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黒い女

レス325 HIT数 815747 あ+ あ-

ラナ( 7LITh )
13/12/20 14:30(更新日時)

私のはなし

表面上は普通の人間
普通に親がいて
友達がいて
毎日仕事して…

カレシはいないけど…

普通に生活してる


私がこんな


いやらしくて
執念深くて
醜いこと

誰も知らない。

たまにとても苦しくなる…

ほんとの
私を誰かに知って欲しい…

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No.1425530 10/09/21 00:42(スレ作成日時)

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No.301 11/06/12 12:37
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

だんだんと教室が暗くなってきた…
急に寂しくなった。
帰ろう…

その時、ガラッ

背後で教室の戸があいた。
振り向くと、先生がいた…


「松本…。おぅ~!まだ残ってたのか…」


「はい、掃除で…。今帰るところです」

「そうか。」


何となく気まずいし
妙に意識してしまう…

「先生は?」


「ただの見回り。もうクラブも終わりの時間だし…そろそろ帰れよ」


「はーい」


机から飛び降りると、帰る用意をする…

「松本…帰り送っていくから…用意出来たら職員室に来い」


「え…」


「お前と話したいこともあるし…じゃぁ、見回りあるから!後で職員室来いよーいいな?」


先生は行ってしまった…

No.302 11/06/12 13:47
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

…ちょっと落ち着かない。

とりあえずトイレに行き、髪型やお肌のチェック。

何を期待してるわけでもないけど…
一応、身だしなみとして…

職員室に急ぐ。

職員室はもう先生たちもまばらだった。
良かった。
先生まだだ。

先生の椅子に座り、妙にウキウキした。
なんだか変な気持ち。それを先生に感づかれないようにしなきゃ。

…15分ほどたつと、職員室には先生がいなくなった…

不安になった時にちょうど先生が帰ってきた。


「すまんすまん…ちょっと手間取った…」

先生が息を切らしながら走ってきた。


「あれ?先生誰も残ってないのか?」


「そうだよー!私一人になって不安だったんだよ!」


ちょっと怒って言ってみた。

No.303 11/06/12 22:27
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

「悪かったなぁ…お前、帰りこんな遅くて大丈夫なのか?」

「大丈夫だよ!まだ全然はやい方!」


ニカッて笑うと、先生は急に真面目な顔になった。


「いつも帰り遅いのか?」


「バイトしてるからね!」


私の高校はバイトは届けさえ出していればオッケーだ。
でも進学校…3年生でバイトしてるのなんて私だけだった。


「そうか。よし!じゃあ車まで急ぐか!」


先生の車にのると、またドキドキした。
そう言えば、話ってなんだろう…

車が動きだす…


「松本…話したいことがある…」


先生の雰囲気が暗い…なんだろう…
いい話じゃないんだろうな…

No.304 11/06/12 22:39
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「明日、ちゃんと時間とって話しようと思ったんだけどな…ちょうど会ったから…今日話しようと思って…」


「なに?…何かコワイ…何ですか?」


ほんと怖くなってきた。


「あのな…実は、松本の就職が決まった会社な…」


私の就職先は、小さい設計事務所だった。
私の仕事は事務。
設計には関わらない簡単な仕事だった。

「ちょっと…経営が思わしくなくて…」

「えっ…」


「就職は取り消しではなくて…入社を半年遅らせてくれないかと連絡があって…」


…ふーん。

特にショックでもない。
じゃあ、半年は色んなバイトしちゃおー。
時間も自由になるし…
あ…いいかも!

そんな事を考えてると、急に車がとまった。


先生は私の方を向き、真剣な目で私を見て

「ほんと申し訳ない。先生が悪かった!」

と、謝った。

No.305 11/08/04 16:38
ラナ0 

ー主ー


「先生ー!全然大丈夫だよぉ~私、なんとも思ってないから…」


先生は本当に凹んだ表情で
頭を下げたままだ。

「本当に悪かった。でも、半年間、給料の3分の1は支払うって会社側は言ってるんだ」


て…そんなにしてもらっちゃって良いの?
私、バイトしながら
会社からも給料もらえてサイコーじゃん!


