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ラナ( 7LITh )
13/12/20 14:30(更新日時)

私のはなし

表面上は普通の人間
普通に親がいて
友達がいて
毎日仕事して…

カレシはいないけど…

普通に生活してる


私がこんな


いやらしくて
執念深くて
醜いこと

誰も知らない。

たまにとても苦しくなる…

ほんとの
私を誰かに知って欲しい…

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No.1425530 10/09/21 00:42(スレ作成日時)

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No.51 10/10/06 19:33
ラナ ( 7LITh )

―主―

それから毎日和也とセックスした。

10回目くらいから痛みは無くなったけれど、何も感じない。
入れるまでは気持ち良いのに…

でも、はじめてのセックスが一番興奮した。
あれ以上の興奮はまだ経験してない。

もっともっと気持ち良いことしたいな…
もっと気持ち良くなりたい…
なぜ入れても気持ち良くならないんだろう…

セックスの後は
納得いかなくて、毎回不機嫌な顔をしていたようだ。

和也がそんな私の様子に気がついた…

「なぁラナ…俺ら…全然デートしてないよな…明日は外に出かけようか」

と言ってきた。


「えっ!?」


…そんなのいらない。
毎日セックスばっかりしていたい。
もっともっとしたいのに!

No.52 10/10/06 21:53
ラナ ( 7LITh )

―主―

「どうしたんだよ…うれしくないのか?」


「えっ…あぁ…うれしいけど…」


「なんだよ…怒ってんの?」


「怒ってないよ…ウレシイよ…ありがとう!でも…私は今のままでも十分楽しいよ」


「ラナ…」


和也はいつもより優しく…
丁寧に愛撫してくれた。


良かった…

これからも毎日ずっとセックスしてたいな…

No.53 10/10/07 22:06
ラナ ( 7LITh )

―主―

それからも和也とは毎日セックスばかりだった。
私は満足だった。

でもまだ入れてから快感を感じた事はなかった。

イクのは自分の指でだけ。

毎日セックスのことばっかり考えてた。

このエネルギーを勉強に向けることができたら…
きっと東大に軽く行けるだろうなぁ…
なんてよく考えた。

そんな日々はあっという間に過ぎた。

和也は卒業すると就職した。
仕事は忙しくなかなか会えない日々が続いた。

和也に会えなくて寂しいと思ったけれど、それよりもセックスできないのが一番辛かった。

No.54 10/10/07 22:24
ラナ ( 7LITh )

―主―

学校の帰りに、本屋に寄った。
雑誌を読んでいると、肩を叩かれた。
振り向くと杉本さんだった。

「やっぱりらなちゃんだ。久しぶりだね」


「ハイ!ほんと久しぶりですー」


杉本さんと会うのは何ヶ月ぶりだろう…

「杉本さん全然会わなかったね」


「そうだなぁ。俺、出張ばがりだったからね。元気してた?」


「はい!元気ですよ~杉本さんは?」


「元気だよ~。でももぅオッサンだから(笑)」


あんなことをしたのに、普通に会話するって変な感じだった。
普通に話してたけど、頭の中では
杉本さんとのあの夜のことを思い出してた。


「らなちゃん…時間ある?ちょっとお茶でも飲もうよ」


「はいっ」

No.55 10/10/07 22:34
ぴょん ( 20代 ♀ g9Hdi )

うわードキドキします✨
続き待ってます💕

No.56 10/10/07 22:38
ラナ ( 7LITh )

―主―


杉本さんはコーヒー
私はオレンジジュース

杉本さんと向かい合って座る。
なんか全然緊張しない。

「らなちゃん。どう?毎日は。」


「どうって…かわりないよ。毎日つまらないよ~」

セックス以外はね。

杉本さんは私より年上で…和也よりも年上で…大人で…
なんか安心して飾らない自分を出せる。

「杉本さん…杉本さんて彼女いるの?」

「いないよ。いない歴1年だよ~。仕事忙しいとふられちゃうね」


そうなんだ…


「…じやあさ…たまってるんだ!?」


「こらっ!女のコがそんなこと言ったらだめ!」


杉本さんは笑ってコーヒーを飲んだ。
私は杉本さんに顔を近づけた
耳元で言った。

「じゃあ今からエッチしようよ!」

No.57 10/10/07 23:37
ラナ ( 7LITh )

