って興味深い設定だし、久し振りの伊藤英明だから期待していたんだけど、コテコテ飾り付けている割に中身はペラペラみたいな印象しか残らなかった。

僧医松本照円(伊藤)は救急医で腕は有りそうなんだけど、やたら患者のプライバシーに深入りするし、同僚の三宅(中谷)はストーカー並みに松本の行動を監視しているし、センター長玉井(萩原)は、わが道を行く松本に振り回されて終始オロオロだし、多分対立軸になるのだろう心臓血管外科医の窪田(ムロ)はほんの顔見せだけだしで、初回だからという事情を汲んだとしても脚本が下手。
何も引っ掛かって来なかった。

「トップナイフ」もこれもイマイチに感じるのは、人物がそこに生きている感じがしないからなのだと思う。

キャストは悪くないので脚本家の奮起を期待したい。

演出=平野俊一

  • << 108 「病室で念仏を唱えないでください」2話まで終了。 うーん中途半端で面白くならない。 主人公が医療に関しては理想主義的な言動をするドラマなのに、対立軸?になる医師が手術中の主人公にチャチャを入れて遊ぶシーンは、必要無かったし不快でしかなかった。 という訳で早目の判断だけど、多分この脚本家ではこれ以上は良くはならないだろうと思うので、これで離脱する。 演出=平野俊一

No.98 20/01/19 14:48
匿名 

>> 86 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(NTV)脚本=林宏司 出演=天海祐希、椎名桔平、広瀬アリス、永山絢斗、古川雄大、福士誠治、森田望智、… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」2話まで終了。

トップナイフの黒岩が、有りがちな聞く耳持たない様な男ではない事、傲岸不遜な西郡が、フラッシュバックを起こす様な拭えない過去の傷を持っている事、それらの描写が有った事で、深山が医局をコントロール出来そうな雰囲気が出て来た点と、部長が何もかも分かって仕込んでいる事が示唆された点が良かったと思う。
深山自身にも関係に問題が有りそうな娘が居る様で、医師個々人のプライベートにも重きを置くスタイルにしそうな雰囲気だ。

そんな中でまだ幸子(広瀬)のキャラの必要性だけが理解出来ない。てか邪魔。何故このキャラにしたのか早目に説明してくれないと、ドラマの評価を下げるだけだと思う。

横軸の患者ドラマ部分は初回よりは良くなっていたが、フレゴリ妄想患者の件は、黒岩と西郡の過去を炙り出して視聴者に見せる為の道具として使われた感が否めず、少し疑問が残った。
長く顔面痛に苦しむ患者の原因を突き止め救ってあげる件は、濱田マリの好演も有り良かったと思う。ただ他の大学病院でさえ見付けられなかった髄膜腫を、西郡は一発で見付けられたってのがちょっと腑に落ちないが。

まっ、幸子以外の存在は落ち着いて来たので最後まで観ようとは思っている。

演出=佐久間紀佳

  • << 111 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」3話まで終了。 深山の自宅に転がり込んで来た娘・真実(桜田ひより)は、深山曰く「捨てました、私が」な娘らしい。 離婚して相手(多分、小市慢太郎)は再婚。そっちに引き取られたという事は、深山が親権を主張しなかった=捨てたという事なのだろう。 このドラマ、患者の症例は珍しいものにすると決めているのだろうか?しかも短期間に次々と…。まあ脚本の処理の仕方は流石に医療ドラマに手慣れた林氏だから、上手い事は上手いんだけど、珍しい病気を二つも扱うとえっ?と思っている内にどんどん進んじゃうから、ちょっと落ち着かないかなあ。 黒岩は6歳児を押し付けられて女は姿を消し、当初は自分も家政婦に子供を押し付けて逃げていたが、少しずつ一人の人間として興味を持ち始めた模様。 ラスト70歳代女性(中尾ミエ)が運び込まれ、顔を見た西郡は息を呑んだ!って感じ。この人がフラッシュバックの原因? そして幸子、もう“賑やかし”と割り切ろう。アリスも変顔で頑張ってるし。ただ幸子に割く時間はもっと減らして欲しい。邪魔だから。 演出=佐久間紀佳

No.99 20/01/19 15:48
匿名 

>> 87 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」6話まで終了。 30年以上会っていなかった妹が御子柴の事務所… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」7話まで終了。

岬にはピアニストの息子・洋介が居て彼とも疎遠、「お祖父ちゃんに会ってあげて」と言う息子に頑なに会わないと言う父。そんな父に息子は言う。「父さんの守りたいものって人なの?法律なの?」

桜葉のインタビューに応じた御子柴は「家族愛とは人の弱さがもたらすものでしかない」と突き放した言い方しかしない。記事を読んだ日下部は「家族への批判を自分に向ける為ですよね?」と御子柴に言い、彼は否定も肯定もしない。

記事を真に受けた若い男に石段から突き落とされた日下部。(あれだけ転げ落ちて骨折もせず、脳震盪だけという驚異の護身能力!)「私は色々な人を不幸にした。生まれて来なければ良かったのかもしれない」と、日下部にだけは本音を語る御子柴。
根底の部分で信頼を寄せてくれる日下部の気持ちが御子柴にも伝わっている証拠だと思う。

裁判所の通路で尚も責める岬に御子柴は言う。「法は私を裁かなかった。それでも生きろと社会に放り出された。教えてくれ、どうすれば償える?どうすれば罰を受けられる?」一言も返せない岬。(自分の父を法が裁かなかった時、検事である貴方は何故異議を唱えなかったのか、それが通らなかったのなら何故辞職しなかったのか?今の生き方と照らし合わせてそこが疑問)

御子柴が佐原みどりの母親に毎月100万円を送金している事実を知る岬。(只の金の亡者と思い込んでいた根拠が崩れ、愕然とする岬)

一方の御子柴は母親に弁護人を辞任する事と、弁護士を廃業する事を告げる。
これは母親に真実を言わせる為?それとも人間化して耐えられなくなって来ているから?

演出=稲葉正宏

  • << 112 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」全8話終了。 御子柴は日下部に退職金を残し、宝来弁護士に案件を引き継いで姿を消す。 諦めきれない日下部は退職金を宝来に押し付け、御子柴の母親の事件の資料だけは奪い返す。 桜葉の協力も得て成沢家を調べ、成沢の前妻は無差別殺人の被害者で、加害者は精神鑑定の末に罪に問われなかった事を知る。 それを聞いた御子柴は再び調査を始め、成沢のパソコンの解析結果から、死体配達人の母親である郁美に代理復讐をする為に意図的に近付いたのだと知る。 郁美が疑われる死に方をして、妻の恨みを晴らす為に。 御子柴はみどりを殺めた現場に行き手を合わせる。そこにみどりの姉亜季子が来る。「二度と顔を合わせない」と廃業かひょっとしたら自殺かを匂わす御子柴に亜季子は言い放つ。 「あんたに自分の人生なんて無い!みどりの人生を奪った分、他人の為に生きなさいよ!」 結局、何故みどりを殺めバラバラにしたのかについては、以前も今回も「虫の命も人間の命も同じだと思っていた」としか明かされなかった。 三つ子の魂百までと言うから、それまでに情緒を育てておけばとも思うのだが、そんなに簡単な話では無いのだろう。 刑法第39条は被害者家族は勿論、加害者家族も、場合によっては加害者自身をも一生苦しめる。そういう事が分かるドラマだった。 演出=村谷嘉則

No.100 20/01/19 17:54
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈土曜ドラマ〉
「心の傷を癒すということ」(NHK大阪)脚本=桑原亮子 出演=柄本佑、尾野真千子、濱田岳、浅香航大、森山直太朗、上川周作、趙珉和、濱田マリ、石橋凌、キムラ緑子、近藤正臣 他

安克昌原案のオリジナルフィクション。

実在の在日韓国人精神科医・安克昌氏(故人)の生涯をモデルに描くフィクション。

絶対的権威を持つ父親の下、自分に自信が持てずに弱々しかった子供時代、安という名字を伝える時に「不安の安です」と説明していたまだ弱気な青春時代から、精神科医となり結婚し長女が生まれ、全国から患者が受診しに来る精神科の医局長となり、自己紹介で「安心の安です」と言える様になった34歳迄が、時間経過と共に短いエピソードカットを積み重ねるオーソドックスな手法で描かれ、分かりやすくて良かったと思う。
録音技術に若干難有りでそこだけが気になった。

初回は序章で、阪神淡路大震災に見舞われる次回からが、安先生の真価が発揮される話になる様だ。
安先生の地味な性格を表す様に、ずっとトーンは暗めなのだが私自身は気にならなかった。

演出=安達もじり

No.101 20/01/20 19:38
匿名 

「テセウスの船」(大映・TBS)脚本=高橋麻紀 出演=竹内涼真、榮倉奈々、安藤政信、貫地谷しほり、芦名星、竜星涼、せいや、今野浩喜、上野樹里、ユースケ・サンタマリア、六平直政、不破万作、笹野高史、麻生祐未、鈴木亮平 他

東元俊哉の漫画原作。初回25分拡大。

自分(田村心=竹内)が生まれる前の平成元年に、音臼村の小学校大量殺人事件の犯人として逮捕され、死刑が確定するも冤罪を訴え続けている父(佐野文吾=鈴木)。殺人犯の子として辛い思いをし、自分には父親は居ないものとしてずっと生きて来た心は、妻(由紀=上野)に“事件の前から音臼村で起きていた事件、事故を調べたノート”を見せられ、不審な点が沢山有るし本当に冤罪かもしれない、お父さんと向き合うべきと諭される。
それでも心は頑なに父を拒絶していたがが、娘の出産時に妻を妊娠中毒症で亡くしたのをきっかけに、事件や父の事を調べようと旧音臼村を訪ね、そこで平成元年の事件の前にタイムスリップする。

鈴木亮平はずっと“そうです、私が犯人です”という目付きで演じているし、竹内涼真は慎重さの欠片も無くて、“いかにも僕は怪しい男です”に見える動きばかりするしで、何これ“突っ込みドラマ”にしたいの?って思いながら観ていたが、1時間が過ぎた頃に、佐野と転落していた明音が佐野の事を「助けに来てくれたの」と心に説明してから、鈴木亮平の目付きが一変、村の駐在さんはこうでなきゃって顔になり、心も一気に佐野に対する見方を好転させる。
ご都合主義?まあそれでもどうなるんだろうって惹き付ける推進力にはなっていたから、結果オーライかな?

ポイントは誰が書き込んでいるのか分からないワープロの文面かな。薬が手に入る←メッキ工場関係?/超能力?笑える←あの場に居たのはメッキ工場長とその娘だけど、絶対誰かに話すよね、あんな体験。だから特定は出来ない。

未来は変えられるって心は思ったみたいだが、未来の姉の頬には凍傷の痕が残っているんだよね。てか車椅子の安藤政信の役柄は何なのかな?
怪しい人が一杯で鈴木亮平も上手いし、色々楽しめそうなドラマだ。

※あの“由紀ノート”を見られたらってヒヤヒヤしたけど、心は何処に隠した?

演出=石井康晴



  • << 113 「テセウスの船」2話まで終了。 心は何故か音臼小の臨時教員に。昭和33年生まれ設定だが、当時の世相、流行りとかの下知識も無く、よくもまあ33年生まれにしたもんだ。ノートを持ち歩き佐野に少し見られてあたふたしたり、どれだけ“ザル”なのこの子はと思ってしまった。 翼(竜星涼)の行動とワープロ文面がリンクしてたし、「いかにも俺が犯人だ!」って行動をしていたから、翼なの?でも早くない?とか思っていたら、あっけなく死んでしまってびっくり。(自宅から薬瓶?を持って出て、死体の側にはその瓶が転がっていた) 明音が監禁されていた小屋を覗いていた誰かの目は、綺麗な二重だったんだよなあ。(あの目で判断するなら麻生祐未?実家はメッキ工場だし) 金丸(ユースケ・サンタマリア)は心に「どうしてこの小屋だと分かった?」って詰問していたけど、金丸こそどうしてあの小屋にタイミング良く来た?ずっと心の行動を見張っていたからなのか? 最後に怪しそうな村人の顔をワンカットずつ何人も映し出していたけど、あんな風にされると皆犯人に見えてしまう。煽りは上手いわあ。 演出=石井康晴

No.102 20/01/20 19:50
匿名 

>> 88 「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(ytv)脚本=佐藤友治、蛭田直美 出演=清野菜名、横浜流星、要潤、白石聖、山崎樹範、升毅、福… 「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」2話まで終了。

概要が分かって観ていたから初回よりは見やすかったが、やっぱり脚本がイマイチだし演出のテンポも悪いから、正直観ていて若干眠くなる。

佐藤二朗の佐島って“ノーコン”になる時は気持ち悪いのは何故?あれが生理的にダメ。
逮捕されていないコアラって佐藤二朗だったりして。

まあどっちにしろこれで離脱するからもういいや。

演出=遠藤光貴

No.103 20/01/21 19:13
匿名 

「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」(TX・The icon)脚本=山本むつみ 出演=小泉孝太郎、高嶋政伸、小西真奈美、大和田伸也、角野卓造、光石研、浅田美代子、中村雅俊 他

オリジナル作品。初回54分拡大。

実在の相澤病院(スピードスケート小平奈緒の所属先としても有名)のケースをモデルに、倒産寸前だった地方病院を、跡を継いだ息子が地域の人気病院に立て直す迄を描く。

東京の大学病院の准教授・有原修平(小泉)は父の危篤で帰郷、実家の総合病院が多額の借金を抱え、メインバンク主導でメディカルファンドに身売り寸前なのを知る。院長で理事長の叔父、事務長、財務部長の幹部三人はその案に乗り気で後はサインをするだけの所まで来ていた。

診療科目を大幅に削減する改革案を見た修平は、父の遺言「病院を頼む」を直接聞いた事もあり、悩んだ末に大学を辞めて副院長として病院に入る事にする。

昔からの縁を重んじ競争原理が働かない為に、割高な仕入れをずっと続けていた薬剤や文具、それぞれの使い慣れた物優先で仕入れていた結果、膨大な種類に膨れ上がった医療用器具。
しがらみの無い修平は、コストカットを断行する。

人当たりの柔らかい修平役に小泉孝太郎はぴったり。おおらかな妻・志保役には、これまたぴったりの小西真奈美。そして今回一番びっくりしたのは、高嶋政伸の役の銀行員・倉嶋が、誠実でいい人そうだった事!もう目の演技が最初から柔らかいの。どうやら倉嶋は有原総合病院に出向して、事務長として修平と二人三脚でV字回復実現に貢献する様だ。

初回は“悪=しがらみ”という事で勧善懲悪を成立させてスカッとしたし見やすかった。
今後も楽しめそうな感じはする。

演出=宮脇亮

  • << 115 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」2話まで終了。 有原が出した院長理事長解任動議、まさかの院長本人が賛成し可決。 何故?という有原の問いに院長は「病院を守りたい気持ちは同じだ。叔父を追い出した地も涙もない男として最後までやり抜け」と激励。前から誘いの有った職場に事務長も連れて行くと言う叔父。財務部長も連れて行けよと思ってしまったが、案の定改革の邪魔をするする! ドラマのモデルの相澤さんって人はたまたま大学病院の医師だったけど、元々経営者、実業家としての素質が有ったのだと思う。 理詰めで物を考え決断したら迷わず実行する。感情ではなく説明出来る理論で動いているから、納得・共感した者の支持を得やすい。 ドラマはそれを人当たりの良さそうな小泉孝太郎が演じるから、より説得力を持つ。 倉嶋(高嶋政伸)は銀行の本筋から外されたのがショックで嫌々出向したのだが、有原の本気度に触れ、恐らく魅せられてこの仕事にのめり込んで行くのだと思う。 引く手あまたの看護師の大量退職、敢えて引き留めない有原、新規採用に妙案は有るのか?次回も楽しみだ。 演出=清弘誠

No.104 20/01/21 22:49
匿名 

>> 90 「10の秘密」(関テレ)脚本=後藤法子 出演=向井理、仲間由紀恵、仲里依紗、松村北斗、山田杏奈、佐野史郎、遠藤雄弥、名取裕子、渡部篤郎 他 … 「10の秘密」2話まで終了。

犯人にタイムリミットを設定されてる割には、圭太に悲愴感や切迫感があまり感じられない。この演出はわざとなの?

瞳が本音を話していた翼(松村)から「お父さんが重い。お父さんは自分の夢を諦めた分、私に期待を掛けている。だからバイオリンをやめたと言えない、悲しませたくない。」と瞳が話していたと聞き、俺は何にも分かっていなかったんだとショックな圭太。この部分の親子の感覚の違いはリアルで描き方も良かった。

後半の、由貴子に言われて圭太が矢吹の部屋から帝東建設の不正データを盗み出す展開は面白かった。でも由貴子にはまだ何か秘密が有る様で。

仲里依紗はずっと意味有り気な表情をしているから、怪しいのかと思ったら圭太のサポートをしているし(笑)

一杯秘密と訳有りをばら蒔いているから、まだ焦点はボケたままだ。

演出=三宅喜重

  • << 117 「10の秘密」3話まで終了。 やっと全体像の取っ掛かり部分が見えて来た。 まず10年前の秘密とは、別荘地で圭太と由貴子が言い争いをしている間に瞳が居なくなり、近くのバンガローが火事に。その近くに瞳が立っていて側には倒れたランタンが。 由貴子は名乗り出ようと言ったが、圭太は瞳の為に隠そうと言って押し切った。(警察は火事の原因を突き止められなかったという設定には、ちょっと無理が有る様な) 瞳に聞かれて亡くなった人は居なかったと圭太は答えたが、どうも嘘っぽい。 翼の身内が亡くなっていたとかなのかな? 由貴子は二本松にUSBを渡し、手を刺されながらも瞳を取り返す。 この時点で宇都宮は誘拐とは無関係と分かるのだが、じゃあ誰が?と思ったら、まさかの由貴子が二本松とグルになっての自作自演誘拐。USBと交換で大金を帝東社長から引き出していた。 10万のワイロ受領が会社にバレて懲戒解雇になった圭太は、自分も持っていたUSBをネタに帝東社長に取引を持ち掛ける。 圭太には無理だよなあ。のんびりしてるし(笑)あれでダークサイドに堕ちて行ったら、かなり嘘臭くなっちゃう。 得体の知れない由貴子はいいねえ。でも瞳は二本松の顔を知っていそうな描写も有りで、そこから破綻する可能性も有るかも? 菜七子の回し蹴り相手は、マッチングアプリで騙されたってだけの話だろうね。仲里依紗の意味深にはもう騙されない(笑) 演出=宝来忠明

No.105 20/01/23 00:13
匿名 

>> 92 「知らなくていいコト」2話まで終了。 あれだけきっぱり結婚を拒絶されたのに、ニコニコしながらやり直そうと野中に迫るケイトが怖かった。 … 「知らなくていいコト」3話まで終了。

国民的人気ダンサーがまだ無名だった頃の発言動画の一部だけが切り取られ、アップされた事で大炎上・総叩き。マスコミに追われホテルに籠ったダンサーの、単独インタビューをケイトが取る迄が描かれた。
取材部分に関してはテンポも良かったし、ダンサー役を大貫勇輔が演じ、サービスでダンスシーンも見せてくれたので、まあまあ満足した。

中途半端で不満足なのは野中の存在。過去のラブラブシーンが有っても恋人同士には見えないし、あれだけきっぱりと振っておきながら、振った方がズルズルと引きずり、自分の気持ちを軽くしたいが為に尾高を勝手に同志に仕立てる見当違いの想像力。
まあ確かに野中が存在する事で尾高アゲにはなるけど、それだけの事なら時間の無駄。その分を横軸を描く時間に回して欲しい。
何か思っていた感じとは違うドラマになっている。

次回は乃十阿と対峙するのかしないのか?

演出=塚本連平


  • << 118 「知らなくていいコト」4話まで終了。 ケイトは結局遠目で乃十阿を見ていただけで、向こうからも見られていたがそのまま帰って来てしまった。 そこからは仕事モード。入試に関する不正を暴く為に3班に別れて尾行や張り込みをするのだが、デフォルメしてるの?って位突っ込み所が満載で、あれで取材対象者の誰にもバレないって(笑) でも一つだけ、ケイトはどこでも耳をダンボにして、これはと思ったら声掛けしてまず身分を名乗り質問をするのだが、あの仕事ってキャッチする感受性の鋭さと、例え罵声を浴びせられても受け流せる鈍さの両方を兼ね備えていないと、多分やっていけないんだろうなとは思った。 そして前回、何の為に存在しているのかとちょっとイライラさせられた野中だが、彼は尾高への嫉妬の段階からケイトへの嫌悪の方向へ進んで来ている様な感じで、もしかしてケイトを苦しめる仕掛人とかに変貌して行くのかな?それなら重岡くんにとって、いいチャレンジになるかもだが。 ※しつこく書くが、乃十阿は裁判で動機は語らず罪は認めて25年間服役していたとの事だが、死刑にならず無期懲役?、しかもあれだけの罪でたった25年って理解出来ないんだけど。 演出=久保田充

No.106 20/01/24 18:01
匿名 

【ここまでの短評】

「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」3話まで終了。

ミハンシステムが弾き出す犯罪設定が不自然だから説得力に欠けるんだよなあ。横軸に無理が有るのが分かっているからか、今度は縦軸の香坂の出自が不明(父親が養父でその前の出自が辿れない様に操作してある)とぶっ込んで来た。そう言われてもねえ。

演出=品田俊介


「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」2話まで終了。

初回よりコンパクトにまとまっていて見やすかった。
取り調べが生徒面談風になってしまう仲井戸も面白かったし、目撃者かもしれない20年引きこもりの青年を説得する言葉が、真島は上から目線、仲井戸は無神経だと説教する正しいみなみを、青年は大好きな2次元の少女に重ねたのか部屋のドアを開けるというオチが面白かった。
この位のレベルを維持してくれたら、楽しく観られるんだけどね。

演出=本橋圭太

  • << 114 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」4話まで終了。 ミハンシステムのご都合主義をひとまず置いておけば、今回はドラマとして面白かった。あっ、真犯人がミュンヒハウゼン症候群だったというのも、中々の捻り出しだったが(笑) 香坂の実父は精神を病んだ「大森山無差別殺人事件」の犯人で、だから母と再婚した法務省の役人である義父は、戸籍から過去を辿れない様に細工していた。 父からの最後の電話で異変を感じた当時の香坂は現場に駆け付けるが、事件は起きた後だった。そしてその現場に駆け付け、当時の香坂を振り返って見ていたのがなんと加賀美(柄本明)だった。 何か前作みたいになって来たな。 演出=品田俊介
  • << 119 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」3話まで終了。 またお気楽風刑事ドラマに戻ってしまったなあ。仲井戸が元教師で、その感覚のまま若い被疑者や事件関係者に接して、ヒントを得たりするという設定は面白いんだけど、レギュラーが多いせいか他の部分が広く浅くで、しかも今回みたいにとっちらかっていると、何も引っ掛かって来なくなってしまう。 もう少し観るかもしれないけど、離脱するかも。 演出=及川拓郎

No.107 20/01/24 18:37
匿名 

>> 96 「アライブ がん専門医のカルテ」2話まで終了。 梶山薫は恩田心の家族の日常を奪ってしまった自責の念から、医師として心を助けようと転籍し… 「アライブ がん専門医のカルテ」3話まで終了。

夫が亡くなり病室を片付けながら号泣する心。駆けつけた薫はその姿を見て小さく「ごめんなさい」と呟く。そして心の独白。匠が事故に遭った日の朝、心は夫に「いつになったら小説を書くの?」と、一番夫が傷付く言葉を投げつけて仕事に出た、それが最後の夫婦の会話になってしまったと。その時点では決してラブラブな夫婦ではなかったのね。問題を抱え言い合いをしても、また仲のいい夫婦に戻れたかもしれない。あれが本当に薫の医療ミスだったなら、心に後悔が有る分、真実を知ったら許さないかもね。

やっと出て来た三浦翔平(関河)、怪しさがプンプン。偶然を装い薫に近付き、薫の居た関東医大病院(だったっけ?)の事を調べているみたいだし、フリーの記者?もしくは病院に何か直接的な恨みが有るとかかな?

横軸は抗がん剤を止めて終末期緩和治療に切り替える主婦(木内陽子=朝加真由美)と、色々有った末にそれを受け止める家族の話で、付け足した様なもう一組の患者家族の話を削れば、もっと木内家の話に深みが出たのになと少し残念。

演出=石井裕介


  • << 120 「アライブ がん専門医のカルテ」4話まで終了。 今回は夫を亡くした心、息子を亡くした京太郎、父親を亡くした蓮、それぞれの心の痛みと悲しみ、それをどう本人が認識し、肯定し向き合って行ったら良いのかが具体的に示された話だった。 大切な人を失ったのだから、男だろうが医者だろうが泣いて吐き出した方が良い。それで精神のバランスを取るのだ。 その部分は良かったけど、危惧していた通り三浦翔平(関河=自称フリージャーナリスト)の存在が邪魔だな。本当に薫の医療ミスだったのかも定かでは無いのに、何で関河は細かい事まで知っているのか? 本当は須藤のミスなのに薫のせいにしてたりとか? でもこれを膨らますと、心と薫がバディとなって様々なケースの患者を救って行くという、このドラマの良さが損なわれてしまのは目に見えている。 次回は関河が心に接触するみたいだし、何か嫌な予感。三浦翔平がドラマ潰しの疫病神になりそう。 脚本=神田優 演出=石井裕介

No.108 20/01/25 15:26
匿名 

>> 97 「病室で念仏を唱えないでください」(TBS)脚本=吉澤智子 出演=伊藤英明、ムロツヨシ、松本穂香、片島涼太、唐田えりか、堀内健、宮崎美子、余… 「病室で念仏を唱えないでください」2話まで終了。

うーん中途半端で面白くならない。
主人公が医療に関しては理想主義的な言動をするドラマなのに、対立軸?になる医師が手術中の主人公にチャチャを入れて遊ぶシーンは、必要無かったし不快でしかなかった。

という訳で早目の判断だけど、多分この脚本家ではこれ以上は良くはならないだろうと思うので、これで離脱する。

演出=平野俊一

No.109 20/01/25 16:30
匿名 

「駐在刑事season2」(TX・東通企画)脚本=田子明弘、入江信吾 出演=寺島進、北村有起哉、笛木優子、佐藤寛太、鈴之助、梨本謙次郎、徳井優、山口祥行、小林星蘭、田中美里、市毛良枝 他

笹本稜平の小説原作。初回54分拡大。

普段は気のいい駐在さんだが、ひと度事件となると捜査一課の刑事時代の血が騒ぎ、出張って来る捜一の管理官(北村)に「でしゃばるな」と一喝されても独自捜査を止めない(大抵の場合住人やその関係者が犯人か被害者で、地域の人にも頼られているから最後まで粘る)警官江波(寺島)と、奥多摩水根の住人達との交流と事件を描くドラマの続編。

20時台に家族で楽しめる様な作りでのんびりした感じだし、奥多摩の自然が美しくて癒される、そんなドラマだ。

最後まで観るつもりだけどレビューを書くのは今回のみとする。

演出=小林義則

No.110 20/01/25 19:39
匿名 

「女子高生の無駄づかい」(EX・MMJ)脚本=田辺茂範 他 出演=岡田結実、恒松祐里、中村ゆりか、福地桃子、浅川梨奈、畑芽育、井本彩花、横山亮、内藤理沙、町田啓太、大倉孝二 他

ビーノの漫画原作。

漫画原作、女子高生物、岡田結実主演…と三拍子揃っていたので観るの止めようかなとも思ったのだが、プロデューサー欄に、あの「おっさんずラブ」の生みの親、貴島彩理の名前が有ったので、もしかしたら面白いのかもと思って観てみたら、やっぱり面白かった。

女子高生の会話の言葉選びが上手いし、一つの場面を長引かせずに転換して行くから飽きが来ない。

岡田結実の役はウザいんだけど、その都度スパッと切り返す役の恒松祐里がそこそこ上手いんで、ウザさが殆ど気にならない。

大笑いまでは行かないんだけど、ずっとクスクス笑って観ていられる、塩梅の良いくだらないドラマだった。

毎回レビューを書く様なドラマではないので書かないとは思うが、初回の様な出来が続くのなら多分最後まで観ると思う。

演出=山本大輔

No.111 20/01/26 16:05
匿名 

>> 98 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」2話まで終了。 トップナイフの黒岩が、有りがちな聞く耳持たない様な男ではない事、傲岸不遜な西郡が… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」3話まで終了。

深山の自宅に転がり込んで来た娘・真実(桜田ひより)は、深山曰く「捨てました、私が」な娘らしい。
離婚して相手(多分、小市慢太郎)は再婚。そっちに引き取られたという事は、深山が親権を主張しなかった=捨てたという事なのだろう。

このドラマ、患者の症例は珍しいものにすると決めているのだろうか?しかも短期間に次々と…。まあ脚本の処理の仕方は流石に医療ドラマに手慣れた林氏だから、上手い事は上手いんだけど、珍しい病気を二つも扱うとえっ?と思っている内にどんどん進んじゃうから、ちょっと落ち着かないかなあ。

黒岩は6歳児を押し付けられて女は姿を消し、当初は自分も家政婦に子供を押し付けて逃げていたが、少しずつ一人の人間として興味を持ち始めた模様。

ラスト70歳代女性(中尾ミエ)が運び込まれ、顔を見た西郡は息を呑んだ!って感じ。この人がフラッシュバックの原因?

そして幸子、もう“賑やかし”と割り切ろう。アリスも変顔で頑張ってるし。ただ幸子に割く時間はもっと減らして欲しい。邪魔だから。

演出=佐久間紀佳

  • << 121 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」4話まで終了。 運び込まれた女性は西郡の母親(山田喜和子=中尾ミエ)で、2年前難しい位置に出来た腫瘍の手術を西郡が執刀、完全除去が出来ず逆向性健忘(記憶喪失)となっていた。 黒岩は俺なら全摘出来た、お前はビビっただけだと西郡の傷口に塩を塗り、深山は大出血を避けて撤退をした西郡の判断は正しかったと評価。 母親から優秀な上の兄二人と常に比較され叱咤されていた西郡は、誰もやりたがらなかった手術に成功して実力を認めさせたかったのだが結果的に失敗をした。手の震えはそのフラッシュバックから来るものだったのか? 西郡は悩んだ末に黒岩に手術を頼み、黒岩は大出血をしないタイムリミットを1分に設定、見事に腫瘍を取り除いてみせる。 やっと世界的トップナイフらしい描写をして貰えた黒岩、このシーンは看護師犬飼(福士)との器具の細かい受け渡しで緊迫感を表現し、見応えが有った。 もう一人の患者は新しい記憶が3分しか持たない前向性健忘(コルサコフ症候群)で、33歳で記憶が止まっている60代の患者。付き添っている幼馴染み(本田博太郎)は彼に恨みが有り、記憶喪失を疑っていて殺意を持っていたのだが、結局病は本物と知り殺意も無くし、幼馴染みとしてサポートする立場に戻るという話。包丁を隠し持っているという設定の筈が全然隠れていないという演出で、殺伐という印象になるのを回避していたのかなと感じた。 深山に捨てられたと思い込み反抗的だった真実だが、「捨てたんじゃない、愛していたしそれは今でも変わらない」と真剣に言われ、思わず頬が緩み軽くニコッとしてしまう。愛されていると分かって直ぐに母親からの同居の条件にも応じる、実際はまだまだ子供だった真実をひよりちゃんが上手く演じていて可愛かった。 西郡の抱えていた問題も明らかにされ、やっとトップナイフ争いという本題に入って行けるのかな? 演出=茂山佳則

No.112 20/01/26 16:50
匿名 

>> 99 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」7話まで終了。 岬にはピアニストの息子・洋介が居て彼とも疎遠… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」全8話終了。

御子柴は日下部に退職金を残し、宝来弁護士に案件を引き継いで姿を消す。
諦めきれない日下部は退職金を宝来に押し付け、御子柴の母親の事件の資料だけは奪い返す。
桜葉の協力も得て成沢家を調べ、成沢の前妻は無差別殺人の被害者で、加害者は精神鑑定の末に罪に問われなかった事を知る。

それを聞いた御子柴は再び調査を始め、成沢のパソコンの解析結果から、死体配達人の母親である郁美に代理復讐をする為に意図的に近付いたのだと知る。
郁美が疑われる死に方をして、妻の恨みを晴らす為に。

御子柴はみどりを殺めた現場に行き手を合わせる。そこにみどりの姉亜季子が来る。「二度と顔を合わせない」と廃業かひょっとしたら自殺かを匂わす御子柴に亜季子は言い放つ。
「あんたに自分の人生なんて無い!みどりの人生を奪った分、他人の為に生きなさいよ!」

結局、何故みどりを殺めバラバラにしたのかについては、以前も今回も「虫の命も人間の命も同じだと思っていた」としか明かされなかった。
三つ子の魂百までと言うから、それまでに情緒を育てておけばとも思うのだが、そんなに簡単な話では無いのだろう。

刑法第39条は被害者家族は勿論、加害者家族も、場合によっては加害者自身をも一生苦しめる。そういう事が分かるドラマだった。

演出=村谷嘉則

No.113 20/01/28 15:58
匿名 

>> 101 「テセウスの船」(大映・TBS)脚本=高橋麻紀 出演=竹内涼真、榮倉奈々、安藤政信、貫地谷しほり、芦名星、竜星涼、せいや、今野浩喜、上野樹里… 「テセウスの船」2話まで終了。

心は何故か音臼小の臨時教員に。昭和33年生まれ設定だが、当時の世相、流行りとかの下知識も無く、よくもまあ33年生まれにしたもんだ。ノートを持ち歩き佐野に少し見られてあたふたしたり、どれだけ“ザル”なのこの子はと思ってしまった。

翼(竜星涼)の行動とワープロ文面がリンクしてたし、「いかにも俺が犯人だ!」って行動をしていたから、翼なの?でも早くない?とか思っていたら、あっけなく死んでしまってびっくり。(自宅から薬瓶?を持って出て、死体の側にはその瓶が転がっていた)

明音が監禁されていた小屋を覗いていた誰かの目は、綺麗な二重だったんだよなあ。(あの目で判断するなら麻生祐未?実家はメッキ工場だし)
金丸(ユースケ・サンタマリア)は心に「どうしてこの小屋だと分かった?」って詰問していたけど、金丸こそどうしてあの小屋にタイミング良く来た?ずっと心の行動を見張っていたからなのか?

最後に怪しそうな村人の顔をワンカットずつ何人も映し出していたけど、あんな風にされると皆犯人に見えてしまう。煽りは上手いわあ。

演出=石井康晴





  • << 125 「テセウスの船」3話まで終了。 いくら緊急事態とは言え、真っ昼間に崖の上から下の雪の上に赤いノートを捨てたら、それは目立つだろう。「佐野さんには絶対知られてはいけない」と思いながら持ち歩いていた心の脇の甘さよ。佐野家の畳の下とかどっかに隠しておけば良かったのに。で、何で心は釈放されたのか。 結局にっちもさっちも行かなくなって、心は佐野と金丸に、“由紀ノート”に書かれていた事を全て話す羽目に。 「僕はあなたの息子です」と本気の涙で鈴木亮平に訴える、竹内涼真の成りきり演技は説得力が有って良かった。 そして金丸、またミスリードかと思ったら崖の上から突き落とされていた。 誰かに話し掛けていたから、後ろに居るのは一緒に来た仲間とか村人とかの筈が、振り向いて怪訝な顔をしたら突き落とされたから、何で?という人物が居たのだろう。 そして同時刻、心にだけブリザードが襲い失神、気付くとタイムスリップした場所に居て、スマホを取り出すと2020年に戻っていた。音臼小事件をググると、佐野の家族は一家心中をして母と兄が死亡と事実が変わっていた。 ノートを誰が握ったのか?何故心は現在に戻されたのか?(予告だと父に会いに行くのかな?)謎だらけだけど次も楽しみ。 演出=松木彩

No.114 20/01/28 16:20
匿名 

>> 106 【ここまでの短評】 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」3話まで終了。 ミハンシステムが弾き出す犯罪設定が不自然だから説得力に欠ける… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」4話まで終了。

ミハンシステムのご都合主義をひとまず置いておけば、今回はドラマとして面白かった。あっ、真犯人がミュンヒハウゼン症候群だったというのも、中々の捻り出しだったが(笑)

香坂の実父は精神を病んだ「大森山無差別殺人事件」の犯人で、だから母と再婚した法務省の役人である義父は、戸籍から過去を辿れない様に細工していた。

父からの最後の電話で異変を感じた当時の香坂は現場に駆け付けるが、事件は起きた後だった。そしてその現場に駆け付け、当時の香坂を振り返って見ていたのがなんと加賀美(柄本明)だった。

何か前作みたいになって来たな。

演出=品田俊介

  • << 126 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」5話まで終了。 加賀美の息子?(孫の方が自然だけど)も「香坂父の無差別殺人」で殺されたから、加賀美が復讐したのかと思ったら、今度は北見が加賀美に銃を向けていてもう訳が分からん。 おまけに東堂(伊藤淳史)まで出て来て、篠田(高杉)は小田切と接近中だけど背景は分からないままって、ちょっとあちこちばら蒔き過ぎじゃない? 早く整理して観やすくして欲しい。 演出=石川淳一

No.115 20/01/28 16:56
匿名 

>> 103 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」(TX・The icon)脚本=山本むつみ 出演=小泉孝太郎、高嶋政伸、小西真奈美、大和田伸也、角野… 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」2話まで終了。

有原が出した院長理事長解任動議、まさかの院長本人が賛成し可決。
何故?という有原の問いに院長は「病院を守りたい気持ちは同じだ。叔父を追い出した地も涙もない男として最後までやり抜け」と激励。前から誘いの有った職場に事務長も連れて行くと言う叔父。財務部長も連れて行けよと思ってしまったが、案の定改革の邪魔をするする!

ドラマのモデルの相澤さんって人はたまたま大学病院の医師だったけど、元々経営者、実業家としての素質が有ったのだと思う。
理詰めで物を考え決断したら迷わず実行する。感情ではなく説明出来る理論で動いているから、納得・共感した者の支持を得やすい。
ドラマはそれを人当たりの良さそうな小泉孝太郎が演じるから、より説得力を持つ。

倉嶋(高嶋政伸)は銀行の本筋から外されたのがショックで嫌々出向したのだが、有原の本気度に触れ、恐らく魅せられてこの仕事にのめり込んで行くのだと思う。

引く手あまたの看護師の大量退職、敢えて引き留めない有原、新規採用に妙案は有るのか?次回も楽しみだ。

演出=清弘誠

  • << 127 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」3話まで終了。 妻の志保が持って来た情報で看護師の中途採用フェアが有る事を知り、ブースを出す事にした有原。志保はのぼりやポスターをデザインするだけでなく、簡易バッグを作って配布するアイディアまで出して大活躍。何とか即戦力看護師10人の採用に漕ぎ着けた。 倉嶋が銀行のファンド派常務と同行しているのを見た砂岡は、倉嶋の寝返りを疑い直接質すが、倉嶋は自分の報告を基に副頭取がファンドに断りを入れたと説明。 まあ今作の高嶋政伸に裏は無いと思っているので、砂岡の思い過ごしだとは分かっていたが、それよりもびっくりしたのは倉嶋が銀行を辞めて、有原病院に就職したいと言った事。 有原は倉嶋本人や家族の事を考えて反対するが、引かない倉嶋。「妻は銀行より病院で働く方がいいと言っています」さばさばした感じのあの奥さん、押しの弱い倉嶋の性格を考えての発言だと思うな。 一方有原も妻に「そろそろ折れた方がいいんじゃない?」と促され「歓迎します」と感謝を述べる。 次なる改革は「24時間365日患者を受け入れる病院」を経営の柱にする事。 自治体からの赤字補填が無い民間病院がやるにはかなりのリスクを伴う。特に医師と看護師のオペレーションをどうするのかが大問題。早速若き小児科医がオーバーワークでパンク寸前になっている。 モデルの相澤病院はどうやってこの問題を解決していったのか、その流れを見せてくれそうなので凄く楽しみだ。 演出=清弘誠

No.116 20/01/28 19:26
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ10〉
「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」(NHK名古屋)脚本=黒沢久子、木田紀生 出演=シシド・カフカ、間宮祥太朗、津田寛治、板橋駿谷、松尾貴史、中村靖日、大後寿々花、浦上晟周、中村梅雀 他

若竹七海の小説原作。

初回は無国籍感の漂う書店員兼探偵の葉村晶(シシド)が、実の姉(MEGUMI)によって巻き込まれた事件を描いた、どちらかと言うと雰囲気ドラマ。なんだけど当て書きなんじゃないか(小説が先だからそれは無いだろうが)って位、シシド・カフカが葉村晶役にハマっていて、晶が「家族と書いて理不尽と読む」と表した姉・珠洲に振り回されるストーリーも面白かったし、犯罪の末に自殺した姉を火葬する場には、シシドがモデル並みの美しい喪服姿で現れるなどサービスカットも有りで、諸々楽しめるドラマだった。

こちらでも声を張らない間宮祥太郎(岡田警視役)が、不思議な雰囲気を醸し出していて、晶とどう絡んで行くのかも楽しみだ。

演出=大橋守

  • << 124 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」2話まで終了。 探偵の依頼もなく、前の探偵事務所から仕事を回して貰っていた晶に、次々と仕事が舞い込む。それも1日で解決してしまいがっかりしていると、間髪入れずに次の仕事が舞い込むというタイミングの良さで。 そこには認知症で大声を撒き散らす老母を抱え、ほとほと疲れ切っていた町会会長(長谷川初範)の止むに止まれぬ事情と策略が有った。 猛暑のお盆、会長の近隣で在宅していたのは晶の書店だけ。そこで会長は策略を施して店主、アルバイト学生、晶を留守にさせ、その間に熱中症で老母を死なせようと企んでいたが、“不運な探偵”晶は直ぐに帰って来てしまい、最後には会長の企みにも気付いてしまう。 老母が騒ぐのが影絵みたいな映像と「うるさいよーッ」と怒鳴り続ける声だけで、それが繰り返されるので、もしかしてもう殺されていて、何かアリバイ作りをしているのか?とかも思ったのだが、人格者で人望も有った会長には流石にそれは出来なかったんだねえ、悲しい話だった。 ジャズっぽい劇伴がクールな映像と良く合っていて格好いいんだけど、時々音量が大きくなり過ぎて話の邪魔をするのが玉に瑕、それだけだな、今のところの不満は。 演出=大橋守

No.117 20/01/28 23:54
匿名 

>> 104 「10の秘密」2話まで終了。 犯人にタイムリミットを設定されてる割には、圭太に悲愴感や切迫感があまり感じられない。この演出はわざとなの… 「10の秘密」3話まで終了。

やっと全体像の取っ掛かり部分が見えて来た。
まず10年前の秘密とは、別荘地で圭太と由貴子が言い争いをしている間に瞳が居なくなり、近くのバンガローが火事に。その近くに瞳が立っていて側には倒れたランタンが。
由貴子は名乗り出ようと言ったが、圭太は瞳の為に隠そうと言って押し切った。(警察は火事の原因を突き止められなかったという設定には、ちょっと無理が有る様な)
瞳に聞かれて亡くなった人は居なかったと圭太は答えたが、どうも嘘っぽい。
翼の身内が亡くなっていたとかなのかな?

由貴子は二本松にUSBを渡し、手を刺されながらも瞳を取り返す。
この時点で宇都宮は誘拐とは無関係と分かるのだが、じゃあ誰が?と思ったら、まさかの由貴子が二本松とグルになっての自作自演誘拐。USBと交換で大金を帝東社長から引き出していた。

10万のワイロ受領が会社にバレて懲戒解雇になった圭太は、自分も持っていたUSBをネタに帝東社長に取引を持ち掛ける。

圭太には無理だよなあ。のんびりしてるし(笑)あれでダークサイドに堕ちて行ったら、かなり嘘臭くなっちゃう。
得体の知れない由貴子はいいねえ。でも瞳は二本松の顔を知っていそうな描写も有りで、そこから破綻する可能性も有るかも?

菜七子の回し蹴り相手は、マッチングアプリで騙されたってだけの話だろうね。仲里依紗の意味深にはもう騙されない(笑)

演出=宝来忠明


  • << 128 「10の秘密」4話まで終了。 圭太は社長の長沼に「君は?いくらの値をつける?」と問われ、口ごもりながら「さ、さん…」って言い出したから3億って言うのかと思ったら「3千万!」って、そりゃあ宇都宮も思わず笑ってしまうわな。 長沼には脅迫の録音を録られているし、菜七子には「大事な事を言い合えなくて何が仲良し親子よ」と正論で責められるし、由貴子には「娘の一番の理解者だと思い込んでいるバカな父親」と蔑まれるし、娘には家を出て行かれと、踏んだり蹴ったりだけど自業自得とも言える圭太。 主役なのに影で笑われてしまう損な役回りの向井理。4話まで主役が全く良いところ無しという珍しい展開(笑) 娘が翼に見せられた記事が本当かどうか確かめに行くと言ったら、「亡くなった女性の子供に匿名で毎月お金を送っていた」と、人を殺してしまったと悩んでいる娘の傷口に更に塩を塗る様な事を言えちゃう圭太。これで起死回生なんて展開になったら、凄い嘘臭いわな(笑) 翼は送金を受け取っていた子供なのかな。 演出=三宅喜重

No.118 20/01/30 01:10
匿名 

>> 105 「知らなくていいコト」3話まで終了。 国民的人気ダンサーがまだ無名だった頃の発言動画の一部だけが切り取られ、アップされた事で大炎上・総… 「知らなくていいコト」4話まで終了。

ケイトは結局遠目で乃十阿を見ていただけで、向こうからも見られていたがそのまま帰って来てしまった。

そこからは仕事モード。入試に関する不正を暴く為に3班に別れて尾行や張り込みをするのだが、デフォルメしてるの?って位突っ込み所が満載で、あれで取材対象者の誰にもバレないって(笑)

でも一つだけ、ケイトはどこでも耳をダンボにして、これはと思ったら声掛けしてまず身分を名乗り質問をするのだが、あの仕事ってキャッチする感受性の鋭さと、例え罵声を浴びせられても受け流せる鈍さの両方を兼ね備えていないと、多分やっていけないんだろうなとは思った。

そして前回、何の為に存在しているのかとちょっとイライラさせられた野中だが、彼は尾高への嫉妬の段階からケイトへの嫌悪の方向へ進んで来ている様な感じで、もしかしてケイトを苦しめる仕掛人とかに変貌して行くのかな?それなら重岡くんにとって、いいチャレンジになるかもだが。

※しつこく書くが、乃十阿は裁判で動機は語らず罪は認めて25年間服役していたとの事だが、死刑にならず無期懲役?、しかもあれだけの罪でたった25年って理解出来ないんだけど。

演出=久保田充

  • << 129 「知らなくていいコト」5話まで終了。 罪は認めているが動機は語らない元警察署長の孫殺しを取材する話。同僚の別件取材や後輩の見付けた闇サイトからヒントを得たケイトは、被疑者(勝野洋)には、世間が想像する動機に便乗してでも隠したい本当の動機が有った事を知る。 乃十阿の事が頭を過り、編集長が望む様な記事が書けないケイトを煽り、それでも甘さが残る原稿を書き直せないケイトから奪い取って仕上げる鬼の様な編集長。このシーンも含め今回は無駄なく伏線が回収される“ザ・仕事”って感じの展開で、良かったと思う。 尾高に「納骨は?」と聞かれ「一人でした」と嘘をついてしまうケイト。“尾高さんと二人でしたら、恋人か夫婦みたいだもんね”と心の声。 たった一人の肉親である母親を亡くし、居なかった筈の父親が殺人犯かもしれないと知ったケイトが大きなダメージを受けている事は、誰よりも痛いほど分かっている尾高だが、妻子ある身だから踏みとどまっているという様に見えるし、ケイトも頼りたいけど頼れないと微妙に揺れ動いている様な感じに見える。 何か危なっかしい二人。 遂に乃十阿に会い「真壁杏南の娘です」と告げるケイト。いきなり金を要求する乃十阿の真意とは? 演出=狩山俊輔

No.119 20/01/30 23:42
匿名 

>> 106 【ここまでの短評】 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」3話まで終了。 ミハンシステムが弾き出す犯罪設定が不自然だから説得力に欠ける… 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」3話まで終了。

またお気楽風刑事ドラマに戻ってしまったなあ。仲井戸が元教師で、その感覚のまま若い被疑者や事件関係者に接して、ヒントを得たりするという設定は面白いんだけど、レギュラーが多いせいか他の部分が広く浅くで、しかも今回みたいにとっちらかっていると、何も引っ掛かって来なくなってしまう。
もう少し観るかもしれないけど、離脱するかも。

演出=及川拓郎

  • << 130 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」4話まで終了。 警察24時の取材とか、どうしてああいうおちゃらけシーンを入れ込むんだろう。 元教師・仲井戸の聴取シーンは個性的でいいと思うし、みなみが弱点の真島が、仲井戸兄妹の考え方に感化されて人間の幅が広がって行く形にするのなら、それもいいと思う。署長と部長検事のキャラ設定もハマっている。 なのに通して観るとムラが有ってイマイチだなと感じるのは、強行班の無駄遣いがずっと続いているからなんだろうな。 仲井戸兄妹と真島のトライアングル設定は面白いから、離脱の決断が出来ない。困ったなあ。 演出=及川拓郎

No.120 20/01/31 00:17
匿名 

>> 107 「アライブ がん専門医のカルテ」3話まで終了。 夫が亡くなり病室を片付けながら号泣する心。駆けつけた薫はその姿を見て小さく「ごめんなさ… 「アライブ がん専門医のカルテ」4話まで終了。

今回は夫を亡くした心、息子を亡くした京太郎、父親を亡くした蓮、それぞれの心の痛みと悲しみ、それをどう本人が認識し、肯定し向き合って行ったら良いのかが具体的に示された話だった。
大切な人を失ったのだから、男だろうが医者だろうが泣いて吐き出した方が良い。それで精神のバランスを取るのだ。

その部分は良かったけど、危惧していた通り三浦翔平(関河=自称フリージャーナリスト)の存在が邪魔だな。本当に薫の医療ミスだったのかも定かでは無いのに、何で関河は細かい事まで知っているのか?
本当は須藤のミスなのに薫のせいにしてたりとか?
でもこれを膨らますと、心と薫がバディとなって様々なケースの患者を救って行くという、このドラマの良さが損なわれてしまのは目に見えている。
次回は関河が心に接触するみたいだし、何か嫌な予感。三浦翔平がドラマ潰しの疫病神になりそう。

脚本=神田優 演出=石井裕介

  • << 131 「アライブ がん専門医のカルテ」5話まで終了。 薫は自分の父を医療過誤で亡くし、母親が起こした裁判は敗訴、担当医からの謝罪も無くずっとその事を引きずって生きて来た。それなのに今度は自分が医療過誤を引き起こした立場になり、謝る気持ちがあるのなら謝罪出来る筈なのにずっと先延ばしになっていた。 遂に薫は心に、匠さんを死なせたのは私ですと医療過誤が有った事を涙ながらに話し謝罪をする。 寝耳に水の心は理解するまでに少し時間が掛かったが、「消えて!」と薫に言葉を投げ付けてその場を去る。 で、医療過誤だけどやっぱり須藤が怪しい。上昇志向の強い須藤が自分のミスを薫に付け替えて、更に補強する為に関河に匿名で売った、と思うのだが。 何かでもこの話を前面に出したり長引かせたりはして欲しくないなあ。 患者と真摯に向き合うシンプルな作りで、十分ドラマとして機能していたのに、何かテイストが変わって来ていて赤信号が点り始めた感じだ。 演出=水田成英

No.121 20/02/02 13:50
匿名 

>> 111 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」3話まで終了。 深山の自宅に転がり込んで来た娘・真実(桜田ひより)は、深山曰く「捨てました、私が… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」4話まで終了。

運び込まれた女性は西郡の母親(山田喜和子=中尾ミエ)で、2年前難しい位置に出来た腫瘍の手術を西郡が執刀、完全除去が出来ず逆向性健忘(記憶喪失)となっていた。
黒岩は俺なら全摘出来た、お前はビビっただけだと西郡の傷口に塩を塗り、深山は大出血を避けて撤退をした西郡の判断は正しかったと評価。
母親から優秀な上の兄二人と常に比較され叱咤されていた西郡は、誰もやりたがらなかった手術に成功して実力を認めさせたかったのだが結果的に失敗をした。手の震えはそのフラッシュバックから来るものだったのか?
西郡は悩んだ末に黒岩に手術を頼み、黒岩は大出血をしないタイムリミットを1分に設定、見事に腫瘍を取り除いてみせる。
やっと世界的トップナイフらしい描写をして貰えた黒岩、このシーンは看護師犬飼(福士)との器具の細かい受け渡しで緊迫感を表現し、見応えが有った。

もう一人の患者は新しい記憶が3分しか持たない前向性健忘(コルサコフ症候群)で、33歳で記憶が止まっている60代の患者。付き添っている幼馴染み(本田博太郎)は彼に恨みが有り、記憶喪失を疑っていて殺意を持っていたのだが、結局病は本物と知り殺意も無くし、幼馴染みとしてサポートする立場に戻るという話。包丁を隠し持っているという設定の筈が全然隠れていないという演出で、殺伐という印象になるのを回避していたのかなと感じた。

深山に捨てられたと思い込み反抗的だった真実だが、「捨てたんじゃない、愛していたしそれは今でも変わらない」と真剣に言われ、思わず頬が緩み軽くニコッとしてしまう。愛されていると分かって直ぐに母親からの同居の条件にも応じる、実際はまだまだ子供だった真実をひよりちゃんが上手く演じていて可愛かった。

西郡の抱えていた問題も明らかにされ、やっとトップナイフ争いという本題に入って行けるのかな?

演出=茂山佳則


  • << 133 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」5話まで終了。 ピアニストなのに片耳聴力を失うより顔面麻痺が残る方が怖い(才能が枯渇したのが分かっているから、タレントとして生きて行く為に顔面の美貌(←さしてイケメンでも無いのが…)は保ちたい)という景浦、作曲家として契約寸前なのに、手術でチャンスを逃す位なら死んだ方がいいと言う麻理恵。 特異な考え方をする患者もいるんだな。 そして西郡、景浦の難関手術を成功させても、たまたま腫瘍の位置が良かっただけと信じられない位謙虚に語っていたのに、血管が1本しかない特殊ケースのくも膜下出血手術を他のドクター(誰?)から横取りし、挙げ句の果てに母親の顔がちらついた瞬間に「あっ!」で大出血で呆然、黒岩に助けられて事なきを得て、母親に「僕は平凡な医者です」。何この上げ下げ。 お母さんも「分かってる」と言った後に例えば「出来る事を一生懸命努力すればいい」位の事を言ってあげれば、西郡は一気に再生していい医者になれるのに。 もう5話まで来たけど深山の立ち位置が相変わらず中途半端で、主役とは思えない影の薄さが気になる。 幸子はさあ、頭は超優秀実務はさっぱりキャラで存在するだけじゃダメだったのか? 無駄だわあ幸子の恋ばな。 演出=茂山佳則

No.122 20/02/02 14:25
匿名 

「アリバイ崩し承ります」(EX・MMJ)脚本=いずみ吉紘 他 出演=浜辺美波、安田顕、柄本時生、是永瞳森本レオ、勝村政信、中丸新将、成田凌 他

大山誠一郎の小説原作。

両親を事故で亡くし時計屋を営む祖父(森本)に引き取られた美谷時乃(浜辺)は、祖父の死後時計屋を引き継ぎ、ついでに祖父が趣味の副業としていた“アリバイ崩し”も継承し、キャリアに傷を付けて某県警に管理官として飛ばされて来た察時(安田)にアドバイス、霞ヶ関返り咲きの為に手柄が欲しい察時はついついそれを受け入れ、真犯人を炙り出してしまう。
その対価はたったの5千円、多分この金額が味噌で、お小遣いの延長みたいな金額だから察時も困った時はついつい頼んでしまう、みたいな話になるのでは?

実力者の国会議員の息子なので署員からジュニアと持ち上げられている渡海刑事(成田)が、察時に高飛車な態度を取る割には共犯の犯の字も書けないアホだったり、鑑識の樋口(柄本)がおネエっぽかったりというアクセントも有るが、まあ特に面白いフックになる人物が居る訳でもないし、観るとしてもレビューは書く必要は無さそうなドラマだ。

演出=河合勇人

No.123 20/02/02 14:54
匿名 

>> 93 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「僕はどこから」(TX他・製作委員会)脚本=高橋泉 出演=中島裕翔、間宮祥太朗、上白石萌… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「僕はどこから」4話まで終了。

恐らく玲の深層心理にまで入り込んでしまった薫は、嫌な感情が流れて来た為に慌てて井上家に走るが既に玲の母親は殺されていた。タイミング良く来た刑事に任意同行を掛けられ、玲は試験を受けていた事でアリバイが成立、逆に替え玉受験を証明出来ない薫は、以前に玲が椅子で母親を殴ろうとするのを止めた時の指紋が出て、殺人の疑いで逮捕されてしまう。

シノギに素人を使い失敗した智美は、薫との友情より組の掟を優先し、妹に薫の部屋に行かせて玲の住所のメモをわざと残させ、せめてもの償いか一人には出来ない認知症の母親を連れ出す。
薫は智美に警察に売られてしまったのだ。

薫に吐かせる為に耳元でボールペンをカチカチさせ続ける刑事には苛々したし、ヤクザが友情を取らないのは当たり前だが、その非情さを見せ付けられると何かがっかりするしで、2話までに感じていた薫と智美の関係が醸し出す特別な雰囲気が壊されてしまい、何か凄く残念だし観ていて辛かった。

薫の起死回生が有るとしたら玲が自首する事だけど、そうすればシノギの事もバレてしまう。玲が個人で薫に替え玉受験を頼んだ事にするなんて、あの子がする訳無いしな。

演出=瀧悠輔(3、4話)

No.124 20/02/02 15:23
匿名 

>> 116 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」(NHK名古屋)脚本=黒沢久子、木田紀生 出演=シシド… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ10〉
「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」2話まで終了。

探偵の依頼もなく、前の探偵事務所から仕事を回して貰っていた晶に、次々と仕事が舞い込む。それも1日で解決してしまいがっかりしていると、間髪入れずに次の仕事が舞い込むというタイミングの良さで。

そこには認知症で大声を撒き散らす老母を抱え、ほとほと疲れ切っていた町会会長(長谷川初範)の止むに止まれぬ事情と策略が有った。

猛暑のお盆、会長の近隣で在宅していたのは晶の書店だけ。そこで会長は策略を施して店主、アルバイト学生、晶を留守にさせ、その間に熱中症で老母を死なせようと企んでいたが、“不運な探偵”晶は直ぐに帰って来てしまい、最後には会長の企みにも気付いてしまう。

老母が騒ぐのが影絵みたいな映像と「うるさいよーッ」と怒鳴り続ける声だけで、それが繰り返されるので、もしかしてもう殺されていて、何かアリバイ作りをしているのか?とかも思ったのだが、人格者で人望も有った会長には流石にそれは出来なかったんだねえ、悲しい話だった。

ジャズっぽい劇伴がクールな映像と良く合っていて格好いいんだけど、時々音量が大きくなり過ぎて話の邪魔をするのが玉に瑕、それだけだな、今のところの不満は。

演出=大橋守

  • << 132 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」3話まで終了。 脚本家と演出家が代わって雰囲気ドラマの要素が減り、何がどうしてどうなったという探偵ドラマっぽい作りにはなっていたが、学生時代の仲良し女4人組という“きっと色々有った筈”が推測出来る関係性を土台にした事で、探偵が調べる隙が生まれたという流れは良かったと思う。 わざわざ松本まりかを配しているので、最後はまりかなのだろうとは予想していたが、三倉佳奈が羨望と絶望から生まれるどうにもならない感情を抱えた慧美という女を上手く演じていたので、物語に意外性と厚みを与えていたと思う。 劇伴も若干抑え目だった様な気がする。 脚本=木田紀生 演出=増田静雄

No.125 20/02/02 22:49
匿名 

>> 113 「テセウスの船」2話まで終了。 心は何故か音臼小の臨時教員に。昭和33年生まれ設定だが、当時の世相、流行りとかの下知識も無く、よくもま… 「テセウスの船」3話まで終了。

いくら緊急事態とは言え、真っ昼間に崖の上から下の雪の上に赤いノートを捨てたら、それは目立つだろう。「佐野さんには絶対知られてはいけない」と思いながら持ち歩いていた心の脇の甘さよ。佐野家の畳の下とかどっかに隠しておけば良かったのに。で、何で心は釈放されたのか。

結局にっちもさっちも行かなくなって、心は佐野と金丸に、“由紀ノート”に書かれていた事を全て話す羽目に。
「僕はあなたの息子です」と本気の涙で鈴木亮平に訴える、竹内涼真の成りきり演技は説得力が有って良かった。

そして金丸、またミスリードかと思ったら崖の上から突き落とされていた。
誰かに話し掛けていたから、後ろに居るのは一緒に来た仲間とか村人とかの筈が、振り向いて怪訝な顔をしたら突き落とされたから、何で?という人物が居たのだろう。

そして同時刻、心にだけブリザードが襲い失神、気付くとタイムスリップした場所に居て、スマホを取り出すと2020年に戻っていた。音臼小事件をググると、佐野の家族は一家心中をして母と兄が死亡と事実が変わっていた。

ノートを誰が握ったのか?何故心は現在に戻されたのか?(予告だと父に会いに行くのかな?)謎だらけだけど次も楽しみ。

演出=松木彩

  • << 137 「テセウスの船」4話まで終了。 心の投げ捨てた“由紀ノート”を拾ったのは真犯人と仮定すれば、青酸カリをジュースではなくはっと汁に混入させた事は説明がつく。 ただ心が戻って来た現在に由紀が生きていて、心と知り合ってもいない状態(岸田という名字で週刊誌記者)というのは、何か意味が有るのだろうか? 心が佐野に面会に行くとニコッと笑い「しんさん」と呼ぶから、音臼村に行った心の存在は消されてはいない様だ。 という事は、木村さつきは心の事を知っていて、立ち聞きをしなくても鈴(現在は偽名の村田藍で顔も整形済み、事件で下半身不随になったみきおの内縁の妻。さつきはみきおを養子にして育てたので、鈴にとっては義母)と会っていたのは心だというのは直ぐに分かった筈。 鈴を監視しているカメラがいつ仕掛けられたのかが不明だから推測でしかないが、さつきは藍が鈴だと気付いていたのでは? さつきは心が事件被害者の会の集まりで証言を取ろうとするのを邪魔していたし、どうも怪しい。怪し過ぎてまたミスリード?とも思うが、真犯人が複数と仮定するならば、さつきはその内の一人と言ってもいいのかなあ。 みきおは謎だな。真犯人の一人の可能性は排除しないが、ならば何故はっと汁を飲んだ?問題が出て来る。(ジュースからの変更を知らなかった?もしくは自虐志向?) 竹内涼真はまだ演技力が足らない分、心に成り切る事で本気で泣いて本気で怒鳴っているから、それが心のひた向きで真っ直ぐな所に重なり、説得力を出す事に成功している。 どうなるのか先が知りたくなる面白いドラマだと思う。 演出=石井康晴

No.126 20/02/04 18:10
匿名 

>> 114 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」4話まで終了。 ミハンシステムのご都合主義をひとまず置いておけば、今回はドラマとして面白かった。あっ、… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」5話まで終了。

加賀美の息子?(孫の方が自然だけど)も「香坂父の無差別殺人」で殺されたから、加賀美が復讐したのかと思ったら、今度は北見が加賀美に銃を向けていてもう訳が分からん。
おまけに東堂(伊藤淳史)まで出て来て、篠田(高杉)は小田切と接近中だけど背景は分からないままって、ちょっとあちこちばら蒔き過ぎじゃない?

早く整理して観やすくして欲しい。

演出=石川淳一

  • << 138 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」6話まで終了。 今度は粗品と森永悠希の因縁?もう、とっちらかってる縦軸(時間軸X)は無視する事にした。(ドラマとしては情けない話だけど) 横軸だけで評価すると今回の二段構えの脚本は良かったし、何と言っても猟奇殺人を装いながらも、井沢のカウンセリングを装った聴取に素直に反応してしまう、心根の優しい天才高校生を演じた清水尋也が、当て書きなんじゃないかと思える位雰囲気を出していて素晴らしかった。 ミハンシステムが事前に割り出さなかった(反応しなかった)のは何故なのか、から始まり、井沢の作戦と観察眼で真相を暴くまでの流れは良かった。 一つだけ吉岡が門田に詰められて、ミハンの捜査秘匿情報を喋ってしまうシーンは、そこだけ突出して違和感があった。 演出=木村真人

No.127 20/02/04 18:54
匿名 

>> 115 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」2話まで終了。 有原が出した院長理事長解任動議、まさかの院長本人が賛成し可決。 何故?という… 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」3話まで終了。

妻の志保が持って来た情報で看護師の中途採用フェアが有る事を知り、ブースを出す事にした有原。志保はのぼりやポスターをデザインするだけでなく、簡易バッグを作って配布するアイディアまで出して大活躍。何とか即戦力看護師10人の採用に漕ぎ着けた。

倉嶋が銀行のファンド派常務と同行しているのを見た砂岡は、倉嶋の寝返りを疑い直接質すが、倉嶋は自分の報告を基に副頭取がファンドに断りを入れたと説明。
まあ今作の高嶋政伸に裏は無いと思っているので、砂岡の思い過ごしだとは分かっていたが、それよりもびっくりしたのは倉嶋が銀行を辞めて、有原病院に就職したいと言った事。
有原は倉嶋本人や家族の事を考えて反対するが、引かない倉嶋。「妻は銀行より病院で働く方がいいと言っています」さばさばした感じのあの奥さん、押しの弱い倉嶋の性格を考えての発言だと思うな。
一方有原も妻に「そろそろ折れた方がいいんじゃない?」と促され「歓迎します」と感謝を述べる。

次なる改革は「24時間365日患者を受け入れる病院」を経営の柱にする事。
自治体からの赤字補填が無い民間病院がやるにはかなりのリスクを伴う。特に医師と看護師のオペレーションをどうするのかが大問題。早速若き小児科医がオーバーワークでパンク寸前になっている。

モデルの相澤病院はどうやってこの問題を解決していったのか、その流れを見せてくれそうなので凄く楽しみだ。

演出=清弘誠


  • << 139 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」4話まで終了。 やっぱり現有勢力で“24時間365日急患受け入れ”には無理があった。 野林が退職し、医師、看護師、事務職全てが疲弊し初めて自分のミスを認めた有原。多少無理をすればあれで回せると本気で思っていたなら相当考えが甘いし、患者ファーストになり過ぎて、病院職員の“人間”を見ていなかったとしか思えない。 転んでもただでは起きない有原は、産科改革と救急専門医を置くERを作る事を提唱、これで銀行から融資を得る様に倉嶋に頼む。 副頭取は今年度の赤字は認めるが、来年は黒字化必須でもし赤なら融資打ち切りの条件を付ける。 喜んだ有原は、自分が専門のカテーテル室も作りたい、MRIも最新の機種にしたいと言い出し、遂に倉嶋の堪忍袋の緒が切れる。「銀行の融資を繋ぎ止めるのがどれほど困難か。あなたは分かってない!」(机バンッ!) 暴走気味の有原と不満だらけの職員の間に入って気を使い、転籍してくれる医者探しに奔走し、融資維持の為に銀行(副頭取)を説得する為の資料を作ってプレゼンしと、縁の下の力持ちとして柔和な表情を絶やさずにサポートして来たのに、まだ夢物語で暴走するのかと、カチンとガッカリが同時に来てしまったんだね。 有原の考えは患者の為に有益な事ばかりで決して間違ってはいないのだが、シビアな予算不足を考慮しないのは玉に瑕。 まあお互いに補え合える凸凹のいいコンビではあるけどね。 演出=宮脇亮

No.128 20/02/04 23:29
匿名 

>> 117 「10の秘密」3話まで終了。 やっと全体像の取っ掛かり部分が見えて来た。 まず10年前の秘密とは、別荘地で圭太と由貴子が言い争いをし… 「10の秘密」4話まで終了。

圭太は社長の長沼に「君は?いくらの値をつける?」と問われ、口ごもりながら「さ、さん…」って言い出したから3億って言うのかと思ったら「3千万!」って、そりゃあ宇都宮も思わず笑ってしまうわな。

長沼には脅迫の録音を録られているし、菜七子には「大事な事を言い合えなくて何が仲良し親子よ」と正論で責められるし、由貴子には「娘の一番の理解者だと思い込んでいるバカな父親」と蔑まれるし、娘には家を出て行かれと、踏んだり蹴ったりだけど自業自得とも言える圭太。

主役なのに影で笑われてしまう損な役回りの向井理。4話まで主役が全く良いところ無しという珍しい展開(笑)
娘が翼に見せられた記事が本当かどうか確かめに行くと言ったら、「亡くなった女性の子供に匿名で毎月お金を送っていた」と、人を殺してしまったと悩んでいる娘の傷口に更に塩を塗る様な事を言えちゃう圭太。これで起死回生なんて展開になったら、凄い嘘臭いわな(笑)

翼は送金を受け取っていた子供なのかな。

演出=三宅喜重

  • << 140 「10の秘密」5話まで終了。 圭太は宇都宮から、由貴子は矢吹のデータに3億の値を付けたと聞き驚く。 「3億と3千万の差は人間の器の差。所詮一桁小さい君では由貴子には敵わない」とズバリ指摘されてしまう。 由貴子は手帳にも3億の値を付け、近々金を渡しに行くという情報を得た圭太は、金貸しの永盛に情報を流し、永盛の部下は交通検問を装ってその3億を奪う事に成功する。 「こっちの取り分は10%な」って、金貸しとチンピラにしては随分良心的なマージン設定じゃないか!(笑) 自宅の床下収納に2億7千万も隠した圭太。取り返しに来た由貴子は一発で隠し場所を見破るが、それを見越していた圭太は警察を呼び事なきを得る。 諦めきれない由貴子は次に瞳の後をつけて何やら怪しい動きをするが、今度は七菜子がその前に立ちはだかる。 自宅に大金を持ち帰るってその思考が分からん。根っからの悪人じゃないしそういう知恵も無いから、圭太らしい行動って事なのかな? 翼は母親は火事で死んだのではなく、その前に訪ねて来た男に殺されたんだと主張する。そして殺したのはお前だろうと圭太にナイフを向ける。 という事はあの火事も証拠隠滅を図ったその男の仕業で瞳は無実、もしくはあの別荘の火災は瞳が原因だけど、延焼については殺人男が関与していたという目は出て来たな。 ※七菜子の“遊び人”風のシーン、あれは何なんだろう? 演出=宝来忠明

No.129 20/02/06 00:11
匿名 

>> 118 「知らなくていいコト」4話まで終了。 ケイトは結局遠目で乃十阿を見ていただけで、向こうからも見られていたがそのまま帰って来てしまった。… 「知らなくていいコト」5話まで終了。

罪は認めているが動機は語らない元警察署長の孫殺しを取材する話。同僚の別件取材や後輩の見付けた闇サイトからヒントを得たケイトは、被疑者(勝野洋)には、世間が想像する動機に便乗してでも隠したい本当の動機が有った事を知る。

乃十阿の事が頭を過り、編集長が望む様な記事が書けないケイトを煽り、それでも甘さが残る原稿を書き直せないケイトから奪い取って仕上げる鬼の様な編集長。このシーンも含め今回は無駄なく伏線が回収される“ザ・仕事”って感じの展開で、良かったと思う。

尾高に「納骨は?」と聞かれ「一人でした」と嘘をついてしまうケイト。“尾高さんと二人でしたら、恋人か夫婦みたいだもんね”と心の声。
たった一人の肉親である母親を亡くし、居なかった筈の父親が殺人犯かもしれないと知ったケイトが大きなダメージを受けている事は、誰よりも痛いほど分かっている尾高だが、妻子ある身だから踏みとどまっているという様に見えるし、ケイトも頼りたいけど頼れないと微妙に揺れ動いている様な感じに見える。
何か危なっかしい二人。

遂に乃十阿に会い「真壁杏南の娘です」と告げるケイト。いきなり金を要求する乃十阿の真意とは?

演出=狩山俊輔

  • << 141 「知らなくていいコト」6話まで終了。 寒風の中、ケイトにいきなりホースで水をぶっかける乃十阿。結構長い時間、顔の辺りを目掛けて執拗にぶっかける小林薫の有無を言わせぬ迫力と、逃げずに正面から受け続ける吉高由里子の役者根性、凄い物を見せて貰った。 スーパーマンの様に尾高が助けに来るのだが、車に乗るまでの吉高の小刻みに震える指先は本物の震えだったと思う。 横軸のネタは、人気棋士とタレントの不倫。女がケイトに言い放った「後から出会ったから薄汚い愛と言われるのは違う」、毅然と「これからは私と先生の時代」と主張する女に、自分の尾高への想いを重ねてしまうケイト。 尾高と妻子、義母との絡みを見せてからの、同じスタジオでの尾高とケイトのシーン。表面張力で保っていた二人の感情が、もうコップから溢れ出そうなのは分かっていた。 それなのに敢えて「俺の心の中にはいつもケイトが居る」「ケイトを思わない日は無い」と吐露する事で、気持ちにブレーキを掛けようとする尾高。 「踏みとどまろう」うんうんと頷くケイト。 でも溢れ出てしまった。 顔をガバッ、ブチュッと劇伴ストップのタイミング、そして再び流れ出す歌の歌詞、全てがドンピシャの計算し尽くされた印象的なラストシーンだった。 ※乃十阿の当時の弁護士・高村役が平田満で、クレジットだとゲスト扱いでは無いので、乃十阿の過去の謎を解く突破口を開いてくれる存在になるのかな? 演出=塚本連平

No.130 20/02/07 18:07
匿名 

>> 119 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」3話まで終了。 またお気楽風刑事ドラマに戻ってしまったなあ。仲井戸が元教師で、その感覚のまま若い… 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」4話まで終了。

警察24時の取材とか、どうしてああいうおちゃらけシーンを入れ込むんだろう。

元教師・仲井戸の聴取シーンは個性的でいいと思うし、みなみが弱点の真島が、仲井戸兄妹の考え方に感化されて人間の幅が広がって行く形にするのなら、それもいいと思う。署長と部長検事のキャラ設定もハマっている。
なのに通して観るとムラが有ってイマイチだなと感じるのは、強行班の無駄遣いがずっと続いているからなんだろうな。

仲井戸兄妹と真島のトライアングル設定は面白いから、離脱の決断が出来ない。困ったなあ。

演出=及川拓郎

  • << 142 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」5話まで終了。 今回は強行犯係のメンバーが本来の仕事をきちんとやっていた事、目黒(磯村)の同級生でやり手の弁護士・神田川(堀井新太)が、事務所のクライアントのバカ息子の為に、あの手この手を使って捜査の邪魔をし、彼を上から目線の真島の更に上を行く上から男に描いていた事、そして真島が密かに被害者に知恵を付け、最終的に神田川をギャフンと言わせて、真島も強行犯係も視聴者もスッキリした事、以上の様に流れの良い脚本で面白かった。 これ位の質を維持してくれるなら、最後まで観てもいいかなと思う。 演出=本橋圭太

No.131 20/02/07 18:34
匿名 

>> 120 「アライブ がん専門医のカルテ」4話まで終了。 今回は夫を亡くした心、息子を亡くした京太郎、父親を亡くした蓮、それぞれの心の痛みと悲し… 「アライブ がん専門医のカルテ」5話まで終了。

薫は自分の父を医療過誤で亡くし、母親が起こした裁判は敗訴、担当医からの謝罪も無くずっとその事を引きずって生きて来た。それなのに今度は自分が医療過誤を引き起こした立場になり、謝る気持ちがあるのなら謝罪出来る筈なのにずっと先延ばしになっていた。

遂に薫は心に、匠さんを死なせたのは私ですと医療過誤が有った事を涙ながらに話し謝罪をする。
寝耳に水の心は理解するまでに少し時間が掛かったが、「消えて!」と薫に言葉を投げ付けてその場を去る。

で、医療過誤だけどやっぱり須藤が怪しい。上昇志向の強い須藤が自分のミスを薫に付け替えて、更に補強する為に関河に匿名で売った、と思うのだが。

何かでもこの話を前面に出したり長引かせたりはして欲しくないなあ。
患者と真摯に向き合うシンプルな作りで、十分ドラマとして機能していたのに、何かテイストが変わって来ていて赤信号が点り始めた感じだ。

演出=水田成英

  • << 143 「アライブ がん専門医のカルテ」6話まで終了。 やっぱり須藤のミス(下大静脈の縫合でミスをして狭窄させてしまった。安田は気付いていたのに薫に告げなかった。狭窄を知らなかった薫がガーゼパックをした為、匠は昏睡状態になった)だった。安田も後から良心の呵責に耐えられず関河に情報を流す位なら、あの時に一言薫に言えば匠は死なずに済んだのに。医局ってそんなに上司のミスを指摘しちゃいけない所なのか?しかも生死に関わるミスなのに。 薫は既に退職願を出し“消える”つもりだったのに、心から「あなたのミスじゃない」と言われ大混乱、この辺りの木村佳乃の演技表現は上手かった。 横軸の、一人娘が胃癌のステージⅢと診断され、抗がん剤治療に嫌悪感を持つ父親(ベンガル)が、体に優しく効果も出ると謳う民間療法を頼り転院させるが、その矢先そこの院長らが逮捕され、再び心の元に戻って来るという話は切なかった。娘は失いたくない、でも極力辛い治療は受けさせたくない、ドラマだからやや極端な表現ではあったが、親なら誰しもそう思うだろう。 関河だけど、当初の描き方では特ダネ狙いの一匹狼のフリージャーナリストって感じだったんだけど、何かそれよりは良心的なのかな?個人的に医療過誤被害の関係者だったりするのかも? 心は調査委員会に告発するみたいだし、この先も“縦横半々”位で行くつもりなのか?求めているのはそこでは無いのだが。 演出=高野舞

No.132 20/02/09 10:54
匿名 

>> 124 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」2話まで終了。 探偵の依頼もなく、前の探偵事務所… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ10〉
「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」3話まで終了。

脚本家と演出家が代わって雰囲気ドラマの要素が減り、何がどうしてどうなったという探偵ドラマっぽい作りにはなっていたが、学生時代の仲良し女4人組という“きっと色々有った筈”が推測出来る関係性を土台にした事で、探偵が調べる隙が生まれたという流れは良かったと思う。

わざわざ松本まりかを配しているので、最後はまりかなのだろうとは予想していたが、三倉佳奈が羨望と絶望から生まれるどうにもならない感情を抱えた慧美という女を上手く演じていたので、物語に意外性と厚みを与えていたと思う。

劇伴も若干抑え目だった様な気がする。

脚本=木田紀生 演出=増田静雄



No.133 20/02/09 11:26
匿名 

>> 121 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」4話まで終了。 運び込まれた女性は西郡の母親(山田喜和子=中尾ミエ)で、2年前難しい位置に出来た… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」5話まで終了。

ピアニストなのに片耳聴力を失うより顔面麻痺が残る方が怖い(才能が枯渇したのが分かっているから、タレントとして生きて行く為に顔面の美貌(←さしてイケメンでも無いのが…)は保ちたい)という景浦、作曲家として契約寸前なのに、手術でチャンスを逃す位なら死んだ方がいいと言う麻理恵。
特異な考え方をする患者もいるんだな。

そして西郡、景浦の難関手術を成功させても、たまたま腫瘍の位置が良かっただけと信じられない位謙虚に語っていたのに、血管が1本しかない特殊ケースのくも膜下出血手術を他のドクター(誰?)から横取りし、挙げ句の果てに母親の顔がちらついた瞬間に「あっ!」で大出血で呆然、黒岩に助けられて事なきを得て、母親に「僕は平凡な医者です」。何この上げ下げ。
お母さんも「分かってる」と言った後に例えば「出来る事を一生懸命努力すればいい」位の事を言ってあげれば、西郡は一気に再生していい医者になれるのに。

もう5話まで来たけど深山の立ち位置が相変わらず中途半端で、主役とは思えない影の薄さが気になる。
幸子はさあ、頭は超優秀実務はさっぱりキャラで存在するだけじゃダメだったのか?
無駄だわあ幸子の恋ばな。

演出=茂山佳則

  • << 144 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」6話まで終了。 左手を事故で失い幻肢痛に苦しむ原田、身体完全同一障害の木元、ドッペルゲンガーの大澤、何れも精神科の範疇だと思うが原田は頭蓋骨骨折、木元は硬膜下血腫、大澤は脳腫瘍が症状として有る為、脳下が担当しているという設定。 腕を失くして幻に悩む患者、付いている脚を切り落としたいという患者、見たくもない自分が見えて苦しむ患者、皮肉な三つ巴の関係は一見ドラマにはなるが、全部中途半端で心にまで響いては来ない。 このドラマ、耳慣れない病気ばかりが出て来るから、医師や看護師の早口の病状説明を聞いても直ぐには理解出来ず、誰にも感情移入出来ない内に次の患者が現れて、また難解な病状説明…この繰り返しなのが難点。 そこに個々の医師のエピソードまで入れ込んで来るから、余計に観た記憶が散漫になってしまう。 初回に唯一感動したリアルな手術シーンもどっかに行ってしまったし、深山は相変わらず有能な医師である姿を見せられていないし、幸子は邪魔だし、もう不満だらけだ。 ※ただの医師の大澤が何故エレベーターに故障の細工が出来たのかの説明も無い、ご都合主義の脚本にも呆れてしまった。 演出=大塚恭司

No.134 20/02/09 14:49
匿名 

「2020冬ドラマ途中経過」

◎ハマっているドラマは
*テセウスの船
*病院の治しかた
*アライブ
*女子高生の無駄づかい

〇全部観ようと思っているドラマは
*知らなくていいコト
*トップナイフ
*10の秘密
*駐在刑事

□多分全部観るだろうなと思っているドラマは
*絶対零度

◇まだ判断保留のドラマは
*ケイジとケンジ

●微妙なドラマは


▼視聴離脱したドラマは
*シロクロパンダ←感想は個別レス参照。脚本が粗く自分の感覚には合わなかった。

*恋は続くよどこまでも←感想は個別レス参照。こういうのが好きな人もいるが、自分の感覚には合わなかった。

*病室で念仏を唱えないでください←感想は個別レス参照。シリアスベースのドラマで、医者が手術室で遊ぶのは耐えられない。脚本のバランス悪し。

*アリバイ崩し承ります←感想は個別レス参照。一応2話も観たが、脚本は破綻はしていないが面白くもないというレベルなので、観る必要もないかなと思い離脱。

※民放のみ。深夜ドラマ、2クールドラマを除く。(関東地区基準)




No.135 20/02/09 14:59
匿名 

「2020視聴済み冬ドラマ初回視聴率」(%)


「トップナイフ」13.0
「ケンジとケンジ」12.0
「病室で念仏を唱えないで…」11.3
「テセウスの船」11.1
「絶対零度」10.6
「恋は続くよどこまでも」9.9
「シロクロパンダ」9.5
「知らなくていいコト」9.4
「10の秘密」8.9
「駐在刑事2」8.6
「アライブ」8.4
「病院の治しかた」8.1
「アリバイ崩し承ります」5.2
「女子高生の無駄づかい」3.2

※地上波民放のみ。2クール以上のドラマ、深夜ドラマは除く。

※視聴率は関東地区。

No.136 20/02/09 15:44
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「伝説のお母さん」(NHK)脚本=玉田真也 他 出演=前田敦子、玉置玲央、井之脇海、MEGUMI、片山友希、前原瑞樹、大東駿介、大倉孝二、大地真央 他

かねもとの漫画原作。

RPG子育てストーリーという、時代も場所も曖昧な架空の世界の話の筈が、何故か城下町は保育園不足で、10年前に魔王を退治して最近母となった伝説の魔法使いメイ(前田)は、魔王が復活した為再び討伐の旅に出よという国王の命令を受けるも、娘の預け先が無くて出るに出られないという、世情は現在の日本が組み込まれた“何か変”だけどクスッと笑える、そんな初回だった。

国王はメイは英雄なんだから待機なんかさせずに割り込ませればいいと言うが、メイはそういうズルはしないと断ったり、メイの実家は遠方(この時のゲーム画面の説明では、日本地図っぽくてメイは東京の辺り、母親は九州だった様な(笑))で無理、夫は仕事があるから無理という状況。
それならと国王は夫の会社に圧力を掛けて夫をクビにし、専業主夫にしてしまう。
ところがメイはずっとワンオペ子育てだったので、夫は全くの役立たず。

討伐チームの集合場所にやって来たメイは、ベビーカーに娘のさっちゃん(8ヵ月)を乗せていた!
討伐チームの面々もそれぞれクセが強くて色々揉めそうだし、さっちゃんが弱点になるかもしれないメイの先行きにも不安が。

さっちゃん(双子を起用している)可愛いし、深く考えずに楽しめそうなドラマだ。

演出=村橋直樹

  • << 188 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「伝説のお母さん」全8話終了。 RPGとドラマの融合という斬新なアイディアで、人間界と魔界の戦いを描いているのだが、そこに「保育園が足りない!」という人間界の切実な社会問題を絡めた、コメディベースのファンタジー。 身勝手で成長しない人間界の国王に対し、人間界をよく観察し、魔界に保育園を作って人間界の勇者を勧誘したり、メイ達パーティーのメンバーの弱点をそれぞれ言葉で責めて戦意喪失させたりと、魔王の方が一枚も二枚も上手で魅力的だった。大地真央が凛々しさの中にも可愛らしさのある魔王を好演していた。 育児も家事も妻のメイ任せで何もしない出来ないダメ夫のモブが、最後には父親としての自覚が芽生え、拙いながらも家事育児をする様になりハッピーエンドだったのは良かった。 ※母親をキーワードに魔王から言葉責めを受けたメイが、一度は倒れるが直ぐに立ち上がり「これくらいの言葉、夫で慣れましたからッ!」とやり返したのには笑った。 ※子持ちになった前田敦子だから出せる雰囲気みたいなものも有ったし、メイははまり役だったと思う。 演出=村橋直樹

No.137 20/02/10 18:25
匿名 

>> 125 「テセウスの船」3話まで終了。 いくら緊急事態とは言え、真っ昼間に崖の上から下の雪の上に赤いノートを捨てたら、それは目立つだろう。「佐… 「テセウスの船」4話まで終了。

心の投げ捨てた“由紀ノート”を拾ったのは真犯人と仮定すれば、青酸カリをジュースではなくはっと汁に混入させた事は説明がつく。
ただ心が戻って来た現在に由紀が生きていて、心と知り合ってもいない状態(岸田という名字で週刊誌記者)というのは、何か意味が有るのだろうか?

心が佐野に面会に行くとニコッと笑い「しんさん」と呼ぶから、音臼村に行った心の存在は消されてはいない様だ。
という事は、木村さつきは心の事を知っていて、立ち聞きをしなくても鈴(現在は偽名の村田藍で顔も整形済み、事件で下半身不随になったみきおの内縁の妻。さつきはみきおを養子にして育てたので、鈴にとっては義母)と会っていたのは心だというのは直ぐに分かった筈。
鈴を監視しているカメラがいつ仕掛けられたのかが不明だから推測でしかないが、さつきは藍が鈴だと気付いていたのでは?

さつきは心が事件被害者の会の集まりで証言を取ろうとするのを邪魔していたし、どうも怪しい。怪し過ぎてまたミスリード?とも思うが、真犯人が複数と仮定するならば、さつきはその内の一人と言ってもいいのかなあ。

みきおは謎だな。真犯人の一人の可能性は排除しないが、ならば何故はっと汁を飲んだ?問題が出て来る。(ジュースからの変更を知らなかった?もしくは自虐志向?)

竹内涼真はまだ演技力が足らない分、心に成り切る事で本気で泣いて本気で怒鳴っているから、それが心のひた向きで真っ直ぐな所に重なり、説得力を出す事に成功している。

どうなるのか先が知りたくなる面白いドラマだと思う。

演出=石井康晴

  • << 146 「テセウスの船」5話まで終了。 麻生祐未も芦名星も何であんな酷い特殊メイクをさせられているんだろう? 年齢がはっきりしないのだけど、平成元年の木村さつきはアラフォー位、佐々木紀子はアラサー位(もしくは二人とも少しずつ若い)と思われるから、今のさつきは行ってて70、紀子も行ってて60位だろう。 なのに何であの顔? 今回はさつきの言動がおどろおどろしい領域に入り過ぎ、作り過ぎていて観ていて気持ちが萎えてしまった。 でもそれを立て直してくれたのが、心に寄り添い時にはカツを入れ、心を通わせて行く由紀を演じた上野樹里の説得力のある演技と、今日も鼻水垂らして本気泣きする竹内涼真の真摯な姿だった。 さつきの仰々しさがミスリードなのか判然としないし、予告だと心とみきおが音臼村に居るみたいで、新展開が有りそうだから推測の犯人探しはやめておく。 ただ紀子の証言が有ったので、赤い“由紀ノート”を拾った人間が黒幕かもしくはその手先で、金丸を突き落とした犯人である事は決まりだな。 ※心は左薬指にずっと結婚指輪をはめたままなのだが、由紀は気にならないのだろうか?タイムスリップした時もはめていたけど、誰も「結婚してるのか?」とか聞かなかった様な…? 演出=山室大輔

No.138 20/02/11 22:27
匿名 

>> 126 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」5話まで終了。 加賀美の息子?(孫の方が自然だけど)も「香坂父の無差別殺人」で殺されたから、加賀美が復… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」6話まで終了。

今度は粗品と森永悠希の因縁?もう、とっちらかってる縦軸(時間軸X)は無視する事にした。(ドラマとしては情けない話だけど)

横軸だけで評価すると今回の二段構えの脚本は良かったし、何と言っても猟奇殺人を装いながらも、井沢のカウンセリングを装った聴取に素直に反応してしまう、心根の優しい天才高校生を演じた清水尋也が、当て書きなんじゃないかと思える位雰囲気を出していて素晴らしかった。

ミハンシステムが事前に割り出さなかった(反応しなかった)のは何故なのか、から始まり、井沢の作戦と観察眼で真相を暴くまでの流れは良かった。

一つだけ吉岡が門田に詰められて、ミハンの捜査秘匿情報を喋ってしまうシーンは、そこだけ突出して違和感があった。

演出=木村真人

  • << 147 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」7話まで終了。 今回はチラ見せワープタイムが無くて、井沢の妻子との日常のひとこまと、その凄絶な殺害現場を井沢が回想するシーンが挟み込まれただけだったので、ストレス無く観る事が出来た。 一つだけ難点を上げるとすれば、心臓病の息子を助ける為に大金が必要だった科捜研の真鍋(宮川一朗太)が、それを元気になった息子に知られる位なら自死を選んだ方がマシと、犯人が毒を仕込んだタバコを納得ずくで吸うシーン、直前にそれに気付いた井沢が「タバコだ!」と言って固まり、山内も小田切も吉岡も固まるのを順に映してその間誰もアクションを起こさない。ああいう演出をすると、少なくとも井沢には真鍋を止められた筈なのに何故動かないのかという間違った印象を視聴者に与えてしまう。そこだけ残念だった。 演出=小林義則

No.139 20/02/12 18:19
匿名 

>> 127 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」3話まで終了。 妻の志保が持って来た情報で看護師の中途採用フェアが有る事を知り、ブースを出す事… 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」4話まで終了。

やっぱり現有勢力で“24時間365日急患受け入れ”には無理があった。
野林が退職し、医師、看護師、事務職全てが疲弊し初めて自分のミスを認めた有原。多少無理をすればあれで回せると本気で思っていたなら相当考えが甘いし、患者ファーストになり過ぎて、病院職員の“人間”を見ていなかったとしか思えない。

転んでもただでは起きない有原は、産科改革と救急専門医を置くERを作る事を提唱、これで銀行から融資を得る様に倉嶋に頼む。
副頭取は今年度の赤字は認めるが、来年は黒字化必須でもし赤なら融資打ち切りの条件を付ける。

喜んだ有原は、自分が専門のカテーテル室も作りたい、MRIも最新の機種にしたいと言い出し、遂に倉嶋の堪忍袋の緒が切れる。「銀行の融資を繋ぎ止めるのがどれほど困難か。あなたは分かってない!」(机バンッ!)

暴走気味の有原と不満だらけの職員の間に入って気を使い、転籍してくれる医者探しに奔走し、融資維持の為に銀行(副頭取)を説得する為の資料を作ってプレゼンしと、縁の下の力持ちとして柔和な表情を絶やさずにサポートして来たのに、まだ夢物語で暴走するのかと、カチンとガッカリが同時に来てしまったんだね。

有原の考えは患者の為に有益な事ばかりで決して間違ってはいないのだが、シビアな予算不足を考慮しないのは玉に瑕。
まあお互いに補え合える凸凹のいいコンビではあるけどね。

演出=宮脇亮

  • << 148 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」5話まで終了。 今回の有原の提案は地域医療ネットワークの構築。開業医から検査や入院が必要な患者を紹介して貰い、退院したら元の開業医に診て貰う様にするシステム。 医院を一軒々々回って説明する担当に、有原はクラークの江口を指名。 門前払いや文句を言われ、契約が一件も取れない江口は自信を無くし、倉嶋にクラークに戻して欲しいと頼む。 その時の倉嶋のアドバイスが素晴らしかった。「古い体質を変えて行くには門外漢の方が適している。院長が君を抜擢したのにもちゃんと理屈がある筈」「医者は門外漢相手なら遠慮無く言いたい事が言える。」「君は自分を偉く見せようとしたり、強気で押しきったりしないだろ?それは弱点じゃなくて強味だよ」「(相手が何を必要としているのかをまず考える)富山の薬売りになれ」 アイディアと決断力、実行力の暴走特急院長の足りない部分をきっちりと補う倉嶋。彼無くしては有原病院の成功は無いだろう。(現実も多分そういう事だったのだろうね) 田端医師がパソコンと格闘していた時点で、江口が手伝って田端が軟化し、契約したら仲間に声を掛けるのだろうという流れは読めていたけど、そこに江口が見付けて田端医院に連れて行った過呼吸の患者を、田端と有原が連携して助けるというエピソードを入れたのは、ベタだけど良かったと思う。 途中でそう言えば救急医の話ってどうなったのかなって思っていたら、次回はその話になるのね。ERこそ赤字の素になるというのはよく言われている事だけど、どう黒字化したのかな?楽しみだ。 演出=清弘誠

No.140 20/02/12 18:56
匿名 

>> 128 「10の秘密」4話まで終了。 圭太は社長の長沼に「君は?いくらの値をつける?」と問われ、口ごもりながら「さ、さん…」って言い出したから… 「10の秘密」5話まで終了。

圭太は宇都宮から、由貴子は矢吹のデータに3億の値を付けたと聞き驚く。
「3億と3千万の差は人間の器の差。所詮一桁小さい君では由貴子には敵わない」とズバリ指摘されてしまう。
由貴子は手帳にも3億の値を付け、近々金を渡しに行くという情報を得た圭太は、金貸しの永盛に情報を流し、永盛の部下は交通検問を装ってその3億を奪う事に成功する。
「こっちの取り分は10%な」って、金貸しとチンピラにしては随分良心的なマージン設定じゃないか!(笑)

自宅の床下収納に2億7千万も隠した圭太。取り返しに来た由貴子は一発で隠し場所を見破るが、それを見越していた圭太は警察を呼び事なきを得る。
諦めきれない由貴子は次に瞳の後をつけて何やら怪しい動きをするが、今度は七菜子がその前に立ちはだかる。

自宅に大金を持ち帰るってその思考が分からん。根っからの悪人じゃないしそういう知恵も無いから、圭太らしい行動って事なのかな?

翼は母親は火事で死んだのではなく、その前に訪ねて来た男に殺されたんだと主張する。そして殺したのはお前だろうと圭太にナイフを向ける。
という事はあの火事も証拠隠滅を図ったその男の仕業で瞳は無実、もしくはあの別荘の火災は瞳が原因だけど、延焼については殺人男が関与していたという目は出て来たな。

※七菜子の“遊び人”風のシーン、あれは何なんだろう?

演出=宝来忠明

  • << 149 「10の秘密」6話まで終了。 出たね。例の別荘地を開発したのは帝東建設。という事で、翼の母を当日訪ね、母が話が違うと怒りを爆発させていた相手の男、開発担当が宇都宮だったから彼なのかなと思ったのだが、会社のパソコンで火災事故の件を調べていたその表情が、「圭太にバレたのか?何で分かったんだ?」みたいな焦った感じでは無かったんだよなあ。 どっちかと言うと「何が有ったんだ?」みたいな感じに取れたので、宇都宮説は一回引っ込めておこう。 今回は由貴子の台詞がショックだった。 母性が育たない母親は実際に居るらしいが、それにしてもあれだけ自分を求めて来る娘に向かって、突き放したかったとしても「役に立たないから貴女には用は無い」なんて言うか?下手したら娘、自殺しちゃうよ? 圭太は相変わらずのお間抜けさんで、3億(本当は2.7億)の保管場所を変えたのはいいけど、何でそこに菜七子を連れて行く?予想通り奪われたじゃん(笑) 圭太は由貴子の仕業と決め付けていたけど、普通に考えたら場所を知っている菜七子(と元施工会社の男)でしょ。 宇都宮の本音が見えないからどう転ぶのかが予想出来ず、そこがこのドラマの肝だな。 演出=中西正茂

No.141 20/02/13 09:42
匿名 

>> 129 「知らなくていいコト」5話まで終了。 罪は認めているが動機は語らない元警察署長の孫殺しを取材する話。同僚の別件取材や後輩の見付けた闇サ… 「知らなくていいコト」6話まで終了。

寒風の中、ケイトにいきなりホースで水をぶっかける乃十阿。結構長い時間、顔の辺りを目掛けて執拗にぶっかける小林薫の有無を言わせぬ迫力と、逃げずに正面から受け続ける吉高由里子の役者根性、凄い物を見せて貰った。
スーパーマンの様に尾高が助けに来るのだが、車に乗るまでの吉高の小刻みに震える指先は本物の震えだったと思う。

横軸のネタは、人気棋士とタレントの不倫。女がケイトに言い放った「後から出会ったから薄汚い愛と言われるのは違う」、毅然と「これからは私と先生の時代」と主張する女に、自分の尾高への想いを重ねてしまうケイト。

尾高と妻子、義母との絡みを見せてからの、同じスタジオでの尾高とケイトのシーン。表面張力で保っていた二人の感情が、もうコップから溢れ出そうなのは分かっていた。
それなのに敢えて「俺の心の中にはいつもケイトが居る」「ケイトを思わない日は無い」と吐露する事で、気持ちにブレーキを掛けようとする尾高。
「踏みとどまろう」うんうんと頷くケイト。
でも溢れ出てしまった。
顔をガバッ、ブチュッと劇伴ストップのタイミング、そして再び流れ出す歌の歌詞、全てがドンピシャの計算し尽くされた印象的なラストシーンだった。

※乃十阿の当時の弁護士・高村役が平田満で、クレジットだとゲスト扱いでは無いので、乃十阿の過去の謎を解く突破口を開いてくれる存在になるのかな?

演出=塚本連平

  • << 150 「知らなくていいコト」7話まで終了。 スタジオの2階で一線を越え、その後足を挫いたケイト。「罰が当たっても時々一緒に居て。何も望まないから」←いや思いっきり望んでるわッ 尾高「さりげなく両立なんて出来ない」←そういう男が一番厄介で周りを不幸にする。 作家の接待の席で何の役にも立たず、岩谷編集長の懐の深さ、器の大きさを見せ付けられて勝手に傷付いた風の野中。帰社して直ぐに、編集部はケイトが逆恨みで不倫棋士の妻に腹を刺される修羅場に。 野中が呆然と見詰める隣で冷静に動画を撮り続ける今カノ愛花がある意味怖い。 ケイトに覆い被さり棋士妻の止めの一撃を背中に受ける尾高。 これを記事にするぞ!と全員慌ただしく仕事をする中、誰からも必要とされず顔が強張って行く野中。やっと声を掛けられたと思ったら「飲み物買って来い!」 卑屈になるのは分かるよ、男の嫉妬が怖いのも知ってる、でも何でそんなにバカなの?何でわざわざ商売敵に大きなネタをくれてやるの? 器が小さい男だから常識から外れる事は怖くて出来ない、だから好きな女にも別れを告げたのに。不倫の果てに生まれた子が不倫を糾弾するのはおかしいという常識を振りかざし、商売敵にタレ込むという禁断の行為をしてしまうクズっぷりが凄い。 ジャニだからという忖度が無い。ジャニーさんが亡くなって、事務所が方針を変えたのかしら? 次回は重岡くん、殴られて歯を血で真っ赤にして、もっとクズになるみたいで面白そう! ※出落ちキャラで小沢真珠を使う贅沢。 ※尾高はケイトを助ける時に、棋士妻の視界には入っていなかったんだから、そのまま棋士妻に向かって突進した方が阻止出来た筈なのに、やっぱりそこはドラマよね(笑) 演出=内田秀実

No.142 20/02/14 16:47
匿名 

>> 130 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」4話まで終了。 警察24時の取材とか、どうしてああいうおちゃらけシーンを入れ込むんだろう。 … 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」5話まで終了。

今回は強行犯係のメンバーが本来の仕事をきちんとやっていた事、目黒(磯村)の同級生でやり手の弁護士・神田川(堀井新太)が、事務所のクライアントのバカ息子の為に、あの手この手を使って捜査の邪魔をし、彼を上から目線の真島の更に上を行く上から男に描いていた事、そして真島が密かに被害者に知恵を付け、最終的に神田川をギャフンと言わせて、真島も強行犯係も視聴者もスッキリした事、以上の様に流れの良い脚本で面白かった。

これ位の質を維持してくれるなら、最後まで観てもいいかなと思う。

演出=本橋圭太

  • << 151 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」6話まで終了。 コンビニ強盗犯の半田が、樫村部長の放った「兄も調べろ」の一言から、実は半田は兄で弟に成り済ましていた事が発覚、弟殺しの嫌疑も掛けられて…という話。 半田を演じた長谷川朝晴の表情が、素直なのかすっとぼけているのか何とも言えない絶妙な感じをキープしていて、熱くなるケイジとケンジとの温度差で笑わせてくれた。 今回も強行犯係のおちゃらけは飲み会の場面だけで、ケンジに振り回されながらも捜査に取り組むシーンは多々あり、良かったと思う。何故これがずっと出来なかったのか? 余計な要素が入ってしまった為シリーズ化は無いだろうが、5、6話みたいな感じで作っていけば、気楽に観られる捜査ドラマとして定着したかもしれないので、テレ朝としては無念だろうな。 演出=及川拓郎

No.143 20/02/14 17:42
匿名 

>> 131 「アライブ がん専門医のカルテ」5話まで終了。 薫は自分の父を医療過誤で亡くし、母親が起こした裁判は敗訴、担当医からの謝罪も無くずっと… 「アライブ がん専門医のカルテ」6話まで終了。

やっぱり須藤のミス(下大静脈の縫合でミスをして狭窄させてしまった。安田は気付いていたのに薫に告げなかった。狭窄を知らなかった薫がガーゼパックをした為、匠は昏睡状態になった)だった。安田も後から良心の呵責に耐えられず関河に情報を流す位なら、あの時に一言薫に言えば匠は死なずに済んだのに。医局ってそんなに上司のミスを指摘しちゃいけない所なのか?しかも生死に関わるミスなのに。

薫は既に退職願を出し“消える”つもりだったのに、心から「あなたのミスじゃない」と言われ大混乱、この辺りの木村佳乃の演技表現は上手かった。

横軸の、一人娘が胃癌のステージⅢと診断され、抗がん剤治療に嫌悪感を持つ父親(ベンガル)が、体に優しく効果も出ると謳う民間療法を頼り転院させるが、その矢先そこの院長らが逮捕され、再び心の元に戻って来るという話は切なかった。娘は失いたくない、でも極力辛い治療は受けさせたくない、ドラマだからやや極端な表現ではあったが、親なら誰しもそう思うだろう。


関河だけど、当初の描き方では特ダネ狙いの一匹狼のフリージャーナリストって感じだったんだけど、何かそれよりは良心的なのかな?個人的に医療過誤被害の関係者だったりするのかも?

心は調査委員会に告発するみたいだし、この先も“縦横半々”位で行くつもりなのか?求めているのはそこでは無いのだが。

演出=高野舞


  • << 152 「アライブ がん専門医のカルテ」7話まで終了。 今回の患者は転移した肺癌と癌性腹膜炎の疑い。心は入院治療を勧めるが、その患者・武井(平田満)は頑として通院治療を主張し譲らない。 その裏には新卒就職後に躓き、それ以来引き込もりまともに会話すら出来ていない息子の存在が有った。 この青年はまだ30代だから、ドラマの様に何かのきっかけが有ればまだやり直しが利くが、8050問題の様な親子だったらどうなるのだろう?とまで考えてしまい、切なさと怖さを感じてしまった。(だから“問題”と形容されているのだろうが) 医療過誤の件は、もっと足掻くのかと思っていた須藤が自ら辞職し、恩田家にミスを認めて謝罪する意外な展開に。 京太郎は「医者を続けて多くの命を救って欲しい」と、須藤の救いになる言葉を吐くが、返す刀で「安いセリフだな」「貴方が医者を続けようが辞めようが、私は貴方を許せません!」と、息子の命を奪われた父親として当然の本音を叩き付ける。脚本家としての京太郎の冷静な一面と、苦しみを抱える父親の一面とが重ね合わされた秀逸な場面でぐっと来た。 意外と言えば関河のバックグラウンドも、医療過誤の関係者だと思っていたのだが、医学生の時にあまりにも患者に隠されている事の多さを知り、それを伝える側の仕事をしようと転身したと話すので、えっ!?それだけ?それだとしても具体的に何か有ったでしょ?と、あまりの放置プレーに少しびっくりしてしまった。 これで次回からは心と薫がバディとなって治療に専念する話に戻るのかなと期待も膨らむのだが、ラストの薫が退職願を見詰めて「さよなら」の部分は、どう捉えたらいいのだろう。 演出=石井裕介

No.144 20/02/16 11:07
匿名 

>> 133 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」5話まで終了。 ピアニストなのに片耳聴力を失うより顔面麻痺が残る方が怖い(才能が枯渇したのが分か… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」6話まで終了。

左手を事故で失い幻肢痛に苦しむ原田、身体完全同一障害の木元、ドッペルゲンガーの大澤、何れも精神科の範疇だと思うが原田は頭蓋骨骨折、木元は硬膜下血腫、大澤は脳腫瘍が症状として有る為、脳下が担当しているという設定。

腕を失くして幻に悩む患者、付いている脚を切り落としたいという患者、見たくもない自分が見えて苦しむ患者、皮肉な三つ巴の関係は一見ドラマにはなるが、全部中途半端で心にまで響いては来ない。

このドラマ、耳慣れない病気ばかりが出て来るから、医師や看護師の早口の病状説明を聞いても直ぐには理解出来ず、誰にも感情移入出来ない内に次の患者が現れて、また難解な病状説明…この繰り返しなのが難点。
そこに個々の医師のエピソードまで入れ込んで来るから、余計に観た記憶が散漫になってしまう。

初回に唯一感動したリアルな手術シーンもどっかに行ってしまったし、深山は相変わらず有能な医師である姿を見せられていないし、幸子は邪魔だし、もう不満だらけだ。

※ただの医師の大澤が何故エレベーターに故障の細工が出来たのかの説明も無い、ご都合主義の脚本にも呆れてしまった。

演出=大塚恭司

  • << 154 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」7話まで終了。 真実が母親の働く姿を見たいと内緒で職場見学するのはいい(医師や看護師が交代で付き添うというのは不要な演出)し、深山の患者との向き合い方を丁寧に描いていたのもいい(患者にため口は気になったが)と思うが、何で病院で患者を襲う展開にするかなあ。シラケるわあ。 医者を減らすって話、部長が怪しい動きや表情をしてるけど、あれってミスリードで本当は自分が退職か転籍するだけの話じゃないの?というか、そもそも黒岩は3ヵ月契約で来て貰っているのだから、余剰人員云々の話は有り得ない。 まあそんな話も本当はどうでもいい。 医者が医者として機能する話をちゃんと見たい。 ※もうこれは上がり目は無いな、多分。 演出=佐久間紀佳

No.145 20/02/16 11:41
匿名 

【ここまでの短評】

【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマホリック〉
「僕はどこから」6話まで終了。

前回、薫の特殊な才能に賭けて、ギリギリの所で釈放させる事に成功した智美。二人の高校時代の読書会が肝だった。
そして今回は会長とのせめぎ合いと、上手く立ち回って玲を確保し、玲の無実を勝ち取ればカジノ計画の一切を委託するという念書を玲の父親から取っていた山田の姿が描かれた。
そんな中でも会長に対して薫の事を「こいつは俺の一部です」と言って守ろうとする智美の言葉が聞けただけですっきりした。

演出=大内隆弘

【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマ10〉
「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」4話まで終了。

今回は最後までもやもやが残る難解な内容だった。“濃紺の男”が悪魔として取り憑き、晶の依頼人を始め周囲の者を翻弄し、晶自身にも取り憑いた。しかしこれはリアルな話なのか?
最後に岡田警視が男の正体を元裁判官と晶に伝えていたので、リアルな話なのだろうとは思うのだが。
※今回またまた劇伴の音量上げ過ぎ問題が発生。

演出=増田静雄
(脚本は黒沢久子に戻る)

  • << 153 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」5話まで終了。 ミチル、美和、アヤの女子高生っぽい3人が紹介され、イケイケな感じのグループなのかと思ったら、実は美和の父親はリゾート会社の会長で大金持ち、美和が行方不明になったが警察沙汰にはしたくないからと晶に美和探しを依頼する。 友達のミチルが居場所を知っているかもしれないから、聞き出してくれと。 のらりくらりのミチルだったが、アヤが殺された現場で晶はミチルと遭遇、警察との間に晶が入った事でミチルも若干心を開き、実は彼女も金持ちの娘で美和とは同じ高校の生徒だったと晶は知る。 美和の両親は離婚していて、親から会社を継いだだけの人と元妻から馬鹿にされる美和の父親に大鶴義丹、元妻に筒井真理子、その恋人だか友人だか分からない男に羽場裕一、ミチルの父親に木下ほうかと、何か一癖も二癖も有りそうな役者を揃え、ミチルも含めてそれぞれが何かを隠している様な怪しさと隔靴掻痒感に溢れたストーリーの始まりで、どうなるのかワクワクする。 3人の中ではお嬢様感の強かった美和が、チンピラ雄二を相手に一歩も引かずに「親の力を使えばあんたなんかどうとでも出来る」と凄んで脅し黙らせるシーンには、美和の得体の知れない部分も漂っていてびっくりした。 今まで推理だけの探偵気取りだった書店にタムロしていた連中も、今回は臨時探偵として晶に雇われる形で本格稼働、そちらの動きも含め、今回の事件は3話分を使ってじっくり描くので、そこにも注目したい。 演出=大橋守
  • << 186 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「僕はどこから」全11話終了。 山田は駿が死んだ事で昔の感情を思い出し、何もかもがどうでも良くなった様な感情に囚われたのか、桐原刑事に4千万を投げ出し、全ての事を自分一人でやりお前一人で挙げた事にしろ(魂を売れ)と迫る。 玲の文字列から居場所を読み解いた薫は権堂に連絡、会長に引き渡し、会長は井上からIR利権の独占権を得る。 玲の母も井上家に嫁ぎ、プレッシャーから学歴お化けになってしまった、ある意味被害者。 「僕は死ぬ事さえ(母親に)否定された」と言う玲に薫が言った言葉「どうして生きている事を肯定してくれたと思わないんですか?」どう受け取るかで人生が変わってしまう事もある。 「僕らは最初から僕らの中にいるんです」 そう誰のせいでも無い、自分自身の選択なのだ。 智美は玲を通して約束の2千万を薫に渡し、愛する妹を竹内家に託す。危険な自分との関係を絶つ事と、薫の母親も含めた生活で擬似家族の経験をさせたかったからなのかな? そして薫は自分の言葉で文章が書ける様になり、どんどん筆が進み一編を書き上げる。 独特な世界観で有り得ない部分も多々有るのだが、薫と智美の高校時代に通じ合えた嘘の無い、お互いを信じ合える関係が最後まで貫かれていた事が作品の浄化に繋がって、視聴後に清々しささえ覚えたのか、そんな気がする。 演出=瀧悠輔

No.146 20/02/17 00:00
匿名 

>> 137 「テセウスの船」4話まで終了。 心の投げ捨てた“由紀ノート”を拾ったのは真犯人と仮定すれば、青酸カリをジュースではなくはっと汁に混入さ… 「テセウスの船」5話まで終了。

麻生祐未も芦名星も何であんな酷い特殊メイクをさせられているんだろう?
年齢がはっきりしないのだけど、平成元年の木村さつきはアラフォー位、佐々木紀子はアラサー位(もしくは二人とも少しずつ若い)と思われるから、今のさつきは行ってて70、紀子も行ってて60位だろう。
なのに何であの顔?

