私を愛してくれた人
私のことを愛してくれた男性達に。
17/10/03 05:30 追記
ネタが尽きてきたので、私に愛を教えてくださった、沢山の方の話もはじめます。人間愛に向かっていきます。
17/10/13 22:42 追記
感想ありがたいです。が、感想スレを立てましたので、そちらにお願いできますか？言ってなくてすみませんでした。
私を愛してくれた人感想スレ
へ。よろしくお願いいたします(o^^o)
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なんか、小説じゃなくてつぶやきだった。今に板違いと、注意うけたら、移ります。でも、私の中ではやはり、小説なのだ。
僕は身長がないから、ダイナミックに動くようにしてるんだ、だから体力を消耗しやすい、
身長が高い175センチ以上の男性が切れ切れで踊ってると、
羨ましいんだ。
どうしてそんなこと、私に話すの？
私は１生徒で、
あなたのカウンセラーでも、
話を聴く
水商売のお姉ちゃんでもないのよ。
先生は素敵ですよ、
というのは、営業でトーク力を磨いてきた私が言うのは簡単なこと。
でも、
この、孤独で私に好意のありそうな
人に、言って良いのかしら？
必死で空気を読んだわたしは
ダンス界の錦織圭目指したらどうですか？
あと、自分と上手い人比較して緊張したり落ち込むのって意味がない、
フィギュア選手のように
超えるのは自分で
周りの演技は見ない
位でいいんじゃない？
わたしは踊るときは
自分のことしか考えてない
ダンスは自分とダンスの神様との
対話みたいなもの。だから私は緊張なんかしない
とちょっと偉そうなことを言ってしまった
ギリギリのラインの励まし。
私の好意はみせてはならない。
デモね、
ほかの生徒さんへパーソナルスペースの説明をするときに
技と先生のスペースに入る演技したとき、
思わず
先生の右肩に
顔を埋めてしまった私を
あの人はどう思ったかな。
冷たくて温かくて、お待ったより堅い胸板に
わたしはドキドキして、
このままずっとこうしていたい、と思っちゃったりしたんだよ。
神様、ごめんなさい。
さあ、では、私を変えた男の子の話をします。
ちゃんと小説してます。
私は高校三年の秋、本物の、恋に落ちた。
今思いだしても、
もうあんなに人に、夢中になるような
くっきりと彼一点だけを見つめた時間を過ごすことはないだろう。
思いだす風景、食べ物、映画、音楽、車、全てのものに、彼の印象や笑顔や眼差しがついてまわる。
自分が女性に生まれて、誰かに必要とされる、
爪の先まで愛されル瞬間を初めて知った。
あの人が私に教えた。
もちろんその裏側に焦りや、苦しみ、や、愛されることへの不安
（この愛はいつまで続くの？という不安）もあった。まだ幼かった。それども最初の頃は自分には過ぎた幸せだった。
それが本当に誰かに理解され、理解したいと思う
ハジメテノ恋だった。
本物の、恋だった。
最初に好きになったのは彼の方だった。私は何となく姿勢の悪い、態度の悪い、学ランの違うクラスの男子としか思っていなかった。
私の通っていた学校は地元で有名な進学校で、三年なると、もう高校生ではなくて受験生。国文科と理数科で受ける授業は代わり、
クラスもベツクラスト入り交じった選択授業を受けるようになる。
彼と話したのはその授業中だった。
後ろの席のいい人そうだけど、
シャイで垢抜けてはいないけど面白くて、品があって、ハンカチを持ち歩く、よく笑う青年だった。
先生に対してやたら、不遜な態度をとるから、変な人、と思っていた。
子供か？もっと素の素直で可愛い自分を出せばいいのに。まず、座る姿勢が悪い。何故そんなに、足を投げ出して座るの？
でも話すと可愛くて授業が楽しかった。彼は、私の考え方が面白いと言った。国語が出来るんだね、と。私は彼を意識していなかった。あったことのない、タイプの人だった。嫌いじゃなかった。
>> 7
そういう気持ちは言葉にしなくても彼に伝わったのか、ある日の放課後呼び出された。
同じクラスの理恵ちゃんが
｢なんか、なおちゃんのこと、二組の男子が呼んでるよ！告白じゃない？キャ～｣と、華やいで近づいてきて、心臓がぐるりとした。
私は彼の名前すら定かじゃなかったから、でも、
予感はした
どうしようかな、
と思って彼の待つ渡り廊下に向かった。
季節は、秋だった。
かれはなんか凄く照れてて、
｢付き合ってくれないかな｣
と言った
頭を一生懸命触りながら話してる姿がこれは、マジだと、伝えてきて
私は困ってしまった。
その時私には形だけ、一応付き合ってる人がいたのだ。
それを伝えた。
実際私には高１の時に帰り道一緒に帰りだし、
仲良くしている男の子がいた。
一学期は仲良かったけど。
それから、
他の子と、中学でキスした、
とか、
どうでもいい情報が耳に入ってきて、
私は焦らされたり、駆け引きが大嫌いな中央突破型人間なので、
うんざりした。
それに、当時自分に自信がなかったから、
廊下でその男の子と、すれ違っても
話しかけられず、
その子は私の友達とよくしゃべっていて、余計モヤモヤした。
決定的に距離が出来たのは高2の時。
わたしは椎間板ヘルニアで、手術して半年近く入院していたのだけど、その子は病院が、嫌いとかで（今考えれば私が頑なだったから来れなかったのだろう）お見舞いに来てくれなかった。その子もプライドの高い人だったから、退院後も私とすれ違っても、やはり、私の友達と話し込んで私を傷つけた。
友達としゃべりたいなら、友達と付き合えばいいじゃん？と、私は、幼かったわたしは、
私に話しかけたいのに、わたしから笑顔で話しかけられないことに彼もがっかりしてる
ことに気づかなかった。
私から譲歩しようと思うほど、その子に魅力を感じていなかった。
その子の優しさイコール優柔不断さが幼き私をイライラさせた。
>> 8
それを承知で告白してきた彼に
｢付き合ってる人がいるのは、知ってる、でも好きだから引けない｣
といわれて
なんて自分の気持ち正直にぶつけてくる人。それを自信を持って表せる人何だと素直に感心してしまった。
彼のようなまっすぐな人に出会ったのは初めてだった。私のためにもう思春期特有のプライドを、こやつ、棄ててる、と実感させる人。
とても地味だと思っていた彼が急に私の生活に入り込んできた。私がずっとずっと探して、待っていたものを、彼は、楽々とたくさん、運んできた。
それからの彼は意思を持った忠犬ハチ公だった。わたしは迷ってる暇もないくらい、心も体も、彼に私ごと持って行かれた。
わたしが、付き合うとも言っていないのに、
毎日靴箱で私の帰りを待ってる！
凄いぶれない決断力と意思の力だ。
思い込みにも近いのか？彼の家は
藤枝駅の近くで、
