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高熱だと知り長時間放置
親が会社に挨拶、、

親友悪友

レス113 HIT数 47656 あ+ あ-

MTお姉さん( 20代 ♀ DspHh )
16/04/15 02:32(更新日時)

これは…私の友達の話…高校時代からの付き合い。

何でも言えたし、何でも言ってくれた…。親友だったよ

そう、最近までは…どうして、こうなっちゃったの?私にも分からない。

出会いは、高校…同じクラスになった時からだったね…

No.1810959 12/06/22 21:26(スレ作成日時)

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No.1 12/06/22 21:47
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

もう十年以上も前になるけど、中学校を卒業して、新しい制服に身を包み緊張の面持ちで高校の校門をくぐった4月…今でも覚えてる。4月だというのに、みぞれが降るくらい寒かった。

周りは、勿論知らない子ばかり…緊張しながら、自分のクラスを探しクラス前に張り出された自分の席に着いた。

調理科、13組…ほとんどが男子で女子は、たったの8人…この中に智恵と私はいた。

そう…この話は、智恵と私の物語…

No.2 12/06/23 19:16
添え木 ( 40代 ♂ 74SFh )

しおり入れます💬

No.3 12/06/24 03:58
師匠改め「のんべえ師匠」 ( ♀ 31iHh )

また楽しみが増えました🎵

登録しときます👌

No.4 12/06/24 16:17
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

※主です~。今回、感想スレ作ってみました💦 『親友悪友感想スレ』で作ってますので、よろしくお願いしますm(_ _)m

No.5 12/06/24 20:47
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

シーンとした教室で、先生が来るのを待つ私達…男子も女子も、まだ中学生だった幼さが残る顔立ち…

ガラッ!

勢い良く開いたドアの先には、細身でメガネをかけた男性教師がいた。

「えー、私が3年間担任を務める盛です。 今から、体育館に行って入学式だから😃 みんな、そんなに緊張しないで」


初めての出席をとり、入学式を終え次の日から、高校生活がスタートしたのだった。

No.6 12/06/24 23:20
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

入学して、しばらくして皆の顔と名前も一致してきた頃…ただ1人、智恵は休みがちな子だった。

5月の半ば頃だろうか?ウチの高校では、一年生に『オリエンテーション』なるものがある。一泊二日で行うもので、名前だけ聞く限り そりゃー楽しいモノだと思っていた。

実際は、ちっとも楽しくなんか無かった…ひたすら、校長先生の話と校歌の練習…唯一の楽しみは、ご飯の時だけ…⤵

部屋は、二段ベッドで女子は8人だから二部屋に分けられて、その日の夜に ようやく皆と会話をしたのを覚えている。

でも、このオリエンテーションにも智恵は来なかった…

No.7 12/06/28 16:48
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

6月…夏服にもなり、みんな学校にも馴染んできて他の子達は、皆スカートを短くしてみたり先生にバレないように、マスカラを塗ったりと『女子高生』を楽しんでいた。


私と智恵を抜かしては…私達2人は、目立たないタイプで、どちらかと言うと根暗タイプだった…⤵スカートも校則通りの長さに、顔もスッピン…眉毛も当時は何もしてなかった💧

この頃からだろうか?私は、クラスの女子全員からシカトされるようになった…自分では、特に理由も分からず お昼を1人で食べる日が何ヶ月も続いた…

シカトされ続け、初めての学祭がやってきた…この時に、知り合ったのがクラスは違ったけど、仲良しになれた麻希(マキ)だった😃

学祭がキッカケで、それからはクラスを抜け、麻希とご飯を食べるようになる。昼休みに、カバンを持ってクラスを飛び出していく姿は、シカトをしてる皆からしても不思議に思えてたらしい(笑)

No.8 12/06/29 00:00
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

高校生にもなって、イジメなんてガキくさ!なんて思ってたけど、やっぱり無視されるのは辛かった…中には、みんなが無視するから…って理由だけの子もいたみたいだ。智恵も、その一人だったと思う…

母に、それとなく愚痴った事もあって参観日の日に、役員をしていた母が授業を見に来た。調理科なだけあって、実習の授業だったのだが まさか私の母が来てるとは思わない皆は、洗い物を全て私に押し付け、端でお喋り…

この事がキッカケで、母が担任に掛け合ってシカトは治まった…女の私が言うのもなんだけど………



女って、怖い(笑)

No.9 12/06/29 10:36
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

何のかんので、まだぎこちないにも皆と話をしていくことも出来てきた、一年生も終わり頃…私はアルバイトを始めた。

それが後に、今の職場になる。


二年生になり、私達には待ちに待った修学旅行があった。海外コースと、国内コース。勿論、女子皆と海外ロスコースに行けると思っていたが、智恵とあと一人…は国内の沖縄コースだった…⤵


