✨少年ウェゴン✨４✨トリケラトプスブギ✨

｢ごめん、ちょっと

少し、話

いいかな｣

低い声が控え目に
響いて

俺と マスターは
同時に 入り口の方を見た

マスターは テレビもプレイヤーも
電源をオフにした

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>> 1 無邪気な 太陽の様なザジが消えて、

雲月の様な、
東アジア
マフィアの法律の外の

日本の制度の
外の住人の

カプ サイチンが
現れ
少し、俺は、緊張した

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>> 2 勿論トラブルシューティングチームを

松田兄弟のアジトに

突っ込んで
突撃させて くれて
命の恩人と
言えなくもないが、

あの時は、普段から
抑圧され 怒りを限界まで 高めて
雪崩れ込み入り
野獣化した
近隣住民 が

突っ込んで来て
カミオと一戦交えて
疲労困憊にだった

松田兄弟を ボコボコに制裁を加え
リンチして
あっという間に、
意識不明の重症にした訳で、
結果は、
野獣化した住民達が
あの後
頭痛の種の 松田兄弟の 狂気の騒音問題も無く成って 冷静に
素に戻り

ある意味
俺は、
同じ 松田兄弟の
被害者な訳で、

人間に戻った住民に
解放され 結局今と
何ら
変わらなかったのではと
今だから言えるのかも知れないが

想ってしまう

松田兄弟を助ける義理は、取引先の
カプ サイチンには
大いに、在ったろうが⁉

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>> 3 しかし、俺を救出❓
する為に、
共闘した
マスターは、

流石に 違うようだ

久し振りに会った、
戦友の様に
入り口まで出向いて

親しげに 立って話している

多分、カプとマスターは、同い年ぐらいだと 思うが
二人に
俺が切っ掛けに成って
友情や 絆が芽生えたのなら
とても 複雑だ

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>> 4 アニキを 盗られたと
嫉妬する ガチホモとは違うから
俺は
ヘテロセクシャル
だから
カプが、
マスターを サポートして
トリケラトプスを守ってくれるなら
俺は、二人が、
友人に成るのは

大歓迎だ

危ないマフィアの仕事に
捲き込まないのならばだけど

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>> 5 しかし マスターも
男前な
整った 顔立ちだが

カプ サイチンも
同じくらい
整った 顔立ち で
年は 中年だが
若々しくて 美形だ

チェン・カイコー監督の
🎦✨映画の
パッケージや
ポスターに 載ってもなんら 違和感ない

カリスマ性すら
感じる綺麗な
顔立ちだった

実際 組織の中 地位が高い 部下にとって
カプは、
充分 カリスマだろう

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>> 6 ✴super natural
の リメイク を

カプとマスター

二人を 主役にして
撮ったら
案外 hitするのでは

そんな事が
INSPIRATIONが、
頭に浮かぶ

二人は、
そんな 絵になる
男 だった

きっと 屁垂れなガキな、俺は
そんな 大人の

美男子の 二人に

嫉妬して
monologueを

実況しているのだろう

二人は なにやら急に

真剣に

話し込み、だした

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>> 7 ｢そんなに、小声じゃなくても、大丈夫だよ、カプ
((笑)✨)✨｣

｢でも、ウェゴンに💧｣

｢大丈夫だよ！さっき話して
全部ではないだろうけど

充分反芻して受け入れて、ある程度は、理解しているから｣

｢あっ！そう
なのか⁉
でも、｣

｢構わない‼此所じゃなんだから

座って話そう‼｣

そう言って マスターは カプを
トリケラトプスの店内に

ウェゴンの側の
テーブル席に 招き入れ
椅子を引いた

椅子を引きながら
｢アイス珈琲で良いよね⁉｣
と マスターは 強引に
言い切って
アイス珈琲 を 作り出して

ウェゴンは、カプと
眼が 合って
軽く ｢どうも｣ と
会釈し

カプは ｢やぁ｣ と
低い優しい声を

返した

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>> 8 コップの水３つ、
アイス珈琲を ３つ
グラス🍷で
運んで来て
テーブル席に 置いて
マスターは
ウェゴンの 隣に座って カプは 対面して窓を背にしていた

窓の 外を 人が疎らに
通り過ぎていた

カプが アイス珈琲を３分の１啜って

息を吐いて 少し椅子に 凭れながら
話しだした

｢トキさんは、無事に
大陸へ脱出させたよ｣

ウェゴンは 少し叫ぶように、｢エェェッ❗｣と驚き

腰を浮かせ
椅子に深く座り直し
仰け反り
仰ぎ
派手に
リアクションを取った

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>> 9 マスターは 腕を組んで 満足そうに
頷き

｢流石❕
カプ、サイチン❗
恩に着ます❗
トリケラトプスを代表して、ありがとうございます。｣

尊敬を込めて、笑顔で
言った

カプは
｢どういたしまして｣
と 低音を響かせながら 目線を外して、
応えた
窓から 店内に、射す
夕陽の光が
美しかった

もう直ぐ
夕陽が沈み、

夜の帳が降りる

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>> 10 ｢トキさんは、
private✈jet
ハルピン から 大陸に入れて
今
雲南省 辺り
まだ詳しくは、言えないが、
隠れ家で 匿っているよ
トリケラトプス で嵌まった football⚽日本だと、
海外サッカー⚽か⁉

中継を 隠れ家で観て楽しんでいる頃だろう
再放送だろうがね(笑)✨ ｣

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>> 11 ウェゴンは
ハルピン、雲南省と聞いて
驚いて 理解が
追い付かず 瞬きをして 困惑しきっていた