―主―

杉本さんはビックリして、その後、大笑いした。


「らなちゃん…かわってないなぁー」


「だめ!?」


私は和也のことは頭になかった。

ただ杉本さんに会って、話して、楽しくて…ただ前みたいに興奮したい!
ただ、したい!
と思った。


気持ちを正直に言っただけ。
私ってオカシイ…何かが欠けてる…
自分でも分かってる。
でも自分をおさえられない…


「もぅ処女は卒業したよ」


小さな声でささやいた。


杉本さんは笑って言った。


「じゃあ…出ようか」


私たちは店を出て杉本さんのアパートに向かって歩き出した。
歩きながら濡れてくるのを感じた。

No.58 10/10/08 21:31
ラナ ( 7LITh )

―主―


杉本さんのアパートのドアを開けるとすぐキスをした。

部屋に入るとタバコの匂いがした。

部屋はものが少なくて、意外とキレイだった。

「汗流したいんだけど…らなちゃんも浴びる?」

杉本さんが聞く。

私は先にシャワーを浴びた。
念入りに流す。
すごくドキドキしてた。
このセックスする前のドキドキがたまらない。

和也と毎日セックスしてた時も
今日は昨日より気持ち良いかもしれない…ってドキドキする時間がたまらなく好だった。

バスタオル一枚で浴室から出ると、杉本さんのベッドに座った。

杉本さんがシャワーを浴びている間
あそこを触るともぅびしょびしょだった…

恥ずかしくて急いでティッシュで拭いた。

No.59 10/10/09 06:42
ラナ ( 7LITh )

―主―


杉本さんはトランクス一枚で、浴室から出てきた。

たくましい身体に見とれた。

かっこいい…

普段スーツ姿の杉本さんしか見たことないし…
こないだは真っ暗だったし…
想像してた身体と違う!

急に恥ずかしくなって下を向いた。

杉本さんは私の横に座り顔を覗き込んだ。

「どうした!?急におとなしくなっちゃって」


「だって…あ…」


杉本さんにキスをされ、ベッドに寝かされる。

杉本さんはバスタオルをはずし、ベッドの下に落とす。

まだ外は明るい…

私は胸を隠した。

No.61 10/10/09 10:24
さえ ( CDhJh )

>> 60 邪魔。

No.62 10/10/09 17:18
ラナ ( 7LITh )

―主―


「明るいからよく見えるよ」


杉本さんはそう言うと、私の手を掴み下に下ろす…

恥ずかしくて目を閉じた……

……

……

あれ!?
何もしてこない…

なんで!?


目を開けると杉本さんは私をじっと見つめてた。


「なに…?」


恥ずかしくてまた胸を隠そうとすると、 杉本さんは腕を押さえる…


「やだ…なに…?」


「らなちゃんのおっぱい見てるんだよ…キレイだなぁって思って」


杉本さんは笑ってた。

「なんか…乳首たってきたよ…」


「やだって…」


恥ずかしくて焦ってしまう…

「もしかしてすごく感じてる?」


恥ずかしい…
何もされてないのに 濡れてる…
きっとものすごく濡れてる!

何もされてないのにアソコが痛いくらい感じてた。

No.63 10/10/09 17:53
ラナ ( 7LITh )

ー主―


つい脚がもぞもぞ動いてしまう…

「らなちゃん…もぅ濡れちゃった!?」


「わかんない!」

杉本さんは笑ってる…

「杉本さん意地悪だ!」


「そうだよ、俺意地悪だったんだよ。優しいのは酔ってる時だけだよ」

杉本さんは私の目を見ながら
ゆっくりと胸に舌を這わせてきた…

ほんとにゆっくり…

期待ですごく興奮してる私…

ゆっくり乳首のまわりに舌を這わせてくるのがたまらなくて…
はやく…
はやく乳首をなめて欲しい…

息が荒くなると、杉本さんは動きをとめた…

あれっ…

目を開けようとした瞬間

杉本さんは乳首を舌で弾いた。

すごく大きな声が出て
腰がビクンと跳ねた。

No.64 10/10/09 18:05
ラナ ( 7LITh )

