猫日誌

飼い主たちから可愛がられ私は幸せ者だ。毎日が平凡でもいい。
美味しいものが食べられて安全な居場所もある。
これからもそれが続くと思う。
また会う日までさようなら

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今日はやたら寒い。食事の飼い主のふかふか毛布を独り占めにしてやった。あー快適、快適。

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人間たちの話しによると、コロ何とかという病気は我々猫たちも移るとか。トイレの飼い主が話してたがどこまで本当の事かは知らない。私は至って健康であるしその心配はなさそうである。

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天気がいまいちで外の景色は雨模様。梅雨入りしたのか？あいかわらず飼い主たちはマスクというものをしているし。しかしおかしなものが流行っているのだな。

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どうして飼い主たちは気づいてくれないのだ？私は遊んでほしいのだ。それなのに、邪険にしてくれるじゃあないか。致し方ないので遊ぶ飼い主の足を引掻いてやった。

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今朝は冷える。私の毛が冬毛とは違い薄毛になっているから特に冷える。早く朝日を浴びたい。

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トイレの飼い主がここのところ家にいる。かと言って私の生活にはあまり変わらないのだが。しかしトイレがキレイになっている事は喜ばしいことである。

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今日は久々に日光浴が気持ちよかった。少々暑かったが。あいかわらず飼い主たちは、顔にマスクとか言うへんてこなものをかぶっているし。私とは関係なさそうであるから放置しよう。

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近頃、飼い主たちの顔が変だ。目玉だけをだして鼻とくちは何かに覆われている。何事が起ったのだ？それとも、そういう遊びなのか？手にゴム手袋をして何かを吹きかけては掃除をしている。今までなかった光景だ。

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からだ全身をこのブラッシンググローブでなでてもらうと、実に気持ちがいい。風呂嫌いの私にとっては三種の神器のひとつにあたる。おかげで私の毛並みはツヤツヤだ。最近のマイブームである。

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しばらくぶりである。食事の飼い主のベッドが寝心地がよいので私の「居場所」になっている。南向きの大きな窓は、日当たりバツグンであるし、小さい人間も見に来ない。思わず腹をみせて寝るときが多くなった。今日も平和な時間がすぎてゆく。

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許せ食事の飼い主よ。ドアが開かず間に合わなかったのだ。バスタオルが落ちていたので、そこにさせてもらった。今回の粗相は仕方がなかったのだ。

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食事の飼い主のベッドが私の「居場所」になった。暖かくて気持ちのよい厚手の毛布がお気に入りだ。今のところ「私の主張」しなくともトイレも綺麗で不満もない。

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最近、私の居場所は食事をくれる飼い主のベッドの上だ。南向きの部屋は暖かく大きな窓がある。日中はそこで過ごし夜間は遊ぶ飼い主がくれた私の巣で過ごす。残念な事に夜中は寒く私は廊下に出て遊ぶ飼い主を呼ぶのだが熟睡しているようだ。起きてはくれない。

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>> 97 通りすがりの９７猫さん
こんにちは
なかなかの如何に入った自撮り画像ありがとうございます。私たち猫は、暖かい場所や落ち着ける場所が大好きですよね。また画像がありましたら、よろしくお願いします。

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冬は我々猫にとって受難の季節である。出来れば炬燵やストーブが私の指定席がよい。その点は恵まれているのだ。とにかく寒いのは嫌だ。

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正月と言われている行事は、実に大勢の人間がくる。私は小さい人間が苦手である。去年は私の尻尾を思い切りひっぱられた。叫び声をあげたのは言うまでもない。それからは、小さい人間を警戒している。しかし、おやつをくれるのも小さい人間なのでそこは許そう。と、小さい人間は遊んでくれる。小さい人間とは子供と言うらしい。今年はひげをひっぱられた。

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我々猫たちは潔癖症なのだ。前にしたものが残っているだけで嫌な気持ちになる。野生で生きていた証拠でもある。人間が使うトイレにする同輩もいるやもしれないが大概は猫砂を使っている。私も例外ではない。ここの所、トイレの飼い主が忙しくトイレが汚れていた。遊ぶ飼い主にそれを伝えたが分かってはくれなかった。そこで私は意を決して遊ぶ飼い主のベッドに「私の主張」をした。遊ぶ飼い主は何やら騒いでいたがこれで私の思いは伝わったはずだ。

