同性♀片想い

声が聞きたいなー（´-`）


夢で会えることを期待して…

おやすみなさい🌙*.｡

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夢見なかった（笑）

こんなに想ってるのに（´-`）

今日は何してるのかな🌱

あいつが
笑顔でいられますように🍀

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>> 4 お返事、ありがとうございます😊🍀

叶ったら、幸せです😁

でも彼女は、多分男の人が好きなので
🌱

ただ、私も一度は結婚して子どももいるので(離婚してシングルマザーですが)そういう普通の幸せを、彼女から奪いたいとは思いません😊

なのに、
叶えたい、伝えたい、という思いも
彼女が好きだという想いも

溢れるばかりで…


幸せでいてくれればいいなと思うのに
彼女を想うと辛くなります。

そんな、矛盾する自分の気持ちとの葛藤を吐き出していこうかなぁと🌱

良かったらまた遊びに来てください😊🍀

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とてつもなく長い時間が経ったような、そんな気がしてるけど

彼女が会社を辞めて
まだ１ヶ月ちょっと🌱

音信不通ってわけじゃないけど、こんなにもあいつの存在に、笑顔に、救われていたんだなぁと改めて実感するばっかりだ


あいつの笑顔が、見たいなぁ🍀

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私が、いらなくなった紙でふざけて作った星。


｢お守りみたいにしてたよ｣


彼女と一緒に仕事していた事務員さんに言われて

胸がｷｭｳっとなった。

『いつもパソコンの上に置いてるよ』


彼女もそう言っていたけど、現場の私には、確認するすべもなく
正直すぐ捨てられたものだとばかり思っていたから


周りの人から見ても、そんなふうに見えるくらい、いつもそばに置いてたんだと思ったら

涙が出そうになった。


誰とでも話すけど、誰にも気を許さない彼女に、私は味方だということぐらいは伝わっていたのかな🌱

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つまらない噂話

彼女が欠けた、慌ただしい事務所

出荷表やメモ書きの彼女の文字


そんな彼女の名残も、ほとんど見なくなった頃

私のスリッパに、いらない紙をくしゃくしゃに丸めた詰め物…


あいつが私によく仕掛けてたイタズラに

一瞬で鼓動が早くなって

そんなわけないって思いながらも、自然と嬉しさが込み上げた。

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誰だろう？
あいつ以外にこんな事する人いないけどな…

考えながら事務所に入ると、すぐに事務員さんが教えてくれた。

｢さっき来ましたよ｣

保険証を返しに来た彼女が、私のスリッパにしっかりイタズラしてから帰ったと分かり、自然と顔が笑ってて…

会えなかったけど、
それでも、久しぶりの彼女のイタズラに、胸がいっぱいになった一日だった🌱

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今日こそ！！

夢で会えますように🌙*.｡

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やっぱり夢には出てこない（´-`）

最近気温差激しいし、体調くずしてないといいけど…

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彼女が、辞める時にくれた手紙

何度読み返したかな。


会って話せば、いつもふざけあってばかりなのに

敬語で綴られた文面に、距離感を感じて

少し傷ついた


『いっぱいいっぱい迷惑かけてごめんなさい』


｢迷惑なんて思ってない｣


何度も何度も言ったのに
あいつは何も悪くないのに
もう気にしてないと思ってたのに


ずっとそう思わせてたことに

すごくすごく苦しくなった


『何かあったら、いつでも話聞くから』


私を心配して、
いつでも電話してと言ってくれたことに

とても嬉しくなった


『一緒に仕事できて楽しかったです』


私のおかげで頑張れたと言ってくれたことに

ほんの少し、安心した。

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『この会社から、消えてなくなりたい』

声とは裏腹な、重たいセリフを
彼女の口から聞いた私には、引き止めることなんて出来なくて

結果

『背中押してくれて、ありがとう』

そんなつもりはなかったのに

見てとれる程、辛そうな彼女を
早く楽にしてあげたくて

そうなってしまったのかもしれない

｢辞めないで｣

必死で飲み込んだ言葉を、吐き出さなかったことを

ちょっとだけ、後悔した。

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私と、彼女の間に
いつも感じていた温度差。


私の思いとは裏腹な、周囲の評価。


｢仲良いんだ｣


よく言われたし、
みんながそう思い込んでて


彼女の口からは何も聞いてないのに
どんどん巻き込まれていった。

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｢仲良いんだ｣


聞かれて、
一瞬考えてから


｢好きです😁｣

そう答えた。
仲が良いかと聞かれたら、正直自信がなくて
私が一方的に好きなのは間違いないと思ってそんな返事になった。

もちろん相手は、友人として好きだという意味合いで受け取ったのだと思うけど。


その時は、なんでこの人がそんなこと聞くんだろう？
不思議に思ったけど、今思えば

彼女が

『嫌いになっちゃった』

その人だったからなんだろう。

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｢ちょっと時間ある？｣


事務員のリーダーさんから呼び出し。


怒られるようなことは、してないと思うんだけど…💧


｢辞めたいって言ってるんだけど、なんか聞いてる？｣


あー、やっと言えたんだ。


『事務所にいたくない』
『辞めたい』


ボヤくことが増えて、本当に事務所にいたくなくなると、一人でお昼を食べてる私のところにお弁当を持って来るようになっていた。

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私も、いない人の陰口を言い合う休憩室に嫌気がさして…

お昼ぐらいは誰にも気を使わずにいたいと思うようになっていった。

誰も来ない場所で、一人で食べるようになっていたから、事務所を抜け出してくる彼女の気持ちは、分からなくなかった。

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最初は、お昼休みに電話で呼び出され、

『お邪魔してもいい？』

そんな感じだったような気がする。

次に来た時には

『いつもどこで食べてるの？』

聞かれて

｢秘密😁｣

他の人に聞かれた時と同じように答えたけど

『隠してるの？』
『言いたくないの？』

他人を詮索しない彼女が、珍しく食い下がってきたので

思わず教えちゃって…

その後は、私が一人で食べてると、
突然現れるようになった。

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もちろん私は
彼女が来てくれれば、ただひたすらに嬉しくて


ものすごくゆっくり食べる彼女を


私は、自分の適当なお昼を
あっという間に食べきって眺める。


『そんな見ないでよ。緊張するじゃん』

そう言って、自分で作ったというお弁当を、私に『あーん』と食べさせようとする。

一緒に食べる度
そんなことをしていたけど

恥ずかしくて…

彼女の手作り料理を口にしたのは


"一緒にお昼を食べるのは今日で最後"

そう、決断せざるを得なくなった

あの日だけだった。

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私は…

お昼休みを、目一杯使ってお弁当を食べる彼女を見ているだけで充分幸せだったけど、それじゃ彼女が退屈するかと思って

なんとなく

｢最近どうなの？｣

なんて、聞いてみた。

『この会社から、消えてなくなりたい』

理由は、話そうとはしなかったから、私にはかける言葉も見つからなくて

｢そうか｣

としか答えられなかった。

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『繁忙期が通り過ぎるまでは、辞めるつもりはないんだけど…』


そう言う彼女に

｢時間が解決するような事じゃないなら、決断は早い方がいい。お前にとっても、会社にとっても｣

そう言った。

『今日こそ言おうって、いつも思ってるんだけどなかなかタイミングがなくて…』


そう続けた彼女に


｢社長に暇な時なんてないんだから、時間は作ってもらうしかないよ｣


そう、言い放った。



今思えば、背中を押してるのは、確かに私だ。


"少しでも長く、あいつの笑顔が見ていたい"


