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男女平等の歪み

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匿名さん
18/10/21 10:11(更新日時)

男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出が声高に叫ばれる日本なんですが、その1985年以降と日本の衰退の軌跡はピタリと一致します。(プラザ合意等、外部要因もあるので一概には言えませんが)
男女問わず能力に応じて、職業とそれに見合った待遇が処される社会を望んでますが、当の女性自身が社会進出をして活躍するより、早く結婚して扶養下暮らしがしたい、働くにしても正社員のような責任ある仕事ではなく扶養内パートがいいとなれば、一体誰が得をしたんだろうと物凄い徒労感がやって来ます。
同時に、大多数の、その他大勢、何の才覚もない人間(含、私です！)にも、張り合いを持たせてソフトランディングさせるのが国、政治の仕事だと思います。(理想論かもですが)
総合職にあぶれた男性には一般職というファームコースは事実上存在しない為、女性進出に伴う男性の労働環境の悪化により、晩婚化、非婚化が進んだ点は否めないです。数年前ですら、否定的な意見が多かった移民受け入れで乗り切るのなら、その後に与える、社会保障への影響も含め、絶望的な気分になります。

各種の女性優遇政策も結局はよくある、一部の官僚やその周辺の方々のためだけの、女性優遇の社会風潮を利用した無駄なお仕事作り・無駄なポスト作りだと思います。
女性達の大半は、激務と責任に追われる仕事で人生費やそうなんて全く思っていない。これに対し男は事実上仕事で生きるしかありません。なのに、採用も昇進も女性優遇にしろでは国家の政策として完全に不合理でしょう。

貴重な公務員枠や正社員総合職枠を、男女平等、さらには女性優遇へと変えました。でも、【仕事】以外で生きていく道は、ほぼ女性にだけ開かれたままで変わりませんでした。そりゃあホームレス、引きこもり、首を吊るのも男ばかりになるでしょうよ。

本来、「総合職・管理職に女性が登用されないのはおかしい！」という憤りは、「一般職に男性が登用されないのはおかしい！」と同時に表出されなくてはおかしいのですがね。お茶汲みと雑巾掛けで時給千円以上貰えるなら喜んでやりたい！(やりたかった)という一般職志望の男性の方が、総合職になりたがる様な野心家で奇特な女性よりも圧倒的に多かったと思います。
こう言うと女性からは「情けない男〜！」というお決まりの感情的かつゴリゴリのマッチョ的反応しか返ってこないだろう点が本当にイヤらしいです。自分だけが逃げ道や言い訳ができる環境をキープしていたい人間なんて誰だって嫌いますよ。