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ラナ( 7LITh )
13/12/20 14:30(更新日時)

私のはなし

表面上は普通の人間
普通に親がいて
友達がいて
毎日仕事して…

カレシはいないけど…

普通に生活してる


私がこんな


いやらしくて
執念深くて
醜いこと

誰も知らない。

たまにとても苦しくなる…

ほんとの
私を誰かに知って欲しい…

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No.1425530 10/09/21 00:42(スレ作成日時)

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No.152 10/11/09 19:19
ラナ ( 7LITh )

ー主―

え…
え…待って。
…舐めて…ほしいけど…
でも…後ろに杉本さんがいるのに…

杉本さんの見てる前で…私…なめられちゃうの!?

中野さんは杉本さんの返事を聞く前に、
私のそこに舌を近づける…


「あ…あ…いや…いやぁ…」


中野さんはゆっくりと私の濡れたそこに舌を這わせた…
杉本さんの舌と違う…
大きくてざらついた中野さんの舌…


「はぁあ、あ、あ、あ…」


上手く息が出来ない!
あり得ないシチュエーションに
杉本さんの前で、中野さんにこんな事をされて感じる私…

ものすごい快感…

頭がおかしくなりそうだった。

正気を保てないよ…

その時、後ろから私の脚を持っていた杉本さんの手が
私のアゴのあたりを持つと
グイッと荒々しく、
後ろに向かされ、杉本さんはキスをしてきた。

No.153 10/11/09 20:41
ラナ ( 7LITh )

ー主―


いきなりのキス。
そして痛いくらい私の舌を吸う…

息が出来ない。

目をあけると、杉本さんは今まで見たことのないような…表情をしてた…

…怒ってるの…?

いつも優しく愛撫してくれる杉本さんとは別人のよう…

杉本さんは痛いくらい乳首を引っ張る…
中野さんの優しい愛撫と
杉本さんの痛いほどの愛撫…

私は汗と涙とでぐちゃぐちゃだった…

汗は全身から吹き出していた。

その時、中野さんの舌…が段々と下におりていき…

今まで愛撫を受けたことの無い場所へ…

ぬるっ…
中野さんがゆっくりと舌を這わすと、
私は今までにない感覚と
恥ずかしさでお尻が上がる


「そこは…いやっ」

中野さんの舌はその穴に入ろうとしている…


「あっだめ!」


その時、杉本さんが急に私の腰に腕をまわし、後ろに引っ張った!


「きゃっ…」


中野さんから離れてしまった。

No.154 10/11/15 10:58
ラナ ( 7LITh )

ー主―

ベッドに倒れると、杉本さんが上にのってきた…

杉本さんと目が合う。

やっぱり怒ってる…

「杉本さ…」


いきなりキスをされた。杉本さんは痛いくらいに舌を吸う…
そしていきなり私中に入ってきた。

いきなり突き刺すように、そして一番奥まで…

私は悲鳴をあげた。
痛い…熱い…
そしていつものように…
いつも以上の快感が奥からじわじわ広がってくる…

目を閉じた…


「らな!目をあけろ!」


ビックリして目をあける。
らなって…私の名前は隠そうって言ったの杉本さんなのに…

杉本さんが私を見てた。
真剣な目で私の目を見てる…

怖くなって、目をそらすと、


「らな!俺の目を見ろ!」


怒鳴るように言う…
杉本さん…
どうしてそんな怖いの…
涙が出そうになる。

戸惑っていると耳にぬめっとした感覚が…
中野さんの舌…だった。

No.155 10/11/15 15:29
ラナ ( 7LITh )

ー主―


思わず身震いする。
中野さんの舌は私の耳元をゆっくりと動く。


「杉本さんは…わたしに嫉妬して…ユミさんの感じる姿に興奮してるんですわ…」

中野さんはボソボソとそう言うと、今度は私の感じる左の乳首を吸った。

中野さんに左の乳首をせめられながら
杉本さんのものを受け入れる…

感じてわけがわからない…
感じながら杉本さんの顔を見ると、

杉本さんはさらに険しい顔になっていた…

あああぁ…

二人の男にせめられてる…


それに感じる私に興奮してた。


「ううっ…」


中野さんの声がした。
見ると目覚めたアキコさんが中野さんのものを口に含んでいた…

杉本さんと私がつながり…
中野さんが私の乳首を吸いながら
アキコさんが中野さんのものをくわえる…

4人が交ざり合っていた。

No.156 10/11/15 15:47
ラナ ( 7LITh )

ー主―


中野さんの声がだんだんと大きくなると、私から離れた。

そして私の横にアキコさんを寝かせ、中野さんはアキコさんの中に入った。

アキコさんの声と私の声が交ざり合う。
部屋中に響く。

アキコさんの声を聞くと、なぜか、私も負けまいと喘ぐ…

アキコさんを見ると、アキコさんの身体は
白い肌が汗で濡れて光っていた…
そして濃い色の乳首はピンとたち…

アキコさんの感じている顔は
ものすごくキレイだった…

その身体の上に中野さんの浅黒い身体がかぶさり、動く度にアキコさんの顔が快感にゆがむ…


私がアキコさんを見ていると…
杉本さんは私の腰を持ち上げ、バックの体勢にした。

そして…今度はゆっくりと私の中に入ってきた…

私はアキコさんを上から見下ろす体勢になった…

No.157 10/11/15 15:56
ラナ ( 7LITh )

