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夕陽と星とそしてあの海に〜ありがとう、さようなら〜

レス1 HIT数 698 あ+ あ-

匿名
18/07/11 00:43(更新日時)

もうすぐクリスマス、夜になると街のあちらこちらでイルミネーションが綺麗だった
あの日も寒い日でした。
もうお昼3時半。外は曇りでした。…どうしよう…
神様、やっぱり雨降らせて下さい…
私はそう願いながらもシャワーを浴び、服を着替え薄くお化粧をしてみました。
コートのポケットにはカイロを入れて。
外はもう薄暗くなっていました。
貴方がいる方へ車を走らせながら、雨降って来てと神様に何度も何度もお願いしたの。
でも、雨は降らなかった。
私は港に車を停めて貴方からの連絡を待っていました。
夕陽「約束でしたから、ドライブ行きますか。何処にいるんですか?」
星「港の駐車場よ。私を探して」
夕陽「わかりました。飲み物買ったら向かいます。何飲みますか?」
星「夕陽くんと一緒でいいよ」
それから20分、貴方は私を探せず
夕陽「ここ広すぎて何処か分かりません。教えて下さいよ〜」って。
そして、貴方は私がいる場所に迎えに来てくれたよね。辺りはもう真っ暗。だけど、人に見られると恥ずかしいから、私は後ろの席で隠れたっけ。
しばらく車を走らせた貴方は、
夕陽「もう、助手席に座って下さい。大丈夫ですから。で、何処行きたいんですか?俺、星さんに面白い物見せたいんで、付いて来て」
星「いいよ」
貴方は私をその場所に連れて行き、私達、あの時は親子みたいに笑っていたよね。
夕陽「もう帰りますか?10分のドライブですからね」
星「明日も仕事だからね、帰ろうか。でも、少し遠廻りしていい?」
夕陽「いいですよ。」
貴方は私を助手席に座らせ、車を走らせました。
夕陽「こっちに行ってみましょう。」
貴方は私をあの場所に連れて行ってくれました。
夕陽「外歩きますか。」
星「うん」
夕陽「寒いですね。」
星「私今日、手冷たくないよ。ほら、ポケット入れてみて。」
貴方は一瞬困った表情をしたね。でも、
夕陽「今日はデートですからね。手、繋がなきゃ」
そう言って私と手を繋いで歩いてくれたのよね。
貴方が連れて行ってくれたその場所は私が貴方と一緒に行きたい場所だったの。
嬉しかった。貴方と手を繋いであのイルミネーションを観れて。
仕事以外の貴方と過ごして、私は何年も忘れていた何か不思議な気持ちになっていました。
でも
その時、神様は私達の事を怒っていたのかな…


18/07/11 00:43 追記
夕陽「帰りますか?でも、もう一箇所綺麗なイルミネーション観に行きますか。」
星「うん」
私達、あの時楽しかったよね。そして、初めて手を繋いだあの場所から、私達はお互い閉じ込めていた気持ちに嘘がつけなくなってしまったのよね。
貴方が見せてくれたイルミネーション、綺麗だった。
私はあの場所から貴方を息子からひとりの男性として好きだった。



【前スレはこちら】
https://mikle.jp/threadres/2674200/

【続きはこちら】
https://mikle.jp/threadres/2674937/

《追記致しました。シスオペ》

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No.2674240 18/07/09 20:57(スレ作成日時)

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No.1 18/07/09 21:57
名無し1 

主さん、自分のスレに自分でレスしていけば連続小説になります。今の状態では毎回1スレ立ててるので、話の内容がよくわかりません。ミクルはブログ更新とは勝手が違うようですよ。

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