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離婚までの記録

レス133 HIT数 151261 あ+ あ-

匿名( 匿名 )
12/01/28 21:11(更新日時)

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まさか自分がと思っていた。 彼女に出会う前は愛するっ・・・

No.1586873 11/05/05 03:08(スレ作成日時)

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No.1 11/05/05 03:16
匿名0 ( 匿名 )

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通勤電車の中、暇潰しに携帯ゲームを始めた。


時々日記も書いたりしてなかなかハマっていった。


サイトの中での雑談が何気なく気を使わずに本音が言えて楽しかった。同じ趣味の人も沢山いて色々な話をしていた。


そんな中で彼女と出会った。


お互い年も名前も顔も知らないが、好きな漫画の話で盛り上がった。


それがきっかけで友達になり、何気ない会話をサイト上で交わしていた。


その時はまだ普通に他のサイト上の友達となんら変わらなかった。

No.2 11/05/05 03:24
匿名0 ( 匿名 )

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毎日仕事頑張ろうやお疲れ様など、挨拶程度の会話や趣味の話などをしていた。


彼女はちょっとドジだがマジメでだけど面白い女性だった。


彼女はサイト上でちょっとした人気者だった。日々のアクセス数はかなり多かった。


彼女の日記には自作の詩やその日の出来事が面白く綴られていて、その文章の表現個性的で沢山の人を惹き付けるのだろう。


彼女をサイト上でしか知らないが、みんなに優しく回りを笑顔にする女性だなと俺は思った。

No.3 11/05/05 03:31
匿名0 ( 匿名 )

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彼女と出会って数週間した頃、だんだんと彼女に惹かれている自分に気づいた。


気づいたと言うか、その時にはもう好きになってしまっていた。


まさかこんなサイトで名前も知らない人を好きになるなんて、俺自身が一番信じられなかった。


何度も気のせいだと思おうとした。


しかし彼女の事が頭から離れない。


そんな自分が信じられなかった。


だが毎日彼女と会話をするのが楽しみで、彼女に会いたいと本気で思っている自分がいた。

No.4 11/05/05 07:03
匿名4 ( ♀ 匿名 )

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で⁉離婚したい⁉

No.5 11/05/05 07:52
ベテラン主婦5 ( ♀ 匿名 )

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『多分妻もそうだった』❓
妻に聞いたんですか❓
自分が好きな人出来たからって、妻の想いを勝手に決めてくれるな💢
8年一緒なら、愛情の形も変化するわ‼

夢見るのもほどほどに。現実逃避は最低ですよ。

嫁が可哀想。自分勝手な主のせいで、悩まなきゃいけない。
嫁の気持ちを壊してまで、主は恋愛したいなんて😠

嫁に正直に全部話してみなよ。

No.6 11/05/05 09:09
専業主婦6 ( ♀ 匿名 )

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日記スレに書かれたらいかがですか❓

No.7 11/05/05 11:48
新婚さん7 ( 匿名 )

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酔ってますねぇ(笑)

でも所詮は不倫でしょ?

美しくも何ともないですよ。

奥さんかわいそう。

No.8 11/05/05 13:38
匿名8 ( 匿名 )

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出会い系であった女性と意気投合したので、
離婚したい中年男性ってだけなのに、
ずいぶんと自分に酔った文章ですね。

No.9 11/05/05 17:14
通行人9 ( ♀ 匿名 )

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タグに記録ってあるから、過去を振り返って記録…つまり既に離婚したと思ったんですがどうなんでしょうか。

あと主さん、荒れるのは目に見えてるので自スレのみの設定にした方がいいですよ。

No.10 11/05/05 21:41
匿名0 ( 匿名 )

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彼女に会ってみたい。


だがそう俺が思っていても、口に出すことはなかなかできない。


このサイトはゲーム専門のサイト。勿論俺も出会いなど求めて始めたわけではない。当然彼女もそうだろう。


いくら仲良くなっていても、いきなりこんなことを言ってしまっては驚くはず。


それに俺は既婚者だ。彼女はそれを知らない。


そんな彼女に不倫なんかさせるわけにはいかない。


しかし俺の気持ちはもう引き返せない程に彼女を好きになってしまっていた。

No.11 11/05/05 21:44
専業主婦6 ( ♀ 匿名 )

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空気読めない男だね💨

No.12 11/05/05 22:04
匿名0 ( 匿名 )

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最近妻は俺がおかしいと疑っている。


3ヶ月に一回程夫婦関係があったが、彼女と出会う前からもう半年以上もしていない。


仮面夫婦だが俺にも一応性欲がある。不倫や浮気をする気はないし、風俗にまで行きたくないから性欲を処理するために妻としていた。


しなくなったのは元々誘っても大半が断られるから俺も段々誘うのが嫌になったというのもあるが、彼女と出会ってからは触る気になれなかったからだ。


しかし妻は一旦は疑ったものの、直ぐに勘違いだと思い直したらしい。それはそうだろう。仕事が忙しくそんな暇がないのと、月1万しかない小遣いでは普通に考えて浮気など出来ない。


実際浮気はしていない。ただ俺が一方的に彼女を好きなだけだ。

No.13 11/05/06 00:11
匿名0 ( 匿名 )

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最近彼女と話す事が前より多くなった。


彼女との他愛ない会話に癒される。


ある日彼女に自分の気持ちを言ってみることにした。


それでもう彼女と話せなくなってしまうかもしれないが、気持ちを押さえられなかった。


『最近俺君のことが気になるんだ。』


思い切って送信してみた。


しばらくして彼女から返信があった。


『実は私もきになってたんだ。』


彼女は、変だよね。名前も顔も知らないのにと続けた。


彼女もまさかゲームサイトで誰かを好きななるなんて思ってもいなかったと戸惑っていた。


それからとりあえず、本名を名前を聞きあった。


その日は本当に嬉しかった。お互い同じ気持ちだった。

No.14 11/05/06 03:27
匿名0 ( 匿名 )

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お互いの気持ちがわかってから電話番号を交換した。


だが彼女も仕事をしているためかなか掛ける機会がない。


そんなとき、彼女が日記で風邪を引いて寝込んでいると書いていた。


俺は心配で電話をしてみることにした。受話器を握る手に力が入る。ボタンを押すと呼び出し音が聞こえる。


緊張してドキドキしている。こんな風な感情は初めてだ。


しばらくして彼女がでた。少し鼻声だが可愛い声をしていた。


熱が高いようなので大丈夫か尋ねた。彼女はとりあえず、薬も飲み大丈夫だと答えた。


その後ちょっとした会話をかわし、何だか恥ずかしいなと話した。


彼女も体調が悪いのでその日は直ぐに電話を切った。


彼女の声が耳に残っている。


本当に大丈夫だろうか。早くよくなってほしい。そんな事ばかりを考えていた。

No.15 11/05/06 03:44
匿名0 ( 匿名 )

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家では相変わらず妻との会話は無い。


交わす言葉は業務連絡のような内容ばかりだ。


元々同棲した流れで結婚したような夫婦で式もあげなかった。仮面夫婦になるのは当たり前だったのかもしれない。


俺も仕事人間だったのもあるだろう。


子供二人居る。妻が欲しいと言ったから、夫婦なら作るものかと思って作った。そんなきっかけだが子供は可愛い。


結婚してすぐ何度か離婚話もしたことがある。しかし妻は毎回慰謝料出せ。出さないなら別れない。と性格の不一致にも関わらず慰謝料慰謝料としつこいくらいに言っていた。


それが面倒になりズルズル結婚生活を続けていた。子供が産まれてからは子供の為だけの夫婦だった。


子供が自立したらきっと別れるだろうと漠然と考えていた。

No.16 11/05/06 15:40
匿名0 ( 匿名 )

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一度彼女に電話してからはほぼ毎日話すようになった。


彼女の仕事終わりの時間やお昼休みなどに合わせて電話する。夜も彼女の空いてる時間があれば話していた。


こんなに話していたら当然ながら携帯代がハネ上がる。


週末に妻にショップに連れていかれた。料金プランを変えるためだ。


きっと妻は気づいているのだろう。が何も言わない。


手続きが終わり、黙って家に帰った。

No.17 11/05/06 15:47
匿名0 ( 匿名 )

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彼女と毎日話すことで更に彼女への想いが強くなっていった。


同時に、俺が既婚者だと言うことを何も知らない彼女への罪悪感も強くなった。


彼女の為にこのままでいいのか。


彼女に嘘はつきたくない。


妻と別れようか。


だがそれを知った彼女は自分自身のせいだと思い自分を責めるのではないか。


色々な思いが頭を駆け巡る。

No.18 11/05/06 15:58
匿名0 ( 匿名 )

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彼女は何も知らずに俺を好きだといってくれる。


毎日サイトで彼女と話す。そこに行けば彼女に会える。それだけで気持ちが高まった。他愛ないやりとりで癒された。


そんな彼女を傷つけたくない。


俺が既婚者であることを知っても、離婚したとしてそれを知っても彼女は傷つくだろう。


今ならまだ間に合うかもしれない。


ある日俺は何も告げずにサイトを退会した。


彼女と出会ってから1ヶ月がたった頃だった。

No.19 11/05/06 21:42
匿名0 ( 匿名 )

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サイトを退会した。


虚しさと心に穴が空いたような気持ちだ。


彼女はまだ気付いていないだろう。


気付いたらどう思うのか。それを考えると息がつまるほど苦しい。


仕事も手につかない。


こんなにも誰かを好きになったのは初めてだ。


彼女と話せないと思うと、脱け殻になったみたいだ。

No.20 11/05/07 21:06
匿名0 ( 匿名 )

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このまま連絡することもなく終わってしまうのか。


自分から終わらせようとしたくせに気持ちがついていかない。


そんなことを考えていると携帯にショートメールが届いた。


彼女だった。


毎日話していたのに変な話だが、電話番号を知っていたのをすっかり忘れていた。


『急にやめちゃってどうしたの?何かあったの?メールしたら退会しましたって出たからビックリしちゃって…』


彼女はだいぶ慌てていた。それはそうだろう。普通に話していたのにいきなり退会したのだから。


やはりこのまま何も言わないでおくのはダメだ。俺は彼女に本当は既婚者だと言うことにした。


彼女がどう思うか。

言ってしまえば本当に最後になるかもしれない。


俺は意を決して彼女にメールを送った。


『実は俺…結婚して子供もいる。ずっと黙っていてごめん。騙すつもりはなかった。気付いたら凄く好きになってて、言うタイミングを逃してしまった。でも君がこんな俺とこのままでいたら、君が傷つくだろうと思ってやめたんだ。』