ー主―


感じるアキコさんの身体を見ながら
私は興奮し、さらに快感がおしよせてくる…

アキコさんのピンとたった大きい乳首を見ると…
無意識にアキコさんの方に身体が動く…
杉本さんに後ろから突かれながら

私は…アキコさんの乳首に顔を近づけた…

なめたい…

アキコさんの乳首を吸ってみたい…

私はおそるおそる乳首に唇を近づけた…

そして優しく口に含み、舌を乳首につけた…


「あああっ!」


アキコさんの身体がベッドから浮いた。
アキコさん…感じてる。
私は興奮した。

私はアキコさんの乳首を吸いながら、もう一方の乳首を手で愛撫した。

アキコさんの喘ぎ声はさらに大きくなり、

私は興奮して…
さらに大胆にアキコさんの身体を愛撫したくなった。

No.158 10/11/15 22:54
ラナ ( 7LITh )

ー主―

アキコさんの乳首を口に含みながら
アキコさんの身体をさわった…

アキコさんの反応を見ると、興奮した…
アキコさんが感じると嬉しくなる…

そしてもっと感じさせたいって思う…

男の人ってこんな気持ちなのか…
なんて思いながら
アキコさんの身体を楽しんだ…

ほんともう男の思考だな…

中野さんがアキコさんを抱き上げ
バックの体勢になった。

私とアキコさんは向かい合わせで
お互い後ろから突かれ、喘ぎ合った。

アキコさんが私に手を伸ばす…

アキコさんの手が私の頬にふれた…

アキコさんの唇が私の唇にふれた…

私は口をあけると、アキコさんの舌が入ってきた…

男の舌とはちがう…
柔らかくて、つるつるして…小さくて…
アキコさんの舌を吸う。

No.159 10/11/15 23:08
ラナ ( 7LITh )

ー主―

中野さんも、杉本さんも興奮したのか
動きが激しくなる…
激しくなると、アキコさんと私のお互いの歯が当たる…


「ううっ…」


中野さんが低くうなった…

アキコさんの背中に白い液体が放出された。

中野さんは荒い息をしながら
アキコさんの背中に自分のものをこすりつけていた。

中野さんがアキコさんの背中をティッシュで拭くと、立ち上がり隣のベッドにうつり、腰をおろした。

アキコさんは、汗で頬にはりついた髪をまとめながら
私に近寄ってきた。
杉本さんはバックから突きながら、私の身体を起こし、両手を後ろに引く…
私は膝で立っている状態になった…

アキコさんは私の乳首に唇をつけた。


ああっ…

アキコさんの柔らかい舌が乳首をチロチロとなめると
気持ち良くて、私の身体から一気に汗が吹き出した。

No.160 10/11/15 23:17
ラナ ( 7LITh )

ー主―


杉本さんに突かれると、身体動いて乳首がアキコさんの歯にあたる…

優しいアキコさんの愛撫の合間に
歯にあたる痛みがまた心地よく
大きな声を出してしまう…

アキコさんの手が私の腰のあたりを触る…
その手がだんだんと下におりてくると、期待でさらに快感が増す…

あぁ…い…や…

アキコさんの手が私の一番感じる場所に優しく触れると
ものすごく乱れてしまった。

杉本さんのものが出たり入ったりしてる、その上の小さく敏感なそれは、快感で固くなり、さらに敏感になった。

痛いような
おしっこにいきたくなるような
たまらない感覚…

そして杉本さんのものが奥に深く突き刺さる…

アキコさんの手が杉本さんと私の繋がっている場所を撫でると、杉本さんの息があらくなった…

No.161 10/11/15 23:29
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「あ…もぅ…」


杉本さんの声がした。杉本さんの動きがはやくなる。

私の身体から勢いよく抜くと、私の背中に熱い液体がかかるのを感じた。

あ…杉本さんイッちゃった…

残念なような…
切ないような…

杉本さんが私の背中を拭くと、仰向けに寝転んだ。

私もゆっくりと横たわった。

目を閉じた。

深く息を吸う…
そして吐くと汗がひいてくる…

ぬるっ…

私のそこに何かが触れた。
目をあけて身体をおこすと、アキコさんが私のそこに顔をうずめていた!


「あっ…ダメ…」


アキコさんが顔をあげると


「ユミちゃんまだイってないでしょ…大丈夫…」


アキコさんはそう言うと、また私のそこに顔を近づけた。

アキコさんの柔らかい舌が優しく円を描くように
動き回った。


「あ…あん!あっ」

私は大きな声をあげた。

すごい…

あっ…

No.162 10/11/15 23:41
ラナ ( 7LITh )

ー主―

目をあけると、中野さんが隣のベッドで見てる…

杉本さんも起き上がって私を見てた。

杉本さんは私に近づくと、私の乳首を触る…
そして私の感じる左の乳首を吸う…

アキコさんの愛撫と
杉本さんの愛撫…

そして中野さんの視線…

私はすぐ快感の絶頂に近づく。


「ああああぁぁ…」

身体が勝手に動き、身体が反る…

そして頭の中が真っ白になった…

そして身体が、一番感じる場所が、痙攣した…

そして身体中の力が抜け、ベッドに倒れこむ…

なにも考えられない…

身体の痙攣が落ち着くと、
私はアキコさんの身体も喜ばせたい!
と思った…

アキコさんの方を見ると、中野さんのベッドにうつり、横たわっていた。

私は立ち上がって、中野さんとアキコさんのベッドにうつった。

横たわるアキコさんの上にのり、アキコさんの乳首に舌を這わす…

No.163 10/11/19 20:49
ラナ ( 7LITh )

