俺は生きたい
_俺は何の為に生まれてきたのだろうか…
_必要だったから?
_違う。
_俺は…
_アンタが望んだ命じゃ無かった。
_そうだろう?
_アンタには俺の痛みは分からないだろうな…
_生まれたときから塞がらない心の傷…
_煮えくり返るような憎しみ…痛み…
_アンタが産んだこの命…
_俺はこの先…一生引きずらなきゃならないんだぜ?
_アンタが…アンタらが気まぐれで作った…
_この命…
_俺はアンタを…
_アンタに復讐したい…
_俺の人生を返せ!
_自分だけのうのうと生きやがって!!
_好奇心で……俺の命を…人生を…踏みにじりやがったアンタが…憎い………!!!
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…はじめに…
読者の皆さん、こんにちは。
作者のバトーです。
今回はとあるスレッドにて、《小説にして欲しい》と言う依頼がありまして、今回執筆に至ったと言う訳です。
本作では、近年問題になっている《若者の妊娠・出産》をテーマに書いていこうと思います。
原案者の惣助さんのご期待に添えられる作品になるかは分かりませんが、頑張って書こうと思います。
それと一つ断って置きたいのですが、僕は受験生です。故に私生活面において、色々と都合が重なってしまいます。
従って、更新は遅れ勝ちになるかも知れませんが…どうかご了承下さい。お願いします。
本作を通じて人間の命、人生を…作者共々…改めて深く考えることが出来ればと、思っています。
…序…
生まれた時の記憶が無いのは恐らく…どの人間にも共通した事だろう。
俺もそうだ、生まれた時の記憶なんて一つも無い。
それは誰にでも共通した事なんだと信じている。
『誰にでも共通した事』
俺にとって、コレほど理想的な言葉は…他に無いに等しい。
物凄く"特別"な意味を孕んでいるから…
自分が《人間》である事を唯一証明出来る言葉だから…
でも…俺にはそんな
『共通した事』さえ…僅か過ぎる事柄なんだ。
行き着く先にはいつも無い…居場所が無い…
何で生まれてきたんだろう…
…《生きるため》?
親父はいつもそう答える。
確かにそうかも知れない。
《生きるため》に人間は生まれて来るんだ。
いや、人間に関わらず…生物は皆
《生きるため》に生まれて来るんだ。
分かってる。
でも……
それじゃあ、何の為に
《生きる》んだ?
俺は…
望まれて生まれた訳じゃ無いのに、
死ぬ筈だったのに……!
…《生きる》意味が分からない…
ただ…死ぬ前に一つ…一つだけ…
…やらきゃいけない事はある…
>> 4
失礼ですが、このスレが小説のスレであるということを理解した上でレスをしてらっしゃるのですか?
主ではないので余りデカイことは言えませんがスレの内容と関係の無い書き込みはやめて下さい。
駄レス失礼しました。
ストーリーの邪魔になるので用件が住み次第このレスは削除しても構いません。
- << 7 匿名さん、すみませんでした説明不足でしたね。 このスレッドは携帯小説です。 タグに『小説』と入れるべきでした、要らぬ誤解を招いてしまい…大変申し訳ありませんでした。 それから惣助さん、更新が遅れて本当にすみません。 ストーリーと設定をちゃんと纏めてから書いていこうと思いますので、もうしばらくお待ちを。
…1…
ロメロ=ホーエンハイム
俺の名前だ。
俺は1985年にイギリスのとある田舎町の小さな病院で生まれた。その時俺を母親の腹から取り出した医者が、今の俺の親父だ。詳しい話は追って話す。
俺は小さい頃からずっと、周りの子供達に違和感を抱いていた。周りがおかしいんだと思っていたが、年齢を重ねてゆく事に…俺は自分自身が周りと違うんだと言うことに気付いた。
みんなは当たり前のように左右同じ手足を持っているのに、俺だけはみんなと違った。
俺の左足は…膝から下が機械で出来てる。そう、義足だ。
更にもう一つ、左手の肩から下が義手だ。しかも右手ほど使い勝手が良くない。
