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今日観た映画、本の記録帳

レス28 HIT数 1785 あ+ あ-

匿名
18/03/04 19:31(更新日時)

今日観た映画や本の記録をつらつら書いていくスレ


18/01/15 01:13 追記
※自分の暇潰しのお楽しみとして書いてはいますが、もしかしたら読んでくれる人がいるかもしれない為、極力途中経過でこうなっていくという部分は省いています。ご了承ください。

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No.2588344 18/01/14 15:09(スレ作成日時)

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No.1 18/01/14 15:12
匿名0 

22年目の告白-私が犯人です-

謎解きサスペンスもの。
1995年、5人もの殺人を犯した凶悪犯。そのやりかたとは、必ず殺害される身内や、被害者のごく近しいものの目の前で殺害するという、卑劣極まりない殺害であった。
時効前に犯人を見つけられれば、その犯罪は死刑になるであろうとも誰しもが思われる事件であった。
にも関わらず15年で時効を迎えることとなる前に何としても犯人を捕まえたく、体を張った警察の捜査の甲斐なく無念にも15年もの時効を迎えてしまったその7年後、「私が犯人です」と名乗り出る男が現れた。

犯人と名乗り出たのは、口調は穏やか そして見目麗しい青年。(配役:藤原竜也さん)
殺人犯行の詳細を自叙伝として本を売り出し、爆発的に売り出す。その容姿により、主に女性の大勢のファンがサイン会に押し寄せネットでも騒然となる始末‥
当たり前だが遺族は遺憾を隠せない。当然仇をとってやりたい遺族に命を狙われそうになるのは明らかだった。それでもなぜ殺人犯はそれ(明らかに目立つ行動で日本中を騒がせた)を敢えてしたのか‥


感想:ところどころ実はヒントが隠されている。
私は見ているうちに「あ‥これって‥」と小さなことに気付いてしまった。そして合点が一致したとき、思わず唸ってしまった。
そして、その後も見所満載なラスト。
相変わらず、素晴らしい演技力の役者さんにのめり込む作品。
因みに二回も連続で見てしまいましたが、隠れたヒントがやはり多く潜んでいた。
こういうサスペンス 大好きです。

No.2 18/01/14 15:20
匿名 

匿名の彼女たち(6)ヤンマガKC
転勤の多い主人公が、所々で風俗巡りをするお話し。

この漫画は、女性にとっては、生理的に受け入れられない可能性も高いかもしれない。
主人公は、お金で女の子と性的のみと割りきってるつもりでありながらも、割りきりきれてないのではないか?と思うような場面もしばしば。男性として仕方ないことかもしれ、風俗の仕事以上のことを求めすぎのような気が。

作者は風俗嬢のことを愛を持って描いてはいるのだけど、主人公はそんな風俗嬢を吟味しながら(まあ、お客として来ているので仕方ないのかもしれない)なんだか常に風俗嬢を上から目線が内心にあります。(あくまで自分の主観)
しかしながら、これはあくまでフィクションですから。イラッとしてしまうシーンがあるのも、リアリティに富んでるからこそなのかな。

6巻まで読んで気づいたことがある。
1巻から主人公に 、よく風俗を勧めてくる上司が出てきている。
この上司、もしかしたら実のところは愛妻家であり、妻に自分の強い性欲を奥様に無理に発散しないように気遣ってたりしてる部分もあるのかもしれない。やってることは他人から見れば最低かもしれなくとも、上司の奥様のことはほぼ書いてありませんでしたしね。
それでいてこの上司は、部下(主人公)に対しても、女の良さを 最終的に知ってもらいたかったからではないかというような気がする。なにせ、主人公は なんだかんだ言って上司以外に本音を話せる人がいないようであり、上司は部下のことをよく見ている 面倒身のいい人ではないかと思う。

確かに主人公はヘタレだ。漫画だから、偏った考えもする。こういう男性もよくいるかもしれない。
だからこそ 彼女がいない設定ということができた。

だけれども、色んな意味で人間くささがあるからこの漫画の主人公に適していた。実際精神的に優れた男性であるなら、漫画にならない。6巻まで続けられたのは、この主人公だったからなのだと思う。

6巻最初の方は、もはやギャグ漫画かと思うような展開を広げつつ、(途中風俗嬢の闇の部分や、切ない話もあります)
最終話にあたっては「この人はあの時もう少しこうしていればな~」と読者に思わせる作者の策略かもしれないと思った。
人間だからこそ途中で大きな失敗を起こしてしまう。それを描いた作品だと思っている。

No.3 18/01/14 15:35
匿名 

追憶・ 渇き

追憶の方は内容が99分と、映画にしては短めだったこともあり、昨夜はこの二本を観賞。

当たり前なのだけれど映画を観る立場は、突然始まる場面から役者さんのセリフや行動、雰囲気から、その後どんな状況になるのかを把握するためにドキドキしながらも懸命に見入ることに徹する。それも映画の醍醐味であると思う。

全くの偶然であったが、昨夜観た二つの作品が共に、現在より過去の12月24日のシーンから始まった。
そしてその二つの作品は、最初は状況が掴めず話を進めていく毎に過去と現在が交差してゆき観ている側は少しずつ状況が分かり始める。

ここまでは同じなのだが、この2つの作品は全く真逆の作風に作られている。

追憶については、映画ならではの美しさ。主人公含め、それぞれ悲惨な子供時代を背負いながらも、共に楽しく過ごしてきた仲間や優しい人に囲まれた温かさが鍵となっていく。

渇きについては、映画であるからこそ作れた作品ではないだろうか。(一般的には受け入れ難いかもしれないが、それが良いのだと言う人も勿論いるのではないかと思う。)
かつての温かい家庭を取り戻したく父親が奮闘するものの、観る側にとっては始終ただただドメスティックな印象の強い作品となってしまった。
それ以外にも薬物、暴行、レイプ、過激なプレイや暴力にまみれている。

しかし所々精密に作り込まれた部分があり、オープニングや曲の選曲、異常な狂気も見所なのかもしれないが、私自身は一部の人間の心理描写を丁寧に描いた部分を評価するものであると思う。


追憶の話に戻るが、子供時代の部分等、事件のその後主人公たちはどうなったか見て分かる描写がほんの少しで良いから欲しかったりしたのだが、制作側としては、全体的に若干ずつ曖昧にして描いたのは、本当の意図は分からないが、敢えての部分なのかもしれない。

相も変わらず卑劣な事件に蔓延る世の中、殺伐とした世界に生きる大人になって日々の中で、幼き日の楽しかった記憶 それだけを胸に抱いた主人公であって欲しかったのかもしれない。

