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交換小説しませんか?

35レス 964 Hit
  • チキン(36♂BMsZnb)
  • 18/07/19 21:23(最終更新日時)
  • タグ 交換 小説

交換日記ならぬ、
交換小説しませんか?
先が読めない小説、
お互いの感性が試される小説。

流れに身を任せて繋げていきましょう。
どこまでやれるかわかりませんが、とりあえずノってみようということで。
主としては小説を書いたことありませんが。

まずはファンタジーなど書きたいなという思いです。

18/07/03 07:45 追記
スレ返信なかなかできなくて
すいませんm(_ _)m💦

18/06/23 01:22(スレ作成日時) [RSS]

  • No: 26チキン(36♂BMsZnb)スレ主更新時刻18/07/04 05:13

    >> 25

    「ドッペルゲンガーって
    一体何なんだろうなぁ。」

    俺は何となく吐き出した。

    「一体何の為に現れるんだろ。」

    助手席に座っているこいつは
    黙って俺の言葉が途切れるまで
    聞いてくれている。

    「現れるからには何か意味があるんだろうな。」

    ただ前方の雨がぶつかるフロントガラスごしに
    過ぎ行く風景を見つめるこいつ。

    「俺は、なんだろうな…
    それらしい解答が浮かばねーや。」

    当事者の方が感慨深いものが
    あるかもしれない。

    雨が強くなってきた。

    「お前は、どう思う?」

  • No: 27名無し3(匿名)更新時刻18/07/04 13:09

    >> 26

    雨は一向に止む気配を見せないどころか、ますます激しく降ってきた。

    窓の外を見つめる僕に運転席の親友が話しかけてくる。

    「ドッペルゲンガーって何のために現れるんだろ。」

    ドッペルゲンガーの存在意義を問うているのか?

    ドッペルゲンガーに存在意義なんてあるのか?

    もしも僕が、
    「ドッペルゲンガーは僕の方だよ。」
    と言ったとしたら、こいつはどんな反応をするのだろう。

    こいつは例の「河村」という男を既に直接見たのだろうか。

    いや、それはないな。

    もしも「.河村」と直接会ったとしたらおそらくもうこうやって僕とは…

    「.お前はどう思う?」

    ずっと黙り込んでいる僕に対して業を煮やしたのか、親友が少しイラついたように重ねて聞いてきた。

    「ああ」

    僕は曖昧に返事をし、

    「何で急に中学校に行く気になったんだ?
    何かあるのか?」

    と質問の答えにならない質問を逆に投げ返した。

  • No: 28チキン(36♂BMsZnb)スレ主更新時刻18/07/08 18:30

    >> 27

    「なんとなく思いついた。

    ほら、お前との関係って
    中学の時しか知らないからさ、

    お前も変な事件みたいなもんに
    巻き込まれてるみたいだし、

    なんか行きたくなったんだよな。

    俺の直感がそういってんだよ。」


    車で走り始めて1時間と少し。

    車内はぽつりぽつりといった会話。

    外の雨はぽつりぽつりといったふうではなくザーといった感じ。

    雨の音と車から流れてるラジオの音で会話に間ができても
    居心地は悪くない。

    俺はなんとなく口から言葉を発した。

    「お前さぁ、
    俺の両親見たことないよなぁ。

    実はさぁ誰にも言ったことは
    ないんだけどさぁ

    俺、

    クローン人間なんだわ。」


    助手席のこいつは無反応。
    思ってた通りの反応。
    かわらず左側の過ぎ去る景色を眺めている。

    気にせず言葉を続ける。

    「右肩に“3”という刺青が刻まれてるんだ。

    何の番号かわかるか?

    3番目に造られたっていう
    製造番号だよ。

    まぁ、今度見せてやるよ」


    「ふ-んそうかい

    じゃあ楽しみ待ってるよ、
    ナンバースリーさん」

    やっとノッてきてくれた。
    すかさず俺も返す。

    「ああ楽しみに待っとけ

    お前には写メぐらい撮らせてやるからよ」


    雨が少し
    弱くなってきたような気がした。

  • No: 29名無し3(匿名)更新時刻18/07/10 12:56

    >> 28

    俺はクローン人間。

    親友の口からそんな言葉が出るとは…

    本気でカミングアウトしてるのか?

    そんなことを気安く他人に言っていいのか?

    それとも冗談話として言っているのか?

