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レス196 HIT数 5018 あ+ あ-

名無し
20/01/12 21:03(更新日時)

風景の変わらない広大な砂漠。
歩いているのか進んでいるのか停まっているのか、時々振り向いて確かめるために。

No.2942291 19/10/29 21:38(スレ作成日時)

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No.1 19/10/30 12:07
名無し0 

ずっと胸の底に沈んでいる。沈み続けている。
動くことも、浮かぶことも、わずかに水面を波立たせることさえしない。
ただずっとそこにあって、暗い水面を透かしていつでもその存在を確かめることができる。
持ち上げたらさぞ重かろう。

No.2 19/10/30 18:37
名無し 

いつもこうだ。
精神の肩が弱いのだ。周囲に向けて、キャッチボール程度の球しか放ることができない。

No.3 19/10/30 19:48
名無し 

悩む前に洗濯でもするか。その方がずっと現実的というものだ。

No.4 19/10/31 11:54
名無し 

正しいとか間違っているとかではなく、有利だとか不利だとかでもなく、人間の生き方として、まっとうなのかということだろう。

No.5 19/10/31 20:58
名無し 

あのように見えたのも、あのように思ったのも、みんないくじがないせいだ。いくじがないということのなかに逃げ込もうとしているせいだ。

No.6 19/11/01 19:48
名無し 

唯一と言っていい相談相手があてにならないことを知った。

No.7 19/11/01 21:11
名無し 

言葉の選び方はきちんとしているし、語彙も貧弱ではない。教育を受け、その教育を身につけている人物。

No.8 19/11/02 11:35
名無し 

被害を受ける側にも何か原因があるのではないかという根拠のない噂が流れた。
嘘っぱちばかりだが、証拠をあげて言い返すこともできない。

No.9 19/11/02 18:09
名無し 

地域のために何がしか貢献しているというささやかな自負心を得た。

No.10 19/11/02 18:53
名無し 

この世に満ち溢れているのは、犠牲者ばっかりだ。
それならば、本当に闘うべき「敵」は、いったいどこにいるのだろう?

No.11 19/11/02 19:03
名無し 

思うこと、考えることのすべてに実感がなかった。

No.12 19/11/02 19:25
名無し 

それが本当に情報として確度の高いものなのかどうか。

No.13 19/11/02 19:33
名無し 

嘘なのか本当なのか、どっちなのか判らないのに、その人には話すチャンスを与えるのか?

No.14 19/11/02 19:44
名無し 

これは、ふたりだけの勝負なのだ。

No.15 19/11/03 11:50
名無し 

身体のなかを駆け上がっていった期待が、冷たい落胆となってゆっくりと爪先まで降りてくるのを感じた。

No.16 19/11/03 18:50
名無し 

その声の持ち主は、過去に何度も私をからかい、私の心を手の中で引き裂くようなことをしてきた。

No.17 19/11/03 19:07
名無し 

間違ってはいない。今のやり方で間違ってはいない。
確かに一撃を与えた。相手を動揺させた。

No.18 19/11/03 19:20
名無し 

待つしかないのだ。待つことくらい何でもない。
これまでだって、何の進展もなければ光明もないまま、多くの日々があっけなく過ぎてきたではないか。

No.19 19/11/03 19:52
名無し 

背中をすっと冷たい手で撫でられるような感覚は、知識や経験ではなく、本能のどこかが知らせて来た警告のような気がした。

No.20 19/11/03 20:17
名無し 

殺人者の上に天罰が下ったことはない。

No.21 19/11/05 19:58
名無し 

何を訊いても、大きな岩に向かって話しているようなものだった。

No.22 19/11/05 22:19
名無し 

恐怖感を馬鹿らしいと嗤う自分と、その恐怖感に闇雲に忠実な自分とがいて、相反するふたつの力の引っ張り合いのなかで、日々を過ごした。

No.23 19/11/06 19:13
名無し 

彼女のふくらんだ夢を叩き壊す時には、どんな音がするだろうか?