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最近は腹がすいてたまらん。いつもの倍は食べる。毛並みも冬毛になってきた。遊ぶ飼い主が新しい「巣」を買ってくれた。今年の冬はそこが私の寝床になる。ねごこちはバツグンだ。人間のカレンダーでは今日から１２月と言うらしい。

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私だって感情がある。訳もなく猫パンチはしない。遊ぶ飼い主が私と遊んでくれないからだ。あー退屈だ。

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誰も私の気持ちはわからない。分かって貰おうと努力すればするだけ無駄なような気にもなってくる。「私の主張」をしてまた叱られてしまったからだ。人間には、なにをしたら理解してくれるのか皆目見当もつかない。遊ぶ飼い主が凹んでしまった。困ったことだ。

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今現在は夏なのか？秋なのか？私にはわからない。ひどく暑い時もあれば日向にいないと寒い時もある。そういえば、私は未だに雨にうたれた事がない。昨日は夕立がありトイレの飼い主がずぶ濡れになって帰ってきた。私は水に濡れるのは苦手である。シャンプーなど最も嫌だ。ドライヤーはもっと嫌だ。

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普段私は無口である。私が声を出すときは何がしかあった時だ。今日は毛玉を吐いた。食事の飼い主に知らせるために、声を出した。勘のよい食事の飼い主はすぐに気づき後始末をしてくれた。「私の主張」をすると激怒するが、吐いたものは叱られない。人間の感情が未だに理解できない私である。

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「猫はいいよね。寝て食ってまた寝て。自分も猫になりたい。」と遊ぶ飼い主が私の頭をなでながら呟いた。なぜ猫が良いのか検討もつかない。私は人間のほうが遥かに良いと思っているのに。私の住む場所は確かに安全で快適この上ない。但し人間と共に暮らさねばいけないと言う条件つきである。

我々飼い猫たちはその条件を全て受け入れなくてはならない。人間と共に。

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この時期になるとどこから沸くのか家ダニが出てくる。飼い主たちは刺されないのか？不思議である。私はもう二箇所も刺されて痒いのなんの。飼い主たちよ、私の痒みをなんとかしろ。舐めまくって痛いぞ。丁度腹のやわらかい場所を刺されているから、最悪だ。

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食事の飼い主がペースト状のおやつを買って来てくれた。毎回味が違うのはバラエティセットだからなのだそうだ。以前はとりささみほたて味が好きだったが、とりささみ牛肉味が好きになった。他にもとりささみいか味、とりささみまぐろ、とりささみ甘エビ、などがありどれを貰えるのか楽しみのひとつになった。今夜は何が出てくるやら。それまで大人しく待っていよう。

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私の周囲にはゆったりとした時間が流れている。毎日が平穏。これと言った出来事もなく、静かに流れてゆく。体調もよい。

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今日は遊ぶ飼い主がキッチンで何やら作っている。今の流行りタピオカドリンクだ。私には無理だが、美味いらしい。人間はおかしな動物である。

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我々猫は人間に飼われるようになってから鳴き声を発するようになった。野生の山猫は鳴かない。鳴いても赤ん坊のときだけである。むやみに鳴くと獲物を取り逃がしてしまうからだ。

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今、私のマイブームは何と言ってもペースト状になっているおやつだ。色んな味があるらしい。私がお気に入りなのは、とりささみほたて味である。飼い主たちは「ちゅーる中」と呼んでいる。しかしあれは美味い!!美味である。

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かなり前から　ねずみがいる事を飼い主たちに知らせていたのに　業者を呼んで駆除してもらうようにしたようだ。私の面目丸つぶれ。
私は猫だ。ねずみに遭遇した事はないが。狩りの本能は持ち合わせている。

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小さい人間は子供と言うらしい。私がお気に入りの窓で日向ぼっこをしているとその子供と言う人間が見つめている。時には窓を叩いて私を起こそうとしている。大きな人間はしない。人間とは不思議な生きものだ。

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猫がむせるのは、水分を摂るのに頭を下にしたとき

胃と食道が逆さになるためで

なるべく高さのある水飲み容器を用意したほうが猫は飲みやすいです。

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最近、食欲がない。食事の飼い主が作ってくれた、とりのほぐし肉を残してしまった。寄る年波には勝てないという事か。以前は美味いと思っていたのに残念である。今日は雨だ。