ー主―

アキコさんは小さく声を出し、私を受け入れるように
体勢をかえてくれた。

私はゆっくりアキコさんの乳首をなめた。
吸ったり…なめたり…ちょっと噛んでみたり…
そのたびにアキコさんは反応してくれる…
私は夢中になってアキコさんの身体を愛撫した。

はやくアキコさんのそこを触りたくて仕方ない…

私…もしかしてこっち系だったのだろうか…
そんな事を考えながら、アキコさんの脚をゆっくりと広げる…

ひらくとそこはぐっしょりと濡れて、薄いヘアがはりついていた…

私はゆっくりとヘアをよけ、指でそこをひらいた…

あ、ぁ…すごい…

さっきまで中野さんのものが入って、感じてたそこは
真っ赤になっていた。

私はアキコさんの一番敏感なところは避け、そのまわりに舌を優しく這わせた…
ゆっくり、ゆっくりと…
触れそうで触れず、ちょっとはずしながら、だんだんとそこに舌をちかづける…
そのたびにアキコさんは大きな声を出して感じてくれた…

No.164 10/11/19 21:02
ラナ ( 7LITh )

ー主―

何度もそれを繰り返すと、アキコさんの太ももの内側がピクピクと痙攣した。

私はアキコさんの一番感じる場所のまわりを指でおさえ、
そこに唇をつけ、
ゆっくりと舌を這わせた。


「ああぁぁー」


アキコさんの声に興奮し、私まで濡れてくるのがわかった…
私は指をアキコさんの中に入れ、動かす…
アキコさんの中はあたたく、ヌルヌルしている…

指を出し入れしながら、舌も動かすと、アキコさんの声が大きくなる…

アキコさんを見ると、中野さんがアキコさんの乳首をせめていた。

私は夢中で指を動かす…

すると杉本さんが私の横に移動してきた…

私がアキコさんのそこから
顔を上げると、杉本さんはアキコさんのそこに吸い付いた。
私はビックリして杉本さんを見る…

杉本さんはアキコさんのそこを音を立ててなめる…

思わず指をぬいた…
杉本さんの舌がアキコさんの濡れたそこを、優しく愛撫する…

No.165 10/11/19 21:16
ラナ ( 7LITh )

ー主―

杉本さんの舌が動くたびに、アキコさんは悲鳴のような声をあげた。

杉本さんがアキコさんを感じさせている姿に、
なんとも言えない、今までに感じた事のないような気持ちになった。

杉本さんがすごくかっこよく見えて…
ものすごく色気を感じた。

そして腹がたつような…悔しいような…
嫉妬!?

自分でもわからない、
ただ、杉本さんにものすごく欲情した…
息苦しくなるくらい…

杉本さんがアキコさんを舌と指で愛撫するのをぼーっと見ていた…

アキコさんは身体をそらせ、ますます大きく喘いだ。

身体がベッドから浮くくらい身体をそらし、そのまま動きがとまる。
アキコさんは息をフーッと吐くと
動かなくなった…

杉本さんは身体を起こす…
杉本さんのものは
また大きくなっていた…
それをアキコさんのそこに近づけた…

それを見たら、自分がおさえきれなくなった!

No.166 10/11/20 05:44
ラナ ( 7LITh )

ー主―


私は
アキコさんの中に入ろうとする
杉本さんのものを必死で握った…

杉本さんが私を見ると、私は杉本さんの唇を吸った…

無我夢中で…

杉本さんの唇の中に舌を入れると、杉本さんの舌を吸った。
吸いながら杉本さんにすがりつき、アキコさんの方に向かせないようにしてた…
杉本さんが私の舌を吸うと、安心してなぜか涙がでた…

私…杉本さんのこと…好きなのかな…

よくわからないけど、杉本さんがアキコさんの中に入れるのはいやだ!

私はあぐらをかいた状態の
杉本さんの上にゆっくりと座った…

杉本さんのものが私の中に入ってくる…
気持ち良くて目を閉じてしまいそうになる…

でも私は杉本さんの目を見ながら…
ゆっくりて腰を動かした…

No.167 10/11/21 20:22
ラナ ( 7LITh )

ー主―


お願いだから私だけにして!
私だけを見て!

私は杉本さんの目を見ながら、腰を動かした。

目を合わせながら…
って、ものすごく気持ちが高まる…
なんでだろ…

私は杉本さんの目を見ていると、
自然と涙が頬をつたう…

気持ち良さと、

アキコさんに入れようとしてたけど…
私をうけいれてくれたということの嬉しさと…

まざりあった不思議な感覚…

杉本さんがキスをしてくると、
嬉しくて杉本さんの首に腕をまわし、しがみつく。

私は目を閉じた…

後は快感に身をまかせ、ただただ無心になった。

身体が熱くなり、そのまま絶頂を迎えた…

私は力尽きて、後ろに倒れた。

杉本さんはその上に覆い被さり、激しく腰を動かした。

気がつくと、すぐ横で、中野さんとアキコさんはつながっていた。

また部屋中に
私とアキコさんの喘ぎ声が響き渡った…
皆が絶頂を迎えると、部屋は急に静かになった…

No.168 10/11/21 20:32
ラナ ( 7LITh )

ー主―

何分横になっていたんだろう…

皆、力尽きて無言で 横になっていた…

中野さんが浴室行くと、後からアキコさんがついて行く…

シャワーの音が聞こえると
杉本さんを見た。

杉本さんも私を見ていた。


「なんか…わかんないけど……すごかったね…」


私は杉本さんに少し近づいて言った。


「…うん。そうだなぁ…たしかにすごかったな…」


杉本さんはそう言いながら、私の手を握った。

私もその手を握った。

中野さん達が浴室から出てきた…


「杉本さんシャワーどうぞ」


中野さんが言うと、私達は二人で浴室に向かった。

二人でシャワーを浴びる…

私は髪も顔もすべて洗い流した…

杉本さんも念入りに身体を洗ってた。

浴室を出ると、中野さんもアキコさんも、もぅ着替えを済ませていた。

No.169 10/11/21 20:40
ラナ ( 7LITh )