No.24 19/11/06 21:03
名無し 

「分別」が、今は黙って事態の推移を見守るようにと教えていた。
心のなかの確信は確信として保管して、それを他人に語るのは待てと指示していた。

No.25 19/11/07 11:37
名無し 

上から見下ろすならば、どんなものでも小さくて可愛らしく見えるものなのだ。

No.26 19/11/07 11:47
名無し 

怖いのは、隠れているから怖いのだ。
主導権を社会の側に渡してしまっているから怖いのだ。
立場を逆にすれば、何ひとつ恐れることはないのだ。

No.27 19/11/07 19:22
名無し 

彼女は飢えているのだ。
彼女でも論評を加えることのできる何かに。
安全な場所から眺めることのできる刺激的な出来事に。

No.28 19/11/09 18:41
名無し 

このルートに逃げ道はないのか。
どこにも分岐点はないのだろうか。
それとも、たくさんの分かれ道があったのに、それを見落としてきてしまったのだろうか。

No.29 19/11/09 18:50
名無し 

不安が不安であるうちは幸せだ。
不安の正体が見えないうちは。

No.30 19/11/09 20:05
名無し 

現世の法律や倫理や常識とは違ったものを規範として動いている小宇宙に、あの人は住んでいる。

No.31 19/11/09 20:13
名無し 

心のなかのいちばん大切な部分が、小さく縮こまって固くなってしまう。

No.32 19/11/10 03:35
名無し 

事情を全部うち明けられる時が来るまで、待ってくれと時間を稼ぐ。
それには脅かしたりシラを切るより、そういうアプローチの仕方の方が効果がある。
絶大な効果が。

No.33 19/11/10 18:44
名無し 

遠ざけず、近づけ過ぎず、宙ぶらりんにしておかねばならない。
それには芝居が必要だ。

No.34 19/11/10 18:59
名無し 

不愉快さは消えなかった。
腹立ちも内向しただけでおさまらなかった。
だからそうしてやろうと思った。
一生消えないトラウマに苦しむようになればいい。

No.35 19/11/10 19:36
名無し 

病室は、ひとりの人間が、自分はいかに孤独であるかということを、他人に対しても、自分自身に対してもさらけ出さねばならなく場所だ。
いつもはドアを閉じ窓を閉めることで世間から隠している生の個人生活が、そこではいっぺんにむき出しにされてしまう。
その結果、他でもない当の入院患者本人が、今まで自分の生活のなかで確実につかんでいると信じていた愛情や、築いていると確信していた人間関係が、ただの嘘や無関心や思いこみや勝手な期待によってつくりあげられた幻影に過ぎなかったということを目の当たりにして、絶望的な気持ちになってしまうことがある。

No.36 19/11/10 20:21
名無し 

完璧な『悪』――純粋な悪――本物の悪。
目的は苦しめることにある。
理由も示さず根拠も与えず、被害者は対処のしようもなくされるがままだ。

No.37 19/11/12 19:11
名無し 

遠い、遠い思い出。
しかし、色褪せることはない。
痛みも悲しみも苦しみも、あの日のままだ。

No.38 19/11/13 20:18
名無し 

よくない予想をするということは、その予想に向かって呼びかけるということだ。
その結果、「よくない出来事」が寄ってきてしまう。

No.39 19/11/14 07:57
名無し 

ちょっとでも拒絶されると石のように固くなるその人の瞳は、ささいな賞賛にも輝く宝石の原石でもある。

No.40 19/11/14 09:44
名無し 

魚がウサギに、どれほど懇切丁寧に、こうしてこうすれば陸の上で呼吸ができると説明されても、そうか判ったよと肺呼吸をマスターすることはできない。
能力と機能が備わっていないのだから。

No.41 19/11/14 19:32
名無し 

最初から頼りがいのある人間なんていない。
最初から力のある人間なんていない。
誰だって、相手を受け止めようと決心したそのときに、そういう人間になるのだ。

No.42 19/11/14 20:47
名無し 

現実を受け入れることができなくて、かたくなに目をそらし続けていたら、頭のネジもいかれるだろう。

No.43 19/11/14 21:09
名無し 

同情と励ましという周波数でしか外界とつながっていない無線機が残されているだけだ。
外の世界と、他の人間たちと、そういう形でしか確かなつながりを持つことができないのだ。

No.44 19/11/15 19:24
名無し 

人間はひとりでは弱い。ひとりではひ弱なのだ。
しかし仲間がいれば、感情は共鳴し思考はクロスチェックを受けてより強固なものへと固まってゆく。

No.45 19/11/15 19:42
名無し 

まやかしの希望は、絶望よりも邪悪だ。
絶望の効果をより大きくするためのスパイスに過ぎないのだから。

No.46 19/11/15 20:09
名無し 

彼女の頭の良さに感心したが、その頭の良さがちっとも彼女を幸せにしていないことに暗澹とした。

No.47 19/11/15 20:28
名無し 

自分の「作品」をつくりあげ、工夫をこらし、足りないところは補い、実験を重ねる。
完成したものを検分し、評価し、満足したり反省したりして、また次の「作品」に取りかかる。
そういうことが繰り返されて、「作品」を成すのに必要なノウハウや技術を手に入れ、熟練してきたからこそ感じるある種の退屈に気づき始めてこそ、次へ進もうという欲望は芽生える。

No.48 19/11/15 20:31
名無し 

人間が引き起こす災いの根っこにあるのは、ただひとつ、支配と被支配の関係だけだ。

No.49 19/11/16 10:15
名無し 

人は誰でも、自分の小さな王国のなかでは、ちっぽけな王冠をかぶり王座に座っている。
どれくらいの規模の王国をつくるか、そこで善政を敷くか圧制者となるか。何をもって満足するか。
結局のところ、それが人生ではないのか。
妻は夫の国民であると同時に、夫は妻の国民だ。
互いに互いの圧制に我慢できなくなれば、いつ移民してしまうか判らない危うい関係ではあるけれど、国民であることに間違いはない。
国土を奪い合ったり分け合ったり共同で開拓しながら、互いに互いの国民であることでようやく暮らしていかれるのだ。
人間が弱いものだというのは、そういうことだと思う。

No.50 19/11/16 18:32
名無し 

話し合ったり、合戦したり、手打ちをしたり、意気投合したり、愛し合ったり、語らったりする手続きを抜きに、王国を拡大したり、移民しようとする国民を引き留めようとしたり、強引に国民を増やそうとする王は、破壊的な人間だ。
破壊的な人間は、けっして誰かの国民にはならない。
ただ王であるばかりだ。
だから孤独だ。
孤独であるが故に、けっして自分を裏切らず絶対の服従をしてくれる永世国民ほしさに、精神的に他者を殺してはばからない。

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