マスターは 初めて
映画館で 映画を観終えた 少年の様に
トキさんの無事に、
✨脱出の
感動に浸っていた

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>> 12 ｢偽造passportも手配した、
トキさんに何処に行きたいか、聞いたら、
即答で、ブラジル❗と答えて、幹部連中は、驚いて爆笑していたよ❗
ブラジルの農園で昼間は働いて、夜は
サッカー⚽📺❇を観たいらしい！(笑)✨
皆笑っていたよ❗

トキさんには、何度も、驚かされる❗(笑✨｣

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>> 13 ｢幹部連中は、
トキさんを尊敬して
すっかりファンに成ってしまい、
雲南省のある🏢企業の邦人役員に成って、
着いて貰い
優遊自適に遊んで暮らして欲しかったみたいだけど、
断られてしまい

台湾の隠れ家での自由も提案したけど

ブラジル❗一卓、
頑として他の候補は、聞き入れなかったよ

英語が堪能だし、
台湾が、日本に
近くて良いと思ったけど
一ヶ月以内に、
ブラジルですごす、
トキさんと
顔をみながら
会話できる様にする

必ず、約束するよ｣

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>> 14 約束するよ❗ と
力強い 言葉を 聞いて

俺と マスターは、
１２０分戦いきり
延長～PK戦を
最後のキッカーを

キックを決めて

ビクトリーラン
する様に 立ち上がり
勝利した様に
ガッツ ポーズして

二人で ガキのように

燥ぎ

小躍りした

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>> 15 マスターと
燥ぎ過ぎ 脱力して
二人で 椅子にドカッと座ると
入り口から
Napoleon jacketを着た
ジュースが のっそり入って来て
俺は
オオサンショウウオが人間に
生まれ変わったら
ジュースみたいに成るだろうと 出鱈目に
勝手に思い

｢今日は、
オオサンショウウオに似ているね(笑)✨｣ と
ご機嫌な
テンションの
まま、
ジュースに
声を掛けた

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>> 16 ツマンネー😒💢と
苛立たせたかったが、
珍しく、ジュース🍹に
軽く笑われた

本人に言わせると、
寝癖❔らしいが、
相変わらず ジュース🍹は、ソフトクリーム🍦みたいな、
変な髪型で
マスターは、下を向いて 声に出さずに
爆笑している(笑)✨

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>> 17 Napoleon
jacket の
アイスクリーム🍦みたいな 寝癖🌀❔らしい髪型で
入って来た
ジュース🍹に
カプは
どう リアクションをして良いか 戸惑って
クールな整った
顔の表情を崩して、
苦笑しきる
一歩手前で
困ったような
可笑しな
何とも言えない
顔をしていた
しかし
直ぐに 溜め息をついて
｢マスター、ちょっと夜風に当たらないか｣

と 言って マスターへ
左手で 指揮者の様に 入り口へ
タクトを ふった

俺は 不覚にも
では無くて
素直に
洗練され 恰好良いなと 憧れ
一瞬カプの仕草に

見とれた

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>> 18 カプが 先に出て
マスターが
入り口へ 向かう前に
振り返って、

｢ジュース🍹🎵
頼んだぞ❗
誰か来たら、
適当に、
晩飯🌃🍴作って食わしてやってくれよなぁ🎵

頼んだぞぉ❗()✨｣

(*゜д゜*)？ェッ❗と驚きながら
ジュースを
ガン見すると

マスターが
｢知らなぁ、
かったのか⁉
ウェゴン⁉
ジュース🍹の料理🍳🔪🎽の腕は
俺なんかよりもズッと上なんだぜ🎵(笑)✨｣

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>> 19 驚き
マスターと
ジュース🍹とを
交互に
ガン見しながら

今日は 本当に
トキさんの 事と言い
驚かされる事が 続いてくる💦

マスターが最後に

｢ジュース🍹は、
ミクロンドンの掲示板の恋愛板に、スレ建てして、自作の料理🍳🔪🎽の写真乗せ捲って
大人気に成って、
♀女性から共感と、
レス沢山
貰ったんだぜぇ🎵(笑)✨｣

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>> 20 ｢しかも、普通なら
恋愛板に、
料理教室開いたから、

即スレを移動させられる筈なのに、
人気出すぎて恋愛板に、今でもあるんだぜ🎵(笑)✨確かぁ～～タイトル⁉なんだっけ⁉
あぁっ❕
あれだぁ、あれっ！
只野プロ氏
只野プロ氏！だったァ！だったな、
ハンネにすりゃぁ～良かったのにな⁉
タイトルって(苦笑笑)✨｣

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>> 21 ｢明らかにヘンテコなタイトルで
ハンデあるのに、
ジュース🍹の料理教室が凄すぎて、
人気大爆発💥❗
大人気スレだったよ❗hitも１０万越えたよ🎵(笑)✨

あっ！じゃあな、
二人友、
トリケラトプスの事頼むよ！じゃあなぁ｣

マスターが出て行ってトリケラトプス店内が
また 変態して
外は 夜の帳が降りていた

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>> 22 ｢見んなよ😒💢
大した事ないから、
来年ぐらいで見るのよいから💧｣

｢解った！
🐧気持ち解るよ🎵
ミクロンドンの人気者
💬
只野プロ氏
だもんねッ🎵ジュース🍹はさぁ⁉(笑)✨

(笑)✨(((^_^;)

