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亀が水中で暮らすようになった理由

レス 4 HIT数 112 あ+ あ-

人気作家( 匿名 )
19-03-06 21:05(更新日時)

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初夏の昼下がりのことです。ウサギが路道を歩いていると、一匹の亀に出会いました。その亀は、自身の甲羅の重みに耐えきれず、道端でうなだれておりました。

「ああウサギさん、あなたは丁度よいところに参られた。ウサギさん、どうか私を家までおぶってくれませんか?」

そう亀はウサギに頼みました。

善良で優良なウサギは、勿論だという勢いで亀をおぶろうとしたその刹那、ふとこう思いました

「まてよ……この亀はいったい何㎏あるのだろう……。俺は毎日のジョギングで足腰は鍛えてはあるが、腕の筋肉は貧弱だ。握力だって皆無に等しい。」

自身の、木枝のような腕をまじまじと凝視しながらウサギは考えました

もし、俺がこのまま亀を見捨てて素通りしてしまえば、この亀は俺を心無い人と思い、冷淡なウサギだと周囲に吹聴するに違いない。」

「かといって、せめてもの誠意を見せようと、おぶろうにおぶれず亀の下敷きとなる俺の滑稽な姿を見れば、亀は俺に対する失意を露にし、あろうことか嘲笑さえするだろう…それだけはなんとしても避けたい。」

ウサギは思いに思いを巡らせ、亀に叱責しました。叱責というよりかは、逆上したと言った方が正当でしょう。

「おい、亀野郎!お前はどうしてそのような重い甲羅を背負いながらも足腰が貧弱なのか。俺が鍛え直してやるわ」

ウサギは枝の弦で鞭をこしらえ、亀のお尻をピシャピシャと打ちはじめました。

「オラオラ!走れ走れ!突っ走れぇ!」

「ああん、ウサギさん、やめて、やめてったらぁ〜ん」

そうは言いながらも、亀はSMを好む極度のマゾヒストでしたので、さほど満更でもない様子でした

悶え喜ぶ亀の様子をみたウサギは、自分の行いはおろか存在さえ惨めになってしまいましたので、途中にあった淡水の川に亀を蹴り落としてしまいました

いきなり川に突き落とされた亀は、当然驚きましたが、甲羅の重さを考慮すれば、陸上より水中の方が暮らしやすいことに気付きました。それ以来、その亀は生涯を水中で過ごしましたとさ



かつて、地球上に存在していたのは陸亀のみでした。このウサギに蹴り落とされた亀が、アカミミシッピガメを初めとする多くの水中亀のご先祖様になったことはいうまでもありません。




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No.2810019 19/03/05 23:16(作成日時)

No.1 19-03-05 23:42
小説家1 ( ♂ 匿名 )

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まぁまぁ面白かったが、突然「心無い人」が出てきて萎えた。詰めが甘いな。

No.2 19-03-06 00:00
人気作家0 ( 匿名 )

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>> 1
アドバイスご感謝します

そもそも亀は人ではないですね

No.3 19-03-06 00:13
名無し3 ( 匿名 )

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物語の亀は人ではないけれど‥‥‥

重い想いを背負い歩み続ける人の尊い姿を表現しているように感じました。

No.4 19-03-06 21:05
人気作家 ( 匿名 )

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>> 3
ありがとうございます

いつでも閉じ籠れる亀の甲羅を背負いたい

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