海外なんて、産まれて初めて!飛行機すら初めての私は、ドッキドキ💓 飛行機で一夜を明かし、ロサンゼルスに着いた時は またお昼だった。そう…時差である。
ドジャース球場を見学するも、出てくる言葉は ただ1つ…『眠い』その日は、球場とレストランで昼食、ホテルで夕方まで次の日の段取りをして、夕食。当たり前だけど、右も左も金髪碧眼のホテルスタッフばかり…

ハリウッドスター並みの、美人さんやイケメンスタッフもいた😍

「あぁ…本当にアメリカ来たんだぁ」と、改めて実感していた。

No.10 12/06/30 14:14
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

本場のディズニーランドに、ユニバーサルスタジオ!聞こえてくるのは、英語ばかり。バイト先や友達へのお土産を買うのに夢中になってた私は、友達とはぐれてしまった。お土産の入った大きな袋を抱えたまま、ウロウロと不安げに歩いていると肩をポンポンされた。

(良かった~!見つけてくれたんだ)

振り向くと、そこには帽子をかぶったアメリカ男性が1人…

私「!!☆*£?★?」


あまりにビックリして、固まっていたら…

外人「オッハー✋」

私(°□°;) えっ…何? シンゴママ?」

ひきつるような笑顔をしていると、友達がようやく見つけてくれた。


友達「美香!」


私「……ごめん💦」

後ろを振り返ると、笑顔で外人の男性が手を振りながら…

外人「バーィ!」


イヤイヤ…貴方には、マジでビビりました💦こうして、私の修学旅行は終わった…みんなに話したら、かなり爆笑されました⤵

No.11 12/07/03 01:06
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

>> 10 もちろん智恵にも、お土産を買って帰ってきた。修学旅行が終わって初めての登校日に、みんなでお土産交換をした。


友達「智恵、これ少しだけど お土産~」

智恵「わー!ありがとう」


私「ウチも少しだけど、コレ~」


智恵「あっ…うん」

確かに、大した物は買えなかったけど、あからさまに嫌な顔をされたのは今でも覚えている。この頃、智恵の態度には起伏があり戸惑う事もしばしばあった。

2年生も半ばになると、進路の話もチラホラと出始めた。まだ、この頃は漠然と聞いていたけど…今思うと、あっという間に3年生になったな…


3年生…夏休みも近くなると、慌ただしくなった。進路か就職か?その前に私達、調理科には最後壁!国家試験が待っていた。夏休みも終わり、秋には学祭もあったが この時期の3年は就職試験で、いない生徒も多い。現に私も、学祭2日目に試験が重なり休んでいる。


そして、学祭が終わると冬はすぐに来た。冬休みは、バイトと休み明けに待っている国家試験の勉強の毎日だった…多分、受験よりも熱心だったと思う。

そして、冬休み明け…

No.12 12/07/07 08:59
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

ついに来た…!国家試験!

シン…とした教室内に、マークシートを塗り潰す鉛筆の音と、問題を捲る音だけ…

先生「はぃ!そこまで!お疲れさん。結果は、卒業後になるが各自に電話がいきます!」


大丈夫!あれだけ勉強したし、手応えはあった。でも国家試験となると、やり直しはきかない…ドキドキ感は増すだけだった…

国家試験も終わると、授業をまともに受けるのは、1ヶ月程度で後は卒業式の練習になった。各自、大学や就職先から内定を貰ってる者も多い。私も無事、内定を貰った。智恵は市内のホテルに調理スタッフとしての内定を貰っていた。

卒業式の練習だけの日も増え、真っ直ぐバイト先に行くことも多かった。


私「おはようございます😃」


社員「おっ!近々、社員になるヤツだ😁」


私「そうですよ~。お手柔らかに (笑)」

社員「ビシビシ、からかってやるよ (笑)」


最初は不安でイッパイだったのに…今は、楽しくてたまらない! 根暗な性格が、明るくなり始めたのも、バイトを始めたからだった。


そして、3月1日

私達は、高校を卒業した…


入学式の時とは違い、まだ風は冷たいが柔らかい日差しが差していた。


高校卒業と、新社会人としてのスタート。なかなか、会えなくなる皆とクラスで写真を撮った。

No.13 12/07/11 20:16
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

入社式までは、バイトも辞め家でのんびりと過ごす日々だった。そんな、ある日…

夕方に携帯が鳴った。見ると、担任の名前が光っている。

(試験結果だ!)