あんなに強く、願ってたのに

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それから数日後の、事務員のリーダーさんからの呼び出し


本当に、詳しいことは何も聞いていないから

何も知らないことと、
昨日今日の話じゃない
彼女が苦しんで悩んだ上の決断だということは伝えたくて


｢やっと言えたんだ、って思ったぐらいで、私は何も聞いてないよ｣

そう言った。

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｢辞めたがってるの知ってたの？｣


ん？


何も知らないって言ってるんだけど…


考えてみれば、辞めたがっていることすら寝耳に水の人達からすれば、辞めたがっていたことを知っていた私は[仲良し]になるのかもしれない。


｢本当にずっと普通に仕事してて、突然の話でびっくりしてるんだけど…｣

｢社長のとこで泣いちゃったんだって｣

｢なんか嫌いな人がいるらしいんだよね。知ってるなら教えてくれる？みんなが疑心暗鬼になるから｣


彼女の口から聞いていない彼女の情報が


不本意に入ってくる。


余計なこと、言わなければよかった

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その日、彼女から意味深なメール。


『忙しいのに、迷惑掛けてごめんね。
でも、いつもありがとう。
お疲れ様(^_^)/‾』


？？

何のことだろう。
よく分からなかったから


｢お疲れ(^^♪
迷惑って？
迷惑かけられた覚えはないけどな（∵）
なんか気にしてるなら、気にするだけ損だそ（笑）｣


そう送ったけど、彼女からの返信はなかった。

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私からすれば、あんなに辛そうな彼女を、毎日近くで見ていて

何も気づかない方が不思議でならなかったけど

どうやら私の｢何も知らない｣は、信じてもらえてなかったらしく


後日、社長にも呼び出された。


｢そんなに前からなのか？｣


｢私、彼女と話すようになったの最近なんで、本当に何も知らないんです。ただ、事務所にいる時の彼女は、辛そうで見ていられません｣


｢そんなにか！？｣


｢私の独断ですけど｣


後から聞いた話だと、このやり取りで社長はショックを受けていたらしいけど、よく分からなかった。

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本当は、ただ何も知らないと言い切ってしまえばよかったのだろうけど、社長には、少し大げさに言ってみた。


私も、辞めたいと、泣きながら社長に話したことがあったから。


社長に話すなんて、
最後の手段なのに


社長にとっては初耳で、
突然のことなのだろう。


様子を見られて、なかったことにされた。


私の場合は、
それで良かったのかもしれないけど。



彼女に、出会えたから🍀

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辞めたいと言えたからか、その次の日彼女を見かけた時は、なんだかスッキリしたような

そんなふうに見えた。

取り繕うのが上手だから、そう見えただけかもしれないけど


私を見つけると、駆け寄り、
腕を組んできた。

私より、10cmくらい背が高い彼女。


『ちっちゃい（笑）』

頭をポンポンしながら、からかってくる。

｢見下ろすな！｣


『私の方が大きいんだから、しょうがないじゃん♪』


警戒心が強いくせに、人懐っこいやつで


彼女の笑顔は、私の心を
穏やかにした

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彼女も、手紙で書いていた。

『何でこんなにお話するようになったのか覚えてないけど』

それは、私もよく覚えてなくて


彼女がいつからうちの会社にいたのかも、よく分からない（笑）

仕事の持ち場が変わり、事務員さんとの接点が増えてから、彼女の名前と存在をはっきり認識して


わりとすぐだったと思う。

私が、

"この子、なんか好きだなぁ"


そう思うようになったのは。

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『お呼び出し申し上げます』


お昼休みに、彼女からの電話


相変わらずふざけてるな（笑）


彼女は、どこか出かけるとお土産を買ってきてくれた。
私に子どもがいるからかな？
分からないけど、みんなに用意していたわけではなさそうだった。

更衣室に連れていかれて、誰もいなくなると渡される。


んー
冷静に思い返してみると
結構仲良し？（笑）


いつも感じていた温度差は、私の気持ちが大きすぎたからかもしれない。

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彼女が辞める前の1年

彼女が一番辛かったであろう時期


私は

子どもの不登校
父の癌
持ち場が変わったことで増えた、持ち帰りの仕事

削られる睡眠時間
たまり続ける疲れ


休まる場所のない、心



それでも、これ以上余計なストレスは家に持ち帰りたくなくて、会社では必要以上に笑顔でいたと思う。


もちろん、誰にも話すつもりは無かったし、苦しんでる彼女の前では強くいたいとも思った。

頼れる自分でいたいと。


私の精一杯の強がりも虚しく

頼ってきては、くれなかったけど

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私が、会社で笑顔を貫くことが出来たのは、紛れもなく彼女のおかげだ。


誰にも気を許せずにいた私の
止まり木のような存在


笑顔を作るのが辛い時も、
彼女と話していると自然と笑顔になれた


いつも、ふざけてばかりだったから

ちゃんと伝わったかどうかは分からないけど

私も彼女が辞める日に
手紙を渡した


あんな手紙をもらったもんだから、黙ってはいられなくて。


迷惑なんて、欠片も思ってないのに
最後まで謝る彼女に

きちんと伝わっただろうか。


どれだけ私が、
お前の笑顔に救われていたか


たくさんのありがとうを
手紙に込めた

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｢お疲れー
明日仕事？｣

『お疲れ〜
明日はお休みです(^^)v

台風気を付けてね！』

｢おー！｣


『１･２･３…』


｢だー！！！｣
｢つまんないことやらすな（笑）
明日は台風だから、家でおとなしくしてるんだぞ！｣


『流石だね(笑)
ありがとう！
めっちゃ面白かった(≧▼≦)

大人しくしてる〜
仕事頑張ってね〜』


いつかのメールのやりとり


次の日台風だったから、心配で


運転はきっと私より上手で
方向音痴な私と違って地図も読めるし、しっかり者

なのに、なんだか危なっかしい彼女の出勤状況が気になった


思わず私もメールを打ちながら笑顔になる。
この頃が、一番楽しかったかもしれないなー。


それでも、楽しいの裏側で


心配だなんて一言も言ってないのに、私が心配していることを、見透かす彼女を


いつも遠くに感じていた

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お昼休み

携帯がなる


画面には彼女の名前


早くなる心拍数
高まる高揚感


それを押し殺すように、冷静に


電話に出た。


｢もしもしー、どうしたー？｣



『今どこ？』


｢現場だよ｣


『行ってもいーい？』



｢おー｣


本当は大喜び（笑）

でもそれを、ひた隠しにするのは
私の弱さだ。


もっと強くいられたら
もっと素直にいられたら
もっと優しくできたなら


もっと沢山の、彼女の笑顔が
見られたかもしれない


後悔しても遅いけど


もっともっと彼女との時間を、

大切にすればよかった

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あー会いたい


会いたいよ(＞_＜)



昨日彼女が夢に出てきた。


わざわざ夢で、
冷たくあしらわれるなんて(T_T)


結ばれたいなんて、
贅沢言わないから


神様どうか


今日は笑顔のあいつに
会わせて下さい🌙*.｡

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『私、秘密主義だから』


彼女は、あんまり自分のことを話さない。

人のことも詮索しないし、陰口も言わない。

人が陰口を言ってても、決して乗っかってこないし、人を傷つけるようなことは絶対にしない、優しすぎるくらい優しい子で


だから、嫌いになってしまったことで、苦しくなってしまったのかな。


人を傷つけてしまっていることが

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彼女からの電話で、外に出てみるとお弁当を持ってうろつく場違いな子がいる（笑）

ちょっと潔癖な彼女が、こんな所まで出てくるんだから、よっぽど居心地が悪いのだろう。


『辞めたい』と社長に話したこと

彼女から直接聞きたかったけど、待ってたらいつになるか分からなかったので、自分から切り出した。

動き出したからには、早く言っておきたいことがあったから。

｢やっと、言えたんだって？｣


(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!