私の家は、焼津の、海端。遠く離れた私の家まで暑い日も寒い日も送ってくれるのだ。男の子の体力って凄い。行き帰りに一体何時間を、この人は私のために遣う気なんだ？
そんなふうに、行動力はすごいのに、元来のA型気質からなのか、育ちのよさからなのか、帰り道はふたりでくだらない話をたくさんした。帰り道て、見つけたサボテンに｢ノボタン｣ってつけて笑ったり（何にも面白くないことをやたら引っ張って話した）彼のバイト先のファミレスでの武勇伝を、聞くのが楽しかった。意地悪な先輩に怒られたこと、勝手にグチャグチャなスペシャルサンデー作って夜中にこっそり食べたこと、剣道部の部活で、
たばこ吸って見つかってみんな坊主にさせられたこと。私は受験残ってたし、学校以外の外の世界を知らなかったから推薦で東京の大学に進学がきまっていていきいきしている彼の毎日が新鮮だった。愛しかった。
免許をとったり、好きな深夜番組をみたり、洋楽や本を、買いあさる彼がかわいかった。彼は、本当に育ちがよく、たくさんのCDや、漫画の蔵書があって長渕剛の、キャプテンシップや、尾崎豊の15の夜を聴いていた。私はあまりそういう、熱い感じ好きじゃなかったけど聴いて自分にない世界を体験するのはたのしかった。
>> 9
私はあまりそういう、熱い感じ好きじゃなかったけど聴いて自分にない世界を体験するのは楽しいと思った。彼はどんどん惜しみなく私に彼のものを貸してくれて、前から好きだったけど、エアロスミス、デフレパード、オアシスたくさんの素晴らしい音楽に触れさせてくれた。うしおととらがすきで、
全巻貸してくれて、読んでたくさん泣いた。彼は私が嬉しいのが嬉しいみたいで何の打算も躊躇もなく自分の物を私に与えた。最後まで返せなんて一回も言わなかった。
あと、私は複雑な家庭環境から、自分に自信がなくて自分が魅力的だなんて思えなかった。当時はね。
そこに彼は
｢直子はとても優しいし、純粋で、誰に対しても平等で、かわいいし、素直で好きだよ。心から好きだよ｣
と言ってくれた。彼を信じてみよう、と思えた自分が泣きたいくらい嬉しかったんだ。
ちょっと、高校の時の話からは離れますが、今の恋愛話をというリクエストがあったので、少し。
なんか、ドキドキし出したのは
ペアを組まない？と、言われて、わたしが、
私英会話できるので、じゃあ日本じゃなく海外目指しましょう、
と言ったら
先生
ブラックプール？
と、凄く嬉しそうだった。
いや、それは、知らないけど、私は交流がしたいのです、と、話した。
それから、ルンバをふたりで踊ったのだけど
どこをみたらいいですか？と言ったら
目を見て、
と言われて
照れますね、
とかわたし、天然なこと言っちゃって、目線をからめて、踊った。
その夜、先生の香りというか、なんか、動きというか、私の中に入り込んでくるような感覚がすごくて、
向こうはどうなんだ？？
と、心配になった。
>> 11
だって、やっぱりダンスって、凄いのだ。
くっついたり離れたり、笑いあったり見つめあったり、
呼吸を合わせないとおどれないし、
タンゴやジルバ？なんかははっきりいって男性に乗せられて、振り回されてるみたいで、絶叫マシン好きの私には、快感でしかない。
でも、
快感ですね、
なんて言ったら
確実にヘンな連想させちゃうから、
たのしいですね、とか、
以外と色っぽいですね、
とか、
もう、冷静さを取り戻すのに、必死。
主人とだって最近そんなに目線を絡めたり、手を握り合ったり、体を支えられたり、振り回されたりしてないのに、
情が移らないのが不思議なくらいだ。
そんな先生が、
今からさわりますけどいいですか？
とか、
あなたは人の悪口を言わない人なのは、分かってるから、まわりに左右されないでダンスに集中していたら、いいですよ、
とか、
私が言われたい言葉を
サラリと出すから
そりゃあ、私だって意識するよ。
私がダンスパーティーの時先生しか目線を合わせて笑顔くれなかったよですよ、
私はベリーダンスで
ダンスは笑顔
目の前のたったひとりを幸せにしなさい、
と教わった
と話したら
僕もそう思っていた、それでなきゃ楽しくないじゃん、
と、恋愛の曲ルンバがかかって
踊り始めたら
目線が、吸い付くように見つめてきて、離してくれなくて、
物凄いドキドキし始めて、
手を振り払って
顔を押さえてしまった。
大人の色気が、すごすぎます！
とか、訳の分からないこと口走ってしまい、
もう、気持ちを落ち着かせようと
流しに行って食器洗剤で手を洗っちゃったよ。
それからは、落ち着いたけど。
恐るべし、手洗いの力。
もう、わたしこれから、どうなるの！？
っていうか、先生は私のことどう思ってるんだろう？毎日会いたいのかなあ？20も年下の子なんか、かわいいだろうな、とか。私ならかわいいと思ってしまう。
私の練り香水の香りや、広がるスカートからのぞく足や、ベリーで鍛えた目線の送り方（私は先生を本気で落としに行っている）に、やられてるのかな？
お互いにお互いの体温に、慣れていくやばさって、すごい。
嗅覚や、視覚、触覚、普段現代人が、特にハグしない、日本人が研ぎ澄ませていない感覚がすごくてが、研ぎ澄まされてくる。
あの美しい体に溶けてしまいたい、と思うのはいいけど、思われてたら、どうしよう。
先生、
あなたのこと、困らせてもいいですか？
あなたは、私に
競技ダンスに出ない？ペアを組まない？
と、聞いてきたくせに、
ご主人口説き落として、ペアを組みなよ。
と、言ってきた
矛盾、していませんか？
あなたの本心はどちらですか？
私と組みたいのか、
組みたくないのか、
優柔不断な男は嫌いです。
奪うならしっかり、奪って。
私を惑わせたり、傷つけないで。
そんなこと言ったら
絶対に先生のハートに火をつけてしまうから、
私は物言わぬ貝になります。。
私ひとりが幸せに、なんて、
寒い女には、なりたくない。
胸が引き裂かれそうなのは、私も同じ。
奥さまと、
先生が
本当に心から笑い合えるのを
祈れる、
自分で居たい。
私の本心ちゃん、
ごめんね。
あなたの願いは、聞いてあげられないんだよ。
だってあなたはいつも気まぐれで、
浮気性なんだもの笑
さて、
では、また高校時代の恋を語ろう。
私の家庭は一見仲良しで元気だったけど、父がモラハラだった。
幼少期から、私はありのままの私では愛されないのだ、よくできる、みんなに自慢したくなる娘でいないと愛されない、と、感じ取ってしまっていた。きっと父も、そのように条件付きの愛で祖父母から育てられたのだろう。そんな夫を持って、操縦の術を知らない幼く、わがままなのに、一人で頑張る母の孤独で怒りに満ちた背中をみてきて、
私は疲弊していたし、緊張していたし、孤独だったから、