簡単な『つかむ・はなす』の動作は出来るが、やはり動かせるのに限界がある。
俺は生まれた時からそうだった…そう、物心付いた頃には既に左の手足は無かった。
さっきも言ったが左手は肩から下が…左足は膝から下が無いのだ。
自分では何の違和感もなかった、物心ついた頃も、さほど気には留めなかった。むしろ…それを気にし始めたのはもう少し後になってからの事だ。
俺の姿・形が違うからだろう…酷いイジメを受けるようになった。生まれた事を後悔したのはあの時が最初だった。
…2…
最初は分からなかった、何がみんなと違うんだろう…何でイジメられるんだろう、そんな事ばかり考えていた。俺が何か悪い事をしたから、と考えた時期もあった…それが確か十歳の時だった。
何が要因なのかソイツ等に…俺をイジメてくるヤツらに尋ねようとも思った。
でも…怖かった。だってアイツ等はいつも、俺が必要以上に喋ると蹴りをいれてくるから。俺が少し発言しただけで《生意気だ》と暴力を奮ってくるから。だから俺は怖くて何も言えなかった、いつもビクビクしていたんだ。
ある日_親父が俺の体にアザが在るのに気付いた、俺はアイツ等から口止めされてたから何も言わなかった…言えなかった。
でも親父は俺が何も言わなくてもその事を理解したらしく、学校に電話をしてくれた。
ソレからだった…色々あってイジメは無くなった。嬉しかった、もう痛い思いをしなくて済むんだと思った…心の底からホッとした。
俺はあの時初めて、心の底から親父を尊敬し感謝した。
話は変わるが、親父は小さな町医者で俺が生まれた年にこの小さな病院を建てた。ガキの頃からずっと俺は親父の色んな姿を見て育った。
特に、仕事をする姿はよく見ていた。
…3…
親父には仕事場に入るな、と注意されていたが、いつもコッソリ覗いていた。
親父の所へは色んな患者が来ていた。
小さい子供から、おジイさんやおバアさん、時々怖い顔のオジサンなどなど…色んな人達が毎日の様に訪れて来ていた。親父はそんな人達を診察し、いつも感謝されていた。
あんなに年上のおジイさんやおバアさん、更には怖い顔のオジサンにまで感謝されていたから、ヤッパリ親父は凄いんだと思っていた。
申し遅れたが親父の名前は、
ヴォン=ホーエンハイム
だ。
俺には《母親》と呼べる存在が居なかったから、物心付いた時からずっと…男手一つで俺を育て上げてくれた。
そう言えば、何故俺には母親がいないのか…小さい頃に尋ねた事があった。
周りの子供にはいつも女性の親が側に居たから、俺は不思議に思っていたのだ。親父は少しつらそうな顔で、俺の母親は俺を産んで直ぐに死んでしまったと言った。
当時、《死》と言う概念を理解できなかった俺にとって、そんな話を聞かされても別に悲しくも何とも無かった。俺にとっての育ての親は親父だけだったから。
それに、逢った事すら無い人間の《死》を悲しめる筈も無かった。そう、あの時はまだ…
…4…
人間生きていれば色々な体験をする。例えそれが良かろうと悪かろうと、
《死》であろうと《生》であろうと…決して文句は言えない。
言っても意味が無い。
だってそうだ…どんなに叫んでも泣きわめいても、生まれてきた事実を覆すことは出来ないし…死ぬという事実を覆すことも出来ない。
例えばそれが、歴史や人間の記憶に残るような人物なら尚更だ。
多くの人間が未来永劫自分のことを語り…調べあげようとするから。
…しかし、もしそれが誰にも知られていない人間ならどうだろう…
誰からも意識されず
気づいたときには生まれていて、気づいたときには死んでいる。
ソレはこの上無い《孤独》だ。そしてそれは、どんな《死》や《過酷な運命》よりも怖いことだ。
そして俺がその事に気づいたのは、皮肉にも13歳の時の事だった。
あの時から俺は、俺の人生は確実に歯車が軋み始めていた。
そしてあの時から、俺はあの人に対して…
《復讐》の念を抱くようになったんだ。
あの時…あの年が…あの瞬間から…
俺は真実を知ったから_
…5…
_1998年夏のある日の事。