送信ボタンを押す。


彼女はどう思うだろう。怒っているだろう。返事は来ないかもしれない。

No.21 11/05/07 22:00
ナガツキ ( 25 ♀ 97Uhl )

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なか②面白いです☺
続き気になります。
私は部類は気にしないので。

そのまま書き続けて欲しいです😺

No.22 11/05/09 18:43
匿名0 ( 匿名 )

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夜中に彼女からショートメールが届いた。


正直見るのが怖かった。


メールにはこうかかれていた。


『そうなんだ…全然気づかなかった。ずっと言えなくて辛かったの?だけどいってくれてありがとう。あのね…私も言わなきゃいけないことがあるんだ。実は…私も結婚してて子供が一人居る』


俺は驚いた。


まさか彼女も既婚者だったなんて全く気づかなかった。八歳も年下の彼女は当然独身だと思っていたからだ。


メールはまだ続いていた。


『私も騙すつもりなんてなかった。恋愛なんてする気も出会いを求める気もなかったのにこんなことになって…はじめは何回も間違いだって思おうとした。何度も何度も自分にこの気持ちは勘違いだと。だけどダメだった。そんなとき、あなたに気になるんだって言われてすごく嬉しくて、だけど本当の事言えなくなって…なのに益々あなたを好きになってしまってどうしようもなかった』


彼女からのメールはこれで終わっていた。


彼女も同じように戸惑い迷っていたのだ。

No.23 11/05/09 18:52
匿名0 ( 匿名 )

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急いで彼女に返信した。


『そうなんだ。正直驚いた。だけど君もいってくれてありがとう。それでも俺が君を好きな気持ちは変わらない。』


お互い既婚者だったなんて知らずに惹かれていたなんて。


これからどうなるのかと言う不安と、彼女とは別れられない(会ったこともないのに付き合ってるかは微妙だが)思いが渦巻いていた。


『私もあなたを好きな気持ちは変わらないし、今更無かったことには出来ない。』


彼女はこう言った。


二人で色々話し、とりあえず今までのままでいることにした。

No.24 11/05/12 22:15
匿名0 ( 匿名 )

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あれから前と変わらずに毎日電話やメールをしていた。


前より増えたかもしれない。前よりもお互いの気持ちが余計に強くなった気がする。


いつか絶対に一緒になろう。


二人でそう話していた。


ただそのいつかがいつになるのか、お互いにそれが怖くて聞けなかった。


そんなとき、彼女が親の仕事の都合で一緒に関東に来ることになった。


因みに彼女は九州に住んでいる。


もしかしたら会えるかもしれない。親の用事が済んだ後、関東に友達が居るから、友達の家に私だけ一泊すれば時間が作れる。


それを聞いて、俺は絶対時間作るから会おう。と即答していた。


彼女がこっちに来るのは半月後。


俺は嬉しくてその日に向けて仕事を終わらせるため、毎晩遅くまで残業した。


彼女と会えるまでの日々が凄く長く感じた。

No.25 11/05/12 23:01
匿名25 ( ♂ 匿名 )

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なぜ 嫁が あなたを嫌か 反省なしに 女? まぁ 自分は悪くないとばかりにいると あとから 後悔することもある。

No.26 11/05/14 00:38
匿名0 ( 匿名 )

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とうとう彼女が来る日になった。


今から飛行機に乗る。親の仕事が終わるのが2時過ぎ頃だとメールがきた。


朝からそわそわしていた、無駄に会社に早く着いた。


時計と携帯ばかりが気になって仕方ない。


ずっとドキドキしていた。


2時半に彼女から終わったよ。○○駅って所で待ってるとメールが来た。


俺は急いで会社を出てそこに向かった。


○○駅に着くと辺りを見回し彼女を探した。


五分も探さないうちに彼女らしき女性が壁に持たれて携帯をいじっていた。


俺は緊張しながら彼女に声をかけた。


『Mだよね?俺。Kだよ』


彼女は振り向いて、『初めまして。になるのかな?』と言って可愛らしく笑った。


その瞬間俺は嬉しすぎて


『やっと会えた』


と言って彼女をぎゅっと抱き締めてしまった。

No.27 11/05/14 00:43
匿名0 ( 匿名 )

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彼女は驚いた様子だったが、少しして彼女も抱き締め返してくれた。


『初めて会うのに、なんだかそんな気がしないな』


彼女は微笑みながら言った。


その後俺の車に乗り、色々な話をした。その間ずっと手を繋いでいた。


本当に初めて会う気がしない。ずっと電話やメールをしていたからか。


だがそういった感じではない。何だか懐かしいような一緒にいると信じられないくらい心が落ち着いた。

No.28 11/05/14 00:51
匿名0 ( 匿名 )

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楽しい時間はあっという間に過ぎる。


彼女の携帯が鳴り、彼女の友達との待ち合わせの時間になったことに気づく。


たがお互いにさよならを言い出せずにいた。


繋いだ手に力が入る。


でも友達をあまり待たせるわけにもいかない。


『時間だね』


俺が言うと


『うん…』


彼女が頷き俺は続けた。


『また絶対会えるよ。何をしてでも俺も会いに行くし』


『そうだね。そうだよね。』


彼女は少し悲しそうに笑っていった。


車を降りて駅まで送る。きつく手を握りしめる。


駅についてお互いの顔をじっと見つめて、キスをした。


こんなにも誰かを好きだと思ったのは初めてだった。


ゆっくりと手を話す。


『またね。大好きだよ』


お互いにそう言いながら彼女はホームへ向かう。


何度も何度も振り返る彼女に、俺は泣きそうになるのを我慢して笑顔で手を振った。


彼女が見えなくなりしばらくボーッとして動けなかった。

No.29 11/05/14 00:56
匿名0 ( 匿名 )

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車に戻ると彼女からメールがきていた。

『今日は本当に楽しかった。会えてよかった。もっともっと大好きになっちゃったし。ありがとう』


直ぐに俺も返信した。


『俺も楽しかった。もっと一緒にいたかった。大好きだよ。俺の方こそありがとう』


送信すると、俺は会社に戻った。


今日は家に帰る気になれない。


元々忙しい時期なのでその日は会社に泊まることにした。


彼女から数回メールがきて、友達と飲みに行って楽しそうだった。
そんな彼女がいとおしくてたまらなかった。

No.30 11/05/20 02:45
匿名0 ( 匿名 )

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翌日、彼女から5時の飛行機で帰るとメールがきた。


俺は居てもたってもいられず、見送りに行くからと返信していた。


外回りの仕事だったので、一緒にいた同僚に頼んで空港まで向かった。


同僚は必死な俺に驚いていたが、深くは突っ込まないでいてくれた。


空港に着くと電話して彼女を探した。


直ぐに見付けられた。


俺は彼女をギュッと抱き寄せた。


離れたくない。離れたくない。離れたくない。離れたくない。


頭の中はそればかりだった。


搭乗までまだ時間がある。俺と彼女は手を繋いで肩を寄せて座った。


『もう…さよならだね』


彼女がポツンと呟いた。


『大丈夫。また絶対会えるよ。俺も会いに行くから』


俺は言いながら泣いてしまった。


この年になって…いや人生で初めて人前で泣いた。自分でも驚くほど涙が止まらない。


彼女はそっと俺の涙を拭いて


『Kが泣いたら私も悲しくなっちゃうじゃん。また会えるんでしょ?それならさよならじゃなくまたねだから、泣くことないよ。それに笑った顔のKを覚えていたいから』


と言った。


『そうだね。また会える。』


と言いながら俺は涙を流しながらも無理矢理笑った。

No.31 11/05/20 03:00
匿名0 ( 匿名 )

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彼女の乗る飛行機のアナウンスが流れ、とうとう搭乗時刻になった。


二人とも顔を見合わせて時間だねと言った。


立ち上がるとまたギュッと抱き合ってキスをした。


繋いだ手と重ねた唇がなかなか離せない。


だがもう時間もない。


なにかに引き裂かれるように、ゆっくりと離れた。


彼女は笑顔でまたね、と言い何度も振り向きながら搭乗口へ去っていった。


俺は相変わらず泣きながらずっと彼女の背中を見つめていた。


そして彼女の乗る飛行機を見送って待ってもらっていた同僚の車に戻った。


その日の夜、飛行機から撮影したのだろう東京の夜景と共に彼女からメールが来ていた。


(本当に会えてよかった。嬉しかったし、楽しかった。仕事抜けてまで来てくれてありがとう。…実は空港で本当は私も凄く泣きそうだったんだ。だけど、Kの中で笑った私でいたいから我慢してたんだ。飛行機に乗った途端泣いちゃったから、シュツワーデスさんに大丈夫ですか?って言われちゃった💦)


そのメールを見て俺はまた目頭が熱くなってしまった。
そんな風に考えていてくれたなんて嬉しかった。


『こんな俺のためにそんな事考えてくれてありがとう。絶対にまた会えるよ。絶対にいつか一緒になろう』


俺はそう返信した。彼女から直ぐに返事がきた。


『うん。いつか一緒に…絶対だよ?じゃあ今日はお休みなさい』


『うん。絶対。ゆっくり休んで。お休みなさい』


そう返信して俺は仕事に戻った。

No.32 11/05/21 01:22
通行人32 ( 匿名 )

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続く?