ァッ🎵ジュース🍹！
(／_;)/あれ！あれ！あれ作ってよ

ビーフストロガノン

ビーフストロガノフス
作ってよ🎵(笑)✨｣

｢ん( -_・)?ん

ビーフストロガノフじゃなかったっけ⁉

面倒だな！😒💢却下な💢
代わりに、黒炒飯作ってやるよ、
ウェゴン！
黒炒飯一卓な｣

ジュース🍹カウンターの内側で
黒炒飯を軽やかに
慣れた手つきで作り出した
確実に 美味しく出来上がりそうな
予感を 掻き立てる
匂いが
ウェゴンの鼻先まで
漂って
来て ウェゴンは期待しながら 少し
ジュースに
尊敬の 眼差しを向けていたのだった

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>> 23 ｢暫く、歩くのか⁉

カプ⁉｣

｢そんなに、歩かない

ジャスト！
ピッタリだな
其所だよ｣

二人は 入口を出て
足早に、
左に歩き 角を曲がって 直ぐに
カプの 部下が 停めている レクサスのある
場所に たどり着き

二人は、
レクサスの後部座席に 乗り込み
カプは 部下に 適当に数十分 ドライブして
また この場所に戻るよう指示を出した

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>> 24 マスターは
レクサスが走り出してから直ぐに、車内で
薄く 掛かり
煙りのように 漂っている 音楽に
意識が、向かった

カラヤン指揮 のBerlin公演の作品だったか？
カラヤン指揮の作品までは 思い出して
演奏されている 曲を中々 タイトルが思い出せない！
そうすると
Berlin公演だったかも 怪しいと、自分の記憶の曖昧さに 少し
苛立った
カプと運転手、
どちらかに 聞こうと
訊ねようか迷ったが

微かな、苛立ちから
苦笑混じりに

違う質問をした

｢ふっ、
レクサス
って｣
カプは、微かに気分を躍らせ

｢意外かい?
俺は、親日なんだぜ🎵
(笑)✨｣

笑顔で 隣の
マスターの肩を 軽く手の甲で 触れて
照れるように
笑った

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>> 25 マスターは
波紋が重なるように
共感して 心が躍り
一緒に 笑った

カラヤンの作品の思い出せない、記憶は
どうでもよかった

カプが、親日と
言うのは
レクサスに
乗ってなくとも

嘘では、ないだろう

だから 日本
極東にほぼ定住して
軽やかに 裏社会で
暗躍しているのだ

和食ばかり 食べる
カプ に 激怒して
大陸に 帰ってしまった 幹部も
実際いるらしい

夜の街で 噂に成っていた
通信教育で空手の黒帯を取得した
オタク達との戦争に負けたのも カプの親日ぶりに
武闘派の幹部と殺し屋の部下が
大陸に帰って戦力が 落ちたのが
負けた根本の
敗因らしい

その噂は、
夜の街で 一時期
走り回っていたのだった

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>> 26 ｢手短に言うよ、

死体は全て
うちの島のゴミ処理場に、
完璧に処分したから
完璧だ、

トキさんが誰にも見られなかったのも
運が強かったな、
あの夜は、

本当にツイテいたよ

引き続き、残党の
身辺調査して
この街に、
害悪なら、完璧に排除して処理処分するだけだ！｣

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>> 27 マスターを 見ながら
話して

マスターが
尊敬の眼差しをカプに向けると

カプが そんな柄じゃない！と言わんばかりに、力強く 言った！

｢安倍晋三総理の祖父の
岸信介総理
石原莞爾実質陸軍大臣

松岡洋右外相
俺の心に居住して
たまに
荒ぶっている

俺は、満州民族だ！
だから、１９３０年前後と
それ以上満州建国に、命懸けで
情熱と死力を尽くしてくれた
大和民族に
日本に恩返ししたいんだぁ❗

いやぁ、
し続けなければ

生けないんだ！｣

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>> 28 マスターは

カプの力強い 闘志に

魂の言霊に撃たれて

一瞬 カプと共に命懸けで
戦いたいと

トリケラトプスや
この街の為に

命を
燃やし尽くしたいと
心から 想って
漢の 顔に

表情に成り 激しく
戦前の軍歌を

脳内で、
高鳴らしていた

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>> 29 ｢フッ、まっ、
レクサスの中で
荒振り、
武人を気取るのも
どうかしてるなッ(笑)✨

スティングが好きなんだろ？
Berlin symphony orchestra
と競演した、Berlin公演の正規販売の
やつ💿と

東京symphony
orchestra
と競演した、
武道館の３日間
全部のブート💿💿💿
揃えてあるよ、
全部プレゼントするよ、｣

｢いやぁ💧わざわざ
ありがとう
全部持っていて結構聴いているよ、(苦笑)✨｣

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>> 30 トリケラトプスの後ろに レクサスが
止まり
車内で 最後に
マスターは
心配を一つ吐露していた
トリケラトプスの客には、トラウマを抱えた客も少なくない！
だから
トキさん に 続き
✨模倣犯 ではないが
過去の加害者に
敵に 仕返しを
復讐を 実行するやつが 続くのでは、と

幾らなんでも
トキさんのように
完璧に 復讐をとげれるのは 不可能だろうと

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>> 31 ｢殺りゃ良いんだよ❗

えぇじゃないかぁッ🎵

えぇじゃないかぁッ🎵
(笑)✨
祭りだぁ❗祭り❗

トリケラトプスの愛すべき野郎どもの、
復讐をとげれる
血塗れの、

美しいオヤジ達との❗

漢だけの不屈のぉっ❗

終わらない永遠の戦

戰ぁだぁッ🎵祭りだぁぁぁぁぁッ❗(喜怒哀楽❕)✨｣

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>> 32 ｢だぁぁぁぁっ、
ゴラァァァァッ(喜怒哀楽怒)｣