ー主―

中野さん、アキコさん

杉本さんと私…

皆、身支度を整えた。
杉本さんと私が先に部屋をでることになった。


「杉本さん、ユミさん、今日はありがとう。こんなに濃い時間を過ごせると思いませんでしたよ!期待以上でしたよ!」

中野さんはまだ興奮がさめないようで…
大きな声で喋った。

「いえ、こちらこそ貴重な体験をさせてもらいました。ありがとうございます。」


杉本さんはそう言うと、私の肩を抱き、ドアの方に促した。
私は笑顔で軽く会釈すると、ドアに進んだ。

アキコさんも中野さんの後ろから、笑顔で会釈した。

杉本さんと部屋を出ると、車まで無言で歩いた。

車に乗って、走り出してもなかなか言葉が出てこない…

どこを見て良いのかわからなくて、窓の外を見る…

外はすっかり暗くなっていた。

No.170 10/11/22 15:59
ラナ ( 7LITh )

ー主―


その後、一緒にご飯食べようって言ったのに…

杉本さんは無言で車を走らせた。

行く前の、
緊張と期待とでドキドキしてた、あのテンションとは正反対…

身体は疲れはてて、だるかった…
でも初めての体験に、初めての快感…
初めての感情に
私はすごく満足してた。

スポーツの後の爽快感みたいなものもあった。

私のそんな気持ちとは違うようで…

私は自分の気持ちが杉本さんに悟られないように、
家に着くまで、ずっと外を見ていた。

杉本さんは何か考え込んでいるようで…
話しかけづらく…

最後までお互い無言だった…

No.171 10/11/22 18:41
ラナ ( 7LITh )

ー主―

中野さん、アキコさん、杉本さんとの
あのすごい体験から数日たった…

だんだんと記憶が薄れていく…

あれから毎晩のように
布団に入ると、手は下半身にのびた…

中野さんと杉本さんに同時にせめられたこと…

アキコさんを愛撫したこと…

そして杉本さんの目…

あの日から
杉本さんから連絡が無い…

どうしたんだろ…
そろそろ連絡があってもいい頃なのに…
あの時の杉本さんの事を思い出すと、胸が苦しくなった…

杉本さんの目は、嫉妬に燃えた目だった…

そして私の目も嫉妬に燃えた目だった…

お互いに割り切った関係だったのに…

あの日、少しだけ何かが変わったような気がした…

杉本さんのことを考えてると、
またあの日の体験がよみがえって、
下半身に手がのびる…

杉本さんとの関係に少し変化があったことよりも

あの体験の方が
私には大きな出来事だった…

No.172 10/11/25 00:17
ラナ ( 7LITh )

ー主―

杉本さんからは連絡がないままだった。
私から杉本さんに連絡をとることは無かった…

どうしたんだろ…

あの時のことで
私のこと嫌になったのかな…

ずっと杉本さんのことを考えてた。

元々杉本さんとは
身体だけの関係。
精神的には兄妹みたいな関係。
とても心地良かった。
自分を飾って見せる必要もない。

セックスもあってた。
杉本さんにたくさん教えてもらって…

こないだはあんなすごい体験もさせてもらった。

でも…あの体験で

杉本さんと私の関係が深いものになった…
恋愛感情が
ほんの少し芽生えてしまったような気がする…

杉本さんが気になって仕方ない…

杉本さんは私のこと
どう思ってるんだろう…

No.173 10/11/25 07:52
ラナ ( 7LITh )

ー主―


そんな気持ちになったのは初めてだった。
もしかして、私、恋しちゃったのかな。
セックスをさんざんした後に
今さらこんな気持ちになるって…
おかしいの。

杉本さんに会ってみないと、なんか…
わかんない!

私は杉本さんが気になりながら…
毎日を過ごした。



「松本さん、今日あいてない!?」


バイト先の金田さんから話かけられた。

「え…あ、ハイ。特に何も無いですけど。」


「じゃあ申し訳無いんだけど、時間延長してもらって、一緒に倉庫の片付けお願いできないかな…」

なんだ、仕事か。
一瞬、お誘いかと思ってドキッとしちゃった。
まぁ杉本さんから連絡も無いし暇だから。

「ハイ。わかりました」


私はそれを悟られないように、すぐ仕事に戻った。

金田さんは、フリーターの20歳。
このバイトをはじめた時に、金田さんが教育係だった。

No.174 10/11/25 14:20
ラナ ( 7LITh )

ー主―


金田さんは背が高くて、185㎝あった。
背が高い人は好きだ。
でも…体重は60㎏くらいじゃないの?
ってくらいガリガリ。

だから…
オトコを感じない…
って言うか…
中性的な感じのする人だ。

色白で髪も目も茶色で、なんだか日本人ぽくない…

初めて見た時
全然タイプじゃない…
色気ない人だなぁ~
って思った。

私は、オトコだっ!
って雰囲気の人がタイプだから。

でも金田さんのそんな雰囲気が良いって人もいて…

短期で入ったバイトの女のコ何人かに告白されてるのを見たことがある。

金田さんとは、仕事以外の話はあまりしたことが無い。

私は3時間だけのバイトだし、
あまり接点が無かった。

だから今日、金田さんと倉庫の片付けはちょっと…
気が進まない…

引き受けたのを少し後悔した。

No.175 10/11/25 22:06
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「松本さん、じゃあ今からいいかな?」