『情報、はやっ！！本当にこの会社の人口軽い（笑）』


確かに、彼女が社長に話した2、3日後だったと思う。


｢本当に辞める気で、具体的に動いて欲しいなら、念を押してちゃんと言った方がいいよ。本気ならね｣


放っておけば、もう少し後になったもしれない彼女との別れを、わざわざ自分で早めてる事を自覚しながら、言い聞かせる。


"これが彼女のためだから"

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｢本気なんでしょ？｣


ここまできて、辞めないという選択肢がないことは分かっていたけど、一応確認してみた。
決めつけて先走るのは嫌だったし、出来ることならやめて欲しくないのが、本音だから。


『当たり前じゃん！言ったからには辞める気しかないよ！！』


ですよね(T_T)


｢私が、社長のとこまで行って辞めたいって泣き散らかした時は、様子見られて、無かったことにされて、何一つ動いてもらえなかったよ。本当に動いてほしいなら、いつ辞められるのか問い詰めるぐらいのことはした方がいい｣


あー、
着々と彼女との別れが近づいてくる。

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『もう、知ってるかもしれないけど、すごく嫌な人がいるの』



会社の人には絶対に言わない、そう言って頑なにそれ以上話してくれないことを、少し寂しくも感じたけど、彼女らしいと思ったし、何も話さないでいてくれたことを、今はすごく感謝してる。


あの時、彼女の口から
本当のことを聞いていたら、


彼女が、嫌いになっちゃったその人のことを

ものすごく恨んだかもしれない
嫌いになっちゃったかもしれない
会社でその人と顔を合わすのも、苦になってしまっていたかもしれない


そんなふうになってしまったら、きっと私も、今の仕事を続けることが、苦しくて仕方なくなっていただろう。
シングルマザーで子どもたちを養わなければいけない私は、辞めることも出来ずに、辛い毎日を送っていたかもしれない。


今私が、その人の顔を見て、自分を保っていられるのは


彼女の口から
何一つ聞いていないからだ。


他人からの彼女の情報に、左右されずにいたかったから、彼女の口から聞いたことだけを自分の心に刻みつけた。


彼女が、私のことをそこまで考えていたかといえば、違うと思うけど、


言えば誰かが傷つくと、
分かっていたのかもしれない。

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あれから、事務員のリーダーさんには、ちょこちょこ呼び止められ、話をしていた。


私の助言の通り、しっかり社長に念を押しに行ったらしい。


複雑な気持ち…



そして、私の予想通り


｢私も社長も、様子見るつもりだったんだけどさ、年明けたら募集かけることになった｣


ガビーン(T_T)


完全に私のおかげで早まったね、辞めるの(T_T)


心と体がバラバラ過ぎて、笑えてくる。


でも、その時は


辛そうな彼女を見ているよりは


私の手の届かないどこかで
笑っていてくれる方がずっといい。


そう思わずにいられなかった。


彼女が辛いことで、
自分に来るダメージが思いのほか大きくて

もう、笑顔を上手く作れなくなっていた


彼女がいなくなるのが寂しくてしょうがないのに
彼女が辛いのが苦しくてしょうがなくて


あいつが、目も合わせてくれない日は

気が狂いそうだった

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私と彼女が顔を合わせるタイミングは、3時の休憩から15分ぐらい。


それだけの接点で、自発的に動かない私たちが、会社以外のところで会ったりすることは無かったと思う。


ここまで話すようになったのは、私と彼女をつなぐ共通の友人がいたからかな。



その子もまた、違う部署で品質管理の、ちょっと変わった子（笑）


すぐ遊びに行きたがるから、いろんな人のいる集まりによく誘われた。


子どもがいるから、そんなには行けなかったけど、その子に誘われて行った食事に彼女がいて、話す機会は増えたかもしれない。


その子も、彼女も、
だれかれ構わず話しかける子だから、2人が仲良くなるのはわりと自然なことなんだろうけど、2人の接点は



トイレぐらいだ（笑）



私は、今やトイレも別のところだけど、品質管理のその子とは、棟が離れる前からのつきあいだから…



やっぱりトイレつながりか！



あまりに接点の少ない3人だけど、私にとっては社内で唯一気の許せる場所で


すごく居心地がよかった。

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そんな、少ない時間の中で

彼女は私を、笑わせてくれた。


静まり返った事務所で、

私にしか見えないように変顔をする


(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!

こらえきれず、笑い出す私に、


｢何笑ってるの？｣

不思議そうに聞く周りの人達


すました顔で彼女が

『ちゃんと仕事してくださーい(´ｰ｀)』


｢いや、お前がっ！｣


反論するも、誰も見ていないのでみんな不思議そうにする

してやったりな彼女( *^艸^)



楽しかったなー（´-`）


また、あいつの
楽しそうな笑顔が見たいなー

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社長にだけ話したという
彼女の嫌いになっちゃった人


数日後には事務員のリーダーさんから、私の耳に入る。


｢私は本当に何も聞いてないから、名前は言わないで｣

そう言ってるのに、私が知ってる定で話すもんだから、察しがついてしまった上に、途中から名前言っちゃってる💧



聞きたくなかったなー

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彼女が嫌いになっちゃった人


その人との接点は極力なくすように、仕事は組んであげれると事務員のリーダーさんは言っていたけど、私は、その行為そのものが彼女を追い込みはしないかと心配だった。


｢相手は彼女が嫌いなこと知ってるわけじゃないんでしょ？そんなにあからさまな事したら、彼女の気持ち悟られて、かえって気まずくならない？｣


｢もう本人は分かってるみたいだよ｣


すでに気まずい感じにはなっているようだった。
その人に書類を渡したい時、その人が机を離れたところを見計らって置きに行ったりしているらい。


それなら…


もっと早く気付いてあげて(T_T)


すでに気まずくなっていたとして、それでも私はそのやり方にはあまり賛同出来なかった。


色々な事を
感じすぎる彼女だから


余計に彼女を苦しめはしないか
心配でたまらなかった

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また、彼女からの電話を受け取るお昼休み。


嬉しいけど、緊張してます（笑）


でも、ほんと、眺めてるだけで幸せな気持ちになる。

ほんの少しの緊張感と
和やかな雰囲気と
穏やかな気持ち


ずっとこの時間が続けばいいと
願ってやまなかった。

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その日、お昼休みが終わってすぐ


首からかけた仕事用の会社のピッチが鳴る。


仕事の連絡だろうと思ってすぐに出た。


｢今日のお昼、どこにいた？もしかして○○さんと一緒だった？｣


出るなり切り出され、あまり良い話じゃないことはすぐに分かった


｢んーあー、うん、一緒だったよ｣


言うべきか言わないでおくべきか、一瞬迷って、歯切れ悪く答えた。

おそらくこの感じだと、嘘をついても彼女が問い詰められるだけだと判断した。


｢事務員はさ、お昼は基本事務所から出ちゃいけないんだよね。彼女も分かってるはずなんだけど。悪いんだけど、もう誘わないでくれる？｣


｢そうなの？全然知らなかった💦迷惑かけてごめんね💦もう誘わないから今回は見逃して💦｣


何故か私から誘ってると決めつけて話していたので、それに乗っかってその場はやり過ごした。


絶望感でいっぱいで、
その日は何をしていたか、あまりよく思い出せない

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あまり、意思表示をしない彼女の


唯一の意思表示


彼女からのお昼の誘いは、私にとって彼女の気持ちを確認出来るたった一つの拠り所だった。


もともとネガティブだったけど、DVで、モラハラな元旦那に｢生きてる価値ない｣とさんざん刷り込まれたからだろう。


悪い方向に考えるのは、すごく得意だ（笑）


そんな私が、こんなに好きになってしまって、不安にならないわけもなく


それを見透かすように、定期的にくる彼女の誘いに、私はいつもホッと心をなで下ろしてた。

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彼女の気持ちを確認出来る、唯一のお誘いだったから、私から誘ったことは一度もない。


とりあえず、
嫌われてはない（´-`）💕


毎回それを確かめて、
ホッと心をなで下ろして


また"好き"を膨らます。


確認出来なくなった私は、ただひたすらに

"好き"と"不安"を

膨らます一方になった。

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その日から毎日


どうやって彼女を傷つけずに断ればいいのか、考え続けた。

今考えてみれば、断るのだから、1つも傷つけずには無理だったのだ。


でも、その時の私にはその判断がつかなかった。

"彼女を傷つけたくない"
"彼女の傷つく顔を見たくない"
"彼女に謝られたくない"


自分の気持ちが先に立ち、冷静な判断力を欠いてしまった。


きっとその時考えるべきは、彼女を傷つけない方法じゃなくて、彼女の傷が一番小さく済む方法だったんだと思う。

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毎日考えてはみたけど、
見つからない、彼女が無傷で済む方法


私が事務員のリーダーさんに釘を刺されたと分かれば、彼女は私に謝るだろう。

私のせいで彼女が気に病むのは嫌だった。

かと言って、それを伏せて断るとしたらなんて言えばいいんだろう…


とりあえず、次電話が来たら、｢今日は1人じゃないから｣とでも言ってみよう。


そんなことを考えながら、1人でお昼を食べていると


『あっ！いたー(´▽｀)』


(°口°๑)!!!!