カプ サイチンは、
レクサスの車内で
半狂乱に 叫びィ❗

野獣の様な
咆哮をブチ咬ましてッ❗
前の助手席のシートに
💺💥🔪
特注の
サバイバルナイフを深く突き刺したァッ

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>> 33 ｢猛々しい⁉

足りねェ～(怒)
足りねェぜぇ、
足りねェんだよ❗ゴラァァッ💥

マスターよっ⁉

勝つのは、俺達の
満州日本大和国軍だぁッゴラァァッ❕(怒)

似て非なる、外道どもォォォっ❗
似非輩は、俺達の軍がァ殲滅だぁゴラァァッ(怒喜怒哀楽)｣

特注のカートリッジ式の拳銃を １発
前の 助手席のシートに ブチ込んだァァッ(怒喜怒哀楽❕)

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>> 34 💥🔫銃声と 共に
マスターの脳内で鳴っていた軍歌が止んだ、

マスターは、たぎり、
荒ぶり 武人が憑依した様に 漢の表情に
成っていたが

カプの狂気の
サバイバルナイフが
レクサスのシートに
突き刺さり

マスターは 一般人に
マスターの顔に、
戻っていた

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>> 35 ｢💧………………………………………………………💧｣

｢マスター、これ、
何だか、分かる？｣

カプは 素に 戻った
マスターに 荒々しい
獣の様な顔面を和らげて
無理矢理
微笑しながら

カートリッジ式の銃を
ゆっくり
🔫 翳して見せた

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>> 36 ｢？💧｣

マスターは、
ベレッタ
と 口に出しそうに
成ったが 違うと思いながら、黙って
やり過ごした
一刻も早く
トリケラトプスに戻りたかった

｢コルト！だよ！さらに手を加えて強化している
オリジナルを超えている❕｣

コルトを見詰めながら
顔面に
精気がみなぎり
カプは、眼孔がギラつきだした

マスターは、申し訳なさそうに 呟いた

｢リボルバー⁉｣

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>> 37 カプは、リボルバー⁉と耳にして、
間髪入れずに
反射的に爆笑した

｢(笑)✨マスター🔫銃に関して、映画🎦の
情報しかないんだね
ま、其れが普通か⁉

リボルバーは、かなり古いよ(笑)✨
カートリッジ式の銃が普通でマスト！
俺達は、
更に強化して改良している❕｣

マスターは、想った
男には 不良性が在る❕ 勿論 自分にも
内面に在る

しかし 本物の社会の外で 生きる 不良とは違う
隣にいる カプは、
正真正銘の
本物の不良だろう

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>> 38 ｢リボルバー…か⁉……

リボルバーのコルト、
確かに リボルバーのコルトは美しい

デザイン
造りに造型に
惚れ惚れするな‼(笑)✨
だが、美しいだけじゃ生き残れない

相対した瞬間に
殺るか
殺られるかだ！

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>> 39 マスターは、想った

映画🎦の様に 虚構で作り物の戦争と
解っていたら
兵器や
軍服のデザイン
造形の
美しさだけが 残って

映画🎦のspectacleから catharsisが
胸に残って
男として感情移入し
時に
心酔して疑似体験し
男性的に 高揚して
堪能出来る

だが、隣にいる本物には 生死は、
日常なのだ

当然 撃たれれば、
運が良ければ、即死

激痛を伴い 死に至る
助からない

カプは、前の部下に
何か言っている

早く トリケラトプスに帰りたい

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>> 40 ｢男の友情の証だよ
マスター❕
ベレッタだ！
最高にセクシーで
美しい殺意に満ちている❕マスターにピッタリの🔫銃だろう⁉
俺と俺達とトリケラトプスの友情の同盟の証だよ❗
悪を、敵を一緒に殲滅しようぜ❗(笑)✨｣

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>> 41 マスターは、カプから突き付けられた
ベレッタ🔫を
バナナ🍌を八百屋から受け取る様に
手にして
胸の 内ポケットに
滑り込ませ レクサスから逃げるように出た

出る前に カプが何か言っていたが
全く頭に入らなかった

緊張して、
嫌な汗をかいていた

レクサスは 走り出して カプは 手を振っていたように見えたが、
どうでも良かった
早く 日常に
トリケラトプスに戻りたかった

トリケラトプスの左脇に来た タイミングで
電話📲の着信音が鳴った！

スティングの
English
man in N🗽Y のintroの🎷サッキソフォンが 優しく響いたが、頭に浮かんだのは、カプの野獣の様な唸り声と
コルトの銃声だった

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>> 42
恐怖で
立ち尽くしてしまい

English man in
🗽NY を
直立不動で 聴いている
電話に出たくなかった そして
同時に 馴染みの客に
も、知り合いにも

誰にも見られたくないと会いたくないと
願った

胸騒ぎが、する
嫌々 ポケットから
スマートフォンを出して 見た

まさか❗

と 想い
自分の全てが 弾けて
電話に出た

｢夢二、夢二、聴こえる？あたし、アタシよ❗覚えてる？｣

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>> 43 ｢夢二⁉
聴こえる❓

元気？

わたしは、回復したは❕なんとか持ち直したから、
やり直そうと想うの
突然だけど

結論から言うけど、

夢二

一緒に

一緒に
名古屋で
店やらない❓｣

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>> 44 ｢資金は、
三千万ぐらい、
あるわ、暫く客が来なくても
生活は、
なんとか為りそう(笑✨
店は⁉名古屋の
路地の小さな場所でも良いでしょう❓(笑)✨