「先生!私にしたらラッキーだよ~。ありがとうございます。」


ニコニコして言うと、先生はホッとしたような表情で
ふーっ
と長い息をはいた。

「なにー?もしかして、先生、私が怒ると思って緊張してたの?」


笑いながら先生のハンドルを握る手の上に
自分の手を重ねた。

「先生、色々ありがとう!私は全然!何とも思ってないし、むしろ喜んでるくらいだよ!安心してよ!」


先生は反対側の手を私の手の上に重ねた。


「すまなかった…松本…ありがとう」


先生は私をじっと見つめた。

No.306 11/08/28 20:43
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


先生…

先生の唇が近づくと私は目を閉じた…

柔らかい唇が私の唇に触れた…

そしてヌルッとした舌が入ってくると
ゾクゾクして腰のあたりが勝手に動いた…

「松本…」


先生が私の髪を撫でながら
唇を吸う…

私はもうたまらなくなって先生に抱きついた…


「松本…すまん…」

先生は唇を離し、そう言うと私の耳を優しく触る…


「先生…」


私は潤んだ目で先生をみつめる…


「俺…お前…生徒なのに…」


「そんなの関係ないよ…先生…私、先生と…このまま…だめ?」


先生に抱きつくと、自分の胸を押しつける。


「松本…」


先生は私の身体を離すと
いきなり車を急発進させた。

先生は無言で運転する…
私は期待で息が荒くなった。

15分ほど走ると
アパートの前に着いた。
先生は車を降りると助手席までまわり、ドアを開け、私の腕を荒々しく引っ張った。


「先生っ…」

No.307 11/08/28 20:57
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


先生は私の腕を引っ張って、アパートの階段を上がる…

先生はポケットから鍵を取り出した。

ドアをあけると、私の腕を引っ張って
中に入った。

真っ暗な玄関…
何も見えない。
戸惑っていると
先生は私の頬を両手で挟むと、荒々しくキスをした。

先生の手が背中を撫でる…

先生は私のシャツのボタンを外していく…
そしてブラの肩ひもをおろした。

先生の唇が首すじを這うと、自然に喘ぎ声が漏れる…
唇が乳首に到達すると、ぬるっとした舌が乳首のまわりを動く…
腰がガクガクして立っていられなくなる…

私は玄関に座り込む…先生はその上に覆い被さってきた。

No.308 11/08/29 00:46
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

先生の舌が乳首に触れると
恥ずかしいくらいに声が出る…
腰が勝手に動く…
動くと
床に乱雑に積んである新聞に足があたって
ガサガサ音がする…
玄関の冷たい床の上で
本能のままに、先生とこんなことをしてる…


「あっ…ん…先生…」


先生と口に出すと
更に興奮が高まる…
私…何やってんだろ…
冷静になろうとした時、先生の手がスカート中に入ってきた…
そして、下着の上から指でなぞられると、もう何も考えられなくなった…

はやく…はやく直に触って欲しい…

もどかしくて、必死に先生にしがみついた…

先生は一気に私の下着を下げると
いきなり先生のモノが入ってきた、


「いやぁっ…」


嘘ッ…

突き刺さるような
衝撃に身体が弓のように反った。

No.309 11/08/29 22:21
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

「松本…」

先生ははじめからずっと激しく突いてきた。


「ハァハァハァ…」

先生の激しい息づかいで
耳元の髪が揺れる…

私は先生の激しさに圧倒されて
快感など感じる余裕もなく…
ただ先生にしがみついた。

先生の腰使いが一層激しくなると…
苦しさで悲鳴のような声が出る…

お願い!はやくいって!

そう思った瞬間…
先生の身体はいきなり私から離れた…
そしてお腹に熱いものを感じた。

かたく閉じてた目をゆっくりあけると
先生が私のお腹の上でイッてた…

終わった…
私は目を閉じた…

もぅ無理…
動けない…

シャツはボタンが全部外れ、ブラと一緒に脇のあたりまでずれたまま…
露になった胸とお腹…
そのお腹には白い精液がのっている…

スカートはめくれたまま…
下着はまだ片ほうの脚にひっかかったままだ。

そんな姿のまま…
私は動けず放心状態だった…

No.310 11/08/30 07:16
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「松本…すまん…大丈夫か?」