突然現れた彼女。

めっちゃ1人でご飯食べてるので、先程の作戦は使えません。


でも、お弁当を持ってここまで来てしまった彼女を、傷つけずに追い返す上手い口実も思いつきません。


私一人が、そわそわしながら
いつも通りご飯を食べた。


結局やんわりと

｢こんな所でご飯食べてて大丈夫なのか？｣
｢居づらくなるんじゃないか？｣
｢そろそろ怒られるんじゃない？｣


そんな事しか言えなかった。


彼女は、[事務員さんがお昼休み事務所にいなきゃいけない]そんな暗黙のルールは認識していなかったけど、そういうものだと思いながらずっとそうしてきたのだと思う。

『辞めるって言っちゃったら、どこで何してても居づらいよー（笑）』

そんなことを、明るく言っていた。

私が彼女の逃げ場所になれてるなら、嬉しいなと思いながら、もうその場所も彼女から、奪わなければいけないのかと思ったら、言葉も見つからなくて


いつもみたいに、ふざけて『あーん』と食べさせようとしてきた彼女の手料理を、黙って食べた。

私が唯一食べることのできない、しいたけ入りのパスタ

恥ずかしいとか、
しいたけ入ってるとか、
そんなこと言ってる場合じゃない。


今日で


最後だから。

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その時の私には、大嫌いなしいたけが入ってることなんて本当に些細なことで


食べれないの知ってて、食べさせようとした彼女は、『食べた！！』って言ってびっくりしてた。

味は胸がいっぱいでよく分からなかったけど、

『おいしい？』

聞かれて

｢おいしい｣

無表情で答えた。

『まずいのね（笑）』

険しい表情だったからそう思うよね。

｢ほんとに、おいしいよ｣


笑ってそう言ったけど、私が彼女の手料理を食べれて、どれだけ嬉しかったかは

きっと伝わってはいないんだろう。



相変わらず目一杯昼休みを使って食べる彼女。

ずっと見ていたいのに


少しでも早く、事務所に帰さなきゃと焦る私。


食べ終わり、片付け終わるのを見計らって

｢もういい時間だから、早く行きな｣


そう言った。

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彼女と別れてすぐ、事務員のリーダーさんにメールした。

｢ごめんなさい｣


夕方になって

｢今回は許す｣


うー怖い(T_T)


｢お疲れ(^^)
ごめんね💦もうしないので、今回は様子みて下さい💦
後で電話してもいい？｣


その後かかってきた電話で、｢次はないよ｣と言われた。

口調は優しいけど、
かなり怒ってます(T_T)


社長は、もう辞めるんだから、放っておけばいいと言ってるらしい…


その意見に、全力で賛同したかったけど、火に油を注ぐようなことは言えず…

彼女だけ特別扱いするわけにはいかないと、リーダーとしての責務を果たそうとしているなら尚更、否定することは出来なかった。


私が悪い。


次は、ちゃんと断らなきゃ。

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次は断らなきゃ

その時点で私は間違っていたんだ。

お弁当を持って、嬉しそうに私の元にやってくる彼女を、どうやったって追い返すことなんか出来ないのに


来る前にきちんと、本当のことを話してあげるべきだったのに


その日はまた、突然にやってきて


一度許してもらった私は、謝り倒して許してもらおう、甘い考えを胸に


神様にお願いした。


どうか、彼女が傷つきませんように

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その願いも虚しく、
お昼休みが終わってすぐ、リーダーさんにメールしたけど、時すでに遅し

リーダーさんからの電話にて…

｢私から直接言ったから｣


一番避けたかった、最悪のパターン


私は、リーダーさんのリミットを完全に見誤った。


違うか


見誤ったんじゃない


自分の欲が先に立った結果だ。



全力で後悔して、
全力で自己嫌悪に陥ったあと

この先彼女にとって、どうすることが一番いいか、考えてみた。


特に出来ることが見つからない。


とりあえず彼女がいる間だけでも、リーダーさんとのしこりを残さずにいよう。


きっと気まずくなったら、彼女が気に病むから。


そんなこんなで、色々取り繕って
表向きリーダーさんも普通に接してくれている。


なにやってんのかな、私。

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｢なんか、ごめんな。

お土産ありがとう(^^♪｣



彼女にメールした。


『謝られる事されてないよ！
ただ、私こそ、何か言われちゃったらごめんね。

★ありがとう(^ω^)』


彼女には、リーダーさんに釘を刺されていたこと話していないのに、リーダーさんに注意されたからだろう。私が何を謝ってるか、すぐにわかったみたいだった。


｢リーダーさんに何か言われた？｣


『言われたよ
気にしないでね〜』



あっさり認めた彼女に
自分の女々しさと、
彼女の男らしさを感じて


また、自己嫌悪に陥る。



しばらく仕事は、手につかなかった。

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彼女が言っていた

『迷惑と心配しかかけなくてごめんねm(__)m』

この言葉に、私がどれだけショックを受けたか、きっと彼女は、この言葉に私が傷つくことなんて、想像もしていない。


だって彼女は、優しいから。
傷つけると思ったら、言わないよね。


私は心配性だから、
心配になると電話をかけてしまう時があった。
でも、3、4回だよ？（笑）
出かけた時も、家に着いたらメールするように言ってたし、確かにいつも心配はしてたと思うけど


それだけじゃないのに。



いきなり謝られた、意味深なメールの時も

返信が無いもんだから、結局何を謝ってるのか分からず心配で…


私のことで勝手に気に病んでたら可哀想だと思い、電話した。


リーダーさんに事情聴取を受けた日、仕事中に呼び止められて20分ぐらい話してたのを、彼女の机の前の防犯カメラの映像で見ていたらしい。

ものすごく小さいですけど( °◊° )


自分のことで呼び止められたんだと、察しのいい彼女は気づき、


『仕事中に迷惑だったかなって…』


との事だった。


私も嘘がつけないし、大して仲良くもないリーダーさんと、20分も話し込む理由も思いつかなくて…


｢見てたのかぁ｣


つい、そう漏らした。


｢お前が謝ることじゃないだろ。迷惑じゃないし、私、仕事早いから問題ないよ（笑）｣

そんなことを言ったと思う。


｢でも、謝りっぱなして放置するのやめてくれる？（笑）普段メールしないくせにあんな意味深なメール来たら心配するの当たり前だろ（笑）だいたい文字じゃわかんない。顔みて話せよ！｣


心配した分、結構文句も言ったと思う💧


少し、距離をとろう。

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持ち場が変わって、私の仕事はただ増えた。

私が引き継いだ分、手が空いた人はいたけど、私の仕事を預けることは出来ずにいた。


私自身も安心して任せられなかったし、うちの課のトップが頷くこともなかった。


ある程度の期間を自分の中で設定していて、ビジョンもあった。

掛け持ってやれる仕事量じゃないことも、やる前から分かっていたし、

キャパオーバーを自分自身感じてきたところで、そろそろかなと思っていた。


また、事務員さんとの接点が無くなる以前の持ち場に戻ろうか…



正直、彼女との繋がりがほとんど無くなるのは寂しかったけど、彼女の為にはその方がいいのかなとも思っていた。


周りの目を気にしながら、私と話すようになった彼女を見ていられなかったし、もし私に、心配かけまいと元気に振る舞わなければいけないなら、私はいない方が彼女が楽だと思った。