というか、当時は孤独だと、未熟さから思ってしまっていたから、（本当は、母の、平等な愛や、父の頑張りに支えられた、家庭でもあった）
しかし、当時は母に、
「あんたは、充分愛情をかけて育ててきた。これ以上というのは、わがままだ。」と、つっぱねられ、心から納得できなくて、
本当は、小さな子供のように
（私はもっと心から愛されたい、抱きしめてほしい、）
と思っていた。でもそれを言うのを許されなかった。言っても突き放されるくらい、両親も戦闘中で、溺れていて、余裕がないの分かっていたから、
そこに温かい彼が現れて
私を救ってくれた。私は温かくなったのだ。
私にとって、本当に初めて、人の無条件な私だけに向けられる、本物の優しさにふれた。
いつも子供っぽい正義と
陽だまりを
抱えているような眩しい彼に恋をした。
もうそれからは、大恋愛だった。
彼は私といると何時間でもしゃべってるから
真冬の、冷える体育教官室前で、放課後、四時間も、立ち話して、
学ランの、剣道部でならした筋肉質の高体温な彼はまだしも、
薄い白のワイシャツに紺の、ブレザー、短いプリーツスカートの私は
心底冷えて
でも、愉しいから帰れなくて、
次の日見事に風邪引いた。
体育教官に、「色気づいて、男と長話してるから、風邪引くんだ笑」
と言われて死ぬほど恥ずかしかった。
彼にどんどん、惹かれていって
よくふたりで私の家の近くの海に行った。
まだ制服姿のふたりは
いろんなことを知らなくて、
知らないからこそ、
とても愛しかった。
彼が免許を取ってからは、よく彼のお父様の車を借りて、ドライブした。
初めてキスしたのは、私の大学合格発表の日だった。
私はかんがえなしに、単願で、落ちたら終わりのリスキーな、選択をしていた。
センター試験の点数が思ったより20点くらいよかったから、自信はあったが、やはり、怖くて
電話していたら、
彼が
電話じゃ、長くなるから会おう
と車で来てくれた。
ずっとそばにいてくれて安心した。
彼に初めて抱きしめられた時、温かくて、嬉しかった。生まれて初めて自分以外の、しかも、男の人の体温を、愛しいと思った。
彼の匂いに、包まれていたい、と思った。
それから、たくさんデートを、重ねて
逢うたびにそばにいるのが自然になって
でも、自分のことまだまだ子供だと思っていたから
その続きが、
高校生の私にあるなんて想像もしていなくて、
初めて抱きしめた背中の指先が、
スライドして、私の胸に触れた時
ビビった。
な、なに？！
みたいな。
私に起こるはずもないことが起きちゃったよ。やばい、みたいな。
でも、嫌ではなかった気がする
この人、男の子なんだ、
それで私は女の子なんだ！
と、自然にびっくりした。
彼のいいところは、
私が嫌がることはしないで、
私に準備ができるまで、ゆっくりゆっくり慣れさせてくれた。
優しい人だった。
私のコンプレックスを包み込むように、私を受け入れてくれて、
私が傷つくことは決して言わないし
それで、ハリネズミみたいだった緊張した心と体が少しずつ、彼の匂いに、慣れていった。
彼の香りに包まれていると、
心からリラックスできて、
寝床に帰った熊さんはこんな気持ちで、
冬眠するんじゃないかと思うくらい安心した。
ただ、なんせ初めては怖かったなで、
怖いときは
わたし、怖いよ。
と、素直に言った。
そしたら、笑顔でそこで、止めてくれた。
そのように、
彼と一緒に居て不快だったり、むりしたりほとんどしたことない。
いつも私に合わせてくれた。
私は男になったことないから、分からないけど、男の子のほうが、大変なんだと思う。女の子を、幸せにもするし、一歩間違うと傷つけてしまう。
彼はいつも私に触れていたいみたいで、
私の親指をなぞる癖があった。
寂しかったのかな？
わたしに、自身のお母さんを、彼もまた、同じように、また、彼は一人っ子だったから、そこに欠如していた兄弟を求めるような、私を求めていたのかもしれない。
私には何でも話し合える最高な、姉がいたから、彼の気持ちわからなかった。
いまなら、分かるよ。ごめんね。でも、私も、私が初めて触れることのできた、私以外の人の、髪を、肩を、胸を愛しいと、マジで思った。
沢山の小さな冒険、一緒にみたキアヌリーブスのスピードに、彼が大興奮したこと笑、旅行、料理、海、川、プレゼント、毎日が、幸せで切なくて、
彼が、東京に発つ日
沼津まで、送っていって
愛しそうに、私の親指を、また触っていた彼が
バスに乗り込んで
さよなら、したときの
歩道橋で一人残された
私のどうしようもない悲しみを涙を今でも鮮明に覚えている。
愛する肩を、瞳を、香りを失って、途方にくれた。
それから、何度も沼津で、彼に会ったが
沼津は、彼につかの間会える場所、
彼の住むアパートへ、初めて乗る高速バスで向かう場所。彼を見送る場所。私にとっては、感情の宝庫だ。
10代の心もとない私の心があの駅で
いろんな彼に関する駅で揺さぶられた。
彼の住む八王子で、彼に再会できた、夕暮れは、これから、二人で過ごすおだやかな時間を、思うと揺れた。彼と別れる朝の、橋のうえや、
昼の駅を恨めしく思った。
思い出の詰まった疲れと、
日常に戻る寂しさと、不安と退屈が混在していた。
一人でも頑張っていこう、と、か弱く無理の詰まった意思を奮い立たせた。
家族にも内緒で
友達と、遊んでくるね、
とバレバレの嘘をついてかれのもとに向かうとき、自分を、慰めながらも、後ろめたくて、母になにもかも打ち明けて懺悔したい気持になった。
自分の大好きな大切なものは、誰に後押ししてもらえなくても、それが、悪いことじゃなくて、私に信念があるのなら、一人でも抱えて進むしかない時もあるのだと、初めて私に教えてくれた人が、彼だ。
わたしは、彼に人の愛し方を教えて貰ったような気がする。
人を思うときは
自分なんかなくて
いつも相手を思うまっすぐな心だけ。
自分が相手の為にできたことを、
また、相手がいてくれたから、
できたんだと、感謝していく純粋な心。
彼と1週間東北旅行に行った。
>> 18
彼が旅行日程からすべて決めてくれた。レジュメにしてくれた。とても楽しそうに「俺、直子のおかげで、卒業したら旅行代理店に、勤めようかなって目覚めたくらい楽しかった」と言った
人のために動いた力をそのまま自分を、押し出す力に直結できる男。
バランスがよかった。偏らない。
人への愛情、理性、未来図を全部持ち合わせていた。
その見事なまでの、前向きさに圧倒されて、
私はバランスを失い始めた。
ついていけなかった。
在学中、彼は、中国に、留学した。
外国語を身につけるために。
彼は一人っ子で家もお金持ちで、
私の父も有限会社社長でバブル期だったし、物質的には、恵まれていたほうだか、彼には敵わなかった。
かれは、私を拠点にして、
いろんなところから、渡り鳥のように、手紙をくれた。