今、あたし、浅草の
ホテルに泊まっているの、会いたいわ🎵
今から⁉

会える？｣

トリケラトプスの
マスター 夢二は
泣き崩れ
嗚咽を堪えて
感情が崩壊するのを
耐えて
スマートフォンを少し耳から離して

黙って

優しく
綺麗な癒され沁入る声を
聴いていた

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>> 45 身体が震えて

想い出が
蘇りながら
感傷と諦念がせりあがり
内面にこだまして
夢二は、泣き崩れ

やっとの想いで
嗚咽を漏らしながら
夢二は 哀願した

｢麻里
愛して

いる

助けてくれ

愛している

お前だけだよ！愛している
お前がいなくなって、俺は
ボロボロに成って
もぬけの殻の様に

上手く
言えない
殆んど
死んでいた

生きたい！愛している❕ずっと
愛している
お前と一緒に

一緒に生きたい｣

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>> 46 ｢あたし、そっちに行こ｣

｢来るなっ‼

この街には、
来なくていい

俺が浅草に行く
そして、明日名古屋に一緒に行こう

麻里

二人で
生きたい

愛してる｣


｢ありがとう、あたしもよ

夢二

わかった
ビューホテルの最上階の角の部屋だから
焦らないで、来て

待ってるから

夢二
私も、私の方が

貴方よりも

冷静に
愛してるわ

どっちか
冷静じゃないと
この世の中で
やってけないわよ(笑✨

だから、私は泣かない

それに、夢二

貴方が
私の分も、泣いてくれたから

上手く言えないけれど

私の方が、貴方よりも
愛してるわ✨

気をつけて
きっと、貴方の顔を
見たら、あたし
きっと、泣いてしまう

だから
その時、夢二は笑顔を見せて
あたしの分も笑って
✨
待ってるから、来て
夢二｣

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>> 47 夢二は、崩れたまま
泣き疲れ

放心状態 で
トリケラトプスの壁に寄り掛かり
体を 預けていた

自分にこんな感情が
残っていた事に
驚きながら、
自分はなんて
ヘタレで
ガキで弱いんだろう‼と
情けなくて
仕方なかった

｢マスター？なに
格好つけて
男のロマンに浸っているの？
酔払ったの？｣

｢やぁ！北村！
一つ
頼みがある

皆に気付かれないように
ウェゴンとジュースを
此所に
呼んできてくれ

頼のむ！北村！｣

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>> 48 ｢頼む！｣

夢二の 初めて見る
真剣な 顔に 気圧され

北村は、
黙って頷いて
ジュース
と ウェゴンを
呼びに トリケラトプスへ 店内へ
入って行った

北村は、ウェゴン奪還作戦で 選抜された
戦えるオヤジの内の
一人で
元空手部
顔は ザ❕オヤジだが
身体は 鍛えていて
絞まっていた

北村が ウェゴンと
ジュースを
連れて戻って来た

北村は、只事では無い雰囲気に 嫌な予感で
気分が悪かった

北村は、昔から竹を割った様な性格で

混み合った、面倒臭い
事情が嫌いで
そう言った行間の様な雰囲気が

苦手だった

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>> 49 ｢マスター❔
どうしたの？

大丈夫ですか？｣

ウェゴンが 恐る恐る聞いた
ジュースは 無表情で
観察する様な目で

夢二を マスターを観ていた

｢今から、
おまえ達二人に、
トリケラトプスを任せる！
二人がマスターだ！
トリケラトプスのマスターだ！

北村！常連の皆と

二人を
トリケラトプスを支えてくれ

頼む❗｣

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>> 50 三人は 驚愕し
混乱して
何も 言えなく成って
立ち尽くして
固まって、
しまった

｢北村！確か
俺と
同い年だったよな(苦笑)✨
色々今まで、
ありがとう

別れは、言葉は、
トリケラトプスの皆に挨拶は要らない

俺は、ずっと
死んでいたんだ❗

今夜から
明日から
生き直し

生きたい

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>> 51 北村は 察した、

女だな(苦笑)✨

仕方無いな
男前の優男がァッ🎵(笑)✨

心で呟き 脱力して
夢二に 声を掛けようとしたが 遮られ

｢トリケラトプスの
完璧なマニアルは
事務所の一番下の
引き出しに入って在るから、其れさえ、目を通せば、店は、
やっていけるから、

食材とか
取引先とか

大丈夫だから
心配するな

金庫の暗証番号は、
ジュース❕お前の
誕生日で開くから
中に、
一千万ぐらい
入っているから、
大事に使って
くれ！
あと 北村、鈴木さんに 困ったら
法的な事や トラブル
近隣の揉め事は
鈴木さんに頼ってくれ
あの人は 見た目は
落ちぶれているけど
元司法書士で
昔は大きな事務所で

バリバリ活躍していたから
いざというとき
頼りに成るから

カプ サイチンの交渉や 仲介も
鈴木さん と 北村！
二人で頼む！

敵討ちや復讐も
反対ではないけど
気持ちは、理解出来るが
トリケラトプスの
トラウマを抱えた仲間を殺人者に変えて

あまり 日本から大陸に逃がさないでくれ (笑)✨

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>> 52 ウェゴンは、
啜り泣きながら
黙って
立ち尽くして
夢二の話を
聞いていた

｢ウェゴン！
皿洗いぐらい出来るだろう⁉✨
って、
トリケラトプスは自動食器洗い機
備え付けて合ったな🎵(笑)✨
ジュース🍹！料理は、手を抜いて良いから✨

俺より
上手く美味く作るなよッ🎵(笑)✨

あっ！そうだな
助っ人
助っ人 を 派遣するから あれだ！あれ⁉

元ウルトラセブンの
杖ついた
モロボシダンの
カプセル怪獣ウィンダム的な 助っ人！
頼りに成る 美人の助っ人早めに派遣するから 期待して
トリケラトプス営業してくれ！
頼んだぞッ🎵(笑)✨