No.4 18/01/15 00:48
匿名 

死にたがり少女と食人鬼さん(現在未完)

眠れない夜に読みたい作品。

なんとなく気になるタイトルと美しい装丁に惹かれ、他のお目当ての本と一緒に まずこちらはお試しも兼ねて1巻だけ購入。

結果的に次の日に、現在発売されている2巻と3巻も購入に至ることとなってしまった。

1巻の帯に書かれているようにこの漫画はWebでも展開されているようだが、本になっているのなら私自身はやはり本で読みたい。

私は一気にこの本のファンになってしまったので、1巻購入後、実際にWebも気になって覗いてしまった。
そこには私が気になっていた続きが掲載されていて、やはりというか一部を読み耽ってしまい、うっかり内容を知ってしまっても尚、これは書籍を購入しなければと思った。
手元に置いて、何度も読み返してみたい気持ちがあったからだ。

話の展開に引き込まれてしまったのは当然のことだが、この本のヒロインである少女、白(ゆき)ちゃんが可愛いのが最大の魅力。

「可愛い」にも色んな種類があると自分は思う。
いつも笑顔で前向きであったり、アニメなどでよくあるようなやたらキャピキャピした元気な女の子やツンデレ可愛い などもきっと可愛いに値するであろう。私自身も笑顔の女の子は大好きである。

この作品のヒロインゆきちゃんは、生まれついての自分の置かれた境遇によってもあり、あまり笑わない。なにせ、他人と接したことが無いに等しかった。
だからこそ?純粋無垢であり、人を疑ったり媚びたりするようなことは無い。
しかし、主人公である色人(殺人鬼)には、ゆきちゃんが無表情であっても、自分の取った行動でゆきちゃんがめっちゃ喜んでることとかが分かるんだなあ。
たまに色人が都合のよい勘違いをしてしまったりするけど。その辺りはギャグ要素が入ってほのぼのしてます。

ずっとこの二人を見ていたいけど、私には物語が終焉に近付いてきてるように思えてとても切ない。
このままハッピーエンドになれないような気がして。
それでも、これでもかというほどの愛に溢れています。本当この作品好き。

No.5 18/01/16 00:21
匿名 

たそがれたかこ 10巻完結

主人公の女性(たかこ)は45才。本人は職場においてもコミュニケーション能力がゼロだと自分で思っている。
以前は結婚して子供をもうけていたが、現在は耳の遠い、けれどおしゃべり好きな母親と二人で暮らしている。
会話の成り立たない母親の世話と仕事に明け暮れる日々がたかこの日常。

何かと娘を頼ってしまう、か弱くかつあくまでもマイペースな母なのだが決して悪い母親ではない。しかし夜になり母親が寝付いた後に、泣けてきてしまう。
眠いはずなのに寝つけないのは、母のいびきのせいだけでは無いようにも思える。主人公のたかこは近頃はしばらく慢性的な睡眠不足なのではないだろうか。

ビールを片手に歩いて河川敷まで着き、しばらく物思いにふけていたが「いや、これでいいのだ」と思い至り、誰もいないと思いうっかりバカボンの唄を歌ってしまった。
その時、後ろでバカボンの曲を被せるように唄われ、しかも明らかにたかこと喋りたそうな男性に微笑まれ、青ざめるたかこ。

話が進むにつれ、本当に色んな出会いがあります。そしてそれは、娘さんも共に。

感想:かわいい女性なのですが主人公が45才の女性ということで、しっかり皺も描かれています。
たかこと私は境遇も違えばコンプレックスに思うことも若干違えど、
年齢を重ねるにつれ自分て何だか冴えないと思ったり、年齢と共に浮き出てくる自分の中にあるコンプレックスや何かによる弱気が出てきてしまうことは、結構誰にもあったりするものだと思う。
出会いって、何かのきっかけで本当に偶然出会ってしまうものなんですよね。生きてる間って、実は何やかんや人に出会っている訳で。それが例えラジオからであっても、私のように漫画であっても、出会いは出会いであり。
私自身も一見人当たりはよく見えても、実際人間関係が得意という訳では全くない。
それでもそんな自分を変えたくてほんのちょっとの勇気を出して、人と関わり影響を受けてみたり。そして失敗したり。
それでも、それについて全く後悔は無かったり。

「私に影響を与えてくれて、本当にありがとう」
何らかの理由で、いつかの別れがきても、私はそう 思う。
女性だって、いくつになろうがやっぱり女性で。恋だって、気付けば落ちてる。そういうものなのだ。だから、当たり前だけど葛藤だってする。
たかこは、とても身近にいる。そんな女性です。

No.6 18/01/16 15:13
匿名 

死役所1(BUNCH COMICS)現在未完‥のはず

「お客様は仏様ですから」


発売当時、本屋にて1巻は購入したはずなのに、なぜか本が行方不明になってしまった後、単行本が某レンタルショップにてレンタルされていたのが発覚して、新刊が出るのを常に心待ちにしている漫画の1つ。そろそろ10巻もレンタルされるかな?また1巻から全部読みたいな。

ゆうべ偶々Webで1巻を読めたのだが、やはり結構内容を忘れていた。


この本を読む前から、自分が死んだ後、きっとこういう「死役所」のような場所に行って手続きするんだろうなあ と、漠然と思っていた。
私のイメージでは番号札か何かを着けて、その日亡くなった人達と一緒に並んで淡々と順番待ちするというような。
それで順番が来て呼ばれたら、事務的に行く場所を誰かに案内されて終了といったイメージなのですけどね。

この漫画では、死んでしまった人が亡くなった理由を書面に書くにあたって、死役所職員さんと会話したり過去の記憶に遡りストーリーが展開されていく。
亡くなった人の見た目は亡くなった状態のままなので、一見すると怖い話のように思えるかもしれないけど、人情味溢れる話が多いです。
読んでいて すごく、悲しくなってしまってつい泣いてしまいそうになったりするけれど
職員のイシ間さんが泣いてくれたり、いつも営業スマイル(別に営業してる訳ではないけど)のシ村さんから営業スマイルが消えたり、職員さん達の気持ちの面で救われました。

生きてる人って、いつかは死んでしまうことは悲しいけど当たり前で。
死んでしまおうかと思ったことも私自身にも当然あるし、不慮の事故で亡くなってしまったりする可能性も当たり前にある。
亡くなったからといって、いきなりおどろおどろしいお化けになるとは思えないんですよね。ちょっと前までは普通に生きてたんですから。