今回はさつきの言動がおどろおどろしい領域に入り過ぎ、作り過ぎていて観ていて気持ちが萎えてしまった。
でもそれを立て直してくれたのが、心に寄り添い時にはカツを入れ、心を通わせて行く由紀を演じた上野樹里の説得力のある演技と、今日も鼻水垂らして本気泣きする竹内涼真の真摯な姿だった。

さつきの仰々しさがミスリードなのか判然としないし、予告だと心とみきおが音臼村に居るみたいで、新展開が有りそうだから推測の犯人探しはやめておく。

ただ紀子の証言が有ったので、赤い“由紀ノート”を拾った人間が黒幕かもしくはその手先で、金丸を突き落とした犯人である事は決まりだな。

※心は左薬指にずっと結婚指輪をはめたままなのだが、由紀は気にならないのだろうか?タイムスリップした時もはめていたけど、誰も「結婚してるのか?」とか聞かなかった様な…?

演出=山室大輔

  • << 156 「テセウスの船」6話まで終了。 あっさり木村さつきが殺され退場。みきおが見せてくれたさつきの部屋には、普通じゃない鉛筆画が壁一面に。昔、田中の家に有った絵とタッチが似ている。←心は何故気付かない? 「母の病室に入った犯人は小柄で小太り眼鏡の男らしい」と心に言ったのはみきお。 佐々木を殺したのは母で「母は誰かに操られていた」とも。 さつきの手帳も渡され、関係者を訪ね歩き田中(せいや)を割り出す。そして訪ねると田中も殺されていた。 もうこれで多分みきおが黒幕なのだろうとは思った。(解せないのはワープロを打っていたのは誰かという事だけ) まあそれにしても直情径行の心さん、今回も迂闊過ぎ。「話を聞き出してやる」って、あのさつきが心に喋る訳が無いのに病室に乗り込み、死んでいるのが分かると指紋ベタベタ・防カメ有るのに逃げ出した。 田中の部屋にもドアに指紋ベタベタ、一人で中に入ってまた死体に遭遇って、学習能力どこ行った? 前半はまたかと心をサゲておいて、後半の由紀への告白シーンでは、グッと来る様なセリフを心に吐かせて株を上げさせる必勝パターンを確立か。←薬指の結婚指輪は、由紀の目の前で外して渡し、刻印の「YUKI to SHIN」を見せる演出の為に、今まで皆に見て見ぬ振りをさせて来たのね?(考え過ぎ) 心が音臼村の慰霊碑前に行くと、車椅子のみきおが現れる。←一人で車椅子で来られる場所ではない。怪しい。と思ったらやっぱり車椅子は偽装で立てるのね。 心は腹を刺され、馬乗りになったみきおは心の首を絞めながら「完全犯罪だ」と勝利宣言。サイレンが聞こえ心から離れるみきお。 「証拠はここに有る!」とボイレコをみきおにわざわざ見せる心さん(笑) 何故か奪わず去って行くみきお。 そしてホワイトアウトでタイムスリップ。 心が病室で目覚めるとその日は事件の2日前。そしてあのボイレコを拾ったのは少年みきおだった。←青年みきおはどこ? 一度目のタイムスリップ時は、大人の心と胎児の心が同じ空間に存在していたのだから、みきおも二人存在していてもおかしくはないのではと思うのだが。 事件の詳細や性質がまた変わるのかな。 また考察で盛り上がるね。 演出=山室大輔

No.147 20/02/18 18:00
匿名 

>> 138 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」6話まで終了。 今度は粗品と森永悠希の因縁?もう、とっちらかってる縦軸(時間軸X)は無視する事にした。… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」7話まで終了。

今回はチラ見せワープタイムが無くて、井沢の妻子との日常のひとこまと、その凄絶な殺害現場を井沢が回想するシーンが挟み込まれただけだったので、ストレス無く観る事が出来た。

一つだけ難点を上げるとすれば、心臓病の息子を助ける為に大金が必要だった科捜研の真鍋(宮川一朗太)が、それを元気になった息子に知られる位なら自死を選んだ方がマシと、犯人が毒を仕込んだタバコを納得ずくで吸うシーン、直前にそれに気付いた井沢が「タバコだ!」と言って固まり、山内も小田切も吉岡も固まるのを順に映してその間誰もアクションを起こさない。ああいう演出をすると、少なくとも井沢には真鍋を止められた筈なのに何故動かないのかという間違った印象を視聴者に与えてしまう。そこだけ残念だった。

演出=小林義則

  • << 157 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」8話まで終了。 究極の“私が正義”に取り憑かれてしまったのが香坂、共鳴したのが北見という解釈で宜しいのか? 加賀美が「彼は生きていたんだ、君と同じでね」と言った彼って、篠田の事なのだろうか。(今まで出ていない人物の事とは考えにくいので) 加賀美があの時助けていたのは、自分の家族ではなかったって事ね。 で篠田を見張っていた松尾諭は誰の手先なんだろう。 あちこちに含みを持たせているので予想は出来ない。 井沢妻子殺害事件の方は曽根崎が怪しいと思っているんだけど。 演出=石川淳一

No.148 20/02/18 18:44
匿名 

>> 139 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」4話まで終了。 やっぱり現有勢力で“24時間365日急患受け入れ”には無理があった。 野林が… 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」5話まで終了。

今回の有原の提案は地域医療ネットワークの構築。開業医から検査や入院が必要な患者を紹介して貰い、退院したら元の開業医に診て貰う様にするシステム。
医院を一軒々々回って説明する担当に、有原はクラークの江口を指名。
門前払いや文句を言われ、契約が一件も取れない江口は自信を無くし、倉嶋にクラークに戻して欲しいと頼む。

その時の倉嶋のアドバイスが素晴らしかった。「古い体質を変えて行くには門外漢の方が適している。院長が君を抜擢したのにもちゃんと理屈がある筈」「医者は門外漢相手なら遠慮無く言いたい事が言える。」「君は自分を偉く見せようとしたり、強気で押しきったりしないだろ?それは弱点じゃなくて強味だよ」「(相手が何を必要としているのかをまず考える)富山の薬売りになれ」

アイディアと決断力、実行力の暴走特急院長の足りない部分をきっちりと補う倉嶋。彼無くしては有原病院の成功は無いだろう。(現実も多分そういう事だったのだろうね)

田端医師がパソコンと格闘していた時点で、江口が手伝って田端が軟化し、契約したら仲間に声を掛けるのだろうという流れは読めていたけど、そこに江口が見付けて田端医院に連れて行った過呼吸の患者を、田端と有原が連携して助けるというエピソードを入れたのは、ベタだけど良かったと思う。

途中でそう言えば救急医の話ってどうなったのかなって思っていたら、次回はその話になるのね。ERこそ赤字の素になるというのはよく言われている事だけど、どう黒字化したのかな?楽しみだ。

演出=清弘誠


  • << 166 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」6話まで終了。 追加融資を得る為に倉嶋が自信を持って米田副頭取に提出したER事業計画書だったが、米田は融資を断る。 その時の言葉「これには可能性を感じない。今は経済が縮小傾向。時流を読んで計画を立てる目が失われてしまった様だね」 元バンカーの倉嶋にとっては耳の痛い指摘だった。 リハビリを拒否する患者にてこずり担当を外して欲しいと悩む看護師に、看護部長(浅田美代子)が掛けた言葉「周囲を困らせる患者さんは本当は自分が一番困っているの」 この患者の言動から、退院後の生活不安を解消する為の“退院支援病棟”の併設を思い付く有原。 入口のERから出口の退院支援病棟まで、有原総合病院で一括して引き受けるという新たな事業計画に融資を決めた米田。 銀行の会議では反対意見が多数の中、形勢逆転の為に米田の放った言葉「これは未来を選択する決断です」 このドラマは台詞が上手い。心を打つ台詞が随所に散りばめられている。 ベタな展開でも引き込まれるのは、この台詞の作り込みの上手さが有るからなのだと思う。 融資は決まったのに肝心のER開設の認可が下りない。(米田の反対派の工作?) そして何と米田が心臓発作?で倒れてしまう。 次回が最終回。どうなるのかな? 演出=宮脇亮

No.149 20/02/19 18:28
匿名 

>> 140 「10の秘密」5話まで終了。 圭太は宇都宮から、由貴子は矢吹のデータに3億の値を付けたと聞き驚く。 「3億と3千万の差は人間の器の差… 「10の秘密」6話まで終了。

出たね。例の別荘地を開発したのは帝東建設。という事で、翼の母を当日訪ね、母が話が違うと怒りを爆発させていた相手の男、開発担当が宇都宮だったから彼なのかなと思ったのだが、会社のパソコンで火災事故の件を調べていたその表情が、「圭太にバレたのか?何で分かったんだ?」みたいな焦った感じでは無かったんだよなあ。
どっちかと言うと「何が有ったんだ?」みたいな感じに取れたので、宇都宮説は一回引っ込めておこう。

今回は由貴子の台詞がショックだった。
母性が育たない母親は実際に居るらしいが、それにしてもあれだけ自分を求めて来る娘に向かって、突き放したかったとしても「役に立たないから貴女には用は無い」なんて言うか?下手したら娘、自殺しちゃうよ?

圭太は相変わらずのお間抜けさんで、3億(本当は2.7億)の保管場所を変えたのはいいけど、何でそこに菜七子を連れて行く?予想通り奪われたじゃん(笑)
圭太は由貴子の仕業と決め付けていたけど、普通に考えたら場所を知っている菜七子(と元施工会社の男)でしょ。

宇都宮の本音が見えないからどう転ぶのかが予想出来ず、そこがこのドラマの肝だな。

演出=中西正茂

  • << 158 「10の秘密」7話まで終了。 前回『下手したら娘、自殺しちゃうよ?』って書いたけど、やっぱりああなるよね。それ位、由貴子の娘全否定の言葉は凶器だった。 でも翼の言葉「俺も母に同じ様な事を言われた事がある」「でも本音なんて誰にも分からないから」に、ちょっと救われた。確かに人間には多面性が有るからね。 誰でも分かる菜七子2.7億強奪説。ただ連絡した相手が宇都宮で、金も宇都宮が持っている事までは想像していなかった。こっちの方が謎が深まり、菜七子の闇と宇都宮の腹の中が益々読みにくくなるから、上手い展開だったと思う。 翼母の件も、宇都宮がシロなのかクロなのかどっちにも取れるし、ひょっとしてこの件にも由貴子が絡んでいるのではないかという気もして来た。 圭太は相変わらずのお間抜けさんだったけど、母のカミングアウトで亡くなった父親譲りだった事が分かった(笑) 演出=三宅喜重

No.150 20/02/20 13:18
匿名 

>> 141 「知らなくていいコト」6話まで終了。 寒風の中、ケイトにいきなりホースで水をぶっかける乃十阿。結構長い時間、顔の辺りを目掛けて執拗にぶ… 「知らなくていいコト」7話まで終了。

スタジオの2階で一線を越え、その後足を挫いたケイト。「罰が当たっても時々一緒に居て。何も望まないから」←いや思いっきり望んでるわッ
尾高「さりげなく両立なんて出来ない」←そういう男が一番厄介で周りを不幸にする。

作家の接待の席で何の役にも立たず、岩谷編集長の懐の深さ、器の大きさを見せ付けられて勝手に傷付いた風の野中。帰社して直ぐに、編集部はケイトが逆恨みで不倫棋士の妻に腹を刺される修羅場に。
野中が呆然と見詰める隣で冷静に動画を撮り続ける今カノ愛花がある意味怖い。
ケイトに覆い被さり棋士妻の止めの一撃を背中に受ける尾高。
これを記事にするぞ!と全員慌ただしく仕事をする中、誰からも必要とされず顔が強張って行く野中。やっと声を掛けられたと思ったら「飲み物買って来い!」

卑屈になるのは分かるよ、男の嫉妬が怖いのも知ってる、でも何でそんなにバカなの?何でわざわざ商売敵に大きなネタをくれてやるの?
器が小さい男だから常識から外れる事は怖くて出来ない、だから好きな女にも別れを告げたのに。不倫の果てに生まれた子が不倫を糾弾するのはおかしいという常識を振りかざし、商売敵にタレ込むという禁断の行為をしてしまうクズっぷりが凄い。
ジャニだからという忖度が無い。ジャニーさんが亡くなって、事務所が方針を変えたのかしら?
次回は重岡くん、殴られて歯を血で真っ赤にして、もっとクズになるみたいで面白そう!

※出落ちキャラで小沢真珠を使う贅沢。
※尾高はケイトを助ける時に、棋士妻の視界には入っていなかったんだから、そのまま棋士妻に向かって突進した方が阻止出来た筈なのに、やっぱりそこはドラマよね(笑)

演出=内田秀実

  • << 159 「知らなくていいコト」8話まで終了。 ケイトは乃十阿の子という記事が出て、編集部には問い合わせの電話が殺到、編集長はケイトに事実確認だけして「大事なのは何も変わらないという姿勢だ」と話す。出来る男は格好いい。 自宅には居られないだろうと察知して、ケイトに「俺のスタジオに行け」と病室から電話する尾高。優しい男は人として格好いい。 それに対する闇落ち野中のクズっぷりが、あそこまで徹底して描かれると逆に小気味いいし、役者としての重岡くんのポイントは確実に上がるなと思った。 尾高が編集部に戻った時に顔を見られたくなくて、咄嗟に机の影に隠れ、物を探す振りをしてハイハイ歩きを続ける野中の滑稽な姿が、この男の小心振りを端的に表していて印象深いシーンだった。 尾高は乃十阿と待ち合わせて何をするつもりなのか?ケイトの為に冤罪の可能性を探るのかな? 髪の毛とか手に入れば親子鑑定は出来るけど、ケイトも尾高も一番知りたいのは事件の真実だろうし。 尻上がりに面白くなって行くね。 演出=内田秀実

No.151 20/02/22 09:51
匿名 

>> 142 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」5話まで終了。 今回は強行犯係のメンバーが本来の仕事をきちんとやっていた事、目黒(磯村)の同級生… 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」6話まで終了。

コンビニ強盗犯の半田が、樫村部長の放った「兄も調べろ」の一言から、実は半田は兄で弟に成り済ましていた事が発覚、弟殺しの嫌疑も掛けられて…という話。

半田を演じた長谷川朝晴の表情が、素直なのかすっとぼけているのか何とも言えない絶妙な感じをキープしていて、熱くなるケイジとケンジとの温度差で笑わせてくれた。

今回も強行犯係のおちゃらけは飲み会の場面だけで、ケンジに振り回されながらも捜査に取り組むシーンは多々あり、良かったと思う。何故これがずっと出来なかったのか?

余計な要素が入ってしまった為シリーズ化は無いだろうが、5、6話みたいな感じで作っていけば、気楽に観られる捜査ドラマとして定着したかもしれないので、テレ朝としては無念だろうな。

演出=及川拓郎

  • << 160 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」7話まで終了。 前回も今回も主役(東出)の出番が減った分、強行犯係や真島以外の検事の出番が増えて、そこはまた上手い役者が揃っているものだから、コメディの群像劇として面白く仕上がっている。 今回は3人の仲間同士の集団暴行だから連帯責任と考える刑事と、一人一人の役割に応じて責任の度合いをはっきりさせないといけないと考える検事の違いが分かって面白かった。 怪我の功名とはこの事か(笑) 演出=本橋圭太

No.152 20/02/22 11:07
匿名 

>> 143 「アライブ がん専門医のカルテ」6話まで終了。 やっぱり須藤のミス(下大静脈の縫合でミスをして狭窄させてしまった。安田は気付いていたの… 「アライブ がん専門医のカルテ」7話まで終了。

今回の患者は転移した肺癌と癌性腹膜炎の疑い。心は入院治療を勧めるが、その患者・武井(平田満)は頑として通院治療を主張し譲らない。
その裏には新卒就職後に躓き、それ以来引き込もりまともに会話すら出来ていない息子の存在が有った。

この青年はまだ30代だから、ドラマの様に何かのきっかけが有ればまだやり直しが利くが、8050問題の様な親子だったらどうなるのだろう?とまで考えてしまい、切なさと怖さを感じてしまった。(だから“問題”と形容されているのだろうが)

医療過誤の件は、もっと足掻くのかと思っていた須藤が自ら辞職し、恩田家にミスを認めて謝罪する意外な展開に。
京太郎は「医者を続けて多くの命を救って欲しい」と、須藤の救いになる言葉を吐くが、返す刀で「安いセリフだな」「貴方が医者を続けようが辞めようが、私は貴方を許せません!」と、息子の命を奪われた父親として当然の本音を叩き付ける。脚本家としての京太郎の冷静な一面と、苦しみを抱える父親の一面とが重ね合わされた秀逸な場面でぐっと来た。

意外と言えば関河のバックグラウンドも、医療過誤の関係者だと思っていたのだが、医学生の時にあまりにも患者に隠されている事の多さを知り、それを伝える側の仕事をしようと転身したと話すので、えっ!?それだけ?それだとしても具体的に何か有ったでしょ?と、あまりの放置プレーに少しびっくりしてしまった。

これで次回からは心と薫がバディとなって治療に専念する話に戻るのかなと期待も膨らむのだが、ラストの薫が退職願を見詰めて「さよなら」の部分は、どう捉えたらいいのだろう。

演出=石井裕介

  • << 161 「アライブ がん専門医のカルテ」8話まで終了。 今回は小児癌を克服後、二度目の再発で入院して少し心が荒んでしまった高3の少年・和樹(萩原利久)と、何とか彼の助けになりたいと頑張るが空回りしてしまう研修医・夏樹の話を中心に、抗癌剤治療を拒否してやりたいことをやると決めた民代の話と、民代が「そのウィッグ似合ってない」とはっきりと言ってくれた事で、モヤモヤが吹っ切れて気持ちが前向きになれた佐倉の話、そして退職を決めていた薫を研修医と共に我が家に招き、義父・息子と話をさせる事で薫の心の重荷を解いてあげようとする心の話、これだけの内容を描いても、一つ一つのエピソードが立っていてどの話も心に残る、いい脚本だった。 医療過誤の話が無ければ、これだけの患者と医師のやり取りが丁寧に描かれるんだよなあと、先週迄予想外に幅を利かせていた医療過誤話にちょっと恨み節。(有っても良かったけど、当初の関河のミスリードを始め、無駄に時間を割いた部分が多かった) 退院しておそらく人生最後の海外旅行に旅立つ民代。病院の玄関で心達に見送られ笑顔でお別れ、背中を見せて歩き出した民代の顔は一転泣き顔に。そして振り向かずに手だけ高く挙げてバイバイをして歩いて行く。切ない。高畑さん上手いし、もう泣けた泣けた。 ラストは薫の残留も決まり、本当のバディとして患者に向き合って行く事になる。 演出=岩城隆一

No.153 20/02/22 11:55
匿名 

>> 145 【ここまでの短評】 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「僕はどこから」6話まで終了。 前回、薫の特殊な才能に賭けて… 【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマ10〉
「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」5話まで終了。

ミチル、美和、アヤの女子高生っぽい3人が紹介され、イケイケな感じのグループなのかと思ったら、実は美和の父親はリゾート会社の会長で大金持ち、美和が行方不明になったが警察沙汰にはしたくないからと晶に美和探しを依頼する。
友達のミチルが居場所を知っているかもしれないから、聞き出してくれと。

のらりくらりのミチルだったが、アヤが殺された現場で晶はミチルと遭遇、警察との間に晶が入った事でミチルも若干心を開き、実は彼女も金持ちの娘で美和とは同じ高校の生徒だったと晶は知る。

美和の両親は離婚していて、親から会社を継いだだけの人と元妻から馬鹿にされる美和の父親に大鶴義丹、元妻に筒井真理子、その恋人だか友人だか分からない男に羽場裕一、ミチルの父親に木下ほうかと、何か一癖も二癖も有りそうな役者を揃え、ミチルも含めてそれぞれが何かを隠している様な怪しさと隔靴掻痒感に溢れたストーリーの始まりで、どうなるのかワクワクする。

3人の中ではお嬢様感の強かった美和が、チンピラ雄二を相手に一歩も引かずに「親の力を使えばあんたなんかどうとでも出来る」と凄んで脅し黙らせるシーンには、美和の得体の知れない部分も漂っていてびっくりした。

今まで推理だけの探偵気取りだった書店にタムロしていた連中も、今回は臨時探偵として晶に雇われる形で本格稼働、そちらの動きも含め、今回の事件は3話分を使ってじっくり描くので、そこにも注目したい。

演出=大橋守

  • << 163 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」6話まで終了。 68会なる1968年生まれのアメリカ留学組の集まりが出て来て、人数が多いから覚え切れないのだが、滝沢=大鶴、平=木下、山辺=神尾佑、野中=羽場、大黒=田中要次、位を頭に入れておけばいいのかな? 美和宛のメッセージの送り主・カナをまず探し出そうとする晶と助手達。ネットで捜索しカナが援交をしていた事を突き止め、最後に会っていた青年(彼は援交相手ではない)の話から、カナは割のいいバイトをして美和から借りていた200万を返そうとしていた事が分かる。美和はその必要はないと言っていたが、カナは返すと言って聞かなかったと。 それがアヤに紹介されたとメッセージに書かれていたバイト。 そしてラスト、森の中の池の側で横たわっているカナ。血だらけという訳でも無いし首の筋は絞められた痕に見えない事も無いがはっきりしない。そして誰かが引き摺って行く。 もう謎だらけ。 晶は岡田からカナは滝沢家の元家政婦(美和の乳母代わりで懐いていた)の娘だと教えられる。両親は離婚、父に引き取られたカナは家出をして援交で食い繋ぐ。 カナに負い目を感じていた美和は毎月10万を援助し、カナの母の葬儀代200万も渡して援交を止めさせようとしていた。 そして岡田は68会の山辺の息子だった。 彼は単独で何かを調べている様だし、こっちもよく分からん。 カナの割のいいバイトが68会絡みのおぞましい物で無い事を祈るけど。 美和は何かを知っちゃって父親に隔離されてる? どんな結末になるのか怖いけど待ち遠しい。 演出=中村周祐

No.154 20/02/22 23:16
匿名 

>> 144 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」6話まで終了。 左手を事故で失い幻肢痛に苦しむ原田、身体完全同一障害の木元、ドッペルゲンガーの大… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」7話まで終了。

真実が母親の働く姿を見たいと内緒で職場見学するのはいい(医師や看護師が交代で付き添うというのは不要な演出)し、深山の患者との向き合い方を丁寧に描いていたのもいい(患者にため口は気になったが)と思うが、何で病院で患者を襲う展開にするかなあ。シラケるわあ。

医者を減らすって話、部長が怪しい動きや表情をしてるけど、あれってミスリードで本当は自分が退職か転籍するだけの話じゃないの?というか、そもそも黒岩は3ヵ月契約で来て貰っているのだから、余剰人員云々の話は有り得ない。
まあそんな話も本当はどうでもいい。

医者が医者として機能する話をちゃんと見たい。

※もうこれは上がり目は無いな、多分。

演出=佐久間紀佳

  • << 162 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」8話まで終了。 前回『※もうこれは上がり目は無いな、多分。』って書いたが、今回は一人の症例をじっくり描き、小机の無駄なおちゃらけが無いばかりか、彼女の医師としての苦悩まで描かれていて、中々いい脚本だった。 脳外科は受診した事も無いし、実際の医師の仕事内容も知らないのだが、このドラマを観ていると精神科医の領域なのではと思える仕事が多くて、私がイメージする脳外科医としての手術シーンが少ない。特にトップナイフを目指している筈の深山の手術シーンが極端に少ない。多分だから天海祐希の主役感があまり伝わって来ないのだと思う。 カンファレンスや患者とその家族に寄り添う事も大事だが、あまりにもそちらに偏り過ぎてはいまいか? 冒頭に、小机の指導の事を深山に話した部長が「時間がありません、深山先生にも」と言った時に、あっこれは部長が居なくなる(深山がトップになる?)って事だなと思ったら、やっぱり辞職するみたいだな。 多分その理由の病気の妻が、東都総合病院に転院して来る。 今度は部長の家庭問題か?何か萎えるなあ。 演出=茂山佳則

No.155 20/02/23 15:21
匿名 

>> 94 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ24〉 「コタキ兄弟と四苦八苦」(TX他・製作委員会)脚本=野木亜紀子 出演=古舘寛治、滝藤賢一、芳… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ24〉
「コタキ兄弟と四苦八苦」7話まで終了。

〈2話〉結婚式の親戚レンタルに駆り出された二人。兄が新郎に物申すと、実は新郎自身もレンタルだったという笑えないオチが見事だった。

〈4話〉「あと3ヵ月で世界が終わる」と言う女(樋口可南子=好演)に振り回される兄弟。◯◯教に騙されている信者なのかと思ったら、余命宣告3ヵ月、残りの時間をどう過ごすか彼女なりの死生観できちんと設計している女性だったという話。強く印象に残った。

〈6話〉兄をレンタルしたのは両親の仲がどうなっているのか探りに来た弟の娘(留学中)。弟がレンタルされたタワマンパーティーに遅れて参加したのは、別居中の妻。家族関係において世間の物差しより自分の物差しを常に優先させ貫いて来た弟。本当はそうしたかったのに、いつの間にか世間の物差しで夫を測ってしまっていた妻。家族関係自分基準の人には生きにくい国、日本。

〈7話〉遠方在住の依頼者から生存確認を頼まれたターゲット女性(門脇麦=好演)は、ゴミの山に埋もれて寝ていた。元看護師の彼女の職場は、転籍して来た一人の医師のストレスによる情動感染が広がり職場崩壊。ナースステーションで患者の尿をぶちまけた彼女は退職、自宅でセルフネグレクトを始めた。最後は兄弟が女を無理やり風呂場で服のままシャワーを浴びさせ放置、その間にゴミを片付けていると、風呂から出て来た彼女は大復活していたという話。
冒頭の兄弟の会話。「日本の孤独死は年間3万人」「そんなに多いならさあ、それってもう普通死なんじゃね?」
彼女を気に掛けた依頼者、人として契約時間外の手間を惜しまなかったレンタルおやじ、それぞれのお節介で孤独死を免れた彼女。孤独死が普通死に成りかねない日本に足りないのは、ここぞという時のお節介なのかな。

全話脚本=野木亜紀子 全話演出=山下敦弘

No.156 20/02/24 00:22
匿名 

>> 146 「テセウスの船」5話まで終了。 麻生祐未も芦名星も何であんな酷い特殊メイクをさせられているんだろう? 年齢がはっきりしないのだけど、… 「テセウスの船」6話まで終了。

あっさり木村さつきが殺され退場。みきおが見せてくれたさつきの部屋には、普通じゃない鉛筆画が壁一面に。昔、田中の家に有った絵とタッチが似ている。←心は何故気付かない?

「母の病室に入った犯人は小柄で小太り眼鏡の男らしい」と心に言ったのはみきお。
佐々木を殺したのは母で「母は誰かに操られていた」とも。
さつきの手帳も渡され、関係者を訪ね歩き田中(せいや)を割り出す。そして訪ねると田中も殺されていた。

もうこれで多分みきおが黒幕なのだろうとは思った。(解せないのはワープロを打っていたのは誰かという事だけ)

まあそれにしても直情径行の心さん、今回も迂闊過ぎ。「話を聞き出してやる」って、あのさつきが心に喋る訳が無いのに病室に乗り込み、死んでいるのが分かると指紋ベタベタ・防カメ有るのに逃げ出した。
田中の部屋にもドアに指紋ベタベタ、一人で中に入ってまた死体に遭遇って、学習能力どこ行った?

前半はまたかと心をサゲておいて、後半の由紀への告白シーンでは、グッと来る様なセリフを心に吐かせて株を上げさせる必勝パターンを確立か。←薬指の結婚指輪は、由紀の目の前で外して渡し、刻印の「YUKI to SHIN」を見せる演出の為に、今まで皆に見て見ぬ振りをさせて来たのね?(考え過ぎ)

心が音臼村の慰霊碑前に行くと、車椅子のみきおが現れる。←一人で車椅子で来られる場所ではない。怪しい。と思ったらやっぱり車椅子は偽装で立てるのね。
心は腹を刺され、馬乗りになったみきおは心の首を絞めながら「完全犯罪だ」と勝利宣言。サイレンが聞こえ心から離れるみきお。
「証拠はここに有る!」とボイレコをみきおにわざわざ見せる心さん(笑)
何故か奪わず去って行くみきお。
そしてホワイトアウトでタイムスリップ。

心が病室で目覚めるとその日は事件の2日前。そしてあのボイレコを拾ったのは少年みきおだった。←青年みきおはどこ?
一度目のタイムスリップ時は、大人の心と胎児の心が同じ空間に存在していたのだから、みきおも二人存在していてもおかしくはないのではと思うのだが。

事件の詳細や性質がまた変わるのかな。
また考察で盛り上がるね。

演出=山室大輔




  • << 164 「テセウスの船」7話まで終了。 加藤みきおは4歳で母親を亡くし、医師の父親も亡くして音臼村の祖母に引き取られ、その祖母も亡くなり隣町の施設に引き取られたが、そこから出て行ってしまったという設定になっていた。 佐野と心はみきおの住んでいた家に行くが、みきおの部屋には蝶の標本、理科の実験で使う様な器具、あの気持ち悪い絵、そしてワープロ。 えーッ!?あの時代に10歳の子がワープロ打ってた?しかもあんな文面を?何か違和感。 でもこの子、田中のお爺さんに薬だよと何かを飲ませて殺しちゃってるし、和子の事もお腹の子ごと殺そうとしていたし、今の描き方だと殆どサイコパス。(ただこれはミスリードで、みきおが飲ませていたのは本当の薬で毒を盛ったのは別人、和子に味見させようとしていたのは本当にただのスープだったという可能性もなきにしもあらず) 佐野は夫婦喧嘩、親子喧嘩をしながらも、心が取りなした事で何とか真相を話さずに、妻子を事件当日に村から脱出させる事に成功する。 その前に家族でタイムカプセル。煎餅の空き缶みたいな物にそれぞれが何かを入れる。心は佐野家が生きていた証として、佐野家と自分、由紀、未来までを入れた家系図と結婚指輪を封筒に入れて缶に納めた。みんなは笑顔で埋めていたけど何か泣けた、このシーン。 学校に現れたみきお。放送室でみきおを見付けた佐野と心。 予告では和子達の車が狙われた?そして黒幕登場とか言ってた。やっぱり居るのか? 誰なんだろう。 演出=松木彩

No.157 20/02/24 22:22
匿名 

>> 147 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」7話まで終了。 今回はチラ見せワープタイムが無くて、井沢の妻子との日常のひとこまと、その凄絶な殺害現場… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」8話まで終了。

究極の“私が正義”に取り憑かれてしまったのが香坂、共鳴したのが北見という解釈で宜しいのか?

加賀美が「彼は生きていたんだ、君と同じでね」と言った彼って、篠田の事なのだろうか。(今まで出ていない人物の事とは考えにくいので)
加賀美があの時助けていたのは、自分の家族ではなかったって事ね。

で篠田を見張っていた松尾諭は誰の手先なんだろう。
あちこちに含みを持たせているので予想は出来ない。

井沢妻子殺害事件の方は曽根崎が怪しいと思っているんだけど。

演出=石川淳一

  • << 165 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」9話まで終了。 何としても未犯の法制化を実現したい香坂は、志は違うが力を持っている公安の曽根崎と手を組み、テロ計画を立てそれを未然に防ぐという壮大な自作自演劇を予定していたが、途中でそれを誰かに乗っ取られ、香坂は犯人に気付いて阻止する為に一人で会いに行き射殺された。 乗っ取り犯は香坂の自殺した筈の弟だと、香坂は思っていた。 弟は父親にあの無差別殺人現場に一緒に連れて行かれ、加賀美に助けられたあの男の子だった。あの当時弟は5歳だから今は31歳。篠田でもギリギリおかしくはないか? クラッカーの諏訪(松尾)と篠田が組んでいたのか、その辺はよく分からん。 でも香坂を射殺したのは門田という線もある。 これって、ちょいちょいワープして先の展開を見せていた意味ってあるのかな? 分かりにくくしていただけの様に思える。 SAT?だかを殴って逃げて、香坂殺しで曽根崎から逮捕指令を出された井沢。でも予告ではミハンメンバーと捜査してた(笑) 演出=品田俊介

No.158 20/02/25 22:24
匿名 

>> 149 「10の秘密」6話まで終了。 出たね。例の別荘地を開発したのは帝東建設。という事で、翼の母を当日訪ね、母が話が違うと怒りを爆発させてい… 「10の秘密」7話まで終了。

前回『下手したら娘、自殺しちゃうよ?』って書いたけど、やっぱりああなるよね。それ位、由貴子の娘全否定の言葉は凶器だった。
でも翼の言葉「俺も母に同じ様な事を言われた事がある」「でも本音なんて誰にも分からないから」に、ちょっと救われた。確かに人間には多面性が有るからね。

誰でも分かる菜七子2.7億強奪説。ただ連絡した相手が宇都宮で、金も宇都宮が持っている事までは想像していなかった。こっちの方が謎が深まり、菜七子の闇と宇都宮の腹の中が益々読みにくくなるから、上手い展開だったと思う。

翼母の件も、宇都宮がシロなのかクロなのかどっちにも取れるし、ひょっとしてこの件にも由貴子が絡んでいるのではないかという気もして来た。

圭太は相変わらずのお間抜けさんだったけど、母のカミングアウトで亡くなった父親譲りだった事が分かった(笑)

演出=三宅喜重

  • << 167 「10の秘密」8話まで終了。 宇都宮と組んだ圭太。偽装建築の件を記事にして貰うべく、宇都宮が手配した記者に宇都宮の考えたシナリオ通りに話す圭太。 終わって喫茶店を出た道で宇都宮に電話をする毎度迂闊な圭太。案の定、長沼社長の犬となった磐城が見ていて早速ご報告。 迂闊にも宇都宮は外で菜七子と会い、こちらも翼に見られて圭太の知る所となる。(あんな露骨につけられているのに気付かない宇都宮って…) 菜七子はお金で男と一夜限りの遊びをする事で、過去に負った心の傷を麻痺させるという、とんでもない自己流の一種の治療を時々していたが、こちらも迂闊で外でお金を受け取る所を宇都宮に写真に撮られ、脅されていたからお金の在処を教えたと泣いて話す。 宇都宮は長沼に偽装建築の証拠を全て奪われ万事休す、と思ったら母殺人を追及してくる翼の言葉からピンと来て「切り札はまだ残っていた」 てことは、あの革靴の埃ををハンカチで払う男は長沼なんだな。元々長沼の癖で宇都宮も真似する様になったとか? そしていよいよ向井理のイメージ向上作戦が始まった。何とあの迂闊な圭太がシナリオを書いて、由貴子にコンゲームを仕掛けたではないか!金はくれてやる!でも偽名パスポートは頂くぜ作戦は大成功。 それでもしぶとい由貴子は漁船みたいなのに乗って行っちゃった。 でもパスポート無しじゃ由貴子は日本から出られないキリッ と圭太がキメた途端、船が爆発、そして大爆発! 誰だあ、仕掛けたのは。 まさかの二本松だったりして。 演出=宝来忠昭

No.159 20/02/26 23:55
匿名 

>> 150 「知らなくていいコト」7話まで終了。 スタジオの2階で一線を越え、その後足を挫いたケイト。「罰が当たっても時々一緒に居て。何も望まない… 「知らなくていいコト」8話まで終了。

ケイトは乃十阿の子という記事が出て、編集部には問い合わせの電話が殺到、編集長はケイトに事実確認だけして「大事なのは何も変わらないという姿勢だ」と話す。出来る男は格好いい。

自宅には居られないだろうと察知して、ケイトに「俺のスタジオに行け」と病室から電話する尾高。優しい男は人として格好いい。

それに対する闇落ち野中のクズっぷりが、あそこまで徹底して描かれると逆に小気味いいし、役者としての重岡くんのポイントは確実に上がるなと思った。

尾高が編集部に戻った時に顔を見られたくなくて、咄嗟に机の影に隠れ、物を探す振りをしてハイハイ歩きを続ける野中の滑稽な姿が、この男の小心振りを端的に表していて印象深いシーンだった。

尾高は乃十阿と待ち合わせて何をするつもりなのか?ケイトの為に冤罪の可能性を探るのかな?
髪の毛とか手に入れば親子鑑定は出来るけど、ケイトも尾高も一番知りたいのは事件の真実だろうし。

尻上がりに面白くなって行くね。

演出=内田秀実

  • << 168 「知らなくていいコト」9話まで終了。 機転を利かせて乃十阿を自宅から連れ出し、自分のスタジオに匿った尾高。記者時代に鍛えた考え方も行動力も錆び付いていなかった。 事件に付いて乃十阿は何も話さないが、代わりに当時の弁護士・高村(平田満)が推測する“真相”が語られ、当時3歳だった乃十阿の息子が、自宅で母親がハーブティーを淹れるのを手伝っていた事の延長で、あの日も飲料タンクに毒草を淹れてしまい、それに後から気付いた乃十阿が息子に傷を残したくなくて身代わり犯人になったのではないかという事だった。 (殺人犯の息子として生きるのも大概だと思うが) 高村はケイトが実の娘なのかを聞いた時の乃十阿の否定の仕方で、逆に実の娘なのだと確信したとも言う。 (副社長の意向で)編集長から乃十阿の娘として手記を書く様に迫られているケイト。乃十阿の冤罪の可能性を追及すれば、元妻と息子が“知らなくていいコト”で苦しむ事になる。 そして尾高との事。予告ではプロポーズされていたが、あの日、妻子の姿を見てしまったケイトが素直に受けるのかどうか。 ケイトの二つの決断の行方は? 演出=塚本連平 ※今日から文字数制限が400字も削減されたので、野中の事とか書けなくて残念。2レスに分けて書く程でもないしなあ。

No.160 20/02/29 17:24
匿名 

>> 151 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」6話まで終了。 コンビニ強盗犯の半田が、樫村部長の放った「兄も調べろ」の一言から、実は半田は兄で… 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」7話まで終了。

前回も今回も主役(東出)の出番が減った分、強行犯係や真島以外の検事の出番が増えて、そこはまた上手い役者が揃っているものだから、コメディの群像劇として面白く仕上がっている。

今回は3人の仲間同士の集団暴行だから連帯責任と考える刑事と、一人一人の役割に応じて責任の度合いをはっきりさせないといけないと考える検事の違いが分かって面白かった。

怪我の功名とはこの事か(笑)

演出=本橋圭太



  • << 169 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」8話まで終了。 交番で保護した少女(渋谷南那)には虐待されたと思われる多数の打撲痕が有ったが、少女は何も話さず、後から交番を訪ねて来た母親(桜井ユキ)は虐待を強く否定する。 捜査の過程で家に出入りしていた男の存在が浮上すると、一転母親は自分が虐待したと認めるが、復元したLINEのやり取りから母娘共に男(桐山漣)から虐待されていたのではという疑惑が浮上。母親は認めない為、仲井戸とひかるはぬいぐるみの人形劇で少女の気持ちをほぐし、ぬいぐるみが喋る形で男から叩かれたという少女の証言を得る。 このアイディアとぬいぐるみに成りきった桐谷健太の声色演技が素晴らしかった。 男は新興半グレ集団のアタマと判明し、その捜査話は次回に持ち越された。 桜井ユキと子役の好演もあり、シリアスタッチの締まった内容で、今回もいい出来だった。 ※私は東出くんの不倫とドラマは別物という考え方なので気にはならないのだが…。誰の意向なのか知らないが、真島(東出くん)の台詞でちょいちょい遊んでいるよね(笑) 演出=及川拓郎

No.161 20/02/29 18:07
匿名 

>> 152 「アライブ がん専門医のカルテ」7話まで終了。 今回の患者は転移した肺癌と癌性腹膜炎の疑い。心は入院治療を勧めるが、その患者・武井(平… 「アライブ がん専門医のカルテ」8話まで終了。

今回は小児癌を克服後、二度目の再発で入院して少し心が荒んでしまった高3の少年・和樹(萩原利久)と、何とか彼の助けになりたいと頑張るが空回りしてしまう研修医・夏樹の話を中心に、抗癌剤治療を拒否してやりたいことをやると決めた民代の話と、民代が「そのウィッグ似合ってない」とはっきりと言ってくれた事で、モヤモヤが吹っ切れて気持ちが前向きになれた佐倉の話、そして退職を決めていた薫を研修医と共に我が家に招き、義父・息子と話をさせる事で薫の心の重荷を解いてあげようとする心の話、これだけの内容を描いても、一つ一つのエピソードが立っていてどの話も心に残る、いい脚本だった。

医療過誤の話が無ければ、これだけの患者と医師のやり取りが丁寧に描かれるんだよなあと、先週迄予想外に幅を利かせていた医療過誤話にちょっと恨み節。(有っても良かったけど、当初の関河のミスリードを始め、無駄に時間を割いた部分が多かった)

退院しておそらく人生最後の海外旅行に旅立つ民代。病院の玄関で心達に見送られ笑顔でお別れ、背中を見せて歩き出した民代の顔は一転泣き顔に。そして振り向かずに手だけ高く挙げてバイバイをして歩いて行く。切ない。高畑さん上手いし、もう泣けた泣けた。

ラストは薫の残留も決まり、本当のバディとして患者に向き合って行く事になる。

演出=岩城隆一

  • << 170 「アライブ がん専門医のカルテ」9話まで終了。 今回は妊娠中に癌が再発した患者の話がメイン。凍結保存した最後の卵子を使って妊娠した子なので、その患者・小山内(山田真歩)は中絶を拒否する。 心と薫は28週で帝王切開で出産させ、そこから抗癌剤治療に切り替えるギリギリの治療を選択せざるを得ない。 一方、イタリアで倒れてしまった民代が病院に戻って来た。痛みを緩和するだけの終末期医療が始まる。凄味さえ感じさせる高畑淳子の死期が近付いた人間を演じる表現力。途中で以前の民代の映像が挟み込まれたのだが、その台詞の喋り方の違い、髪型・化粧も含めた表情の精気の違い、見事に演じ分けていて圧倒された。やっぱり凄いわ、この人。もう涙出っぱなしだった。 阿久津部長の「腫瘍内科は患者さんと向き合う時間が長い」という言葉も印象的だった。きっと寄り添いながらも流されないメンタルの強さも必要なんだろうなあ。 演出=水田成英

No.162 20/02/29 23:46
匿名 

>> 154 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」7話まで終了。 真実が母親の働く姿を見たいと内緒で職場見学するのはいい(医師や看護師が交代で付き… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」8話まで終了。

前回『※もうこれは上がり目は無いな、多分。』って書いたが、今回は一人の症例をじっくり描き、小机の無駄なおちゃらけが無いばかりか、彼女の医師としての苦悩まで描かれていて、中々いい脚本だった。

脳外科は受診した事も無いし、実際の医師の仕事内容も知らないのだが、このドラマを観ていると精神科医の領域なのではと思える仕事が多くて、私がイメージする脳外科医としての手術シーンが少ない。特にトップナイフを目指している筈の深山の手術シーンが極端に少ない。多分だから天海祐希の主役感があまり伝わって来ないのだと思う。
カンファレンスや患者とその家族に寄り添う事も大事だが、あまりにもそちらに偏り過ぎてはいまいか?

冒頭に、小机の指導の事を深山に話した部長が「時間がありません、深山先生にも」と言った時に、あっこれは部長が居なくなる(深山がトップになる?)って事だなと思ったら、やっぱり辞職するみたいだな。
多分その理由の病気の妻が、東都総合病院に転院して来る。
今度は部長の家庭問題か?何か萎えるなあ。

演出=茂山佳則

  • << 172 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」9話まで終了。 部長の妻(里美=有森也実=東京ラブストーリーのさとみオマージュ?)の脳腫瘍の手術は難易度が高く、その為に部長は黒岩、西郡を自分の所に呼び寄せ妻を転院させた事が分かる。 つまり着地点がこういう事だったから、延々と珍しい厳しい症例ばかりを集め、着々とそれに対処して行く有能な医師達という体(てい)が必要だったという事なのか。 脳下を私物化した部長は辞表を出し、深山を後任に指名。「経営側に回れば第一線からは退く。空いた時間は家族に使え」と諭すが、深山は多分受けないだろう。(真実は一流脳外科医の深山を尊敬し憧れ始めているし、一緒に過ごす時間が重要な年齢はもう過ぎているから) そして里美の手術が成功する事で部長留任か、又は全く別の医師を呼んで来るかになると予想。 今回は保が黒岩の実子ではない事が判明、女の元に戻る事に。思っていたよりも喪失感が大きい事に戸惑う黒岩。 以前、洗面台が一番怖いかなと黒岩が話した事を覚えていた保が、大事にしていた戦隊フィギュア5体を引き出しや洗濯機の中に一つ一つ置いて行った事に気付き、5体並べて涙するというシーンは良かった。 妻の願いで里美の手術を部長がするって、才能も有るし腕も落ちていないって事?何だかなあ…。 演出=佐久間紀佳

No.163 20/03/01 14:09
匿名 

>> 153 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」5話まで終了。 ミチル、美和、アヤの女子高生っぽい3… 【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマ10〉
「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」6話まで終了。

68会なる1968年生まれのアメリカ留学組の集まりが出て来て、人数が多いから覚え切れないのだが、滝沢=大鶴、平=木下、山辺=神尾佑、野中=羽場、大黒=田中要次、位を頭に入れておけばいいのかな?

美和宛のメッセージの送り主・カナをまず探し出そうとする晶と助手達。ネットで捜索しカナが援交をしていた事を突き止め、最後に会っていた青年(彼は援交相手ではない)の話から、カナは割のいいバイトをして美和から借りていた200万を返そうとしていた事が分かる。美和はその必要はないと言っていたが、カナは返すと言って聞かなかったと。
それがアヤに紹介されたとメッセージに書かれていたバイト。

そしてラスト、森の中の池の側で横たわっているカナ。血だらけという訳でも無いし首の筋は絞められた痕に見えない事も無いがはっきりしない。そして誰かが引き摺って行く。

もう謎だらけ。
晶は岡田からカナは滝沢家の元家政婦(美和の乳母代わりで懐いていた)の娘だと教えられる。両親は離婚、父に引き取られたカナは家出をして援交で食い繋ぐ。
カナに負い目を感じていた美和は毎月10万を援助し、カナの母の葬儀代200万も渡して援交を止めさせようとしていた。

そして岡田は68会の山辺の息子だった。
彼は単独で何かを調べている様だし、こっちもよく分からん。

カナの割のいいバイトが68会絡みのおぞましい物で無い事を祈るけど。
美和は何かを知っちゃって父親に隔離されてる?

どんな結末になるのか怖いけど待ち遠しい。

演出=中村周祐

  • << 171 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」全7話終了。 前回『カナの割のいいバイトが68会絡みのおぞましい物で無い事を祈るけど。』と書いたのは、68会は狩猟を趣味にしているという描写が有ったからで、違う事を祈ったけどやっぱり…だった。 更におぞましいのは『美和は何かを知っちゃって父親に隔離されてる?』と書いたのだが、隔離どころか被り物で娘とは思っていなかった父親に、ゲームのターゲットとして撃ち殺されていた。 逃げ延びたら200万のゲームと謳ってカナの様な子を誘い、本当に撃つんだと知った時にはもう逃げられないという鬼畜の所業。 ぼんぼんばかりの68会の中で野中だけは叩き上げ。その野中が裏でぼんぼん達を牛耳る事に悦びを感じていた様な歪んだ関係性。 晶が殺人ゲームから一抜けしていた平に「自分の娘(ミチル)じゃなきゃ殺されてもいいって、見て見ぬふりをして来たんでしょ?」と一喝したり、岡田が山辺の脅しに屈せず、それならと自分に向けられた山辺の銃を撃ち落としたり、晶が大黒の足を刺して捕まえ、探しに来た野中を大黒が持っていた猟銃で頭を狙って脅したりとか、最後はわざと68メンバーを貶める描き方をして、バランスを取る演出をしていたと思う。民放じゃこの題材は無理だな。 晶はシシド・カフカの当たり役になりそう。 演出=大橋守

No.164 20/03/01 22:43
匿名 

>> 156 「テセウスの船」6話まで終了。 あっさり木村さつきが殺され退場。みきおが見せてくれたさつきの部屋には、普通じゃない鉛筆画が壁一面に。昔… 「テセウスの船」7話まで終了。

加藤みきおは4歳で母親を亡くし、医師の父親も亡くして音臼村の祖母に引き取られ、その祖母も亡くなり隣町の施設に引き取られたが、そこから出て行ってしまったという設定になっていた。

佐野と心はみきおの住んでいた家に行くが、みきおの部屋には蝶の標本、理科の実験で使う様な器具、あの気持ち悪い絵、そしてワープロ。
えーッ!?あの時代に10歳の子がワープロ打ってた?しかもあんな文面を?何か違和感。
でもこの子、田中のお爺さんに薬だよと何かを飲ませて殺しちゃってるし、和子の事もお腹の子ごと殺そうとしていたし、今の描き方だと殆どサイコパス。(ただこれはミスリードで、みきおが飲ませていたのは本当の薬で毒を盛ったのは別人、和子に味見させようとしていたのは本当にただのスープだったという可能性もなきにしもあらず)

佐野は夫婦喧嘩、親子喧嘩をしながらも、心が取りなした事で何とか真相を話さずに、妻子を事件当日に村から脱出させる事に成功する。
その前に家族でタイムカプセル。煎餅の空き缶みたいな物にそれぞれが何かを入れる。心は佐野家が生きていた証として、佐野家と自分、由紀、未来までを入れた家系図と結婚指輪を封筒に入れて缶に納めた。みんなは笑顔で埋めていたけど何か泣けた、このシーン。

学校に現れたみきお。放送室でみきおを見付けた佐野と心。

予告では和子達の車が狙われた?そして黒幕登場とか言ってた。やっぱり居るのか?
誰なんだろう。

演出=松木彩

  • << 173 「テセウスの船」8話まで終了。 うーん、もう前半はみきおに振り回され、おちょくられての繰り返しで隔靴掻痒半端ない。黒幕は車の運転が出来るという事位しか客観的には出て来ず、心の推理では「この村の人間」って言っているけど、心さんも迂闊な人だからなあ。 犯人側が“由紀ノート”を見て計画を変更したのは確かで、心の推理ではターゲットは佐野。佐野が捕まって死刑になる事を望んでいるらしい。それならと佐野はみきおの誘いに乗って敵の陣地に単身乗り込んで行くのだが、この人も迂闊だから案の定黒幕にスタンガンでやられて気絶。 「で、次どうする?」と黒幕に聞いたみきおもスタンガンでやられてしまう。 何かどうもみきおは黒幕のシナリオ通りに演じているのではないかという気がして来た。これは想像だけど体育館で真っ先にすずを助けて得点を稼ぎ、佐野には正義の味方は僕一人でいいと言っていたみきおは、すずを好きで一人占めしたい、その気持ちを黒幕に利用されている? まあみきおがサイコパスっぽいのは間違いないとは思うけど。 予告では1977年の音臼村祭のチラシ、それが関係してるのかな? 小籔千豊刑事も出て来るし楽しみ。 演出=松木彩

No.165 20/03/03 23:35
匿名 

>> 157 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」8話まで終了。 究極の“私が正義”に取り憑かれてしまったのが香坂、共鳴したのが北見という解釈で宜しいの… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」9話まで終了。

何としても未犯の法制化を実現したい香坂は、志は違うが力を持っている公安の曽根崎と手を組み、テロ計画を立てそれを未然に防ぐという壮大な自作自演劇を予定していたが、途中でそれを誰かに乗っ取られ、香坂は犯人に気付いて阻止する為に一人で会いに行き射殺された。
乗っ取り犯は香坂の自殺した筈の弟だと、香坂は思っていた。

弟は父親にあの無差別殺人現場に一緒に連れて行かれ、加賀美に助けられたあの男の子だった。あの当時弟は5歳だから今は31歳。篠田でもギリギリおかしくはないか?
クラッカーの諏訪(松尾)と篠田が組んでいたのか、その辺はよく分からん。

でも香坂を射殺したのは門田という線もある。

これって、ちょいちょいワープして先の展開を見せていた意味ってあるのかな?
分かりにくくしていただけの様に思える。

SAT?だかを殴って逃げて、香坂殺しで曽根崎から逮捕指令を出された井沢。でも予告ではミハンメンバーと捜査してた(笑)


演出=品田俊介



  • << 174 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」10話まで終了。 今回でチョイ見せワープ映像の謎は全部回収した感じかな。その上でやっぱり分かりにくくしただけの様な気がする。 加賀美がやっと香坂の弟(水島歩)との関わりをミハンメンバーに打ち明けた。 歩に良かれと思って教えたプログラミングが怪物を育ててしまったという後悔。 幼い歩の写真をコンピューター解析して、歩は篠田だと特定した加々美。(うん、予想してた。でもあの顔から真宙くんってかなり無理筋) 篠田はワープの時は殺されていたと思ったのだが、実際は致命傷では無かったらしい。(呼吸器を付けて眠っているが予告では井沢と対峙していたっぽいから、もしかして狂言? で、やっぱり香坂を撃ったのは篠田みたいだね) そして再びあの強い傭兵も登場する。彼は今回曽根崎に雇われていたのか、それとも篠田になのか、その辺がよく分からない。 演出=小林義則

No.166 20/03/04 18:21
匿名 

>> 148 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」5話まで終了。 今回の有原の提案は地域医療ネットワークの構築。開業医から検査や入院が必要な患者… 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」6話まで終了。

追加融資を得る為に倉嶋が自信を持って米田副頭取に提出したER事業計画書だったが、米田は融資を断る。
その時の言葉「これには可能性を感じない。今は経済が縮小傾向。時流を読んで計画を立てる目が失われてしまった様だね」
元バンカーの倉嶋にとっては耳の痛い指摘だった。

リハビリを拒否する患者にてこずり担当を外して欲しいと悩む看護師に、看護部長(浅田美代子)が掛けた言葉「周囲を困らせる患者さんは本当は自分が一番困っているの」
この患者の言動から、退院後の生活不安を解消する為の“退院支援病棟”の併設を思い付く有原。

入口のERから出口の退院支援病棟まで、有原総合病院で一括して引き受けるという新たな事業計画に融資を決めた米田。
銀行の会議では反対意見が多数の中、形勢逆転の為に米田の放った言葉「これは未来を選択する決断です」

このドラマは台詞が上手い。心を打つ台詞が随所に散りばめられている。
ベタな展開でも引き込まれるのは、この台詞の作り込みの上手さが有るからなのだと思う。

融資は決まったのに肝心のER開設の認可が下りない。(米田の反対派の工作?)
そして何と米田が心臓発作?で倒れてしまう。

次回が最終回。どうなるのかな?

演出=宮脇亮



  • << 175 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」全7話終了。 米田副頭取はあのまま死去。田所によるM&A推進派の桐山が副頭取に昇進した為、融資打ち切りの通告を受ける。 一度は白旗を上げそうになる有原だったが、倉嶋は経営権を渡したら残るのは名前と建物だけ、理念を捨てるのなら事務長は続けられないと反発。ギクシャクする二人の間を取り持ったのは二人の妻。お互いの夫の状況をそれとなく耳に入れて上手くコントロール。短い描写だったけどこの演出は良かった。 倉嶋は長野の銀行からER開設を条件に越境融資を受けられる話を持って来る。 ただ桐山や田所の邪魔が入り、決定的な解決策が無いまま理事会に。万事休すという時に叔父さん登場。自分の土地を担保に融資を受けろと言ってくれる。 ああそういう展開にしたんだ。生前の米田が田所を調べていて、自分が行った会社も危うく吸収される所だったという話をした縁が有ったとはいえ、あの叔父さんがねえ…、何か肩透かし。(倉嶋の越境融資話は良かったけど) 最後は何かご都合主義的要素満載で米田有原倉嶋の理念派の勝利に終わり、まあ桐山をギャフンと言わせたのはスカッとしたけど、雑な印象は残ってしまい少し残念だったが、全体を通して見れば面白いドラマだった。 演出=宮脇亮

No.167 20/03/04 19:06
匿名 

>> 158 「10の秘密」7話まで終了。 前回『下手したら娘、自殺しちゃうよ?』って書いたけど、やっぱりああなるよね。それ位、由貴子の娘全否定の言… 「10の秘密」8話まで終了。

宇都宮と組んだ圭太。偽装建築の件を記事にして貰うべく、宇都宮が手配した記者に宇都宮の考えたシナリオ通りに話す圭太。
終わって喫茶店を出た道で宇都宮に電話をする毎度迂闊な圭太。案の定、長沼社長の犬となった磐城が見ていて早速ご報告。

迂闊にも宇都宮は外で菜七子と会い、こちらも翼に見られて圭太の知る所となる。(あんな露骨につけられているのに気付かない宇都宮って…)

菜七子はお金で男と一夜限りの遊びをする事で、過去に負った心の傷を麻痺させるという、とんでもない自己流の一種の治療を時々していたが、こちらも迂闊で外でお金を受け取る所を宇都宮に写真に撮られ、脅されていたからお金の在処を教えたと泣いて話す。

宇都宮は長沼に偽装建築の証拠を全て奪われ万事休す、と思ったら母殺人を追及してくる翼の言葉からピンと来て「切り札はまだ残っていた」
てことは、あの革靴の埃ををハンカチで払う男は長沼なんだな。元々長沼の癖で宇都宮も真似する様になったとか?

そしていよいよ向井理のイメージ向上作戦が始まった。何とあの迂闊な圭太がシナリオを書いて、由貴子にコンゲームを仕掛けたではないか!金はくれてやる!でも偽名パスポートは頂くぜ作戦は大成功。
それでもしぶとい由貴子は漁船みたいなのに乗って行っちゃった。
でもパスポート無しじゃ由貴子は日本から出られないキリッ と圭太がキメた途端、船が爆発、そして大爆発!

誰だあ、仕掛けたのは。
まさかの二本松だったりして。

演出=宝来忠昭

  • << 176 「10の秘密」9話まで終了。 由貴子の乗った船大爆破は自作自演の偽装工作だった。偽造パスポートを持っていれば、仙台由貴子は死んで白石久美子として旅立つ計算だったのね。(あれ?大金はどうしたんだろう) だけど新聞に顔写真も載って、爆破で行方不明って書かれているのに、変装もせずに空港ロビーを二本松と歩いているから、前の弁護士事務所の松島(迫田孝也)に見られちゃってる。元妻も迂闊なのね(笑) 翼の母と関係が有ったのはやっぱり長沼で、宇都宮が靴にうるさいのも長沼譲りだった。 別れ話をしていて激昂した彼女を振り払ったらどこかに頭をぶつけて倒れた。助けようとしたけど炎が迫って来ていたので、そのまま逃げた。ああ、これはその場では死んでないパターンだな。 長沼の口振りだと、この件にも由貴子が絡んでいる様なのだが。 長沼って会長の娘と結婚して、利益を結果を出さなきゃって偽装建築に手を染めた小心者なんだな、きっと。そして由貴子に足元を見られた。 ※圭太宅にパスポートを盗みに入り、見付けられない内に菜七子に見付かってしまった二本松。刃物を持っているのに菜七子にボコられて、意外に弱っちくてビックリ(笑) 演出=中西正茂

No.168 20/03/05 18:58
匿名 

>> 159 「知らなくていいコト」8話まで終了。 ケイトは乃十阿の子という記事が出て、編集部には問い合わせの電話が殺到、編集長はケイトに事実確認だ… 「知らなくていいコト」9話まで終了。

機転を利かせて乃十阿を自宅から連れ出し、自分のスタジオに匿った尾高。記者時代に鍛えた考え方も行動力も錆び付いていなかった。

事件に付いて乃十阿は何も話さないが、代わりに当時の弁護士・高村(平田満)が推測する“真相”が語られ、当時3歳だった乃十阿の息子が、自宅で母親がハーブティーを淹れるのを手伝っていた事の延長で、あの日も飲料タンクに毒草を淹れてしまい、それに後から気付いた乃十阿が息子に傷を残したくなくて身代わり犯人になったのではないかという事だった。
(殺人犯の息子として生きるのも大概だと思うが)
高村はケイトが実の娘なのかを聞いた時の乃十阿の否定の仕方で、逆に実の娘なのだと確信したとも言う。

(副社長の意向で)編集長から乃十阿の娘として手記を書く様に迫られているケイト。乃十阿の冤罪の可能性を追及すれば、元妻と息子が“知らなくていいコト”で苦しむ事になる。
そして尾高との事。予告ではプロポーズされていたが、あの日、妻子の姿を見てしまったケイトが素直に受けるのかどうか。

ケイトの二つの決断の行方は?

演出=塚本連平

※今日から文字数制限が400字も削減されたので、野中の事とか書けなくて残念。2レスに分けて書く程でもないしなあ。

  • << 177 「知らなくていいコト」全10話終了。① ケイトは乃十阿の息子(自分より1歳上)に会いにドイツまで行くが、妻子の姿を見て何も言えなくなってしまう。この時点でケイトが尾高と結ばれる事は無いなと確信した。 「乃十阿の真実を書け、書けないなら俺が書く」と鬼の形相で迫る編集長と振り切れないケイト。調査班の聞き込みから、乃十阿の妻が愛人の存在に気付き苦しんでいた事、キャンプに参加した隣家のスナップ写真に、ウォータータンクに何かを入れている乃十阿の息子が写っている事を知るケイトは迷い悩むが、尾高にも背中を押され書くと決める。 結局、社長のストップが掛かりボツになった記事。ケイトは乃十阿にゲラを読んで貰い、保管を断る乃十阿に代わって焚き火で燃やす。父が人生を賭けて秘匿した「息子が知らなくていいコト」は守られ、最後までケイトを実の娘とは認めなかった事で、乃十阿なりに自分の事を守ってくれていたのだとケイトは感じる。 尾高の妻は離婚に応じるが、まさかの息子を放置、親権も放棄して居なくなってしまう。尾高と妻の関係に付いては、わざとなのかという位語られなかったので、この妻の暴挙に関しては理解し難いのだが、もしかしたら「結婚は先着順のルールは守れ」という痛烈なしっぺ返しだったのかなとも思う。(まあ当時の乃十阿の妻の様に、苦しんだ末にという事なのだろうが) (次レスへ)

No.169 20/03/06 18:43
匿名 

>> 160 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」7話まで終了。 前回も今回も主役(東出)の出番が減った分、強行犯係や真島以外の検事の出番が増えて… 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」8話まで終了。

交番で保護した少女(渋谷南那)には虐待されたと思われる多数の打撲痕が有ったが、少女は何も話さず、後から交番を訪ねて来た母親(桜井ユキ)は虐待を強く否定する。

捜査の過程で家に出入りしていた男の存在が浮上すると、一転母親は自分が虐待したと認めるが、復元したLINEのやり取りから母娘共に男(桐山漣)から虐待されていたのではという疑惑が浮上。母親は認めない為、仲井戸とひかるはぬいぐるみの人形劇で少女の気持ちをほぐし、ぬいぐるみが喋る形で男から叩かれたという少女の証言を得る。
このアイディアとぬいぐるみに成りきった桐谷健太の声色演技が素晴らしかった。

男は新興半グレ集団のアタマと判明し、その捜査話は次回に持ち越された。
桜井ユキと子役の好演もあり、シリアスタッチの締まった内容で、今回もいい出来だった。

※私は東出くんの不倫とドラマは別物という考え方なので気にはならないのだが…。誰の意向なのか知らないが、真島(東出くん)の台詞でちょいちょい遊んでいるよね(笑)

演出=及川拓郎


  • << 179 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」全9話終了。 支部長から殺人事件の担当を任せて貰った真島は心に余裕が出来たのか、捜査会議で仲井戸の聴取能力を認め、テキパキと指示を出し、みなみから「検事らしくなりましたね」と言われてガッツポーズ。 最終回にしてようやく、共鳴しあう部分も盛り込んだバディ物として機能した感じだった。 何度か書いて来たがこのドラマの一つの魅力は、元ヤンチャ高校の教師だった仲井戸の、若者の懐に入って行く人懐っこさと本音を引き出す話術の上手さに有ると思う。 暴走してしまうのが玉に瑕だったが、仲間との連携も取れる様になり真島とも協力関係を築ける様になった。 第一シリーズではそこまでを描き、第二シリーズに繋げたかったんだろうなと思う。 自分だけが知らない目黒との結婚話に、ひかるがどう対処するのかとか、みなみも真島に惹かれて行くのかとか、バディの成長物語の他にも観てみたい部分は残して有るので、出来れば続編を作って欲しい。 東出が駄目なら別の役者で別のキャラを作り直すという手も有るが、そうなるとみなみのキャラが今ほどは生きて来なくなってしまうしなあ。 演出=本橋圭太

No.170 20/03/06 19:20
匿名 

>> 161 「アライブ がん専門医のカルテ」8話まで終了。 今回は小児癌を克服後、二度目の再発で入院して少し心が荒んでしまった高3の少年・和樹(萩… 「アライブ がん専門医のカルテ」9話まで終了。

今回は妊娠中に癌が再発した患者の話がメイン。凍結保存した最後の卵子を使って妊娠した子なので、その患者・小山内(山田真歩)は中絶を拒否する。
心と薫は28週で帝王切開で出産させ、そこから抗癌剤治療に切り替えるギリギリの治療を選択せざるを得ない。

一方、イタリアで倒れてしまった民代が病院に戻って来た。痛みを緩和するだけの終末期医療が始まる。凄味さえ感じさせる高畑淳子の死期が近付いた人間を演じる表現力。途中で以前の民代の映像が挟み込まれたのだが、その台詞の喋り方の違い、髪型・化粧も含めた表情の精気の違い、見事に演じ分けていて圧倒された。やっぱり凄いわ、この人。もう涙出っぱなしだった。

阿久津部長の「腫瘍内科は患者さんと向き合う時間が長い」という言葉も印象的だった。きっと寄り添いながらも流されないメンタルの強さも必要なんだろうなあ。

演出=水田成英


  • << 180 「アライブ がん専門医のカルテ」10話まで終了。 今回は癌の中でも発見が遅れたり、位置的にも手術にテクニックが必要な膵臓癌の患者の話。 弟(丸山智己)は兄を思って手術レベルの高い病院で手術をさせると言い、兄(相島一之)は弟が無理をしている事を知っていたが、黙って気持ちを受け止める。 一方、結城は祖父や母の病院経営のやり方に馴染めず今は地方の病院で勤務医をしている父の様な、患者第一の医者になりたいと思っていたが、母達にはずっと言えずにいた。だが意を決して母に「お父さんの様な医者になりたい」と伝えると、「お父さんはとってもいい医者よ、頑張ってね」と意外な言葉が返って来て驚く。 「家族の期待を過度に解釈してしまうが為のすれ違い」がそこには有った。 親の介護の為に会社を辞めた兄に勝手に負い目を感じ、仕事で報いなければと無理をし続けて来た弟。人の価値観はそれぞれなのに。 祖父は確かに病院の跡取りとして結城に期待をしていたが、母の気持ちにはまた別の面が有ったという事を感じ取れずに避けて逃げていた結城。 ラスト、何と薫の癌が再発。その前に心に唐突に部長の推薦で国立がん医療センターに出向する話があり、心もその気になりかけていた矢先の薫のカミングアウト。 「一緒に闘って欲しい」「もちろん」 今度は薫の治療でバディを組む事になるのか。 脚本=神田優 演出=石井裕介

No.171 20/03/07 19:15
匿名 

>> 163 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ10〉 「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」6話まで終了。 68会なる1968年生まれのアメリカ… 【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマ10〉
「ハムラアキラ/世界で最も不運な探偵」全7話終了。

前回『カナの割のいいバイトが68会絡みのおぞましい物で無い事を祈るけど。』と書いたのは、68会は狩猟を趣味にしているという描写が有ったからで、違う事を祈ったけどやっぱり…だった。

更におぞましいのは『美和は何かを知っちゃって父親に隔離されてる?』と書いたのだが、隔離どころか被り物で娘とは思っていなかった父親に、ゲームのターゲットとして撃ち殺されていた。

逃げ延びたら200万のゲームと謳ってカナの様な子を誘い、本当に撃つんだと知った時にはもう逃げられないという鬼畜の所業。
ぼんぼんばかりの68会の中で野中だけは叩き上げ。その野中が裏でぼんぼん達を牛耳る事に悦びを感じていた様な歪んだ関係性。

晶が殺人ゲームから一抜けしていた平に「自分の娘(ミチル)じゃなきゃ殺されてもいいって、見て見ぬふりをして来たんでしょ?」と一喝したり、岡田が山辺の脅しに屈せず、それならと自分に向けられた山辺の銃を撃ち落としたり、晶が大黒の足を刺して捕まえ、探しに来た野中を大黒が持っていた猟銃で頭を狙って脅したりとか、最後はわざと68メンバーを貶める描き方をして、バランスを取る演出をしていたと思う。民放じゃこの題材は無理だな。

晶はシシド・カフカの当たり役になりそう。

演出=大橋守

No.172 20/03/08 09:51
匿名 

>> 162 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」8話まで終了。 前回『※もうこれは上がり目は無いな、多分。』って書いたが、今回は一人の症例をじっ… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」9話まで終了。

部長の妻(里美=有森也実=東京ラブストーリーのさとみオマージュ?)の脳腫瘍の手術は難易度が高く、その為に部長は黒岩、西郡を自分の所に呼び寄せ妻を転院させた事が分かる。
つまり着地点がこういう事だったから、延々と珍しい厳しい症例ばかりを集め、着々とそれに対処して行く有能な医師達という体(てい)が必要だったという事なのか。

脳下を私物化した部長は辞表を出し、深山を後任に指名。「経営側に回れば第一線からは退く。空いた時間は家族に使え」と諭すが、深山は多分受けないだろう。(真実は一流脳外科医の深山を尊敬し憧れ始めているし、一緒に過ごす時間が重要な年齢はもう過ぎているから)
そして里美の手術が成功する事で部長留任か、又は全く別の医師を呼んで来るかになると予想。

今回は保が黒岩の実子ではない事が判明、女の元に戻る事に。思っていたよりも喪失感が大きい事に戸惑う黒岩。
以前、洗面台が一番怖いかなと黒岩が話した事を覚えていた保が、大事にしていた戦隊フィギュア5体を引き出しや洗濯機の中に一つ一つ置いて行った事に気付き、5体並べて涙するというシーンは良かった。

妻の願いで里美の手術を部長がするって、才能も有るし腕も落ちていないって事?何だかなあ…。

演出=佐久間紀佳

  • << 181 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」全10話終了。 最終回位、里美の手術一本に絞って、その後の深山の決心、真実の決心をもう少し丁寧に描いて欲しかった。 大体真実が何に苦しみ何から逃げていたのか、深山はそれを本当の所はどう受け止めていたのかも分からなかったし、受けないだろうと思っていた部長職を、手術もする部長として受けますという軽いノリ展開も、一線からは退き経営側に立つ事が必要だとする今出川の部長職解説とは整合せず、逆に深山が二刀流で行ける程度の役職なら、今出川は楽をしてたという事になる。 あと前回今出川が「私がやる」と言っていたのは手術の手技ではなかった。そうだよね、おかしいと思った。里美を安心させる為の方便だったみたいだけど、前回の台詞と演出に曖昧さが有った様な記憶が…。 それと今出川夫妻の娘が一度も顔を見せない(徹くんの症例に時間を割いた弊害)という荒っぽさも凄く気になった。 全体を観た感想は…、ショーケースにはきらびやかな物が沢山並んでいるけど、取り出す人間の扱い方は意外と雑でがっかり…みたいな心境かな。 演出=大塚恭司

No.173 20/03/08 23:01
匿名 

>> 164 「テセウスの船」7話まで終了。 加藤みきおは4歳で母親を亡くし、医師の父親も亡くして音臼村の祖母に引き取られ、その祖母も亡くなり隣町の… 「テセウスの船」8話まで終了。

うーん、もう前半はみきおに振り回され、おちょくられての繰り返しで隔靴掻痒半端ない。黒幕は車の運転が出来るという事位しか客観的には出て来ず、心の推理では「この村の人間」って言っているけど、心さんも迂闊な人だからなあ。

犯人側が“由紀ノート”を見て計画を変更したのは確かで、心の推理ではターゲットは佐野。佐野が捕まって死刑になる事を望んでいるらしい。それならと佐野はみきおの誘いに乗って敵の陣地に単身乗り込んで行くのだが、この人も迂闊だから案の定黒幕にスタンガンでやられて気絶。
「で、次どうする?」と黒幕に聞いたみきおもスタンガンでやられてしまう。

何かどうもみきおは黒幕のシナリオ通りに演じているのではないかという気がして来た。これは想像だけど体育館で真っ先にすずを助けて得点を稼ぎ、佐野には正義の味方は僕一人でいいと言っていたみきおは、すずを好きで一人占めしたい、その気持ちを黒幕に利用されている?
まあみきおがサイコパスっぽいのは間違いないとは思うけど。

予告では1977年の音臼村祭のチラシ、それが関係してるのかな?
小籔千豊刑事も出て来るし楽しみ。

演出=松木彩

  • << 182 「テセウスの船」9話まで終了。 新キャラ馬渕刑事(小籔千豊)は佐野と同僚だった時があり、馬鹿正直で正義感の強い佐野とはそりが合わず、憎んでさえいる様に見える。 佐野を殺人容疑で捕まえる迄嬉しそうに追い込んで行くが、馬渕はミスリード要員、馬渕の強引さに森刑事が一瞬嫌悪感を見せるシーンが有ったので、森刑事も犯人ではないと思う。 みきおを利用して佐野を陥れようとした黒幕は誰なのか? 予告で佐野が「お前だったのか」と言うシーンが有ったので、大人みきおと佐野は面識が無いから除外、自分より年配の校長や井沢(六平さん)を佐野はお前呼ばわりはしないと思うので、この二人も除外、同じく女にもお前呼ばわりはしないと思うので、木村さつきも除外、となると残るは12年前の音臼村祭で食中毒で母親が死んだ徳本(今野浩喜)と、未来で大人みきおに殺された田中(せいや)になるのだが。 勿論、“お前”が徳本or田中だというだけで、そのバックには校長、井沢、さつき達が連なっていたという事も、動機次第では有り得る。 駐在所のワープロに“駐在日誌”が保存されていて、(犯行に使われた)青酸カリは念のため裏庭に埋めたって書かれていたけど、佐野がそれを書いてわざわざ保存している事に疑いを持たない馬渕刑事が不思議。集団迂闊ドラマだから仕方ないか(笑) 演出=石井康晴

No.174 20/03/10 18:02
匿名 

>> 165 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」9話まで終了。 何としても未犯の法制化を実現したい香坂は、志は違うが力を持っている公安の曽根崎と手を組… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」10話まで終了。

今回でチョイ見せワープ映像の謎は全部回収した感じかな。その上でやっぱり分かりにくくしただけの様な気がする。

加賀美がやっと香坂の弟(水島歩)との関わりをミハンメンバーに打ち明けた。
歩に良かれと思って教えたプログラミングが怪物を育ててしまったという後悔。

幼い歩の写真をコンピューター解析して、歩は篠田だと特定した加々美。(うん、予想してた。でもあの顔から真宙くんってかなり無理筋)
篠田はワープの時は殺されていたと思ったのだが、実際は致命傷では無かったらしい。(呼吸器を付けて眠っているが予告では井沢と対峙していたっぽいから、もしかして狂言? で、やっぱり香坂を撃ったのは篠田みたいだね)

そして再びあの強い傭兵も登場する。彼は今回曽根崎に雇われていたのか、それとも篠田になのか、その辺がよく分からない。

演出=小林義則




  • << 183 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」全11話終了。 加賀美はどうやらミハンの構想をプログラミングでシステム化した人らしい。(知らなかったわあ。有能なホワイトハッカーを香坂がスカウトしたと当初は思っていた位だから)そして可愛がっていた篠田にミハンの構想を漏らし、プログラムを盗まれた。篠田は法で裁けない悪党を始末すると感謝される事に快感を覚え、犯罪を無くすという大義名分の下で、殺人マシーン化していった。 ミハンの法制化を強く願い、邪魔する者は実の姉でも迷わず殺す。 井沢の妻はミハンのテストケースが冤罪だった事を知り、それを井沢に伝えようとしたから阻止する為に母子共に殺し、町田もミハン法制化の邪魔になるので殺した。全部篠田の仕業だったって言われても、何かご都合主義で納得が行かない。 井沢は犯人を撃てないのは分かっていたから、何か井沢と篠田二人だけの対決シーンを長々と見せられても感動出来なかった。 傭兵里谷は曽根崎に雇われた後に篠田と知り合って、彼に共鳴しサポートしていたとの事。里谷の心情は理解出来たし、何より格闘が一人だけ別次元で格好良くて痺れた。 門田(粗品)って曽根崎の命令で動いて、吉岡の事をボコったりしていたけどお咎め無しだし、小田切も謹慎と言われて辞めますって言っていたのに、勝手に復帰していたし、その辺どうなってるんだ? 何か色々と雑なドラマだったな。 演出=石川淳一

No.175 20/03/10 18:38
匿名 

>> 166 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」6話まで終了。 追加融資を得る為に倉嶋が自信を持って米田副頭取に提出したER事業計画書だったが… 「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」全7話終了。

米田副頭取はあのまま死去。田所によるM&A推進派の桐山が副頭取に昇進した為、融資打ち切りの通告を受ける。

一度は白旗を上げそうになる有原だったが、倉嶋は経営権を渡したら残るのは名前と建物だけ、理念を捨てるのなら事務長は続けられないと反発。ギクシャクする二人の間を取り持ったのは二人の妻。お互いの夫の状況をそれとなく耳に入れて上手くコントロール。短い描写だったけどこの演出は良かった。

倉嶋は長野の銀行からER開設を条件に越境融資を受けられる話を持って来る。
ただ桐山や田所の邪魔が入り、決定的な解決策が無いまま理事会に。万事休すという時に叔父さん登場。自分の土地を担保に融資を受けろと言ってくれる。
ああそういう展開にしたんだ。生前の米田が田所を調べていて、自分が行った会社も危うく吸収される所だったという話をした縁が有ったとはいえ、あの叔父さんがねえ…、何か肩透かし。(倉嶋の越境融資話は良かったけど)

最後は何かご都合主義的要素満載で米田有原倉嶋の理念派の勝利に終わり、まあ桐山をギャフンと言わせたのはスカッとしたけど、雑な印象は残ってしまい少し残念だったが、全体を通して見れば面白いドラマだった。

演出=宮脇亮

No.176 20/03/11 00:04
匿名 

>> 167 「10の秘密」8話まで終了。 宇都宮と組んだ圭太。偽装建築の件を記事にして貰うべく、宇都宮が手配した記者に宇都宮の考えたシナリオ通りに… 「10の秘密」9話まで終了。

由貴子の乗った船大爆破は自作自演の偽装工作だった。偽造パスポートを持っていれば、仙台由貴子は死んで白石久美子として旅立つ計算だったのね。(あれ?大金はどうしたんだろう)
だけど新聞に顔写真も載って、爆破で行方不明って書かれているのに、変装もせずに空港ロビーを二本松と歩いているから、前の弁護士事務所の松島(迫田孝也)に見られちゃってる。元妻も迂闊なのね(笑)

翼の母と関係が有ったのはやっぱり長沼で、宇都宮が靴にうるさいのも長沼譲りだった。
別れ話をしていて激昂した彼女を振り払ったらどこかに頭をぶつけて倒れた。助けようとしたけど炎が迫って来ていたので、そのまま逃げた。ああ、これはその場では死んでないパターンだな。
長沼の口振りだと、この件にも由貴子が絡んでいる様なのだが。

長沼って会長の娘と結婚して、利益を結果を出さなきゃって偽装建築に手を染めた小心者なんだな、きっと。そして由貴子に足元を見られた。

※圭太宅にパスポートを盗みに入り、見付けられない内に菜七子に見付かってしまった二本松。刃物を持っているのに菜七子にボコられて、意外に弱っちくてビックリ(笑)

演出=中西正茂

  • << 184 「10の秘密」全10話終了。 前回の答え合わせとしては、由貴子は圭太がお金を取り戻しに来るのは想定していたから、予め空のスーツケースを用意して船に乗り、圭太の目の前で死んだと思わせる計画だった。パスポート狙いだったのは誤算だったと。 由貴子が火事に絡んでいたのは、逃げて来た顔に血の付いた長沼を見て顔に見覚えがあり、後で誰かが分かったから脅迫して顧問弁護士の地位を得た。 正しい道より上に昇る道を選んだ。 あの時、娘の火の不始末を警察に伝えようとした由貴子にストップを掛けた圭太。 貴女が隠そうとした事が私の背中を押した。 まあね、3歳の子の火の不始末なら親の責任、逃げた圭太も悪いし、それに乗じて長沼に取り入った由貴子も瞳から見れば同罪だ。 ラスト、由貴子とは朝7時に会う約束をして警察には夜7時と伝え、警察には分からない様に出て来たと圭太は言っていたが、そんな馬鹿な、そんな呑気な警察は無いわ。必ず圭太の行確をしているだろう。 長沼が最新の偽装の責任を全部被る事で宇都宮は元の役職に戻った。(長沼が燃やした手帳はダミーで宇都宮が追い込んだ)やっぱり宇都宮の勝ちだったな。 由貴子(恐喝と偽造パスポートで逃亡)も長沼(過失致死と過去の他の偽装建築と横領)も宇都宮(横領)も圭太(逃亡補助)も責任を取らない、逃げ得ドラマだった。 まあ突っ込みながら楽しめたけどね。 演出=三宅喜重

No.177 20/03/12 13:20
匿名 

>> 168 「知らなくていいコト」9話まで終了。 機転を利かせて乃十阿を自宅から連れ出し、自分のスタジオに匿った尾高。記者時代に鍛えた考え方も行動… 「知らなくていいコト」全10話終了。①

ケイトは乃十阿の息子(自分より1歳上)に会いにドイツまで行くが、妻子の姿を見て何も言えなくなってしまう。この時点でケイトが尾高と結ばれる事は無いなと確信した。
「乃十阿の真実を書け、書けないなら俺が書く」と鬼の形相で迫る編集長と振り切れないケイト。調査班の聞き込みから、乃十阿の妻が愛人の存在に気付き苦しんでいた事、キャンプに参加した隣家のスナップ写真に、ウォータータンクに何かを入れている乃十阿の息子が写っている事を知るケイトは迷い悩むが、尾高にも背中を押され書くと決める。

結局、社長のストップが掛かりボツになった記事。ケイトは乃十阿にゲラを読んで貰い、保管を断る乃十阿に代わって焚き火で燃やす。父が人生を賭けて秘匿した「息子が知らなくていいコト」は守られ、最後までケイトを実の娘とは認めなかった事で、乃十阿なりに自分の事を守ってくれていたのだとケイトは感じる。

尾高の妻は離婚に応じるが、まさかの息子を放置、親権も放棄して居なくなってしまう。尾高と妻の関係に付いては、わざとなのかという位語られなかったので、この妻の暴挙に関しては理解し難いのだが、もしかしたら「結婚は先着順のルールは守れ」という痛烈なしっぺ返しだったのかなとも思う。(まあ当時の乃十阿の妻の様に、苦しんだ末にという事なのだろうが)


(次レスへ)

No.178 20/03/12 13:46
匿名 

>> 177 「知らなくていいコト」全10話終了。②

何れにしても、母と自分の存在が乃十阿の妻を苦しめていたと知ったケイトには、どんなに愛していても尾高の妻子から尾高を奪う選択肢は無かった。
それなのに…どこまでも間が悪い二人。

3年後、編集長は局長、黒川が編集長、ケイトがデスク、そして愛花はケイトの特集班にちゃっかり異動していた(笑)

闇落ち野中は退社した時の予言通りベストセラーを書き芥川賞作家に。退社前に亀と会話をしていた時には完全に病んでる演出だったので、このV字復活には疑問も残るが、まあ最後の最後で忖度なのかなと(笑)

全体としての評価は、イーストの記者を生かし切れていなかった序盤の出来はイマイチだったが、岩谷編集長が前面に出て来ると同時に各記者が生き生きと動き出し、ケイトの有能さも印象付けられた後半は、お仕事ドラマとしても、人間ドラマとしても面白かった。

演出=狩山俊輔

No.179 20/03/14 16:11
匿名 

>> 169 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」8話まで終了。 交番で保護した少女(渋谷南那)には虐待されたと思われる多数の打撲痕が有ったが、少… 「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」全9話終了。

支部長から殺人事件の担当を任せて貰った真島は心に余裕が出来たのか、捜査会議で仲井戸の聴取能力を認め、テキパキと指示を出し、みなみから「検事らしくなりましたね」と言われてガッツポーズ。
最終回にしてようやく、共鳴しあう部分も盛り込んだバディ物として機能した感じだった。

何度か書いて来たがこのドラマの一つの魅力は、元ヤンチャ高校の教師だった仲井戸の、若者の懐に入って行く人懐っこさと本音を引き出す話術の上手さに有ると思う。
暴走してしまうのが玉に瑕だったが、仲間との連携も取れる様になり真島とも協力関係を築ける様になった。

第一シリーズではそこまでを描き、第二シリーズに繋げたかったんだろうなと思う。
自分だけが知らない目黒との結婚話に、ひかるがどう対処するのかとか、みなみも真島に惹かれて行くのかとか、バディの成長物語の他にも観てみたい部分は残して有るので、出来れば続編を作って欲しい。

東出が駄目なら別の役者で別のキャラを作り直すという手も有るが、そうなるとみなみのキャラが今ほどは生きて来なくなってしまうしなあ。

演出=本橋圭太




No.180 20/03/14 16:51
匿名 

>> 170 「アライブ がん専門医のカルテ」9話まで終了。 今回は妊娠中に癌が再発した患者の話がメイン。凍結保存した最後の卵子を使って妊娠した子な… 「アライブ がん専門医のカルテ」10話まで終了。

今回は癌の中でも発見が遅れたり、位置的にも手術にテクニックが必要な膵臓癌の患者の話。
弟(丸山智己)は兄を思って手術レベルの高い病院で手術をさせると言い、兄(相島一之)は弟が無理をしている事を知っていたが、黙って気持ちを受け止める。

一方、結城は祖父や母の病院経営のやり方に馴染めず今は地方の病院で勤務医をしている父の様な、患者第一の医者になりたいと思っていたが、母達にはずっと言えずにいた。だが意を決して母に「お父さんの様な医者になりたい」と伝えると、「お父さんはとってもいい医者よ、頑張ってね」と意外な言葉が返って来て驚く。

「家族の期待を過度に解釈してしまうが為のすれ違い」がそこには有った。
親の介護の為に会社を辞めた兄に勝手に負い目を感じ、仕事で報いなければと無理をし続けて来た弟。人の価値観はそれぞれなのに。
祖父は確かに病院の跡取りとして結城に期待をしていたが、母の気持ちにはまた別の面が有ったという事を感じ取れずに避けて逃げていた結城。

ラスト、何と薫の癌が再発。その前に心に唐突に部長の推薦で国立がん医療センターに出向する話があり、心もその気になりかけていた矢先の薫のカミングアウト。
「一緒に闘って欲しい」「もちろん」
今度は薫の治療でバディを組む事になるのか。

脚本=神田優 演出=石井裕介

  • << 185 「アライブ がん専門医のカルテ」全11話終了。 薫の乳癌が再発し骨転移した。患者と同じ場所で抗癌剤治療を受けていた為、佐倉や、薫が執刀予定の食道癌患者・橘(三田寛子)にも見られてしまうが、薫は意に介さずありのままの姿で彼女達に接する。 癌は特別な病気ではない、共存出来る病気だという事を、明るくサバサバと体現し周囲に見せて行く薫。そしてがんセンター行きをペンディングして支える心。 抗癌剤が合わず体力が落ち橘のオペから外され、画面越しに見る手術に合わせて手を動かすエア手術、成功を確認して満足気な表情の薫に泣けたし、丸坊主でベッドに横たわる弱り切った薫を見て、廊下で肩を震わせ静かに泣く心の姿を背中のロングショットで撮ったシーンにも泣けた。 夏樹は腫瘍内科、結城は消化器外科に進み、結城は佐倉と付き合い始める。 一気に3年が過ぎ心はがんセンターで忙しく働き、薫の消息だけが出て来なかったから不安を掻き立てられたが、手術をする薫の姿が映し出され、髪も少し伸びていて一安心。 最後はいつも心が深呼吸をしていた屋上?テラスみたいな場所で、腫瘍が消えた事を全身で喜び合う二人の姿の静止画で終わった。こういう終わり方で良かった。ほっとした。 心が居たから優しい時間が流れていた。薫が居たから前向きに生きる強さが伝わって来た。バディ…終わってみれば凸凹の二人にぴったりの言葉だった。 演出=高野舞

No.181 20/03/14 23:32
匿名 

>> 172 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」9話まで終了。 部長の妻(里美=有森也実=東京ラブストーリーのさとみオマージュ?)の脳腫瘍の手術… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」全10話終了。

最終回位、里美の手術一本に絞って、その後の深山の決心、真実の決心をもう少し丁寧に描いて欲しかった。

大体真実が何に苦しみ何から逃げていたのか、深山はそれを本当の所はどう受け止めていたのかも分からなかったし、受けないだろうと思っていた部長職を、手術もする部長として受けますという軽いノリ展開も、一線からは退き経営側に立つ事が必要だとする今出川の部長職解説とは整合せず、逆に深山が二刀流で行ける程度の役職なら、今出川は楽をしてたという事になる。

あと前回今出川が「私がやる」と言っていたのは手術の手技ではなかった。そうだよね、おかしいと思った。里美を安心させる為の方便だったみたいだけど、前回の台詞と演出に曖昧さが有った様な記憶が…。
それと今出川夫妻の娘が一度も顔を見せない(徹くんの症例に時間を割いた弊害)という荒っぽさも凄く気になった。

全体を観た感想は…、ショーケースにはきらびやかな物が沢山並んでいるけど、取り出す人間の扱い方は意外と雑でがっかり…みたいな心境かな。

演出=大塚恭司

No.182 20/03/16 19:22
匿名 

>> 173 「テセウスの船」8話まで終了。 うーん、もう前半はみきおに振り回され、おちょくられての繰り返しで隔靴掻痒半端ない。黒幕は車の運転が出来… 「テセウスの船」9話まで終了。

新キャラ馬渕刑事(小籔千豊)は佐野と同僚だった時があり、馬鹿正直で正義感の強い佐野とはそりが合わず、憎んでさえいる様に見える。
佐野を殺人容疑で捕まえる迄嬉しそうに追い込んで行くが、馬渕はミスリード要員、馬渕の強引さに森刑事が一瞬嫌悪感を見せるシーンが有ったので、森刑事も犯人ではないと思う。

みきおを利用して佐野を陥れようとした黒幕は誰なのか?
予告で佐野が「お前だったのか」と言うシーンが有ったので、大人みきおと佐野は面識が無いから除外、自分より年配の校長や井沢(六平さん)を佐野はお前呼ばわりはしないと思うので、この二人も除外、同じく女にもお前呼ばわりはしないと思うので、木村さつきも除外、となると残るは12年前の音臼村祭で食中毒で母親が死んだ徳本(今野浩喜)と、未来で大人みきおに殺された田中(せいや)になるのだが。
勿論、“お前”が徳本or田中だというだけで、そのバックには校長、井沢、さつき達が連なっていたという事も、動機次第では有り得る。

駐在所のワープロに“駐在日誌”が保存されていて、(犯行に使われた)青酸カリは念のため裏庭に埋めたって書かれていたけど、佐野がそれを書いてわざわざ保存している事に疑いを持たない馬渕刑事が不思議。集団迂闊ドラマだから仕方ないか(笑)

演出=石井康晴

  • << 187 「テセウスの船」全10話終了。 黒幕は田中正志(せいや)だった。 毒キノコを入れてしまったのは正志の母で、正志は佐野が点数稼ぎの為に母を捕まえたと思い込んでいたが、実際は事故で処理をしようとしていたのに、正志の父親が風紀の乱れを心配し誰が入れたのか調べろと言うからそうしたら、皮肉な事に正志の母親が張本人だった。正志はその事を知らない。 母は離縁され正志と妹の為に必死に働き病死、妹はイジメられ自殺した。 父親が体を壊して嫌々村に戻って来た正志は、佐野に「家族は大切にしろよ」と声を掛けられて、「俺の家族を壊したくせに」と復讐のスイッチが入ったらしいが、それはまあ分かるとして、佐野が田中家の過去を忘れていたというのが解せないし、その辺がどうもすっきりしなかった。 あと相変わらずこのドラマはミスリードが好きで、何あの校長と息子の匂わせ。 さつきには妊娠堕胎した哀しい過去が有り、みきおに異常に肩入れしていたというのはまあいいけどさあ。 タイムスリップした心さんは正志に刺されて死に、和子が産んだ心が成長し由紀と出会って結婚・妊娠し、その報告で家族が集まるシーンがラストだった。榮倉奈々の老けメイクが、幸せに老いたからか前の時より改善されていて何よりだった。 うーん、黒幕は誰だで引っ張る力は有ったけど、ラスト2話は何か説得力には欠けたなという印象だな。 演出=石井康晴

No.183 20/03/17 19:02
匿名 

>> 174 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」10話まで終了。 今回でチョイ見せワープ映像の謎は全部回収した感じかな。その上でやっぱり分かりにくくし… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」全11話終了。

加賀美はどうやらミハンの構想をプログラミングでシステム化した人らしい。(知らなかったわあ。有能なホワイトハッカーを香坂がスカウトしたと当初は思っていた位だから)そして可愛がっていた篠田にミハンの構想を漏らし、プログラムを盗まれた。篠田は法で裁けない悪党を始末すると感謝される事に快感を覚え、犯罪を無くすという大義名分の下で、殺人マシーン化していった。
ミハンの法制化を強く願い、邪魔する者は実の姉でも迷わず殺す。

井沢の妻はミハンのテストケースが冤罪だった事を知り、それを井沢に伝えようとしたから阻止する為に母子共に殺し、町田もミハン法制化の邪魔になるので殺した。全部篠田の仕業だったって言われても、何かご都合主義で納得が行かない。

井沢は犯人を撃てないのは分かっていたから、何か井沢と篠田二人だけの対決シーンを長々と見せられても感動出来なかった。

傭兵里谷は曽根崎に雇われた後に篠田と知り合って、彼に共鳴しサポートしていたとの事。里谷の心情は理解出来たし、何より格闘が一人だけ別次元で格好良くて痺れた。

門田(粗品)って曽根崎の命令で動いて、吉岡の事をボコったりしていたけどお咎め無しだし、小田切も謹慎と言われて辞めますって言っていたのに、勝手に復帰していたし、その辺どうなってるんだ?
何か色々と雑なドラマだったな。

演出=石川淳一

No.184 20/03/19 18:45
匿名 

>> 176 「10の秘密」9話まで終了。 由貴子の乗った船大爆破は自作自演の偽装工作だった。偽造パスポートを持っていれば、仙台由貴子は死んで白石久… 「10の秘密」全10話終了。

前回の答え合わせとしては、由貴子は圭太がお金を取り戻しに来るのは想定していたから、予め空のスーツケースを用意して船に乗り、圭太の目の前で死んだと思わせる計画だった。パスポート狙いだったのは誤算だったと。

由貴子が火事に絡んでいたのは、逃げて来た顔に血の付いた長沼を見て顔に見覚えがあり、後で誰かが分かったから脅迫して顧問弁護士の地位を得た。
正しい道より上に昇る道を選んだ。
あの時、娘の火の不始末を警察に伝えようとした由貴子にストップを掛けた圭太。
貴女が隠そうとした事が私の背中を押した。
まあね、3歳の子の火の不始末なら親の責任、逃げた圭太も悪いし、それに乗じて長沼に取り入った由貴子も瞳から見れば同罪だ。

ラスト、由貴子とは朝7時に会う約束をして警察には夜7時と伝え、警察には分からない様に出て来たと圭太は言っていたが、そんな馬鹿な、そんな呑気な警察は無いわ。必ず圭太の行確をしているだろう。

長沼が最新の偽装の責任を全部被る事で宇都宮は元の役職に戻った。(長沼が燃やした手帳はダミーで宇都宮が追い込んだ)やっぱり宇都宮の勝ちだったな。

由貴子(恐喝と偽造パスポートで逃亡)も長沼(過失致死と過去の他の偽装建築と横領)も宇都宮(横領)も圭太(逃亡補助)も責任を取らない、逃げ得ドラマだった。
まあ突っ込みながら楽しめたけどね。

演出=三宅喜重

No.185 20/03/21 23:10
匿名 

>> 180 「アライブ がん専門医のカルテ」10話まで終了。 今回は癌の中でも発見が遅れたり、位置的にも手術にテクニックが必要な膵臓癌の患者の話。… 「アライブ がん専門医のカルテ」全11話終了。

薫の乳癌が再発し骨転移した。患者と同じ場所で抗癌剤治療を受けていた為、佐倉や、薫が執刀予定の食道癌患者・橘(三田寛子)にも見られてしまうが、薫は意に介さずありのままの姿で彼女達に接する。
癌は特別な病気ではない、共存出来る病気だという事を、明るくサバサバと体現し周囲に見せて行く薫。そしてがんセンター行きをペンディングして支える心。

抗癌剤が合わず体力が落ち橘のオペから外され、画面越しに見る手術に合わせて手を動かすエア手術、成功を確認して満足気な表情の薫に泣けたし、丸坊主でベッドに横たわる弱り切った薫を見て、廊下で肩を震わせ静かに泣く心の姿を背中のロングショットで撮ったシーンにも泣けた。

夏樹は腫瘍内科、結城は消化器外科に進み、結城は佐倉と付き合い始める。
一気に3年が過ぎ心はがんセンターで忙しく働き、薫の消息だけが出て来なかったから不安を掻き立てられたが、手術をする薫の姿が映し出され、髪も少し伸びていて一安心。

最後はいつも心が深呼吸をしていた屋上?テラスみたいな場所で、腫瘍が消えた事を全身で喜び合う二人の姿の静止画で終わった。こういう終わり方で良かった。ほっとした。
心が居たから優しい時間が流れていた。薫が居たから前向きに生きる強さが伝わって来た。バディ…終わってみれば凸凹の二人にぴったりの言葉だった。

演出=高野舞

No.186 20/03/22 10:39
匿名 

>> 145 【ここまでの短評】 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「僕はどこから」6話まで終了。 前回、薫の特殊な才能に賭けて… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「僕はどこから」全11話終了。

山田は駿が死んだ事で昔の感情を思い出し、何もかもがどうでも良くなった様な感情に囚われたのか、桐原刑事に4千万を投げ出し、全ての事を自分一人でやりお前一人で挙げた事にしろ(魂を売れ)と迫る。

玲の文字列から居場所を読み解いた薫は権堂に連絡、会長に引き渡し、会長は井上からIR利権の独占権を得る。

玲の母も井上家に嫁ぎ、プレッシャーから学歴お化けになってしまった、ある意味被害者。
「僕は死ぬ事さえ(母親に)否定された」と言う玲に薫が言った言葉「どうして生きている事を肯定してくれたと思わないんですか?」どう受け取るかで人生が変わってしまう事もある。
「僕らは最初から僕らの中にいるんです」
そう誰のせいでも無い、自分自身の選択なのだ。

智美は玲を通して約束の2千万を薫に渡し、愛する妹を竹内家に託す。危険な自分との関係を絶つ事と、薫の母親も含めた生活で擬似家族の経験をさせたかったからなのかな?
そして薫は自分の言葉で文章が書ける様になり、どんどん筆が進み一編を書き上げる。

独特な世界観で有り得ない部分も多々有るのだが、薫と智美の高校時代に通じ合えた嘘の無い、お互いを信じ合える関係が最後まで貫かれていた事が作品の浄化に繋がって、視聴後に清々しささえ覚えたのか、そんな気がする。

演出=瀧悠輔


No.187 20/03/23 00:20
匿名 

>> 182 「テセウスの船」9話まで終了。 新キャラ馬渕刑事(小籔千豊)は佐野と同僚だった時があり、馬鹿正直で正義感の強い佐野とはそりが合わず、憎… 「テセウスの船」全10話終了。

黒幕は田中正志(せいや)だった。

毒キノコを入れてしまったのは正志の母で、正志は佐野が点数稼ぎの為に母を捕まえたと思い込んでいたが、実際は事故で処理をしようとしていたのに、正志の父親が風紀の乱れを心配し誰が入れたのか調べろと言うからそうしたら、皮肉な事に正志の母親が張本人だった。正志はその事を知らない。
母は離縁され正志と妹の為に必死に働き病死、妹はイジメられ自殺した。

父親が体を壊して嫌々村に戻って来た正志は、佐野に「家族は大切にしろよ」と声を掛けられて、「俺の家族を壊したくせに」と復讐のスイッチが入ったらしいが、それはまあ分かるとして、佐野が田中家の過去を忘れていたというのが解せないし、その辺がどうもすっきりしなかった。

あと相変わらずこのドラマはミスリードが好きで、何あの校長と息子の匂わせ。
さつきには妊娠堕胎した哀しい過去が有り、みきおに異常に肩入れしていたというのはまあいいけどさあ。

タイムスリップした心さんは正志に刺されて死に、和子が産んだ心が成長し由紀と出会って結婚・妊娠し、その報告で家族が集まるシーンがラストだった。榮倉奈々の老けメイクが、幸せに老いたからか前の時より改善されていて何よりだった。

うーん、黒幕は誰だで引っ張る力は有ったけど、ラスト2話は何か説得力には欠けたなという印象だな。

演出=石井康晴

No.188 20/03/25 21:29
匿名 

>> 136 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「伝説のお母さん」(NHK)脚本=玉田真也 他 出演=前田敦子、玉置玲央、井之脇海、MEGUM… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「伝説のお母さん」全8話終了。

RPGとドラマの融合という斬新なアイディアで、人間界と魔界の戦いを描いているのだが、そこに「保育園が足りない!」という人間界の切実な社会問題を絡めた、コメディベースのファンタジー。

身勝手で成長しない人間界の国王に対し、人間界をよく観察し、魔界に保育園を作って人間界の勇者を勧誘したり、メイ達パーティーのメンバーの弱点をそれぞれ言葉で責めて戦意喪失させたりと、魔王の方が一枚も二枚も上手で魅力的だった。大地真央が凛々しさの中にも可愛らしさのある魔王を好演していた。

育児も家事も妻のメイ任せで何もしない出来ないダメ夫のモブが、最後には父親としての自覚が芽生え、拙いながらも家事育児をする様になりハッピーエンドだったのは良かった。

※母親をキーワードに魔王から言葉責めを受けたメイが、一度は倒れるが直ぐに立ち上がり「これくらいの言葉、夫で慣れましたからッ!」とやり返したのには笑った。

※子持ちになった前田敦子だから出せる雰囲気みたいなものも有ったし、メイははまり役だったと思う。

演出=村橋直樹

No.189 20/03/28 09:47
匿名 

「2020冬ドラマのまとめ①」

1位「病院の治しかた」
個別レス参照。
全7話なので物足りない部分も有ったが、院長と事務長が信頼し合い互いの足りない部分を補い合って、大きな目標に立ち向かって行く様が小気味良く描かれていて、観ていて爽快感が味わえたし心地よかった。

2位「アライブ」
個別レス参照。
一番心を突き動かされたのはこの作品なのだが、それは医療過誤が解決してからの事であり、そこまでのバランスの悪さがどうしても引っ掛かった為この位置にした。

3位「テセウスの船」
個別レス参照。
「知らなくていいコト」と迷ったが、突っ込みどころ満載ながら、最初から最後まで次が観たくなるという作りに徹した点を評価して、こちらを選択した。

【他にハマった作品】
「女子高生の無駄づかい」
第1話が最高の出来で当初はかなりハマったが、6話迄毎回脚本家が替わる事が影響したのか、段々笑いの質が変わって行き、当初の様なリズム感で押し通す単純だけど独特な笑いを創出する作りが保てなかったのは残念だった。

【今期の演技MIP】
「アライブ」の木村佳乃。役に取り組む覚悟の様な物を感じたし、薫役が恐らく彼女の女優としてのターニングポイントになるのではと感じたので選んだ。

※民放のみ。続編、シリーズ物、深夜ドラマは順位評価から除外。

No.190 20/03/28 09:54
匿名 

「2020冬ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「テセウスの船」13.3
「トップナイフ」11.3
「絶対零度ミハン」9.9
「ケイジとケンジ」9.8
「知らなくていいコト」9.5
「駐在刑事2」7.4
「アライブ」7.0
「10の秘密」6.9
「病院の治しかた」6.7
「女子高生の無駄づかい」3.7


※地上波民放のみ。2クール以上のドラマ、深夜ドラマは除く。

※視聴率は関東地区。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

No.191 20/03/28 09:58
匿名 

2020年冬ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

テセウスの船/+4.7
駐在刑事2/+1.9
10の秘密/+1.2


(注)自分が全話視聴済みのドラマで、民放プライムタイムの1クールドラマのみ対象

No.192 20/04/05 11:45
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈木曜ドラマF〉
「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(ytv)脚本=泉澤陽子 他 出演=新川優愛、町田啓太、中村ゆりか、神尾楓珠、片筧美和子、大西礼芳、徳永えり、戸田菜穂、小池徹平 他

丘上あいの漫画原作。

不倫と片想いの連鎖みたいな感じなのかな?今のところは主人公(爽=新川優愛)だけは“正義”みたいな扱いなので、そこは韓ドラ色調。

台詞で登場人物のプロフィールを一々説明&新川優愛のナレーションでも説明、標準装備みたいな演出で、うわッと思いながら観ていたのだが、途中から深夜にこの分かりやすさは有りなのかなと思い始めた。

ながら見して時々突っ込んでみたいな?
取り敢えず次も観てみよう。

演出=河原遥


  • << 262 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」4話まで終了。(3話まで放送して休止、6/25再開) 一真の子供って結婚していた時の子供だった。DV父に言いなりの母、親に押し付けられた、従順で母を思い起こさせる所が嫌いな妻と枷になる子供、仕事、何もかも捨てて再就職し、知り合った爽と結婚した。 って、爽は戸籍を見なかったんか~い。 直ぐに女に逃げる一真、既婚なので節度を保てる秋山。そりゃ、秋山の方がいいわな。(高校時代秋山を認めなかった母親。あんなシーン有ったっけ?) 爽は皮肉な事に今、妊娠? そして若菜、やっぱり一真と繋がっていた。只の同級生に筧美和子を使う訳無いよなあって、誰だって思うよね。 今までのキスシーンを何度も挿入してたけど、もうあんなシーン暫くは撮れないんだろうな。今のドラマだと観る方も気になってしまうし。 脚本=三浦希紗 演出=林雅貴

No.193 20/04/05 12:21
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」(NHK・テイクファイブ)脚本=あべ美佳 出演=千葉雄大、伊藤沙莉、桐山漣、入山杏奈、神尾楓珠、戸田恵子(紫式部の声)、小手伸也 他

えすとえむの漫画原作。

色男の光源氏が現代にタイムスリップして来たら…。
それも、極々平均的な彼氏なしOLの部屋に迷い込んで来たらという、まあそれほど突飛では無いが、世の中の平均的な女子を心地よくさせる効果は抜群の設定をまず評価したい。

捨てられた子犬が見上げて来る様な純粋無垢を感じさせる目が、図らずも現代を彷徨う事になってしまった光源氏を演ずるのにぴったりな千葉雄大と、平凡な感じを100%体現出来て、どこか可愛くどこか物悲しさを出せる、沙織役の伊藤沙莉がはまり役。

人前では絶対に取らない烏帽子が部屋の鴨居に引っ掛かって、慌てて押さえたのには笑ったけど、こういう小ネタがどこまで出せるのか楽しみでもある。

感情が昂ると自然に歌を詠む光源氏にスマホを与え、SNSに和歌をUPさせると“いいね!”の嵐(笑)
光源氏も沙織も、まだ完全には事態が飲み込めてはいない様な中で、成り行きで始まった源氏の居候生活。
どんな感じに展開して行くのか楽しみだ。

演出=小中和哉

  • << 195 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」2話まで終了。 沙織の妹詩織(入山杏奈)の真紅系のネイルを見て驚き、~散ることもなき 爪紅の花~と歌を詠む光源氏が素敵。 烏帽子が鴨居にぶつからぬ様に膝を少し曲げて通る事を覚え、テレビドラマの女優を見て、「女人が板に閉じ込められている」と涙を流す光源氏。 髪を切った女性は尼僧という認識しか無く、沙織の事も親切な尼僧が助けてくれたのだと思っていた光。普通の女人だと分かると、何故沙織殿の元には通って来る男が居ないのかと聞いて沙織をキレさせ、追い出されてしまう。 前日の光の朝帰りは「和歌教室」という名のカラオケの集まりだった事も分かり、誤解の解けた沙織は光を迎えに行き連れ帰る。 無意識の内に朝帰りは女が居るからと決め付けて嫉妬をしていた沙織と、沙織は尼ではないと悟った光との間に、何か進展は有るのかな?次も楽しみだ。 演出=小中和哉

No.194 20/04/09 13:41
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」(TX・ジェイストーム・製作委員会)脚本=政池洋祐 他 出演=増田貴久、比嘉愛未、葉山奨之、小松利昌、松川星、森岡正虎、古舘寛治 他

森本祥司の書籍原作。

CXの「ザ・ノンフィクション」で観た事がある、実在のなんもしない人が書いた書籍(ノンフィクションなのかな?)の連ドラ化作品。

冒頭の『喫茶店でクリームソーダを一緒に飲んで欲しい』という中年男性の依頼とかは、いかにもなんもしない人(森山=増田)に相応しい話だったが、メインの大宮(志田未来)の依頼と掘り下げ方は普通のドラマみたいで、何だかなあって感じだった。

だったのだが、契約を切られ夢破れた大宮が勤めていた出版社の正社員・神林(葉山)やまりあ(松川)は継続出演し、森山に雑誌(ホームレス救済事業雑誌=以前にリアルでも話題になったなあ)を売り付ける男(金田=古舘)も登場した事で、出版社がキーワードになる事の振りだったのかなと考えると、まあ悪くはなかったかなと。

※「ザ・ノンフィクション」だと、交通費はお札でハイッじゃなくて、1円の単位まで正確に言って出して貰っていたと思う。Twitterで話題になっていた頃は「いいね!」の嵐だったけど、書籍を出してからはアンチも増えて色々有ったみたいなのだが、その辺りも描くみたいだね。

演出=草野翔吾


  • << 199 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」2話まで終了。 なるほど、冒頭に一つ「こんななんもしない人やりました」というのをさらっと見せて、次の案件は深掘りするというスタイルなのね。 さらっとの方の、焼き肉食べ放題に女一人では行きにくいし、友達と行くと喋ってる時間が勿体無い、レンタルさんなら丁度いいというのは凄く説得力が有った。 深掘りの方の「仕事でトラブって会社に行きにくいから出社に着いて来て欲しい」というのも、岡山天音の“らしい演技”と相まって良かったし、彼の苦悩に重ねて森山が入社3年で教材会社を辞めた過去を思い出すという流れも自然で良かった。 今は貯金で暮らしている設定なのね。 あんな腹の括り方が出来る奥さんは中々居ないだろうなとは思うけど、一切笑わなくなって思い詰めてこの人死ぬんじゃないかと思ったら、解放してあげるのが最良の選択なんだろうな。 今回は色々と考えさせられた。 演出=草野翔吾

No.195 20/04/12 16:32
匿名 

>> 193 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」(NHK・テイクファイブ)脚本=あべ美佳 出演=千葉雄大、伊藤沙莉、桐… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」2話まで終了。

沙織の妹詩織(入山杏奈)の真紅系のネイルを見て驚き、~散ることもなき 爪紅の花~と歌を詠む光源氏が素敵。
烏帽子が鴨居にぶつからぬ様に膝を少し曲げて通る事を覚え、テレビドラマの女優を見て、「女人が板に閉じ込められている」と涙を流す光源氏。

髪を切った女性は尼僧という認識しか無く、沙織の事も親切な尼僧が助けてくれたのだと思っていた光。普通の女人だと分かると、何故沙織殿の元には通って来る男が居ないのかと聞いて沙織をキレさせ、追い出されてしまう。

前日の光の朝帰りは「和歌教室」という名のカラオケの集まりだった事も分かり、誤解の解けた沙織は光を迎えに行き連れ帰る。

無意識の内に朝帰りは女が居るからと決め付けて嫉妬をしていた沙織と、沙織は尼ではないと悟った光との間に、何か進展は有るのかな?次も楽しみだ。

演出=小中和哉

  • << 201 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」3話まで終了。 和歌のオフ会が若い女性ばかりでちょっと嫉妬?の沙織。 光は初めて味わうスイーツに感動してバクバク食べまくり明らかに太り始める。 わざとなんだと思うけど頬に何かを詰め、腹にも何かを巻いてデブを演出する古典的手法を取ったのはまあいいが、それで物を食べるから口の中はどうなっているのかばかりが気になり、話に集中出来なかった。 光のダイエットに付き合い、あの時代に戻りたいと望む光の気持ちに添い、協力する沙織の気持ちが健気で切なかった。 本当にこの二人は適役だわ。 次回からいよいよ頭中将が登場。セクシーな桐山漣がどんな風に演じるのか楽しみ。 演出=田中論

No.196 20/04/12 17:08
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」(東海テレビ・ケイファクトリー)脚本=小松江里子 出演=羽田美智子、泉里香、北香那、中尾暢樹、ブラザートム、光浦靖子、中村俊介、松原智恵子、天野ひろゆき 他

小松江里子のオリジナル作品。

1年前に彗星が地球に衝突する事が分かり、それから半年後の日本という設定。
あと半年の命だから、変わらない生活をしようという門倉家の様な家族もいれば、伊勢神宮の側に疎開すれば助かるかもしれないと神にすがる家族もいる。

ウチの家族は仲が良く幸せと思っていた門倉和彦(天野ひろゆき)は、妻・久美子(羽田美智子)から、初恋の同級生の元に行くと突然告げられ呆然とする。
しかし直ぐに戻って来て土下座で謝る妻を許す和彦だったが、何と妻は二股を掛けていた!