先生の声がした…

大丈夫?なわけないじゃん…
こんな激しいセックス…
セックスじゃないよ…


「はい…」


力なく返事をした。
ガサガサと散乱した新聞を踏む音がして、先生の気配が消えた…
目をあけると
部屋の灯りがついていた。

玄関にも、部屋の光が届いてまわりがよく見えた…

乱雑に積み上げられた雑誌、新聞…
散乱した新聞や広告…
先生どんな生活してんだろ…

ガチャっと部屋のドアが開いて
先生が出てきた…

急いで起き上がり、服をなおす…


先生は無言で私にバスタオルをかけてくれた。

私は肩からタオルをかけると
先生に手を引かれて部屋に入った。

No.311 11/08/30 12:43
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

先生に促されてソファーに座った。

先生も隣に座ると
私の髪を優しく撫でた…


「松本…ごめんな…」


まぁ…いいけど…
背中痛いわっ
今度は優しくしてね…
なんて言えるわけもなく…
黙って頷いた。

先生は私の肩を抱くと、胸に引き寄せた。


「お風呂につかろうか…」


「え…」


「おいで」


先生に手を引かれて浴室に行くと
先生は優しく服を脱がせてくれた…

先生と一緒にお風呂につかると
急に恥ずかしくなって、背中を向け、
先生の膝の上にのった。
先生は後ろから優しく抱きしめると
首すじにキスをした。

No.312 11/08/30 13:45
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

そして優しく胸を撫でられると、声が出てしまった。


「松本…さっきはごめんな…痛かったか?」


「う…ん。ちょっと痛かった…って言うか、怖かった…かな」


「ごめんな。なんか…止まらなくて…」

そういうと先生は私を後ろから抱き上げ、向かい合わせに座らせた。

先生の固くなったモノが私にあたる…

先生が今度は優しくキスをした。

キスをしながら身体中を先生の手で撫でられると
思わず大きな声がでてしまう…

そして先生の手がクリ〇リスに触れると
先生にしがみついた。
先生は優しく指を這わせる…


「ここが気持ちいいの?」


先生が耳元でささやく…


「あっ…うん…うん、そこ…だめ…」

No.313 11/08/30 13:53
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

気持ちいいのと、
お風呂につかってて熱いのとで
汗がぽたぽたと額から落ちた。


「あついな…」


先生はそう言うと、浴槽の角に私を座らせた。
そして、私の脚を持ち上げた。


「やっ…」


思わず手で隠す。


「大丈夫。手どけて」


先生は私の手を掴む…

あぁ…恥ずかしくて気持ちイイ…
見られたくないけど見られると気持ちイイ…

先生は私のそこを両手でゆっくりと広げた。


「先生やだっ…だめ」


先生は広げたところをずっと見てる…


「気持ちイイの…?すごく…濡れてきたよ…」


先生は指で垂れてきた液を指ですくうと、その指を私に見せながら
舐める…


私はそれだけで息があらくなり、アソコが軽く痙攣した…

そしてクリ〇リスが痛いくらいにパンパンになってた…

No.314 11/08/31 17:12
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

先生の舌がクリ〇リスに触れると
気持ち良くて泣きそうになった。
泣き声のような喘ぎ声が浴室中に響いた。

先生の舌は柔らかくて…熱くて…
ぬるぬるしてた…
その舌がゆっくり…
ゆっくりとクリ〇リスを舐めあげる…

その度に爪先に力が入る…


「松本のクリ〇リスはカワイイなぁ…」

先生がいやらしいことを言う…


「お前のクリ〇リスは小さいなぁ…でも…気持ち良くなって、すごく尖ってるよ…ほら…」


先生はそう言いながら
舌先でクリ〇リスをつつく…


「先生…もぅ…だめ…い…きそう」

No.315 11/08/31 17:27
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

「もうイきそうなのか?」


先生はそう言うと