「ハイ。大丈夫です。」


金田さんから軍手を受け取り、後についていく。

倉庫なんて、入った事ない…
薄暗い廊下を歩きながら、前を歩く金田さんの背中をみた。
デッカイなぁ…
こんな背高い人とのセックスって…
どうするんだろ。

私は160㎝46㎏
まぁ、普通体型。

金田さんのが入ると…私の顔は金田さんの胸あたりかな…
入れながらキスは出来るんだろうか…

変な事を考えていると倉庫の前で立ち止まった
金田さんの背中にぶち当たってしまった。


「あっ、ごめんなさい、大丈夫でした!?」

焦ると、


「うん。でも松本さんこそ大丈夫!?鼻が赤くなってる。当たった?」


金田さんが腰をかがめて、私の顔を至近距離から覗き込むのでビックリして
焦って身体を引くと、後ろにシリモチをついてしまった!

No.176 10/11/26 00:32
ラナ ( 7LITh )

ー主―


お尻が痛くて、すぐに立ち上がれない…
金田さんは笑いながら手を出した。


「松本さんて結構面白いね。意外。」


私は金田さんの手を握る。

金田さんの手が大きくて少しドキッとした。

引っ張ってもらい立ち上がった。


「ありがとうございます。」


私はお尻をはらいながら、金田さんを見た。


金田さんは倉庫のドアをあけると、中を見て嫌そうな顔をした。


「かなり時間かかるかも…何時までなら大丈夫?」


「う~ん…19時までなら大丈夫です。」

「よし!じゃあ帰りは送るから!じゃあさっそく取りかかろう!」


金田さんと私は手分けして
倉庫の端と端から整理をはじめた。

一心不乱に
段ボールを棚から下ろし、
中を確認して、ラベルに記入。

とにかく無心でする。

No.177 10/12/18 23:15
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


杉本さんのことは頭からすっかりと
消えてしまってた。
身体が熱くなって、額から汗が流れた。
それを軍手をした手で拭う。

気持ち良かった。

このまま何時間でも続けられそう…

私はひたすら作業に没頭した。


「松本さん、休憩しようか」


金田さんの声で我にかえる。

振り向くと、真後ろに金田さんが立っていた。


「わっ…」


背の高い金田さんが真後ろに立ってると結構な迫力…

ビックリして思わず変な声を出してしまった。


「松本さん集中してたねぇ…手止めちゃってごめんね」


金田さんはそう言うと
ペットボトルを差し出した。


「ありがとうございます…頂きます」


私は軍手を脱ぐと
ペットボトルを受け取った。

No.178 10/12/18 23:26
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


地べたに金田さんと二人、並んで座った。


「ごめんね。力仕事なのに…松本さんに頼んじゃって…」


「良いですよ~!暇だし。それに力仕事してたら、悩みとか頭から無くなっちゃうし!」


「確かに…俺、悩み忘れて無心で作業してたな…」


「でしょ!」


「松本さんて悩みあるの?」


「ありますよー!私だって悩みありますよー!金田さんこそ悩みあるんですか?」


ま…私は…
悩みって言うか…
いつもセックスのことしか考えてないけどね…

そんな事、考えてるの金田さんが知ったら…
どう思うかな…

ドン引きかなぁ…

No.179 10/12/19 02:33
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「俺だって悩みはあるよ。ま…松本さんよりはちょっと大人だからね。色んな事があるんだよーフフフ」


「大人って…私より2コ上なだけじゃないですか!で…大人の金田さんて何悩んでるんですか?」


話しながら…
思った。

金田さんて意外と話やすいんだなぁ…

話してて楽しくて、休憩時間がのびてしまう。


「もぅ作業したくないなぁ。松本さんと話してたら楽しいよ。思わず悩み打ち明けそうになったよ~やべぇ」


「打ち明けて!金田さんの悩みって興味あるわぁ~」


会話がはずみ、ずっと時間いっぱい金田さんとお喋りしてしまった…


「あ…もう19時だ。…よし!終わりにしよう」


「えっ…もう19時?…」


「松本さん、今日はありがとね。お疲れさま。帰りは駅まで送ってくから。」


「ありがとうございます。でも帰りは大丈夫ですよ!慣れてますから」

No.180 10/12/22 22:05
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


断ったけれど、金田さんは
絶対送るから!ときかなかった。

金田さんと駅までの15分、色んなことを喋った。

金田さんは高校を卒業して、漫画家をめざして兵庫県から出てきたこと。

バイトを掛け持ちしながら
漫画家の先生の家にアシスタントとして通ってること。

極貧生活で痩せてること。

漫画家になるまでは彼女は作る気ないこと。

色んな話を聞いてみると、金田さんのイメージはずいぶん良いものに変わった。
金田さんは見た目、上品なお育ちよさそうな感じだから
勝手に
実家暮らしで、
お小遣いもらって
適当に遊んでて、やること見つかるまではフリーターでいる甘ちゃんのかと…

反省…

私の方がよっぽどあまちゃんだ!