次女にはバレて問い詰められた久美子の言い分が凄かった。「一つじゃダメなの、両方欲しいの。」「アレが来るのよ?欲しい物は全て手に入れる。それが家族と純愛なのよ」

隕石による人類滅亡を前にして、諦めや建前を捨て本能に従うと決めた久美子と、それをきっかけに次々と隠していた部分が明かされて行く門倉家の姿が描かれるみたいだ。
へらへら顔の和彦が一瞬真顔になるラストがちょっと怖かった。
突飛な設定だけど面白そう。

演出=竹村謙太郎

  • << 215 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」4話まで終了。 妻は直ぐに戻って来て、マザコン夫が母親に逆らう顛末が有って、夫とキャプテンは鉄オタ同士でネットで知り合い、何故か仲良くなり、それを知った次女と妻は夫が何か企んでいるのではと疑い、妻はキャプテンに「あれは私の夫です」と伝えて…という所迄来たのだが。 長女は中学時代に支えて貰った女教師に恋をし、夫は何とキャプテンに強く惹かれてというLGBTネタを振って来た。 それもこれも皆が「アレが来ればもう地球は終わりなんだから、自分の気持ちに素直に生きよう」とするからなのだが、予想はしていたけどどうやら彗星の軌道がズレたらしい(笑) それよりも、どうやら娘二人とも実子ではないというネタまで入れて来た。 少し締まって来たかな? 演出=竹村謙太郎

No.197 20/04/13 15:54
匿名 

「美食探偵 明智五郎」(NTV)脚本=田辺茂範 出演=中村倫也、小芝風花、佐藤寛太、冨田望生、北村有起哉、小池栄子、財前直見、モロ師岡 他

東村アキコの漫画原作。

美食家という割にはキッチンカーの弁当の味にも「悪くない」と寛大な探偵・明智(中村)と、超マイペースで上からの明智に振り回されながらも、好奇心の方が勝ってついつい明智の言いなりで助手もどきの行動をしてしまうキッチンカー店主の小林苺(小芝)が、探偵仕事をしたり、刑事の上遠野(北村)、高橋(佐藤)から情報を得ながら犯罪の調査をしたり、みたいな話。 

普通の主婦が狂気に転じ、夫を殺して自分も崖から海に身を投げてしまうという女を演じた小池栄子は良かったけど、明智と苺それぞれのキャラや関係性に新味は無いし、明智が有能って感じにも見えず正直ほぼほぼ退屈だった。

ただラスト近くに明智は老舗百貨店の御曹司だという事が分かり、小池栄子は実は生きていて明智にもう一度会いたいが為に、誰かを殺したいという赤の他人のサポートを始めたという設定が分かり、ちょっと興味が湧いて来た。

もう少し様子見をしてみる。

演出=菅原伸太郎


  • << 202 「美食探偵 明智五郎」2話まで終了。 前回、小池栄子の事を「誰かを殺したいという赤の他人のサポートを始めた」と書いたが、サポートどころか実行犯も兼ねていてびっくり。 あと普通の主婦設定だった筈だけど、巧妙なジャムの給仕付きトリックを考え実行するなんて一般人では有り得ない。 所謂サイコパス設定なのかな? 今回は志田未来の上手さもあって、まあまあ面白かった。 あと明智は母親(実質の百貨店経営者=財前直見)を憎んでいる様なのだが、中々含みの有る描き方をしていて話に厚みが出そうな感じではある。 演出=菅原伸太郎

No.198 20/04/15 19:14
匿名 

「SUITS 2」(CX)脚本=小峯裕之 出演=織田裕二、中島裕翔、荒木優子、中村アン、森七菜、小手伸也、吉田鋼太郎、鈴木保奈美 他

米NBCドラマ原作。シリーズ2作目。

前作を観て設定やキャラ、人間関係が頭に入っているからなのか、脚本家と演出家が交代したからなのか、“1”よりは観やすかった様に思う。

案件が3つ有り、それに加えて甲斐と幸村が追い出した上杉(吉田)の妻が亡くなり、これを期に上杉がファーム復帰に意欲を見せ、幸村達が警戒するという話も盛り込まれていた割には、交通整理が出来ていて全部の話が頭に入って来た。

大輔は甲斐に呼び戻されファームに復帰するが、無資格の成り済まし状態はそのままなので、またこの部分でやきもきさせられるのかと少しがっかり。(原作通りらしいから仕方ないけど)

上杉は何をやらかして追い出されたのか、それは幸村達に理がある事だったのか、この辺りが縦軸になるのかな?

※冒頭の検察のガサ入れは幸村のファームではないなというのは早い段階で感じていたけど、幸村のファームの引っ越しと重ねた演出と、本当のガサ入れ先は甲斐とバンド案件で対峙していた悪徳弁護士のファームだったというオチは面白かった。

演出=平野眞






  • << 203 「SUITS 2」2話まで終了。 復職した上杉は善意なのか含みが有るのか、元々は自分の取って来たクライアントからの依頼で動く甲斐の案件に首を突っ込み、甲斐や幸村を苛々させる。 過去の軋轢とは…甲斐の上杉に対する発言、「貴方を許す気はない」「娘を家に閉じ込めておけ」から、娘絡みでファームに損害を与えた、それは甲斐の案件だったとかなのかな? 看護師の昇給要求の案件は、甲斐のいつものやり方でクライアントの非を探し出し、ちょっぴり脅しを掛けて一件落着。 今回はこの案件一つに絞り、上杉の暗躍も交えて面白く描けていたと思う。 大輔は聖沢と付き合う事を決め、祖母が聖沢に言った「この子は嘘のつけないいい子なの」が引き金となり、「聖沢さんに本当の経歴を話します」と甲斐に告げる。 「君はもう大人だ」と判断を大輔に任せる甲斐。 本当にこれでスッキリして欲しいけど、原作があるからずっとこういうのが繰り返されるんだろうね。 演出=平野眞 ※何と次回から放送延期。他のドラマが新型コロナウイルス対策の影響で放送開始を送らせる中、予定通り開始したのでかなりのストックが有るのかと思いきや、いきなりのお預けとは。 こっちの方がツラいわ(泣)

No.199 20/04/16 22:51
匿名 

>> 194 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」(TX・ジェイストーム・製作委員会)脚本=政池洋祐 他 出演… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」2話まで終了。

なるほど、冒頭に一つ「こんななんもしない人やりました」というのをさらっと見せて、次の案件は深掘りするというスタイルなのね。
さらっとの方の、焼き肉食べ放題に女一人では行きにくいし、友達と行くと喋ってる時間が勿体無い、レンタルさんなら丁度いいというのは凄く説得力が有った。

深掘りの方の「仕事でトラブって会社に行きにくいから出社に着いて来て欲しい」というのも、岡山天音の“らしい演技”と相まって良かったし、彼の苦悩に重ねて森山が入社3年で教材会社を辞めた過去を思い出すという流れも自然で良かった。

今は貯金で暮らしている設定なのね。
あんな腹の括り方が出来る奥さんは中々居ないだろうなとは思うけど、一切笑わなくなって思い詰めてこの人死ぬんじゃないかと思ったら、解放してあげるのが最良の選択なんだろうな。
今回は色々と考えさせられた。

演出=草野翔吾

  • << 205 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」3話まで終了。 前回のラストに「臭いかどうか匂って確認して欲しい」というのが次の依頼と示していたので、公園での男二人の顔を近付けた怪しい演出も、直ぐに「あっ、あれね」と理解出来たけど、前回を観ていない人にはちょっとキツかったかも。 深掘りの方は、誕生日を日付が変わる瞬間に祝って欲しいという、これから21歳になるカナという女性(福原遥)からの依頼。 若い女性が男性のレンタルさんを自室に招き入れるという、リスク回避能力ゼロ設定のカナも、すんなりと部屋に入って行く逆リスク回避能力ゼロの森山も、非現実的で違和感ありありだった。 自分を出すのが苦手で、はっきりしている友達に振り回され損する役回りのカナ。 今日も友達にドタキャンされ、レンタルさんを呼んだのだ。 バースデーケーキを前にした写真を撮ってと頼まれた森山。慣れていないのか自分の指を入れてしまうが、「自撮りじゃない、誰かと一緒なのが分かるからこれがいい」と喜び、グループLINEに載せるカナが可愛くも切なかった。 森山の姉は21歳の就活の最中に自ら命を絶った。依頼人が21歳と知り「だからこの依頼を受けたのね」と妻。 ああ、だから妻はあの時、森山を退職させたのか。泰然自若だけじゃ無かったのね。 演出=タナダユキ

No.200 20/04/19 12:21
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」(TX・S.D.P.・製作委員会)脚本=下田悠子、大九明子 出演=安達祐実、川上凛子、西村晋弥、新井美羽 他

オリジナル作品。

女性誌の企画で“毎号何か一つずつ私物を断捨離する”という仕事を受ける安達祐実。

帰宅して早速何を捨てるか考え始める安達さんは、捨てるものを書く一覧表を作り壁に張る。
その夜、夢の中に見知らぬ少女(川上=初回は可否付けられず)が現れ、勝手にこれまた見知らぬ女(貫地谷しほり=上手かったあ)を家に招き入れる。
女は自分を「貴女の代表作を当時のスタッフが、円盤化していないからと完パケにして4年前に渡してくれたのに、観ないまま放置していたDVD」だと言って、「観るのか捨てるのかはっきりして欲しい」と安達さんに迫る。「同情するなら観ておくれ!」と(笑)

抵抗はしたものの結局3人でDVDを鑑賞した後で安達さんは「捨てずに娘に渡して観てもらう」事を決める。
翌朝、壁の一覧表にDVDと書き込む安達さん。そのタイトルは「バイバイリスト」に変わっていた。

子役時代の大ヒット作の功罪にずっと悩まされて来た安達祐実のリアルを逆手に取った話で、上手く作ったなというのが初回の印象。次からが作者の手腕が問われる事になるだろうな。

演出=大九明子

  • << 207 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」2話まで終了。 今回の「捨ててよ」の立候補者は、輪ゴム(臼田あさ美)とレジ袋(戸塚純貴)。 他の輪ゴムより大きめの輪ゴムは使いやすいらしく、安達さんが自分ばかり使い回すから酷使されてもう限界と訴える。 すかさずレジ袋が、俺はずっとシンクの下に閉じ込められている。書店の袋だからゴミ袋には不向きでずっと使われないと文句を言い始める。 確かに輪ゴムとレジ袋は溜まる(笑)輪ゴムは手前に有る物から使うし切れるまで使い回す。カラーのレジ袋はゴミ袋としては使い辛いし、サブバッグとしてはダサくて使えない。 いい所を突いて来るなあ、この脚本。 いがみ合っていた二人?だが、実は輪ゴムは本を綴じていた輪ゴムで、書店のレジ袋と一緒にこの家に来た。だから捨てる時は一緒にというオチも効いていて面白かった。 少女については演じてる川上凛子の声がハスキーなので、安達さんやゲストをフラットに見つめ突き放すキャラには合っているなと思う。 このドラマは結構拾い物かも。 演出=大九明子

No.201 20/04/23 10:23
匿名 

>> 195 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」2話まで終了。 沙織の妹詩織(入山杏奈)の真紅系のネイルを見て驚き… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」3話まで終了。

和歌のオフ会が若い女性ばかりでちょっと嫉妬?の沙織。
光は初めて味わうスイーツに感動してバクバク食べまくり明らかに太り始める。
わざとなんだと思うけど頬に何かを詰め、腹にも何かを巻いてデブを演出する古典的手法を取ったのはまあいいが、それで物を食べるから口の中はどうなっているのかばかりが気になり、話に集中出来なかった。

光のダイエットに付き合い、あの時代に戻りたいと望む光の気持ちに添い、協力する沙織の気持ちが健気で切なかった。
本当にこの二人は適役だわ。

次回からいよいよ頭中将が登場。セクシーな桐山漣がどんな風に演じるのか楽しみ。

演出=田中論


  • << 208 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」4話まで終了。 前回ラスト沙織を庇って車に飛ばされ、烏帽子だけを残して消えてしまった光。 一人になり、物足りなさと後悔の日々を送る沙織。 ふと気付き光のSNSをチェックしてみると、何と光はハワイ?に飛んでいた(笑) 沙織のセリフ「取り敢えず“いいね!”しとこ」には笑ってしまった。 新月の夜、物音で目覚めた沙織は装束の男が居るのを見て、光だと思いバックハグをするが、振り返った男を見て「あんた誰ーッ!」(笑) 直ぐにキスをしようとする色男の中将を、沙織は思い切りひっぱたく。怯まず歌を詠む中将。桐山漣の方が声も艶があり千葉雄大より詠みは上手かった。 沙織の部屋の家具とかには驚かないのに、窓から見えるビルだらけの夜景には腰を抜かす中将。(ちょっと矛盾が) 中将もSNSに和歌を投稿し、帰国していた光はそれを見て会いに来て三人は再会、また沙織の部屋で居候生活が始まる。 訪ねて来た妹の詩織「やだー、イケメンが増えてる~」には爆笑。 中将と楽しくお喋りをする光を見て、やっぱり一人ぼっちは寂しかったんだよねと光を思いやる沙織の心根の優しさにジーンと来た。 演出=田中論

No.202 20/04/23 10:48
匿名 

>> 197 「美食探偵 明智五郎」(NTV)脚本=田辺茂範 出演=中村倫也、小芝風花、佐藤寛太、冨田望生、北村有起哉、小池栄子、財前直見、モロ師岡 他 … 「美食探偵 明智五郎」2話まで終了。

前回、小池栄子の事を「誰かを殺したいという赤の他人のサポートを始めた」と書いたが、サポートどころか実行犯も兼ねていてびっくり。

あと普通の主婦設定だった筈だけど、巧妙なジャムの給仕付きトリックを考え実行するなんて一般人では有り得ない。
所謂サイコパス設定なのかな?
今回は志田未来の上手さもあって、まあまあ面白かった。

あと明智は母親(実質の百貨店経営者=財前直見)を憎んでいる様なのだが、中々含みの有る描き方をしていて話に厚みが出そうな感じではある。

演出=菅原伸太郎

No.203 20/04/23 11:21
匿名 

>> 198 「SUITS 2」(CX)脚本=小峯裕之 出演=織田裕二、中島裕翔、荒木優子、中村アン、森七菜、小手伸也、吉田鋼太郎、鈴木保奈美 他 … 「SUITS 2」2話まで終了。

復職した上杉は善意なのか含みが有るのか、元々は自分の取って来たクライアントからの依頼で動く甲斐の案件に首を突っ込み、甲斐や幸村を苛々させる。

過去の軋轢とは…甲斐の上杉に対する発言、「貴方を許す気はない」「娘を家に閉じ込めておけ」から、娘絡みでファームに損害を与えた、それは甲斐の案件だったとかなのかな?

看護師の昇給要求の案件は、甲斐のいつものやり方でクライアントの非を探し出し、ちょっぴり脅しを掛けて一件落着。
今回はこの案件一つに絞り、上杉の暗躍も交えて面白く描けていたと思う。

大輔は聖沢と付き合う事を決め、祖母が聖沢に言った「この子は嘘のつけないいい子なの」が引き金となり、「聖沢さんに本当の経歴を話します」と甲斐に告げる。
「君はもう大人だ」と判断を大輔に任せる甲斐。
本当にこれでスッキリして欲しいけど、原作があるからずっとこういうのが繰り返されるんだろうね。

演出=平野眞

※何と次回から放送延期。他のドラマが新型コロナウイルス対策の影響で放送開始を送らせる中、予定通り開始したのでかなりのストックが有るのかと思いきや、いきなりのお預けとは。
こっちの方がツラいわ(泣)

  • << 304 「SUITS 2」3話まで終了。 前回、聖沢と付き合う事を決めた大輔が《「聖沢さんに本当の経歴を話します」と甲斐に告げる。 「君はもう大人だ」と判断を大輔に任せる甲斐。》というシーンが有って、どうするんだろうと思っていたら、ボスの意を汲んだ秘書の玉井が大輔に釘を刺した事で、色々考えた大輔は早くも別れを選択する。 そうだよねえ、秘密を知る人間は増やさない方がいい。 今日は縦軸の主役である筈の上杉の出番が無く、彼が何をしてファームを追い出されたのかという、伏せられている部分の話には進展が無いまま、代表の座を投票で決める事になる場合に備えて票集めを開始するという展開で、縦軸としては何か締まりの無い話だった。 大輔に振られた聖沢は、司法試験に再チャレンジする方向なのかな? 演出=森脇智延 ※1、2話の平野演出がかなり良かっただけに、演出家が交代してタッチが変わってしまったのはかなり残念。

No.204 20/04/23 11:54
匿名 

「行列の女神~らーめん才遊記~」(TX)脚本=古川和尚 出演=鈴木京香、黒島結菜、高橋メアリージュン、小関裕太、前野朋哉、利重剛、石塚英彦、高畑淳子、杉本哲太 他

久部緑郎、河合単の漫画原作。

行列の女神と称されたラーメン職人(芹沢=鈴木)が、ラーメンフードコンサルタントに身を転じ、じり貧のラーメン店を立て直して行く話。

半年前に初めてラーメンを食べてハマり、芹沢の月替わりラーメンを一口食べてケチを付ける若い女(汐見ゆとり=黒島)が、何と芹沢のコンサル会社清流企画の社員面接を受けに来る。
社長のラーメンに「イマイチ」とケチを付けられた社員職人の夏川(高橋)は腹を立てるが、ゆとりは「イマイチの説明は出来ないが美味しく改善する事は出来る」と、見事な手捌きで改善ラーメンを作りあげる。

芹沢は「味だけでは立て直せない」、戦略とはどういう物なのかという事をゆとりに見せ付けるのだが、それが“元々あったもやしラーメンのもやしの量をど~んと増やす”だけ(あとは店を磨きイチオシもやしラーメンの看板)で、行列の絶えない店になったというのは、いくらなんでも乱暴に過ぎないか?

この枠のドラマの中では一番内容的に惹かれなかった。しばらくは様子見をするけど。

※黒島は安定のウザキャラ。どのレギュラーにも感情移入出来ず困った。

演出=星護



No.205 20/04/23 23:59
匿名 

>> 199 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」2話まで終了。 なるほど、冒頭に一つ「こんななんもしない… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」3話まで終了。

前回のラストに「臭いかどうか匂って確認して欲しい」というのが次の依頼と示していたので、公園での男二人の顔を近付けた怪しい演出も、直ぐに「あっ、あれね」と理解出来たけど、前回を観ていない人にはちょっとキツかったかも。

深掘りの方は、誕生日を日付が変わる瞬間に祝って欲しいという、これから21歳になるカナという女性(福原遥)からの依頼。
若い女性が男性のレンタルさんを自室に招き入れるという、リスク回避能力ゼロ設定のカナも、すんなりと部屋に入って行く逆リスク回避能力ゼロの森山も、非現実的で違和感ありありだった。

自分を出すのが苦手で、はっきりしている友達に振り回され損する役回りのカナ。
今日も友達にドタキャンされ、レンタルさんを呼んだのだ。

バースデーケーキを前にした写真を撮ってと頼まれた森山。慣れていないのか自分の指を入れてしまうが、「自撮りじゃない、誰かと一緒なのが分かるからこれがいい」と喜び、グループLINEに載せるカナが可愛くも切なかった。

森山の姉は21歳の就活の最中に自ら命を絶った。依頼人が21歳と知り「だからこの依頼を受けたのね」と妻。
ああ、だから妻はあの時、森山を退職させたのか。泰然自若だけじゃ無かったのね。

演出=タナダユキ



  • << 210 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」4話まで終了。 山手線車内で一日過ごす依頼人が、声も含めて高橋一生に似ていて「えっ!?」と思ったが、調べたら長友郁真という役者だった。 深掘りの方は離婚届けの提出に同行して欲しいという依頼で、家庭に仕事を持ち込み過ぎたバリキャリ妻(山口紗弥加)と、許容が限界に達しているのに、いい顔をし過ぎて勝手にパンクした夫(笠原秀幸)の話で、まあよく観るドラマのパターンだった。 バリキャリ妻「人って商品みたいに一言では言い表せない」 レンタルさん「人間、生きてるだけで割りと偉業」 雑誌売りの男「電車乗ってどっかに行くだけ、俺からしたら立派なもんだよ」 それぞれの人生経験から繰り出された言葉達に思わず「うんうん」と頷いていた。 いつ神林に話を振るのかと思っていたら、まりあから強烈な言葉を貰ってフラれる場面。 まりあ「価値観を押し付けて来る」「誰かの言葉を借りて来る」「もう別れよう」 意味が分からないのか唖然とする神林。 私には「中身が無いくせに偉そうにするな」って聞こえたけどね。 まあ中身のある男だったら、まりあがレンタルさんのTwitterをRTしている時点で、何かを感じ取るわな。 演出=タナダユキ

No.206 20/04/26 22:17
匿名 

「家政夫のミタゾノ」(EX・MMJ)脚本=小峯裕之 出演=松岡昌宏、伊野尾慧、飯豊まりえ、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子 他

オリジナル作品の4作目。

今まで初回だけは立ち上げ脚本家の八津弘幸が書いていたが、4作目にして初めて二番手脚本家だった小峯裕之が初回から書いている。

政治家になりたての岩瀬(尾美としのり)が、クリーンなイメージが有るからという理由で環境大臣に抜擢され、くれぐれも身辺をクリーンにしておく様にと副総理に釘を刺された事で、必要以上に家族の動向に過敏になり、ミタゾノがわざと誤解を誘う様に仕向けた事から、息子は反社と付き合いがあり、妻は若い男と不倫していると思い込んでしまう。

岩瀬は秘書に「もみ消せ!」と迫り、拒否されると「俺は上級国民だぞッ!」とキレて家族を呆れさせる。
結局クリーンじゃなかったのは副総理の方で粛清され、岩瀬は中身の伴った人気大臣になるというオチまで、流れる様なスムーズな展開で面白かった。

あおり運転、オレオレ詐欺、元ラグビー選手、反社参加の餅つき大会、そして上級国民と世相をちょいちょい取り込み面白おかしく描いており、その点もクスクス笑えて良かった。

三代続いて色々あった新人家政婦のポジションには飯豊まりえ、今度こそ何も有りません様に。

演出=片山修

  • << 212 「家政夫のミタゾノ」2話まで終了。 早くも脚本家・演出家、両方交代に。 人気ラーメン屋の頑固親父のせいで、弟子が居付かずどんどん辞めて行く。奥さんは旦那の味をインスタントラーメンにして残したい(贅沢をしてみたい)のに旦那は断固拒否。 何故なら旦那の秘伝の味は、市販のインスタントラーメンのスープだったからという話。 話があちこち飛ばずに分かりやすいと言えば分かりやすかったけど、冷静に考えてみると一日に何杯出るのか知らないが、相当の量のラーメンを買いだめしないといけないし、いつ何処で買い出しをしていたのか、何故誰にもバレなかったのかとか考えると結構無理くりな設定だったな(笑) 遠景で地上の小舟の舳先にミタゾノが乗り込んでいるのを映す遊び心とかは面白かったけど。 今のところ新人の霧島はクライアントにずけずけ物を言う子、位の特徴しか無いのだが、このまま放置なのかね。 脚本=山岡潤平 演出=小松隆志

No.207 20/04/27 00:25
匿名 

>> 200 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」(TX・S.D.P.・製作委員会)脚本=下田悠子、大九明子 出演=安… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」2話まで終了。

今回の「捨ててよ」の立候補者は、輪ゴム(臼田あさ美)とレジ袋(戸塚純貴)。

他の輪ゴムより大きめの輪ゴムは使いやすいらしく、安達さんが自分ばかり使い回すから酷使されてもう限界と訴える。
すかさずレジ袋が、俺はずっとシンクの下に閉じ込められている。書店の袋だからゴミ袋には不向きでずっと使われないと文句を言い始める。

確かに輪ゴムとレジ袋は溜まる(笑)輪ゴムは手前に有る物から使うし切れるまで使い回す。カラーのレジ袋はゴミ袋としては使い辛いし、サブバッグとしてはダサくて使えない。
いい所を突いて来るなあ、この脚本。

いがみ合っていた二人?だが、実は輪ゴムは本を綴じていた輪ゴムで、書店のレジ袋と一緒にこの家に来た。だから捨てる時は一緒にというオチも効いていて面白かった。

少女については演じてる川上凛子の声がハスキーなので、安達さんやゲストをフラットに見つめ突き放すキャラには合っているなと思う。

このドラマは結構拾い物かも。

演出=大九明子

  • << 213 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」3話まで終了。 今回はマネージャーとの会話から、安達さん自身が“初めてのガラケー”をバイバイ候補に決めて、夢の中でガラケー(加藤諒)が訪ねて来るという形態。 高校時代に初めてガラケーを持ったので、誰が来るか期待していたら加藤でがっかりというシチュエーションに笑う。 ガラケーは捨ててよとは言わず、流れが止まってしまうと質す安達さんに「ケータイは思い出ってジャンルの物」と、特別感を出して来る(笑) 確かに…だから中々処分が出来ない。 それは分かるけど、やっぱりこのドラマは「捨ててよ」って迫って来る話の方が面白いな。 夢の少女は、「安達さんと同じ年齢」だと主張し始めたので、もしかしたら安達さん本人という事なのかな。 演出=成瀬朋一

No.208 20/04/27 19:09
匿名 

>> 201 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」3話まで終了。 和歌のオフ会が若い女性ばかりでちょっと嫉妬?の沙織… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」4話まで終了。

前回ラスト沙織を庇って車に飛ばされ、烏帽子だけを残して消えてしまった光。
一人になり、物足りなさと後悔の日々を送る沙織。
ふと気付き光のSNSをチェックしてみると、何と光はハワイ?に飛んでいた(笑)
沙織のセリフ「取り敢えず“いいね!”しとこ」には笑ってしまった。

新月の夜、物音で目覚めた沙織は装束の男が居るのを見て、光だと思いバックハグをするが、振り返った男を見て「あんた誰ーッ!」(笑)

直ぐにキスをしようとする色男の中将を、沙織は思い切りひっぱたく。怯まず歌を詠む中将。桐山漣の方が声も艶があり千葉雄大より詠みは上手かった。

沙織の部屋の家具とかには驚かないのに、窓から見えるビルだらけの夜景には腰を抜かす中将。(ちょっと矛盾が)
中将もSNSに和歌を投稿し、帰国していた光はそれを見て会いに来て三人は再会、また沙織の部屋で居候生活が始まる。

訪ねて来た妹の詩織「やだー、イケメンが増えてる~」には爆笑。

中将と楽しくお喋りをする光を見て、やっぱり一人ぼっちは寂しかったんだよねと光を思いやる沙織の心根の優しさにジーンと来た。

演出=田中論

  • << 214 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」5話まで終了。 部屋が狭いので中将は詩織の友達でホストのカインの家に居候する事に。 分からないまま体験入店をするが、引ったくり犯からバッグを取り戻してあげた(蹴鞠トスには爆笑)女性が来店し大盤振る舞い、まろ(中将の源氏名)はその日のNo.1でラストソングを歌う事に。 歌と言えば勿論和歌(笑) 中将改め中ちゃんの着信音は鈴虫の鳴き声で、営業メールは愛の和歌。 新しい事も直ぐに受け入れ、何でもそつなくこなす中ちゃんが凄い。 沙織は純粋で手間の掛かる光に惹かれているが、妻帯者だと分かっているので思いを断ち切ろうとお見合いパーティーに参加。 「日常的にイケメンを見てるから、美の基準がおかしくなってる!」と気付く沙織(笑) 良い人そうな男性に出会うが、つい光と比べてしまう自分が許せなくなってしまう沙織。「光くんは綺麗だけど食べられない食品サンプルと同じだ…」 自分を醜い人間だと落ち込む沙織に「沙織殿は優しい人だ」と励ます光。 何だろう、この本質だけはきちっと押さえている光の人間性の美しさ。 やっぱりこんな男が側に居たら、いくら真面目に生きている人でも普通の男には行けないわあ。 演出=田中論

No.209 20/04/28 18:19
匿名 

【ここまでの短評】

「美食探偵 明智五郎」3話まで終了。

匿名のクチコミサイトのレビューに左右されて、レストランの予約をキャンセルしてしまう客。その風潮を嘆くのは分かるが、それが殺意に繋がるとはね。
今回マリアはパリに居て、実際に手を下すシェフとはスカイプでやり取り。
マリアは13年前にもパリに居て、そこでシェフとは知り合っていた。

うーん、分からん、マリアって何者?

演出=水野格


「行列の女神~らーめん才遊記~」2話まで終了。

今回の芹沢のアイディア、ボリュームたっぷりのつけ麺をバーニャカウダ風にアレンジして、女性が食べに来やすい「言い訳の要素」にするという展開は良かった。

ゆとりの母親(高畑淳子)は有名な料理研究家で、「ラーメンはジャンクフード」と言って憚らない、芹沢とは因縁のある人らしい。
芹沢の言動に今回位の説得力が有るなら、まあ観る価値は有るかな。

※客前での店主一家とコンサル側との会話、有り得ない。
※子供の配膳、「バーニャカウダ風つけ麺です」と言ってる口が、トレイのつけ麺の直ぐ近くでちょっとヤダ。

演出=星護

  • << 216 【ここまでの短評】 「美食探偵 明智五郎」4話まで終了。 姑が煮物を大量に送り付けて来て、それを夫も好むから料理の腕が振るえず、溜め込んだ不満が爆発して夫を殺してしまう妻。 その前にマリアに相談していたので、死体の後始末にシェフが送り込まれて来る。 今回は描写もリアルでかなりグロかった。 武田真治に仲里依紗なんて、ちょっと狂気をやらせたらピカイチだもの。震えたわ。 苺はマリアとあの主婦が同一人物とは思っていないみたいで、ますます“マリアは何者?”と混乱している。 演出=菅原伸太郎 「行列の女神~らーめん才遊記~」3話まで終了。 美味しい物を作ればいいと思っているゆとりに芹沢は言う。「お客さんは自分で食べて選ぶ訳ではない。情報を食べてるの。お客さんは保守的なの」 自分の舌だけを信じて、美味しい物を探し歩く客なんてほんの一握りだろう。 その客相手の商売なんて、コンサルタントとしては話にならない。 昔の芹沢も、ゆとりと同じ考えだった時代が有ったらしい。 ゆとりの母親との因縁は、もっと有りそうな感じだな。 演出=池澤辰也

No.210 20/04/30 11:16
匿名 

>> 205 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」3話まで終了。 前回のラストに「臭いかどうか匂って確認し… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」4話まで終了。

山手線車内で一日過ごす依頼人が、声も含めて高橋一生に似ていて「えっ!?」と思ったが、調べたら長友郁真という役者だった。

深掘りの方は離婚届けの提出に同行して欲しいという依頼で、家庭に仕事を持ち込み過ぎたバリキャリ妻(山口紗弥加)と、許容が限界に達しているのに、いい顔をし過ぎて勝手にパンクした夫(笠原秀幸)の話で、まあよく観るドラマのパターンだった。

バリキャリ妻「人って商品みたいに一言では言い表せない」
レンタルさん「人間、生きてるだけで割りと偉業」
雑誌売りの男「電車乗ってどっかに行くだけ、俺からしたら立派なもんだよ」
それぞれの人生経験から繰り出された言葉達に思わず「うんうん」と頷いていた。

いつ神林に話を振るのかと思っていたら、まりあから強烈な言葉を貰ってフラれる場面。
まりあ「価値観を押し付けて来る」「誰かの言葉を借りて来る」「もう別れよう」
意味が分からないのか唖然とする神林。
私には「中身が無いくせに偉そうにするな」って聞こえたけどね。

まあ中身のある男だったら、まりあがレンタルさんのTwitterをRTしている時点で、何かを感じ取るわな。

演出=タナダユキ

  • << 217 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」5話まで終了。 今回は深掘り依頼は無くて、予定外に早く帰宅したら妻の両親が居て、妻は夫が退職した事も無償で「レンタルさん」をしている事も内緒にしていたから、お互いの話が噛み合わず変な空気にという展開。 結局、嘘に耐えられない森山が事実を話し、「子供が居るんだぞ?」と貯金を切り崩した生活を続けている森山が理解出来ない義父との静かなバトルは有ったが、娘の説明と説得を受け入れた両親は、「(森山のやっている事は)意味が無い事ではないという事は分かった」と言って、穏やかに手を振り帰って行く。 この両親にあの娘有りって感じで、中々いい話だった。 対比として描かれたのは神林の親子関係。開業医の父と期待通りに医者の道に進んだ弟、恐らく期待されていただろうに進めなかたのか進まなかったのかで、父親にどこまでも冷たくあしらわれる神林。ドラマではよくあるパターンだけどね。 営業成績では課でずっとトップだというプライド、でも歯牙にもかけてくれない父。 レンタルさんきっかけで知らない者同士が集まった花見の席と知り、荒れ出す神林。 まりあの件も有ったから、逆恨みで絡んで行ったりするのかな。 脚本=本田隆朗 演出=草野翔吾

No.211 20/05/03 14:40
匿名 

「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(BSテレ東・共同テレビ・製作委員会)脚本=本田隆朗 他 出演=栗山千明、白洲迅、野村修一、椎名香奈江、宇梶剛士 他

佐藤青南の小説原作。
【本来予定の「らせんの迷宮」が、新型コロナ対策による撮影休止で放送出来ず、2018年秋にBSテレ東で放送済みの本作を、地上波本放送扱いで差し替えた】

行動心理捜査官というのがどういう物か分からず、データを元に「キントリ」みたいに追い込んで行くのかと想像していたら、もっと心理学寄りの知識に裏打ちされた洞察力で、会話の中で容疑者が示した微細な表情や体の変化を見逃さずに追い詰めるというスタイルで、表情の何処が動いたのかを線の角度や文字で説明するという親切な演出も有り、学術用語が繰り出される割りには観ていて分かりやすかったし面白かった。

初回は悪党だけど若くてイケメンの容疑者(佐伯大地)だったので、楯岡(栗山千明)もイケメンに弱いチャラい感じで接して油断させ、本来の表情や体の反応の癖を記憶してから取り調べスタイルに切り替えて、自然体との違いを細かく指摘して只者では無い事を見せ付けて、抵抗する事を諦めさせるという展開も良かった。

容疑者のタイプによってテクニックを使い分けるのだろうから、それも楽しみだ。

演出=山内大典

  • << 218 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)2話まで終了。 ゲスト(被疑者)が前回のイケメンから金持ちの開業歯科医・福永(津田寛治=流石の演技力)に替わったが、楯岡のアプローチの仕方がほぼほぼ同じで、もう初回で分かっている方法だから若干やり過ぎなのが鼻に付いたが、取り調べモードに入ってからの展開(福永を追い詰めたのに反応が変化して、楯岡に迷いが出たり)は面白かったし、福永が騎士(ナイト)を気取ってクズDV元夫から守って(殺して)あげたつもりのシンマの歯科衛生士だが、実は付き合っている男がいて、それが元夫似の遊び人というオチも良かった。 次回はゲストが女優、それも堀内敬子なので、どうやって仕留めるのか楽しみ。 演出=山内大典

No.212 20/05/03 15:04
匿名 

>> 206 「家政夫のミタゾノ」(EX・MMJ)脚本=小峯裕之 出演=松岡昌宏、伊野尾慧、飯豊まりえ、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子 他 オリ… 「家政夫のミタゾノ」2話まで終了。

早くも脚本家・演出家、両方交代に。

人気ラーメン屋の頑固親父のせいで、弟子が居付かずどんどん辞めて行く。奥さんは旦那の味をインスタントラーメンにして残したい(贅沢をしてみたい)のに旦那は断固拒否。
何故なら旦那の秘伝の味は、市販のインスタントラーメンのスープだったからという話。

話があちこち飛ばずに分かりやすいと言えば分かりやすかったけど、冷静に考えてみると一日に何杯出るのか知らないが、相当の量のラーメンを買いだめしないといけないし、いつ何処で買い出しをしていたのか、何故誰にもバレなかったのかとか考えると結構無理くりな設定だったな(笑)

遠景で地上の小舟の舳先にミタゾノが乗り込んでいるのを映す遊び心とかは面白かったけど。

今のところ新人の霧島はクライアントにずけずけ物を言う子、位の特徴しか無いのだが、このまま放置なのかね。

脚本=山岡潤平 演出=小松隆志

  • << 255 「家政夫のミタゾノ」3話まで終了。 コロナ禍で6週休んで再開した。 航空会社社長宅に派遣されて行くと、毒親の小沢真珠にスポイルされ、男を作って家から出て行く事だけを考えている娘(恒松祐里)と、疎外感を埋める為に内緒でヴァーチャル美少女のYouTubeをやっている夫が居て、ミタゾノはいつもの様に娘を助けたり毒親を助けたりのマッチポンプで二人の関係を引っ掻き回し、本音をぶつけ合わせて新しい関係を作るお手伝い。 妊娠をしている娘は「父親が誰か分からない!」とぶちまけるとんでもお嬢様。 生まれた孫娘を可愛がる真珠には、早くも毒祖母の片鱗が垣間見えというオチに、同性脚本家の冷めた目線を感じてしまった。 小沢真珠を立たせる様な脚本と演出だったが、独特の真珠節を受けて言いなりだったお嬢様から、実は…という振り幅の大きい娘役を、恒松祐里が上手く演じていたなと思う。 今回は特に穴も無かったし面白かった。 で、伊野尾くんの演じている村田だけど、やっぱり要らないかな。 脚本=おかざきさとこ  演出=宝来忠昭

No.213 20/05/03 18:35
匿名 

>> 207 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」2話まで終了。 今回の「捨ててよ」の立候補者は、輪ゴム(臼田あ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」3話まで終了。

今回はマネージャーとの会話から、安達さん自身が“初めてのガラケー”をバイバイ候補に決めて、夢の中でガラケー(加藤諒)が訪ねて来るという形態。

高校時代に初めてガラケーを持ったので、誰が来るか期待していたら加藤でがっかりというシチュエーションに笑う。

ガラケーは捨ててよとは言わず、流れが止まってしまうと質す安達さんに「ケータイは思い出ってジャンルの物」と、特別感を出して来る(笑)

確かに…だから中々処分が出来ない。
それは分かるけど、やっぱりこのドラマは「捨ててよ」って迫って来る話の方が面白いな。

夢の少女は、「安達さんと同じ年齢」だと主張し始めたので、もしかしたら安達さん本人という事なのかな。

演出=成瀬朋一

  • << 219 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」4話まで終了。 今回は遠い親戚の光代おばさんが、毎年贈ってくれる手作り品の内の一つ、大きな置時計(片桐はいり)がターゲット。ラインストーンと天然石で飾られた斬新なデザインと色味の時計で、片桐はいりがピッタリ(笑) 流石に捨てにくいと迷う安達さんに時計は言う。「光代おばさん、これを作って根を詰めたから具合が悪くなっちゃたの」 「ゆみちゃんから手紙とお礼が来る限り、止められないのよ」 決して趣味がいいとは思っていないし邪魔だけど、手作りだから簡単には捨てられない安達さんの葛藤が映像化されていて面白かった。 義理で返礼をすると「いやいやいや……そう?」とまた贈って来る儀礼的文化を気にしないと言うには、そこまで若くはない安達さんと、その心理を突いて詰めて来る少女の醒めた感じの対比も面白かった。 ※ずっと感じていたけど、少女役の川上凛子の滑舌があまり良くなく、台詞が聞き取れない事が多々有り少し残念。 演出=林雅貴

No.214 20/05/03 19:14
匿名 

>> 208 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」4話まで終了。 前回ラスト沙織を庇って車に飛ばされ、烏帽子だけを残… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」5話まで終了。

部屋が狭いので中将は詩織の友達でホストのカインの家に居候する事に。
分からないまま体験入店をするが、引ったくり犯からバッグを取り戻してあげた(蹴鞠トスには爆笑)女性が来店し大盤振る舞い、まろ(中将の源氏名)はその日のNo.1でラストソングを歌う事に。
歌と言えば勿論和歌(笑)

中将改め中ちゃんの着信音は鈴虫の鳴き声で、営業メールは愛の和歌。
新しい事も直ぐに受け入れ、何でもそつなくこなす中ちゃんが凄い。

沙織は純粋で手間の掛かる光に惹かれているが、妻帯者だと分かっているので思いを断ち切ろうとお見合いパーティーに参加。
「日常的にイケメンを見てるから、美の基準がおかしくなってる!」と気付く沙織(笑)

良い人そうな男性に出会うが、つい光と比べてしまう自分が許せなくなってしまう沙織。「光くんは綺麗だけど食べられない食品サンプルと同じだ…」

自分を醜い人間だと落ち込む沙織に「沙織殿は優しい人だ」と励ます光。
何だろう、この本質だけはきちっと押さえている光の人間性の美しさ。
やっぱりこんな男が側に居たら、いくら真面目に生きている人でも普通の男には行けないわあ。

演出=田中論


  • << 220 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」6話まで終了。 苦しんでいる沙織に何かをしてあげたい光。詩織のアドバイスを受けて悩みを聞いてあげようとするが、勿論、光が原因なんだから沙織に言える訳がない。 「私とて男、そなたの力になりたいのだ」(でもあくまでも恩人だから、なんだよなあ) 光をプッシュする詩織に、沙織は遂に光は光源氏、創作上の人物なのだと明かす。 「住む次元が違うの!」 そんな沙織達の前に現れる厚切りジェイソン(光がハワイで世話になったフィリップ)。 多元宇宙論、平行世界を研究していて光で実証したいらしい。沙織が「架空の人物」だと教えるが、彼らから見たらこっちが架空の人物かもしれないと言い出す。 久々に「JIN」を観たばかりだったから、パラレルワールドの事もすっと頭に入って来た。 フィリップが「京都に行って次元ジャンプをさせて、元の世界に戻してあげた方がいい」と言うので、一行は京都に行く事に。 どういうオチになるのか楽しみ。 ※千葉雄大の細か過ぎる、平安貴族の所作に基づく動きや表情、上手いなあと思う。 演出=小中和哉

No.215 20/05/05 21:13
匿名 

>> 196 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」(東海テレビ・ケイファクトリー)脚本=小松江里子 出演=羽田美智子、泉里香… 【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」4話まで終了。

妻は直ぐに戻って来て、マザコン夫が母親に逆らう顛末が有って、夫とキャプテンは鉄オタ同士でネットで知り合い、何故か仲良くなり、それを知った次女と妻は夫が何か企んでいるのではと疑い、妻はキャプテンに「あれは私の夫です」と伝えて…という所迄来たのだが。

長女は中学時代に支えて貰った女教師に恋をし、夫は何とキャプテンに強く惹かれてというLGBTネタを振って来た。
それもこれも皆が「アレが来ればもう地球は終わりなんだから、自分の気持ちに素直に生きよう」とするからなのだが、予想はしていたけどどうやら彗星の軌道がズレたらしい(笑)

それよりも、どうやら娘二人とも実子ではないというネタまで入れて来た。
少し締まって来たかな?

演出=竹村謙太郎

  • << 228 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」6話まで終了。 夫は妻の初恋相手と知ってキャプテンに近付いたが、その魅力に取り付かれてしまった様だ。 皆が疎開先から戻りまた競争社会に戻った事で、次女は浪人、夫はリストラ、姑はまだらボケが始まり門倉家には暗雲が。 翔太は資産家のお坊っちゃまで、火星に疎開する予約をしているとか。話が壮大に(笑) そしてまたまた彗星は向きを変えて地球に向かって来ている。 パノラマに金を無心していたキャプテンは、遂に門倉家の居候に。 キャプテンの顔を見た姑は何故か初恋の人だと思い込み、それに上手に話を合わせるキャプテン。あっという間に居場所を作ってしまう人たらしキャプテン。 えっ、裏主役? 演出=トミー・チャン

No.216 20/05/05 21:39
匿名 

>> 209 【ここまでの短評】 「美食探偵 明智五郎」3話まで終了。 匿名のクチコミサイトのレビューに左右されて、レストランの予約をキャンセ… 【ここまでの短評】

「美食探偵 明智五郎」4話まで終了。

姑が煮物を大量に送り付けて来て、それを夫も好むから料理の腕が振るえず、溜め込んだ不満が爆発して夫を殺してしまう妻。

その前にマリアに相談していたので、死体の後始末にシェフが送り込まれて来る。

今回は描写もリアルでかなりグロかった。
武田真治に仲里依紗なんて、ちょっと狂気をやらせたらピカイチだもの。震えたわ。

苺はマリアとあの主婦が同一人物とは思っていないみたいで、ますます“マリアは何者?”と混乱している。

演出=菅原伸太郎


「行列の女神~らーめん才遊記~」3話まで終了。

美味しい物を作ればいいと思っているゆとりに芹沢は言う。「お客さんは自分で食べて選ぶ訳ではない。情報を食べてるの。お客さんは保守的なの」
自分の舌だけを信じて、美味しい物を探し歩く客なんてほんの一握りだろう。
その客相手の商売なんて、コンサルタントとしては話にならない。

昔の芹沢も、ゆとりと同じ考えだった時代が有ったらしい。
ゆとりの母親との因縁は、もっと有りそうな感じだな。

演出=池澤辰也


  • << 221 「美食探偵 明智五郎」5話まで終了。 食物アレルギー持ちの上遠野の娘・小春は、アレルギーと好き嫌いを混同して小春に厳しく当たる臨時教員?の言動のせいもあって、同級生からイジメを受けていた。 「死にたい」と投稿すると早速マリアが反応、そのサイトを開くとマリアが登場し、二人はスカイプで話をする。 りんご(志田未来)を給食室に潜り込ませ集団毒殺を狙うマリアに対し、明智は2号を仕込み、自主的に駆け付けた1号と共にすんでの所で阻止に成功する。 今時あんな教員は居ないし給食のアレルギー管理は厳しい。給食室に二人も部外者が居る事に誰も気付かないのもおかしい。閉じ込められるのが明白なのに、自ら用具室に止まりマリアとの会話を選ぶ明智。 あげつらえば諸々有ったけど、今回はどうやってマリアが闇を抱えた人物を一本釣りしているのかが描かれていたし、何を望んでいるのかの方向性も分かったから良しとしよう。 マリアは何者?については、潜在的なサイコパスだった主婦が、明智と出会った事で触発されて一気にサイコパス化した…と捉えておく事にしよう。 りんごとシェフが言われるがままに手伝っているのは、洗脳されているからという解釈でいいのかな? ※冒頭、ミラノに居たマリアは、初めて明智に勝ちを譲った(与えた?)と思ったら、遂に日本に、それも明智の直ぐ近くに戻って来ていた。直接対決も近い? 演出=本田繁勝
  • << 222 「行列の女神~らーめん才遊記~」4話まで終了。 無知・無計画・無鉄砲だけどやる気だけはある青年・相川(堀井新太)を使い、“ラオタ”で上からのウンチクが過ぎクライアントから断られた戸田と、料理の才能に頼り過ぎて平たい提案が出来ないゆとりに、芹沢が“コンサルの何たるか”を叩き込む展開で、今までで一番面白かった。 やると言った者を断るなんてコンサルタントとして失格、みんなみんな慎重で利口になったらウチが損する、一番効率良くコンサルタント料をむしり取れるのは、やる気だけはあるバカ等々、言葉は辛辣だけど思わず成る程と頷いてしまう位、明快な論理だった。 同時にそんな“ど素人”だからこそ起こしてしまうトラブルについては、損害金も後始末も全ての責任はコンサル側に有ると身を持って示すシーンも描いており、より説得力も増す展開で良かった。 まあ、海鮮居酒屋に何でラーメン用の調理器具やどんぶりが都合よく揃っているのか(時間経過的にベジポタの時は器具やどんぶりを揃える(発注する)時間と余裕は無かった筈)という、突っ込み所は有ったけど、それ以外は良かったし、何より成功を掴んだ芹沢の凄味がきっちりと描かれている事が良かったと思う。 演出=池澤辰也

No.217 20/05/07 18:27
匿名 

>> 210 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」4話まで終了。 山手線車内で一日過ごす依頼人が、声も含め… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」5話まで終了。

今回は深掘り依頼は無くて、予定外に早く帰宅したら妻の両親が居て、妻は夫が退職した事も無償で「レンタルさん」をしている事も内緒にしていたから、お互いの話が噛み合わず変な空気にという展開。

結局、嘘に耐えられない森山が事実を話し、「子供が居るんだぞ?」と貯金を切り崩した生活を続けている森山が理解出来ない義父との静かなバトルは有ったが、娘の説明と説得を受け入れた両親は、「(森山のやっている事は)意味が無い事ではないという事は分かった」と言って、穏やかに手を振り帰って行く。
この両親にあの娘有りって感じで、中々いい話だった。

対比として描かれたのは神林の親子関係。開業医の父と期待通りに医者の道に進んだ弟、恐らく期待されていただろうに進めなかたのか進まなかったのかで、父親にどこまでも冷たくあしらわれる神林。ドラマではよくあるパターンだけどね。
営業成績では課でずっとトップだというプライド、でも歯牙にもかけてくれない父。

レンタルさんきっかけで知らない者同士が集まった花見の席と知り、荒れ出す神林。
まりあの件も有ったから、逆恨みで絡んで行ったりするのかな。

脚本=本田隆朗 演出=草野翔吾

  • << 223 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」6話まで終了。 9ヵ月の子供を連れて外出し突然子供が泣き出すと周囲から白い目で見られるから、外出恐怖症になってしまったという新米ママ・麻衣(徳永えり)からの依頼で、閉店してしまう思い出のレストランに同行する話。 大荷物でベビーカーを畳みバスに乗る時に麻衣はベビーカーを倒してしまうが、レンタルさんは拾い上げようとはせずじっと見ている。こんなに「なんもしない」のを強調した演出は初めてだと思うが、何か気持ちがザラッとした。依頼の一環だからなんもしないという事ではなく、見ず知らずの人であっても隣に立っていたらベビーカーを拾い上げる位はするだろう事を、何故敢えてさせない演出にしたのか? その後、混むバスに人をかき分け麻衣を乗せてあげたり、子供をあやしたり、レストランの階段をベビーカーで昇る時は手伝ってあげて、「何もしないのも気まずい時が有ります」と、レンタルさんにわざわざ言わせたりしているのだが、そう、そういう優しい男だからこそ、冒頭のなんもしないシーンは有り得ないのではと引っ掛かってしまったのだ。 公共交通機関に乗る時に、一人だけは味方がいる(レンタルさんの事)と思うと心強く感じる、という麻衣の感想が心に響いた。都会は個人主義が過ぎる面は確かに有るからなあ。 脚本=竹川春菜 演出=棚澤孝義

No.218 20/05/09 10:51
匿名 

>> 211 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(BSテレ東・共同テレビ・製作委員会)脚本=本田隆朗 他 出演=栗山千明、白洲迅、野村修… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)2話まで終了。

ゲスト(被疑者)が前回のイケメンから金持ちの開業歯科医・福永(津田寛治=流石の演技力)に替わったが、楯岡のアプローチの仕方がほぼほぼ同じで、もう初回で分かっている方法だから若干やり過ぎなのが鼻に付いたが、取り調べモードに入ってからの展開(福永を追い詰めたのに反応が変化して、楯岡に迷いが出たり)は面白かったし、福永が騎士(ナイト)を気取ってクズDV元夫から守って(殺して)あげたつもりのシンマの歯科衛生士だが、実は付き合っている男がいて、それが元夫似の遊び人というオチも良かった。

次回はゲストが女優、それも堀内敬子なので、どうやって仕留めるのか楽しみ。

演出=山内大典

  • << 224 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)3話まで終了。 霊能者・手嶋(堀内敬子)が被害者の会の代表を名指しで3日後に死ぬと予言、本当に死んだ事から、警察は手嶋の取り調べを始める。 女性相手でも楯岡の“始めチャラチャラ手法”に変わりはなく、「いい男、私に合う男は何処にいる?」と問い掛け、ベラベラ喋らせてサインを読み取る筈がなだめ行動が無く、「手嶋は本当に見えているのか?自分の能力を信じているのか?」と、楯岡は混乱するが、辿り着いた結論は手嶋は妄想性障害で「見えていると信じている」という事。 どっちなのかギリギリのラインで成立させたのは、堀内敬子の持つキャラと演技力の賜物で、真犯人は被害者の会のメンバーで、自分の孫の腫瘍が小さくなったのは手嶋のおかげと信じている娘や孫の“希望の火”を絶やしたくなかったからという動機も含め、期待通りのいい仕上がりだった。 脚本=大浦光太 演出=根元和政

No.219 20/05/09 11:21
匿名 

>> 213 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」3話まで終了。 今回はマネージャーとの会話から、安達さん自身が… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」4話まで終了。

今回は遠い親戚の光代おばさんが、毎年贈ってくれる手作り品の内の一つ、大きな置時計(片桐はいり)がターゲット。ラインストーンと天然石で飾られた斬新なデザインと色味の時計で、片桐はいりがピッタリ(笑)

流石に捨てにくいと迷う安達さんに時計は言う。「光代おばさん、これを作って根を詰めたから具合が悪くなっちゃたの」
「ゆみちゃんから手紙とお礼が来る限り、止められないのよ」

決して趣味がいいとは思っていないし邪魔だけど、手作りだから簡単には捨てられない安達さんの葛藤が映像化されていて面白かった。
義理で返礼をすると「いやいやいや……そう?」とまた贈って来る儀礼的文化を気にしないと言うには、そこまで若くはない安達さんと、その心理を突いて詰めて来る少女の醒めた感じの対比も面白かった。

※ずっと感じていたけど、少女役の川上凛子の滑舌があまり良くなく、台詞が聞き取れない事が多々有り少し残念。

演出=林雅貴

  • << 226 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」5話まで終了。 今回はドラマ「家政婦はFBI」で共演中の後輩女優・梶原(梶原ひかり)に、「安達さんは何を聞いても当たり障りの無い事しか言ってくれない。本気でぶつかりたいのに…」と言われ、戸惑った安達さんがバイバイリストに『誰からも好かれたがる気持ち』と書き込み、その夜、夢に現れた何故か大きなソバージュヘアと派手な化粧の梶原に「子供の頃から回りの顔色を窺って生きてきたの。あんたみたいな自分を振りかざす人の回りで、どれだけの人が心を磨り減らしているか…。私は技術で演じてるの、分かったか、この頭でっかち」とぶちまけると、梶原がいつもの梶原に戻り「あれ?頭がちっちゃくなっちゃた」と安達さんがびっくりするという(笑)、ちょっと目先を変えた話で、安達祐実の本気の芝居も観られたし面白かった。 目覚めた安達さんは夢で言いたい事を言ったせいかやる気満々で、昨日バイバイリストに書いた事を消して撮影に出掛けて行く。 ※夢の中の少女が、一昔前のディレクタースタイルの定番、セーターを肩に掛けていて笑った。 演出=大九明子

No.220 20/05/12 23:00
匿名 

>> 214 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」5話まで終了。 部屋が狭いので中将は詩織の友達でホストのカインの家… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」6話まで終了。

苦しんでいる沙織に何かをしてあげたい光。詩織のアドバイスを受けて悩みを聞いてあげようとするが、勿論、光が原因なんだから沙織に言える訳がない。
「私とて男、そなたの力になりたいのだ」(でもあくまでも恩人だから、なんだよなあ)

光をプッシュする詩織に、沙織は遂に光は光源氏、創作上の人物なのだと明かす。
「住む次元が違うの!」

そんな沙織達の前に現れる厚切りジェイソン(光がハワイで世話になったフィリップ)。
多元宇宙論、平行世界を研究していて光で実証したいらしい。沙織が「架空の人物」だと教えるが、彼らから見たらこっちが架空の人物かもしれないと言い出す。
久々に「JIN」を観たばかりだったから、パラレルワールドの事もすっと頭に入って来た。

フィリップが「京都に行って次元ジャンプをさせて、元の世界に戻してあげた方がいい」と言うので、一行は京都に行く事に。
どういうオチになるのか楽しみ。

※千葉雄大の細か過ぎる、平安貴族の所作に基づく動きや表情、上手いなあと思う。

演出=小中和哉

  • << 227 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」7話まで終了。 フィリップの目論みは、源氏物語ミュージアムに二人を連れて行き、光が行く末を知ってショックを受けたら元の世界に戻れるかもしれないという物だった。 光の年表を見て、自分が添え物である事に気付き傷付く中将は、「私は私の物語を生きたい。今の世に残る。」と言う。 それに対し、大きな屋敷で女人達と幸せに暮らして行くと分かった光は帰る道を探すと言い、友のいない世は考えられないと中将に語り掛ける。 中将と違い考えがフワフワとしている光に、遂に沙織は禁断の言葉を投げ付けてしまう。「これだけは言っておく。源氏物語の中で貴方の愛した女の人は、誰一人幸せになんてなってないから!」 結局次元ジャンプは出来ず、東京に戻って来た一行。 方法を見付けた!と電話して来たフィリップは、その最中に敵に捕まった模様。 違う意味で各々大きく傷付いている中将と光。どういうラストにするのかな。 やっぱり次元ジャンプで戻って、ジャンプ中の記憶は失っているというのが一番安寧なのだが。 物語の人物だからなあ。 演出=小中和哉

No.221 20/05/14 12:14
匿名 

>> 216 【ここまでの短評】 「美食探偵 明智五郎」4話まで終了。 姑が煮物を大量に送り付けて来て、それを夫も好むから料理の腕が振るえず、… 「美食探偵 明智五郎」5話まで終了。

食物アレルギー持ちの上遠野の娘・小春は、アレルギーと好き嫌いを混同して小春に厳しく当たる臨時教員?の言動のせいもあって、同級生からイジメを受けていた。
「死にたい」と投稿すると早速マリアが反応、そのサイトを開くとマリアが登場し、二人はスカイプで話をする。

りんご(志田未来)を給食室に潜り込ませ集団毒殺を狙うマリアに対し、明智は2号を仕込み、自主的に駆け付けた1号と共にすんでの所で阻止に成功する。

今時あんな教員は居ないし給食のアレルギー管理は厳しい。給食室に二人も部外者が居る事に誰も気付かないのもおかしい。閉じ込められるのが明白なのに、自ら用具室に止まりマリアとの会話を選ぶ明智。
あげつらえば諸々有ったけど、今回はどうやってマリアが闇を抱えた人物を一本釣りしているのかが描かれていたし、何を望んでいるのかの方向性も分かったから良しとしよう。

マリアは何者?については、潜在的なサイコパスだった主婦が、明智と出会った事で触発されて一気にサイコパス化した…と捉えておく事にしよう。
りんごとシェフが言われるがままに手伝っているのは、洗脳されているからという解釈でいいのかな?

※冒頭、ミラノに居たマリアは、初めて明智に勝ちを譲った(与えた?)と思ったら、遂に日本に、それも明智の直ぐ近くに戻って来ていた。直接対決も近い?

演出=本田繁勝



  • << 229 「美食探偵 明智五郎」6話まで終了。 明智の見合いが料亭で行われ、それに乗じて明智をフグの毒で殺し、扇屋百貨店を乗っ取ろうとした伊達常務(小市慢太郎)。 その計画を事前にニースでキャッチしていたマリアはそれを乗っ取り、伊達の愛人で明智の見合い相手として伊達が仕込んだ女を殺してしまう。 料亭の調理場にはシェフ、中居にはりんごを仕込み、マリアも姿を見せていたので、途中まではマリアが仕掛けていると思わせておいて実は…という見せ方も上手かったし、小屋に捕らわれ火を放たれた明智を助け出す迄のマリアの圧倒的な存在感、炎の中で交わされる明智との会話とキスシーンの美しさも素晴らしかった。 助けに行くが足がすくんで中に入れず、二人のラブシーンを見せ付けられて敗北感に打ちのめされる苺。 その気持ちを泣きながら明智にぶつける、ソーシャルディスタンスを強調したラストシーンは、窮余の策だったのだろうが、黒基調に強烈なライト、浮かび上がる二人という画は中々の物だった。 ※見合いに遅れた明智の弟の代わりをさせられた苺のコスプレにひと笑い、弟到着で起きるドタバタ喜劇に大爆笑、理屈を凌駕した演出に拍手! 演出=水野格

No.222 20/05/14 12:52
匿名 

>> 216 【ここまでの短評】 「美食探偵 明智五郎」4話まで終了。 姑が煮物を大量に送り付けて来て、それを夫も好むから料理の腕が振るえず、… 「行列の女神~らーめん才遊記~」4話まで終了。

無知・無計画・無鉄砲だけどやる気だけはある青年・相川(堀井新太)を使い、“ラオタ”で上からのウンチクが過ぎクライアントから断られた戸田と、料理の才能に頼り過ぎて平たい提案が出来ないゆとりに、芹沢が“コンサルの何たるか”を叩き込む展開で、今までで一番面白かった。

やると言った者を断るなんてコンサルタントとして失格、みんなみんな慎重で利口になったらウチが損する、一番効率良くコンサルタント料をむしり取れるのは、やる気だけはあるバカ等々、言葉は辛辣だけど思わず成る程と頷いてしまう位、明快な論理だった。

同時にそんな“ど素人”だからこそ起こしてしまうトラブルについては、損害金も後始末も全ての責任はコンサル側に有ると身を持って示すシーンも描いており、より説得力も増す展開で良かった。

まあ、海鮮居酒屋に何でラーメン用の調理器具やどんぶりが都合よく揃っているのか(時間経過的にベジポタの時は器具やどんぶりを揃える(発注する)時間と余裕は無かった筈)という、突っ込み所は有ったけど、それ以外は良かったし、何より成功を掴んだ芹沢の凄味がきっちりと描かれている事が良かったと思う。

演出=池澤辰也

  • << 230 「行列の女神~らーめん才遊記~」5話まで終了。 今回はパターンを変えて、高齢化し後継者もいない事から廃業を考えている町の中華食堂を惜しむ有栖の仲介で、清流企画の面々が連れて来た候補者で各三日間のコンペを行い、後継者を決めるという話。 一人目は何でもそつなくこなすが、客の席案内に難が有り、二人目は調理の衛生面に無頓着、三人目は嘘つきで問題外、四人目は飛び入り参加で人当たりはいいが、二日目から店に来ず失格かと思いきや、実は外食界のカリスマ経営者だった人で、「そろそろ復帰したら?」とゆとりの母親・橋爪に声を掛けられ、参加を決めた超優良候補だった。 マーケティングや近所の根回しに残りの二日間を使っていたその鷹野(音尾琢真=太縁眼鏡を掛けると印象がガラッと変わり、最初音尾さんだと分からなかった)は、橋爪から正体を隠す様にアドバイスされ黙って参加したのだ。 人脈のないゆとりの為に候補者を用意する親心と、経営素人の後継者なら何かとコンサルが必要で稼げると目論んでいた芹沢の計画を粉砕するという、橋爪の一挙両得作戦に引っ掛かってしまい、ゆとりにこの件でのボーナスは無し!と憤慨する芹沢というオチまであって、見事な脚本だった。 どんどん面白くなって来ている。 演出=星護

No.223 20/05/16 17:33
匿名 

>> 217 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」5話まで終了。 今回は深掘り依頼は無くて、予定外に早く帰… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」6話まで終了。

9ヵ月の子供を連れて外出し突然子供が泣き出すと周囲から白い目で見られるから、外出恐怖症になってしまったという新米ママ・麻衣(徳永えり)からの依頼で、閉店してしまう思い出のレストランに同行する話。

大荷物でベビーカーを畳みバスに乗る時に麻衣はベビーカーを倒してしまうが、レンタルさんは拾い上げようとはせずじっと見ている。こんなに「なんもしない」のを強調した演出は初めてだと思うが、何か気持ちがザラッとした。依頼の一環だからなんもしないという事ではなく、見ず知らずの人であっても隣に立っていたらベビーカーを拾い上げる位はするだろう事を、何故敢えてさせない演出にしたのか?

その後、混むバスに人をかき分け麻衣を乗せてあげたり、子供をあやしたり、レストランの階段をベビーカーで昇る時は手伝ってあげて、「何もしないのも気まずい時が有ります」と、レンタルさんにわざわざ言わせたりしているのだが、そう、そういう優しい男だからこそ、冒頭のなんもしないシーンは有り得ないのではと引っ掛かってしまったのだ。

公共交通機関に乗る時に、一人だけは味方がいる(レンタルさんの事)と思うと心強く感じる、という麻衣の感想が心に響いた。都会は個人主義が過ぎる面は確かに有るからなあ。

脚本=竹川春菜 演出=棚澤孝義

  • << 231 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」7話まで終了。 葬式の生前予約に着いて来て欲しいという依頼。その場のノリで大槻(西岡徳馬)の息子・錬太にされてしまったレンタルさん。 大槻は元建設会社の支社長だったせいか、葬儀の格では見栄を張りたいが見積もりには厳しいというタイプで、生花を造花に出来ないかと聞く大槻に困った担当者が、息子さんは生花でお見送りしたいですよねと振ると、「参列する予定は有りません」とキッパリ(笑) 今までの人生は何をするにもカウントアップだったが、これからは終活に向けてのカウントダウンになるんだなという、73歳の大槻の言葉にはハッとさせられた。 仕事で大きなミスをした神林は、レンタルさんのツイに「そろそろ働けば」「妻は本当はどう思っているのか」等、批判的なコメを送り、木で鼻を括った様なコメ返しに腹を立てるも、次々に自分のツイがフォローされた事に気分が上がって行く。なるほど、そういう展開ね。 そしてレンタルさんには、いつも売り付けられているあの雑誌の編集部から取材の依頼が。 貯金が目減りして不安そうな妻の表情のインサートも有り、どうなって行くのか次も楽しみだ。 演出=棚澤孝義

No.224 20/05/17 14:22
匿名 

>> 218 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)2話まで終了。 ゲスト(被疑者)が前回のイケメンから金持ちの開業歯科… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)3話まで終了。

霊能者・手嶋(堀内敬子)が被害者の会の代表を名指しで3日後に死ぬと予言、本当に死んだ事から、警察は手嶋の取り調べを始める。

女性相手でも楯岡の“始めチャラチャラ手法”に変わりはなく、「いい男、私に合う男は何処にいる?」と問い掛け、ベラベラ喋らせてサインを読み取る筈がなだめ行動が無く、「手嶋は本当に見えているのか?自分の能力を信じているのか?」と、楯岡は混乱するが、辿り着いた結論は手嶋は妄想性障害で「見えていると信じている」という事。

どっちなのかギリギリのラインで成立させたのは、堀内敬子の持つキャラと演技力の賜物で、真犯人は被害者の会のメンバーで、自分の孫の腫瘍が小さくなったのは手嶋のおかげと信じている娘や孫の“希望の火”を絶やしたくなかったからという動機も含め、期待通りのいい仕上がりだった。

脚本=大浦光太 演出=根元和政


  • << 232 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)4話まで終了。 警察への恨みからトロイの木馬型ウイルスを完成させながら、アメリカのサーバーに保管したまま使う事はしなかった高山。 しかしウイルスはばら蒔かれ、状況証拠から逮捕された高山。 彼を助ける為に颯爽と現れたのが、西村和彦演じる人権派弁護士の松尾。 表情を読み取る楯岡と弁の立つ松尾の心理戦は面白く、何か嘘くさいんだけど楯岡を追い詰める松尾を西村和彦が憎々しげに演じていて、楯岡の逆転劇はいつ来るのかと期待が高まる話の運び方はお見事だった。 百戦錬磨の松尾が唐突に黒猫特定で話を始めたのはご都合主義に過ぎるなと思ったのと、松尾をそこまで掻き立てるには動機がちょっと弱いかなというのは残念ポイントとして有ったけど、そこまでの流れは面白かったから良しとしよう。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=根本和政

No.225 20/05/17 14:53
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈土曜ドラマ〉
「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」(NHK・PTS)脚本=田渕久美子 出演=波瑠、アーロン、井浦新、シャオ・ユーウェイ、大東駿介、リャン・ジェンチュン、アンナ・リー、寺脇康文、高橋長英 他

吉田修一の小説原作。初回23分拡大。(全3話)

台湾初の新幹線導入とそれに伴う人間模様を諸々描く日台合作ドラマ。

主人公の商社社員・多田春香(波瑠)のキャラが良く言えば捉え所の無い、悪く言えば中途半端で全然魅力的人物では無いので感情移入が出来ず、二番目に出番の多かった春香の先輩・安西(井浦)は、ずっと上滑りしているしで、中々ドラマに入り込むのは難しかった。

唯一、安西と絡むホステスのユキを演じた向こうの女優さん(シャオ)が、物凄く存在感の有る人で惹き付けられたのが収穫だった。

あと4Kで撮影された向こうの田舎の素朴な風景とかは流石に美しくて癒された。

“湾生”の話まで組み込んで全3話は、消化不良にはならないのかな?

演出=松浦善之助

  • << 234 【シーズン枠外ドラマ】 〈土曜ドラマ〉 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」2話まで終了。 エリックに恋をしていると自覚しているのに私達は友達と言う春香。その言葉が自分の胸にも刺さっているのに。 それなのに繁之からの婚約指輪を受け取り、指にはめて貰う春香。 事なかれ主義の優柔不断というヒロインは魅力が無い。 エリックと一緒に台湾に帰って来た“湾生”の葉山。後の自分の妻を巡ってライバルになりそうだった現地人・中野に対し「二等国民」と思わず言ってしまった事が、ずっと心に澱の様に沈んでいて帰れなかった台湾。 その中野が案内してくれて、元の自宅の方向が分かると走り出す葉山、演じる長英さんの前のめりな走り方と、その背中を追い掛ける手持ちカメラが生み出す臨場感が素晴らしかった。 安西はユキが彼氏を弟だと偽っていた事に腹を立て、「お前はただの台湾人のホステスなんだよ!」と罵ってしまう。「二等国民」と口走った葉山と重なる寸法だ。 エリックは「好きな女性(ひと)とは友達にはなれない」と、もう会わないと春香に告げる。当然だよね。 ※新幹線の車体がパレードをするシーンの人々の高揚感、ああそうなんだろうなあって感じさせてくれるいいシーンだった。 演出=松浦善之助

No.226 20/05/18 18:31
匿名 

>> 219 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」4話まで終了。 今回は遠い親戚の光代おばさんが、毎年贈ってくれ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」5話まで終了。

今回はドラマ「家政婦はFBI」で共演中の後輩女優・梶原(梶原ひかり)に、「安達さんは何を聞いても当たり障りの無い事しか言ってくれない。本気でぶつかりたいのに…」と言われ、戸惑った安達さんがバイバイリストに『誰からも好かれたがる気持ち』と書き込み、その夜、夢に現れた何故か大きなソバージュヘアと派手な化粧の梶原に「子供の頃から回りの顔色を窺って生きてきたの。あんたみたいな自分を振りかざす人の回りで、どれだけの人が心を磨り減らしているか…。私は技術で演じてるの、分かったか、この頭でっかち」とぶちまけると、梶原がいつもの梶原に戻り「あれ?頭がちっちゃくなっちゃた」と安達さんがびっくりするという(笑)、ちょっと目先を変えた話で、安達祐実の本気の芝居も観られたし面白かった。

目覚めた安達さんは夢で言いたい事を言ったせいかやる気満々で、昨日バイバイリストに書いた事を消して撮影に出掛けて行く。

※夢の中の少女が、一昔前のディレクタースタイルの定番、セーターを肩に掛けていて笑った。

演出=大九明子

  • << 233 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」6話まで終了。 今回は別れた最初の夫から貰った婚約指輪を捨てるかどうかの話。 指輪(渡辺大知)がグレーのタキシードで現れ、少女は何故かブラックのタキシードで迎える(前回からコスプレ週間?その前の事は覚えてはいないのだが)というカオスな中、 指輪「二人の思い出の海に捨てて下さい」 少女「あんた、自分がいくらすると思ってるの?」 しばらく考えた末に 指輪「えっ!?売るの?」 安達「当たり前でしょ!海に捨てるなんてドラマ観すぎでしょ!」 のやり取りが笑えた。 思い出の海岸で指輪を渡された記憶が甦り「楽しかったね、ありがとう」と本人ではないけど渡辺が演じる元夫に感謝を告げる安達さんと、深く頷く少女(笑) 捨てずに持ち帰った指輪が…無い! ケースの横には「お風呂で指輪を着けていたら落として排水口に流れてしまい、ごめんなさい」という娘の手紙が。 排水口と海は繋がっているから…と自分を納得させる安達さん。 でも本当は…娘はちゃっかり隠し持っていたというオチ。安達さんが思っているより、娘の精神年齢は高かったというオチ。 今は綺麗に収まったと納得している安達さんが、真実を知るのはいつ? 演出=大九明子

No.227 20/05/18 19:10
匿名 

>> 220 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」6話まで終了。 苦しんでいる沙織に何かをしてあげたい光。詩織のアド… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」7話まで終了。

フィリップの目論みは、源氏物語ミュージアムに二人を連れて行き、光が行く末を知ってショックを受けたら元の世界に戻れるかもしれないという物だった。

光の年表を見て、自分が添え物である事に気付き傷付く中将は、「私は私の物語を生きたい。今の世に残る。」と言う。
それに対し、大きな屋敷で女人達と幸せに暮らして行くと分かった光は帰る道を探すと言い、友のいない世は考えられないと中将に語り掛ける。

中将と違い考えがフワフワとしている光に、遂に沙織は禁断の言葉を投げ付けてしまう。「これだけは言っておく。源氏物語の中で貴方の愛した女の人は、誰一人幸せになんてなってないから!」

結局次元ジャンプは出来ず、東京に戻って来た一行。
方法を見付けた!と電話して来たフィリップは、その最中に敵に捕まった模様。

違う意味で各々大きく傷付いている中将と光。どういうラストにするのかな。
やっぱり次元ジャンプで戻って、ジャンプ中の記憶は失っているというのが一番安寧なのだが。
物語の人物だからなあ。

演出=小中和哉


  • << 235 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」全8話終了。 ギクシャクする沙織との仲を何とかしたくて中将に相談する光。 「それは贈り物だろう」と即答する中将。 「女人の言う事は心の裏返し。瞳を見なさい、瞳に嘘は書けない」伊達にモテているだけの男とは違うのだ。 カイトに教わりモンブランを作る光。 抹茶ケーキを買って帰る沙織。 思いは同じだった二人は仲直り。それに乗じて「そなたと暮らしたい」と思いを打ち明ける光に、沙織は「ごめん、無理、暮らせません」と、キッパリ。本当は好きで一緒に居たいけど、光の幸せは源氏物語の世界に帰る事と信じている沙織。 中将に言われた通りに沙織の瞳を覗き込むが、本心を読み取れない光は「私の居場所はここには無いのだな?」「うん」「あい、分かった」この時の千葉雄大の表情、可愛かったあ。 光の身に危険が迫った時に、脳内に浮かんだ大切な場所にジャンプする様だと分かり、ハワイに飛んだ場所でフィリップの車に轢かれる振りをして、助けに来た光を見事に次元ジャンプさせた沙織。 半年後、光が見たいと言っていた花火大会。一人で見る沙織の横に突然現れた光! いつの間にか大切な人が沙織に、場所がここになっていたのだなというオチ。 半年間どこに?中将は?という謎は残ったが、まあ納得のラストで良かった。 あと休みなく最終回まで観られた事に感謝。 演出=小中和哉

No.228 20/05/19 21:44
匿名 

>> 215 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」4話まで終了。 妻は直ぐに戻って来て、マザコン夫が母親に逆らう顛末が有… 【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」6話まで終了。

夫は妻の初恋相手と知ってキャプテンに近付いたが、その魅力に取り付かれてしまった様だ。

皆が疎開先から戻りまた競争社会に戻った事で、次女は浪人、夫はリストラ、姑はまだらボケが始まり門倉家には暗雲が。

翔太は資産家のお坊っちゃまで、火星に疎開する予約をしているとか。話が壮大に(笑)

そしてまたまた彗星は向きを変えて地球に向かって来ている。

パノラマに金を無心していたキャプテンは、遂に門倉家の居候に。
キャプテンの顔を見た姑は何故か初恋の人だと思い込み、それに上手に話を合わせるキャプテン。あっという間に居場所を作ってしまう人たらしキャプテン。

えっ、裏主役?

演出=トミー・チャン



  • << 236 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」7話まで終了。 キャンピングカーを売ったお金で高級腕時計を買ってしまい、和彦に借りたお金を少ししか返そうとしないキャプテン。 事情を知った久美子はちょっと幻滅。 人たらしで格好いいんだけど、夢を追い掛けちゃうタイプなのかな? 翔太か家族かの選択に悩む結月の背中を押す為に、4人は本当の事(結月は久美子の亡くなった姉の子で、シンマだったから久美子が1歳の結月を引き取った)を話そうと決めるが、誰が話すか中々決められない間に、立ち聞きをしていたキャプテンが結月に話してしまう。 何だコイツって思ったけど、誰も言えなさそうだったから僕が言ったというのを聞いて、そういう優しさも有りなのかなとは思った。 キャプテンは船旅をすると言って高級腕時計を置いて出て行った。(お金持ってるじゃん!) 結月は体力不足で宇宙には行けず翔太と出戻り。また一家5人+翔太の生活が始まると思いきや、和彦が逮捕されてしまう。 退職金が貰えず、リストラされた会社のマッサージ椅子を勝手に転売してしまったのだ。 社長達が逃げちゃった設定だから、現物支給の許可も取れないんだろうし。 でも予告では家に帰っていた様な…。 演出=千葉行利

No.229 20/05/19 22:32
匿名 

>> 221 「美食探偵 明智五郎」5話まで終了。 食物アレルギー持ちの上遠野の娘・小春は、アレルギーと好き嫌いを混同して小春に厳しく当たる臨時教員… 「美食探偵 明智五郎」6話まで終了。

明智の見合いが料亭で行われ、それに乗じて明智をフグの毒で殺し、扇屋百貨店を乗っ取ろうとした伊達常務(小市慢太郎)。
その計画を事前にニースでキャッチしていたマリアはそれを乗っ取り、伊達の愛人で明智の見合い相手として伊達が仕込んだ女を殺してしまう。

料亭の調理場にはシェフ、中居にはりんごを仕込み、マリアも姿を見せていたので、途中まではマリアが仕掛けていると思わせておいて実は…という見せ方も上手かったし、小屋に捕らわれ火を放たれた明智を助け出す迄のマリアの圧倒的な存在感、炎の中で交わされる明智との会話とキスシーンの美しさも素晴らしかった。

助けに行くが足がすくんで中に入れず、二人のラブシーンを見せ付けられて敗北感に打ちのめされる苺。
その気持ちを泣きながら明智にぶつける、ソーシャルディスタンスを強調したラストシーンは、窮余の策だったのだろうが、黒基調に強烈なライト、浮かび上がる二人という画は中々の物だった。

※見合いに遅れた明智の弟の代わりをさせられた苺のコスプレにひと笑い、弟到着で起きるドタバタ喜劇に大爆笑、理屈を凌駕した演出に拍手!

演出=水野格

  • << 251 「美食探偵 明智五郎」7話まで終了。 3週休止で再開に漕ぎ着けた。(因みにその間は、Huluで配信済みのチェーンストーリーと本編の一部を組み合わせた特別編を放送。りんご、シェフ、れいぞう子の裏ストーリーと、明智の少年時代の美食の起源が分かるという、中々分厚い内容で良かった) 今回は苺の同級生地下アイドル・ココが、オタからストーカーに転じた男に狙われている為、明智にボディーガードを頼み、グループ3人丸ごと明智の事務所に居候するという展開。 明智に対して只のココの付添人に徹しようとする苺だが、明智の「大切な料理人を失う訳にはいかない」という言葉に、一発で落ちた苺が可愛かった。(明智に感情がコロコロ動く苺を小芝風花が上手く演じていて、その表情の変化を観るのも楽しみの一つ) 明智の事務所が見えるビルの屋上に陣取るマリアは、SNSで網を張りそれにココが引っ掛かる。 ここまではいいとして、ココが一人で出て行った時に、何で明智は放置したの?推理力が売りの明智にしては凡ミスもいいとこでしょ。このご都合主義はちょっと頂けなかったな。 ※オタがライブでカラーマスクをしていた。3密グッズなのか?(笑) ※地下アイドルが親バレしちゃうから警察には言わないで!何か有りそうな話でちょっと怖い。 ※れいぞう子は死んでいない設定。ダストシュートのカラクリ、どこかで説明してよ! 演出=菅原伸太郎

No.230 20/05/21 10:29
匿名 

>> 222 「行列の女神~らーめん才遊記~」4話まで終了。 無知・無計画・無鉄砲だけどやる気だけはある青年・相川(堀井新太)を使い、“ラオタ”で上… 「行列の女神~らーめん才遊記~」5話まで終了。

今回はパターンを変えて、高齢化し後継者もいない事から廃業を考えている町の中華食堂を惜しむ有栖の仲介で、清流企画の面々が連れて来た候補者で各三日間のコンペを行い、後継者を決めるという話。

一人目は何でもそつなくこなすが、客の席案内に難が有り、二人目は調理の衛生面に無頓着、三人目は嘘つきで問題外、四人目は飛び入り参加で人当たりはいいが、二日目から店に来ず失格かと思いきや、実は外食界のカリスマ経営者だった人で、「そろそろ復帰したら?」とゆとりの母親・橋爪に声を掛けられ、参加を決めた超優良候補だった。
マーケティングや近所の根回しに残りの二日間を使っていたその鷹野(音尾琢真=太縁眼鏡を掛けると印象がガラッと変わり、最初音尾さんだと分からなかった)は、橋爪から正体を隠す様にアドバイスされ黙って参加したのだ。

人脈のないゆとりの為に候補者を用意する親心と、経営素人の後継者なら何かとコンサルが必要で稼げると目論んでいた芹沢の計画を粉砕するという、橋爪の一挙両得作戦に引っ掛かってしまい、ゆとりにこの件でのボーナスは無し!と憤慨する芹沢というオチまであって、見事な脚本だった。
どんどん面白くなって来ている。

演出=星護

  • << 237 「行列の女神~らーめん才遊記~」6話まで終了。 今回はリサーチ能力に自信を持つ白坂の弱点と、能力は有るが上から目線で決め付けてしまう欠点を持つ難波倫子を重ね合わせ、二人まとめて至らない点を指導してしまうという力業を見せる芹沢。 業界最大手チェーンの新店舗限定メニューの開発を、コンペで倫子と争う事になったゆとり。学生街の店舗なのでボリュームがテーマ。 ラーメンライスからヒントを得たゆとりは、ライスを魚介の出汁で炊き、揚げてオコゲにしてラーメンの上に乗せるメニューを作る。動物系のスープに魚介の出汁が溶け出し途中で味変が楽しめるアイディア(美味しそうで食べたくなった!)。 倫子のはでっかい鶏の唐揚げが一枚ドーンと乗ってるだけのインパクト重視ラーメン。 若者は繊細な味なんか分からないと決め付ける倫子に、芹沢は「お客をなめてしまう落とし穴にはまってる」とダメ出し。 倫子の所の社長も居たのにお構い無しの説教。(あの社長、大丈夫なのか?) その説教を聞いていた白坂も自分の傲りと至ら無さに気付き、コンサルタントとして一歩成長するというオチ。 河上はクライアントのアフターケアに回っているという寸法なのね。 さてそろそろ芹沢の過去話が出て来てもいい頃かな? 演出=池澤辰也

No.231 20/05/21 10:52
匿名 

>> 223 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」6話まで終了。 9ヵ月の子供を連れて外出し突然子供が泣き… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」7話まで終了。

葬式の生前予約に着いて来て欲しいという依頼。その場のノリで大槻(西岡徳馬)の息子・錬太にされてしまったレンタルさん。
大槻は元建設会社の支社長だったせいか、葬儀の格では見栄を張りたいが見積もりには厳しいというタイプで、生花を造花に出来ないかと聞く大槻に困った担当者が、息子さんは生花でお見送りしたいですよねと振ると、「参列する予定は有りません」とキッパリ(笑)

今までの人生は何をするにもカウントアップだったが、これからは終活に向けてのカウントダウンになるんだなという、73歳の大槻の言葉にはハッとさせられた。

仕事で大きなミスをした神林は、レンタルさんのツイに「そろそろ働けば」「妻は本当はどう思っているのか」等、批判的なコメを送り、木で鼻を括った様なコメ返しに腹を立てるも、次々に自分のツイがフォローされた事に気分が上がって行く。なるほど、そういう展開ね。

そしてレンタルさんには、いつも売り付けられているあの雑誌の編集部から取材の依頼が。
貯金が目減りして不安そうな妻の表情のインサートも有り、どうなって行くのか次も楽しみだ。

演出=棚澤孝義

  • << 238 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」8話まで終了。 マッチングアプリで出会った女性に告白したが、3週間もスルーされている瀬戸(松尾諭=好演)からの依頼で、彼女とのデートを一緒に辿り何がいけなかったのかを探るという話。 瀬戸は都度、レンタルさんに意見を求めたり質問したりするが、考えはするが「分かりません」「覚えていません」の連発で、結局瀬戸自身が自分の出した答えに納得して行くという流れが面白かった。 途中、スルーしていた女からの返事が入り、「優しさに惹かれて真剣に考えましたが…」だけ瀬戸が読んで、その後は伏せたまま「振られました」の結論を言うという演出だったが、その後の瀬戸の「長く付き合っていた彼女に優しいけど物足りない、結婚までは考えられないと言われた事がある」という思い出話で帳尻を合わせていて中々良かった。 まりあに恋人が出来て完全に振られた神林は、再びレンタルさんを「妻を放置して」と攻撃するツイートをして、直ぐに“いいね!”の反応が有る事に酔いしれる。この男、危険に付き…。 ※遂にこのドラマも撮影ストック分が底を尽き、次回分から放送が延期となってしまった。残念⤵️ 演出=棚澤孝義

No.232 20/05/23 23:06
匿名 

>> 224 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)3話まで終了。 霊能者・手嶋(堀内敬子)が被害者の会の代表を名指しで… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)4話まで終了。

警察への恨みからトロイの木馬型ウイルスを完成させながら、アメリカのサーバーに保管したまま使う事はしなかった高山。
しかしウイルスはばら蒔かれ、状況証拠から逮捕された高山。

彼を助ける為に颯爽と現れたのが、西村和彦演じる人権派弁護士の松尾。
表情を読み取る楯岡と弁の立つ松尾の心理戦は面白く、何か嘘くさいんだけど楯岡を追い詰める松尾を西村和彦が憎々しげに演じていて、楯岡の逆転劇はいつ来るのかと期待が高まる話の運び方はお見事だった。

百戦錬磨の松尾が唐突に黒猫特定で話を始めたのはご都合主義に過ぎるなと思ったのと、松尾をそこまで掻き立てるには動機がちょっと弱いかなというのは残念ポイントとして有ったけど、そこまでの流れは面白かったから良しとしよう。

脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=根本和政

  • << 239 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)5話まで終了。 今回は全国トップクラスの私立高校に爆発予告があり、それでも学園祭が強行されるとゴミ置き場で爆発が起き、担当の教諭と見回りの警官が怪我をするが、理事長は知らぬ存ぜぬを押し通し、捜査をする中で浮上した容疑者、学園一の秀才・東村(望月歩=冷静からの動揺、からの爆発と感情の起伏を好演)と楯岡の心理戦で魅せるという話。 自殺したLGBTの交際相手・真岡の遺書に楯岡が付け加えて読んでいるのは、東村の表情で読めたし、西野がトイレに置き忘れた腕時計を強調していたので、時計に細工をしていたのも分かっていたが、筒井の「バレたら終わりだぞ」は遺書の捏造の事かと思っていたら、もっと時間トリックの仕掛けで秀才ならではの傲りの部分を突っついた作戦で、2個目の爆弾の爆発を阻止するという面白い脚本だった。 望月歩は王道の主役路線では無いが、あの若さで完全に自分のポジションを確立していて、しかも引き合いの多そうなカメレオン演技力、大したもんだ。 演出=山内大典

No.233 20/05/24 14:43
匿名 

>> 226 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」5話まで終了。 今回はドラマ「家政婦はFBI」で共演中の後輩女… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」6話まで終了。

今回は別れた最初の夫から貰った婚約指輪を捨てるかどうかの話。

指輪(渡辺大知)がグレーのタキシードで現れ、少女は何故かブラックのタキシードで迎える(前回からコスプレ週間?その前の事は覚えてはいないのだが)というカオスな中、
指輪「二人の思い出の海に捨てて下さい」
少女「あんた、自分がいくらすると思ってるの?」
しばらく考えた末に
指輪「えっ!?売るの?」
安達「当たり前でしょ!海に捨てるなんてドラマ観すぎでしょ!」
のやり取りが笑えた。

思い出の海岸で指輪を渡された記憶が甦り「楽しかったね、ありがとう」と本人ではないけど渡辺が演じる元夫に感謝を告げる安達さんと、深く頷く少女(笑)

捨てずに持ち帰った指輪が…無い!
ケースの横には「お風呂で指輪を着けていたら落として排水口に流れてしまい、ごめんなさい」という娘の手紙が。
排水口と海は繋がっているから…と自分を納得させる安達さん。

でも本当は…娘はちゃっかり隠し持っていたというオチ。安達さんが思っているより、娘の精神年齢は高かったというオチ。
今は綺麗に収まったと納得している安達さんが、真実を知るのはいつ?

演出=大九明子

  • << 240 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」7話まで終了。 マネージャーから「今度は本なんかどうてですか?」と言われた安達さん、何冊か候補を持ってベッドに入ると、何故か結い上げ着物姿の少女(コスプレの意味(笑))がみかんを爆食い、そこにヨウコ(松本まりか)とミヤ(徳永えり子)が現れ、その名前から小池真理子の著書「狂王の庭」だと気付く安達さん。 単行本のヨウコが「文庫とは格が違うの、格が!」と言い放つと、文庫本のミヤは「デッカイ図体して笑わせないで」と言い返す。 と、電子書籍の可愛い女の子が出て来て、二人は「無敵ね」「負けたわ」とあっさり降参、女の子に嫉妬したのか少女が「デリート、デリート」と荒ぶっていて爆笑。 冒頭とラストで、仲良くなった梶原との撮影現場のシーンに時間を割いた為に、夢パートの時間が削られ、折角の松本まりかと徳永えり子なのにバトルシーンが少なくて残念だった。 本は「私の方が持ち歩きに便利」と言っていたミヤの文庫本が撮影現場に持参され、「読みたい」と言った梶原の手に無事に渡った。 演出=成瀬朋一

No.234 20/05/24 15:12
匿名 

>> 225 【シーズン枠外ドラマ】 〈土曜ドラマ〉 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」(NHK・PTS)脚本=田渕久美子 出演=波瑠、アーロン、… 【シーズン枠外ドラマ】

〈土曜ドラマ〉
「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」2話まで終了。

エリックに恋をしていると自覚しているのに私達は友達と言う春香。その言葉が自分の胸にも刺さっているのに。
それなのに繁之からの婚約指輪を受け取り、指にはめて貰う春香。
事なかれ主義の優柔不断というヒロインは魅力が無い。

エリックと一緒に台湾に帰って来た“湾生”の葉山。後の自分の妻を巡ってライバルになりそうだった現地人・中野に対し「二等国民」と思わず言ってしまった事が、ずっと心に澱の様に沈んでいて帰れなかった台湾。
その中野が案内してくれて、元の自宅の方向が分かると走り出す葉山、演じる長英さんの前のめりな走り方と、その背中を追い掛ける手持ちカメラが生み出す臨場感が素晴らしかった。

安西はユキが彼氏を弟だと偽っていた事に腹を立て、「お前はただの台湾人のホステスなんだよ!」と罵ってしまう。「二等国民」と口走った葉山と重なる寸法だ。

エリックは「好きな女性(ひと)とは友達にはなれない」と、もう会わないと春香に告げる。当然だよね。

※新幹線の車体がパレードをするシーンの人々の高揚感、ああそうなんだろうなあって感じさせてくれるいいシーンだった。

演出=松浦善之助

  • << 241 【シーズン枠外ドラマ】 〈土曜ドラマ〉 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」全3話終了。 最終回10分拡大。 うーん何だろう、全3話なのにあちこち話を広げ過ぎて、結局どれも上っ面を撫でただけみたいな、中身の無いドラマになってしまった。 それでも主人公に魅力が有れば、話に入り込む事は出来たと思うのだが、まあ繁之を振るのに7年も掛けるいい子ぶりっこ、裏を返せば自己チュー女。繁之もずっと春香を疑っていて、最初から最後まで恋人同士という感じはしなかった二人。 春香はいつの間にか中国語もマスターしてトリリンガルになっていたけど、具体的に何の仕事をしていたのかも不明だし、全く出来る女には見えなかった。 ケビンはやっぱりユキの本当の弟だと分かり、ユキに会いに行く安西。体を半分に折って謝り立ち去ろうとする安西に背中から抱き付くユキ。このシーンは良かったけど後は放置。 ラスト、商社を辞めて台湾に残る事にした春香とエリックは再会、「運命なんだ」と言い合って新幹線の中で手を握り合うが、その先の事は放置。 中身が有ってきっちり描けていたのは、湾生・葉山と現地人・中野の関係だけだった気がする。 映像の美しさと、台湾人の誇りを背負った出来る男・王さんの格好良さだけが救いだったな。 演出=松浦善之助

No.235 20/05/24 16:23
匿名 

>> 227 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」7話まで終了。 フィリップの目論みは、源氏物語ミュージアムに二人を… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」全8話終了。

ギクシャクする沙織との仲を何とかしたくて中将に相談する光。
「それは贈り物だろう」と即答する中将。
「女人の言う事は心の裏返し。瞳を見なさい、瞳に嘘は書けない」伊達にモテているだけの男とは違うのだ。

カイトに教わりモンブランを作る光。
抹茶ケーキを買って帰る沙織。
思いは同じだった二人は仲直り。それに乗じて「そなたと暮らしたい」と思いを打ち明ける光に、沙織は「ごめん、無理、暮らせません」と、キッパリ。本当は好きで一緒に居たいけど、光の幸せは源氏物語の世界に帰る事と信じている沙織。
中将に言われた通りに沙織の瞳を覗き込むが、本心を読み取れない光は「私の居場所はここには無いのだな?」「うん」「あい、分かった」この時の千葉雄大の表情、可愛かったあ。

光の身に危険が迫った時に、脳内に浮かんだ大切な場所にジャンプする様だと分かり、ハワイに飛んだ場所でフィリップの車に轢かれる振りをして、助けに来た光を見事に次元ジャンプさせた沙織。

半年後、光が見たいと言っていた花火大会。一人で見る沙織の横に突然現れた光!
いつの間にか大切な人が沙織に、場所がここになっていたのだなというオチ。
半年間どこに?中将は?という謎は残ったが、まあ納得のラストで良かった。
あと休みなく最終回まで観られた事に感謝。

演出=小中和哉

No.236 20/05/29 16:02
匿名 

>> 228 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」6話まで終了。 夫は妻の初恋相手と知ってキャプテンに近付いたが、その魅… 【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」7話まで終了。

キャンピングカーを売ったお金で高級腕時計を買ってしまい、和彦に借りたお金を少ししか返そうとしないキャプテン。
事情を知った久美子はちょっと幻滅。
人たらしで格好いいんだけど、夢を追い掛けちゃうタイプなのかな?

翔太か家族かの選択に悩む結月の背中を押す為に、4人は本当の事(結月は久美子の亡くなった姉の子で、シンマだったから久美子が1歳の結月を引き取った)を話そうと決めるが、誰が話すか中々決められない間に、立ち聞きをしていたキャプテンが結月に話してしまう。
何だコイツって思ったけど、誰も言えなさそうだったから僕が言ったというのを聞いて、そういう優しさも有りなのかなとは思った。

キャプテンは船旅をすると言って高級腕時計を置いて出て行った。(お金持ってるじゃん!)

結月は体力不足で宇宙には行けず翔太と出戻り。また一家5人+翔太の生活が始まると思いきや、和彦が逮捕されてしまう。
退職金が貰えず、リストラされた会社のマッサージ椅子を勝手に転売してしまったのだ。
社長達が逃げちゃった設定だから、現物支給の許可も取れないんだろうし。
でも予告では家に帰っていた様な…。

演出=千葉行利


  • << 242 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」全8話終了。 マッサージチェアを転売していたのは和彦だはなくて、元部下のあのマッシュルーム頭。和彦は分かっていたが、元上司として自分から警察に売る事は出来なかったから、黙秘を貫いていた。 家族の評価は下がったり上がったり大忙し。 結月と翔太は結婚する事になり、彗星衝突の当日に自宅で手作りの式を挙げる。 そして最後の晩餐からの人生ゲームで笑い合い、ゲーム中に微笑みながら寝てしまう祖母。 演じる松原さんのキャラも有るけど、最後にまだらボケの設定にした事で、地球最後の悲愴感を打ち消し、何なら最後まで家族を和ませる存在になるという、上手い演出だった。 もうすぐ衝突の午前零時を前に、一家は手を繋いで輪になる。そのまま時が過ぎるのかと思いきや、和彦はトイレ!久美子はガスの元栓!美咲はスマホで写真撮りたい!と言い出し手を放す。その瞬間窓の外には閃光が走り画面はストップ。 地球の画に久美子のナレーションで終了。 なんだけどCM明けにもう一つのラストとか言って付け足しが。 えーっ!?本編の閃光は小さめの隕石だった、巨大彗星は逸れたけどまた向きを変えて地球に向かって来るってオチなの? 何か紛らわしい。結論を視聴者に預けるなら本編だけで終わらせて欲しかったな。 中弛みは有ったけど、まあまあ楽しめたから良しとするか。 演出=千葉行利

No.237 20/05/29 16:44
匿名 

>> 230 「行列の女神~らーめん才遊記~」5話まで終了。 今回はパターンを変えて、高齢化し後継者もいない事から廃業を考えている町の中華食堂を惜し… 「行列の女神~らーめん才遊記~」6話まで終了。

今回はリサーチ能力に自信を持つ白坂の弱点と、能力は有るが上から目線で決め付けてしまう欠点を持つ難波倫子を重ね合わせ、二人まとめて至らない点を指導してしまうという力業を見せる芹沢。

業界最大手チェーンの新店舗限定メニューの開発を、コンペで倫子と争う事になったゆとり。学生街の店舗なのでボリュームがテーマ。
ラーメンライスからヒントを得たゆとりは、ライスを魚介の出汁で炊き、揚げてオコゲにしてラーメンの上に乗せるメニューを作る。動物系のスープに魚介の出汁が溶け出し途中で味変が楽しめるアイディア(美味しそうで食べたくなった!)。
倫子のはでっかい鶏の唐揚げが一枚ドーンと乗ってるだけのインパクト重視ラーメン。
若者は繊細な味なんか分からないと決め付ける倫子に、芹沢は「お客をなめてしまう落とし穴にはまってる」とダメ出し。
倫子の所の社長も居たのにお構い無しの説教。(あの社長、大丈夫なのか?)

その説教を聞いていた白坂も自分の傲りと至ら無さに気付き、コンサルタントとして一歩成長するというオチ。
河上はクライアントのアフターケアに回っているという寸法なのね。

さてそろそろ芹沢の過去話が出て来てもいい頃かな?

演出=池澤辰也

  • << 243 「行列の女神~らーめん才遊記~」7話まで終了。 今回は月替わり新作を任された夏川の苦闘、ラーメン界のカリスマ中原から、ラーメン博物館に出した新店舗のコンサルを依頼された芹沢が、ゆとりを担当にした件、そして清流企画の守護神・河上部長の意外な過去話をそれぞれきちんと描いて、最後に芹沢の苦闘時代も描き、そこから今までに得た教訓を修行時代の先輩でもある中原にぶつけ、目覚めた中原が全力でそれに応えるという盛り沢山の内容を、実に上手くまとめていた脚本家にアッパレを差し上げたい。 中原、芹沢、河上はかつて同じ店で修行してそれぞれに独立後、中原はカリスマに、芹沢は女性差別、味の挫折からの成功、河上は3年で店を潰しその後、成功した芹沢から誘われて今に至るという過去がそれぞれに有った。 昼行灯の様な河上の背景が分かって、何故彼が守護神の役割を担当しているのか納得。 次回が最終回。フードサミットの委員長代打に請われて就任した橋爪は、ラーメン排除を条件にする。(毎年やっている?みたいだから、ラーメン排除なんて客が許さんだろうが) 岡本健一が芹沢に恨みを抱いている様な役なのかな? さあ、どうまとめるのか楽しみだ。 演出=吉川厚志

No.238 20/05/30 11:37
匿名 

>> 231 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」7話まで終了。 葬式の生前予約に着いて来て欲しいという依… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」8話まで終了。

マッチングアプリで出会った女性に告白したが、3週間もスルーされている瀬戸(松尾諭=好演)からの依頼で、彼女とのデートを一緒に辿り何がいけなかったのかを探るという話。
瀬戸は都度、レンタルさんに意見を求めたり質問したりするが、考えはするが「分かりません」「覚えていません」の連発で、結局瀬戸自身が自分の出した答えに納得して行くという流れが面白かった。

途中、スルーしていた女からの返事が入り、「優しさに惹かれて真剣に考えましたが…」だけ瀬戸が読んで、その後は伏せたまま「振られました」の結論を言うという演出だったが、その後の瀬戸の「長く付き合っていた彼女に優しいけど物足りない、結婚までは考えられないと言われた事がある」という思い出話で帳尻を合わせていて中々良かった。

まりあに恋人が出来て完全に振られた神林は、再びレンタルさんを「妻を放置して」と攻撃するツイートをして、直ぐに“いいね!”の反応が有る事に酔いしれる。この男、危険に付き…。

※遂にこのドラマも撮影ストック分が底を尽き、次回分から放送が延期となってしまった。残念⤵️

演出=棚澤孝義

  • << 397 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」9話まで終了。 5月の終わり頃放送の8話を最後に休止。3ヵ月以上間が空いてしまったので、自分のレビューを読み直して、ドラマの雰囲気を思い出してから視聴した。 今回は同性の恋人を持つ知世(土村芳=どこかで観た事あるなと思ってググったら、「3年A組」の相楽文香役の人だった)が、彼女・優季(古川琴音)の惚気を誰かに話したくて、レンタルさんに依頼するという話。 喫茶店でレンタルさんに会うと、恋人は女性だと言って驚かせた後は、溜め込んでいた優季のエピソードを、スマホの写真を見せながら次々に喋り続け「可愛いんですよ」と惚気る知世。 エピソードの一つ一つがユニークで子供っぽくて、思わず笑顔になる森山と同様に、私も少年みたいな子だなと俄然優季に興味を持った所で、ホワイトボードの写真を取り忘れたから、家まで見に来て欲しいと言われた森山は快諾して着いて行くと、家には居ない筈の悪酔いした優季が居て一騒動。 少年みたいで自由な発想をする優季を演じている古川琴音(「凪のお暇」のモル役の人)が、コケティッシュな風貌で雰囲気がぴったりで良かった。 感情を殆ど出さない森山は決して二人の“地雷”にはならないという、ホッとする話だった。 ※雑誌売り男が居なくなっていて、ちょっと心配。 脚本=本田隆朗 演出=進藤丈広

No.239 20/05/30 12:13
匿名 

>> 232 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)4話まで終了。 警察への恨みからトロイの木馬型ウイルスを完成させなが… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)5話まで終了。

今回は全国トップクラスの私立高校に爆発予告があり、それでも学園祭が強行されるとゴミ置き場で爆発が起き、担当の教諭と見回りの警官が怪我をするが、理事長は知らぬ存ぜぬを押し通し、捜査をする中で浮上した容疑者、学園一の秀才・東村(望月歩=冷静からの動揺、からの爆発と感情の起伏を好演)と楯岡の心理戦で魅せるという話。

自殺したLGBTの交際相手・真岡の遺書に楯岡が付け加えて読んでいるのは、東村の表情で読めたし、西野がトイレに置き忘れた腕時計を強調していたので、時計に細工をしていたのも分かっていたが、筒井の「バレたら終わりだぞ」は遺書の捏造の事かと思っていたら、もっと時間トリックの仕掛けで秀才ならではの傲りの部分を突っついた作戦で、2個目の爆弾の爆発を阻止するという面白い脚本だった。

望月歩は王道の主役路線では無いが、あの若さで完全に自分のポジションを確立していて、しかも引き合いの多そうなカメレオン演技力、大したもんだ。

演出=山内大典


  • << 244 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)6話まで終了。 俳優が殺され不倫相手の若手女優・木戸が疑われ、事情聴取をした楯岡はその反応から木戸が犯人てある事を確信するが、俳優の妻で大女優の城之内が自首して来て、こちらは犯人である反応を示さない、という話。 途中、何かの話の時に城之内の娘と木戸は年齢が近いと言っていて、もしかして不倫じゃなくて腹違いの娘?と思ったら、やっぱりそうだった。 城之内が台本を作って芝居をしているのも気付いたけど、彼女が庇うとしたら娘しか居ないし、後は犯人が娘なのか木戸なのかだけで、反応から木戸が犯人であれば、城之内は勘違いをして娘を庇っていた事になる。 ここで出て来たのは短期記憶障害。夫の死体の側に呆然と座り込んでいた娘。何が有ったのかを聞いても「分からない覚えていない」。それで城之内は娘が犯人と思い込んだ。仕事優先で娘との関係は最悪だったから、関係修復の意味も有ったとはね。 木戸に対して不倫相手と言われるのは構わないが、実子だとバレるのだけは困る、娘をこれ以上傷付けたくないと言い放つ俳優の身勝手さ。 似た者夫婦と言うか何と言うか。ちょっぴり木戸が可哀想になったわ。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=山内大典

No.240 20/05/30 12:39
匿名 

>> 233 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」6話まで終了。 今回は別れた最初の夫から貰った婚約指輪を捨てる… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」7話まで終了。

マネージャーから「今度は本なんかどうてですか?」と言われた安達さん、何冊か候補を持ってベッドに入ると、何故か結い上げ着物姿の少女(コスプレの意味(笑))がみかんを爆食い、そこにヨウコ(松本まりか)とミヤ(徳永えり子)が現れ、その名前から小池真理子の著書「狂王の庭」だと気付く安達さん。
単行本のヨウコが「文庫とは格が違うの、格が!」と言い放つと、文庫本のミヤは「デッカイ図体して笑わせないで」と言い返す。
と、電子書籍の可愛い女の子が出て来て、二人は「無敵ね」「負けたわ」とあっさり降参、女の子に嫉妬したのか少女が「デリート、デリート」と荒ぶっていて爆笑。

冒頭とラストで、仲良くなった梶原との撮影現場のシーンに時間を割いた為に、夢パートの時間が削られ、折角の松本まりかと徳永えり子なのにバトルシーンが少なくて残念だった。

本は「私の方が持ち歩きに便利」と言っていたミヤの文庫本が撮影現場に持参され、「読みたい」と言った梶原の手に無事に渡った。

演出=成瀬朋一

  • << 245 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」8話まで終了。 夢で少女の身元を聞き出そうとする安達さんに「詮索するの止めた方がいいよ」と、何故か靴磨き少年の様なコスプレの少女。 小さな声で「栄養運んでたのにさ」って、えっ!?少女は安達さんの母親?それともこのドラマっぽく言えば、安達さんに繋がっていた胎盤とか? 今回は昔付き合っていた大好きな彼に釣り合う女になろうと背伸びをして買った靴が、やたら低姿勢で「捨てて下さい」と直訴して来る話。(それで少女は靴磨き少年のコスプレだったのか(笑)) ある日、彼とショーウインドウに映る自分の姿を見て、その頑張っている感にがっかりして自分から別れを告げたという切ない話だった。 どんな靴なのかなと思っていたら、大門未知子でお馴染みのルブタンの黒のピンヒールだった。それは確かに背伸びのし過ぎだし似合わないわあ。(サイズの合わないブカブカの靴。フィッティングせずに買うなんてルブタンで有り得る?) ネットオークションにルブタンを出す安達さん。 自分は相手に相応しくないと勝手に思い込み別れを告げたという、昔の安達さんと同じ様な失恋をして落ち込んでいたマネージャーの、渡せなかったアクセサリーもついでに売りに出して元気付ける安達さん。 綺麗なオチで良かった。 演出=林雅貴

No.241 20/05/31 00:00
匿名 

>> 234 【シーズン枠外ドラマ】 〈土曜ドラマ〉 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」2話まで終了。 エリックに恋をしていると自覚している… 【シーズン枠外ドラマ】

〈土曜ドラマ〉
「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」全3話終了。

最終回10分拡大。

うーん何だろう、全3話なのにあちこち話を広げ過ぎて、結局どれも上っ面を撫でただけみたいな、中身の無いドラマになってしまった。

それでも主人公に魅力が有れば、話に入り込む事は出来たと思うのだが、まあ繁之を振るのに7年も掛けるいい子ぶりっこ、裏を返せば自己チュー女。繁之もずっと春香を疑っていて、最初から最後まで恋人同士という感じはしなかった二人。
春香はいつの間にか中国語もマスターしてトリリンガルになっていたけど、具体的に何の仕事をしていたのかも不明だし、全く出来る女には見えなかった。

ケビンはやっぱりユキの本当の弟だと分かり、ユキに会いに行く安西。体を半分に折って謝り立ち去ろうとする安西に背中から抱き付くユキ。このシーンは良かったけど後は放置。

ラスト、商社を辞めて台湾に残る事にした春香とエリックは再会、「運命なんだ」と言い合って新幹線の中で手を握り合うが、その先の事は放置。

中身が有ってきっちり描けていたのは、湾生・葉山と現地人・中野の関係だけだった気がする。

映像の美しさと、台湾人の誇りを背負った出来る男・王さんの格好良さだけが救いだったな。

演出=松浦善之助

No.242 20/05/31 18:50
匿名 

>> 236 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」7話まで終了。 キャンピングカーを売ったお金で高級腕時計を買ってしまい… 【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」全8話終了。

マッサージチェアを転売していたのは和彦だはなくて、元部下のあのマッシュルーム頭。和彦は分かっていたが、元上司として自分から警察に売る事は出来なかったから、黙秘を貫いていた。
家族の評価は下がったり上がったり大忙し。

結月と翔太は結婚する事になり、彗星衝突の当日に自宅で手作りの式を挙げる。
そして最後の晩餐からの人生ゲームで笑い合い、ゲーム中に微笑みながら寝てしまう祖母。
演じる松原さんのキャラも有るけど、最後にまだらボケの設定にした事で、地球最後の悲愴感を打ち消し、何なら最後まで家族を和ませる存在になるという、上手い演出だった。

もうすぐ衝突の午前零時を前に、一家は手を繋いで輪になる。そのまま時が過ぎるのかと思いきや、和彦はトイレ!久美子はガスの元栓!美咲はスマホで写真撮りたい!と言い出し手を放す。その瞬間窓の外には閃光が走り画面はストップ。
地球の画に久美子のナレーションで終了。

なんだけどCM明けにもう一つのラストとか言って付け足しが。
えーっ!?本編の閃光は小さめの隕石だった、巨大彗星は逸れたけどまた向きを変えて地球に向かって来るってオチなの?
何か紛らわしい。結論を視聴者に預けるなら本編だけで終わらせて欲しかったな。

中弛みは有ったけど、まあまあ楽しめたから良しとするか。

演出=千葉行利

No.243 20/06/04 11:06
匿名 

>> 237 「行列の女神~らーめん才遊記~」6話まで終了。 今回はリサーチ能力に自信を持つ白坂の弱点と、能力は有るが上から目線で決め付けてしまう欠… 「行列の女神~らーめん才遊記~」7話まで終了。

今回は月替わり新作を任された夏川の苦闘、ラーメン界のカリスマ中原から、ラーメン博物館に出した新店舗のコンサルを依頼された芹沢が、ゆとりを担当にした件、そして清流企画の守護神・河上部長の意外な過去話をそれぞれきちんと描いて、最後に芹沢の苦闘時代も描き、そこから今までに得た教訓を修行時代の先輩でもある中原にぶつけ、目覚めた中原が全力でそれに応えるという盛り沢山の内容を、実に上手くまとめていた脚本家にアッパレを差し上げたい。

中原、芹沢、河上はかつて同じ店で修行してそれぞれに独立後、中原はカリスマに、芹沢は女性差別、味の挫折からの成功、河上は3年で店を潰しその後、成功した芹沢から誘われて今に至るという過去がそれぞれに有った。
昼行灯の様な河上の背景が分かって、何故彼が守護神の役割を担当しているのか納得。

次回が最終回。フードサミットの委員長代打に請われて就任した橋爪は、ラーメン排除を条件にする。(毎年やっている?みたいだから、ラーメン排除なんて客が許さんだろうが)
岡本健一が芹沢に恨みを抱いている様な役なのかな?