私はひとりぼっち感がぬぐえなくなってきた。
待つことで、ストップした、自分の時間を、動かしたくなってきた。
好奇心が強い私は彼に別れを告げた。
かれは手紙をくれた
キミを待つことにしたんだ。
やっぱり、今はきみがすきだから、自分の気持ちに嘘はつけない。
友達として、待つ。
自分の君への想いはきっとし時間が解決してくれるから、つらいけど直子の気持ちを尊重する。
僕のねがいは、
キミに幸せになってほしい。
そして、君はきっと誰と一緒になっても、相手を幸せにできるから、できれば俺が一緒に、いたかった。
最後によってビートルズの、
レットイットビーの、歌詞がついていた。
wispier word of wisdom let it be
知恵の言葉、なるようになるさ。
彼を深く傷つけた。そんな私までかれは包み込んだ。
私には彼が私と離れてからどんな時間を過ごしたか、知る術はないけど、
引き際に人間の価値は光る、ということわ、私に知らしめた。
今までの人生でわたしは、親に、私が図らずもチャレンジして失敗すると、
「ほら、みろ、いわんこっちゃない、お前は没頭そぎる、悪い癖がある、自業自得だ。」
「お前が悪いんだ」
と言われて育ってきた。
両親は私の中の激しいsense of liberty,自由への憧れを、忌み嫌っていたのだ。
身近な家族の受け入れられないからこその自分本位な、ことばに、
やはり、私が悪いのか。と、耐えてきた痛み。
でもかれは180°ちがっていて、
私が本当に悩んだとき
「大丈夫か？直子はすぐ、深刻に、なりすぎる。すぐ自分を、追い詰めるんだから笑、そんなに、深刻になることじゃないんだよ、少し肩の力抜いてごらん？そのままでいいじゃん、だってがんばってる素敵な女の子なんだ。俺はおもうけど、直子なら何でもきっとできるよ、君は何にだってなれるんだよ。」
と、励ましてくれた。
育ちの良さもあるのだろうけど、彼の生まれ持った気質だろうと思う。
もい、直子はっ どうして俺の気持ちわからないの笑？
とは言っても決して心から私を責めたりしなかった。
いま、大人に、なって、本当の意味での人の心の冷たさや冷酷さに、出くわしても、それでも私が前を向けるのは、人を信じられるのは、
彼の存在があったから。
かれは本当に人を責めるという、心がなかった。
人を手放しで信じられる、人へのだった。傷つけられても、
笑って
あいつ、マジでめんどくせ～
と、吹き飛ばす人だった。
そういう彼に出会えてわたしは幸せだった。きっとそこが、好きだったんだと思う。
こんどは、私が彼みたいな人間になって、まわりを幸せにしたい。
そしたら、私少しはあなたにちかづけるかなあ？いつか、誉めてくれるかな？なんてね。
12年ぶりに、友達の結婚式で、彼の剣道部の友人にばったり会った。
聞いた彼の近況は、旅行会社に、勤めていて、子供さんも生まれたそうだ。
本当に嬉しいと思った。
かれのもとに友達から
「直子さんに会ったって、あいつに、伝えるよ。一緒に写メ撮ろうよ、あいつにみせるよ、直子さん、きれいになったもん」
といわれたけど、
「私が奥さんだったらそういうの嫌だと思うし、過去は過去のままだから素敵かな笑」
と、笑って辞退した。
戻れないから人生って素敵なんだと思うように、してる。
細かいことより、本質の方が余程大事だと思う。
人による出逢うのは、距離じゃない、時間じゃない、回数じゃない。
そう思う方が真実に近い気がする。
出会った人への途方もない感謝や、その人達からいただいた優しさや、技術を、自分が今後の生活で、いかにいかせるかだとおもう。私はね。
彼ほどさわやかに私の人生から去って、でも形を残した人を私は知らない。
全力で夢に向かいながら力の抜けた愛すべき人だった。
彼に教わった人の愛仕方で、私の周りを愛していこう。
もちろんそんな呑気に構えていられないくらい打ちひしがれちゃう時もあるけど（今がそう笑主人がご乱心笑）泣いて泣いて、また、子供や友達からパワー貰って沢山食べて、寝て、立ち上がる。
病気になってもまた、立ち上がる。そこから優しさを、学ぶ。
青島君。
私をすきになってくれてありがとう。
へこたれそうなときは、あなたが示してくれた
理想ばかりだったかもしれないけど、幼かったけど、愛情を思い出して、私も彼の素直でまっすぐで熱い心についていきたい。
昔は理想に生きてきたけど、今私は着実に現実を生きている
私は私の日常を愛したい。
私は生身だから日常には思いも寄らない抱えきれない悲しみや病気が、降りかかってくるし、
そういうとき、心が、なにも感じなくなって。理性に感情が追いつかなくなったら
時々はあなたを思い出してもいいですか？
あなたのウシオみたいな、キラキラして優しくて、まっすぐな瞳が大好きだったから、
私は自分から手を離してしまったけれど、いつか、あなたにまた、出会えたら、
あなたに胸を張って
私は自分に恥じる事なく、
しっかり、丁寧に生きたよ、と、
方向転換したいから、絶対したいから、しっかり、気合いいれて、でも力抜いて笑生きていく。
- << 23 21レスの誤字がひどい💧 方向転換→報告。 私は報告したいのだ。 大事なとこミスって気持ちをそらせてしまいごめんなさい。 他のとこも一気に書いたから、校正してなくて読みづらかったらごめんなさい。 元印刷会社営業の、名が廃るぜ。マジで恥ずかしい。許してね。
ちょっと、一気に私を変えた恋のお話をしたので、次は軽めの話を。
私は大学で米文学を、専攻した。そこには二人の教授がいらっしゃって、私はどうしても、若いH先生に師事したかったので、でもやはり、H先生の方が人気で、振り分けの面接をやる、と言われ
先生に、師事できないなら、辞めます。
と、言い張った。
そして無理やり先生のゼミに入れてもらった。
この恋はH先生と、ではない。
なぜなら、H先生は私たちが、大学4年の一番卒論を、英語で書かなければいけない大切な時期に、
なんとなんと、
留学してしまったのだ笑
この恋？は、その後を引き継いで、私たちゼミ生の卒論を、一気にみてくれた、
イギリスから来たジェントルマン、クリスチャン、ミスターサイモンとの、恋である。
>> 24
サイモンとの会話は日本語で標していきます。
サイモンは英会話のクラスを受け持ってくれていた。
毎回楽しい講義で、自分の週末にあったことや、最近感動したことを、皆の前で発表する、機会があり、ちょうど私の時は好きな映画を紹介する回だったので、
私はダーティダンシングを、選んだ。
一通り好きなところを離して、
なにが好きかって、
歌が好きだから、
ひと節歌います。
と、言ってから、
I had the time of my life and I all it owe to you!