ー主―


杉本さんが乳首を口に含むと
私は快感で半泣きだった…

わき腹や背中、脚、お尻…
色んなところを優しく愛撫され、初めての感覚に夢か現実か分からなくなりそうだった…

和也のセックスと全く違う…
最近はまともな愛撫もなく、すぐに入れて終わり…
和也に愛されてる感じがしなくなった…
もう終わりの予感がしてた…

No.65 10/10/09 18:19
ラナ ( 7LITh )

―主―


杉本さんの愛撫はすごく長くて、私の身体はもぅ今まで経験したことのない感覚になってた…

もう私のそこはどんなになってるか想像できない…

お尻に濡れたシーツが当たる…

ものすごく濡れてるはず…

杉本さんは、身体中を丁寧に愛撫してくれた…

でも…
一番感じるところは触れてくれない…

太ももに触れられるだけで、期待で過剰に反応してしまう…
そんな私の反応を楽しむように
杉本さんはじらしてくる…

杉本さんが脚を撫でながら…
脚の間に身体を滑りこませてきた…

はやく触って欲しい!
でも…
きっとすごく濡れてる…
恥ずかしいから見られたくない!

どうしよう…

考えちゃって冷静になってきた瞬間に

杉本さんは急に荒々しく私の脚を開いた。

No.66 10/10/10 21:29
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「あああぁっ…やだっ…」

杉本さんが見てる…

「らなちゃん…すごいね…」


頬が熱くなった…恥ずかしいよ…
やだっ…

脚を閉じようとすると、杉本さんに押さえつけられる。

脚をめいいっぱい広げたそこは
空気にふれただけで 感じて濡れた…

こんなに感じるのは初めてだった…

杉本さんの鼻息が触れると、それだけで喘いでしまう私…

はやく…はやく…
なのに杉本さんは、太ももやおへそのあたりを優しく愛撫する…
触れそうで触れないもどかしい愛撫に、ものすごく感じてしまう。

身体中から汗が吹き出し、涙が溢れる…
すごい…

No.67 10/10/10 22:51
ラナ ( 7LITh )

ー主―


杉本さんはやく…
はやく…

私の一番敏感なところにはやく触れてほしい!

はやく…
自然と腰が動いて杉本さんの舌を誘う。

杉本さんの
触れるか触れないかのギリギリのタッチ にたまらなくなって

「杉本さん…はやく…はやく…おねがい…」

もう泣き声になってた。

杉本さんの舌が
つんっ…と一番敏感なところに触れたとき、

「ああぁっ!」

大きな声が出てしまった…
そして一瞬気が遠くなる…

次はゆっくりと下から上に
舌を這わす…


「いゃぁ!あぁぁ」

腰はガクガクと震え、泣き出してしまった…

泣き声なのか、喘ぎ声なのかわからない声が
部屋中に響いてた…

杉本さんは何度もゆっくり舌を這わす…
どんどん気持ち良くなって、どこが絶頂なのか分からない…このままいくと自分はどうなるのか
急に怖くなった。

No.68 10/10/11 00:07
ラナ ( 7LITh )

ー主―

また気持ち良くなって、私のそこはどんどん敏感になってくる…

鋭い快感に、急に尿意がおそってきた…
「杉本さん…あっ…なんか…おしっ…こ行きたい…感じがする…」


杉本さんの舌はヌルヌルと私のそこをいったりきたり…

快感と尿意で切ないような訳がわからない感覚になってくる…
あっだめ…
出ちゃうよ…

なのに杉本さんは愛撫をやめてくれない。

「杉本さんっ…もぅ…もぅ出ちゃうよっ!」


「いいよ。出しな」

「えっ…」


「出しな。大丈夫だから」


「やだっ…無理…」

杉本さんは愛撫をやめない…


「もぅ…ほんとヤバいよ…出ちゃうよ~」


「杉本さんっ!おしっこ出ちゃう!もぅやだっ…!」


快感と尿意、もぅ限界のギリギリ
脚を動かそうとすると押さえつけさらに愛撫を続ける…

「出せよ!飲んでやるから!」

No.69 10/10/12 22:00
ラナ ( 7LITh )