さあ、どうまとめるのか楽しみだ。

演出=吉川厚志

  • << 247 「行列の女神~らーめん才遊記~」全8話終了。 芹沢が開発した看板メニュー濃口醤油らあめんと同じ様な味のラーメンを出す店「たかじ」が、悉く清流房の各店の側に出店し、極端な安売りを仕掛けて来て清流房は閑古鳥が鳴く状態に。 「たかじ」の代表・安本(岡本健一)は、清流房で職人歴をスタートし、品川店支店長の時に濃口醤油らあめんの肝の鮎を勝手に片口鰯に変え、鮎は横流しをしていた行為で芹沢からクビにされた男だった。 芹沢は価格競争はせず、逆に以前から温めていた構想の、鮎をタレにも使用したグレードアップ商品「解」を1,000円で出し、片口鰯を使用した安価版も開発して「たかじ」全店を駆逐する。 ついでに「解」を橋爪に試食させ、スープ迄飲み干した橋爪に、フードサミットへのラーメンの参加を認めさせる。 初回のコンサル(もやしの量を激増させる)がイマイチで、3話位迄はそれほど乗れなかったのだが、4話の「やる気だけは有るバカのコンサルは儲かる」という話から俄然面白くなり、そこから最後迄はずっと面白かった。 職人としての才能と経営者としての決断力に優れた芹沢と、彼女を尊敬し実直に支えて行く河上のコンビが、説得力が有って良かったと思う。 コロナ禍の中、休止もせずに全話完走した貴重な作品となった事にも感謝。 演出=池澤辰也

No.244 20/06/07 14:34
匿名 

>> 239 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)5話まで終了。 今回は全国トップクラスの私立高校に爆発予告があり、そ… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)6話まで終了。

俳優が殺され不倫相手の若手女優・木戸が疑われ、事情聴取をした楯岡はその反応から木戸が犯人てある事を確信するが、俳優の妻で大女優の城之内が自首して来て、こちらは犯人である反応を示さない、という話。

途中、何かの話の時に城之内の娘と木戸は年齢が近いと言っていて、もしかして不倫じゃなくて腹違いの娘?と思ったら、やっぱりそうだった。
城之内が台本を作って芝居をしているのも気付いたけど、彼女が庇うとしたら娘しか居ないし、後は犯人が娘なのか木戸なのかだけで、反応から木戸が犯人であれば、城之内は勘違いをして娘を庇っていた事になる。

ここで出て来たのは短期記憶障害。夫の死体の側に呆然と座り込んでいた娘。何が有ったのかを聞いても「分からない覚えていない」。それで城之内は娘が犯人と思い込んだ。仕事優先で娘との関係は最悪だったから、関係修復の意味も有ったとはね。

木戸に対して不倫相手と言われるのは構わないが、実子だとバレるのだけは困る、娘をこれ以上傷付けたくないと言い放つ俳優の身勝手さ。

似た者夫婦と言うか何と言うか。ちょっぴり木戸が可哀想になったわ。

脚本=ブラジリィー・アン・山田
演出=山内大典

  • << 248 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)7話まで終了。 今回は中学の美術教師・木谷(眞島秀和)が、親から虐待されたから家に居させてと頼って来た教え子の春奈を7年間地下室に監禁し、明るみに出た後も、ストックホルム症候群に陥っていた春奈は「先生は悪くない」と言い続け、木谷は両親の虐待から護っただけと言い張るという話。 眞島秀和の母親役の女優・辻沢杏子が若過ぎて(実年齢で15歳差)不自然だった(死んだ実子の代わりに、虐待されていた少年を誘拐した設定だが、実子と少年の年齢が同じ位だからやっぱり不自然)事を除けば、良く出来ていたと思う。 眞島さんはやっぱり上手い。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=根本和政

No.245 20/06/07 15:04
匿名 

>> 240 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」7話まで終了。 マネージャーから「今度は本なんかどうてですか?… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」8話まで終了。

夢で少女の身元を聞き出そうとする安達さんに「詮索するの止めた方がいいよ」と、何故か靴磨き少年の様なコスプレの少女。
小さな声で「栄養運んでたのにさ」って、えっ!?少女は安達さんの母親?それともこのドラマっぽく言えば、安達さんに繋がっていた胎盤とか?

今回は昔付き合っていた大好きな彼に釣り合う女になろうと背伸びをして買った靴が、やたら低姿勢で「捨てて下さい」と直訴して来る話。(それで少女は靴磨き少年のコスプレだったのか(笑))
ある日、彼とショーウインドウに映る自分の姿を見て、その頑張っている感にがっかりして自分から別れを告げたという切ない話だった。
どんな靴なのかなと思っていたら、大門未知子でお馴染みのルブタンの黒のピンヒールだった。それは確かに背伸びのし過ぎだし似合わないわあ。(サイズの合わないブカブカの靴。フィッティングせずに買うなんてルブタンで有り得る?)

ネットオークションにルブタンを出す安達さん。
自分は相手に相応しくないと勝手に思い込み別れを告げたという、昔の安達さんと同じ様な失恋をして落ち込んでいたマネージャーの、渡せなかったアクセサリーもついでに売りに出して元気付ける安達さん。
綺麗なオチで良かった。

演出=林雅貴


  • << 249 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」9話まで終了。 夫は家事分担の約束を守らず、失恋マネージャーはいきなり金髪、女優の自分は髪型の変更もままならないのにと、苛々したまま夢に突入すると、何故か金髪になっている安達さん。 訪ねて来たのは実の娘の姿をした10年前の安達さん。「今の仕事は?」「女優」「役名とか有る?」「今やっているのは一応主役」 10年前仕事が無かった、年齢重ねて子供だっているし。ネームバリューは有るけどオファーしづらい女優だったのかなと回顧する安達さん。 何もしないで今の幸せを手に入れた訳じゃないけど…役者って不自由って、髪の毛を切りたい衝動に駆られている安達さんは、夢で10年前の自分の髪の毛を切ろうとして、北村匠海姿の西村マネに止められ、現実でもバッサリ行こうとして本物の西村マネに止められ、役作りに必要な5㎜だけ前髪をカット。 バイバイリストに書かれたのは「髪の毛(5ミリ)」というオチ。 ※昔「男女7人」撮影中に、明石家さんまが髪の毛を切っちゃったから、短髪から急に伸びたりしてという事が有ったなあと思い出した(笑) 演出=大九明子

No.246 20/06/07 16:10
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

<オトナの土ドラ>
「犯罪症候群Season2」(東海TV・WOWOW)脚本=篠崎絵里子 出演=谷原章介、玉山鉄二、木村多江、野間口徹、阿南健治、手塚理美、石黒賢、板尾創路、渡部篤郎 他

貫井徳郎の小説原作。2017年WOWOWで放送したSeason2(全4話)を地上波で初放送。

Season1の細かい内容は覚えていなかったが、昔のシーンやちょっとした会話で少し思い出した。
1は玉山鉄二が主演で妹が殺されて、未成年の犯人を殴り殺す寸前迄行く程荒れて刑事を辞め、探偵になって本庁の渡部篤郎に裏仕事で使われる、みたいな感じだったけど、2は1では恋人(玉鉄の妹)を殺されたけど自分を律している感じだった谷原章介が主演で、どうやら有る意味精神が崩壊していて、未成年の犯人に家族を殺されやり場の無い怒りに苦しむ遺族の依頼で、事故に見せ掛け未成年犯人を抹殺する“殺人マシーン”になっている様なのだ。

そしてからくりに気付いた篤郎は、玉鉄に調査を命じる。

「少年犯罪を考える会」の代表・板尾創路が依頼を受けると、会員の木村多江が犯人少年が更正しているか調査、していなければ谷原に抹殺を依頼、谷原は成功報酬(500万?)を受け取るという流れみたいだ。

本当なら義兄弟になる筈だった谷原の罪を暴く事になる玉鉄の地獄。
見応えが有りそうだ。

演出=村上正典



  • << 250 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」2話まで終了。 今回は1話で感じた何故?をほぼほぼ回収するという、無駄の無い展開。(話数が短いので、役名ではなく役者名で通す事にする) 恋人を殺された谷原は決して立ち直っていた訳ではなくて、板尾主宰の会に参加し途中退席した時にすれ違った木村から声を掛けられる。二人は大学のゼミで一緒だった。 木村は恋人とデート中に少年5人に襲われ、恋人は殺された。捕まったが未成年だから1~2年で出て来ていた。殺してやりたい。 「殺してやろうか?」この時の、表情は冷めたままでサラッと言葉が出て来る谷原が怖い。 そして本当に主犯格の二人は死んだ。 その頃から木村は板尾の仕事を手伝い始め、代行殺人と見られる事故が増え始める。 谷原は遺族からの依頼と報酬が有るから代行殺人が成立するという考えで、木村は正義の為と言うが、谷原はこれは只の殺人だと言い切る。 だけど一方で、移植臓器欲しさに脳死を狙って手を下していると見られる犯人X(手塚理美)を割り出そうと必死の捜査もしている谷原。 精神が理性と慟哭の間を彷徨っている感じなのだろうか? そして早くも「職業殺人者は谷原」と目星を付けている様な篤郎。玉鉄の他にも情報源は有るみたいだな。 演出=村上正典

No.247 20/06/13 18:10
匿名 

>> 243 「行列の女神~らーめん才遊記~」7話まで終了。 今回は月替わり新作を任された夏川の苦闘、ラーメン界のカリスマ中原から、ラーメン博物館に… 「行列の女神~らーめん才遊記~」全8話終了。

芹沢が開発した看板メニュー濃口醤油らあめんと同じ様な味のラーメンを出す店「たかじ」が、悉く清流房の各店の側に出店し、極端な安売りを仕掛けて来て清流房は閑古鳥が鳴く状態に。
「たかじ」の代表・安本(岡本健一)は、清流房で職人歴をスタートし、品川店支店長の時に濃口醤油らあめんの肝の鮎を勝手に片口鰯に変え、鮎は横流しをしていた行為で芹沢からクビにされた男だった。

芹沢は価格競争はせず、逆に以前から温めていた構想の、鮎をタレにも使用したグレードアップ商品「解」を1,000円で出し、片口鰯を使用した安価版も開発して「たかじ」全店を駆逐する。
ついでに「解」を橋爪に試食させ、スープ迄飲み干した橋爪に、フードサミットへのラーメンの参加を認めさせる。

初回のコンサル(もやしの量を激増させる)がイマイチで、3話位迄はそれほど乗れなかったのだが、4話の「やる気だけは有るバカのコンサルは儲かる」という話から俄然面白くなり、そこから最後迄はずっと面白かった。

職人としての才能と経営者としての決断力に優れた芹沢と、彼女を尊敬し実直に支えて行く河上のコンビが、説得力が有って良かったと思う。

コロナ禍の中、休止もせずに全話完走した貴重な作品となった事にも感謝。

演出=池澤辰也

No.248 20/06/13 18:34
匿名 

>> 244 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)6話まで終了。 俳優が殺され不倫相手の若手女優・木戸が疑われ、事情聴… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)7話まで終了。

今回は中学の美術教師・木谷(眞島秀和)が、親から虐待されたから家に居させてと頼って来た教え子の春奈を7年間地下室に監禁し、明るみに出た後も、ストックホルム症候群に陥っていた春奈は「先生は悪くない」と言い続け、木谷は両親の虐待から護っただけと言い張るという話。

眞島秀和の母親役の女優・辻沢杏子が若過ぎて(実年齢で15歳差)不自然だった(死んだ実子の代わりに、虐待されていた少年を誘拐した設定だが、実子と少年の年齢が同じ位だからやっぱり不自然)事を除けば、良く出来ていたと思う。
眞島さんはやっぱり上手い。

脚本=ブラジリィー・アン・山田
演出=根本和政

  • << 263 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)8話まで終了。 二度も続けて夫が事故や事件で亡くなり、多額の生命保険金を手に入れた晴美(MEGUMI)は、悲運の女なのか、それとも毒婦なのか…。 楯岡は晴美の取り調べは西野に任せ、自分は晴美の弟・遼平(渋谷謙人)を取り調べ、遼平が晴美の夫の殺人現場に居た事迄は分かるが、殺したという反応は出ない。 晴美にはアリバイがあり、遼平に殺人の指示をした可能性も探るが、これも反応は出ない。果たして…という流れで、実は金が尽きた夫の自殺だったから、二人は“殺した”には反応しなかったのだという結論を楯岡は出す。 自殺だとまだ保険金が下りない契約だった為、晴美は弟に命じて体を刺し放火をさせて殺人を装ったのだ。 晴美が知ってか知らずか心理学の手法を使い、男が晴美に奉仕する事を喜びや生き甲斐に感じる様に仕向けていたという筋立ては面白かった。 西野がころりと騙される筈だわ。 西野に取り調べをさせて楯岡は記録係という目先を変えたのも良かったと思う。 MEGUMIも渋谷謙人も上手かった。 演出=朝比奈陽子

No.249 20/06/17 14:50
匿名 

>> 245 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」8話まで終了。 夢で少女の身元を聞き出そうとする安達さんに「詮… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」9話まで終了。

夫は家事分担の約束を守らず、失恋マネージャーはいきなり金髪、女優の自分は髪型の変更もままならないのにと、苛々したまま夢に突入すると、何故か金髪になっている安達さん。

訪ねて来たのは実の娘の姿をした10年前の安達さん。「今の仕事は?」「女優」「役名とか有る?」「今やっているのは一応主役」
10年前仕事が無かった、年齢重ねて子供だっているし。ネームバリューは有るけどオファーしづらい女優だったのかなと回顧する安達さん。

何もしないで今の幸せを手に入れた訳じゃないけど…役者って不自由って、髪の毛を切りたい衝動に駆られている安達さんは、夢で10年前の自分の髪の毛を切ろうとして、北村匠海姿の西村マネに止められ、現実でもバッサリ行こうとして本物の西村マネに止められ、役作りに必要な5㎜だけ前髪をカット。
バイバイリストに書かれたのは「髪の毛(5ミリ)」というオチ。

※昔「男女7人」撮影中に、明石家さんまが髪の毛を切っちゃったから、短髪から急に伸びたりしてという事が有ったなあと思い出した(笑)

演出=大九明子


  • << 256 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」10話まで終了。 今回は仕事が無かった20代に、1ヵ月だけやった着ぐるみのアルバイトの給与明細(シソンヌじろう)が、「その事実が外部にバレるかもしれない」と、捨ててよ候補としてやって来るという話。 最初、給与明細と聞いて「サンミュージックのですか?」「そっちのじゃない」「何の明細ですか?」と聞いた位、記憶に無い安達さんだったが、男がうさぎさんだった事に気付くと一気に辛かった思い出が甦る。 着ぐるみの頭を取って顔を晒しても、大人になった安達祐実に誰も気付かなかったという封印したかった過去。「娘には知られたくない」 この時の少女の台詞が格好良かった。 「お母さん昔、一生懸命生きる為にもがいていた頃が有ったんだよって、恥ずかしがらずに説明してやれよ!そうやって頑張って生きて来たから、美羽ちゃんに会えたんだよって言ってやれよ!」 このドラマ、安達さんの人生の一体どこまでが本当でどこからが虚構なのか、境目が分からない(感じ取れない)位、全部が真実味を帯びていて「ああ、そうだったんだあ」と思わず言ってしまいそうになる。 相当事前に安達さんにインタビューをしたんだろうなあ。 演出=大九明子

No.250 20/06/17 15:32
匿名 

>> 246 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」(東海TV・WOWOW)脚本=篠崎絵里子 出演=… 【シーズン枠外ドラマ】

<オトナの土ドラ>
「犯罪症候群Season2」2話まで終了。

今回は1話で感じた何故?をほぼほぼ回収するという、無駄の無い展開。(話数が短いので、役名ではなく役者名で通す事にする)

恋人を殺された谷原は決して立ち直っていた訳ではなくて、板尾主宰の会に参加し途中退席した時にすれ違った木村から声を掛けられる。二人は大学のゼミで一緒だった。
木村は恋人とデート中に少年5人に襲われ、恋人は殺された。捕まったが未成年だから1~2年で出て来ていた。殺してやりたい。
「殺してやろうか?」この時の、表情は冷めたままでサラッと言葉が出て来る谷原が怖い。
そして本当に主犯格の二人は死んだ。
その頃から木村は板尾の仕事を手伝い始め、代行殺人と見られる事故が増え始める。

谷原は遺族からの依頼と報酬が有るから代行殺人が成立するという考えで、木村は正義の為と言うが、谷原はこれは只の殺人だと言い切る。
だけど一方で、移植臓器欲しさに脳死を狙って手を下していると見られる犯人X(手塚理美)を割り出そうと必死の捜査もしている谷原。
精神が理性と慟哭の間を彷徨っている感じなのだろうか?

そして早くも「職業殺人者は谷原」と目星を付けている様な篤郎。玉鉄の他にも情報源は有るみたいだな。

演出=村上正典

  • << 257 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」2話まで終了。 玉鉄のインタビューを受けておきながら途中で逃げ出す木村。最初から断ればいいのに何で谷原は受けさせた?と思ったら、玉鉄をそちらに張り付けて、その間に木村のアパートの荷物を運び出す算段だったからなのね。 玉鉄は木村の実家に行って彼女のアルバムとか、段ボール1箱分借りて来た。(どうやって了解を取り付けたのかな?警察の身分証も無いのに) 谷原は遂に臓器移植を狙っている看護師・手塚を特定する。しかし上司の許可が出ないので任意同行も出来ない。その間に手塚は健太郎に狙いを定めるが、流石に中学の担任だった女性教師を、卒業後直ぐに殺してしまったとんでもないワルだけあって、「今俺を殺そうとした?」と逆襲され身元がばれ、後日呼び出されて半殺しの目に遭う。 谷原は手塚が成功する前に捕まえて、彼女を闇から救い出したかったのだ。 篤郎は谷原に会って、暗に知っているんだぞ、このまま消えてくれれば(死ねって事よね)助かると圧を掛け、玉鉄は写真から谷原が木村と近しい関係だったと気付く。 篤郎の所属って人事二課だったのね。早い段階で谷原に狙いを定めていたし、頭は切れそうで出世もしそうだけど、不気味な感じで嫌だな。 演出=都築淳一

No.251 20/06/17 16:15
匿名 

>> 229 「美食探偵 明智五郎」6話まで終了。 明智の見合いが料亭で行われ、それに乗じて明智をフグの毒で殺し、扇屋百貨店を乗っ取ろうとした伊達常… 「美食探偵 明智五郎」7話まで終了。

3週休止で再開に漕ぎ着けた。(因みにその間は、Huluで配信済みのチェーンストーリーと本編の一部を組み合わせた特別編を放送。りんご、シェフ、れいぞう子の裏ストーリーと、明智の少年時代の美食の起源が分かるという、中々分厚い内容で良かった)

今回は苺の同級生地下アイドル・ココが、オタからストーカーに転じた男に狙われている為、明智にボディーガードを頼み、グループ3人丸ごと明智の事務所に居候するという展開。

明智に対して只のココの付添人に徹しようとする苺だが、明智の「大切な料理人を失う訳にはいかない」という言葉に、一発で落ちた苺が可愛かった。(明智に感情がコロコロ動く苺を小芝風花が上手く演じていて、その表情の変化を観るのも楽しみの一つ)

明智の事務所が見えるビルの屋上に陣取るマリアは、SNSで網を張りそれにココが引っ掛かる。
ここまではいいとして、ココが一人で出て行った時に、何で明智は放置したの?推理力が売りの明智にしては凡ミスもいいとこでしょ。このご都合主義はちょっと頂けなかったな。

※オタがライブでカラーマスクをしていた。3密グッズなのか?(笑)
※地下アイドルが親バレしちゃうから警察には言わないで!何か有りそうな話でちょっと怖い。
※れいぞう子は死んでいない設定。ダストシュートのカラクリ、どこかで説明してよ!

演出=菅原伸太郎


  • << 258 「美食探偵 明智五郎」8話まで終了。 ストーカーオタの田畑は死んでいなかったが、ドクツルタケの毒が7日後に体に回り血を吐いて死ぬ事に。 その日にココは田畑の所に居ると、明智と桃子を誘き寄せ、その間に苺は丘みつ子に変装していたマリアに騙されて廃墟ビルに監禁されてしまう。 丘みつ子がベリベリベリって顔を剥いで小池栄子になるというホラー(笑) 苺に昔話をするマリア。やっと明智との初めての出会いと十何年後の一方的な再会が語られ、何故あの日マリアが明智の事務所に来たのか、何故運命の人と思っているのかが提示され、やっとモヤモヤが解消した。 苺はビルの5階から四角い大きな穴に飛ばされる。確かに穴の中央辺りに飛ばされ落ちて行く画だったのだが、次の画では縁にぶら下がっているという雑な演出。 駆け付けた明智と桃子に引き上げられた苺。だが明智は「貴方と私は運命」と言うマリアに誘われようとし、苺は「貴女が好きです!」と必死の告白をするが、「ありがとう小林苺」と名前で答えてはくれたものの、マリアと抱き合い落ちて行ってしまう。 この落ちるシーン、わざとチープな演出をした意図は何? 階下には何が敷き詰められている設定なんだろう(笑) れいぞう子のダストシュートからの脱出は、シェフが助けたみたいな感じなのかな?あの時自分も窓から逃げていたし、凄い身体能力だよね(笑) 演出=山田信義

No.252 20/06/17 19:20
匿名 

「探偵・由利麟太郎」(関テレ)脚本=小林弘利 出演=吉川晃司、志尊淳、木本武宏、どんぐり、田辺誠一 他

横溝正史の小説原作。(全5話)
※オリンピック特別編成用に用意していた全5話の夏ドラマを、「竜の道」と入れ替えて先行放送。

「下町ロケット」の財前部長役で独特の存在感を醸し出していた吉川晃司が、元警視庁捜査一課長で現在は犯罪心理学者、学友だった京都府警の警部に頼まれると事件捜査のお手伝い(実際は殆ど一人で推理して解決)をするという、高尚な自由業みたいな役を格好良く気持ち良さそうに演じている。
ミステリー作家志望で助手の三津木(志尊)が、そこそこ有能なのも面白い。

ストーリーは如何にも横溝正史らしく、おどろおどろしい部分を含みつつ、唯一ネトゲなら気持ちを伝え合える等、現代的要素も入れて見やすい感じに仕上げている。

ゲストの新川優愛が演技力がアレなんで少し残念だったが、柱の吉川晃司がどんと存在していて格好いいので、次からも観て行こうと思う。

演出=木村弥寿彦

  • << 259 「探偵・由利麟太郎」2話まで終了。 エマが恐怖におののき叫び続けるシーンが、“しつこいなあ”と感じる位繰り返し出て来た事と、犯人候補が恋人の五月、クラブのママ、三津木の友人・井出と3人も居た事で由利の出番が少なくなり、この事件の筋を彼がどう読み解いたのかの描写が殆ど無く、何か時間配分の悪い内容だったし、吉川晃司の由利を目当てに観ている自分にとっては物足りない回だったな。 井出があんな人間になった原因の、少年時代に見学していた父親が監督の映画の残虐シーン(本当に斧で女優の腕を…😱)が、いかにも横溝正史って感じでグロかった。 演出=木村弥寿彦

No.253 20/06/18 12:08
匿名 

「ハケンの品格」(NTV)脚本=中園ミホ 出演=篠原涼子、小泉孝太郎、勝地涼、杉野遥亮、吉谷彩子、山本舞香、上地雄輔、塚地武雅、大泉洋、伊東四朗 他

オリジナル作品のシリーズ2作目。

2007年の1作目は全部観ている筈なのだが、大前春子の時給3千円とか、どんだけ資格を持ってるの?とか、「……ですけど、何か?」の決め台詞とか、フラメンコとか、何かと大前に突っ掛かる大泉洋のウザい演技とかは覚えているのだが、その他の出演者のキャラとかストーリーとかは殆ど記憶に残っていない。でも面白かったという感触は残っている中で今回視聴したのだが…。

何だろう、春子の容姿の変貌は時の流れを確実に表しているのに、一応の大企業S&Fの前時代的なノリの社員と社風の有り得なさ。
コンプライアンスについては、確かに告発のシステムだけは構築されているが、実際に告発したら潰されたという話は有る。しかし、今回みたいな個人のセクハラ資質に関わる告発で、人事が総出で監禁紛いの状況で圧迫調査をするって有り得ないだろう。

ロシアの会社との決裂寸前の商談が、春子が七輪で焼いた漁港の干物を食べさせたら、一転商談成立ってのもバカバカしくて見ていられない。

中園ミホってこんなに切れ味悪くなってしまったのか?てか変革の令和の時代には、このプロットはそもそも無理筋だったのでは?

演出=佐藤東弥



  • << 260 「ハケンの品格」2話まで終了。 早くも中園ミホが引っ込んでしまったが、2話の方が面白かったという現実。 社長がお供を引き連れて社食にやって来るシーンが、西田敏行の院長回診みたいだった。(どっちも中園ミホが生みの親だし、こっちが先輩だからパロッたんだろうけど) その社食で、「社員(ハケンは除外)ファーストの会社を目指す」「ハケンは部外者だ」とか大声で話す社長なんて今時居ないわ。 その後の“ハケンにはプレゼンの企画は出せない”事を知らずに張り切って書き上げ、切り捨てられて落ち込む千葉、それが先方に気に入られてからのドタバタ、宇野部長のハケンを見下す言葉を逆手に取って、会社のピンチは救いながらも“語尾を言い切らない不自然なプレゼン”をして、宇野個人への仕返しはするという展開は面白かった。 大前が千葉に言った「ハケンは会社に対しての責任は取れないが、取らなければいけない責任もある。それは自分に対しての責任」は金言。 大前が沈む沈むって言っているのは何? S&Fの事だけでは無いと思うのだが。 脚本=山口雅俊、渡邊優子 演出=佐藤東弥

No.254 20/06/18 23:41
匿名 

「BG~身辺警護~」(EX)脚本=井上由美子 出演=木村拓哉、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、市川実日子、勝村政信、仲村トオル 他

オリジナル作品のシリーズ2作目。初回20分拡大。

前作は公務員SPの江口洋介が、キムタクら民間BGを目の敵にする設定に無理が有り苛々させられたのだが、今回は会社が買収され、島崎(キムタク)は外資系新会社の社長・劉(仲村)と警護方針で対立、早々にクビになりフリーのBGとなるので、仲間と考えを共有しない島崎の習性も邪魔にはならないし、課長(勝村)の方針に不満で勝手に島崎の案件のヘルプに入った高梨(斎藤)がそのまま合流すれば、二人の壁は劉と課長という事になり、図式としては無理が無く分かりやすくてスッキリする。

初期設定さえスッキリすれば、横軸の依頼案件の作り方については、前作も良い物が多かったし、今回の話(研究室を守る為に教授の身代わりで事故死の責任を取り服役した研究者(青木崇高)が、嵌められていた事に気付き、出所時に教授に謝罪を求めに行くのだが、島崎には本心を隠しBGを依頼する)も、何故島崎に依頼?という所から話に無理が無く、マスコミ等に追われて逃げる緊迫感も有り、良く出来ていたと思う。

高梨はBGとしては有能だけど性格に難有りなので、必ずしも歩調が合う訳ではない島崎との関係性が、吉と出るのか凶と出るのか、どっちだろう?

演出=常廣丈太

  • << 261 「BG~身辺警護~」2話まで終了。(今回は10分拡大) 目の不自由な天才ピアニスト恵麻(川栄李奈)と、所属事務所の社長で実姉の美和(谷村美月)との確執と再生の物語。 妹は姉がピアノを諦めたのは、全盲の自分をサポートする為だったと思い込み、全盲を武器にしようとする姉に反発をしていたが、姉が諦めたのは妹の才能には勝てないと悟ったからだった。誤解と和解。 今回の依頼はKICKSが途中で契約を打ち切った案件を島崎に回したもので、不自然さは無かった。 恵麻の昔の先生で美和に振られた事を根に持つ桜井に襲われるシーンの、恵麻を抱き抱えて仰向けで頭を下にして階段を落ちて行く島崎のアクションシーンのアイディアは良かった。(ピアノの先生が狩猟用スリングショットが超上手いという謎設定(笑)) 劉は菅沼(菜々緒)に役員ポストをちらつかせ、自分の女にもしようという魂胆。 島崎高梨連合と分断する狙い? 劉と言えば、自宅に強盗に入られ襲われた奥さんが3ヶ月後に亡くなったという過去が有ると提示されたが、これってまさかの劉のヤラセって可能性も有る?(沢口がネット記事で見付ける形で唐突に出て来た) ※仏頂面を島崎に指摘された高梨が、約束通り顧客には作り笑いをするシーンが可愛かった。 ※川栄は想像していた以上にこの役を自分の物にしていた。本格復帰を望めばオファーは有りそうだな。 演出=常廣丈太

No.255 20/06/21 17:24
匿名 

>> 212 「家政夫のミタゾノ」2話まで終了。 早くも脚本家・演出家、両方交代に。 人気ラーメン屋の頑固親父のせいで、弟子が居付かずどんどん… 「家政夫のミタゾノ」3話まで終了。

コロナ禍で6週休んで再開した。

航空会社社長宅に派遣されて行くと、毒親の小沢真珠にスポイルされ、男を作って家から出て行く事だけを考えている娘(恒松祐里)と、疎外感を埋める為に内緒でヴァーチャル美少女のYouTubeをやっている夫が居て、ミタゾノはいつもの様に娘を助けたり毒親を助けたりのマッチポンプで二人の関係を引っ掻き回し、本音をぶつけ合わせて新しい関係を作るお手伝い。

妊娠をしている娘は「父親が誰か分からない!」とぶちまけるとんでもお嬢様。
生まれた孫娘を可愛がる真珠には、早くも毒祖母の片鱗が垣間見えというオチに、同性脚本家の冷めた目線を感じてしまった。

小沢真珠を立たせる様な脚本と演出だったが、独特の真珠節を受けて言いなりだったお嬢様から、実は…という振り幅の大きい娘役を、恒松祐里が上手く演じていたなと思う。
今回は特に穴も無かったし面白かった。

で、伊野尾くんの演じている村田だけど、やっぱり要らないかな。

脚本=おかざきさとこ 
演出=宝来忠昭

  • << 265 「家政夫のミタゾノ」4話まで終了。 台風の日に「ロトで3億当てた」家に忍び込み、家人(木野花)に見付かり殴ろうとした所で、派遣されていたミタゾノにブロックされてしまった男(板橋駿谷)は、咄嗟に見回りに来たボランティアを装う。 だが実は家人を装っていた女も空き巣、更には見回りに来た警察官も空き巣というトリプル被せでひと笑い。 女は自分は余命わずか、捨て子として育ちずっと独りぼっちだったと身の上話を始め、一同はすっかりほだされて、男は自分がニセ警官を連れて自首するから、あんたは病院に行ってと説得し始める。 そこに町会の人が現れ、女は2丁目のカマタミヨコで空き巣の常習犯だと分かるというオチ。 ほぼ派遣先の室内だけで演じられていて、起承転結の整った舞台劇を観ている様だった。 木野花さんが上手いのは当然だけど、板橋さんが全然ワルにはなれない、騙されやすいタイプの熱血漢を上手く演じていて良かった。 前回に引き続きミタゾノの出番は少なめで、その分を飯豊まりえに振った感じかな。それでも存在感はまだまだ薄いよなあ。 脚本=山岡潤平 演出=小松隆志

No.256 20/06/21 17:52
匿名 

>> 249 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」9話まで終了。 夫は家事分担の約束を守らず、失恋マネージャーは… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」10話まで終了。

今回は仕事が無かった20代に、1ヵ月だけやった着ぐるみのアルバイトの給与明細(シソンヌじろう)が、「その事実が外部にバレるかもしれない」と、捨ててよ候補としてやって来るという話。

最初、給与明細と聞いて「サンミュージックのですか?」「そっちのじゃない」「何の明細ですか?」と聞いた位、記憶に無い安達さんだったが、男がうさぎさんだった事に気付くと一気に辛かった思い出が甦る。
着ぐるみの頭を取って顔を晒しても、大人になった安達祐実に誰も気付かなかったという封印したかった過去。「娘には知られたくない」

この時の少女の台詞が格好良かった。
「お母さん昔、一生懸命生きる為にもがいていた頃が有ったんだよって、恥ずかしがらずに説明してやれよ!そうやって頑張って生きて来たから、美羽ちゃんに会えたんだよって言ってやれよ!」

このドラマ、安達さんの人生の一体どこまでが本当でどこからが虚構なのか、境目が分からない(感じ取れない)位、全部が真実味を帯びていて「ああ、そうだったんだあ」と思わず言ってしまいそうになる。

相当事前に安達さんにインタビューをしたんだろうなあ。

演出=大九明子


  • << 268 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」11話まで終了。 今回は15年物のダルダルの、スウェットタイプのパジャマ(YOU=上手かった)が、何故かハイヒールを履いて「捨てて下さい」とやって来る。 「捨てない」「捨てて」の攻防が続きパジャマが言う。 「私だってお出掛けしたかった」「出掛けたじゃない」「ゴミ出しはお出掛けじゃない」(笑) ここで安達さんの回想が入り、ゴミ出しの後横向きになるとお腹が大きい事が分かる。 「娘の時も息子の時もずっと着てた。満たされるんだよ。あたし絶対捨てないよ」 子供は私の物と言い切る安達さんが怖くて、逃げて行くパジャマ。 少女は言う。「じゃあ安達さんは誰の物?」 ここでまた回想。 「あんた目が死んでんだよ。そんなんじゃ仕事来るはず無いよ。」あれを言ったのはウサギさんではなくて母親だった。 「めちゃくちゃ苦しんでいた私に、お母さん言ったんだよ。」「そういう辛辣な事を言って導いてくれるのが、どっか余所のおじさんとかだったら良かったのにね」 何か公私混同してしまうけど、母親がずっと現場マネージャーみたいな事をしていると、いい時悪い時でやっぱり色々と葛藤が有ったのかな?マネージャーと母親だったら、辛い時は母親が勝って欲しかった、みたいな。 夢では捨てたダルダルは、しっかりケースの中にしまってあった。 演出=大九明子

No.257 20/06/21 21:53
匿名 

>> 250 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」2話まで終了。 今回は1話で感じた何故?を… 【シーズン枠外ドラマ】

<オトナの土ドラ>
「犯罪症候群Season2」2話まで終了。

玉鉄のインタビューを受けておきながら途中で逃げ出す木村。最初から断ればいいのに何で谷原は受けさせた?と思ったら、玉鉄をそちらに張り付けて、その間に木村のアパートの荷物を運び出す算段だったからなのね。

玉鉄は木村の実家に行って彼女のアルバムとか、段ボール1箱分借りて来た。(どうやって了解を取り付けたのかな?警察の身分証も無いのに)

谷原は遂に臓器移植を狙っている看護師・手塚を特定する。しかし上司の許可が出ないので任意同行も出来ない。その間に手塚は健太郎に狙いを定めるが、流石に中学の担任だった女性教師を、卒業後直ぐに殺してしまったとんでもないワルだけあって、「今俺を殺そうとした?」と逆襲され身元がばれ、後日呼び出されて半殺しの目に遭う。

谷原は手塚が成功する前に捕まえて、彼女を闇から救い出したかったのだ。

篤郎は谷原に会って、暗に知っているんだぞ、このまま消えてくれれば(死ねって事よね)助かると圧を掛け、玉鉄は写真から谷原が木村と近しい関係だったと気付く。

篤郎の所属って人事二課だったのね。早い段階で谷原に狙いを定めていたし、頭は切れそうで出世もしそうだけど、不気味な感じで嫌だな。

演出=都築淳一



  • << 269 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」全4話終了。 谷原が正義ではないと言った事で板尾と木村は袂を分かち、自分達二人だけで復讐殺人をする事に。谷原は危険だと止めるが聞かない板尾。 手塚の裏の顔がマスコミに出てしまい、その後死去。息子は正規の移植の話を資格が無いと拒否。谷原は説得をするが聞かない息子。 板尾は最初のターゲットは依頼ではなく、ニュースで読んだ手塚を殺した犯人にしようと言う。 無謀だよなあ。気絶させて倉庫に運んだまではいいが、手しか縛っていなくてしかもユルユル。直ぐに反撃されてしまう。 谷原が駆け付けると木村は口から血を流し倒れていて、健太郎は「舌を噛んじゃった」 木村はレイプされそうになり、あの時の事がフラッシュバック、その場で舌を噛んだのだ。 全身の力を込めて健太郎の首を締める谷原。もう何か救われない。 玉鉄は篤郎に拳銃を渡され、谷原を止めてやれと言われていたが、どうしても撃てない。「撃て!自分で死ぬ権利もない。お前の手で終わりにしてくれないか?」 それでも撃てずに銃を下ろしてしまう玉鉄。 その瞬間違う方向から胸を撃たれる谷原。やっぱり篤郎だった。 手塚の息子が移植手術を受けたと聞き、穏やかな顔で息を引き取る谷原。 健太郎が演じた様なクズでも、一律で未成年の人権はしっかり守られる。救われない話。 演出=村上正典

No.258 20/06/22 01:02
匿名 

>> 251 「美食探偵 明智五郎」7話まで終了。 3週休止で再開に漕ぎ着けた。(因みにその間は、Huluで配信済みのチェーンストーリーと本編の一部… 「美食探偵 明智五郎」8話まで終了。

ストーカーオタの田畑は死んでいなかったが、ドクツルタケの毒が7日後に体に回り血を吐いて死ぬ事に。
その日にココは田畑の所に居ると、明智と桃子を誘き寄せ、その間に苺は丘みつ子に変装していたマリアに騙されて廃墟ビルに監禁されてしまう。
丘みつ子がベリベリベリって顔を剥いで小池栄子になるというホラー(笑)

苺に昔話をするマリア。やっと明智との初めての出会いと十何年後の一方的な再会が語られ、何故あの日マリアが明智の事務所に来たのか、何故運命の人と思っているのかが提示され、やっとモヤモヤが解消した。

苺はビルの5階から四角い大きな穴に飛ばされる。確かに穴の中央辺りに飛ばされ落ちて行く画だったのだが、次の画では縁にぶら下がっているという雑な演出。
駆け付けた明智と桃子に引き上げられた苺。だが明智は「貴方と私は運命」と言うマリアに誘われようとし、苺は「貴女が好きです!」と必死の告白をするが、「ありがとう小林苺」と名前で答えてはくれたものの、マリアと抱き合い落ちて行ってしまう。
この落ちるシーン、わざとチープな演出をした意図は何?

階下には何が敷き詰められている設定なんだろう(笑)
れいぞう子のダストシュートからの脱出は、シェフが助けたみたいな感じなのかな?あの時自分も窓から逃げていたし、凄い身体能力だよね(笑)

演出=山田信義





  • << 270 「美食探偵 明智五郎」全9話終了。(最終回は30分拡大) マリアはあの時ハーネスを着けていたみたいで、明智はマリアを助けようと抱きついていたから助かったのかな? 半年後、帰国したマリアは、扇屋主催のサミット和菓子選定会にファミリーで乗り込み、毒を盛って外相を殺してしまう。(警備が手薄過ぎ) 高橋に見付かったマリアの手を引いて逃げる明智。銃を構えるが撃てなかった高橋を上司が責めるシーンが有ったので、次は撃つのだろうと分かったし、明智に料理人としての矜持を問われたシェフの表情に迷いが出た様なシーンが有ったので、マリアが苺に射った注射器の中身をすり替えているのだろうなというのも想像出来た。ある意味親切な演出。 だけど苺を選んだ明智に腹を立て、包丁を持って上遠野を襲ったマリアの足を高橋が撃ち、再び襲って来たのでまた撃ったら庇ったシェフに命中、ここまではいいけど、何でその後マリアとファミリーを警察は放置なの?マリアに車で逃げられるまで。雑だわあ。 あの崖からマリアが再び飛び降りてまた行方不明、もしかしたら?という状況にしたかったのだとしても、あれは無いわ。 ラスト、ココがマリアのサイトに相談して来る投稿に、嬉々として返信しているカットはインパクトが有り少し背筋が寒くなった。 ※れいぞう子が助かったのは、シェフが粉砕機の電源を切っていたからだってさ。 演出=菅原伸太郎

No.259 20/06/25 10:51
匿名 

>> 252 「探偵・由利麟太郎」(関テレ)脚本=小林弘利 出演=吉川晃司、志尊淳、木本武宏、どんぐり、田辺誠一 他 横溝正史の小説原作。(全5話)… 「探偵・由利麟太郎」2話まで終了。

エマが恐怖におののき叫び続けるシーンが、“しつこいなあ”と感じる位繰り返し出て来た事と、犯人候補が恋人の五月、クラブのママ、三津木の友人・井出と3人も居た事で由利の出番が少なくなり、この事件の筋を彼がどう読み解いたのかの描写が殆ど無く、何か時間配分の悪い内容だったし、吉川晃司の由利を目当てに観ている自分にとっては物足りない回だったな。

井出があんな人間になった原因の、少年時代に見学していた父親が監督の映画の残虐シーン(本当に斧で女優の腕を…😱)が、いかにも横溝正史って感じでグロかった。

演出=木村弥寿彦

  • << 271 「探偵・由利麟太郎」3話まで終了。 冒頭で妻・優美(村川絵梨)に気を使っている様な夫・恭介(浅利陽介)の姿が映し出され、モデルの優美達が出席するパーティーに現れたピエロが怪しい動きをしていた時点で、その背の低さと合わせてこれは浅利陽介なんだろうなというのは、直ぐに分かった。 助手の三津木が容疑者として勾留されてしまった為、今回は由利が等々力と組んで現場調べをするのだが、これが殆どトレースに費やされ、それを元に次々に事実を掘り起こして行く。由利が居れば鑑識は要らないのね。目が良すぎ。 吉川晃司の出番は多くてそれは良かったけど、調べは単調だし、ストーリーもさほど面白くは無かったのでイマイチの出来だった。 由利の目の前で女が海に落ちて行くカットが最後に挿入されたのだが、もしかしてあれが捜1を辞めた原因なのかな? ※由利が弓道をする場所(寺の庭?)って周りに囲いが無くて立会人も居ないので、急に人が出て来たらどうするんだろうって、あのシーンになるといつもヒヤヒヤさせられる。それも狙いなの? 脚本=小林弘利、仲井陽 演出=木村弥寿彦

No.260 20/06/25 11:19
匿名 

>> 253 「ハケンの品格」(NTV)脚本=中園ミホ 出演=篠原涼子、小泉孝太郎、勝地涼、杉野遥亮、吉谷彩子、山本舞香、上地雄輔、塚地武雅、大泉洋、伊東… 「ハケンの品格」2話まで終了。

早くも中園ミホが引っ込んでしまったが、2話の方が面白かったという現実。

社長がお供を引き連れて社食にやって来るシーンが、西田敏行の院長回診みたいだった。(どっちも中園ミホが生みの親だし、こっちが先輩だからパロッたんだろうけど)
その社食で、「社員(ハケンは除外)ファーストの会社を目指す」「ハケンは部外者だ」とか大声で話す社長なんて今時居ないわ。

その後の“ハケンにはプレゼンの企画は出せない”事を知らずに張り切って書き上げ、切り捨てられて落ち込む千葉、それが先方に気に入られてからのドタバタ、宇野部長のハケンを見下す言葉を逆手に取って、会社のピンチは救いながらも“語尾を言い切らない不自然なプレゼン”をして、宇野個人への仕返しはするという展開は面白かった。

大前が千葉に言った「ハケンは会社に対しての責任は取れないが、取らなければいけない責任もある。それは自分に対しての責任」は金言。

大前が沈む沈むって言っているのは何?
S&Fの事だけでは無いと思うのだが。

脚本=山口雅俊、渡邊優子
演出=佐藤東弥

  • << 272 「ハケンの品格」3話まで終了。 また中園ミホ脚本に戻った。 社食にまで設けようとする社員とハケンの価格格差。里中の努力で同一価格になっていたのに、新社長の意向で一般にも解放する為、外部の人間であるハケンは一般と同価格にするという時代錯誤。 新入社員の井手が私的にアップした社食の動画に、その日でクビになったアルバイトが冷凍ストッカーで逆立ちをしている姿が映り込み、バイトテロだと大炎上。 直ぐにS&Fの商品を撤去して、取引を休止するスーパーや百貨店。 人気グルメブロガーのプージャーの☆の付け方一つに左右され、右往左往する一般客。 一応、今の世相の「直ぐ炎上、直ぐ取引休止、☆頼りのバカ舌」を盛り込んではいるのだが、解決すべきS&F営業部の社員が揃いも揃って世相に鈍感で無能に描かれているので、面白くならないのだと思う。 次回から大泉洋が登場するみたいなので、少しは良くなる事を期待しよう。 ※プージャーのブログの写真に大前が写っていて、正体が営業部にバレるのだが、普通顔出しはしないよね、☆を付けるブロガーは。 演出=丸谷俊平

No.261 20/06/26 00:08
匿名 

>> 254 「BG~身辺警護~」(EX)脚本=井上由美子 出演=木村拓哉、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、市川実日子、勝村政信、仲村トオル 他 オリジ… 「BG~身辺警護~」2話まで終了。(今回は10分拡大)

目の不自由な天才ピアニスト恵麻(川栄李奈)と、所属事務所の社長で実姉の美和(谷村美月)との確執と再生の物語。
妹は姉がピアノを諦めたのは、全盲の自分をサポートする為だったと思い込み、全盲を武器にしようとする姉に反発をしていたが、姉が諦めたのは妹の才能には勝てないと悟ったからだった。誤解と和解。

今回の依頼はKICKSが途中で契約を打ち切った案件を島崎に回したもので、不自然さは無かった。

恵麻の昔の先生で美和に振られた事を根に持つ桜井に襲われるシーンの、恵麻を抱き抱えて仰向けで頭を下にして階段を落ちて行く島崎のアクションシーンのアイディアは良かった。(ピアノの先生が狩猟用スリングショットが超上手いという謎設定(笑))

劉は菅沼(菜々緒)に役員ポストをちらつかせ、自分の女にもしようという魂胆。
島崎高梨連合と分断する狙い?
劉と言えば、自宅に強盗に入られ襲われた奥さんが3ヶ月後に亡くなったという過去が有ると提示されたが、これってまさかの劉のヤラセって可能性も有る?(沢口がネット記事で見付ける形で唐突に出て来た)

※仏頂面を島崎に指摘された高梨が、約束通り顧客には作り笑いをするシーンが可愛かった。
※川栄は想像していた以上にこの役を自分の物にしていた。本格復帰を望めばオファーは有りそうだな。

演出=常廣丈太


  • << 273 「BG~身辺警護~」2話まで終了。 笠松医師の仲介でBGを依頼して来たのは、被害者多数から恨みを買っている悪徳投資家の道岡(豊原功補)で、笠松の手術を受けるのだが病院に脅迫状が届いていて、経営陣がBGを付ける事が入院の条件にしたからという理由だった。 という事で、自ら志願したリハビリ担当が木村了、病院内でわざとらしくBGに絡んで来るのが宮地雅子で、この二人は恐らく道岡を狙っている側の人間、そしてずっと罵倒され続けている秘書の長谷川朝晴も怪しかったが、悔しさを表すシーンが有ったのでこれはミスリードだなと、読みやすい設定だった。 復讐劇は上っ面を撫でた様な雑な扱いで、どちらかと言うと不起訴で釈放とは言え、一度捕まった事で散々自分を利用していた政治家等がさっさと関係を切った事に厭世感が有ったのか、襲って来る投資詐欺被害者を必要以上に罵倒してキレさせ、自分を殺させようとしている道岡と、どんなに罵られこき使われようとも、自分がどん底の時に救ってくれた道岡を尊敬している秘書の、歪んだ共依存の関係に重きを置いて描きたかった様な感じだった。 そして豊原さんの演技は素晴らしかった。 菅沼は劉の抜擢人事のオファーを受けた。劉の懐に入り込んで情報を取り寝返るつもりなのか、単に出世の道を選んだのか(本当の出世は出来そうに無いけど)、分かりにくい所が菜々緒(のキャラ)らしくていい。 演出=七髙剛

No.262 20/06/26 19:39
匿名 

>> 192 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(ytv)脚本=泉澤陽子 他 出演=新川優愛、町田啓太、… 【シーズン枠外ドラマ】

〈木曜ドラマF〉
「ギルティ~この恋は罪ですか?~」4話まで終了。(3話まで放送して休止、6/25再開)

一真の子供って結婚していた時の子供だった。DV父に言いなりの母、親に押し付けられた、従順で母を思い起こさせる所が嫌いな妻と枷になる子供、仕事、何もかも捨てて再就職し、知り合った爽と結婚した。
って、爽は戸籍を見なかったんか~い。

直ぐに女に逃げる一真、既婚なので節度を保てる秋山。そりゃ、秋山の方がいいわな。(高校時代秋山を認めなかった母親。あんなシーン有ったっけ?)
爽は皮肉な事に今、妊娠?
そして若菜、やっぱり一真と繋がっていた。只の同級生に筧美和子を使う訳無いよなあって、誰だって思うよね。

今までのキスシーンを何度も挿入してたけど、もうあんなシーン暫くは撮れないんだろうな。今のドラマだと観る方も気になってしまうし。

脚本=三浦希紗 演出=林雅貴

  • << 274 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」5話まで終了。 爽は妊娠はしていなくて、それにほっとしていた事で離婚を決意。一真とレストランで会って話をするが、まだ瑠衣と会っていると知り感情が爆発、フォークで自分の掌を刺す。下を向いていて気付かない一真っておかしくない?爽が去って行った後だって、何も食べてないのにフォークに血が付いていたら変だと思うだろうに。 衝撃の裏切りって寺嶋の事だった。 あれ?先週の予告で若菜が一真の足にすがっているシーンって無かったっけ?私の見間違い? って事で、瑠衣→寺嶋→結の命令系統で爽は見事に嵌められ、編集部を休職する事に。寺嶋が裏切るのは予想していなかったので、ここはちょっと面白かった。 最後は爽が実家の風呂で赤ワインを飲んでブクブク沈むシーンだったけど、あれって自殺なのか、ただの酔っ払いなのか分かりにくい演出だったなあ。まあ状況的には自殺っぽいけど。で電話に出ない爽を心配して秋山が訪ねて来るのかな。 何か今回は話が少ししか進まなかったし、イマイチだったな。 ※キスシーンは流石に直にはやらせられないらしく、昔ながらのカメラテクで想像させるパターンだった。 脚本=大林利江子 演出=河原遥

No.263 20/06/27 17:41
匿名 

>> 248 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)7話まで終了。 今回は中学の美術教師・木谷(眞島秀和)が、親から虐待… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)8話まで終了。

二度も続けて夫が事故や事件で亡くなり、多額の生命保険金を手に入れた晴美(MEGUMI)は、悲運の女なのか、それとも毒婦なのか…。

楯岡は晴美の取り調べは西野に任せ、自分は晴美の弟・遼平(渋谷謙人)を取り調べ、遼平が晴美の夫の殺人現場に居た事迄は分かるが、殺したという反応は出ない。
晴美にはアリバイがあり、遼平に殺人の指示をした可能性も探るが、これも反応は出ない。果たして…という流れで、実は金が尽きた夫の自殺だったから、二人は“殺した”には反応しなかったのだという結論を楯岡は出す。

自殺だとまだ保険金が下りない契約だった為、晴美は弟に命じて体を刺し放火をさせて殺人を装ったのだ。

晴美が知ってか知らずか心理学の手法を使い、男が晴美に奉仕する事を喜びや生き甲斐に感じる様に仕向けていたという筋立ては面白かった。
西野がころりと騙される筈だわ。

西野に取り調べをさせて楯岡は記録係という目先を変えたのも良かったと思う。
MEGUMIも渋谷謙人も上手かった。

演出=朝比奈陽子



  • << 275 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)9話まで終了。 娘が殺され未解決のまま離婚した元夫婦の夫が妻を刺した事件。刺した三島(安井順平=上手い!)は盗聴を疑い筆談にしか応じない。そして筆談だとマイクロジェスチャーやなだめ行動が捉えにくい。どうもこの男は精神疾患を演じている様に見えるのだが、この元夫婦のどちらかが娘を殺した真犯人なのか、それとも…という展開。 楯岡の挑発で三島は声を発し、西野とシオリの三島の部屋の調査と合わせて、楯岡は詐病と結論付ける。では何故? 真犯人は別の事件を起こしながら刑法39条に守られて保護施設にいる男で、女の子を殺してバラバラにしたと自慢しているが、詐病なのではと疑った施設職員が三島に連絡をして来た。それで自分も詐病で同じ施設に入り、男を殺すつもりだったと判明。 うーん、真犯人云々の辺りから話が浮いてしまったかな。 冒頭にパリ人肉事件の佐川の件を持ち出し、フランスの精神鑑定と日本の鑑定結果は真逆で、それ程精神鑑定は難しいと煙幕は張っていたが、この物語の真犯人の設定は緩いし、未解決にした警察、鑑定した医師の無能ぶりと、自分の疑問を直接被害者家族に伝えてしまう施設職員の規範意識の低さが重ならないと成立しない展開だから、ちょっと無理筋だったな。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=山内大典

No.264 20/06/27 18:17
匿名 

「MIU404」(TBSスパークル・TBS)脚本=野木亜紀子 出演=綾野剛、星野源、岡田健史、橋本じゅん、渡邊圭祐、黒川智花(3話から)、金井勇太、麻生久美子、生瀬勝久 他

オリジナル作品。初回15分拡大。

働き方改革で3班制から4班制にした警視庁の機動捜査隊。その4班(仮)に召集された矢吹(綾野)は破天荒キャラ。基本や規則には無頓着、自分の直感を信じて行動する、耳が良くて足が速い野生児みたいな男。バディの志摩(星野)は捜査経験も豊富で理論派。予測出来ない行動をする矢吹を牽制し、評価を下す役目を帯びているが、ひと度リミッターが外れるとカースタントの様な運転もする意外性も秘めている。何かが有って捜1から外された設定。
二人とも正義感は持っているが、組織の枠内でそれを発揮するのは苦手な様だ。

派手なカーアクションの影に隠れてはいたが、煽り運転に煽り運転を被せ、不毛の争いがエスカレートする事の恐怖とその行き着く先を問題提起していたのは良かった。

今回は人物紹介の要素も強かったが、態とらしさとかは無くて上手く作られていたと思う。
一つだけ、おばあちゃんと孫のエピソードを組み込む意図が分かりにくかったので、あれは無い方がよりスピード感が増して良かったかなとは思う。
でも凄く楽しめたのは確か。

演出=塚原あゆ子

  • << 276 「MIU404」2話まで終了。 初回の派手なカースタントを無駄にせず、404に貸与する乗用車が無いから、張り込み用のメロンパン移動販売車を使いなさいと隊長に言われ、仕方なく乗り込む伊吹と志摩だったが、乗用車より座面の位置が高い事が幸いして、隣の乗用車に隠れる様に乗っている人物の衣服の色が確認出来、殺人事件の容疑者が着ていた服の色と合致した事と、どうもその服の人物の隣に座っている中年女性の様子もおかしい為、それが取り敢えず尾行を始める端緒になるという見事な話の流れで、一気に物語の中に引き込まれた。 容疑者は無関係の夫婦の車を乗っ取ったのではないか?警察の検問をすり抜けた夫婦の車に志摩の機転で盗聴器を仕掛け、車内の様子を確認する二人。 所謂ストックホルム症候群なのかと思ったらちょっと違っていて、盗みをしたと疑われた中学生の息子を信じてやれなくて、自殺されてしまった後悔をずっと抱えて生きて来た夫婦が、人殺しを否定する若い男・加々美(松下洸平=小心者みたいな雰囲気から豹変し、また小心者に戻る容疑者を好演)を助ける事で、楽になりたかった、すがりたかったのかもしれない、そんな感じだった。 とっくに縁を切ったモラハラ実父と職場のパワハラ専務が重なり、咄嗟に刺し殺してしまった加々美。父親を殺そうと実家に帰るが2年前に死んでいたというオチは、予想はしていたが切なかった。 演出=塚原あゆ子

No.265 20/06/27 18:51
匿名 

>> 255 「家政夫のミタゾノ」3話まで終了。 コロナ禍で6週休んで再開した。 航空会社社長宅に派遣されて行くと、毒親の小沢真珠にスポイルさ… 「家政夫のミタゾノ」4話まで終了。

台風の日に「ロトで3億当てた」家に忍び込み、家人(木野花)に見付かり殴ろうとした所で、派遣されていたミタゾノにブロックされてしまった男(板橋駿谷)は、咄嗟に見回りに来たボランティアを装う。

だが実は家人を装っていた女も空き巣、更には見回りに来た警察官も空き巣というトリプル被せでひと笑い。

女は自分は余命わずか、捨て子として育ちずっと独りぼっちだったと身の上話を始め、一同はすっかりほだされて、男は自分がニセ警官を連れて自首するから、あんたは病院に行ってと説得し始める。
そこに町会の人が現れ、女は2丁目のカマタミヨコで空き巣の常習犯だと分かるというオチ。

ほぼ派遣先の室内だけで演じられていて、起承転結の整った舞台劇を観ている様だった。
木野花さんが上手いのは当然だけど、板橋さんが全然ワルにはなれない、騙されやすいタイプの熱血漢を上手く演じていて良かった。
前回に引き続きミタゾノの出番は少なめで、その分を飯豊まりえに振った感じかな。それでも存在感はまだまだ薄いよなあ。

脚本=山岡潤平 演出=小松隆志



  • << 277 「家政夫のミタゾノ」5話まで終了。 袴田吉彦が不倫相手と車の中に居る時に、後を付けていた女性をバットで殴り付けている男を目撃、振り向いた男と目が合ってしまい恐怖に震えるが、何とその男・大浦龍宇一が隣に引っ越して来る。 どこまでも怪しさを漂わせる大浦と、びくびく逃げ腰な袴田の演技対決が面白くて最後のオチまで楽しめたし、ちょいちょい過去の実際の不倫ネタでイジられながらも、それを演技で返す袴田には大笑いさせて貰った。 大浦は殺してはいないのでは?とは思うのだが、何で隣に引っ越して来たのか、やっぱり袴田を見張る為?と思わせておいて実は…というオチの発想も面白かったし、オチが明かされてからの大浦の演技の変貌ぶりも良かった。 今シリーズで一番面白かったかも。 脚本=香坂隆史 演出=片山修

No.266 20/06/27 23:35
匿名 

「未満警察 ミッドナイトランナー」(NTV)脚本=渡辺雄介 出演=中島健人、平野紫耀、吉瀬美智子、大橋しえり、葉山奨之、竹内愛紗、中村ゆり、原田泰造、伊勢谷友介 他

韓国ドラマ原作。

原作のドラマがどういうタッチの物かは知らないのだが、ジャニーズの二人が主演だから緩めの感じにするんだろうなと思いながら観たら、設定も脚本も演出もユルユルだった(笑)
ただこの二人にキチキチでシリアスな感じは似合わないから、まあこんな緩い感じで、素に近い役と思われる平野くんの可愛さを楽しむ位が丁度いいのかも。

次も観るけど多分ながら見になってしまうと思うし、レビューは書かないかな?

※警察学校の話だから、教場や訓練で“密”のシーンは避けられないと思うのだが、どの様に撮影するのだろう。
※あと普通に考えると警察学校の生徒って極端に行動範囲が狭いと思うのだが、その制約の中でどういうご都合主義を発動させて事件を発生させるのか、そこのアイディアが弱いとつまらなくなる可能性大。

演出=南雲聖一





  • << 344 「未満警察 ミッドナイトランナー」8話まで終了。 【短評】交番実習の段階に入って、今までで一番話に無理が無く、突っ込み所も少なかった様に思う。 スコップ男:柳田犯人説を装っているが、この段階で強調するって事は違う様な気がするし、もう一捻りは有るだろうね。 やっと面白くなって来た。 演出=長沼誠

No.267 20/06/28 00:05
匿名 

>> 266 【訂正】

×韓国ドラマ原作。
○韓国映画原作。

No.268 20/06/28 17:21
匿名 

>> 256 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」10話まで終了。 今回は仕事が無かった20代に、1ヵ月だけやっ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」11話まで終了。

今回は15年物のダルダルの、スウェットタイプのパジャマ(YOU=上手かった)が、何故かハイヒールを履いて「捨てて下さい」とやって来る。

「捨てない」「捨てて」の攻防が続きパジャマが言う。
「私だってお出掛けしたかった」「出掛けたじゃない」「ゴミ出しはお出掛けじゃない」(笑)
ここで安達さんの回想が入り、ゴミ出しの後横向きになるとお腹が大きい事が分かる。

「娘の時も息子の時もずっと着てた。満たされるんだよ。あたし絶対捨てないよ」
子供は私の物と言い切る安達さんが怖くて、逃げて行くパジャマ。
少女は言う。「じゃあ安達さんは誰の物?」
ここでまた回想。
「あんた目が死んでんだよ。そんなんじゃ仕事来るはず無いよ。」あれを言ったのはウサギさんではなくて母親だった。

「めちゃくちゃ苦しんでいた私に、お母さん言ったんだよ。」「そういう辛辣な事を言って導いてくれるのが、どっか余所のおじさんとかだったら良かったのにね」

何か公私混同してしまうけど、母親がずっと現場マネージャーみたいな事をしていると、いい時悪い時でやっぱり色々と葛藤が有ったのかな?マネージャーと母親だったら、辛い時は母親が勝って欲しかった、みたいな。

夢では捨てたダルダルは、しっかりケースの中にしまってあった。

演出=大九明子

  • << 278 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」全12話終了。 冒頭のインタビューシーンはリアルだよね。安達さんが自分の言葉で今現在の自分の状況(母であり娘であり妻であり俳優である、その円で出来ている)を話している。 3ヵ月前、夫が長期海外出張する事で息子のお迎えだけ頼むと母に電話で言うと、同居を持ち出された様で「えっ?私ってお母さんの物なの?ごめん、何か無理」と言って電話を切り涙ぐむ。 電話を切った安達さんは棚から小箱を取り出しゴミ箱に捨てて2階に上がって行く。 それを拾い上げ箱に書かれた自分の名前や生まれた時の情報を読んで、床に寝転びながら子供の様に声を出して泣きじゃくる、現在の夢の中の安達さん。 「私はお母さんの物じゃない」けど娘は私の物という安達さんに少女は言う。 「一生懸命産んで育てて、誰でも執着するでしょ、そりゃ。みんな一緒だよ」 「やめてよ、私とお母さんは違う!」一番辛かった時に「目が死んでる」なんて娘に言う人と私のどこが一緒なの!? 棚に駆け寄る安達さんに少女は言う。 「また捨てるの?そこにはもう無いでしょ。見えない振りして生きて行くの?捨てないで、安達さん。」大泣きする少女を抱き締め「捨てないよ」と言う安達さん。 (続く)

No.269 20/06/28 18:11
匿名 

>> 257 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」2話まで終了。 玉鉄のインタビューを受けて… 【シーズン枠外ドラマ】

<オトナの土ドラ>
「犯罪症候群Season2」全4話終了。

谷原が正義ではないと言った事で板尾と木村は袂を分かち、自分達二人だけで復讐殺人をする事に。谷原は危険だと止めるが聞かない板尾。

手塚の裏の顔がマスコミに出てしまい、その後死去。息子は正規の移植の話を資格が無いと拒否。谷原は説得をするが聞かない息子。

板尾は最初のターゲットは依頼ではなく、ニュースで読んだ手塚を殺した犯人にしようと言う。
無謀だよなあ。気絶させて倉庫に運んだまではいいが、手しか縛っていなくてしかもユルユル。直ぐに反撃されてしまう。

谷原が駆け付けると木村は口から血を流し倒れていて、健太郎は「舌を噛んじゃった」
木村はレイプされそうになり、あの時の事がフラッシュバック、その場で舌を噛んだのだ。
全身の力を込めて健太郎の首を締める谷原。もう何か救われない。

玉鉄は篤郎に拳銃を渡され、谷原を止めてやれと言われていたが、どうしても撃てない。「撃て!自分で死ぬ権利もない。お前の手で終わりにしてくれないか?」
それでも撃てずに銃を下ろしてしまう玉鉄。
その瞬間違う方向から胸を撃たれる谷原。やっぱり篤郎だった。
手塚の息子が移植手術を受けたと聞き、穏やかな顔で息を引き取る谷原。

健太郎が演じた様なクズでも、一律で未成年の人権はしっかり守られる。救われない話。

演出=村上正典


No.270 20/06/29 00:50
匿名 

>> 258 「美食探偵 明智五郎」8話まで終了。 ストーカーオタの田畑は死んでいなかったが、ドクツルタケの毒が7日後に体に回り血を吐いて死ぬ事に。… 「美食探偵 明智五郎」全9話終了。(最終回は30分拡大)

マリアはあの時ハーネスを着けていたみたいで、明智はマリアを助けようと抱きついていたから助かったのかな?

半年後、帰国したマリアは、扇屋主催のサミット和菓子選定会にファミリーで乗り込み、毒を盛って外相を殺してしまう。(警備が手薄過ぎ)

高橋に見付かったマリアの手を引いて逃げる明智。銃を構えるが撃てなかった高橋を上司が責めるシーンが有ったので、次は撃つのだろうと分かったし、明智に料理人としての矜持を問われたシェフの表情に迷いが出た様なシーンが有ったので、マリアが苺に射った注射器の中身をすり替えているのだろうなというのも想像出来た。ある意味親切な演出。

だけど苺を選んだ明智に腹を立て、包丁を持って上遠野を襲ったマリアの足を高橋が撃ち、再び襲って来たのでまた撃ったら庇ったシェフに命中、ここまではいいけど、何でその後マリアとファミリーを警察は放置なの?マリアに車で逃げられるまで。雑だわあ。
あの崖からマリアが再び飛び降りてまた行方不明、もしかしたら?という状況にしたかったのだとしても、あれは無いわ。

ラスト、ココがマリアのサイトに相談して来る投稿に、嬉々として返信しているカットはインパクトが有り少し背筋が寒くなった。

※れいぞう子が助かったのは、シェフが粉砕機の電源を切っていたからだってさ。

演出=菅原伸太郎

No.271 20/07/02 17:49
匿名 

>> 259 「探偵・由利麟太郎」2話まで終了。 エマが恐怖におののき叫び続けるシーンが、“しつこいなあ”と感じる位繰り返し出て来た事と、犯人候補が… 「探偵・由利麟太郎」3話まで終了。

冒頭で妻・優美(村川絵梨)に気を使っている様な夫・恭介(浅利陽介)の姿が映し出され、モデルの優美達が出席するパーティーに現れたピエロが怪しい動きをしていた時点で、その背の低さと合わせてこれは浅利陽介なんだろうなというのは、直ぐに分かった。

助手の三津木が容疑者として勾留されてしまった為、今回は由利が等々力と組んで現場調べをするのだが、これが殆どトレースに費やされ、それを元に次々に事実を掘り起こして行く。由利が居れば鑑識は要らないのね。目が良すぎ。

吉川晃司の出番は多くてそれは良かったけど、調べは単調だし、ストーリーもさほど面白くは無かったのでイマイチの出来だった。

由利の目の前で女が海に落ちて行くカットが最後に挿入されたのだが、もしかしてあれが捜1を辞めた原因なのかな?

※由利が弓道をする場所(寺の庭?)って周りに囲いが無くて立会人も居ないので、急に人が出て来たらどうするんだろうって、あのシーンになるといつもヒヤヒヤさせられる。それも狙いなの?

脚本=小林弘利、仲井陽
演出=木村弥寿彦

  • << 288 「探偵・由利麟太郎」全5話終了。 前後編で作られたオペラ歌手さくら(高岡早紀)他が殺された話。 オペラ劇団の話なので登場人物が多く、謎を持たせる為か脚本家の技量のせいか、個々の描き方が不明瞭でどんな人物かが頭に入って来ないまま話が進み、消化不良のまま由利の解説が始まるという、何なんだこれは的なドラマだった。 推理マニアの千恵子(吉谷彩子)が余計な動きをして撹乱していたというのはまだ良いとして、土屋が間違って殺した雨宮をカーテンにくるんで四方を合わせネジネジして5階の窓から吊るし、クルクル回転してほどけている間に自分は雨樋を掴んで1階まで滑り落りてアリバイ作りという設定が、あまりにも雑で失笑してしまった。 初回で期待したけど見終わったらガッカリみたいなドラマだった。 ※意味深にチラッと出て来た女性の説明も無く、由利が捜1を辞めた理由も分からず終いで、何なのって感じ。 演出=木村弥寿彦

No.272 20/07/02 18:33
匿名 

>> 260 「ハケンの品格」2話まで終了。 早くも中園ミホが引っ込んでしまったが、2話の方が面白かったという現実。 社長がお供を引き連れて社… 「ハケンの品格」3話まで終了。

また中園ミホ脚本に戻った。

社食にまで設けようとする社員とハケンの価格格差。里中の努力で同一価格になっていたのに、新社長の意向で一般にも解放する為、外部の人間であるハケンは一般と同価格にするという時代錯誤。

新入社員の井手が私的にアップした社食の動画に、その日でクビになったアルバイトが冷凍ストッカーで逆立ちをしている姿が映り込み、バイトテロだと大炎上。
直ぐにS&Fの商品を撤去して、取引を休止するスーパーや百貨店。

人気グルメブロガーのプージャーの☆の付け方一つに左右され、右往左往する一般客。

一応、今の世相の「直ぐ炎上、直ぐ取引休止、☆頼りのバカ舌」を盛り込んではいるのだが、解決すべきS&F営業部の社員が揃いも揃って世相に鈍感で無能に描かれているので、面白くならないのだと思う。

次回から大泉洋が登場するみたいなので、少しは良くなる事を期待しよう。

※プージャーのブログの写真に大前が写っていて、正体が営業部にバレるのだが、普通顔出しはしないよね、☆を付けるブロガーは。

演出=丸谷俊平

  • << 281 「ハケンの品格」4話まで終了。 何を言っても暖簾に腕押しみたいな、感情が死んだ様な新入社員・井手の背景(S&Fの最重要取引先の創業社長(キムラ緑子)の三男でコネ入社)が明かされたのはいいが、大袈裟であからさまな特別扱いや、創業社長の営業部視察の前に本人が行き先を告げずに所在不明になるや、仕事を放り出して部員総動員で捜索をする等、どこの国の会社の話なのかと違和感ばかりで全く笑えない。 普通の会社員の話は職種の差はあれど多くの人が経験している事なので、実態が分かっている分、現実との解離には違和感を持ちやすいし厳しい判定をしがちになると思う。 そういう平均的な視聴者の感覚の上を行く様な、有無を言わせぬ様な確固たるテーマが端々に感じられるなら、ここまで酷評される事も無かったであろう。 それとは別の話として、やはり大泉洋の存在感、受けのウマさ、篠原涼子との相性の良さは抜群だった。 課長に就任したのでここからはレギュラー出演をするのだろうから、篠原との掛け合いを楽しみに継続視聴はしようと思っているが、毎回のレビューは書かないかもしれない。 脚本=山口雅俊、渡邊優子 演出=佐藤東弥

No.273 20/07/03 19:09
匿名 

>> 261 「BG~身辺警護~」2話まで終了。(今回は10分拡大) 目の不自由な天才ピアニスト恵麻(川栄李奈)と、所属事務所の社長で実姉の美和(谷… 「BG~身辺警護~」2話まで終了。

笠松医師の仲介でBGを依頼して来たのは、被害者多数から恨みを買っている悪徳投資家の道岡(豊原功補)で、笠松の手術を受けるのだが病院に脅迫状が届いていて、経営陣がBGを付ける事が入院の条件にしたからという理由だった。

という事で、自ら志願したリハビリ担当が木村了、病院内でわざとらしくBGに絡んで来るのが宮地雅子で、この二人は恐らく道岡を狙っている側の人間、そしてずっと罵倒され続けている秘書の長谷川朝晴も怪しかったが、悔しさを表すシーンが有ったのでこれはミスリードだなと、読みやすい設定だった。

復讐劇は上っ面を撫でた様な雑な扱いで、どちらかと言うと不起訴で釈放とは言え、一度捕まった事で散々自分を利用していた政治家等がさっさと関係を切った事に厭世感が有ったのか、襲って来る投資詐欺被害者を必要以上に罵倒してキレさせ、自分を殺させようとしている道岡と、どんなに罵られこき使われようとも、自分がどん底の時に救ってくれた道岡を尊敬している秘書の、歪んだ共依存の関係に重きを置いて描きたかった様な感じだった。
そして豊原さんの演技は素晴らしかった。

菅沼は劉の抜擢人事のオファーを受けた。劉の懐に入り込んで情報を取り寝返るつもりなのか、単に出世の道を選んだのか(本当の出世は出来そうに無いけど)、分かりにくい所が菜々緒(のキャラ)らしくていい。

演出=七髙剛

  • << 282 「BG~身辺警護~」3話まで終了。 相手を選別せず困っている人の力になりたい、そういうBGが島崎の方針だが、今回はちょっと依頼人やその親子関係の事情に踏み込み過ぎかなと感じた。 本当は電車の運転士をしている父親に憧れ自分も運転士になりたかったのに、いい大学に入っていい仕事に就けと、自分の考えを押し付ける父親に逆らえず、やっと反発して引きこもりになったのが高2の途中で、それから20年経過という依頼人・生田大輔(岡田義徳)の、タイムカプセル開封式で手紙を読み上げられる前に取り戻したいから、当時の小学校迄2キロの道をBGして欲しいという話。 いじめっ子だった事を思い出せない大輔と、それが原因で人生滅茶苦茶にされたと大輔を恨む同級生の谷口(丸山智己)の話が起承転結の「転」で挟まれるが、何か取って付けた様な印象しか残らなかった。 父親から独立を促された大輔が着ていたスーツは島崎が渡した物?少なくとも大輔のサイズに合わせて用意していた革靴は返却されていないよね。その代金は親から貰ったのかしら。大輔からはBG代8万しか貰わなかったし。そういう細かい事が結構気になる。 ※5年前、ロスの自宅で劉のフィアンセは強盗に撃たれて3ヵ月後に死んだ。BGも雇っていたのに弾除けにならなかった。その時にBGは責任を取らなくて良い事を知り、商売にしようと思った、との事。 演出=七髙剛

No.274 20/07/03 21:43
匿名 

>> 262 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」4話まで終了。(3話まで放送して休止、6/25再開) … 【シーズン枠外ドラマ】

〈木曜ドラマF〉
「ギルティ~この恋は罪ですか?~」5話まで終了。

爽は妊娠はしていなくて、それにほっとしていた事で離婚を決意。一真とレストランで会って話をするが、まだ瑠衣と会っていると知り感情が爆発、フォークで自分の掌を刺す。下を向いていて気付かない一真っておかしくない?爽が去って行った後だって、何も食べてないのにフォークに血が付いていたら変だと思うだろうに。

衝撃の裏切りって寺嶋の事だった。
あれ?先週の予告で若菜が一真の足にすがっているシーンって無かったっけ?私の見間違い?
って事で、瑠衣→寺嶋→結の命令系統で爽は見事に嵌められ、編集部を休職する事に。寺嶋が裏切るのは予想していなかったので、ここはちょっと面白かった。

最後は爽が実家の風呂で赤ワインを飲んでブクブク沈むシーンだったけど、あれって自殺なのか、ただの酔っ払いなのか分かりにくい演出だったなあ。まあ状況的には自殺っぽいけど。で電話に出ない爽を心配して秋山が訪ねて来るのかな。

何か今回は話が少ししか進まなかったし、イマイチだったな。

※キスシーンは流石に直にはやらせられないらしく、昔ながらのカメラテクで想像させるパターンだった。

脚本=大林利江子 演出=河原遥



  • << 283 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」6話まで終了。 電話に出ない爽を心配して駆け付け浴槽から引っ張り上げたのは若菜だった。(爽が玄関の鍵を閉めなかった事が、ここで生きて来る) で瑠衣の卒アルを調べに母校に潜入(簡単に出ちゃう入校証)。瑠衣の名字が秋山になっていたので爽は秋山の元へ。 「瑠衣の母親が俺の親父と再婚した」(つまり義理の妹) 秋山の妻・美和子は何か嘘をついて秋山と結婚。爽とだけは結婚させたくなかった瑠衣が焚き付けたらしい。 一真に全て本当の事を話す爽。 「俺は元々2番目で、親の事で結ばれなかったそいつ(秋山)が1番だったんじゃないか?」←核心を突いたのにプラトニック(キスは別物?)だった、カズくんが初めてだったと言い返されて「ごめん」直ぐに反省モードの一真(結構可愛い)。 爽を陥れた寺嶋睦月の話になり、写真を見せられた一真は「睦月!」(えーっ?) 「東睦月、俺の別れた嫁の弟だ」←こっちもか~い! 要するに瑠衣はお兄ちゃんを爽にだけは取られたくなかった、睦月は一真に復讐したかったって事か?(瑠衣の方はまだ何か有りそうだけど) いやあ、前回は足踏み状態だったけど今回は随分と動いたね。 で若菜は裏切らないんか~い? 演出=野田健太

No.275 20/07/05 11:10
匿名 

>> 263 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)8話まで終了。 二度も続けて夫が事故や事件で亡くなり、多額の生命保険… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)9話まで終了。

娘が殺され未解決のまま離婚した元夫婦の夫が妻を刺した事件。刺した三島(安井順平=上手い!)は盗聴を疑い筆談にしか応じない。そして筆談だとマイクロジェスチャーやなだめ行動が捉えにくい。どうもこの男は精神疾患を演じている様に見えるのだが、この元夫婦のどちらかが娘を殺した真犯人なのか、それとも…という展開。

楯岡の挑発で三島は声を発し、西野とシオリの三島の部屋の調査と合わせて、楯岡は詐病と結論付ける。では何故?

真犯人は別の事件を起こしながら刑法39条に守られて保護施設にいる男で、女の子を殺してバラバラにしたと自慢しているが、詐病なのではと疑った施設職員が三島に連絡をして来た。それで自分も詐病で同じ施設に入り、男を殺すつもりだったと判明。

うーん、真犯人云々の辺りから話が浮いてしまったかな。
冒頭にパリ人肉事件の佐川の件を持ち出し、フランスの精神鑑定と日本の鑑定結果は真逆で、それ程精神鑑定は難しいと煙幕は張っていたが、この物語の真犯人の設定は緩いし、未解決にした警察、鑑定した医師の無能ぶりと、自分の疑問を直接被害者家族に伝えてしまう施設職員の規範意識の低さが重ならないと成立しない展開だから、ちょっと無理筋だったな。

脚本=ブラジリィー・アン・山田
演出=山内大典

  • << 285 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)全10話終了。 西野が失踪。 婚活パーティーで西野が知り合った香澄は、それまでに交際していた5人の男性が不審死を遂げ、重要参考人とされた女だった。 反応が鈍い香澄から何とか引き出した西野の居場所には別の男が殺されていて、西野の指紋が付いた包丁が落ちていた。 香澄は心療内科に通院していて、その主治医・楠ゆりか(野波麻帆)から抗うつ剤を処方されていた。(だから反応が鈍かった)楠の話では、香澄は幼い頃からレッスンを受けていた男のピアニストから、性的いたずらを繰り返されていた。「その時の心の傷から、彼女は男性に強い執着を抱く様になったのだと思います」←楯岡も後で気付くが、これはおかしいよね。普通は男に嫌悪を感じて近付けなくなる筈。心が拒否する筈。だから楠が怪しい。 楯岡が香澄の本命の事を「彼」と言ったら一気に現実に引き戻される香澄。これで香澄が狂信的に愛しているのは「女」で楠だと気付く楯岡。 楠の取り調べが始まるが相手も心理学のプロでボロは出さない。そこで楯岡の取った方法は…楠の取り調べを香澄に見せ、その顔を録画した物を楯岡が見てマイクロジェスチャーから西野の監禁場所を特定するというウルトラC技。 野波麻帆の怪演も有り、このまさかの落とし方はより効果的で面白かった。 脚本=大浦光太 演出=根本和政

No.276 20/07/05 11:58
匿名 

>> 264 「MIU404」(TBSスパークル・TBS)脚本=野木亜紀子 出演=綾野剛、星野源、岡田健史、橋本じゅん、渡邊圭祐、黒川智花(3話から)、… 「MIU404」2話まで終了。

初回の派手なカースタントを無駄にせず、404に貸与する乗用車が無いから、張り込み用のメロンパン移動販売車を使いなさいと隊長に言われ、仕方なく乗り込む伊吹と志摩だったが、乗用車より座面の位置が高い事が幸いして、隣の乗用車に隠れる様に乗っている人物の衣服の色が確認出来、殺人事件の容疑者が着ていた服の色と合致した事と、どうもその服の人物の隣に座っている中年女性の様子もおかしい為、それが取り敢えず尾行を始める端緒になるという見事な話の流れで、一気に物語の中に引き込まれた。

容疑者は無関係の夫婦の車を乗っ取ったのではないか?警察の検問をすり抜けた夫婦の車に志摩の機転で盗聴器を仕掛け、車内の様子を確認する二人。
所謂ストックホルム症候群なのかと思ったらちょっと違っていて、盗みをしたと疑われた中学生の息子を信じてやれなくて、自殺されてしまった後悔をずっと抱えて生きて来た夫婦が、人殺しを否定する若い男・加々美(松下洸平=小心者みたいな雰囲気から豹変し、また小心者に戻る容疑者を好演)を助ける事で、楽になりたかった、すがりたかったのかもしれない、そんな感じだった。

とっくに縁を切ったモラハラ実父と職場のパワハラ専務が重なり、咄嗟に刺し殺してしまった加々美。父親を殺そうと実家に帰るが2年前に死んでいたというオチは、予想はしていたが切なかった。

演出=塚原あゆ子

  • << 286 「MIU404」3話まで終了。 今回は「狼少年」になぞらえて、ゲームの延長線上で犯罪を装い公衆電話から女が「助けて下さい!」と110番通報、警察官が駆け付けると男が逃げて捕まえられない、そういう遊びを繰り返していた元陸上部の高校生グループの一員の女子が、平行して起きていたスタンガンを使った本物の、若い女性を襲う犯人の餌食になり、最終的には機捜が助けるが、本物の犯罪の怖さを思い知った彼らは、一人を除き道を外さずに済む。 そこからがサブタイトルの「分岐点」で、一人別行動を取った成川は、合成麻薬ドーナツEPを売り付けて廃部に追い込んだ陸上部の先輩が許せず襲う為に待ち伏せするが、そこに現れたのは「違う違う、俺は先輩じゃないよ」と言う、ドーナツEPを手に持ってニヤニヤ笑う菅田将暉!だった。どうなる、成川。 今回は隊長の台詞に野木さんの犯罪に対する思いが込められていた。 「(犯罪なのに)いたずらって言い方止めませんか?日本語の表現は柔らかくて美しい。重大な問題迄オブラートに包み隠してしまう」 「救うべき所は救おうというのが少年法」「彼らが教育を受ける機会を損失した結果だ。社会全体でそういう子供達をどれだけ掬い上げられるか、5年後10年後の治安はそこに掛かっている」 成る程、未来の治安も見据えてって事ね。 コンビニ、水族館で隊長の息子に付き添っていた女は何者? 演出=塚原あゆ子

No.277 20/07/05 12:19
匿名 

>> 265 「家政夫のミタゾノ」4話まで終了。 台風の日に「ロトで3億当てた」家に忍び込み、家人(木野花)に見付かり殴ろうとした所で、派遣されてい… 「家政夫のミタゾノ」5話まで終了。

袴田吉彦が不倫相手と車の中に居る時に、後を付けていた女性をバットで殴り付けている男を目撃、振り向いた男と目が合ってしまい恐怖に震えるが、何とその男・大浦龍宇一が隣に引っ越して来る。

どこまでも怪しさを漂わせる大浦と、びくびく逃げ腰な袴田の演技対決が面白くて最後のオチまで楽しめたし、ちょいちょい過去の実際の不倫ネタでイジられながらも、それを演技で返す袴田には大笑いさせて貰った。

大浦は殺してはいないのでは?とは思うのだが、何で隣に引っ越して来たのか、やっぱり袴田を見張る為?と思わせておいて実は…というオチの発想も面白かったし、オチが明かされてからの大浦の演技の変貌ぶりも良かった。

今シリーズで一番面白かったかも。

脚本=香坂隆史 演出=片山修

  • << 287 「家政夫のミタゾノ」6話まで終了。 久し振りに昔の友達二人が訪ねて来て、婚約者も交えてお鍋を肴に祝杯を上げ、その後の記憶が無いまま目覚めた翔子(星野真里)は、隣に見知らぬ中年男がパンイチで寝ていて驚き、婚約者を探しに居間に行くと部屋中が荒らされていて更にびっくり。 そこに姑が来る前に片付けと料理を頼んでいたミタゾノ達がやって来る。そして婚約者は空の浴槽の中で寝ていた。 一体何が有ったのか? 早目にやって来た姑(小川菜摘)の粗探しと翔子の誤魔化しの攻防の末に、お互いに隠していた過去が明らかにされ…という話。 皆が記憶を失くし乱痴気騒ぎをした原因は、友達の一人がお鍋に入れた麻薬の様な働きをするキノコのせいだったというオチを入れたのは良かったけど、それ以外の流れはさほど面白いとは思わなかった。 前回、脚本・演出・役者それぞれの力量が見事に噛み合った傑作を観てからの今回だから、余計に貧弱に見えてしまったのかもしれないが、何か残念な内容だった。 脚本=香坂隆史 演出=松川崇史

No.278 20/07/05 17:44
匿名 

>> 268 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」11話まで終了。 今回は15年物のダルダルの、スウェットタイプ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」全12話終了。

冒頭のインタビューシーンはリアルだよね。安達さんが自分の言葉で今現在の自分の状況(母であり娘であり妻であり俳優である、その円で出来ている)を話している。

3ヵ月前、夫が長期海外出張する事で息子のお迎えだけ頼むと母に電話で言うと、同居を持ち出された様で「えっ?私ってお母さんの物なの?ごめん、何か無理」と言って電話を切り涙ぐむ。

電話を切った安達さんは棚から小箱を取り出しゴミ箱に捨てて2階に上がって行く。
それを拾い上げ箱に書かれた自分の名前や生まれた時の情報を読んで、床に寝転びながら子供の様に声を出して泣きじゃくる、現在の夢の中の安達さん。

「私はお母さんの物じゃない」けど娘は私の物という安達さんに少女は言う。
「一生懸命産んで育てて、誰でも執着するでしょ、そりゃ。みんな一緒だよ」
「やめてよ、私とお母さんは違う!」一番辛かった時に「目が死んでる」なんて娘に言う人と私のどこが一緒なの!?
棚に駆け寄る安達さんに少女は言う。
「また捨てるの?そこにはもう無いでしょ。見えない振りして生きて行くの?捨てないで、安達さん。」大泣きする少女を抱き締め「捨てないよ」と言う安達さん。

(続く)

No.279 20/07/05 18:06
匿名 

>> 278 (続き)

幼い頃から特殊な母娘関係にあった安達さんが、内面に強く抱えていた母への嫌悪感とコンプレックス。それが私生活が充実して来た今、少女に形を変えて夢の中に現れ、心に整理を付け一皮向けた大人の安達祐実に変わる為の儀式をしていた、という事なのだろうか。

小箱の中身=少女は「へその緒」だった。
第8話の「栄養を運んでたのにさ」の台詞が、ここに繋がっていた。(まあもう一つ言えば、へその緒=母親って事だよね)

どこまでがリアルでどこからが大九さん達の作り出した物なのかがよく分からない、不思議だけど面白いドラマだった。

※私は2014年の「緊急取調室」にゲスト出演した安達祐実の演技を観て、上手いなあ、いい女優さんになったなあと再認識した強烈な記憶が有るのだが、それよりも何年か前には、仕事も無く苦しんでいた時期が有ったとはね。まあ、全部がリアルでは無いだろうけど。

演出=大九明子


No.280 20/07/08 15:32
匿名 

「私の家政夫ナギサさん」(TBSスパークル・TBS)脚本=徳尾浩司 出演=多部未華子、瀬戸康史、眞栄田郷敦、高橋メアリージュン、宮尾俊太郎、平山祐介、富田靖子、草刈民代、趣里、大森南朋 他

四ツ原フリコの漫画原作。初回15分拡大。

多部未華子が部屋の片付けは超苦手だけど、仕事は出来る製薬会社のMR相原メイ(28歳)を演じるのだが、肝心の仕事がどう出来て優秀社員賞を貰った過去が有るのかが今の仕事振りからは伝わらず、ライバル会社の凄腕MR田所(瀬戸)の有能な仕事振りとフレンドリーな人間性は短時間で的確に描かれていたのとは対照的で、恐らくそこにこれからの展開の振りが仕込まれているのだろうとは想像するのだが、初回からイマイチの主人公を描いてどうするのよ、という若干の不満と不安が残った。

原作は全く知らないのだが、家政婦(夫)をおじさんにしたのは、女にするよりは過去話が盛れるし、男女の仲に繋げる事も出来るからだろう。(このドラマがそうなるとは言わないが、そういう想像も出来るという事)

本来の性格はいいお母さんになる事が夢だったメイが、母親の希望と期待を一身に背負って無理をして仕事人間を演じているので、そろそろ歪みが出始めている、そんな感じなのかな?

配役は適材適所なので、本テーマが見えてくればもっと面白くなるのかもしれない。

演出=坪井敏雄
やっぱり「凪のお暇」と同じ演出家!

  • << 289 「私の家政夫ナギサさん」2話まで終了。 ああ何だろう、この隔靴掻痒感。 MRとして有能な女性(まだその有能さが描けていない)が自宅では片付けられない症候群、見かねた妹が自分の職場のカリスマ中年家政夫を誕プレとして手配した事から巻き起こるドタバタと、お仕事話。 テーマとしては面白いし主演は多部未華子、相手役は大森南朋とどちらも一級品、演出は傑作「凪のお暇」の主演出家だった坪井敏雄なのに、今のところ微妙な出来になってしまっているのは脚本家のせいなのかな? 母親に片付けられない症候群の事を知られたくないというのは分かるが、何故田所に隣に住んでいる事を頑なに知られたくないのかがよく分からないから、その為に嘘を重ねる演出に若干イラッとしてしまう。 良い傾向としてはメイの仕事の悩みに対するナギサさんのアドバイスが的確で、どんな過去を持っているんだろうという興味を持てる事、そしてナギサさんが側に居るとホッとする感じ、暖かい感じをメイが持てる様になったという描写があった事、この辺りだろうか。 尻上がりに良くなる事を期待して観ているので、脚本家には頑張って欲しい。 演出=坪井敏雄

No.281 20/07/09 12:12
匿名 

>> 272 「ハケンの品格」3話まで終了。 また中園ミホ脚本に戻った。 社食にまで設けようとする社員とハケンの価格格差。里中の努力で同一価格… 「ハケンの品格」4話まで終了。

何を言っても暖簾に腕押しみたいな、感情が死んだ様な新入社員・井手の背景(S&Fの最重要取引先の創業社長(キムラ緑子)の三男でコネ入社)が明かされたのはいいが、大袈裟であからさまな特別扱いや、創業社長の営業部視察の前に本人が行き先を告げずに所在不明になるや、仕事を放り出して部員総動員で捜索をする等、どこの国の会社の話なのかと違和感ばかりで全く笑えない。

普通の会社員の話は職種の差はあれど多くの人が経験している事なので、実態が分かっている分、現実との解離には違和感を持ちやすいし厳しい判定をしがちになると思う。
そういう平均的な視聴者の感覚の上を行く様な、有無を言わせぬ様な確固たるテーマが端々に感じられるなら、ここまで酷評される事も無かったであろう。

それとは別の話として、やはり大泉洋の存在感、受けのウマさ、篠原涼子との相性の良さは抜群だった。
課長に就任したのでここからはレギュラー出演をするのだろうから、篠原との掛け合いを楽しみに継続視聴はしようと思っているが、毎回のレビューは書かないかもしれない。

脚本=山口雅俊、渡邊優子
演出=佐藤東弥

  • << 323 「ハケンの品格」全8話終了。 結局AIの作った✕リスト要員で実際に肩を叩かれた社員は居なくて、即退任させられたのは宮部社長だけだったというオチ。 1年経っても塚地さえ部長のままなんだから、AIクーデターを起こしたあの常務も中身は空っぽという事で、S&Fはお先真っ暗だな、こりゃ。 あれこれあげつらうのも疲れるだけなのでもう言わない。 里中が退職し惣菜店を起業して、派遣だった福岡と千葉を正社員として雇い、社員だった井手は“本人念願の派遣”として雇ったという、こっちのオチは中々良かったと思う。 演出=佐藤東弥

No.282 20/07/11 17:38
匿名 

>> 273 「BG~身辺警護~」2話まで終了。 笠松医師の仲介でBGを依頼して来たのは、被害者多数から恨みを買っている悪徳投資家の道岡(豊原功補)… 「BG~身辺警護~」3話まで終了。

相手を選別せず困っている人の力になりたい、そういうBGが島崎の方針だが、今回はちょっと依頼人やその親子関係の事情に踏み込み過ぎかなと感じた。

本当は電車の運転士をしている父親に憧れ自分も運転士になりたかったのに、いい大学に入っていい仕事に就けと、自分の考えを押し付ける父親に逆らえず、やっと反発して引きこもりになったのが高2の途中で、それから20年経過という依頼人・生田大輔(岡田義徳)の、タイムカプセル開封式で手紙を読み上げられる前に取り戻したいから、当時の小学校迄2キロの道をBGして欲しいという話。

いじめっ子だった事を思い出せない大輔と、それが原因で人生滅茶苦茶にされたと大輔を恨む同級生の谷口(丸山智己)の話が起承転結の「転」で挟まれるが、何か取って付けた様な印象しか残らなかった。

父親から独立を促された大輔が着ていたスーツは島崎が渡した物?少なくとも大輔のサイズに合わせて用意していた革靴は返却されていないよね。その代金は親から貰ったのかしら。大輔からはBG代8万しか貰わなかったし。そういう細かい事が結構気になる。

※5年前、ロスの自宅で劉のフィアンセは強盗に撃たれて3ヵ月後に死んだ。BGも雇っていたのに弾除けにならなかった。その時にBGは責任を取らなくて良い事を知り、商売にしようと思った、との事。

演出=七髙剛

  • << 284 【訂正】 「BG」の話数4話まで終了に訂正。 (前回レビューからズレていた)
  • << 290 「BG~身辺警護~」5話まで終了。 沢口の恋人で秘書課の角田凪子(成海璃子)がひったくり被害(スマホを盗られた)で怪我をし、島崎の手配で笠松医師が治療をする。 凪子が防犯ブザーを3つも持っていた事から、笠松はただのひったくりではないと島崎に忠告、ストーカー被害に遭っている事が分かる。 沢口は島崎にBGを依頼。すると凪子の自宅の側で変装して見張っていたのは小俣課長だった。 凪子を演じるのがキャリアの有る成海璃子なので、ただの怖がっている被害者ではなく、何かを隠しているという雰囲気が伝わって来て、そこで一つドラマに厚みが出たと思う。 犯人は上司の岩田で、凪子にアクセスを許可したデータの中に、劉が桑田議員に送った政界関係の警備データが紛れ込んでいた為に、ストーカーを装ってスマホを奪い、データを消そうとしていたのだ。 劉は沢口に何故島崎が退職したのか本当の事を話し、動揺させる。この人は結構本当の事をべらべら喋るタイプなのか?それでも得体のしれない部分が有って流石仲村トオルって感じだ。 諸々ショックを受けた沢口は劉に退職すると伝え、小俣は劉を裏切り桑田議員に情報を渡す。 そして島崎と笠松の仲は少し進展。 テレ朝の方針で7月中に終わらせる為に、当初より短縮してあと2話で終わりとの事。何か勿体無いなあ、いい出来なのに。 演出=常廣丈太

No.283 20/07/11 18:13
匿名 

>> 274 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」5話まで終了。 爽は妊娠はしていなくて、それにほっ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈木曜ドラマF〉
「ギルティ~この恋は罪ですか?~」6話まで終了。

電話に出ない爽を心配して駆け付け浴槽から引っ張り上げたのは若菜だった。(爽が玄関の鍵を閉めなかった事が、ここで生きて来る)

で瑠衣の卒アルを調べに母校に潜入(簡単に出ちゃう入校証)。瑠衣の名字が秋山になっていたので爽は秋山の元へ。
「瑠衣の母親が俺の親父と再婚した」(つまり義理の妹)

秋山の妻・美和子は何か嘘をついて秋山と結婚。爽とだけは結婚させたくなかった瑠衣が焚き付けたらしい。

一真に全て本当の事を話す爽。
「俺は元々2番目で、親の事で結ばれなかったそいつ(秋山)が1番だったんじゃないか?」←核心を突いたのにプラトニック(キスは別物?)だった、カズくんが初めてだったと言い返されて「ごめん」直ぐに反省モードの一真(結構可愛い)。

爽を陥れた寺嶋睦月の話になり、写真を見せられた一真は「睦月!」(えーっ?)
「東睦月、俺の別れた嫁の弟だ」←こっちもか~い!

要するに瑠衣はお兄ちゃんを爽にだけは取られたくなかった、睦月は一真に復讐したかったって事か?(瑠衣の方はまだ何か有りそうだけど)

いやあ、前回は足踏み状態だったけど今回は随分と動いたね。
で若菜は裏切らないんか~い?

演出=野田健太


  • << 326 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」全10話終了。 最終回は僅かな内容を55分枠に収める為か、一つ一つのシーンの引き延ばし作戦が酷くて、仕方ないので1.3倍速にして視聴した(録画なので)が、会話も全部聞き取れた。 瑠衣の腰辺りを後ろから睦月が刺して、何故か脳神経外科に入院、担当医師が「このまま意識が戻らない場合も…」とか秋山に説明していたのに、あっという間に目覚めて(笑)外国一人旅?(1年後設定で外国からの何通目かの絵葉書が秋山の元へという描写あり) 何かもう中断前と後とでは、別物の様なドラマになってしまった。 爽の母親も憑き物が取れたみたいだし、瑠衣もやっと妹である事を受け入れたみたいなので、爽と秋山はやっとくっつくみたいだ。やれやれ…。 演出=河原瑶

No.284 20/07/11 18:19
匿名 

>> 282 「BG~身辺警護~」3話まで終了。 相手を選別せず困っている人の力になりたい、そういうBGが島崎の方針だが、今回はちょっと依頼人やその… 【訂正】

「BG」の話数4話まで終了に訂正。
(前回レビューからズレていた)

No.285 20/07/11 19:11
匿名 

>> 275 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)9話まで終了。 娘が殺され未解決のまま離婚した元夫婦の夫が妻を刺した… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)全10話終了。

西野が失踪。
婚活パーティーで西野が知り合った香澄は、それまでに交際していた5人の男性が不審死を遂げ、重要参考人とされた女だった。

反応が鈍い香澄から何とか引き出した西野の居場所には別の男が殺されていて、西野の指紋が付いた包丁が落ちていた。

香澄は心療内科に通院していて、その主治医・楠ゆりか(野波麻帆)から抗うつ剤を処方されていた。(だから反応が鈍かった)楠の話では、香澄は幼い頃からレッスンを受けていた男のピアニストから、性的いたずらを繰り返されていた。「その時の心の傷から、彼女は男性に強い執着を抱く様になったのだと思います」←楯岡も後で気付くが、これはおかしいよね。普通は男に嫌悪を感じて近付けなくなる筈。心が拒否する筈。だから楠が怪しい。

楯岡が香澄の本命の事を「彼」と言ったら一気に現実に引き戻される香澄。これで香澄が狂信的に愛しているのは「女」で楠だと気付く楯岡。

楠の取り調べが始まるが相手も心理学のプロでボロは出さない。そこで楯岡の取った方法は…楠の取り調べを香澄に見せ、その顔を録画した物を楯岡が見てマイクロジェスチャーから西野の監禁場所を特定するというウルトラC技。
野波麻帆の怪演も有り、このまさかの落とし方はより効果的で面白かった。

脚本=大浦光太 演出=根本和政

No.286 20/07/12 00:11
匿名 

>> 276 「MIU404」2話まで終了。 初回の派手なカースタントを無駄にせず、404に貸与する乗用車が無いから、張り込み用のメロンパン移動販売… 「MIU404」3話まで終了。

今回は「狼少年」になぞらえて、ゲームの延長線上で犯罪を装い公衆電話から女が「助けて下さい!」と110番通報、警察官が駆け付けると男が逃げて捕まえられない、そういう遊びを繰り返していた元陸上部の高校生グループの一員の女子が、平行して起きていたスタンガンを使った本物の、若い女性を襲う犯人の餌食になり、最終的には機捜が助けるが、本物の犯罪の怖さを思い知った彼らは、一人を除き道を外さずに済む。

そこからがサブタイトルの「分岐点」で、一人別行動を取った成川は、合成麻薬ドーナツEPを売り付けて廃部に追い込んだ陸上部の先輩が許せず襲う為に待ち伏せするが、そこに現れたのは「違う違う、俺は先輩じゃないよ」と言う、ドーナツEPを手に持ってニヤニヤ笑う菅田将暉!だった。どうなる、成川。

今回は隊長の台詞に野木さんの犯罪に対する思いが込められていた。
「(犯罪なのに)いたずらって言い方止めませんか?日本語の表現は柔らかくて美しい。重大な問題迄オブラートに包み隠してしまう」
「救うべき所は救おうというのが少年法」「彼らが教育を受ける機会を損失した結果だ。社会全体でそういう子供達をどれだけ掬い上げられるか、5年後10年後の治安はそこに掛かっている」
成る程、未来の治安も見据えてって事ね。

コンビニ、水族館で隊長の息子に付き添っていた女は何者?

演出=塚原あゆ子

  • << 292 「MIU404」4話まで終了。 今回は裏カジノに誘われハマって堕ちて逮捕され、出直そうと勤めたPCショップが後から暴力団のフロント企業だと分かり絶望、開き直ってマネーロンダリング用の金をちょこちょこ抜き取り、1億貯まった所でバレて逃亡、撃たれても尚逃げていよいよもう駄目だと悟った時に、途上国の少女を援助する団体の看板を偶然見て「私が助ける」と決意、空港行きのバスの中で彼女は息絶えるが、1億円が入っていた筈のキャリーバッグの中身は空っぽで、大金は何処へ?という緊迫感溢れる逃亡劇。 スマホの位置情報の洗い出しから、女(青池透子=美村里江=説得力のある演技は流石だ)は宝石店に通っていた事が分かり、事件当日、現金で2個で1億の宝石を買っていた事が分かる。 女は自作のウサギのぬいぐるみの目に宝石を埋め込み、あの慈善団体のイギリスの本部に航空便で送ったのだ。 バスの窓から並走する「ウサギ」を載せたトラックを満足そうな微笑みで見送り、息絶えるシーンが秀逸。 この話しだけでも十分だったが、この裏カジノ摘発には隊長の息子(ゆたか)を世話している女(羽野麦=黒川)も絡んでいて、オーナー(通称エトリ?)逮捕を条件に情報を隊長に流したのに、我孫子の判断でガサ入れしてエトリは取り逃がし、羽野は追われる身となり、隊長が個人的に匿っているのだ。 何か先々ゆたかが狙われそう。 演出=竹村謙太郎

No.287 20/07/12 18:01
匿名 

>> 277 「家政夫のミタゾノ」5話まで終了。 袴田吉彦が不倫相手と車の中に居る時に、後を付けていた女性をバットで殴り付けている男を目撃、振り向い… 「家政夫のミタゾノ」6話まで終了。

久し振りに昔の友達二人が訪ねて来て、婚約者も交えてお鍋を肴に祝杯を上げ、その後の記憶が無いまま目覚めた翔子(星野真里)は、隣に見知らぬ中年男がパンイチで寝ていて驚き、婚約者を探しに居間に行くと部屋中が荒らされていて更にびっくり。
そこに姑が来る前に片付けと料理を頼んでいたミタゾノ達がやって来る。そして婚約者は空の浴槽の中で寝ていた。
一体何が有ったのか?

早目にやって来た姑(小川菜摘)の粗探しと翔子の誤魔化しの攻防の末に、お互いに隠していた過去が明らかにされ…という話。

皆が記憶を失くし乱痴気騒ぎをした原因は、友達の一人がお鍋に入れた麻薬の様な働きをするキノコのせいだったというオチを入れたのは良かったけど、それ以外の流れはさほど面白いとは思わなかった。
前回、脚本・演出・役者それぞれの力量が見事に噛み合った傑作を観てからの今回だから、余計に貧弱に見えてしまったのかもしれないが、何か残念な内容だった。

脚本=香坂隆史 演出=松川崇史

  • << 294 「家政夫のミタゾノ」7話まで終了。 ミステリー好きな家政婦をという依頼をして来たのは有名脚本家の稲葉祐実(高橋ひとみ)で、スランプで書けなくなっていた祐実に、アシスタントの詩織(遊井亮子)は自分で書いた原稿を差し出すが、激昂した祐実はクビを言い渡す。 祐実の夫・英夫(黒田アーサー)は、元々祐実の師匠だった脚本家・紅葉(ジュディ・オング)の夫だった人で、紅葉がスランプで自殺した後、祐実と再婚した。 という事でテーマはスランプとゴーストライター。祐実は紅葉のゴーストライターをしていて、デビューさせて貰えなかった事から英夫と共謀して井戸に落として殺してしまった。そして今度は詩織が祐実のゴーストライターになり、英夫と共謀して祐実を殺したと視聴者に思わせておいて、実は3人が新ドラマの宣伝の為に仕組んだやらせだった、たからミステリー好きな家政婦という条件を付けたと分かる。 いやあすっかり騙されたと思っていたら、更に実は紅葉は生きていて、隠し撮りの映像で祐実も英夫と詩織に騙されているのだと暴く。詩織自体にも更にゴーストライターがいてと、もうしっちゃかめっちゃか(笑)大体、底無しの井戸からどう這い上がって来たのかと驚く英夫に「あら知らなかった?あたしクライミングが得意なの!」って、滅茶苦茶な設定(笑) でも笑えてどんでん返しも有って面白かった。 脚本=林誠人 演出=小松隆志

No.288 20/07/16 09:38
匿名 

>> 271 「探偵・由利麟太郎」3話まで終了。 冒頭で妻・優美(村川絵梨)に気を使っている様な夫・恭介(浅利陽介)の姿が映し出され、モデルの優美達… 「探偵・由利麟太郎」全5話終了。

前後編で作られたオペラ歌手さくら(高岡早紀)他が殺された話。

オペラ劇団の話なので登場人物が多く、謎を持たせる為か脚本家の技量のせいか、個々の描き方が不明瞭でどんな人物かが頭に入って来ないまま話が進み、消化不良のまま由利の解説が始まるという、何なんだこれは的なドラマだった。

推理マニアの千恵子(吉谷彩子)が余計な動きをして撹乱していたというのはまだ良いとして、土屋が間違って殺した雨宮をカーテンにくるんで四方を合わせネジネジして5階の窓から吊るし、クルクル回転してほどけている間に自分は雨樋を掴んで1階まで滑り落りてアリバイ作りという設定が、あまりにも雑で失笑してしまった。

初回で期待したけど見終わったらガッカリみたいなドラマだった。

※意味深にチラッと出て来た女性の説明も無く、由利が捜1を辞めた理由も分からず終いで、何なのって感じ。

演出=木村弥寿彦

No.289 20/07/16 10:16
匿名 

>> 280 「私の家政夫ナギサさん」(TBSスパークル・TBS)脚本=徳尾浩司 出演=多部未華子、瀬戸康史、眞栄田郷敦、高橋メアリージュン、宮尾俊太郎… 「私の家政夫ナギサさん」2話まで終了。

ああ何だろう、この隔靴掻痒感。

MRとして有能な女性(まだその有能さが描けていない)が自宅では片付けられない症候群、見かねた妹が自分の職場のカリスマ中年家政夫を誕プレとして手配した事から巻き起こるドタバタと、お仕事話。
テーマとしては面白いし主演は多部未華子、相手役は大森南朋とどちらも一級品、演出は傑作「凪のお暇」の主演出家だった坪井敏雄なのに、今のところ微妙な出来になってしまっているのは脚本家のせいなのかな?