No.33 11/05/23 01:11
匿名0 ( 匿名 )

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翌日からまた何時も通りの毎日が始まった。


彼女とも前と変わらずに昼休みや時間のあるときに電話していたが、あの日会ってからは寂しくてしょうがない。


彼女に会いたい、どうしたら会えるのかそればかり考えている。


彼女も同じことを言っていた。


だがお互い既婚。その上二人とも仕事もある。簡単に会えないのはわかりきっていた。


でも気持ちは膨らむばかりだった。


そんなある日彼女と話していると、彼女が仕事を辞めると言った。


ここ2ヶ月くらい体調を壊していて、会社でも何度か倒れたらしい。


余談だが彼女は精神的に弱い。
ずっとリストカットがやめられず、自殺未遂で病院に運ばれたことも何度かあるらしい。


普段は全くそんな感じではなく、明るく元気な彼女だが人の心の奥にある辛さや苦しみはわからないものだ。


体調を崩したのも精神的なものらしい。


もしかしたら俺との今の環境のせいかもしれないとも考えた。


こんなときに側に行くこともできず、何も出来ない自分がもどかしい。

No.34 11/05/23 01:31
匿名0 ( 匿名 )

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そんな話をした次の日、彼女からのメールがパッタリ来なくなった。


電話もない。


忙しいのかもしれない。だが無性に心配になった。


彼女の都合もわからないのでいきなり電話は出来ない。


そして連絡が無いまま3日程たった。


もどかしくてしょうがない。


心配や不安でおかしくなりそうだった。


もしかしたら彼女は自殺したのかもしれない…


最悪な事ばかりが頭をよぎる。


俺は居てもたってもいられず、気付いたら自分の実家に来て母親に必死にお金を貸してくれと頼んでいた。


我も忘れてそんな願いをする程、必死な俺を始めてみた母親はかなり驚いていた。


とりあえず、落ち着きなさい。


母親はそう言った。


何があったか知らないけど、一度落ち着いて。落ち着いたら話を聞くから。と言われた。


今思うと、俺はおかしくなったのかと思うほどに、相当焦っていたのだろう。


しばらくして俺は母親に全てを話した。


母親は黙って最後まで聞いていた。
話を危機終わると母親はこう言った。


『あなたがこんなになるくらい、大切な人なのはよくわかった。あまり感情的にならないあなたがそこまで必死になるのだから余程なんだね。ただ、今あなたがその彼女の所に行ってどうするの?いきなりいって何ができる?向こうの旦那さんもいるし、あなただって…。
あなたも、もういい大人だし、自分の事は自分で責任を負える年だから口出しはしない。けれど、もう少し冷静になってよく考えて行動しなさい。落ち着いて考えて、明日まで待ってそれでも気持ちが変わらないなら、また来なさい。』

No.35 11/05/23 01:45
匿名0 ( 匿名 )

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母親にそう言われ、少し冷静になった俺はとりあえず家に帰った。


その夜はずっと眠れず携帯ばかりをいじっていた。


そうしていると、四時頃だろうか。


彼女からメールが届いた。


俺は急いでメールを開いた。


『心配かけちゃってごめんね。メール何度もありがとう。返せなくてごめん。Kが言うとおり…また自殺未遂しちゃって病院にいた…本当にごめんね。Kの事こんなに愛してるのに、こんなことしてしまう自分が嫌になる』


そう書いてあった。


『いいんだよ。無事ならそれでよかった。Mが無事ならいいんだ。俺も愛してる。Mが辛いのに側に行ってあげられない俺の方こそごめんだよ』


俺はそう返信した。


すると彼女から電話がかかってきた。


俺は外に出て電話に出た。


電話越しに彼女の声を聞いてやっと安心した。


彼女の声は泣くのを我慢しているような声だった。


色々話した。親にお金を借りて彼女の家まで行こうとしたことも話した。


『行ったって、何処にいるのかもわからないし何も出来ないのに本当にバカだよな』


そう言った俺に彼女はこう言った。


『そこまで心配させちゃって本当にごめんね。でもそんなに思ってくれてありがとう。Kといつか一緒になるんだもんね。もうこんなことしない。またリスカしたくなったり死にたくなったらKに電話するね。Kの声を聞いたら大丈夫な気がする』


そんなふうに言ってもらえて俺は嬉しかった。


その後何時間も話し、その日は寝ないでそのまま仕事へ行った。

No.36 11/05/24 18:26
匿名36 ( 31 ♀ 匿名 )

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落ち着こう

No.37 11/05/24 22:49
通行人37 ( 20 ♀ 匿名 )

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浸ってる……
奥さんに見せてあげたい

No.38 11/05/25 00:57
匿名0 ( 匿名 )

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しばらくして彼女に仕事を辞めることにしたと言われた。


やはり精神的なものから体の不調になったのが原因らしい。


大好きな仕事だから本当は頑張りたかったのにと彼女は悔しそうだった。


因みに彼女は写真館でカメラマンをしていた。結婚式の写真やアルバム作りから小学校などの卒業アルバムまで作っているらしい。


皆の一生の思いでを、その時の気持ちを写真の中に形にして残すって言うとてもやりがいのある仕事だと言っていた。


きっとそんな仕事を辞める決意は相当なものだっただろう。


彼女は残り3ヶ月を悔いの無いように頑張ると言った。


そんな一生懸命な彼女を見て俺ももっと頑張らねばいけないなと思った。

No.39 11/05/25 01:06
匿名0 ( 匿名 )

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そんな中もうすぐ正月がくる。


正月、俺は妻の実家に強制的に行かなければならない。
妻の実家は大阪にある。関東から大阪まで運転させられるためかなりの重労働だ。


毎回行きたくないと言うのだが、そんなことは妻が許さない。行きたくないと言うと、冷蔵庫を空にされ所持金全てを取られる。そうやって飲み食い出来ない状態で一週間過ごせるなら残れと言われる。


そして毎年無理矢理つれていかされる。

そう言えば彼女もこの年末で仕事を辞める。


今頃最後の仕事に取り組んでいるのだろう。


写真館には正月休みなどは無いと言っていたから、年末で仕事を辞める彼女にとって初めて仕事のない正月がくる。


一体どうやって過ごすのか聞いてみた。


彼女は子供と彼女の実家に帰ると言っていた。帰ると言っても同じ市内らしいが。彼女はサバサバしているので旦那には無理に来なくていいと言っているらしいが、彼女の旦那も一応一緒に行くらしい。


お互いそんな話をすると少し複雑な気持ちになる。


ただ、彼女がゆっくり休めそうでよかったと思った。

No.41 11/05/27 01:02
通行人41 ( 匿名 )

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続きが…気になる。

No.42 11/05/27 17:06
マリッジブルー中42 ( 匿名 )

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それは…まさに、悪循環であった。

心の隙間を少しだけ埋めるはすが…
隙間に埋めたものばかりが、どんどん膨らみ、
もともとあったものが邪魔になり…

彼女と出会った事で、妻の短所しか見えなくなり、妻の短所しか見えなくなった主の中で、彼女はどんどん美化されていく。

彼女と出会った事で、主は彼女を苦しめる。
彼女もまた、主で心の隙間を埋めてしまったばかりに…悪循環に苦しんでいる。

二人は愛し合っている…と思い込む事で、いろんな罪悪感や苦しみをごまかしていく…

人を傷つけるのが平気になり、自分達ばかりが傷つけられていると思い込む。

気がつけば、周囲が何も見えない自分勝手な迷惑者になり、ますます孤立する事でお互いに依存し、それを愛だと勘違いする。

ちょっとした欲が、悪循環を産み、地獄に堕ちて いるのに…幻想から抜け出せないでいる。

人間が廃人になるまでの、哀れな二人の物語…

No.44 11/05/28 00:52
通行人44 ( 匿名 )

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結婚してるのに
『初めて愛を知った』??

奥さんを愛して結婚したのではない?


性欲処理のために??

酷い表現ですが本音でしょうか。


バーチャルな妄想のお花畑で
愛を知ったんですか。そうですか。

No.45 11/05/28 03:41
匿名0 ( 匿名 )

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そして今年もとうとう地獄の正月がやってきた。


妻の実家に向かう長い時間、妻が隣に座っていることが苦痛でならない。
ほとんど妻は寝ているが、起きていても会話はない。


こんな状態なのに何故毎回一緒に行きたがるのか理解出来ない。


途中仮眠の為にパーキングによった。


俺はすぐに彼女に電話しに車を降りた。

数回呼び出し音が鳴ったが彼女は出なかった。急に掛けたのだから仕方ない。多分旦那が側にいるのだろう。それともちょっとドジな彼女はよく携帯を忘れて出掛けるのでそれかもしれない。


どちらなのか俺にはわからない。彼女が何してるかさえ知ることができない。そう考えたら胸がぎゅっと痛くなった。


仮眠しようと車に戻ったがなかなか寝付けない。


妻が吸っているタバコの煙が流れてきた。


昔なら俺も吸うところだが、タバコ嫌いな彼女の為にやめた。


車に戻ってからもう30分以上たつが寝ようとしても眠れない。

後部座席に寝ている子供を起こさないように静かに外へ出た。

No.46 11/05/28 04:00
匿名0 ( 匿名 )

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その時丁度彼女から電話がきた。


『もしもし?昼間電話出られなくてごめんね。家に携帯忘れて実家に来てた』


それを聞いてちょっと安心した。旦那がいたからじゃなかったからだ。


『いいよ。こっちこそ連絡もしないで、いきなりかけちゃって迷惑だったよね。ごめん。』


『ううん。嬉しかった。ありがとう。もう奥さんの実家に着いたの?』


『いや、まだまだだよ。後五時間くらい』


『そっか、本当に大変だね。お疲れ様。子供さんもいるんだし疲れて事故しないように気をつけてね。大好きだよ。』


『ありがとう。気を付けるよ。俺も大好きだから。じゃあまたかけるね』


そう言って電話を切った。 心配してくれる言葉が嬉しかった。彼女の声を聞くだけで癒された。


余談だが、実は人に好きなんて言うのはかなり恥ずかしい。今までだってそんなこと言ったことはない。
だが、彼女が(思いはどんなに強く思っていても、自分で思ってるだけじゃ伝わらない。相手に伝わらない思いは、思っていないのと同じだから、意味がない。だから私はKを好きなことをちゃんと伝えたい)と言っていたので、俺も彼女にちゃんと自分の気持ちを言うことにした。


抵抗がないと言ったら嘘になるし、本当に顔から火をふくほど恥ずかしいが、彼女には俺の気持ちをちゃんと伝えたかったのでたどたどしくではあるがいつも好きだと言っていた。


彼女との電話を切ると車に戻り妻の実家へと出発した。

No.47 11/05/28 04:10
匿名0 ( 匿名 )

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五時間後。やっと妻の実家についた。


もうヘトヘトに疲れていてすぐにでも横になりたかったがそうもいかない。


妻に早く荷物下ろしてと急かされ家族皆の荷物を運んだ。


その後は正月で集まってきている妻の親戚に誘われ酒を飲まされた。


ハッキリ言って毎年かなりの苦痛だった。妻は結婚してるんだから私の家族と過ごすのは当たり前だと言い張った。


じゃあ俺の家族はどうなんだよ!と喉まで出かかってやめる。もう何度も同じ事で言い争い答えはわかっているからだ。


疲れている上に無駄な水掛け論はしたくなかったし、妻ともこれ以上話していたくなかった。


俺はどうにか宴会の場を逃げ出して敷いてあった布団に横になった。


すぐにでも眠ってしまいそうだったが、長時間の運転を心配していた彼女にメールした。


『無事に着いたよ。今日は疲れたからもう寝るね。お休み。』


送信ボタンを押すと、彼女からの返信を待てずに寝落ちしてしまった。

No.48 11/05/28 04:25
匿名0 ( 匿名 )

