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名無し( ♀ )
20/01/22 00:11(更新日時)

ありえない、ありえる事はない。
でも違ってた。
まかさ…

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No.2925102 19/09/28 22:07(スレ作成日時)

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No.1 19/09/29 02:53
名無し0 ( ♀ )

彼と出逢って私から告白したのが今は懐かしい思い出。
多分子供が出来たので、そして私の親に責任を取ってくれと言われて彼は責任を取っただけ。
自分でも今の主人の心が月日がたち、理解出来る。
彼に愛されていなかった事を。
だから神様は2人に子供を授けて下さらなかった。
当時の彼はいつも無口で何を考えているかわからない性格だった。
私が彼に一目惚れ。
人生で初めて身体を許した男だった。

No.2 19/09/29 18:22
名無し ( ♀ )

彼は青春時代から仕事のスキルを上げる事だけに必死で勉強していた。
私には高根の華の存在だった。
いつも彼が作るケーキは誰もが驚く程の腕前で妬む同僚もたくさんいた。
だからいつも彼は休憩も1人だった。

声を掛けるまで勇気と時間がかかった。
私にとって誰よりも光っていた。

No.3 19/09/29 22:25
名無し ( ♀ )

そんな私と言えば、綺麗な顔立ちでもなく、どちらかと言えば根暗な性格で、あまり人と話す事が苦手なタイプだった。
まだ10代でお菓子作りの世界に飛び込み、自信はなく、ただ単に専門学校に入っただけ。
男性からお付き合いしませんか?
なーんて言われた事はなかった。
文字を通しても容姿や顔立ちが想像出来る範囲の女である。
仕事はパティシエを目指していたが、料理は苦手なタイプ。
彼は男性ながら、必死で技術を磨き、努力家に憧れていた。

こんな私に彼からのお誘いがある訳ではない、なら、自分からダメ元で告白しようと決めていた。
私は10代の終わり。
彼は私より9歳年上。
大人に見えた。
「今お付き合いされてる方いらっしゃいますか?」
彼の手が止まった。
なかなか次の言葉を出さなかった彼。
「別にいないけど、なんで?」
ぶっきらぼうで愛想もなく、手は止まっていたが、私との目線を合わす事はなかった。

No.4 19/09/30 23:29
名無し ( ♀ )

彼は後姿のまま。
「別に構わないよ」
嬉しそうでもなく、かと言って私に気があり、待ってました!
全くなかった。
私が感じた印象だった。
私が彼に好意を持っているだけだとも。
理想的に描いていたシーンではなかった。
なんか寂しい気持ちだったが、彼女として認識してくれれば良いや!
なんて悲しい返事。
2人ハグする事もなく、私は「ありがとう」その言葉だけを後ろ姿の彼に声をかけ、私は先に従業員の扉を開いた。
彼はまだ帰らないでケーキ作りの勉強をしていた。
静かに扉を閉めて、プチ幸せと不満が交差していた。

No.5 19/11/14 18:43
名無し ( ♂ )

彼は色々なホテルやお菓子の達人とこの世界では有名はパティシエを転々と修行をつき仕事では妥協はしない人だった。
何より店が閉店しても彼はまたケーキ作りに手を抜く事はなかった。

そして自分のお店を出す事が今の目標。
誰にでも好かれる性格ではなかった。
当時性格にも問題があったが、腕前に嫉妬する仲間もたくさんいた。

彼の作るケーキは誰も盗む事は出来ない。
愛想が悪く、家庭環境のせいか?
心を開ける話など聞いた事がなく、人に甘える事も、頼る事も、何より笑顔を見せる事もなかった。

何故そんな彼に引かれてしまったのか?
影の部分が私なら明るくして生活していけるか?
2人で温かく生活を描いていた。
これが私の人生の汚点で、人生の勘違いの始まりだった。

No.6 19/12/02 01:19
名無し ( ♂ )

彼が夢見ていたお店を出す事が決まった。
それも嬉しそうに私にいちばんに伝えてくれると思っていた。
店舗や店の内装、店の名前全て決まり、私にその話を切り出したのは、全て決まってからだった。

彼は私をどんな存在だと思っているのか?
益々分からなくなり、心の距離を感じながら、かと言って私から「私は貴方の彼女なのに、相談もしてくれないのぬ?ショックだわ」と口に出す事も出来なかった。
お店を開くのに、連帯保証人も彼が勝手に見つけて来た。
淡々と黙々とそして時に冷酷な態度。
私はこんなに彼を愛しているのに。
いつも寂しくなったら、彼は不器用な性格なんだと言い聞かせ、自分の本音を飲み込んで来た。
共同経営ではなく、また、夫婦として辛い時も乗り越えて行きたい。
そんな願いも夢となった。

No.7 19/12/13 20:43
名無し ( ♂ )

店をオープンするにわたり、益々生き生きとした顔は嘘はつけない。
彼の瞳の奥底は自分のお店への夢と期待にキラキラ輝いていた。
私など彼の目に映っていなかった。
着々とお菓子作りの材料や、問屋で発注していた調理器具は運びこまれて、毎日忙しい日々が続いていた。
あれだけ毎日深夜までこなしてきた実力が発揮でき、また、その彼のケーキを求めるお客さんも増える事は間違いないと。
「頑張ってね」と言う言葉を口に出来ず唾液と一緒に心に飲み込んだ。
付き合っているのか?
本当に彼女だと思ってくれているのか?
1人暮らしの彼と同棲する事もなく、たまに彼の気まぐれに抱かれるだけの存在かも知れない。
この人を好きになり、私は段々と口数も少なくなり、また、愛情と言う形すら感じる事はなかった。
それを寂しく思ったのは、最初の出会いだけだった。
オープンしてたまに顔をだしても「何か用なん?」
クッキーやガラスケースに入っているケーキは本当に輝いていた。

No.8 19/12/16 00:32
名無し ( ♂ )

彼のお店はオープンして、口コミからのお客さんが増えて来た。
私も同じ仕事をしていてたまに覗きに行く程度だったが、裏の手伝いを始め、今は彼に承諾を貰う事などなく、自分が学んだケーキ作りを始めた。
無口で無愛想だけれど、お客さんには営業スマイルで二面生のある彼に驚いた。
決して私には見せない笑顔。
私から告白したのだからと、また、気持ちを喉から胸に飲み込んだ。

たまに彼の家に遊びに行き、抱かれるだけの私。
愛している、大好きだよ、こんな言葉もなく、何故か虚しさだけ、身体が覚えていた。

No.9 20/01/22 00:11
名無し ( ♂ )

彼との結婚はお店がオープンして2ヶ月がたった頃だった。
結婚のきっかけは、私が妊娠し、私の親が「責任をとってくれ」この言葉で彼は子供が授かった喜びもなく、親に言われた言葉「責任」だけで籍を入れてくれた。
そこにはただ単に責任だけだと思う程呆気ない、そして私達は結婚式や、友達が集まってくれて「おめでとう」の場面すらなかった。
仕事人間で私も店を手伝いながら、これから子供も産まれ変わってくれるだろうと期待した。
マイペースで自分の事は何でも出来る人。
私の助けなんて反対に邪魔。
彼と知り合い、彼の奥さんだと感じているのはわたし一人。
旦那さんになっても、妊娠しても嬉しくもなく、家庭の柱として頑張る事より、自由を求める人だった。
結婚には向いていない、私もその部類かも知れない。
家事が嫌いで、お店が終われば、お互いに同じ場所に帰るだけ。
夫婦生活も結婚してからあまり肌を重ねる事も少なくなった。
ある日突然予想もつかない出来事が私の身体に襲いかかって来た。

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