その日俺は学校が休みだったから、気晴らしに家の中を探検することにしたのだ。外に出てもどうせ遊ぶヤツなんて居なかったし、その日は珍しく親父が家を空けていたから丁度良かったのだ。
形跡さえ残さなければ問題無いだろう。と思っていたから…俺の中の好奇心は確固たるモノになっていた。
…昔からウチの親父は用心深い性格で俺が何をするにも体の事を気遣ってくれていた、よっぽどの心配性なんだな…と子供心に確信していた。
そして用心深いのはコレだけに限らなかった。
《絶対入ってはいけない部屋》があったのだ、そして親父はしょっちゅう俺にはその部屋に入らないように、と念を押していた。
しかし、入るなと言われると…ついつい入ってしまいたくなるのが人間の性分だ。と思っていたから、俺は親父の言っていた事を無視してその部屋への侵入を試みていた。
手順としては、《絶対入ってはいけない部屋》に侵入した後、中を物色。
侵入した形跡を消した後は屋根裏部屋に侵入し、また物色。
…と言うものを予定していたのだが、流石に用心深いだけはあった。部屋のドアには頑丈な鍵が掛けてあったのだ。
…6…
コレはダメだ。と思った俺は、予定を変更し諦めて屋根裏部屋への侵入を試みることにした。
屋根裏部屋へ足を運び…案外簡単に中へ入る事が出来たので少し驚いた。
鍵は掛かって無かった。
俺は好奇心に駆られて薄暗い屋根裏部屋へ足を踏み入れた、中は真っ暗で懐中電灯で照らしながら散策した。質素な電球が一つ…屋根から垂れ下がっていた。どうやら屋根裏部屋はあんまり使っていないらしく、電球の位置やら清掃状況が最悪だった。
電球もいつ使えなくなるか分からない位に光が弱々しかった。
俺は部屋の中を見渡してビックリした。真っ暗闇の中…薄明かりに照らされてボンヤリと視界に映った光景。
俺の周りに立ち並ぶ…その平積にされた本の山。そして部屋の更に隅っこには使い古した家具の山がゴッソリと、我が物顔で僅かなスペースを陣取っていた。そんな存在感満載なガラクタの中でも…特に俺の興味をそそったのが家具の山に立て掛けてある絵画の山だった。
…コレは全部キャンパスに描かれた油絵なのか、と俺は近づいてソッと触れてみた。指には沢山、埃がついた。
仕方がないので埃を手から払うと、俺はあるものに目が行った…。
…7…
俺は近づいて、改めてその姿を瞳に焼き付けた。
…俺の目の前にあったのは、古びた鏡だった。外観はそんなに悪くなく、むしろかなりの年代物だった。鏡は結構な大きさで俺の全身が丸々映っていたから…改めてジックリと眺める事にした。
今そこに居る自分ともう一人…鏡の中に映る自分を。
俺は鏡に映った自分を見つめながら、黙って左手に触れた。俺の左手は生まれた時からの義手だと親父からはそう聞いていた。
生まれた時から左手が無い。しかし…だからと言って別段悲しくもないし、悔しくもなかった。
初めから無いものを…今更悔やんでも泣いてもどうしようも無い事だ、それに大体俺は初めからこの体で生まれてきて、この体で育ってきたんだ。だからコレで良いのだ。
…確かにヒドい虐めを受けた事はあった、しかしその分並の人間以上に強くもなれたし…物事や人間の感情に対する洞察力も人並み以上に鋭くなった。この体に生まれてきて得たモノは沢山あったし、失うモノはよくよく考えればそんなに無かった。
仮に何かを失ったところで、親父や周りにいる親切な人達がソレを補ってくれていたから…満更不幸でも無いのだとその時初めて確信していた。
>> 21
ビリケン昭和💀様
いつも有り難うございます😂そう言って頂けると更新する活力になります。
大先輩で、しかも目標人物のお一人でいらっしゃるビリケン昭和💀様にそこまで仰って頂けるとは…
大変、恐縮でありますm(_ _)m💦
一応、本作を執筆するに当たって…ビリケン昭和様の過去に書かれた小説を読んで、ストーリーや文章構成の勉強してます😁💦なかなか上手くいかないんですけどね💧でも頑張ってます。
それから、
