やっぱり無職だよね
どうしてニートがいるのだろう
いい大人になってもいつまでも働かず、食べて飲んでスマホで遊んで風呂にも入って恥ずかしすぎる
そして両親を殺す
大概が無職
どうせ無職だなとニュースを見てるとやっぱり無職
自分で稼ぐこともしないで365日、いや何年も何年も何十年も遊んでばかりのクズが人を殺す
どうしてニートがいるのだろう
周りがどうにかすれば働くのだろうか
自分では何も出来ないのだろう
働かなくても生きていけるからか
生きていけなくなれば働くのだろうか
うちの近所の50歳代ニートは、ここ15年ばかり姿は全く見ていません。
ただ家の前を通ると連日連夜、親子の怒鳴り声が聞こえるので、いることは間違いありません。
「うるせえ！」
「親に向かってうるせえとはナンだ！」
「俺がこうなったのはお前らのせいだ！責任を取れ！糞ジジイ！」
「親に向かってお前とはナンだ！」
「お前のことなんか親だと思ってねぇ！」
もはや80歳を過ぎた父親とは、連日連夜こうして怒鳴りあっています。
隣近所の住人は
「いつしか殺傷事件に発展するのではないか？」
と戦々恐々です。
怒鳴り声が聞こえるたびに近隣８軒(要するに道路を挟んだ家を含めた周囲の家の全て)や、たまたま前を通った通行人などから110番通報があるようです。
今や連日のように交番のバイクが頻繁に訪れています。
警察によれば
『我々が駆けつけるとお父様がお出になって「息子は家にはいません。とっくの昔に出て行って今や自立しています。怒鳴り声は少なくともうちではありません。近所の家のどこかの間違いです。こんなかたちで誤解を被ってうちも大変に迷惑しております。どうかお帰り下さい」の一点張りなんです。我々も怒鳴り声は聞いたことはありますし、それを鵜呑みにしているわけではありません。ただ現状では法律上事件性はなく、我々としては家宅捜索令状がない限り、宅内に踏み込むわけにもいきません。これ以上はどうにもなりません』
という話になるのです。
別の警察官によれば
「通報で駆けつけた際、いち度だけ息子さんに会ったことがあります。息子さんは明らかに我々を避けていました。私はいわゆる刑事をやっていたこともあります。経験上ああいったタイプの人は、ご近所の皆様方が懸念されているような殺傷事件には発展しないものです。何故なら一番親を必要としているのは息子さんご本人で、親が亡くなったら生きていけないからです。むしろ最近は高齢の親が亡くなることを怖れるあまりにストレスからイライラがつのり、その払いせを父親にぶつけているのだと思います。あそこの息子さんは親の前だけでは凶暴に見えますが、本当は人並み外れて気弱で、その意味でも人殺しなどできないタイプと見ております」
という話にもなります。
元刑事の話だけあって確かに説得力がありますし、ニートが親を殺したというのは私も聞いたことがありません。
- << 8 このニートは小学生時代、地元小学校ＰＴＡでは神童(しんどう)と呼ばれていました。 まじめで大人しく、大人のいうことは何でも素直に聞く理想的、且つ模範的な子供として地元町内会では有名でした。 勿論、いたずらは一切しませんでした。 父親は大蔵省(現 財務省)の高級官僚で、母親は専業主婦でした。 家庭環境からしても絵に描いたような理想的な家庭として、町内会では有名でした。 そんな神童に変化が訪れたのは、大学を卒業してからです。 大学院浪人という名のもと、就職はしませんでした。 この大学院浪人生活が４年ばかり経ったころ、地元の世話やきおばさんが、同じ町内会にある商店のアルバイトを勧めてきたのです。 もはや大学院へ進学する能力も意志もないことを悟った親は、大学院浪人という大義名分のもと、このまま自堕落な生活が続くことを怖れ、商店でのアルバイトに就かせました。 しかし商店では、まるで使い物にならず、ただの足手まといにしかならなかったそうです。 その後は幾多のアルバイトを転々としたようですが、何処へ行っても同様だったようです。 アルバイトでさえも足手まといにしかならない人に、正社員など務まるはずがありません。 「大蔵省官僚の〇〇さんのお宅の息子さんは、子供のときは神童って呼ばれていい子だったのに‥」 こうして地元の主婦が集まる井戸端会議では、噂話のネタになりました。 30歳過ぎにはニート生活は定着し、30歳代後半ぐらいからは引きこもり生活になったようです。 かつての神童は、今や町内会や地元交番でも問題視されています。 この父親にも問題はあり、親子怒鳴り合いで近所から通報を受けて警察官が駆けつけると、息子の存在をひた隠しにすることにのみ終始しています。 本当は然るべき機関に、ざっくばらんに打ち明けて相談すべき事態なのですが、この元大蔵省官僚(定年退職後、幾多の銀行へ天下り、現在は隠居生活)の父親は世間体ばかりを考えているようです。 このようにニートはある日突然、出来上がるものではなく、極めて根が深い問題を抱えているのです。
>> 6
うちの近所の50歳代ニートは、ここ15年ばかり姿は全く見ていません。
ただ家の前を通ると連日連夜、親子の怒鳴り声が聞こえるので、いることは…
このニートは小学生時代、地元小学校ＰＴＡでは神童(しんどう)と呼ばれていました。
まじめで大人しく、大人のいうことは何でも素直に聞く理想的、且つ模範的な子供として地元町内会では有名でした。
勿論、いたずらは一切しませんでした。
父親は大蔵省(現 財務省)の高級官僚で、母親は専業主婦でした。
家庭環境からしても絵に描いたような理想的な家庭として、町内会では有名でした。
そんな神童に変化が訪れたのは、大学を卒業してからです。
大学院浪人という名のもと、就職はしませんでした。
この大学院浪人生活が４年ばかり経ったころ、地元の世話やきおばさんが、同じ町内会にある商店のアルバイトを勧めてきたのです。
もはや大学院へ進学する能力も意志もないことを悟った親は、大学院浪人という大義名分のもと、このまま自堕落な生活が続くことを怖れ、商店でのアルバイトに就かせました。
しかし商店では、まるで使い物にならず、ただの足手まといにしかならなかったそうです。
その後は幾多のアルバイトを転々としたようですが、何処へ行っても同様だったようです。
アルバイトでさえも足手まといにしかならない人に、正社員など務まるはずがありません。
「大蔵省官僚の〇〇さんのお宅の息子さんは、子供のときは神童って呼ばれていい子だったのに‥」
こうして地元の主婦が集まる井戸端会議では、噂話のネタになりました。
30歳過ぎにはニート生活は定着し、30歳代後半ぐらいからは引きこもり生活になったようです。
かつての神童は、今や町内会や地元交番でも問題視されています。
この父親にも問題はあり、親子怒鳴り合いで近所から通報を受けて警察官が駆けつけると、息子の存在をひた隠しにすることにのみ終始しています。
本当は然るべき機関に、ざっくばらんに打ち明けて相談すべき事態なのですが、この元大蔵省官僚(定年退職後、幾多の銀行へ天下り、現在は隠居生活)の父親は世間体ばかりを考えているようです。
このようにニートはある日突然、出来上がるものではなく、極めて根が深い問題を抱えているのです。
©2024 秋山孝
しごとチャンネル 板一覧