私はこの人生のなかで、この一瞬をすごせたのは、すべてあなたのおかげなんだ。
と、思い切り歌ってみた。
クラスメートは、皆面食らってたけど、
サイモンだけはよくやった、と満面の笑顔で拍手喝采してくれた。
私はサイモンに期せずして、先にこの歌を、捧げたことになった。
だって私の人生はサイモンのおかげで、引き上げられたから。
>> 25
サイモンは、イギリス出身で熱心なクリスチャンだったので。道徳感にもすぐれていた。初めてだった。触れるクィーンズイングリッシュも、美しい響きだった。
キャントではなく、カウント、というのが、美しく響いた。
私は卒業論文に詩人のエミリーディキンソンを、選んだ。
彼女の詩の力強さと繊細さに心を打ち抜かれたからだ。
彼女は生涯独身でいわゆるひきこもりで過ごした。
それなのに、彼女の詩はものすごい迫力で、迫ってきた。
サイモンは初めて英語で40ページ以上の論文を書かないと卒業できない私たちを、自分の講義以外の時間を、やり繰りして、一人一人個人レッスンを、始めてくれた。
こまかな、文法や綴りのまちがいや、ハイフンは文頭に来ないことや、文を途中から挿入する際には文頭に…が、必要なことなど、私のひどい英語を推敲してくれた
私のディキンソンの、大好きな詩を
皆さんにも贈る
I cannot buy it tis not
sold-
There is no other in the World-
Mine was the only one
I was so happy I forgot
To shut the Door and it went out
And I am all alone-
If I could find it Anywhere
I would mind journey there
though it took all my store
But just look in the eye
Didst thou? Thou Didst not mean,to say,
Then,turn my Face away.
それは、売り物じゃないから、売ってないの。
世界に代わりはないの。
私のが唯一無二なの。
私は手に入れたことがあまりにも嬉しくて
ドアを閉め忘れちゃったの
そしたら
消えてたわ
そして私はひとりぼっちになってしまった
どこかで、また見つけることができるなら、
そこへの旅を私は厭わない
私の貯蓄をすべて使い果たしたっていい
それなのに
もし再会できて
ねぇ、そんなつもりじゃなかったんだよね？
あなたは、
と言って
そして
私にできることは
顔を背けることだけ。。。
サイモンとはたくさんの笑顔を交わした。海のような落ち着いた慈愛に満ちた、ひとみは、いつも暖かく、ユーモアにあふれ、小動物みたいに、キラキラしていた。
サイモンは私たちが、卒業するのと同じに、私たちの大学を去り、東京の女子大に行くことになっていた。
駅近くの卒業の、打ち上げ？謝恩会？で、サイモンと、始めて飲んだ。
サイモンは饒舌で、
直子、皆、知ってるかい？
女の子が、エッチして
イク時、
英語圏では、
Im coming!!（アイム カミング！）
って言うんだよ。
と、教えてくれた。
そしたら、飲み会に遅れてきた女の子が、
アイム カミーング！！！
と、笑顔で
まさにそのタイミングで
現れたから、
みんな、大爆笑。
女の子は、何で笑われてるのかわかんないけどいきなり笑いを取って嬉しそうだった。
チャーミングなサイモン。
もちろん、
今はお酒が入ってエッチな話をしちゃったけど、僕はクリスチャンだからたったひとりの女性を大切にしたいと思っているんだ。
君たちも、貞操を大切に素敵な人生を送ることを祈ってるんだ。
と、心を込めてフォローしてくれた。
直子、駅まで行くなら、僕に送らせてくれないかな？
キミと少し話がしたい。
もちろん、私も駅まで行くから。
私はその日サイモンに心を、尽くしたくて
イギリスのブランドの、オフホワイトのアンサンブルと、黒と白の入り交じったタイトスカートを、履いていったら、ちゃんと気付いてくれて、
今日はとても大人っぽくて
まるで
イギリス女性みたいな、着こなしだね
と、さりげなく誉めてくれた
3月で、混んだ駅を
まるでお姫様のように、人混みから守って、手をさしのべて、エスコートしてくれる彼。さりげなく私の腰に、紳士的に腕を回す彼。
う、申し訳ないけど日本の男にこれできる人、いなかったな。
と、感嘆した。
やばい、これに慣れたらやばい、
と思った。
二人見つめ合った駅の改札で、
彼は私に言った
直子、もし、僕が、結婚していなかったら、君は付き合ってみたいと思うただ一人の女性だったよ。
私もよ。
二人は握手して、分かれた。
サイモンは東京へ。私は私の道へ。
私が人生でのベストシーンに選ぶとしたらナンバースリーには入ってくる、素敵なシーンだった。
既婚男性はこうゆうふうにあるべきだな、という、雛形を私に与えたジェントルマンだった。
イギリス人恐るべし。いや、サイモンが素敵だったのだ。
苦しい、苦しい、恋の話をしよう。
私は手に職をつけたくて、パソコン教室に行くことにした
そこにいたのは、私を導いてくれたできるどS男、小柄なイケメン、日本版ブルーノマーズ、I先生と
笑顔がくしゃっとしたN先生と
眉毛のキリリとした理系男子M先生、
そして
さいごに、ふらっと窓からスローモーションで、現れたのが
私が恋した
子犬系美形男子、バスケットで鍛えたすらりとした長身、黒服経験も持つお一人様大好き
S先生。
よく、スキマスイッチのボーカルに似てると言われるといっていた。きれいな眉のしたの暖かい眼差しと、通った鼻筋、情にもろそうな唇が素敵な人だった。
I先生と、つるんでいて、
ドSの、I先生に、よく弄られて
やめてくださいよ～と、
にげるすがたが
キュンとした。
ひとまわり下。
奥様方にももちろん、人気だった。
>> 30
先生は所作が綺麗ですね
ってほめると
やめてくださいよ～と、嬉しそうに照れるところ。
可愛い。
字が汚いからからかって
字も綺麗ですね、
とほめたら
僕、難しい漢字は書けないけど
為
は書けるんです
っていうから、
どうして？
ってきいたら
よく仕事遅くて始末書書くから
だって。
二人で大笑いした。
始末書書くなよ。
先生の高校時代のバスケットのはなし、顧問に走らされて忘れられて、永遠奔ったとか、黒服時代の裏話とか、元彼女と、ケンカすると黙って時計ばかり見て、怒られたはなしとか、ご両親の話、パソコンに真剣にとりくみながら、ちょこっと離してくれる、宝石みたいな思い出話が
聞いて、聞いて
って言われてるみたいで
可愛かった
みかんを、箱買いすることや、一人が好きで、I先生に、ロンリーウルフって言われて、よく飲み会に召集されてること、若さって素敵だなって思った。