🎈短編小説の更新を楽しみに待っておりますので、ビリケン様も是非…更新頑張って下さいね。僕はかなりの遅筆なので更新に時間が掛かるかと思いますが…どうかこちらも宜しくお願い致しますm(_ _)m💦
アル様🍺有り難うございます。
そう言って頂けると、ホント勇気づけられます。ストーリーを纏めながら、ちょくちょく書いて行きますんでどうぞ宜しくお願いします。
作品のテーマは原案者の惣介さんから頂きました。
作品のテーマと原案を無駄にしないような創作を心掛けたいです😁
…8…
鏡の中の俺の顔は先程までの重い表情が少しばかり和らいで、うっすらと笑みを浮かべていた。凄く自然な…気持ちの良い笑みだった。
暫く鏡の中の自分を立ち尽くして眺めていると、背後のゴミの山に、"ある物"を見つけた。一瞬だけ視界の隅に映ったその"ある物"は……刹那、俺の頭の中に妙な違和感を与えた。
脳裏を稲妻が走るような感覚…よく分からなかったが、ソレをほんの一瞬見た瞬間_俺の中の"何か"が過剰に反応したのだ。
そして直後、ほんの一瞬だけ鏡の中の視界に映ったソレを…俺は鏡を介さずに直接目を通して視認したのである。
鏡に映っていたソレは、俺の背後に、確かに佇んでいた。
先程軽く触った…キャンパスに描かれた油絵の山。縦一列に並べられたその山の中に、俺は見覚えのある"顔"が在るのを…確かに視認した。
と同時に、俺の体は自然とその絵の山に向かい、そしてその中の一枚に俺は右手を突き動かした。山の中に在ったのは、俺の顔。
いや、俺によく似た顔だった。
_誰だろう。
俺は呟いた。そしてその、唯一画用紙に描かれた水彩画を持ち上げ、再び鏡の前に立ち尽くした。
誰だろう…俺によく似た顔だ。この人は…
…9…
鏡の前に俺とその人の顔を映して見比べてみた、何だか自分の顔を他の人の顔と見比べるのは変な気分だった。
しかし…見れば見るほどにソックリなその人の顔はまるで絵とは思えないほどに美しく、そして…どこか悲しそうな表情を浮かべていた。
不思議だった。何故こんなにも鮮明な絵が描けたのだろう…いや…絵になったんだろう、この人は。どうしてこの絵のモデルは、こんなにも深い表情をしているのだろう…。どうしてこの人の顔は…_
考えていたその時だった、俺の脳裏が一瞬にしてその人の存在を認識した。
その人…絵の女性は…俺が生まれる前に死んだと聞かされていた。
だからかも知れない。俺がその人に対して唯ならぬ親近感を、強く…強く…抱いたのは、いや…間違い無い
「…母さん…」
俺はその人を知らないけれど、知っていたのだから_
_考えてみれば、あの日、あの時から全てが始まってたんだ。
あの日を境に、俺は死んだ母さんを調べ始めたんだ。
だから今日…俺は此処に居るんだよ、母さん。
アンタに…復讐するためにな…_
___本幕___
…1…
《2006年、イギリスの何処か…》
「傘も差さないで何をしてるのかね?」
木造の古びた家屋の前で、青年は一人佇んでいた。不思議そうな表情で尋ねてくる初老の男性に、青年は静かに口を開いた。
「……何も……」
雨の音でかき消されそうな声を、男性はしっかりと聞き届けていた。そして男性はカバンを漁ると、中から一本、折りたたみ式の傘を取り出し、ソレを広げて青年に差し出した。
「目の前で肺炎になられては、明日から教会に行きづらくなる。」
使いなさい、と差し出された傘に、青年は右手を伸ばす。受け取る前に一度…男性の方を見る、しかし直ぐに俯いて、ぶっきらぼうに『どうも』とだけ言うと、また青年は傘を差したまま…その場に立ち尽くすのだった。
男性は相変わらず不思議そうな顔をしていたが、しかし怪訝そうでは無かった。
「もし良ければウチで雨宿りでもしていかんかね?すぐソコなんだがね。」
男性の提案に、青年は相変わらず何も答えない。
「ひょっ…として、誰かと待ち合わせとるのかね?」
その問いかけに青年は、初めて口を開いた。
「…別に待ち合わせてる訳じゃない…ただ…」
…2…
「…ただ、少し考え込んでただけ……ですよ。
…ありがとう。もう行きます…」