私「はい!もしもし!」

先生「おー!〇〇か?試験結果だけど……………」

私(ドキドキ…)


先生「………………………合格‼」


私「やったぁぁぁ!先生!本当⁉本当に合格?」


先生「本当だよ。一週間以内に、合格証取りに来いよ」


私「はい!分かりました!ありがとうございます!」


その日は、母が帰ってから真っ先に報告した。

次の日、久しぶりの高校の門をくぐる。制服ではなく、私服で…

進路室に入ると、何人か来ていた。

私「あー!久しぶり~」

「美香~!」

先生から合格証を受け取ると、久しぶりに再会した友達とご飯を食べ、家に帰った。

もう少しで、入社式だ。緊張が入り混じる気持ちで、その日を待った…

No.14 12/07/14 15:52
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

入社式も終え、1ヶ月も経つと仕事も少しずつ慣れ、自分の中にも余裕が出てきた。

高校の同級生は、ほとんどが県外に進学か就職…この頃会うのは中学時代の友達だった。そんなある日、高校時代の麻希から連絡が来た。

麻希「久しぶり~!来週の日曜日、友達の大学で学祭あるんだって😃良かったら行かない?」


私「あー⤴行きたーい!あっ!もう1人、誘って良い?」


麻希「良いよ~」


この頃、智恵はフリーで彼氏を欲しがっていた。智恵に電話をすると、すぐに行きたい!と返事がきた。

そして迎えた日曜日。麻希の車で大学まで向かった。この時に、知り合ったのが優ちゃんだ。

No.15 12/07/16 21:05
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

大学へ着くと、麻希の友達である優ちゃんが出迎えてくれた。優ちゃんの他にも、2人男の子が立っていた。

優ちゃん達がサークルで使っている部室で一通りお互いに自己紹介。その後、みんなと校内を見て歩いた。

歩いていると、お化け屋敷があった!


皆がスルーしてるときに私だけ…

私「ねぇ…せっかくだから、入らない? 笑)」


一同「えー!(-o-)」

私「良いじゃん!入ろうよぉ~☺丁度、3対3で男女ペアになるしさぁ」


麻希「…じゃあ、入っちゃう?」


私「決定~」


ペアはどうやって決めたかは、忘れちゃったけど、私は優ちゃんとのペアだった。

中に入ると、薄暗く周りには何やら小道具が沢山ある。仕切りにキョロキョロしながら歩いていくと、横からゾンビが飛び出してきた!

「キャー!優ちゃん、怖い~」








なんて可愛い声なんて出せず…

私「ギャー‼なんなのアンタ!ついてくんなぁぁー!」


なんて、優ちゃんの腕にしがみついて叫んでたのを覚えている…言い出しっぺが、一番ビビってたのは言うまでもなかった…⤵


時間は、お昼を過ぎ1時になろうとしていた。


男子グループの提案により、大学近くの店に私達はお昼を食べに出た。

No.16 12/07/19 18:41
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

お昼を食べてから、みんなとカラオケに行った。男子グループの中に順一くんという男の子がいた。通称順ちゃん。

智恵は、順ちゃんに一目惚れをしたらしく、麻希にも『カッコイイね~』って何回も言ってたみたいだ。

カラオケで、智恵は順ちゃんとメルアド交換もしたらしく、上機嫌だった。しかし、後に智恵が私の事を悪く言ってたのを麻希から聞いた…

学祭に行った、一週間後だっただろうか?麻希から電話がきた。


麻希「もしもし?美香?今、大丈夫かな?」


私「うん。大丈夫よー😃この前、ありがとね~楽しかったよ」


麻希「その事なんだけどさ、美香…順ちゃんの事どう思ってる?」


私「うーん…優しくて、良い人☺」


麻希「それだけだよね?実は、順ちゃん…美香の事良いなぁ…って言ってたからさ」


私「マジで?アハハ~嬉しいね😁でも、何とも思えないし、友達ならいいよ。」

麻希「分かった。順ちゃんには伝えとく…後、智恵ちゃんの事なんだけど…」


私「??どしたの?」


麻希「…うん、智恵ちゃん順ちゃんの事、好きなんだって…だからだと思うんだけど…美香が順ちゃんに色目使ってるって私にボヤいててさ…私は見てて分かってたよ?美香は、素っ気ない態度だったし、全く気が無いって!ただ…智恵ちゃんが…」


聞いた時は、少しショックだった。確かに、自己紹介の時はブスッともしてられないし笑顔で挨拶もしたし、本当に楽しかったからハシャいでただけだったのに、色目って…


智恵の目には、そう見えたのだろか…?