母親に片付けられない症候群の事を知られたくないというのは分かるが、何故田所に隣に住んでいる事を頑なに知られたくないのかがよく分からないから、その為に嘘を重ねる演出に若干イラッとしてしまう。

良い傾向としてはメイの仕事の悩みに対するナギサさんのアドバイスが的確で、どんな過去を持っているんだろうという興味を持てる事、そしてナギサさんが側に居るとホッとする感じ、暖かい感じをメイが持てる様になったという描写があった事、この辺りだろうか。

尻上がりに良くなる事を期待して観ているので、脚本家には頑張って欲しい。

演出=坪井敏雄

  • << 296 「私の家政夫ナギサさん」3話まで終了。 今回はメイの片付けられない症候群が母親にバレて、家事の出来ない自分とは違い、娘は仕事も家事も出来る女と信じていた母親はがっかりしてしまうが、仕事のし過ぎで倒れてしまった娘がうわ言で「おじさん」と言った事と、応急措置すら出来ない自分にもがっかりしたのか、今の娘には仕事と家事を両立させるよりナギサさんが必要なんだと悟るまでの話。 そしてメイも自分には家事は無理と悟り、ナギサさんと20:00~23:00の3時間を週3で契約する。(妹がナギサさんは昼間は予約で一杯だからって、上の条件にしたんだけど、これって働き方改革に逆行してるよね。ナギサさんは会社ではどういう身分なんだろう?) 医師の肥後がメイに惹かれたみたいだが、それ以外は中々話が進まないし、キーマンのナギサさんや田所の内面が描かれていないから、もう一つ乗れないんだと思う。 バランスの問題かなあ。 演出=山本剛義

No.290 20/07/18 14:54
匿名 

>> 282 「BG~身辺警護~」3話まで終了。 相手を選別せず困っている人の力になりたい、そういうBGが島崎の方針だが、今回はちょっと依頼人やその… 「BG~身辺警護~」5話まで終了。

沢口の恋人で秘書課の角田凪子(成海璃子)がひったくり被害(スマホを盗られた)で怪我をし、島崎の手配で笠松医師が治療をする。
凪子が防犯ブザーを3つも持っていた事から、笠松はただのひったくりではないと島崎に忠告、ストーカー被害に遭っている事が分かる。
沢口は島崎にBGを依頼。すると凪子の自宅の側で変装して見張っていたのは小俣課長だった。

凪子を演じるのがキャリアの有る成海璃子なので、ただの怖がっている被害者ではなく、何かを隠しているという雰囲気が伝わって来て、そこで一つドラマに厚みが出たと思う。

犯人は上司の岩田で、凪子にアクセスを許可したデータの中に、劉が桑田議員に送った政界関係の警備データが紛れ込んでいた為に、ストーカーを装ってスマホを奪い、データを消そうとしていたのだ。

劉は沢口に何故島崎が退職したのか本当の事を話し、動揺させる。この人は結構本当の事をべらべら喋るタイプなのか?それでも得体のしれない部分が有って流石仲村トオルって感じだ。

諸々ショックを受けた沢口は劉に退職すると伝え、小俣は劉を裏切り桑田議員に情報を渡す。
そして島崎と笠松の仲は少し進展。

テレ朝の方針で7月中に終わらせる為に、当初より短縮してあと2話で終わりとの事。何か勿体無いなあ、いい出来なのに。

演出=常廣丈太

  • << 297 「BG~身辺警護~」6話まで終了。(10分拡大) 立ち退きを迫られているシャッター商店街のカレー店店主の佐久間(名取裕子)を、半グレの様な家主から護る話。 もっと佐久間の側に秘密でも有るのかと思ったら肩透かしを食らってしまった感じ。 一方自宅でリーク疑惑について記者会見を開いた桑田議員は、何故かそこに居た、島崎を付け回している長髪男の要求を飲み二人だけで会談、桑田は襲われ男は逃げる。 体当たりをした菅沼を逆に押さえ付けた男は、劉に桑田を殺す様に頼まれたと言って逃げる。 菅沼からそれを聞いた警察は劉に任意同行を求めるが、劉は振り切って逃亡し島崎にBGを依頼。約束の公園に行くと島崎は警察に包囲され…という展開。 笠松が記憶を辿り男が夫の葬儀に来ていた事を思い出した事から、男は元警察官の加藤と判明する。 加藤が桑田の記者会見の場に居た事自体が怪しいので、劉を陥れる為の桑田と小俣と加藤が組んだ茶番だったのでは? まだKICKSを辞めていない沢口、島崎と袂を分かった高梨、一人で劉を警護しようとしている島崎、でもきっと皆が助けに来るんだろうな。 演出=七髙剛

No.291 20/07/18 15:49
匿名 

「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」(cx)脚本=黒岩勉 出演=石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、真矢ミキ、臼田あさ美、迫田孝也、池田鉄洋、でんでん、田中圭 他

荒井ママレの漫画原作。初回15分拡大。

一般には馴染みのない病院薬剤師の仕事について、新人に仕事内容を説明する体で視聴者にも伝えるという、オーソドックスな手法で始まったが、スピード感溢れる演出で主人公・葵(石橋)の多岐に渡る仕事内容や忙しさが端的に分かる様な作りになっていて、掴みはOKだったと思う。

ただ本来の患者ごとの調剤とパッキング、点検だけであんなに忙しい職場なのに、葵だけ自由に病院を飛び回り、本来看護師がやるべき仕事にまで手を広げ、挙げ句の果てには医師の仕事に迄首を突っ込む始末で、葵上げが横行、その為に医師が必要以上に下げられていて、これは如何なものかと思ってしまった。
原作は疑義照会(医師の処方箋に疑義が生じた場合に薬剤師が医師に確認する行為)にスポットを当てているとの事なのだが、対象の医師をあそこまで意固地で患者放置の無能に描いてしまうと、疑義照会の本来の意味がねじ曲げられてしまう様で、これはちょっと違うかなと思った。

黒岩氏は能力のある脚本家だし、石原さとみも適役だと思うので、良くなる事に期待したい。
※病院におフェロメイクで出勤は無いわ、西野七瀬。

演出=田中亮

  • << 298 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」2話まで終了。(15分拡大) まず「マトリの調査日に麻薬管理室から麻薬が1本紛失していて大騒ぎ」の、下らないくだりを全カットすれば拡大する必要はなく、下肢の骨肉腫を、自分が捨てた娘に知られたくなくて薬を隠れて大量に飲み、生死をさ迷う事態になってしまう上腕骨折患者の話と、マイコプラズマの粉薬が苦くて飲めない息子に悩むシングルマザーの話だけにすれば良かったのにと思う。 (刈谷は経験者なら、何故最初の薬剤説明の時にアイスに混ぜると飲みやすいって教えてあげなかったの?せいぜい10秒か15秒あれば話せるだろうに) 麻薬の話にしても、マトリが到着する前に荒神のチェック忘れと判明しているのだから、あんな茶番をする必要はなく、荒神がさっさと帳簿にチェックを入れればいいだけでしょ。 何か思っていた感じと違うし、こういう方向性でずっと行くつもりならレビューはもう書かなくてもいいかな。 演出=田中亮

No.292 20/07/19 10:45
匿名 

>> 286 「MIU404」3話まで終了。 今回は「狼少年」になぞらえて、ゲームの延長線上で犯罪を装い公衆電話から女が「助けて下さい!」と110番… 「MIU404」4話まで終了。

今回は裏カジノに誘われハマって堕ちて逮捕され、出直そうと勤めたPCショップが後から暴力団のフロント企業だと分かり絶望、開き直ってマネーロンダリング用の金をちょこちょこ抜き取り、1億貯まった所でバレて逃亡、撃たれても尚逃げていよいよもう駄目だと悟った時に、途上国の少女を援助する団体の看板を偶然見て「私が助ける」と決意、空港行きのバスの中で彼女は息絶えるが、1億円が入っていた筈のキャリーバッグの中身は空っぽで、大金は何処へ?という緊迫感溢れる逃亡劇。

スマホの位置情報の洗い出しから、女(青池透子=美村里江=説得力のある演技は流石だ)は宝石店に通っていた事が分かり、事件当日、現金で2個で1億の宝石を買っていた事が分かる。
女は自作のウサギのぬいぐるみの目に宝石を埋め込み、あの慈善団体のイギリスの本部に航空便で送ったのだ。
バスの窓から並走する「ウサギ」を載せたトラックを満足そうな微笑みで見送り、息絶えるシーンが秀逸。

この話しだけでも十分だったが、この裏カジノ摘発には隊長の息子(ゆたか)を世話している女(羽野麦=黒川)も絡んでいて、オーナー(通称エトリ?)逮捕を条件に情報を隊長に流したのに、我孫子の判断でガサ入れしてエトリは取り逃がし、羽野は追われる身となり、隊長が個人的に匿っているのだ。
何か先々ゆたかが狙われそう。

演出=竹村謙太郎

  • << 299 「MIU404」5話まで終了。 技能実習生制度には様々な問題があり、監理団体の良し悪しもその一つ。実習生と企業の間に入って実態を把握し指導する、本来の役割をきちんと果たしている団体もあれば、ドラマの様な悪徳団体もあり、後者の様な団体に当たってしまうと、「劣悪な労働環境で低賃金で働かされても放置」→脱走→不法滞在という事が起きる。 そして日本語学校。留学生には週28時間迄しかアルバイトは認められていないが、実態は出稼ぎというアジアからの留学生は、複数のバイトを掛け持ちしてオーバーワークで稼ぐ。 今回はそんな矛盾だらけの制度下で犠牲になるベトナム人等を、仕事上ずっと見て来た男(水森=渡辺大知)が、変えられない現実に自分が責められているかの如く反応し、犯罪を犯してしまう話。 「go to強盗」とベトナム人に呼び掛けるツイートに呼応して、コンビニ強盗に加わる脱走ベトナム人達、ベトナム人の留学生マイが疑われてクビになる設定、主犯を日本人にしたという事もあるが、問題提起を明確にする為に仮想国家を用いず、ベトナム人の話として組み立てた心意気を評価したい。 水森逮捕のシーンをVチューブで見た成川が、RECにDMで仕事を依頼をして来る。いよいよ菅田将暉の再登場か? 死んだ志摩の元相棒(村上虹郎!)の話もやっと出て来る。次も楽しみ。 演出=竹村謙太郎

No.293 20/07/19 17:19
匿名 

「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(NHK)脚本=荒井修子 出演=貫地谷しほり、内田有紀、田中哲司、浅香航大、高梨臨、浜野謙太、永井大、升毅、石黒賢、朝加真由美、平田満、伊武雅刀 他

南杏子の小説原作。

内科医・真野千晶(貫地谷)は、大学病院より丁寧に患者と向き合えそうと思い民間の佐々井記念病院に転籍したが、丁寧に見えたのは激化する患者の獲得競争に勝つ為の上辺だけの行為で、実際には3人の内科医で午前中の外来患者を150人も診なければならず、結局ここも3分診療にならざるを得なかった。
そんな中でモンスター・ペイシェント(クレーマーの患者)にも上手な対応を求めて来る、銀行員上がりの事務長・高峰(升)。

初回の藤井(佐野史郎)はモンペと言ってもネチネチしている訳ではなく、妻(宮崎美子)という間に入ってくれる人もいたので千晶の誠意も通用したが、本物っぽいモンペも用意されていて、それが母親の介護でおかしくなっているみたいな座間(田中=凄そう怖そう)で、これから千晶がこのモンペと事務長の方針の板挟みになるのかと思うと、ちょっと観るのが憂鬱になる部分もある。

先輩の浜口(内田)には秘密(あの心筋梗塞のメモは何?)が有りそうで、千晶自身も認知症の進んだ母親の存在、実家の診療所を継ぐ問題等、悩みを抱えている。

うーん、ちょっと暗いかなあ。

演出=西谷真一


  • << 300 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」2話まで終了。 患者と真摯に向き合おうとする千晶や浜口の医師としての矜持、千晶の抱える家族問題、この辺りの部分は見応えは有るのだが、その印象をことごとくぶち壊すコストカッター事務長とモンペの座間の存在が邪魔で、視聴意欲が削がれる。 「アンサング・シンデレラ」以上のかなりの“これじゃない感”にがっかり。 座間の内面が描かれて煽り要素が減り、内容が良くなったらまたレビューを書くかもしれないが、暫くは観るだけにする。 演出=西谷真一

No.294 20/07/19 17:49
匿名 

>> 287 「家政夫のミタゾノ」6話まで終了。 久し振りに昔の友達二人が訪ねて来て、婚約者も交えてお鍋を肴に祝杯を上げ、その後の記憶が無いまま目覚… 「家政夫のミタゾノ」7話まで終了。

ミステリー好きな家政婦をという依頼をして来たのは有名脚本家の稲葉祐実(高橋ひとみ)で、スランプで書けなくなっていた祐実に、アシスタントの詩織(遊井亮子)は自分で書いた原稿を差し出すが、激昂した祐実はクビを言い渡す。

祐実の夫・英夫(黒田アーサー)は、元々祐実の師匠だった脚本家・紅葉(ジュディ・オング)の夫だった人で、紅葉がスランプで自殺した後、祐実と再婚した。

という事でテーマはスランプとゴーストライター。祐実は紅葉のゴーストライターをしていて、デビューさせて貰えなかった事から英夫と共謀して井戸に落として殺してしまった。そして今度は詩織が祐実のゴーストライターになり、英夫と共謀して祐実を殺したと視聴者に思わせておいて、実は3人が新ドラマの宣伝の為に仕組んだやらせだった、たからミステリー好きな家政婦という条件を付けたと分かる。

いやあすっかり騙されたと思っていたら、更に実は紅葉は生きていて、隠し撮りの映像で祐実も英夫と詩織に騙されているのだと暴く。詩織自体にも更にゴーストライターがいてと、もうしっちゃかめっちゃか(笑)大体、底無しの井戸からどう這い上がって来たのかと驚く英夫に「あら知らなかった?あたしクライミングが得意なの!」って、滅茶苦茶な設定(笑)

でも笑えてどんでん返しも有って面白かった。

脚本=林誠人 演出=小松隆志

  • << 301 「家政夫のミタゾノ」全8話終了。 公費でプライベート旅行スクープで市長を辞職に追い込んだ新聞記者の春日、家族に隠れてネット摘発にハマり、フォロワー200万人を抱える鬼女ジャスティスママという裏の顔を持つ記者の妻(虹子=杉田かおる=適役)、夫を貶めたコメンテーターの裏アカを見つけ、パパ活疑惑の写真をアップしたが、よく見たら娘の高校の制服で、他の証拠と合わせて虹子にパパ活疑惑を持たれてしまう娘の真冬。 終わってみれば春日は副市長と賭け将棋をしながら市長の情報を取っていた裏があり、パパ活をしていたのは真冬の親友のひとみで、真冬だけが新聞部員として足で取材をし、本物のスクープ記事を書いていたというオチ。 自分の足で調べずネットの情報だけを根拠に、安全な場所から他人を攻撃するのは卑怯という、今問題になっているSNSの持つ危険性がテーマだった。 杉田かおるの個性が活きていたし、家政婦紹介所のメンバー全員の秘密が入っているというUSBメモリーを、タイミング良く印籠の様にミタゾノに見せ付け、ミタゾノがハハーッてなる演出には笑ってしまった。 霧島がバツ2だった!という事以外はしょうもない秘密ばかりで、ミタゾノの謎は謎のまま無事終了。 深い時間帯で高い視聴率を安定して稼ぐコンテンツ、テレ朝が謎を解明して手放す筈が無いわな。 脚本=おかざきさとこ 演出=片山修

No.295 20/07/19 23:15
匿名 

「半沢直樹」(TBS)脚本=丑尾健太郎 出演=堺雅人、上戸彩、及川光博、賀来賢人、今田美桜、池田成志、古田新太、井川遥、尾上松也、市川猿之助、北大路欣也、香川照之 他

池井戸潤の小説原作のシリーズ2作目。初回25分拡大。

半沢はセントラル証券に飛ばされてまだ部長のままって、凄い懲罰人事だったのね。それはさておき今作には、大和田の子飼いだった伊佐山(市川)が東京中央銀行の証券営業部部長として登場、親分の敵討ちとばかりに半沢を潰そうとする役回りなのだが、これが設定も演技もやり過ぎ(特に顔芸)で、ちょっとシラケてしまった。
何であんな設定にしたのだろう。

もう一人の新たな壁で伊佐山が取り入る副頭取の三笠(古田)位の設定・演技だと、説得力も有るし自然に不気味さも感じるんだけど。

半沢がセントラル証券の森山(賀来)達プロパーと一緒になって、伊佐山に売られた喧嘩をどう買って倍返しするのか、その先に三笠、大和田も立ちはだかるのか?というストーリー的な面白さは有るので楽しみにはしている。

※前作でも使い今回も出て来た銀行の役員会議で使う長~いテーブル、偶然にもソーシャル・ディスタンス。時は流れたり。

演出=福澤克雄


  • << 303 「半沢直樹」2話まで終了。(15分拡大) 何だろう、勧善懲悪で展開はベタなんだけど、やっぱり面白くて惹き付けられるんだよなあ。 理不尽に痛め付けられても半沢ならきっとやり返すだろうという、お約束から来る安心感が根底に有るから、土俵際の攻防戦を観客として楽しむ事が出来る。様式美ってヤツかな。 一度裏切っても反省して心から謝罪出来る人間は許す、認める、チャンスを与える、こういう緩急の付け方は上手いなあと思う。 いかにも腹に一物有りそうなフォックスの郷田(戸次重幸)がホワイトナイトになると、これまた怪しそうな大洋証券の広重(山崎銀之丞)が連れて来た時に、まあ伊佐山の罠なんだろうなというのは想像が付き、伊佐山の前で半沢が三木の営業能力を評価した時点で、“三木の恩返し”は有るんだろうなと思った。 容易に想像が付くストーリーを用意し、それをスピーディーな演出と役者の顔芸(失礼、演技)で、どれだけ楽しめる物に肉付けして行くのかが、このドラマの肝なのだと思う。 でもやっぱり猿之助のやり過ぎ顔芸には慣れないな。 次回はいよいよ愛之助まで出て来る。お腹一杯になりそうだけど楽しみ。 演出=福澤克雄

No.296 20/07/22 00:23
匿名 

>> 289 「私の家政夫ナギサさん」2話まで終了。 ああ何だろう、この隔靴掻痒感。 MRとして有能な女性(まだその有能さが描けていない)が自… 「私の家政夫ナギサさん」3話まで終了。

今回はメイの片付けられない症候群が母親にバレて、家事の出来ない自分とは違い、娘は仕事も家事も出来る女と信じていた母親はがっかりしてしまうが、仕事のし過ぎで倒れてしまった娘がうわ言で「おじさん」と言った事と、応急措置すら出来ない自分にもがっかりしたのか、今の娘には仕事と家事を両立させるよりナギサさんが必要なんだと悟るまでの話。
そしてメイも自分には家事は無理と悟り、ナギサさんと20:00~23:00の3時間を週3で契約する。(妹がナギサさんは昼間は予約で一杯だからって、上の条件にしたんだけど、これって働き方改革に逆行してるよね。ナギサさんは会社ではどういう身分なんだろう?)

医師の肥後がメイに惹かれたみたいだが、それ以外は中々話が進まないし、キーマンのナギサさんや田所の内面が描かれていないから、もう一つ乗れないんだと思う。
バランスの問題かなあ。

演出=山本剛義

  • << 306 「私の家政夫ナギサさん」4話まで終了。 廊下で鉢合わせをして、やっと「同じマンションだったんですね」と田所に伝わった。長かったわぁと思ったらメイが「この事は皆には内緒で」って、まだこれを使ってひと騒動起こしたいのかねえ。つまらないのに。 レストランで鉢合わせした後、コンビニでも鉢合わせするメイと田所だが、カゴの中身がほぼ同じで意気投合、公園で飲み食いしながら楽しい時間を過ごす。この流れは良かった。 田所は陶山に、メイは肥後に「結婚を前提の交際」を申し込まれている事を話し、お互いに結婚のイメージが湧かないねという話をする。田所の事は知らないが、メイはあの状態じゃあ結婚は無理でしょ(笑) 今回メイの父親が来てナギサさんに質問するという形で、「4年前迄はサラリーマンだった」「結婚は一度もしていない」という事が分かった。4話でやっとこれだけの情報。 メイの父親が自分の還暦祝いを名目に、家族で集まれないかとメイに相談しているのを聞いていたナギサさん、力になりたいと言い出し絡むみたいなので、次回は少し面白くなるのかな? ダメな訳では無い、前回も書いたけど多部未華子、大森南朋、瀬戸康史を揃えて、何でもっと上手く使えないのかなあって歯痒いんだな、きっと。 演出=山本剛義 ※(前回書き忘れ/3話のみ脚本=山下すばる)

No.297 20/07/24 00:37
匿名 

>> 290 「BG~身辺警護~」5話まで終了。 沢口の恋人で秘書課の角田凪子(成海璃子)がひったくり被害(スマホを盗られた)で怪我をし、島崎の手配… 「BG~身辺警護~」6話まで終了。(10分拡大)

立ち退きを迫られているシャッター商店街のカレー店店主の佐久間(名取裕子)を、半グレの様な家主から護る話。
もっと佐久間の側に秘密でも有るのかと思ったら肩透かしを食らってしまった感じ。

一方自宅でリーク疑惑について記者会見を開いた桑田議員は、何故かそこに居た、島崎を付け回している長髪男の要求を飲み二人だけで会談、桑田は襲われ男は逃げる。
体当たりをした菅沼を逆に押さえ付けた男は、劉に桑田を殺す様に頼まれたと言って逃げる。
菅沼からそれを聞いた警察は劉に任意同行を求めるが、劉は振り切って逃亡し島崎にBGを依頼。約束の公園に行くと島崎は警察に包囲され…という展開。

笠松が記憶を辿り男が夫の葬儀に来ていた事を思い出した事から、男は元警察官の加藤と判明する。

加藤が桑田の記者会見の場に居た事自体が怪しいので、劉を陥れる為の桑田と小俣と加藤が組んだ茶番だったのでは?

まだKICKSを辞めていない沢口、島崎と袂を分かった高梨、一人で劉を警護しようとしている島崎、でもきっと皆が助けに来るんだろうな。

演出=七髙剛



  • << 307 「BG~身辺警護~」全7話終了。(最終回は20分拡大) 警察の包囲網から逃れた島崎は帰宅して、瞬の為に卵がけご飯の朝食を用意し、声を掛けてから劉との新たな待ち合わせ場所へと出掛けて行く。 いつもの父親と違う雰囲気を察した瞬は、事務所に居た高梨に今度の仕事の危険度を聞き、正直な高梨の言葉で父親がかなり危険を覚悟している事を確信し、笠松に「親父の事を好きなら止めた方がいいかも」と伝えに行く。この不安の伝達という流れが有ったから、ピンチの島崎が検問で笠松の名を出して嘘をつき、警察がいきなり確認の電話を掛けて来ても取り繕う事が出来た笠松。ここまでの流れが最終回の肝だった様な気がする。 コロナ禍で10話予定が7話に短縮された為、縦軸の劉の描き方が中途半端になってしまったのは残念だった。 高梨は島崎の元に戻り、菅沼と沢口はオーナーが代わったKICKSに残留、KICKSが島崎警備にオファーをし、菅沼の指揮下で仕事をする事もある、という形で終わった。 これはおそらく第3シリーズを作る為の布石で、4人で再出発よりは話に幅を持たせられるいい選択だったと思う。 スタッフもキャストも不完全燃焼で悔しかっただろう。視聴者として自分も悔しい。 だから次、必ず作って欲しい。 演出=常廣丈太

No.298 20/07/24 01:09
匿名 

>> 291 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」(cx)脚本=黒岩勉 出演=石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、真矢ミキ、臼田あさ… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」2話まで終了。(15分拡大)

まず「マトリの調査日に麻薬管理室から麻薬が1本紛失していて大騒ぎ」の、下らないくだりを全カットすれば拡大する必要はなく、下肢の骨肉腫を、自分が捨てた娘に知られたくなくて薬を隠れて大量に飲み、生死をさ迷う事態になってしまう上腕骨折患者の話と、マイコプラズマの粉薬が苦くて飲めない息子に悩むシングルマザーの話だけにすれば良かったのにと思う。
(刈谷は経験者なら、何故最初の薬剤説明の時にアイスに混ぜると飲みやすいって教えてあげなかったの?せいぜい10秒か15秒あれば話せるだろうに)

麻薬の話にしても、マトリが到着する前に荒神のチェック忘れと判明しているのだから、あんな茶番をする必要はなく、荒神がさっさと帳簿にチェックを入れればいいだけでしょ。

何か思っていた感じと違うし、こういう方向性でずっと行くつもりならレビューはもう書かなくてもいいかな。

演出=田中亮

  • << 308 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」3話まで終了。 今回は透析患者で小学校教師・新田(浅利陽介)の服薬管理を、葵が徹底させる迄の話。浅利は遅い時間に透析を受けている為、薬は深夜営業のドラッグストアの調剤薬局で受け取っていて、そこの薬剤師の服薬指導が成ってないと感じた葵が直接調査に乗り出すと、そこに居た薬剤師は、いつも中華屋で出会う小野塚だった。 葵の言い方が上から目線だと反発する小野塚だったが、最後は薬科大生だった頃の理想に燃えていた自分を思い出したのか、救急認定薬剤師(瀬野のポジション)の資格を取る為の勉強を始める。 今回、葵がでしゃばるのはフィールドの違う薬剤師の所なので、今迄の話の中では一番抵抗が無かった。 小野塚がドラッグストアに就職したのは、週3回の夜勤を含む勤務を3年間こなせば、会社が600万円の奨学金を全額返済してくれるからだと言う。 給料の他に年間200万円も出してくれるって、凄いシステム。そうやって囲い込みでもしないと深夜勤務の人材は中々確保出来ないのだろう。 さて人手不足の薬剤部、瀬野は救急で働いているが、七尾と荒神と販田は、今のところ見張っているか遊んでいるか慌てているかの描写しか無いので(まあ部長は会議、マトリの相手、シフト作りの描写は有ったが)、部下だけ異常に忙しくて役職者は暇してる異常な職場にしか見えないのだが。 演出=相沢秀幸

No.299 20/07/25 17:18
匿名 

>> 292 「MIU404」4話まで終了。 今回は裏カジノに誘われハマって堕ちて逮捕され、出直そうと勤めたPCショップが後から暴力団のフロント企業… 「MIU404」5話まで終了。

技能実習生制度には様々な問題があり、監理団体の良し悪しもその一つ。実習生と企業の間に入って実態を把握し指導する、本来の役割をきちんと果たしている団体もあれば、ドラマの様な悪徳団体もあり、後者の様な団体に当たってしまうと、「劣悪な労働環境で低賃金で働かされても放置」→脱走→不法滞在という事が起きる。

そして日本語学校。留学生には週28時間迄しかアルバイトは認められていないが、実態は出稼ぎというアジアからの留学生は、複数のバイトを掛け持ちしてオーバーワークで稼ぐ。

今回はそんな矛盾だらけの制度下で犠牲になるベトナム人等を、仕事上ずっと見て来た男(水森=渡辺大知)が、変えられない現実に自分が責められているかの如く反応し、犯罪を犯してしまう話。

「go to強盗」とベトナム人に呼び掛けるツイートに呼応して、コンビニ強盗に加わる脱走ベトナム人達、ベトナム人の留学生マイが疑われてクビになる設定、主犯を日本人にしたという事もあるが、問題提起を明確にする為に仮想国家を用いず、ベトナム人の話として組み立てた心意気を評価したい。

水森逮捕のシーンをVチューブで見た成川が、RECにDMで仕事を依頼をして来る。いよいよ菅田将暉の再登場か?
死んだ志摩の元相棒(村上虹郎!)の話もやっと出て来る。次も楽しみ。

演出=竹村謙太郎

  • << 311 「MIU404」6話まで終了。 前々回、死にたがっている様な感じで犯人に対峙していた志摩の事が気になり、「何故元相棒は死んだのか、何故志摩はその死に苦しんでいるのか」を調べる伊吹。 志摩の元相棒・香坂(村上虹郎=好演)は、所轄から捜1の刑事になったばかりで、手柄を立てたいと焦っていた。 頭脳明晰で常に冷静、仕事の出来る志摩は、暴走気味の香坂を抑える事に重きを置き、話を聞いてあげる事を怠った。 そして香坂はやってはいけない事、証拠のでっち上げに手を染めてしまった。 香坂は自殺と思われ処理されていたが、死ぬ気で飲めない酒を飲んでいた屋上で、偶然近くのマンションで起きた犯罪を目撃、110番をしながら階段を駆け下りた時に、足を滑らせて落ちた事故だったと、伊吹が偶然見付けた手書きのバナーから真相に辿り着く。香坂は刑事として仕事をしようとしていたのだ。 経験の浅い直情型の青年と組むには、志摩は少し冷たく、突き放し過ぎた。サインは出ていたのにスイッチを押そうとしなかった。その後悔は多分消える事は無いのだろう。 桔梗の家に給湯器の修理に来た業者。ハムちゃんのBGとして居た志摩が、背中を向けて伊吹と通話中、何かされるのではとドキドキしたが無事終了、考え過ぎかと思ったらやっぱりやられていた盗聴器の仕掛け。怖いよー。 演出=塚原あゆ子

No.300 20/07/25 17:35
匿名 

>> 293 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(NHK)脚本=荒井修子 出演=貫地谷しほり、内田有紀、田中哲司、浅香航大、高梨臨、浜野謙太、永井大、… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」2話まで終了。

患者と真摯に向き合おうとする千晶や浜口の医師としての矜持、千晶の抱える家族問題、この辺りの部分は見応えは有るのだが、その印象をことごとくぶち壊すコストカッター事務長とモンペの座間の存在が邪魔で、視聴意欲が削がれる。

「アンサング・シンデレラ」以上のかなりの“これじゃない感”にがっかり。

座間の内面が描かれて煽り要素が減り、内容が良くなったらまたレビューを書くかもしれないが、暫くは観るだけにする。

演出=西谷真一

  • << 328 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」4話まで終了。 座間以外のモンペの設定は許容範囲だし、千晶とのやり取りに関してはドラマとして上手く描かれている。それだけに座間の異常な迄のモンペ振りが、ドラマとして本当に邪魔で不快極まりない。 他の部分が良いので離脱の決断も出来ないから、今回は座間が喚き出したら録画を早送りにしてみた(笑) あの事務長も人となりが描かれていないから、今は本当に不快でしかない。あいつこそパワハラ・モラハラモンスターそのものではないか! ※今回は長年便秘に苦しむ患者を演じた中島ひろ子の役者根性が素晴らしかった。 演出=西谷真一

No.301 20/07/25 18:28
匿名 

>> 294 「家政夫のミタゾノ」7話まで終了。 ミステリー好きな家政婦をという依頼をして来たのは有名脚本家の稲葉祐実(高橋ひとみ)で、スランプで書… 「家政夫のミタゾノ」全8話終了。

公費でプライベート旅行スクープで市長を辞職に追い込んだ新聞記者の春日、家族に隠れてネット摘発にハマり、フォロワー200万人を抱える鬼女ジャスティスママという裏の顔を持つ記者の妻(虹子=杉田かおる=適役)、夫を貶めたコメンテーターの裏アカを見つけ、パパ活疑惑の写真をアップしたが、よく見たら娘の高校の制服で、他の証拠と合わせて虹子にパパ活疑惑を持たれてしまう娘の真冬。

終わってみれば春日は副市長と賭け将棋をしながら市長の情報を取っていた裏があり、パパ活をしていたのは真冬の親友のひとみで、真冬だけが新聞部員として足で取材をし、本物のスクープ記事を書いていたというオチ。

自分の足で調べずネットの情報だけを根拠に、安全な場所から他人を攻撃するのは卑怯という、今問題になっているSNSの持つ危険性がテーマだった。

杉田かおるの個性が活きていたし、家政婦紹介所のメンバー全員の秘密が入っているというUSBメモリーを、タイミング良く印籠の様にミタゾノに見せ付け、ミタゾノがハハーッてなる演出には笑ってしまった。

霧島がバツ2だった!という事以外はしょうもない秘密ばかりで、ミタゾノの謎は謎のまま無事終了。
深い時間帯で高い視聴率を安定して稼ぐコンテンツ、テレ朝が謎を解明して手放す筈が無いわな。

脚本=おかざきさとこ 演出=片山修

No.302 20/07/26 18:42
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ24〉
「40万キロかなたの恋」(TX・ソケット・製作委員会)脚本=玉田真一 出演=千葉雄大、門脇麦、矢本悠馬、山田真歩、小松利昌、吉岡里帆(声) 他

オリジナル作品。(全4回)

宇宙船に居る設定の千葉雄大は、別スタジオのクロマキーの前で演技をし、宇宙船や宇宙の背景の映像をリアルタイムではめ込み、地球の管制室のセットに居る門脇麦達、他の出演者と画面で会話をするという無理の無いリモート設定。アイディアを出した人に拍手を。

人間嫌いの宇宙飛行士・高村宗一(千葉)は、宇宙滞在のサンプルデータを取る為に一人で宇宙船に既に1年近く滞在し、適切に答えを出してくれるAIのユリ(吉岡)と快適に暮らしていた。

宇宙飛行士の実体を宣伝すべく、テレビ局のディレクター鮎原咲子(門脇)に依頼をして広報動画を制作する事になったが、画面越しに鮎原の顔を見た高村は、やりたくないと言い出す。鮎原は3年前に別れた元恋人だった。

直ぐ拗ねたり嫌味を言ったり、高飛車になったり反省したり、中々気難しい高村を千葉が好演。

一人だけどAIのユリに話し掛ければ直ぐに返事をしてくれるから寂しくはない。
しかし快適なこの環境に元恋人が関わって来る事で、ユリが恋心を学習し始め三角関係に発展してしまうのか?という話らしい。
全4話でテンポも良さそうだから先が楽しみだ。

演出=椿本慶次郎

  • << 315 【2020夏ドラマ】 「40万キロかなたの恋」2話まで終了。 《ドラマ24・40分枠》(全4話予定) 持ち込んだスクリーンで「第三の男」を観ながら、ユリと細かい感想を話し合う高村。ユリがこんな部分まで理解して会話をしてくれる能力があるなら、高村は一人でも孤独感とかは感じずに済むのではないかな。 何だかんだ文句を言いながらも、鮎原の動画作りに協力する高村。素直ではないんだな(笑) 鮎原に言わせると「宗一は人と向き合えないだけ」らしい。別れを決意したのも、そういう人と一生を共にする事は出来ないと思ったからだとか。 初回から気になっていたのだが、ユリは何故「ソウイチ」と呼び捨てなのか?鮎原の事は「サキコさん」とさん付けで呼んでいるから、さんを付ける事は知っているのに。ちょっと違和感。何か意味が有るのだろうが。 逆に初回は気にならなかったのだが、設定慣れした今回は、JXSIAの管制室にいつも鹿島と三好の二人の管制官しか居ない事が凄く気になった。絵面も寂しいし現実離れし過ぎ(笑) 演出=椿本慶次郎

No.303 20/07/26 22:56
匿名 

>> 295 「半沢直樹」(TBS)脚本=丑尾健太郎 出演=堺雅人、上戸彩、及川光博、賀来賢人、今田美桜、池田成志、古田新太、井川遥、尾上松也、市川猿之助… 「半沢直樹」2話まで終了。(15分拡大)

何だろう、勧善懲悪で展開はベタなんだけど、やっぱり面白くて惹き付けられるんだよなあ。
理不尽に痛め付けられても半沢ならきっとやり返すだろうという、お約束から来る安心感が根底に有るから、土俵際の攻防戦を観客として楽しむ事が出来る。様式美ってヤツかな。

一度裏切っても反省して心から謝罪出来る人間は許す、認める、チャンスを与える、こういう緩急の付け方は上手いなあと思う。

いかにも腹に一物有りそうなフォックスの郷田(戸次重幸)がホワイトナイトになると、これまた怪しそうな大洋証券の広重(山崎銀之丞)が連れて来た時に、まあ伊佐山の罠なんだろうなというのは想像が付き、伊佐山の前で半沢が三木の営業能力を評価した時点で、“三木の恩返し”は有るんだろうなと思った。

容易に想像が付くストーリーを用意し、それをスピーディーな演出と役者の顔芸(失礼、演技)で、どれだけ楽しめる物に肉付けして行くのかが、このドラマの肝なのだと思う。

でもやっぱり猿之助のやり過ぎ顔芸には慣れないな。
次回はいよいよ愛之助まで出て来る。お腹一杯になりそうだけど楽しみ。

演出=福澤克雄

  • << 316 「半沢直樹」3話まで終了。 今回もギリギリの攻防とスピーディーな展開に大満足、初めての通常枠での放送だったが、あっという間に終わってしまったという印象だった。 半沢が仕掛けるフォックスの逆買収、巨額の損失隠しの噂を流し、株価を暴落させて一気に買い占める作戦が進行中、金融庁の証券監察委に異動していた黒崎(愛之助)が、セントラル証券に乗り込んで来た。 ここからの、半沢がクラウドに隠した計画書を探し出す黒崎と、それを阻止するクラウドの開発者・スパイラルの高坂(吉沢亮)との攻防が、今回のハイライトだった。おネエ言葉で獲物を追い詰める金融庁愛之助と、目を血走らせてプログラムに入り込み、社長の松也にさえ「うるさーいッ!」と一喝してしまうプログラマー吉沢の、違うタイプの演技対決が観られて面白かった。 半沢の意を汲んだ森山が瀬名と郷田を説得し、友好的買収に漕ぎ着けるが、一難去ってまた一難、どうやら黒崎の狙いは電脳の方にある様だし、副頭取の三笠は銀行の面子を賭けて、巨額の追加融資案を通してしまう。 次なる試練は何だろう、今から楽しみでしかない。 演出=福澤克雄

No.304 20/07/27 23:53
匿名 

>> 203 「SUITS 2」2話まで終了。 復職した上杉は善意なのか含みが有るのか、元々は自分の取って来たクライアントからの依頼で動く甲斐の案件… 「SUITS 2」3話まで終了。

前回、聖沢と付き合う事を決めた大輔が《「聖沢さんに本当の経歴を話します」と甲斐に告げる。
「君はもう大人だ」と判断を大輔に任せる甲斐。》というシーンが有って、どうするんだろうと思っていたら、ボスの意を汲んだ秘書の玉井が大輔に釘を刺した事で、色々考えた大輔は早くも別れを選択する。

そうだよねえ、秘密を知る人間は増やさない方がいい。

今日は縦軸の主役である筈の上杉の出番が無く、彼が何をしてファームを追い出されたのかという、伏せられている部分の話には進展が無いまま、代表の座を投票で決める事になる場合に備えて票集めを開始するという展開で、縦軸としては何か締まりの無い話だった。

大輔に振られた聖沢は、司法試験に再チャレンジする方向なのかな?

演出=森脇智延

※1、2話の平野演出がかなり良かっただけに、演出家が交代してタッチが変わってしまったのはかなり残念。

  • << 319 「SUITS 2」4話まで終了。 蟹江が上杉に「鈴木は今自分の案件で使っている」と嘘を付いた事から、甲斐に「貸して欲しい」と頼み、(ジョークで)暗に土下座を要求され、したいけどやっぱり出来ないというジレンマを全身で表す小手さんの演技に爆笑、上手いわぁ。 今回は甲斐に復讐をしたい弁護士・富樫(高嶋政宏)が登場。富樫が負けた自動車事故の訴訟、欠陥は無いと甲斐が主張したメーカー側が勝訴したが、実は欠陥が有ったというメモが存在し、甲斐はそれを知らなかった。 被害者側弁護士の富樫は、メーカーの謝罪と和解金を受け入れるが、甲斐に対する訴訟は取り下げない。 この件は上杉にもバレて甲斐はピンチ。 そしてあのメモは当時、秘書の玉井が確認したが甲斐には見せていなかった…という事なのかな? 正に前門の虎後門の狼状態。そして甲斐にはこの位の試練が似合う。 ※上杉は何かを隠蔽しファームを追われた、その時に散々幸村を罵った…らしい。 その隠蔽は娘に関係してるのかな? 演出=平野眞 ※やっぱり平野氏の演出がいい!

No.305 20/07/29 01:12
匿名 

「竜の道 二つの顔の復讐者」(関テレ・共同TV)脚本=篠崎絵里子 出演=玉木宏、高橋一生、松本穂香、細田善彦、奈緒、今野浩喜、渡辺邦斗、西郷輝彦、松本まりか、斉藤由貴、遠藤憲一 他

白川道の小説原作。初回54分拡大。

通常の丸々2話分の枠を使ってのスタートだったが、1997年から2020年迄の年月の流れも有ったし、ダレる部分も無く物語に入り込める作りにはなっていたと思う。

荒唐無稽な話ではあるけど、玉木、髙橋の役作りがドラマのトーンに上手くハマっていたので破綻はせずに済みそうだ。

ワルでは無いのに復讐という目的の為に間接的に二人を殺し、最後は自分だけが犠牲になればいいという刹那的な生き方を選択した様に見える竜一と、官僚として表の世界で生きて行って欲しいと願う、兄・竜一の思いを素直に受け止めて生きて行きそうには見えない弟・竜二の危うい感じ。
このトーンで話が進むのなら、面白いドラマになるかも。

久し振りのエンケンさんの悪役も楽しみだ。

※折角斉藤一成に成り済ましたのに、何故吉江竜一の名前で整形手術を受けたのかとか、大野木の金庫の番号はどうやって入手したのか(近くのビルから見張っていた時に竜一は肉眼で見ていたから(笑))とか、うん!?って思う部分は有ったけど、まあ良しとしよう。

演出=城宝秀則


  • << 320 「竜の道 二つの顔の復讐者」2話まで終了。(2話は15分拡大) 《突っ込み1》砂川の謝罪行脚の映像、称賛のツイばかりだったけど、誰が撮ってネットにアップした?トッキー・ビーンズのやらせじゃね?…ってツイは何故無いの?不自然だよね。 《突っ込み2》砂川に簡単に後を付けられ、会話を立ち聞きされてしまう脇の甘い兄弟。初回でも、いっつも同じ部屋で会ってるなあ、無防備だなあって思ったけどさ。 それに引き換えワルの霧島(エンケンさん)は流石に隙が無い。竜一達は父親のやり方に批判的な息子の晃を利用して、運行管理者の水増し不正の件で霧島を追い詰めたと思ったら、霧島は跡取りを長女・まゆみ(松本まりか)の婿養子にする方針転換、さっさと晃を見限った。竜兄弟も晃も甘い。仕方ないので竜二がまゆみを落としに掛かる作戦みたいだけど、あの女は晃みたいに甘くは無さそうだよなあ。 ※エンケンさんに不釣り合いな妻の斉藤由貴。何で?と思ったら、金欠名家の妻の実家との繋がりを金で買った成り上がり夫、という図式だったのね。夕飯時、一人だけ手掴みで骨付き肉にしゃぶり付くエンケンさんの浮きっぷりが良かったわあ。 演出=岩田和行

No.306 20/07/30 00:10
匿名 

>> 296 「私の家政夫ナギサさん」3話まで終了。 今回はメイの片付けられない症候群が母親にバレて、家事の出来ない自分とは違い、娘は仕事も家事も出… 「私の家政夫ナギサさん」4話まで終了。

廊下で鉢合わせをして、やっと「同じマンションだったんですね」と田所に伝わった。長かったわぁと思ったらメイが「この事は皆には内緒で」って、まだこれを使ってひと騒動起こしたいのかねえ。つまらないのに。

レストランで鉢合わせした後、コンビニでも鉢合わせするメイと田所だが、カゴの中身がほぼ同じで意気投合、公園で飲み食いしながら楽しい時間を過ごす。この流れは良かった。

田所は陶山に、メイは肥後に「結婚を前提の交際」を申し込まれている事を話し、お互いに結婚のイメージが湧かないねという話をする。田所の事は知らないが、メイはあの状態じゃあ結婚は無理でしょ(笑)

今回メイの父親が来てナギサさんに質問するという形で、「4年前迄はサラリーマンだった」「結婚は一度もしていない」という事が分かった。4話でやっとこれだけの情報。

メイの父親が自分の還暦祝いを名目に、家族で集まれないかとメイに相談しているのを聞いていたナギサさん、力になりたいと言い出し絡むみたいなので、次回は少し面白くなるのかな?

ダメな訳では無い、前回も書いたけど多部未華子、大森南朋、瀬戸康史を揃えて、何でもっと上手く使えないのかなあって歯痒いんだな、きっと。

演出=山本剛義

※(前回書き忘れ/3話のみ脚本=山下すばる)

  • << 321 「私の家政夫ナギサさん」5話まで終了。 メイが仕事の相談をすると的確なアドバイスをしてくれるナギサさん。理由を聞くと「心配なんです。サラリーマン時代にメイさんみたいな部下を見て来たから」おっ、やっぱりナギサさんは出来るリーマンだったのか?「もっとナギサさんの事知りたいです」「次回までに用意しておきます」??? その次回、用意して来たのは履歴書(笑) 何となくそうじゃないのかなとは思っていたのだが、やっぱりナギサさんはMRだった。それもメイが落ちた業界最大手のソルマーレ製薬のMR。でも中途採用なんだよね。その前は半導体の技術営業職。ひょっとしてヘッドハンティング? まだまだ謎だらけだ。 メイ父の還暦祝いは、母親が直ぐに唯だと気付かないのは不自然だったけど、料理とかメイの進行、ナギサさんの気遣いとか、流れ自体は良かったと思う。初めて会わせるという唯の夫と娘。娘役の子を台詞無しでそこに居させるだけの演出にしたのは、とても自然で凄く良かった。 「同居しよう!」って父親がはしゃぐのも分かるわあ。 ※田所ってひょっとしてメイと同じ片付けられない人なのか?蹴って隠したのゴミだよね。玄関近くまでゴミとか? 脚本=山下すばる 演出=坪井敏雄

No.307 20/07/31 00:09
匿名 

>> 297 「BG~身辺警護~」6話まで終了。(10分拡大) 立ち退きを迫られているシャッター商店街のカレー店店主の佐久間(名取裕子)を、半グレの… 「BG~身辺警護~」全7話終了。(最終回は20分拡大)

警察の包囲網から逃れた島崎は帰宅して、瞬の為に卵がけご飯の朝食を用意し、声を掛けてから劉との新たな待ち合わせ場所へと出掛けて行く。

いつもの父親と違う雰囲気を察した瞬は、事務所に居た高梨に今度の仕事の危険度を聞き、正直な高梨の言葉で父親がかなり危険を覚悟している事を確信し、笠松に「親父の事を好きなら止めた方がいいかも」と伝えに行く。この不安の伝達という流れが有ったから、ピンチの島崎が検問で笠松の名を出して嘘をつき、警察がいきなり確認の電話を掛けて来ても取り繕う事が出来た笠松。ここまでの流れが最終回の肝だった様な気がする。

コロナ禍で10話予定が7話に短縮された為、縦軸の劉の描き方が中途半端になってしまったのは残念だった。

高梨は島崎の元に戻り、菅沼と沢口はオーナーが代わったKICKSに残留、KICKSが島崎警備にオファーをし、菅沼の指揮下で仕事をする事もある、という形で終わった。
これはおそらく第3シリーズを作る為の布石で、4人で再出発よりは話に幅を持たせられるいい選択だったと思う。

スタッフもキャストも不完全燃焼で悔しかっただろう。視聴者として自分も悔しい。
だから次、必ず作って欲しい。

演出=常廣丈太

No.308 20/07/31 16:18
匿名 

>> 298 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」2話まで終了。(15分拡大) まず「マトリの調査日に麻薬管理室から麻薬が1本紛失していて大… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」3話まで終了。

今回は透析患者で小学校教師・新田(浅利陽介)の服薬管理を、葵が徹底させる迄の話。浅利は遅い時間に透析を受けている為、薬は深夜営業のドラッグストアの調剤薬局で受け取っていて、そこの薬剤師の服薬指導が成ってないと感じた葵が直接調査に乗り出すと、そこに居た薬剤師は、いつも中華屋で出会う小野塚だった。

葵の言い方が上から目線だと反発する小野塚だったが、最後は薬科大生だった頃の理想に燃えていた自分を思い出したのか、救急認定薬剤師(瀬野のポジション)の資格を取る為の勉強を始める。

今回、葵がでしゃばるのはフィールドの違う薬剤師の所なので、今迄の話の中では一番抵抗が無かった。
小野塚がドラッグストアに就職したのは、週3回の夜勤を含む勤務を3年間こなせば、会社が600万円の奨学金を全額返済してくれるからだと言う。
給料の他に年間200万円も出してくれるって、凄いシステム。そうやって囲い込みでもしないと深夜勤務の人材は中々確保出来ないのだろう。

さて人手不足の薬剤部、瀬野は救急で働いているが、七尾と荒神と販田は、今のところ見張っているか遊んでいるか慌てているかの描写しか無いので(まあ部長は会議、マトリの相手、シフト作りの描写は有ったが)、部下だけ異常に忙しくて役職者は暇してる異常な職場にしか見えないのだが。

演出=相沢秀幸

  • << 325 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」4話まで終了。 今回はハク(羽倉)が薬剤師になった理由と、医師の父親との確執と和解がメインで、中華店の娘・樹里と祖父の同時入院が次回も継続する話として平行して描かれた。 薬剤師の矜持の様な物が前面に出ていて、前回よりも更に良くなって来た様に思う。 ただ、祖父の死期が近い事に怯え摂食障害になってしまった樹里を、病室で隣に座り「大丈夫よ」と励ますのは薬剤師ではなくて看護師の仕事だよね。 ずっと言われている領域侵犯、看護師不在問題は、最後迄見直す気は無いのかね。 演出=相沢秀幸

No.309 20/08/01 17:46
匿名 

「2020視聴済み春ドラマ初回世帯視聴率」(%)
※当初、春ドラマとして放送予定だったドラマ(途中休止後の再開日や初回が夏までずれ込んだ物も含む)と、順番を入れ替えた「由利麟太郎」が対象


「半沢直樹」22.0
「BG」17.0
「ハケンの品格」14.2
「私の家政夫ナギサさん」14.2
「MIU404」13.1
「未満警察」11.2
「SUITS 2」11.1
「アンサング・シンデレラ」10.2
「美食探偵明智五郎」10.0
「探偵・由利麟太郎」9.6
「家政夫のミタゾノ」9.3
「竜の道」9.1
「行列の女神」5.1
※「ディア・ペイシェント」は不明


※地上波民放のみ。2クール以上のドラマ、深夜ドラマは除く。

※視聴率は関東地区。

No.310 20/08/01 18:10
匿名 

「2020春ドラマ途中経過」

◎ハマっている(いた)ドラマは
*MIU404
*半沢直樹
*BG
------
*行列の女神
*美食探偵

〇全部観ようと思っている(いた)ドラマは
*ナギサさん
*SUITS 2
*竜の道
------
*家政夫のミタゾノ

□多分全部観るだろうなと思っている(いた)ドラマは
*アンサング・シンデレラ
------
*ハケンの品格

●微妙な(だった)ドラマは
*未満警察
------
*由利麟太郎

▼視聴離脱したドラマは

※民放のみ。深夜ドラマ、2クールドラマを除く。(関東地区基準)

No.311 20/08/01 18:58
匿名 

>> 299 「MIU404」5話まで終了。 技能実習生制度には様々な問題があり、監理団体の良し悪しもその一つ。実習生と企業の間に入って実態を把握し… 「MIU404」6話まで終了。

前々回、死にたがっている様な感じで犯人に対峙していた志摩の事が気になり、「何故元相棒は死んだのか、何故志摩はその死に苦しんでいるのか」を調べる伊吹。

志摩の元相棒・香坂(村上虹郎=好演)は、所轄から捜1の刑事になったばかりで、手柄を立てたいと焦っていた。
頭脳明晰で常に冷静、仕事の出来る志摩は、暴走気味の香坂を抑える事に重きを置き、話を聞いてあげる事を怠った。
そして香坂はやってはいけない事、証拠のでっち上げに手を染めてしまった。

香坂は自殺と思われ処理されていたが、死ぬ気で飲めない酒を飲んでいた屋上で、偶然近くのマンションで起きた犯罪を目撃、110番をしながら階段を駆け下りた時に、足を滑らせて落ちた事故だったと、伊吹が偶然見付けた手書きのバナーから真相に辿り着く。香坂は刑事として仕事をしようとしていたのだ。

経験の浅い直情型の青年と組むには、志摩は少し冷たく、突き放し過ぎた。サインは出ていたのにスイッチを押そうとしなかった。その後悔は多分消える事は無いのだろう。

桔梗の家に給湯器の修理に来た業者。ハムちゃんのBGとして居た志摩が、背中を向けて伊吹と通話中、何かされるのではとドキドキしたが無事終了、考え過ぎかと思ったらやっぱりやられていた盗聴器の仕掛け。怖いよー。

演出=塚原あゆ子


  • << 327 「MIU404」7話まで終了。 サブタイトル《現在地》 強盗致傷の時効が改正されて15年になったのを知らずに、10年捕まらなければとトランクルームで生活し、隠れていた二人組の男。「あの時自首していれば」と相方の倉田を責め立てた男が殺され、倉田は逃亡した。倉田の荒れたトランクルームを見た伊吹が、自分の10年を振り返り志摩に語りかける。 「交番に飛ばされ機捜に呼ばれる迄に10年。誰かを恨んだり腐ったりしなくて本当に良かった。俺はラッキーだったなあ。」 世間と断絶した時効待ちの生活を選んだ倉田に、恐らく前向きな気持ちを忘れずに生きて来た自分の10年間を重ねて思いを致す伊吹の心根にグッと来たシーンだった。 警察人生35年の陣馬、まだ始まったばかりの九重の事も捜査に絡めてきっちり描き、妙な関西弁を喋る久住(菅田将暉)に意図を持って取り入っているのか、それともミイラ取りがミイラになってしまったのか、どちらにも取れる危うい雰囲気を醸し出している成川の事も描き、最後は盗聴器を見付け出す桔梗と、不安げなハムちゃんの表情まで描いた、無駄の無い見事な脚本(野木さん)に拍手を! ※いずれ交番に飛ばされた伊吹の過去も描かれると思うが、何が有ったんだろう? 演出=加藤尚樹

No.312 20/08/02 11:33
匿名 

【連ドラまとめの枠組変更】

今までシーズン枠と枠外に括りを分けていたが、夏ドラマ(通常は7~9月に放送、コロナ禍の今年は8~9月辺りに放送)からは、その期間の連ドラで《30分枠以上、全4話以上》の条件を満たす作品という括りに変更する。
※NHKも組み込む。
※同じ枠のドラマが同一シーズンに2本入る場合も有り得る。
※シーズンを跨ぐ作品の場合は、回数が多く入る方のシーズンのまとめに入れる。
※視聴率については入手出来ないドラマ枠も有るので、分かる範囲での表記とする。

  • << 399 【連ドラまとめの枠組変更】→今回に限り一部を再変更 ※シーズンを跨ぐ作品の場合は、回数が多く入る方のシーズンのまとめに入れる。        ↓ ※9月中にスタートする作品については、今回は全て夏ドラマ枠に組み込む。←今年は季節割りが乱れ、9月スタートでも回数が短く後続の秋ドラマが決まっているケースが有るため。

No.313 20/08/02 12:17
匿名 

【2020夏ドラマ】

「妖怪シェアハウス」(EX)脚本=西荻弓絵 他 出演=小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、内藤理沙、宮本茉由、味方良介、大東駿介、大倉孝二 他

オリジナル作品。《土曜ナイトドラマ・50分枠》(全8話予定)

彼氏に手酷く裏切られ、仕事も住む所も失い行き倒れた女・澪(小芝風花)が目を覚ますと、そこにはちょっと変わった男女4人が住んでいて、美味しい食事を頂き泊まらせて貰うが、夜中に会話が聞こえて来たので覗いてみると、そこには先程迄の人間とは違う姿の妖怪達が…という設定の、コメディーと人情話をミックスした様な、ホラー要素は全く感じられない、澪と妖怪達との友情物語風のドラマ。
ホラーは苦手なのでこういう漫画チックな物なら安心して観られる。

いやと言えない性格の澪の弱さに付け込んで、金を貢がせ自分の仕事のミスを澪に被せて退職に追い込む、会社の同期で最低のクズ男・健ちゃんの描写は分かりやすくて上手かったけど、コメディー部分がちょっと手探り状態と言うか遠慮がちで、どっち付かずの印象が強目だったかな。

まあ松本、毎熊、池谷、大倉と濃い役者が揃っているので、あんまり演出も濃くされるとお腹一杯になる危険性も有るから、難しい所では有るが。

小芝風花の芸風ありきで作られた様な感じもあり、上手く演じてもいるので駄作にはならないだろうとは思っている。

演出=豊島圭介

  • << 331 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」2話まで終了。 大体のパターンが分かって来た。初回がレギュラーの妖怪“お岩さん”、今回はゲストの妖怪“お菊さん”がクローズアップされ、紙芝居風のアニメでどうして妖怪になったのか説明がある。←これは親切。 (次回はレギュラーの酒呑童子の番。全8話なのでレギュラー4人、ゲスト4人みたいな感じなのかしら?) そして嫌と言えない性格の澪が窮地に陥ると妖怪が助けに行き、最後に成敗する役割は澪に与え彼女が成長する様に仕向けるが、簡単に性格は変わらずまたまたトラブルに巻き込まれる、みたいなパターンなのかなと思う。 妖怪の家に泊まって一睡も出来ずに目の下にクマを作り、生気を失いヨレヨレの澪を演じる小芝風花が面白過ぎてまずひと笑い。 “頼まれたら嫌と言えない”“自分からトラブルに巻き込まれて行きがち”“周囲が助けずにはいられない”“か弱さと強がりが同居”“いじられキャラ”こんな女子を演じさせたら、彼女の右に出る若手女優は見当たらないな。 荒波神社の神主・譲がシェアハウスのオーナーで、ハウスの掃除や雑用をしては座敷童子からお駄賃を貰っているのには笑った。いつも澪の事を意味有り気に見つめているが、何か有るのだろうか。 演出=山本大輔

No.314 20/08/02 12:57
匿名 

【2020夏ドラマ】

「13(サーティーン)」(東海tv・FCC)脚本=浅野妙子 出演=桜庭ななみ、青柳翔、遊井亮子、石川瑠華、井上祐貴、藤森慎吾、神保悟志、板谷由夏 他

英BBC同名ドラマ原作。《オトナの土ドラ・55分枠》(全4話予定)

13歳で失踪し 13年後に「監禁されていた」と言って警察に保護された相川百合亜(桜庭)。田辺刑事(遊井)が監禁時の事や犯人の事を聞くとフラッシュバックが起き過呼吸気味になるので、詳しい事は分からず終いで実家に戻される。(普通ある程度の期間入院させるのでは?)

両親(板谷と神保)の仲は既に壊れ、父親は別の女と暮らしているが、百合亜の為に普通の家族を演じる。それが気に入らない就活生の妹は、親にも姉にも毒舌を吐きまるで聞き分けの無い子供の様。(←やさぐれ方が凄くてびっくり)

田辺刑事は百合亜を疑っていたが、監禁場所が発見される。そこには男(藤森)と笑顔で見つめ合い、頬にキスしたりしている百合亜のプリクラが残されていた。

その前に女児誘拐事件が発生し、その犯人が藤森と明かされていたので、百合亜との関係が本当はどうだったのか、謎が膨らみ次が観たくなる上手い終わり方だった。
こういうタッチのドラマを書かせると、やっぱり浅野さんは上手いな。

演出=水田成英

  • << 332 【2020夏ドラマ】 「13(サーティーン)」2話まで終了。 前回やさぐれ方が半端無かった妹だったが、今回は彼女なりの13年間の苦悩が台詞として有ったし、化粧のやり方を知らない姉に教えてあげたり、拠り所だった渉に婚約者(ミサ←百合亜が呼び捨てにしていたから同級生?)が居る事を知った姉が、ショックからかまたケーキを手掴みで食べていると、理由が分かっていた妹も一緒に手掴みで食べてあげたりと、姉妹としての振る舞いがちゃんと出来る子として描かれていたので、ちょっと安心した。 全4話なので話は結構動いて、2件目の誘拐事件も起こした犯人の黒川一樹には戸籍に載っていない弟(ゆう君)が居て、同居して面倒を見ていた様だが、多分、隠し部屋に監禁していた百合亜を見付けて仲良くなり指人形で遊んであげていた、それが兄に見付かり激怒した兄に殺され床下に埋められた、それを見させられていた百合亜は恐怖から従属せざるを得なくなり、やがて依存する様になった…という事なのだろうか。 渉との写真をネットにUPされた事を責める父親に反発した百合亜が言い放った「私はもう26歳、大人なんだよ、SEXだって知ってる」は衝撃的だった。こういう事件が有ると誰もが想像する事の答えを、さらっと本人の口から言わせた事に感服。(原作通りなのか浅野さんの考えなのかは分からないが) 桜庭みなみの表現力が素晴らしい。 演出=水田成英

No.315 20/08/02 17:49
匿名 

>> 302 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ24〉 「40万キロかなたの恋」(TX・ソケット・製作委員会)脚本=玉田真一 出演=千葉雄大、門脇麦… 【2020夏ドラマ】

「40万キロかなたの恋」2話まで終了。
《ドラマ24・40分枠》(全4話予定)

持ち込んだスクリーンで「第三の男」を観ながら、ユリと細かい感想を話し合う高村。ユリがこんな部分まで理解して会話をしてくれる能力があるなら、高村は一人でも孤独感とかは感じずに済むのではないかな。

何だかんだ文句を言いながらも、鮎原の動画作りに協力する高村。素直ではないんだな(笑)
鮎原に言わせると「宗一は人と向き合えないだけ」らしい。別れを決意したのも、そういう人と一生を共にする事は出来ないと思ったからだとか。

初回から気になっていたのだが、ユリは何故「ソウイチ」と呼び捨てなのか?鮎原の事は「サキコさん」とさん付けで呼んでいるから、さんを付ける事は知っているのに。ちょっと違和感。何か意味が有るのだろうが。
逆に初回は気にならなかったのだが、設定慣れした今回は、JXSIAの管制室にいつも鹿島と三好の二人の管制官しか居ない事が凄く気になった。絵面も寂しいし現実離れし過ぎ(笑)

演出=椿本慶次郎

  • << 329 【2020夏ドラマ】 「40万キロかなたの恋」3話まで終了。 全4話なので丁度起承転結の転に当たる今話は、動画がバズった事で昔の仲間からのメールが殺到、その中に「鮎原、婚約したらしい」の一文が有り心乱される高村、その姿を見て高村と自分だけの世界を守ろうとJAXISのコントロール下を離れ、宇宙船“かがやき”を地球から遠ざけてしまうユリの暴走が描かれて面白かった。 鮎原は婚約はしていないが、付き合っている同僚からプロポーズされているのは事実で、この事は知った高村は、終わった恋の筈が自分の中では終わっていなかった事に気付いたらしい。 前回のレビューでユリとあれだけの会話が出来るなら、宇宙で一人でも高村は寂しくは無いのだろうと書いたが、「本当は寂しかったんだ」「地球が眺められない場所には行きたくない」と本音を喋った。 AIでは埋められない心の機微、斯様に人間の心は繊細な物なのだと改めて教えられた。 次回は早くも最終回、どんな“結”になるのか楽しみ。 演出=椿本慶次郎

No.316 20/08/03 18:49
匿名 

>> 303 「半沢直樹」2話まで終了。(15分拡大) 何だろう、勧善懲悪で展開はベタなんだけど、やっぱり面白くて惹き付けられるんだよなあ。 理不… 「半沢直樹」3話まで終了。

今回もギリギリの攻防とスピーディーな展開に大満足、初めての通常枠での放送だったが、あっという間に終わってしまったという印象だった。

半沢が仕掛けるフォックスの逆買収、巨額の損失隠しの噂を流し、株価を暴落させて一気に買い占める作戦が進行中、金融庁の証券監察委に異動していた黒崎(愛之助)が、セントラル証券に乗り込んで来た。

ここからの、半沢がクラウドに隠した計画書を探し出す黒崎と、それを阻止するクラウドの開発者・スパイラルの高坂(吉沢亮)との攻防が、今回のハイライトだった。おネエ言葉で獲物を追い詰める金融庁愛之助と、目を血走らせてプログラムに入り込み、社長の松也にさえ「うるさーいッ!」と一喝してしまうプログラマー吉沢の、違うタイプの演技対決が観られて面白かった。

半沢の意を汲んだ森山が瀬名と郷田を説得し、友好的買収に漕ぎ着けるが、一難去ってまた一難、どうやら黒崎の狙いは電脳の方にある様だし、副頭取の三笠は銀行の面子を賭けて、巨額の追加融資案を通してしまう。

次なる試練は何だろう、今から楽しみでしかない。

演出=福澤克雄

  • << 334 「半沢直樹」4話まで終了。(4話は15分拡大) 電脳を巡る買収合戦の決着回。 今回も限られた時間の中で繰り広げられる、三笠、伊佐山一派と半沢達との攻防戦に釘付けになった。 ヒリヒリとする様なスピーディーな展開、半沢が人間性を見込んだ森山に、ビジネスマンとしての矜持を伝授する三つの教訓には、働いた事のある人なら恐らく殆どの人がグッと来ただろうし、異動でセントラル証券を去る前に、挨拶として所謂プロパーと呼ばれる社員達に語りかける言葉には、涙が出そうになった。 部下になるなら、仕事には厳しいがこういう正しい理想と倫理観を持った人の下で働きたい、誰もがそう思ったのではないか? ドラマとしては、経済用語がポンポン飛び交い展開も早く、素人にはちょっと難しいな疲れて来たなと思う頃に、直樹と呼び捨てにする妻の花ちゃんとの何気ない会話という癒しタイムが用意されているという完璧な構成で、文句の付けようがない。 “土下座”を蔑み大和田を裏切った伊佐山と、電脳の裏金を私的流用していた三笠が失脚し、最後に半沢と手を結んだ大和田が生き残った。 演技の従兄弟対決は、ドラマ出演歴の長い香川さんの圧倒的な勝ちだったな。蔑まれ一瞬で目に涙を溜めて悲哀と屈辱を表現した香川さんの演技に引き込まれた。 次回からはJALがモデルの話かな?敵は柄本明と江口のりこ。またまた濃いわあ。楽しみ。 演出=福澤克雄

No.317 20/08/03 22:10
匿名 

>> 316 【黒崎の所属先を訂正】

✕証券監察委
○証券監視委



No.318 20/08/03 23:12
匿名 

【2020夏ドラマ】

「親バカ青春白書」(NTV)脚本=穴吹一朗 他 出演=ムロツヨシ、永野芽郁、中川大志、今田美桜、戸塚純貴、小野花梨、谷口翔太、濱田めぐみ、野間口徹、新垣結衣 他

オリジナル作品。《日曜ドラマ・55分枠》(全話数不明)

福田組の作品の割には癖が少なくおとなしめだったかなという印象で、癖が強目なのが苦手な私には好感触だった。

娘(さくら=永野)が幼い時に妻・幸子(新垣)を亡くし、男手一つで育てて来た売れない小説家の小比賀太郎(おびか・たろう通称ガタロー=ムロ)。溺愛し女子校だけに通わせ超過保護に育てて来た娘が、共学の大学を受験する事になり、心配の余り自分も内緒で受験、二人共に合格した所で「一緒に入学する」と娘に話すガタロー。

さくらが超ピュアで世俗にまみれていないという設定で、普通の18歳が知っている事を知らなかったり、父親が自分にベッタリな事を嫌がったりせず、当然だと思っている節が有り、それが同級生達には“天然”と映り、呆れたり世話を焼いたりで仲良くなって行く。永野芽郁のイメージがそんなさくらにピッタリなので、この世間ズレしていない部分のネタはちょいちょい出して行って欲しい。

ガタロー自身もさくらの見張りだけでなく、久し振りの学生生活(東大出の設定)を楽しむという側面もあるので、それも楽しみにしている。

脚本統括・演出=福田雄一




  • << 335 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」2話まで終了。 ガタローはさくらのハタケへの想いに気付き見張りを強化(笑)。 ハタケが自分の部屋にお化けが出ると言い出し、皆で調べにハタケの部屋に行く。 本棚にはガタローの全作品の初版本がズラリ、しかも暗唱まで出来るハタケは、小説家ガタローのファンを通り越したオタクだった。LGBTじゃなかったと分かり安堵する女子達。 ここで登場する霊媒師・シソンヌじろうのアドリブお祓いには、腹の底から笑った。(中川大志も堪えきれずに素で笑ってた) やっぱり実力の有るお笑い芸人って凄いんだな。(お笑い番組って殆ど観ないから、各人の芸風とかは分かっていない自分) その後、さくらからの主語の無いお願いを「ハタケとの交際」と取り違えたガタローが、ハタケに無理難題を押し付け熱中症にさせてしまい、真相を知ったさくらが放った「何してんの!クソ親父!」にはびっくり仰天。ガタローはえっ!?って反応してたけど、他の同級生達が無反応だった演出の意図がイマイチ分からなかった。 このドラマ、所謂福田組らしさが出るのは「今日オレ」ゲストが出る部分のみで、今のところ基調は父娘のホームドラマ+学生青春ドラマみたいな感じで、安心して観ていられる。 偶然だとは思うが「半沢直樹」に一喜一憂してぐったりした身には、疲労回復させてくれる優しいドラマになっている。 脚本統括・演出=福田雄一

No.319 20/08/03 23:43
匿名 

>> 304 「SUITS 2」3話まで終了。 前回、聖沢と付き合う事を決めた大輔が《「聖沢さんに本当の経歴を話します」と甲斐に告げる。 「君はも… 「SUITS 2」4話まで終了。

蟹江が上杉に「鈴木は今自分の案件で使っている」と嘘を付いた事から、甲斐に「貸して欲しい」と頼み、(ジョークで)暗に土下座を要求され、したいけどやっぱり出来ないというジレンマを全身で表す小手さんの演技に爆笑、上手いわぁ。

今回は甲斐に復讐をしたい弁護士・富樫(高嶋政宏)が登場。富樫が負けた自動車事故の訴訟、欠陥は無いと甲斐が主張したメーカー側が勝訴したが、実は欠陥が有ったというメモが存在し、甲斐はそれを知らなかった。
被害者側弁護士の富樫は、メーカーの謝罪と和解金を受け入れるが、甲斐に対する訴訟は取り下げない。
この件は上杉にもバレて甲斐はピンチ。
そしてあのメモは当時、秘書の玉井が確認したが甲斐には見せていなかった…という事なのかな?

正に前門の虎後門の狼状態。そして甲斐にはこの位の試練が似合う。

※上杉は何かを隠蔽しファームを追われた、その時に散々幸村を罵った…らしい。
その隠蔽は娘に関係してるのかな?

演出=平野眞
※やっぱり平野氏の演出がいい!


  • << 336 「SUITS 2」5話まで終了。 玉井は欠陥を記したメモを破棄しようとするが、何かを感じた大輔が阻止。玉井自身はサインはしているが全く記憶が無いと言う。自分の口から甲斐に言う様に大輔はアドバイスするが、上杉の連れて来た弁護士・副島に見透かされていると感じた玉井は、甲斐に話さないまま本当に破棄してしまう。 大輔から話を聞いた甲斐は原告と幸村達に事実を伝え、副島が交渉した和解条件は5億円と甲斐の弁護士資格の剥奪だった。 幸村は玉井に即日解雇を告げる。 大輔が解決する父子の行き違いの件も含め、ストーリーは悪くは無いのだが、原告被告達は極めて日本人的な思考で日本人的な台詞を吐く中で、幸村と甲斐の会話が比喩が多く浮いてしまっているのが、今回は特に気になった。 「貴方は繋がれた犬なの。待てとお座りは出来るわよね?」「忠実な番犬ですから」 あと番組表の内容とシーンの齟齬は何で? “49分19秒に訪れる感動”と有るのだが、そのシーンは幸村が玉井に「貴女を今日付けで解雇します」←これの何処が感動なんだ?理解出来ないのだが。 3回続けて世帯視聴率が8%台で焦りが有るのか? 演出=平野眞

No.320 20/08/05 17:05
匿名 

>> 305 「竜の道 二つの顔の復讐者」(関テレ・共同TV)脚本=篠崎絵里子 出演=玉木宏、高橋一生、松本穂香、細田善彦、奈緒、今野浩喜、渡辺邦斗、西郷… 「竜の道 二つの顔の復讐者」2話まで終了。(2話は15分拡大)

《突っ込み1》砂川の謝罪行脚の映像、称賛のツイばかりだったけど、誰が撮ってネットにアップした?トッキー・ビーンズのやらせじゃね?…ってツイは何故無いの?不自然だよね。
《突っ込み2》砂川に簡単に後を付けられ、会話を立ち聞きされてしまう脇の甘い兄弟。初回でも、いっつも同じ部屋で会ってるなあ、無防備だなあって思ったけどさ。

それに引き換えワルの霧島(エンケンさん)は流石に隙が無い。竜一達は父親のやり方に批判的な息子の晃を利用して、運行管理者の水増し不正の件で霧島を追い詰めたと思ったら、霧島は跡取りを長女・まゆみ(松本まりか)の婿養子にする方針転換、さっさと晃を見限った。竜兄弟も晃も甘い。仕方ないので竜二がまゆみを落としに掛かる作戦みたいだけど、あの女は晃みたいに甘くは無さそうだよなあ。

※エンケンさんに不釣り合いな妻の斉藤由貴。何で?と思ったら、金欠名家の妻の実家との繋がりを金で買った成り上がり夫、という図式だったのね。夕飯時、一人だけ手掴みで骨付き肉にしゃぶり付くエンケンさんの浮きっぷりが良かったわあ。

演出=岩田和行

  • << 337 「竜の道 二つの顔の復讐者」3話まで終了。 霧島が見込んだ三栗谷って親が政治家で、コミコミで選んだみたいだけど、本人は竜二を阻止する仕掛けも幼稚だし、出来る男・竜二の返しが鮮やかでスッキリ。 砂川と遠山が仕掛けて父親もろとも撃沈させた。 妹の美佐を竜二の彼女と勘違いしたまゆみの嫉妬で、竜二はまゆみの本音を知り一歩前進。でもあの女は人間的に問題が有り竜二のストレスが半端ない。その癒しを美佐との何気ないやりとりに求める竜二。 竜二は美佐が好き、美佐は多分竜一の(内面的な)面影を残す和田が好き、なんだろうなあ。 今回から和田に興味を示すジャーナリスト沖(落合モトキ)が登場。沖は飲み屋で偶然、竜一の斉藤一成時代を知るあの職場の先輩・沼田と知り合う。そうね、8年位だと大人の顔はそんなに変わらないし、自分が教えた社長の情報で10億も強奪されて、あの後多分大変な目に遭っている筈だから、斉藤の顔や声を忘れる訳は無いよね。 どう逃れるのかな。またあの親分の手を借りるのかな。 脚本=守口悠介 演出=紙谷楓

No.321 20/08/05 17:36
匿名 

>> 306 「私の家政夫ナギサさん」4話まで終了。 廊下で鉢合わせをして、やっと「同じマンションだったんですね」と田所に伝わった。長かったわぁと思… 「私の家政夫ナギサさん」5話まで終了。

メイが仕事の相談をすると的確なアドバイスをしてくれるナギサさん。理由を聞くと「心配なんです。サラリーマン時代にメイさんみたいな部下を見て来たから」おっ、やっぱりナギサさんは出来るリーマンだったのか?「もっとナギサさんの事知りたいです」「次回までに用意しておきます」???

その次回、用意して来たのは履歴書(笑)
何となくそうじゃないのかなとは思っていたのだが、やっぱりナギサさんはMRだった。それもメイが落ちた業界最大手のソルマーレ製薬のMR。でも中途採用なんだよね。その前は半導体の技術営業職。ひょっとしてヘッドハンティング?
まだまだ謎だらけだ。

メイ父の還暦祝いは、母親が直ぐに唯だと気付かないのは不自然だったけど、料理とかメイの進行、ナギサさんの気遣いとか、流れ自体は良かったと思う。初めて会わせるという唯の夫と娘。娘役の子を台詞無しでそこに居させるだけの演出にしたのは、とても自然で凄く良かった。
「同居しよう!」って父親がはしゃぐのも分かるわあ。

※田所ってひょっとしてメイと同じ片付けられない人なのか?蹴って隠したのゴミだよね。玄関近くまでゴミとか?

脚本=山下すばる 演出=坪井敏雄


  • << 338 「私の家政夫ナギサさん」6話まで終了。 これまでにも多部ちゃんの衣装はMRとしても、会社員としてもおかしいのではという意見が多かったみたいだが、流石に今回の紺に白線のスカートに透け袖ブラウスとか、あのオレンジの重ね着とか、あれで出勤は無いわあ。 メイ以外の登場人物は皆オーソドックスな装いなのに、何でメイだけあんなに奇抜な服なの?(スポンサーありきなのか?シラケる) 今回、強引な作戦でナギサさんの自宅に上がり込み、母親を癌で5年前に亡くした事を聞き出したメイ。 ナギサさんの鳴っている携帯をいつもの手提げから取り出してあげようとして、中身をぶちまけてしまったメイ。その中にあった2015と書いた手帳に、何か秘密があるらしい。 契約外のパシリにナギサさんを使うメイもどうかと思うが、忘れ物のパソコンを説明会をする病院まで届けて貰ったメイ。 そこでナギサさんは、MR時代の部下だったらしい女性、仕事で無理をするメイに姿を重ねていたらしき女性を見掛けてしまう。 看護師に「はしおさん」と呼ばれていた彼女との間に、どんなドラマが有ったのだろう。やっとナギサさんの過去の一端が分かるので、そこは楽しみだな。 ※はしおさんを演じるのは松本若菜。この人は多分顔が端正過ぎて損をしているんだろうな。ゲストとしては、いい味も出してるんだけど、レギュラーではあまり見掛けないよなあ。 演出=坂上卓哉

No.322 20/08/05 23:50
匿名 

【2020夏ドラマ】

「刑事7人season6」(EX)脚本=吉本昌弘 他 出演=東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也 他

オリジナル作品のシリーズ6作目。《水曜21時・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大。

捜査資料を倉庫で一括保管する事になり、野々村(白洲)と庶務課の署員2名で配送中襲われて、一人は殺され二人は怪我をする。この導入部から子供が誘拐されては、その親や祖父が自分の犯した罪を告白させられ、直接手を下した者や本人が、被害者と同じ死に方で殺されるという事件が起きる。

演出にキレが有ったので集中して観られたのだが、事件が連鎖し登場人物がどんどん増えて来た時点で「あっ、前後編なんだ」と察し、そこからちょっと集中力が切れた部分は有ったが、まあまあ面白かったし次回の謎解きも楽しみだ。

演出=兼﨑涼介

  • << 339 【2020夏ドラマ】 「刑事7人season6」2話まで終了。 わざわざ道上元管理官に聞きに行かなくても、被害者遺族がどうやって繋がっていたのかなんて、普通、遺族の会みたいなのが真っ先に思い浮かぶんじゃない? ゲスト(犯人)も多く、撮影場所も多岐に渡っている割にはとっちらかずに上手くまとめていたので、最後まで集中して観る事が出来た。 ただ毎回必ず出て来る東山のプロモーションシーン(本当は事件の現場で頭を整理するシーン)、あんなヌルい演出なら要らなくない? あと笠原秀幸が出てると大体犯人って相場が決まっているので、そこがちょっと捻りが無くて残念だったかな。 現場検証を皆で演じて加山を追い詰めるという壮大なる無駄、このドラマ的な演出は買いだな。 まだ未解決の数字が有る事、盗まれた資料を燃やしていたのは誰?という事で謎を残したが、引っ張り方に無理は無いしこういう残し方ならいいと思う。 演出=兼﨑涼介

No.323 20/08/06 00:12
匿名 

>> 281 「ハケンの品格」4話まで終了。 何を言っても暖簾に腕押しみたいな、感情が死んだ様な新入社員・井手の背景(S&Fの最重要取引先の… 「ハケンの品格」全8話終了。

結局AIの作った✕リスト要員で実際に肩を叩かれた社員は居なくて、即退任させられたのは宮部社長だけだったというオチ。
1年経っても塚地さえ部長のままなんだから、AIクーデターを起こしたあの常務も中身は空っぽという事で、S&Fはお先真っ暗だな、こりゃ。

あれこれあげつらうのも疲れるだけなのでもう言わない。
里中が退職し惣菜店を起業して、派遣だった福岡と千葉を正社員として雇い、社員だった井手は“本人念願の派遣”として雇ったという、こっちのオチは中々良かったと思う。

演出=佐藤東弥

No.324 20/08/06 23:42
匿名 

【2020夏ドラマ】

「未解決の女 警視庁文書捜査官」(EX)脚本=大森美香 出演=波瑠、沢村一樹、工藤阿須加、山内圭哉、皆川猿時、谷原章介、遠藤憲一 他

麻見和史の小説原作のシリーズ2作目。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回54分拡大。

当初、焼死体の身元を一部が焼けた免許証だけで幸坂と特定して話が進む事に違和感が有り、別人も有り得るなと思っていたらやっぱりだった。

途中までは集中して観ていたのだが、流石に後半はダレて来て長く感じた。2話分の時間を使うには中身が薄かったな。

前作から光石研が抜けて、今回で高田純次もお役御免。交代で谷原章介と皆川猿時が加入。

前作もバラツキは有ったがそこそこ面白かったと記憶しているので期待したい。

※このドラマの劇伴はお気に入り

演出=田村直己


  • << 343 【2020夏ドラマ】 「未解決の女 警視庁文書捜査官」2話まで終了。 【短評】これまでの定石と違い、鳴海が自分から捜査に出掛けたり、矢代からリモートコントロールされて教授(松下由樹)から聴取したりという、目先を変えた展開は良かったし、矢代の成長も印象付けたと思う。 ただなあ、ここが観たいという吸引力が無いんだよなあ、自分にとっては。 演出=樹下直美

No.325 20/08/07 00:05
匿名 

>> 308 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」3話まで終了。 今回は透析患者で小学校教師・新田(浅利陽介)の服薬管理を、葵が徹底させる迄… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」4話まで終了。

今回はハク(羽倉)が薬剤師になった理由と、医師の父親との確執と和解がメインで、中華店の娘・樹里と祖父の同時入院が次回も継続する話として平行して描かれた。
薬剤師の矜持の様な物が前面に出ていて、前回よりも更に良くなって来た様に思う。


ただ、祖父の死期が近い事に怯え摂食障害になってしまった樹里を、病室で隣に座り「大丈夫よ」と励ますのは薬剤師ではなくて看護師の仕事だよね。
ずっと言われている領域侵犯、看護師不在問題は、最後迄見直す気は無いのかね。

演出=相沢秀幸

  • << 341 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」5話まで終了。 今回は辰川太一(伊武雅刀)の抗癌剤治療と一家のケアをする話。 辰川家のストーリーに関してはしっかり作られていたし、役者の演技も3人とも良かったから胸を打つ部分も有ったし、葵の動きも【辰川一家の為のびっくり仰天の主要薬剤師全員参加草野球】を除けば、薬剤師の仕事の範疇だったかなと思う。 ただ、石原さとみの演技プランが今回は鼻に付く部分が有って気になった。相原に話し掛ける時に何であんな猫背気味になって、掬い上げる様に相手を見るのだろう。 声の出し方もいちいちオーバーだし、やり過ぎ感が気になって話に集中出来なかった。肩に力が入り過ぎなのでは? 今回は冒頭の太一の治療時と、最後の太一の臨終時の病室に看護師がそれぞれ2名ずつ配置されていて、普通の病院みたいだった。やっと応募があって補充が出来たのだろう。(←これは嫌味ですよ(笑)) 真面目で一生懸命な部分と有り得ない部分が水と油みたいに混在していて、そのバランスの悪さがドラマの印象を悪くしている。もうこれは最後まで直らないんだろうね。 演出=田中亮

No.326 20/08/07 20:00
匿名 

>> 283 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」6話まで終了。 電話に出ない爽を心配して駆け付け浴… 【シーズン枠外ドラマ】

〈木曜ドラマF〉
「ギルティ~この恋は罪ですか?~」全10話終了。

最終回は僅かな内容を55分枠に収める為か、一つ一つのシーンの引き延ばし作戦が酷くて、仕方ないので1.3倍速にして視聴した(録画なので)が、会話も全部聞き取れた。

瑠衣の腰辺りを後ろから睦月が刺して、何故か脳神経外科に入院、担当医師が「このまま意識が戻らない場合も…」とか秋山に説明していたのに、あっという間に目覚めて(笑)外国一人旅?(1年後設定で外国からの何通目かの絵葉書が秋山の元へという描写あり)

何かもう中断前と後とでは、別物の様なドラマになってしまった。
爽の母親も憑き物が取れたみたいだし、瑠衣もやっと妹である事を受け入れたみたいなので、爽と秋山はやっとくっつくみたいだ。やれやれ…。

演出=河原瑶

No.327 20/08/08 00:00
匿名 

>> 311 「MIU404」6話まで終了。 前々回、死にたがっている様な感じで犯人に対峙していた志摩の事が気になり、「何故元相棒は死んだのか、何故… 「MIU404」7話まで終了。

サブタイトル《現在地》
強盗致傷の時効が改正されて15年になったのを知らずに、10年捕まらなければとトランクルームで生活し、隠れていた二人組の男。「あの時自首していれば」と相方の倉田を責め立てた男が殺され、倉田は逃亡した。倉田の荒れたトランクルームを見た伊吹が、自分の10年を振り返り志摩に語りかける。
「交番に飛ばされ機捜に呼ばれる迄に10年。誰かを恨んだり腐ったりしなくて本当に良かった。俺はラッキーだったなあ。」
世間と断絶した時効待ちの生活を選んだ倉田に、恐らく前向きな気持ちを忘れずに生きて来た自分の10年間を重ねて思いを致す伊吹の心根にグッと来たシーンだった。

警察人生35年の陣馬、まだ始まったばかりの九重の事も捜査に絡めてきっちり描き、妙な関西弁を喋る久住(菅田将暉)に意図を持って取り入っているのか、それともミイラ取りがミイラになってしまったのか、どちらにも取れる危うい雰囲気を醸し出している成川の事も描き、最後は盗聴器を見付け出す桔梗と、不安げなハムちゃんの表情まで描いた、無駄の無い見事な脚本(野木さん)に拍手を!

※いずれ交番に飛ばされた伊吹の過去も描かれると思うが、何が有ったんだろう?

演出=加藤尚樹

  • << 330 【訂正】 相方を殺した時効待ちの逃亡犯の名前 ✕倉田 ○大熊 倉田は退職金詐欺に遭ってトランクルーム生活をしていた男の名前
  • << 345 「MIU404」8話まで終了。 サブタイトル《君の笑顔》 伊吹のただ一人の恩人、出会っていなければ自分はチンピラになっていだろうと言う位、信頼し感謝している警察の先輩で退官した蒲郡(小日向文世)が、妻の仇を取る為に殺人を犯す話。 蒲郡からは病死と聞かされていたのに、実は交通事故死(ひき逃げ)だったと志摩から聞かされた伊吹。 志摩は蒲郡が仇討ちをしたと推測、伊吹は否定をするが内心は何かを感じている様子だった。この時の伊吹の「待て待て待て!」からのテーブルをバンッて叩き、志摩の話を否定する綾野の演技は気持ちが入っていて素晴らしかった。 蒲郡が伊吹に告白する時に映し出されるひき逃げシーンが残酷だった。 犯人は故意にぶつけた後、車をバックさせて倒れている妻を轢いて逃げて行く。 車が人に乗り上げる場面を車体が浮き上がり、また下がって行く映像だけで表現したシーンが、犯人の非道さと、自分も倒れていて「やめろーッ!」と叫ぶしか出来なかった蒲郡の無念さを端的に表していて秀逸だった。同じ死でもあの乗り上げが無ければ、蒲郡もあれ程の復讐はしなかったのではと想像させる位、インパクトが有った。 「俺はどこで止められた?どうすれば良かった?ねえ、ガマさん!」と思いをぶつける伊吹が切なかった。 演出=竹村謙太郎

No.328 20/08/08 13:55
匿名 

>> 300 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」2話まで終了。 患者と真摯に向き合おうとする千晶や浜口の医師としての矜持、千晶の抱える家族問題、… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」4話まで終了。

座間以外のモンペの設定は許容範囲だし、千晶とのやり取りに関してはドラマとして上手く描かれている。それだけに座間の異常な迄のモンペ振りが、ドラマとして本当に邪魔で不快極まりない。
他の部分が良いので離脱の決断も出来ないから、今回は座間が喚き出したら録画を早送りにしてみた(笑)

あの事務長も人となりが描かれていないから、今は本当に不快でしかない。あいつこそパワハラ・モラハラモンスターそのものではないか!

※今回は長年便秘に苦しむ患者を演じた中島ひろ子の役者根性が素晴らしかった。

演出=西谷真一

  • << 346 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」5話まで終了。 【短評】「認知症の人は深く家族を求める」「家族に見捨てられているのに帰宅したがる西園寺さんが可哀想」ここまで患者を理解している介護士の瀬戸を追い詰める事務長、この病院を潰したい誰かの回し者なの? 座間に真野の情報を流しているのは誰? 演出=福井充広

No.329 20/08/08 14:22
匿名 

>> 315 【2020夏ドラマ】 「40万キロかなたの恋」2話まで終了。 《ドラマ24・40分枠》(全4話予定) 持ち込んだスクリーンで「… 【2020夏ドラマ】

「40万キロかなたの恋」3話まで終了。

全4話なので丁度起承転結の転に当たる今話は、動画がバズった事で昔の仲間からのメールが殺到、その中に「鮎原、婚約したらしい」の一文が有り心乱される高村、その姿を見て高村と自分だけの世界を守ろうとJAXISのコントロール下を離れ、宇宙船“かがやき”を地球から遠ざけてしまうユリの暴走が描かれて面白かった。

鮎原は婚約はしていないが、付き合っている同僚からプロポーズされているのは事実で、この事は知った高村は、終わった恋の筈が自分の中では終わっていなかった事に気付いたらしい。

前回のレビューでユリとあれだけの会話が出来るなら、宇宙で一人でも高村は寂しくは無いのだろうと書いたが、「本当は寂しかったんだ」「地球が眺められない場所には行きたくない」と本音を喋った。
AIでは埋められない心の機微、斯様に人間の心は繊細な物なのだと改めて教えられた。

次回は早くも最終回、どんな“結”になるのか楽しみ。

演出=椿本慶次郎

  • << 347 【2020夏ドラマ】 「40万キロかなたの恋」全4話終了。 高村の強制帰還とユリの抹消が決まり、何とかユリを助けようと奮闘する鮎原達。 3年前の「私達、別れよう」「あっ、そう」をずっと引きずり後悔している高村の為にユリが一肌脱ぎ鮎原に話し掛ける。 「貴女と口論になったあの日、貴女は40万キロ離れたソウイチの心を動かしました。だから貴女の事を知りたくなりました」と。 宇宙のゴミがメインエンジンに衝突し、 「この船は4分以内に大破します」 高村の居る操縦室を切り離し、自分は高村が無事帰還出来る様に船に残ると伝えるユリ。 「私は感情を開花させてしまった。処分されるのは当然です。自分の消滅を嘆いてくれる人が出来るとは思っていませんでした。最後にこんな気持ちになれて幸せです」 操縦室の切り離しと、高村の後悔との決別を重ね励ますユリ。 無音での爆発シーンを遠くから捉えた映像が切ない。 鮎原がプロポーズを断ったと聞いて、思い切ってあの場所に呼び出す高村。 「俺達やり直すこと出来るのかな?」 「出来るよ、きっと」 夜の大都会をバックに抱擁する二人を、遠くから撮ったラストシーンが綺麗だった。 AIが感情を持つ可能性を示してくれた本作。ユリの様な存在だから切なく美しい話で終わったが、支配欲を持った場合はどうなる?という怖さも感じさせてくれた。 共同脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

No.330 20/08/08 14:55
匿名 

>> 327 「MIU404」7話まで終了。 サブタイトル《現在地》 強盗致傷の時効が改正されて15年になったのを知らずに、10年捕まらなければと… 【訂正】

相方を殺した時効待ちの逃亡犯の名前
✕倉田
○大熊

倉田は退職金詐欺に遭ってトランクルーム生活をしていた男の名前

No.331 20/08/09 10:02
匿名 

>> 313 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」(EX)脚本=西荻弓絵 他 出演=小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、内藤理沙、宮本… 【2020夏ドラマ】

「妖怪シェアハウス」2話まで終了。

大体のパターンが分かって来た。初回がレギュラーの妖怪“お岩さん”、今回はゲストの妖怪“お菊さん”がクローズアップされ、紙芝居風のアニメでどうして妖怪になったのか説明がある。←これは親切。
(次回はレギュラーの酒呑童子の番。全8話なのでレギュラー4人、ゲスト4人みたいな感じなのかしら?)

そして嫌と言えない性格の澪が窮地に陥ると妖怪が助けに行き、最後に成敗する役割は澪に与え彼女が成長する様に仕向けるが、簡単に性格は変わらずまたまたトラブルに巻き込まれる、みたいなパターンなのかなと思う。

妖怪の家に泊まって一睡も出来ずに目の下にクマを作り、生気を失いヨレヨレの澪を演じる小芝風花が面白過ぎてまずひと笑い。
“頼まれたら嫌と言えない”“自分からトラブルに巻き込まれて行きがち”“周囲が助けずにはいられない”“か弱さと強がりが同居”“いじられキャラ”こんな女子を演じさせたら、彼女の右に出る若手女優は見当たらないな。

荒波神社の神主・譲がシェアハウスのオーナーで、ハウスの掃除や雑用をしては座敷童子からお駄賃を貰っているのには笑った。いつも澪の事を意味有り気に見つめているが、何か有るのだろうか。

演出=山本大輔



  • << 348 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」3話まで終了。 今回は澪の幼なじみの藍(松田るか=顔が強過ぎてあまり悲しさが伝わって来ない欠点が…)が、結婚を焦る余り“成り済まし詐欺”に引っ掛かっているのを知り、疎まれながらも全力で阻止する話。 斉藤を名乗っている男が、女を騙しまくっていたホストの土方(渋谷謙人=安定の好演)だと気付いたのが、戦利品を職場のオークションに持ち込んでいた事で土方を知っていた酒呑童子の涼だった。 人の良い澪を藍がずっと利用していたと思い込んでいる妖怪達は、助けてあげてと言う澪の願いを「自業自得だから」と無視、そういう視点が一切無い澪は憤慨し一人で助けに行くが、予想通り直ぐに捕まってしまう。 その時を待っていた様に澪を救いに駆け付ける涼。藍は自分達には関係無い人だが澪の事は助ける、ついでに藍の事も助けてやるかみたいな、彼らなりの仁義なのかしら。 詐欺師達と藍はまとめてシェアハウスに飛ばされ、詩子の歌でツノが生えて鬼になっていた澪は、その八重歯で土方の腕に噛み付くお仕置き(笑) いやあ、面白かった。 小芝さんの困り顔の半泣き演技は最高だし、ただの飲兵衛だけじゃない所を見せてくれた毎熊さんはカッコ良かったし、シェアハウスを逃げ回る渋谷さんは楽しそうだった(笑) 演出=山本大輔

No.332 20/08/09 10:47
匿名 

>> 314 【2020夏ドラマ】 「13(サーティーン)」(東海tv・FCC)脚本=浅野妙子 出演=桜庭ななみ、青柳翔、遊井亮子、石川瑠華、井上祐… 【2020夏ドラマ】

「13(サーティーン)」2話まで終了。

前回やさぐれ方が半端無かった妹だったが、今回は彼女なりの13年間の苦悩が台詞として有ったし、化粧のやり方を知らない姉に教えてあげたり、拠り所だった渉に婚約者(ミサ←百合亜が呼び捨てにしていたから同級生?)が居る事を知った姉が、ショックからかまたケーキを手掴みで食べていると、理由が分かっていた妹も一緒に手掴みで食べてあげたりと、姉妹としての振る舞いがちゃんと出来る子として描かれていたので、ちょっと安心した。

全4話なので話は結構動いて、2件目の誘拐事件も起こした犯人の黒川一樹には戸籍に載っていない弟(ゆう君)が居て、同居して面倒を見ていた様だが、多分、隠し部屋に監禁していた百合亜を見付けて仲良くなり指人形で遊んであげていた、それが兄に見付かり激怒した兄に殺され床下に埋められた、それを見させられていた百合亜は恐怖から従属せざるを得なくなり、やがて依存する様になった…という事なのだろうか。

渉との写真をネットにUPされた事を責める父親に反発した百合亜が言い放った「私はもう26歳、大人なんだよ、SEXだって知ってる」は衝撃的だった。こういう事件が有ると誰もが想像する事の答えを、さらっと本人の口から言わせた事に感服。(原作通りなのか浅野さんの考えなのかは分からないが)

桜庭みなみの表現力が素晴らしい。

演出=水田成英

  • << 349 【2020夏ドラマ】 「13(サーティーン)」3話まで終了。 ゆう君の白骨死体についての事情聴取で、黙り込むか「分からない」を繰り返すだけの百合亜。ネットでは『黙秘は犯人とデキているから』という流れのリンチが始まっていた。 警察は、百合亜の監禁場所だった黒川の実家に見張りを立たせない(黒川が立ち寄っていた)位無能なのに、どうやって3年前の防犯カメラの映像をピンポイントで見付けて来たのか不明だが、そこには仲良さげに振る舞い、黒川が7分間その場から離れても逃げない百合亜が映っていた。 刃先にゆう君の血、柄に百合亜の血が付いた斧が見付かり取り調べが始まるが、またも黙秘。 母親が警察に頼み込み百合亜に話し掛けて詫びる。当時母親は教師の岸川と不倫をしていて百合亜は気付いていた。あの日は岸川の家に「別れて」と言いに行ったが、いざとなると言えなくて近くで時間を潰していたら「あいつが来たんだ」。そして誘拐された。 「ママも寂しかったんだね。百合亜も寂しかった時、ゆう君だけが優しくしてくれたの」 遂に心を開いた百合亜。 黒川はゆう君に百合亜の見張りをさせていたが、やがて仲良くなった二人は居間で友達の様に遊ぶ関係に。そして23歳の誕生日、ゆう君が花を摘んであげている隙に百合亜は逃げ出し、帰宅した黒川に捕まる。 酷く殴られるゆう君。 その後二人はあの防カメに映ったモールに出掛ける。 (続く)

No.333 20/08/09 18:39
匿名 

>> 332 【訂正】

✕桜庭みなみ
○桜庭ななみ

ついでと言っては何だが、文字数制限の関係で書き切れなかった桜庭ななみの表現力について。

監禁生活が長かったからか、猫背でゆっくりとしか歩けない感じ、体に力が行き渡らない感じがよく出せているし、一旦家から逃げ出してまた戻って来た百合亜を母親が抱き締めた時の、虚無を感じさせる表情も良かった。

正統派美人なだけに、まだ演技力が不足していた頃は使い方も難しかったのかなと思うが、キャリアを重ね様々な表現方法を身に付けた今は、幅広い役柄に対応出来る様になっていると思う。(スカーレットから今作の振り幅の大きさよ!)

今27歳、これからの活躍が楽しみだ。

No.334 20/08/10 19:21
匿名 

>> 316 「半沢直樹」3話まで終了。 今回もギリギリの攻防とスピーディーな展開に大満足、初めての通常枠での放送だったが、あっという間に終わってし… 「半沢直樹」4話まで終了。(4話は15分拡大)

電脳を巡る買収合戦の決着回。
今回も限られた時間の中で繰り広げられる、三笠、伊佐山一派と半沢達との攻防戦に釘付けになった。
ヒリヒリとする様なスピーディーな展開、半沢が人間性を見込んだ森山に、ビジネスマンとしての矜持を伝授する三つの教訓には、働いた事のある人なら恐らく殆どの人がグッと来ただろうし、異動でセントラル証券を去る前に、挨拶として所謂プロパーと呼ばれる社員達に語りかける言葉には、涙が出そうになった。
部下になるなら、仕事には厳しいがこういう正しい理想と倫理観を持った人の下で働きたい、誰もがそう思ったのではないか?

ドラマとしては、経済用語がポンポン飛び交い展開も早く、素人にはちょっと難しいな疲れて来たなと思う頃に、直樹と呼び捨てにする妻の花ちゃんとの何気ない会話という癒しタイムが用意されているという完璧な構成で、文句の付けようがない。

“土下座”を蔑み大和田を裏切った伊佐山と、電脳の裏金を私的流用していた三笠が失脚し、最後に半沢と手を結んだ大和田が生き残った。
演技の従兄弟対決は、ドラマ出演歴の長い香川さんの圧倒的な勝ちだったな。蔑まれ一瞬で目に涙を溜めて悲哀と屈辱を表現した香川さんの演技に引き込まれた。

次回からはJALがモデルの話かな?敵は柄本明と江口のりこ。またまた濃いわあ。楽しみ。

演出=福澤克雄

  • << 351 「半沢直樹」5話まで終了。 半沢が洗い出した帝国航空の問題点は、OBが強い事(企業年金に手を付けられない)、社内の縦割り組織(横の融通が効かず効率が悪い)、そして98の赤字路線。 しかし個々の能力や士気は高く、リストラを含む大改革を断行すれば、自力再建は可能だと半沢は結論付ける。 白井国交相直属のタスクフォースのリーダー乃原(筒井康隆)は、再建のノウハウも無いのにでしゃばるなと威嚇して来るが、半沢は「債権放棄はしません」と宣言する。 今回の裏切り者は、東京中央銀行から出向している役員の永田。政治家の兄がバックに付いている永田に対し、確固たる証拠を突き付ける為に、帝国航空の所有車両のドラレコを隠し撮りの為に利用するという、かなり危ない橋を渡った半沢。 永田や、永田とグルになって水増しや架空請求をしていた丸岡を、まあ怒鳴る事、怒鳴る事。 そしてタスクフォースの乃原は弁護士のくせに、何故か半沢に脅しまがいの汚い言葉を吐くし、何か演出家が替わったせいなのか遊び心が無くなって、攻撃性ばかりが目立って今回はあまり乗れなかったな。 ※女将の井川遥は「紀本常務」の名前が出ると分かりやすく反応するんだけど、何か関係が有るんだよね。 ※赤字路線の廃止は、その地元の政治家にとっては死活問題だから、政権与党は首を突っ込んで来るんだろうね。 共同脚本=金沢知樹 演出=田中健太

No.335 20/08/10 22:49
匿名 

>> 318 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」(NTV)脚本=穴吹一朗 他 出演=ムロツヨシ、永野芽郁、中川大志、今田美桜、戸塚純貴、小野花… 【2020夏ドラマ】

「親バカ青春白書」2話まで終了。

ガタローはさくらのハタケへの想いに気付き見張りを強化(笑)。
ハタケが自分の部屋にお化けが出ると言い出し、皆で調べにハタケの部屋に行く。
本棚にはガタローの全作品の初版本がズラリ、しかも暗唱まで出来るハタケは、小説家ガタローのファンを通り越したオタクだった。LGBTじゃなかったと分かり安堵する女子達。
ここで登場する霊媒師・シソンヌじろうのアドリブお祓いには、腹の底から笑った。(中川大志も堪えきれずに素で笑ってた)
やっぱり実力の有るお笑い芸人って凄いんだな。(お笑い番組って殆ど観ないから、各人の芸風とかは分かっていない自分)

その後、さくらからの主語の無いお願いを「ハタケとの交際」と取り違えたガタローが、ハタケに無理難題を押し付け熱中症にさせてしまい、真相を知ったさくらが放った「何してんの!クソ親父!」にはびっくり仰天。ガタローはえっ!?って反応してたけど、他の同級生達が無反応だった演出の意図がイマイチ分からなかった。

このドラマ、所謂福田組らしさが出るのは「今日オレ」ゲストが出る部分のみで、今のところ基調は父娘のホームドラマ+学生青春ドラマみたいな感じで、安心して観ていられる。
偶然だとは思うが「半沢直樹」に一喜一憂してぐったりした身には、疲労回復させてくれる優しいドラマになっている。

脚本統括・演出=福田雄一

  • << 352 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」3話まで終了。 【短評】3話にして早くもほのぼの系はネタ切れかあ?福田組スタイルで私の苦手なしつこい繰り返しが出て来て興醒め。 クスッて笑える部分は少しは有ったけど、今回のネタはつまらなかった。 脚本統括・演出=福田雄一

No.336 20/08/10 23:28
匿名 

>> 319 「SUITS 2」4話まで終了。 蟹江が上杉に「鈴木は今自分の案件で使っている」と嘘を付いた事から、甲斐に「貸して欲しい」と頼み、(ジ… 「SUITS 2」5話まで終了。

玉井は欠陥を記したメモを破棄しようとするが、何かを感じた大輔が阻止。玉井自身はサインはしているが全く記憶が無いと言う。自分の口から甲斐に言う様に大輔はアドバイスするが、上杉の連れて来た弁護士・副島に見透かされていると感じた玉井は、甲斐に話さないまま本当に破棄してしまう。

大輔から話を聞いた甲斐は原告と幸村達に事実を伝え、副島が交渉した和解条件は5億円と甲斐の弁護士資格の剥奪だった。
幸村は玉井に即日解雇を告げる。

大輔が解決する父子の行き違いの件も含め、ストーリーは悪くは無いのだが、原告被告達は極めて日本人的な思考で日本人的な台詞を吐く中で、幸村と甲斐の会話が比喩が多く浮いてしまっているのが、今回は特に気になった。
「貴方は繋がれた犬なの。待てとお座りは出来るわよね?」「忠実な番犬ですから」

あと番組表の内容とシーンの齟齬は何で?
“49分19秒に訪れる感動”と有るのだが、そのシーンは幸村が玉井に「貴女を今日付けで解雇します」←これの何処が感動なんだ?理解出来ないのだが。
3回続けて世帯視聴率が8%台で焦りが有るのか?

演出=平野眞

  • << 353 「SUITS 2」6話まで終了。 【短評】マカオに行く意味? 甲斐が3つの条件を出した席と、ポーカーの席だけ何故あの弁護士は同席しなかった?詰めの席なのに。 蟹江が聖澤を認めて仕事を振り、一緒に案件を片付ける部分は良かった。 このドラマは気障なら気障に徹した方が良さが出るという意味で、前回よりは今回の方が良かったかも。 演出=星野和成

No.337 20/08/12 16:23
匿名 

>> 320 「竜の道 二つの顔の復讐者」2話まで終了。(2話は15分拡大) 《突っ込み1》砂川の謝罪行脚の映像、称賛のツイばかりだったけど、誰が撮… 「竜の道 二つの顔の復讐者」3話まで終了。

霧島が見込んだ三栗谷って親が政治家で、コミコミで選んだみたいだけど、本人は竜二を阻止する仕掛けも幼稚だし、出来る男・竜二の返しが鮮やかでスッキリ。
砂川と遠山が仕掛けて父親もろとも撃沈させた。

妹の美佐を竜二の彼女と勘違いしたまゆみの嫉妬で、竜二はまゆみの本音を知り一歩前進。でもあの女は人間的に問題が有り竜二のストレスが半端ない。その癒しを美佐との何気ないやりとりに求める竜二。
竜二は美佐が好き、美佐は多分竜一の(内面的な)面影を残す和田が好き、なんだろうなあ。

今回から和田に興味を示すジャーナリスト沖(落合モトキ)が登場。沖は飲み屋で偶然、竜一の斉藤一成時代を知るあの職場の先輩・沼田と知り合う。そうね、8年位だと大人の顔はそんなに変わらないし、自分が教えた社長の情報で10億も強奪されて、あの後多分大変な目に遭っている筈だから、斉藤の顔や声を忘れる訳は無いよね。

どう逃れるのかな。またあの親分の手を借りるのかな。

脚本=守口悠介 演出=紙谷楓


  • << 354 「竜の道 二つの顔の復讐者」4話まで終了。 「砂川!ハウス!」には笑ったけど、砂川が重用されるのが気に入らない凛子が爆弾になる可能性も。 美佐は自ら墓穴を掘って行くタイプなのか、余計な一言でまゆみの嫉妬心を呼び覚まし、まゆみが金で命じたホストに付け狙われるが、ネットでホストの店を探し出しその店にノコノコ出掛けて行く。 えーっ、普通はまず竜二に相談するんじゃない?と思ったら、まゆみが黒幕だって美佐が知って、そこから更に怖い思いをさせられて、竜二は何であんな女と付き合っているのか調べ始め、両親は自殺だったと知りキリシマが親の仇だった事も知る、という展開にする為だったのね。(でもかなり強引) まあ予想通り竜一がホストは自分でボコって、次の半グレはまゆみと一緒だったので、会長に頼んで手下にボコって貰ってた。ここで会長の気になる情報。肉親は厄介になる事もある「息子」って誰なんだろう。 美佐がキリシマの事を知ってしまった事で復讐の足枷になると、注意しても美佐と会う事をやめなかった竜二を責める竜一。 形勢逆転を狙い「俺の前では本当の自分で居ていいんだ」と、まゆみのウィークポイントを巧みに突く言葉を散りばめて、落としに掛かった竜二。このシーンの髙橋と松本の演技は良かったわあ、真に迫っていて。 沖の動きも不気味だし、どうなるのか楽しみ。テンポが速いのも好感。 演出=吉田使憲

No.338 20/08/12 17:18
匿名 

>> 321 「私の家政夫ナギサさん」5話まで終了。 メイが仕事の相談をすると的確なアドバイスをしてくれるナギサさん。理由を聞くと「心配なんです。サ… 「私の家政夫ナギサさん」6話まで終了。

これまでにも多部ちゃんの衣装はMRとしても、会社員としてもおかしいのではという意見が多かったみたいだが、流石に今回の紺に白線のスカートに透け袖ブラウスとか、あのオレンジの重ね着とか、あれで出勤は無いわあ。
メイ以外の登場人物は皆オーソドックスな装いなのに、何でメイだけあんなに奇抜な服なの?(スポンサーありきなのか?シラケる)

今回、強引な作戦でナギサさんの自宅に上がり込み、母親を癌で5年前に亡くした事を聞き出したメイ。
ナギサさんの鳴っている携帯をいつもの手提げから取り出してあげようとして、中身をぶちまけてしまったメイ。その中にあった2015と書いた手帳に、何か秘密があるらしい。

契約外のパシリにナギサさんを使うメイもどうかと思うが、忘れ物のパソコンを説明会をする病院まで届けて貰ったメイ。
そこでナギサさんは、MR時代の部下だったらしい女性、仕事で無理をするメイに姿を重ねていたらしき女性を見掛けてしまう。
看護師に「はしおさん」と呼ばれていた彼女との間に、どんなドラマが有ったのだろう。やっとナギサさんの過去の一端が分かるので、そこは楽しみだな。

※はしおさんを演じるのは松本若菜。この人は多分顔が端正過ぎて損をしているんだろうな。ゲストとしては、いい味も出してるんだけど、レギュラーではあまり見掛けないよなあ。

演出=坂上卓哉

  • << 355 「私の家政夫ナギサさん」7話まで終了。 ナギサさんの過去が明かされる大事な回だったが、引きこもってしまったナギサさんを心配したメイの、強引なお節介に根負けした形で過去を順序立てて語り出すという展開で、これまで小出しにされていた情報から想像していた、「箸尾さんはオーバーワークでメンタル崩壊」「メイの頑張り過ぎる所が箸尾さんとダブるから、ナギサさんは心配していた」の部分は合っていたが、箸尾さんが今でもまだ通院しているとナギサさんがショックを受けた部分は勘違いで、医療事務の仕事を始める為に来院していただけと分かり、ナギサさん安心してボロ泣きという、辛くならない収め方だった。 ずっと箸尾さんのボロボロな所を見ていて、心療内科の診断書を出して退職したって聞いていたら、やっぱりナギサさんみたいな捉え方をすると思うけど、辞めて直ぐに付き合っていた人と結婚して子供も居るという話を聞いて、えっ、そんな直ぐに?と思ってしまった。 あと、癌のお母さんの役に立つかもとMRに転職したのに、なまじ優秀(箸尾さんが言ってた)だったばかりに仕事が忙しく、出張も増えてお母さんの死に目に会えなかったという、本末転倒になってしまったナギサさんの話は切なかった。 メイがナギサさんにハグしている所を見てしまった田所はナギサさんに「貴方は誰ですか?」次回への繋ぎ方は上手かったね。 演出=坪井敏雄

No.339 20/08/13 00:10
匿名 

>> 322 【2020夏ドラマ】 「刑事7人season6」(EX)脚本=吉本昌弘 他 出演=東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田… 【2020夏ドラマ】

「刑事7人season6」2話まで終了。

わざわざ道上元管理官に聞きに行かなくても、被害者遺族がどうやって繋がっていたのかなんて、普通、遺族の会みたいなのが真っ先に思い浮かぶんじゃない?

ゲスト(犯人)も多く、撮影場所も多岐に渡っている割にはとっちらかずに上手くまとめていたので、最後まで集中して観る事が出来た。
ただ毎回必ず出て来る東山のプロモーションシーン(本当は事件の現場で頭を整理するシーン)、あんなヌルい演出なら要らなくない?

あと笠原秀幸が出てると大体犯人って相場が決まっているので、そこがちょっと捻りが無くて残念だったかな。
現場検証を皆で演じて加山を追い詰めるという壮大なる無駄、このドラマ的な演出は買いだな。

まだ未解決の数字が有る事、盗まれた資料を燃やしていたのは誰?という事で謎を残したが、引っ張り方に無理は無いしこういう残し方ならいいと思う。

演出=兼﨑涼介


  • << 356 【2020夏ドラマ】 「刑事7人season6」3話まで終了。 今回は潜入捜査がテーマ。 未来開発の中西役が冨家規政だった時点で、コイツが怪しいとなってしまう(笑) 入ったばかりの新人(潜入中の倉科カナ)を、代表(篠井英介←絶対怪しい(笑))の秘書にするか?というご都合主義は有ったが、総じて上手く作られていたと思う。 ナイフを突き付けられた塚本高史が急に命乞いを始めたから、これは何かの罠だなと思ったら篠井英介の自白を証拠として録音する為だった。 それにしても篠井英介は軍用ナイフ、冨家規政はスタンガンを持って、後ろ手に拘束された塚本高史の側に居るのに、東山紀之の登場の仕方が優雅で「あらま」と思ってしまった(笑) 盗まれた【ゼロA】の捜査資料を、事件が解決すると燃やしているのは誰でどんな目的が有っての事?という謎が、このシリーズの縦軸なのかなあ。 演出=塚本連平

No.340 20/08/13 01:15
匿名 

【2020夏ドラマ】

「私たちはどうかしている」(NTV)脚本=衛藤凛 出演=浜辺美波、横浜流星、高杉真宙、岸井ゆきの、山崎育三郎、須藤理彩、中村ゆり、鈴木伸之、佐野史郎、観月ありさ 他

安藤なつみの漫画原作。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)

いかにも漫画らしい突飛な設定。
説明調の浜辺美波のモノローグの多用。
七桜役の子役女子は演技力が有るが、椿役の子役男子は台詞が棒。(流星似を優先したのならまだ分かるが、あまり似てない)
どこの誰だか分からない山崎育三郎に、母親に頼まれた手紙だと渡されて、どしゃ降りの雨の中で開封してしまう七桜。ああそれなのに滲まない文字!よれよれにならない便箋!やっぱり買うなら日本製よね(笑)

何かずっと脚本下手だなと思いながら観ていたのだが、七桜が椿の結婚を阻止すべく突っ込んで行き、椿母の観月ありさが何なのあんたみたいな顔をして、椿嫁(になる筈)の岸井ゆきのが驚愕して、椿祖父の佐野史郎が俺の出番とばかりにしゃしゃって来た終盤は、ちょっと面白かった。

まあでもこういう健気な主人公がいびられてみたいな話って苦手な上に、脚本がもったりしているからどうかな、離脱するかも。次も観て判断しようかな。

演出=小室直子、猪股隆一
(コロナ禍で撮影スケジュールが狂ったから、二人で別撮り合体とかなのかな)

  • << 357 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」2話まで終了。 前回『健気な主人公がいびられてみたいな話って苦手』と書いたのだが、今回を観る限りでは観月ありさのいびり方がしつこくなくて、更に細かい感情の変化を表情に出すコミカル系の演出もしているので、こんな感じなら大丈夫かなと感じた。 椿の祖父(佐野史郎)は、椿は女将(観月ありさ)の不義の子と信じていて、椿には継がせないと言い張っている。 で、「なあ椿、あの子は見付かったか?」という台詞が有ったのだが、これは光月庵を継ぐべき血筋の者(亡くなった椿父の隠し子とか)が別に居るという意味なのか? 女将が従業員の誰か(意外に高杉真宙だったりして)を使って興信所に七桜を調べさせ、早々と素性がバレてしまったが、さてどうなる? ※タイトルバックの音量が急にバカでかくなるのはやめて欲しい。差が激し過ぎてびっくりする。 ※浜辺美波は「ら行の滑舌」が悪そう。 ※育三郎は茶道の先生? ※冒頭の前回の振り返り、母の手紙がラッピングされている様に見えた。日本製だから丈夫で滲まなかった訳では無いのね(笑) 演出=猪股隆一、小室直子 (前回のクレジットは小室さんが先に来ていたので小室さん主体、今回は猪股さん主体の演出という理解でいいのかな)

No.341 20/08/13 23:51
匿名 

>> 325 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」4話まで終了。 今回はハク(羽倉)が薬剤師になった理由と、医師の父親との確執と和解がメイン… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」5話まで終了。

今回は辰川太一(伊武雅刀)の抗癌剤治療と一家のケアをする話。
辰川家のストーリーに関してはしっかり作られていたし、役者の演技も3人とも良かったから胸を打つ部分も有ったし、葵の動きも【辰川一家の為のびっくり仰天の主要薬剤師全員参加草野球】を除けば、薬剤師の仕事の範疇だったかなと思う。

ただ、石原さとみの演技プランが今回は鼻に付く部分が有って気になった。相原に話し掛ける時に何であんな猫背気味になって、掬い上げる様に相手を見るのだろう。
声の出し方もいちいちオーバーだし、やり過ぎ感が気になって話に集中出来なかった。肩に力が入り過ぎなのでは?