口調を変え、青年は傘を畳むと、ソレを男性に差し出した。男性は少し怪訝そうに、しかし落ち着いた口調で口を開いた
「…今度逢った時で構わんよ、
それより肺炎になられるのは後味が悪い、使いなさい。」
青年は、暫く何も答えなかったが、やがて静かに口を開いた。
「…では、御言葉に甘えさせて頂きます。
またお会いできた時にお返しします。」
「うん、
いつもこの辺りを彷徨いてるから、まぁ…見掛けた時に声を掛けてくれ。
それと、平日は午後から教会にも居るから。良ければ顔を出してみると良い。
君もミサに参加してみてはどうかね?」
男性の問い掛けに青年は口元に笑みを浮かべ、
「生憎、教会とは縁が無いもので。
それじゃ…」
と返事をすると、足早にその場を立ち去ったのだった。
雨の中、視界の悪い道筋を、青年はただ黙って歩いて行くのだった。
「…名前を聞き忘れたな。」
男性はそんな青年の後ろ姿を見つめながら、静かにそう呟いたのだった_
_青年が暫く歩いて行くと、古びた建物…家屋が建ち並ぶ通りに出た。
…3…
雨が小雨になり、傘の下…青年は懐から一枚の紙切れを取り出すと、ソレを手でなぞって再度顔を上げた。
彼の周りに在るのは、古びた建物ばかり。
トタン屋根、木製の壁で出来た家屋や倉庫……見るからに、簡素な建物が幹を連ねている。
庭も、塀もなく。
地面から生えた植物が…アスファルトのひび割れの間から生えている。
長いツタのようなその植物は、家屋の壁を伝って…地上数メートル…大方、屋根の所まで伸びている。
中には、壁の五割がツタの餌食になった家屋もある。
そして、そんな家屋と家屋の間には、まるで住民達の《心の溝》を垣間見せるかのような…深い路地が形成されていた。
キョロキョロと辺りを見回した後、青年はある建物に視界の焦点を合わせる。と同時に、ゆっくりと…その建物に歩を進めた。
_《ドンドン》
と言う鈍い音が響き渡る。青年が古びた木製のドアを二回叩くと、ドア越しに、中から声が聞こえてきた。
『誰だ_?』
「…昨日連絡を入れておいただろう。」
『…一人だな。』
「…他に誰か居るように見えるか?」
いや、_と言う自嘲混じりの声が聞こえた後、中から鍵が外され、ゆっくりとドアが開いた。
…4…
「…入ってくれ」
中から姿を現したのは、歳にして二十代前半くらいの男だった。青年より少し年上くらいだろう。
男の指示に従い、青年が戸口に身を滑り込ませると、男性はドアを閉めて中から鍵を掛けた。
中は、外観のくたびれた木造家屋とは相反して、接客用に造り変えられたであろう…清掃やオブジェなど、細かいところまで綺麗に纏め上げられていた。
「自由に腰掛けてくれ……傘はそっちに。」
男性が指差した方には傘立てがあり、青年はその中に傘をしまい込んだ。
「不味いが飲んでくれ。」
「……どうも……」
差し出されたコーヒー…らしき飲み物は、真っ黒で泡がブクブクとたっている液体だった。本当に不味そうだ…と青年は思った。
接客用であろうソファーに座るよう促され、青年は言うとおりに腰を掛けた。
目の前のテーブルの端に、コーヒーらしきもののカップを置いた。
「本題に入ろう。」
本来ならば男性の言葉なのだろうが、青年はそんな事など気にせず、真剣な表情でそう口にした。
男性も手前のソファーに腰を掛けると、口元に苦笑いを作って言葉を繋いだ。
「…その前に、改めて自己紹介といこうじゃないか。」
…5…
「グリム=ベクターだ、よろしく。」
男性はそう言うと、右手を差し出してきた。握手を求めているのだろう。青年も少し間を置いてから口を開いた。
「俺は…
ロメロ、
ロメロ=ホーエンハイム。」
青年、ロメロは右手を差し出した、二人は軽く握手を交わす。
そしてそれから淡々と事は進んで、ベクターが
「本題に入ろう」と言った。
ベクターは傍らから大きな茶封筒を出すと、それをテーブルの上に置いた。
「まぁ、見てくれ。」
ロメロは言われるがままに封筒の中を覗いた。そして中から二枚ほど紙を取り出した。
「……」