    僕はリアクションに困り、ひたすら窓の外を眺めていた。

    右肩のタトゥー。

    NO.3。

    NO.3…

    軽口が好きなお前の冗談だと思いたい。

    それに、お前の右肩のタトゥーなんて見た覚えもない。

    水泳の授業もちゃんと受けてたよな。
    その時に裸は見ているはずだ。

    いや待てよ。

    小さな物なら絆創膏を貼ったり、ウォータープルーフタイプのコンシーラーを塗ったり、誤魔化しは何とか効くか。

    男の裸になんか興味ないからイチイチ細かく見ていなかったしな。

    右肩にNo.のタトゥー。

    具体的にナンバーの場所まで述べている。



    これはもしかすると、事態は僕が思っていた以上にややこしくなってきているのかもしれない…

    いや…
    考え過ぎだな。

    そのうちに親友の右肩を見せてもらうか。

    そうすればスッキリもするだろう。

    「ふーんそうかい。
    じゃあ楽しみに待ってるよ。
    ナンバースリーさん。」

    僕は自分の気持ちを悟られないようにわざと淡々と答えた。

    僕達を乗せた車はあと少しで目的地の中学校に到達する距離まで来ていた。

  • No: 30チキン(36♂BMsZnb)スレ主更新時刻18/07/11 17:09

    >> 29

    懐かしい街並みが見えてきた。

    外は雨の影響で薄暗いが、

    成長とともに過ごしてきた場所は
    心が疼いてくる。

    中学卒業以来だ。


    何棟か知らないマンションが
    建っている。

    「あ、駄菓子屋潰れてんじゃん、」

    俺は反射的に言葉を吐いた。

    「ああ、あの駄菓子屋ね。
    あれは5年前~」

    隣のやつが説明してくれる。

    しかし俺はところどころ変わった街並みに意識が向いて
    横からの言葉に
    気持ちの込もってない返事。

    ため息を吐くように
    「そっか~
    10年だもんな~

    そりゃ変わるよな~」

    と、プチ浦島ショックを受けていた。


    この緩めの坂を登っていったら
    俺達の中学校だ。

    只今 PM4:42

    見覚えあるの制服の集団が
    坂を下ってくる。
    懐かしい~、

    男子の制服はどこにでもありそうな黒の制服なんだけど、

    女子の夏服だけは
    スカートがブルースカイの色
    なんだ。

    どいつもこいつもガキだなぁ-
    へへっ。


    着いた。

    何も変わってない。
    匂いがただよってきそうな
    あのままの風景。

    遠くの方から聞こえてくる
    吹奏楽部の音楽。

    サッカー部と野球部が練習している。

    とりあえず正門から離れ
    外周の
    車を停車できそうなところへ
    車をとめた。


    「来たのはいいけどよ-、
    部外者はいれてくんねぇよな。

    まぁ、
    生徒がいなくなるまで待つか。」

    俺はその判断は
    決定事のように
    隣のやつに訪ねる風でもなく
    言った。

  • No: 31名無し3(匿名)更新時刻18/07/11 21:22

    >> 30

    中学校が近づくにつれ、親友がウキウキとハシャギ出す。
    さっきから1人で喜んだりガッカリしたり本当に忙しい男だ。

    僕としては街並みが変わろうがマンションが建とうがどうでも良いことだったが、駄菓子屋が潰れて残念な気持ちには少し共感できた。

    おい。
    さっきから女子中学生の足ばっかジロジロ見るなよ。
    変質者と思われるじゃないか。

    やっと目的地に着くと、
    「部外者は入れてくんねぇよなぁ。」

    と親友は1人でブツブツと呟く。

    「まぁ生徒がいなくなるまで待つか。」

    おい。
    生徒がいなくなったら入り込む気だったのか?
    生徒はいなくなっても先生か誰かしらはまだ残ってるだろ。
    この御時世、野郎2人が無断で校内に入り込んでうろついたりしたら不審者容疑で下手すると通報もんだぞ。

    昔とは違うのだよ。
    昔とは…

    でも、僕はそんなお前が好きだよ。

    うげっ、我ながら気持ち悪い事を思ってしまった。
    全身に鳥肌が立ったよ 笑

    さてと。
    冗談はさておき。

    僕はおもむろに携帯を手に持つと電話をかけた。

    「なんだ?
    どこにかけてるんだ?」

    親友が怪訝そうな顔をして聞いてくる。

    幸い電話の相手はすぐに目当ての当人が出た。

    「あ、もしもし。
    先日タイムカプセルの埋めた場所の下見の件でお電話した高橋と申します。
    はい、はい、〇〇年度に卒業したその高橋です…」

    僕は電話を切ると、
    「僕らが3年の時に担任だった先生覚えてるか?
    あの先生、今はこの学校の教頭先生だってさ。
    お前がここに来たいって言ったから予め適当な理由で電話して話をつけといた。」