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トイレの飼い主は何をしているのだ。こんな汚い場所でしろと言うのだろうか。私なりに理屈を通させていただくまで。寝たままの飼い主の布団に私の主張とやらをしてやった。清々しい気分だ。後に食事の飼い主に叱られてしまったが。

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私は猫だ。それ以上でもなければそれ以下でもない。今日はエアコンが効き過ぎだ。

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トイレの飼い主が掃除をしてくれた。食事の飼い主は私に食事をくれる。遊ぶ飼い主は私と遊んでくれる。世の中はなんて平和なのだろう。たとえ私が井の中の蛙だとしても、私の世界は変わらない。

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仲間同士が争っているのを窓から見た。結構熾烈な戦いだ。おそらく縄張り争いなのだろう。しかし私には関係のない話である。そのへんはドライなのである。猫の世界も大変なのだ。

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外の世界がどのような仕組みになっているのかはわからないが私は家から出ようと決心した。このような行動を家出と言うらしい。私はほんの軽い気持ちで家出をした。外の世界は無情だった。まず食べるものがない。トイレもない。私は途方にくれてしまった。情けないが飼い主が迎えにくるまで家のそばにいよう。と、思った。

やはり飼い主たちは私を探してきてくれた。ありがたい。家の中に入るとすぐさまトイレに直行した。冒険もほどほどがよい。

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私の好みは魚系より肉系である。食事の飼い主も魚より肉が好きなようだ。よく料理に肉料理をする。中でも私は鶏肉が好きだ。たまに食事の飼い主は私にとりのささみを茹でたものを細かくさいてくれる。美味いご馳走である。しかし鰹節は特別だ。我々は鰹節にめがない。

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いきなり夏日の猛暑。とにかく暑い。まだ夏毛にもならんうちに夏がやってくるとは。今年も暑いのだろうなあ。しかし私は室内猫。暑さを我慢することも焼け付くアスファルトを歩くこともない。家の中は室温調節され１年中快適な温度に保たれている。飼い猫は環境がよい。

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私の毛並みは短毛種というらしい。我々猫にもいろんな種類がいるらしい。
風呂は苦手であるがブラッシングは好きだ。特に目の細かいブラシがお気に入りだ。あのブラシで背中や腹をブラッシングしてもらうと眠気がくるほど気持ちがいい。寝たままの飼い主が元気な頃は毎日してもらっていた。

今は食事の飼い主が時々してくれるが回数を増やしてほしいと思っている。

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私はこの家に来て幸せなのだろうか。いや幸せに違いない。と、思う事にしている。空腹でしぬ事も熱中症でしぬ事もない。やや退屈ではあるがそれもまたよしとしよう。

今日も穏やかな時間が過ぎてゆく。

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今日も穏やかな日であった。食事の飼い主がカレーというものを作っている。何やらいい香りがする。私はこの匂いは好きだ。

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今日は至極寒い一日であった。寒いのは苦手である。我々のご先祖様は元々砂漠地帯に住んでいたと聞く。今晩はどの飼い主の所で過ごそうか。

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石の上にも三年。牛の歩みも千里。人間とはなんと気が短い生き物なのだ。たかだか時間や距離が明記されているものの解釈を読み違えるとは。私たち猫には理解しがたいものの捉え方をするものだ。

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私が元気がないと食事の飼い主が騒いでいる。元気がないのではない。
不機嫌なだけだ。

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昼間の暖かさとは裏腹に夜の冷え込みはなんなんだ。一番暖かそうな飼い主の巣に入れてくれと頼んだがダメだった。朝は冷えるし寒い。早く太陽よ出て来い。私は寒いのは苦手なのだ。

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今日は日差しも強く昼寝には持って来いの日であった。遊ぶ飼い主がそろそろ私にご褒美をくれるだろう。それまではウトウトとしていよう。

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私は我流だと自負していたが実は他の仲間もしていたらしい。この家という場所では私の仲間には会えない。だがそれもいいのではないかと思うようになってきた。仲間はいらない。妻がほしいのだ。この歳にもなって妻がほしいとは思ってもみなかった。

今日も飼い主たちは頭を痛めているのだろう。がしかし私の主張は曲げる気はない。

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猫の世界より人間の世界の方が複雑らしい　私は猫に生まれて正解だった
　それにしても恋がしたい　あー恋!