なんか金田さんが大人に見えた…

かっこよく見えた…

No.181 10/12/22 22:16
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「松本さんはどうなの?松本さんのこと教えてよ」


「私?私は…ん~なんもない…」


「なんか目指してることとか無いの?」

聞かれて初めて気がつく…

私…なにもない…

本当になにもない…

ただただ快感を追求する、淫乱ばか女です…


「金田さんに聞かれて初めて気がついたわ…私なにもない…目指すって言うか…
興味あることがあって…
ただそれだけに夢中で…

なんか恥ずかしい…」


本当に恥ずかしい…
でも…
その時の私は、ただセックスしか興味が無かった…

そんな自分が嫌いじゃ無かったし、
違和感も無かった…
人生は一回きり。

私はとことん快感を追求したい!

金田さんが漫画に夢中なのと一緒で

私はセックスに夢中!
快感に夢中!

ばかだけど…
あほだけど…

正直な気持ち。

自分のなかで妙に納得して
落ち着いた。

No.182 10/12/22 22:29
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「興味もてるものがあるって良いよ。松本さん学生だから
時間あるだろうし、今はそれをどんどん追求して…」

どんどん?追求?

思わず笑ってしまった。
金田さん、私がセックスに夢中、快感に夢中、今はセックスにしか興味がないと分かったら…

引くだろうなぁ…

学校の友達にも話せない、私の秘密。


「なんかおかしかった?」


不思議な顔の金田さんを見た。


「私の興味あることは…あまり追求することは…世間一般的には好ましくないことだからなぁー」


「…興味ってなんなの?」


「言えない」


「教えてよ~」


「引くもん。言えば恥ずかしくて明日からバイトできなくなっちゃう」


「引かないよ。絶対。」


金田さんを見ると真剣な目だった。

今日1日で金田さんをすきになったのに…
嫌われたくない。

No.183 10/12/22 22:39
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

でも、金田さんは引かないで真剣に聞いてくれそう…

いや…でも
同じバイト。

もんもんと考える私。

「私、今日一日で金田さんを好きになったし、嫌われたくないから言えないわー」


「すき?」


「えっ…あっ、あの深い意味じゃなくて…人間としてと言うか、金田さんを人間的にすきと言うか…尊敬した!」


「ありがとう」


金田さんはニコッと笑って言った。

ちょっとキュンてなった…


「どんなことでも引かないし…良かったらこれからもお互い色んなこと話そうよ!松本さんと話してたら楽しいし」


あ…めちゃくちゃ嬉しい…


「うん!」


そんな会話をしながら駅についた。

もっと話したいな…
話たりない。

No.184 10/12/25 02:38
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「松本さんともっと話したい。明日とかあいてない?また話しない?」


素直に嬉しかった。

「はい!」


私は即答した。


次の日は金田さんも
私もバイトが休みだったので、

普通に会う約束をした。

…これって…
デート?

恋愛とかじゃなく、金田さんとは良い友達ななれそうな気がした。

帰りの電車では金田さんとのことばかり考えていた。

駅から家までの帰り道。
杉本さんのアパートが近くなって
初めて杉本さんを思い出した。

…杉本さんを好きになったのかな、
なんて考えてたのに…
金田さんとのことで、
杉本さんはすっかり頭から消えていた…

そんな自分にびっくりした。

…やっぱり私は人を好きになれないんだな。

私は普通に恋愛ができない人間なんだ…
多分、人を本気で好きになれない人間なんだ…

No.185 10/12/25 02:58
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


金田さんとは、学校近くのコンビニで待ち合わせをした。

コンビニに行くと、金田さんは真剣に立ち読みをしていた…
ジュースを買い、近くの公園に行った。
ベンチに座ると、ジュースを飲みながらたくさん話をした。
お互い色んな話をした。
会話のテンポが合っているのか、
沈黙になることもなく、緊張することもなく、とても楽しかった。

1時間もしないうちに雨が降りそうになってきた。


「やばい空だね…」

「だね。…どうしようか…」


「…松本さんさえ良ければ、俺のアパートに来る?」


「いいの?」


「ぜひ!来てよ」


金田さんのアパートに行くことになった。

「俺のアパート、ほんとボロボロだし…びっくりしないでね(笑)」


金田さんのアパートは本当に古かった。でも、なんだかすごく雰囲気があって、古さが反対にオシャレな感じのするアパートだった。

No.186 10/12/26 21:51
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「俺、友達と住んでるんだ。友達はトラック運転手だから滅多に帰らないし…結構寂しいんだよね。いつでも遊びに来てよ」


「ほんと?ほんとに来ちゃうよ(笑)」


「いいよ!」


金田さんの書きかけの漫画を見せてもらった。

正直…難しすぎてわからなかった…

想像してたのと違って、何だかイッてる 漫画。
それが伝わってしまったのか、


「俺さ…恋愛とか、普通の漫画書けないんだよね…俺、恋愛したことないから」

「え?」


「俺…人が好きとか分からん。女のコ好きとか分からない…気持ち悪い?」


びっくりした…


「気持ち悪くなんてないよ。…金田さんは…男の人が好きなの?」


「…分からないけど…気になる男の先輩はいた…」


金田さんは私の目を見ないで答えた。

No.187 10/12/26 22:02
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「そうかぁ…金田さんは…そのこと悩んでるの?」


「まぁ…ね。俺は普通じゃないのかなって。」


「大丈夫だよ!普通じゃなくても、金田さんが楽しく暮らせてたら良いんじゃない、それにこれからどうなるか…未知!それって楽しみじゃない?」


「そうか…だな!楽しみだよな。男にはまるか、女にはまるか…」


金田さんが笑って言った。

私だってセックスだけじゃなく、
本当に人を好きになるかもしれないし…
でも、今の私はセックスさえあれば
毎日楽しく暮らしていける。
今で幸せだ。


「私は…金田さんひくかもだけど…
私は人を好きになれないの。私はセックス以外興味ないの(笑)…人を好きになる前にセックスがあるって言うか…
言ってて自分でもよく分からないけど…
恋愛よりセックスなの…
ひいた?」

No.188 10/12/26 22:12
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「…重大発表だね…びっくりした!」


「ははは。私野獣です(笑)」


「松本さんからセックスってワードが出ただけでもびっくりしたのに…野獣(笑)か!」


急に恥ずかしくなって落ち着かなくなってしまう。


「ねぇ、じゃあ金田さんは
まだ…したことないの…?」


金田さんは恥ずかしそうに言った…


「キスもしたことないよ(笑)」


ほんとに?
びっくりして金田さんを見た。

背は高いし、色素うすくて、なんかかわいらしい感じだし、モテるのに…

もったいない!

