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NYの高層アパートで低所得者用に別入り口を作ったら論議に

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茶の間のおばさん
14/08/03 17:15(更新日時)

2013年に建設が始まった問題のニューヨークの高層アパートは33階建てで、上層階からはハドソン川が一望に出来る高級コンドミニアムになっている。

しかし、市の条例で、大規模開発に際し低所得者層向け住宅を併設すれば、税金の一部控除を受けられるというルールが導入されたことにより、この高層アパートの20%は低所得者層が入居している。低所得者層の家賃は、通常の6分の1。

不動産開発業者が税制上の特典を得るためには、ゾーニング法に準拠した建物の設計をする必要があるため、低所得者層向けユニットを含んでいる階へアクセスするためには別の入り口「貧乏人はコチラのドアからどうぞ！」を設けたと関係者は言う。。

これに対して市議会で大論争が巻き起こりました。なぜなら、低所得者層の多くは人種的なマイノリティーであり、彼らを別の入り口に誘導するのは、差別にあたるという意見が出たからです。このようなスキーム自体が、憲法違反ではないか？　という議論に発展している。

当の低所得者層の人たちは、別に「貧乏人用ドア」を、気にも留めてないようです。

イヤな感じだと思っても、それが現実だと受け止めているだけで面白いはずはないと思う。
高所得者と低所得者の共存なんて上手くいくわけがないと…