彼は黙ったまま、その紙に…書類に目を通すと男の方に視線を戻した。
「…随分、几帳面だな。そんな封筒に入れて…」
ロメロのその言葉にベクターは微笑した。
「性分なものでね。」
「ペンを借してくれないか?」
「あぁ、ん…」
ベクターは服のポケットからボールペンを取り出すと、ソレをロメロに渡した。
「名前と年齢…血液型も…あぁ、あと…実家の電話番号と住所も書いとけよ。」
そこで、
ベクターのその言葉で、
ロメロはペンの動きを止めた。
ジッとペンを握ったまま、ロメロは固まった。
…6…
「…どうしたよ?」
ベクターは眉間に皺を寄せ、少し不思議そうな顔をした。
ロメロは返事はしなかったが、暫くしてから再びペンを走らせた。
「…書いたよ…。」
少し不機嫌そうにペンを置くと、目の前の紙をベクターに手渡した。
「…何イライラしてんだよ?」
「してないよ…」
「してるじゃん。」
それ以上会話は続かなかったが、雰囲気的にロメロが少し怒っているのが分かった。なのでベクターもそれ以上は何も言わなかった。
とりあえず、それでも、話を逸らして少しばかり会話を成立させてみることにした。
「じゃあ…コレで今日からお前はウチの住人ってわけだ。
おめでと、坊や。」
ベクターが紙を封筒に入れると、ロメロはやっと口を開いた。
「…住み込むだけなのに何でこんな関係の無い書類に、サインしなきゃならないんだよ?」
「ん…関係ないことは無いぞ…。
もしお前に何かあったときの、所謂…保険ってやつだからな。
…例えばだよ、お前が事故に遭って大怪我してみろよ?
生死の境さまよってるのにだよ、実家がわからねぇんじゃ話にならねぇ…だろ?
血液型だって、重要だよ…お前?」
「縁起の悪いこと言うなよ…」
…7…
「まぁ、何はともかく、コレで今日から君はウチの住民って訳だ。
まぁ、よろしく頼むわ。」
ベクターとロメロは再び握手を交わした。それからすぐに、ベクターが立ち上がった。
「さて、それじゃあお前の部屋に案内しようか。来な。」
クイ、と首で合図をするベクターに従い、ロメロもソファーを立って部屋を出た。
案内されたのはその部屋の奥にある階段、どうやら二階に続いているようだ。
ギシギシと音を立てて古びた階段を上っていく、木で作られたその階段は、独特の古くさい匂いを放っていた。
木製の、古びた香り、ロメロの脳裏を一瞬、それらの香りがふんわりと刺激した。
「…良いな。」
ぼそりと、そんな言葉を漏らしていた。それを前で聞いていたベクターは、嬉しそうな笑みを浮かべながら
だろ?と言う相づちをうった。
「この時期は少し蒸し暑いんだがね、この階段」
と言う補足をつけて。
部屋の前に到着すると、ベクターは鍵を開けてその木製のドアを開いた。
部屋の扉が開くと共に、中からヒンヤリとした空気が漂ってきて、雨で濡れた肌を刺激した。
中を覗くと、そこはまるで屋根裏部屋の様な雰囲気を漂わせていた。
…8…
足を踏み入れると、ギシ、と床が音を立てた。埃っぽい部屋の中には、窓が一つとベッドが一つ。
それ以外には何もない、本当に殺風景な部屋だった。
「家具は必要なら揃えてくれ。必要ならな。」
必要ならな…と強調して言うあたり、最低限部屋に物は置くなと言うことだろう。
ベクターは家具が嵩むのが嫌いなのか、それとも何時出ていくか分からない住人に、あれやこれやと家具を置いていかれるのを迷惑だと考えているのか…。
あるい両方か…。
何にせよ、聞くのが怖かったので、ロメロはあえて何も尋ねなかった。
「じゃあ俺、今から…掃除するから。」
そういうとロメロは部屋の窓を開けて、湿っぽい空気を換気した。
掃除しなければならないほど部屋は汚れてはいなかったが、埃っぽいのが気になったのだ。
「そうかい、
じゃ…何かあったら呼びに来いな。下にいるから。」
そう言って、ベクターが部屋から出ようとしたときだった、突然ロメロが彼の腕を掴んで止めた。
「…な、何だ?」
ベクターは突然で、少し驚いた。
「…掃除道具を貸してくれ。」
…9…