    「タイムカプセルの下見?
    あ~そういや10年後に堀りだそう!
    と言ってみんなで埋めたやつか?」

    親友が思い出した様に言う。

    「それそれ。
    本当に今年掘り出す計画があるらしいよ。
    だからそれをちょっと利用させてもらった。
    さて、そういう事でとりあえず行こうか。
    教頭先生様がお待ちだし。笑」

    僕は先に車を降りた。

    本当は気が進まない。

    すぐにでも帰りたかったが、

    「行こう!」

    と運転席の親友に無理に笑顔を見せた。

  • No: 32チキン(36♂BMsZnb)スレ主更新時刻18/07/12 20:51

    >> 31

    「なんだよ、急にハリキリだしやがって。」

    俺は嬉しさがこみあげてくる。

    「お前最高だな。

    どこまで用意周到なんだよ-

    お前高橋名人だよっ!

    16連写だよっ!」

    俺は、勢いにまかせて
    そんな言葉を吐き出す。

    これで正々堂々正門から入っていける。

    最悪忍び込むっていう考えはあったが、
    25歳のオトナとしては
    やっぱそういうの
    よくねぇか。

    こいつはいつだって俺の欠けているところを補ってくれた。
    月が丸くみえるのも影があるからだ、と何気なしに頭に浮かんできた。

    「老けてっかな、トンボ。」

    俺は10年ぶりに見るクラスの中のただひとりのオトナの顔を
    どんな風に変わったのか
    10年でオトナはどんな風に変わるのか
    じじいになってる様を思い浮かべながら
    同じ歩幅で歩く隣のやつに
    言うようなひとりごとのような
    風に口にだした。

    トンボは言葉のまま
    トンボのような大きな眼鏡を
    かけていたからだ。

    大まかに言えば
    話しのわかる良いオトナだったよ。

    先生と呼べる
    良いオトナだった。

    「10年だからな、
    老けないほうがウソだよ。

    でも教頭先生だから
    それなりに威厳は出てるかもな。」

    そう答えるこいつ。

    野球部が練習をしている脇を抜け校舎の中へ足を踏み入れた俺達。

    見ず知らずの若いオトナに
    こんにちは、とあいさつしてくれる2組の
    よくできた女子生徒。

    職員室。

    なんか緊張してくる。

    苦手なんだよなぁ、
    このオトナたちだけの棲みかが。

    と一瞬躊躇している俺をよそに

    ガラガラ、


    と、隣の名人は何の躊躇もなく
    扉を横にズラした。

  • No: 33名無し3(匿名)更新時刻18/07/14 00:09

    >> 32

    予想外の親友の喜びっぷりに僕はたじろいだ。

    いくら嬉しいからって高橋名人を連呼するなよ。
    今の中学生は高橋名人を知ってるのか?
    恥ずかしい。

    でも不思議と嫌な気はしない。

    そもそもここに来ることも嫌なはずだったのに親友が行きたいと言うからノコノコと付いてきてしまった。
    何をやってるんだ僕は一体。

    トンボ先生か。
    嫌いではないが今は本当はあまり会いたくはなかったな。

    まあ仕方ない。
    さっさと挨拶を済まして適当にタイムカプセルを埋めてある場所のチェックをして帰るか。

    だが、
    こいつのこの様子だと僕の理想通りに事が運ぶかな?