ー主―

杉本さんのきつい口調に
ゾクッとした。
快感が身体中に走った。

「いやぁぁー!」


頭に何かが突き抜けるような衝撃

身体中が硬直した。
下半身がビクンビクンと痙攣する。

頭の中が真っ白になった。

何も聞こえない。
そして身体がフワフワして、眠る直前のような何とも言えない心地良さが
身体中を包んだ。


…何秒!?
いや何分たっただろう…

我に返ると、杉本さんの腕の中にいた。

「私…」


言いかけると…杉本さんはキスをしてきた。

そして杉本さんのものが
私の中にゆっくりと入ってきた…

No.70 10/10/13 12:34
ラナ ( 7LITh )

ー主―

自分の指でイクのと、杉本さんの舌でイクのと全然違う…

ものすごい快感。

まだ中で感じたことのない私は、なんの期待もなく、正直このまま眠ってしまいたかった…

杉本さんはゆっくり、ゆっくり入ってきた…
ものすごい圧迫感。

和也とは違うカタチ…

「うう…っ」


苦しさに声が漏れる…

まだ痙攣したままの私の中に
杉本さんは奥まで入ってきた…


「大丈夫?痛くない?」


杉本さんは腰を動かさず、そのままの状態で優しく聞いてくる。

その間にもうなじや、わき腹…乳首に舌を這わす…


またあの尿意が襲ってきた。

No.71 10/10/13 13:23
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「あっ…だめ」


またおしっこいきたくなっちゃった…

あ…さっきイった時漏らしちゃったのかな…

急に心配になった。

杉本さんはお構い無しに愛撫を続ける。
そして腰がゆっくり動く…

また尿意が襲う。


「あっ…出ちゃうよ!」


杉本さんは笑って


「またか!だから大丈夫…」


と言いながら乳首に舌を這わす。


「だって…あっ…」

「だから、出したらいいよ。出せよ。俺そううの嫌いじゃないから…出せ!」

そう言うと、杉本さんは少し荒く腰を動かした。


「ああっ…」


また杉本さんのきつい口調に、ゾクッときてしまう。


私は杉本さんにしがみついた…

No.72 10/10/13 19:23
ナリママ★ ( 20代 ♀ Zgw8h )

ドキドキしながら毎回更新まってますぅ😍自分の若い時を思い出す☺(笑)絶対完結するまで更新してね😍

No.73 10/10/14 20:21
ラナ ( 7LITh )

>> 72 ありがとう😃ございます。
すごくウレシイです~💕

No.74 10/10/14 20:40
ラナ ( 7LITh )

ー主―


杉本さんが腰を動かすたびに
快感と尿意が襲ってくる…
尿意を我慢していると、快感の方が大きくなる…

あ…

あ…あぁ…

すごく気持ちいい…
あ…すごい…

杉本さんが身体をおこし、私の脚を自分の肩に乗せると、
また腰を動かす…

あぁ…深い…


杉本さんは腰を動かしながら
手をのばし、私の一番敏感な部分を愛撫する。

その時、ビリッと快感が身体中にはしった。


「ああぁっ…」


一瞬にしてイッてしまった。


すごい…
中でイクッてこういうことなんだ。


私は身体中から汗が吹き出し、ぐったりとしてしまった。


身体がだるい…
心地よい疲労…


杉本さんは私が落ち着くのを
動かないで待っててくれた。

No.75 10/10/14 20:50
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「大丈夫?」

杉本さんが聞く。

私がうなずくと
杉本さんはまた腰を動かす…

また快感が襲う。

後はあまり記憶にない。

杉本さんが

低い声で

「ううっ」

と唸ると、動かなくなった。

そして私の右側にゴロンと横になった…

あ…杉本さんイッたんだ。

ホッとすると、急に眠くなった…

気がつくと、杉本さんが私を見てた。


「私…寝てた!…ごめんなさい…」


杉本さんは笑うと、私の髪を触った。

部屋の中は薄暗くなってた。


それから私は杉本さんとのセックスの虜になった…

No.77 10/10/16 18:09
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「え…また!?」


