お客様は神様?
こんばんは。悩み相談というよりただの愚痴のようになってしまうこと、ご了承ください。
接客業をしていると、表には出しませんがお客様に腹を立ててしまうことが何度もあります。私のお店は海外のように、セルフで席を取ってもらってから商品を注文する飲食店です。ですが、なぜ客が席をとらなければならないんだ、とご指摘を頂くことがあります。ここは日本だ。海外じゃない、と聞きます。はじめから席を案内してもらえるお店に行けばいいのに。と思うことがあります。
また、注文した商品を忘れて適当に他のお客様の商品を受け取る人、スマホに夢中になって商品を受け取りに来ない人、混雑している事を店員に文句つける人、自身の機嫌を押し付けて八つ当たりされる事もあります。
私たちがお客様からお金をもらっている事は間違いありません。そこはお客様に感謝すべきです。ですが、日本ではお客様=神様の概念が強く、あまりにもモラルがなっていないと思います。店員側もお給料を頂くために仕事をしていますが、連休や元旦、クリスマスなどのイベントで家族と過ごすのを我慢して働いている人だっていますし、家族との特別な日やテスト勉強をしたく休みを希望しても人手不足やほかの仲間の急な欠員で仕方なく働いている事だってあります。体調が悪くても、休むことができず無理して働くことだってある事を理解して欲しいです。
世間では連休で浮かれているからといって、つい横柄な態度になったり、理不尽なクレームをしないで欲しいとすごく思います。どうして日本ではお客様と店員が対等にならないのでしょうか?
海外に行ってみると、ここまでサービスの良い国は日本だけなのがよく分かります。ホスピタリティとおもてなしの精神の国、日本です。安心して出されたお水を飲めるだけでも凄い。
ただ、お金を使って頂くお客様である以上、対等ではないですよ。店のシステムを丁寧に伝えて、ご理解いただく努力は店員側の義務だと思います。休日に出勤してるうんぬんは論外の話です。残念ですが、サービス業を選
択した時点でそれは文句は言えません。
大変申し訳ありませんが当店はセルフとなっております。と言って回るか、看板やセルフシステムのわかりやすい張り紙などを強化して来店したお客に理解を深めてもらうしかないと思います。
本当は対等なんですけどね。
店のサービス=客の支払い
飲食店は店と客が暗黙の了解で毎度毎度契約を結んでます。
店はシステムに沿ったサービスを提供し、客はそのサービスに合った代金を支払う。
契約だから本来は店も客を断る権利があるんです。決められた以上のサービスを求められたら利用を拒否する権利があるんです。
ただ、店側は評判が悪くなって客が来なければ経営できないから、どうしても客の方が強くなってしまうだけ。
うちの娘はファストフードで働いてますが、理不尽な客が多いようですよ。
待てない、もう終わったメニューと知って怒る、途中で注文を変える、学生アルバイトと知っていて威張る。
娘は理不尽な客は赤ちゃんだと思うようにしてるそうです笑笑
「赤ちゃんだから我慢できないんでちゅね〜、あかたんだもんねぇ〜」
そう頭の中で考えると、いつでも営業スマイルできるそうです笑笑
その代わり、たまにとても優しいお客さんに当たると、とても嬉しいそうです。
嫌なお客は困った赤ちゃん、優しいお客さんは神様、ですね。
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