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素敵な恋の思い出✨*青春時代*

レス61 HIT数 4422 あ+ あ-

あや( 20代 ♀ Ute11 )
10/08/31 02:11(更新日時)

私の昔の素敵な恋の思い出…

今でも忘れず 心の中に残ってます。

あの時は本当に幸せだったなぁ…
青春してたなぁ…

独り言のように 私の青春時代の思い出を書いていきます✨

No.1403704 10/08/24 20:56(スレ作成日時)

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No.1 10/08/24 21:27
あや ( ♀ Ute11 )

私が高校生の頃…
雑誌ではeggが流行ってて 当時 宮下みえちゃんやあきちゃんや押切もえちゃん達がちょうど流行ってた頃✨

学校はぜんぜん楽しくなかった。
まず 茶髪で怒られ『元に戻してこい‼』と言われたから黒染めしたら『黒染めも染めたうちに入る‼髪の毛切ってこい‼』
って とにかく私立でもないのに やたらウルサイ先生ばかりで 誰かの財布がなくなれば『オマエらが盗んだのか⁉』って…
そんな学校だから好きにもなれず 後悔ばかりで…
だんだん反抗的になってしまった。

でも 学校には反抗してたけど、それなりに高校生活は楽しんでた。

No.2 10/08/24 21:49
あや ( ♀ Ute11 )

学校を好きになれないまま月日は流れ…

ある日 幼なじみのカオリと『彼氏を紹介したいから』と遊びの誘いがあった。

カオリは 夜間学校に通ってて 夜間学校に通うようになってから、地元を離れお姉ちゃんと2人暮らししてた。


私は『どんな彼と付き合ってんだろ~🎵』なんて浮かれながら 電車に乗って遊びに⤴

友達の彼とかと会うだけで 変にテンション上がっちゃって💕
ワクワクしなが家に向かったのを覚えてる。

🎵ピンポ~ン🎵
『よっ‼』ってドア開けたら『こんちゃ~!ど~もぉ』って 男が2人いる。

えっ⁉
多少おどおどしながらも家に入った。

カオリの彼氏スグルはポッチャリ❓いや、おデブで不良顔?とにかくイカツイ男。
でも、とってもひょうきんでイイ奴だったな…

そしてもう一人の男。カズヤ。
その時にいたのが 今でも心に残ってる彼だ…

どうやら、彼氏を紹介するって話しは口実で、もともとは私をカズヤに紹介したかったみたい。
高校生の時って やたら紹介で付き合うとか多かったよね。

*第一印象*
切れ長の目。
反町たかし似。
スラッとした長身。
茶髪。

とにかく目が綺麗な人だった。

No.3 10/08/24 22:30
あや ( ♀ Ute11 )

その日はオールしよう⤴って話しになってたから 4人でずっ~と遊んでた。

楽しかったなぁ🎵

カオリのお姉ちゃんは看護婦で、その日は帰ってこない日だったみたいで、みんなで明け方までワイワイ🎵

朝方みんな睡魔がきてフローリングでウトウトした。
もちろんカップルのカオリとスグルは2人でベッタリ添い寝💦
でもカズヤとそんな事出来るわけもなく そのままウトウト…
パッと目を覚ました時 隣にカズヤが寝てた。

ヤバイ!
『この人の寝顔 超綺麗』なんて見てたら カズヤの目が開いて 優しい顔で微笑んでくれた✨

No.4 10/08/24 23:18
あや ( ♀ Ute11 )

カオリとスグルはまだ爆睡中…

2人で小声で色んな話しをした。
何でもない会話でも ものすごく楽しく感じて…
惚れづらいのが悩みだった私だったけど…
ヤバイ…私 好きになっちゃったかも⤴

ビックリするぐらい早いトキメキだった💕
また会いたいな…

なんて思ってた時に
カズヤから『番号聞いていい?連絡してもいいかな?』
『うん いいよ💕』

その日以来 何度か電話で話しして また会う事になった✨

No.5 10/08/24 23:30
あや ( ♀ Ute11 )

私とカズヤの地元はけっけう離れてて 同じ県内だけど 電車で1時間半ぐらいかかる。

カズヤはちょっと不良で 学校には行ってなかった。

私の学校帰りに最寄り駅まで迎えに来てくれて それからカズヤと楽しい時間を過ごした。

会うのはまだ二回目なのに一緒にいると居心地が良い…


その日の別れ際

カズヤから『あや…付き合って下さい』
ベタベタな告白だったけど 超嬉しかった⤴

迷う事なく『はい』って💕

2人は彼氏と彼女になった。

本当に毎日が幸せだったな…

No.6 10/08/24 23:44
あや ( ♀ Ute11 )

家から家はお互い遠かったんだけど 私の学校からは 案外近くて【私の家から学校まで片道電車で1時間】
だから学校帰りよく会ってた。
カズヤのよく言ってた言葉。
『早く免許をとって 車であやを迎えに行くのが今の夢なんだぁ。だから 学校がイヤでも頑張って通えよ』って イヤな学校だったけど カズヤのその言葉があったから 毎日頑張れてたんだ…