タイプじゃないけど…
でも意外と胸板は厚そうで…

思わず金田さんを上から下まで
まじまじと眺めてしまった。

No.189 10/12/26 22:24
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「わっ…松本さん!目が野獣(笑)」


思わず、ムラムラきてしまった。


「うん。ちょっと野獣化した(笑)」


ほんとに野獣化してしまった。

まだあの快感を知らないなんて…
もったいない!
人生損してるよ!


「松本さん…意外だよ。…松本さんは…その…セックスが好きなの?」


「うん(笑)大好き!すぐムラムラ来ちゃうもん」


思わず正直に喋ってしまった。
金田さんは不思議そうな顔をしたままだった…


「ひいた?」


「ひかないよ!…みんな意外と色んな面があるんだなぁと思って。俺は、何にムラムラくるのか分からないんだよね…」

「…え?じゃあ何で一人エッチしてるの?」


思わず聞いてしまった。

No.190 10/12/26 22:34
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「う~ん。感覚だけで?…無心でやってる」


「無心?」


「だいたいはね…。でも、男の身体みてたまにムラってきてすることもあるし…どちらかと言うと…男の身体かな…」


そうなんだ…


「女のコにムラムラすることは無いの?」


「あることもある…。でもほんと自分が分からない。それが不安て言うか…なんかすっきりしない」

難しい顔をする金田さんがかわいらしい…

あ…もぅ私がムラムラきてるよ。


「金田さん…私のことはどう思う?」


「松本さんは正直可愛いし、話しやすいし、こうしてカミングアウトしちゃったし、されちゃったし(笑)…」


「金田さん…試しに私と…キスしてみない?どう?そしたら何かが分かるかも」

何言ってんだ?私。

No.191 10/12/29 02:01
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「えっ…そんな…だめ…だよ」


「どうして?」


「だってさ…松本さんで試すみたいな…」


「私は反対にウレシイけど…」


金田さんは落ち着かないのかソワソワし出す…

金田さんは
私に性的に関心が無い…
わかる。

でも、もしキスして、ちょっとでも
私に対してムラムラって…
なってくれたら…
めちゃくちゃ嬉しい…
とにかく、金田さんがどうなるのか、
試したいのは私のほう…

私はジリジリと金田さんに近寄る…


「ちょっと松本さんマジで?」


金田さんは焦ってるのか…
関西弁のイントネーションに戻ってた。

「私のこと…生理的に嫌じゃなかったら…キスだけ…させて。初めてのキスが私じゃ…ダメ?」


「ダメじゃないけど…松本さんはいいの?」


「…もちろん!」

No.192 10/12/29 02:12
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

金田さんは、身体は大きいのに…
怯えた小動物みたいになってる…

可愛くて、きゅんてなる…


「ちょっと…ちょっと待って!」


金田さんは私の両腕を掴む、


「松本さんちょっと待って。…俺から…しても良い?」


「うん」


私はとりあえず、目を閉じた。

…ドキドキしちゃう。
ずっと目を閉じて待ってると、
スッと一瞬
唇にあたたかいものが触れた。

パッと目を開けると、真剣な顔の金田さんが真正面に座ってた。

ほんと一瞬のキス。

「めっちゃ汗かいたわ…」


金田さんが肩で
額から流れる汗を拭いた。


「…どうだった?どんな感じ?」


金田さんは流れる汗を拭いながら


「なんか…よく分からん…けど、嫌じゃない…」

No.193 10/12/29 02:21
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「…もう一回…してもいい?」


金田さんが近寄ってきた…


「うん。金田さんが嫌じゃなければ…」

私は目を閉じた。


今度のキスは
さっきのキスより長かった…

唇が離れると
目を開けた…


「なんか…俺、嬉しいっつうか…感動っていうか…わかんねぇけど…変な気持ち…」


金田さんの様子を見てて…
なんか…

こんな純粋な人を汚しちゃいけない!
って思った。

私がひどく汚いような…
私汚れた人間なんだって
思った…


「ごめんなさい…なんか私…恥ずかしい…。純粋なキレイな金田さんを…なんか私みたいな奴がこんなことしちゃって…」


自分が恥ずかしくなって、
顔があげられない…

No.194 10/12/29 02:42
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「そんなことない!こっちこそごめんね。俺…松本さんにこんなことして…」