>> 31
すぐテンパって冷たくなるところも、可愛かった。
私が先生がほかの生徒さんと話してるところに、用事があって
今いいですか？
と割って入ったら、
マジでごめんなさい
といわれて、
私先生が好きだから
悲しくなって
でも次の日気持ちを切り替えて
先生、おはようございます
って言ったら
ホッとしたような顔していたから、可愛かった。
私は既婚者だったから、恋してることは、微塵にも出さなかったけど、
毎日バリアはるようにしてたけど、
1度だけ
私が気を抜いて問題集を左手でなぞりながら、右手で、タイピングしていたら、
先生が後ろから
ふわっと私に重なって、
両手で、私の背後から私の手の甲の、上からタイピングはじめて
後ろから抱きしめられたみたいになって、
電流が流れたみたいに、ぞくっとなって
さりげなく、右手をゆっくりとキーボードから、離した
先生の長い睫毛と、すらりとした指先と、甘いフレグランスに、クラクラした。
先生は覚えて、いるかな？
>> 32
すごいいいチームワークで、楽しくパソコんしていくうちに
バディみたいな、信頼関係が生まれて、ドキドキした。
これ以上長居したらやばいかな、と思った矢先、I先生は東京へ。S先生は熊本へ、栄転することになった。
ちょうどノストラダムスの、大予言の日だった。
S先生の、ブログに
最期のメリークリスマス
って書いてあって、
さみしいのかな？孤独を感じたのかな？皆を愛してしまったのかな？って心配になった。
最後のお別れの日、
先生に、手紙を渡した
先生が話してくれたいろんな話、楽しかった。
もし、私が結婚してなかったら先生と、付き合いたかったって、I先生に、言ったこと、あるんです。
私もここで、輝くから、あなたも新天地で頑張って。
PS 全ての優しい歌が私を泣かせるのはなぜでしょうか。
先生からは返事はなかった。
もう会えなかったからだ。
ブログには
皆に、出会えてよかった
と、あった。
私は
若いうちの苦労は買ってでもしろ
という、言葉を正直に信じていて、
また、モラハラおやじの待ってる家に居たくなくて、お父さんが寝てから帰れる、営業職を選んだ。
私の前任者が恐ろしくグチャグチャな人で、
私はえらいところをひきついで、しまったなあと、
グチャグチャな指導表や名刺を
中途半端な覚悟で
コツコツと、一人で片付け始めた。
すると、
主人が
まだやってるのか？
と言ってしなやかに近づいてきて
黙って私の手から名刺を取って
一緒に並べてくれた
責任感の強い、誰に対しても面倒見のよい男だった。
一番の営業成績で、一番の稼ぎ頭なのに、ぐちも言わないで。グイグイ仕事していく姿が格好良かった。
歓迎会の飲み会の時、
事件は起きた
主人は酔っ払うとハメを外すタイプで、オン、オフがハッキリしているのだが、
私はその日生理で早く帰りたかった。
お店をでて、みんなで外で話をしていたら
何を考えたのか、
主人がいきなり
私を抱き上げて
逆さまにしたのだ。
なにが起きたかわからなくて
おろして！！
と、叫んだ
主人はヨロヨロしながら、
地面で手を切ったのか
血が出ちゃった～
と言っていたが、
私は瞬間的に
私の生理の血がついたんじゃないかとカアッと恥ずかしくなって
主人を、平手打ちしてしまった。
そしたら、ものすごい勢いで、
服の前身ごろを掴まれて
お前、なにしやがる
と、言ってきたので
私は頭にきて
もう、帰ります、
と、ふりほどいて帰ってきた。
なに、あいつ、大嫌い
そう思った
じゃあ、もう一つの、過去生が見えた恋愛、あいつとの話をしようかな。
私に夢中になってくれた男の子の、話をしよう
カットとは、近所で同じ中学だった。野球部でよく日に焼けて、細マッチョな、彼は、少しプライドが、高いけど私の言うことはよく聴く笑
かわいい男の子だった。
俺たち、身体の相性いいよね？？
とか、ドキッとするようなことをたまにぶっ込んでくる破壊力も持っていた
中学の文化祭で、生徒会で実行委員会だった二人は、製作を一緒にしながら仲良くなっていった。
彼が私をすきになって、
付き合ってください
と言われた。
私は片想いしてる人がいたけど、脈なしだったので、まあ、いっか、位の気持ちで、付き合った
中三の冬
帰り道反対方向なのに、送ってくれた、学ランの、姿勢のいい彼
たまに手が触れあうだけで、ドキドキした、帰り道。
私は頭がよかったので進学校に進学決めていたが、彼は勉強苦手だったのに、猛勉強して、ついてきた。
でも、私は冷たい女なので、新しい世界に夢中になり、彼のことは心から、フェイドアウトした。
大学三年の時、焼津駅で、ばったり、再会した。
話したら懐かしくて、彼は一浪して横浜国立大学で、野球をしていた。将来コーチになりたいというのが、彼らしいな、と思った
あんたみたいな、プライドの高い、男が、コーチ？多少物足りないね
と、ちょっと馬鹿にしていたわたし。
ちょくちょく合うようになり、体育会系の私たちは趣味があった。バッティングセンターやボーリング、どこに連れて行っても、そつなくこなす彼に
引き締まった腕や細い腰のラインに深呼吸した。
なんていうか、力関係がちょうど拮抗していた。
お互いの、才能に惚れていた。
彼は私の国語力や社交性に
私は彼の愛されて育った心底の安定性や、やるときはやる、休むときは休む、という、プロフェッショナルさに。
>> 40
初めて身体を重ねたのは、私の部屋。彼は
俺があの、中学時代から一緒だった直子を、腕に抱く日がくるとは。
と、客観的に感動していた。
彼との相性は、よかった。
スポーツしてるような、感覚。
10代後半から20台の一番乗りに乗ってる笑時期だったから、むさぼり合うみたいに、求め合った。
彼のしなやかな美しい体脂肪率5パーセントの、身体は私を優しく、包み込んだ。
私に首ったけみたいで、愛情表現が、下手なくせに
私が寝たふりしてたら、
好きだよ
って、かすれた声で
ぞくぞくしたのを覚えている
男の人を支配したいと思ったのは、初めてだった。
支配しても、軽々とパワーに、ねじ伏せらて、快感に導かれる、愛しさを、たくさん二人で味わった。
朝からエロくてすみません。
とにかく彼の体も表情も私に屈服していて、、私を喜ばせたくて必死で、美しかった。
>> 41
彼とは横浜の街で、沢山デートした。彼はバイクに乗っていて、真冬でも、バイクに乗って横浜から会いにきた
高速で闇の中、手を離したら、
死ぬなって思った
とか、かじかんだ手を私にすり寄せて話す彼は可愛かった。
二人で蓮花寺池公園に行ったら、
蛍が、辺り一面に光り出して、
まるで、
スピッツの
ロビンソン
みたいに、
誰も触れない、
二人だけの国
終わらない歌ばらまいて
大きな力で
空に浮かべたら
ルララ宇宙の風にのる
って、実感した。
ふたりではみた、横浜の花火、彼の家で二人で見たたくさんの映画、クイーンズスクエア、バレンタインのフレンチ、全て楽しかった。