付き合ってから初めての日曜日。
初めてカズヤのお家に行ったんだっけか…

見るからに怖そうなお父さん。
すんごい綺麗な顔の弟。顔は カズヤよりもカッコイイ弟だった。
弟の名前はトシ。

お母さんともう一人一番下に弟がいるんだけど 2人は訳あって別居してた。
けど 週末は 必ずお母さんが来てたね。


お母さんは かなり話し好きの 明るいお母さんで 私とはすぐ仲良くなった。
お父さんはかなり無口。
だけど 何度か会ってくうちに 少しづつ笑顔を見せてくれるようになって 嬉しかった*
でも無口は無口だけどね。

No.7 10/08/25 00:14
あや ( ♀ Ute11 )

そんなこんなで3ヵ月ちょいが過ぎ…

初めてのお泊まり(^O^)
しかもクリスマスの日。
私ん家は 友達の家ならOKなんだけど 男ん家の泊まりはNGで…

お母さんゴメン💧
私ウソついちゃった💦

カズヤのお母さんが 私の友達のお母さんになりきって ウチのお母さんに電話してくれたんだよね⤴

『たまにの事だから 今日ぐらいは🎵ね💕』って言ってくれて カズヤのお母さんの一芝居で なんとか泊まる事が出来るようになった。

その日 初めてカズヤと朝まで同じ布団で寝た。初めてエッチもした。

もっと大好きになった💕

でも 今更だけど 私のお母さん…
本当にウソついてゴメンね😢

でも後々聞いたら 何となくバレてたみたいだけどね😁💦
さすが母‼

No.8 10/08/25 00:55
あや ( ♀ Ute11 )

その後、私と同じ学校の友達を紹介してカズヤの友達と付き合ったり💕
お決まりのダブルデートとかしながらとにかく楽しい毎日を過ごしてた。それからしばらくしていつも通り、紹介した友達と一緒に学校の最寄り駅に向かい男2人を待った…時間がたってもこない。いつもなら、必ず先に来て待ってるのに。

カズヤだけじゃなく その友達の彼も。
何で❓

私達は不安を抱えつつ 暗くなってきたから帰った。カズヤからの連絡はこない。次の日も連絡なし…不安がつのりカズヤのお母さんに電話してみた。

『おばさんカズヤわ❓』

2人とも窃盗で警察に捕まった…って。
ショックだった。


カズヤと友達の彼あっ君は 2人とも違う警察署で調書をうけ その後鑑別所に送られた。

数日後カズヤのお母さんから電話がきた。
『あやチャン…家に来て』って

電話があった次の日にカズヤん家に向かった。お母さんとお父さんが部屋に来て 私はなんだかわからないけど泣いてしまった。

No.9 10/08/25 01:05
あや ( ♀ Ute11 )

私が泣いて、お母さんも泣いちゃって…

私 この世の終わり…みたいな顔してただろうな…

カズヤがいる鑑別所は 皮肉にも私の地元…
チャリで15分ぐらいの距離。
こんなに近くにいるのに…会えない…
チャリで鑑別所の前まで行ってみたりもした!
若い時って 本当に純粋過ぎるぐらい純粋だったな…

No.10 10/08/25 01:14
あや ( ♀ Ute11 )

それから1ヵ月近くたって…

あの時の自分にとっちゃ、ものすごい長い1ヵ月だったぁ😭

若い時って可愛い過ぎるぐらいピュアだよね。
大人になった今でも忘れないよ~にはしてるけど😁

昔みたいな素直さは 多少失っちゃったかな…
相手にもよるのかな…

辛い時は辛い!って言えて泣きたい時はいつでも泣けて…

大人になった私は やたら我慢とか 気持ちをごまかしたり…
そんな風に変わってしまったのかな…❓

No.11 10/08/25 01:58
あや ( ♀ Ute11 )

今現在の話しをします。

私はどちらかと言えば今は幸せではありません。

結婚して 子供2人います。
子供と出遅えた事は物凄く幸せ✨

だけどね…
旦那は浮気症💧
まさにウッズです💧

『俺はど~しよもない馬鹿だし、浮気は病気かもしれない…』って発言する馬鹿旦那…

こんな結婚生活してると たまに幸せだった頃を思い出すんだよね…

それで 今こうして書こうと思いました✨

思い出にひたりたい時もあるよね‼

あの頃の自分…良かったなぁ…

No.12 10/08/25 03:04
あや ( ♀ Ute11 )

捕まった…と聞かされた日から 1ヵ月ほどたったある日。カズヤのお母さんから電話がきた。

『あやチャン…カズヤ帰ってこれなくなっちゃった…』
私『うそ…何で?』
お母さん『…』


お母さん『ウソだよ~ん‼ビックリした?ごめんね!ちょっと待ってて…』
おばさんは冗談好きではあったけど…(-.-;)


『あや…ごめんな…ただいま』久しぶりのカズヤの声だ。たったの1ヵ月ぐらいだったけど 私には長過ぎるぐらい 人生で一番長い1ヵ月だったと思う。久しぶりのカズヤの声を聞いた私は泣かずにはいられなかった…
カズヤに会いたい…

日曜日私は急いで カズヤの家へ向かった。ピンポーン…何も連絡せずに来てしまったから もしかしたらいないかもしれない…ガチャ…出てきたのはカズヤ本人だった。2人で抱きしめ合って泣いたね*

落ちついた頃、カズヤがそっと一冊のノートを私に渡してきた。

No.13 10/08/25 03:19
あや ( ♀ Ute11 )