クリ〇リスをゆっくりと舐める…
それがだんだんとはやくなると

私は呼吸困難になったように
息がおかしくなる…

「先生!あっ…あ」

先生は激しく舐めあげる…

あ…いく…いっちゃうっ…

足が突っ張る…

その時、急に先生の舌の動きがとまった…

あん…

先生を見ると、先生は乳首に吸い付いてくる…

え…なんで…そうじゃなくて…

すると先生はまた、クリ〇リスに舌を這わせる…

もぅイく寸前だったクリ〇リスは
またすぐに痛いくらいに大きくなった…そしてまたすぐにイきそうになる…


「あ…あっ…」


No.316 11/08/31 17:39
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


あっ…いく…


「先生っ…いっちゃう…」


身体をのけぞらせた時…
また先生の動きが止まる…


「あっ…えっ、せ…先生…」


先生を見ると、先生は下から
意地悪そうな顔で私を見上げる…

わざと…いかせないようにしてるんだ…

「すぐにいったら面白くないだろ…」


先生はにやっと笑う…

そしてまたクリ〇リスを舐めあげる…

そして先生の手は乳首を優しくつまむ…
またすぐに快感の波がやってくる…


「あっあっ…」


また私の喘ぎ声が大きくなる…


先生を見ると、意地悪そうな目で私を見てる…


「先生…やだ…」


先生は私の目を見ながらクリ〇リスを舐める…

いやらしくてゾクゾクする…

イクのを寸前で止められて
もぅクリ〇リスは
イきたくて
ものすごく敏感になっていた。

No.317 11/11/10 20:54
ラナ ( 7LITh )


先生…もぅ…お願い…
私は涙目でうったえた。


「松本…」


先生はまたクリ〇トリスに舌を這わす…

「先生…あっ…」


敏感になっているクリ〇トリスは
すぐに反応し、身体中に力が入る…
すぐに快感の波はやってきた…

お願い…今度は…
いかせて…

身体中から汗が吹き出した。

今まで何度もイク直前で中断された分
何倍もの快感の波がやってきた。


「あっあっ…ああっ」


身体がのけぞる…


「ああああああーっ…」


ものすごい快感が身体中を貫いた。

長い長い絶頂をすぎると
身体中から力が抜ける…

先生が私の身体を抱きしめた…


「先生…」


先生は私を抱きしめたまま
湯船につかった…


「松本…」


私は先生の肩に頭をのせ、目を閉じた…

No.318 11/11/11 00:21
ラナ ( 7LITh )


「…松本…ごめんな…」


先生が静かに言った…


「…先生…何でそんな事言うの…?」


「…俺は教師なのに…それに結婚してる…」


…なんだ…
そんな事…
ぜんぜん問題ないけど。


「私は自分の意志でこうなったんだし、後悔してないし…先生に迷惑はかけないから…」


私は先生の目を見てはっきりと言った。

「松本…違うんだ…そんな迷惑とか、そんなこと心配してるんじゃなくて…」


私は先生の言葉を遮るようにキスをした。


「だからいいの!難しいこと考えたら病気になっちゃうよ!今日、私は嬉しかった!それで解決!ねっ」


私は勢いよく立ち上がり、浴室を出た。身体を拭くと
素早く制服を着た。

「先生っ!はやくっ!」


先生をせかし、素早く身支度を整えアパートを出た。

No.319 11/11/11 00:42
ラナ ( 7LITh )


段々と日が短くなってくると
寂しい気分になる…

先生とのあの夜から何日か過ぎた。
先生と目が合うと、先生は焦って挙動不審になる、
それが面白くてつい先生を見つめてしまう。


私は就職は決まり、その就職先は不景気で半年は自宅待機。
でもその半年の間
給料1/3はもらえるという…
とても恵まれた環境…
さて、残りの高校生活。
そして卒業後の半年間…
何をしよう。

精神的に余裕のある期間…。
有意義に使いたい…
今一番なにがしたいのか…

一生懸命考えた。

授業中に…


「松本!聞いてるのかっ!」


「はっ…」


思わず情けない声がでた。

皆が笑う。


我にかえり、数学の授業中だったのを思い出した。

私はこれからの生活が楽しみで仕方がなかった。

No.320 11/11/11 00:56
ラナ ( 7LITh )