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>> 53 三人は、

元ウルトラセブンの 杖ついた
モロボシダンの
カプセル怪獣ウィンダム的な

美人の助っ人と

聞いて
色々 其々
勝手に 美人と聞いた部分を
拡大解釈して
想像し
イヤらしく都合良く
妄想し
だらしなく
ニヤケていた

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>> 54 夢二は、ジュースと
ウェゴンを
きつく抱擁して
北村に頷いて

北村は、黙って、頷き返した

｢じゃあな
何時かな

落ち着いたら
俺が、成長したら
それなりに

男として

確りしたら

また、此所で
トリケラトプスで

じゃあなァッ🎵

友よ🎵

また、逢おう｣

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>> 55 夢二は
トリケラトプスの店の🔑鍵を
ウェゴンの手のひらに
握らせ

去った

北村は 苦笑してから笑顔に成って

ジュースは少しニヤケ


ウェゴンは 泣きながら 涙を流しながら
笑顔に成って

夢二の 消え行く背中に 呟いた

｢ありがとうございます
ありがとう

俺達の、マスター

ありがとう
出逢えて

本当に良かった

ありがとう
トリケラトプスの
俺達の

マスター｣

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>> 56 そして、その日は
🐧 🐘
トリケラトプス
閉店まで 🌃✨🌛☺✨

ラストオーダーまで

ジュース🍹と
俺で、何とか凌いだ

ジュース🍹はマスターに言われた通り
完璧に マスターの出す料理より
１ランク下のレベルの味で トリケラトプスの客に 🌃🍴晩飯を
出した

俺が注文のオーダーをとり

ジュース🍹が良い案配に手抜きして
料理を作る(笑)✨

そして 俺が然り気無く 客に
テーブルに運び

トリケラトプスは、中々 帰らない客が殆んどだから

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>> 57 寂しがり屋の

他愛もない話好きの
おっちゃん連中が殆んどだから
食べ終わっても 食器を下げなくて良いのだった
常連の客は 勝手に
冷蔵庫を開けて

勝手に酒を取り出して
飲んで
｢釣りは要らねぇ～🎵｣
と 勝手に カウンターに 金を置いて行く
昔気質を格好良い⁉と⁉
ずれたスタイルで
滑稽な風変わりな
ポリシーを貫く

常連もチラホラ
いて

基本
ボーダレス
に
フレシキブル
に
恐竜らしく

自由だった

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>> 58 それでも
晩飯の
注文をとる度に
必ず、

｢今日、マスターどうしたんだよ⁉

なんか？
あったの⁉
マスターにィ⁉

ジュース🍹と
ウェゴンに、任せて、これかこれッ！(笑)✨｣ と 何時も成らば、そんな風に、
小指を突き立て
昭和臭さを全快にする
オヤジ連中に

上手く返したり
微妙に スベッている事を 弄ったり出来たが、マスターが居ない
恐らくもう二度と現れないかも知れない

• << 61 ｢あれ⁉ 今日⁉ マスターは⁉ マスター、何処に⁉ 行ったぁ～🎵 ジュース🍹とウェゴンじゃ～あッ🎵 役不足だよ🎵 マスターだよッ🎵 マスター呼んでこい マスタァァァァーッ🎵 ｣ 当然、注文の度に 聞かれ 胸が痛くて 本当は、適当で ルーズで良いのに 態とらしく 忙しい振りをして 黙々と、ジュース🍹と テーブルを往き来して 感傷を必死に消した それでも トリケラトプスの カウンターに 指定席のように 陣取る 常連オヤジ連中を 誤魔化すのは かなり 大変だった ラストオーダーをとり 店から 全員が居なく成るまで マスターの居ない トリケラトプス 店内から 夜の太陽が消えたみたいに 悲しく寂しく 辛かった

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>> 59 それでも 晩飯の 注文をとる度に 必ず、 ｢今日、マスターどうしたんだよ⁉ なんか？ あったの⁉ マスターにィ⁉ … ｢あれ⁉

今日⁉
マスターは⁉

マスター、何処に⁉
行ったぁ～🎵

ジュース🍹とウェゴンじゃ～あッ🎵

役不足だよ🎵

マスターだよッ🎵

マスター呼んでこい

マスタァァァァーッ🎵
｣
当然、注文の度に
聞かれ
胸が痛くて
本当は、適当で
ルーズで良いのに
態とらしく
忙しい振りをして
黙々と、ジュース🍹と
テーブルを往き来して
感傷を必死に消した

それでも
トリケラトプスの
カウンターに
指定席のように
陣取る
常連オヤジ連中を
誤魔化すのは

かなり 大変だった

ラストオーダーをとり
店から 全員が居なく成るまで
マスターの居ない

トリケラトプス
店内から

夜の太陽が消えたみたいに
悲しく寂しく

辛かった

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>> 61 🌃✨🌛
マスターが
閉店した
トリケラトプスの店内で
ローリング
ストーンズの

Steel wheel
world tour
live💿CDを大音量で
かけながら
キース リチャーズのギター🎸のように
気怠く
ルーズに しかし
丁寧に 後片付けをしていた姿を 思い出し
悲しく感傷的に為ってしまった

何とか ジュース🍹と
🐘トリケラトプス🐧
を
やって行かなければ、成らない

しかし、いずれ 気付くだろう

マスターが消えて
多分、

もう 戻って来ない
事を

ジュース🍹は どう想っているか
全く
わからないが

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>> 62 ジュース🍹がテキパキ
後片付けをして
掃除しているから
俺も、釣られて
手早く動いているけれど