何より、元気のない彼女を見ているのが、しんどくて


ただでさえ、
プライベートが追い込まれていた私にとって、仕事でのストレスは、とどめをさすようなものだったから、


自分のビジョンよりも少し、時期が早まったけど、彼女との距離を


元に戻すことに決めた。

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また、変に
自分のせいだと彼女に思わせるのは嫌だったから、別の用事を口実に、事務所に向かった。


事実、彼女のことはきっかけではあったけど、仕事的な理由が8割だ。
2割は彼女だけど（笑）


仕方がない（笑）それだけ、彼女は私の中で大きくなっていた。

そもそも子どものことで胸いっぱいだったのに、他の人が入り込む隙なんてほとんどなかったはずなのに、彼女はいつの間にか私の中にいて、どんどん膨らんでいった。


私が言わなくても、勝手に察する彼女だから、気にしすぎかなとも思ったけど、一応顔を見て報告して、反応を見て、


きっと自分が、安心したかっただけなのかもしれない。


けど、口実に持っていった用事のおかげで彼女と話すタイミング見つからず（笑）


結局メールで報告した。

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タイミング的に誤解されないように、1週間はずらして…


｢今日からそっち外れるけど、お前のこととは関係ないから、気にしないように！｣


『そうなんだ…寂しいね。

気にしなくていいって言われても、気にしちゃう。
謝るなって言われると思うけど、ごめんね。』



大打撃(T_T)


わざわざ、言わない方が良かったのか
黙って彼女が辞めるまで、続けていればよかったのか


こんなふうに、謝らせるくらいなら、自分なんか彼女の前から消えてなくなった方がいい


本気で、思った。

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とりあえずその日、
電話して説明してみたけど


伝わったのか伝わってないのか…


最終的には、


｢私だって寂しいんだ｣


と、ボヤいていた気がする。


『なら、続ければいいんじゃない？』


なんかサラッと言うけど、そんなに簡単でもない。


電話した目的を逸脱しながらグズグズと、話したような…


なんだか、情けなくなるけど
やっぱり声を聞くと少し安心する。


距離を取れば、彼女に謝らせるようなことも、気を使わせるようなことも、なくなるだろう。


そう、安易に考えて
寂しさを押し殺しながら



寝付きの悪い、夜を明かした。

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その、一週間後だった。
リーダーさんから、お叱りを受けたのは💧


あまり、効力を発揮しなかった

距離をとろう作戦のおかげで


私のせいで更に居心地が悪くなったであろう事務所で、彼女がどうしているか


様子を見ることも出来なくなった。



もちろん、お昼のお誘いは
無くなったし、ほとんど顔を合わすこともない。


それでも、たまに仕掛けられる

彼女のイタズラに


私はいつも笑顔をもらっていた。

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脱いだ場所にない靴(°口°๑)


スリッパを履こうとしたら、詰まっているぐしゃぐしゃに丸めた紙( º言º)


使おうとしたら、しっかり束ねられている私の筆箱の中身(ㆆ_ㆆ)


下駄箱や筆箱に仕込まれた、
謎の紙筒(・・？



会うと


｢またやったな！( º言º)｣


( *^艸^)♪*ﾟ


満足そうな彼女の笑顔にいつも



満たされていた。

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思い返していくと、心配されていたのは、私の方なのか？


そう思わずにはいられないくらい、彼女から沢山笑顔をもらった。

私は彼女に何ができただろうか。


気を使わせたり
謝らせたり

彼女を追い込んだだけだったような

そんな気がしてならない。


最後の手紙の一文に


『私以上に取り繕うのが上手だから、心配です』


そうあった。


私のことをそんなふうに見ていたなら、とんだ勘違いだなー

最後の手紙だったので、否定することもせず、今に至っている。


もう、会うこともないのかな🌱

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まだ、彼女の連絡先も知らずにいた去年の10月。

新社屋の工事で、臨時駐車場に停めることになっていた期間があった。

臨時駐車場まで街灯もない道のりを歩くため、その間支給された懐中電灯を持って駐車場に向かった。


車に乗り込むと、私の後ろを歩いてきたであろう人影…


後ろに人なんかいたかな？
よっぽど私より歩くの早いんだろうな。


誰だろう？考えながら私の車の前を横切ろうとする人影が、通り過ぎるのを待っていると

誰なのかを認識する前に、こちらに向けられた視界を遮る光。


！？



眩しくて、よく見えなかったけど

こんなことするのは…


あいつくらい（笑）


(´▽｀)♪*ﾟ

ニコニコしながら近づいてくる。
支給された懐中電灯を、こちらに向けてチカチカさせながら(ㆆ_ㆆ)

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その時、どんな話をしたんだろう。


運転席の窓を開けると、その横に彼女はやって来て


『いい匂〜い！』


私の車の匂いに、反応してた。


何故かそこだけ覚えていて、その先の会話はあまりよく覚えていない。


ただそこで、結構な時間、話をしていたような


私は、なんだか楽しかったので苦ではなかったけど、あまり引き止めるのも悪いなぁと思いつつ、なかなか区切りがつけられなかったのを覚えてる。


なので、ご飯に誘ってみた。
急だけど、多分次の日。
自分がたまたま暇だったから。

連絡先も知らないくせに（笑）

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正直、あまり現実的には考えてなかった（笑）



連絡先も知らない相手だ。

社交辞令程度に受け流されて終わるものだとばかり思っていたので、次の日、品質管理の子からLINEがくるまで、あまり真剣に考えていなかった。


｢○○さんに連絡先教えていい？
今日、ご飯行くんでしょ？
これ、○○さんの番号ね😊｣


ノリだけはいいけど、すごく警戒心の強い子だ…


連絡先も知らない相手からの、
ほっといたら流れそうなフワッとした誘いに

具体的に動き出すなんて、微塵も考えていなかった（笑）


連絡先を交換したあとも、相変わらず考えてない私(´ｰ｀)


普通に帰宅しようとしてる私の携帯に、ショートメールが届いた。


ショートメール？


登録したばかりの彼女から


『仕事終わりました。
どうしたらいい？』


(°口°๑)!!


何も考えてないので、正直に…


｢分かりません（笑）｣


と、メールして
それじゃさすがにまずいよね（笑）

すぐ電話した。

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電話で、

とりあえず品管の子に任せよう（笑）


丸投げすることになり、丸投げした結果、3人でカラオケに行くことになった♪*ﾟ


いきなり巻き込まれた品管の子はブーブー言ってたけど、結果的には


めちゃくちゃ楽しかった。


3人が3人とも、すごく自然にいられたような

そんな気がしていたのは、私だけかな？


彼女が、心から笑っているように見えた。


その時以上に楽しそうな彼女の笑顔は、その先一度も


見れていない。

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そのカラオケで、水族館に行こう！


そんな話になって、わりとすぐに日取りも決まった。


LINEを読み返してみたら、あまり記憶にないけど、そのカラオケの１ヶ月くらい前に、

彼女と3人で水族館に行こう！

品管の子に誘われている。


その時は、忙しさのあまり、怒りのスタンプ1つで品管の子をあしらっていた💧


なんてやつだ、私(ㆆ_ㆆ)


余裕がなかったとはいえ、ちょっと甘えすぎだよね(-.-;)


その子は、良い意味で

人に気を使わない


自分メインなのに、決して思いやりがないわけでも、自分勝手なわけでもない。


不思議なスペックを持っている。


私や彼女が、その子の前で自然体でいられるのは、ひとえにそのおかげだ。


私は最近、そのスペックを本気で欲しいと思っているけど、

多分無理だろうな(´･ ･`)