No.17 12/07/24 13:23
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

そんな事を言われてるのも知らずに、私は智恵の相談を聞いていたのだ。智恵は、順ちゃんにゾッコンで何とか親しい関係になりたいみたいだった。

同じ頃、優ちゃんもまた智恵に想いを寄せていた。ある日の電話で…

智恵「美香…優クンから、告白された」

私「えっ!マジで?何て言ったん?」


智恵「まだ、答えは言ってないよ。だって、順ちゃん好きだもん…だけどね……押しが強くて…」


私「うーん…順ちゃんが好きなら、やっぱり止めといたら?モヤモヤ付き合ったら、向こうにも悪いしさ😥」


智恵「だよね…」


しかし、この直後に事件が勃発するのだった…

No.18 12/07/27 17:53
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

ある日の夜…家族とテレビを見てる時だった。

智恵から、凄い勢いで電話がかかってきた。

私「ちょっと、ちょっと💦何したの?」

智恵「順ちゃんに…順ちゃんにフられた!」


私「え゛っ…告ったの?」


智恵「違う!よく分かんないけど、順ちゃんウチが好きなこと知ってた!告ってもないのに、先にごめん…って!誰バラしたのぉー😭酷いよー…」

私も詳しくは、分からなかったのだが、優ちゃん達と飲んでるときに、チラッと聞いたらしい…

今でも、誰が言ったのかは定かではないが、こうして智恵の恋は幕を閉じた…

しかし、これから間もなくして私はまたビックリする事になる。

No.19 12/07/29 14:33
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

智恵も順ちゃんの事で落ち着き始めた頃、連絡がきた。

その内容に、驚いたのは今でも覚えている。

智恵「もしもし?今、大丈夫?」


私「うん。大丈夫😃」


智恵「…あのね。ウチ…優ちゃんと付き合うことにした」


私「………はぃ?えっ?なんで?智恵のタイプじゃないよね?」


智恵「…うん。でも、絶対に幸せにするって」


私「ふぅーん、まぁ良かったじゃない。仲良くね」


こうして智恵と優ちゃんの恋愛がスタートしたのだった。

優ちゃんは青森市内、智恵は市内から車で30分位の所に住んでいた。この頃智恵は失業中で、優ちゃんは会う時は必ず迎えに行き、市内で遊び帰りはまた送り届けるという日々だった。

No.20 12/08/07 09:20
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

優ちゃんとは、学祭で仲良くなったのもあり、時々だけど優ちゃん、智恵、私の3人で遊びに行くときもあった。

優ちゃんは、最初東京に就職したが すぐ地元に戻り青森で再就職をしていた。智恵は、ホテルを辞めて半年位経っていたと思う。


私もこの頃は、市内の支店にいたため皆とは、すぐに会える環境だった。

優ちゃんと智恵の交際は、喧嘩しながらでも数年続いた。

しかし、市内から30分近く離れている智恵の家に頻繁には行けない優ちゃんと、なかなか仕事が決まらず時間がある智恵との間に、少しずつ亀裂が入り始めていた…

No.21 12/08/14 18:19
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

そんなある日、智恵から電話がきた。

私「もしー😃どうしたん?」


智恵「もー、優嫌だ!嫌い!」


私「何したのさ?喧嘩でもしたの?💦」

智恵「そーじゃないけど…なかなか会えないし、寂しくなるし…」


私「うーん…智恵の気持ちも分かるけど、優ちゃんだって頑張ってるよ? まさか、仕事サボってまで遊べないでしょ?」

智恵「うん…」


別に優ちゃんの肩を持つ訳ではないけど…優ちゃんは、頑張っていたと私は思う。遊びに行けば、カラオケや食事代は全て出していたし、出来るだけ智恵との時間を作っていた。

智恵は、寂しがりやな方で毎日電話やメールをしたいタイプだった。 たまに、仕事の疲れで早く優ちゃんが寝てしまったり、連絡が取れない時は必ず私に電話がきた。

そして、会えない寂しさから智恵は第一の道を踏み外す…

No.23 12/08/15 09:40
名無し23 

>> 22 へぇ❓😲

主さん、意味不明なレスついてるけど気にしないで続き書いて下さい🍀


応援してます😄

No.24 12/08/15 10:31
名無し24 

>> 22 削除されたレス 主さんに対してのレスですか?

たとえ妄想だとしても、小説だし、しかも面白いし、良いと思いますよ。

主さん、更新楽しみにしています😃

No.25 12/08/15 10:56
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

応援ありがとうございます😃 なかなか、進められずごめんなさい。

妄想だとしても、小説なので大目に見て下さいね☺

No.26 12/08/15 11:42
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

優ちゃんと、なかなか会えない寂しさだったのか…智恵は、出会い系サイトに手を出してしまった…。

かなり昔の事だから、記憶も薄いが 数人の男性と会ったと聞いたのは覚えている。その中には、肉体関係を持った人もいたみたいだ…私には、全て話してくれた。

もちろん聞いた時はビックリした。けど、智恵も反省していたし私も優ちゃんにバラす気もなかった。優ちゃんとは、仲良くして欲しかったしお互いに、どこかで『結婚』も意識していたと思う…