空一面に広がる雨雲、そして降り続ける雨。窓の外から湿った空気が流れ込んで来るのと同時に、部屋一面に充満した、この埃っぽい空気も外に押し出されて行く。
「はぁ…しっかし、この時期は空気が湿ってていけねぇなぁ…」
特に手伝いをするでもなく、ベクターは廊下から部屋の中を見ていた。ロメロは黙々と、清掃を続ける。
「…」
「お前アレだ、俺のダチの中じゃあ…ダントツできれい好きな方だよ。」
「…そうか」
「無口なところもダントツ。」
ロメロは何も答えなかった、ただひたすらモップで部屋の床を掃除する。
まるでベクターの存在など、完全に無視するかのように。
暫くすると、一方のベクターもそんな空気に飽きてしまったようで、さっさと下に降りていってしまった。
彼が一階に降りた後も、ロメロは黙って掃除を続けた。
それから数十分後、ロメロは下に降り、応接間に居たベクターに声をかけた。
「終わった」
「ご苦労さん。
で、早速どこかに出掛けるのか?」
「…よく分かったな」
これから何をするのかがバレた事に、ロメロは少し驚嘆した。
「そりゃあ…一目見りゃ分かるさ。その、オシャレな長靴。」
…10…
「…洒落てるだろ?」
ロメロはわざとらしく長靴をちらつかせると、そう言って、さっさと戸口から外に出ていった。
外はまだ小雨が降っていた。イギリスの気候では珍しい事では無いのだが、ロメロはいつになってもこの天候には慣れないものだ、とそう思った。
それから彼は折りたたみ傘を開くと、コンクリートの舗装が施されていない、ぬかるんだ路地を、真っ直ぐ歩いて行った。
時刻は既に夕刻。
空の夕焼けは黒い雨雲に覆い尽くされ。
昼と夜の境すら曖昧な世界を、彼は無心に歩いて行く。
真っ暗な空の下、並木のように連なる街灯が、街に光を与える。薄い街灯の光に照らされた古びた建物が、軒を連ねている大通り。
どの建物も、レンガを固めて作られたものだ。壁が傷んでおり、その古びた感じが何やら歴史を感じさせる。
もっとも、そんな建物にも店の看板が立てかけてあるから目障りだ。
この街は小さいながらも、観光地としての需要を担っており、この古びた十八世紀さながらの街並みは、それを狙ってここ数十年の間に作られたものだ。
故に、この歴史的家屋の一軒一軒には、非常に重要な役割があるのだ。
…11…
ロメロはこの街に来たばかりだったが、観光に勤しむこの田舎町が結構気に入っていた。周りを山に囲まれたのどかな景観が、彼は好きだった。
暫く歩くと、街の中央付近に到着した。街の中央には大きな時計塔が建っている。それがよく見えた。
この街はもともと、広場を中心に発展した小さな集落だった。昔の人の知恵で、その広場があった場所…つまり、今の時計塔が建っている場所を中心に、家屋が建てられていったのである。
その時計塔と言うのが、この街でもっとも高い建物だ。何十年か前にこの街のシンボルとして建てられたのだ。
条例か何かは知らないがこの街では景観を保つため、時計塔より高い建物は存在しない。
ロメロは雨でなければもっと景観も良いだろうに、と思いつつ、近くの家屋に目をやった。どの建物もあまり民家には見えない。基本的に住宅地は街の郊外か中央付近までだ、この辺りの建物は大抵何らかの看板を掲げている…つまり小さな会社や店屋が大半以上を占めていると言うわけだ。
もしも近場に中型モールが建てば、間違い無く大半の店が看板を降ろす羽目になるだろう。
それくらい小規模なモノだった。
…12…
そんな軒並みの中に一件、ロメロはある建物を発見し、歩を進めた。
コンクリートで作られた白い建物。小さな看板を掲げたその建物の中にロメロは足を踏み入れた。
「…すみません。どなたかいらっしゃいませんか?」
ロメロの声がコンクリートの建物に、響く。
倉庫のような内装の建物の中は、やはりコンクリートで壁も床も天井も固めてあった。鉄のパイプや換気扇が天井や壁に設置されていて、奥の小窓からは、外の街灯の光がガラス越しに映っている。
声が響いてから数秒くらいその場に佇んでいたときの事、奥から、人の声がした。