今回は冒頭の太一の治療時と、最後の太一の臨終時の病室に看護師がそれぞれ2名ずつ配置されていて、普通の病院みたいだった。やっと応募があって補充が出来たのだろう。(←これは嫌味ですよ(笑))

真面目で一生懸命な部分と有り得ない部分が水と油みたいに混在していて、そのバランスの悪さがドラマの印象を悪くしている。もうこれは最後まで直らないんだろうね。

演出=田中亮

  • << 359 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」6話まで終了。 今回はほぼほぼ服薬指導の話に終始していて、一番無理の無い作りだったのではないかな。 必要な抗生剤では無いのに出して欲しい「お願いします」と迫り粘る高齢患者に、根負けして処方してしまう町医者。 説教し始めた葵に、ああいう人達の受け皿は必要って医者は言ってたけど、それは違うだろと思ったら、後から刈谷が「そう、それは違う、本当は助けていない。喜ばせる為に薬を渡しても患者の為にはならない」って言ってくれたので、スッキリした。 一刻を争う場面で救命医に処方薬を長崎医院に確認してと言われた葵が、電話ではなく直接訪ねて行ったのにはびっくり仰天(笑) あと、患者に合わせて目線を下げるのは分かるのだが、あの腰を折って顔をグッと前に出すスタイルは、圧が強くてやり過ぎ感が出てしまっていて気になる。 あと、何で患者の下の名前で呼び掛けるのかも謎。 ※中華店の辰川は、初回は薬剤部から常連のクレーマー扱いだったのに、葵が食べに行っただけであっさりキャラ変したのも、今更だけどいい加減だったわな(笑) 演出=相沢秀幸

No.342 20/08/14 18:34
匿名 

【2020夏ドラマ】

「おじさんはカワイイものがお好き」(ytv)脚本=坪田文 出演=眞島秀和、今井翼、桐山漣、藤原大祐、富田望生、愛加あゆ、水間ロン、佐藤正和 他

ツトムの漫画原作。《木曜ドラマF・55分枠》(全話数不明)

眞島秀和演じる小路二課長はキャラクターのパグ太郎オタクだが、それは誰にも言えない趣味。仕事は出来て部下にも優しいバツイチの“イケオジ”。対する一課長の鳴戸(桐山)は、部下に厳しく重箱の隅をつつくタイプで嫌われキャラ。
小路はカワイイもの好きな趣味を誰にも知られない様に、細心の注意を払っているという設定。

今までは独り暮らしだったが、甥の真純(藤原)が居候をする事になり、パグ太郎のぬいぐるみやグッズの数々を泣く泣くしまい込む。

ガチャガチャのレアパグ太郎を求め、誰もいない隙を狙ってゲットした小路だが、知らない男に見られていてレア物も落としてしまう。

その男はデザイナーのケンタ(今井)で、仕事で偶然、小路の会社を訪ねて来る。どうやら彼もカワイイものオタクたみたいなのだが…という展開。

ストーリーも脚本も捻りは無く、ただただ可愛いパグ太郎に癒されましょうみたいな感じの初回だった。
もう関連グッズが大量に作られていて、そっちで稼ぐ気満々みたい。(まあ可愛いんだけどね)
ゆるキャラならぬゆるドラマなら離脱するかも。

演出=熊坂出

  • << 361 【2020夏ドラマ】 「おじさんはカワイイものがお好き」2話まで終了。 「中目黒でダンスを踊ってそうな人を信じていいのか?」冒頭のケンタを評した小路のこの心の声には笑ってしまったが、その後も実況の如く本人が心の声をナレーションで伝え続けるので暫くは苦痛だったのだが、それが一段落してからはかなり面白くなった。 誤解の交錯…。 真純はケンタの事を借金の取り立て屋と勘違いし、鳴戸はケンタを仕事欲しさに小路にすり寄って来ただけと思い込み小路に忠告、小路も一瞬は疑ってしまい、ケンタは真純を女性だと勘違い(笑) それぞれの誤解は回収され、小路とケンタは晴れて“かわいいモノ”オタクとして、お互いに心を開く友人になれたが、鳴戸は必死に猫好きを隠し、真純は少女漫画家になる夢を周りに語れずにいる。 特撮好きが中々語れなかったドラマの小芝風花とダブるね。 小路を中目黒(笑)の自宅に招いてくれたケンタ。(ダンサーのオチ有り) ファンシーショップでケンタの推しは“くまのがっこうのジャッキー”と気付いていた小路は、他人には隠せて持ち歩けるキャラグッズとして思い付いていて、こっそり買っていたジャッキーの眼鏡拭きをプレゼント、そして何とケンタもこっそり買っていたパグ太郎の眼鏡拭きを小路にプレゼントという、以心伝心の様なエピソードにほっこりした。 こんな感じなら観て行きたいな。 演出=熊坂出

No.343 20/08/15 23:05
匿名 

>> 324 【2020夏ドラマ】 「未解決の女 警視庁文書捜査官」(EX)脚本=大森美香 出演=波瑠、沢村一樹、工藤阿須加、山内圭哉、皆川猿時、谷… 【2020夏ドラマ】

「未解決の女 警視庁文書捜査官」2話まで終了。

【短評】これまでの定石と違い、鳴海が自分から捜査に出掛けたり、矢代からリモートコントロールされて教授(松下由樹)から聴取したりという、目先を変えた展開は良かったし、矢代の成長も印象付けたと思う。
ただなあ、ここが観たいという吸引力が無いんだよなあ、自分にとっては。

演出=樹下直美

  • << 358 【2020夏ドラマ】 「未解決の女 警視庁文書捜査官」3話まで終了。 前シリーズの時にも書いた様な気がするが、そもそもの話として今回の事件なんか特に、未解決事件になってしまう程の要素、難解さは無いのではないか? そして鳴海が穴ぐらから外に出られる様になった今、体育館のあんな近くに居てリモートで矢代に指示する意味は有るのか? 刑事の数が多くて、脚本家が上手く捌き切れていない。猿時がウザいし沢村一樹までウザさがマシマシ。 前回も書いたが、自分にとって『観たい』という吸引力が無いので、今回で離脱する事にする。 共同脚本=本村拓哉 演出=樹下直美

No.344 20/08/15 23:14
匿名 

>> 266 「未満警察 ミッドナイトランナー」(NTV)脚本=渡辺雄介 出演=中島健人、平野紫耀、吉瀬美智子、大橋しえり、葉山奨之、竹内愛紗、中村ゆり、… 「未満警察 ミッドナイトランナー」8話まで終了。

【短評】交番実習の段階に入って、今までで一番話に無理が無く、突っ込み所も少なかった様に思う。
スコップ男:柳田犯人説を装っているが、この段階で強調するって事は違う様な気がするし、もう一捻りは有るだろうね。
やっと面白くなって来た。

演出=長沼誠

  • << 377 「未満警察 ミッドナイトランナー」9話まで終了。 同期女子「その人がスコップ男だとしてどうしてここまで来れるの?警察学校の中だよ?」←えっ!?天満姉弟だって入れたのに今更何言ってんの?今回は退学した野原も入って来ちゃってるし(笑) そもそも何で橘は一人目の殺人現場の映像を持っているのか、いつ手にいれたのか、関係者の家族とかなのか? 柳田ミスリードがやり過ぎでかなりシラケたが、真犯人は片野坂という意外性で少し盛り返し、躊躇なく柳田に発砲した事で「本当にヤバい奴だ」と思ったら、今度は本間達にも発砲したから「うん!?主役も?変だな」からの柳田生還、片野坂が発砲したのはゴム弾と分かり、彼も真犯人ではないのでは?となった。 ラスト20分の為にどれだけ不自然に引っ張るのかと、イライラさせる展開だったなあ。 穴を掘って埋めていたのは片野坂、となれば可能性は二つ。本当に真犯人か、誰かを人質に取られていて、埋めるのだけ仕方なくやったか。(殺人は真犯人の快楽で後始末をやらされた) 国枝は娘を人質に取られて、片野坂から罪の告白をする様に迫られているみたいなのだが、これはどういう意味なのか? まあラスト20分で最終回への興味を繋ぐ事には成功しているけど、荒っぽくて雑な脚本だわな。 演出=大谷太郎

No.345 20/08/16 01:44
匿名 

>> 327 「MIU404」7話まで終了。 サブタイトル《現在地》 強盗致傷の時効が改正されて15年になったのを知らずに、10年捕まらなければと… 「MIU404」8話まで終了。

サブタイトル《君の笑顔》

伊吹のただ一人の恩人、出会っていなければ自分はチンピラになっていだろうと言う位、信頼し感謝している警察の先輩で退官した蒲郡(小日向文世)が、妻の仇を取る為に殺人を犯す話。

蒲郡からは病死と聞かされていたのに、実は交通事故死(ひき逃げ)だったと志摩から聞かされた伊吹。
志摩は蒲郡が仇討ちをしたと推測、伊吹は否定をするが内心は何かを感じている様子だった。この時の伊吹の「待て待て待て!」からのテーブルをバンッて叩き、志摩の話を否定する綾野の演技は気持ちが入っていて素晴らしかった。

蒲郡が伊吹に告白する時に映し出されるひき逃げシーンが残酷だった。
犯人は故意にぶつけた後、車をバックさせて倒れている妻を轢いて逃げて行く。
車が人に乗り上げる場面を車体が浮き上がり、また下がって行く映像だけで表現したシーンが、犯人の非道さと、自分も倒れていて「やめろーッ!」と叫ぶしか出来なかった蒲郡の無念さを端的に表していて秀逸だった。同じ死でもあの乗り上げが無ければ、蒲郡もあれ程の復讐はしなかったのではと想像させる位、インパクトが有った。

「俺はどこで止められた?どうすれば良かった?ねえ、ガマさん!」と思いをぶつける伊吹が切なかった。

演出=竹村謙太郎

  • << 360 「MIU404」9話まで終了。 サブタイトル《或る一人の死》 5ヵ月前に成川を見過ごした事に責任を感じ、思い詰めている九重に陣馬が掛けた言葉。「言ったろ、毎度そんなに反省してたら身が持たねえんだよ。俺達の仕事は出来なかった事を数えるんじゃなくて、出来た事を数える」優しい。そしてクールで頭でっかちだった九重が、皆の影響を受けて人を助けたいという熱さを持ち始めた。 成川は羽野麦の事を、エトリを騙した詐欺師と澤部から教えられた為、罪悪感を持たずにRECの力を借りて居場所を割り出し、コンビニで会った事を伝えて麦の懐に入り込んで行く。 それでも自分の嘘を信じて親身になってくれる麦に罪悪感を抱き、エトリに捕まり一緒に井戸に落とされた麦の体を、機捜が助けに来るまで支え続ける。 あの時逃げる道を選んで半グレを気取っていたけど、根っからのワルでは無かったからね。 井戸に自ら入り助け出してくれた九重に、手錠をはめる様に両手を差し出す成川。九重の思いが伝わっていて良かった。 サブタイトルから、どちらかが死ぬのかとドキドキしたが、久住がエトリ(水橋研二だった)の移送車にドローン爆弾をぶつけて、死んだのはエトリだった。(だよね?) 久住が本当の黒幕なのか?得体の知れない感じを菅田将暉が上手く出していて、超怖い。 残り2話、どうなるのかな? 演出=塚原あゆ子

No.346 20/08/16 01:55
匿名 

>> 328 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」4話まで終了。 座間以外のモンペの設定は許容範囲だし、千晶とのやり取りに関してはドラマとして上手… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」5話まで終了。

【短評】「認知症の人は深く家族を求める」「家族に見捨てられているのに帰宅したがる西園寺さんが可哀想」ここまで患者を理解している介護士の瀬戸を追い詰める事務長、この病院を潰したい誰かの回し者なの?
座間に真野の情報を流しているのは誰?

演出=福井充広

  • << 362 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」6話まで終了。 千晶はワンオペ育児でノイローゼ気味になっている岩見春菜(朝倉あき)にクレームを付けられ振り回されながらも、親身になって対応し心の穏やかさを取り戻させてあげる話。 エピソードや表現が極端なので精神科案件なのではと感じてしまうのだが、それを千晶の努力だけで回復させてしまうから信憑性に欠けると思わせてしまう。 座間を筆頭にこのこけ威し戦法(演出)で、たいぶ損をしているのではないかな、このドラマは。 拡散能力の高いであろう座間のブログを放置し続ける事務長と沼田。これって事務長と座間と沼田(沼田だけはまだ確信が持てない)がつるんで佐々井病院の信用を落とそうとしている、ライバルの大原中央病院の仕掛けなのかな? 演出=福井充広

No.347 20/08/16 10:43
匿名 

>> 329 【2020夏ドラマ】 「40万キロかなたの恋」3話まで終了。 全4話なので丁度起承転結の転に当たる今話は、動画がバズった事で昔の… 【2020夏ドラマ】

「40万キロかなたの恋」全4話終了。

高村の強制帰還とユリの抹消が決まり、何とかユリを助けようと奮闘する鮎原達。

3年前の「私達、別れよう」「あっ、そう」をずっと引きずり後悔している高村の為にユリが一肌脱ぎ鮎原に話し掛ける。
「貴女と口論になったあの日、貴女は40万キロ離れたソウイチの心を動かしました。だから貴女の事を知りたくなりました」と。

宇宙のゴミがメインエンジンに衝突し、 「この船は4分以内に大破します」
高村の居る操縦室を切り離し、自分は高村が無事帰還出来る様に船に残ると伝えるユリ。
「私は感情を開花させてしまった。処分されるのは当然です。自分の消滅を嘆いてくれる人が出来るとは思っていませんでした。最後にこんな気持ちになれて幸せです」
操縦室の切り離しと、高村の後悔との決別を重ね励ますユリ。
無音での爆発シーンを遠くから捉えた映像が切ない。

鮎原がプロポーズを断ったと聞いて、思い切ってあの場所に呼び出す高村。
「俺達やり直すこと出来るのかな?」
「出来るよ、きっと」
夜の大都会をバックに抱擁する二人を、遠くから撮ったラストシーンが綺麗だった。

AIが感情を持つ可能性を示してくれた本作。ユリの様な存在だから切なく美しい話で終わったが、支配欲を持った場合はどうなる?という怖さも感じさせてくれた。

共同脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

No.348 20/08/16 11:26
匿名 

>> 331 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」2話まで終了。 大体のパターンが分かって来た。初回がレギュラーの妖怪“お岩さん”、今回… 【2020夏ドラマ】

「妖怪シェアハウス」3話まで終了。

今回は澪の幼なじみの藍(松田るか=顔が強過ぎてあまり悲しさが伝わって来ない欠点が…)が、結婚を焦る余り“成り済まし詐欺”に引っ掛かっているのを知り、疎まれながらも全力で阻止する話。

斉藤を名乗っている男が、女を騙しまくっていたホストの土方(渋谷謙人=安定の好演)だと気付いたのが、戦利品を職場のオークションに持ち込んでいた事で土方を知っていた酒呑童子の涼だった。

人の良い澪を藍がずっと利用していたと思い込んでいる妖怪達は、助けてあげてと言う澪の願いを「自業自得だから」と無視、そういう視点が一切無い澪は憤慨し一人で助けに行くが、予想通り直ぐに捕まってしまう。
その時を待っていた様に澪を救いに駆け付ける涼。藍は自分達には関係無い人だが澪の事は助ける、ついでに藍の事も助けてやるかみたいな、彼らなりの仁義なのかしら。

詐欺師達と藍はまとめてシェアハウスに飛ばされ、詩子の歌でツノが生えて鬼になっていた澪は、その八重歯で土方の腕に噛み付くお仕置き(笑)

いやあ、面白かった。
小芝さんの困り顔の半泣き演技は最高だし、ただの飲兵衛だけじゃない所を見せてくれた毎熊さんはカッコ良かったし、シェアハウスを逃げ回る渋谷さんは楽しそうだった(笑)

演出=山本大輔

  • << 363 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」4話まで終了。 今回は、最後に悪い奴を澪が成敗する今迄のパターンとは趣向を変えて、片桐仁演ずるアマビエが人間の持つ愚かな側面を澪に伝え、内面の成長を促す話。 ネットでバズると一躍人気者になるが、僅かな事で炎上するとフルボッコ、下手すれば実名や顔写真、会社まで晒されて追い回される。 そして一瞬で風向きが変わると、今度は追い回していた奴が晒されて追い回される。 天国から地獄、そして奇跡のV字回復を遂げた澪にアマビエが言った言葉。 「人間なんて古今東西全く変わっていない。右へ倣えで褒め称え、左に倣えでこき下ろす。あんたも他人の評価に振り回されちゃダメよ」 ネットにいつまでも残って検索すると直ぐに出て来てしまう時代、その付き合い方は澪だけでなく皆が気を付けないとね。 澪に厳しい陰陽師の譲だが、今回は澪を追い回す男をあっという間に投げ飛ばして追い返した。←カッコいい! 譲には妖怪に少しずつ取り込まれている澪の姿が見えているみたいで、早く引き離したいのね。 妖怪に頼りっ切りで、居心地が良くなってしまうとその先には…って事なのかな。 ※四角い◇-◇←こういう眼鏡を掛けた片桐仁のアマビエのクオリティの高さ、令和のスーパースター“アマビエ”という字幕には笑ってしまった。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=豊島圭介

No.349 20/08/16 18:52
匿名 

>> 332 【2020夏ドラマ】 「13(サーティーン)」2話まで終了。 前回やさぐれ方が半端無かった妹だったが、今回は彼女なりの13年間の… 【2020夏ドラマ】

「13(サーティーン)」3話まで終了。

ゆう君の白骨死体についての事情聴取で、黙り込むか「分からない」を繰り返すだけの百合亜。ネットでは『黙秘は犯人とデキているから』という流れのリンチが始まっていた。

警察は、百合亜の監禁場所だった黒川の実家に見張りを立たせない(黒川が立ち寄っていた)位無能なのに、どうやって3年前の防犯カメラの映像をピンポイントで見付けて来たのか不明だが、そこには仲良さげに振る舞い、黒川が7分間その場から離れても逃げない百合亜が映っていた。

刃先にゆう君の血、柄に百合亜の血が付いた斧が見付かり取り調べが始まるが、またも黙秘。
母親が警察に頼み込み百合亜に話し掛けて詫びる。当時母親は教師の岸川と不倫をしていて百合亜は気付いていた。あの日は岸川の家に「別れて」と言いに行ったが、いざとなると言えなくて近くで時間を潰していたら「あいつが来たんだ」。そして誘拐された。
「ママも寂しかったんだね。百合亜も寂しかった時、ゆう君だけが優しくしてくれたの」
遂に心を開いた百合亜。

黒川はゆう君に百合亜の見張りをさせていたが、やがて仲良くなった二人は居間で友達の様に遊ぶ関係に。そして23歳の誕生日、ゆう君が花を摘んであげている隙に百合亜は逃げ出し、帰宅した黒川に捕まる。
酷く殴られるゆう君。
その後二人はあの防カメに映ったモールに出掛ける。
(続く)

No.350 20/08/16 19:30
匿名 

>> 349 (続き)
あの時百合亜は脅されていた。逃げればゆう君を殺すと。
帰宅するとゆう君が苦しんでいた。
黒川は百合亜に斧を渡し「殺せ」と命令。
「やらなきゃお前を殺す」と言われても出来ない百合亜。するとゆう君が百合亜の斧を持った腕を引っ張り、自分を殺させた。
(ここの演出が凄く下手で、ゆう君の自己犠牲が伝わりにくい)

「その日から誕生日が嫌いになった」
「ママは大好きよ」と言って抱き締める母親。涙を流し母親に体を預ける百合亜。
その表情は虚無ではなく、人間の感情を取り戻している様に見えた。

刑事の永井が電話に出ると「早くゆりりんを僕に返して下さいよ」…どこまでも大胆不敵な黒川。

※誘拐された少女(麗花)の監禁部屋…廊下の小窓を開け、その下にわざと踏み台を起き、少女が窓から助けを呼ぼうとした瞬間に後ろから口を塞ぐ黒川。一瞬の希望を抱かせてから絶望に落とし込む、本当に悪い奴。
※予告だと黒川は百合亜と交換する為に麗花を誘拐した様だ。
※黒川のそもそもの動機、百合亜を狙った理由等、黒川側の内面は全く語られていないので、より不気味さは増している。

演出=水田成英


  • << 364 【2020夏ドラマ】 「13(サーティーン)」全4話終了。 黒川の“百合亜と麗花の交換要求”の電話が切れると、田辺刑事が上司に「黒川は用心深いですし簡単には捕まらないと思います」って、百合亜と母親に聞かせる様に進言していたが、用心深いんじゃなくて警察が無能だからだろう。 その電話は黒川の実家から掛けているんだよ?立ち番を置いておかない警察が悪いでしょ? 百合亜の母親が「警察は13年間、何もしてくれなかったじゃないですか!」と言って突っぱねたから、スッキリしたけど。 麗花の恐怖が一番理解出来る百合亜は結局、黒川の求めに応じる事に。 GPSを付けてあのモールに行き警察も見張るが、人数も少ないしやっぱり無能だから、GPSも外されて百合亜は連れ去られてしまう。 練炭で無理心中をするつもりの黒川に、「あたしにはもう貴方しかいない。(手錠を)外して」「わかったよ」黒川にキスをし舌に噛み付く百合亜。目張りを外し、襲って来る黒川を椅子で殴り何とか寝室から出て、ドア1枚を隔てた攻防戦。黒川は二酸化炭素で力尽き、百合亜は自力脱出。 そしてやっと、失語症になってしまった麗花が描いた風景(スカイタワー)を頼りに、監禁エリアを割り出した警察が到着した。 黒川の自分への執着を十分理解した上で、二度も思わせ振りな言葉で懐柔し拘束を外させた強かな百合亜。 (続く)

No.351 20/08/17 00:53
匿名 

>> 334 「半沢直樹」4話まで終了。(4話は15分拡大) 電脳を巡る買収合戦の決着回。 今回も限られた時間の中で繰り広げられる、三笠、伊佐山一… 「半沢直樹」5話まで終了。

半沢が洗い出した帝国航空の問題点は、OBが強い事(企業年金に手を付けられない)、社内の縦割り組織(横の融通が効かず効率が悪い)、そして98の赤字路線。

しかし個々の能力や士気は高く、リストラを含む大改革を断行すれば、自力再建は可能だと半沢は結論付ける。

白井国交相直属のタスクフォースのリーダー乃原(筒井康隆)は、再建のノウハウも無いのにでしゃばるなと威嚇して来るが、半沢は「債権放棄はしません」と宣言する。

今回の裏切り者は、東京中央銀行から出向している役員の永田。政治家の兄がバックに付いている永田に対し、確固たる証拠を突き付ける為に、帝国航空の所有車両のドラレコを隠し撮りの為に利用するという、かなり危ない橋を渡った半沢。
永田や、永田とグルになって水増しや架空請求をしていた丸岡を、まあ怒鳴る事、怒鳴る事。
そしてタスクフォースの乃原は弁護士のくせに、何故か半沢に脅しまがいの汚い言葉を吐くし、何か演出家が替わったせいなのか遊び心が無くなって、攻撃性ばかりが目立って今回はあまり乗れなかったな。

※女将の井川遥は「紀本常務」の名前が出ると分かりやすく反応するんだけど、何か関係が有るんだよね。
※赤字路線の廃止は、その地元の政治家にとっては死活問題だから、政権与党は首を突っ込んで来るんだろうね。

共同脚本=金沢知樹 演出=田中健太

  • << 366 「半沢直樹」6話まで終了。 タスクフォースが民間の銀行に債権放棄を要請する法的根拠が曖昧な点を突いて拒否した半沢。 乃原から報告を受けた白井国交相は箕部幹事長に相談、箕部が金融庁に手を回し、そもそも東京中央銀行の帝国航空への融資が適切だったのか検査をする様に仕向ける。 部下を引き連れやって来たのは黒崎で、電脳の粉飾決算を暴いた手柄で監視委から戻れたそうで、半沢と対決するのが嬉しそうに見えた(笑)オネエ言葉だけど左薬指にキラリと光る結婚指輪。あれは相手を欺くキャラ設定だったの?(笑)やっぱりオネエ黒崎が出て来ると楽しい。 黒崎が数字の改竄を突き付け、曽根崎が出て来てそれは帝国航空の山久のミスと伝え、ひとまず業務改善命令は阻止するが、半沢の問いに対して山久はミスは認めるが、当時曽根崎に送ったメールは見せないと言う。ピンと来た半沢は山久の心の重石を取り除くべく奔走。やっと真実を話す山久。 頭取の聞き取りの席で曽根崎の罪を暴く半沢。だが誰の命令だったのかは吐かない。 紀本か大和田のどちらかなのだが、香川さんのキョドった顔芸は引っ掛けで紀本が本命だと思う。(女将の井川遥がどう絡むのかも楽しみ) 今回の命令だけでなく、融資の段階で数字の改竄命令をしたのも紀本なのか、それとも別人? 次回、倍返しするって半沢が言っているから答えは出るのだろう。 共同脚本=谷口純一郎 演出=松木彩

No.352 20/08/17 01:05
匿名 

>> 335 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」2話まで終了。 ガタローはさくらのハタケへの想いに気付き見張りを強化(笑)。 ハタケが… 【2020夏ドラマ】

「親バカ青春白書」3話まで終了。

【短評】3話にして早くもほのぼの系はネタ切れかあ?福田組スタイルで私の苦手なしつこい繰り返しが出て来て興醒め。
クスッて笑える部分は少しは有ったけど、今回のネタはつまらなかった。

脚本統括・演出=福田雄一


  • << 367 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」4話まで終了。 前回はがっかりして今回で離脱するかどうか決めようかなと思いながら観たら…良かったんだなあ、これが。 私が観たいのは、同級生の2倍以上生きていて知性もある大人の部分と、愛娘の事になると心配性が爆発してしまう子供っぽい部分が同居しているガタローであって、ミスコンで娘が優勝出来なかったからって、しつこく難癖を付ける様なガタローでは無いのだ。 寛子とハタケへの“男女交際とは”という的確なアドバイス、バカデカイ難癖男にも怯まず意見し、それが美咲の元カレと分かってからも、頭をフル回転させて美咲のプライドを守ろうと頑張るガタロー。 男がガタローを掴まえて手を出しそうになったら、元不良だったとカミングアウト済みの美咲の飛び蹴りが炸裂して、男をぶっ倒すというオチも良かった。 男に家を知られちゃったから暫く居候させてと、さくらの家にやって来た美咲。こりゃあ惚れたな、ガタローに(笑) 脚本統括・演出=福田雄一

No.353 20/08/17 22:49
匿名 

>> 336 「SUITS 2」5話まで終了。 玉井は欠陥を記したメモを破棄しようとするが、何かを感じた大輔が阻止。玉井自身はサインはしているが全く… 「SUITS 2」6話まで終了。

【短評】マカオに行く意味?
甲斐が3つの条件を出した席と、ポーカーの席だけ何故あの弁護士は同席しなかった?詰めの席なのに。

蟹江が聖澤を認めて仕事を振り、一緒に案件を片付ける部分は良かった。

このドラマは気障なら気障に徹した方が良さが出るという意味で、前回よりは今回の方が良かったかも。

演出=星野和成

  • << 368 「SUITS 2」7話まで終了。 上杉の提案で、裁判になった場合甲斐は本当に勝てるのか、ファーム内の模擬裁判で証明する事に。 蟹江が富樫役でパートナーは大輔。甲斐の弁護は幸村。 蟹江が遠慮なく甲斐や玉井を攻め立てたり、幸村がロースクール時代の甲斐の清廉さを持ち出したり、裁判というより殆ど甲斐の人間性プレゼン対決だったけど、緊張感はあってそこそこ面白かった。 大輔と上杉は富樫の不正?を探し出し、上杉は和解条件から甲斐の弁護士資格剥奪を削除させる事に成功。 それでも戦う道を選ぶ甲斐だったが、大輔に厳しく意見されて和解派に転じた事で、多数決でファームは和解を選択する。 そして遂に上杉はこの件の甲斐幸村の失態に乗じて、幸村の追い落としに着手し始める。 さあ、やっと新展開…と思ったら、次回は特別編みたいなミステリーが邪魔をするの?何だかなあ。 脚本=市川貴幸、中村允俊 演出=森脇智延

No.354 20/08/18 23:57
匿名 

>> 337 「竜の道 二つの顔の復讐者」3話まで終了。 霧島が見込んだ三栗谷って親が政治家で、コミコミで選んだみたいだけど、本人は竜二を阻止する仕… 「竜の道 二つの顔の復讐者」4話まで終了。

「砂川!ハウス!」には笑ったけど、砂川が重用されるのが気に入らない凛子が爆弾になる可能性も。

美佐は自ら墓穴を掘って行くタイプなのか、余計な一言でまゆみの嫉妬心を呼び覚まし、まゆみが金で命じたホストに付け狙われるが、ネットでホストの店を探し出しその店にノコノコ出掛けて行く。
えーっ、普通はまず竜二に相談するんじゃない?と思ったら、まゆみが黒幕だって美佐が知って、そこから更に怖い思いをさせられて、竜二は何であんな女と付き合っているのか調べ始め、両親は自殺だったと知りキリシマが親の仇だった事も知る、という展開にする為だったのね。(でもかなり強引)

まあ予想通り竜一がホストは自分でボコって、次の半グレはまゆみと一緒だったので、会長に頼んで手下にボコって貰ってた。ここで会長の気になる情報。肉親は厄介になる事もある「息子」って誰なんだろう。

美佐がキリシマの事を知ってしまった事で復讐の足枷になると、注意しても美佐と会う事をやめなかった竜二を責める竜一。
形勢逆転を狙い「俺の前では本当の自分で居ていいんだ」と、まゆみのウィークポイントを巧みに突く言葉を散りばめて、落としに掛かった竜二。このシーンの髙橋と松本の演技は良かったわあ、真に迫っていて。

沖の動きも不気味だし、どうなるのか楽しみ。テンポが速いのも好感。

演出=吉田使憲

  • << 369 「竜の道 二つの顔の復讐者」5話まで終了。 竜一は晃(細田善彦)にクーデターを起こさせて源平(エンケンさん)を退任させようとしているが、晃はいちいちナイーブ過ぎるから、どこかで失敗するんだろうな。 竜二が落としたまゆみは、すっかり恋する女の顔になっていて、色々な表現力を持つ松本まりかの女優としての懐の深さに、改めて気付かされた感じがした。 源平が竜二を調査させてあっさり身元バレ、「貴方がまゆみに近付いた理由が分かりましたわ」と話し始め、どうする竜二と思ったら、復讐しようと思った事も有ったが私は両親とは違う、両親の様な負け犬にはならないと、巧みに源平の好きそうな話にすり替える頭と勘の良さ。 「ウチの娘、案外見る目が有る様ですね」と源平に言わせて、ひとまず危機回避。 外に出た竜二が一瞬立ち止まりズボンで手汗を拭うシーンを入れた事で、あの攻防がどれだけ際どかったのかが凄く伝わって来た。 竜一は「俺は人一人殺しているんだ。俺とお前は違う。お前はまだ引き返せる」と竜二に告白、手を引かせようとするが、暫く考えてから竜一を追い掛け「それでも俺はお前と一緒に行くぞ、二人で一つだろ?」と言う竜二。涙で抱き合う二人。玉木さんと髙橋さんの気合いが伝わって来た。(夜だけど盗撮されてないか心配しちゃった) ※会長の“息子”が竜一達である可能性が出て来た? 演出=岩田和行

No.355 20/08/20 00:26
匿名 

>> 338 「私の家政夫ナギサさん」6話まで終了。 これまでにも多部ちゃんの衣装はMRとしても、会社員としてもおかしいのではという意見が多かったみ… 「私の家政夫ナギサさん」7話まで終了。

ナギサさんの過去が明かされる大事な回だったが、引きこもってしまったナギサさんを心配したメイの、強引なお節介に根負けした形で過去を順序立てて語り出すという展開で、これまで小出しにされていた情報から想像していた、「箸尾さんはオーバーワークでメンタル崩壊」「メイの頑張り過ぎる所が箸尾さんとダブるから、ナギサさんは心配していた」の部分は合っていたが、箸尾さんが今でもまだ通院しているとナギサさんがショックを受けた部分は勘違いで、医療事務の仕事を始める為に来院していただけと分かり、ナギサさん安心してボロ泣きという、辛くならない収め方だった。

ずっと箸尾さんのボロボロな所を見ていて、心療内科の診断書を出して退職したって聞いていたら、やっぱりナギサさんみたいな捉え方をすると思うけど、辞めて直ぐに付き合っていた人と結婚して子供も居るという話を聞いて、えっ、そんな直ぐに?と思ってしまった。
あと、癌のお母さんの役に立つかもとMRに転職したのに、なまじ優秀(箸尾さんが言ってた)だったばかりに仕事が忙しく、出張も増えてお母さんの死に目に会えなかったという、本末転倒になってしまったナギサさんの話は切なかった。

メイがナギサさんにハグしている所を見てしまった田所はナギサさんに「貴方は誰ですか?」次回への繋ぎ方は上手かったね。

演出=坪井敏雄

  • << 370 「私の家政夫ナギサさん」8話まで終了。 ナギサさんが田所を連れて来た為、仕方なく「家事が苦手で頼んでいる家政夫さんです」とカミングアウト。説明を聞いて納得した田所は改めて「好きです」と告白。 その時のえっ!?みたいな複雑な表情(大森南朋上手いわあ)で、ナギサさんはメイが好きなんだなと確信した。 天保山製薬の薬が効かない患者が居るという別エリアの情報を聞き、卸会社の駒木坂の話をヒントに別の病気なのではと推理するメイ。←ここのヒントの話の脚本が下手。ヒント出しますよー感が出過ぎでシラケた。 本当の病気の治療薬はアーノルドにしか無くメイは田所と連携、二人の距離は近付く。 そして私は5話のレビューで『※田所ってひょっとしてメイと同じ片付けられない人なのか?』って書いたのだが、やっぱりビンゴだった。 メイはナギサさんにSOS、あっという間に田所の部屋を片付けてしまうナギサさん。 お互いの隠しておきたかった欠点もさらけ出し、似た者同士だった事に気付く二人。 ナギサさんはギリギリまで異動の話をメイに言えなかったが、最終日にやっと話をする。自分が帰宅した時にナギサさんが居なかった事で動揺し、無くてはならない存在と強く思い始めていたメイは、「今日で最後です」と突然言われ頭をフル回転、咄嗟に出た言葉は「じゃあ私達…結婚しませんか?」(笑) どうなる最終回。 脚本=山下すばる 演出=山本剛義

No.356 20/08/20 01:01
匿名 

>> 339 【2020夏ドラマ】 「刑事7人season6」2話まで終了。 わざわざ道上元管理官に聞きに行かなくても、被害者遺族がどうやって… 【2020夏ドラマ】

「刑事7人season6」3話まで終了。

今回は潜入捜査がテーマ。
未来開発の中西役が冨家規政だった時点で、コイツが怪しいとなってしまう(笑)
入ったばかりの新人(潜入中の倉科カナ)を、代表(篠井英介←絶対怪しい(笑))の秘書にするか?というご都合主義は有ったが、総じて上手く作られていたと思う。

ナイフを突き付けられた塚本高史が急に命乞いを始めたから、これは何かの罠だなと思ったら篠井英介の自白を証拠として録音する為だった。
それにしても篠井英介は軍用ナイフ、冨家規政はスタンガンを持って、後ろ手に拘束された塚本高史の側に居るのに、東山紀之の登場の仕方が優雅で「あらま」と思ってしまった(笑)

盗まれた【ゼロA】の捜査資料を、事件が解決すると燃やしているのは誰でどんな目的が有っての事?という謎が、このシリーズの縦軸なのかなあ。

演出=塚本連平


  • << 371 【2020夏ドラマ】 「刑事7人season6」4話まで終了。 【短評】警察に追われている男が、真っ昼間にあんなに街中を走り回るって、しかも小さい女の子連れで。有り得ない光景。 ストーリーの組み立てが雑に感じた。 吉田鋼太郎は2週続けて留守。まあこのドラマはそういうの平気でやるもんね、愛之助の時もそうだったし。 脚本=吉原れい 演出=塚本連平

No.357 20/08/20 01:42
匿名 

>> 340 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」(NTV)脚本=衛藤凛 出演=浜辺美波、横浜流星、高杉真宙、岸井ゆきの、山崎育三郎、須… 【2020夏ドラマ】

「私たちはどうかしている」2話まで終了。

前回『健気な主人公がいびられてみたいな話って苦手』と書いたのだが、今回を観る限りでは観月ありさのいびり方がしつこくなくて、更に細かい感情の変化を表情に出すコミカル系の演出もしているので、こんな感じなら大丈夫かなと感じた。

椿の祖父(佐野史郎)は、椿は女将(観月ありさ)の不義の子と信じていて、椿には継がせないと言い張っている。
で、「なあ椿、あの子は見付かったか?」という台詞が有ったのだが、これは光月庵を継ぐべき血筋の者(亡くなった椿父の隠し子とか)が別に居るという意味なのか?

女将が従業員の誰か(意外に高杉真宙だったりして)を使って興信所に七桜を調べさせ、早々と素性がバレてしまったが、さてどうなる?

※タイトルバックの音量が急にバカでかくなるのはやめて欲しい。差が激し過ぎてびっくりする。
※浜辺美波は「ら行の滑舌」が悪そう。
※育三郎は茶道の先生?
※冒頭の前回の振り返り、母の手紙がラッピングされている様に見えた。日本製だから丈夫で滲まなかった訳では無いのね(笑)

演出=猪股隆一、小室直子
(前回のクレジットは小室さんが先に来ていたので小室さん主体、今回は猪股さん主体の演出という理解でいいのかな)

  • << 372 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」3話まで終了。 椿は父が殺された所を見た訳ではなくて、七桜の母親と父がキスをしている所を見てしまい、大好きで尊敬している父親の別の顔を見た事にショックを受けてしまったのね。それで翌朝、父が殺されているのを知って、さくらのお母さんがやったと嘘をついてしまったという事らしい。 後から椿が嘘をついていたと知った祖父の佐野史郎は激怒、その日から孫とは認めない今の状態になった。(踏切に動けない椿を置き去りにしたシーンは酷かった) 女将の観月ありさは色々仕掛けて七桜を追い出そうとするんだけど、どこかに可愛げを残した演技と演出をしていて、裏主役の貫禄十分で、若い主演の二人を支えている。 女将の手先はやっぱり高杉真宙だった。 七桜はかなりの“うっかりさん”だから危なっかしくて罠にはまりそうだけど、その分椿が鋭いから補い合う関係になって行くのかな? ※今回特に感じたけど、浜辺美波と横浜流星って美男美女は勿論なんだけど、背格好も丁度いいのね。 演出=猪股隆一

No.358 20/08/20 23:22
匿名 

>> 343 【2020夏ドラマ】 「未解決の女 警視庁文書捜査官」2話まで終了。 【短評】これまでの定石と違い、鳴海が自分から捜査に出掛けた… 【2020夏ドラマ】

「未解決の女 警視庁文書捜査官」3話まで終了。

前シリーズの時にも書いた様な気がするが、そもそもの話として今回の事件なんか特に、未解決事件になってしまう程の要素、難解さは無いのではないか?

そして鳴海が穴ぐらから外に出られる様になった今、体育館のあんな近くに居てリモートで矢代に指示する意味は有るのか?

刑事の数が多くて、脚本家が上手く捌き切れていない。猿時がウザいし沢村一樹までウザさがマシマシ。

前回も書いたが、自分にとって『観たい』という吸引力が無いので、今回で離脱する事にする。

共同脚本=本村拓哉 演出=樹下直美

No.359 20/08/21 00:05
匿名 

>> 341 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」5話まで終了。 今回は辰川太一(伊武雅刀)の抗癌剤治療と一家のケアをする話。 辰川家のス… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」6話まで終了。

今回はほぼほぼ服薬指導の話に終始していて、一番無理の無い作りだったのではないかな。

必要な抗生剤では無いのに出して欲しい「お願いします」と迫り粘る高齢患者に、根負けして処方してしまう町医者。
説教し始めた葵に、ああいう人達の受け皿は必要って医者は言ってたけど、それは違うだろと思ったら、後から刈谷が「そう、それは違う、本当は助けていない。喜ばせる為に薬を渡しても患者の為にはならない」って言ってくれたので、スッキリした。

一刻を争う場面で救命医に処方薬を長崎医院に確認してと言われた葵が、電話ではなく直接訪ねて行ったのにはびっくり仰天(笑)
あと、患者に合わせて目線を下げるのは分かるのだが、あの腰を折って顔をグッと前に出すスタイルは、圧が強くてやり過ぎ感が出てしまっていて気になる。
あと、何で患者の下の名前で呼び掛けるのかも謎。

※中華店の辰川は、初回は薬剤部から常連のクレーマー扱いだったのに、葵が食べに行っただけであっさりキャラ変したのも、今更だけどいい加減だったわな(笑)

演出=相沢秀幸

  • << 373 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」7話まで終了。 まあドラマを観ている殆どの人は、あの薬剤師(葵)はやり過ぎ、あんな薬剤師はいないと認識しているとは思うが、もし「あそこまでやってくれるのか」と誤解する人がいたら、本物の薬剤師にとってはマイナスでしかないだろうな。 薬剤師から病名を進言される医師、患者の付き添い仕事を薬剤師に奪われ続ける看護師、常に薬剤師が一人抜けていて、その分仕事量が増えてしまう他の薬剤師達。無理な設定の上で成り立つシリアスドラマは始末が悪い。 上司がアレだから新人は中華屋で患者の個人情報をベラベラ喋っちゃうし…。 政治家の古賀(渡辺真起子)を只のステレオタイプで終わらせなかった所なんかは良かったと思うけど。 もう、葵が一々邪魔で話に入り込めなくなっちゃってる。 ※次回は瀬野が吐血するのかあ。 毎回、修正されない事に文句を言い続けるのも虚しいから、もう観るだけドラマに格下げしようかな。 演出=田中亮

No.360 20/08/22 00:05
匿名 

>> 345 「MIU404」8話まで終了。 サブタイトル《君の笑顔》 伊吹のただ一人の恩人、出会っていなければ自分はチンピラになっていだろう… 「MIU404」9話まで終了。

サブタイトル《或る一人の死》

5ヵ月前に成川を見過ごした事に責任を感じ、思い詰めている九重に陣馬が掛けた言葉。「言ったろ、毎度そんなに反省してたら身が持たねえんだよ。俺達の仕事は出来なかった事を数えるんじゃなくて、出来た事を数える」優しい。そしてクールで頭でっかちだった九重が、皆の影響を受けて人を助けたいという熱さを持ち始めた。

成川は羽野麦の事を、エトリを騙した詐欺師と澤部から教えられた為、罪悪感を持たずにRECの力を借りて居場所を割り出し、コンビニで会った事を伝えて麦の懐に入り込んで行く。
それでも自分の嘘を信じて親身になってくれる麦に罪悪感を抱き、エトリに捕まり一緒に井戸に落とされた麦の体を、機捜が助けに来るまで支え続ける。
あの時逃げる道を選んで半グレを気取っていたけど、根っからのワルでは無かったからね。
井戸に自ら入り助け出してくれた九重に、手錠をはめる様に両手を差し出す成川。九重の思いが伝わっていて良かった。

サブタイトルから、どちらかが死ぬのかとドキドキしたが、久住がエトリ(水橋研二だった)の移送車にドローン爆弾をぶつけて、死んだのはエトリだった。(だよね?)
久住が本当の黒幕なのか?得体の知れない感じを菅田将暉が上手く出していて、超怖い。

残り2話、どうなるのかな?

演出=塚原あゆ子

  • << 374 「MIU404」10話まで終了。 サブタイトル《Not found》 野木さん凄いなあ、ここまで展開を組み立てた上での404のメロンパン車両使用だったのかあ。 ナウチューバーRECが全然歯が立たない圧倒的なITシステムの知識を持つ怪物久住。 崩せるとしたら今回描写の有った、久住の想像を軽く越えてしまう伊吹の超人的な聴力とか、もしかしたら次回出て来そうな、成川の鮮明な記憶力と似顔絵捜査官の技術力で仕上げた久住の似顔絵とかの、アナログな部分なのかもしれない。 久住は久し振りに会った知り合いの男に「ゴミ君」と呼ばれていたが、その場その場で身の上話の中身を変えている描写も有ったので、久住も五味も偽名なんだろうな。 どういう結末にするのか想像もつかないが楽しみだ。 ※サブタイトルの「Not found」は、一時的に消えた機捜のHPと、正体が分からない久住を掛けていたのかな? 演出=竹村謙太郎

No.361 20/08/22 13:16
匿名 

>> 342 【2020夏ドラマ】 「おじさんはカワイイものがお好き」(ytv)脚本=坪田文 出演=眞島秀和、今井翼、桐山漣、藤原大祐、富田望生、愛… 【2020夏ドラマ】

「おじさんはカワイイものがお好き」2話まで終了。

「中目黒でダンスを踊ってそうな人を信じていいのか?」冒頭のケンタを評した小路のこの心の声には笑ってしまったが、その後も実況の如く本人が心の声をナレーションで伝え続けるので暫くは苦痛だったのだが、それが一段落してからはかなり面白くなった。

誤解の交錯…。
真純はケンタの事を借金の取り立て屋と勘違いし、鳴戸はケンタを仕事欲しさに小路にすり寄って来ただけと思い込み小路に忠告、小路も一瞬は疑ってしまい、ケンタは真純を女性だと勘違い(笑)

それぞれの誤解は回収され、小路とケンタは晴れて“かわいいモノ”オタクとして、お互いに心を開く友人になれたが、鳴戸は必死に猫好きを隠し、真純は少女漫画家になる夢を周りに語れずにいる。
特撮好きが中々語れなかったドラマの小芝風花とダブるね。

小路を中目黒(笑)の自宅に招いてくれたケンタ。(ダンサーのオチ有り)

ファンシーショップでケンタの推しは“くまのがっこうのジャッキー”と気付いていた小路は、他人には隠せて持ち歩けるキャラグッズとして思い付いていて、こっそり買っていたジャッキーの眼鏡拭きをプレゼント、そして何とケンタもこっそり買っていたパグ太郎の眼鏡拭きを小路にプレゼントという、以心伝心の様なエピソードにほっこりした。
こんな感じなら観て行きたいな。

演出=熊坂出

  • << 375 【2020夏ドラマ】 「おじさんはカワイイものがお好き」3話まで終了。 今回は小路、鳴戸、ケンタの3人が仙台に出張する話で、3人だと仲間外れ感を抱いてしまう鳴戸の拗ねた様子が笑いを誘う程度で、コメディー要素は殆ど無かった。 その分、小路の元上司で元妻だった美奈子(山本未來)との再会が有り、その会話の中で小路の直ぐ黙ってしまう性格を美奈子が「私はエスパーじゃないのよ。黙っていたら気持ちは分からないの」と指摘するシーン等で、小路の過去や内面を見せてくれたので、それはそれで良かったと思う。 カワイイ物が好きという趣向を知られまいとする余り、他の事も言葉を抑え気味な性格になってしまったのだろうか? 意を決してパグ太郎のキーホルダーを見せて「俺はカワイイ物が好きなんだ」と告白すると、美奈子は「知ってた」というオチ。そりゃそうだ。ぬいぐるみとかも隠し持っていたんだから、妻が気付かない訳が無い(笑) 真純が小路の課で1日アルバイトをして、莉央が自分のWeb漫画のファンで楽しんでくれているのを知り、本腰を入れそうな感じだし、鳴戸もそろそろ素直になったら楽になるし、猫も懐いてくれるのにね。 演出=熊坂出

No.362 20/08/22 13:42
匿名 

>> 346 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」5話まで終了。 【短評】「認知症の人は深く家族を求める」「家族に見捨てられているのに帰宅したがる… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」6話まで終了。

千晶はワンオペ育児でノイローゼ気味になっている岩見春菜(朝倉あき)にクレームを付けられ振り回されながらも、親身になって対応し心の穏やかさを取り戻させてあげる話。
エピソードや表現が極端なので精神科案件なのではと感じてしまうのだが、それを千晶の努力だけで回復させてしまうから信憑性に欠けると思わせてしまう。

座間を筆頭にこのこけ威し戦法(演出)で、たいぶ損をしているのではないかな、このドラマは。

拡散能力の高いであろう座間のブログを放置し続ける事務長と沼田。これって事務長と座間と沼田(沼田だけはまだ確信が持てない)がつるんで佐々井病院の信用を落とそうとしている、ライバルの大原中央病院の仕掛けなのかな?

演出=福井充広


  • << 376 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」7話まで終了。 親の過度な愛情、精神的なスポイルは暴力と同じ。金田がそう評した高齢母と引きこもりの中年息子の悲劇。 千昌も陽子も尊敬出来る両親の下、家族に恵まれて育った。対照的な環境で生きて来た母子に何をしてやれるのか悩む千晶に、「医者には踏み込めない領域がある。医者として正しい事をしたとしても、それを家族が受け入れてくれるとは限らない」と話す陽子。 その陽子が塩化カリウムの点滴で自殺を図った。医療訴訟を抱えていて“原告が和解工作”“保険がカバーされない?”という、弁護士との会話は有ったが、それ以上の提示は無かったので彼女が何を抱えていたのかは不明。 千晶と二人きりのエレベーターの中で壁を3回も蹴る座間←防犯カメラ映像が有るのだから、警察に被害届を出せるのに。 陽子の無断欠勤も訴訟の事も知ってる座間。やっぱり事務長の手先? 演出=福井充広

No.363 20/08/23 15:10
匿名 

>> 348 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」3話まで終了。 今回は澪の幼なじみの藍(松田るか=顔が強過ぎてあまり悲しさが伝わって来… 【2020夏ドラマ】

「妖怪シェアハウス」4話まで終了。

今回は、最後に悪い奴を澪が成敗する今迄のパターンとは趣向を変えて、片桐仁演ずるアマビエが人間の持つ愚かな側面を澪に伝え、内面の成長を促す話。

ネットでバズると一躍人気者になるが、僅かな事で炎上するとフルボッコ、下手すれば実名や顔写真、会社まで晒されて追い回される。
そして一瞬で風向きが変わると、今度は追い回していた奴が晒されて追い回される。

天国から地獄、そして奇跡のV字回復を遂げた澪にアマビエが言った言葉。
「人間なんて古今東西全く変わっていない。右へ倣えで褒め称え、左に倣えでこき下ろす。あんたも他人の評価に振り回されちゃダメよ」
ネットにいつまでも残って検索すると直ぐに出て来てしまう時代、その付き合い方は澪だけでなく皆が気を付けないとね。

澪に厳しい陰陽師の譲だが、今回は澪を追い回す男をあっという間に投げ飛ばして追い返した。←カッコいい!
譲には妖怪に少しずつ取り込まれている澪の姿が見えているみたいで、早く引き離したいのね。
妖怪に頼りっ切りで、居心地が良くなってしまうとその先には…って事なのかな。

※四角い◇-◇←こういう眼鏡を掛けた片桐仁のアマビエのクオリティの高さ、令和のスーパースター“アマビエ”という字幕には笑ってしまった。

脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=豊島圭介

  • << 378 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」5話まで終了。 今回は原島の実父でこんじゃく出版社会長が、九尾の狐が化けた女・鷲尾に骨抜きにされて再婚、鷲尾にとって邪魔な原島を退職させ、こんじゃくプロダクションごと潰そうと工作する話。 どう考えても無理な条件でやらされる社史編纂を安請け合いしてしまう澪。更に条件を厳しくされても再び引き受けてしまう澪は遂に倒れてしまう。陰陽師の祈祷で快復した澪に、「悪いのはお嬢もだ」とぬらりひょん。後先考えずに暴走する澪に妖怪4人で言い聞かせる。優しいなあ、みんな。このシーン良かったわあ。 ぬらりひょんが指パッチンで会長をハウスに運び、やって来た鷲尾がパートナーの悪徳弁護士に「意外に早く死にそうよ」と報告している会話を録音、それを会長に聞かせて正体を暴くが、鷲尾には指パッチンが効かず帰られてしまう。 ところが何故か会議中に「ひょん、ひょん」としゃっくりが止まらず、最後は「こんこん」で狐とバレて、会長から「遺言状は破棄だあ」 今回の鷲尾は憎たらしかったから、澪が仕返しをしてスッキリしたかったなあ、残念。 ※原島は本来なら跡取りだったのか、びっくり。あと「しらはま」は原島だと気付いた澪は、急に原島を意識し始めたのだが、恋ばな展開は…要らないかなあ。 演出=山本大輔

No.364 20/08/23 16:12
匿名 

>> 350 (続き) あの時百合亜は脅されていた。逃げればゆう君を殺すと。 帰宅するとゆう君が苦しんでいた。 黒川は百合亜に斧を渡し「殺せ」と命令… 【2020夏ドラマ】

「13(サーティーン)」全4話終了。

黒川の“百合亜と麗花の交換要求”の電話が切れると、田辺刑事が上司に「黒川は用心深いですし簡単には捕まらないと思います」って、百合亜と母親に聞かせる様に進言していたが、用心深いんじゃなくて警察が無能だからだろう。
その電話は黒川の実家から掛けているんだよ?立ち番を置いておかない警察が悪いでしょ?
百合亜の母親が「警察は13年間、何もしてくれなかったじゃないですか!」と言って突っぱねたから、スッキリしたけど。

麗花の恐怖が一番理解出来る百合亜は結局、黒川の求めに応じる事に。
GPSを付けてあのモールに行き警察も見張るが、人数も少ないしやっぱり無能だから、GPSも外されて百合亜は連れ去られてしまう。

練炭で無理心中をするつもりの黒川に、「あたしにはもう貴方しかいない。(手錠を)外して」「わかったよ」黒川にキスをし舌に噛み付く百合亜。目張りを外し、襲って来る黒川を椅子で殴り何とか寝室から出て、ドア1枚を隔てた攻防戦。黒川は二酸化炭素で力尽き、百合亜は自力脱出。

そしてやっと、失語症になってしまった麗花が描いた風景(スカイタワー)を頼りに、監禁エリアを割り出した警察が到着した。

黒川の自分への執着を十分理解した上で、二度も思わせ振りな言葉で懐柔し拘束を外させた強かな百合亜。
(続く)

No.365 20/08/23 16:57
匿名 

>> 364 (続き)
でもその強い精神力が無ければ無理心中で百合亜は死んでいた。

麗花との面会を拒否する父親の心を動かしたのも、百合亜父の必死の土下座だったし、こんな無能な警察が管轄するエリアには絶対に住みたくないわ。

百合亜の27歳の誕生日を祝う相川一家。(父親は女と別れたのかしら?)
「おめでとう!」
「ありがとう。13年間あの部屋で生き延びられたのは、いい思い出が一杯あったから」

ラストは思い出の公園のベンチに座り、街を見下ろす百合亜の背中からカメラが正面に回り込み、微笑むアップで終わり。
手放しで幸せ!って感じでもないし、色々と想像させられてしまう様な微妙な表情だった。

※黒川は父親の暴力、母親は弟を偏愛、誰からも愛された事が無かった。そんな中、用務員時代に鎌で指を切った黒川に、偶々見掛けた百合亜が傷テープを貼ってくれた。「初めて僕に優しくしてくれた人。僕の神様だ。この子と一緒に居たら僕は幸せになる」……が動機で百合亜は誘拐監禁された。父親からは暴力性、母親からは偏愛しか受け継げなかったのね。

※原作通りなのかは知らないが、警察の描き方が無能過ぎてかなり残念。捜査能力が普通に有る警察だと話が成立しないのであれば、プロット自体に難有りという事になる。
※桜庭ななみはターニングポイントになりそうな、いい仕事をしたと思う。

演出=水田成英

No.366 20/08/24 00:57
匿名 

>> 351 「半沢直樹」5話まで終了。 半沢が洗い出した帝国航空の問題点は、OBが強い事(企業年金に手を付けられない)、社内の縦割り組織(横の融通… 「半沢直樹」6話まで終了。

タスクフォースが民間の銀行に債権放棄を要請する法的根拠が曖昧な点を突いて拒否した半沢。
乃原から報告を受けた白井国交相は箕部幹事長に相談、箕部が金融庁に手を回し、そもそも東京中央銀行の帝国航空への融資が適切だったのか検査をする様に仕向ける。

部下を引き連れやって来たのは黒崎で、電脳の粉飾決算を暴いた手柄で監視委から戻れたそうで、半沢と対決するのが嬉しそうに見えた(笑)オネエ言葉だけど左薬指にキラリと光る結婚指輪。あれは相手を欺くキャラ設定だったの?(笑)やっぱりオネエ黒崎が出て来ると楽しい。

黒崎が数字の改竄を突き付け、曽根崎が出て来てそれは帝国航空の山久のミスと伝え、ひとまず業務改善命令は阻止するが、半沢の問いに対して山久はミスは認めるが、当時曽根崎に送ったメールは見せないと言う。ピンと来た半沢は山久の心の重石を取り除くべく奔走。やっと真実を話す山久。

頭取の聞き取りの席で曽根崎の罪を暴く半沢。だが誰の命令だったのかは吐かない。
紀本か大和田のどちらかなのだが、香川さんのキョドった顔芸は引っ掛けで紀本が本命だと思う。(女将の井川遥がどう絡むのかも楽しみ)

今回の命令だけでなく、融資の段階で数字の改竄命令をしたのも紀本なのか、それとも別人?
次回、倍返しするって半沢が言っているから答えは出るのだろう。

共同脚本=谷口純一郎 演出=松木彩

  • << 381 「半沢直樹」7話まで終了。 いやあ、今回は帝国航空編になって一番面白かったなあ。 東京中央銀行の役員会、半沢の発言を一々否定する大和田だったが、何かわざと焚き付けている感じがしてこれはもしやと思ったら、やっぱり債権放棄否決の流れに持って行く為の芝居だった。 これで裏切り者は紀本と炙り出されたのだが、紀本も世論という大義名分を持ち出し、自分の職を賭して債権放棄を主張、頭取も了承する。 半沢は投開銀が拒否したら当行もそれに準ずるという条件を付ける事を提案、了承される。 谷川の説得をする半沢だが「どうしても出来ない事だってあるの!」と感情を爆発させる谷川。 結局、投開銀を民営化する事が閣議決定された為、谷川は上層部の説得に成功し放棄を拒否。 面目丸潰れの白井大臣は箕部に辞任すると言うが「広告塔としてお飾りで居るんだ」「二度と裏切るな!」と怒鳴られ、何れは総理にという野望は断たれる。 怯える江口のりこと牙を剥く柄本明の演技対決は面白かった。 女将は元東京中央銀行社員で中野渡の部下だったとか、結構衝撃。 大和田は“闇”という言葉を使って何かを知っている様子だったし、箕部は中野渡を呼び付けて圧力を掛けていたし、紀本と中野渡に絡む何かが有ったのかしら。 「貸すも親切、貸さぬも親切」銀行員の遵守すべき指針、いい言葉だな。 共同脚本=谷口純一郎 演出=田中健太

No.367 20/08/24 01:28
匿名 

>> 352 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」3話まで終了。 【短評】3話にして早くもほのぼの系はネタ切れかあ?福田組スタイルで私の苦… 【2020夏ドラマ】

「親バカ青春白書」4話まで終了。

前回はがっかりして今回で離脱するかどうか決めようかなと思いながら観たら…良かったんだなあ、これが。

私が観たいのは、同級生の2倍以上生きていて知性もある大人の部分と、愛娘の事になると心配性が爆発してしまう子供っぽい部分が同居しているガタローであって、ミスコンで娘が優勝出来なかったからって、しつこく難癖を付ける様なガタローでは無いのだ。

寛子とハタケへの“男女交際とは”という的確なアドバイス、バカデカイ難癖男にも怯まず意見し、それが美咲の元カレと分かってからも、頭をフル回転させて美咲のプライドを守ろうと頑張るガタロー。
男がガタローを掴まえて手を出しそうになったら、元不良だったとカミングアウト済みの美咲の飛び蹴りが炸裂して、男をぶっ倒すというオチも良かった。

男に家を知られちゃったから暫く居候させてと、さくらの家にやって来た美咲。こりゃあ惚れたな、ガタローに(笑)

脚本統括・演出=福田雄一

  • << 382 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」5話まで終了。 美咲がガタローとため口で会話し、楽しそうにしている二人を見て若干ショックを受けているさくらが可愛かった。 いつの間にか寛子とハタケも仲良くなっていて、こっちもショックを受けるさくらだが、こっちは寛子が直ぐに気付いてわざとハタケに「ねえ、アタシと付き合わない?」、慌てたさくらは「ダメだよ」、寛子に「何で?」攻撃をされたさくらは「私が好きだから」。 二人をくっつけた寛子は去って行く。 ハタケがガタローに交際を報告すると「何だってえ!?」と、今度はガタローがショックを受けて二人のデートの邪魔をする(殆どだだっ子状態(笑))。 でも引きこもってしまった根来を心配して、さくらとハタケを連れて部屋を訪ねたり、根来がスタッフに持ち逃げされた300万円を取り返すのに一緒に行ってあげたり、そいつらが「一発屋のくせに」と根来をバカにすると、「一発屋をバカにすんな!一発すら当てた事も無い奴が!」と一喝。前回からガタロー本当に決める時は決める、カッコいい! その後根来にも、「お前もお前だ、最近のお前、本当に感じ悪くて嫌いだったぞ」と、ちゃんと伝えて分からせてあげた所も、人生の先輩として素敵だった。 美咲のおかげで?小説を書く気になったガタロー。二人を“家政婦は見た”状態で見つめるさくらには笑ってしまった。 脚本統括・演出=福田雄一

No.368 20/08/24 22:53
匿名 

>> 353 「SUITS 2」6話まで終了。 【短評】マカオに行く意味? 甲斐が3つの条件を出した席と、ポーカーの席だけ何故あの弁護士は同席しな… 「SUITS 2」7話まで終了。

上杉の提案で、裁判になった場合甲斐は本当に勝てるのか、ファーム内の模擬裁判で証明する事に。

蟹江が富樫役でパートナーは大輔。甲斐の弁護は幸村。
蟹江が遠慮なく甲斐や玉井を攻め立てたり、幸村がロースクール時代の甲斐の清廉さを持ち出したり、裁判というより殆ど甲斐の人間性プレゼン対決だったけど、緊張感はあってそこそこ面白かった。

大輔と上杉は富樫の不正?を探し出し、上杉は和解条件から甲斐の弁護士資格剥奪を削除させる事に成功。
それでも戦う道を選ぶ甲斐だったが、大輔に厳しく意見されて和解派に転じた事で、多数決でファームは和解を選択する。

そして遂に上杉はこの件の甲斐幸村の失態に乗じて、幸村の追い落としに着手し始める。
さあ、やっと新展開…と思ったら、次回は特別編みたいなミステリーが邪魔をするの?何だかなあ。

脚本=市川貴幸、中村允俊 演出=森脇智延

  • << 383 「SUITS 2」8話まで終了。 特別編なんかじゃなくて、上杉は何故4年前(だったかな?)ファームを追われたのかが明かされる大事な回だった。 理由(6千万円の横領=幸村は告訴はせず追い出した)を明かすと同時に、もう一つのスキャンダル(部下のアソシエイトとの不倫=幸村は即解雇をした)を、今回のマネージングパートナーの投票で上杉に勝つ為の材料に使う、それも手の込んだ方法で、投票権を持つシニアパートナー達が上杉の人格に疑問を持つ様に仕向けるという、見事な展開だった。 横領の理由は癌ステージ4の妻の治療費の為で、幸村は同情して貸し付ける形にしたのだが、その裏で密かに上杉がアソシエイトと不倫をしていた事もあり、以前に甲斐が「お前を許さない」と言ったのは分かるのだが、「娘を閉じ込めておけ」の意味は何だったのだろう? これですんなり幸村は勝てるのか、それとも上杉の逆襲はあるのか? ※また番組表の惹句が内容と合っていない。『二転三転する凶悪事件の謎!事件は思いもよらぬ結末へ!?』って、どこで凶悪事件が起きたのさ。何なの?このいい加減さは。 演出=森脇智延

No.369 20/08/26 00:09
匿名 

>> 354 「竜の道 二つの顔の復讐者」4話まで終了。 「砂川!ハウス!」には笑ったけど、砂川が重用されるのが気に入らない凛子が爆弾になる可能性も… 「竜の道 二つの顔の復讐者」5話まで終了。

竜一は晃(細田善彦)にクーデターを起こさせて源平(エンケンさん)を退任させようとしているが、晃はいちいちナイーブ過ぎるから、どこかで失敗するんだろうな。

竜二が落としたまゆみは、すっかり恋する女の顔になっていて、色々な表現力を持つ松本まりかの女優としての懐の深さに、改めて気付かされた感じがした。

源平が竜二を調査させてあっさり身元バレ、「貴方がまゆみに近付いた理由が分かりましたわ」と話し始め、どうする竜二と思ったら、復讐しようと思った事も有ったが私は両親とは違う、両親の様な負け犬にはならないと、巧みに源平の好きそうな話にすり替える頭と勘の良さ。
「ウチの娘、案外見る目が有る様ですね」と源平に言わせて、ひとまず危機回避。
外に出た竜二が一瞬立ち止まりズボンで手汗を拭うシーンを入れた事で、あの攻防がどれだけ際どかったのかが凄く伝わって来た。

竜一は「俺は人一人殺しているんだ。俺とお前は違う。お前はまだ引き返せる」と竜二に告白、手を引かせようとするが、暫く考えてから竜一を追い掛け「それでも俺はお前と一緒に行くぞ、二人で一つだろ?」と言う竜二。涙で抱き合う二人。玉木さんと髙橋さんの気合いが伝わって来た。(夜だけど盗撮されてないか心配しちゃった)

※会長の“息子”が竜一達である可能性が出て来た?

演出=岩田和行

  • << 384 「竜の道 二つの顔の復讐者」6話まで終了。 毎回面白いけど、今回は特にストーリーの組み立てが良くて、観ていて時間が経つのが早かった。 源平は自分は没落名家の妻の実家に金を運ぶ役目、その分名家の人脈を利用出来たから割り切っていたが、妻が結婚してからずっと殻に閉じ籠り、この成金がと軽蔑した目で自分を見ていたと思い込み傷付いていた。 晃の思い詰めた様子を心配した芙有子は、何とか二人で話し合って欲しいと願うが源平は取り合わない。口下手なので本心を書いた手紙を用意するが、渡せぬまま心臓発作で倒れて入院。 殆どの時間を付き添いで過ごす源平。 この機に乗じて取締役会を開き、一気に源平を潰すつもりの竜一だったが、晃が翻意して動議を出さずクーデターは失敗、薄々気付いていた源平に出禁を食らってしまう竜一。 晃が翻意した理由は、母親が書いたあの手紙を読んだから。「家族は敵ではありません。晃と貴方が協力し合えばきっと素晴らしい会社になります」 亡くなってから源平も読み、破かれた手紙の一部を拾った竜二も読む。勘のいい竜二なら何が起こったのか察しはついたのではないか? 竜二が竜一を裏切ったのかと思わせる描写が有ったり、美佐が竜一を好きなのではと竜二が感じ取っている様な描写も有り、やっぱりこの不安定な血の繋がらない兄妹の関係が、復讐の最大の足枷になる事が現実味を帯びて来た感じだ。 演出=紙谷楓

No.370 20/08/26 00:54
匿名 

>> 355 「私の家政夫ナギサさん」7話まで終了。 ナギサさんの過去が明かされる大事な回だったが、引きこもってしまったナギサさんを心配したメイの、… 「私の家政夫ナギサさん」8話まで終了。

ナギサさんが田所を連れて来た為、仕方なく「家事が苦手で頼んでいる家政夫さんです」とカミングアウト。説明を聞いて納得した田所は改めて「好きです」と告白。
その時のえっ!?みたいな複雑な表情(大森南朋上手いわあ)で、ナギサさんはメイが好きなんだなと確信した。

天保山製薬の薬が効かない患者が居るという別エリアの情報を聞き、卸会社の駒木坂の話をヒントに別の病気なのではと推理するメイ。←ここのヒントの話の脚本が下手。ヒント出しますよー感が出過ぎでシラケた。
本当の病気の治療薬はアーノルドにしか無くメイは田所と連携、二人の距離は近付く。
そして私は5話のレビューで『※田所ってひょっとしてメイと同じ片付けられない人なのか?』って書いたのだが、やっぱりビンゴだった。
メイはナギサさんにSOS、あっという間に田所の部屋を片付けてしまうナギサさん。

お互いの隠しておきたかった欠点もさらけ出し、似た者同士だった事に気付く二人。

ナギサさんはギリギリまで異動の話をメイに言えなかったが、最終日にやっと話をする。自分が帰宅した時にナギサさんが居なかった事で動揺し、無くてはならない存在と強く思い始めていたメイは、「今日で最後です」と突然言われ頭をフル回転、咄嗟に出た言葉は「じゃあ私達…結婚しませんか?」(笑)
どうなる最終回。

脚本=山下すばる 演出=山本剛義

  • << 385 「私の家政夫ナギサさん」全9話終了。(最終回は15分拡大) 「一緒に居ると心から安心するんです!」ってメイが言うと、それは“男と女の好き”ではなくて親に対する感情なのでは?と思ってしまう。 4日間の結婚トライアル。急に自分も何か家事をやった方がいいのかと思うが、結局何も変えないメイ。 ナギサさんから、結婚するなら今後の人生設計について細かくすりあわせをしたいと言われ、急に現実味を帯びてきた事に対応し切れずにあやふやにしてしまうメイ。 そして3日目に結婚は無かった事にと置き手紙をして、帰って来なかったナギサさん。 田所に本当の事を話すメイ。本心を話せるって相性はいいんだけどねえ。メイにとっては性別を越えた友情止まりの感覚なんだろうね。 田所に「俺じゃないんですよ、メイさんには貴方が必要なんですよ」と、覚悟を持つ様に迫られたナギサさんは、やっとメイに会いに行く。 歳の差婚なので人間ドックを受けて、心電図が再検査になり(親族もそこから悪化したから)一気に不安になっちゃったのね。 その都度課題は解決して行けばいいという、仕事的な発想のメイ。 それでも「私も貴女を手放したくはないんです」「私はメイさんが好きです」と、やっとナギサさんのお気持ち表明で大団円。 全体としては起承転結のバランスが悪かったけど、まあお気楽に観られて後半は楽しかったから良しとするわ。 演出=坪井敏雄

No.371 20/08/26 23:17
匿名 

>> 356 【2020夏ドラマ】 「刑事7人season6」3話まで終了。 今回は潜入捜査がテーマ。 未来開発の中西役が冨家規政だった時点… 【2020夏ドラマ】

「刑事7人season6」4話まで終了。

【短評】警察に追われている男が、真っ昼間にあんなに街中を走り回るって、しかも小さい女の子連れで。有り得ない光景。

ストーリーの組み立てが雑に感じた。

吉田鋼太郎は2週続けて留守。まあこのドラマはそういうの平気でやるもんね、愛之助の時もそうだったし。

脚本=吉原れい 演出=塚本連平




  • << 440 【2020夏ドラマ】 「刑事7人season6」全9話終了。(15分拡大) まあ田中哲司をわざわざ引っ張り出していた時点で、道上が縦軸の黒幕感は有った。 14年前、プロポーズをしていた恋人・夏恵が自殺したのはストーカーのせいだったと2年前に知った道上が、0-A資料から正当な裁きを受けていないケースをピックアップ、情報を与え被害者が加害者に私刑をする様に仕向けていたというのが真相。 弁護人が「不当逮捕だ」と騒げば勾留中の被疑者を即時釈放させられるのかとか、福祉会館勤めの道上が、敷地内の倉庫を私物化して使っているのに他の職員は誰も気付かないのかとか、突っ込み所は有ったけど今回はまあまあ面白かった。 夏恵を殺した宮田(木村了)を殺して自分も死のうとしている道上に、天樹が「貴方の記憶の中でしか生きられない最愛の人を、貴方はもう一度殺すつもりですか」と、自分の境遇に重ねて問い掛けるシーンは良かった。 主脚本家の吉本昌弘氏が書いた1、2、3、9話と、別の脚本家が1話ずつ書いたその他の回との仕上がりの差が大き過ぎて、途中からはレビューを書く気にもなれなかった。 それがこのシリーズの難点かもね。 もうseason7からは観るのは止めようかな。 演出=兼崎涼介

No.372 20/08/26 23:59
匿名 

>> 357 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」2話まで終了。 前回『健気な主人公がいびられてみたいな話って苦手』と書いたのだが… 【2020夏ドラマ】

「私たちはどうかしている」3話まで終了。

椿は父が殺された所を見た訳ではなくて、七桜の母親と父がキスをしている所を見てしまい、大好きで尊敬している父親の別の顔を見た事にショックを受けてしまったのね。それで翌朝、父が殺されているのを知って、さくらのお母さんがやったと嘘をついてしまったという事らしい。

後から椿が嘘をついていたと知った祖父の佐野史郎は激怒、その日から孫とは認めない今の状態になった。(踏切に動けない椿を置き去りにしたシーンは酷かった)

女将の観月ありさは色々仕掛けて七桜を追い出そうとするんだけど、どこかに可愛げを残した演技と演出をしていて、裏主役の貫禄十分で、若い主演の二人を支えている。

女将の手先はやっぱり高杉真宙だった。
七桜はかなりの“うっかりさん”だから危なっかしくて罠にはまりそうだけど、その分椿が鋭いから補い合う関係になって行くのかな?

※今回特に感じたけど、浜辺美波と横浜流星って美男美女は勿論なんだけど、背格好も丁度いいのね。

演出=猪股隆一

  • << 386 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」4話まで終了。 今回は城島(高杉真宙)が何故女将の手先となって、椿と七桜を陥れようとしているのかが分かる回。 わざとらしく残された証拠や椿の高慢な態度から、城島は親の和菓子屋のフェア出店を妨害したのは椿だと思い込んでいて、敵討ちをしたかったのだが、実際の犯人は女将(観月ありさ)という…。 椿が光月庵のフェア出店品を、亡くなった城島父のオリジナルわらび餅に決めたのが気に入らず、またも完成品を床にぶちまけさせる女将(城島が出来なかった後に、誰にやる様に言ったのかな)。それを見越した椿の機転でわらび餅は無事提供され、城島は完全に椿&七桜派に。 作った和菓子を二度も駄目にされた七桜が女将に「どうして貴女みたいな人がこの店の女将なんですか?椿さんのお母さんなんですか?」ってはっきり言ったのはスッキリした。だけど火に油を注ぐ感じになっちゃったね。 大旦那(佐野史郎)の言ってる跡継ぎにしたい「あの子」は誰?亡くなった息子が誰かに産ませた子か、もしくは自分が誰かに産ませた子か?自分の血が流れている事が重要なら、そういう事になるよなあ。 育三郎が七桜の味方なのか何なのかも気になる。 普通に惹かれ合い始めた椿と七桜。七桜がさくらだと椿が知るよりも、椿が嘘をついて母親が犯人にされたと七桜が知る事の方がキツいだろうなあ。 演出=明石広人

No.373 20/08/27 23:37
匿名 

>> 359 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」6話まで終了。 今回はほぼほぼ服薬指導の話に終始していて、一番無理の無い作りだったのではな… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」7話まで終了。

まあドラマを観ている殆どの人は、あの薬剤師(葵)はやり過ぎ、あんな薬剤師はいないと認識しているとは思うが、もし「あそこまでやってくれるのか」と誤解する人がいたら、本物の薬剤師にとってはマイナスでしかないだろうな。

薬剤師から病名を進言される医師、患者の付き添い仕事を薬剤師に奪われ続ける看護師、常に薬剤師が一人抜けていて、その分仕事量が増えてしまう他の薬剤師達。無理な設定の上で成り立つシリアスドラマは始末が悪い。

上司がアレだから新人は中華屋で患者の個人情報をベラベラ喋っちゃうし…。

政治家の古賀(渡辺真起子)を只のステレオタイプで終わらせなかった所なんかは良かったと思うけど。
もう、葵が一々邪魔で話に入り込めなくなっちゃってる。

※次回は瀬野が吐血するのかあ。
毎回、修正されない事に文句を言い続けるのも虚しいから、もう観るだけドラマに格下げしようかな。

演出=田中亮

  • << 398 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」9話まで終了。 7話で匙投げて前回はレビューを書かなかったんだけど、今回は医師が3人、看護師も必要な場面にそれぞれ出て来たし、葵が重点的に世話をする患者の陽菜(徳永えりが上手かった)も薬物依存症なので、薬剤師が病室に出張ったり、患者の元夫が葵に経緯を話して頼っても、それ程違和感は無かった。時既に遅しでは有るが…。 一方では瀬野が遺伝性の重複癌で余命3ヵ月、治験薬に頼らざるを得ない状況で七尾の出番みたいな作り込みもしているので、また態とらしさが前面に出て来るのではという懸念もある。 石原さとみが気持ちを込めれば込める程浮いてしまうという、彼女にしてみれば災難の様なドラマだったと思うが、終わり方が良ければ少しは印象も良くなる筈なので、黒岩さんには頑張って欲しい。 ※薬剤部の調剤室に患者が入り込める設定、こういうの本当にやめて欲しい。 演出=相沢秀幸

No.374 20/08/28 23:58
匿名 

>> 360 「MIU404」9話まで終了。 サブタイトル《或る一人の死》 5ヵ月前に成川を見過ごした事に責任を感じ、思い詰めている九重に陣馬… 「MIU404」10話まで終了。

サブタイトル《Not found》

野木さん凄いなあ、ここまで展開を組み立てた上での404のメロンパン車両使用だったのかあ。

ナウチューバーRECが全然歯が立たない圧倒的なITシステムの知識を持つ怪物久住。
崩せるとしたら今回描写の有った、久住の想像を軽く越えてしまう伊吹の超人的な聴力とか、もしかしたら次回出て来そうな、成川の鮮明な記憶力と似顔絵捜査官の技術力で仕上げた久住の似顔絵とかの、アナログな部分なのかもしれない。

久住は久し振りに会った知り合いの男に「ゴミ君」と呼ばれていたが、その場その場で身の上話の中身を変えている描写も有ったので、久住も五味も偽名なんだろうな。

どういう結末にするのか想像もつかないが楽しみだ。

※サブタイトルの「Not found」は、一時的に消えた機捜のHPと、正体が分からない久住を掛けていたのかな?



演出=竹村謙太郎


  • << 387 「MIU404」全11話終了。(最終回は15分拡大) サブタイトル《ゼロ》 いやあ、チーム新井に一杯食わされた。 伊吹も志摩もそれぞれ有休消化中の九重に聞かせる形で、久住を許さない、警察を辞めてでも…という気持ちを明かす前振りが有ったので、相棒を守ろうとして、或いは憎悪が爆発して相棒の敵を討つ為に銃を発射したというのが、まさかの夢オチとは1ミリも思わなかった。 凄いエンタメを最後に放り込んで楽しませてくれた。 一方で伊吹に追い詰められた久住は自ら怪我をして「警察にやられたって、仲間が証言してくれる」と言って、屋形船の中に入って行くが、彼らはEPドーナツでラリって証言どころではないという、久住にとって自分で自分の首を絞める“ざまあみろ”の結果に。 最後はスカッとしたけど、久住は逮捕後も完全黙秘で、本名も育ちも動機も全く分からないという謎を残したままで終わった。 全てがきちんと作り込まれている作品なので、こういう終わり方でも不思議と“消化不良”みたいな感情は湧いて来なかった。 それ位久住という男の掴み所の無さ、不気味さと演じる菅田将暉が同化していて、こいつなら完黙も有り得るなと思わされてしまったからなのかもしれない。 チーム新井(私が勝手に付けた名称でW野木亜紀子+D塚原あゆ子+P新井順子の事)お見事でした! 演出=塚原あゆ子

No.375 20/08/29 18:57
匿名 

>> 361 【2020夏ドラマ】 「おじさんはカワイイものがお好き」2話まで終了。 「中目黒でダンスを踊ってそうな人を信じていいのか?」冒頭… 【2020夏ドラマ】

「おじさんはカワイイものがお好き」3話まで終了。

今回は小路、鳴戸、ケンタの3人が仙台に出張する話で、3人だと仲間外れ感を抱いてしまう鳴戸の拗ねた様子が笑いを誘う程度で、コメディー要素は殆ど無かった。

その分、小路の元上司で元妻だった美奈子(山本未來)との再会が有り、その会話の中で小路の直ぐ黙ってしまう性格を美奈子が「私はエスパーじゃないのよ。黙っていたら気持ちは分からないの」と指摘するシーン等で、小路の過去や内面を見せてくれたので、それはそれで良かったと思う。

カワイイ物が好きという趣向を知られまいとする余り、他の事も言葉を抑え気味な性格になってしまったのだろうか?
意を決してパグ太郎のキーホルダーを見せて「俺はカワイイ物が好きなんだ」と告白すると、美奈子は「知ってた」というオチ。そりゃそうだ。ぬいぐるみとかも隠し持っていたんだから、妻が気付かない訳が無い(笑)

真純が小路の課で1日アルバイトをして、莉央が自分のWeb漫画のファンで楽しんでくれているのを知り、本腰を入れそうな感じだし、鳴戸もそろそろ素直になったら楽になるし、猫も懐いてくれるのにね。

演出=熊坂出




  • << 388 【2020夏ドラマ】 「おじさんはカワイイものがお好き」4話まで終了。 小路にとっては“カワイイもの好き”を隠さずに心置き無く語れる初めての友達ケンタ。 一人焼肉をしていると、後ろの席にケンタが昔の仲間と一緒に居る事に気付く。 ドールハウスの事をからかわれたケンタは、「あれは妹の物」「自分の物の振りをしてからかっただけ」と、カワイイもの好きを全否定。小路はショック。 追いかけて来たケンタは「ごめんなさい」、小路は心の声で「謝る必要なんて無い」←そこだよ小路さん、何で口に出さない?元妻に言われたばっかりじゃん。 「俺しばらくは小路さんに会えないです。仕事が忙しくて」 自宅。ドールハウスをしまい込むケンタ。 大人の男のカワイイもの好きはしんどいんだね。 同志としか味わえない楽しい日々を断たれ、こんな事なら出会わなければ良かったと肩を落とす小路も切ない。 一方、鳴戸と真純は急接近。猫が直ぐに懐く真純が羨ましく、それでもまずは形から入ろうとする鳴戸が可愛い。 次回で最終回だそうで、この二組の男の友情がどうなるのか楽しみ。 演出=熊坂出

No.376 20/08/29 22:09
匿名 

>> 362 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」6話まで終了。 千晶はワンオペ育児でノイローゼ気味になっている岩見春菜(朝倉あき)にクレームを付… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」7話まで終了。

親の過度な愛情、精神的なスポイルは暴力と同じ。金田がそう評した高齢母と引きこもりの中年息子の悲劇。

千昌も陽子も尊敬出来る両親の下、家族に恵まれて育った。対照的な環境で生きて来た母子に何をしてやれるのか悩む千晶に、「医者には踏み込めない領域がある。医者として正しい事をしたとしても、それを家族が受け入れてくれるとは限らない」と話す陽子。

その陽子が塩化カリウムの点滴で自殺を図った。医療訴訟を抱えていて“原告が和解工作”“保険がカバーされない?”という、弁護士との会話は有ったが、それ以上の提示は無かったので彼女が何を抱えていたのかは不明。

千晶と二人きりのエレベーターの中で壁を3回も蹴る座間←防犯カメラ映像が有るのだから、警察に被害届を出せるのに。
陽子の無断欠勤も訴訟の事も知ってる座間。やっぱり事務長の手先?

演出=福井充広

  • << 390 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」8話まで終了。 夫の話では医師が入る保険に陽子も加入していたが、遺族が訴訟を起こしたのが1年後で陽子は既に病院を転籍しており、偶々加入の空白期間が有った。保険が使えないと知った陽子は、自分の生命保険金を賠償に充てる様に夫宛の手紙に書き残し自殺した。「不可抗力なのに自分を責めていた」 何とも辛い話だ。 元刑事の警備員・蓮見の調べでは、座間は介護退職をし生活保護は受けていないと言う。貯金?それとも佐々井病院のライバル病院から金が出てる? ずっと前に座間が写真を撮っていた千晶の患者対応マニュアル、あの混ぜ返す様な書き込みって、千晶が受け取った時には既に書いてあったから、千晶は読んで思わず笑っていたんだよね、確か。 筆跡鑑定をすれば分かる事なんだけど。 演出=武田祐輔

No.377 20/08/30 01:22
匿名 

>> 344 「未満警察 ミッドナイトランナー」8話まで終了。 【短評】交番実習の段階に入って、今までで一番話に無理が無く、突っ込み所も少なかった様… 「未満警察 ミッドナイトランナー」9話まで終了。

同期女子「その人がスコップ男だとしてどうしてここまで来れるの?警察学校の中だよ?」←えっ!?天満姉弟だって入れたのに今更何言ってんの?今回は退学した野原も入って来ちゃってるし(笑)

そもそも何で橘は一人目の殺人現場の映像を持っているのか、いつ手にいれたのか、関係者の家族とかなのか?

柳田ミスリードがやり過ぎでかなりシラケたが、真犯人は片野坂という意外性で少し盛り返し、躊躇なく柳田に発砲した事で「本当にヤバい奴だ」と思ったら、今度は本間達にも発砲したから「うん!?主役も?変だな」からの柳田生還、片野坂が発砲したのはゴム弾と分かり、彼も真犯人ではないのでは?となった。
ラスト20分の為にどれだけ不自然に引っ張るのかと、イライラさせる展開だったなあ。

穴を掘って埋めていたのは片野坂、となれば可能性は二つ。本当に真犯人か、誰かを人質に取られていて、埋めるのだけ仕方なくやったか。(殺人は真犯人の快楽で後始末をやらされた)

国枝は娘を人質に取られて、片野坂から罪の告白をする様に迫られているみたいなのだが、これはどういう意味なのか?

まあラスト20分で最終回への興味を繋ぐ事には成功しているけど、荒っぽくて雑な脚本だわな。

演出=大谷太郎

  • << 389 「未満警察 ミッドナイトランナー」全10話終了。 蓋を開けてみれば何とも杜撰でダサいストーリーだったのでびっくりしてしまった。 何でこんな設定に出来るのか、原作縛りが有ったのかどうか知らないが、よくこんな展開に出来るね。 片野坂の長女がイジメを苦に自殺して、イジメていた姫花が代議士の孫だから警察は揉み消した。片野坂は復讐は出来なかったが次女が殺してしまい、妻に懇願された片野坂は隠蔽に加担した。 ここまではまだ分かる。 だけど次女の冬美がケータイで自分の犯行を撮影していたという設定が異常だし、成長して警察官を目指し、片野坂も了承して自分の教場に配属されても、平常心で授業を受けていたなんて、サイコパスとしか思えない。 冬美の犯行を目撃したのが天満の妻で、それを知った片野坂の妻が会いに行き、揉み合っている内に死なせてしまい、また片野坂が埋めた。 最後の刑事は証拠も無いのに心証だけで片野坂をゆすって来たので、今度は自分で殺して埋めた。 天満がでっち上げで逮捕された為、片野坂は国枝に自分の犯行だと告白したが、国枝は隠蔽した。 それで監禁して隠蔽した罪の告白をさせ、それを根拠に天満の再審を認めさせるという展開だった。 全く同情出来ない、理解出来ない、気持ち悪い最終回だった。 演出=南雲聖一

No.378 20/08/30 02:56
匿名 

>> 363 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」4話まで終了。 今回は、最後に悪い奴を澪が成敗する今迄のパターンとは趣向を変えて、片桐… 【2020夏ドラマ】

「妖怪シェアハウス」5話まで終了。

今回は原島の実父でこんじゃく出版社会長が、九尾の狐が化けた女・鷲尾に骨抜きにされて再婚、鷲尾にとって邪魔な原島を退職させ、こんじゃくプロダクションごと潰そうと工作する話。

どう考えても無理な条件でやらされる社史編纂を安請け合いしてしまう澪。更に条件を厳しくされても再び引き受けてしまう澪は遂に倒れてしまう。陰陽師の祈祷で快復した澪に、「悪いのはお嬢もだ」とぬらりひょん。後先考えずに暴走する澪に妖怪4人で言い聞かせる。優しいなあ、みんな。このシーン良かったわあ。

ぬらりひょんが指パッチンで会長をハウスに運び、やって来た鷲尾がパートナーの悪徳弁護士に「意外に早く死にそうよ」と報告している会話を録音、それを会長に聞かせて正体を暴くが、鷲尾には指パッチンが効かず帰られてしまう。
ところが何故か会議中に「ひょん、ひょん」としゃっくりが止まらず、最後は「こんこん」で狐とバレて、会長から「遺言状は破棄だあ」

今回の鷲尾は憎たらしかったから、澪が仕返しをしてスッキリしたかったなあ、残念。

※原島は本来なら跡取りだったのか、びっくり。あと「しらはま」は原島だと気付いた澪は、急に原島を意識し始めたのだが、恋ばな展開は…要らないかなあ。

演出=山本大輔

  • << 391 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」6話まで終了。 noteのしらはまのプロフィールが原島っぽくて、妖怪達に「原島確定」と煽られ意識しちゃう澪。 伊和は山姥(愛称:やまちょす/仮の姿:ビューティーアドバイザー安達/長井短が熱演)を招聘、ファッションや男女関係に疎い澪の、外面と内面のコーディネートを頼む。 ガングロヤマンバメイクでさっぱり分からないJK語を駆使するやまちょすに爆笑の連続、面白かったあ。 仕事で編集長と引き合わせた時はきちんとした日本語を話すが、疲れて眠くなると本来の婆さん顔になってしまうやまちょすにも大笑い。 結局原島には妻が居て離婚を切り出されている事が分かり、一人泣き濡れる澪。鏡を見ると角が生えている。 譲に「何があった?」と聞かれ本当の事を話す澪。譲は「もう忘れろ」「他にいい奴が側に居るんじゃないか?」←自分の売り込みか~い(笑) 譲も含めて全員で、ヤマンバメイクと衣装で踊るパラパラにも大爆笑。 復讐パターンの踏襲は無かったけど、とにかく面白かったので大満足。 脚本=綿種アヤ 演出=豊島圭介

No.379 20/08/30 11:39
匿名 

【2020夏ドラマ】

「恐怖新聞」(東海テレビ・松竹)脚本=高山直也(シリーズ構成 乙一) 出演=白石聖、佐藤大樹、駿河太郎、横田栄司、片山友希、坂口涼太郎、猪野学、黒木瞳 他

つのだじろうの漫画原作。《オトナの土ドラ・55分枠》(全7話予定)

ホラーは苦手だからどうしようかなと思いながらも、期待の白石聖主演作だから観たのだが、NHK「ディア・ペイシェント」の座間の悪行描写の圧迫感に比べれば、こちらの恐怖描写の演出には作り物感が漂っている分、遥かに観やすかった。

ポイントは引っ越し業者の耳アザ男(猪野学)が詩弦(白石)にサインさせた書類の3枚目で、明らかに上の2枚とは違っていたから、あれが多分恐怖新聞の契約書だったのかなと予想。

普通は避ける北枕(厳密に言うと頭北面西と北枕は別物らしい)を娘に指示したり、店のオーダー票の束にシャーペンを刺して呪いをかけたり、詩弦の母親・歌子(黒木)は何か変。

午前0時に届く恐怖新聞は詩弦以外には只の白紙にしか見えないので、誰にもその予言を信じて貰えず、父親の事故死(足場の木材が落ちて来て腹を貫通)を止める事が出来なかった詩弦。でも父の今際の言葉は「絶対許さん、お前のせいだ!」

詩弦が生まれる前に父親が神社に毎日「生まれて来ない様に…殺して下さい」と願掛けしていた描写もあり、この一家(小野田家)は何かに取り憑かれているのか?
(続く)

No.380 20/08/30 12:10
匿名 

>> 379 (続き)
真夜中にドアをドンドン叩かれて、ドアまで進んで「警察呼びますよ!」、新聞が入れられて手に取り、あろうことかドアを開けて辺りを見回す詩弦、怖いもの知らずだわあ。チェーンも掛けてないし。

バイトで知り合った勇介(佐藤)が、飛び降り自殺を目撃して血飛沫を浴びた(ここの一連の映像は流石中田さんだなあと思った)詩弦を心配して会いに来るの迄は分かるけど、そのまま部屋に上がり込み「俺の前では我慢なんかしなくていい」と言って詩弦を泣かせてからの抱擁、直ぐにキスの急展開に口あんぐり。

ボブヘアの印象しか無かった白石聖が、今回はセンター分けのデコ出しヘアでイメチェン。でも美人はどんな髪型でも美人だわあ。そんな小柄で細身の白石聖が恐怖に戦く姿は余り観たくはないけど、1話を観た限りでは綺麗な顔を保ったまま、クールに戦いている感じなので私的にはセーフかなあと。(逆にホラー好きには物足りない?)

取り敢えず次も観てみる事にする。

※美しく華奢な白石聖の走り方が、両肩を思いっきり揺らす男走りだったのには衝撃を受けた(汗)

※京都が舞台でレトロな電車(鉄オタではないので何線とか全く分からず)とか出て来て、東京とは全く違う雰囲気も楽しめたらいいなと思う。

演出=中田秀夫

  • << 392 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」2話まで終了。 父親の最期の言葉「お前なんか生まれて来なければ良かったんだ」を言えない詩弦に、苛立ちをぶつける母親。仕方なく本当の事を言うと「嘘よ嘘よ嘘よ!」と叫び狂う母親。 別の日は夫の遺骨をボリボリ食べながら「何でお父さんを助けてくれなかったの!」と激しく詩弦を責める母親。かなり危ない状態。 引っ越し屋の男から「(澪の前に)新聞を受け取っていたのは俺だからな」「一度受け取る毎に100日寿命が縮まる」「一日でも早く止めろ」と言われ、「どうやったら?」と聞こうとした所であの刑事が来てしまい、格闘の末に頭を打って男は意識不明に。 澪は勇介にアドバイスされて次の殺人を止めようとするが、澪達が介入した事で新聞の予言が変わってしまう。 悩む澪に聴取をしたあの刑事は「確証が欲しい。俺と組まへんか?」 中田監督は1本だけで早くも交代したが、雰囲気は殆ど変わらずにすんなり観る事が出来た。 まだ物語の骨格とかは見えて来ないんだけど、小野田家が何かに取り憑かれている様な感じはする。 澪の隣の部屋の体の弱い息子・ともをは、外見はいかにもなんだけど、意外と澪のカウンセラー的な役回りだったりして。 あっという間に恋人になっていた勇介役の佐藤大樹が、演技もイマイチで雰囲気も白石聖に合っていなくて、凄く残念だなと思っているのは私だけ? 演出=服部大二

No.381 20/08/31 00:19
匿名 

>> 366 「半沢直樹」6話まで終了。 タスクフォースが民間の銀行に債権放棄を要請する法的根拠が曖昧な点を突いて拒否した半沢。 乃原から報告を受… 「半沢直樹」7話まで終了。

いやあ、今回は帝国航空編になって一番面白かったなあ。

東京中央銀行の役員会、半沢の発言を一々否定する大和田だったが、何かわざと焚き付けている感じがしてこれはもしやと思ったら、やっぱり債権放棄否決の流れに持って行く為の芝居だった。
これで裏切り者は紀本と炙り出されたのだが、紀本も世論という大義名分を持ち出し、自分の職を賭して債権放棄を主張、頭取も了承する。
半沢は投開銀が拒否したら当行もそれに準ずるという条件を付ける事を提案、了承される。

谷川の説得をする半沢だが「どうしても出来ない事だってあるの!」と感情を爆発させる谷川。
結局、投開銀を民営化する事が閣議決定された為、谷川は上層部の説得に成功し放棄を拒否。

面目丸潰れの白井大臣は箕部に辞任すると言うが「広告塔としてお飾りで居るんだ」「二度と裏切るな!」と怒鳴られ、何れは総理にという野望は断たれる。
怯える江口のりこと牙を剥く柄本明の演技対決は面白かった。

女将は元東京中央銀行社員で中野渡の部下だったとか、結構衝撃。
大和田は“闇”という言葉を使って何かを知っている様子だったし、箕部は中野渡を呼び付けて圧力を掛けていたし、紀本と中野渡に絡む何かが有ったのかしら。

「貸すも親切、貸さぬも親切」銀行員の遵守すべき指針、いい言葉だな。

共同脚本=谷口純一郎 演出=田中健太

  • << 406 「半沢直樹」8話まで終了。 大和田の言っていた“闇”とは、合併前の旧東京第一銀行(中野渡や紀本の出身銀行)が行っていた幾つもの不正融資の事で、その中に箕部への“20億円5年間無担保融資”も含まれていた。 これは行けると踏んだ半沢は大和田と共闘、証拠の“箕部のクレジットファイル”を見付け出し紀本を追い詰めるが、そのタイミングで箕部から半沢と大和田に呼び出しが掛かる。 旧T時代、智美の上司だった副頭取の牧野は自殺した。潔白なら何故自殺したのだ?と半沢に言いながら箕部が取り出したのは、不正融資をした相手からの数々の入金が記された牧野の口座明細。 金融庁に調べさせるぞと脅された大和田は直ぐに謝罪、半沢は鬼の形相で粘るが結局謝罪するしかなかった。 今回はこの粘りのシーンの堺雅人の演技がハイライトだった。半沢の悔しさと、これまでの敵とはレベルの違う箕部の持つ権力の大きさという物が、ひしひしと伝わって来る名シーンだった。 同じく箕部に手を突っ込もうとしていた黒崎は異動を命じられ、半沢に後を託す様に「伊勢志摩ステートを調べなさい」と囁いて去って行く。 強い、強過ぎる箕部。ここを突破するには箕部の内部事情を知っている、元秘書の笠松(児島だよッ!)を崩す(或いは向こうから協力して来る)しか無いのかな。(福澤Dの生放送でのヒントはそういう事よね?) 共同脚本=金沢知樹 演出=福澤克雄、松木彩 

No.382 20/08/31 22:53
匿名 

>> 367 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」4話まで終了。 前回はがっかりして今回で離脱するかどうか決めようかなと思いながら観たら…… 【2020夏ドラマ】

「親バカ青春白書」5話まで終了。

美咲がガタローとため口で会話し、楽しそうにしている二人を見て若干ショックを受けているさくらが可愛かった。

いつの間にか寛子とハタケも仲良くなっていて、こっちもショックを受けるさくらだが、こっちは寛子が直ぐに気付いてわざとハタケに「ねえ、アタシと付き合わない?」、慌てたさくらは「ダメだよ」、寛子に「何で?」攻撃をされたさくらは「私が好きだから」。
二人をくっつけた寛子は去って行く。

ハタケがガタローに交際を報告すると「何だってえ!?」と、今度はガタローがショックを受けて二人のデートの邪魔をする(殆どだだっ子状態(笑))。

でも引きこもってしまった根来を心配して、さくらとハタケを連れて部屋を訪ねたり、根来がスタッフに持ち逃げされた300万円を取り返すのに一緒に行ってあげたり、そいつらが「一発屋のくせに」と根来をバカにすると、「一発屋をバカにすんな!一発すら当てた事も無い奴が!」と一喝。前回からガタロー本当に決める時は決める、カッコいい!

その後根来にも、「お前もお前だ、最近のお前、本当に感じ悪くて嫌いだったぞ」と、ちゃんと伝えて分からせてあげた所も、人生の先輩として素敵だった。

美咲のおかげで?小説を書く気になったガタロー。二人を“家政婦は見た”状態で見つめるさくらには笑ってしまった。

脚本統括・演出=福田雄一

  • << 393 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」6話まで終了。 今回は成人式を目前に控え、自分がお腹にいた事で出席出来なかった母の代わりに、自分の晴れ着姿を父に見せて喜ばせたいというさくらに対し、他の仲間はそれぞれの理由で成人式には出ないと言い、それぞれの理由でガタロー家に集まって来て、合宿みたいになってしまう話。 その中で、根来は美咲が好きだとさくらに話すが、美咲はやっぱりガタローが好きみたいな雰囲気。 ガタローは尾崎に、娘が心配で一緒に大学に入った事を告白し、尾崎は親バカの青春物語を書く様に提案、上のGoサインが出たので企画を揉む為にガタロー家にやって来て、一緒に居たのが同級生と分かり、それぞれにガタロー絡みのエピソードを話させる。 (そう言えば最初はインカレパーティーに乗り込んで、知恵を絞って助け出したんだよなあ、既に懐かしい) 発熱して成人式に行けなかったさくらの快気祝い兼みんなの成人祝いパーティーをするガタロー達。小説の企画も通り皆で乾杯。 僕達がキスをしようとすると何故邪魔をするのかと、酔った勢いで文句を言うハタケに「俺だって幸子が死んでから10年以上していないんだ」とガタローが言うと、「じゃあ私がしてあげる」と酔った美咲がガタローにブチュー、固まってしまうさくら。 次回は早くも最終回。さくらと美咲がバトルみたいだけど、どうする?ガタロー! 演出=ムロツヨシ

No.383 20/08/31 23:35
匿名 

>> 368 「SUITS 2」7話まで終了。 上杉の提案で、裁判になった場合甲斐は本当に勝てるのか、ファーム内の模擬裁判で証明する事に。 蟹… 「SUITS 2」8話まで終了。

特別編なんかじゃなくて、上杉は何故4年前(だったかな?)ファームを追われたのかが明かされる大事な回だった。

理由(6千万円の横領=幸村は告訴はせず追い出した)を明かすと同時に、もう一つのスキャンダル(部下のアソシエイトとの不倫=幸村は即解雇をした)を、今回のマネージングパートナーの投票で上杉に勝つ為の材料に使う、それも手の込んだ方法で、投票権を持つシニアパートナー達が上杉の人格に疑問を持つ様に仕向けるという、見事な展開だった。

横領の理由は癌ステージ4の妻の治療費の為で、幸村は同情して貸し付ける形にしたのだが、その裏で密かに上杉がアソシエイトと不倫をしていた事もあり、以前に甲斐が「お前を許さない」と言ったのは分かるのだが、「娘を閉じ込めておけ」の意味は何だったのだろう?

これですんなり幸村は勝てるのか、それとも上杉の逆襲はあるのか?

※また番組表の惹句が内容と合っていない。『二転三転する凶悪事件の謎!事件は思いもよらぬ結末へ!?』って、どこで凶悪事件が起きたのさ。何なの?このいい加減さは。

演出=森脇智延

  • << 394 「SUITS 2」9話まで終了。 上杉は自分の持っている権利を使い、蟹江をシニアパートナーに指名して自分に投票する様に仕向ける。 甲斐と幸村は言葉で蟹江の説得を試みるが、上杉も巧みに言葉で圧力を掛けるので、蟹江がどちらに投票するのか分からないまま投票日に。 双方の読み通りに7対7、最後の1票は…上杉に! まあね、蟹江のこれまでの心情を考えれば、理由はどうあれシニアパートナーにしてくれた上杉に投票するだろうなあ。 そしてすごすごと引き下がる甲斐では無いので、どうやらまた上杉の“埃を叩く”作戦に出る様だ。富樫と上杉は繋がっていたみたいだし、甲斐がどう炙り出すのか楽しみ。 ※上杉の娘(森七菜)がアキレス腱になるのかと思っていたけど、いつ再登場するんだろう。森七菜自身が10月からのドラマに主演するので、こっちは出るとしてももう撮り終えている筈だから、そんなに重要な役割にはしていないのかしら。 演出=星野和成

No.384 20/09/02 00:06
匿名 

>> 369 「竜の道 二つの顔の復讐者」5話まで終了。 竜一は晃(細田善彦)にクーデターを起こさせて源平(エンケンさん)を退任させようとしているが… 「竜の道 二つの顔の復讐者」6話まで終了。

毎回面白いけど、今回は特にストーリーの組み立てが良くて、観ていて時間が経つのが早かった。

源平は自分は没落名家の妻の実家に金を運ぶ役目、その分名家の人脈を利用出来たから割り切っていたが、妻が結婚してからずっと殻に閉じ籠り、この成金がと軽蔑した目で自分を見ていたと思い込み傷付いていた。

晃の思い詰めた様子を心配した芙有子は、何とか二人で話し合って欲しいと願うが源平は取り合わない。口下手なので本心を書いた手紙を用意するが、渡せぬまま心臓発作で倒れて入院。
殆どの時間を付き添いで過ごす源平。

この機に乗じて取締役会を開き、一気に源平を潰すつもりの竜一だったが、晃が翻意して動議を出さずクーデターは失敗、薄々気付いていた源平に出禁を食らってしまう竜一。

晃が翻意した理由は、母親が書いたあの手紙を読んだから。「家族は敵ではありません。晃と貴方が協力し合えばきっと素晴らしい会社になります」
亡くなってから源平も読み、破かれた手紙の一部を拾った竜二も読む。勘のいい竜二なら何が起こったのか察しはついたのではないか?

竜二が竜一を裏切ったのかと思わせる描写が有ったり、美佐が竜一を好きなのではと竜二が感じ取っている様な描写も有り、やっぱりこの不安定な血の繋がらない兄妹の関係が、復讐の最大の足枷になる事が現実味を帯びて来た感じだ。

演出=紙谷楓

  • << 395 「竜の道 二つの顔の復讐者」7話まで終了。 そんなに甘くはないヤクザの会長・曽根村。 最初、二見が源平の金に目が眩んで竜一から唆された事を喋ってしまうのかと思っていたら、仕組んだのは曽根村だった。 凄いね。竜一からの依頼(源平が二見を殺して欲しいと頼んでいる場面を隠し撮りして欲しい)はこなした上で、その時の源平からの依頼も、金を受け取った以上は実行する。この冷徹さ。 そして竜一が邪魔をして二見を逃がしてしまった以上、銃を渡し「お前が二見を殺せ、そうしたらデータは渡す」。 西郷輝彦の静かな圧力演技が上手過ぎて、こっちまで震え上がってしまった。 竜一に殺しをさせたくない竜二は、「俺がまゆみと結婚をして霧島の全てを手に入れる」「美佐はどうするんだよ」と竜一。「美佐が好きなのはお前だよ!」「俺はまゆみを幸せにする。あの女を犠牲にはしない」竜二、格好良過ぎるんだけど。 源平には精神的に追い詰める言葉を次々に投げ掛けて、ダメージを与える事に躊躇いは無いけど、自分に完全に惚れて頼り切っているまゆみの事は傷付けたくはないのかしら。 次回の最終回は拡大で約2話分の放送枠。 記者の沖、曽根村の子供の事が復讐の成否にどう絡むのか、血を流さずの乗っ取りは出来るのか、竜一が竜二に銃を向けた初回のあのシーンの顛末は?等、見所満載で楽しみ。 演出=岩田和行

No.385 20/09/02 00:45
匿名 

>> 370 「私の家政夫ナギサさん」8話まで終了。 ナギサさんが田所を連れて来た為、仕方なく「家事が苦手で頼んでいる家政夫さんです」とカミングアウ… 「私の家政夫ナギサさん」全9話終了。(最終回は15分拡大)

「一緒に居ると心から安心するんです!」ってメイが言うと、それは“男と女の好き”ではなくて親に対する感情なのでは?と思ってしまう。
4日間の結婚トライアル。急に自分も何か家事をやった方がいいのかと思うが、結局何も変えないメイ。

ナギサさんから、結婚するなら今後の人生設計について細かくすりあわせをしたいと言われ、急に現実味を帯びてきた事に対応し切れずにあやふやにしてしまうメイ。
そして3日目に結婚は無かった事にと置き手紙をして、帰って来なかったナギサさん。

田所に本当の事を話すメイ。本心を話せるって相性はいいんだけどねえ。メイにとっては性別を越えた友情止まりの感覚なんだろうね。

田所に「俺じゃないんですよ、メイさんには貴方が必要なんですよ」と、覚悟を持つ様に迫られたナギサさんは、やっとメイに会いに行く。

歳の差婚なので人間ドックを受けて、心電図が再検査になり(親族もそこから悪化したから)一気に不安になっちゃったのね。
その都度課題は解決して行けばいいという、仕事的な発想のメイ。
それでも「私も貴女を手放したくはないんです」「私はメイさんが好きです」と、やっとナギサさんのお気持ち表明で大団円。

全体としては起承転結のバランスが悪かったけど、まあお気楽に観られて後半は楽しかったから良しとするわ。

演出=坪井敏雄

No.386 20/09/03 00:30
匿名 

>> 372 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」3話まで終了。 椿は父が殺された所を見た訳ではなくて、七桜の母親と父がキスをして… 【2020夏ドラマ】

「私たちはどうかしている」4話まで終了。

今回は城島(高杉真宙)が何故女将の手先となって、椿と七桜を陥れようとしているのかが分かる回。

わざとらしく残された証拠や椿の高慢な態度から、城島は親の和菓子屋のフェア出店を妨害したのは椿だと思い込んでいて、敵討ちをしたかったのだが、実際の犯人は女将(観月ありさ)という…。

椿が光月庵のフェア出店品を、亡くなった城島父のオリジナルわらび餅に決めたのが気に入らず、またも完成品を床にぶちまけさせる女将(城島が出来なかった後に、誰にやる様に言ったのかな)。それを見越した椿の機転でわらび餅は無事提供され、城島は完全に椿&七桜派に。

作った和菓子を二度も駄目にされた七桜が女将に「どうして貴女みたいな人がこの店の女将なんですか?椿さんのお母さんなんですか?」ってはっきり言ったのはスッキリした。だけど火に油を注ぐ感じになっちゃったね。

大旦那(佐野史郎)の言ってる跡継ぎにしたい「あの子」は誰?亡くなった息子が誰かに産ませた子か、もしくは自分が誰かに産ませた子か?自分の血が流れている事が重要なら、そういう事になるよなあ。

育三郎が七桜の味方なのか何なのかも気になる。

普通に惹かれ合い始めた椿と七桜。七桜がさくらだと椿が知るよりも、椿が嘘をついて母親が犯人にされたと七桜が知る事の方がキツいだろうなあ。

演出=明石広人

  • << 396 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」5話まで終了。 椿の子を妊娠した七桜。一人ぼっちだった自分に家族が出来る喜びと、母の仇の子を身籠った事を母はどう思うのだろうという罪悪感の間で揺れ動く七桜。誰にも言えない胸の内を“替え玉の母”夕子に吐き出し、励まされて涙に暮れる七桜。何かホッとするいいシーンだった。 母が天井裏に隠しておいた道具箱の中には、椿の父が母に当てた沢山の恋文、そして2通のDNA鑑定書。二人は愛し合っていたが結婚は許されなかったのかな? 七桜の母・百合子だけを一途に愛していた樹は妻の今日子を苦しめ、他の男に救いを求めた今日子は不義の子・椿を産んだ。(今日子の多喜川に対する態度から察するに、相手は既に亡くなっている多喜川の父なのかな?) 大旦那は事情を知っていたから、椿には継がせない、樹の実子のさくらを探せと言っていた訳ね。でもさくらが七桜だとは未だに気付いていない。七桜の和菓子の味で何かを思い出しそうなんだけど、老舗の和菓子店の大旦那なんだから、いい加減、味だけで気付いても良さそうなものだけどね。 七桜は今日子が嫉妬の苦しみから夫を殺してしまったのではと思い始めた様で。 何か当初の突っ込みどころ満載ドラマから、若干人間ドラマに変貌して来た感じなんだが。(私はこっちの方が好み) 演出=水野格

No.387 20/09/05 18:37
匿名 

>> 374 「MIU404」10話まで終了。 サブタイトル《Not found》 野木さん凄いなあ、ここまで展開を組み立てた上での404のメ… 「MIU404」全11話終了。(最終回は15分拡大)
サブタイトル《ゼロ》

いやあ、チーム新井に一杯食わされた。
伊吹も志摩もそれぞれ有休消化中の九重に聞かせる形で、久住を許さない、警察を辞めてでも…という気持ちを明かす前振りが有ったので、相棒を守ろうとして、或いは憎悪が爆発して相棒の敵を討つ為に銃を発射したというのが、まさかの夢オチとは1ミリも思わなかった。
凄いエンタメを最後に放り込んで楽しませてくれた。

一方で伊吹に追い詰められた久住は自ら怪我をして「警察にやられたって、仲間が証言してくれる」と言って、屋形船の中に入って行くが、彼らはEPドーナツでラリって証言どころではないという、久住にとって自分で自分の首を絞める“ざまあみろ”の結果に。

最後はスカッとしたけど、久住は逮捕後も完全黙秘で、本名も育ちも動機も全く分からないという謎を残したままで終わった。
全てがきちんと作り込まれている作品なので、こういう終わり方でも不思議と“消化不良”みたいな感情は湧いて来なかった。
それ位久住という男の掴み所の無さ、不気味さと演じる菅田将暉が同化していて、こいつなら完黙も有り得るなと思わされてしまったからなのかもしれない。

チーム新井(私が勝手に付けた名称でW野木亜紀子+D塚原あゆ子+P新井順子の事)お見事でした!