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次の日。


『本当にお疲れ様。無事に着いてよかった。ゆっくり体を休めてね。お休みなさい。』


昨夜の彼女からの返信だった。


メールを読むと布団から起き出した。妻は親戚や家族と楽しげに話している。子供達も騒いでいた。


俺が起きたのに気付くと、妻が子供達と出掛けようと思うんだけどと言ってきた。


行きたくない。真っ先にそう思った。疲れだってまだ取れていないのだから当然だ。


だが子供のためにわかった、と答えた。


水族館に行くことになり子供達ははしゃいでいた。それとは正反対に俺はぐったりしていた。


水族館に着き色々見て回った。俺は彼女はどうしてるかなと眠気ですっきりしない頭で考えていた。


こうやって家族で出掛けていても妻との会話はほぼ無い。あっても子供の事かご飯食べる?など業務連絡みたいなものばかりだ。


実家へ帰るとまた親戚との飲み会が待っていた。


だが今日は本当に疲れていたために断って横になった。


彼女はまだ仕事だろうか。そんなことを考えながら気付けば眠ってしまっていた。

No.49 11/05/28 04:35
匿名0 ( 匿名 )

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翌日。今日は大晦日だ。


彼女は今日が最後の仕事だと言っていた。 今頃色々引き継ぎやらで忙しいだろう。


『今日で仕事最後だよね。今までお疲れ様。最後の1日頑張って』と彼女にメールした。


『ありがとう。なんだか辞めるとなると寂しいけど、悔いの無いように最後の1日頑張ります』


彼女からそう返信がきた。


俺はその後一人で散歩に行った。


彼女に会いたい。声が聞きたい。直接お疲れ様と言いたい。


そんなことばかりを考えながらぶらぶらしていた。

No.50 11/05/28 05:55
匿名 ( 6HDol )

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>> 29
家に帰る気にならない

なるほどね ー
何でそんなに彼女んちに泊まるんだろ
って不思議だったけど
好きだから、なんて単純な文字じゃなくて、帰る気にならない 訳ね!
今更なっとく

恋愛楽しそうだねー
楽しいよねえ
比べる奥さんが居るから尚更彼女が美化されてより勘違いに拍車かかるよね

私は彼氏居たら
ずっと 彼氏のままにしておくな
たまに宝箱あけて
お気に入りの宝石眺めたいな ✨✨☺


うちの旦那は
たまに宝石箱の中身が変わるよ

どんなの入ってんだか興味ないけどね


妄想人生バンザイ

No.51 11/05/28 06:26
離婚検討中51 ( ♀ 匿名 )

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主さんと 

恋愛しても 


楽しくはない 

依存心が強く 

リスカするような女性より弱い 

本当に強くて 
頼れる男性と 
本気の恋愛がしたい 

主さんみたいな男性は 
まともな女性もおかしくしてしまう 

奥様も強くて本物の男のいうことなら聞くと思う 

私なら、何もかも妻の責任にして 
妄想恋愛に浸る男性は 
恋愛の対象外 

満足できないな 

主さんはMか… 

No.52 11/05/28 17:48
匿名52 ( ♀ 匿名 )

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>> 51
私もこいつM?と思いました⤴
頼りにならなそうな…
気弱そうな…
自信なさげな…

あぁ自分の旦那がこんな奴と正反対でよかった(;∇;)

No.53 11/05/28 19:09
匿名0 ( 匿名 )

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大晦日の夜。早めに布団に入り彼女とメールをしていた。


今は彼女も自分の実家に家族でいるらしい。


もうすぐ年が明ける。彼女がちょっとだけでも電話出来ないかな?と言ってきた。


いいよ。わかった。と返事をして俺はちょっとコンビニ行ってくると外に出た。


直ぐに彼女から電話がきた。


『もしもし?大丈夫?』


『大丈夫。コンビニ行くって言った』


『そっか。私も同じ』


そう言って二人で笑った。


話しているうちに12時になった。


『もう12時過ぎたね。明けましておめでとう。今年もよろしくね』


彼女がそう言って年が開けたことに気付いた。


『あっほんとだ。明けましておめでとう。こっちこそ今年もよろしく。』


『初めにKに言いたかったんだ』


彼女はちょっとはにかんだ声で言った。


『うん。最初に言えてよかった。ありがとう』


そう言ってお互い電話を切った。


妻の実家に帰ると直ぐに眠りについた。


正月休み中も暇を見つけては彼女とメールや電話をしていた。彼女は大晦日だけ実家に泊まり1日の夕方には家に帰ったらしい。


そして気付けば妻の実家から帰る日になった。


また何十キロも運転して帰らなければならない。


だが、もうここから帰れると思うと来るときよりは気持ち的に楽だ。


彼女からもう帰るんだよね?帰りも気をつけてね。とメールがきていた。


ありがとう。気を付けるよ。と返して出発した。

No.54 11/05/31 02:56
匿名0 ( 匿名 )

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俺はまた何時も通りの生活が始まった。


彼女は仕事を辞めたので、体調が戻るまではしばらくなにもしないと言っていた。


彼女は正月にゆっくりするのは中学以来だから新鮮だったと言っていた。彼女は高校から専門学校の時まで六年間神社で巫女をしていたからだ。


仕事を初めてからも写真館は正月が意外に忙しいみたいで、休んだことがないらしい。


仕事を辞めた今は何もしないで日々を過ごすのが慣れないと言っていた。
勿論家事や育児はあるだろうが、いつも働いていたから空いた時間をどう使えばいいかわからないようだった。


そんな働き者な彼女はゆっくりすると言いながら、もう次の仕事を探してた方がいいかな?とも言っていた。


俺は休めるときに休んで、たまには何もしないでのんびりするのもいいと思うよと言った。


彼女はそっかそうだよねと言って笑った。

No.55 11/05/31 03:09
匿名0 ( 匿名 )

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今月末にそっちに行けることになったよ。


1月も半ばになったころ彼女がそう言った。


友達がそっちにいるし、今は仕事もしていないから気分転換に遊びに行きたいって旦那に言ったら、ストレス発散にもなるしいいよって言ったんだ。ちょっと長く行けるよ。と嬉しそうに話してくれた。


この前会ってから4ヶ月。こんなに早くまた会えるなんて思ってもいなかった。しかも四泊でくるらしい。


本当に?子供は?大丈夫なの?


俺はとっさにこう言っていた。


『大丈夫。仕事またするからまだ保育園入ってるし、旦那がいるから』


『そうか。じゃあ安心だね。会えるの嘘みたいだ。だけど本当に嬉しいよ』


『本当に楽しみだね。あのね、友達とこに泊まるけど、一泊だけはKと過ごしたいな。どうかな?』


『大丈夫!わかった。なにがなんでも会社休むよ。』


そうして彼女と二度目の会う約束をした。


嬉しすぎてその日が待ち遠しくて、約束の日まで1日が終わるのがものすごく長く感じた。

No.56 11/05/31 03:17
匿名0 ( 匿名 )

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とうとう約束の日になった。


俺は車で彼女を迎えに行った。


到着ゲートを見ながら待っていると、俺に気づいて手を振りながら笑顔でこっちへきた。


彼女がゲートを潜ると俺は小走りに近づいてぎゅっと抱き締めた。


どうしたの?


そう言いながら彼女も抱き締め返してくれた。


会いたくてたまらなかった彼女が今自分の手の中にいる。それだけで嬉しくて涙が出てきた。


自分がこんなにカッコ悪い奴だったなんて初めて知った。


彼女は俺の涙に気づいて優しくキスをして大好きだよと言って笑った。


その後二人で車に乗るとデートしたいなと彼女が言った。


じゃあどこに行きたい?と聞くと、カラオケっと楽しそうに答えた。


そんな彼女が愛しくてたまらなかった。


運転中も二人はずっとお互いの手を握りしめていた。

No.57 11/05/31 03:30
匿名0 ( 匿名 )

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カラオケに着くと彼女はちょっと恥ずかしいと言いながらも直ぐに曲を入れていた。話していると全然感じないが、選曲をみて今更ながら年の差を感じた。(彼女は23、俺は31だ) 彼女は年のわりにしっかりしている。


俺はカラオケなんていつぶりか思い出せないくらい前に来たので何を入れていいかなかなか決まらなかった。


そんな俺の横で彼女は楽しそうに歌っている。歌もうまい。歌っている間もやはり手は繋いだままだ。


カラオケの後はご飯を食べに行った。
女性がどんなところがいいのかわからなかったからデパートに行った。


ドリアとか食べたいなKは?と彼女が言ったので、洋食系のレストランに入った。


席について注文すると、彼女が


『本当に楽しい。今すごく幸せだよ。』


と言ったので。


『俺もだよ』


と答えた。


食事の後はデパートでぶらぶらウィンドウショッピングをした。


子供みたいにはしゃいでいる彼女は本当に可愛かった。


それに時々


『K疲れてない?楽しい?』


と気遣ってくれるのが嬉しかった。

No.58 11/05/31 03:52
匿名0 ( 匿名 )

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その後は彼女が行ってみたいと言っていた東京タワーに行った。


生憎の雪で遠くまでは見えなかったが、彼女はすごく嬉しそうだった。


楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、気付けば辺りは真っ暗になっていた。


俺たちは今夜泊まるホテルに向かった。


俺は会社に泊まると言ってあった。忙しい時期なので会社に泊まることは珍しくなく、妻は何も疑っていなかった。


ホテルに着くと


『何か頼もうか?お腹空いたでしょ?』

と彼女が言った。


『そうだね。ピザとか頼もうか?』


と言いながらルームサービスを頼んだ。


その時、彼女の携帯が鳴った。旦那からだった。彼女は携帯を持って違う部屋へ行った。


何を話しているのか気になってしょうがない。


10分後、彼女が戻ってきた。なんだって?と聞くと 、ちゃんと着いたかご飯食べたのかって心配だったみたい。と言った。

No.59 11/05/31 03:52
匿名0 ( 匿名 )