「は~い…はいはい、」
そして少し甲高い声とともに現れたのは、少し太目の体型をした赤毛の中年女性だった。ロメロは少し顔を引き締め、ゆっくりと口を開いた。
「今日から、お世話になります。
ホーエンハイムです。
よろしく…お願いします。」
そう言うと頭を下げ、深々と礼をした。
「此方こそよろしくね、ホーエンハイムさん。とりあえず奥に行きましょうか?」
そう言うとすぐ奥にある事務室のような部屋に案内された。
そこは、パイプイスに簡素な机、それに電話やポットが置いてあった。
…13…
ロメロがパイプイスに腰を掛けてノンビリしていると、先ほどの女性が書類を数枚持ってやってきた。ロメロは、この光景を見るのは本日二度目だった。
「それじゃあ、早速だけど…」
女性は向いのパイプイスに腰掛けると、先ほどは掛けていなかったメガネを、上着のポケットから取り出して掛けた。そして書類に目を通して、口を開いた。
「ロメロ=ホーエンハイムさん。
もう、下宿先は決まっているのね?」
「…はい。大丈夫です。」
「そう、それじゃあ明日からお願いできるかしらね。時間は朝の九時から、夕方の六時まで。
詳しい事はここに書いてあるから、よく読んでおいてね。
あっ…それと、作業着も渡しておくわね…」
…明日から、ロメロはこの街で仕事を始める。今日はその挨拶も兼ねて、詳しく話を聞きに来たのだ。彼が仕事をするのは、街の小さな製針会社だ。明日からここの会社で取り次ぎや事務関係の職を任されることになったのだ。
(…資格とか、学歴があったのは幸いだな。)
もともと身体に障害があるため、オフィス関係の仕事に就く事が最善と考えていた彼の父は、彼に様々な資格を取るように勧めたのだ。
☆ バトーさんへ ☆
更新の度に、読ませて貰ってるよ(^^)
海外ドラマに出て来そうな風景や会話、お話だけで服装までイメージし易いわ😊
受験勉強や夏休みの課題などで😫気が重かったりしてるかも知れないけど、時々息抜きを入れてリフレッシュしてね🍹
これからも🇯してます☆
澪さん、いつもありがとうございます。
風景には気を使って書いていますので、そう言っていただけると嬉しいです。服装や登場人物の外見にも、コレから焦点を当てて書いて行きますので、気長にお付き合い下さい💧
ちょっと物語の進行が遅れ勝ちでモタモタしていますので、そろそろペースを少し上げようと思います。
張り切りすぎて暴走し始めたら、またちょくちょくレスを入れてブレーキを掛けて下さいね。
勿論、そうならないように心掛けたいです。
こんな遅筆な作者ですが、コレからも長らくお付き合い下さい。
澪さんの小説の更新も、楽しみにしていますので。
…14…
その努力も叶って、今こうして仕事を与えて貰っている。収入も決して悪くない。
ただ一つ、彼にはどうしても心の奥に引っ掛かるものがあった。だがしかし、その事についてはまた後程、追々書いて行くことにしよう。
暫く説明を受けた後…正式な社員として受け入れられたロメロは、改めて礼と挨拶を済ませた後、下宿先の家に帰ることにした。
外はすっかり雨が止んでおり、雲の隙間から三日月が顔を出している。街灯の光も助けて、薄暗い月明かりの下をロメロは一人で歩いて帰る。
道路を歩く人よりも、車の交通量の方が増えてきており、行きと帰りとでは全く雰囲気が違う。
そしてそんな雰囲気が後押しして…
違う道で帰ろう、と言う思考に至った。
新しい住処、新しい街。それだけでも好奇心がくすぶられるのだ。帰りくらい、少し…道を変えて帰ってやろう。
…安全な道を歩いて帰れば問題は無いはずだ。
それらの思考が脳内を駆け巡り、彼を行動へと促した。頭の中に断片的にではあるが地図が浮かぶ。
そしてそこから、家までの帰路を詮索し、向きを変え別の道へと歩き始めた。
…この選択が後に、彼を奇怪な運命に迷い込ませることになろうとは知らず。
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