何これ…

ノートの表紙の面に【日記】ってでっかく書いてあった。
でも その下に【あやへ…俺より】って書いてあった。

1ページ目
日付けの横には【あやへ】
2ページ目も3ページ目も全部だった。
毎日欠かさず書いてた日記。

その日の出来事や毎日の生活の事 それから私に宛てたメッセージだったり 心配だったり…
毎日の日記の中には 必ず私を気にかけてくれてるような内容もたくさんあった。

これ全部見たら、間違いなく泣くな…
と思ったから
『後は一人で見るよ』
ってカズヤに伝え その日は1日中カズヤとの時間を楽しんだ。

日記は 本当に嬉しかった。
毎日の日記は 全て私に語りかけるような文章で 日記であるけど半分ラブレターみたいな💕

宝物だったよ✨

No.14 10/08/25 03:45
あや ( ♀ Ute11 )

カズヤとの毎日にも落ち着いた頃
カズヤの家の近所のスーパーに行くと
『あっ!カズヤくーん』

見た事ない女子だ!

どうやら同中の同級生らしい。

名前は佐藤さん。

いちを挨拶ぐらいは…と思い 挨拶を交わした。
とても感じの良い子だった。

No.15 10/08/25 05:51
あや ( ♀ Ute11 )

佐藤さんとは少し会話をした。

『カズヤくんの噂の彼女だ!カズヤくんが自慢してるから すごく会ってみたかったぁ!偶然会えて嬉しい!』
って言われた。

イヤな気はしなかったけど…

私はあまり人見知りするタイプではなく 誰とても話せるタイプだったので 佐藤さんとも初対面でも 抵抗なく話せた。

それが12月入ってすぐぐらいの話し。

No.16 10/08/25 06:00
あや ( ♀ Ute11 )

その後も順調にカズヤとは楽しく付き合ってた。

相変わらず カズヤはストレート人間だから いきなり『あやの事 すげぇ大好き!』とか テレビ観てる時も いきなり『今のあや 超可愛いって思った』とか とにかくその時 感じた思いを全て口に出すタイプだから たまに戸惑ったりもした。
いきなり抱きしめられたり、前触れもなくキスしてきたり、カズヤはその時そうしたいと思ったら行動でも示す。

でも そんなカズヤが大好きだったし そんなカズヤとの時間が幸せすぎた。

No.17 10/08/26 00:08
あや ( ♀ Ute11 )

そして大晦日…

私ん家は家族で過ごすのが定番!
日付けが変わった後に 深夜 地元の神社に家族で初詣に行くのがお決まりだった。

なので その日はカズヤとは一緒に過ごせず…

そうだ!カズヤに電話してみよう。
『もしも~し』
うん?数人の話し声が聞こえる。
女子の声も聞こえるぞっ…

『何やってんの?』

カズヤ『地元の奴らと集まってるよ!女の子もいます。あやゴメン…
でも女って言っても前に会った佐藤とかだよ!』

私『別にそれは構わないけど 前もって言ってくれればいいのに!』

ど~やら酒も飲んでるようだった。

酔っ払ってるカズヤの口調がなんだかイヤで『もういいや。バイバイ』って 電話を切ってしまった。

何だかしっくりこないまま…

そして次の日…

カズヤからの着信…
『もしもし。あや…ゴメン。本当にゴメン。』
何故かひたすら謝ってくる。
『何が?昨日の事なら そんな怒ってないよ。』

なんだかカズヤの様子が変…

No.18 10/08/26 00:18
あや ( ♀ Ute11 )

カズヤ『俺と別れていいよ。俺には あやといる資格がない』
私『えっ?何?何があったの?いきなりすぎて意味が分からないんだけど』

カズヤ『今朝さ……朝起きて隣見たら佐藤がいた。佐藤が隣で寝てた。俺もしかして…あや…本当にゴメン!俺 マジであやと居る資格がねぇよ。だから別れよう』
私『資格があるかないか決めるのは私だよ!勝手に自分責めて 勝手に落ち込んで 勝手に別れようって いったい何なの?そもそも佐藤さんとはやっちゃったの?』

カズヤ『覚えてない…けど隣で寝てるって事は…そもそも、他の女と寝てた事があやへの裏切りだと思って…』

本当に馬鹿正直な人間だった。
黙ってればいいものの…

No.19 10/08/26 02:16
あや ( ♀ Ute11 )

こっちの気持ちも聞かないで 勝手に自分を責めて別れよう…って言ってきたカズヤにイライラしてきて『もういい‼』って電話を切っちゃった。


カズヤは馬鹿がつくほど正直者で嘘がつけない人…よく自分を責める所も欠点としてはあった。

その時の自分は、正直佐藤さんの事なんてあまり気にしてなかった。
って言うより、何もなかったと信じたかったし、事実がハッキリしない以上はカズヤを責めれなかったし嫌いになれなかった。

『何だよ…人の気も知らないで勝手な事言って…』

No.20 10/08/26 02:25
あや ( ♀ Ute11 )

最悪な元旦を過ごしたあと…
*1月2日

カズヤにも電話せず ただぼーっとしてた。

*1月3日
やっぱりきちんと話ししようと思って電話した。
カズヤ『ごめんな…あや…こんな自分がイヤだから』
私『私が許すって言ってもダメなの?』
カズヤ『本当にごめん』

終わった…

No.21 10/08/26 12:36
あや ( ♀ Ute11 )