死役所的なものが実際にあるかは別として、亡くなった人たちに起きたことは決して他人事ではなく、悲しいことに現実にあるだろう事が描かれています。

回を進めるにあたって、職員さん達の過去も描かれます。個人的にはシ村さんの過去が気になる。ものすごく。

No.7 18/01/17 14:18
匿名 

(2/1)
復讐の未亡人1巻/ACTIONCOMICS以下続刊

「復讐はきもちがいい」

冒頭から、一部の復讐のシーンから始まります。
なぜこのようなシーンがあるのかは、後程分かります。

派遣で入社してきた鈴木密は、社員の中でも誰よりも仕事ができる、謎多き女性。そして、大変美人である。女である私から見ても、美しさに見とれてしまいました。

ある復讐を企ててそれを実行するべく、時にはハニートラップをしかけたり、話の分かる優しい女性を演じて油断させつつ、次々と復讐を遂行させていきます。

「私の夫を追い詰め自殺に追いやった人達は
死ぬよりもっと辛いめに遭わなきゃ」

タイトルのとおり、かけがえのない大切な人を亡くした未亡人が、探偵をしている義弟に協力してもらいながら、会社の人達にそれに見合う復讐劇をしていくお話。

それでも密は、その会社で生前に主人のことを大切にしていた人のことにも気付いています。
その人は斎藤真言。部下が上司のパワハラが高じた時には、身を徹してはっきりと意見を言ったり、一部の仕事の出来る人間にばかり仕事を押し付けようとする者にもしっかり注意ような、正義感が強く、人としての情のある男性。
この人は、過重労働で先輩が亡くなったからこそ 、二度とそんなことのないようにと、特にそれが強く出るようになったようだ。

密と斎藤は、葬儀の時にほんの少しだけ会っていて、斎藤は、あの人はどう過ごしているのだろうと思いを馳せるが、密は当時の名前を変え、見た目や雰囲気を変えたため、勿論斎藤に気付かれていない。斎藤含め他の人には面倒見のよく、優しい女性に映っていた。
斎藤は彼女の本質を知らないまま‥ だったのだが

No.8 18/01/17 14:28
匿名 

(2/2)
感想:彼女はどうしても復讐せずにはいられなかった。作風には描かれてないが、だからここまで仕事の出来るように必死に努力し、かつ強靭な精神でいられたのだろうけれど、なかなかここまで成し遂げるのは並大抵にできるものではない。
全ては、主人の事を本当に愛していたからこそ。亡くなってからもずっと。
これまでずっと長い間、大きな悲しみ以外にも、色々な感情が渦巻いていたのであろう。

「復讐を成し遂げるために
必要なものは
狂気」

密さんはそう思うまで、
追い詰められてしまったんだな。

私も、大事な人がそんな目にあったと知ったなら、きっと何らかの方法で、しかも人には敢えての笑顔で強いダメージを与えてやろう と、きっと思うと思います。それしか頭にないか、そんな事をしても無駄なのだと、完全無気力になるかのどちらかですね。

現在は2巻まで発売されていますが、とりあえず1巻である程度は完結している。
わたしはこの作者さんの作品が好きなので、続巻が出たらきっとまた読み更けることでしょう

No.9 18/01/18 15:02
匿名 

(1/2)
はぐちさん1巻 FC(フィールコミックス)以下続刊中

「ここに住みたいのだが」

主人公 八千代の住むアパートに、突然現れた謎生物 はぐちさん。
はぐちさんは大変長生きらしく、世界各地を旅して回っていたが ここが気に入ったのだと話す。

八千代さんは実家から離れアパート暮らしをしていており、実家にいるお母ちゃんとは離れて暮らしながらもラインで近況などのやりとりをしている中で、お母ちゃんに「そういえば最近不思議な生き物と一緒にくらしているよ」といったように、写真と共に報告する。
お母ちゃんは
「このこ、わらうと、すこしはぐちがでるのね」
と、はぐきと書こうとしたところを「はぐち」と書き間違えてしまった。

お母さんとかの書き間違いの文章とかって なんというか、かわいいんですよね。なんか、ふふってなっちゃいます。きっと娘の安否を確認する手段で一生懸命携帯を打ってるんだろうな。

この時点で当時はまだその謎生物に名前がついておらず、お母ちゃんの提案で、まずはそのこに名前をつけてあげることにした八千代。
八千代がどんな名前をつけたらよいかと色んな名前を呼び掛けても、謎生物は反応が無かったが
「はぐち」という言葉だけには振り向いたので、命名はぐちに決定した。

感想:かなり大まかな一話の説明になってしまいましたが、シンプルな絵柄ながらも 主人公やはぐちさんの表情や仕草の表現が分かりやすく、見ているうちにだんだん好きになっていきました。

はぐちさんは八千代のために料理をしたり食材のお買い物に行ったり洗濯してくれたり掃除したりというような家事だけではなく、
はぐちさんなりにいつも八千代さんの応援をしてくれます。
(たまにとっておきの応援しようと、八千代のために夜中に時間をかけてしてしまい、はぐち自身も着替えて万端に準備したはずだったのに、うっかりその格好のまま疲れて寝過ごしてしまったりしますが、そんなところももう、悶えるほどかわいすぎます。)

No.10 18/01/18 15:16
匿名 

(2/2)
そこの背景には、特に住まわせてもらってる恩義だけではなく、日々お仕事でくたくたになっている八千代さんを純粋に「えらいよ」と本当に思っていて、実際それをいつも心から言葉にだしてくれたりします。
八千代さん自身も家の中では気兼ねなく、弱った時には甘えも出せるような
八千代さんにとってはぐちさんはそんな存在なんです。この生活に慣れてはぐちさんがいなくなったら絶対つらいな。はぐちさんはきっと、まだまだまだまだ長生きするはずだから、まずそんな心配は無いでしょうけどね。

基本、八千代とはぐちの家の中でのゆるゆるライフが主ですので、八千代さんもはぐちさんに癒されますが、読んでる側もとても癒されます。

はぐちさんの仕草がとってもかわいく、はぐちさんが長生きしているだけあって、なんだか深い言葉も出てきます。はぐちさんが無理すれば変幻自在であったり、不思議な力も持っています。そんなはぐちさんも、日本のことについて様々なことを日々勉強中なんですよね。なぜか関西弁風なのも可愛い。

はぐちさんも、八千代さんも、桜さんやヒロセ、茉里ちゃん、
もちろん、八千代のお母ちゃん、通りすがりのような人物みんな、愛らしく微笑ましいです(個人的に桜さんとお母ちゃんがすごい好き)。

お話は現代だけど、どこかノスタルジー。
心が疲れていた時や、日々お仕事に頑張ってる女性に特にお薦めしたい本です。
基本は4コマで読みやすく、Twitterでもリアルタイムにて日々更新されてます。現在フィールヤングにて数ページのお話も連載中。
ちょっとしたひと息にもどうぞ。