私はそんなに、強くないから。

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ずっと、断り続けていた食事やお出かけのお誘い。


忙しさと
子どもが学校に行けていないことで


相手が誰であっても、プライベートな時間を削る気持ちにはなれなかった。



そんな私の気持ちを変えたのも、やっぱり彼女で


彼女のいる誘いには行っていたような…


ただ、疲れだけを抱えて帰る日々に、暖かい気持ちを

彼女は乗せてくれたから


あまり自覚はなかったけど、

私は彼女を、求めていたんだと思う。

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彼女の笑顔に癒されて


自分の中に、ほんの少しのゆとりが出来ると、家の中が、思いのほか円滑になった。

まずやるべきは、自分を整えることかもしれない。


自分だけが、遠出して楽しむというのは、あまりお出かけに連れて行ってあげられない子どもたちに申し訳ない気がして…


離婚してからの8年間、友人からの昼間の遠出は、断り続けてきた。


あまり何度も断るのも悪いなと思い、行ってみたこともあったけど、結局楽しむことも出来ずに、罪悪感だけが残ったのでそれきりだ。


でも彼女と品管の子の3人でのカラオケがあまりに楽しかったから、私もすごく行きたくなって…

品管の子の誘いはずっと断っていたし、こんなふうにウキウキするのも久しぶりで、迷いはあったけど行くことにした。

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行くことに、してはみたものの


日に日に募る罪悪感。


子どもが苦しんでいるのに、自分だけ楽しもうとしているのだから、当然といえば当然だ。


自分だけが楽しもうとすることに抑止力がかかる。


楽しんじゃ、いけない気がしてくる。


そもそも、子どもが学校に行けなければ断るつもりでいたけど、子どもはその日はしっかり登校して、


私はしっかり、
前日に断った。

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私にとっては、
すごく大事な2人だから


嘘をつくのは心苦しかったけど


｢子どもが調子悪いから、ごめん｣


そう言って断った。


本当の理由は、
独身の2人には重たすぎる話で


気を使わせてしまうと思ったから。


ドタキャンで申し訳ない気もしたけど、2人で充分楽しんだみたいだったので、安心した🍀

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品管の子とは数年の付き合いになると思うけど、あんまりよく覚えてない。


離婚してからは、毎日が目まぐるしくて、落ち着いてきたのは最近だ。


だから、あまり真剣に付き合ってこなかったのは事実で、ちゃんと目を向けると、私はその子のことを何も知らないことに気づく。


彼女と最後に出かけた日、
彼女に言われて初めて知った。


『家の場所知ってるんだ。やっぱり信頼されてるんだね』


？？？


私には謎すぎる発言。


｢あいつ、車出さないんだからみんな知ってるでしょ？いつも家まで送ってるんじゃないの？｣



『知らないよ。近くまでしか送らせてくれないから。あの子家の場所知られたくない子だと思う。』


・・・・・(°口°๑)


本当に⬆️こんな顔をしていたんじゃないだろうか（笑）


私には"家の場所を知られたくない"という価値観がないので思いもつかなかった。


それに、思い出せないくらい前から、その子の家を知っている。私の記憶だと、わりと最初の方から…


そんなにしつこく、

家まで送ると

言ったのだろうか…(-.-;)


なんだか一気に不安になった。

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彼女曰く


『私もそうだから、私と同じだって思った』

らしい。


なんだか色々聞いてみると、私以外誰も知らないようだ。

私がびっくりしたのは


彼女もその子の家を知らないこと。


彼女とは私より仲良しだと思っていたから、彼女にも言いたくない家の場所を、私に言うだろうか…💧


覚えてないけど

やっぱり…

私がしつこかったのか？（笑）

いや、笑えない💧



ちゃんと、観察してみよう👀


無闇に人を傷つけてしまう前に。

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思いのほか、
嫌いな人がたくさんいた（笑）


いや、知らないうちに増えた？


上司にも物怖じしない子だから、誰に対しても同じだと思ってたけど、こないだ初めて嫌いな人と話してるところを目撃した👀


大人しい子か？（笑）


無口になるとは言ってたけど、面白いくらい必要なことしか喋らない（笑）


すごく、心の広い子だと思ってた。

心が広いは違うかな？
人に執着しないから、何を言われても動じない、そんな強さを感じてた。


私、すごく甘えすぎていたかもしれない。
少し、認識を改めた方がいい気がしてきた（´-`）



どっちにしろ、その子が大切なのは変わりないのだけど。

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水族館を断った時は
その子の考えてることなんて、気にもとめてなかったけど(少しは考えた方がいいよね💧)なんでも受け止めてくれるような気がしてた。


実際、2人は行けなかった私のためにお土産を買ってきてくれて、近いうちにご飯に行こうと懲りずに誘ってくれた。


食事ぐらいなら、そこまで大きな罪悪感にもかられないし、一通り済ませていけば母もわりと快く子どもたちを預かってくれた。


品管の子が、私の都合のいい日を確認すると、すぐに彼女の予定を取り付けてきた。


いつも私と彼女を繋いでくれる。


リーダーさんにお叱りを受けてから、まともに話せてない。
たまに見かけても、あんなことがあったからか、元気そうに振舞っているようにしか見えない。

私一人が、何か、
ぎこちなさを抱えて

ストレスを溜めていた所だった。

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｢どこがいい？｣

何ヶ所か提案されて、


｢お好み焼きは私は焼かないから、誰か焼いてくれるならどこでもいいよ（笑）｣


そう答えたので、お好み焼きはないんだろうなーと思ってたら


見事にお好み焼き(°口°๑)


焼きませんよ？（笑）

まさか、見てるだけ！？


まぁそんなわけもなくて

彼女が焼いてくれたお好み焼きを美味しくいただいて、楽しくお話しして、普通に解散した。


久しぶりにほっこり（´-`）


いつものように

｢家ついたらメールして｣


彼女からの帰宅の連絡を待って、
眠りについた。

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その次の日の休みを境に、

現場は地獄の繁忙期へ突入する。


その時期に、
毎年行われるくじ引き

会社に届くお歳暮を景品に



彼女が冗談で

『ビールだったらちょうだいね♪*ﾟ』

そう言ってた。


冗談だと、
分かってはいたけど…


ビール(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!


これは、神様の思し召しですね
ヾ(｡>﹏<｡)ﾉﾞ✧*。


｢ほんとにビールなんだけど、いる？｣


話せる口実をありがとう

✧*。神様。*✧


みかんと交換になった♪*ﾟ

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彼女の仕事終わりに連絡して


交換(*´罒`*)


それだけなんだけど、
なんとなく嬉しい。


ビールを渡そうとした私の視界に入ってきたのは…


あからさまに細長い腕

その腕に自分の荷物とみかん

足元は
そこそこ高いヒール


ヒールを履きなれた抜群の安定感の彼女の後ろに


駐車場へと続く階段…



渡そうとしたビールを引っ込め


｢車まで持つ｣


『え〜何それ優しい(´▽｀)♡』


いや、危なすぎるでしょ！
当たり前だ(°口°๑)


『ほんとに大丈夫だよ〜？』


そう言う彼女を受け流し、
車まで運んだ。


大したことはしてないのに『優しい！』を連呼するので、なんだかちょっと恥ずかしくなって


｢私はいつも全力で優しい！｣


照れ隠しで、言ってた気がする。


まだ事務仕事が残っていたので、事務所に戻る私を、いいって言ってるのに(ほんとは嬉しい)見送ると言ってついてくる彼女が、


たまらなく可愛い。



階段前で、


｢ほんとに、ここでもういいよ（笑）｣


そう言って別れた。


階段を上りきった私に、まだ手を振る彼女を、何度か振り返りながら歩く。



"いつまで手振ってるんだよ（笑）"



私が見えなくなるまで見送る彼女に、後ろ髪引かれながら、


仕事に戻った。

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去年は例年にない忙しさで
連日の早出残業。

現場の社員はお昼休みになると、早々にお昼を済ませ、みんな倒れ込むように仮眠していた。


私ももれなくその中の一人で、お昼を口に運ぶのもだるかったが、無理やり押し込み横になった。


と、同時に鳴る携帯。


( º言º)💢💢💢💢


電源を切ろうと目をやった画面に


彼女の名前


もたつく手元
なり止む携帯


すぐさまかけ直して


｢どしたー？｣


相変わらず、気持ちは押し殺して


『お呼び出し申し上げます♪*ﾟ』


いつもの呼び出し。
さっきまで鉛のように重かった体が嘘のように、彼女の元へと向かう軽い足取り。


なんかお菓子を渡されて、
いつものようにふざけて、

『頑張ってね(^▽^)』

｢おー｣


そう言って別れた。


顔を見てると素直に言えなくて、
メールでお礼を言った。


｢ありがとう。
めっちゃ疲れてたけど、元気でた！午後も頑張りまーす☆
お前もガンバレ！｣


本当に疲れてた。

彼女の顔を見れて、
声が聞けて、

なんだか生き返るようだったから


いつもより3割増、素直に言えたと思う。


『どういたしまして

頑張る、ありがとう(^ω^)