そんな事があり 私は何も食べれず 何も出来ず ずーっと部屋にこもりっきり…

夜寝る時は電気を消す事が出来ず…
電気を消すと、突然不安と恐怖心が出てきて消す事が怖かった。
あの時は情緒不安定になってたな…

1週間で-4キロ💧
人生で一番短期間でこんだけ痩せた💦

最悪な冬休み。

No.22 10/08/26 13:02
あや ( ♀ Ute11 )

このままじゃダメだ‼

不安定な状態ではあったけど それでも少しは外に出よう‼

そう思って 地元をフラフラ散歩した。
その時に偶然 地元の男友達にあった。

私はその男をあまり好きじゃない…
腹黒いと言うか 何とも性格がよくないと 女子からは嫌われてた。
いちを不良グループの奴だったけど、男からは呆れられてた。

私の地元は 当時 不良が多く暴走族がいた為恐れられてた。
暴走族も 少なくとも県内では知らない人がいないぐらい有名で 総長も地元の奴。
何故かそうゆう地元ってだけで 特に男なんかは 私との距離をおいたり…
変な噂もあって
そこの地元の女に手を出したら 奴らが出てくる…みたいな。
今思えばくだらない事だよね(-.-;)

でも高校生ぐらいの男子には、そうゆう事にやたら敏感で恐れられてて。

だから あまり地元が好きじゃなかった。

でも唯一助かったのは ナンパ男の撃退!
『地元どこ~?何中だったの~?』
『地元は○○。○○中学校だったよ』
って言うと
『マジで?ごめん!ごめん!地元の人に言わないでね!本当にごめん』って去っていく…

それだけは少し助かったかな☆

No.23 10/08/27 00:23
あや ( ♀ Ute11 )

ただコンビニに来ただけなのに…

よりによって
何でこんな状態の時にいるんだよ…

『よぉ!あや!何やってんだよ』
『ただ飲み物と雑誌見に来ただけ』

『そ~いや、あや 男とはどうなった?』

空気の読めない奴め…

『あぁ…別れたよ』

『えっ!?そ~なんだぁ』
なんだか顔つきがニヤけてる。
コイツめ!

『でもさオマエの男って目つき悪くねぇ?!』
『そんな事ないけど 何で知ってんの?』

『はっ?何かあったの?何か知ってんの?』

『いやいや…あやの男は 前に文化祭の時 チラッとみたじゃん。でも生意気そうだよな』

あっ…そうだった。

この男…わざわざ片道1時間もかかる私の高校に女見たさに来たんだった。

後輩連れて…あまりの態度の悪さにムカツイた!
自分の前を通り行く男達を ガン見して睨みつけて…
何しに来たんだ…

だから不良はヤダ…
しかもコイツは特別!

でも その文化祭で会っただけで…その言われようはムカツク!

だけど 何か話しして違和感…不信感がうまれてきたんだ。
何か コイツ 何かニヤついてる。

何か知ってそうな顔。

まさか…

No.24 10/08/27 00:55
あや ( ♀ Ute11 )

不信には思いながらも 話してるとイライラしてくるから
『じゃーね!』ってその場から立ち去った。

『もし何かあったら報告しろよ~』何でオマエに報告しなきゃいけないんだよ!

用事すませて家に向かった。

その途中…携帯がなった…

カズヤのお母さんだ。泣きそうになった。

『もしもし…もしもし!あやちゃん。今 お父さんのとこ来て カズヤから聞いたけど…何で?何があったん?』

『おばさん…私にも分からないよ』

『あやちゃんはカズヤの事嫌いになったわけじゃないのね?とにかくごめんね。あやちゃんをこんな目に合わせてしまって…』
カズヤのお母さんは泣きながら私に話してきてた。
私もカズヤのお母さんの声聞いただけで 安心した思いと いっきにこみ上げてくるものがあって…泣きだしてしまった。

No.25 10/08/27 01:10
あや ( ♀ Ute11 )

『おばさん…心配かけさせちゃって 本当にごめんね』

『あやちゃん…さっきね お父さんがカズヤを殴っちゃったんだよね…あやちゃんに謝ってこーい!って言って。お父さんもショックみたいで…… 今お父さんに代わるね』

『あやちゃんか…ごめんな。でも 俺はあやちゃんしか認めねーからな!認めねーから…だから あやちゃん いつでも遊びにきてくれ!連絡もしてくれな…』

ありがとう。

あの無口なおじさんが。

また涙が出てきた。

No.26 10/08/27 01:25
あや ( ♀ Ute11 )

その次の日…
カズヤの友達から電話がきた。
一緒に捕まった 私の友達の彼だ。


『あやちゃん…
言っていいのか分からないんだけど…カズヤ 顔にボコられた後があるんだけど』

『・・・・』

『なんかさ…実は カズヤ あやちゃんと喧嘩した次の日 あやちゃんに謝りに行くって あやちゃんには連絡しないで地元に行ったんだよ。そしたら ちょうど 駅に地元の不良が何人かたまってたみたいで…』

えっ・・・・

『それで カズヤって目が鋭いし 見た目があぁだから 目つけれちゃったっぽいんだよね』

『それで…うちの地元の誰かにボコられたって事…?うそ…』

『ごめん。ありがとう。カズヤにきちんと聞いてみる』


何だ?それ…
頭ん中がパニックになった。

でも 一人…頭に浮かんだ奴がいた。

この間の奴だ…

No.27 10/08/27 02:11
あや ( ♀ Ute11 )

全てを知りたくなって いてもたってもいらんなくて
思いきってカズヤに電話してみた。

『もしもし…カズヤ。 ねぇ あの日の事ちゃんと話してくれる?嘘つかないでいいから! 全部話して!』
『聞いたの…?……』

『俺さ あやにちゃんと謝りたい!と思って…あやには驚かせたいのもあったから内緒で会いに行こうとしたら 駅に不良共がいてさ。で 改札でたら どこの奴だよ!何の用でこの地元に来てんだよ!っていきなり。
彼女に会いにきました。
って言ったら彼女って誰?って聞かれてさ…あやって言ったら 駐輪場の方に連れて行かされた。
そしたらボコられて 携帯とられて番号知られた。

あやと別れろ!あやの事を好きな奴が仲間にいるんだよ!