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彼女の旦那は彼女が好きなんだなと思った。


そう考えるとモヤモヤして彼女を抱き締めたくなった。強く抱き締めていっぱいキスをした。


放したくない。ずっとこうやっていたい。


愛してる。妻にも一度も感じたことの無い感情が込み上げてきて彼女にそう言った。彼女は私もといってくれた。


そして肌を重ね合わせ、何度も何度も彼女の名前を呼び愛してると言いながら二人で愛し合った。


こんなにも衝動的に誰かを求めて、誰かを愛しいと思い愛してると言ったのは初めてだった。


見つめあっては微笑んだ。愛してると言ってはキスをした。その夜、二人でずっと抱き合って眠った。


彼女が愛しくてたまらない。

『絶対に一緒になろう』


『うん。絶対だよ。』


彼女は眠そうな声で答えた。

No.60 11/05/31 08:43
通行人60 ( 匿名 )

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>> 50
この人のレスだけはさっぱり意味が全然分からん(笑)

他の批判してる人の言い分はまあ分かるけど、他人事なんだからほっといたら良いと思う。
最後まで見たいのに、気に入らないならスルーしたらいい。主さんが全部レススルーしてるのは賢いやり方だけど、(言い返したら荒れるしね)完全自スレにするか今更面倒臭いかも知れないが日記か携帯小説にした方が批判は少ないと思うな。

No.61 11/06/07 04:03
通行人61 ( ♂ 匿名 )

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まあお互いに刺激が欲しかったんでしょうね


愛なんかじゃないよ

しちゃいけない事だから燃える


それを愛だと勘違いする


お互いに既婚者……離婚してまた結婚したとしてもまた刺激が欲しくなる…


病気だね

No.62 11/06/07 08:59
匿名62 ( 匿名 )

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続き 気になる😲

No.63 11/06/07 09:11
ベテラン主婦63 ( 匿名 )

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>> 61
貴方の考えなんて
どうでもいいわ。


そして、貴方のような意見は今までの不倫批判レスで聞きあきた。

所詮他人事で自分に関係ないのならスルーしなよ!


私は先が知りたいわ。

他人事だからこそ黙って読めるんじゃないの?


余計なお世話なおばさんみたいな男性ね~!

No.64 11/06/07 10:00
匿名希望 ( ♀ ZYzpl )

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主さん、続き聞かせてください。待ってます。 いろいろ忙しいとは思いますが。

No.65 11/06/08 12:40
通行人65 ( 30 ♀ 匿名 )

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主の年齢にびっくりした😥

てっきり40代かと思って読んでた‥

まさかW不倫がばれてレスできなくなったとか‥?😥

お相手も、旦那に子供預けて他の男に会いに行くとか、考えてられない…。

No.66 11/06/09 02:56
匿名0 ( 匿名 )

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翌朝目が覚めると、彼女の寝顔がそこにあった。


なんだかそれだけで幸せだった。


しばらく眺めていると彼女が目を覚ました。


少し眠たげにそしてはにかみながらおはようと言った。


彼女がとてもいとおしかった。


おはようと言いながらぎゅっと抱き締めてキスをした。


彼女と居られるのは今日のお昼までだ。

お昼からは彼女は友達と待ち合わせこれから二泊するらしい。


それまでずっと二人で抱き合いながらお互いの色々な話をした。


ホテルを出る際に彼女が子供の事心配だから電話してくるね。と言ってちょっと離れた場所で電話し出した。


子供の事だから仕方ない。旦那に電話するのは少々嫌だが、子供の母親である彼女からしたら当たり前だと思った。


一度写真で見せてもらったことがあるが、彼女の子供は彼女に瓜二つで本当に可愛かった。もうすぐ二歳になるからお土産たくさん買わなきゃと嬉しそうだった。


そんな子供の事を嬉しそうに話す彼女が俺は微笑ましかった。

No.67 11/06/09 03:08
匿名0 ( 匿名 )

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電話が終わり彼女がこちらに駆けてきた。


このまま離したくはないが、彼女は友達との約束もあるのでそうもいかない。


待ち合わせ場所まで送る車の中で、やっぱり二人はきつく手を握りあっていた。

待ち合わせ場所に着くと、まだ友達は来ていないみたいだった。


俺は彼女の友達と鉢合わせしたらマズイと思い帰ろうとすると彼女はどうしたの?


と聞いてきたので理由を言った。


彼女は笑って、大丈夫。友達も知ってるから。と言った。


少し驚いたが、俺を隠さずに居てくれたことへの嬉しさもあった。(実は前に彼女が来た際、空港に見送りに行った時に俺も会社の同僚に話したのだが)


しばらく待つと男の子二人と女の子が一人来た。


彼女の専門学校時代の友人らしい。


俺は軽く挨拶をしたがなんだか照れ臭かった。


彼女は本当に楽しかった。ありがとうと言うと、ぎゅっと抱き締めてまたねと言いなが友達と去っていった。


彼女の姿が見えなくなると急に喪失感に襲われた。


ずっと一緒にはいられない現実に無理矢理引き戻されたようだった。


会社に今日も休みをとっていた俺はぶらぶらと時間を潰した。その間彼女は豆に何処にいるよ~とメールをくれた。


夜になってきて家に帰るのが益々いやになっていた。


だが今日は帰らなければならない。


はぁっっと深いため息をついて俺は家路についた。

No.69 11/06/10 02:41
匿名0 ( 匿名 )

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意見のある方は
http://mikle.jp/thread/1610689/
へお願いします。

No.70 11/06/10 03:05
匿名0 ( 匿名 )

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家に帰っても彼女の事ばかり気になってしまう。


時々くるメールに返事をしながら会いたい気持ちでいっぱいだった。


家の中では相変わらず妻との会話もなく、子供達はもう眠っていた。


もうだいぶ前から我が家はこんな感じだ。


夫婦の会話と言えば子供の事か業務連絡のような内容のみ。すっかり冷めきっていた。


だがきっと夫婦仲がよかったとしても、彼女に出会ったら好きになっていたと間違いなく言える。


夫婦仲がよかろうが悪かろうが、俺は絶対に彼女を愛しただろう。


理由はないが何故かそう確信できた。


遅い夕食を食べ終わると妻が片付ける。


俺はそのまま携帯を持って風呂に入った。


何だか彼女といた時間がものすごく遠く感じる。今頃友達と楽しく飲みにでも行っているのだろう。


風呂から上がると妻と子供が寝ている部屋に行き俺も横になった。


寝室では俺だけ別に寝ている。元々性欲処理のために月一しか妻を誘うことはなかったが、彼女と出会う前と合わせて、もう8ヶ月は誘っていない。


妻はどう思っているのだろうか。妻が断る事もあるので俺が諦めたと思っているのか、仕事が忙しいからだと思っているのか。


何も言わないが、もしかしたら気付いているのかもしれない。


彼女と出会ってからは彼女の事で頭が一杯で色々不審な行動もあっただろう。タバコを辞めたのも不思議に思っていたと思う。


疑っている可能性は高い。

No.71 11/06/10 03:12
匿名0 ( 匿名 )

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もし妻にばれたら…


その方が楽かもしれない。その方が自分で言うより早い。


ばれなくても近い内に言おうとは思っているが。


ただ、俺が離婚すると彼女が困るかもしれないと言う不安もある。


責任を感じてしまったり、彼女も離婚を無理に考えるのではと思うと妻に言うタイミングが見つからない。


俺の離婚のせいで彼女の意思に反して離婚するような事になってはいけない。


彼女は俺と一緒になりたいと言ってくれているが、実際に彼女がどうしたいのかは怖くて聞けずにいる。本気だといってくれている言葉を信じるが、子供もいるわけだし今すぐではないと思う。


それに例え俺が離婚しても彼女の責任ではない。彼女がいなくても俺達夫婦は別れていただろう。


直ぐではなくとも子供が高校を卒業した後くらいに離婚すると思っていたからだ。子供が居ない家に妻と二人で暮らすなんて考えただけでも耐えられない。


そんな未来がちょっと早まっただけだと考えればいい。


ただ彼女にそれをいってもきっと自分を責めるだろう。


俺は彼女に自分をせめてほしくない。


そんなことを考えながら気付けば眠りに落ちていた。

No.72 11/06/10 21:49
匿名0 ( 匿名 )

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翌朝目が覚めると彼女からメールが数件届いていた。


昨日はオールでカラオケにいたらしく、今すごく眠いよと書いてあった。眠いと言いながらも、今日もそのまま遊ぶらしい。


流石に二十代は若いなと思った。
楽しげな彼女のメールを見ているとこっちまで楽しい気持ちになる。


楽しそうだね。短い時間だし友達とたくさん遊べたらいいね。今日も楽しんで。


通勤電車の中で彼女に返信するとすぐに返事が来た。


うん。お土産Kにもたくさん買うから。またメールするね~。


俺は会社が休みなら彼女と居られるのになと考えながら仕事に就いた。

No.73 11/06/11 02:34
匿名0 ( 匿名 )

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昼休みの時間になると彼女から電話がきた。


友達と遊んでいたので電話はこないと思っていたから驚いた。


『お仕事お疲れ様。今ね浅草に来てるよ~浅草行きたいって言ったらマニアックって言われた(笑)すごく楽しいけどKの声が聞きたくなっちゃったんだ』


受話器越しに楽しげな彼女の声が聞こえる。


『そっか。楽しんでるみたいでよかった浅草もいいよね。電話くれてありがとう。俺も声聞きたかったけど邪魔しちゃ悪いと思ってかけられなかった』


『そうなの?邪魔なんかじゃないよ。いつだってKと話したいんだから。気にしないで電話してね。友達もわかってくれてるから』


(いつでも話したいから気にしないで電話して)彼女にそう言われて本当に嬉しかった。


『わかったよ。そうする。ありがとう。大好きだよ。』


『私も大好き。お昼からもお仕事頑張ってね。じゃあまたね』


そう言って電話が切れた。


やはり彼女の声を聞くと落ち着く。
ずっと聞いていたくなる声だ。


電話を切ると俺は早めに仕事に戻った。


明日は彼女の帰る日。また空港に見送りに行くために明日の分まである程度の仕事は終わらせなければならない。


その日俺は終電ギリギリまで仕事をした。

No.74 11/06/14 02:52
匿名0 ( 匿名 )

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次の日、今日は彼女が帰る日だ。


何時の飛行機で帰る?