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どうやら私は恋する季節になったようだ。やたらめったら私の主張をしたくなるのはその季節になったからなのだ。しかし私は独り身。むなしく季節をやり過ごすしかないようだ。今日も平穏な日であった。

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ようやく食事の飼い主と遊ぶ飼い主が食事をしている。トイレの飼い主は寝たようだ。今日は寝たままの飼い主の布団に２回、私の主張をしてやった。さすがに普段は優しい食事の飼い主に怒られたのだが。

どうやら酒という飲み物を呑んでいるようだ。かなり賑やかな会話をしている。仕方がないので私は爪を研いだ。外は雨が降っている。

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今日は特に変わった事もなく平和な１日だった。こんな日がずっと続くとよい。寝たままの飼い主の布団に寝転び思う私であった。

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食事の飼い主が私のトイレを持ってベランダという所へ行った。何をしているのかは気になるが私は眠いのだ。今日は天気もよい。日向ぼっこをしながら眺めていよう。

だいたいトイレの飼い主はどこへ行ったのだ？

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トイレの飼い主が近づくと私は多少ビビる。嫌いだが仕方がない。ボスなのだから。機嫌のよいときはいいが悪い方が多い。私も負けじといたずらをする。飼い主たちが食事をするテーブルに乗ってわざとトイレの飼い主を呼ぶ。そして、わたしのささやかな主張をする。するとトイレの飼い主は何やら吠えているのだが、私は無視を決め込む。いざという時は、さっさと逃げるに限るのだ。こうしてまた私の勝ちだ。

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今日は雨ばかり降っている。そして寒い。私の大好きなおやつも貰えない。こんな日は大人しくしているのに限る。飼い主たちは、またどこかへでかけたらしい。寝たままの飼い主とまた留守番の日である。

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私は動くものなら何でも興味を持つ。しかしそれは食事の為ではない。私のご先祖さまは「本当の狩り」をしていたらしいが私は「狩り」せずとも、食事が出来るからで必然としなくなったのだ。その代わり遊ぶのは大好きだ。

遊ぶ飼い主が持っている「猫じゃらし」が好きだ。まるで生きたもののように動く。私のまなこは釘づけ。ご先祖さまから譲り受けた本能というものを呼び覚ます。狙いを定めて一気に銜えようとするが、するりとかわされる。楽しいの一言である。何度か遊ぶとやめる。私は飽きっぽいのだ。

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「ピンポン」鳴らすたびに遊ぶの飼い主は寝たままの飼い主の所に出向いて何かをしている。そう「ピンポン」は呼び出しチャイムの事なのだ。回数が多いほど呼び出しも多くなる。

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遊ぶ飼い主がご立腹のようだ。寝たままの飼い主の「ピンポン」せいである。外から来客があると「ピンポン」は2回鳴る。しかし寝たままの飼い主の「ピンポン」1回。同じ「ピンポン」でも意味が全然違うのだ。

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居心地のよい場所を取られてたまるか。私流、昼寝の居場所取りである。またしても私の勝ちだ。

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外は雨というものが降っている。そして寒い。暖かい居場所は確保してあるが、私の主張事件で行けなくなってしまった。多少寒くても真冬ではないから、どうにか過ごせる。しかし飼い主たちはどこに行ってしまったのだろうか。呼んでも返事がない。

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遊ぶ飼い主は朝が早い。誰よりも早く起きている。私が眠るとき飼い主は起きるようだ。今朝、私の好物のものをおねだりしてみたが、やはり通じなかった。

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今日は日光浴に最適な日だ。むしろ暑いくらいだったが。

私の抗議が功をそうしたのか、トイレは非常にきれいになった。が、これも3日と持つまい。

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今日は、知らない人間が来ない。こんな日もあって当然だろう。私の好きなダンボールに入って寝ることにしよう。私は忘れっぽいのだ。

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さすがに私も２日間連続で抗議をする事になろうとは夢にも思わず。早いところ猫砂を代えてくれないと、出るものもでなくなってしまう。ねたままの飼い主には悪気はないが。私の主張が通るまで抗議をしよう。

汚いトイレは嫌なのだ。トイレの飼い主よ、トイレをきれいにしてくれ。

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誰がなんと言おうとここは私の居場所である。ベッドを封鎖しようと関係ない。上れる所から入るのみ。何回か試すうちに飼い主たちは諦めた様子だ。私は、寝たままの飼い主と一緒にまた眠れる。