だからオマエが別れろ!って…さもないと カンパに協力しろ!これからもずっと…って。金が必要な時は連絡する。バックレたらオマエの地元潰しに行くからな!オマエの仲間もやっちゃうから…って言われたんだ。俺…何もできなくて。別れるなんて言っちゃいけなかったのに…あやごめんな』


そうゆう事か…
は~ぁん…
アイツと誰だ?先輩か?
マジくそ野郎!
アイツら 許さねー!

No.28 10/08/27 02:22
あや ( ♀ Ute11 )

何で『別れる』なんて言ったんだよ!
根性無しがっ!とは思ったけど 年齢的にも やっぱりウチの地元に目をつけられるっていうのは あの頃の同世代には怖かったかもしれない。

でも…
とは思ったけど 地元の人間が絡んでたと分かった以上 カズヤを苦しめたくなかった。

『全部話してくれてありがとう』
私は電話を切った。

悔しくてムカツイて泣きまくった。
私がアイツらに何をした?!

こんな地元にいたくない…

確かに 私の友達とかも 地元には彼氏を連れてこないよーにしてた。
何で自由にできない?

おかしいだろ…

地元から消えたくなった。

その後 私からもカズヤには連絡しなかった。
そして 気力もない中冬休みが終わり3学期が始まった。

学校…もう頑張れない。
けど 行けば友達もいるし、気分が変わるかと思って なんとか頑張って行ってみた。

No.29 10/08/27 02:34
あや ( ♀ Ute11 )

『あや~♪』
久しぶりの友達が私を見るなり 顔色が変わったのが分かった…

『ちょっと…どうしたの?過剰なダイエットでもしたの?激痩せして…ちょっと!本当にどうしたの?』

私は事情を話した。

友達も かなり怒った様子ではあったけど それよりも激痩せしてしまった私の心配をずっとしてくれてた。

やっぱり友達はいいな…

3学期…
私は かなり休みがちになってしまった。

もともと学校とは合わなかったのもあるけど それ以上に嫌いになってく…
人の事を見てくれだけで判断するよーな先生達。
理不尽な事ばかり言う先生達。
生徒の心 気持ちをまったく分かろうとしない先生達。
そいつらには
今まで以上に反抗的になってく…

もう どうでもいいや…

そんな気持ちばかりだった。

No.30 10/08/27 02:48
あや ( ♀ Ute11 )

もう辞めたい。

3学期は 半分以上は休んだな。
特別教室行きになってしまった。
特別教室には3人いた。

その時 プリントが配布されたりするんだけど 私には渡されず…
『ねぇ私のは?』

先生『どうせ辞めるんでしょ?いるなら担任に言ってきてちょうだい』

何だコイツ…コイツもみんな私の敵か?!

『・・・そうですね!辞めるよ!ってか辞める人間に 無駄な時間使わせてんじゃねーよ!』

コイツらみたいなバカな教師がいる学校なんて たいしたことない。
ウザイ!


そっから 気まぐれで行っては途中で帰る…そんな感じで ダメな高校生活をおくった。


私の不安定な状態もまだ続いており いきなり涙が出てきたり 以前と同様に電気を消して寝る事はまだ出来なかった。

涙はいつになったら止まるんだろ…

No.31 10/08/28 01:42
あや ( ♀ Ute11 )

何か カズヤに対してもイライラが出てきたり…
もう訳分からない状態が続いた。

私…もういいや…

学校も辞める。
お母さんにも話した。

もともと お母さんもあの学校には良いイメージがなく…
でも いちを私を止めてきた。

『あと2年だよ。頑張れない?』
『1年間も頑張った!
もう無理だよ…』

『私 学校辞めて違う道をさがすよ。あの学校に心残りはない』

毎月1度の頭髪検査。
何ミリものびない髪の毛を毎度毎度
『切ってこい!』って。

黒染めしたのにこの仕打ち…

うちの高校は 2学期までで 1クラス分の生徒達が辞めてった。
そんだけ問題有りって事だよね…

私は あまり行ってないけど いちを1年間の在籍期間をおいて 、お母さんとも話し合い 高校を辞める事になった。

ウチの高校…大丈夫かよ?!
こんだけ辞めてく生徒がいて。

後々も 何人かまた辞めていき ざっと2クラス分はいなくなったね。

No.32 10/08/28 23:48
あや ( ♀ Ute11 )

それと同時期に
ちょうど 通信制の学校の生徒募集が!

新しくできた学校で 通うのも そんな大変ではない距離。

悩むに悩んだ…
お母さんの願いは
やっぱり高卒はしてほしいと…
確かにそうだよな。

ここなら通信制なのに3年間で
私の場合いは
1年間 高校の在籍期間があるから
それが、そこの学校に行くといかされるみたいで、2年間通えばいいみたい。

よし!