色々 考えてしまう、
仕方ない

いずれ気付く
常連

マスター目当ての
パラサイト オヤジ連中は
トリケラトプス🐧を去る様に
来なく為るだろう

当然だろう

マスター＝🐘
トリケラトプス🐧
だった

確か 家の 父親も
ロベルト バッチョが引退してから
セリエAは、勿論、
全く 海外サッカーを
視聴しなく為ってしまった😵
それと 同じで
情熱を失ってしまう
だろう

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>> 63 全て 綺麗に片付け

🐘トリケラトプス🐧の店の🔑鍵が 目に
視界に 入って

マスターの言っていた
運営 マニアル⁉

それを 思い出し

ジュース🍹にマニアル⁉をチェックして調べようと 声を 掛けようとした 瞬間に

北村さん と 鈴木さんが 店に、入って来た

そう言えば、北村さんは あの後 誰かと話して 何処かへ 走って行ってしまった😵

しかし、何故⁉

鈴木さんの方は、顔面が ボコボコで 誰かに一方的に 殴られたみたいだった…本当に
司法書士でバリバリ活躍していたのだろうか⁉
…(*´･д･)？
顔面が ボコボコの
鈴木さんを 見ていて

鈴木さんを頼れ⁉と
アドバイスして去った

マスターには
申し訳ないが

直感的に
この人は 頼りに全く成らない！と
ボコボコの顔面を目にして
腹の底から想ってしまった😵💧

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>> 64 ｢ヨウッ🎵DOUBLE

Master🎵

調子はァ🎵どうだいッ！(笑)✨｣

俺は 北村さんが
全然似てない
クオリティが低すぎる

マスターの物真似を

必死にしているのに
直ぐに気付いて

感傷を吹き飛ばす様に
声に出し 爆笑してしまった(笑)✨

しかし、何故⁉か

ジュース🍹は
クオリティが低すぎるマスターの物真似をした
北村さんでは無くて

何故か⁉
分からないが⁉

ボコボコの顔面で現れた
鈴木さんの方を
猛犬の様に

睨み付けた

( ・◇・)？
(*´･д･)？

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>> 65 ｢言って置くがぁ～🎵

トリケラトプスの客でジュース🍹の誕生に興味を持って良いのは、ウェゴン❗唯一人だァ🎵(笑)✨

俺もこの敗北のボクサーなボコボコなァ🎵

顔面の鈴木も、全く興味は、永遠にナッシングだぁ！なっ⁉

ウェゴン⁉｣

俺は、はっ💧として

🐘トリケラトプス🐧の金庫の暗証番号が
ジュース🍹の
生年月日⁉
で
金庫が開くことを、思い出した❗

そうだ😃💡一瞬、下手くそな無理のある
物真似を 止めて

素になり

真剣に 真剣な表情になり

俺とジュース🍹を交互に見た

この人は、信用出来る❕
北村さんは あの金庫の暗証番号がジュース🍹の生年月日か誕生日か⁉
俺もちょっと不安だが⁉
マスターの話を聞いていたから

俺は 立ち入らないし
客側だと
判りやすく 態とらしく 俺達に伝えに来てくれたのだった

ジュース🍹は、気付いたか⁉判らないが😅

こんな風に閉店し
掃除が終了した
タイミングで
態々
伝えに来るなんて

この 北村さん
は かなり
頼れるなッ！

信用できるな

鈴木さんと 違って(笑)✨

金庫は、ジュース🍹に任せて
俺は
ウェイターに徹しよう

そう思え
早く トリケラトプスの運営マニアルに

目を通したかった

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>> 66 金庫の前でジュースが自分の生年月日を入力している間に
俺は 下の引き出しから
トリケラトプスの運営マニアルを取り出し