「ごめん!来月必ず返すからさ…」


私は財布から5000円を取り出し、和也に渡す。

私の3日分のバイト代。

和也は受け取り財布に入れる。

和也は給料を全部車につぎ込んでしまう。
だからいつもギリギリの生活…

「ラナ…ごめんな」

和也はキスをしてきた。


「んんっ…もぅいいよー気にしないで」

私は和也から離れると、服のボタンを外した。

和也とのセックスは、なんだか生活の一部みたいになっていて…
食事とか…歯磨きとか…そんな感じ。

杉本さんと比べたらいけないと思いつつ…

和也はいきなり私のスカートに手を入れると、下着に手をかけ一気におろす。

まだ濡れてないところにグイツと指を入れる。

痛い…

目を閉じ、杉本さんとのセックスを思い出す。

濡れてきた…

No.78 10/10/16 18:26
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「して…」

私の中から指を抜くと、和也は私の前に自分のものを出す…

私はゆっくり優しく口に含む…


「うっ…」


和也は私の口から抜くと
すぐに私の上にのってきた…

荒々しく私の中に入ってくると、すぐ果てた。

なにも感じない。
快感も幸せも感じない。

もぅ和也とのセックスに先にはない。

和也のこと愛してるのかわからない。

私は人を本気で好きになったことが無いんだと思う。

気持ちよりセックスが勝ってしまう。


私は服を着ると


「今日お母さんはやいの忘れてた!ヤバいから帰るね」


一気に言うと和也のアパートを出た。

出たところで後ろから和也が呼ぶ。


「ラナ!明日も来いよ!」


「わかった!じゃあね~!」


邪魔くさい…

さっきの満足できないセックスで、急に杉本さんに会いたくなった。

No.79 10/10/16 18:44
ラナ ( 7LITh )

ー主―


こんなはやい時間…杉本さんはアパートに行ってもいないんだろうな…

あぁセックスしたい…
あんなの全然満足できない!
イライラする…

買い物でもして気をまぎらわせよう…

私は電車に乗った。
色んな雑貨を見ているとだいぶイライラがおさまってきた。
可愛いマグカップがあったので
買おうと財布を出して思い出す。

和也に貸したんだった!

またイライラがました。

その時誰かが肩を叩く。

振り向くと知らない人がいた…


「学生さん?」


50代くらいのスーツ姿のおじさんが立っていた。


「はい…そうですけど」


「買ってあげようか」


ナンパか…


「結構です」


私はマグカップを置くと店をでた。

おじさんはついてきた。

No.80 10/10/16 19:01
ラナ ( 7LITh )

ー主―

「なんですか…?」

立ち止まり、イライラをおさえ静かに聞く。


「今からちょっとお茶でも飲まない?」

お茶!?
そんな気にならない!バカじゃないの?
私は歩き出した。
ふと、立ち止まり振り返るとその男の顔を見た。


50代くらいの男…
見た目は悪くない。
太くもないし、高そうなスーツを着てる…

お茶か…

私のなかで何かのスイッチがはいってしまった…


「おじさん、お茶したいの?」


「ああ。だめかな」

「良いですよ。でも時間無いんです。私。」


お茶を飲む時間が邪魔くさい!


「ホテル行きませんか?」

No.81 10/10/16 19:14
ラナ ( 7LITh )

ー主―


一瞬、えっ…という表情をした後、

「行こうか」

男は歩き出した。
私も後をついて行く。

私あたまオカシイわ…
こんなナンパしてくる知らないおじさんについて行くなんて…

でも私はイライラと満ち足りない気分で、
頭が…身体が…セックスがしたくてたまらなかった。

自分の行動に頭が真っ白になってた。


ホテルの部屋に入る…
ホテルは普通のホテルだった。
男は出張で来てる、地元の人間ではなかった。

好都合だ。


「よかったの?」

男は優しく聞いてきた。

地元の人間じゃないと分かると安心して話ができた。


「うん。でも…怖いことはしないで。」

私は先にシャワーを浴びた。

No.82 10/10/16 19:34
ラナ ( 7LITh )