それなのに……………

No.27 12/08/21 10:11
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

優ちゃんは、智恵が出会い系をしているのは勿論知らない。

いつも通り、時間がある時は智恵に会っていた。 しかし…智恵は出会い系サイトを止める事はなかった…。

次々と連絡の入る男性と会っては、関係を持っていった…そうして、智恵の方から優ちゃんとの別れを切り出したのだった。

No.28 12/08/21 22:52
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

別れてからの優ちゃんの落ち込みは、凄いものだった。本当に、智恵が大好きだったんだと思う。

智恵も、介護の仕事を始め男性と会うも恋愛関係には発展せず、またフリーの状態に戻ってしまった…

毎週のように、土日は優ちゃんとのデートが入っていた智恵は、別れてから凄い寂しそうだった。正直、智恵も優ちゃんの事を大嫌いで別れたのではない。

お互いに、未練を残しての別れだった。智恵と別れてから、何回か優ちゃんと私は会って話をするようになった。優ちゃんは、戻れるなら智恵とやり直したいと言っていた…

そんなある日……

No.29 12/08/23 07:22
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

私は優ちゃんと会っていた。そして、智恵の所に2人で行ったのだった。智恵にはただ『今から遊びに行くね😃』とだけメールを入れて…


智恵の家に着いて、車に近寄った智恵は ただただ驚いていた。

智恵「‼何で…」


私「まぁ…ほらっ!とにかく遊びに行こうよ♪」


智恵「……う、うん」

久しぶりの優ちゃんとの再開で、智恵は戸惑いを隠せなかった。


私「もー、久しぶりなんだから もっと喋りなよ(笑)」


智恵「……うん、けど何話したら?」


私「なーに言ってんの!初対面じゃないんだし、ねっ!」


半ば強引な引き合わせではあったが、2人は徐々に打ち解けていった…。

No.30 12/08/23 15:10
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

すみません😭

再開× 再会の間違いです(>_<)

No.31 12/08/26 19:14
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

道の駅でアイスを食べて、ゲームセンターでプリクラ撮って…時間は、夕方の4時。智恵は、夕飯の支度があるからと言って近くのスーパーによった。


私「ごめんねー、ちょっとメイク直したいからトイレ行ってくる~。2人で、先に行っててよ😃」

そう言うと、私はそそくさと いなくなった(笑)家に帰るだけなのに、今からメイク直しなんて本当はいらない…

2人にするのに、居なくなっただけ😁

時間的には、10分弱だけだったけど…智恵を家に送って、私と優ちゃんは市内に向かっていた。

No.32 12/08/26 21:25
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

私「…智恵と話……出来た?」


優「うん…」


私「今日…楽しかった?」


優「うん、やっぱり…楽しい…」


私「そっか‥戻れると良いね」


優ちゃんの笑顔を、久しぶりに見た。智恵と買い物してるとき、楽しそうだった。智恵も最初のギクシャク感もなく、お互い冗談すら交えての会話をするくらい打ち解けていた。


そして、その日の夜…智恵から電話がきた。


私「もしもーし」


智恵「……もしもし?今日、ビックリしたよ」


私「だけど、楽しかったでしょ?」

そう言うと、ちょっとイジワルそうに私はクスクス笑った。

智恵「……うん、楽しかった」


私「優ちゃん、戻りたいってさ…凄い凹んでたんだ…お節介、ごめんね。後は智恵の気持ちだけだからさ…」


智恵「うん…どうしたら‥良いんだろう」


私「優ちゃんのコト、大嫌い?」


智恵「それは、ないよ💦ただ…」


私「また、友達からスタートしてみたら?ダメかな…💦」


智恵「うん…だね。少し距離は置くけど、またメールとかしたい!」


私「分かった。優ちゃんに自分で言う?言いづらかったら、ウチ伝えてもいいよ?」


智恵「自分で言ってみる」


私「そっか!ガンバだよ智恵!」


優ちゃんと智恵の恋愛再スタート!

No.33 12/08/29 13:52
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

智恵と優ちゃんは、間もなくして また付き合い始めた。以前よりも仲が良く、順調そのものに見えていた…

数ヶ月が経った頃、智恵はまた不満を言うようになってきた。『優いやだ! 優は子供っぽくて疲れる!優は、優は……』

確かに優ちゃんも、甘えたがる性格ではあったが、智恵に凄く尽くしていた…智恵は、どんな人なら良かったのだろう…

また『サイト』に手を出した…



今思えば、もうこの時から智恵の悪夢は……始まっていたのかもしれない

No.34 12/08/31 19:16
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

サイトを始めてしばらくして……



智恵と優ちゃんは別れた… 2人が連絡取り合うことは……二度となかった…。


この頃から、智恵から電話が頻繁に来るようになった。


智恵「この前会った人最悪ー!ヤったら、サッサと帰って行ったしー!