No.11 18/01/19 00:18
匿名 

中学聖日記3 FCswing 現在未完

あれっ?主人公の黒岩くんが高校2年生になってる‥
2巻の最終的な終わり方って、どうだったかな。(基本深夜に本を読むので、途中眠くなってしまいながら読んでしまった記憶が。)
とりあえずあらすじで軽く復習できて良かった‥

クラスの担任 末永聖にイラつきながらも中学生の黒岩晶が恋をして、中学生特有の繊細な思春期と魅力あるヒロインを描いた作品。
主人公が好きになった聖には婚約者がおり、しかし聖自身も黒岩になんだかんだ惹かれていく。
主なストーリーとしては、こんな感じだったと思う。

私はこの作者さんの繊細な描写が結構好きだったりする。何か、引き込まれるものがある。
教師の聖さんに関しても、見ていて好感の持てる女性である。…なのだけど、描写としては分かるんだけどね、聖さんも異性から見ての自分の事を客観的に見れてないからそうなっちゃうんだよね。
婚約中という立場からも気持ちにブレが出ないように、聖さんももうちょい大人として行動できてたらなぁ。
どこか大人になりきれてないヒロインは私は好き。なんだけど‥ 自分自身の境遇的にヒロインと私は似てるところがあることもあって、これはちょっと危険だなと思ったら、ちょっと引いて接したりしないものなのかなあと。そう出来ないヒロインが魅力であり引き込まれる漫画なのかもしれないですけどね。

と、言うか、聖さんは婚約者のことをそんなに好きではなかったのかな。雰囲気のある女性なのだけれど、何かぼんやりと流されて生きてる感がしなくもない。

3巻では黒岩とるなちの恋模様と、聖とその元婚約者とのやりとりが主に描かれている。
1巻、2巻より、より繊細な心理描写が描かれています。

No.12 18/01/20 15:58
匿名 

(1/3)
きみがこころに棲みついた KCkiss
以下フィールコミックスにて続刊中

フィールヤングにて連載されて知った作品。
私がこの本を読むきっかけとなった一話目は きみが心に棲みついたS 1巻の最終話に記載されてる Story'0 に収録されています。
なので私は先に、星名さんの少年時代から先に知ったので、逆に星名さんのキャラを割りとすんなり受け入れられたんですよね。衝撃的なシーンから始まり、陰惨な虐めに合いながら星名少年のモノローグが始まります。

「生理的に受けつけられない人間は
一旦突き落とされるのが
この社会の決まりだ」

「彼らは必要以上に
僕を突き飛ばし蹴り飛ばし」

「僕は それを 受け入れて
彼らとの繋がりを保つ」

「僕は」

「僕は彼らにとって
必要な人間なんだ」

その少年の顔は、こんなに悲しいモノローグであっても、いつも笑顔である。
それがとても辛い。


少し話が違ってくるが、私が学生時代の頃、数名からの男子によく罵倒されながら追い回され、走り回って逃げていたともだちは、どんな辛い気分だったろう。
それは、担任の先生の過失により、ともだちの、ある秘密が漏れてしまい、その結果そんなことになってしまった。最初はそこまで陰湿なものでは無かったのだが、担任とそれぞれのグループによる「クラス内である悩み事とかは特に無いですか」というような面談の際、ある程度話が終わりそうな頃を見計らってから「私たちのグループ内の、ある友達が、男子数名に追い回されているところを見たんです。どうにか出来ることは無いのか」と相談すると、担任は「その追いかけてた男子生徒は他のクラスですか?」と言い、続けて
「もしそれが虐めだとしても、その虐めてる男子はうちのクラスでは無いから対応できない。それに虐めてる訳ではなく、からかっているだけかも分からないので、私からは何とも言えない。私はその男子生徒の担任でなければ何も出来ない。」と言い放った。その子と仲の良かったグループの友達たちも、突然の私の問題提起に驚いたようだったし、一人が担任の言葉に「そうですよね」という言葉から始まり、皆そうだねといった風に頷いた様子で面談は終わった。先生も生徒が納得したのだと思い、安心したようだった。担任はあの面談で、一体何がしたかったのだろう。

No.13 18/01/20 16:04
匿名 

(2/3)
その子はその日、1日学校を休んでいて、心配になった私はその子の家に電話をしてしまった。
その時その子は夜7時を回ったに関わらず留守で、家の人に頼んで帰ってきたら私から電話があったことを伝えてほしいと頼んだ。
夜10時をとうに過ぎた頃、ともだちから返信の電話があって、「お祖母ちゃんの家に行って今帰っていきたの。さっき電話があったって聞いてびっくりしたけど、嬉しかった」と言ってくれた。

私も今日休んでたから、心配しちゃって、こんな時間なのに電話させてごめんね。元気そうで、良かった。なんとなく電話しちゃってと話すと、彼女は「こんなとき、一番大切なのは、友達なんだね。」としきりに言ってくれた。私は大したことしてないよ。早とちりして何かあったのかと心配しただけと伝え、少し彼女の他愛のない話を聞いて「明日は学校行くね」で電話は終わった。
だけど、次の日から、その女の子とグループである私たちの近くに来ることはなかった。

担任には、グループ内で相談したことも他言無用としていたし、その子にも恐らく伝わってないはずなのに。
昨日の夜中、楽しく電話で話したのに。

その後、彼女は他のクラスの友達が出来たようだけど、相変わらず男子に追い回されて必死で逃げているのを何度か見かけた。
私が問題提起したことは勿論、虐めなど、まるで無いことになっていた。

私があまりに未熟で、もしかしたらあの日の電話越しに、彼女を傷つける言葉でも言ってしまったのではないかと何度も思い起こしたが、結局思いつくことは自分では分からなかった。

恐らく彼女は、私も一緒にいたら、嫌な目に合うと気遣ってくれたのではないかと思う。私は全然平気なんだけど、もっと何かしてあげられただろうか。‥

かなり主旨から脱線してしまいましたが、虐めの話を聞くと、こんな事をよく思い出す。彼女は芯の強く優しい子だったので、今頃はきっと
幸せな家庭を築いてることと思う。

No.14 18/01/20 16:09
匿名 

(3/3)

さて星名の話に戻りましょう。(てか、文章長っ。)

星名の母親も、蓮(星名)の置かれた環境に気付いていながら その態度はどうなのさというシーンが出てくる。
蓮(星名)は本当に優しい心を持った、お母さん思いな子なのにね。そして姉もクズ。
同級生による度重なる暴力と暴言の果てに、星名はこう言います。
「‥死ぬのは、無理だよ‥」
「だって死んだら
みんな僕のこともう蹴れないでしょ‥?」
「‥僕がいないと
蹴る相手がいなくなってつまらないよ?」