新たに頑張るぞっ!

4月から 新しく通信制に通う事になりました✨

No.33 10/08/28 23:55
あや ( ♀ Ute11 )

ここの学校は本当に素晴らしい。

通信制とはいえ
先生達は一生懸命
生徒一人一人の話しを聞いてくれたり 気にかけてくれたり…

そんな先生達ばかりだったから馴染むのに時間はかからなかった。

通信制だから 同じ学年でも年齢はバラバラ。
でも そんなの関係無しに気が合う子とは すぐ仲良くなれた。

その頃には 私もカズヤとの事もあまり考えないようになって
恋よりも友達との時間が楽しくて。


良い学校に出会えたな…

お母さんにも感謝だよ。

No.34 10/08/29 00:06
あや ( ♀ Ute11 )

どのぐらい立ってからだろう…

久しぶりスグルから連絡がきた。
幼なじみのカオリの彼だ。

『久しぶり!どぉしたん?』
『おう!あやさぁ 最近カオリと会った?』

『そういやぁ会ってないなぁ。何かあったの?』

『うん…俺ら別れちゃったんだよ。でも 俺はカオリがまだ好きだから戻りたいんだけど…カオリの気持ちがな…』

『気持ちがあるなら頑張りなよ!』

『そのつもりで 今日 ちょっとカオリに会いに行ってみる。
そうえば、今カオリそっちに戻ってんだよ』

『えっ?そうだったの?こんな近所でも会わないな…』

そんな感じでカオリの話しをしてて…
その時だった。
スグルの一言に心拍数が上がってしまった!

No.35 10/08/29 00:17
あや ( ♀ Ute11 )

『実は 今カズヤいるよ』

えっ・・・・
早く言えよ…

『そうなんだ。男2人で楽しんでたんか?』
動揺してるのをバレたくなかったから
それを隠すように わざと明るく交わした。

『ちょっと待って!今かわるから…』

『えっ?ちょっと待って!いいよ…』

『えっ(笑)?何でだよ(笑)いいじゃん。かわるよ(笑)』

・・・
オマエは馬鹿か!?
空気よめよ!
スグルは あまりそういった事を あまり考えれない人間だったからマジ参った…

マジかよ…

『もしもし…あや?久しぶり』

久しぶりのカズヤの声だ。

泣きそうになった。
けど 変な意地があって…
カズヤにも明るく振る舞ってしまった。

No.36 10/08/29 00:31
あや ( ♀ Ute11 )

『久しぶりだね!元気だった?』
精一杯の明るさで頑張った。

『おう!あやは元気だった?』
『まあね…そういやぁ 私○○高校辞めたんだ。通信制の学校に今通ってる』

『えっ?そうだったんだ…あや…いや…あのさ 男できたか?』
『何言っちゃってんの(笑)いないよ。今はまだいらないし(笑)』
『あや……』
『なにさ』


『あや…やり直そっか…』

・・・・・・
・・・・・・

一瞬にして、喜びで嬉しい気持ちと複雑な思いで頭がいっぱいになってしまった。
でも・・・

私は今だに あの時…って考えてしまう事がある。

私はカズヤに
『えっ?なになに?ゴメン…聞こえなかった』
って聞こえなかったフリをしてしまったんだ。

『いや…なんでもないよ』
カズヤも それ以上には言ってこなかった。

あの時『やり直そう』
って私が言ってたら また変わってたのかな…

あの時の自分は
もう二度とあんな辛い思いをしたくない気持ちのほうが強くて 怖くて…
ああする事しか出来なかった。

No.37 10/08/29 00:47
あや ( ♀ Ute11 )

それから1年半がたった頃
地元カップルの男のほうから 縁談の話しが出てきた。

『俺よぉ 学校の奴に、自分の彼女を見せるつもりでプリクラ見せたら その隣に写ってたオマエをだいぶ気に入っちゃった奴がいてさ…紹介しろ!うるさいんだけど どうする?』

『うそ♪でも しばらく出逢いとかしてないから怖いな…どんな人なの?』

『コイツなんだけど…』
プリクラ持ってるんかい!
でも興味津々で見せてもらった*

げっ…
私の苦手な今風な男だ。
当時、ロン毛で色黒が流行ってたから まさに流行りの顔!

別に嫌いとかではないんだけど 何せ ウチの地元は今風がまったくいない。
みんなパンチパーマ!
今風よりもヤンキーのほうが気が楽とゆうか…
今風とは関わった事がないから 苦手意識が強かったんだ。

『ちょっと こうゆう人はどう接していいか分からないんだけど…』
『大丈夫だよ!ちょっと話したりしてみれば?番号も聞きたがってたから 番号教えちゃっていい?まあ話してダメならいいよ』

それもそうだな…
『うん。分かった』

No.38 10/08/29 00:51
あや ( ♀ Ute11 )

その後、その今風クンとは何度か電話で話した。
話した感じは大丈夫だった。

しばらく電話友達みたいな関係で たまに紹介してくれた友達を通してプリクラ交換したり♪

最初のプリクラじゃあまり分からなかったけど
ビックリするぐらい長瀬智也似!

今まで知り合った男子の中で、ずば抜けてイケメンだった!