彼の大学の野球試合で、待ち合わせて、私は野球興味ないから
ベンチの一番上で、横になって、
青空見てたら、寝てしまって
あとで、
彼は友達から
うちの見方の内野席に、仰向けで寝てる女がいたけど、
誰の彼女だ？？
と、もっぱら噂になり、彼は
知らね。
と、言っておいた。
お前、みんなから客席だって見えるんだから気をつけろよ。まじでいかれてんな笑
と注意をうけた。
ちょこっと中断して、あの、ドSI先生の話したいな。
私がパソコン教室に行って、私を応対してくれたのがI先生だ。
小柄だけど彫りの深い顔立ちのすっごいモテそうな超外交的なイケメン。
空気をぎゅっと掴んだり投げたりするのが上手い。
一目でこっち側の、人間だな、と分かった。サービスのSは、サドのS。
日本人で私のじっと見つめる目線を、外さないで永遠に見つめ返してきたのは、この人が初めてだった。
質問に的をはずさず、応えてくるし、クローズクエスチョンがじょうず。
主人に、似ていて、人との距離が近い。自分からはグイグイ近ずいてくるくせに、掴まれそうになると、サラッとかわす小憎らしい男だった。
まだ、誰のものでもない
ってかんじ。
私はS先生に惹かれたから、I先生も魅力的で、腕に抱かれる、妄想してドキドキしたこともあったけど、
同士ってかんじだった。
彼はちょうど彼女と別れたところで、
彼女を振ってしまっていた。
そのはなしを聞いた夜
あくまで私の妄想なのだが、
その女の子を集約したような先生に恋して叶わなかった女性の怨念？みたいなものが、
私の枕元にきて
泣くから、
私は
魅力的な男に恋するということは、やっぱり傷つくことも、あるんだよ。添い遂げたいとおもうなら、待つしかない、あなたたちの、心の器を大きくするしかないんだよ。今回は、辛かったけど、あの男はあなたのものには、ならないよ。一緒に泣いてあげるから、明日には忘れよ？
と、心の中で説得した。
私は何をやってるんだ？
先生も結構プライベートを、私には開示してくれて、
背が低いのがコンプレックスだと話していた。
先生は身長を、簡単に越えれるくらいの魅力が凄いから、全然ペイできるよ。
と、話した。本音だった。
先生に恋してる人は沢山居た。
ストーカーまで、居た
魅力的な男なのだ。
大学時代はバイト先でもおばさまがたにモテモテだったそうだ。こんな魅力的で元気な男が、モテないわけがない。
友達から付き合いがわるいのは、女をアパートに、とっかえひっかえ連れ込んでいるから、とヘンな武勇伝流されたけど、
悪くない
と思って否定しなかった
だって笑
余裕のある男は魅力的なのだ。
先生の家庭はお姉さんが一人、ご両親はなにかがあったのか、背を向け合っていたそうだ。今は年をとったのか仲良しだけど。だから、あまり結婚に夢を持ってないみたいだった。
先生は地元のカラオケ大会で、
ちょっと曲名を忘れちゃったけど、
小学生で
ものすごいエロティックな、男と女の、歌を歌ったらしい。
審査員さんに、
どうして君はこの曲を選んだの？
と聞かれて
お父さんがよく、聴いてて、歌いたかったから
とこたえたと話してくれた。
I先生は、
僕、カラオケ大会の賞落とされたけど、僕だったら絶対僕を選びますね。だって小学生であの歌のチョイス、最高だもん
といっていた。
自己肯定感の、強い男は魅力的なのだ。
私はそんな先生に
もし、私が小学生の先生に出会っていたら、がんばったね、と抱きしめてあげたよ。
あなたへの返し歌は
マドンナ達のララバイ
でしょうか。
と話した。
できる男は孤独なのを、私は知っていた。
パソコンを、購入した私に、メデイオプレーヤーの、使い方を教えてくれて、いろんなＣＤを、私によって貸してくれた。
私に影響力を及ぼす力と自信と、揺るぎない好みのある、男だった。
ブルーノマーズ、久保田利伸と、同じ匂いのする男だった。
人に触れられるのが、苦手、
という、かれが、
最後別れるとき、
先生！ハイタッチして別れましょうか？っていったら
はい
と、素直に手を上げた
だから、なるたけの私の愛情を込めていい音がなるように祈り込めて、優しく、愛しく、手をならした。
よし、私もこの人には男の何かを押したかもしれない。
という、満足感が、あった。
彼もわたしに、
直子さんは、今まで出会ったろう他の生徒さんとは違うんですよね。
と言ってくれた。
別に変わりませんよ。
ただ私は珍しくあなたに興味はあっても、あなたに喜ばせてほしい、というあなたに群がる欲しい欲しい女とは違って
あなたに恋に落ちなかったから、
あなたは珍しくて、
私に恋はしてないけど、
もしお互い独身で
長い時間を、共に過ごすことができたなら、
最高の友達に、
なったでしょうね。
というお互いの手応えだったんじゃないかな、とおもう。
大学時代のワンナイトスタンド？寝てはないけど。そのお話し。短いよ。
新入生歓迎会のとき、まだ皆を、知らないとき、新見君という男の子と隣の席になった。
私はﾌﾞﾙｰのミニストライプのワンピースに、黄色のカーディガン、髪は長く、ウェーブをかけていて緩く編み、自分で言うのもなんだけど、可愛かった笑
新見君は、細身で、長身の身体にライダースを、着ていた。
音楽の趣味が合って凄くゆっくり、落ち着いて話しをする人だった。
沢山話して、お互いいいなって思って、
駅まで帰ろうとしたら
バイク持ってるから、回してくるよ、待ってて。
と言って来てくれた。
長身の体でライダースジャケット姿で、バイクにまたがる姿は
お前はマイケルジャクソンか？！
っていうくらい憂いを帯びて
心臓打ち抜かれた。
女の子乗せたこと、ないんだ
と、ヘルメット渡す姿は
ﾄﾞｷﾄﾞｷして
私だって、バイクに乗せて貰うの、初めてだよ？どうしたらいいの！
って聞いたら
こうするんだよ
って
私の腕をグイッと掴んで、
彼の細い、でも男性らしい腰に回した
こんなこと、家訓として、できません。
っていうか、私の胸もあたってないか？！
と
心の中で思ったけど
もう動き出しちゃったから
必死でつかまった。
冷たい静岡の街を
ミニスカートで
風を切って
初めてのバイクと男の子の感触に
ﾄﾞｷﾄﾞｷして
やばい、感じる
と、エロいことを考えながら
清楚な振りして、大人しく乗っていた。
アイムノットザットイノセント
（わたし、そんなに聖女じゃありません）
>> 46
印刷会社に、勤務していてまだ、主人と付き合っていなかった時の、まだ恋にはならなかったお話し。
私、入社1年目、初めての後輩ができた。その中のデザイナーさんに、二枚目の、男の子がいた。
飲み会で話をしてみると、とても紳士的で、まじめでやっぱり音楽や映画の趣味があった。
映画行こうか？
という話になり、
なんか、タイトル忘れちゃったけど、海で遭難するみたいな映画みたら、
私迫力に酔っちゃって