今日の人は、ホテル代ないからって車でヤったんだよー!しかも、迎えに来てとか言うし!」


内容は、とにかく男の話と下半身の話…高校時代の内気な智恵は、もういなかった…


智恵「こんな話、美香にしか出来ないからさぁ(笑) ごめんねー」


私「別に良いけど…サイト止めたら?ただ、ヤらされてるだけじゃん」


智恵「エッチ嫌いじゃないし(笑)」


私「避妊は?妊娠、病気 怖くないの?…智恵の生活だから、あまり口出しはしたくないけど…」


智恵「……でも、彼氏欲しいし」


智恵は、サイトの男達にとっては最高の『女』だったに違いない…。

No.35 12/09/02 20:42
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

彼氏…智恵は、出会い系で本当に彼氏が見つかると思っていたのだろうか…?

大抵の男は『sex』目的でしか言い寄ってこなかった。たぶん、智恵も承知で会いに行ってたのかもしれない…この頃、私達はもう二十歳を迎えていたと思う。


しかし、そんな智恵に転機がくる。



出会い系ではあったが、ある男性と知り合った。年も、2つ3つしか離れておらず私も何度か会ったが、眼鏡をした優しそうな なかなかのイケメン君だった。


何度かデートをして、2人は晴れてカップルになったのだ。

智恵、2度目の恋愛スタート!

No.36 12/09/05 22:24
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

彼氏は、歳の割にはシッカリしており智恵は、おんぶに抱っこ状態でも大丈夫だった。

しかし、一つだけ難点が…

また彼氏の住まいが遠いこと。同じ県内ではあったが、今度は車で一時間半位はかかる場所だった。

この頃の智恵は、また無職で彼氏は、仕事はあるが車を持っていなかった…。

会うときは、智恵から行くか彼氏が電車で来るかだった。しかし、こんな状況でも二人の交際は順調で、よく智恵からラブラブな電話が来ていたのを覚えている。


しかし…どんな恋愛にも、問題はつきものだった…。

No.37 12/09/08 20:55
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

主です💦

近々引っ越しがありまして、準備に追われております(>_<)落ち着いたら、また書きますので少しの間、お休みします。すみません😭

No.38 12/09/21 22:37
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

主です~😃 昨日、無事引っ越しが終わりました。またボチボチ書き始める予定です。 皆様、よろしければ又宜しくお願いします😃

No.39 12/09/23 21:38
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

智恵は結婚に凄い憧れを持っていた。私だって、同じ頃は智恵と同じく憧れを抱いていた。

しかし、まだ20そこそこの2人…彼氏の方は、結婚を意識などしていなかった。行く行くは、結婚も考えてはいたみたいだけど、智恵ほど深くはといった感じで一方、智恵は付き合い始めてすぐで早いとは思いながらも、かなり期待をしていたみたいだ。


そして、一年…二年と付き合いを重ね智恵は幾度と結婚話を彼氏に切り出すようになっていった。

彼氏は、仕事には就いていたが契約社員で正社員ではなかったため、自分の中でまだ結婚は早いと思っていたらしい…そんな時に、智恵から急かされるように何度も言われるのは、苦痛だったのかもしれない…

No.40 12/09/24 22:47
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

結婚の事で、智恵達は衝突が絶えなかった…でも、喧嘩をしては彼氏が宥めて仲直りの繰り返しをしていた。この頃、智恵からくる電話は常にこの話題だった…

智恵「本当に結婚考えてるのかな!全然 大ちゃん(彼)の方から言ってこないし!」


私「彼氏さんには、考えあるんじゃないの?まだ、契約社員ってのもあるだろうし…やっぱり、結婚ってなれば それなりに貯金も必要じゃない?」


この頃彼氏は、車がないと不便だ!と智恵に言われてたらしく、日産のエクスト〇イルを買ったばかりで、ローンが山のように残っているのを智恵から聞いていた。


私「車だって、買ったし彼氏さん頑張ってんじゃん😃

智恵は、結婚式だってしたいんでしょ?」


智恵「うん。したいなー☺」


私「だったら、智恵も頑張って貯金しなきゃね😁幸せ貯金(笑)」


智恵「だねー、でもストレス発散のパチンコ止めれねー💦」



そう。智恵のストレス発散方はパチンコだった…よく、何万負けた!とか聞くこともあって、ギャンブルをやらない私には、到底理解出来ない話だった…

結婚…智恵は、どんな風に思っていたんだろう…

No.41 12/09/27 17:32
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

智恵の家は、母親と智恵と妹の3人暮らし…お父さんは、訳あって高校の時に離婚したらしく、いなかった。

智恵のお母さんは、介護系の仕事をしていて、妹はこの頃 高校生だった。私の家も同じく高校の時に両親が離婚しているから分かるのだが、家計はキリキリだった…バイト時代は、小遣いに5千円貰い残りは全て家に入れたくらいだった……

智恵の家の事情は、分からないが働き手は母だけなのに頻繁にパチンコに出かけていて、智恵だけでなく お母さんのストレス発散もパチンコだったのだ…

しかし、無職の智恵の持ち金は すぐに底をつき私から遊びの誘いをしても、断られる時が続いた。

そんな時、智恵の家から少し遠いが新しく うどん屋がオープンする事になり、面接の結果 智恵は受かった!仕事も見つかり、彼氏もいて何も問題ないかのように見えたのだが……