メリークリスマス☆』


"クリスマスだからか…"


彼女のメールで、渡されたお菓子の意味を、やっと理解して


もう一度、喜び直した。

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年が明け、事務員さんの募集をかけていたみたいだけど、面接にすら人は集まらないようだった。


時間が経つごとに、彼女の傷が増えていく気がして、

早く決まって欲しい気持ちで、何も出来ずソワソワする。


でも、決まればそれは彼女の代わりの人員で


このまま決まらないで欲しい気持ちが、胸を締め付ける。


私が何も言わなかったら…



忙しさもそこそこに落ち着くと、そんなつまらないことを考える隙間ができて


その隙間を埋めるように、
彼女がパソコンの上に置いているという☆を、時間を見つけては折っていた。

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1月の終わり


関東にも雪が降った。



朝はいい天気だったけど、
帰りにはものすごい積もってて


私はスタッドレスだったけど、帰宅しようと向かった駐車場で、夏タイヤのままの彼女の車。


"こんな日に遅番か…"


だからといってどうすることも出来ずに、ただ彼女を心配しながら、家路に着いた。


それでもやっぱり気になって…



｢ちゃんと帰れたか？｣


ソワソワしながら…
1時間後


『1時間半かかったけど帰れたよ』


一安心（´-`）


｢明日は仕事？｣


『明日はお休みです！』


凍りついた道路を走ることになるであろう、明日の朝の出勤もない(´ｰ｀)


｢そうか
じゃあ、おやすみー｣


『明日の朝、気を付けてね

おやすみ〜★』


相変わらず、私が心配してるのは


分かっているみたいだ。

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彼女の誕生日が近づく。


一番近い出勤日を確認した。


誕生日から、3日間お休み…
有給まで使って…


彼氏とお出かけですか？(T-T)


誰か事務員さんのシフト表を、私の目の届かないところに置いてください( ；∀；)


雑談の中で、1度だけ聞いた彼女の誕生日。

その頃は、特別意識していなかったから、覚えておこうと思っていたわけでも、メモをとったわけでもない。


ただ勝手に、
私の記憶に留まった。


変に思い出してしまったもんだから


最初から、特別なことをするつもりも、おめでとうを言うつもりもなかったのだけど、きっと彼女の誕生日を祝える最後のチャンス

彼女がいつも食べているチョコレートを、誕生日から3日過ぎた彼女の出勤日に
下駄箱にしのばせた。

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さすがに察しのいい彼女も、そのチョコレートの意図には気づかなかったみたいだ。


『ありがとう(´▽｀)』

と言われ、適当に返事をした。


心の中で、彼女の両親に


"彼女を産んでくれて
ありがとうございます(´ｰ｀)"


そんなことを唱えながら、
一人密かに彼女の誕生日を祝った。

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本当は、素直に言えばいいのだ。

｢おめでとう｣と。


必要以上に膨れ上がった気持ちが、それを躊躇させる。


彼女は、自分の誕生日を話したことすら覚えていないだろう。

自分の誕生日を教えた覚えもない相手から、突然おめでとうを言われたら、気持ち悪がられるかな…


そんな、つまらないことを考えて


｢おめでとう｣の一言が喉につまる。


誕生日におめでとうと言われて、嬉しくない人なんか、いないだろうに


臆病な自分が

"傷つきたくない"と、


全力でその言葉を
喉の奥に押し戻した。

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彼女は、私よ一つ年上

早生まれだから、学年的には二つか。


年上の彼女が、
こんなにも心配になるのは


好きなのはもちろんのこと

彼女が、
妹に似ているからかもしれない。


私の妹は、落ち着き払った子だけど


彼女は、そんな妹を危なっかしくしたような、そんな感じだ。

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妹は、私にとって

絶大な信頼をおく、
唯一無二の特別な存在だ。


昔からそうだったわけではなくて、元旦那の洗脳の中にいた私を、引きずり出してくれてからだと思う。


私はそれ以来
妹以外の人間を、信じていない。



DV
モラハラ


その真っ只中にいた頃の私は


｢生きてる価値のない人間｣


ひたすら刷り込まれ
それを信じて疑わなかった。


｢殺してください｣なんて
言おうものなら


死ぬのは逃げてるだけで、
子どもたちを捨てるのと同じ
母親として最低な行為


やっぱりお前は
｢生きてる価値のないクズだな｣


死ぬことも、
生きることも許されない私は


自分を殺して息をするだけだった。

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妹は、
正常な判断力を欠いていたであろう私に、道を示してくれた。


絶対に、
押し付けず
いつも私の気持ちを確認しながら

出口まで、
ゆっくり ゆっくり

一緒に歩いてくれたから


私は今、
自分を大切にすることが出来る。


その時は、当たり前のように思っていた、妹の果てしない優しさに気づいた時


どんな時も私は


妹の味方でいることを
頼れる姉であることを


強く強く
決めたんだ。

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そんな妹が一度だけ

私に泣きながら話してきたことがあった。

友達のこと


｢すごく嫌になっちゃった｣


いきなり玄関で泣き出すもんだから、ものすごく驚いたのを覚えてる。

大して気の利いたことも言えず、もちろん妹の友人関係を私がどうこうできるわけもなく、話を聞くことしか出来なかったけど…


彼女と妹の表向きのキャラは全然違うのに、彼女の根っこに、


ずっと妹と同じ何かを感じていて



ことあるごとに、

｢妹に似てるんだよね｣


そう話していたけど、
泣くほど彼女を追い詰めた、辞めたい理由を


『すごく嫌いになっちゃったんだよね』



彼女が、そう話した時はさすがにびっくりした。


似ているとは思っていたけど、あの時の妹とかぶりすぎて

"守りたい"と

必要以上に強く思ってしまった。



結果は散々だったけど…💧

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なんとなく、
スッキリしてきたぁ(´ｰ｀)✧*。


彼女とのことは、
飲み込んだ言葉や想いが多すぎて、

消化不良だったんだよね🍄



もう二度と、会うこともないなんて思ってたけど、連絡してみてもいいのかな🌱


だっていつでも電話してって、あいつが言ったし(´ｰ｀)
多少迷惑でも、いいような気がしてきた(´ー`)


今はしないけど、時期が来たら
意地を張らずに電話してみようかな。

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>> 90 匿名90さん🌷
レス、ありがとうございます😊🍀


すごい
勇気出ましたヾ(｡>﹏<｡)ﾉﾞ✧*。


"彼女も私を大切に思っているのでは"


そう言ってもらえて、なんだか軽くなりました。

彼女に確認出来ないから（笑）
誰かにそう言ってもらいたかったのかな。


多くを望んでいるわけではないのに、こんなふうに彼女と離れてしまうと、やっぱり寂しいものですね(´ｰ｀)


どこかで幸せなら…

そう思っていたけど、


せめてそれが確認できれば（笑）


今、切にそう
願ってしまいます(´ｰ｀)


匿名90さん🌷
私のはけ口的なスレですが、

気が向いたらまた、何か言葉を落としていってください(*´罒`*)