    僕は色々思い悩みながらもさっさと事を済ませたい一心で、

    「.失礼します!」

    と職員室の戸を開けた。

    「おお!懐かしいな、元気だったか?」

    職員室には10年分そのまま歳をとりました。
    といった感じのトンボ先生が笑顔は昔のそのままにニコニコと僕らを迎えてくれた。

    「ご無沙汰してます。」

    頭を下げる僕に先生はにこやかに頷くと、

    「高橋君、君は少し雰囲気変わったね。
    昔はもっと…」

    「先生!実は足原も来てるんですよ!
    足原!」

    僕が廊下にいる足原を呼ぶと、

    「足原?!あの足原か!ちゃんと頑張ってるのか?
    あのやんちゃ坊主は。」

    と先生の興味はすぐに親友の方に向いた。

    トンボ先生は教え子に対して誰にでも公平に接する事のできる人格者だったが、それでもことのほか足原を気に入っていたのは誰の目から見てもわかった。

    あいつはいつでもそうだ。

    誰からも気に入られて、誰からも愛される。

    「足原!久しぶりだな。
    ちゃんと真面目に頑張ってるのか?」

    トンボ先生は僕に見せた以上の笑顔で親友にそう話しかけた。

  • No: 34チキン(36♂BMsZnb)スレ主更新時刻18/07/17 19:10

    >> 33

    「真面目に働いてますよ~、

    先生もしっかり出世しちゃて~

    給料いくらもらってんすか~

    今度飲みいきましょうよ~
    もちろん先生のおごりでね!」

    と久し振りに先生と顔を合わすなり、
    俺は先生との再開をよろこんだ。

    見た目はぴしっとしているが
    雰囲気は変わってない。
    ただあの頃とちゅっと違うのは、

    若干痩せてることと
    目尻あたりにしわが増えたこと、
    そしてトンボめがねじゃ
    なくなっていることだ。

    あのめがねは
    今の時代、合わねえもんな。

    少しばかり身の上話を交わしつつ、
    同級生のあいつはこんな仕事しているだの
    女子のあいつは結婚しただの
    子供産んだだのと
    先生は自分から語りだした。

    ちょうど話の区切りがいいところで俺は今回の目的をきりだす。

    「で、先生あのさぁ

    タイムカプセルって
    どこに埋めたっけ?

    俺、イマイチ覚えてなくてさぁ」


    「ああそうだったな、

    高橋から電話もらって
    調べといたよ。

    ちゃんと地図に書いて
    わかりやすく記してあるよ、」

    「ありがと、先生。」

    そう言って俺は
    先生からタイムカプセルを埋めた場所の地図が書かれている
    一枚の紙をもらった。

    「学校は7時には閉まるからな、
    それまでに用を済ませるんだぞ。

    学校から出ていく時は
    もう一度職員室にきて、
    わたしに言ってくれ。
    わたしがいなければ
    他の先生にでも構わないから」

    「うん、わかった」

    そして職員室の入口の扉に手をかけ俺は出ていこうとし、
    後ろから続いてくるこいつは
    失礼しました、と一言言ってから
    職員室の扉を閉めた。


    さっそく職員室前の廊下で
    こいつと並んだ状態で
    地図の記された紙を広げた。

    「どれどれ…」

  • No: 35名無し3(匿名)更新時刻18/07/19 21:23

    >> 34

    やれやれ。

    宝探しに夢中な小学生の様に、目を輝かせて地図を覗き込む親友の姿を見て僕は心の中でため息をついた。

    こいつの性格を計算に入れることを忘れていた。

    僕としたことが何たる凡ミス。

    足原を気に入っている先生と足原を引き合わせる→懐かしい昔話に花が咲く→それなりに時間が経つ→タイムアップで強制帰宅。

    こうなる予定だったのだが、僕の想像以上にトンボ先生が忙しかったのと、何よりこいつが僕の適当な口実に興味を持ってしまったのが計算外だった。

    こいつは昔から好奇心の塊の様な奴だった…

    まあ仕方がない。

    元々タイムカプセルを埋めた場所はチラ見くらいはするつもりだったし、
    適当に話を合わせて頃合を見て引き上げるか。

    タイムカプセルは確か僕の記憶では…

    僕も地図を覗き込む。

    ああ、かなり当時とは様子が変わっちゃったな。

    僕らが在学中だった10年前はボロボロの旧校舎がまだ建っており、そこと新校舎の間に中庭の様なスペースがあって、タイムカプセルはそこの中心地に埋めたのだが、僕らが卒業した後に旧校舎が取り壊されその中庭もそれに伴い無くなってしまった。

    「今は…」

    と思わず声に出して確認する。

    この地図だと旧校舎&中庭の跡地には新しく部室や用具倉庫等が建っているらしい。

    その一角に大きく×印がつけられている。

    あれ?
    思っていたよりも随分と片隅にあるな。

    ははぁ、さては工事の際に邪魔になるからこっそり移動して埋め直されたか。

    これはこの地図がないと分かりにくいかもな。

    僕が1人で納得していると、

    「おおっ!ここだ!確かにこの辺りの位置だったよな!
    よし!とりあえず行ってみっか!」

    親友が知ったふうな顔をして騒ぐ。

    いや…全然場所変わってるけど…

    僕は内心おかしくて仕方なかったが、
    黙って親友の後に従った。

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