智恵が、また爆弾発言をしてしまう…

No.42 12/09/30 21:39
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

この頃、智恵は車もあって通勤には何も不自由なかったのだが、職場までの道のりが少しあることと北国で雪道が心配だ!と言い出し、新しい車が欲しい!と言い出したのだ…

この時乗ってた車は、軽のFF(前輪駆動)確かに、私達のような北国では軽でも4WDの方が、便利なのは確かだったが通勤程度の道のりは別に問題などなかった。

智恵は1人で買う気満々で、ダイハツのタ〇トがお気に入りで私も中古車センターに一緒に行ったのを覚えている。

しかし、中古とはいえ みんな百万近いモノばかり…諸費用を含むと、新車となんら変わらないような金額だ。

もちろん家族からは猛反対され、泣く泣くタ〇トは夢へと消えた…これで、今の車を乗るのかと思っていた矢先、智恵は車を買い換えた!

No.43 12/10/05 22:09
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

それは、智恵からの電話で知った…


♪♪♪~~~

私「はい。もしもし」


智恵「美香ー😃今、大丈夫?」


私「おー、いいよー」


智恵「あのさー😃車買った!」

私……(°□°;)

「はっ?今、なんて?だって皆に反対されてたよね?」


智恵「うん。だから、タ〇トではないよ😁」


私「じゃあ、何?」

智恵「今日、叔父さんの知り合いがいる三菱に行ったらさ、安いの見つけてさぁ😃しかも、四駆!」

私「…安いのは良いけどさ、何年落ちの走行距離は?」


智恵「平成15年式で、78000キロ…」


私「………値段は?」


智恵「50万ちょっと…」


私「あんたバカじゃないの?軽で7万も走ってたら、すぐに駄目になっちゃうの分かるでしょ!!しかも、50万って…ドブに金捨てる気か!?」


智恵「だって、四駆欲しいしぃ~💦」


私「まさか、契約してきたんじゃないよね?」


智恵「しちゃった❤」


私………( ̄○ ̄;)

私「金、どーすんの?」

智恵「うん。30万まで下げてくれてさ~😃 」



次の瞬間、私は耳を疑った……

No.44 12/10/10 00:01
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

智恵「大ちゃんが出してくれた♪」



私「………あの…彼氏さん、自分のローンあるんだよね?」

智恵「うん。だから、一括で出してくれたけど、実質には借りたんだ😃」


私「………ふーん、凄いね。彼氏さん」


もう、何も言えなかった…身内ですら出さなかったお金を、彼女の為にしかも、自分でもローンが残っているのに…


こんなにもしてくれる彼氏と、智恵は結婚するものだと私でも感じ始めていた。

しばらくすると、智恵は うどん屋で働きだし、私も友達と食べに行ったこともあった。働きだし、1ヶ月…2ヶ月とすぎた頃……


職場の人間関係に関しての愚痴が、智恵の口から多くなり始めた。

No.45 12/10/15 21:33
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

智恵「あー!マジでムカつくんだって!〇〇って女さぁ!店長も、コイツには甘いし!」

耳がキンキンするくらいのボリュームで、智恵が電話越しに愚痴を言っている。

サービス業なのもあって、全員シフト制で早番と遅番があるみたいだった。智恵は、それにも文句があるらしく声のボリュームが一層大きくなった。

聞くと、男の子2人と女の子が2人の内1人は智恵。智恵は、自分ばかり遅番が多くて嫌だ!と愚痴っていたのだ。なんでも、遅番担当になると閉店後に次の日の仕込みがあるらしく、すんなりと帰れないらしい…


私「……ねぇ、一度店長さんに相談したら?」


智恵「したよ!けど、ウチばっかり遅番になるし!たまには、あの女も遅番やらせれば良いのにさ!」


私「でも、せっかく決まった仕事だし頑張って😃車も新しいの来たんだしさ!