メールで聞いてみた。


おはよー。飛行機は5時の便だよ。


すぐに返事がきた。


俺は今回も見送りに行きたいと思ってと返した。


本当!?仕事は大丈夫なの?嬉しい。もう会えないかと思ってたから。Kが来てくれるなら友達と早めにわかれて空港に向かうよ。


そんなやり取りをして空港には3時に待ち合わせる事にした。


俺は前回事情を話した同僚にまた頼み込んだ。


同僚は本当に好きなんだなと言って引き受けてくれた。


2:50分。空港に着いた。彼女は電車で来ると言っていたので駅で待っていた。


電車が入ってきて人が下車し始める。
俺は人混みに目を凝らし彼女を探した。


『K~』


俺が見つけるより早く、彼女が俺を見つけて手を振りながら駆け寄ってきて直ぐに俺に抱き付いた。


『会いたかった』


そう言って顔を上げた彼女に俺はキスをした。


その後は彼女のお土産選びに少し付き合って後は空港のベンチで腰掛け話をした。


友達と遊んだことを彼女は楽しそうに話してくれた。


話している間も二人は寄り添い手をきつく繋いでいた。


笑いながら話しているがきっと二人の心の中は同じだ。


離れたくない。もっとずっと一緒にいたい。


だけどそれを言ってしまうと泣いてしまいそうで、お互い言わないでいたんだと思う。

No.75 11/06/14 03:00
匿名0 ( 匿名 )

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楽しい時間は本当にあっという間で、もう搭乗を告げるアナウンスが聞こえた。


繋いでいた手を更に強く痛いくらいに握りしめた。


今度こそは泣かないつもりだったのに、気付けば涙が溢れていた。



『酷いなぁ。笑ってるKの顔を覚えていたいんだから。ほらっ笑ってよ?』


彼女は俺の涙を拭いながら少し震えた声で言った。
彼女も必死に涙を堪えて笑ってくれてるのに、俺はまた情けなくなった。


『ごめん。我慢したんだけど。頑張って笑うよ』


そう言って無理に笑った俺の顔は、多分とても変な顔だったと思う。

No.76 11/06/14 03:17
匿名0 ( 匿名 )

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そうしている内に、搭乗する方は急いで手続きを済ませて下さいと言うアナウンスが流れた。


二人は立ち上がりぎゅっと抱き締めあって何度もキスをした。


だがもう時間だ。


『また絶対会えるよ。サヨナラじゃないから。またね』


彼女が言う。


『うん。サヨナラじゃない。また会うんだから。』


俺が言うと二人はゆっくりと体を離し彼女は何度も振り返りながら搭乗口に向かった。


彼女はゲートに入った後もずっと手を降り続けていたが、とうとう見えなくなってしまった。


我慢していた涙がどっと溢れた。


絶対にまた会える。いや、絶対にまた会うんだ。


そう自分に言い聞かせながら、俺は同僚の待つ車に戻った。


その日の夜に彼女から無事に家に着いたよ。とメールがきた。お疲れ様。ゆっくり休んでと返したが、その後返信が無かったのをみるときっと疲れて寝てしまったのだろう。


俺もいつも通りに家に帰った。


こうしていると、彼女が来て一緒に過ごしたなんてなんだか夢だったんじゃないかと言う気がする。


だが夢じゃない。Kにお土産だよと空港でくれたストラップが現実だったことを証明している。


もう彼女に会いたくてたまらない。


次はいつ会えるだろうか。そもそも次はあるんだろうか。


考えるほど不安ばかりが込み上げてくる。


俺は布団に潜ってどうしたらまた彼女に会えるか考えてみた。がその日はそのまま眠ってしまった。

No.77 11/06/18 03:16
匿名0 ( 匿名 )

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翌日からはまたいつもの日時に戻った。


彼女は仕事をやめたので気ままな専業主婦になった~人生でこんなに何もなくゆっくりするのは初めてだよっ。とおどけていた。


昼休みにいつものように電話をすると彼女が眠たげな声でおはよーと言った。


旅行で疲れて今まで眠っていたらしい。


疲れてるならまた今度にしようか?と尋ねると、ダメっ!やだ。話したいもん。と受話器越しに叫ばれた。


彼女のそんなところが可愛くてしょうがない。


改めて旅行中の話を色々聞いた。


話を聞きながら、何故だか段々切なくなってきた。


こんなにも彼女の声を近くに感じるのに、会うこともできないほど遠くにいる。


声を聞いていると会いたくてたまらなくなる。


次の約束も出来ない関係がもどかしい。


昼休みが終わる時間になり、俺はまた夜かけるからと言った。


だが彼女は少し気まずそうに


今日はちょっと…私が旅行行ってたから、今日は旦那が早く帰ってくるみたいなんだ。


と言った。


そっか。じゃあ仕方ないね。また今度だね。


平然と答えたが心の中はざわついていた。 わかっていることとはいえ、現実を突き付けられると苦しい。


彼女は本当にごめんね。と何度も謝りながら電話を切った。

仕方ない。仕方ない。


俺はそう自分に言い聞かせながら、嫌なことを忘れるためにがむしゃらに仕事に取り組んだ。

No.78 11/06/18 03:44
匿名0 ( 匿名 )

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その夜は彼女の事が気になってしょうがなかった。


今頃旦那と過ごしていると思うと泣きたくなってくる。


何をしているのか。知りたいが知りたくない。


夜中になっても眠れずにいると、彼女から電話がかかってきた。


旦那がいるのになんで…と思いながらもすぐ電話に出た。


『もしもし?今日は無理じゃなかった?何かあった?』


彼女の返事はない。


『もしもし?聞こえてる?どうかした?』


やはり彼女は何も言わない。


携帯を耳から離し、通話になっているか確認したがちゃんとなっていた。


俺はもう一度声をかけた。


『おーい。もしもし?何かあった?ちゃんと聞こえてる?』


すると小さな声で


『聞こえてる』


と答えた。


『よかった。こんな夜中にどうした?旦那は?』


『うん…ちょっと…』


答えた彼女の声がなんだかおかしい。


『………泣いてる?』


彼女に聞いたが、彼女は何も答えない。遠くで少し鼻をすする音が聞こえる。


彼女は受話器越しに泣いていた。

No.79 11/06/18 03:46
匿名0 ( 匿名 )

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『どうした?何があった?旦那と何があった?』


彼女は小さな声で


『Kには言えない…言えないよ…』


と言った。


その言葉に俺は少し察しがついた。


『俺には言えないって………大丈夫。俺は大丈夫だから。何があったかちゃんと話して』


そう言うと彼女はゆっくり話始めた。


『今日はね…旦那が早く帰ってきて…………私が何日もいなかったから寂しかったって………それで……………それで……子供が寝た後にテレビ見てたのね…………そしたら旦那が……嫌だって言ったのに…………』


彼女は嗚咽を堪えながら続けようとしたが、それを俺が遮った。


『わかった。わかったからもういいよ。無理しないで』


『ごめんね。ごめんね……嫌だって言ったのに……そんな人じゃないんだけど、なんでかな……本当にごめんね。K怒る……よね……?ごめんね』


彼女は何度も何度も俺に謝った。


『わかった。もうわかったから大丈夫。謝らなくていいよ。俺は怒ったりしないよ。Mが悪い訳じゃないから。本当に俺は大丈夫。』


そう言いながら俺も涙がこぼれていた。


その後は暫く二人とも何も話さずにお互い泣いていた。

No.80 11/06/18 03:55
匿名0 ( 匿名 )

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一時間程して彼女がKも明日仕事だしそろそろ帰らなきゃと言った。


帰って大丈夫?帰れる?俺が聞くと彼女は、大丈夫…じゃないけど帰らないと。彼女はそう答えた。


じゃあまたね。


そう言うとお互いに電話を切った。


俺は怒りと悲しさとやるせない思いで一杯だった。


彼女が辛い思いをしてるのに俺は側に行ってあげることも出来ない。
彼女の旦那が許せないが口を出すこともできない。
彼女があんなに俺を思って謝って苦しんでるのに、大丈夫だってうまく伝えることさえ出来ない。


こんな自分が悔しくてたまらない。


今すぐ彼女の元へ行ってしまおうか。


でもそれは余計彼女を苦しめるかもしれない。


あれこれ考えて意気地のない自分に腹が立つ。


彼女はちゃんと家に帰れただろうか。
帰って大丈夫だっただろうか。


その日はそのまま朝まで眠ることはできなかった。

No.81 11/06/18 21:13
匿名0 ( 匿名 )

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結局一睡もできぬまま気付けば空がしらみ始めていた。


仕事に行く気にならないがそんなわけにもいかない。


仕方なく準備をして出勤した。


昼の時間になって彼女に電話するかどうか迷っていた。


今日はやめておこうと思った時に丁度携帯が鳴った。


彼女からだった。


『K?お仕事お疲れ様。昨日は夜中にごめんね。今朝はちゃんと起きられた?』

『大丈夫だよ。Mこそ……あの後ちゃんと帰れた?』


『うん……』


何を話せばよいかわからず、暫く沈黙が続いた。


『あのさ…』


彼女が沈黙を破って話始めた。


『私、Kの事が大好きだよ。本当に愛してる。それが言いたかったんだ』


彼女はそう言った。


『うん。俺もだよ。何があってもそれは変わらないから』


俺がそう言うと彼女は『うん』と何度もうなずいた。


電話を切ると俺はため息をついた。


きっと彼女は辛いだろう。

No.82 11/06/18 21:14
匿名0 ( 匿名 )

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その夜彼女からメールが届いた。


『旦那が帰ってきて昨日の事を謝ってくれたよ。無理矢理ごめんって。なんだか不安だったからって言われた。もしかしたら薄々気づいてるのかもしれないな…』


『そっか…他には何も言われなかった?』


『他は…愛してるって言われたかな。でも返せなかった。もう嘘つくのは辛い。旦那にもこのまま隠しておくのは悪いから。ただ、私がもし離婚ってなったときにKに負担かけたくない。私が別れたからってKも別れなくていいんだからね?子供さんもいるんだし、一番に考えてあげてね』


彼女はそう言った。


『俺も同じこと考えてた。もし俺が離婚してMが自分のせいだって思ったらどうしようって。俺達同じこと考えて悩んでたんだね』


『そうなんだ。なんだか二人して笑っちゃうね』


そんなやりとりをした。

No.83 11/06/25 22:45
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まだ会社にいたので、メールのやり取りが終わると残っていた仕事を片付け家路についた。