ー主―


男はスーツのまま座っていた。

私がバスタオル一枚でベッドに座ると
男はネクタイをゆるめながら横に座ってきた…


「シャワーあびないの?」


「うん。ぼくは浴びない」


…雰囲気でヤバい感じがした。
後悔した。

もし何かあったら逃げられない…
不安でバスタオルをおさえる手に力が入る。


男は立ち上がり、タバコを吸いながらジャケットをハンガーにかけた。


「僕は入れない。勃たないんだ」


…どう言えばわからない私に、男は笑って言った。


「大丈夫…怖いことはしないから…ただ…君の身体見せてくれないか?」


見せてくれないか…
男の言葉に
一瞬で私の息は熱をおび、荒くなった…

No.84 10/10/16 21:06
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「だめかな?」


私は首をふった。
男は少し笑った。

「ありがとう…」


男は椅子をベッドの横に持ってきて座った。

ベッドに座る私と向かい合わせになった。

男はタバコを吸いながら、

「バスタオルとって…」

と静かに言った。

私はバスタオルを腰まではずし、胸を手で隠した。


「胸…みせて」


男は淡々と喋る。
タバコを吸いながら、難しそうな顔をして、ずっと私の胸を見ていた。


私は腕を下におろすと、男はタバコを消した…


「キレイなおっぱいしてるね…」


私は目を閉じた。

No.86 10/10/17 22:56
ラナ ( 7LITh )

ー主―


怖い…
普通のセックスならどうなるか予想出来る…

でも、こんな…
何をされるのかわからない…
全く予想できない…
私どうなるんだろう…

不安で身体が震える…

「大丈夫だよ…何もしないから」

男は言うと、またタバコに火をつけた。

「バスタオル…全部とって」


どうしよう…
怖い…

私は腰でとまっているバスタオルに手をのばした…

少しお尻を浮かしてバスタオルを抜き、床に落とした。

脚はギュッと閉じたまま、手を太ももの上に置いた。


「脚…開いて。」


男は椅子に脚を組んで座ったまま…
まだタバコを吸っている。

全く興奮している様子がないのが
気味悪かった。

No.87 10/10/17 23:12
ラナ ( 7LITh )

ー主―


脚を少し開く。

ただ怖かった…

セックスしたくてたまらなかった数時間前が嘘のよう…

冷静で全く興奮していない淡々とした男に今は恐怖しか感じない…


「脚…もっと開いて」

男の冷静な声が部屋に響く。


脚をゆっくりと開く。

「じゃあ…今度は脚をベッドにのせて、脚を開いて」


私はベッドに腰をかけた状態で脚を開いていた。

今度はベッドに脚を上げる!?

私はゆっくりと後退りし、脚を上げて、体育座りの恰好になった。


「脚を開いて」


淡々と喋る。

私は目を閉じて脚を開いた。

私のそこに風があたる感覚がした…

全部見えてるはず。
薄目を開けると…

男はタバコを消し、脚を組みかえ、私のそこを見てた。

興奮…してるの…?

No.88 10/10/17 23:24
ラナ ( 7LITh )

ー主―


男は脚を組むのをやめ、前屈みになった。

この人…興奮…してる…

そう感じたとたん、私は身体が熱くなった…

男は私の身体をなめまわすように
じろじろと見ていた。

すごくいやらしい目…

私の脚が自然に動く。

あ…勝手に動いちゃう…
動かないように力を入れると、今度は腰がカクンと動いた。
思わず

「あっ」

と声が出た。

どうしよう…
触られてもないのに、勝手に気持ち良くなって…

恥ずかしい…


「自分の…指でアソコ…を広げてみて…」

男は低い声で途切れ途切れに言った。


「えっ……」


まだ部屋は明るい…
初対面の男に…
自分のそこを指で広げて見せる…?