愚痴なら、また聞くから」


智恵「ありがとー💦」


私「なんの なんの!ウチも聞いてもらってるしさ」


この頃、私は市内から離れ市街地の支店にいた。実家から通える距離でもなくアパートで1人暮らしだった。

智恵は、大ちゃんと続いていたが この頃からチョクチョク母親への口実で、私の名前を出すようになっていった…

しかし、まだ私へ許可を得てからだったし、高校時代は私も智恵に助けて貰った事もあって、私も快く引き受けていた。


しかし、この行為が徐々にエスカレートしていく……

No.46 12/10/20 19:57
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

仕事にも慣れてきた頃、智恵は彼氏と遊びに行く回数が減ってきていた。彼氏の休みと智恵の休みが、全く重ならなかったのだ…


季節は夏を迎えようとしていた…


そして、智恵は又 驚きの行動に出るのだった…

No.47 12/10/21 00:15
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

智恵の家では、夏になると岩手県にある『ケン〇ワールド』に行くのが恒例になっていたのだが、智恵の職業上 夏休みの客で店がごった返すのは、容易く予想できた…

しかし、そんな時に智恵は……


智恵「もしもし?美香? ウチ、来週から岩手に行ってくるー」


私「おっ!良いねぇ😃でも、お仕事は?」


智恵「5日間休みもらった😁でさ、大ちゃんの車で オカンと妹も一緒にケン〇ワールドに行くんだぁ」


私「…へぇー」


智恵「こうしないと、大ちゃんとも遊びに行けないもん!」

私「うん…まぁね」


智恵「やっぱり、駄目だったかなぁ?」

私「いや…お店でOK出したんだから、いーんじゃないの?」

智恵「だよね♪」


正直、忙しい時期にワザワザ休みをもらってまで、遊びに行くのは どーなの?とも思ったが、智恵には言わなかった。


そして、この休暇が後に仇となる。

No.48 12/10/24 18:45
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

智恵が旅行に行って、3日目くらいの夜に電話がきた。


♪♪♪~~

私「もしもし~」


智恵「やほー!こんばんは⤴」


私「楽しんでる?今は、ホテルかな?みんなの声が聞こえるね」


電話の向こうでは、智恵の妹の声と時折、彼氏の声も聞こえてきていた。


智恵「ううん。今、大ちゃんの車の中だよ😃」


私「…へっ?だって、もう22時だよ?」

智恵「うん。金ないからホテルは取らないで、車で寝るんだよー」



彼氏、智恵、妹、お母さん…

頭の中で確かめながら、指を折っていった。4人…だよね?

私「4人…だよね?寝れるの?」


智恵「狭いけど、なんとか寝るしかないよねー」

そう言いながら、智恵は電話越しでケタケタと笑っていた。

私「まぁ、お楽しみのところ あまり電話してると悪いからさ💦楽しんできてね😃」


智恵「ありがとう~。またねー」


そう言って、電話を切る。

実は、時間ある時に一緒に行こうと誘われた時もあったのだが……


今の電話で、一気に行く気が失せた私だった…。

No.49 12/11/01 00:19
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

そして、5日間の旅行を終え会社に出社した智恵だったが、待っていたのは同僚達の冷ややかな目線だった…普通に考えれば当然であろう。繁忙期に5日も1人で休みを取ってしまったのだから…しかし、その夜に智恵から怒りの電話がまたきた…


智恵「何なの?マジむかつくんだけどっ!」

私「…やっぱり忙しかったんじゃない?今、夏休み期間だしさ…?」


智恵「だったらさ!最初からダメって言えば良くない?オッケー出したの会社じゃん!だから、お土産も買って持って行ったのに!」


私(いやいや…お土産一つで、許されないでしょ…)


私「しばらく、シフトがキツくても頑張れば、元に戻るって💦」


それでも納得出来ないのか、電話の向こうのピリピリした雰囲気が伝わってくる。

それからしばらくは、遅番が続く日があっても、何も言わず真面目に仕事をしていた。



仕事はひとまず、落ち着いた智恵だったが…恋愛の方は、雲行きが怪しくなっていた…

No.50 12/11/01 21:46
MTお姉さん ( 20代 ♀ DspHh )

大ちゃんと付き合い始めて、数年が経っていた。幾度と別れの危機があったが、それでも何とか今まで続いてきた2人…しかし、彼の方は限界だったのかもしれない…


智恵は、また結婚話をほのめかすようになっていた。高校の同級生が1人…また1人と結婚をし、出産をするのを見て焦っていたのだろうか…?


ついに、彼の方から別れを告げられた………


その夜…


♪♪♪~~~


私「はぃよ!」


智恵「……大ちゃんと…別れた…」


私「えっ!何で?またいつもの勢いで喧嘩しちゃったの?」

智恵「……違うよ。今度は、本当に別れた…。やっぱり、結婚、結婚言ったのが重かったみたい…」


私「…だから言ってたのに😥あんまり言うと、プレッシャーになるよって…」


智恵「だって!だって…子供だって欲しかったんだもん…」

智恵は、小さな子が好きで、自分も早く子供が欲しいと前々からよく言っていた。


私「彼氏さん、きっと将来的には考えていたと思うよ?」


智恵「分かってる…だけど、いつまで待てば良かったの?正社員じゃないし、待って待ってばかりでさ…嫌だよ…」


私「彼氏さんは…なんか言ってた?」


智恵「友達に戻ろうって…連絡は、頻繁には困るけど…たまにだったら、してきていいって…」


私「そっか…でもさ、最後まで優しいじゃない。落ち着いたら、連絡してみなよ」


智恵「……うん」










この後、智恵はとんでもない事をやってしまう……

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