家に入ると、リビングのダイニングテーブルに妻が腰かけていた。


『ただいま』


いつものように顔を合わせないまま言った。


妻は下を向いたまま黙っている。


『何かあったか?』


そう聞くと妻は口を開いた。


『なにか私に言うことがあるんじゃない?』


もしかしたら彼女の事がバレたのかとドキッとした。


『別に何もないけど』


そう答えると妻は叫ぶように言った。


『別に無いわけ無いでしょっ!あなた浮気してるでしょっ』

あぁ、やっぱりバレたのかと思った。


『あなた女がいるんでしょ。わかってるのよ。正直に言ってみなさいよ。』


妻が捲し立てるように言う。


『その通りだ。』


俺は認めた。バレてしまったならもう隠す必要はない。


『最低!どうせエッチしたかったんでしようセックスレスだから。その女に会わせなさいよ!!』


『エッチが目的じゃない。浮気じゃなく本気だから。彼女には絶対に会わせられない。』


『何でよ。本気ってバカじゃないの?そんなことあるわけないじゃない。なんでその女に会わせられないのよ。じゃあ電話番号教えなさいよ。』


『彼女とは別れられないし、会わせられない。番号も教えられない。彼女を傷付けたくないから』


俺がそう言うと、妻は泣きながらひたすら俺を罵っていた。


妻にバレた。だが意外と動揺はしていない。卑怯かもしれないが、自分から言わなくて良くなったことに少しホットしていた部分があった。

No.84 11/06/26 00:34
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昨日彼女が旦那と色々あったばかりのこのタイミングでバレるとはなんだか見計らったかのようだと思った。


妻は何度も同じことを繰り返し言ってくる。


『遊びなんでしょ?子供はどうするの?別れるんだよね?離婚はしないからね。相手の女に絶対会わせてもらうから。あなたは最低。酷い。』


『彼女には会わせられないし別れることもできない。』


俺も同じことを繰り返し返していた。


二時間ほどして流石に疲れたのか妻は何も言わなくなった。



何も言わずにただ俺を睨んで泣いていた。


『ごめん。』


俺がそう言うと


『謝ってほしくなんかない。』


妻はそう言って寝室へと入っていった。

その夜俺はリビングのソファーで寝た。

No.85 11/06/26 01:03
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次の日の朝、俺の出勤時間に妻は起きてこなかった。


当然だ。俺も顔を合わせなくていいことにほっとした。


仕事に向かう電車の中で彼女に言うべきか考えた。


彼女はどう思うだろうか。きっと凄く心配するだろう。


無駄に心配かけたくい。俺は彼女には言わないことにした。


その日の昼もいつものように電話で話した。


女性の勘は鋭いとは本当で、彼女は俺の様子が変だと感じたのか何度も何かあったの?と尋ねた。


何でもないよ。ちょっと疲れてるんだよと何とか誤魔化した。


今日は仕事に集中出来なかった。


帰ったらきっと妻がまた待ってるだろう。


どう話せばいいか色々と考えたが答えは見つからない。


そんなことを考えている内に、気付けばあっという間に帰宅する時間になっていた。


家路に向かう足が重い。家には帰りたくないのが本音だが逃げるわけにもいかない。


彼女のためでもあるんだと言い聞かせながらなんとか家に向かった。

No.86 11/06/28 02:23
匿名0 ( 匿名 )

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家に帰るとやはり妻が待っていた。


俺の顔を見るなり罵り始めた。


『稼ぎも少ないくせに女なんか作ってバカじゃないの?女に金かけるな。あなたなんかエッチしたいだけの最低な奴。何にもしないくせに。女と早く別れなさいよ。どうせその女もろくな人間じゃないのよ。早く別れて。』


他にも色々言っていた。俺は何も言わず黙って聞いていたが、それがまた気にさわったようだ。


『なんで黙ってるのよ。何かいったらどうなの?別れるって言いなさいよ!』


そう言いながら妻が側にあったテレビのリモコンを投げつけ、それが俺の頭に当たったが妻は構わずに続けた。


『早く何かいったらどうなのよ!言い訳くらいしたらどう?』


『彼女とは別れない。お前と離婚するつもりだ』


俺がそう答えると、妻はすぐには意味が呑み込めなかったようでしばらく沈黙が続いた。


『はっ…?今何て言ったの?』


妻は面食らったような表情で聞いてきた。


俺はさっきと同じ言葉を繰り返した。


『彼女とは別れない。お前と離婚するつも……』


『何考えてるの!?離婚って?嘘でしょ?』


俺が言い終わるか終わらないかの間際に妻が遮った。

No.87 11/06/28 02:25
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『女と別れずに私と別れるって言うの?女を選んで家族を捨てるの?』


『……そうだ』


『は?嘘でしょ?』


『嘘じゃない。本気だ。彼女を愛してるんだ』


『愛してるって…そんなわけない。離婚?絶対にしないからね!!もし離婚するって言い張るなら慰謝料請求してやるから。子供達が可愛くないの?』


『お前が別れないって言うなら調停になってもいい。もう一緒にはいられない。子供達は可愛いが仕方ない。』


『バカじゃないの!最低!調停?離婚なんて同意しないからね。無理矢理離婚になっても慰謝料たくさん貰うから。子供にも絶対に会わせないわよ。それでも私と別れるなんて言うの?』


『そうだ。もう何を言われても俺の考えは変わらない』


俺がそう言うと妻は真っ赤な顔でこちらを睨み付けた後、バンッとドアを激しく閉めてリビングを出ていった。


俺はハァッーとため息をついてソファーに横になった。

No.88 11/07/26 02:01
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二階から妻がバンッと寝室のドアを閉める音が聞こえた。


かなり怒っているようだが当然だろう。


だがどれだけ話合おうがもう俺の気持ちは変わる事はない。


慰謝料を支払うことになっても子供達と会えなくなってもそれだけは言える。


例え彼女と一緒になることができなくても、俺はもうこの家族を続けていくことは出来ない。


静かになったリビングの天井をソファーに寝転んで見上げながらいつもと変わらずに彼女にメールを送った。


妻にバレたことは言わない。彼女のせいではないから気を使わせたくなかった。


しばらくメールのやり取りをした後風呂に入って今夜はソファーで寝ることにした。


多分このまま寝室で妻や子供達と寝ることはないだろう。そんな事を考えながら眠りについた。

No.89 11/07/26 02:11
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次の日の朝もやはり妻は起きてこなかった。


いっそのこと夜も先に寝てくれたらとも考えてしまうが、それでは話が先に進まない。


とりあえず、仕事中は何も考えずに仕事の事だけに集中することにした。


昼休みには相変わらず彼女に電話をする。


毎日の事だがこの時が一番安らげる時間だ。


だが今日はちょっと違った。


女の勘は鋭いとはよく言ったものだ。


彼女は妻にバレた日からずっと何かあったの?と聞いてきていたが、今日はいつめよりしつこく聞いてきた。


『ねえ。何かあったよね?絶対変だもん。この前からなんかいつもと違う』


『そんなことないって。普通だよ』


『怪しい。もしかしてさ……奥さんにバレたとか…?』


『……えっ!?バレてないよ。なんで!?』


とっさに答えたが声が多少裏返ってしまった。


『やっぱり……』


彼女は俺の声が裏返ったのを聞き逃さなかった。


もうこれ以上は嘘を突き通せないと思い、仕方なく全てを彼女に話した。

No.90 11/07/26 02:29
匿名0 ( 匿名 )

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彼女は黙って俺の話を聞いていたが、全てを聞き終わると口を開いた。


『やっぱりバレちゃったんだね。だけど、なんで嘘ついて隠してたの?』


俺は素直に答えた。


『Mに気を使わせたくなかったんだよ。Mはきっと自分のせいだと思うだろうと思ったから言いたくなかった。だってもしMがいなくても、遅かれ早かれ俺はあいつと離婚してただろうから』


俺はそのまま続けた。


『それに、俺が離婚することでMが自分も離婚しなきゃって強制みたいになるのが嫌だった。MにはMの家庭があるわけだから。』


しばらく沈黙が続いた後彼女が話始めた。


『でも…今離婚の話が出てるのは私のせいなのは事実だよ。私と会ったことがバレたから離婚の話になったんでしょ?それに、何にも知らないでKと話してたなんて何だか寂しいよ。何でも言ってよ。気を使ったりしないで。こんなに愛してるんだから全部ちゃんと話してほしい』


彼女はそう言いながら声が少し涙ぐんでいるようだった。


『ごめんよ。Mが自分のせいだってM自身を責めてほしくなかったんだ。結果的に傷つけてしまってごめん。もう何も隠さないから。全部話すから。だけど、自分を責めないでほしい。俺の家庭はMに会う前から壊れてたんだから。だからMは自分を責めないで』


『私こそごめん。今大変なのはKなのに感情的になっちゃって。私のせいじゃないって思うのは無理だけど、責めたりはしないようにする。』


『わかったよ。じゃあもう時間だから』


そう言って電話を切った。

No.91 11/07/26 02:47
匿名0 ( 匿名 )

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そのすぐ後に彼女からメールが届いた。


『奥さんは何て言ってるの?Kは大丈夫?私が言うのも変なんだけど、子供さんもいるんだから子供さんを一番に考えて後悔しないようにね』


俺は直ぐに返信した。


『あいつは怒って今のところ話し合いは出来ない感じだよ。俺は離婚するって言ってる。子供の事はあるけど、もう家族は続けられないから。』


送信すると俺は仕事に戻った。


夜になり携帯を見てみるとまた彼女からのメールがきていた。


『離婚するの?本気?別れたらきっと子供には会えないんだよ?それでもいいの?すぐに答え出していいの?よく考えて』


それを読んでなんだか彼女は俺が離婚するのが困るのかなと考えてしまった。


『ちゃんと考えて出した答えだよ。Mは俺が離婚すると困るの?なんだかそんな言い方だから…』


送信するとすぐに彼女から返信がきた。


『困るとかじゃないよ…Kは子供さんの事大好きでしょ?だから後悔してほしくないだけ。私も子供いるからさ…だから子供さんを一番によく考えてほしいだけだよ』


『わかった。ただ、多分俺の考えは変わらないと思う』


俺が返信すると


『そっか。それでももう一度よく考えてね。私はKがどんな結論を出してもKを愛してるのは変わらないから』


そう返事がきた。


『うん俺もMを愛してる。Mの言う通り、もう一度よく考えてみるよ。またメールする』


そうメールをすると俺はそのまま家に帰った。

No.92 11/07/26 02:58
匿名0 ( 匿名 )

