駆け抜けた仲間との野球人生

Question

僕は高校生です。小学生の時に同じクラスだったKくんに野球に誘われて、野球を始めました。僕は運動音痴で足が遅くてよく監督に怒られましたが、今まで図書館で本を読むのが趣味だった僕は野球にハマりました。

その頃にKくんが甲子園に一緒に行こうと言っていて、僕は甲子園に行くのが夢になってました。Kくんと同じ野球チームに入って毎日練習していました。希望ポジションはピッチャーだったんですが、監督が外野手のほうが向いてるんじゃないかと言ってから外野手になりました。

Kくんは父親が高校球児で甲子園に行ったそうで、普段から必ず甲子園に行くんだといってましたが、その夢は叶いませんでした。交通事故でKくんはあっさり僕の目の前から消えてしまったからです。

僕は泣きました。人に話し掛けるのが苦手で、なかなか友達が出来なかった僕を野球に誘ってくれたKくん、僕はKくんの仏壇で誓いました。
『お前を甲子園に連れてく』

高校生になって地方の中堅高校に入り、毎日必死に努力しましたが、高校になるとレベルも格段に上がり、僕程度のやつなら大勢いました。レギュラーどころかベンチ入りもできずに、ひたすら練習する毎日。

三年生が卒業して僕が三年生になった時、最後の大会の前、レギュラーになったと思うSくんが怪我で出られなくなりました。そのおかげというべきなのか、僕はレギュラーに選ばれました。



しかし善戦虚しく呆気なく僕の高校は破れました。僕とKくんの夢だった甲子園は余りにも遠すぎました。

僕たちの高校を倒した高校は甲子園に出場した高校に惨敗しました。



甲子園に行けなかった僕をKくんはどう思ってるでしょうか

社会人1 · Answer

そういうものは「結果」では無く「気持ち」が大切。
その想いは必ずＫ君に伝わってますよ。

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