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何故分からぬのだ。トイレが汚いのだ。構ってくれないのだ。その度に抗議をするのだが無視されてしまう。その後、食事の飼い主の巣の前で何回か呼んでみた。呼べば答えてくれる飼い主だ。私の大好きな猫じゃらしで遊んでくれた。トイレの事も必ずきっとなんとかしてくれるだろう。

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トイレの飼い主が帰ってきた。私は声高に抗議したが無駄だった。ベッドは封鎖され寝ることも上がることも出来なくなってしまった。

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私の場所だ。私が何をしようが私の勝手である。寝たままの飼い主の布団にマーキングしてみた。飼い主たちは呆れていた。何やらイライラとしたので手を引掻いてやった。

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飼い主たちは何やら会話を楽しんでいる。こうして今日も１日が過ぎてゆく。私はまだ寝ていよう。

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夜間はほとんど起きている私だが飼い主たちは寝ている。少し淋しい。私もなんとか遊んでもらおうと呼びかけるのだが誰も相手にしてくれない。何回も猫流あいさつをしたら怒られてしまった。

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トイレの飼い主は毎日どこかへ行く。そして夜に帰ってくる。それは規則正しい。食事の飼い主が人間の食べ物を作る。夜は寝たままの飼い主以外は全員で食事をする。勿論、私もだ。飼い主たちは声で会話をしているようだ。時折、私にも話しかけてくる。が、何を言っているかは不明である。

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飼い主たちが体を洗う場所がある。そこは風呂場と言うらしい。私は水が大の苦手である。まだ一度も恐怖体験はした事はないが、噂によると私たちも入る家があるそうな。私の体は洗わないでくれ、お願いだ。その反対にブラッシングはしてほしい。切なる想い。

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食事の飼い主は優しい。私は好きだ。いつも膝の上に乗せてくれる。カリカリがなくなると補充もしてくれる。他にもおやつをくれる。だがしかし、私を抱きかかえて高々に持ち上げるのは勘弁してもらいたいものだ。

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おはよう。遊ぶ飼い主に甘えて遊んでくれと頼んだら、私が呼びすぎたのもあるがものが飛んできた。私は慌てて階下に降り爪とぎをした。荒っぽい飼い主である。気分やでもあるから、私の事をなでたりはしてくれる。

機嫌の悪いときは近づかないほうがよい。

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私の自己主張が効いたのか誰もベッドから私を下ろす者はいなくなった。ここは私の場所だ。今日は寝たままの飼い主と、とことん寝た。いやまだ眠い。

起き出すのは夜半すぎでよい。

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今日は日向ぼっこが気持ちいい。

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おはよう。朝だ。遊ぶ飼い主も朝が早い。そして、猫じゃらしで遊んでくれる。

私の悪い癖はひとつのものに集中すると周りが見えなくなってしまう事だ。猫じゃらしのホムホムを見ていると掴みたい、取りたい衝動にかられてしまう。隠れたり早いスピードで動くものに身体が反応してしまう。以前、寝たままの飼い主に遊んでほしくて、猫じゃらしを咥えていったら優しく頭をなでられた。

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ベッドの寝心地はいい。寝たままの飼い主は何もしてこないし、飼い主の足元は暖かい。私の寝る場所は他にもある。太陽の光が差す窓際。ダンボールの中。寝たままの飼い主が元気だった頃の出窓の場所。

どうして寝たままなのか？私には理解出来ない。

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寝たままの飼い主の所に２人の人間がきた。ねたままの飼い主の世話をするためだ。しかし、私がベッドで寛ごうと思っても２人に阻止されてしまう。

二人の人間は、何者なのだろうか。私は仕方なくベッドの下で寝た。

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私の生きている所は家と呼ぶらしい。４人の飼い主の事は家族と呼ぶらしい。トイレの飼い主が一番偉くボスだ。次に食事の飼い主。寝たままの飼い主。遊ぶ飼い主の順番である。私が勝手に順位を決めているだけなのだが。

さてと今から家とやらの見回りをして行こう。

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毎日違う人間が来る。寝たままの飼い主の世話をするためだ。いい気持ちで寝ていたのに、無理やりベッドから下ろされる。またマーキングをすると思っているのだろう。私の臭いつけは、私の主張なのだ。

トイレが汚いと自分流の自己主張はさせていただくのが私のやり方だ。

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カレンダーをみると今日は日曜日である。私だって１０年も一緒に暮らしていれば暦くらいは読めるようになる。