どこか、休める場所いかない？
と言ったら
海に連れて行ってくれた。
私は汗かいてしまって、
もう、ブラの線見えても仕方ないか、
と思って
締め付けが苦しい上着を脱がせて貰って、
タンクトップ姿で、海風にあたった
彼はとても紳士的で、ずっと距離をとって背中をさすってくれた。
激しい性格の私には
少し物足りない感じだったけど、
（もし、私が男なら
酔ったの？
お水飲む？
俺の膝で寝ていいよ。
しばらく無言
ねぇ、落ち着いてきた？
キミの重さが負担なんだ
抱きしめてもいいかな？
返事を待たずに覆い被さってキス
）
位、やるなあ。。。
なんて、妄想する力もないくらい気持ち悪くて、
彼の人の良さだけがめだつ
中学生の、デートみたいなデートが終わって、彼にときめくことは、それ以降なかった、かな。
>> 47
海外の方と、言えば、イランの方だったかなあ？
わたしは大学時代英語で論文書かなきゃ行けないから、英会話教室を探していた。あるところに電話したら、その方（以降K）が、出て
「ハ～イ、絶対後悔させないからうちにおいでよ」
という
私は素直に
「でも、私は飽き性だから、続けられるかが一番不安」
とはなしたら
「直子、それは今まで運命の場所に出逢わなかったからだよ。ここは、キミの運命の場所に、なるくらい素敵なところだよ。僕を、僕自身を、信じてみない？とりあえず、とって悔いばかりしないし、君がじっくり見て決めればいいから、まず、ドアまできてみない？」
といわれた。
その、ドアまで、という響きガ。ステキで、押し付けが、あるのか、ないのか分からん態度もステキで
根負けした。
初めてあったKは、黒光りする肌に、憂いを帯びた三白眼の、想ったより年上にみえる、イラン人だった。
ミュージシャンで、面白い人だった。
一度だけ、静岡の山奥に、デートに誘われて、出かけた。
盛夏の静岡の街を、少し普段の私と違い、黒いサングラスをかけて、イラン人の彼と。颯爽とあるくのは。不思議な感覚だった。ばったり、会社の、長身のイケメンに会ったのだが、私は会社では、ざ、日本人、大和撫子みたいな清楚なおとなしいふり、してたので、
このおんな変わってる
という、先輩のびっくりした目線が多少、
ほんとの私は。いかれた女ですよ～
この人彼氏じゃないけど、別に勘違いされてもいいですよ～
と言う、感じだった。
Kと二人で、古き良き日本文化を、体験して、川の、せせらぎを聴いた
Kは、
なんか、直子可愛いから。キスしてもいいかな？
っていうけど
私は全然男として見れなかったから
ごめんね、私はそんな気分じゃないんだ。
とあやまってデートは幕を閉じた。
でも。日本の良さを再確認した、素敵な一日だった。
謎の女。誕生。
私は字画はあまりないけど、友達には
小悪魔だよね～
と、言われる
昔駅で友達と歩いていた時に、無料の占い師さんに呼び止められて、
あんたは男を振り回す相がある、
と言われた
どんな相やねん。
友達が富士に入院して、足がなかった時、
姉の友達に電話したら、
ドライブ好きだからいいよ。
と、赤の二人乗りの外車に乗せてくれた。
病院に、着くと、入院中の友達が
彼氏？
と、聞くから
違うよ
と、言ったら、
でたよ、魔性の女。あんたらしいね。
と、言われた。別に友達だもん。心外。
家について、少し親愛の、情が湧いていて。感謝もしていたから、
触れてみたいな、
と思い、
そっと胸に、飛び込んでみた。
そのまま、激しく抱きしめてくれたら、別にどうなってもよかったけど、
その方は女慣れしてないみたいで、
心臓の音が凄いから
小悪魔なおちゃんはスッカリ醒めてしまい
スルリと腕から離脱した。
余裕みせてくれたら、付き合えたのに、な。
と、少し惜しい思いをした、秋空の夕方だった。
やっぱり女心と、秋の空。パート2
パリへの二週間の、卒業旅行での、危機一髪な、体験談を。本当にばかな日本人してきちゃったよ。
フランス文学専攻の女友達ふたりとフランスに卒業旅行にいった。
パリで、せっかくだから、夜の街に繰り出そうか？と。ディスコティックを調べて、おしゃれして出かけた。
女友達Aは、かなり、男好きな、私みたいな小悪魔ではなくて、魔性の女。ガードがとにかく低い。やはり、ディスコで、フランス人の男の子ふたりにナンパされて、トロリと溶けた目で話してる。
やれやれ
と思い帰ろうよ、と促したら
もうひとりの鉄の処女Mちゃんが
上着を預けた鍵がない！！
と言いだした。
これが全ての元凶。
- << 51 私たちは、フランス語を第二外国語で、とってたけど、 私の名前は直子です こんにちは これはいくらですか？ パリに行きたいです シュマペール ナオコ コマンタレブ？ セ コンビアン？ ジュブドレアレパリス 位しか話せなかったから キーサービスに、何ていう？！ と困ってしまった。そこで、Aちゃんが仲良くなったナンパ男たちに、相談、英語でしたら、 親身になってくれて、話をつけてくれた。 その後が問題。 車で送るよ、と言われて、恩もあるし、断れないでいたら、 フランスの車に乗せられ、 パリの街を その男の子達はおとなしめで、大学生だったが、 このまま僕たちの、アパルトマンにこないか？ と言って。聴かない。 このままアパルトマンに行ったら、確実にやられる。 やばい 私はマジで動物の勘と必死な知恵を絞り出して フランスの男は、同意がないと手は出さない。と言う鉄則を思い出し、 OK,to tell the truth, I like you, I want you to come to our hotel.… わかったわ、でも、ほんとのこと言って良い？ 私あなたのこと好きになっちゃったみたい できれば、私たちのホテルに招待したいんだけど。。。 と、一芝居打ちました。 ふたりの友達はあわてふためくだけで、話になんなかったし、 私だけ冷静で、しかも燃えていた。 男の子達は騙されて、納得して、ホテルまではたどり着いた。 to tell the truthを、あんなに、うまく使えたのは初めてだった。 ホテルに着くと、やはり、部屋に入れてくれ攻撃がはじまり、女友達に、攻防をたのみ、 私は仲良くなっていたホテルのフロントの、黒人男性に、話をつけてくれないか、相談に行った そしたら、 いいよ、でも。もう深夜だよ？僕も男だから、そんなに聖女キミの姿をみたら、落ちちゃうな。キスくらいしてもいいかな？ と、言うから だから、深夜に男に会うのはノーサンキューなんだよっっ、どいつもこいつも怒 と心で悪態つきながら ごめんなさい。日本に彼氏を残して来てるの。日本の女は堅いのよ。 と。嘘ついたら 逆に 日本の女性は奥ゆかしくて素敵だね、はまりそうだよ。 と、満足げに、納得して、くれた。 そんなわけねーだろ。
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