手を伸ばし、星名は思う。
おねがい誰か‥

僕の手を取って

思い切り突き放して
傷つけてもいいから

僕がいないとダメだと言って

ーーー誰か‥

その後転機があり、新しい自分になる蓮の心情にとても胸が痛みます。
やはり母親も クズだったね‥
星名は新しい自分になれたけど、人の弱い部分を見すぎたお陰で、変わってしまいました。現在の星名に。


ドラマ化にもなり、この本を読むにあたって
今回は星名のみをピックアップしたのみになってしまいました。キョドコごめんー。
ある程度読み終わったら、また暇な時に書かせてね。
最近、漫画を読み更けるより文章を書くことが趣味になってる気がする。(でも文章が長くて下手すぎて申し訳ありませんです。)

No.15 18/01/21 18:45
匿名 

青の微熱 (Cheeseフラワーコミックス) 3巻完結

「それは 13才の 冬でした」

物語は衝撃的なシーンから始まります。
それは夢であり、しかし実際に過去に起きたこと。
主人公 マナは、兄の異常な執着と、歪んだ愛による独占欲によって、兄に支配されている。
兄の翔は外見がよく、島中の周りの人には、面倒身のよい、とても出来た兄だと思われ慕われている。
本当のことは、誰にも知られることなく、ずっと翔に支配されているままだったのだが。…

感想:モノローグだけ書くと、相変わらず暗い話ばかり読んでるように思われてしまいますよね。
いえいえ。あまり途中からのことを書いてしまいますとね、まだ読んでない方が読む時に つまらなくなる。それだけです。
ただ暗いだけの話であれば、読んでも特に、感想を書いたりしたくはないかな。

儚げな少女は、どうしても好きですねぇ。
漫画を読むにあたり、やっぱり絵が綺麗(ヒロインが可愛い)に越したことはない。うん。

ヒロインが明弘と出会い、今のこの状態から抜け出そうと頑張ってみたり、明弘の正統派な明るい性格も勿論好きですが、
兄の翔の心情も 「怖っ」と思いつつ、何かその背景にあるものに惹かれてしまった部分があるのは事実。
明弘父にも「ひえっ」と思いつつ嫌いになれないのも事実。
やっぱ私 暗いの好きなんですかね‥
いやいや、人間の暗い部分が、深く人間味を引き出してると言いますか、誰しも暗い部分はあると知って 本を読んでます。※この作品、ダメな人は、ダメなようです。

マナがそれをどう感じ、島中が翔の手中にある中、明弘がどう行動するかにかかっています。

もうね、続きが気になって気になって。最後まで「え‥ どうなっちゃうのこれ」といった感じで一気に読んでしまいました。
ラストなんか もうね‥
ううう。幸せそうで良かったねマナちゃん。そしてみんなも。

今はこの作者さんの現在連載されてる漫画、37'5℃の涙にドハマリしてます。作風や絵まで まるで違うのですが、こちらも大好きな作品。子持ちの方は勿論、子供がかわいくて好きという人にもすごく共感できると思います。
いつか、こちらの本のことも書ければいいのですが、私の文章、愛がゆえに長すぎるので(苦笑)

No.16 18/01/22 13:32
匿名 

伝説の勇者の婚活 JUMP COMICS SQ. 4巻完結

某レンタルショップにて、2巻までレンタルしたのですが、見事にハマッてしまいました。
なぜか‥ そのレンタルショップでレンタルされなくなってしまって‥ (誰か、他に借りた人が破損したのかも)
どうしても最終的にどうなったか気になって仕方ないので手元に4巻だけあります。(3巻までは、読んでました)

魔王を倒した勇者。
これで世界は平和になりました。
しかし勇者が婚活を考え始める物語は、ここから始まります。

今までは生まれついての血筋により、魔王を倒すためそれだけのみにずっとそう生きてきた、まだ若き勇者のユーリ。魔王を倒したというのに、なぜかそんなに喜んではいないようだ。
共に魔王を倒すために戦ってきたパーティー仲間が結婚すると聞いた事を期に、ユーリは「自分もそんな風に思い会える伴侶と出会いたいものだ」と考える。

伝説の勇者となれば、花嫁候補など絶えなかった。だが勇者の選んだ道は、自分の肩書きではなく、人柄や生き方に惹かれるものがあってこその伴侶と考える。そこで勇者が考えついた方法とは、身分を隠して年収も詐称しつつ、あくまで自分と相手の意思で、結婚相手を見つけることとした。‥

主なあらすじでここまでの文章‥ これでもかなり削った方なんですけどね‥
勇者は、読み手の期待を裏切ることなく生真面目で心優しい青年。ただ生真面目過ぎるが故に、なかなか女性からは最初は受け入れられません。
ずっと世間のことを知らずにひたすら冒険をし続けていたので、ちょっと(?)変わった人と、婚活相手に思われてしまいます。
どうかどうか、勇者の心を分かってくれる人が現れますようにと願いながら読み進めていきましたが、途中から勇者であるユーリの奇抜な服装に 目を奪われるようになっていきました(笑)。 勇者曰く、特別な一張羅なんですけどね。
真面目なユーリと服装がミスマッチ過ぎて、笑いながらもストーリーがじんわり胸に沁みて、読後優しい気持ちになります。

私はすごくユーリの真面目故に不器用な人柄が大好きなので、早く結婚が決まってほしい反面、もっと読んでいたかったけど、結局ユーリもユーリのお相手も幸せになれて本当に嬉しかったなぁ。
私の、こうであってほしい が叶った気分です。
もう本当に面白いので、文章力でこの面白さが出せてなくて残念です

No.17 18/01/23 00:10
匿名 

きみが心に棲みついた1 KC kiss

「私が初めて心を許した人は‥‥
私の心を 深く傷つける人でした」

囚われ女子(今はオトナ女子というのか?)小川今日子が過去に好きだった星名さんの恋心から、なんとか脱け出そうと頑張ってる物語。

焦る余りに吃音になってしまうことと、テンパり易く、挙動不審に見られがちなので、一部には通称キョドコと呼ばれています。

改めて1巻を読み直すと、キョドコ すごく頑張ってるじゃない。

キョドコ本人は否定しながらも、本当はまだ、星名さんのことが好きな気持ちはあるけど
そこから抜け出そうと必死に頑張ってます。
ただ、「誰でもいいから私と恋愛してくれるなら」みたいな言い回しは良くなかったねぇ‥

吉崎さん、自分の意見を人に振り回されず言える、いい男じゃないですか。
正直であるなら、そこをちゃんと伝えなくてはね。
キョドコは「自分を変えたくて、好きでもない男に迫り、あっけなく撃沈した」と落ち込んでますけど、吉崎さんに惹かれる部分があったからこそ近づきたかった訳でしょう?