「こんな機会って滅多にないよね…ねぇ…何しようか?もぅワクワクしちゃって仕方ないの」


私は杉本さんの部屋で、テンション高く話かける。


「お前…気楽だなぁーうらやましいわ!」


杉本さんがタバコを吸いながら私を睨み付ける。


私はお構い無しに話し続けた。


「私、若い今の内に思い残す事がないように、色んな経験したい!」


「して、その後はどうするんだよ!」


「その後はもちろん!結婚だよ!」


……
少しの沈黙の後、
部屋中…
いや、アパート中に杉本さんの笑い声が響きわたった…

なに?
何がそんな面白いの?
きょとんとしてると
杉本さんが笑いすぎで涙目になりながら
私の肩に手をのせて言った。


「絶対に無理!」


No.321 11/11/11 01:17
ラナ ( 7LITh )


「…なんでよー!」
私が怒ると


「…お前は…俺と同じ人種だよ。結婚にはむかない…らなは一人の男で満足できるのか?」


…すぐには答えられなかった…


「…でも、今の内に思い残すことのないようにしとけば…
大丈夫、だと思う…」


杉本さんはニヤニヤしながらタバコを消した。


「俺は無理だ。本質は変わらないよ。我慢は続かない…」


杉本さんはそう言うと私の膝に手を置いた…


杉本さんの顔が近づくと目を閉じた。

杉本さんの舌は柔らかくていやらしい…
その舌で
私の口の中をなめまわす…

私はすぐに身体が反応した…


「らな…」


杉本さんが耳元でささいた…


「ちょっとしたバイトしないか?」

No.322 12/10/26 19:37
ラナ ( 7LITh )

金曜日の夜…

私は友達の早苗の家に泊まると
親に嘘をついて家を出た。

家を出て、百メートルほど歩くと
街灯にてらされた杉本さんの車がとまっていた。

助手席に乗り込むと、すぐに走り始めた。


「大丈夫だったか?」


「うん」


杉本さんは煙草に火をつけると、私をみた。


「なに?」


私が聞くと杉本さんは半笑いで言った。


「オマエ、こういうときは、ほんとスゴイ色気っつーかさ…なんか、フェロモンての?
わかんねーけど、なんかでるよな…」


「なによー。それ」


「なによーって、ほめてんだよ」


「…喜んでいいこと?」


「…わかんねぇ!」


そんな会話しながら、車は目的地に向かっていた。



バイト…
杉本さんから聞かされた話は
普通で満足感が得られなくなっていた私にぴったりの話だった。

「俺の知り合いがさ、店をやってんだけどさ、女の子が集まらなくてさ、、サクラで良い子いないかって、聞かれてさ…」


「サクラ? 」


杉本さんから聞かされた話は、私にとってものすごく魅力的な話だった…

杉本さんの知り合いのお店は、今で言うハプニングバーみたいなところだった。

当時そんなお店など聞いたこともなく現実味のないような話だった。

でも、話を聞くにつれ、私の身体は熱くなり、息があらくなる…


「…だから女の子が集らなくて、それでは客も集まらないし……らな、やるか?」


「…やりたい…かも」



私はすぐに答えた。

No.323 12/10/29 20:11
ラナ ( 7LITh )

ついたのは普通のマンションだった。


「ふつーだね…」


杉本さんの後を小走りで着いていく。
エレベーターを待つ間、落ち着かなくて、何か話しかけていた。


「今日は、オマエを見せにきたのと、軽く説明を聞きにきただけだから、ま、どんな感じなのか見て、嫌なら断れよ」


「うん…。ね、反対に断られちゃうことあるのかな。」


「さあな、それは分からないけど…ま、大丈夫だろ?」


そんな会話してるうちに、目的の部屋についた。

杉本さんがドアを開けると、中からちょうどひとがでてきた。


「おっ!杉本!来てくれたのか、…こっちが例のゆみちゃん?」


三十代半ばくらいの、痩せた男が笑いながら話しかけて来た。

ゆみちゃん?

ゆみって名前は以前、杉本さんの知り合いカップルと会った時に使った名前 だ。

杉本さんを見ると、目で私に合図してきた。


「はい、ゆみです。よろしくお願いします」


今回もゆみ、か…
忘れないようにしなければ…


「僕は安原と言います。杉本とは前からの知り合いなんだ。今回はありがとう!本当にいいの?内容は聞いてるよね?」


私は笑顔でうなずく。


「じゃあ、とりあえず入って!」


中に入ると、廊下が一番奥の部屋に続いていた。
一番奥の部屋に通された。

部屋はソファーがひポツンとあるだけ。
それ以外家具はなにもなく、ガランとしていて、広く感じた。

No.324 13/12/20 14:09
ラナ ( 7LITh )