やばい…カッコいい人はもっと苦手だ…

どおしよ…

No.39 10/08/29 01:38
あや ( ♀ Ute11 )

しばらく『会おう』って話しは流し流しにしてしまった。


けど いい加減ヤバイ…と思って
とりあえず会う事にした。

待ち合わせは駅前。

ロン毛…ロン毛…
探したけどいない。

えっ…いないのか?

その時…

一人の男と目が合った!
コイツか❓

プリクラと生って また顔が違うから分からなくて…

でも…ぽいなっ☆
ドキドキ*
でもロン毛じゃない。短髪

この人で合ってんのかな?

そしたら…
『あやだよね?』
話しかけてきた!

『じゅん君?』
『そうだよ!やっと生でのご対面だね』

『ってかロン毛じゃないじゃん!切ったの?』
『そう!いちを3年で就活ですから(笑)』
『そっか…でもロン毛より短髪の方が似合ってるよ』

そんな会話をしてたな…
でも 電話で長らく友達やってたせいか 初めて会ったとは思えないくらい会話が普通にできてビックリ!

うちらってカップル?
みたいな感じで 初対面の日に自転車で2人乗りして…

ヤバイ…
イケメンと2人っきりだ。こんなカッコイイ人と 私 今自転車乗りながらお喋りしてる♪なんて
ちょっとテンション上がってました!

No.40 10/08/29 03:20
あや ( ♀ Ute11 )

その日1日 会話が途切れる事もなく楽しく過ごしました。

何だか こうゆう雰囲気久しぶりだったなぁ…
カズヤ以来 まったく男子に興味がなくなってから ものすごく新鮮だった。

帰り 駅まで送ってくれて 何だか本当にカップルみたい!

駅に着き 改札のとこで『今日はありがとう。じゃあね』って帰ろうとした時
『俺らってこれからどうする?』
いきなりつっこんでくるな…
でも 私もとっさに言われたもんでちょっとテンパってしまい『付き合うんでいいんじゃない?』って 私にしては かなり勢いあったけど そう応えてしまった…
こんな展開でいいのか…
『マジいいの?そしたら 俺らは今日から 彼氏と彼女だな(笑)!家着いたら連絡してよ』
『うん…分かった』

で電車に乗り なんか照れくさいような 変な感情であっという間に家に着いた。

彼氏が出来ちゃった…
彼氏という響きの新鮮さに浮かれたまま、きちんと家に着き彼に電話をした!

そして次の日も会い、週3、4回ペースで会ってたかな♪
どんどん彼を大好きになり 仲良く高校生活最後の時間を過ごしました。

No.41 10/08/29 03:26
あや ( ♀ Ute11 )

それからちょうど2カ月過ぎた頃…

まさかのまさか…
ありえない事が…

家電がなり お母さんが電話に出た。
家電なんて ほとんど私の用事でなんかはかかってこないから
暢気にテレビを観てて…

『ちょっと待ってて下さいね…』
うん?何だ?

『あやー!カズヤ君から電話だけど…』

え~~っ?!

どうしよう。すごいオドオドしてたのを思い出す。
なかなか すぐには受話器には向かえなかった。

やっぱり動揺してるよ…私。

でも 大きく深呼吸して いざ!

『もしもし』

No.42 10/08/29 03:37
あや ( ♀ Ute11 )

『もしもし、あや…いきなり電話してゴメン。あや…トシヤが死んだんだ…あやさ あいつと仲良かったし 線香あげに来てくれないか?』

・・・・
トシヤが死んだ?
うそだろ?

『ちょっと待って!本気で言ってんの?ちょっと…いきなりでビックリしてんだけどさ…うそだ…何でよ?いきなり言われても信じれないよ』

『うそ言ってどうすんだよ!本当だよ』

『あいつさ 前父ちゃんと一緒に住んでたじゃん。あれから 母ちゃんと住むようになって…俺も今母ちゃんのとこに住んでるんだ。でさ ずーっと俺に カズ兄はあや姉と戻らないの?
俺はあや姉しか カズ兄の彼女として認めないからね。
お願いだから2人 またやり直してよ…
って 俺らの最後の最後での会話があやの事だったんだ。
あやの事 本当に慕ってて大好きだったからさ あやには来てほしいんだよね』

そっか…

『うん。行くよ』

No.43 10/08/29 04:14
あや ( ♀ Ute11 )

『でもさ…急にどうして?
トシヤがどうして死んじゃったの?』

『本当にいきなりだったんだ。仕事中に腹が痛いからって帰ったらしく 家は誰もいなくて…母ちゃんが気づいた時には もう死んでたって…』

『じゃあ 最後の最後は誰も見てなくて トシヤ一人で…』

『うん…あや来てくれるよな?』
『私だってトシヤは弟みたいに可愛いかったもん。絶対に行くよ!』


3日後 私はトシヤにお線香をあげに行く事になった。

嘘みたいな本当の話し。
ドラマかよ!って言いたくなるほどの出来事だった。

No.44 10/08/30 13:53
あや ( ♀ Ute11 )

そうだ…

いちをじゅんには
話しておこう。


トシヤの線香をあげにいく前日 じゅんに伝えた。

『あのね、知り合いの弟が亡くなって…それで明日お線香あげに行ってくるからさ』
『知り合いって誰?』

・・・・
嘘はつきたくないし
ちゃんと話して行こう!