「私は嬉しかったよ!…私は…なんか…こんな人間だから…初めてのキスが私なんかでごめんなさいって感じなんだけど…」


金田さんは私に近寄ると、
ギュッと抱きしめてくれた。

なんだか嬉しくて、私も金田さんの背中に手を回す…

大きい金田さんの胸の中はとても気持ち良かった。

金田さんの唇が私の唇に近づいてきた…
目を閉じた。

舌の入ってこないキス…

安心できて、とても幸せな気分になった。


外はすっかり暗くなっていた。

金田さんと離れるのがすごく寂しかった。
駅まで送ってもらったけれど…
なんとなく離れづらくて…

何度も振り返って手をふった。

No.195 10/12/29 02:56
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


電車の中で
ずっと金田さんのことを考えてた。

もしかして…
こういうのを恋っていうのかな…

でも金田さんは
まだ、人を好きになったことがない。
しかも、
まだ男の人が好きなのか
女の人が好きなのか分からない…


2日前に
杉本さんのことばかり考えていたのに…
不思議。


色んなことを考えていると
あっと言う間に着いた。

駅を出ると、薄暗い道をゆっくりと歩いた。


パッパーッ…

クラクションがなった。

振り返ると、車が私の横に並ぶ…

窓がスーッと開いた。


「杉本さん…」


「らな…時間あるか?」


「少しだけなら…」

私は助手席に乗った。

車が走り出す。

なかなか言葉が出ない。
杉本さんは煙草に火をつけた…

一回吸うと
杉本さんは話だした。

No.196 10/12/30 13:22
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「久しぶり。元気してたか?」


「うん…」


なんか気まずい…

杉本さんとは兄妹のような関係で…

身体だけの関係で…
とても良い関係…

でもこないだのことで、
私に恋愛的なものが芽生えてしまった…
と思ってた。

でもさっきまで金田さんと会ってた私…

「俺さ…こないだ中野さん達と会った後…なんか…妙に気持ちが沈んで…
俺…お前のこと好きなのかな…とか思って…少し連絡を絶って自分の気持ち確かめてた」


嬉しい…
純粋に嬉しかった。

「で…どうだったの?」


「で…結果…」


「うん…」


「わからねぇ!」


ぶっ…
思わず笑ってしまった。

杉本さんも笑った。
お互い緊張がほぐれ、二人のいつもの雰囲気になった。

ほっとした。

No.197 10/12/30 13:35
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「らなの気持ちは分かってるよ。多分俺も同じだから。だからお前とずっとこんなふうにいれるんだと思う…楽だから。」


「うん…なんか分かる」


「俺は、あまり恋愛に興味がないっつうか…」


「わかるよ!同じだから…」


「うん」


「お互い今まで通り!仲良くエッチしようよ!」


杉本さんは笑った。

「お前には参るよ!」


良かった!これで良いんだ。
自分で納得するとスカッとして、
すごく気持ち良かった。

杉本さんは車を止めた。

煙草を消すと私を見た。
そしてその手で
私の耳に触れた…

ゾクゾクした。

杉本さんの顔が近づくと、私は目を閉じた。
煙草の味がする杉本さんの舌が入ってきた。

もう帰らなきゃヤバいのに…
こんなキスされたら帰ろうなんて言えないよ…

No.198 10/12/30 13:52
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


ここはどこなのか分からないけど…

家も店も何もない… 人が通りそうのないような場所…
周りは暗く、木しかない。

たまに車が通っていく…

杉本さんは私のスカートの中に手を入れ、下着を下ろす…

私は足を抜くと下着は足元に落ちた。


「脚あげて」


杉本さんは脚をシートにあげるように言った…

脚を上げようとすると、あたりが明るくなった…
車のライトが当たる。
車が通りすぎるのを待って脚を上げた…

「どうした?車が気になる?」


「…うん…少し落ち着かない…」


「こないだは、あんなに見られて興奮してたのに?」


顔が熱くなった。


「もぅ!」


脚を閉じると杉本さんの手が滑りこんできた。


「あっ…」


「らなは見られて感じるんだろ。…濡れてるよ…」

No.199 10/12/30 14:08
ラナ ( 7LITh )

ー主ー


「脚ひらいて…」


杉本さんの指が動くと自然に脚が開く…
目を閉じようとすると、また車にライトが当たった…

また脚を閉じる…


「…やっぱり落ち着かないよ…」


「大丈夫だよ…車はロックしてあるから」


「そういう問題じゃないよ(笑)」


「じゃあどういう問題?」


グイッと杉本さんの指が私の中に入ってきた。


「ああっ!」


「良いだろ。見られても。こんなとこ通るのトラックくらいだよ」


気持ち良くて、車のライトが気にならなくなった…

何台か車が通りすぎた…

杉本さんの手が
制服の胸のリボンをほどき…ボタンを外す…

ブラをずらし、杉本さんの唇が乳首に触れると
腰がビクッとなる…

また遠くからエンジン音がして
ライトで辺りがあかるくなった…

No.200 11/01/03 20:23
ラナ ( 7LITh )

ー主ー

エンジン音がなかなか小さくならない…
ライトが気になり目を開けた…

私たちの車の前に、一台の車が止まっていた。


反射的に脚を閉じると、急いで制服のブラウスに手をやると、杉本さんが私の手を掴んだ。


「大丈夫だって…ただの立ちションだよ。すぐ行くから…」

杉本さんの唇がまた乳首に触れた…

前に止まった車を見ていると、
一人の男の人が出てきた。

杉本さんの言う通り、草むらに向かって用をたした。


男の人は全然こっちを見ない…

杉本さんはドキドキしている私にお構い無しに
指を動かす…

杉本さんの頭がどんどん下がる…


あ…やだ。
シャワー浴びてないのに!


「杉本さん!やだ…」


「大丈夫だから…


「やだ…やだっ!」

大きい声を出すと、用を足していた男の人がこっちを見た。

あ…ヤバい…


「杉本さん!男の人が気付いたよっ。ヤバいよ~」

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