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みゆき( ♀ XqDgi )
14/07/04 16:37(更新日時)

母子家庭で育った私。


絶対的な立場の母親。


反発しグレた兄。


高校卒業してから勤めていた会社が倒産。


次の仕事が見つかるまでと思いバイトで働き出した、ラブホテルのフロント兼メイクの仕事。


つなぎのつもりが1年になる。


3年付き合って、結婚も考えていた彼氏に振られた。


何人かお付き合いした人もいたけど、絵にかいた様なダメ男ばかり。


男運も悪いらしい。


こんな私は今年は厄年。


お祓いに行った帰りにスピード違反で捕まった。


こんな私のくだらないつぶやきです。


ぼちぼち書いていきます。



13/07/13 11:26 追記
ガラケーからスマホに変えました。


まだうまく使いこなせないため、ご迷惑をお掛け致します。


少し慣れてから改めて更新したいと思います。

No.1740299 12/01/28 21:05(スレ作成日時)

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No.351 14/03/06 10:59
みゆき ( ♀ XqDgi )

引っ越しまでは忙しかった。



直美や亜希子ちゃんは「結婚祝い&送別会」を開いてくれた。




ラブホテル勤務最終日。



私の代わりに入った30歳の夏希ちゃんを含め、ラブホテルの皆からプレゼントをもらった。



ラブホテルの皆とお別れするのが一番寂しかった。



最後のタイムカードを押した時には涙が出た。



最後のメンバーだった純子さん、愛ちゃんも悲しそうな顔をしていた。



住んでいたアパートも解約し、荷造りも終え全て東京の社宅に送った。



何もない部屋。



色んな思い出が蘇る。



これからは桑原みゆきとして旦那さんを助け、夫婦仲良く頑張っていく。



東京行き前日は兄家族と過ごした。



香織さんが手料理を振る舞ってくれた。



兄家族と楽しい夜を過ごした。



私が東京に行っている間、兄が私の車を預かってくれる事になった。



「また戻って来た時に車がなかったら困るだろう
。車の面倒は俺に任せておけ!」



車に関しては兄に任せておくのが一番安心だ。



翌朝。



保育園に行く子供達。



「みゆきちゃん!東京行っても元気でね!」



「また一緒に遊ぼうね!」



笑顔で子供達と別れ、兄と香織さんとも別れ、私は東京へ向かった。



またこの街に戻るのは最低でも2年後。



生まれ育ち思い出がたくさんあるこの街を離れるが、また戻って来る時は元気に皆と再会したい。



東京での新生活が始まった。









No.352 14/04/21 10:54
みゆき ( ♀ XqDgi )

東京での新生活。



何もかもが地元と違う。



まず、電車の乗り方がわからなければ地理もわからない。



近所には生活に困らないくらいにたくさんのお店はあるが、違う地域にも行ってみたい。



最初の1ヶ月は電車に乗り、色んなところを見て回った。



そんな中、コンビニに寄った時にふと目に入ったのが求人情報だった。



東京って時給いいなぁ。



興味を持ち、コンビニで求人情報誌を買う。



うちの田舎の求人情報誌と違い、かなり分厚い。



自宅に帰りパラパラめくっていると、いくつか気になる求人を見つけた。



旦那さんのお給料でも贅沢をしなければ十分やっていけるが、これから子供も欲しいしお金はあって困るものではない。



少しでも貯金出来ればいいな。



そう思っていたのだが…



体の異変に気付く。



もしかして妊娠!?



前も思い当たる事はあったがただ生理が遅れてるだけだった。



今回もそうなのかな…



気になり近所のドラッグストアに行き妊娠判定薬を購入。



結果は…陽性。



妊娠反応が出た!



お腹に赤ちゃんがいるんだ!




夜、旦那さんが帰宅。



ニヤニヤしている私に「何か嬉しい事があったの?」と不思議顔。



ご飯もいつもよりご馳走を作った。



ご飯を食べながら「あのね」と話を振る。



「何?どうしたの?」



「あのね、赤ちゃんが出来ました(*´▽`*)」



一瞬の間があり「本当に!?赤ちゃん!?俺たちの赤ちゃんが出来たの!?」



想像以上に喜ぶ旦那さん。



ただ、もう若くはない。



高齢出産の域である。



翌日、電車で2駅先の産婦人科を受診。



結果は妊娠2ヶ月。



まだ膨らみはないお腹に手を当てる。



「赤ちゃんがいるんだぁ」




ママかぁ(*⌒▽⌒*)



不安もあるが元気な子が生まれます様に!



No.353 14/07/04 16:37
みゆき ( ♀ XqDgi )

ある日の事。


いつもの様に出勤する旦那さんを見送り、朝食の後片付けをした後、洗濯する前にちょっとソファーに座り朝刊を見ていた。


朝刊も読み終わり、さて洗濯でもしようかな!と立ち上がった瞬間、下半身に違和感を感じた。



ふとソファーを見ると血がついていた。


えっ?


えっ???


軽くパニックになり状況がのみこめない。


「ヤバい…ヤバい…病院に行かなきゃ…!!」


パンツや履いていたジャージは血で真っ赤に染まっている。



慌てて病院に行く準備をし、タクシーを呼びすぐに病院へ。



先に診察を待っている方々がいたが、急患扱いで直ぐに診察室へ案内された。



不安でたまらない私に先生が一言。



「…残念ですが…流産されました」



「…えっ?先生…赤ちゃんは?赤ちゃんもういないんですか?」


私は思わず先生に叫ぶ。


先生は黙って頷いた。


そして「処置しますのでこのままで待っていて下さい」



涙が溢れて止まらなかった。



赤ちゃん…いなくなってしまった。



絶望感しかなかった。



自宅に帰ってからも何もする気はなく、泣いて泣いて…



いつの間にか眠ってしまったらしく、気が付くと16時を少し過ぎていた。



泣きはらした顔でぼーっと座っていたら旦那さんが帰って来た。



旦那さんの顔を見た瞬間、また涙が溢れて来た。



状況がわからない旦那さんは「どうしたの?えっ?えっ?」と戸惑っていた。


流産した事を話した。


旦那さんは労ってくれたがショックはあった様だ。


精神的にも身体的にも落ち着くまでにはしばらくかかったが、何とか立ち直る事が出来たある日。



兄から電話が来た。




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