『前の彼の弟…』

『そっか……
でも オマエは元彼に会いに行くわけじゃないんだろ?弟の線香をあげに行くんだよな?』

『もちろん…そうだよ』
『なら行ってこいよ!』

『嫌な思いさせちゃってゴメンね…でも大丈夫だから。それじゃ 明日行ってくる』

『おう!分かった!気をつけてな』

ヘタに嘘つくより 正直言って良かった。

No.45 10/08/30 14:01
あや ( ♀ Ute11 )

当日…
へんな緊張感があるまま 電車に乗って向かった…

カズヤのお母さんに電話入れとかなきゃ。
『おばさん?あやだよ!久しぶり…
トシヤの事カズヤから聞いた…おばさん大丈夫?
今からさ お線香あげに行きたいんだけど…
カズヤから聞いてた?』
『聞いてるよ。トシヤも喜ぶよ。今日は私も家にいるから待ってるよ』

『良かった。そしたら また駅に着いたら連絡するね』


電車で1時間以上走り よーやく着いた。
同じ県内でも奥地の方だから 私の地元とは景色もぜんぜん違う。

『おばさん 今駅に着いたからそっち向かうね』

No.46 10/08/30 22:51
あや ( ♀ Ute11 )

田舎道を緊張感が残る中歩いてる最中電話が…

カズヤからでした。
『こっち着いたんだって?
俺らは会わない方がいいな…』
『そうだね。私もその方がいいや』

『じゃあ 頼むわ。ありがとうな』

カズヤと会うのは 正直まだ怖かった。
じゅんにも申し訳ない思いもあって…

きっとまだ自信がなかったんだろうな…


そうこうしてるうちに家についた。
コンコン…
『おばさん。あやです』
『あやちゃん大変だったでしょう?
ありがとうね。入って…』

『おばさん…辛かったよね。おばさんこそ大変だったでしょ?大丈夫?』

『泣いてもいらんないからね!
ほら…トシヤ。
あやちゃんが来てくれたよ。良かったね』
仏壇にむかっておばさんが言った。

写真を見ても 何も数年前とは変わらい 綺麗な顔した写真が置いてあった。

『好物持ってきたよ』
私もトシヤの写真に話しかけた。

No.47 10/08/30 22:55
あや ( ♀ Ute11 )

『本当にトシヤはあやちゃんの事が好きだったからね…
トシヤ喜んでるよ』

そう言いながら おばさんは目に涙をうかべてた。

『おばさん。何もしてあげられないし 何て言っていいか分からないけど…頑張ってね』

『うん。
カズヤと別れちゃってるのに…それなのに本当にあやちゃん来てくれてありがとう。
私も、あやちゃんの顔見れて嬉しいよ。もうあえないって思ってたから』

『私もだよ。おばさんの事大好きだし。
また会えて良かった』

No.48 10/08/30 23:20
あや ( ♀ Ute11 )

おばさんとは
トシヤの話しや思い出話しをたくさんした。

話しは尽きる事なくずーっと話しこんで…
気づいたら もう薄暗くなっていた。

『おばさん、そろそろ帰ろっかな…暗くなってきちゃったし。』
『本当だ!話しこんじゃったから 時間忘れちゃったね(笑)
駅まで一緒に行こう。送るよ』

『いいのに…一人でも行けるしさ』
『いいの!送りたいの!』

『本当に?そしたら じゃあ一緒に行こう』

2人でまた話しながら駅まで向かった。

『ねぇあやちゃん…カズヤとは会っていかないの?』
『あっ…うん』
歩道橋を歩いてる時にいきなりの突っ込みに一瞬戸惑ってしまった。

『そっか…ところで今あやちゃん彼氏わ?』

『えっ?!あぁ…いるよ!よーやくできました』
『そっか…安心した。でも ちょっと残念かな…でも あやちゃんはまだこれからなんだもん!頑張って!』
『ありがとう(笑)』

その時 ちょうど歩道橋の階段を降りようとした時
『おーい!あやーぁ!』

・・・カズヤだ。

No.49 10/08/30 23:26
あや ( ♀ Ute11 )

会わない方がいいって言ってたのに…

またまた緊張感がはしる…

歩道橋の反対側で カズヤが手を振ってた。

『あやー。今日はありがとうな』
そう言って また手を振ってきた。
『うん。私も来て良かった。ありがとうね。今から帰るから』

『おう。分かった。気をつけてな』

手を振ってバイバイした後 また歩き始めた。

『おばさん…カズヤ変わらないね』

『そう?あっそうだ。あのね…お父さんの笑い話し教えてあげよっか(笑)』
『何、何ぃ?』

No.50 10/08/30 23:35
あや ( ♀ Ute11 )

『カズヤね 一回 お父さんの方の家に女の子を連れてきたのよ。多分 いちを付き合ってのかな…
でね お父さんも意地悪で あやちゃん以外の子を連れてきたもんだから頭きたみたいで。
わざと カズヤの部屋に入って あやちゃん来たのかぁ?って…(笑)彼女の顔見るなり あぁ違うのか…ってドアバターンって閉めたんだって(笑)

あやちゃん以外は認めないってずーっと言ってからね(笑)』

『そんな事あったんだぁ(笑)おじさんウケるね!
でも素直に嬉しいよ』

『本当にカズヤと別れちゃった事で みんなが落ち込んでたんだから』

『ゴメンね』

『私達がムリに言っても困らせちゃうし…あやちゃんには幸せになってもらいたいから。本当に頑張って!私は娘みたいに思ってるから』

泣きそうになった。

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