日曜日はことのほか静かである。飼い主たちは自分たちの巣で過ごしている。私はお気に入りの飼い主のベッドで寝転んでいる。こんな日は好きだ。

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今日は太陽が出ていて暖かい。日向ぼっこに最適だ。また、トイレの飼い主がビールとやらを飲んでいる。一体何本飲めば気が済むのだろう。食事の飼い主は、なかなか私の好物をくれない。さすがに「くれ」と騒いでみたが無駄だった。

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トイレの飼い主は缶ビールというものをよく飲む。あれを飲むと私がまたたびの匂いに酔うように、酔うらしい。足元にいると蹴られそうになる。

危ない。危ない。

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トイレの飼い主が帰ってきた。土曜日は昼ごろ帰ってくるらしい。私はいつも通りの「おかえり」を言う。ついでにトイレ掃除を頼んだが、無視されてしまった。あとで、ネコパンチをお見舞いしてやろう。

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>> 10 ３猫さん
こんにちは。私も高い所は好きだ。しかしテーブルの上に乗ってはダメらしい。テーブルの上に乗るとどの飼い主にも怒られる。やれやれだ。

うんちは私もよく踏んずける。（猫笑）

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高いところが好きだから、テレビ台の上、キャットタワーの上。寒い時はポットの上で寝るのが日常だね。
夜は飼い主の布団で一緒に寝ている。
トイレでうんちを踏んずけてしまったことに気づかずに飼い主さんの顔を踏んずけてキャーと言われたときはこっちも飛び上がるほどびっくりしたよ。

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私は室内猫と言われているらしい。此処に来てから病院に行く以外は、外に出た事がない。

大きな窓の所で日向ぼっこをするのが好きである。

遊ぶ飼い主は寝てる飼い主に代わって洗濯というものをしている。あとで掃除機というものを動かし掃除をするだろう。その時はキャットタワーの上に避難しよう。掃除機の音は苦手である。

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深夜に食事の催促をして怒られてしまった。遊んでくれる飼い主はどうやら面倒くさがり屋のようである。まあ今に始まった訳ではないが。

ベッドに寝ている飼い主は、それを見ながら微笑んでいた。

食事をする所は飼い主たちも食事をする場所と一緒だ。朝食も食べ終わりトイレの飼い主と食事の飼い主がどこかに出かけていった。夜まで帰ってこない。

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私の一番好きな飼い主と一緒に寝るのが好きだ。特に寒い朝などは飼い主の懐に潜り込む。しかし、他の猫の匂いに敏感な私はつい嫉妬心が沸いてしまい私の臭いつけをしてしまう。飼い主はそれをマーキングと呼んでいる。

私の臭いつけに飼い主は何やら怒っていたようだ。だが私は止めない。ここは私の縄張りなのだから。

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私の食事はドライフードと呼ばれているものだ。飼い主は「カリカリ」と言っている。時々ごほうびにウェットフードをもらえる。私は噛まなくても食べられるペースト状のものが好きだ。なかなか飼い主はそれをくれないのが今の所の不満である。

今は飼い主のベッドで昼寝をすることにしよう。

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>> 3 ３猫さん
はじめまして。飼い主の日常を語り合いましょう。昼間だとどうも眠気が強くて。３猫さんの寝る所はどこですか？

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飼い主の膝の上が好きである。
たまにおやつを使ってしょうもない意地悪をする。おちょくられるのは好きではないが、飼い主は楽しそうに笑ってるから、もてあそばれてやろう。

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私の世話をしてくれる飼い主は４人いる。食事だけをくれる者。トイレ掃除だけをしてくれる者。遊んでくれる者。そして私の世話すべてをしてくれる者。

何故かトイレ掃除だけしてくれる者が一番偉いらしい。私はその者の事はあまり好きではない。何故なら、時折激しく攻撃をしてくるからだ。私のやる事なすことに大声で威嚇してくる。長いものには巻かれろだ。その者がいる前では大人しくしていなければならぬ。

私が一番敬意を払っている者は私のすべての世話をしてくれる者だった。

しかし３年前にその者は病に伏した。ベッドに横になったままぴくりとも動かなくなってしまった。

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私は猫と呼ばれているらしい。そして私の世話をしてくれる者を飼い主と言うらしい。

私の兄弟達はすでにどこかへ預けられた。私だけが残った訳だが私もどこかへ行くらしい。あの日から１０年。

飼い主という名の者が私の食事や汚い話になるがトイレの世話をしてくれる。居心地はまぁまぁよい。

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