演出=塚原あゆ子


No.388 20/09/05 19:09
匿名 

>> 375 【2020夏ドラマ】 「おじさんはカワイイものがお好き」3話まで終了。 今回は小路、鳴戸、ケンタの3人が仙台に出張する話で、3人… 【2020夏ドラマ】

「おじさんはカワイイものがお好き」4話まで終了。

小路にとっては“カワイイもの好き”を隠さずに心置き無く語れる初めての友達ケンタ。
一人焼肉をしていると、後ろの席にケンタが昔の仲間と一緒に居る事に気付く。
ドールハウスの事をからかわれたケンタは、「あれは妹の物」「自分の物の振りをしてからかっただけ」と、カワイイもの好きを全否定。小路はショック。

追いかけて来たケンタは「ごめんなさい」、小路は心の声で「謝る必要なんて無い」←そこだよ小路さん、何で口に出さない?元妻に言われたばっかりじゃん。

「俺しばらくは小路さんに会えないです。仕事が忙しくて」

自宅。ドールハウスをしまい込むケンタ。
大人の男のカワイイもの好きはしんどいんだね。
同志としか味わえない楽しい日々を断たれ、こんな事なら出会わなければ良かったと肩を落とす小路も切ない。

一方、鳴戸と真純は急接近。猫が直ぐに懐く真純が羨ましく、それでもまずは形から入ろうとする鳴戸が可愛い。

次回で最終回だそうで、この二組の男の友情がどうなるのか楽しみ。

演出=熊坂出

  • << 401 【2020夏ドラマ】 「おじさんはカワイイものがお好き」全5話終了。 小路とケンタの雰囲気がギクシャクしている事に気付いてしまう鳴戸。 会社でパグ太郎の眼鏡拭きを落とし、自分の物だと言えない小路を見て「私のです」と鳴戸。お礼を言う小路に「情けない、最近の貴方を見てもグヌヌ-ッと来ない」と鳴戸。凄い!真純と友達になった事でここまで成長するなんて。いやいや元々優しさも思いやりも持ち合わせていたけど、何かがあって鎧をまとって生きて来たのが、真純の素直で漫画に対する一途な思いに触れて、鳴戸も自分の心を解放し始めただけなのかもしれない。 そんな鳴戸に小路が密かに付けたあだ名が“ニュー鳴戸”(笑) ケンタからのLINEで会う二人。 「元妻だと教えて貰えなかった事がショックだった」と言って謝るケンタ。←意外!モヤモヤしていたのは分かるけど。私はてっきり“カワイイもの好き”を否定しているのを小路に聞かれて、ばつが悪くて会えないと言ったのかと思っていた。 今度こそ「俺はケンタ君が好きだ!」と、自分の気持ちを口に出して伝えた小路。ケンタも「好きです!」と言ってくれて、二人でパグ太郎ショーにGo! ショーには間に合わなかったけど、着ぐるみと夢の2Sが撮れて小路は“限界突破!極楽浄土”の夢気分。 真純を絡ませる事でおじさん達を無理無く素直にさせた構成はお見事だった。 演出=熊坂出

No.389 20/09/06 01:45
匿名 

>> 377 「未満警察 ミッドナイトランナー」9話まで終了。 同期女子「その人がスコップ男だとしてどうしてここまで来れるの?警察学校の中だよ?」←… 「未満警察 ミッドナイトランナー」全10話終了。

蓋を開けてみれば何とも杜撰でダサいストーリーだったのでびっくりしてしまった。
何でこんな設定に出来るのか、原作縛りが有ったのかどうか知らないが、よくこんな展開に出来るね。

片野坂の長女がイジメを苦に自殺して、イジメていた姫花が代議士の孫だから警察は揉み消した。片野坂は復讐は出来なかったが次女が殺してしまい、妻に懇願された片野坂は隠蔽に加担した。
ここまではまだ分かる。
だけど次女の冬美がケータイで自分の犯行を撮影していたという設定が異常だし、成長して警察官を目指し、片野坂も了承して自分の教場に配属されても、平常心で授業を受けていたなんて、サイコパスとしか思えない。

冬美の犯行を目撃したのが天満の妻で、それを知った片野坂の妻が会いに行き、揉み合っている内に死なせてしまい、また片野坂が埋めた。
最後の刑事は証拠も無いのに心証だけで片野坂をゆすって来たので、今度は自分で殺して埋めた。

天満がでっち上げで逮捕された為、片野坂は国枝に自分の犯行だと告白したが、国枝は隠蔽した。
それで監禁して隠蔽した罪の告白をさせ、それを根拠に天満の再審を認めさせるという展開だった。
全く同情出来ない、理解出来ない、気持ち悪い最終回だった。

演出=南雲聖一

No.390 20/09/06 02:23
匿名 

>> 376 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」7話まで終了。 親の過度な愛情、精神的なスポイルは暴力と同じ。金田がそう評した高齢母と引きこもり… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」8話まで終了。

夫の話では医師が入る保険に陽子も加入していたが、遺族が訴訟を起こしたのが1年後で陽子は既に病院を転籍しており、偶々加入の空白期間が有った。保険が使えないと知った陽子は、自分の生命保険金を賠償に充てる様に夫宛の手紙に書き残し自殺した。「不可抗力なのに自分を責めていた」
何とも辛い話だ。

元刑事の警備員・蓮見の調べでは、座間は介護退職をし生活保護は受けていないと言う。貯金?それとも佐々井病院のライバル病院から金が出てる?

ずっと前に座間が写真を撮っていた千晶の患者対応マニュアル、あの混ぜ返す様な書き込みって、千晶が受け取った時には既に書いてあったから、千晶は読んで思わず笑っていたんだよね、確か。
筆跡鑑定をすれば分かる事なんだけど。

演出=武田祐輔

  • << 402 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」9話まで終了。 9話目にしてやっと座間のリアルな心情が描かれた今回。やっとだよ、長かったあ。延々と座間の異常なモラハラを見せ付けられて、あれで視聴離脱した人も多かったのではと想像してしまう。 母親への思いと現実の苦しみとの板挟みで懊悩する座間を、田中さんが気持ちを入れて見事に演じ切っているだけに、ここまでの座間の描き方と構成そのものをとても残念に思う。 患者に刺された金田と自殺した陽子を「戦力外になってしまった」と表現した高峰事務長に院長が激怒。「貴方の人材マネージメントとは医師を使い捨てにする事なんですか!」←院長、今更ですか? 沼田と座間が外で談笑しているのを見掛けた千晶。退職した高峰の線が消えたのでスパイは沼田なのか? 母が喉に食事を詰まらせた事をきっかけに、病院を辞めて父の診療所を継ぎ、母を在宅介護に切り替えようと決意する千晶だが、まだ迷っている自分が居た。 座間が無理心中を考えているのでは?と心配した千晶は自宅を訪ね、その生活実態を目の当たりにする。 介護退職を実行した座間の気持ちに自分の今の迷いを重ねた千晶は、初めて座間の苦しみの一端を理解するのだが、「私に何か出来る事はありませんか?」は唐突過ぎたなあ。だって座間は千晶の迷いなんて知らないから、案の定激高されてしまった。 最終回、どうまとめるのかな。 演出=西谷真一

No.391 20/09/06 12:01
匿名 

>> 378 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」5話まで終了。 今回は原島の実父でこんじゃく出版社会長が、九尾の狐が化けた女・鷲尾に骨… 【2020夏ドラマ】

「妖怪シェアハウス」6話まで終了。

noteのしらはまのプロフィールが原島っぽくて、妖怪達に「原島確定」と煽られ意識しちゃう澪。
伊和は山姥(愛称:やまちょす/仮の姿:ビューティーアドバイザー安達/長井短が熱演)を招聘、ファッションや男女関係に疎い澪の、外面と内面のコーディネートを頼む。
ガングロヤマンバメイクでさっぱり分からないJK語を駆使するやまちょすに爆笑の連続、面白かったあ。

仕事で編集長と引き合わせた時はきちんとした日本語を話すが、疲れて眠くなると本来の婆さん顔になってしまうやまちょすにも大笑い。

結局原島には妻が居て離婚を切り出されている事が分かり、一人泣き濡れる澪。鏡を見ると角が生えている。

譲に「何があった?」と聞かれ本当の事を話す澪。譲は「もう忘れろ」「他にいい奴が側に居るんじゃないか?」←自分の売り込みか~い(笑)

譲も含めて全員で、ヤマンバメイクと衣装で踊るパラパラにも大爆笑。

復讐パターンの踏襲は無かったけど、とにかく面白かったので大満足。

脚本=綿種アヤ 演出=豊島圭介


  • << 404 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」7話まで終了。 自分の不幸話を上手く形にして文学賞に応募してみろと原島に励まされ、俄然その気になった澪。 仕事終わりに原島と並んで歩いていると、歩道の反対側から見つめている髪の長い女。←原島の別れた奥さん?やっぱり未練があるのかしら。 シェアハウスが停電し、のんべが下敷きを擦って毛を立てて、その下敷きを天井に当てたら通電の細かい芸には大笑い。 澪に生霊が取り憑いたらしく妖怪達は専門家の黄泉醜女(よもつしこめ・仮の姿は結婚コンサル&別れさせ屋の四方津志子=峯村リエ)を呼び、原島元夫妻の気持ちの確認をさせるが、元妻の梨沙は「好きな人がいる」ときっぱり。 梨沙は原島の気持ちが澪にあると敏感に感じ取っているのかな?またまた生霊となって澪を襲い首を絞めるが、譲が呪文を唱えて妖怪達が生霊を捕まえる。 何故か「大阪ラプソディー」を座敷童子とデュエットして「仕事や」と帰って行く四方津(笑) 譲の父・衛が旅から戻り、妖怪に成りかけている澪の姿を確認、「人間の男と結婚すれば家庭が結界となり妖怪にならずに済む」と至急の結婚の勧め。 この機に乗じてもちろん譲は即プロポーズ(笑) 何と原島もしらはまは自分だと認め、俺と一緒に暮らさないか? おみくじの内容からだと、文学賞を取って原島とって感じなのかな? 最終回が楽しみ。 演出=山本大輔

No.392 20/09/06 12:37
匿名 

>> 380 (続き) 真夜中にドアをドンドン叩かれて、ドアまで進んで「警察呼びますよ!」、新聞が入れられて手に取り、あろうことかドアを開けて辺りを見回… 【2020夏ドラマ】

「恐怖新聞」2話まで終了。

父親の最期の言葉「お前なんか生まれて来なければ良かったんだ」を言えない詩弦に、苛立ちをぶつける母親。仕方なく本当の事を言うと「嘘よ嘘よ嘘よ!」と叫び狂う母親。

別の日は夫の遺骨をボリボリ食べながら「何でお父さんを助けてくれなかったの!」と激しく詩弦を責める母親。かなり危ない状態。

引っ越し屋の男から「(澪の前に)新聞を受け取っていたのは俺だからな」「一度受け取る毎に100日寿命が縮まる」「一日でも早く止めろ」と言われ、「どうやったら?」と聞こうとした所であの刑事が来てしまい、格闘の末に頭を打って男は意識不明に。

澪は勇介にアドバイスされて次の殺人を止めようとするが、澪達が介入した事で新聞の予言が変わってしまう。
悩む澪に聴取をしたあの刑事は「確証が欲しい。俺と組まへんか?」

中田監督は1本だけで早くも交代したが、雰囲気は殆ど変わらずにすんなり観る事が出来た。
まだ物語の骨格とかは見えて来ないんだけど、小野田家が何かに取り憑かれている様な感じはする。

澪の隣の部屋の体の弱い息子・ともをは、外見はいかにもなんだけど、意外と澪のカウンセラー的な役回りだったりして。

あっという間に恋人になっていた勇介役の佐藤大樹が、演技もイマイチで雰囲気も白石聖に合っていなくて、凄く残念だなと思っているのは私だけ?

演出=服部大二

  • << 405 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」3話まで終了。 勇介は詩弦の母・歌子に「詩弦を一人にしちゃダメだ。ちゃんと見てやって下さい」と頼みに行き、娘の部屋に行った歌子は怯える詩弦を抱きしめ「ごめんね、酷い事を言って」←お骨ポリポリの歌子はどこに行った? 詩弦は恐怖新聞の存在を信じてくれた母と次の予言の少女虐待を止めるべく、「手を組む」条件で篠崎刑事から貰ったリストを元に、虐待しそうな家を一軒一軒訪ね歩く。←怖いもの知らずだわあ。 ここに挿入される虐待する巨体母と怯える兄妹の映像、てっきりあの留守宅の物だと思わせておいて実は…と後から分かる真実。この部分は映像美も含め秀逸だった。 道すがら出会う詩弦のカウンセラー大井川とその娘。女の子が凄くオドオドしているので「もしやこの先生が?」と思ったら、実はその夫が虐待をしていた。 新聞の絵のペンダントと大井川の娘のペンダントが同じ事に気付いた澪は、篠崎に住所を聞き駆け付け、篠崎が夫を殴り間一髪助け出す。 あの巨体母は大井川先生の親で、昔の映像だったのね。 蜷川(引っ越し屋)からの電話で、隣のともをは人間じゃない、気を付けろ、そいつが配達人なんだ!←エーッ、裏をかいて良い人なのではと読んでいたら、そのまんまなのかーい!? ※篠崎は借金まみれ?どっちに転ぶ人なんだろう? ※桃香はやっぱりね。 演出=服部大二

No.393 20/09/07 23:13
匿名 

>> 382 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」5話まで終了。 美咲がガタローとため口で会話し、楽しそうにしている二人を見て若干ショック… 【2020夏ドラマ】

「親バカ青春白書」6話まで終了。

今回は成人式を目前に控え、自分がお腹にいた事で出席出来なかった母の代わりに、自分の晴れ着姿を父に見せて喜ばせたいというさくらに対し、他の仲間はそれぞれの理由で成人式には出ないと言い、それぞれの理由でガタロー家に集まって来て、合宿みたいになってしまう話。

その中で、根来は美咲が好きだとさくらに話すが、美咲はやっぱりガタローが好きみたいな雰囲気。

ガタローは尾崎に、娘が心配で一緒に大学に入った事を告白し、尾崎は親バカの青春物語を書く様に提案、上のGoサインが出たので企画を揉む為にガタロー家にやって来て、一緒に居たのが同級生と分かり、それぞれにガタロー絡みのエピソードを話させる。
(そう言えば最初はインカレパーティーに乗り込んで、知恵を絞って助け出したんだよなあ、既に懐かしい)

発熱して成人式に行けなかったさくらの快気祝い兼みんなの成人祝いパーティーをするガタロー達。小説の企画も通り皆で乾杯。
僕達がキスをしようとすると何故邪魔をするのかと、酔った勢いで文句を言うハタケに「俺だって幸子が死んでから10年以上していないんだ」とガタローが言うと、「じゃあ私がしてあげる」と酔った美咲がガタローにブチュー、固まってしまうさくら。

次回は早くも最終回。さくらと美咲がバトルみたいだけど、どうする?ガタロー!

演出=ムロツヨシ

  • << 407 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」全7話終了。 尾崎とガタローの打ち合わせに同席してちょこちょこ口を挟む美咲。注意はするが追い出さないガタロー。そういうガタローの曖昧な所がさくらを苛立たせているのに、気付いていないのね。 美咲が本気な事には気付いていたのに。 さくらの頭の中は美咲と父親が再婚したらどうしよう…で一杯で、心ここにあらず状態。美咲の言葉には直ぐに反応するのに、自分の事は無視され、ハタケは自信を無くして落ち込んでしまう。 今回はこのハタケの“夢見心地→ドンと落ち込み→復活夢見心地”を見事に演じ分けた中川大志にアッパレ!今後、きっとオファーの幅が広がるだろうな。 ガタローの母が突然やって来る。 昔話の中で「幸子さんも若い時はヤンチャだった」と、不良校出身だったが猛勉強して東大に入り、そこで太郎と知り合ったのだと話す。だから元ヤンの美咲に惹かれたのかと納得してしまうさくら。同時に思い出した、子供時代の自分を轢きそうになった運転手に啖呵を切った時の母親のヤンチャな姿。←新垣結衣が演じるから凄い説得力(笑) 結局ガタローが皆の前で俺は幸子が今も大好きだからと言って、美咲は撃沈。さくらとハタケは再びラブラブ、全員進級でめでたしめでたし。 演出のしつこさが消えた途中からは、見やすくなって私は好きだったな、このドラマ。 脚本統括、演出=福田雄一

No.394 20/09/07 23:49
匿名 

>> 383 「SUITS 2」8話まで終了。 特別編なんかじゃなくて、上杉は何故4年前(だったかな?)ファームを追われたのかが明かされる大事な回だ… 「SUITS 2」9話まで終了。

上杉は自分の持っている権利を使い、蟹江をシニアパートナーに指名して自分に投票する様に仕向ける。
甲斐と幸村は言葉で蟹江の説得を試みるが、上杉も巧みに言葉で圧力を掛けるので、蟹江がどちらに投票するのか分からないまま投票日に。

双方の読み通りに7対7、最後の1票は…上杉に!
まあね、蟹江のこれまでの心情を考えれば、理由はどうあれシニアパートナーにしてくれた上杉に投票するだろうなあ。

そしてすごすごと引き下がる甲斐では無いので、どうやらまた上杉の“埃を叩く”作戦に出る様だ。富樫と上杉は繋がっていたみたいだし、甲斐がどう炙り出すのか楽しみ。

※上杉の娘(森七菜)がアキレス腱になるのかと思っていたけど、いつ再登場するんだろう。森七菜自身が10月からのドラマに主演するので、こっちは出るとしてももう撮り終えている筈だから、そんなに重要な役割にはしていないのかしら。

演出=星野和成

  • << 408 「SUITS 2」10話まで終了。 祖母が亡くなり厭世感からか、大輔が投げやりな感じになるのはまだ分かるけど、何故いきなりキス?何故いきなりボストン?何故甲斐も?と思ったら、ボストンの方はそこで手に入れた大麻でスーツに匂い付けして、嗅覚のいい蟹江を引っ掛け、上杉を追放する手段の一つとして必要だったからなのね(苦しいけど)。 でも今は人妻だと言っている怜(吉谷彩子)と大輔が寝たのは何で? しかも大輔から突然キスされてその気になってしまった聖澤に、情事後の二人を目撃させたのは何故?何の意味があるの?視聴率が悪いから、中島裕翔のサービスショット(ジャニーズにこんな事もさせるんだぜ、このドラマは)で、少しでも話題作りをしてるつもりなのだろうか(笑) 何かもう内部の権力争いはどうでもいいから、本来の弁護士案件で魅せてくれないかなあ。 演出=星野和成

No.395 20/09/08 23:26
匿名 

>> 384 「竜の道 二つの顔の復讐者」6話まで終了。 毎回面白いけど、今回は特にストーリーの組み立てが良くて、観ていて時間が経つのが早かった。 … 「竜の道 二つの顔の復讐者」7話まで終了。

そんなに甘くはないヤクザの会長・曽根村。
最初、二見が源平の金に目が眩んで竜一から唆された事を喋ってしまうのかと思っていたら、仕組んだのは曽根村だった。
凄いね。竜一からの依頼(源平が二見を殺して欲しいと頼んでいる場面を隠し撮りして欲しい)はこなした上で、その時の源平からの依頼も、金を受け取った以上は実行する。この冷徹さ。
そして竜一が邪魔をして二見を逃がしてしまった以上、銃を渡し「お前が二見を殺せ、そうしたらデータは渡す」。
西郷輝彦の静かな圧力演技が上手過ぎて、こっちまで震え上がってしまった。

竜一に殺しをさせたくない竜二は、「俺がまゆみと結婚をして霧島の全てを手に入れる」「美佐はどうするんだよ」と竜一。「美佐が好きなのはお前だよ!」「俺はまゆみを幸せにする。あの女を犠牲にはしない」竜二、格好良過ぎるんだけど。
源平には精神的に追い詰める言葉を次々に投げ掛けて、ダメージを与える事に躊躇いは無いけど、自分に完全に惚れて頼り切っているまゆみの事は傷付けたくはないのかしら。

次回の最終回は拡大で約2話分の放送枠。
記者の沖、曽根村の子供の事が復讐の成否にどう絡むのか、血を流さずの乗っ取りは出来るのか、竜一が竜二に銃を向けた初回のあのシーンの顛末は?等、見所満載で楽しみ。

演出=岩田和行

  • << 409 「竜の道 二つの顔の復讐者」全8話終了。最終回は54分拡大。 沖に秘密を知られたので、沖の事務所に忍び込み反撃材料を見付け出した竜一はそれで脅すが、沖は指紋が一致したので和田が竜一と証明出来ると再反撃。沖は人の秘密を暴いては金を要求するワルだった。 沖が竜一の事だけでなく、美佐や竜二の事も書いたゲラ見本を送り付けて来た事で竜一のリミッターは外れ、沖を殺してしまう。 責める竜二をボコボコにして、邪魔をするならお前も殺すと銃を撃つ竜一(初回のシーン)だが、結局側の壁を撃っただけ。 竜二は頭と地位を使い、キリシマをエニイウェイズに吸収合併させるべく着々と準備していた。 源平の言う合法的なM&Aで、吉江の両親と同じ思いを味合わせてやるという、竜二らしいやり方の復讐。 なのに竜二の話を聞こうともしなかった竜一は一人で暴走してしまった。 ただ捨て身の竜一は源平を呼び出し、自分は竜一だと名乗ってこれまでの恨みをぶつけ、証拠が無ければ法を破った事にはならないと、いつもの持論を展開する源平との会話を隠し撮り。その映像を凛子がネットでばらまき、竜二のM&Aをアシスト、源平を社会的に抹殺する事に成功する。 沖に利用されただけの大野木の息子・健斗が、沖のバッグのノートを見詰めていたシーンが有り、あれをどうするのかなと思っていたら…真実を知った健斗は竜一の腹を刺して復讐をした。 (続く)

No.396 20/09/10 00:19
匿名 

>> 386 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」4話まで終了。 今回は城島(高杉真宙)が何故女将の手先となって、椿と七桜を陥れよ… 【2020夏ドラマ】

「私たちはどうかしている」5話まで終了。

椿の子を妊娠した七桜。一人ぼっちだった自分に家族が出来る喜びと、母の仇の子を身籠った事を母はどう思うのだろうという罪悪感の間で揺れ動く七桜。誰にも言えない胸の内を“替え玉の母”夕子に吐き出し、励まされて涙に暮れる七桜。何かホッとするいいシーンだった。

母が天井裏に隠しておいた道具箱の中には、椿の父が母に当てた沢山の恋文、そして2通のDNA鑑定書。二人は愛し合っていたが結婚は許されなかったのかな?
七桜の母・百合子だけを一途に愛していた樹は妻の今日子を苦しめ、他の男に救いを求めた今日子は不義の子・椿を産んだ。(今日子の多喜川に対する態度から察するに、相手は既に亡くなっている多喜川の父なのかな?)

大旦那は事情を知っていたから、椿には継がせない、樹の実子のさくらを探せと言っていた訳ね。でもさくらが七桜だとは未だに気付いていない。七桜の和菓子の味で何かを思い出しそうなんだけど、老舗の和菓子店の大旦那なんだから、いい加減、味だけで気付いても良さそうなものだけどね。

七桜は今日子が嫉妬の苦しみから夫を殺してしまったのではと思い始めた様で。

何か当初の突っ込みどころ満載ドラマから、若干人間ドラマに変貌して来た感じなんだが。(私はこっちの方が好み)

演出=水野格

  • << 411 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」6話まで終了。 何と今日子女将は加賀御三家の令嬢だった!大旦那が息子の嫁にと見初め、喜んで嫁いで来たら夫は指一本触れず、ただの使用人だと思っていた百合子からは「樹さんを返して下さい」と言われたとかで、それは蛇にもなるわな。 大旦那を突き飛ばして手に入れた遺言書の中身は只の白紙…何か気の毒になって来たけど、樹を殺す動機は十分ある訳で。 火事の中、大旦那を助けに行った椿は共倒れ←何故消火器を持って行かない? 意識が朦朧としていた筈なのに祖父を助け、道具箱迄持ち出したなんて有り得ないだろうと思っていたら、椿を助けに行ったのは茶会に来ていた栞で、そのタイミングで消防も来たからみんな助かったらしい。 (不死身の大旦那!) 七桜は“さくら”だと名乗ったが、諸々のショックで倒れ流産、10日間意識不明だった椿が目覚めた時には、七桜は姿を消していた。 多喜川が和菓子店を出してあげるんだろうなと思ったら、3年後その通りになっていた。光月庵の仕事を実力で奪い潰す作戦に切り替えたらしい。 今回は突っ込み所が多めに戻ったけど、それはそれで面白かった。(モノローグの多用は気になったけど) 予告だと七桜には多喜川が、椿には栞が好きだと迫っていて、ドロドロも始まりそう(笑) 演出=猪股隆一、明石広人 (二人制は予定がずれて自転車操業中?)

No.397 20/09/10 18:58
匿名 

>> 238 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」8話まで終了。 マッチングアプリで出会った女性に告白した… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」9話まで終了。

5月の終わり頃放送の8話を最後に休止。3ヵ月以上間が空いてしまったので、自分のレビューを読み直して、ドラマの雰囲気を思い出してから視聴した。

今回は同性の恋人を持つ知世(土村芳=どこかで観た事あるなと思ってググったら、「3年A組」の相楽文香役の人だった)が、彼女・優季(古川琴音)の惚気を誰かに話したくて、レンタルさんに依頼するという話。
喫茶店でレンタルさんに会うと、恋人は女性だと言って驚かせた後は、溜め込んでいた優季のエピソードを、スマホの写真を見せながら次々に喋り続け「可愛いんですよ」と惚気る知世。

エピソードの一つ一つがユニークで子供っぽくて、思わず笑顔になる森山と同様に、私も少年みたいな子だなと俄然優季に興味を持った所で、ホワイトボードの写真を取り忘れたから、家まで見に来て欲しいと言われた森山は快諾して着いて行くと、家には居ない筈の悪酔いした優季が居て一騒動。

少年みたいで自由な発想をする優季を演じている古川琴音(「凪のお暇」のモル役の人)が、コケティッシュな風貌で雰囲気がぴったりで良かった。

感情を殆ど出さない森山は決して二人の“地雷”にはならないという、ホッとする話だった。

※雑誌売り男が居なくなっていて、ちょっと心配。

脚本=本田隆朗 演出=進藤丈広

  • << 413 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」10話まで終了。 家族や友達がいないので、自宅に別の誰かが居る感覚を忘れてしまったからという理由で呼ばれたレンタルさん。 依頼人の誠(磯村勇斗)が作ってくれた和食を「うまっ」と言って食べる森山。 独り暮らしの若者の殺風景な部屋には珍しい小さな仏壇が有り、誠は手を合わせてから椅子に座り、酒をゆっくり飲みながら「友達が居ないのは少年院に入っていたから」「人を殺しちゃったんですよね」と、いじめに遭っていた所から話し始めた。 表情を全く変えずにそこに居続ける森山はやっぱり凄い。肝が座っていると言うか鈍感と言うか。何せ演じているのが磯村勇斗なので、話が自分を責め後悔しているという方向に収まる迄はヒヤヒヤしながら観ていた。喋り方はあくまでもフラットだったのにね。 昼間なのに雨戸を閉めたままの、白とグレー基調で色は使っていない清潔だけど簡素な部屋で、一人ぼっちの彼は毎日、仏壇の母親と祖母とだけ会話をして過ごして来たのだろうか。 人と深くは関わらない森山が、わざわざ誠から漫画を一冊借りて帰る所に、その優しさにグッと来た。 未遂に終わったが、神林は500いいねでレンタルさんの住所を晒します、という所まで闇が来ている。 そして森山家の口座には残り12万円。 こっちにも鈍感なのは困りものだ。 脚本=本田隆朗 演出=草野翔吾

No.398 20/09/10 23:56
匿名 

>> 373 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」7話まで終了。 まあドラマを観ている殆どの人は、あの薬剤師(葵)はやり過ぎ、あんな薬剤師は… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」9話まで終了。

7話で匙投げて前回はレビューを書かなかったんだけど、今回は医師が3人、看護師も必要な場面にそれぞれ出て来たし、葵が重点的に世話をする患者の陽菜(徳永えりが上手かった)も薬物依存症なので、薬剤師が病室に出張ったり、患者の元夫が葵に経緯を話して頼っても、それ程違和感は無かった。時既に遅しでは有るが…。

一方では瀬野が遺伝性の重複癌で余命3ヵ月、治験薬に頼らざるを得ない状況で七尾の出番みたいな作り込みもしているので、また態とらしさが前面に出て来るのではという懸念もある。

石原さとみが気持ちを込めれば込める程浮いてしまうという、彼女にしてみれば災難の様なドラマだったと思うが、終わり方が良ければ少しは印象も良くなる筈なので、黒岩さんには頑張って欲しい。

※薬剤部の調剤室に患者が入り込める設定、こういうの本当にやめて欲しい。

演出=相沢秀幸


  • << 414 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」10話まで終了。 副腎癌に効果的な薬は国内には無く、外国の薬を取り寄せて治験薬として使う道が有るが、同じ重複癌を患い治験薬で苦しんだ挙げ句に、効果無く死んだ母親の辛い記憶が有る瀬野の心は最後まで揺れ動くが、墓前で葵に正直な気持ちを吐き出した事でようやく決心がつき、治験薬の治療を受け入れる。 七尾と瀬野の対立という作り込みをずっとして来ていたので、七尾が瀬野の母親に何をしたのか気になっていたのだが、七尾は薬剤師として間違った事はしていず、瀬野の只の逆恨みだった事が分かり、物語が変な方向に進まなくて良かったわあ。 でもそもそもの話として、祖母も母も重複癌を患っていたのなら遺伝の確率は高まる筈だし、ましてや薬剤に精通している瀬野が何で定期的に癌検診をせず、ステージ4迄放置していたのか、この病院は職員の検診をしていないのか、それが凄く不思議。 治験薬治療を開始したらいきなり2年後に飛び、薬剤部に葵と瀬野の姿は無かった。この最終回への引っ張り方は上手かったと思う。 ※小野塚は瀬野の入院後にこの病院に転職したが、ドラッグストアの3年縛りはクリアした後だったのかしら。 ※瀬野の母親が葵の亡くなった妹の担当薬剤師で、自分の精神的なケアもしてくれたなんて、今迄何で瀬野に黙っていたの? 演出=田中亮

No.399 20/09/11 23:47
匿名 

>> 312 【連ドラまとめの枠組変更】 今までシーズン枠と枠外に括りを分けていたが、夏ドラマ(通常は7~9月に放送、コロナ禍の今年は8~9月辺りに… 【連ドラまとめの枠組変更】→今回に限り一部を再変更

※シーズンを跨ぐ作品の場合は、回数が多く入る方のシーズンのまとめに入れる。
       ↓
※9月中にスタートする作品については、今回は全て夏ドラマ枠に組み込む。←今年は季節割りが乱れ、9月スタートでも回数が短く後続の秋ドラマが決まっているケースが有るため。

No.400 20/09/12 00:45
匿名 

【2020夏ドラマ】

「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神埼・黒木」(TBS・TBSスパークル)脚本=吉田康弘 他 出演=山田涼介、田中圭、関水渚、ジェシ-、奥山かずさ、江口のりこ、八嶋智人、椎名桔平 他

横関大の小説原作。《金曜ドラマ・54分枠》(全話数は不明)初回15分拡大

うーん、普通かな。
キャリアで刑事に成り立ての神埼(山田)は、真面目で優しく真っ直ぐな性格で、捜査は正攻法で行う主義。バディの先輩刑事・黒木(田中)は、臨機応変自由奔放捜査型だが、神埼に負けない正義感は持っている、というまあよくある組み合わせ。

初回だから二人のタイプの違いの解離が大きく、黒木の捜査手法に一々正論で噛み付く神埼という対比演出に、結構イライラさせられた。まあこれはお互いに影響を受け合えば、徐々に解消されて行くのだろうと思うが。

事件のからくりは、彩乃(関水渚=広瀬すずに似過ぎ)の父が「足場から落ちて…」と話し出した時点で、萱島建設社長に復讐する為の狂言誘拐なんだなって分かったし、事件については恐らくそういう分かりやすい演出を目指さしているのだろう。

最後に神埼と黒木は異母兄弟と明かされ、神埼には記憶が無いが、黒木には元刑事の父(椎名)を絶対に許せない記憶が有ると提示されたから、そっちが縦軸でシリアス演出になりそう。

演出=山室大輔

  • << 415 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」2話まで終了。 猫の突然の動きから猿を連想とか、氷に睡眠薬を仕込んだのでは?とか、芳村は恩のある“アニキ”の小坂が自分を嵌めたと気付いて罪を被ったのかとか、今回も容易に想像出来る展開で、これはもう事件の謎解きに関してはわざと分かりやすくしている、で決まりだな。 で最後に真面目で優しい神崎が、犯人に気持ちを込めて正攻法で語りかけて落とす、迄がこのドラマの鉄板なのだろう。 初回にイライラさせられた神崎の黒木に対する“真面目故の邪魔”が減って、その分強行犯係の仲間の出番が増えて見易くなった。 そしてここだけオチャラケ無しの黒木と父親との確執話に、副署長の澤登(六角精児)が絡んでいる様で。 黒木・神崎が兄弟と話しているのを、係長の末永が立ち聞きしていた事がどっちに転ぶのかとか、次に繋がる話も用意されていたし、まあ次も観ようという気にはさせてくれた。 ※広瀬すず似の関水渚は初回で終わりじゃなくて、黒木に協力するその辺の女子(今回は美容室で噂話を広める役目)という役回りで出演するのね。 演出=山室大輔

No.401 20/09/12 10:05
匿名 

>> 388 【2020夏ドラマ】 「おじさんはカワイイものがお好き」4話まで終了。 小路にとっては“カワイイもの好き”を隠さずに心置き無く語… 【2020夏ドラマ】

「おじさんはカワイイものがお好き」全5話終了。

小路とケンタの雰囲気がギクシャクしている事に気付いてしまう鳴戸。

会社でパグ太郎の眼鏡拭きを落とし、自分の物だと言えない小路を見て「私のです」と鳴戸。お礼を言う小路に「情けない、最近の貴方を見てもグヌヌ-ッと来ない」と鳴戸。凄い!真純と友達になった事でここまで成長するなんて。いやいや元々優しさも思いやりも持ち合わせていたけど、何かがあって鎧をまとって生きて来たのが、真純の素直で漫画に対する一途な思いに触れて、鳴戸も自分の心を解放し始めただけなのかもしれない。

そんな鳴戸に小路が密かに付けたあだ名が“ニュー鳴戸”(笑)

ケンタからのLINEで会う二人。
「元妻だと教えて貰えなかった事がショックだった」と言って謝るケンタ。←意外!モヤモヤしていたのは分かるけど。私はてっきり“カワイイもの好き”を否定しているのを小路に聞かれて、ばつが悪くて会えないと言ったのかと思っていた。

今度こそ「俺はケンタ君が好きだ!」と、自分の気持ちを口に出して伝えた小路。ケンタも「好きです!」と言ってくれて、二人でパグ太郎ショーにGo!
ショーには間に合わなかったけど、着ぐるみと夢の2Sが撮れて小路は“限界突破!極楽浄土”の夢気分。

真純を絡ませる事でおじさん達を無理無く素直にさせた構成はお見事だった。

演出=熊坂出

No.402 20/09/12 10:47
匿名 

>> 390 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」8話まで終了。 夫の話では医師が入る保険に陽子も加入していたが、遺族が訴訟を起こしたのが1年後で… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」9話まで終了。

9話目にしてやっと座間のリアルな心情が描かれた今回。やっとだよ、長かったあ。延々と座間の異常なモラハラを見せ付けられて、あれで視聴離脱した人も多かったのではと想像してしまう。
母親への思いと現実の苦しみとの板挟みで懊悩する座間を、田中さんが気持ちを入れて見事に演じ切っているだけに、ここまでの座間の描き方と構成そのものをとても残念に思う。

患者に刺された金田と自殺した陽子を「戦力外になってしまった」と表現した高峰事務長に院長が激怒。「貴方の人材マネージメントとは医師を使い捨てにする事なんですか!」←院長、今更ですか?

沼田と座間が外で談笑しているのを見掛けた千晶。退職した高峰の線が消えたのでスパイは沼田なのか?

母が喉に食事を詰まらせた事をきっかけに、病院を辞めて父の診療所を継ぎ、母を在宅介護に切り替えようと決意する千晶だが、まだ迷っている自分が居た。

座間が無理心中を考えているのでは?と心配した千晶は自宅を訪ね、その生活実態を目の当たりにする。

介護退職を実行した座間の気持ちに自分の今の迷いを重ねた千晶は、初めて座間の苦しみの一端を理解するのだが、「私に何か出来る事はありませんか?」は唐突過ぎたなあ。だって座間は千晶の迷いなんて知らないから、案の定激高されてしまった。
最終回、どうまとめるのかな。

演出=西谷真一

  • << 416 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」全10話終了。 沼田がモンペ騒動の犯人というのは見えていたけど、その理由がお粗末過ぎる。 子供が生まれて物入りだったから病院のお金(30万円)に手を着けたら上司にバレて、佐々井記念病院に転職して評判を落とせば黙っていてやると言われたからやったって、子供が生まれるって分かっていて、それまでどんな生活をしてたんだか、犯罪の理由として弱過ぎる。 座間にしても「母は施設を嫌がった、自分は生活保護を受けたくなかった」って、生活の見通しは立てられないくせにプライドの高さだけは一人前で情けない。 対価が月3万円と自分の糖尿病の治療費で引き受けて暴れ回ったそうで、何かこの話を聞いたら、いくら座間が身を挺して暴走車から千晶を護ったとしても、田中哲司が泣きながら鼻水垂らして千晶に懺悔しても、胸に迫って来る物が無かった。 原作縛りなのかは知らないが、事務長にしても院長にしても元刑事の警備員・蓮見にしても、あまりにも対応が遅過ぎるし、沼田と座間の設定が浅過ぎるしで、大山鳴動して鼠一匹の内容でがっかりだわ。 演出=西谷真一

No.403 20/09/13 10:59
匿名 

【2020夏ドラマ】

「彼女が成仏できない理由」(NHK名古屋)脚本=桑原亮子 出演=森崎ウィン、高城れに、和田正人、村上穂乃佳、、中島広稀、白鳥玉季、高橋努、ブラザートム、古舘寛治 他

オリジナル作品。《よるドラ・29分枠》(全6話予定)

日本の漫画が大好きで、世界マンガオーディションに応募、見事1年間の日本留学の権利を掴んだミャンマー人のエーミンが、賞金の50万円しかお金が無いので家賃月1万円の(事故物件と理解していなかった)部屋に住んだら、そこには若い女の幽霊が住み着いていたという展開。

女幽霊によると、これまでの住人には音や声は聞こえていたらしいが、姿まで見えると言っているのはエーミンが初めてらしい。

なけなしの49万円を二人組の男に盗られてしまったエーミンは、大家に家賃の支払いを待って欲しいと頼み、「幽霊が見える」と言うと、追い出してくれたら家賃を1年間無料にすると言われる。

名前や育ち等全て忘れていると言う幽霊に「やりたい事があれば僕が協力します」とエーミン。幽霊は「外に出られないので貴方の体を借りたい」「貸しましょう!でもどうやって?」

漫画自体に興味が無いので途中までは退屈だったけど、幽霊やアパートの住人が出て来てからは少し面白くなったかな。
幽霊になった事情が早めに明かされると、視聴意欲が湧くと思うのだが。

演出=堀内裕介

  • << 419 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」2話まで終了。 何でエーミンの前髪がちょんまげで化粧までしてるの?と思ったら、幽霊に体を貸し出した名残りだった。 貸し出す日の朝にエーミンが起きなかったから乗っ取ったらしい。 一心同体をエーミンに分からせる為に、タッチの幽体離脱の逆バージョンをやって見せたのには笑った。 幽霊は漫画学校に行き、まるで漫画家の様な素晴らしい漫画をすらすら描くが、何故か涙が出て来る。 幽霊が漫画学校で描いた漫画が小鳥遊玲の「氷の武将」に激似だった事から話題になり、その話をすると「私、小鳥遊玲だ!」 「氷の武将」の編集者は別の漫画家をゴーストライターに仕立てていた。 相変わらず締まりの無い作りで退屈ではあったが、早目に正体を明かしてくれたのは良かったし、身元を知りたい幽霊の為に尋ね人のポスターを作ってあげようとしたエーミンが、写真には写らないから似顔絵を描き、それが下手なんだけど微妙に似ているという泣けるエピソードも有ったので、また観ようかなという気にはなっている。 (敵の思う壺やないかーい!) 演出=堀内裕介

No.404 20/09/13 16:59
匿名 

>> 391 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」6話まで終了。 noteのしらはまのプロフィールが原島っぽくて、妖怪達に「原島確定」と… 【2020夏ドラマ】

「妖怪シェアハウス」7話まで終了。

自分の不幸話を上手く形にして文学賞に応募してみろと原島に励まされ、俄然その気になった澪。
仕事終わりに原島と並んで歩いていると、歩道の反対側から見つめている髪の長い女。←原島の別れた奥さん?やっぱり未練があるのかしら。

シェアハウスが停電し、のんべが下敷きを擦って毛を立てて、その下敷きを天井に当てたら通電の細かい芸には大笑い。

澪に生霊が取り憑いたらしく妖怪達は専門家の黄泉醜女(よもつしこめ・仮の姿は結婚コンサル&別れさせ屋の四方津志子=峯村リエ)を呼び、原島元夫妻の気持ちの確認をさせるが、元妻の梨沙は「好きな人がいる」ときっぱり。
梨沙は原島の気持ちが澪にあると敏感に感じ取っているのかな?またまた生霊となって澪を襲い首を絞めるが、譲が呪文を唱えて妖怪達が生霊を捕まえる。

何故か「大阪ラプソディー」を座敷童子とデュエットして「仕事や」と帰って行く四方津(笑)

譲の父・衛が旅から戻り、妖怪に成りかけている澪の姿を確認、「人間の男と結婚すれば家庭が結界となり妖怪にならずに済む」と至急の結婚の勧め。
この機に乗じてもちろん譲は即プロポーズ(笑)
何と原島もしらはまは自分だと認め、俺と一緒に暮らさないか?

おみくじの内容からだと、文学賞を取って原島とって感じなのかな?
最終回が楽しみ。

演出=山本大輔

  • << 420 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」全8話終了。 自分では譲か原島かどちらかなんて選べない澪。 わらしの考えで天狗大王から貰ったお守りを澪に渡し、身の危険を感じた時に咄嗟にどちらの名前を叫ぶかで決めさせる事に。 あっさり譲に決まり祝言を挙げ、1年後には神職の資格も取りと話は進むのだが、やけに展開が早いなあと思ったら何とこれはパラレルワールドで、澪は原島とも結婚生活を経験し、「さあ、どっちを選ぶ!」と妖怪達に迫られている時に、原島から「懸賞の小説は書けたか?」のtel。 『喜界島女子の不幸自慢』を書き上げた澪は、感情が高ぶると角が出る事に気付き、それは忌み嫌う事ではないと悟る。 これからは自由に書いて行きたい! 「私、妖怪になります!予期せぬ事が起きる事に魅了されてしまったんです!」 譲や妖怪達は澪が妖怪に取り憑かれる事を心配して、守ってあげようと奔走していたが、彼らの誰も予想していなかった“妖怪として前向きに楽しんで”この世界で生きて行くという選択を自らした澪。 そこには優柔不断で人の顔色ばかりを伺う、いつも困り顔をしている澪の姿はなかった。 終わってみれば、心優しき妖怪達の力を借りた一人の女性の自立物語だった。 面白くてちょっぴり切なくて、笑えて少しだけ泣けて、ずっと心に残るだろう素敵なドラマだった。 演出=豊島圭介

No.405 20/09/13 17:43
匿名 

>> 392 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」2話まで終了。 父親の最期の言葉「お前なんか生まれて来なければ良かったんだ」を言えない詩弦に、… 【2020夏ドラマ】

「恐怖新聞」3話まで終了。

勇介は詩弦の母・歌子に「詩弦を一人にしちゃダメだ。ちゃんと見てやって下さい」と頼みに行き、娘の部屋に行った歌子は怯える詩弦を抱きしめ「ごめんね、酷い事を言って」←お骨ポリポリの歌子はどこに行った?

詩弦は恐怖新聞の存在を信じてくれた母と次の予言の少女虐待を止めるべく、「手を組む」条件で篠崎刑事から貰ったリストを元に、虐待しそうな家を一軒一軒訪ね歩く。←怖いもの知らずだわあ。

ここに挿入される虐待する巨体母と怯える兄妹の映像、てっきりあの留守宅の物だと思わせておいて実は…と後から分かる真実。この部分は映像美も含め秀逸だった。

道すがら出会う詩弦のカウンセラー大井川とその娘。女の子が凄くオドオドしているので「もしやこの先生が?」と思ったら、実はその夫が虐待をしていた。

新聞の絵のペンダントと大井川の娘のペンダントが同じ事に気付いた澪は、篠崎に住所を聞き駆け付け、篠崎が夫を殴り間一髪助け出す。
あの巨体母は大井川先生の親で、昔の映像だったのね。

蜷川(引っ越し屋)からの電話で、隣のともをは人間じゃない、気を付けろ、そいつが配達人なんだ!←エーッ、裏をかいて良い人なのではと読んでいたら、そのまんまなのかーい!?

※篠崎は借金まみれ?どっちに転ぶ人なんだろう?
※桃香はやっぱりね。

演出=服部大二


  • << 421 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」4話まで終了。 冬夜から恐怖新聞にサインをさせれば契約はそいつに移るから、死にたくなければ誰かにサインをさせろと言われた詩弦は、名前を書ける様になった幼女や配達先のクレーマー、桃香と寝て自分を裏切った勇介に次々に名前を書かせようとするが、すんでのところで正気に戻ったり決心が鈍ったりして実行出来ない。 難病の妹の為に死ぬ訳にはいかなかった冬夜の様な切羽詰まった動機が無いと、普通は罪の意識が邪魔をして簡単には悪魔の選択は出来ないって事だな。 妹の話から冬夜は恐怖新聞の予言を利用して株の売買をし、妹に残す為に大金を稼いでいたと知った篠崎はニヤリ。 借金まみれの篠崎の事だからもしやと思ったら、やっぱり詩弦の部屋に忍び込み恐怖新聞を探し始めた。(サインをして稼ぐだけ稼いで、誰かにサインさせる腹積もりかな?) ※詩弦とやり直したいと能書きをたれる勇介に、どの口が言ってるんだと詩弦の代わりにバチンッとやってやりたかった。 ※桃香はもっと酷くて顔相が変わってる。この子にこそ何かが取り憑いていると思いたいが、最初から心がヤバそうな感じだったからなあ。 演出=中田秀夫

No.406 20/09/14 19:29
匿名 

>> 381 「半沢直樹」7話まで終了。 いやあ、今回は帝国航空編になって一番面白かったなあ。 東京中央銀行の役員会、半沢の発言を一々否定する… 「半沢直樹」8話まで終了。

大和田の言っていた“闇”とは、合併前の旧東京第一銀行(中野渡や紀本の出身銀行)が行っていた幾つもの不正融資の事で、その中に箕部への“20億円5年間無担保融資”も含まれていた。
これは行けると踏んだ半沢は大和田と共闘、証拠の“箕部のクレジットファイル”を見付け出し紀本を追い詰めるが、そのタイミングで箕部から半沢と大和田に呼び出しが掛かる。

旧T時代、智美の上司だった副頭取の牧野は自殺した。潔白なら何故自殺したのだ?と半沢に言いながら箕部が取り出したのは、不正融資をした相手からの数々の入金が記された牧野の口座明細。
金融庁に調べさせるぞと脅された大和田は直ぐに謝罪、半沢は鬼の形相で粘るが結局謝罪するしかなかった。
今回はこの粘りのシーンの堺雅人の演技がハイライトだった。半沢の悔しさと、これまでの敵とはレベルの違う箕部の持つ権力の大きさという物が、ひしひしと伝わって来る名シーンだった。

同じく箕部に手を突っ込もうとしていた黒崎は異動を命じられ、半沢に後を託す様に「伊勢志摩ステートを調べなさい」と囁いて去って行く。

強い、強過ぎる箕部。ここを突破するには箕部の内部事情を知っている、元秘書の笠松(児島だよッ!)を崩す(或いは向こうから協力して来る)しか無いのかな。(福澤Dの生放送でのヒントはそういう事よね?)

共同脚本=金沢知樹 演出=福澤克雄、松木彩 

  • << 422 「半沢直樹」9話まで終了。(15分拡大) 今回はいつにも増して会話のテンポも話の展開も早くて、正直聞き逃したり見落とした部分もあったと思うが、追われても逃げ切り追い詰めては逃げられるというハラハラドキドキが続き、エンタメとしては十分楽しめた。 ただラストの、箕部の力に屈した頭取を翻意させようと、バンカーのあるべき姿を問う半沢の熱弁の部分が長く、少し間延びした感があるのと、堺雅人の声が掠れ気味だったのでそれが気になり気が散ってしまったのは残念だった。 伊勢志摩ステートの取引先の東京中央銀行伊勢志摩支店の副支店長が半沢の同期で、証拠集めに協力させたり、黒崎も箕部にやり返す為に紀本や棺の会メンバーの口座開示で協力したり、半沢の人脈の使い方はこのドラマの面白さの肝になっていると思う。 頭取は屈しても半沢は「3人(箕部・頭取・大和田)まとめて1000倍返しだあ!」って叫んでいたから、最終回に期待したい。 ※乃原の実家は伊勢志摩で町工場をやっていて、旧Tに貸し渋られて倒産、その時の銀行担当者が紀本の父親だったって、半沢と大和田の因縁話に似ている。 ※伊勢志摩ステートの財務資料、半沢も写真に撮ったが、伊勢志摩ステートに来ていた笠松も銀行に乗り込んで写真を撮っていた。さて笠松は何をするのか? 共同脚本=谷口純一郎 演出=福澤克雄

No.407 20/09/14 23:48
匿名 

>> 393 【2020夏ドラマ】 「親バカ青春白書」6話まで終了。 今回は成人式を目前に控え、自分がお腹にいた事で出席出来なかった母の代わり… 【2020夏ドラマ】

「親バカ青春白書」全7話終了。

尾崎とガタローの打ち合わせに同席してちょこちょこ口を挟む美咲。注意はするが追い出さないガタロー。そういうガタローの曖昧な所がさくらを苛立たせているのに、気付いていないのね。
美咲が本気な事には気付いていたのに。

さくらの頭の中は美咲と父親が再婚したらどうしよう…で一杯で、心ここにあらず状態。美咲の言葉には直ぐに反応するのに、自分の事は無視され、ハタケは自信を無くして落ち込んでしまう。
今回はこのハタケの“夢見心地→ドンと落ち込み→復活夢見心地”を見事に演じ分けた中川大志にアッパレ!今後、きっとオファーの幅が広がるだろうな。

ガタローの母が突然やって来る。
昔話の中で「幸子さんも若い時はヤンチャだった」と、不良校出身だったが猛勉強して東大に入り、そこで太郎と知り合ったのだと話す。だから元ヤンの美咲に惹かれたのかと納得してしまうさくら。同時に思い出した、子供時代の自分を轢きそうになった運転手に啖呵を切った時の母親のヤンチャな姿。←新垣結衣が演じるから凄い説得力(笑)

結局ガタローが皆の前で俺は幸子が今も大好きだからと言って、美咲は撃沈。さくらとハタケは再びラブラブ、全員進級でめでたしめでたし。
演出のしつこさが消えた途中からは、見やすくなって私は好きだったな、このドラマ。

脚本統括、演出=福田雄一

No.408 20/09/15 00:25
匿名 

>> 394 「SUITS 2」9話まで終了。 上杉は自分の持っている権利を使い、蟹江をシニアパートナーに指名して自分に投票する様に仕向ける。 甲… 「SUITS 2」10話まで終了。

祖母が亡くなり厭世感からか、大輔が投げやりな感じになるのはまだ分かるけど、何故いきなりキス?何故いきなりボストン?何故甲斐も?と思ったら、ボストンの方はそこで手に入れた大麻でスーツに匂い付けして、嗅覚のいい蟹江を引っ掛け、上杉を追放する手段の一つとして必要だったからなのね(苦しいけど)。

でも今は人妻だと言っている怜(吉谷彩子)と大輔が寝たのは何で?
しかも大輔から突然キスされてその気になってしまった聖澤に、情事後の二人を目撃させたのは何故?何の意味があるの?視聴率が悪いから、中島裕翔のサービスショット(ジャニーズにこんな事もさせるんだぜ、このドラマは)で、少しでも話題作りをしてるつもりなのだろうか(笑)

何かもう内部の権力争いはどうでもいいから、本来の弁護士案件で魅せてくれないかなあ。

演出=星野和成



  • << 423 「SUITS 2」11話まで終了。 最重要顧客の息子・佐竹信吾(伊藤健太郎)がひき逃げ(名乗らずに通報だけはしたが怖くて逃げてしまったケース)をしてしまい、どう経歴に傷を付けずに済む結果(示談成立で不起訴に持って行く)を出すのかという話に、両親を事故で亡くした大輔がナーバスになり、急に汚い手は使わない弁護士に変身、示談成立後に依頼人が大輔に打ち明けた、飲酒はしていなかったがドラッグはやっていたという事実を検事に伝えに行ってしまう話。(行動を読んでいた甲斐が手を回していて、ファームとしては事なきを得たというオチ) どこぞの社長のサインに見せ掛けて上杉を騙す位の汚い手は使える様になっていたのに、ひき逃げの話だと急に正論を振り回す只の青臭い青年になっていて、その落差にびっくりだわ。 信吾が秘密を抱えたままでは苦しくてドラッグの話を打ち明けた気持ちは分かるし、被害者の両親が示談金の希望を聞かれて、本人の借金と葬儀費用が賄える200万円位と慎ましく要望したのに対し、大輔がいきなり一千万円出しましょうと言ったら、父親が(悪い事ばかりしていた)息子にそんな価値はないからそんなには貰えないと言い出す所とかは面白かったけど、頑なな大輔という設定が足を引っ張り、私はドラマに入り込めなかった。 本当にびっくりしたのは15話迄続くと発表された事だけどさ(笑) 演出=森脇智延

No.409 20/09/16 00:45
匿名 

>> 395 「竜の道 二つの顔の復讐者」7話まで終了。 そんなに甘くはないヤクザの会長・曽根村。 最初、二見が源平の金に目が眩んで竜一から唆され… 「竜の道 二つの顔の復讐者」全8話終了。最終回は54分拡大。

沖に秘密を知られたので、沖の事務所に忍び込み反撃材料を見付け出した竜一はそれで脅すが、沖は指紋が一致したので和田が竜一と証明出来ると再反撃。沖は人の秘密を暴いては金を要求するワルだった。
沖が竜一の事だけでなく、美佐や竜二の事も書いたゲラ見本を送り付けて来た事で竜一のリミッターは外れ、沖を殺してしまう。

責める竜二をボコボコにして、邪魔をするならお前も殺すと銃を撃つ竜一(初回のシーン)だが、結局側の壁を撃っただけ。

竜二は頭と地位を使い、キリシマをエニイウェイズに吸収合併させるべく着々と準備していた。
源平の言う合法的なM&Aで、吉江の両親と同じ思いを味合わせてやるという、竜二らしいやり方の復讐。
なのに竜二の話を聞こうともしなかった竜一は一人で暴走してしまった。

ただ捨て身の竜一は源平を呼び出し、自分は竜一だと名乗ってこれまでの恨みをぶつけ、証拠が無ければ法を破った事にはならないと、いつもの持論を展開する源平との会話を隠し撮り。その映像を凛子がネットでばらまき、竜二のM&Aをアシスト、源平を社会的に抹殺する事に成功する。

沖に利用されただけの大野木の息子・健斗が、沖のバッグのノートを見詰めていたシーンが有り、あれをどうするのかなと思っていたら…真実を知った健斗は竜一の腹を刺して復讐をした。
(続く)

No.410 20/09/16 01:21
匿名 

>> 409 (続き)
大野木の息子だと直ぐに悟った竜一は、「行けよ、大丈夫だ、いいから行けよ!」と健斗を逃がしてやる。
因果は巡る終わらせ方をしたけど、人の腹を刺してしまった感触が手に残り、一生苦しむ事になるのだろう健斗の事を思うと、ワルだった彼の父親も含めて大人達の罪は重いね。
その大人の中の一人・沖は、曽根村の名乗り合わない息子だった。

全てを知っていて、竜一を手の平で転がしていた曽根村が、やはり一番の本物のワルだったという事ね。

兄妹(きょうだい)愛が強過ぎて、自分さえ犠牲になればと頑張ったけど、詰めが甘く方向性も間違いだらけで命を落とす竜一。
確かに竜一に関しては突っ込み所満載だったけど、玉木宏が情けない部分から頑固に突っ張る部分まで、魂を込めた演技力で表現していたので話に入り込む事が出来た。

玉木さんだけでなく、高橋一生、遠藤憲一、西郷輝彦…みんな凄かった。役者が気持ちを乗せ易いストーリー、人物像だったのかもしれないが、ドラマってこういう方向から説得力を持たす事も出来るんだなと再認識した次第。

誰よりもプロデューサーにアッパレ!

演出=城宝秀則



No.411 20/09/17 00:03
匿名 

>> 396 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」5話まで終了。 椿の子を妊娠した七桜。一人ぼっちだった自分に家族が出来る喜びと、… 【2020夏ドラマ】

「私たちはどうかしている」6話まで終了。

何と今日子女将は加賀御三家の令嬢だった!大旦那が息子の嫁にと見初め、喜んで嫁いで来たら夫は指一本触れず、ただの使用人だと思っていた百合子からは「樹さんを返して下さい」と言われたとかで、それは蛇にもなるわな。

大旦那を突き飛ばして手に入れた遺言書の中身は只の白紙…何か気の毒になって来たけど、樹を殺す動機は十分ある訳で。

火事の中、大旦那を助けに行った椿は共倒れ←何故消火器を持って行かない?
意識が朦朧としていた筈なのに祖父を助け、道具箱迄持ち出したなんて有り得ないだろうと思っていたら、椿を助けに行ったのは茶会に来ていた栞で、そのタイミングで消防も来たからみんな助かったらしい。
(不死身の大旦那!)

七桜は“さくら”だと名乗ったが、諸々のショックで倒れ流産、10日間意識不明だった椿が目覚めた時には、七桜は姿を消していた。

多喜川が和菓子店を出してあげるんだろうなと思ったら、3年後その通りになっていた。光月庵の仕事を実力で奪い潰す作戦に切り替えたらしい。

今回は突っ込み所が多めに戻ったけど、それはそれで面白かった。(モノローグの多用は気になったけど)

予告だと七桜には多喜川が、椿には栞が好きだと迫っていて、ドロドロも始まりそう(笑)

演出=猪股隆一、明石広人
(二人制は予定がずれて自転車操業中?)

  • << 427 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」7話まで終了。 椿はあの火事の後遺症で失明の危機って、3年も経ってからかーい。 そして昏々と眠り続けていた大旦那は奇跡の復活←お強い! 七桜の目的は光月庵を乗っ取る事だけど、その真意は椿を光月庵の呪縛から解放してあげる事。←目が悪いと知って、益々その思いは強くなったみたい。 次回は最終回で2時間スペシャル。 話は椿の本当の父親は誰なのか、樹を殺したのは誰なのか…に絞られ、そこから「血筋で後継者を決める事に拘るのはやめた」らしい大旦那の発案で、大晦日に行われる椿と七桜の後継者決定和菓子創作対決へと雪崩れ込んで行く展開か? 今回、溝口議員をやけに強調していたのであれはミスリードとして、椿の父親は亡くなった多喜川の父で、経緯を知った多喜川が今日子を不倫に追い込んだ樹を刺したって事なんじゃないかなあ。 ※今回もモノローグが多く、しかも七桜と椿の二段重ね、ちょっと引くわ。 演出=明石広人

No.412 20/09/17 17:51
匿名 

【2020夏ドラマ】

「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS)脚本=大島里美 出演=松岡茉優、三浦春馬、三浦翔平、北村匠海、キムラ緑子、ファーストサマーウイカ、池田成志、南果歩、草刈正雄 他

オリジナル作品。《火曜ドラマ・57分枠》(全4話予定)初回15分拡大

九鬼玲子(松岡)は無駄金は使わない、経理部勤務の清貧女子、猿渡慶太(三浦春馬)は玲子の会社の社長の息子で、何も考えずに手当たり次第に金を使ってしまう浪費男子。

あまりの浪費振りに業を煮やした父親(草刈)は家族カードを止め、マンションを売り払い、自分の力で生きて行けと突き放す。困った慶太は民宿をやっている玲子の家に転がり込む。

玲子の細かい仕事振りは「これは経費で落ちません」に被るし、三浦春馬の脱力演技もそれほど惹かれなかったので少々退屈だったのだが、営業部のエース板垣(北村)のドケチ節約には、家庭の事情が有ったのだと分かる辺りから少し面白くなり、最後に公認会計士の早乙女(三浦翔平)にメロメロで、週1のセミナーに通い続け大量のプレゼントをしている玲子の、清貧とは真逆の姿が明かされ、それを同行した慶太も知る事でショック療法になったりするのかなとか、一気に次回も観ようという気にさせてくれた。

最後の捻りが無かったら、次はもういいやと思ったかも?

演出=平野俊一


  • << 424 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」2話まで終了。 ストーリーは起伏に乏しく、盛り上げキャラの三浦春馬以外はヒロインを筆頭におとなしめのキャラばかりなので、うっかりすると眠くなってしまうのだが…。 初回もそうだったが最後にえっ!?というトピックを持って来て、次に興味を持たせるという手法に今回も引っ掛かってしまい、結局全4話だから最後まで観るのだろうな。 経理部員で、公認会計士のセミナーを毎週聴いている玲子の、お金の使い方は「消費、浪費、投資」三つに分類すると良いという話は為になったし、まりあ(星蘭ひとみ)の結婚を決める事がゴールという中身の伴わない婚約や、自分の15年間ノーリターンの片思いを、分かっていても止められないコンコルド効果に例えたりする所は斬新で面白かった。 板垣が気付いた、居心地のいい相手って経済観念の合う人(彼の場合は玲子)なのでは?というのは多分正しい。 で、ラストに少年からパパと呼ばれていた早乙女だが、どんなカラクリが有るのかな? 演出=平野俊一

No.413 20/09/17 18:32
匿名 

>> 397 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」9話まで終了。 5月の終わり頃放送の8話を最後に休止。3… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」10話まで終了。

家族や友達がいないので、自宅に別の誰かが居る感覚を忘れてしまったからという理由で呼ばれたレンタルさん。
依頼人の誠(磯村勇斗)が作ってくれた和食を「うまっ」と言って食べる森山。

独り暮らしの若者の殺風景な部屋には珍しい小さな仏壇が有り、誠は手を合わせてから椅子に座り、酒をゆっくり飲みながら「友達が居ないのは少年院に入っていたから」「人を殺しちゃったんですよね」と、いじめに遭っていた所から話し始めた。
表情を全く変えずにそこに居続ける森山はやっぱり凄い。肝が座っていると言うか鈍感と言うか。何せ演じているのが磯村勇斗なので、話が自分を責め後悔しているという方向に収まる迄はヒヤヒヤしながら観ていた。喋り方はあくまでもフラットだったのにね。

昼間なのに雨戸を閉めたままの、白とグレー基調で色は使っていない清潔だけど簡素な部屋で、一人ぼっちの彼は毎日、仏壇の母親と祖母とだけ会話をして過ごして来たのだろうか。
人と深くは関わらない森山が、わざわざ誠から漫画を一冊借りて帰る所に、その優しさにグッと来た。

未遂に終わったが、神林は500いいねでレンタルさんの住所を晒します、という所まで闇が来ている。
そして森山家の口座には残り12万円。
こっちにも鈍感なのは困りものだ。

脚本=本田隆朗 演出=草野翔吾

  • << 428 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」11話まで終了。 レンタルさんと絡んだ事がありますよと言ったばかりに、夢コンクールの審査員を依頼する様に指示された神林。 座っているだけでいいからと半ば騙す形で受けさせたが、リハで別の審査員からも意見を求められ、何かを言える立場では無いのでと言って帰ってしまう。 追い掛ける神林。これまでの経緯からどんな罵詈雑言を浴びせるのかと思ったら、仕事に真面目に取り組んでいる人間なら誰でも思わず言ってしまいそうな、至極真っ当な言い分ばかりで思わず頷いてしまった。 帰宅した森山を待っていたのは、かなり深刻な妻・沙紀からの静かな訴え。 「何もしない活動は応援してるよ。でもその裏で何かをする人も必要ってちゃんと理解してくれてると思ってた。」 残高12万円の通帳を見せて、「だいぶまずい」「生活するには何か考えなきゃいけない時期に来てる。」 「そんな夢中にならなくてもいいんじゃない?仕事じゃ無いんだから」 自殺でもしそうだったから「仕事辞めてもいいよ」と言った沙紀だったが、流石に“夫のお暇”が長過ぎて背に腹はかえられなくなっていた。 リアルでは有料化をしたみたいなので、次週最終回の予告で森山の「それでね」の後には、有料にするってセリフが続くのかしら。 演出=草野翔吾

No.414 20/09/18 00:41
匿名 

>> 398 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」9話まで終了。 7話で匙投げて前回はレビューを書かなかったんだけど、今回は医師が3人、看護… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」10話まで終了。

副腎癌に効果的な薬は国内には無く、外国の薬を取り寄せて治験薬として使う道が有るが、同じ重複癌を患い治験薬で苦しんだ挙げ句に、効果無く死んだ母親の辛い記憶が有る瀬野の心は最後まで揺れ動くが、墓前で葵に正直な気持ちを吐き出した事でようやく決心がつき、治験薬の治療を受け入れる。

七尾と瀬野の対立という作り込みをずっとして来ていたので、七尾が瀬野の母親に何をしたのか気になっていたのだが、七尾は薬剤師として間違った事はしていず、瀬野の只の逆恨みだった事が分かり、物語が変な方向に進まなくて良かったわあ。

でもそもそもの話として、祖母も母も重複癌を患っていたのなら遺伝の確率は高まる筈だし、ましてや薬剤に精通している瀬野が何で定期的に癌検診をせず、ステージ4迄放置していたのか、この病院は職員の検診をしていないのか、それが凄く不思議。

治験薬治療を開始したらいきなり2年後に飛び、薬剤部に葵と瀬野の姿は無かった。この最終回への引っ張り方は上手かったと思う。

※小野塚は瀬野の入院後にこの病院に転職したが、ドラッグストアの3年縛りはクリアした後だったのかしら。

※瀬野の母親が葵の亡くなった妹の担当薬剤師で、自分の精神的なケアもしてくれたなんて、今迄何で瀬野に黙っていたの?

演出=田中亮

  • << 430 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」全11話終了。 瀬野の治験が上手く行かずプロセスが問題視され、葵が責任を取らされて系列の田舎の産婦人科医院に飛ばされるが、何でもやる葵スタイルが重宝される様な職場なので、水を得た魚のように生き生きと働いており、そこにはあの萬津総合病院産婦人科での研修を終えたばかりの道場医師やベテランの看護師もいて、チーム医療をしっかりと実践しており説得力のある話に仕上がっていた。 葵という人物像を生かすなら、本来ならこういう設定のドラマにしておけば矛盾も生じず、感情移入も容易に出来たのではと本当に残念に思う。 それだと調剤薬局のスボンサーが大量には付かないとか、大人の事情が有ったのだろうが。 ラスト、生死をぼかしていた瀬野が登場し、退院してリハビリも進みそろそろ職場復帰したいと思っていると葵に話す。 あのう……瀬野の治験が上手く行かなかったという設定はどこに行ってしまったのか?あの治験薬が効かなくて一体どの薬で治したのか。最後まで矛盾を残すのはいかにもって感じだわ。 最終回だけプロデューサーの野田悠介が兼任で演出したのも謎だわ。ドラマ好き視聴者からの評価が低く、過去に数々の医療ドラマの演出をして来た自身の血が騒いだのかしら。まっ、この低評価は第一にはプロデューサーの責任だけどね。 演出=野田悠介

No.415 20/09/19 17:10
匿名 

>> 400 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神埼・黒木」(TBS・TBSスパークル)脚本=吉田康弘 他 出演=山田涼介、… 【2020夏ドラマ】

「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」2話まで終了。

猫の突然の動きから猿を連想とか、氷に睡眠薬を仕込んだのでは?とか、芳村は恩のある“アニキ”の小坂が自分を嵌めたと気付いて罪を被ったのかとか、今回も容易に想像出来る展開で、これはもう事件の謎解きに関してはわざと分かりやすくしている、で決まりだな。

で最後に真面目で優しい神崎が、犯人に気持ちを込めて正攻法で語りかけて落とす、迄がこのドラマの鉄板なのだろう。

初回にイライラさせられた神崎の黒木に対する“真面目故の邪魔”が減って、その分強行犯係の仲間の出番が増えて見易くなった。

そしてここだけオチャラケ無しの黒木と父親との確執話に、副署長の澤登(六角精児)が絡んでいる様で。
黒木・神崎が兄弟と話しているのを、係長の末永が立ち聞きしていた事がどっちに転ぶのかとか、次に繋がる話も用意されていたし、まあ次も観ようという気にはさせてくれた。

※広瀬すず似の関水渚は初回で終わりじゃなくて、黒木に協力するその辺の女子(今回は美容室で噂話を広める役目)という役回りで出演するのね。

演出=山室大輔

  • << 431 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」3話まで終了。 今回は主犯に辿り着くまでの展開が、今迄の様なわざとヒントを出す手法ではなく、普通の刑事ドラマみたいに犯人には秘密が有ってそこに人間ドラマも有った、みたいな描き方をしていた。(重箱の隅をつつかせて貰えば、店を開けて精米とかしていれば、近所の人は「あれは誰?」となるが、祖母が「孫だよ」と嬉しそうに言うのを、例えば鴻上が「俺は只の住み込みだけど認知症で孫と勘違いしてるみたいで」とか説明したとして、それでずっと誤魔化せるのかという根本的な疑問が…) まあ『最後に真面目で優しい神崎が、犯人に気持ちを込めて正攻法で語りかけて落とす』という鉄板だけは死守していたけど。(山田君は目で感情を表す演技が上手いから、それなりの説得力はある) さて縦軸。澤登に適当にかわされた末永は「立て籠り事件」を調べ始め、人質に取った小さな男の子が犯人(暴力団員の井原=高橋努)の子供で、少年が警察官(神埼賢造)の子供だった可能性が出て来た。賢造が井原を射殺したから、その子供を引き取った?(井原と賢造が笑顔で一緒に写る写真から、二人には元々何らかの関係が有ったと推測出来る) 共同脚本=皐月彩 演出=村尾嘉昭

No.416 20/09/19 17:45
匿名 

>> 402 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」9話まで終了。 9話目にしてやっと座間のリアルな心情が描かれた今回。やっとだよ、長かったあ。延々… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」全10話終了。

沼田がモンペ騒動の犯人というのは見えていたけど、その理由がお粗末過ぎる。
子供が生まれて物入りだったから病院のお金(30万円)に手を着けたら上司にバレて、佐々井記念病院に転職して評判を落とせば黙っていてやると言われたからやったって、子供が生まれるって分かっていて、それまでどんな生活をしてたんだか、犯罪の理由として弱過ぎる。

座間にしても「母は施設を嫌がった、自分は生活保護を受けたくなかった」って、生活の見通しは立てられないくせにプライドの高さだけは一人前で情けない。
対価が月3万円と自分の糖尿病の治療費で引き受けて暴れ回ったそうで、何かこの話を聞いたら、いくら座間が身を挺して暴走車から千晶を護ったとしても、田中哲司が泣きながら鼻水垂らして千晶に懺悔しても、胸に迫って来る物が無かった。

原作縛りなのかは知らないが、事務長にしても院長にしても元刑事の警備員・蓮見にしても、あまりにも対応が遅過ぎるし、沼田と座間の設定が浅過ぎるしで、大山鳴動して鼠一匹の内容でがっかりだわ。

演出=西谷真一


No.417 20/09/19 22:52
匿名 

【2020夏ドラマ】

「天使にリクエストを~人生最後の願い~」(NHKエンタープライズ)脚本=大森寿美男 出演=江口洋介、上白石萌歌、志尊淳、板谷由夏、梶芽衣子、塩見三省、山本學、西郷輝彦、倍賞美津子 他

オリジナル作品。《土曜ドラマ・49分枠》(全5話予定)

死に行く人の最後の願いを叶えて欲しいという依頼をされた、飲んだくれて投げやりに生きているみたいな探偵・島田(江口)は、「探偵の仕事ではない」と断るが、依頼者の佐藤和子(倍賞)に300万円の小切手を渡され渋々承諾する。

佐藤が病院で知り合った末期患者・大松幹恵(梶)の為に一肌脱いで、佐藤の考えに共鳴した訪問看護師の寺本(志尊)がボランティアで付き添う形で、幹恵が33年前に捨てた子供に会いたいという願いを叶える為に、島田と助手の亜花里が奔走するという話。

てっきり一話完結だと思い込んでいたので、島田が探し出したヤクザの組長が息子なのかどうか不明のまま“つづく”になってびっくりした。

佐藤は何者なのか?島田の過去(元マル暴の刑事、息子と居た休日に街でオラついている旧知の男を見掛け、バッグを点検すると拳銃が。揉み合う内に発射され、追い掛けて来ていた息子に命中して亡くなる。妻と離婚し刑事も辞める)は明かされたが、亜花里の過去は謎のまま。

最後の願いを叶える仕事をする事で、島田も再生するという展開なのかな。
(続く)

  • << 432 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」2話まで終了。 組長の山本(六平直政)に話してみなと言われた大松(梶芽衣子)が、懺悔しながら語る過去が切なかった。 山本が「(自分の)父親はテキヤ(大松の義父)の方だろ?」と聞いた時に、大松は「違う、貴方はあんな人の子じゃない!」って強く否定してたけど、どうなんだろう。好きな稲田の子供だったら、どんなに辛くても捨てなかったのではないかな。 山本の記憶と食い違い、もう一人の候補(同じ施設出身で診療所の医師になっている)に会いに行く一行。 本当の母親は既に見付かったという医師に、島田は「嘘をついてくれませんか?」と頼み、医師も嘘をついてくれて大松も「ごめんなさい」と謝るのだが、その目が凄く醒めていたので、この医師は違うと分かっているのだろうなと感じた。 山本から島田への電話で、あの時の食い違いは山本の嘘だった事が分かる。「こっちの罪まで背負わせる事ねえだろ」と。死に行く実母への極道なりの思いやりだったんだね。 島田に「ありがとう」と言って亡くなる大松。その手には山本克美(25)が殺人容疑で現行犯逮捕されたという、昔の小さな新聞記事が握られていた。 「知ってたんですね」と言って大泣きする島田。優しい男なんだな。 今回は梶芽衣子、六平直政、江口洋介に泣かされたわ。素晴らしかった。 演出=片岡啓司

No.418 20/09/19 23:12
匿名 

>> 417 (続き)
“最後の願いを叶える”という活動は、ヨーロッパを中心に実際に行われているとの事で、日本でも活動は始まっているらしい。
寺本の言葉で「看護師や介護士の仕事の保険点数は決まっていて、経験による加算は無い」というのが有ったが、取材で得たリアルな話を混ぜる事で、一見荒唐無稽な“息子探しの旅”にも少しの真実味を与えているのではないかと思う。

全5話で、島田の元妻(板谷)の話も出て来るだろうし亜花里の話もとなると、佐藤達の活動をどこまで深掘り出来るのか、バランスという意味で少し心配になるのだが、役者は揃っていて芝居の見応えは有るので、最後まで観ようとは思っている。

演出=片岡啓司

No.419 20/09/20 15:09
匿名 

>> 403 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」(NHK名古屋)脚本=桑原亮子 出演=森崎ウィン、高城れに、和田正人、村上穂乃佳、、中… 【2020夏ドラマ】

「彼女が成仏できない理由」2話まで終了。

何でエーミンの前髪がちょんまげで化粧までしてるの?と思ったら、幽霊に体を貸し出した名残りだった。
貸し出す日の朝にエーミンが起きなかったから乗っ取ったらしい。
一心同体をエーミンに分からせる為に、タッチの幽体離脱の逆バージョンをやって見せたのには笑った。

幽霊は漫画学校に行き、まるで漫画家の様な素晴らしい漫画をすらすら描くが、何故か涙が出て来る。

幽霊が漫画学校で描いた漫画が小鳥遊玲の「氷の武将」に激似だった事から話題になり、その話をすると「私、小鳥遊玲だ!」

「氷の武将」の編集者は別の漫画家をゴーストライターに仕立てていた。

相変わらず締まりの無い作りで退屈ではあったが、早目に正体を明かしてくれたのは良かったし、身元を知りたい幽霊の為に尋ね人のポスターを作ってあげようとしたエーミンが、写真には写らないから似顔絵を描き、それが下手なんだけど微妙に似ているという泣けるエピソードも有ったので、また観ようかなという気にはなっている。
(敵の思う壺やないかーい!)

演出=堀内裕介

  • << 433 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」3話まで終了。 何かよく分からなくなって来たんだけど、玲は編集者の中路(和田正人)に「好きだ」と言われて両想いだと思っている様だが、あの場の「好き」って仕事仲間としての「好き」の様な気がしたけど…。 エーミンが中路に「玲は氷の武将を描ける訳がない」「亡くなったんですよね?」と問い掛けた事で、中路は初めて玲が死んだ事を知った。その後の中路の憔悴振りを見ると、本心では玲の事を好きだった様な気もするし、予想はしていたけど現実を突き付けられて動揺している様にも見えるし。 ゴーストライターの中島千春(村上穂乃佳)の話だと、玲は「氷の武将」を千春に託していなくなったとの事で、玲の中で何かが起きて自らの意志でゴーストライターを望み、自分は入水自殺をしたって事なの? よく分から~ん(汗) 演出=新田真三

No.420 20/09/20 15:47
匿名 

>> 404 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」7話まで終了。 自分の不幸話を上手く形にして文学賞に応募してみろと原島に励まされ、俄然… 【2020夏ドラマ】

「妖怪シェアハウス」全8話終了。

自分では譲か原島かどちらかなんて選べない澪。
わらしの考えで天狗大王から貰ったお守りを澪に渡し、身の危険を感じた時に咄嗟にどちらの名前を叫ぶかで決めさせる事に。
あっさり譲に決まり祝言を挙げ、1年後には神職の資格も取りと話は進むのだが、やけに展開が早いなあと思ったら何とこれはパラレルワールドで、澪は原島とも結婚生活を経験し、「さあ、どっちを選ぶ!」と妖怪達に迫られている時に、原島から「懸賞の小説は書けたか?」のtel。

『喜界島女子の不幸自慢』を書き上げた澪は、感情が高ぶると角が出る事に気付き、それは忌み嫌う事ではないと悟る。
これからは自由に書いて行きたい!

「私、妖怪になります!予期せぬ事が起きる事に魅了されてしまったんです!」

譲や妖怪達は澪が妖怪に取り憑かれる事を心配して、守ってあげようと奔走していたが、彼らの誰も予想していなかった“妖怪として前向きに楽しんで”この世界で生きて行くという選択を自らした澪。
そこには優柔不断で人の顔色ばかりを伺う、いつも困り顔をしている澪の姿はなかった。

終わってみれば、心優しき妖怪達の力を借りた一人の女性の自立物語だった。
面白くてちょっぴり切なくて、笑えて少しだけ泣けて、ずっと心に残るだろう素敵なドラマだった。

演出=豊島圭介


No.421 20/09/20 16:17
匿名 

>> 405 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」3話まで終了。 勇介は詩弦の母・歌子に「詩弦を一人にしちゃダメだ。ちゃんと見てやって下さい」と… 【2020夏ドラマ】

「恐怖新聞」4話まで終了。

冬夜から恐怖新聞にサインをさせれば契約はそいつに移るから、死にたくなければ誰かにサインをさせろと言われた詩弦は、名前を書ける様になった幼女や配達先のクレーマー、桃香と寝て自分を裏切った勇介に次々に名前を書かせようとするが、すんでのところで正気に戻ったり決心が鈍ったりして実行出来ない。

難病の妹の為に死ぬ訳にはいかなかった冬夜の様な切羽詰まった動機が無いと、普通は罪の意識が邪魔をして簡単には悪魔の選択は出来ないって事だな。

妹の話から冬夜は恐怖新聞の予言を利用して株の売買をし、妹に残す為に大金を稼いでいたと知った篠崎はニヤリ。
借金まみれの篠崎の事だからもしやと思ったら、やっぱり詩弦の部屋に忍び込み恐怖新聞を探し始めた。(サインをして稼ぐだけ稼いで、誰かにサインさせる腹積もりかな?)

※詩弦とやり直したいと能書きをたれる勇介に、どの口が言ってるんだと詩弦の代わりにバチンッとやってやりたかった。
※桃香はもっと酷くて顔相が変わってる。この子にこそ何かが取り憑いていると思いたいが、最初から心がヤバそうな感じだったからなあ。

演出=中田秀夫



  • << 434 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」5話まで終了。 いきなりの江戸時代か~い!! 白石聖がシズ、黒木瞳が母親のヤエで、シズのお腹の子の“お告げ”をシズが紙に書いて雇い主の越後屋主人(駿河太郎)に渡し、越後屋は大儲け。 シズのお腹の子の件(クダン)のお告げを世の幸せの為に使いたかった坊主(横田栄司=詩弦の父親)は、裏で糸を引いていたヤエを糾弾、シズも坊主もヤエに刺されて殺される。 侍の半次郎(佐藤大樹)は、越後屋は斬れても「シズの母親は斬れん」 で、詩弦「奇妙な夢をみていたわ」 鬼形礼「君の前世だ」で現世に戻ったみたいなのだが、夢を振り返った詩弦が「私がヤエだった!」と叫ぶ。 「やっと気付いたねと」と礼。 えーっ、よく分かんないよー。 白石と黒木を逆に演じさせたのは、オチのネタバレを防ぐためだったのは分かるのだが、詩弦が気付く部分の映像が分かり難くて、「私がヤエだった」ってセリフが無かったら、前世では逆になっていたんだって分からなかったわ(笑) まあでも江戸時代単体のストーリーは楽しめたし、佐藤大樹の殺陣は体幹がぶれないから綺麗で目力の強さも利点なるから、時代劇に向いているのではという事も分かったし、オチ以外はほぼほぼ満足したんだけどね。 演出=井上昌典

No.422 20/09/21 00:41
匿名 

>> 406 「半沢直樹」8話まで終了。 大和田の言っていた“闇”とは、合併前の旧東京第一銀行(中野渡や紀本の出身銀行)が行っていた幾つもの不正融資… 「半沢直樹」9話まで終了。(15分拡大)

今回はいつにも増して会話のテンポも話の展開も早くて、正直聞き逃したり見落とした部分もあったと思うが、追われても逃げ切り追い詰めては逃げられるというハラハラドキドキが続き、エンタメとしては十分楽しめた。

ただラストの、箕部の力に屈した頭取を翻意させようと、バンカーのあるべき姿を問う半沢の熱弁の部分が長く、少し間延びした感があるのと、堺雅人の声が掠れ気味だったのでそれが気になり気が散ってしまったのは残念だった。

伊勢志摩ステートの取引先の東京中央銀行伊勢志摩支店の副支店長が半沢の同期で、証拠集めに協力させたり、黒崎も箕部にやり返す為に紀本や棺の会メンバーの口座開示で協力したり、半沢の人脈の使い方はこのドラマの面白さの肝になっていると思う。

頭取は屈しても半沢は「3人(箕部・頭取・大和田)まとめて1000倍返しだあ!」って叫んでいたから、最終回に期待したい。

※乃原の実家は伊勢志摩で町工場をやっていて、旧Tに貸し渋られて倒産、その時の銀行担当者が紀本の父親だったって、半沢と大和田の因縁話に似ている。
※伊勢志摩ステートの財務資料、半沢も写真に撮ったが、伊勢志摩ステートに来ていた笠松も銀行に乗り込んで写真を撮っていた。さて笠松は何をするのか?

共同脚本=谷口純一郎 演出=福澤克雄

  • << 435 「半沢直樹」全10話終了。(15分拡大) なるほどね、百戦錬磨の古狸を騙すにはまず味方からという事で、半沢を怒らせ箕部を油断させ、大和田が幹事長室に入り易くする為に、“箕部に金が渡ったという記録が含まれない”(箕部追い落としにはそれだけでは役立たない)証拠をわざと箕部に渡し、ひと芝居打ったって事なのね。 その後の、クリーンな白井大臣を花ちゃんの好アシストもあってまず口説き落とし、笠松と瀬名の連携で幹事長のPCの情報閲覧からの、その情報を元に国税庁黒崎の権力行使で、箕部不正の決定的証拠を半沢が握る迄の流れが胸熱だった。 中野渡頭取が債権放棄を表明する場なので、生中継を手配した会見の場が、頭取代行として登場した半沢による、証拠も揃えた上での箕部不正を暴く“半沢劇場”になったのも痛快でスッキリした。 白井が身を削った(辞任、離党)事で実現出来た箕部への千倍返し。半沢も白井に殉じて退職を決意していたが、旧T不正の責任を取って頭取と大和田が辞職し、大和田から「お前が立て直してみろ、頭取になってみろ」と、土下座を賭けて煽られた事を受けて銀行に残る事を決意する。 今回は流れに淀みもなくスッキリ納得の展開だったし、演出も分かりやすくて最終回にふさわしい出来だった。 一大エンタメの終了で、完全に“半沢ロス”になりそう。 共同脚本=李正美、谷口純一郎 演出=福澤克雄

No.423 20/09/21 23:24
匿名 

>> 408 「SUITS 2」10話まで終了。 祖母が亡くなり厭世感からか、大輔が投げやりな感じになるのはまだ分かるけど、何故いきなりキス?何故い… 「SUITS 2」11話まで終了。

最重要顧客の息子・佐竹信吾(伊藤健太郎)がひき逃げ(名乗らずに通報だけはしたが怖くて逃げてしまったケース)をしてしまい、どう経歴に傷を付けずに済む結果(示談成立で不起訴に持って行く)を出すのかという話に、両親を事故で亡くした大輔がナーバスになり、急に汚い手は使わない弁護士に変身、示談成立後に依頼人が大輔に打ち明けた、飲酒はしていなかったがドラッグはやっていたという事実を検事に伝えに行ってしまう話。(行動を読んでいた甲斐が手を回していて、ファームとしては事なきを得たというオチ)

どこぞの社長のサインに見せ掛けて上杉を騙す位の汚い手は使える様になっていたのに、ひき逃げの話だと急に正論を振り回す只の青臭い青年になっていて、その落差にびっくりだわ。

信吾が秘密を抱えたままでは苦しくてドラッグの話を打ち明けた気持ちは分かるし、被害者の両親が示談金の希望を聞かれて、本人の借金と葬儀費用が賄える200万円位と慎ましく要望したのに対し、大輔がいきなり一千万円出しましょうと言ったら、父親が(悪い事ばかりしていた)息子にそんな価値はないからそんなには貰えないと言い出す所とかは面白かったけど、頑なな大輔という設定が足を引っ張り、私はドラマに入り込めなかった。

本当にびっくりしたのは15話迄続くと発表された事だけどさ(笑)

演出=森脇智延

  • << 436 【シーズン枠外ドラマ】 「SUITS 2」12話まで終了。 怜(吉谷彩子)のダンナが大輔を殴りに来た。「鈴木大貴だな?」って本名で呼び止めて。怜は大貴が替え玉受験をしてバレた事は知っている筈なんだけど(だから友人の千夏(堀田真由)が怜に大貴を紹介してよと頼んだ訳だし)、その大貴が弁護士になっている事に疑問を持ったりしないのかね。 今回は蟹江の裏切りに腹を立てた甲斐が縁切りを宣言し、甲斐と仕事で協力し合えないのに同じファームに居るのは辛いと退所願いを出し、幸村の甲斐への忠告と説得により、甲斐が渋々引き留め蟹江が嬉しそうに翻意する迄の話。 このドラマのキャラの中では、プライドの塊の様な男なのに、甲斐には時々強烈なコンプレックスが顔を出す蟹江が、振り幅が大きくて観ていて一番面白い。 なので今回はまあまあ良かったと思う。 ※全15話でワンクール以上が確定したので、【シーズン枠外ドラマ】に変更した。 脚本=市川貴幸、中村允彦 演出=星野和成

No.424 20/09/23 19:14
匿名 

>> 412 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS)脚本=大島里美 出演=松岡茉優、三浦春馬、三浦翔平、北村匠海、キムラ緑… 【2020夏ドラマ】

「おカネの切れ目が恋のはじまり」2話まで終了。

ストーリーは起伏に乏しく、盛り上げキャラの三浦春馬以外はヒロインを筆頭におとなしめのキャラばかりなので、うっかりすると眠くなってしまうのだが…。

初回もそうだったが最後にえっ!?というトピックを持って来て、次に興味を持たせるという手法に今回も引っ掛かってしまい、結局全4話だから最後まで観るのだろうな。

経理部員で、公認会計士のセミナーを毎週聴いている玲子の、お金の使い方は「消費、浪費、投資」三つに分類すると良いという話は為になったし、まりあ(星蘭ひとみ)の結婚を決める事がゴールという中身の伴わない婚約や、自分の15年間ノーリターンの片思いを、分かっていても止められないコンコルド効果に例えたりする所は斬新で面白かった。

板垣が気付いた、居心地のいい相手って経済観念の合う人(彼の場合は玲子)なのでは?というのは多分正しい。

で、ラストに少年からパパと呼ばれていた早乙女だが、どんなカラクリが有るのかな?

演出=平野俊一

  • << 438 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」3話まで終了。 このドラマは三浦春馬が途中で出演が不可能になった為、4話完結にしてしまうという処置が取られた。 なので丁度起承転結に当てはまる事になったのだが、今回は“転”に相応しく、話も気持ちも動いた回だった。 妻が夫と居たがらないから、この夫婦は離婚してこの日は早乙女が息子と面会出来る日なんだ!って最初思ってたら…夫婦仲が良くないだけで離婚はしていなかった。 早乙女は玲子を食事に誘い、玲子はてっきりデートだと思い込み舞い上がっていたけど、途中で玲子に嫉妬した秘書の牛島が仕組んだ週刊誌記者が直撃して来なければ、早乙女は多分玲子に既婚者で息子がいる事を話すつもりだったのだと思う。 独身と偽って女性人気を利用していたという記事が出て大炎上、妻からは1円も要らないから離婚してと言われ、仕事も家族も失った早乙女に、自分も15年の純愛を失ったばかりなのに優しい言葉をかけてあげる玲子。それを見ていた慶太の気持ちにも変化が起きた様で…。 庭で雷、思わず慶太にしがみつく玲子。顔を見合わせると今度は慶太が思わず玲子にチュッ、秒のキス。 お互いにえっ!?みたいな表情、まだ男と女の好き、みたいな感情は無い二人。 えーっ、あと1話でどうまとめるんだろう。 ※村川絵梨って少し太った?顔がパンパンだった様な… 演出=木村ひさし

No.425 20/09/23 20:02
匿名 

【2020夏ドラマ】

「DIVER-特殊潜入班-」(関テレ)脚本=宇田学 出演=福士蒼汰、野村周平、片瀬那奈、浜野謙太、正名僕蔵、安藤政信、りょう 他

大沢俊太郎の漫画原作。《火曜21時・54分枠》(全5話予定)初回15分拡大

福士蒼汰の潜入捜査物という事しか知らないで観たのだが、薬物取り引きの現場に警察が踏み込み、福士蒼汰が逃げる時に警察の安藤政信に車ごと突っ込んで、それに対して安藤政信が発砲したので、えっ何?味方同士じゃないの?どうなってんの?と混乱しながら観始め、今度はオレオレ詐欺のボス海藤(杉本哲太=ゲストなのにほぼ主役だった、そして上手かった)に小指を落とされそうになりながら取り入り、受け子として才能を発揮して懐に入り込んで行く福士蒼汰。

彼は千切れそうだった小指を縫い合わせてくれた闇医者(麗子=片瀬)と、腕の良さそうなハッカー(宮永=浜野)の3人組で仕事をしているみたいだと分かった所に、安藤政信(D班班長の伊達)が乗り込んで来て「黒沢!てめえこの野郎」と掴み掛かって行くシーンで、あっ、やっぱり味方同士だったんだと確認出来たのが開始から30分過ぎ。

説明が無くても集中して観ていれば分かるという演出で、これは好き嫌いが別れるだろうなとは思ったが、私は受け入れる派でずっと緊張感が持続していて面白かった。
(続く)

  • << 437 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」2話まで終了。 同じ脚本家と演出家なのに、だいぶ中身が落ちた感じ。 ある大学のサークルに参加していた女性が次々に5人も自殺、事件と言うには証拠が無いので、真相を探るべく潜入せよという話。 症状はコカイン中毒に似ているが、検査をしても検出されない新薬物を作ったのが大学の非常勤講師の橘で、理由は心臓病の娘の海外での移植費用を捻出する為という、取って付けた様なサイドストーリーも弱かったな。 佐根村を加入させた阿久津の真意もまだ分からないし、今のところは伊達の頭痛の種が増えた位にしか見えない 唯一良かったのは、トイレでの黒沢と佐根村の格闘の途中に誰かが来て、黒沢が窓から消えるシーン。慌てて佐根村が窓から見ると遥か下の道に黒沢が居てこっちを見上げていた。←黒沢、マジ野獣!って思った(笑) 新薬物を練り込んだ飴と致死量の薬物を練り込んだ飴を橘が入れ替えたと気付いた黒沢が、再度死なない程度の薬物を練り込んだ飴に入れ替えたという部分を、後から解説付きの映像で見せる演出だったけど、これが分かりにくかったのも残念だった。 ※黒沢の少年時代の子役の子、イノッチの子供時代の役だったら「似てるー!」ってなるんだけどな。 演出=宝来忠昭

No.426 20/09/23 20:33
匿名 

>> 425 (続き)
兵庫県警本部長の阿久津(りょう)が、警察の威信を取り戻すべく密かに作ったのが潜入捜査班(通称D班)で、今までのドラマだと警察の異端児が集められるというのがパターンだったが、今作の3人は警察官ではなく、阿久津に特殊能力を買われて集められ特殊任務を請け負っているという設定。だから班長との上下関係も無いし言う事も聞かない。この辺が緊張感を更に生む要因になっているのかもしれない。

福士蒼汰は滑舌が悪く台詞回しも上手くはないので、このドラマでもボロが出ている部分は有ったが、恋愛物などに比べればオーバーな表情を作ったり、派手なアクションだったりで短所を目立たなくする事は出来るし、彼の人懐っこい笑顔も潜入対象の懐に入る時は武器になるなど長所も生かせるから、こういう役の方が今の彼には合っている様な気はする。

という事で面白かったので視聴継続決定。

※コメディリリーフ的役割の鏡組対課長(正名)が組対課の部屋で、誤って拳銃をぶっ放すシーンが有ったのだが、あの意味が分からない。何であんなシーンを入れた?
※福士蒼汰の子供時代を演じた子役の男の子、もう少し福士蒼汰に寄せた子を探して欲しかった。全く似てなくて残念。(まさか後から整形したとかは言い出さないよね?)

演出=宝来忠昭


No.427 20/09/24 00:06
匿名 

>> 411 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」6話まで終了。 何と今日子女将は加賀御三家の令嬢だった!大旦那が息子の嫁にと見初… 【2020夏ドラマ】

「私たちはどうかしている」7話まで終了。

椿はあの火事の後遺症で失明の危機って、3年も経ってからかーい。
そして昏々と眠り続けていた大旦那は奇跡の復活←お強い!

七桜の目的は光月庵を乗っ取る事だけど、その真意は椿を光月庵の呪縛から解放してあげる事。←目が悪いと知って、益々その思いは強くなったみたい。

次回は最終回で2時間スペシャル。
話は椿の本当の父親は誰なのか、樹を殺したのは誰なのか…に絞られ、そこから「血筋で後継者を決める事に拘るのはやめた」らしい大旦那の発案で、大晦日に行われる椿と七桜の後継者決定和菓子創作対決へと雪崩れ込んで行く展開か?

今回、溝口議員をやけに強調していたのであれはミスリードとして、椿の父親は亡くなった多喜川の父で、経緯を知った多喜川が今日子を不倫に追い込んだ樹を刺したって事なんじゃないかなあ。

※今回もモノローグが多く、しかも七桜と椿の二段重ね、ちょっと引くわ。

演出=明石広人

  • << 439 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」全8話終了。(54分拡大)←ちょっと長過ぎ 栞は城島に妊娠はしていないと告白し泣く。その後“かるかん”の説明で、栞の父親への誤解を解いてあげる城島。ああこれはくっ付くなと思ったら案の定だった(笑) 前回、あの状況で椿はどうやって道具箱を持ち出したのかと謎だったが、女将が持ち出して椿の手柄にしていたのね。 和菓子対決は大旦那がブラインドで女将に選ばせたら、七桜のお菓子を選んじゃった(笑) 前回、椿の父親は多喜川の父・秀幸で、樹を刺したのは多喜川と予想したのだがBINGOだった。父親が不倫を続ければ傷付くのは母親で、男の子はいつだって母親の味方だからね。 自分の頼みを聞いた秀幸の犯行と思い込んでいた今日子が、百合子の犯行にすべく包丁を入れ替えたから百合子の指紋が付いていて捕まったとな。 あれだけやりたい放題だった今日子が、椿の為に角膜の指定提供の書類を残し、道に飛び出した子供を助けて自分はトラックに轢かれて死んだ。(あの距離ならブレーキ間に合うじゃん、撮り方下手) 移植手術は成功し「私には椿が必要なの。忘れる事なんて出来なかった」「俺の帰る場所は一つしかない。愛してる」で、めでたしめでたし。 まあ、突っ込み所も含めて楽しめたから悪くは無かったよ。和菓子もイケメンも見て楽しめたし。 演出=水野格

No.428 20/09/24 18:24
匿名 

>> 413 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」10話まで終了。 家族や友達がいないので、自宅に別の誰か… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」11話まで終了。

レンタルさんと絡んだ事がありますよと言ったばかりに、夢コンクールの審査員を依頼する様に指示された神林。
座っているだけでいいからと半ば騙す形で受けさせたが、リハで別の審査員からも意見を求められ、何かを言える立場では無いのでと言って帰ってしまう。

追い掛ける神林。これまでの経緯からどんな罵詈雑言を浴びせるのかと思ったら、仕事に真面目に取り組んでいる人間なら誰でも思わず言ってしまいそうな、至極真っ当な言い分ばかりで思わず頷いてしまった。

帰宅した森山を待っていたのは、かなり深刻な妻・沙紀からの静かな訴え。
「何もしない活動は応援してるよ。でもその裏で何かをする人も必要ってちゃんと理解してくれてると思ってた。」
残高12万円の通帳を見せて、「だいぶまずい」「生活するには何か考えなきゃいけない時期に来てる。」
「そんな夢中にならなくてもいいんじゃない?仕事じゃ無いんだから」

自殺でもしそうだったから「仕事辞めてもいいよ」と言った沙紀だったが、流石に“夫のお暇”が長過ぎて背に腹はかえられなくなっていた。

リアルでは有料化をしたみたいなので、次週最終回の予告で森山の「それでね」の後には、有料にするってセリフが続くのかしら。

演出=草野翔吾


  • << 441 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」全12話終了。 まだ恋人にはなっていなかったが、サークルの仲間で好きだった人に自殺をされ、自分に何か出来る事は無かったのかと悔やむ女性・希美(松本若菜)の話。 彼は良い物には曖昧にせずちゃんと◯を付けようと実践している人。でもあれだけ見る物に次々に◯を付けるって、あれで自分の気持ちを奮い立たせているのかなと私には見えたけどね。 希美から忘年会で当たった旅行券をプレゼントされ受け取った森山に、「結構あっさり受け取るんですね」と、視聴者の感想を代弁してくれる希美(笑) 立ち売りのおじさんも無事帰還した所に神林が合流、15万人もフォロワーが居るのだからオンラインサロンをやりましょう、ツイの広告で稼ぎましょうと持ち掛けるとおじさんが「直接金取りゃあいいだろう!」(笑) さっき貰った旅行券が1万円だったから1万円にする、で決まり。 走って帰宅して「それでね、有料化しようと思うんだ」と妻に報告。妻も誤解していたけど無料に何のポリシーも無かったとはね。 これからは1件1万円とツイに上げると好意的な反応が。大宮(志田未来)から、本を出す事は可能でしょうかという問い合わせも来る。 ラスト、夫婦の会話を身をよじって見上げて聞いている幼い息子という、引きの構図が微笑ましくて癒されたわあ。 演出=草野翔吾

No.429 20/09/24 18:53
匿名 

「2020視聴済み夏ドラマ初回視聴率」(%)
※今回に限り8~9月スタートのドラマが対象(但し40万キロかなたの恋のみ7月スタート)

「刑事7人⑥」13.5
「未解決の女②」13.1
「おカネの切れ目が恋の…」11.6
「キワどい2人」11.2
「親バカ青春白書」10.3
「私たちはどうかしている」9.6
「DIVER」9.6
「妖怪シェアハウス」5.5
「おじさんはカワイイもの…」3.9
以下視聴率不明
「40万キロかなたの恋」
「13サーティーン」
「恐怖新聞」
「彼女が成仏できない理由」
「天使にリクエストを」

※30分枠以上×4回以上1クール以内の作品が対象(但しよるドラのみ29分枠)

※視聴率は関東地区。

No.430 20/09/25 00:35
匿名 

>> 414 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」10話まで終了。 副腎癌に効果的な薬は国内には無く、外国の薬を取り寄せて治験薬として使う道… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」全11話終了。

瀬野の治験が上手く行かずプロセスが問題視され、葵が責任を取らされて系列の田舎の産婦人科医院に飛ばされるが、何でもやる葵スタイルが重宝される様な職場なので、水を得た魚のように生き生きと働いており、そこにはあの萬津総合病院産婦人科での研修を終えたばかりの道場医師やベテランの看護師もいて、チーム医療をしっかりと実践しており説得力のある話に仕上がっていた。

葵という人物像を生かすなら、本来ならこういう設定のドラマにしておけば矛盾も生じず、感情移入も容易に出来たのではと本当に残念に思う。
それだと調剤薬局のスボンサーが大量には付かないとか、大人の事情が有ったのだろうが。

ラスト、生死をぼかしていた瀬野が登場し、退院してリハビリも進みそろそろ職場復帰したいと思っていると葵に話す。
あのう……瀬野の治験が上手く行かなかったという設定はどこに行ってしまったのか?あの治験薬が効かなくて一体どの薬で治したのか。最後まで矛盾を残すのはいかにもって感じだわ。

最終回だけプロデューサーの野田悠介が兼任で演出したのも謎だわ。ドラマ好き視聴者からの評価が低く、過去に数々の医療ドラマの演出をして来た自身の血が騒いだのかしら。まっ、この低評価は第一にはプロデューサーの責任だけどね。

演出=野田悠介

No.431 20/09/25 23:51
匿名 

>> 415 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」2話まで終了。 猫の突然の動きから猿を連想とか、氷に睡眠薬を… 【2020夏ドラマ】

「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」3話まで終了。

今回は主犯に辿り着くまでの展開が、今迄の様なわざとヒントを出す手法ではなく、普通の刑事ドラマみたいに犯人には秘密が有ってそこに人間ドラマも有った、みたいな描き方をしていた。(重箱の隅をつつかせて貰えば、店を開けて精米とかしていれば、近所の人は「あれは誰?」となるが、祖母が「孫だよ」と嬉しそうに言うのを、例えば鴻上が「俺は只の住み込みだけど認知症で孫と勘違いしてるみたいで」とか説明したとして、それでずっと誤魔化せるのかという根本的な疑問が…)

まあ『最後に真面目で優しい神崎が、犯人に気持ちを込めて正攻法で語りかけて落とす』という鉄板だけは死守していたけど。(山田君は目で感情を表す演技が上手いから、それなりの説得力はある)

さて縦軸。澤登に適当にかわされた末永は「立て籠り事件」を調べ始め、人質に取った小さな男の子が犯人(暴力団員の井原=高橋努)の子供で、少年が警察官(神埼賢造)の子供だった可能性が出て来た。賢造が井原を射殺したから、その子供を引き取った?(井原と賢造が笑顔で一緒に写る写真から、二人には元々何らかの関係が有ったと推測出来る)

共同脚本=皐月彩 演出=村尾嘉昭

  • << 445 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」4話まで終了。 井原は賢造のS(捜査協力者)だった。(でも絶対に知られてはいけない関係なのに何故二人並んだ写真が有るのかな?同級生だったとか?) 今回はいじめの首謀者にされてしまった娘と、娘を信じてあげられなかった母親の話。まあ、世間体とか気負いとかで、視野が狭くなってしまった母親の気持ちも分かるけど、娘も娘で、裏垢に書いていた様な本音を何で母親に直接ぶつけなかったのかね。 母親を囮に使って娘の生存確認をするアイディアは面白かったけど、娘の自殺の手引きをする男のPCが開きっぱなしで、「黒木さん、ここです!」って一瞬で居場所特定するのは如何なものか(笑) 死にたい病の娘に神崎の鉄板説得が始まったと思いきや、今回は黒木が横から「甘ったれんなよ!」と母親の気持ちを熱弁、引き継いだ神崎が説得タ~イム!あんな男前に「お母さんに会いに行こう」って手を差し出されたら、そりゃあ直ぐに掴んじゃうよね。 末長が話を聞こうとしていた元池袋署勤務の植田が殺され(?)側には賢造が立ち尽くすショット。 そして神崎の交通安全イベントを遠くで見守る仙道敦子。←もしかして井原の元妻で神崎の実母とか? 残り2話みたいなので、縦軸の回収が始まるのかな。 演出=村尾嘉昭

No.432 20/09/26 23:13
匿名 

>> 417 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」(NHKエンタープライズ)脚本=大森寿美男 出演=江口洋介、上白石萌… 【2020夏ドラマ】

「天使にリクエストを~人生最後の願い~」2話まで終了。

組長の山本(六平直政)に話してみなと言われた大松(梶芽衣子)が、懺悔しながら語る過去が切なかった。
山本が「(自分の)父親はテキヤ(大松の義父)の方だろ?」と聞いた時に、大松は「違う、貴方はあんな人の子じゃない!」って強く否定してたけど、どうなんだろう。好きな稲田の子供だったら、どんなに辛くても捨てなかったのではないかな。

山本の記憶と食い違い、もう一人の候補(同じ施設出身で診療所の医師になっている)に会いに行く一行。
本当の母親は既に見付かったという医師に、島田は「嘘をついてくれませんか?」と頼み、医師も嘘をついてくれて大松も「ごめんなさい」と謝るのだが、その目が凄く醒めていたので、この医師は違うと分かっているのだろうなと感じた。

山本から島田への電話で、あの時の食い違いは山本の嘘だった事が分かる。「こっちの罪まで背負わせる事ねえだろ」と。死に行く実母への極道なりの思いやりだったんだね。

島田に「ありがとう」と言って亡くなる大松。その手には山本克美(25)が殺人容疑で現行犯逮捕されたという、昔の小さな新聞記事が握られていた。
「知ってたんですね」と言って大泣きする島田。優しい男なんだな。

今回は梶芽衣子、六平直政、江口洋介に泣かされたわ。素晴らしかった。

演出=片岡啓司

  • << 447 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」3話まで終了。 今回の話も凄かったなあ。 川越医師から何となく頼まれた偽名使いの末期患者・武村(塩見三省)の身元探しだが、本人はただアパートに帰らせろとしか言わない。どうやら遺品整理がしたいらしい。 急に「俺は45年前の爆弾犯だ」と言い出した武村。直ぐに取り消したが、何か引っ掛かった島田は、バーテンダーの今久保(マル暴時代の島田のSだって!)に昔の話を聞き、一人捕まっていない者がいるのを知り、公安で自分の父親の同僚だった高津川(西郷輝彦)を連れて武村に面会をする。「あんたは中山公平か?」 黙って病院を抜け出してしまう武村。アパートに帰っていない。島田は床下の爆弾工場を見付けてしまう。やはり中山なのか?武村が死ぬ気だと察した島田は、かつて武村が住んでいて、運営者の搾取を憤っていたという無料低額宿泊所に急ぐ。 爆弾を見せて皆を追い払い、一人だけ残った島田に5時にセットしたと告げる武村。もう直ぐ5時だ。武村に覆い被さる島田。 爆発しない。 昔、飯場で一緒だった男に爆弾作りを教わったと言う。恐らくそれが中山で肝心な部分は教えなかったのだろう。 武村の書いた小説は搾取されていた宿泊所の労働者達の心を動かし、運営者には睨まれた。 「あんたの小説の方がずっと価値のある爆弾だよ」 (続く)

No.433 20/09/27 11:43
匿名 

>> 419 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」2話まで終了。 何でエーミンの前髪がちょんまげで化粧までしてるの?と思ったら、幽… 【2020夏ドラマ】

「彼女が成仏できない理由」3話まで終了。

何かよく分からなくなって来たんだけど、玲は編集者の中路(和田正人)に「好きだ」と言われて両想いだと思っている様だが、あの場の「好き」って仕事仲間としての「好き」の様な気がしたけど…。

エーミンが中路に「玲は氷の武将を描ける訳がない」「亡くなったんですよね?」と問い掛けた事で、中路は初めて玲が死んだ事を知った。その後の中路の憔悴振りを見ると、本心では玲の事を好きだった様な気もするし、予想はしていたけど現実を突き付けられて動揺している様にも見えるし。

ゴーストライターの中島千春(村上穂乃佳)の話だと、玲は「氷の武将」を千春に託していなくなったとの事で、玲の中で何かが起きて自らの意志でゴーストライターを望み、自分は入水自殺をしたって事なの?