眉間に皺を寄せながら眼を通していた

｢開いたぞ❗
ウェゴン❕｣

綺麗なピン札が束に為って重なって在ったがどうでも良かった

それは ジュースも同じだろう

もう一度
ページを捲りながら
マニアルに眼を通して見たとき
意外な事実に気付き

あっ！と俺は声に出してしまった💧

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>> 67 ｢おい❗ジュース❗

マスターの本名は、氷室❕
氷室夢二❗

氷室夢二だぜッ！❗格好良過ぎじゃないか⁉

本名とルックスが完全に一致しているぜ！(笑)｣

｢………😓⁉そう💧そう💧かぁ⁉｣

｢ナンだよ❗野暮だなジュースは💧

響きとか、字体とか
ほらっ‼……ほら解るだろう⁉
伊集院とか‼花京院とか⁉イケメンぽい名前呼び名……響きとか💧｣

｢(　－_－)💧すまん💧ウェゴン、
俺にはサッパリ解らん💢💢｣

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>> 68 遠くで スティングが悲しく 歌っている

ストーンズから替えて流していた
リュックベッソン監督の
✨レオンの
サウンド・トラック CD💿の 映画のエンディング曲の
フライジャル

だった

確かサウンド・トラック自体は
エリック セラ名義だった筈だが

断然 スティングの
知名度と
✨レオンとマチルダの感傷的な関係性から
悲しく儚い
フライジャルが有名に為っている

一人だったら思考が
フリーズして
仕舞いそうだが

感傷と無縁の男が一緒にいるから
変に
溺れずに
聞き流しながら

ジュースと一緒に
マニアルを読み続けていた

最後の一頁を読んで、
俺は 不安げに
ジュースを見ると

ジュースは｢なんだぁ❗余裕綽々簡単だな❗｣ と呟いた

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>> 69 俺は、話題を変えて

｢なぁ！
マスターが言っていた

カプセル怪獣ウインダムみたいな

美人の助っ人⁉って
トリケラトプスに……

何時……来るのかな？｣

｢はぁ、😒💢興味なし❗💢どうでも良いよ
ウェゴン、
来ても来なくても
番組に露出した服着てチョコンと腰掛けて黙っている
ドールみたいな女❗

スケベな常連の暇潰しの
オヤジ粋！だろう❔

俺は一人でも遣れるよ
来ても
皿洗いとレジだけで充分だよ！｣

俺は ｢そうか頼もしいな｣ と あまり感情を込めずに ぶっきら棒に 言った

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>> 70 そして、時が流れて……

✨トリケラトプスも、常連客も

ジュースも……俺も、相変わらず

変わらなかった

マスター氷室夢二の事は、皆、心にしまって
敢えて口に出さなくても

皆、第六感⁉……第六感の様な不思議な……✨トリケラトプスの住人⁉特有の何か感覚で共有し過ごして、

日常を送っていた

大日⁉とは、言わないが、マスターは、百八つの神の様な……

百九つの神の一つ？……に成ってしまったのかも……知れない(笑)

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>> 71 「よう❤……ウェゴン⁉……お前確か、もうすぐ……１８じゃあないか⁉」

常連客のギャンブル依存のオヤジが絡む様に、聞いて来たが、敢えて無視して

「ァッ！ジュース⁉……お前のせいだぞ❗(笑)❤……ウェゴンが童貞捨てれないのは🎵(笑)」

別の常連客よりも、少し若い
ギャンブル依存手前のオヤジが

「違うよな……ウェゴンは、義理交尾、義理チョコレートの様な……

同情セックスして、とっくに、中学卒業と同時に、アッチも卒業しているよな……ウェゴン🎵(爆笑笑)

トリケラトプスの店内が、オヤジ達の、猥雑な下品一歩手前の笑い声に、あっという間に

爆笑に包まれた

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>> 72 「いやいや❤…

…ウェゴンとジュースは……出来てる、な‼(笑)❤」

「違うって、あれだよ！ほら、あれ……✨B'z⁉……B'z、だっけ⁉

ウェゴンとジュースは……B'zの二人みたいな、バランス⁉……微妙な……先輩後輩、親友、兄弟⁉……がミックスしたみたいな、絶妙な関係、関係性ナンだよ🎵なぁ～❤……‼オイ🎵(笑)❤」

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>> 73 「B'z⁉……じゃあやっぱり
ウェゴンとジュースは……

ガチホモじゃあ～ねぇ～かぃ🎵(笑)❤」

「何でだよ❗💢」さすがに俺は、切れ気味に、オヤジの一人に聞いた⁉

「ァッ！だって、ガチホモでもなけりゃ、あんなに二人で続いていないだろ⁉あん‼オイB'z⁉🎵(爆笑笑)」

少し、情けなくなり、
敢えてジュースを見なかった

別のオヤジが、「チャゲアス⁉は⁉」

「あん⁉……チャゲアス⁉

CHAGE&飛鳥は、シャブ&飛鳥？……だろう⁉(爆笑笑)」

✨トリケラトプスの腹の中、店内がドットオヤジ達の猥雑な爆笑に包まれた

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>> 74 「俺ッチ、髪を下ろすと、飛鳥に似てるぜ🎵(笑)」

「あん⁉……💢いい加減にしろよ⁉……全然、似てねぇ～ヨッ❗💢

テメーはな⁉……オイ‼

テメーは、信楽焼の古狸の置物、ソックリ⁉

信楽焼のタヌキ爺ジジイな‼ジジイッ！❗(爆笑笑)」

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>> 75 新しい此所だけの
✨サテリコン⁉……の様な……退廃

怠惰の中 何故か、ジュースと
トリケラトプスの金庫を開けて

札束とマニュアルを見た時、そして、次の週の夜🌃✨

カプ サイチンが入ろうとして来て

何故か……北村さんが、ダッシュし

カプを入り口まで戻して、少し
言葉を交わすと、カプの表情が殺し屋のそれに豹変し

俺は……一瞬、カプと目が合い

恐怖が、体内に雪崩れ込むような……生きて来て……初めての恐怖？

あの松田兄弟以上の恐怖……体感し
生きた心地のしない様な……


しかし、北村さんが真剣にカプと対峙し向き合って、眼を逸らさず向き合い

なんとか……事なきを得たような⁉……あれから、カプ

カプサイチンとは、１度も会ってないし

見掛けも……しない

何故だろうか……大陸に帰ってしまったのだろうか⁉……日本

平和な、紛争の無い、日本の日常では、仕事が無い、自分自身を使い切れないだろうと……

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>> 76 ✨サテリコンの退廃に、繋がる様な……✨トリケラトプスの怠惰の中

あの日の夜、ジュースと開けた
金庫

札束、マニュアル、

次の週のカプ サイチン

何か、自分を保つ為⁉……なのか？

今から、少し逃避し

強烈な、その２つの記憶を
一瞬、
追体験し
過去に帰ってしまった

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>> 77 「オイ❗
ウェゴン～ッ‼今日は
トリケラトプス
早く閉めるから
🚉
終電で新宿出ようゼッ

大丈夫だ、ギリギリ乗れる❗」

俺は、びっくりし振り返り
ジュースを
マジマジと見た

新宿？……新宿⁉

確か、新宿へ行くのは久し振りでまして、ジュースとは初めてで

しかも、夜中の新宿⁉……

「💧……おッおッ！……💧……」

驚いたが

小さな喧騒の中

渋々了解した

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