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家に帰るとやはり妻が待っていた。


リビングに入った途端に色々愚痴や文句を言われた。


俺はずっと黙って聞いていた。


それでも構わず妻は俺を罵り続けている。


『不細工の癖に不倫なんて最低男。最低な父親よ。死ねばいい。女もあなたも。いい加減に女と話をさせなさいよ!番号教えなさい!』


『それだけは絶対に出来ない。』


そう言うとますます妻は怒りを増した。

『女にも慰謝料請求するわよ!いいの?お金請求されたら女は逃げるかもよ?』


『彼女はそんな人じゃない。それに彼女の分まで俺が払う!』


この一言に妻はブチキレた。


聞き取れない程に何かをわめきながら側にあるものを片っ端から投げつけてくる。


しばらくして投げるものが無くなったら妻は座り込んで泣き出した。


『どうして?どうしてなの?』


そう呟きながら泣いていた。


『ごめん』


俺はそう謝る事しかできなかった。


一時間ほどしただろうか、妻は立ち上がり寝室へと出ていった。


俺は妻の投げたものを拾って片付けた。


その日はそのまま風呂も入らずに寝てしまった。

No.93 11/07/26 03:28
匿名0 ( 匿名 )

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家に帰っては喧嘩する。そんな日が続いた。


そして妻にバレてから一週間たった頃だった。


何時ものように家に帰ると今日は妻がいなかった。


先に子供達と寝たようだ。


少しほっとしてふとテーブルを見ると、そこには白紙だが離婚届が置いてあった。


俺は妻が離婚に同意したんだと思い、離婚届に名前を書いて判を押した。


そしてテーブルの上に置いたまま次の日出勤した。



その夜、家に帰るとまた妻が待っていた。


そして俺の名前が書き込まれた離婚届を持って怒鳴り始めた。


『なんて判まで押してあるの?本気で離婚する気なの!?』


『置いてあったから同意したんじゃないのか?そう思って書いたんだ』


『違うわよ!一応貰ってきただけ。本気で書くなんてあなた最低よ!そんなに別れたいなら別れてやるわよ!最低男。女も死ねばいい。』


妻はそのまま俺と彼女を罵り始めた。


ずっと黙って聞いてきたが、俺もつい言い返してしまった。


『お前だって悪いだろ!休みも全然休ませてくれないし、セックスだってずっと断り続けるし。会話だって子供の事以外無かっただろ?それで夫婦なんて言えるのか?お前もいつだって自分の事ばかりで俺を責めるだけじゃないか。』


言った後に後悔した。これじゃまるで妻と不仲だから不倫したみたいになってしまう。


不倫になったことと妻との事は関係ないのに、毎晩罵られ彼女まで色々言われカッとなって妻に言い返してしまった。

No.94 11/07/26 03:28
匿名0 ( 匿名 )

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案の定妻はこう返してきた。


『私が悪かったからあなたは不倫たって言うの?相手が嫌になったら不倫してもいいっていうの!?』


『違う!ついカッとなって言ったがそれと彼女とは関係ない。お前になんの非もなくて夫婦仲がよくても俺は彼女を好きになった』


そう言ったが今更意味がない。


『はっ?意味わからないわよ!』


そのまま二人で言い合いになってしまった。


そしてとうとう俺は我慢しきれなくなって家を飛び出してしまった。


俺の実家は近い場所にあるので、歩くには遠いが俺は実家に向かった。


俺の母親は前に彼女に会いに行くとお金を借りに行ったときに全てを話してあるので察して、とりあえず家に入れてくれた。


そしてそのまま俺は実家に泊まった。

No.95 11/08/05 21:22
匿名0 ( 匿名 )

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その日から俺は家に帰らなくなった。


逃げているのはわかっている。
だがどうしても妻と顔を合わせたくなかった。


ふとあの離婚届はどうしただろうと思い出した。出しただろうか…


そんなことを実家のベッドの上で考えていると携帯が鳴った。


俺は彼女からだと思いすぐに出たが電話の相手は妻だった。


『帰ってこない気なの?』


『ああ。もう疲れた』


『疲れたってなによ!あなたが悪いんじゃない。逃げるの!?』


『どう思ってもらっても構わない。お前と顔を合わせたくない。それに離婚届も書いたしな』


『あんな離婚届出さないわよ。絶対に別れないから。あなた子供達の事は何とも思わないの?』


『お前がどう思おうともう戻れない。子供達には会いたいし寂しい思いをさせて悪いが、どうしてもお前に会いたくない』


『……やっぱり最低ね。』


そう言うとブツッと電話が切れた。


その直後だった。また携帯が鳴った。


また妻かと表示を見ると今度は彼女からだった。




No.96 11/08/05 21:41
匿名0 ( 匿名 )

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電話が彼女からだと分かり急いで取った。


『もしもし?K?』


何時もの彼女の声が聞こえる。


『もしもし?こんばんは。急にどうした?』


『どうもしないけど、声が聞きたくて…何かないと電話しちゃダメ?なんちゃって(笑)あっもしかして家だった?大丈夫?』


その言葉にハッとした。まだ家を出たことを彼女に言っていなかった。


『何もなくてもかけてきていいよ。俺も嬉しいから。あのさ、実は俺………』


俺は彼女に家を出たことを説明した。


『えぇっ!?でも実家って…親とかは?それに子供さん達はいいの?』


『まあ親には一度言ってあったから。もう毎晩言い合うのに疲れてしまったんだ。子供には本当にすまないと思ってる』


『そっか…辛いね。ごめんね…私のせいだよね』


彼女は暗い声で言った。何となく泣いているような声だった。


『Mが謝ることないよ。俺が悪いんだから。俺が逃げたんだよ。Mは何も悪くない』


『でも……もし私に会わなかったらこんなことにはならなかったよね…Kも苦しまなくてすんだのに…そう思ってしまうよ。実際そうだし。』


『バカなこと言うなよ!』


彼女の言葉に俺は怒鳴っていた。


『そんな悲しいことこと言うなよ!会わなかったらなんて一度も考えたことない。Mのせいで辛いなんてそんなことあるわけないだろ!Mと会えて本当に人を好きになる気持ちがどんなものかわかったのにっ!……そんなこと言うなよ…』


気付けば俺は泣いてしまっていた。


『ごめんね。会わなかったらよかったなんて、そんなつもりで言ったんじゃないよ。ごめんね…ごめんね…Kに会えて幸せだよ』


彼女も泣いていた。


No.97 11/08/14 03:21
匿名0 ( 匿名 )

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そのまま二人とも泣いていた。
彼女はきっとまた自分を責めるだろうと考えると胸が痛んだ。


しばらくして『もうそろそろ寝ようか』と言った。


『うん…』


彼女は小さく返事をしてまたねと言って電話を切った。


俺はそのまま直ぐに眠ってしまった。


それから毎晩妻から電話がきた。


だいたい内容は同じだ。


『あの女と早く別れて。離婚なら慰謝料たくさん貰うからね。子供にも二度と会わせない。』


だいたいそんな感じだった。


そして俺も毎回


『彼女とは何があっても別れない。慰謝料も払うし子供達に会えなくなる覚悟も出来てる。最低で構わない』


そういったやり取りを毎日続けていた。


彼女はと言うといつも俺を心配していた。子供に会えなくて辛いんじゃないか、このまま離婚になるんじゃないか、本当に後悔しないようによく考えてねと言っていた。


No.98 11/08/14 03:32
匿名0 ( 匿名 )

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そんな日が 3ヶ月程続いた頃だった。


彼女がまた働くことになった。


パートだが、彼女の好きな雑貨屋さんで働けるらしく彼女は喜んでいた。


仕事が決まった日に電話で


『お金貯めてまたKに会いたいな』


そういってくれて俺は凄く嬉しかった。


俺も彼女に会いに行くためにお金を貯めていたが、小遣いだけではなかなか貯まらない。


だが彼女に早く会いたい。彼女もそう思ってくれている。


俺は仕事が終わった後に深夜のバイトをすることにした。


勿論会社にバレるとやばい。


だが彼女に会いに行くためにはしないと無理だ。
俺は意を決してバイトを始めた。


仕事の後に深夜のバイトをして、寝る時間もなくまた仕事に行く毎日が始まった。


かなりキツかったが彼女の為だと思うと頑張れた。


彼女は俺の体の心配ばかりしていた。


そんな優しさがまた嬉しかった。


No.99 11/08/14 03:48
匿名0 ( 匿名 )

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そんなある日、何時もの妻から電話がきた。


また同じように文句ばかりだと思っていたが違った。


『今度の休みに子供達と会って』


そう言ってきた。どうやら子供達が俺に会いたいと言ったようだ。


『わかった』


俺はそう言って直ぐに電話を切った。


子供達に会えるのは嬉しい。だがあの家に行くのは複雑な気持ちだった。


とりあえず、彼女にも子供達と会うことを伝えた。


彼女は嬉しそうに


『会えるの!?本当によかったね!久々だもんね。いっぱい遊んであげてね。』


と言った。なんだか俺より嬉しそうにしている彼女が可愛かった。


日曜日、子供達と動物園に出かけた。


妻からはお父さんは仕事だと聞いているみたいだった。


その日はいっぱい遊んだ。久々会う子供達は可愛かった。
無邪気にはしゃいでいる子供達を写メで撮った。


あっという間に時間は過ぎ、家に帰る時間になった。


気は向かないが、子供達を帰さなければいけないから仕方ない。


家につくと子供達を妻が迎えた。


俺はついでに着替えなどを取りにいこうと家にはいった。


寝室で服を詰めていると妻が入ってきた。


『また実家に行くの?本当にもう戻らないつもりなの?』


『そうだ』


『私達もう一度どうにかやり直さない?』


妻の意外な言葉に驚いた。


『はっ?今何て言った?』


『だから私達やり直さない?子供達のためにも』


妻がそんなことを言うなんて驚いたが、俺はそんな気持ちは微塵も無かったので正直に答えた


『それは無理だ。出来ない。彼女とは別れられないし、例え彼女と別れたとしてもお前とは絶対にやり直せない』


俺がそう言うと妻は黙って部屋を出ていった。


そのまま顔を会わすことなく俺は実家へ帰った。


No.100 11/08/14 03:58
匿名0 ( 匿名 )

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その日の夜彼女と電話した。


彼女は今日子供達と遊べてよかったね。どうだった?何したの?


嬉しくてしょうがないというように彼女は忙しく聞いてきた。


そんな彼女を俺はますます好きになっていった。


彼女の為にも早く離婚したい。だが今日の妻の言葉を思い出すと相当な時間がかかりそうだ。


これからどう進んでいくのか、全く先が見えなくて不安だった。


あまり言わないがきっと彼女もそれは同じだろう。


俺がしっかりしなければいけない。


彼女に今日の事を話ながら俺はそんなことを考えていた。



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