「今はなにも手をつけてないんだけど、今から色々とリフォームしていく予定なんだ」


部屋は本当になにもなく、段ボールが10個くらい積み上げて置いてあるだけだった。


「本当に大丈夫?本当にありがたいんだけど、給料がはじめはあまり出せないかもしれない…。」


安原さんが申し訳なさそうに私をみた。


「お金のことは全然大丈夫です!とりあえず、仕事内容を詳しく教えて頂けると嬉しいです」


そう答えると、安原さんは


「おい、おい、こんなしっかりした普通の女の子、俺の店で働いてもらっていいのか?」


心配そうに杉本さんに聞いてきた。


「大丈夫、ただ、危険のないようにしてやってくれるか?一応大事な奴だから」


杉本さんは笑いながら答えた。
私も笑顔で頷く。

それからはテーブルもなにもないところで
缶コーヒーをのみながら仕事内容を聞いた。
聞いただけで、期待と不安とで興奮してしまった。

このなにもない部屋は、ドアを外し、カーテンで囲った
小さいスペースをつくり、そこにソファーが置かれるらしい。

客は男女ともに会員制にして、安全は確保するということだった。

女の子は私のようなサクラを何人か集める予定らしい。

カップルで参加する人、男性単独で参加する人
が大半らしい。

だから私もカップルで参加しなきゃならなくて、パートナーをどうするかの話になった…。


「杉本がゆみちゃんとカップルで出てくれるか?それならお金のこともちゃんとするから


安原さんが聞くと、杉本さんは


「いや、俺は仕事もあるしなぁ、誰か安全な奴を頼むわ」

と、さらっと答えた。

え、そうなの?
少し焦る私は杉本さんをチラッと見た。
すると、杉本さんはニヤニヤしてた…。


「ゆみちゃんが構わないのなら、安全な奴を用意するから。でも、ゆみちゃんが気に入る奴じゃないとね、ま、そこんとこは話し合いながら決めようか」

安原さんは杉本さんを見て


「お前は本当にいいんだな?」


と、念をおした。



No.325 13/12/20 14:30
ラナ ( 7LITh )

仕事内容は、カーテンに囲まれたスペースでパートナーとセックスをするだけ。

カーテンは薄く、うっすらと隣がみえるくらいにするらしい。

ルールはパートナーの男性の許す範囲内で
複数でのセックスも、何をしてもいい、らしい。

カーテンをしめたままするのもOK、
開けたままでもOK、

私はサクラで、ちゃんとお金をもらうのだから、
カーテンは開けたまま、
複数でも基本OKにしてもらいたい
と、安原さんからお願いされた。

コンドームはお店のルールで必ずしなければダメだし、
カメラや携帯や、荷物は部屋に持ち込めないことになっていて
危険のないように、きっちりするつもりだと
安原さんは説明してくれた。

私はもう興奮してたまらなかった。

こんなことさせてもらえて、しかもお金ももらえるなんて!
でも私で良いのだろうか…。


「ありがとうございます、よく分かりました。ぜひお願いしたいのですが、私で大丈夫なんでしょうか…。」


不安げに安原さんに聞くと


「OK、OK!大丈夫!
ゆみちゃんは若いし、かわいいし、大丈夫だよ」

安原さんは即答してくれた。


「でも、とりあえず、体みせてもらえたら嬉しいんだけど、大丈夫かな?」


え、え、いま?
焦ってると、安原さんは普通に答える。


「ここで服脱いで裸になってもらえるかな?」


「えっ、今ですか?」


焦ってると杉本さんが、笑いながら私をみた。


「おいおい、これから皆にみてもらうのか仕事なんだから。ここで恥ずかしがってたらお前は無理だぞ」


…確かに。
その通りだ…。

私はゆっくり立つと、とりあえず上半身から服をぬいでいく。
安原さんは、興味なさそうに、たばこを取りだし火をつけた。

私はここで意識して恥ずかしがったら、自意識過剰じゃないの?って
思われるのが恥ずかしくて、
平静を装い、脱いでいく。

下着だけになって、安原さんの方をむくと、


「下着もとって」


安原さんはまたさらっと言った。

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