よく分から~ん(汗)

演出=新田真三

  • << 449 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」4話まで終了。 「漫画が小鳥遊玲に似ていると言われて嬉しいの?」「それじゃ漫画家にはなれないんだよ?」と、この仕事の厳しさをエーミンに伝える玲。 中路の様子が変わったからか急にネームが描けなくなった千春は、エーミンの部屋を訪ねる。(千春もこの部屋に住み玲のアシスタントをしていたのか) 「久し振り、千春ちゃん」 玲の霊が居る事を知った千春は 「何を返して欲しいんですか?氷の武将?海うさぎ?中路さん?中路さん以外ならいいですよ」 「先生には絶対勝てないと思っていたけど、生きてる方が勝ちなんですね」 千春が帰った後に玲が呟く。 「彼女と一緒に居る自分が嫌いなの」 うーん隔靴掻痒の感が拭えない。 要するに玲は漫画の才能は秀でていたけど、その他の事では千春に対してコンプレックスの塊だったという事なのか? 何か話が進まないしエピソードの繋げ方にも滑らかさが足りないから、ドラマとしてのまとまりに欠ける気がする。 うーんどうしよう、観るだけにしてレビューを書くのは止めようかなあ。あっ、でもあと2話か…。 演出=新田真三

No.434 20/09/27 12:26
匿名 

>> 421 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」4話まで終了。 冬夜から恐怖新聞にサインをさせれば契約はそいつに移るから、死にたくなければ誰か… 【2020夏ドラマ】

「恐怖新聞」5話まで終了。

いきなりの江戸時代か~い!!
白石聖がシズ、黒木瞳が母親のヤエで、シズのお腹の子の“お告げ”をシズが紙に書いて雇い主の越後屋主人(駿河太郎)に渡し、越後屋は大儲け。

シズのお腹の子の件(クダン)のお告げを世の幸せの為に使いたかった坊主(横田栄司=詩弦の父親)は、裏で糸を引いていたヤエを糾弾、シズも坊主もヤエに刺されて殺される。
侍の半次郎(佐藤大樹)は、越後屋は斬れても「シズの母親は斬れん」

で、詩弦「奇妙な夢をみていたわ」
鬼形礼「君の前世だ」で現世に戻ったみたいなのだが、夢を振り返った詩弦が「私がヤエだった!」と叫ぶ。
「やっと気付いたねと」と礼。

えーっ、よく分かんないよー。
白石と黒木を逆に演じさせたのは、オチのネタバレを防ぐためだったのは分かるのだが、詩弦が気付く部分の映像が分かり難くて、「私がヤエだった」ってセリフが無かったら、前世では逆になっていたんだって分からなかったわ(笑)

まあでも江戸時代単体のストーリーは楽しめたし、佐藤大樹の殺陣は体幹がぶれないから綺麗で目力の強さも利点なるから、時代劇に向いているのではという事も分かったし、オチ以外はほぼほぼ満足したんだけどね。

演出=井上昌典

  • << 450 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」6話まで終了。 恐怖新聞が来なくなって、やっぱり刑事がサインしたのかと思ったら違ってた。 引き継いだのは「誰や?」「分かりません」 詩弦は桃香を疑うが連絡が取れず行方不明。呼び出しのLINEが桃香からの物だと思い込んだ詩弦は待ち合わせ場所に行くが、火災に遭ったり発砲事件に巻き込まれたり。 挙げ句の果てに勇介豹変で顎を殴られ、実家に逃げ込む詩弦。 勇介に殴られたと知った母は勇介を呼び出し、すりこぎでボコボコに。 止める詩弦。勇介の持っていた配達ザックから血が流れ開けると桃香の頭が。(ワオ!) 恐怖新聞を契約したのは母で、普通の新聞に載った人間のクズに片っ端からメールを送り(鬼形が協力)、呼び出しに応じた二人を殺したと興奮して喋る歌子。勇介を殴ったのは詩弦も殺されると思ったから。 「私を呼び出したのは何故?」 「知らないわよ」←これは鬼形の仕業かな? 「何で変わっちゃったの!」 「変わってない!」 で結局詩弦は恐怖新聞にサイン。 何か桃香も勇介も歌子も急に豹変して着いていけない。 今回はエピソードを羅列しただけみたいな印象が強くて、ただの傍観者になってしまった。 今迄で一番つまらなかったかも。 次は最終回、どんな締め方をしてくれるのかな。 演出=中田秀夫

No.435 20/09/27 23:35
匿名 

>> 422 「半沢直樹」9話まで終了。(15分拡大) 今回はいつにも増して会話のテンポも話の展開も早くて、正直聞き逃したり見落とした部分もあったと… 「半沢直樹」全10話終了。(15分拡大)

なるほどね、百戦錬磨の古狸を騙すにはまず味方からという事で、半沢を怒らせ箕部を油断させ、大和田が幹事長室に入り易くする為に、“箕部に金が渡ったという記録が含まれない”(箕部追い落としにはそれだけでは役立たない)証拠をわざと箕部に渡し、ひと芝居打ったって事なのね。

その後の、クリーンな白井大臣を花ちゃんの好アシストもあってまず口説き落とし、笠松と瀬名の連携で幹事長のPCの情報閲覧からの、その情報を元に国税庁黒崎の権力行使で、箕部不正の決定的証拠を半沢が握る迄の流れが胸熱だった。

中野渡頭取が債権放棄を表明する場なので、生中継を手配した会見の場が、頭取代行として登場した半沢による、証拠も揃えた上での箕部不正を暴く“半沢劇場”になったのも痛快でスッキリした。

白井が身を削った(辞任、離党)事で実現出来た箕部への千倍返し。半沢も白井に殉じて退職を決意していたが、旧T不正の責任を取って頭取と大和田が辞職し、大和田から「お前が立て直してみろ、頭取になってみろ」と、土下座を賭けて煽られた事を受けて銀行に残る事を決意する。

今回は流れに淀みもなくスッキリ納得の展開だったし、演出も分かりやすくて最終回にふさわしい出来だった。
一大エンタメの終了で、完全に“半沢ロス”になりそう。

共同脚本=李正美、谷口純一郎 演出=福澤克雄

No.436 20/09/28 23:21
匿名 

>> 423 「SUITS 2」11話まで終了。 最重要顧客の息子・佐竹信吾(伊藤健太郎)がひき逃げ(名乗らずに通報だけはしたが怖くて逃げてしまった… 【シーズン枠外ドラマ】

「SUITS 2」12話まで終了。

怜(吉谷彩子)のダンナが大輔を殴りに来た。「鈴木大貴だな?」って本名で呼び止めて。怜は大貴が替え玉受験をしてバレた事は知っている筈なんだけど(だから友人の千夏(堀田真由)が怜に大貴を紹介してよと頼んだ訳だし)、その大貴が弁護士になっている事に疑問を持ったりしないのかね。

今回は蟹江の裏切りに腹を立てた甲斐が縁切りを宣言し、甲斐と仕事で協力し合えないのに同じファームに居るのは辛いと退所願いを出し、幸村の甲斐への忠告と説得により、甲斐が渋々引き留め蟹江が嬉しそうに翻意する迄の話。

このドラマのキャラの中では、プライドの塊の様な男なのに、甲斐には時々強烈なコンプレックスが顔を出す蟹江が、振り幅が大きくて観ていて一番面白い。
なので今回はまあまあ良かったと思う。

※全15話でワンクール以上が確定したので、【シーズン枠外ドラマ】に変更した。

脚本=市川貴幸、中村允彦 演出=星野和成

  • << 483 【シーズン枠外ドラマ】 「SUITS 2」全15話終了。 フォルサム案件とファームの合併話兼甲斐の退職話と大輔が聖沢に遂に無資格を告白する件とを、拡大無しの54分枠に詰め込んだから、台詞量が多くてちょっと聞き逃してしまったり、重要な“提示”を見落としてしまったりと、リアルタイム視聴だけでもし確認出来る録画を録っていなかったら、理解出来ていない部分も有ったかもしれない。 その意味で普通に番組を観ているだけの視聴者には“置いて行くよ”的な、あまり優しいとは言えない最終回だったが、組み立てとしては凄く面白かったしいいできだったと思う。 幸村は自分でサインした上杉との秘密保持契約で身動きが取れなくなっていたが、その解決策として、合併前の財務帳簿を交換して行うクロスチェックを利用し、相手のファームが上杉の横領を見付けて、そのせいで合併がご破算になったという事を相手の弁護士に言わせてマスコミにバレるという形を取り、合併に反対していた甲斐は幸村の深謀遠慮に気付かない振りでファームを退職、上杉を油断させる作戦だったのかな?この一連の流れで上杉をKOした所が一番面白かった。 逆に大輔と聖沢の言い合いからの告白、からの抱擁のシーンは、言葉のチョイス、声のトーン、身振り手振りがアメリカンで、大事なシーンなのに気持ちが着いていけなかった。 ※流石にシーズン3は無いだろうな 演出=森脇智延

No.437 20/09/30 00:06
匿名 

>> 425 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」(関テレ)脚本=宇田学 出演=福士蒼汰、野村周平、片瀬那奈、浜野謙太、正名僕蔵、安藤… 【2020夏ドラマ】

「DIVER-特殊潜入班-」2話まで終了。

同じ脚本家と演出家なのに、だいぶ中身が落ちた感じ。
ある大学のサークルに参加していた女性が次々に5人も自殺、事件と言うには証拠が無いので、真相を探るべく潜入せよという話。

症状はコカイン中毒に似ているが、検査をしても検出されない新薬物を作ったのが大学の非常勤講師の橘で、理由は心臓病の娘の海外での移植費用を捻出する為という、取って付けた様なサイドストーリーも弱かったな。

佐根村を加入させた阿久津の真意もまだ分からないし、今のところは伊達の頭痛の種が増えた位にしか見えない

唯一良かったのは、トイレでの黒沢と佐根村の格闘の途中に誰かが来て、黒沢が窓から消えるシーン。慌てて佐根村が窓から見ると遥か下の道に黒沢が居てこっちを見上げていた。←黒沢、マジ野獣!って思った(笑)

新薬物を練り込んだ飴と致死量の薬物を練り込んだ飴を橘が入れ替えたと気付いた黒沢が、再度死なない程度の薬物を練り込んだ飴に入れ替えたという部分を、後から解説付きの映像で見せる演出だったけど、これが分かりにくかったのも残念だった。

※黒沢の少年時代の子役の子、イノッチの子供時代の役だったら「似てるー!」ってなるんだけどな。

演出=宝来忠昭

  • << 451 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」3話まで終了。 一時的な事なのかは分からないが、今回は佐根村が黒沢の下で行動するスタイルだったのでかなり分かりやすかった。 7年前伊達が警視庁時代、強盗殺人の犯人の一人が警察の天下り先の社長の息子だった為、刑期に下駄をはかせるべく覚醒剤をやっていた事にすると上司に命令され逆らえなかったという事件があった。 そして現在、まずそのバカ息子が殺された。 その後、被害者家族の夫・丸山(近藤公園)が、事件関係者の家族を闇サイトで募った男達に拉致させ、当時の警察の捏造を告発する。 伊達の娘も拉致されるなら、自分達が闇サイトに応募して連れ去り保護しちゃおうという黒沢の発想も面白かったし、他の被害者を助ける為に伊達の娘を囮に使うのも、非情な黒沢らしくて良かった。 佐根村が踏み込み自殺しようとした丸山を伊達が助けて刑務所行き。 阿久津が面会して恐らく「もう一人の犯人はこの刑務所に居る」と教え、丸山はその男を殺した後自殺するという結末は初回を思い出させ、阿久津の鉄の意志と狡猾さを感じさせる。 鏡が部下(伊達)とその娘の為に奔走する姿は意外で、少しだけ胸熱だった。 あと2話で黒沢の過去、阿久津との関係、佐根村の目的を描くのかあ、大丈夫か? 演出=木村弥寿彦

No.438 20/09/30 18:29
匿名 

>> 424 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」2話まで終了。 ストーリーは起伏に乏しく、盛り上げキャラの三浦春馬以外はヒ… 【2020夏ドラマ】

「おカネの切れ目が恋のはじまり」3話まで終了。

このドラマは三浦春馬が途中で出演が不可能になった為、4話完結にしてしまうという処置が取られた。
なので丁度起承転結に当てはまる事になったのだが、今回は“転”に相応しく、話も気持ちも動いた回だった。

妻が夫と居たがらないから、この夫婦は離婚してこの日は早乙女が息子と面会出来る日なんだ!って最初思ってたら…夫婦仲が良くないだけで離婚はしていなかった。

早乙女は玲子を食事に誘い、玲子はてっきりデートだと思い込み舞い上がっていたけど、途中で玲子に嫉妬した秘書の牛島が仕組んだ週刊誌記者が直撃して来なければ、早乙女は多分玲子に既婚者で息子がいる事を話すつもりだったのだと思う。

独身と偽って女性人気を利用していたという記事が出て大炎上、妻からは1円も要らないから離婚してと言われ、仕事も家族も失った早乙女に、自分も15年の純愛を失ったばかりなのに優しい言葉をかけてあげる玲子。それを見ていた慶太の気持ちにも変化が起きた様で…。

庭で雷、思わず慶太にしがみつく玲子。顔を見合わせると今度は慶太が思わず玲子にチュッ、秒のキス。
お互いにえっ!?みたいな表情、まだ男と女の好き、みたいな感情は無い二人。

えーっ、あと1話でどうまとめるんだろう。

※村川絵梨って少し太った?顔がパンパンだった様な…

演出=木村ひさし

  • << 452 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」全4話終了。 まず今回観て三浦春馬が3話撮了時点で亡くなっていた事を知り、よく4話を作り世に出そうと決めたな、皆苦しかっただろうによく頑張ったなと、労いの言葉をかけてあげたくなった。 ドラマは玲子が母の留守に壺の中の現金書留を見つけ、それが別れた父親からの物だと察した玲子がその住所に父を探しに行き、二人の関係に区切りを付け再構築しようとする話がメインで、たまたま同行した板垣に自分と父の過去を話す事で、何故玲子は今の清貧女子になったのかが分かるという形を取っていた。 キスした翌日、慶太は朝早く起きて外出し無断欠勤したまま帰らないという設定だった。 心配した両親が慶太の部屋を訪ね、二人で子供の頃からの話をするのだが、社長で父親役の草刈正雄のセリフ「俺は絶対に継がせるつもりはない。あいつは責任など背負わさない方が輝ける。あいつはあいつのままでいい。」が、まるでスタッフが三浦春馬に語りかけている様に感じて切なかった。 ラスト、玄関がガラガラと開いて猿彦がピープーとはしゃいで、玲子が微笑んで頷いた事で慶太の帰宅を表現したのだと思うが、そこに姿が無い事が現実を突き付けて来て、その時の松岡茉優の表情と同じで、私も複雑な気持ちだった。 演出=平野俊一

No.439 20/10/01 00:01
匿名 

>> 427 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」7話まで終了。 椿はあの火事の後遺症で失明の危機って、3年も経ってからかーい。 … 【2020夏ドラマ】

「私たちはどうかしている」全8話終了。(54分拡大)←ちょっと長過ぎ

栞は城島に妊娠はしていないと告白し泣く。その後“かるかん”の説明で、栞の父親への誤解を解いてあげる城島。ああこれはくっ付くなと思ったら案の定だった(笑)

前回、あの状況で椿はどうやって道具箱を持ち出したのかと謎だったが、女将が持ち出して椿の手柄にしていたのね。
和菓子対決は大旦那がブラインドで女将に選ばせたら、七桜のお菓子を選んじゃった(笑)

前回、椿の父親は多喜川の父・秀幸で、樹を刺したのは多喜川と予想したのだがBINGOだった。父親が不倫を続ければ傷付くのは母親で、男の子はいつだって母親の味方だからね。
自分の頼みを聞いた秀幸の犯行と思い込んでいた今日子が、百合子の犯行にすべく包丁を入れ替えたから百合子の指紋が付いていて捕まったとな。

あれだけやりたい放題だった今日子が、椿の為に角膜の指定提供の書類を残し、道に飛び出した子供を助けて自分はトラックに轢かれて死んだ。(あの距離ならブレーキ間に合うじゃん、撮り方下手)

移植手術は成功し「私には椿が必要なの。忘れる事なんて出来なかった」「俺の帰る場所は一つしかない。愛してる」で、めでたしめでたし。
まあ、突っ込み所も含めて楽しめたから悪くは無かったよ。和菓子もイケメンも見て楽しめたし。

演出=水野格

No.440 20/10/01 11:47
匿名 

>> 371 【2020夏ドラマ】 「刑事7人season6」4話まで終了。 【短評】警察に追われている男が、真っ昼間にあんなに街中を走り回る… 【2020夏ドラマ】

「刑事7人season6」全9話終了。(15分拡大)

まあ田中哲司をわざわざ引っ張り出していた時点で、道上が縦軸の黒幕感は有った。

14年前、プロポーズをしていた恋人・夏恵が自殺したのはストーカーのせいだったと2年前に知った道上が、0-A資料から正当な裁きを受けていないケースをピックアップ、情報を与え被害者が加害者に私刑をする様に仕向けていたというのが真相。

弁護人が「不当逮捕だ」と騒げば勾留中の被疑者を即時釈放させられるのかとか、福祉会館勤めの道上が、敷地内の倉庫を私物化して使っているのに他の職員は誰も気付かないのかとか、突っ込み所は有ったけど今回はまあまあ面白かった。

夏恵を殺した宮田(木村了)を殺して自分も死のうとしている道上に、天樹が「貴方の記憶の中でしか生きられない最愛の人を、貴方はもう一度殺すつもりですか」と、自分の境遇に重ねて問い掛けるシーンは良かった。

主脚本家の吉本昌弘氏が書いた1、2、3、9話と、別の脚本家が1話ずつ書いたその他の回との仕上がりの差が大き過ぎて、途中からはレビューを書く気にもなれなかった。
それがこのシリーズの難点かもね。

もうseason7からは観るのは止めようかな。

演出=兼崎涼介


No.441 20/10/01 12:24
匿名 

>> 428 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」11話まで終了。 レンタルさんと絡んだ事がありますよと言… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」全12話終了。

まだ恋人にはなっていなかったが、サークルの仲間で好きだった人に自殺をされ、自分に何か出来る事は無かったのかと悔やむ女性・希美(松本若菜)の話。
彼は良い物には曖昧にせずちゃんと◯を付けようと実践している人。でもあれだけ見る物に次々に◯を付けるって、あれで自分の気持ちを奮い立たせているのかなと私には見えたけどね。

希美から忘年会で当たった旅行券をプレゼントされ受け取った森山に、「結構あっさり受け取るんですね」と、視聴者の感想を代弁してくれる希美(笑)

立ち売りのおじさんも無事帰還した所に神林が合流、15万人もフォロワーが居るのだからオンラインサロンをやりましょう、ツイの広告で稼ぎましょうと持ち掛けるとおじさんが「直接金取りゃあいいだろう!」(笑)
さっき貰った旅行券が1万円だったから1万円にする、で決まり。

走って帰宅して「それでね、有料化しようと思うんだ」と妻に報告。妻も誤解していたけど無料に何のポリシーも無かったとはね。
これからは1件1万円とツイに上げると好意的な反応が。大宮(志田未来)から、本を出す事は可能でしょうかという問い合わせも来る。

ラスト、夫婦の会話を身をよじって見上げて聞いている幼い息子という、引きの構図が微笑ましくて癒されたわあ。

演出=草野翔吾

No.442 20/10/01 17:00
匿名 

「2020春(放送&放送が遅れた)ドラマのまとめ①」

1位「MIU404」
個別レス参照。
オリジナルでこれだけ完成度の高い、隙の無いドラマを作り上げた新井順子+野木亜紀子+塚原あゆ子の新井組に拍手を。

2位「半沢直樹」
個別レス参照。
この時代の地上波テレビドラマで、一度も視聴率20%台を割らなかった、その視聴者動員力に拍手を。

3位「竜の道」
個別レス参照。
力量のある役者を揃えて、気持ちの入った芝居の応酬が繰り広げられると、脚本の多少の不備は気にならなくなるという事を示してくれた事に拍手を。

【他にハマった作品】
「美食探偵」マグダラのマリアの設定が、最後までイマイチ理解出来なかったのが残念だったが、それを除けば役者の芝居も映像美も素晴らしくて満足度は高かった。


【今期の演技MIP】
「竜の道」の遠藤憲一。エンケンさん久し振りの敵役だったけど、ただの悪役ではなくて、彼は彼なりに成り上がって会社を日本一にする事で、自分の実力を認めさせたい、成金と陰口を叩かれるコンプレックスを克服したいという動機が見え隠れする、凄味と悲哀が同居する実は繊細な男を見事に演じてくれたので。

※深夜ドラマは順位評価から除外。

No.443 20/10/01 17:16
匿名 

「2020春(放送&放送が遅れた)ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「半沢直樹」24.7
「BG」15.4
「わたナギ」15.0
「ハケンの品格」12.7
「MIU404」11.8
「アンサング・シンデレラ」9.6
「未満警察」9.4
「美食探偵」8.6
「竜の道」7.0
以下平均視聴率不明
「家政夫のミタゾノ」
「探偵・由利麟太郎」
「行列の女神」
「ディア・ペイシェント」


※1クールを越えるドラマ、深夜ドラマは除く。

※視聴率は関東地区。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

No.444 20/10/01 17:29
匿名 

2020年春(枠予定だった)ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

半沢直樹/+8.1
MIU404/+3.2
美食探偵/+3.0
わたナギ/+2.9
竜の道/+2.2

(注)自分が全話視聴済みのドラマで、民放プライムタイムの1クールドラマのみ対象。視聴率不明のドラマは対象外。

No.445 20/10/03 18:30
匿名 

>> 431 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」3話まで終了。 今回は主犯に辿り着くまでの展開が、今迄の様な… 【2020夏ドラマ】

「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」4話まで終了。

井原は賢造のS(捜査協力者)だった。(でも絶対に知られてはいけない関係なのに何故二人並んだ写真が有るのかな?同級生だったとか?)

今回はいじめの首謀者にされてしまった娘と、娘を信じてあげられなかった母親の話。まあ、世間体とか気負いとかで、視野が狭くなってしまった母親の気持ちも分かるけど、娘も娘で、裏垢に書いていた様な本音を何で母親に直接ぶつけなかったのかね。

母親を囮に使って娘の生存確認をするアイディアは面白かったけど、娘の自殺の手引きをする男のPCが開きっぱなしで、「黒木さん、ここです!」って一瞬で居場所特定するのは如何なものか(笑)

死にたい病の娘に神崎の鉄板説得が始まったと思いきや、今回は黒木が横から「甘ったれんなよ!」と母親の気持ちを熱弁、引き継いだ神崎が説得タ~イム!あんな男前に「お母さんに会いに行こう」って手を差し出されたら、そりゃあ直ぐに掴んじゃうよね。

末長が話を聞こうとしていた元池袋署勤務の植田が殺され(?)側には賢造が立ち尽くすショット。

そして神崎の交通安全イベントを遠くで見守る仙道敦子。←もしかして井原の元妻で神崎の実母とか?

残り2話みたいなので、縦軸の回収が始まるのかな。

演出=村尾嘉昭


  • << 455 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」5話まで終了。 ほぼほぼ予想通りの展開。 仙道敦子は井原の内縁の妻で神崎の実母の松原ひかり。井原が警察の犬だった事が組織にバレて、組織は報復として井原の女だったひかりを暴行、ひかりが遺書を残して居なくなった事で井原が逆上し、ファミレス立て籠り事件に繋がってしまった。 井原を撃ったのは植田とその部下で今回植田同様に殺された安藤、そして澤登の3人だった。 植田、安藤殺害容疑者となった賢造は澤登の元に現れ「井原の心臓を撃ったのは誰だ!」と問い詰める。←要するに意図的に殺したのは誰かという事ね。 演出的には賢造が植田、安藤を殺した様に見せ掛けているけど、これは多分ミスリードだな。 今回、ひかりが残した手紙(あなたの父、達也さんを失って←という表現がわざとらしいが)を神崎が読んで、自分は井原の子供だと知る訳だが、賢造から黒木が託されたその手紙を彩乃が見つけ、誰からの手紙かしつこく聞き黒木も仕方なく教え、絶対に神崎には言うなよと言いながら彩乃の目の前で引き出しにしまうという『押すなよ!押すなよ!のダチョウ倶楽部』演出が酷かった。 もっと自然な『知り方』はいくらでも有っただろうに。 最終回は納得の行くまとめ方をして欲しいね。 演出=山室大輔

No.446 20/10/03 19:15
匿名 

【2020秋ドラマ】

「あのコの夢を見たんです。」(TX・スタジオブルー・製作委員会)脚本=政地洋祐 他 脚本監修=山里亮太 出演=仲野太賀、週替わりゲスト 他

山里亮太の小説原作。《ドラマ24・40分枠》(10話迄は確定、以降は不明)

山里亮太が実在の女優(やアイドル)をモチーフに、妄想を膨らませて書いた短編小説集をドラマ化したもの。

初回は中条あやみの「追いかけたいの」

毎日ひっきりなしの告白攻めという環境に嫌気がさしている高2の中条あやみは、自分が告白して振られるシチュエーションに強い憧れを持つ。

そんなあやみのスマホに「振られ屋」というアプリの案内が。様々なシチュエーションの中から選んだ場所に行ってみると、そこには河原でダンスを踊る加藤諒。振り返ったら加藤諒(笑)告白して速攻振られる中条あやみ(不思議な絵面)

あやみはこのアプリにハマり特別会員に。
指定の場所に行くと、そこには初恋の相手で小6で転校して行った中里亮太が。告白しようとするが亮太には彼女が居て。

再び出会い今度は告白するが見事に振られてしまう。亮太だけはちょっと違う位置付けだったので、ほろ苦さを味わうあやみ。

実は加藤も山里も同じアプリに登録していて、彼らは告白されても振るという快感を味わいたかったのだというオチ。
まあ面白かったけど、レビューはもう書かないかな。

演出=枝優花

No.447 20/10/03 23:09
匿名 

>> 432 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」2話まで終了。 組長の山本(六平直政)に話してみなと言われた大松(… 【2020夏ドラマ】

「天使にリクエストを~人生最後の願い~」3話まで終了。

今回の話も凄かったなあ。
川越医師から何となく頼まれた偽名使いの末期患者・武村(塩見三省)の身元探しだが、本人はただアパートに帰らせろとしか言わない。どうやら遺品整理がしたいらしい。

急に「俺は45年前の爆弾犯だ」と言い出した武村。直ぐに取り消したが、何か引っ掛かった島田は、バーテンダーの今久保(マル暴時代の島田のSだって!)に昔の話を聞き、一人捕まっていない者がいるのを知り、公安で自分の父親の同僚だった高津川(西郷輝彦)を連れて武村に面会をする。「あんたは中山公平か?」

黙って病院を抜け出してしまう武村。アパートに帰っていない。島田は床下の爆弾工場を見付けてしまう。やはり中山なのか?武村が死ぬ気だと察した島田は、かつて武村が住んでいて、運営者の搾取を憤っていたという無料低額宿泊所に急ぐ。

爆弾を見せて皆を追い払い、一人だけ残った島田に5時にセットしたと告げる武村。もう直ぐ5時だ。武村に覆い被さる島田。
爆発しない。

昔、飯場で一緒だった男に爆弾作りを教わったと言う。恐らくそれが中山で肝心な部分は教えなかったのだろう。

武村の書いた小説は搾取されていた宿泊所の労働者達の心を動かし、運営者には睨まれた。
「あんたの小説の方がずっと価値のある爆弾だよ」
(続く)

  • << 458 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」4話まで終了。 自分のせいで息子(聖哉)を死なせてしまったとずっと罪悪感に苛まれて生きて来た男と、仕方無かったんだと頭では分かっていても、心が元夫の島田を許せない時恵との、どこまで行っても交わらない感情の平行線。 そんな二人の行く末を心配した時恵の父(山本學)が、肺癌で長くは無いから私にも権利は有るだろうと、亡くなった妻との思い出の地、秩父札所巡りに連れて行って欲しいと島田に頼み、サイレントエンジェルとして連れて行く事で、反対する時恵も渋々同行する事に。 何度も聖哉との最後の日の事を思い出す島田。霊場を歩きながら、あの階段で聖哉に言われた言葉「お母さんを悲しませないでよ」を思い出し、一気に心が苦しくなった島田は時恵に懺悔する。 「俺の情報屋だったから放っておけなかった。だけど俺は聖哉に警官らしい所を見せたかったんだ。だから追いかけたんだ」「すまない。本当にすまなかった」島田の慟哭が切なかった。演じる江口洋介が凄かった。胸が痛くなった。 そして義父の死。斎場で寄り添う元夫婦の姿にほっとしたのも束の間、佐藤和子が救急搬送される。 ※義父の痴呆、あれは二人を繋ぐ為の渾身の嘘だったと思いたい。 ※佐藤の真実が分かる最終回が待ち遠しい。 演出=片岡啓司

No.448 20/10/03 23:30
匿名 

>> 447 (続き)
「爆発しなくて良かったよ。貴方の様な人こそ生きて行かなきゃな」と武村。

島田が武村に覆い被さった瞬間、自分のせいで息子を死なせてしまったと自分を責め続ける時間を漂っているだけの、島田の慟哭が聞こえて来る様な気がした。

若い亜花里を諭す様に言った「ダメな人間なんていない、ダメな事をしてしまうだけ」という佐藤の言葉も良かった。

塩見さんの演技も素晴らしかった。

※死ぬ間際に武村がリクエストして島田が歌った「生活の柄」はさすがに知らなかった。前回の「アカシアの雨がやむとき」はヒット曲で、歌い継がれて来た曲だから知ってたけど。

演出=田中諭


No.449 20/10/04 10:28
匿名 

>> 433 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」3話まで終了。 何かよく分からなくなって来たんだけど、玲は編集者の中路(和田正人… 【2020夏ドラマ】

「彼女が成仏できない理由」4話まで終了。

「漫画が小鳥遊玲に似ていると言われて嬉しいの?」「それじゃ漫画家にはなれないんだよ?」と、この仕事の厳しさをエーミンに伝える玲。

中路の様子が変わったからか急にネームが描けなくなった千春は、エーミンの部屋を訪ねる。(千春もこの部屋に住み玲のアシスタントをしていたのか)

「久し振り、千春ちゃん」
玲の霊が居る事を知った千春は
「何を返して欲しいんですか?氷の武将?海うさぎ?中路さん?中路さん以外ならいいですよ」
「先生には絶対勝てないと思っていたけど、生きてる方が勝ちなんですね」

千春が帰った後に玲が呟く。
「彼女と一緒に居る自分が嫌いなの」

うーん隔靴掻痒の感が拭えない。
要するに玲は漫画の才能は秀でていたけど、その他の事では千春に対してコンプレックスの塊だったという事なのか?

何か話が進まないしエピソードの繋げ方にも滑らかさが足りないから、ドラマとしてのまとまりに欠ける気がする。
うーんどうしよう、観るだけにしてレビューを書くのは止めようかなあ。あっ、でもあと2話か…。

演出=新田真三



  • << 461 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」5話まで終了。 行き詰まっている千春は玲に会いに行く。 「もう止めていいですか?」 「いいよ」 「もう限界です」と言ってネットのアンチ投稿を見せる千春。(止めたら)「彼らは喜ぶだろうね」と玲。 「氷の武将」の新刊を読んでいた玲とエーミンは、「面白かったよ私は」「僕も」 玲と登場人物として会話をしながら、漫画を描き上げる千春。 「「氷の武将」はもう千春ちゃんの物だよ」 千春は中路と話し合い、自分の名前で「氷の武将」を続ける事にする。 ちゃぶ台を中心に半径3m以内ならどこにでも行ける事に気付いた玲は、ちゃぶ台持参のエーミンと外出する。 浜辺で絵を描くエーミンを見て羨ましい玲。「腕が動かなくなって漫画が描けなくて自殺したのかも」と玲。 帰り道、自転車を引くコンビニ客(古舘寛治)とすれ違った瞬間、何かを感じる玲。 「そうだった。全部思い出しちゃった」 やっと出口が見えて来て次が最終回。 今回は話が動いたし外でのロケも有って、集中して観て楽しむ事が出来た。 古舘さんは先端技術を扱う元科学者かなんかだったのかな?玲は何かに巻き込まれたのか、それとも? 玲が成仏したらエーミンはどうするんだろう。 演出=新田真三

No.450 20/10/04 11:03
匿名 

>> 434 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」5話まで終了。 いきなりの江戸時代か~い!! 白石聖がシズ、黒木瞳が母親のヤエで、シズのお腹… 【2020夏ドラマ】

「恐怖新聞」6話まで終了。

恐怖新聞が来なくなって、やっぱり刑事がサインしたのかと思ったら違ってた。
引き継いだのは「誰や?」「分かりません」

詩弦は桃香を疑うが連絡が取れず行方不明。呼び出しのLINEが桃香からの物だと思い込んだ詩弦は待ち合わせ場所に行くが、火災に遭ったり発砲事件に巻き込まれたり。
挙げ句の果てに勇介豹変で顎を殴られ、実家に逃げ込む詩弦。

勇介に殴られたと知った母は勇介を呼び出し、すりこぎでボコボコに。
止める詩弦。勇介の持っていた配達ザックから血が流れ開けると桃香の頭が。(ワオ!)

恐怖新聞を契約したのは母で、普通の新聞に載った人間のクズに片っ端からメールを送り(鬼形が協力)、呼び出しに応じた二人を殺したと興奮して喋る歌子。勇介を殴ったのは詩弦も殺されると思ったから。

「私を呼び出したのは何故?」
「知らないわよ」←これは鬼形の仕業かな?
「何で変わっちゃったの!」
「変わってない!」
で結局詩弦は恐怖新聞にサイン。

何か桃香も勇介も歌子も急に豹変して着いていけない。
今回はエピソードを羅列しただけみたいな印象が強くて、ただの傍観者になってしまった。
今迄で一番つまらなかったかも。

次は最終回、どんな締め方をしてくれるのかな。

演出=中田秀夫

  • << 462 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」全7話終了。 詩弦は恐怖新聞の予言を利用して事件事故を回避出来る様に行動するが、ネットで騒がれ居づらくなって引っ越し。 1年後、喫茶店に来た篠崎に「あの娘から手紙が来て恐怖新聞が一部入っていたの。契約を引き継いでくれないでしょうか」と歌子。 篠崎が喜んでサインをすると記事が浮かび上がる。アシカガの件を話し「私を殺そうとした」と言う歌子。えっ何で? 「その報いを受け取るがいい」恐怖新聞をばらまくと篠崎は急激に老けてそのまま死ぬ。えっ歌子何で?と思ったら、老けた詩弦を黒木瞳が演じていたのだ。 勇介に面会した歌子も本当は詩弦だった。 確かに黒木さんと白石さんて、あの時代劇の時に一瞬だったけど、似てるなあと思った瞬間があったので違和感は無かった。 鬼形が自由になれると知り配達人になる詩弦。契約の戻って来た冬夜の妹の頭脳プレーで複数の新規契約者が生まれ、その一人が昔詩弦が助けた大井川の娘の愛莉だった。 配達人があの時のお姉さんだと分かった愛莉は「何でこんな事をするの?どうしてあの時助けたのよ!」 ハッとして新聞を破る詩弦。 何か凄い巡り合わせ。 鬼形が現れ「僕は人間だった事は一度もない。僕はクダンに作られた操り人形だ」と言って正体を現し詩弦を地獄に連れて行く。これぞあの時代劇から続く因果応報って事か。納得。 演出=井上昌典(時代劇の回の演出家)

No.451 20/10/07 00:47
匿名 

>> 437 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」2話まで終了。 同じ脚本家と演出家なのに、だいぶ中身が落ちた感じ。 ある大学… 【2020夏ドラマ】

「DIVER-特殊潜入班-」3話まで終了。

一時的な事なのかは分からないが、今回は佐根村が黒沢の下で行動するスタイルだったのでかなり分かりやすかった。

7年前伊達が警視庁時代、強盗殺人の犯人の一人が警察の天下り先の社長の息子だった為、刑期に下駄をはかせるべく覚醒剤をやっていた事にすると上司に命令され逆らえなかったという事件があった。

そして現在、まずそのバカ息子が殺された。
その後、被害者家族の夫・丸山(近藤公園)が、事件関係者の家族を闇サイトで募った男達に拉致させ、当時の警察の捏造を告発する。

伊達の娘も拉致されるなら、自分達が闇サイトに応募して連れ去り保護しちゃおうという黒沢の発想も面白かったし、他の被害者を助ける為に伊達の娘を囮に使うのも、非情な黒沢らしくて良かった。

佐根村が踏み込み自殺しようとした丸山を伊達が助けて刑務所行き。
阿久津が面会して恐らく「もう一人の犯人はこの刑務所に居る」と教え、丸山はその男を殺した後自殺するという結末は初回を思い出させ、阿久津の鉄の意志と狡猾さを感じさせる。

鏡が部下(伊達)とその娘の為に奔走する姿は意外で、少しだけ胸熱だった。

あと2話で黒沢の過去、阿久津との関係、佐根村の目的を描くのかあ、大丈夫か?

演出=木村弥寿彦

  • << 467 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」4話まで終了。 警視庁警視監の遠藤(小市慢太郎)が、昔も今も目障りな阿久津の頭を押さえ込んでいる張本人、という解釈でいいのかな? 阿久津には警視庁時代に、潜入捜査をさせていた部下の岡本(寺脇康文)を失うという過去があり、その時に助けたいと阿久津が直訴していた上司が遠藤で、立場は分からないが岡本と行動を共にしていたのが黒沢、という事は描写された。 寺脇康文があれっぽっちの出演という事は無いと思うので、次回にあの時の事が描かれるのだろう。(岡本を撃ったのは警察なんだろうな) 黒沢は佐根村(と言うより積み荷)を逃がす為に囮になった訳だが、その後逃げずに捕まったのはわざとなのかな?黒沢が抵抗しない逃げないって不自然だから。 で遠藤を成敗する流れか。 ※佐根村の目的って次回の流れの中で描かれるのだろうか? ※福士蒼汰はトレーニングで肉体を綺麗に仕上げているし、時々見せる狂気の目付きとかダーティーな感じが結構似合っているので、いい人の恋愛物よりもこっちの線で行った方が正解なんじゃないかな。 共同脚本=植村好宏 演出=西方友樹

No.452 20/10/07 01:29
匿名 

>> 438 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」3話まで終了。 このドラマは三浦春馬が途中で出演が不可能になった為、4話完… 【2020夏ドラマ】

「おカネの切れ目が恋のはじまり」全4話終了。

まず今回観て三浦春馬が3話撮了時点で亡くなっていた事を知り、よく4話を作り世に出そうと決めたな、皆苦しかっただろうによく頑張ったなと、労いの言葉をかけてあげたくなった。

ドラマは玲子が母の留守に壺の中の現金書留を見つけ、それが別れた父親からの物だと察した玲子がその住所に父を探しに行き、二人の関係に区切りを付け再構築しようとする話がメインで、たまたま同行した板垣に自分と父の過去を話す事で、何故玲子は今の清貧女子になったのかが分かるという形を取っていた。

キスした翌日、慶太は朝早く起きて外出し無断欠勤したまま帰らないという設定だった。
心配した両親が慶太の部屋を訪ね、二人で子供の頃からの話をするのだが、社長で父親役の草刈正雄のセリフ「俺は絶対に継がせるつもりはない。あいつは責任など背負わさない方が輝ける。あいつはあいつのままでいい。」が、まるでスタッフが三浦春馬に語りかけている様に感じて切なかった。

ラスト、玄関がガラガラと開いて猿彦がピープーとはしゃいで、玲子が微笑んで頷いた事で慶太の帰宅を表現したのだと思うが、そこに姿が無い事が現実を突き付けて来て、その時の松岡茉優の表情と同じで、私も複雑な気持ちだった。

演出=平野俊一


No.453 20/10/07 18:03
匿名 

>> 452 【追記】

最終回は15分拡大。

ペットロボットの《猿彦》について。
最終回は三浦春馬の代わりにという意味合いも有ってか、出番が多かった為にその機能も堪能した。

それまでは「プー」とか「ピー」とか擬音しか発しないから、物足りないのではと頭の片隅で思っていたのだが、じっくり観た今回は言葉を話さないからこそ、その動きから表情から擬音から何かを感じ取ろうと人間は五感を働かす、そしてキャッチする、その行為自体が私達の心を豊かにし、それが結果として癒しに繋がるのではないかなと。

実在のロボットには耳が無くて、買うととてもお高いし別途月々の維持費も必要との事で、庶民には中々手を出しにくい存在ではある。

No.454 20/10/10 08:53
匿名 

【2020秋ドラマ】

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(TX・大映TV・製作委員会)脚本=吉田恵里香 出演=赤楚衞二、浅香航大、草川拓弥、佐藤玲、鈴之助、ゆうたろう、町田啓太 他

豊田悠の漫画原作。《ドラマ25・30分枠》(全話数不明)

いわゆるBL物。いかにも餌食になりそうな赤楚と、そっち系も有りそうな雰囲気は持っている町田の組み合わせは、清潔感も有るのでセーフ。

「いいなと思っても思うだけ」だから女性と付き合った事がないまま(つまり童貞のまま)30歳になった安達(赤楚)は、直接間接問わず人に触れたらその人の心の声が聞こえる様になってしまう。

同期で営業のエースでモテ男の黒沢(町田)と触れた時にも心の声が聞こえ、好きな人がいるんだなと思いながら聞いていたら、「寝癖が可愛い!」という言葉で「えっ!?俺!?」(笑)

残業を手伝ってくれる黒沢の心の声「安達、自己評価低過ぎ。めっちゃ優しくていいヤツ。仕事は丁寧。そういう所が俺は…」に『ヤバいちょっと泣きそう』
って事で終電も無くなり黒沢が「泊まって行けば?ウチ、ワンメーター位だし」ワオッ😍

何のひねりも無いストレートな作りなので気軽に観られそうだけどそれだけみたいな感じだから、観たとしてもレビューは今回だけにしておく。

演出=風間大樹

No.455 20/10/10 09:31
匿名 

>> 445 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」4話まで終了。 井原は賢造のS(捜査協力者)だった。(でも絶… 【2020夏ドラマ】

「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」5話まで終了。

ほぼほぼ予想通りの展開。
仙道敦子は井原の内縁の妻で神崎の実母の松原ひかり。井原が警察の犬だった事が組織にバレて、組織は報復として井原の女だったひかりを暴行、ひかりが遺書を残して居なくなった事で井原が逆上し、ファミレス立て籠り事件に繋がってしまった。
井原を撃ったのは植田とその部下で今回植田同様に殺された安藤、そして澤登の3人だった。

植田、安藤殺害容疑者となった賢造は澤登の元に現れ「井原の心臓を撃ったのは誰だ!」と問い詰める。←要するに意図的に殺したのは誰かという事ね。
演出的には賢造が植田、安藤を殺した様に見せ掛けているけど、これは多分ミスリードだな。

今回、ひかりが残した手紙(あなたの父、達也さんを失って←という表現がわざとらしいが)を神崎が読んで、自分は井原の子供だと知る訳だが、賢造から黒木が託されたその手紙を彩乃が見つけ、誰からの手紙かしつこく聞き黒木も仕方なく教え、絶対に神崎には言うなよと言いながら彩乃の目の前で引き出しにしまうという『押すなよ!押すなよ!のダチョウ倶楽部』演出が酷かった。
もっと自然な『知り方』はいくらでも有っただろうに。

最終回は納得の行くまとめ方をして欲しいね。

演出=山室大輔


  • << 471 【2020夏ドラマ】 「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」全6話終了。 澤登の部下が賢造を射ち、倒れた賢造は黒木に「隆一に伝えてくれ。お前の父親は警察官だって」と言う。勘のいい視聴者はここで気付いたのかもしれないが、私は暫く分からなかった(汗) 途中で「あっそうか!井原は潜入捜査官だったんだ!」と気付き、松原が井原の仇を討とうとした事件なのかあ、賢造は植田の時にピンと来て、食い止めようとしていた訳ねと納得していたら、これも違うみたいで澤登が松原に罪を着せようとしていたのか?となり、二転三転した展開は、最初の頃の“事件に関しては緩い”設定は何処へ行っちゃったの?って位普通の刑事ドラマっぽかったけど、これはこれで縦軸としてはよく練られていて面白かった。 但し澤登を引っ掛けるのに囮として彩乃を使ったのは頂けなかったなあ。いくら黒木と神崎が澤登の両隣をガッチリ固めていたとしてもね。 これが本当の“キワドい2人”ってか?いやいやそういう問題じゃない。 山田くんはキャラも合っていて演技も上手くて良かったし、田中圭とのバディもバランスが取れていて意外に良かった。 たまたまMIU404の直後だったので比較されて色々言われてもいたけど、こういう「事件は緩く人情は厚めで」みたいな刑事ドラマも、バディが魅力的なら有りだなと思った。 演出=山室大輔

No.456 20/10/10 16:43
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

「24 JAPAN」(EX)脚本=長坂秀佳(脚本協力=山浦雅大) 出演=唐沢寿明、仲間由紀恵、栗山千明、池内博之、桜田ひより、今井悠貴、朝倉あき、村上弘明、片瀬那奈、神尾佑、櫻井淳子、佐野史郎、筒井康隆、木村多江 他

米FOXドラマ原作。《金曜ナイトドラマ・60分枠》(全24話予定)

かの有名なアメリカドラマのシーズン1をリメイクした物らしい。日本でも放送されていたが私は一度も観た事がない。なので純粋に一ドラマとして観たのだが、説明台詞などは一切無く、あちこちで様々な人物の話が同時進行で展開するスタイルに若干面食らったが、今日総理大臣になるかもしれない女性政治家(仲間)の暗殺情報がCTU(テロ対策ユニット)という組織に入り、職員が阻止すべく動き出した事、組織内にテロリストへの内通者が居るらしい事、主人公(唐沢)の娘(桜田)が友達との夜遊びのつもりが、誘拐されたっぽい事等が描かれ、結構集中して観ていたから時間の経つのが早かった。

総選挙当日の出来事を午前零時から24時間、ドラマ1回で1時間進み、全24回でその1日を描き切るという趣向で、冒頭にも書いた様にあちこちの話がちょっとずつ出たたけなので、初回は“雰囲気ドラマ”みたいな感じだったかな。(テロリストは片瀬那奈?そんな単純じゃない?)

演出=鈴木浩介


  • << 472 【シーズン枠外ドラマ】 「24 JAPAN」2話まで終了。 何かCTUの第一支部A班は皆が仕事仲間に疑心暗鬼で、特に南条(池内博之)は嫉妬からなのかいちいち獅堂の動きを気にして知りたがりで、“待て”が出来ない犬みたいで超ウザい。 本部長が部下からカードのデータを受け取り、誰かに攻撃を受けて部下は殺され、獅堂が助けに駆け付けて二人で銃で応戦するのだが、あんな隠れようともしないで動くなんて「撃ってくれ」と言ってる様なもの。銃の文化が無い国だからやっぱり下手だね、演出も銃を持つ演技も。(撃たれた本部長の指示で置き去りにしなくちゃならなかった獅堂が、サイドミラー越しに倒れている本部長を確認して顔を歪めるシーンは良かった) テロリストの方は動きがあって、神林(高橋和也)が実行チームのボスで、航空機爆破で死んだカメラマンの皆川(前川泰之)そっくりに整形した男が現れ、彼が恐らく実行犯になるのだろう。 獅堂の娘・美有は拉致確定。 あのカードのデータからテロリストに内通していた職員は水石(栗山千明)と判明したのだが、これは本当?それともミスリード? FOXの縛りがキツいのか、リメイクの限界なのか、何か日本のドラマとしてこれじゃない感がするのだが…。 演出=鈴木浩介

No.457 20/10/10 17:11
匿名 

【2020秋ドラマ】視聴断念ドラマ

「メンズ校」←男子は道枝くんしか分からないので、ドラマのテンポが悪いとキツい。ジャニーズファンなら楽しいのかな。20分で断念。

「だから私はメイクする」←脚本が坪田文だから観てみようと思ったが、全く乗れず。メイクに興味が無いとキツい。10分で断念。

「タリオ~復讐代行の2人~」←滑舌のよろしくない人に、何であんな猛スピードで喋らせるのか。冒頭だけで疲れてしまった。岡田将生が出て来てちょっと落ち着いたと思ったら、今度は訳の分からんギャグを浜辺美波にやらせて。木村ひさし演出はやっぱり苦手だわ。30分で断念。

No.458 20/10/11 09:54
匿名 

>> 447 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」3話まで終了。 今回の話も凄かったなあ。 川越医師から何となく頼… 【2020夏ドラマ】

「天使にリクエストを~人生最後の願い~」4話まで終了。

自分のせいで息子(聖哉)を死なせてしまったとずっと罪悪感に苛まれて生きて来た男と、仕方無かったんだと頭では分かっていても、心が元夫の島田を許せない時恵との、どこまで行っても交わらない感情の平行線。

そんな二人の行く末を心配した時恵の父(山本學)が、肺癌で長くは無いから私にも権利は有るだろうと、亡くなった妻との思い出の地、秩父札所巡りに連れて行って欲しいと島田に頼み、サイレントエンジェルとして連れて行く事で、反対する時恵も渋々同行する事に。

何度も聖哉との最後の日の事を思い出す島田。霊場を歩きながら、あの階段で聖哉に言われた言葉「お母さんを悲しませないでよ」を思い出し、一気に心が苦しくなった島田は時恵に懺悔する。
「俺の情報屋だったから放っておけなかった。だけど俺は聖哉に警官らしい所を見せたかったんだ。だから追いかけたんだ」「すまない。本当にすまなかった」島田の慟哭が切なかった。演じる江口洋介が凄かった。胸が痛くなった。

そして義父の死。斎場で寄り添う元夫婦の姿にほっとしたのも束の間、佐藤和子が救急搬送される。

※義父の痴呆、あれは二人を繋ぐ為の渾身の嘘だったと思いたい。
※佐藤の真実が分かる最終回が待ち遠しい。

演出=片岡啓司


  • << 473 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」全5話終了。 佐藤和子の真実……彼女は寺本の祖母だった。 一代でおもちゃチェーンを築き一人息子に継がせるつもりが、息子は寺本の母親(尚子=羽野晶紀)と付き合い二人の夢、訪問介護事業を始めてしまった。しかし資金繰りが悪化、二人の言い争いも激しくなり息子は和子に資金援助を求めるが拒否され、次第に病んで行って自殺してしまった。 和子と尚子は絶縁していたが、癌の末期で死期が近付いた和子は尚子を訪ね、遺産を受け取って欲しいと頼むが断られ、その際に孫の春紀の夢(最後の願い活動)を聞き、病院で出会った大松の事を思い出し、ラストエンジェルをやろうと決め島田に依頼した。(←島田の過去を知っていて選んだのか、後で知ったのかは不明。知るとしたらあの記事からか?凄いピンポイントだけど。) 何も知らなかった寺本は、和子の部屋に飾って有ったミニカーセットと自分の父親から買って貰ったミニカーセットの繋がりから祖母なのではと気付き、財団が自分の為に作られた事に猛反発、辞めると言い出す。「人の為にしている事が結局は自分の為にしか過ぎなかった」と言う寺本に話す島田の言葉が胸に響いた。 「人の事を思う事が自分の為にもなるんだよ。死を見詰める事が生きる事に繋がる様にな」 (続く)

No.459 20/10/11 11:14
匿名 

【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」(NTV)脚本=遊川和彦 出演=柴咲コウ、坂口健太郎、田中哲司、竜星涼、細田善彦、大友花恋、富田靖子、橋本愛、鈴木保奈美 他

オリジナル作品。《土曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)

10歳で自転車事故で昏睡状態、25年後に突然目覚めたら望美(柴咲)の見る世界は何もかも変わっていた…という話。

まず目覚めてからの心の声を、冒頭の10歳時代を演じていた子役(鎌田英怜奈)にやらせていたのが良かった。これで状況がすんなりと伝わって来た。
最初に目に入った白髪頭の女性(母親)を見て「誰?このおばあちゃん」←リアルな感想。
「貴女はもう10歳じゃない。35歳なの」と鏡を見せられ、「これは悪魔だ」
駆け付けた父親を見て「えっ、パパなの?」妹を見て「まなちゃん?デカっ!」←確かに(笑)
両親は20年前に離婚し父親は再婚、妹は姉の介護に掛かりっきりだった母親に反発してとっくに実家を出ているが、母親の指示で望美には隠しておく事に。

退院して老朽化した我が家を見て「やっぱり25年経っちゃったのかあ」と実感したらしい望美。
退院祝いはすき焼き。事故の原因はすき焼きの豆腐を買いに行ったからなのに。
「嫌がらせ?私がお使いに行くのを嫌がったから」と愛美(橋本)。「いや、ブレーキを直すのを忘れたパパが悪いんだから」
(続く)

No.460 20/10/11 11:54
匿名 

>> 459 (続き)
「元々すき焼きなのに豆腐を買い忘れた人に一番責任がある」と再び愛美。
なるほど。

母親(鈴木)は望美の大切な人だったらしい同級生の結人(坂口)を呼んでいた。
「このおじさんがゆうと君…悪夢だ」

小学校の教師をしていると楽しそうに語っていた結人が途中で豹変、今の自分の本当の姿、今の感情を望美にぶつけ、望美は子供の様にわーんわーんと声をあげて泣き出す。この泣き方の芝居が本当の子供の様で胸に響いた。柴咲さん、上手かったわあ。

何で結人があんな風に感情を望美にぶつけたのか不思議だったけど、後の望美への告白で、結人が教師を目指したのは望美が勧めてくれたからなのだと分かり、何となく腑に落ちた。
「俺はお前が好きだった。やっと告白出来た」「お前は目覚めて良かったんだ」持って来ていた二人の思い出の本「モモ」を手渡すと「ゆいと君だ!ゆいと君だ!」とまた子供の様に連呼し、結人を慌てさせる望美。
目覚めなければ良かったと泣いていた望美に、そんな事はないよと言ってくれたのが結人で本当に良かった。
これは望美の生き直しでもあり、結人の再生物語でもあるのかな?

ラスト、母・多恵の25年間の介護の様子が流れるが、毎日話し掛けて刺激を与えて体を動かしてって、簡単な事じゃない。「これ以上頑張る気力が…無い」ってなるのも分かるし、笑わない女になったのも分かる。ギリギリだったのね。

演出=猪股隆一

  • << 463 【訂正】 「35歳の少女」の中の望美の台詞 ✕「ゆいと君だ!ゆいと君だ!」 ○「ゆうと君だ!ゆうと君だ!」
  • << 475 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」2話まで終了。 喋れる様になっても望美の心の声だけは子役の子がやっていて、その方が特殊な状態が分かり易くていい。 また柴咲コウが声の高さや台詞回しを子役の子に極力寄せて演じているので違和感があまり無く、その点での努力も評価したい。 母親から「自分の事、望美って呼ぶのやめなさい」食事中に「スプーンを舐めるのやめなさい」買ってくれる服はや靴は大人物ばかり、お子様ランチが食べたいのに「オムライスにしなさい」色々要求されて戸惑い疲れてしまう望美。 結人に頼んで同級生に会わせて貰うが、自分だけ時間軸が違う事に気付き、ショックを受けて自転車であの日を再現してしまう望美。(あのスピードで急ブレーキを掛けたら、普通は体が前に飛ぶと思うけどね、そこはファンタジーという事で) ショッピングセンターで「好きにしろ」と、10歳の望美のやりたい様にやらせてあげる結人。(やっぱり優しいのね) 家族を集め買って来た4丁のお豆腐をドンと置き、お豆腐もみんなも悪くないから、悪いのはあの日、遠回りをした望美だからと“子供の主張”を始める望美。 母親が真っ先に無言で食べ始め、父親、望美、妹と食べ始める。(何もかけないで!私は無理) 遊川作品にしては珍しく初回から謎掛け無しでオープンでとても観やすい。ぜひこのままの流れで行って欲しいわ。 演出=猪股隆一

No.461 20/10/11 15:38
匿名 

>> 449 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」4話まで終了。 「漫画が小鳥遊玲に似ていると言われて嬉しいの?」「それじゃ漫画家… 【2020夏ドラマ】

「彼女が成仏できない理由」5話まで終了。

行き詰まっている千春は玲に会いに行く。
「もう止めていいですか?」
「いいよ」
「もう限界です」と言ってネットのアンチ投稿を見せる千春。(止めたら)「彼らは喜ぶだろうね」と玲。
「氷の武将」の新刊を読んでいた玲とエーミンは、「面白かったよ私は」「僕も」
玲と登場人物として会話をしながら、漫画を描き上げる千春。
「「氷の武将」はもう千春ちゃんの物だよ」
千春は中路と話し合い、自分の名前で「氷の武将」を続ける事にする。

ちゃぶ台を中心に半径3m以内ならどこにでも行ける事に気付いた玲は、ちゃぶ台持参のエーミンと外出する。
浜辺で絵を描くエーミンを見て羨ましい玲。「腕が動かなくなって漫画が描けなくて自殺したのかも」と玲。

帰り道、自転車を引くコンビニ客(古舘寛治)とすれ違った瞬間、何かを感じる玲。
「そうだった。全部思い出しちゃった」

やっと出口が見えて来て次が最終回。
今回は話が動いたし外でのロケも有って、集中して観て楽しむ事が出来た。

古舘さんは先端技術を扱う元科学者かなんかだったのかな?玲は何かに巻き込まれたのか、それとも?
玲が成仏したらエーミンはどうするんだろう。

演出=新田真三


  • << 476 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」全6話終了。 エーミンが過労で入院中にちゃぶ台持参で居なくなってしまう玲。人の言う事、全部聞く事なんてない。エーミンはエーミンにしか描けない漫画を描いて…という手紙を残して(絵里奈が代筆したから原稿用紙でひらがな多め(笑))。 中路に玲には父親が居る事を聞き会いに行くエーミン。研究所みたいなそこにはあのちゃぶ台が。 父親の佐古博士は不老長寿の「コールドスリープマシーン」を開発中で、腕が動かなくなり漫画を諦めた玲は、そのマシーンに入ってしまったのだ。 生きたまま目覚めさせる技術は完成していない佐古は焦るが…。 幽霊の玲が戻って来て眠る玲に「もう体に戻るね」 小鳥遊玲は本当に幽霊だったのか、その答えを漫画に描こうと決めるエーミン。 1年後、エーミンの漫画はもう少しで完成する。その時ドアがノックされ、開けるとそこには玲が。思わず落としてしまったペンを拾い上げる玲。幽霊じゃない!ペンごと玲の手を握るエーミン。 「お帰り」「ただいま」 玲がエーミンを思う気持ちで、自力で体温を上げて目覚めたのか、それとも佐古博士が技術開発に成功したのかの描写は無かったので、ここはファンタジーとして自力で目覚めたと思う事にしよう。 (続く)

No.462 20/10/11 16:38
匿名 

>> 450 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」6話まで終了。 恐怖新聞が来なくなって、やっぱり刑事がサインしたのかと思ったら違ってた。 引… 【2020夏ドラマ】

「恐怖新聞」全7話終了。

詩弦は恐怖新聞の予言を利用して事件事故を回避出来る様に行動するが、ネットで騒がれ居づらくなって引っ越し。

1年後、喫茶店に来た篠崎に「あの娘から手紙が来て恐怖新聞が一部入っていたの。契約を引き継いでくれないでしょうか」と歌子。
篠崎が喜んでサインをすると記事が浮かび上がる。アシカガの件を話し「私を殺そうとした」と言う歌子。えっ何で?
「その報いを受け取るがいい」恐怖新聞をばらまくと篠崎は急激に老けてそのまま死ぬ。えっ歌子何で?と思ったら、老けた詩弦を黒木瞳が演じていたのだ。
勇介に面会した歌子も本当は詩弦だった。
確かに黒木さんと白石さんて、あの時代劇の時に一瞬だったけど、似てるなあと思った瞬間があったので違和感は無かった。

鬼形が自由になれると知り配達人になる詩弦。契約の戻って来た冬夜の妹の頭脳プレーで複数の新規契約者が生まれ、その一人が昔詩弦が助けた大井川の娘の愛莉だった。
配達人があの時のお姉さんだと分かった愛莉は「何でこんな事をするの?どうしてあの時助けたのよ!」
ハッとして新聞を破る詩弦。
何か凄い巡り合わせ。
鬼形が現れ「僕は人間だった事は一度もない。僕はクダンに作られた操り人形だ」と言って正体を現し詩弦を地獄に連れて行く。これぞあの時代劇から続く因果応報って事か。納得。

演出=井上昌典(時代劇の回の演出家)

No.463 20/10/11 18:48
匿名 

>> 460 (続き) 「元々すき焼きなのに豆腐を買い忘れた人に一番責任がある」と再び愛美。 なるほど。 母親(鈴木)は望美の大切な人だったらし… 【訂正】

「35歳の少女」の中の望美の台詞

✕「ゆいと君だ!ゆいと君だ!」
○「ゆうと君だ!ゆうと君だ!」

No.464 20/10/12 14:41
匿名 

【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」(TBS・共同TV)脚本=黒岩勉 出演=妻夫木聡、吉高由里子、デイーン・フジオカ、染谷将太、中村アン、堀田真由、麻生祐未、坂井真紀、安蘭けい、田口浩正、池内万作、斉藤由貴、戸田恵子、小日向文世 他

東野圭吾の小説原作。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回25分拡大

資産家の矢神家当主が危篤状態に陥り、30億とも言われる遺産相続争いが火蓋を切る。
当主と子連れ再婚した母(斉藤由貴)が実家で不慮の死を遂げた後、早くに亡くなった実父の姓・手島に戻った主人公の伯朗(妻夫木聡)は、縁を切っていたのでかつての義父の危篤も知らなかったのだが、職場に伯朗の父親違いの弟・明人(染谷将太)の妻の楓(吉高由里子)だと名乗る女が現れた事で、否応なしに遺産相続争いに巻き込まれて行く話。

獣医の伯朗は堅物という訳ではなくて結婚相手を募集中の為、ペットを連れて来る女性飼い主を品定めし、あからさまなアプローチをしては動物看護師の陰山(中村アン)にたしなめられるというのがルーティンになっている様な、軽めの側面も持っているが、実は困っている人は放っておけない正義感の強い熱い部分も持っている男の様だ。
明人の妻は、夫が行方不明になったのは相続主だから拉致されたのだと訴え、「お義兄さんしか頼れる人はいない」と伯朗の正義感をくすぐり協力者に仕立て上げてしまう。
(続く)

No.465 20/10/12 15:06
匿名 

>> 464 (続き)
口が達者で頭の回転が早く、性格も明るそうな中々魅力的な女性として描かれている。

楓は本当に明人の妻なのか、明人はどこに消えたのかというのが縦軸で、初回は前当主・康之介の次男・牧雄(池内万作)が突き落とされたが、関係者が一人一人消えて行くのが横軸みたいな感じなのかしら。

登場人物が多くて、名前も家系図もまだよく頭には入っていないし、原作があるので誰が犯人とかいちいち想像するよりは、吉高は伯朗を騙しているのかどうか、その一点を想像しながら観ている方が楽しめそうな気はする。

※妻夫木聡の子供時代を演じていたのは「わたどう」で椿の子供時代を演じていた子だった。あの子の顔は横浜流星にも妻夫木聡にもならないよ。
おディーン様の子役の子は雰囲気が似ていた。

※前当主は実子が何人か居るのに、何で二人も養子にしたのかな。しかもその二人(おディーン様と麻生祐未)が多分デキてるという。

演出=佐藤祐市

  • << 480 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」2話まで終了。(2話は15分拡大) 冒頭、楓が矢神家の人や使用人らに、まるで刑事の様な口調と圧で当夜のアリバイを確認して、皆普通に答えていたが、特に波江とか何故「何を調べているの?何で貴女に答えなければいけないの?」って反発しなかったのだろう。初回にあれだけ楓を胡散臭い目で見ていた人達なのに。 あと伯朗が楓に言われて勇磨の車にGPSを仕込むシーン、あれ勇磨の経営する高級レストランの駐車場なんだから絶対防犯カメラがあるだろうに。 以上の2点が気になったけど、話自体は楓と伯朗が勇磨に仕掛けて、してやったりとほくそえんでいたら逆に仕掛けられていたとか、やはり勇磨は只者ではない感じだし、楓も普通の女ではなさそうな感じだ。 その二人の間で何とか理性を保とうとする普通の男の伯朗といった所か。 勇磨が伯朗に「楓の正体を明かす為にスマホを盗って来い」と圧を掛けた時の、伯朗の心理状態を読み切った指摘はいちいち納得の行く物で、まるでシャーロックを観ているみたいだった。 あの団地に関しても、上記の防カメの件も有って何故勇磨は気付かないんだろうとは思ったが、伯朗への告白自体が真っ赤な嘘だったという事は全く思いもしなかった。 あの迫力たっぷりの圧からの、実はお前よりも貧乏だった告白…おディーン様にすっかり騙されてしまった(汗) (続く)

No.466 20/10/12 17:58
匿名 

【2020秋ドラマ】

「極主夫道」(ytv)脚本=宇田学 出演=玉木宏、川口春奈、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMI、安井順平、白鳥玉季、橋本じゅん、滝藤賢一、稲森いずみ、竹中直人 他

おおのこうすけの漫画原作。《日曜ドラマ・55分枠》(全話数不明)

タイトルの通り、元極道の龍(=たつ=玉木)がシンマでデザイナーの美久(川口)と堅気になる事を条件に結婚し、超絶家事の苦手な美久に代わり家事を担当、主夫道を極める話(多分)

玉木さんの鍛え上げられた美しい肉体を惜し気もなく晒すサービスカットから始まり、妻の弁当と家族の朝食作りと猫のキャラ餌作り(笑)。
掃除ではルンバとタイマンを張り、行き付けのスーパーでは無意識の内に店長に緊張と緩和の時間を強いる(笑)

元舎弟の雅(=まさ=志尊)を連れて料理教室に行き、「主婦ほど大変な仕事は無いんや。暴力では大切なもんはまもれへんねん」とお説教。

頭からCMまでの15分は面白かったけど、どこぞの組の傘下に入れだの嫌なら潰すだのの話が混ざって来たら、一気に冷めてしまった。

竹中直人の会長が姉御の稲森いずみの言いなり設定は面白かったし、次回天雀会は解散し姉御はスーパーでパートをするらしいので、面白くなるかも?

※細身の滝藤さんの肉体美にはびっくり。出所したらクレープ屋って、こっちも楽しみだわ

演出=瑠東東一郎

  • << 482 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」2話まで終了。 今回は抗争は抗争でも婦人会同士の争いで、天雀会は解散し“アフター極道”しか出て来なかったので、最後まで笑って楽しめた。 一番笑ったのはエアロビのレッスンの最後に講師から「笑顔でキメるよ!」と言われた龍が「ヤーッ!」ってキメた顔のアップ(笑)声を出して大笑いしてしまった。 龍の極道時代のライバル虎二郎(滝藤)も何故かお試し入会し、ヨガのポーズの例えで張り合うシーンも笑えた。 「組長に木刀でどつかれた時のポーズ」 「腹に綺麗にドスが刺さった時のポーズ」 とか何とか(笑) その二人に「しょうもない!」って止めを刺した時の会長(MEGUMI)の顔と言い方が、どこぞの姐さんみたいでそれも可笑しかった。 婦人会の抗争を、姉御(稲森)が仕切って家事を模した三番勝負で決着を付けさせたのも面白かった。後で龍がアイディアを出して姉御に仕切って貰う事で、自信を失いかけていた姉御のリハビリも兼ねていたんだと分かり、龍の優しさに胸熱だった。 今後も“アフター極道”に徹した中での笑いをお願いしたい。 演出=内藤瑛亮

No.467 20/10/14 00:21
匿名 

>> 451 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」3話まで終了。 一時的な事なのかは分からないが、今回は佐根村が黒沢の下で行動す… 【2020夏ドラマ】

「DIVER-特殊潜入班-」4話まで終了。

警視庁警視監の遠藤(小市慢太郎)が、昔も今も目障りな阿久津の頭を押さえ込んでいる張本人、という解釈でいいのかな?

阿久津には警視庁時代に、潜入捜査をさせていた部下の岡本(寺脇康文)を失うという過去があり、その時に助けたいと阿久津が直訴していた上司が遠藤で、立場は分からないが岡本と行動を共にしていたのが黒沢、という事は描写された。

寺脇康文があれっぽっちの出演という事は無いと思うので、次回にあの時の事が描かれるのだろう。(岡本を撃ったのは警察なんだろうな)

黒沢は佐根村(と言うより積み荷)を逃がす為に囮になった訳だが、その後逃げずに捕まったのはわざとなのかな?黒沢が抵抗しない逃げないって不自然だから。
で遠藤を成敗する流れか。

※佐根村の目的って次回の流れの中で描かれるのだろうか?
※福士蒼汰はトレーニングで肉体を綺麗に仕上げているし、時々見せる狂気の目付きとかダーティーな感じが結構似合っているので、いい人の恋愛物よりもこっちの線で行った方が正解なんじゃないかな。

共同脚本=植村好宏 演出=西方友樹


  • << 484 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」全5話終了。 なるほど、佐根村は“遠藤憎し→遠藤抹殺→腐敗しきった警察組織を正すのは私”と変遷して行った阿久津が仕込んだ“敵討ち兵器”だった訳ね。 黒沢は阿久津が拾い、岡本に潜入捜査員として育てさせていた時に、あの悲劇が起こった。私はてっきり外から警察の狙撃班が撃ったのかと思っていたが、実は岡本が黒沢を助ける為に、黒沢の銃を自分に向けて自分で引き金を引いていたのだ。 岡本の妻は病んで自殺し、成長して海自のエリートとなっていた息子に阿久津が会いに来て、父親がどうして亡くなったのかを話し遠藤が親の敵だと教えた。それが岡本将で彼は阿久津の誘いに乗り、名字を変えてD班に参加した。 テロ組織なんて動いていなくて、全部阿久津と将の仕業で、目的は遠藤の抹殺と阿久津の警察権力掌握の足掛かりにする事だった。 黒沢が見破り、遠藤は殺されずに済んだ。 港に阿久津を呼び出した黒沢は、黒幕だと認めさせた音声を録音、阿久津に撃たれる事を選択して海に沈む。 ああ、これは“シャーロックだな”と思っていたら、何と1年後、黒沢と将は組んでヤバそうな事をしていて、相変わらず伊達が怒鳴っていた。 阿久津も遠藤も普通に部下を引き連れていたって事は、上層部にバレもせずおとがめ無しだったって事ね。←国際会議で爆破が起きて、責任を取らないでいいってどんだけ? (続く)

No.468 20/10/14 23:41
匿名 

【2020秋ドラマ】

「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(NTV)脚本=水橋文美江 出演=波瑠、松下洸平、間宮祥太朗、川栄李奈、高橋優斗、福地桃子、渡辺大、江口のりこ、及川光博 他

オリジナル作品。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)

新型コロナウイルス禍に直面した、普通に働く人々を取り上げた初めてのゴールデンタイム連ドラ(だと思う)なのは評価するけど、如何せん中身が薄っぺらいし、コメディー寄りなんだけど寄せ切れていず、主演の波瑠がやけに浮いていたなあという印象しか残らなかった。

非接触から始まる恋という事で選んだのがオンラインゲームのチャットで、相手が送って来た風景写真から同じ会社に勤務している人では疑惑が生まれて…で次に引っ張るというのもなあ。

次も一応観てみるけど…このタッチだと離脱濃厚かな。

演出=中島悟

  • << 487 【2020秋ドラマ】 「#リモラブ~普通の恋は邪道~」2話まで終了。 うーん、何だろうこのそれじゃない感。 美々の職権乱用の“男捜し”も全く笑えないし、室内の会話なのにマスクをいちいち外したり、あれじゃ逆効果でしょ。 あっさり“檸檬”は青林と種明かしした所を見ると、その内沙織(川栄李奈)とは別れて美々とくっつくのかと…。松下洸平のクレジット2番目だし(笑) まっ、どっちにしろもうどうでもいいわ。 アイメイクきつめにし、ショートヘアかきむしる波瑠が只の軽佻浮薄女にしか見えず、全く笑えないので今回で離脱する。 演出=中島悟

No.469 20/10/16 18:47
匿名 

【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」(CX)脚本=徳永友一 出演=深田恭子、瀬戸康史、橋本環奈、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、マルシア、信太昌之、我修院達也、麿赤兒、渡部篤郎 他

横関大の小説原作。《木曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

和馬が責任を取らされて所轄の狛江署に飛ばされ、そこの上司・蒲谷(松尾諭)と、京都の探偵一家の娘で、Lの一族を祖父の仇と思い込んでいる北条美雲(橋本環奈)、北条家の執事みたいな山本猿彦(我修院)が新レギュラーとして加わり、岸井ゆきのと加藤諒以外の前作のレギュラーは全員出演という、ファンには嬉しいキャスティングだった。

一族は死んだ事になっているので桜庭家に全員居候で、尊だけが泥棒に励み悦子とまつはリモートで「それが欲しい」とか指示(笑)3人でのドロ活が出来ないので彼らはそれを自粛と呼び、現実のコロナ自粛に引っ掛けていたのは上手かったなと思う。(尊がUber Eatsの配達バッグを背負って帰って来て、中から宝飾品がガバッと出て来たのには笑ってしまった)

あと「実録~Lの一族の生涯」という再現ドラマを家族で観て笑うというのも面白かった。華役が、アクションの構え方がそっくりだったので吉田沙保里かな?と思ったら本人だった(笑)

和馬は公安にマークされていて、担当する事件が解決したら警察を辞めるつもりでいた。
(続く)

No.470 20/10/16 19:14
匿名 

>> 469 (続き)
それを察知した和馬の両親は華に「別れて下さい」と頭を下げ、自分は和馬を幸せにしてあげられないと悩んでいた華はそれを受け入れる。

まあ絶対に相容れない両家だし、事実婚と言っても夫が警察官である以上、この結婚は無理筋なんだよね。

で、「(犯人に)捕まり癖のある和馬くん」←by悦子(笑)を助けるべく華が出動、一家も秘宝を頂くべく同行。
ここで大活躍するのが渉が作った“顔に吹き掛けるとそれ以前の10分位の記憶が無くなるスプレー”。こんなご都合主義的便利グッズを堂々と使うなんて、何て素晴らしい制作スタッフ(笑)
これで華はいつでも愛しい和馬を助けに行けるのだキリッ

アクションシーンが格好良くて見いってしまったが、あれで華が妊娠しているって嘘でしょ(笑)
予告ではお腹を押さえて「たとえアタシが許してもこの子が黙っちゃいないよッ!」って言ってたし(笑)

円城寺のお約束シーンも有ったし、最後、和馬に「出て行け!」と怒鳴った後の尊の悲しそうな目…という、渡部篤郎さんの素敵な芝居も観られたし、もう大満足の初回だった。(「出て行け!」の声に、尊の後ろに居たまつが飛び上がるリアクション、あれって演出?)

※こんなに面白いのに7.5%かあ…

演出=武内英樹



  • << 489 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」2話まで終了。 前回、何で尊は新しい戸籍を用意しないのだろう「お茶の子さいさいやー」の筈なのに…と思っていたのだが、華のお腹の子がだいぶ大きくなってやっと「新しいID」と言って免許証を渡していた。(でも名前は三雲華のままだった。) で、両親学級に行くのだが、そこで沐浴を指導していたのが何とあのスナックのママ(遠野なぎこ)で、「ママ?」「華?あんた生きてたの?」と涙の再会。でもどういう知り合いかの説明は一切無し。これはシーズン1から見続けているファンへのサービスなのね、きっと。当時ピンチの華を救ってくれた人だもんねえ、ママは。昔助産師だったなんて聞いてないけど(笑) 毎日ポストに手紙を入れて行く和馬にほだされて、尊は華の真意と妊娠している事を教え、和馬は俄然やる気を取り戻し、捜査一課復帰を叶え親子3人で暮らす事も諦めないと宣言。 そしてお約束の単独行動から犯人にスタンガンで捕まりボコボコにされて失神。 お金を借りに来たママもそこにいて失神。 マタニティードレスで助けに来た華は相手を倒して破水。助産師のママがあそこで産もう!と連れて行ったのは馬小屋みたいな所って、イエス・キリストか!(笑) 荘厳な歌に円城寺のコンテンポラリーダンス、家族と和くんに励まされ華は女の子を産む。 (続く)

No.471 20/10/17 18:29
匿名 

>> 455 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」5話まで終了。 ほぼほぼ予想通りの展開。 仙道敦子は井原の… 【2020夏ドラマ】

「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」全6話終了。

澤登の部下が賢造を射ち、倒れた賢造は黒木に「隆一に伝えてくれ。お前の父親は警察官だって」と言う。勘のいい視聴者はここで気付いたのかもしれないが、私は暫く分からなかった(汗)

途中で「あっそうか!井原は潜入捜査官だったんだ!」と気付き、松原が井原の仇を討とうとした事件なのかあ、賢造は植田の時にピンと来て、食い止めようとしていた訳ねと納得していたら、これも違うみたいで澤登が松原に罪を着せようとしていたのか?となり、二転三転した展開は、最初の頃の“事件に関しては緩い”設定は何処へ行っちゃったの?って位普通の刑事ドラマっぽかったけど、これはこれで縦軸としてはよく練られていて面白かった。

但し澤登を引っ掛けるのに囮として彩乃を使ったのは頂けなかったなあ。いくら黒木と神崎が澤登の両隣をガッチリ固めていたとしてもね。
これが本当の“キワドい2人”ってか?いやいやそういう問題じゃない。

山田くんはキャラも合っていて演技も上手くて良かったし、田中圭とのバディもバランスが取れていて意外に良かった。
たまたまMIU404の直後だったので比較されて色々言われてもいたけど、こういう「事件は緩く人情は厚めで」みたいな刑事ドラマも、バディが魅力的なら有りだなと思った。

演出=山室大輔

No.472 20/10/17 19:27
匿名 

>> 456 【シーズン枠外ドラマ】 「24 JAPAN」(EX)脚本=長坂秀佳(脚本協力=山浦雅大) 出演=唐沢寿明、仲間由紀恵、栗山千明、池内博… 【シーズン枠外ドラマ】

「24 JAPAN」2話まで終了。

何かCTUの第一支部A班は皆が仕事仲間に疑心暗鬼で、特に南条(池内博之)は嫉妬からなのかいちいち獅堂の動きを気にして知りたがりで、“待て”が出来ない犬みたいで超ウザい。

本部長が部下からカードのデータを受け取り、誰かに攻撃を受けて部下は殺され、獅堂が助けに駆け付けて二人で銃で応戦するのだが、あんな隠れようともしないで動くなんて「撃ってくれ」と言ってる様なもの。銃の文化が無い国だからやっぱり下手だね、演出も銃を持つ演技も。(撃たれた本部長の指示で置き去りにしなくちゃならなかった獅堂が、サイドミラー越しに倒れている本部長を確認して顔を歪めるシーンは良かった)

テロリストの方は動きがあって、神林(高橋和也)が実行チームのボスで、航空機爆破で死んだカメラマンの皆川(前川泰之)そっくりに整形した男が現れ、彼が恐らく実行犯になるのだろう。

獅堂の娘・美有は拉致確定。
あのカードのデータからテロリストに内通していた職員は水石(栗山千明)と判明したのだが、これは本当?それともミスリード?

FOXの縛りがキツいのか、リメイクの限界なのか、何か日本のドラマとしてこれじゃない感がするのだが…。

演出=鈴木浩介

  • << 493 【シーズン枠外ドラマ】 「24 JAPAN」3話まで終了。 やっぱり水石はミスリードで、水石の端末が使用された日は獅堂と不倫旅行中でアリバイ成立。 水石が獅堂の後に南条と恋人になっているから仕事に3人の私情が絡み、CTUの場面が一番つまらない。 テロリストのリーダー(本当にリーダーなの?)も頭の切れる感じが全くしないし、党首は黙って一人で自分の情報屋に会いに行き、お互いの車が有るのにわざわざ降りたまま、誰に聞かれるかも分からない状態で2年前の娘のレイプの事や、息子がレイプ犯を殺した噂が出始めた事を話し合う無用心。 誘拐された美有が寿々を気遣いながら男達の隙を見て逃げる部分だけが工夫が有って、美有の気の強さと大胆さと友達思いの優しさが伝わって来たし、最後は寿々は車に轢かれて(生きてるみたいだが)、美有は再び捕まってしまったけど、尺を取っただけの面白さは有った。 次からも一応観るけど文句ばかりになりそうなので、レビューは書きたい時だけ書くスタイルにする。 演出=鈴木浩介

No.473 20/10/18 09:36
匿名 

>> 458 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」4話まで終了。 自分のせいで息子(聖哉)を死なせてしまったとずっと… 【2020夏ドラマ】

「天使にリクエストを~人生最後の願い~」全5話終了。

佐藤和子の真実……彼女は寺本の祖母だった。
一代でおもちゃチェーンを築き一人息子に継がせるつもりが、息子は寺本の母親(尚子=羽野晶紀)と付き合い二人の夢、訪問介護事業を始めてしまった。しかし資金繰りが悪化、二人の言い争いも激しくなり息子は和子に資金援助を求めるが拒否され、次第に病んで行って自殺してしまった。
和子と尚子は絶縁していたが、癌の末期で死期が近付いた和子は尚子を訪ね、遺産を受け取って欲しいと頼むが断られ、その際に孫の春紀の夢(最後の願い活動)を聞き、病院で出会った大松の事を思い出し、ラストエンジェルをやろうと決め島田に依頼した。(←島田の過去を知っていて選んだのか、後で知ったのかは不明。知るとしたらあの記事からか?凄いピンポイントだけど。)

何も知らなかった寺本は、和子の部屋に飾って有ったミニカーセットと自分の父親から買って貰ったミニカーセットの繋がりから祖母なのではと気付き、財団が自分の為に作られた事に猛反発、辞めると言い出す。「人の為にしている事が結局は自分の為にしか過ぎなかった」と言う寺本に話す島田の言葉が胸に響いた。
「人の事を思う事が自分の為にもなるんだよ。死を見詰める事が生きる事に繋がる様にな」
(続く)

No.474 20/10/18 10:13
匿名 

>> 473 (続き)
聖哉の死ときちんと向き合った事で、時恵も島田も前を向いて生きて行く気持ちを取り戻し、再び夫婦として生きて行く事を決めていた。葛藤の末に生き直す事を決めた男の言葉だけに重味があった。

悩んだ末に祖母の気持ちを受け入れる事にした寺本は、和子を母親のデイサービスに連れて行き利用者達に紹介する。
「僕の尊敬する大好きなおばあちゃんです」

和子にとっては自分の意地から死なせてしまった息子への贖罪と、父親を奪ってしまった孫への罪滅ぼし、そして自分と同じ末期の大松の最後の願いを叶えてあげたいという人としての純粋な気持ちが入り交じって立ち上げたサイレントエンジェルが、患者だけでなく残り少ない自分の人生をも彩り、生きる活力にもなっていたという話だった。

患者それぞれの人生も島田達の人生も重くて、観ていてズシンと心に覆い被さって来る事も有ったが、サイレントエンジェルの活動を通してそれぞれが少しずつ救われ、旅立つ人は少し心を軽くする事が出来、生きて行く人は活力を貰い前を向く事が出来た。そういう終わり方で観る者も救われた気がする。

※劇伴が内容とマッチしていて素晴らしかった。あと毎回歌われた歌の選曲も良かった。
※ベテラン俳優の持つ味わいや凄味を見せ付ける為にも、続編を希望。

演出=片岡啓司

No.475 20/10/18 10:53
匿名 

>> 460 (続き) 「元々すき焼きなのに豆腐を買い忘れた人に一番責任がある」と再び愛美。 なるほど。 母親(鈴木)は望美の大切な人だったらし… 【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」2話まで終了。

喋れる様になっても望美の心の声だけは子役の子がやっていて、その方が特殊な状態が分かり易くていい。
また柴咲コウが声の高さや台詞回しを子役の子に極力寄せて演じているので違和感があまり無く、その点での努力も評価したい。

母親から「自分の事、望美って呼ぶのやめなさい」食事中に「スプーンを舐めるのやめなさい」買ってくれる服はや靴は大人物ばかり、お子様ランチが食べたいのに「オムライスにしなさい」色々要求されて戸惑い疲れてしまう望美。

結人に頼んで同級生に会わせて貰うが、自分だけ時間軸が違う事に気付き、ショックを受けて自転車であの日を再現してしまう望美。(あのスピードで急ブレーキを掛けたら、普通は体が前に飛ぶと思うけどね、そこはファンタジーという事で)

ショッピングセンターで「好きにしろ」と、10歳の望美のやりたい様にやらせてあげる結人。(やっぱり優しいのね)

家族を集め買って来た4丁のお豆腐をドンと置き、お豆腐もみんなも悪くないから、悪いのはあの日、遠回りをした望美だからと“子供の主張”を始める望美。
母親が真っ先に無言で食べ始め、父親、望美、妹と食べ始める。(何もかけないで!私は無理)

遊川作品にしては珍しく初回から謎掛け無しでオープンでとても観やすい。ぜひこのままの流れで行って欲しいわ。

演出=猪股隆一

  • << 495 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」3話まで終了。 成長したい望美は勉強を頑張るが一人でやる勉強には限界があり「結人くんに教えて貰いたい、結人くんに言われるとスーッと頭に入って来るんだ」と母親に頼むが、多恵は断固拒否。 塾の体験学習に入れたり、それが合わないと個人授業にするべきだった…。 「ママって望美が目覚めてから全然楽しそうじゃないよね。結人くんに会わせないのも望美を一人占め出来なくなるからでしょ」←当たらずとも遠からずかな。 結人が代行仕事に望美を連れて行き、お酒を飲んでしまった為に多恵は激怒。望美の部屋に監視カメラ、玄関は外からの鍵で家に閉じ込めてしまう。この辺りの直情径行っぽい所は愛美が受け継ぎ、父親の“結果にコミットしない”お気楽な感じは望美が受け継いだみたいな感じだな。 それでも窓から抜け出し母親の制止を振り切って結人と会い、勉強を教えて貰う望美。 何でこんな事になっちゃったんだろうと思っている多恵に、10歳の時と同じシチュエーションで“仲直りの手紙”を読み上げて渡す望美。 「字は綺麗になってるわね」と週2で結人と勉強する事を認める多恵。 「ありがとう、ママ!」と飛び付く望美。 多恵の冷たさと愛美の男への執着に、ちょっと引くよね。口だけパパも情けないけどさ。達也の母親、あれもダメだわあ。 あっ、これはそういうドラマなのか? 演出=明石広人

No.476 20/10/18 11:29
匿名 

>> 461 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」5話まで終了。 行き詰まっている千春は玲に会いに行く。 「もう止めていいですか… 【2020夏ドラマ】

「彼女が成仏できない理由」全6話終了。

エーミンが過労で入院中にちゃぶ台持参で居なくなってしまう玲。人の言う事、全部聞く事なんてない。エーミンはエーミンにしか描けない漫画を描いて…という手紙を残して(絵里奈が代筆したから原稿用紙でひらがな多め(笑))。

中路に玲には父親が居る事を聞き会いに行くエーミン。研究所みたいなそこにはあのちゃぶ台が。

父親の佐古博士は不老長寿の「コールドスリープマシーン」を開発中で、腕が動かなくなり漫画を諦めた玲は、そのマシーンに入ってしまったのだ。
生きたまま目覚めさせる技術は完成していない佐古は焦るが…。
幽霊の玲が戻って来て眠る玲に「もう体に戻るね」

小鳥遊玲は本当に幽霊だったのか、その答えを漫画に描こうと決めるエーミン。

1年後、エーミンの漫画はもう少しで完成する。その時ドアがノックされ、開けるとそこには玲が。思わず落としてしまったペンを拾い上げる玲。幽霊じゃない!ペンごと玲の手を握るエーミン。
「お帰り」「ただいま」

玲がエーミンを思う気持ちで、自力で体温を上げて目覚めたのか、それとも佐古博士が技術開発に成功したのかの描写は無かったので、ここはファンタジーとして自力で目覚めたと思う事にしよう。
(続く)

No.477 20/10/18 11:39
匿名 

>> 476 (続き)
「彼女が成仏できない理由」はエーミンが描き上げた漫画のタイトルで、その答えは多分「幽霊だったけど本物の幽霊じゃなかったから」になるのだろう。

中盤までは掴み所が無く、もう少しで離脱する所だったが、ゴーストライターの千春が登場してからは話が動き出し、ラスト2話は面白かった。
なのでこの内容なら構成をし直して、起承転結の全4話程度にした方が良かったのかなと思う。
アイディア自体は面白かったので。

演出=堀内裕介


No.478 20/10/18 17:38
匿名 

【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」(東海TV・アップサイド)原作/脚本=清水有生 出演=真矢ミキ、新川優愛、山崎静代、井本彩花、hibiki、後藤田しゅんすけ、細田佳央太、青柳文太郎、鶴見辰吾、名取裕子 他

オリジナル作品の第3シリーズ。《オトナの土ドラ・55分枠》(全10話予定)

今回もスタイルは第2シリーズに準じ、桃子(名取)が新たに作った“第2ハチドリの家”を舞台に、熱意が空回りして暴走してしまう新人弁護士・雪乃(新川)と、体を張るのが得意そうなホーム長・多喜(静ちゃん)がメンバーに加わり、親子の間等で様々な問題を抱え行き場の無い子、保護者からの隔離が必要な子等を一時的に受け入れ、農園経営の源さん(青柳)を含めた5人で面倒を見て、問題が起これば一つ一つ対応し、複雑で解決し切れない時は事務室に置いてあるサンドバッグを泣きながら叩いたり、真摯に向き合えば向き合う程苦しくなってしまう事もある、子どもシェルターの日々を描いて行く。

教育虐待という言葉は初めて聞いたが、親が自分の理想に当てはめて、そこから子供が少しでも外れたら暴力で従わせようとするという意味では、他の虐待と根っ子は変わらないのかもしれない。
(続く)

No.479 20/10/18 17:59
匿名 

>> 478 今回の梨花(永瀬莉子=涙ぐみながらさくらの親子丼を食べるシーンは中々良かった。演技経験2年弱の割りには上手いと思う)のケースは、9歳で母親に捨てられ、その後父親(東根作寿英)が虐待はするけど、ずっと面倒を見てくれたという刷り込みが有り、雪乃が独断で持って来た梨花のPCに、父親の“帰って来てくれ動画”が送られて来た事で“洗脳”が発動され、自宅に戻る事を選択してしまう。

納得出来ない雪乃に放った、自分の意思で選ぶ、シェルターとはそういう所なの!という桃子の叱責が、さくらと同じで分かってはいても割り切れる物ではなく切なかった。

今シリーズの問題児は何とピストルを持ち込んでいる拓真(後藤田)。作風が“作り過ぎ方向”に傾かなければいいけど…。

演出=阿部雄一

  • << 496 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」2話まで終了。 拓真は表面上は周囲に合わせる事が出来る子だから、母親に殺されそうになった被害者という扱いだけど、ピストルを持っている事と今回のトマトを鍬で真っ二つにした時の目を見れば、闇と狂気を抱えている子だというのは想像出来るし、母親もそれは感じていた筈だから、息子が大きな事をやらかす前に殺して自分も死ぬ変形無理心中だったのではないかな。 新規の夏美(西本まりん)も人懐っこくて大人に取り入るのは上手いけど、少年院、風俗と社会の裏側の経験が豊富で、スマホを隠し持ち、少年院時代からの知り合いの真由子に悪影響を与えそう。 そんな二人から何かを感じ取っているのか、はたまた出て行った梨花に執着し過ぎで心ここにあらずの雪乃に苛立っているのか、朝子が急に子供みたいに駄々をこね雪乃に反抗したり、皆一筋縄で行かないしオーダーメイドの対応が必要になるから本当に大変な仕事だ。 10歳なのに腹に一物ある様な雰囲気の希望の、あの虐待したと言われている父親との関係も気になる。 話に明るさを入れる為の“さくらの結婚妄想”は要らないかな。夏美を落とす為の“さくらとデリヘルスカウトのプレゼン対決”の方は有りだと思うけど。 演出=阿部雄一

No.480 20/10/19 17:44
匿名 

>> 465 (続き) 口が達者で頭の回転が早く、性格も明るそうな中々魅力的な女性として描かれている。 楓は本当に明人の妻なのか、明人はどこに消え… 【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」2話まで終了。(2話は15分拡大)

冒頭、楓が矢神家の人や使用人らに、まるで刑事の様な口調と圧で当夜のアリバイを確認して、皆普通に答えていたが、特に波江とか何故「何を調べているの?何で貴女に答えなければいけないの?」って反発しなかったのだろう。初回にあれだけ楓を胡散臭い目で見ていた人達なのに。
あと伯朗が楓に言われて勇磨の車にGPSを仕込むシーン、あれ勇磨の経営する高級レストランの駐車場なんだから絶対防犯カメラがあるだろうに。

以上の2点が気になったけど、話自体は楓と伯朗が勇磨に仕掛けて、してやったりとほくそえんでいたら逆に仕掛けられていたとか、やはり勇磨は只者ではない感じだし、楓も普通の女ではなさそうな感じだ。
その二人の間で何とか理性を保とうとする普通の男の伯朗といった所か。

勇磨が伯朗に「楓の正体を明かす為にスマホを盗って来い」と圧を掛けた時の、伯朗の心理状態を読み切った指摘はいちいち納得の行く物で、まるでシャーロックを観ているみたいだった。

あの団地に関しても、上記の防カメの件も有って何故勇磨は気付かないんだろうとは思ったが、伯朗への告白自体が真っ赤な嘘だったという事は全く思いもしなかった。
あの迫力たっぷりの圧からの、実はお前よりも貧乏だった告白…おディーン様にすっかり騙されてしまった(汗)
(続く)

No.481 20/10/19 17:48
匿名 

>> 480 (続き)
初回よりは登場人物が絞られ、主に勇磨、伯朗、楓の3人の間で話が動いていたので、分かり易くて面白かった。

ラスト、楓が階段から突き落とされていたけど、あれは百合華の仕業?それとも楓の自演?

※百合華は明人が好きなのかしら?

演出=佐藤祐市

No.482 20/10/19 18:21
匿名 

>> 466 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」(ytv)脚本=宇田学 出演=玉木宏、川口春奈、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMI、安井順平… 【2020秋ドラマ】

「極主夫道」2話まで終了。

今回は抗争は抗争でも婦人会同士の争いで、天雀会は解散し“アフター極道”しか出て来なかったので、最後まで笑って楽しめた。

一番笑ったのはエアロビのレッスンの最後に講師から「笑顔でキメるよ!」と言われた龍が「ヤーッ!」ってキメた顔のアップ(笑)声を出して大笑いしてしまった。

龍の極道時代のライバル虎二郎(滝藤)も何故かお試し入会し、ヨガのポーズの例えで張り合うシーンも笑えた。
「組長に木刀でどつかれた時のポーズ」
「腹に綺麗にドスが刺さった時のポーズ」
とか何とか(笑)
その二人に「しょうもない!」って止めを刺した時の会長(MEGUMI)の顔と言い方が、どこぞの姐さんみたいでそれも可笑しかった。

婦人会の抗争を、姉御(稲森)が仕切って家事を模した三番勝負で決着を付けさせたのも面白かった。後で龍がアイディアを出して姉御に仕切って貰う事で、自信を失いかけていた姉御のリハビリも兼ねていたんだと分かり、龍の優しさに胸熱だった。

今後も“アフター極道”に徹した中での笑いをお願いしたい。

演出=内藤瑛亮

No.483 20/10/19 23:22
匿名 

>> 436 【シーズン枠外ドラマ】 「SUITS 2」12話まで終了。 怜(吉谷彩子)のダンナが大輔を殴りに来た。「鈴木大貴だな?」って本名… 【シーズン枠外ドラマ】

「SUITS 2」全15話終了。

フォルサム案件とファームの合併話兼甲斐の退職話と大輔が聖沢に遂に無資格を告白する件とを、拡大無しの54分枠に詰め込んだから、台詞量が多くてちょっと聞き逃してしまったり、重要な“提示”を見落としてしまったりと、リアルタイム視聴だけでもし確認出来る録画を録っていなかったら、理解出来ていない部分も有ったかもしれない。

その意味で普通に番組を観ているだけの視聴者には“置いて行くよ”的な、あまり優しいとは言えない最終回だったが、組み立てとしては凄く面白かったしいいできだったと思う。

幸村は自分でサインした上杉との秘密保持契約で身動きが取れなくなっていたが、その解決策として、合併前の財務帳簿を交換して行うクロスチェックを利用し、相手のファームが上杉の横領を見付けて、そのせいで合併がご破算になったという事を相手の弁護士に言わせてマスコミにバレるという形を取り、合併に反対していた甲斐は幸村の深謀遠慮に気付かない振りでファームを退職、上杉を油断させる作戦だったのかな?この一連の流れで上杉をKOした所が一番面白かった。

逆に大輔と聖沢の言い合いからの告白、からの抱擁のシーンは、言葉のチョイス、声のトーン、身振り手振りがアメリカンで、大事なシーンなのに気持ちが着いていけなかった。

※流石にシーズン3は無いだろうな

演出=森脇智延

No.484 20/10/21 14:31
匿名 

>> 467 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」4話まで終了。 警視庁警視監の遠藤(小市慢太郎)が、昔も今も目障りな阿久津の頭… 【2020夏ドラマ】

「DIVER-特殊潜入班-」全5話終了。

なるほど、佐根村は“遠藤憎し→遠藤抹殺→腐敗しきった警察組織を正すのは私”と変遷して行った阿久津が仕込んだ“敵討ち兵器”だった訳ね。

黒沢は阿久津が拾い、岡本に潜入捜査員として育てさせていた時に、あの悲劇が起こった。私はてっきり外から警察の狙撃班が撃ったのかと思っていたが、実は岡本が黒沢を助ける為に、黒沢の銃を自分に向けて自分で引き金を引いていたのだ。
岡本の妻は病んで自殺し、成長して海自のエリートとなっていた息子に阿久津が会いに来て、父親がどうして亡くなったのかを話し遠藤が親の敵だと教えた。それが岡本将で彼は阿久津の誘いに乗り、名字を変えてD班に参加した。

テロ組織なんて動いていなくて、全部阿久津と将の仕業で、目的は遠藤の抹殺と阿久津の警察権力掌握の足掛かりにする事だった。

黒沢が見破り、遠藤は殺されずに済んだ。
港に阿久津を呼び出した黒沢は、黒幕だと認めさせた音声を録音、阿久津に撃たれる事を選択して海に沈む。
ああ、これは“シャーロックだな”と思っていたら、何と1年後、黒沢と将は組んでヤバそうな事をしていて、相変わらず伊達が怒鳴っていた。
阿久津も遠藤も普通に部下を引き連れていたって事は、上層部にバレもせずおとがめ無しだったって事ね。←国際会議で爆破が起きて、責任を取らないでいいってどんだけ?
(続く)

No.485 20/10/21 14:46
匿名 

>> 484 (続き)
D班を“飼う”には金が必要だから伊達が頭とは考え難く、本部長据え置きの阿久津が飼っていると考える方が自然だろう。
伊達以外は精神が1回壊れている連中なので、殺しそう、殺されそうになった者同士でも、もう一度組んで仕事をする事には何の抵抗も無いのだろう。そうでも解釈しなければこっちがおかしくなりそう。

ラストはちょっと“えっ!?”って感じだったけど、総体的には面白かったので満足。
前回も書いたけど福士蒼汰はまずはこの線で行った方がいいのではないかな。

演出=西方友樹

No.486 20/10/21 22:04
匿名 

【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」(TBS)脚本=神森万里江 他 出演=森七菜、中村倫也、仲野太賀、石橋静河、飯塚悟志、古川琴音、一ノ瀬颯、利重剛、佐野ひなこ、市川実日子、山本耕史 他

オリジナル作品。《火曜ドラマ・57分枠》(全話数不明)初回15分拡大

冒頭の主人公の印象、えっ?空気読めない子?てか何でお客様相談室に身の上話してるの?
相手役の印象、こっちもクレーマー気質の勘違い男か~い!
そこからのお互いにスマホ落としの取り違えとか使い古し案件で、こりゃダメだという最悪の滑り出しだったのだが、観ている内に主人公の樹木(きき)は一応コンビニで働いているし、スイーツの開発を命じられたら一生懸命頑張れる子だったので、“何だ普通の子じゃん”に印象は変わり、相手役の浅羽は…自信家の鼻持ちなら無い野郎という印象はあるけど、その裏側には…という何かは感じさせてくれた事と、とにかくスイーツ開発部分をしっかりと時間を取って、責任者の新谷(仲野)の立場やキャラも含めて割りと深掘りしてくれた事で、これは観てもいいかなという気にはさせてくれたので、一応次回も様子見する事にした。

まあ、離脱の可能性もあるけど。

※森さんはいきなりの主演で大丈夫なのかいな、何か地味な役者ばっかりだな…というのが今のところの印象。
※森七菜は確かに宇多田ヒカルに似てるな。

演出=岡本伸吾

No.487 20/10/22 00:04
匿名 

>> 468 【2020秋ドラマ】 「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(NTV)脚本=水橋文美江 出演=波瑠、松下洸平、間宮祥太朗、川栄李奈、高橋優斗… 【2020秋ドラマ】

「#リモラブ~普通の恋は邪道~」2話まで終了。

うーん、何だろうこのそれじゃない感。
美々の職権乱用の“男捜し”も全く笑えないし、室内の会話なのにマスクをいちいち外したり、あれじゃ逆効果でしょ。

あっさり“檸檬”は青林と種明かしした所を見ると、その内沙織(川栄李奈)とは別れて美々とくっつくのかと…。松下洸平のクレジット2番目だし(笑)

まっ、どっちにしろもうどうでもいいわ。
アイメイクきつめにし、ショートヘアかきむしる波瑠が只の軽佻浮薄女にしか見えず、全く笑えないので今回で離脱する。

演出=中島悟

No.488 20/10/23 00:23
匿名 

【2020秋ドラマ】

「七人の秘書」(EX)脚本=中園ミホ 他 出演=木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、岸部一徳、室井滋、江口洋介 他 ナレーション:岩下志麻

オリジナル作品。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回20分拡大

銀行、警察、病院、都知事の各秘書と元政治家秘書と、権力の有りそうな組織(という事はお仕置きの対象に成りやすい組織)の秘書設定に、元締めの江口洋介は司法書士、室井滋は家政婦、大島優子は高級ホテルの令嬢とか、物語を作るのに便利な設定もプラスされている。

心臓病を患っている頭取(橋爪功)の身の処し方の部分は面白かったけど、そこからの不正に手を染めていた新頭取(藤本隆宏)の調査部分とお仕置き部分が、無駄が多くアイディア不足でつまらなかった。
お仕置きをするのだから、行員だけでなく観ている我々もすっきりさせてくれなければドラマにする意味が無い。

設定が絵空事なんだから、もっと振り切ったストーリー、スピード感のある演出にした方が面白くなると思うんだけどね。

※室井さんが慌ててソファーの下に隠れて、部屋に入って来た藤本さんがソファーにドンと座り、室井さんが「グッ」っと声を漏らすシーン、「DIVER」でもっとキレのある演出で観たばっかりで、こっちはかなり見劣りした。

演出=田村直己


No.489 20/10/23 16:05
匿名 

>> 470 (続き) それを察知した和馬の両親は華に「別れて下さい」と頭を下げ、自分は和馬を幸せにしてあげられないと悩んでいた華はそれを受け入れる。 … 【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」2話まで終了。

前回、何で尊は新しい戸籍を用意しないのだろう「お茶の子さいさいやー」の筈なのに…と思っていたのだが、華のお腹の子がだいぶ大きくなってやっと「新しいID」と言って免許証を渡していた。(でも名前は三雲華のままだった。)

で、両親学級に行くのだが、そこで沐浴を指導していたのが何とあのスナックのママ(遠野なぎこ)で、「ママ?」「華?あんた生きてたの?」と涙の再会。でもどういう知り合いかの説明は一切無し。これはシーズン1から見続けているファンへのサービスなのね、きっと。当時ピンチの華を救ってくれた人だもんねえ、ママは。昔助産師だったなんて聞いてないけど(笑)

毎日ポストに手紙を入れて行く和馬にほだされて、尊は華の真意と妊娠している事を教え、和馬は俄然やる気を取り戻し、捜査一課復帰を叶え親子3人で暮らす事も諦めないと宣言。
そしてお約束の単独行動から犯人にスタンガンで捕まりボコボコにされて失神。
お金を借りに来たママもそこにいて失神。
マタニティードレスで助けに来た華は相手を倒して破水。助産師のママがあそこで産もう!と連れて行ったのは馬小屋みたいな所って、イエス・キリストか!(笑)
荘厳な歌に円城寺のコンテンポラリーダンス、家族と和くんに励まされ華は女の子を産む。
(続く)

No.490 20/10/23 16:31
匿名 

>> 489 (続き)
あのダンスの意味は不明だが(笑)、大貫さんの表現力は素晴らしかった。
あと、和くんを馬小屋?まで導く“てんとう虫3号”の新機能が凄くて笑ってしまった。

今回、引きこもりだった渉がアプリで会う約束をして、実際に会いに行ったのはちょっと感動的だった。相手が犯人捜しをしていた美雲(ハシカン)で、その可愛さにイチコロ、少し待っててと言われて夜になってもずっと待ってる純粋さにホロッと来たわ。
その美雲は自分を助けに来てくれた警察のいい人(和馬)に惚れたっぽいけどね。

華の子を含めた三雲家+和馬の生活がどう変化するのか楽しみ。

※探偵稼業の跡取り娘が絡んで来るのはいいんだけど、ハシカンは美雲をやるには演技力不足かなあ。まず台詞回しが下手。京都弁云々以前に台詞量をこなすだけで精一杯という感じだし、表情の作り方も下手だし。ハシカンって数字を持ってるのかね。他にもっと上手くて適役の子、探せば居るだろうに。

演出=武内英樹

No.491 20/10/24 15:35
匿名 

【2020秋ドラマ】

「記憶捜査2~新宿東署事件ファイル〜」(TX・ホリプロ)脚本=櫻井武晴 出演=北大路欣也、風間俊介、上白石萌音、内田朝陽、松本大志、平岡祐太、石黒賢、余貴美子 他

オリジナル作品の第2シリーズ。《金曜8時のドラマ・54分枠》(全話数不明)初回54分拡大

“改元詐欺”が殺人に繋がる話。
手口が昭和で空き物件を持っていて、被害者宅に引っ越し用の郊外の物件チラシを入れていた事から推理して、鬼塚は不動産屋の諏訪太朗が黒幕の箱長と気付く。

新署長(平岡祐太)は、鬼さんが裏捜一の様な働きをして、署内の人望も厚いのが気に入らないという設定。二言目には再任用はしないかもと、任命権をちらつかせる。平岡祐太はいつもこんな役回りばっかりだな。

あと相変わらず栗田(石黒)はお喋りと電話番をしてるだけ。署長は栗さんを何とかした方がいいんじゃない?(笑)

とにかくダラダラ長かったな。レギュラー枠で十分だったね、この内容なら。

※一応観るつもりだけどレビューは以降は書かない。(最終回まで観ていれば最後は書くと思うけど)

演出=塚本連平


No.492 20/10/24 16:27
匿名 

【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」(TBS・TBSスパークル)脚本=大石静 出演=木村佳乃、吉田羊、仲里依紗、小泉孝太郎、磯村勇斗、森田望智、玉置玲央、矢作兼、夏樹陽子、阿部サダヲ 他

オリジナル作品。《金曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

木村佳乃(石渡杏)と吉田羊(林優子)と仲里依紗(蒲原まり)が同時期に結婚して、同時期に長男を授かり、同じ私立の名門高校に通っているという設定はどうなんだろう。
でもまあ冒頭の3人の紹介部分はスピーディーに分かりやすく描いていて良かったし、5年後に杏の夫が失踪し、小泉孝太郎(斉木巧)が“ウチの妻(由香)と不倫をして一緒に逃げた”と告げに来て、斉木の家で夫(慎吾)と由香のラブラブメールのやり取りを確認した杏は、不倫を実感し怒りの感情のまま斉木とラブホで関係を持ってしまう…ここまでは良かったんだけど。

現在パートに入ったら、快活に見えるまりが実は夫の玉置玲央(繁樹=代表弁護士)に従属していて意見も言えない関係だったり、優子(バリキャリ)の夫は主夫(これはいいんだけど)で息子は不登校(お決まりコース)、優子は常務に疎まれ始めている設定は、所詮女は…みたいな感じであまり興味を引かないかなあ。

9年経って再び訪ねて来た斉木。面白くなるかどうかは、次回以降の杏と斉木の描き方次第になるのかな。

演出=福田亮介

  • << 494 【訂正】 「恋する母たち」 ✕オリジナル作品。 >○柴門ふみの漫画原作

No.493 20/10/24 17:09
匿名 

>> 472 【シーズン枠外ドラマ】 「24 JAPAN」2話まで終了。 何かCTUの第一支部A班は皆が仕事仲間に疑心暗鬼で、特に南条(池内博… 【シーズン枠外ドラマ】

「24 JAPAN」3話まで終了。

やっぱり水石はミスリードで、水石の端末が使用された日は獅堂と不倫旅行中でアリバイ成立。
水石が獅堂の後に南条と恋人になっているから仕事に3人の私情が絡み、CTUの場面が一番つまらない。

テロリストのリーダー(本当にリーダーなの?)も頭の切れる感じが全くしないし、党首は黙って一人で自分の情報屋に会いに行き、お互いの車が有るのにわざわざ降りたまま、誰に聞かれるかも分からない状態で2年前の娘のレイプの事や、息子がレイプ犯を殺した噂が出始めた事を話し合う無用心。

誘拐された美有が寿々を気遣いながら男達の隙を見て逃げる部分だけが工夫が有って、美有の気の強さと大胆さと友達思いの優しさが伝わって来たし、最後は寿々は車に轢かれて(生きてるみたいだが)、美有は再び捕まってしまったけど、尺を取っただけの面白さは有った。

次からも一応観るけど文句ばかりになりそうなので、レビューは書きたい時だけ書くスタイルにする。

演出=鈴木浩介


No.494 20/10/24 19:33
匿名 

>> 492 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」(TBS・TBSスパークル)脚本=大石静 出演=木村佳乃、吉田羊、仲里依紗、小泉孝太郎、磯村勇… 【訂正】

「恋する母たち」

✕オリジナル作品。
>○柴門ふみの漫画原作

No.495 20/10/24 23:49
匿名 

>> 475 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」2話まで終了。 喋れる様になっても望美の心の声だけは子役の子がやっていて、その方が特殊な状… 【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」3話まで終了。

成長したい望美は勉強を頑張るが一人でやる勉強には限界があり「結人くんに教えて貰いたい、結人くんに言われるとスーッと頭に入って来るんだ」と母親に頼むが、多恵は断固拒否。
塾の体験学習に入れたり、それが合わないと個人授業にするべきだった…。
「ママって望美が目覚めてから全然楽しそうじゃないよね。結人くんに会わせないのも望美を一人占め出来なくなるからでしょ」←当たらずとも遠からずかな。

結人が代行仕事に望美を連れて行き、お酒を飲んでしまった為に多恵は激怒。望美の部屋に監視カメラ、玄関は外からの鍵で家に閉じ込めてしまう。この辺りの直情径行っぽい所は愛美が受け継ぎ、父親の“結果にコミットしない”お気楽な感じは望美が受け継いだみたいな感じだな。

それでも窓から抜け出し母親の制止を振り切って結人と会い、勉強を教えて貰う望美。

何でこんな事になっちゃったんだろうと思っている多恵に、10歳の時と同じシチュエーションで“仲直りの手紙”を読み上げて渡す望美。
「字は綺麗になってるわね」と週2で結人と勉強する事を認める多恵。
「ありがとう、ママ!」と飛び付く望美。

多恵の冷たさと愛美の男への執着に、ちょっと引くよね。口だけパパも情けないけどさ。達也の母親、あれもダメだわあ。
あっ、これはそういうドラマなのか?

演出=明石広人

No.496 20/10/25 14:19
匿名 

>> 479 今回の梨花(永瀬莉子=涙ぐみながらさくらの親子丼を食べるシーンは中々良かった。演技経験2年弱の割りには上手いと思う)のケースは、9歳で母親に… 【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」2話まで終了。

拓真は表面上は周囲に合わせる事が出来る子だから、母親に殺されそうになった被害者という扱いだけど、ピストルを持っている事と今回のトマトを鍬で真っ二つにした時の目を見れば、闇と狂気を抱えている子だというのは想像出来るし、母親もそれは感じていた筈だから、息子が大きな事をやらかす前に殺して自分も死ぬ変形無理心中だったのではないかな。

新規の夏美(西本まりん)も人懐っこくて大人に取り入るのは上手いけど、少年院、風俗と社会の裏側の経験が豊富で、スマホを隠し持ち、少年院時代からの知り合いの真由子に悪影響を与えそう。

そんな二人から何かを感じ取っているのか、はたまた出て行った梨花に執着し過ぎで心ここにあらずの雪乃に苛立っているのか、朝子が急に子供みたいに駄々をこね雪乃に反抗したり、皆一筋縄で行かないしオーダーメイドの対応が必要になるから本当に大変な仕事だ。

10歳なのに腹に一物ある様な雰囲気の希望の、あの虐待したと言われている父親との関係も気になる。

話に明るさを入れる為の“さくらの結婚妄想”は要らないかな。夏美を落とす為の“さくらとデリヘルスカウトのプレゼン対決”の方は有りだと思うけど。

演出=阿部雄一

No.497 20/10/25 15:38
匿名 

「2020夏ドラマのまとめ①」

1位「天使にリクエストを」
個別レス参照。
まずオリジナルで心を激しく揺さぶる内容であった事、人生最期の願いを叶えるお手伝いをする人達の話である為、ベテラン俳優を複数起用し、その魅力を余す事無く伝えてくれた事の二点を高く評価したい。

2位「妖怪シェアハウス」
個別レス参照。
こちらもオリジナルで、わちゃわちゃ楽しい話だけでも面白かったのだが、最後に主人公の自我の確立で成長物語をきちんと完結させた点も高く評価したい。

3位「DIVER」
個別レス参照。
最終回の最後が付け足しみたいな微妙な感じになったのは惜しかったが、それ以外はテンポもアイディアも良く、蒔いた謎は全部回収して終わってくれたので、満足度は高かった。

【他にハマった作品】
「13(サーティーン)」4話中、3話位迄はかなりハマっていたが、特に最終回の“無能警察”の描き方が酷くて一気に冷めてしまうという、何とも言えない残念な作品だった。


【今期の演技MIP】
「私たちはどうかしている」の観月ありさ。初回を観た時は、主演女優という地位を確立した観月ありさが、昔の大映ドラマの片平なぎさ的ポジションの役を引き受け
た事に驚いたのだが、その圧倒的な存在感と演技力で裏主役の様な役割を担い、自分が話題になる事で一旦落ちた視聴率を元に戻す事に大きく貢献した事に対し拍手を送りたい。

No.498 20/10/25 15:57
匿名 

「2020夏ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「刑事7人」12.0
「おカネの切れ目が…」10.5
「私たちはどうかしている」9.0
「キワドい2人」8.9
「親バカ青春白書」8.8
「DIVER」7.0
「おじさんはカワイイものが…」3.7
以下平均視聴率不明
「妖怪シェアハウス」
「恐怖新聞」
「13(サーティーン)」
「天使にリクエストを」
「彼女が成仏できない理由」
「40万キロかなたの恋」


※1クールを越えるドラマ、3話以下のドラマは除く。

※視聴率は関東地区の世帯視聴率。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

No.499 20/10/25 16:03
匿名 

2020年夏ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

親バカ白書/+1.3


(注)自分が全話視聴済みのドラマで、ワンクール以内で4話以上のドラマが対象。視聴率不明のドラマは対象外。

No.500 20/10/25 16:28
匿名 

【2020秋ドラマ】
視聴中&視聴予定のドラマ(曜日順)

「共演NG」
「姉ちゃんの恋人」
「この恋あたためますか」
「七人の秘書」
「ルパンの娘」
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」
「記憶捜査」
「恋する母たち」
「あのコの夢を見たんです。」
「35歳の少女」
「先生を消す方程式。」
「閻魔堂沙羅の推理奇譚」
「さくらの親子丼」
「危険なビーナス」
「極主夫道」
〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️
2クール放送(シーズン枠外)
「監察医 朝顔」
「24 JAPAN」
〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️
既に視聴離脱
「#リモラブ」

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