とまあ、客観的に見ると分かることも、恋愛においては特に、自分自身では気付いてないことって よくあることなんですよね。

たまたま道で、吉崎さんと会ってしまい「吉崎さんて思ったより優しいんですね」と言うキョドコに「俺やさしくねーし」と言いつつ、キョドコに構ってあげちゃう吉崎さん、好感触です。

そんなキョドコの前に、突然 星名がキョドコの職場に赴任してきた訳です。
どうやら、星名は キョドコにずっと、自分に囚われていてほしいみたいですね‥
キョドコが 昔の自分と被って見えたのかな。

あとこのコミックス、特にSの表紙がどれも可愛く美麗であります。

No.18 18/01/24 01:24
匿名 

きみにしか聞こえない kadokawa comics A

冒頭より引用。

ふいに 頭の中に流れ出す
聞き覚えのあるメロディ
「あの‥‥もしもし‥‥
聞こえてるの?
僕の声が君には聞こえるの?」

こんなこと ありえない‥‥

だってこの携帯電話は‥‥

私が頭の中で作り出した
想像の携帯電話なのだからーーー

主人公 相原リョウは、携帯電話を持っていない女子高生。
同じクラスの女子にカラオケに誘われるも、断ってしまうような 孤立している女の子。
特に話す相手はいないけど、本当は自分も携帯電話を持ちたかった。

主人公は想像する。
もしも私が持つ携帯だったらこんな感じーー
実際そこに、自分の思い描いた携帯があるように想像を膨らませて楽しんでいたら、それが存在しないものだとは思えないほど リアルに脳細胞に刻みこまれていった。

そんな主人公に、数日後から ある異変が起きるようになった。
それは、現実にはあるはずのない携帯電話のアラームで目覚めた朝から始まる。そのアラームの音は、主人公がメロディを設定したならこの曲 と決めていたものだった。
そんなことを思い出していると、ふいにまた そのメロディが鳴るようになった。それは 授業中であったり、バスの中であったりしたのだが、周りにはそのメロディは聞こえていないようだ。主人公は、自分の頭の中で携帯が鳴っていることと気付く。

もちろん主人公は、恐怖に近いものを感じていたが、意を決して そこにある と思える携帯電話に手を伸ばし、あるはずのない携帯電話からの着信を受け取ることにした。‥

感想:本来なら、一話目を全て書いてしまいたいくらいなのですが、原作が短編小説ということも頷けるくらい、 私には緻密に書ききれる自信が無いです。文字数も、また物凄いことになりそうですね。
このお話、ただのよくあるようなベタベタな恋愛話にしなかったのが、私は逆に良かったと思える。不思議なお話なんだけど、読み手に状況が読みやすく、描写が本当に美しいです。
静かな雰囲気であり、実際に小説を読んでるようでした。
とても切ないお話であり、主人公へのエールが込められています。

No.19 18/01/25 01:56
匿名 

楽園・フェティッシュ Feelコミックス

共に 藤原薫さんの短編オムニバス。

ジャンル的にはホラーに近いものがあるので、苦手な人は苦手かもしれない。
独特なタッチと雰囲気があります。
相変わらず、この方の絵は美しいですね~。それぞれのお話と美しく描かれた人物に、魅力されていく感じです。

私はこの短編作でいえば、どの作品が好きだろう‥ と考えましたが、結局決められませんでした。
どの作品も、それぞれの良さがあるので‥

印象に残ったのは、楽園では第三話の双子のお話。
フェティッシュで言えば、「僕らの広大なさびしさ」 かな?

どこか 哀愁の残る終わり方が好きでした。

それでは もうとうに夜も更けてしまいましたので、この辺で。ごきげんよう。

No.20 18/01/25 18:35
匿名 

(1/2)
地獄のガールフレンド FCswing 3巻完結

3人それぞれ立場や性格の違う女性が、一軒家でルームシェアするお話。

コンテンツのタイトルが「あ。なんか分かるー」って思う女性多数だと思います。
1話目は、離婚してシングルマザーになった加南さん。子供連れなだけで、当然のように保育園でも市役所でも「お母さん」と呼ばれます。極めつけにぶつかった男性(後に、鹿谷と判明する)にも「大変ですね、お母さん」と言われます。
明らかに思い遣りのない旦那を持って離婚しても「ご離婚されたのはお母さんのご都合ですよね?」って、なんだか腹立つなあ。そうだけど、そうなんだけど!
そんな一話目のタイトルは、「たしかに子供は産んだけど お前らまで産んだ覚えはないっつーか」です。

加奈さんは思います。
こういう時、誰かに笑ってもらえたら。だれか
私をお母さんて呼ばない誰かに。そういうのを「友達」っていうんだろうけど。
そんな加南さんですが、市の掲示板にてある貼り紙を見つけます。
それは同居人募集の貼り紙。
元々加奈さんが市役所に来たのは、子供の保育園を変えさせたくなかったからでした。そして加奈さんは言います。
「すいませんさっきの退所届け返してください」
「でもあの 私のことは島田さんて呼んで下さい」


2話目は、8年住んだアパートの退室を 余儀なくされた首藤悠里さん。
悠里さんは思います。
誰にも迷惑をかけないように 粛々と生きてきたつもり
誰にも迷惑かけずに 気持ちよく寿命を迎えられるように 粛々と仕事もこなしてきたつもり
私はただ自分のために生きてるだけで
そのために男なんか 別にいらないわけで

しかし悠里さんのことを「憧れの女性です」と言っていた後輩と 仲良くなった女の子の立ち話をうっかり聞いてしまい、少しもの悲しげな様子。
部屋は退去しなきゃいけないし、後輩はいつまでもミスするしで ついキツく注意してしまったら、女子に「ハハ何あれ。細川くんにミホにとられたからって」なんて陰口を叩かれる始末。
やりきれない思いで、市役所に思いをぶちまけてしまう悠里。

うそつき みんな最初から なんにも聞く気なんかないクセに
そんな思いで市の掲示板に立っていた悠里の前に、同居人募集の貼り紙が目に止まる。

No.21 18/01/25 18:45
匿名 

(2/2)
3話目は、家主である出口奈央さんのお話。
奈央さんは、かわいい洋服とおいしいもの。それからかわいい男の子が大好き。
仕事も順調。見た目もモテる容姿で、好きなもの以外のことは興味ないという、意外とさっぱりした性格。
だけどそんな大好きな男の子と一緒にいるのは外か男の子の部屋でだけ。
なぜなら奈央さんは掃除と洗濯が大嫌い。好きなことだけしていたい。‥
だけど、好きな人に「一緒に住もう」と言われても家に足を踏み入れさせられなかった奈央さんは、好きな男の子を別の女の人に取られてしまう。