ためらっていると、
「はやく…」


男の声がさっきより大きく部屋に響いた…

No.89 10/10/17 23:35
ラナ ( 7LITh )

ー主―


私は自分のそこに手をのばした。


「両手で!」

男がいきなり大きな声を出すので
びっくりして身体がこわばる。


「すまない。…両手で…アソコを…広げてみて」


私はたてた膝の下から手を入れ、 指をそこに近づけた。

肌に触れるとヌルッとした…

私…濡れてた。

ものすごく。

指でそこを広げる…
ヌルヌルで指が滑る…
恥ずかしさで頬が熱くなった。


「もっと広げて見せて…」


私は指先に力を入れ、さらに広げた。

男を見ると、額に汗をかいていた。

そしてくいいるようにそこを見ている。

思わずお尻の穴に力が入りキュッとしまると、

私のそこから熱い液が垂れ、お尻の穴まで流れた…

No.90 10/10/18 00:51
ラナ ( 7LITh )

ー主―

私のそこがヒクヒクするのが分かる。


「君は…見られて感じるんだ…?」


男が低い声でつぶやいた…


そうか…私見られて感じる人間なんだ…

見られて…
相手が興奮するのを見ると感じる…


私の身体で相手が興奮してくれることがすごく嬉しかった…

今も男が自分の一番恥ずかしいところを見て
興奮しているのに
心も身体も喜んでた…


「見られると…恥ずかしくて…感じちゃった…」


男は顔を私のそこにすごく近づけた。

男の鼻息がかる…


「はぁ……」


感じて息がもれる。なのに男はずっとただ見てるだけ…

触って欲しい…

腰が自然と男の顔に近づく。

No.93 10/10/20 23:11
ラナ ( 7LITh )

ー主―

男はスッと顔を引いた。

えっ…どうして!?
何故なにもしてくれないの!?
私は男の目をじっと見る。

男も私の目をじっと見た。
にやっと笑ってまた私のそこをじっと見る。


「こら、もっとちゃんと広げなさい」


そんな…
私は悔しいような切ないような気持ちで、また指に力をいれる。


また男の顔が私のそこに近づく…
男が舌を出した。

私は期待で腰が浮き、そこがヒクヒクした。

なのに男は舌を近づけるだけ…
私が我慢が出来なくて腰を男の舌に近づけると
男はスッと引く…

我慢出来なくて涙が溢れた…


「お願い…」

No.94 10/10/20 23:25
ラナ ( 7LITh )

ー主―


泣きなから男にお願いする…


私は必死で指先に力を入れて
そこを広げる…

こんな恰好をして、男に懇願する私…
そんな自分に興奮して、もうオカシイ位に濡れていた…

もう顔は涙でぐしゃぐしゃ

こんな自分知らない…

男が舌を近づける。

私はさらにグイッと広げた。


男の舌が
私の一番敏感な部分にツンッと触れたかと思うと
男は唇をそこにつけ、ヂュッときつく吸った。


「ギャアッ!」


ものすごい快感に腰が跳ね、下半身が別の生き物になったようだった。

私はすごい声を出し、一瞬にしてイってしまった…

部屋中に私の泣き声が響き渡った…

私はあまりの快感にわけがわからなくなり、号泣していた…

No.95 10/10/21 18:50
ラナ ( 7LITh )

ー主―

落ち着くと、ベッドに横たわってた私はゆっくり起き上がった。

まわりを見ると男はタバコを吸いながら
お酒をグラスに注いでた…


「あ…あの…」


おそるおそる話かけると、男はグラスを置き、


「気がついた…?」

と言いながら椅子に座る。


「ハイ…あの…すみません。」


男は笑って


「何がすみません。なの?こっちがすみませんだよ。ごめんね」


男は雰囲気がさっきとぜんぜん違った…

私はバスタオルをそそくさとまいた。


「あの…私乱れちゃいましたね…すみません、シャワーお借りします…」


恥ずかしい…
私は浴室に行くと、シャワーを浴びた。

戻ってくると男はまだタバコを吸いながら、お酒をのんでいた。

No.96 10/10/23 23:07
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「あの…私そろそろ帰ります…」

私だけ気持ちよくなって、さっさと帰っていいのだろうか…

「あ…そうだね。暗くなってきたね…帰り…大丈夫!?」


男は優しかった。


「ハイ」


まだ少しぼぅっとしてる私…
すごく…良かった…
あんな興奮したの初めて…

この人とはもう会えないのだろうか…

男の顔を見た。

きっともぅ会えない。
今日はすごい体験をさせてもらった…
ほんと感謝だ!


