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ストレスで高尿酸血症に

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匿名
17/05/21 08:33(更新日時)

強いストレスを受け続けると血液中の尿酸値が高くなり、痛風や腎不全などを引き起こす、高尿酸血症につながることを名古屋大学の研究グループが明らかにしました。
高尿酸血症は血液中の尿酸値が高くなることで、痛風や腎不全などを引き起こす病気で、３０歳以上の男性の３０％以上がかかると推計されています。
これまで原因はカロリーの高い食事とみられていましたが、名古屋大学医学部附属病院の研究グループはマウスを使った実験で、ストレスが関わっていることを初めて明らかにしました。
実験ではマウスが狭い空間で繰り返しストレスを受けた場合、内臓脂肪や肝臓に尿酸を作り出す酵素が多くなり、血液中の尿酸値がストレスを受けないマウスの２倍以上になりました。
また、尿酸を作り出す酵素で内臓脂肪に慢性的な炎症が起き、その炎症によって酵素の働きがより強まり、さらに尿酸値が高くなる悪循環に陥ることも初めて分かったということです。
研究グループはストレスが糖尿病や脳梗塞の原因になることをすでにつきとめていて、ストレスが多くの病気につながることを明らかにしました。
は「ストレスは人によって感じ方が違うため病気との関係については軽視されがちだが、重大な病気につながることを知ってほしい」と話しています。