そんな時、鹿谷くんは奈央さんに
「奈央さん女の人と暮らしなよ 女の人には興味ないんでしょ?」と提案する。
貼り紙するも、電話番号を書いてなかった奈央さんは、鹿谷くんと共に、掲示板の下に走ると、加奈さんと悠里さんに出会ってしまう。‥

今回はちょっと分かりやすく、頑張って書いてみました。
が、実際読んでみた方が、心情が分かりやすいのは言うまでもありませんです。

最初は、全然違う女3人が一緒に住むって大丈夫かなー なんて読んでましたが、全然違う3人だから、お互い尊重できたのかもしれませんね。
例えば男女間であっても、どこかで この人は性別が違うから、考え方も違うところがあって当たり前。と思ってたりしますが、これが女性同士となると、なんか相手に同調されないとうまくいかなくて‥ ということが私自身あったので、正直そんな女同士のやりとりが赤裸々に出来る環境とか、すっごく羨ましかったです。もちろん、いい意味での羨ましいですよ。
私も、いつでも本音で話せる女の子がいたらなぁとか、よく思ってるんですが、これがなかなか‥
自分自身が構えちゃうところもあるからなぁ。

どこかで「友達関係は、腹三分でよい」ということを聞いたことがあって、実際はそちらを実践してしまってます。
かといえ、全く本音で話してないという訳では無いんですけどね。わたしのことは、徐々に知ってもらえれば、と。

あ。また話それた。
3人それぞれの思いはありますが、女性の本音がギュッと詰まってます。
出てくる3人とも思うことが、私はなんか分かるなぁ。

No.22 18/01/27 01:18
匿名 

いぬやしき(アニメ)1巻

ヒーローは、58才のおじちゃん!?


元々この漫画のファンなのですが、ちょうどお話を忘れてる部分もあり、気になっていたアニメも観てみましたが
これ、私的にはめちゃくちゃいい!です。
アニメ化ということで奥浩哉ワールド全開な原作と違う部分もあり、主人公の犬屋敷壱郎が ちょっとだけ格好よく描かれています。でも いい!
優しく 正義感の強いイメージに沿っている感じもあります。
犬の花子も いい味出してます。
オープニングの感じも好き!
本人は至って真面目なんですけど、その真面目ゆえに、原作を知ってる私としては、ぶふっと吹き出してしまいました~。

しかし私は奥浩哉といえば「変」2巻です。(笑)
懐かしくて、まだ読んでないけど中古本屋で見つけて買ってしまいました。
しかしGANTZはまだ読んだことがないという ビミョーなファンであります。
アニメ、1巻は一話しか入ってなくて ちょっと残念だったなぁ。新作で2巻また借りようっと。

では また。

No.23 18/01/27 19:46
匿名 

水神の生贄(はなよめ)7巻以下続刊 cheese! フラワーコミックス

レンタルショップで新巻がレンタルされてたあ わぁい!
今回は水神の生贄(はなよめ)7巻を読みました。

この本の主なあらすじとしては、幼少期に両親に大切に育てられていた有沙陽(あさひ)が、庭の池の水に引き込まれてしまい、太古の世界に引きずり込まれてしまうことから始まる。
その世界は日本ではあるけど、有沙陽は祖母譲りの緋色の髪にグレーの瞳をもつこともあり、大人達に不吉なものとされ忌み嫌われ、実際に居るのかも分からない村の繁栄への神頼みとして、水神への生贄とされてしまう。

愚かな人間と思いつつ、それを見かねた水神様が 有沙陽を嫁にみとることとした。ただし、まだ有沙陽は幼いので、水神は「そのとき」がくるまで待つと言い残し、地上に有沙陽を帰すこととする。生贄として、自分を川に落とした、あの村へ―――

ごめん。1巻は大分前に読んだので、あらすじがちょっと違ってるかもです。
人間て、愚かですよねえ。私もですけど!

真っ直ぐで、素直な有沙陽 かわいいです。もちろんそれで終わらず、水神様にもらったある力を持ったまま、すくすく成長していきます。
有沙陽は思います。
「そのとき」がくるまで、もう僅かであろう と。

7巻を読んだのに、ただのあらすじ(しかも曖昧)で文字数が終わりそうだわ‥
7巻はですね、えっと‥
どうしてもネタバレになりそうで 書けないの泣
ネタバレになりそうってことは、それなりの展開であったと期待して大丈夫です。少女漫画ならではの、繊細な心の動きが魅力でありました。

ん?なんかわたし日本語が不自由な人になってるわぁ。
ま、いつものことですけどね。

No.24 18/01/30 16:08
匿名 

シックスハーフ Cookie RIBONMASCOTCOMICS 11巻完結

主人公菊川詩織(16)は病院で目を覚ますと、それまでの記憶が全くなくなっていた。
それまでの自分には ヤンキーぽい彼氏がおり、自分はコテコテのギャルで、いろんな男の人とつきあうような過去だった!?‥

今、すごく広告に出てますね笑 わたし、この本持ってます。この方の作品は「小さい羊は夢をみる」の読み切りの時から 気になっていた作家さんです。
近年に出してる漫画も面白いよ。

このシックスハーフ、主人公の詩織の 可愛い(容姿的にも)とこと 憂いの漂う雰囲気から何から大好きでした。挿し絵や、1巻の 寝起き詩織の描写も好き。
1巻の帯で 「目覚めたら私、超嫌われ者でした!?」と書いてありますが、まあ 端から見ると、なんか嫌なやつも出てきます‥
私は妹の真歩、結局好きですけどね。
そう思わせる描写が秀逸なんですよ。

えっと‥ここからわたしごとの私信にになりますが、プライベートでちょっとあって、今 ゆっくり漫画を読める気分になれてないです。楽しく読んで下さった一人か二人 それだけでも居て下さったら満足な私なのですが、ごめんなさいとただの暇つぶしを読んで下さり、本当にありがとうの気持ちです。
少しお休みするかもですが、別に心配しないでミクル楽しんでね。