「今日はありがとうございました。すごい体験しました!」

私が頭を下げると、男は笑い出した。

え?


「いや…ごめんね。ハハハッ…君は敬語が使えるし、礼儀正しい。なのに身体も性格も正直だね。面白い!」


男はそう言うと、名刺を渡してきた。

No.97 10/10/23 23:17
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「お礼を言わなければいけないのは僕だよ。これ…良かったら連絡して。」


私は名刺を受け取った。
そして男は財布から万札を何枚か取り出し、私に渡そうとした。


「いえいえ…要りません!」


私は後退りした。

正直お小遣い期待してた。

セックスしたくてしょうがない!
おじさんを利用してやろう!
と思ってたけど…

でも…貰えない!


「どうしたの?」


男は不思議そうに聞いてきた。


「あの…私…こんな…気持ちよくしてもらったのに貰えません!」


男はまた笑いだした…


「君は面白い!」


私は要らない!と言い、男はもらってくれ!と言い…
結果、タクシーで帰りなさい!と…
タクシー代は出してもらう事にした。

No.98 10/10/23 23:32
ラナ ( 7LITh )

ー主―


「今日は嬉しかったよ。ありがとう。」

男にお礼を言われ、てれながらホテルを後にした。


今日はすごい体験しちゃった…
タクシーのシートに深く座り、目を閉じた。
思い出すと濡れてくるのがわかった。

薄目を開けると、ミラーにうつる運転手と目が合った。

結構若い…

私はまた目を閉じた…

このタクシーが人通りのないところに向かって…
停車すると、運転手は私のスカートに手を入れる…

そんな妄想をしながら…
運転手に見えないようにスカートの中に手を入れた…


私…どうしてこんなにいやらしいの?

オカシイよ…
オンナでこんないやらしいの
私だけなのかな…

そんなことを考えるとますます濡れてきた…

やっぱり私オカシイんだ!

声を出さずに静かにイクと
私は眠りにおちた…

No.99 10/10/26 00:36
ラナ ( 7LITh )

ー主―


何日か過ぎても、あの男とのことを思い出していた…

和也は仕事をやめ、だらだらと過ごしてた。

和也のアパートに行くと
いつもお金を貸して、セックスして帰る…

毎日がすさんでた。
もぅ和也と終わりにしたい…
今日は言おう…
別れようって…
そう思いながら、和也のアパートに向かった。


ドアをノックすると和也は急いで出てきた。


「どうしたの!?」

びっくりした。

「何が!?…まぁ入れよ」

和也はなんでもないような素振りで入ってく。

私が別れようと思ってること…感づいてるんだろう…

靴を脱ごうとすると、見たことのないスニーカーがある…


「和也…誰か来てるの?」


「なんで…?」


「だって…靴…」


「あぁ…友達の!忘れてったんだよ」


ふぅん…
…なにか…へん。

No.100 10/10/28 01:08
ラナ ( 7LITh )

ー主―

部屋に入ると…
なにか…
違和感がある…
なんだろう…


「なんか…のむ?」


いつもそんなの聞かないのに…


「ううん…いい。それより…話があるの」


「なぁ!腹減らね?ピザでも食う?」


「いい…。話したいことがあるんだ…」

「…なぁ!やっぱり腹減らね?なんか食お…」


「和也!話聞いてよ!」


和也は下を向いた。

「わかってるよ…別れたいんだろ?」


「…」


「わかってるよ…俺…働かないで、学生のラナにお金借りてばっかだもんな。嫌だよな…」


私は下を向いた。


「でも…ラナは俺のこと好きだったのか?…前から思ってたけど…お前…俺のこと…なんとも思って無かっただろ…」


「ちがう!…ちがうよ!ちゃんと好きだったよ!」

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