それでは しばらく ごきげんよう。

No.25 18/02/12 06:28
匿名 

恐ろし語り 角川文庫

彼氏に付き合って、中古本屋に寄ったとき、
ずっと探していた楠桂さんの漫画を見つけました。
自分が探してるときって、見つからないんですよね(笑)
彼氏が漫画好きなんで、彼がお目当ての本をさがしてる間に、自分が気になっていた本を何冊も見つけてしまうんですよねぇ。(笑)
因みに投稿型の、恐いDVDも彼氏と一緒に見てます。映画では無いのでスレには書いてなかったのですが
心霊闇動画の22の最後の話には、見終えてからもしばらく号泣してました。
大好きな先生と付き合っていた女子大生が、突然 他の女子大生に乗り移ってしまうのですが、
その途端、突然生き生きし先生とのことを話し始めるのです。
当時、付き合っていた先生との別れ話がこじれて、先生に殺されてしまったのですが、それでもその子は、取り付かれた女の子と初めて遭遇した時から、撮影に映った最期まで いつも笑顔だったんです泣
最愛の人に殺されてしまったというのに、自分が恋をしたこと、先生とお付き合い出来たことに関しては全く未練が無かったんでしょうね。

え。それで「恐ろし語り」の感想はどこいった(笑)

楠桂さんは、私が小学校の頃から若干ホラーな作品を書くのも得意としているのですが
現在はぐっとキャラクターの絵柄がグレードアップしていましたね!
出てくる女の子がそれぞれ美しいのですが、それぞれの人物の書き分けがきちんと出来ている、短編集ホラーとなっております。

恋愛とは、切ないものですね。
ハッピーエンドになる可能性とは、実は現実世界でも稀であると思います‥
本当に愛することが出来たら奇跡と思わずにはいられない。
愛し愛される関係が、当たり前とは私は思わない。
だから、大切なパートナーが出来たら、当たり前だけど 大切に大切にしたいですね。
その人が大事なら、思い遣りを大切に(*^_^*)

No.26 18/02/23 04:22
匿名 

「ボクは坊さん。」

久しぶりに いい映画を観ました。じーん‥

実家が四国のお寺さんの息子さんが、お祖父さん亡き後 お寺を継ぐ決意をした青年(配役:伊藤淳史)のお話しです。

他の映画の予告編にて
「お坊さんも悩むのです」ということから、
きっと人間ドラマであろうと思い観ましたら、期待通りでした。

最初はまだ、お坊さん業に慣れてなくて 檀家さんとうまくやり取りができなかったり、本当に新米お坊さんという感じだったのですが、
幼なじみのきっかけもあり、私が「住職さんとは本来こうあってほしい」と思うような、素晴らしいお坊さんになっていきます。

しかも、このお話はただの真面目な話しだけという訳ではありません。
飲んでバカやっちゃったり(飲んでるから記憶が無いみたいだけどw)
本当は友達思いなだけのごく普通の青年だったんです。

だからこそ、お坊さんとして成長する姿や言葉、ひとつひとつの行動に、いたく感動してしまいました。


私はね、人が亡くなるということは、安らかな場所に帰るものだと思っていて、笑顔で「おつかれさま」と見送ってあげたい。
日本的には、亡くなると笑ってはいけない風習がありますが、私は「そうじゃないよね」と、そういった風習に捕らわれるのはおかしいと、常々思っていました。
彼氏もそれには同意しており、「自分が亡くなったら、みんなでワイワイ酒盛してほしい」という考えです。

現世の修行、お疲れ様
と、愛を込めてキスを捧げたいです。(というか、実際しました。)

私はこういうお坊さんが居たら、檀家さんになりたいと、本当にそう思いました。

どういった言葉があるか
どんな行動をするのかは、本編にて是非見て聞いてください(*^_^*)

では また。


No.27 18/03/04 19:29
匿名 

(1/2)
あなたが私に語ること -猫と心通わせる少女が出会った物語- NEKOPANCH COMICS

主人公 有川十子さんは、動物と会話ができる能力を持つことを隠しながら、猫達との出会いを綴っていく短編オムニバス集となっています。


私が猫を可愛い生き物だと思ったとき、私はまだ小学生でした。

近所の同級生、アカネちゃんの家には、当時高校生のお姉さんと、たくさんの猫たちがいました。

当時から漫画っ子だった私は、アカネちゃんのご厚意と、お姉さんに構っていただき、よく本を読ませてもらっていました。
その時の私にとって、猫ってなんかワガママ?と思っていて、特に良さが分からず、構わないでいたのですが、
ある日お姉さんが
「喉元を撫でてみて。優しくね。」と言ってくれて、おそるおそる猫の喉元に触れると、何やら妙な音が鳴り出したのでした。
「お姉さん、この子、変な音がするよ。大丈夫?お腹でも壊しちゃったかなあ。」
と思わず聞いたら、
「(私)ちゃんに撫でてもらって、気持ちいいんだって。」
と、私の反応に少し面白がったように話してくれました。

ちょっと触れただけで、本当に気持ち良さそうな表情をするんですよね、猫って。

その時からその猫は、漫画を読む私の膝に無防備に座り、体温と、何かその家の中全体にあるぬくもりを感じていました。



時が経って私が結婚して家を建てる予定が出来た頃、本当にたまたま出会ったアメリカンショートヘアの男の子が、必死に私に何かを伝えようとしていたんです。
私は「あ。これが運命の出逢いというものなのね。」と、その子との出逢いを引き受けました。

猫を飼うのは初めてだったけど、飼ってから
「猫ってこんなに、自分が選んだ人を想ってくれるんだ」
ということに驚きました。
当時 専業主婦であった私に、ずーっと着いてきてくれて、(というか、階段などでは先導してくれました。)私を守ってくれていたんです。
だから、全く寂しさを感じなかったんです。

私がトイレの時は、トイレの扉の前で待っていてくれて、一度、体調の悪い日にトイレの中で私が倒れてしまったのですが、その間ずっと微動だにせず、猫が十数分扉の前で待っていてくれたお陰で、主人にトイレで私が倒れているのを発見してもらえました。

No.28 18/03/04 19:31
匿名 

(2/2)
その子は先天性の病気で、二歳の誕生日を迎えることが出来なかった猫でしたが、私にとって、彼は
彼氏以上の何者でもありませんでした。

よく金縛りに合っていた私に、金縛り中に、飼い猫の足音で金縛りが解けたりして、以後は 金縛りに合うことは無くなりました。

なので現在は、厄除け(悪魔払い)として 猫を飼っていたりします。

有川十子さんは猫と話せますが、実は、猫と人は
年月をかけて、お互いを分かりあっていけるものだと私は思っています。
相手は言葉は話せなくとも、なんとなく 分かる。
私が生理痛で横になると、その時だけお腹にくっついてくれて温めてくれたり、
いつでも私の目線に近い場所に来てくれて、大好きって言ってくれる。
悪い者はいないか、いつも家の中を監視してくれる。

猫と人って、実はすごく良い関係を築けるものだと、私は思っています。

猫エピソードを話し出すととても長くなるので、今日はこのへんで😊
ごきげんよう。


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