それでは、良い一日を🍀

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>> 92 匿名90さん🌷

こんな、うっとおしいスレ
全部読んでくれてありがとうございます😂


彼女の気持ちはどうあれ

もっと自分の気持ちに、素直になってみてもいいのかなって思えてきました🍀


また来てくださいね(*´罒`*)
その時は、嫌でなければ
匿名90さんのお話も聞かせてください😊🌼



では….+*:ﾟ+｡.☆

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繁忙期も一段落して、
落ち着きを取り戻した頃


上司に、

｢お前、俺の弁当食べるか？注文してあるんだけど、今日社長と出かけることになって、俺食えねーんだよ｣


神様は見ているのでしょうか？✧*。


今日、お昼持ってくるの忘れたんだよねー
(´▽｀)♪*ﾟ
めっちゃラッキー(*´罒`*)


お昼をゲットしたからラッキーもあるけど

上司はいつも事務所でお昼を食べているので、上司の分のお弁当は事務所にある。


事務所に行く口実ゲット
ヾ(｡>﹏<｡)ﾉﾞ✧*。

のラッキーだ♪*ﾟ


おまけに、リーダーさんもお休みです！
(喜んでごめんなさい🙏)


いつもより、一人少ない事務員さんの円卓


もうこれは、行くしかないよね！！

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『どうしたのー？(´▽｀)』


事務所に入ると、さっそく彼女に声をかけられ


｢お弁当貰ったから、まぜてー😁｣


ひとまず、上司の席に座り隣の席の同僚に午後の段取りの変更を伝えると、


『こっちおいでよー』


彼女から、声が掛かる。


｢おー(´▽｀)♪*ﾟ｣


何もしてないけど
楽しいなー


その日は、彼女が気を使っているであろう方々がみんな出払っていて、なんだか彼女も伸び伸びしていたから


私も自然と、
ルンルンしていた（笑）

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円卓につくと


『味噌汁あるよ？』


彼女に言われ

｢ちょうだい（*'∀'人）♥*+｣


『自分で持ってきな(ー_ー)』


クールにあしらわれ、彼女は自分のお茶をいれに席を立った。

その背中に向かって


｢味噌汁早くー(´▽｀)♪*ﾟ｣


『うっさいな！
自分でやんなさいよ（｀Δ´）』


｢はーやーくー♪*ﾟ｣


『うるさいっ（｀Δ´）！』


彼女が持ってきてくれると確信してた私は、席を立つことなく味噌汁の到着を待っていた
(´ー`)♪*ﾟ


まぁ、私が待ってたのは
味噌汁じゃなくて

彼女だけど(´ｰ｀)♡


そしてやっぱり、
持ってきてくれた♡*+


あーもー


好きだー！！！

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私は何も考えずにあいていた席に座ったら、隣の席にもう1人の事務員さんのお弁当がおいてある。


そのまま流れに任せれば、彼女と私の間にもう1人の事務員さんが座るという席取りだったのだけど…


何故かその事務員さん


自分のお弁当を持って、
席を1つズレた。


｢何それ！そんなに私のとなり嫌なの？😁｣


冗談めかして言うと

『いや、そういうわけじゃないけど
○○さんが隣なのかなって』


いや、指定席な覚えはないけど（笑）


あまりにもナチュラルに席を変わった事務員さんを見て、自分の気持ちがダダ漏れなことに密かに恥ずかしくなっていた
(´ｰ｀)


ただ、変わってくれて
ありがとう(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜


久しぶりに、
楽しくゆっくり

彼女と話せて


幸せでした🍀

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もう1人の事務員さんが、自分のお茶を入れ戻ると、

｢○○さん(私)の分も、お茶いれてこようと思ったんだけど、○○さん(彼女)が、甘やかさなくていいって言うから｣


そんなこと言ってたのか(°口°๑)
まだ自分のお茶を準備する彼女に向かって


｢私のも入れてもいいんだぞー(´▽｀)｣


そう叫んだ（笑）

『やだよ（｀Δ´）！』

席をずれてくれたのはいいけど、その事務員さんが、私と彼女が特別仲がいいと思っているのなら、その人には居心地が悪くなってしまって申し訳ないと思ったので


｢ていうか、席ズレることないじゃん。あいつ(彼女)より、○○さん(事務員さん)の隣の方がいいに決まってるでしょ(´▽｀)♪｣


一応そんな感じでフォローしながら、席を移ろうとしたところに、


『なんだって？( º言º)』


彼女が、戻ってきたので（笑）


｢何でもありませーん(´ε｀ )｣

移りかけた体を戻しながら答える（笑）


神がかり的に察しのいい彼女のことは、放っておいて大丈夫だと思った。

事実、席に戻ってきた彼女の手には私の分のお茶はなかった。


いらないと思ってました
(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

• 共感0

>> 99 匿名90さん🌷


自分の気持ちに蓋をするのって、苦しくないですか？

"彼女が幸せなら"

そう思う気持ちは嘘じゃないのに、やり場のない想いが

胸を締め付けます。


私もずっと繋がっていたいです。

どんな形であれ
彼女の幸せを、見守りたい。


20年経った今も、繋がっていられる関係を築けたのは、自分の気持ちに蓋をしながら、その方を見守り続けたからですよね？

私もそうありたいと願ってます。
でもそれは、簡単なことではないのでは？


彼女の、自分以外の誰かとの幸せを
私は、心から喜べる自信がありません。


今は、匿名90さんはパートナーはいらっしゃるんですか？

友人として…
気持ちが切り替えられたのはどれくらい経ってからですか？

質問ばかりですみません😅

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彼女は、本当によく気付く。


私が、仕事のことで聞きたいことがある時も

彼女の席に近づいただけで
答えが返ってくる時がある(°口°๑)

作業着の定位置に入れてあるボールペンを忘れた時は

ボールペンを取ろうといつもの場所に手をやって、私が無いことに気づいた時には


ボールペンを差し出されてた。


心配だなんて言わなくたって


『心配してくれたんでしょ？』

って、

いつも私を見透かす。


そのうち


『私のこと、好きなんでしょ？』


って、言われちゃいそうだな（笑）

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私の気持ち、
気付いてるんじゃないか？


それくらい彼女は、私を分かってくれてたけど、私は彼女が全然分からない。


彼女は思ったことをそのまま口にするような端的な子じゃない。

時折、私の欲しい言葉を選んでいるような気がしてならないんだ。

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>> 102 削除されたレス 匿名90さん🌷


確かに、
彼女の幸せを考えると、私の出番がないのは明白ですね(´･･`)


他の人との雑談で

『ベッドの中はメンズでしょ♪』

などと話していました( º言º)


つまらないことを想像しちゃうので、あまり過激なことを言わないでほしいと、本気で思いましたね（笑）

目の前で、男の人と楽しそうにしているのなんて毎日見せられたら…

彼女に、嫌な態度をとってしまいそうです💧


『好きなんでしょ？』

彼女に聞かれたら…


否定はしないと思うけど…
曖昧な返事をしてしまうのかな💧

基本、素直じゃないので(´･･`)

でも、彼女が自信をなくしていたり


『私なんか…』

そんなふうに思っているような気がする時がたまにあって

あくまで私が感じているだけで、実際どうなのかは分かりませんが、そんな時は

真っ直ぐ｢好きだ｣と伝えてきたつもりです😊🍀


匿名90さんも、今また、片思い中なんですね✧*。

好きな人のお話
聞きたいです😊🌼

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事務所でお昼を食べた時のように、

あんなに色々タイミングが良い時なんて全然なくて


彼女と話せる日はおろか、顔を見れる日もほとんどなかった。

顔を見れても、いつもの事務所はあの日のように和やかではない。

彼女自身がピリピリしている時は、目も合わせてくれない。
もちろん話しかけられない。

良い時は、私の席までやってきて、机に隠れるようにしゃがんで話しかけてくる。

いつものチョコレートを一つくれたりして、小声で一言二言、言葉を交わしたりなんかして、


また自分の席に戻っていく。


欲求不満ですかね(ㆆ_ㆆ)


もっと話したーい(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!



きっと険しい顔をしていたんだと思います（笑）

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そんな感じで、ストレスをためていたところに、品管の子からカラオケのお誘い。


彼女も誘ったようで、そのやり取りのなか彼女の話になり、私を心配？していたと聞いた。

『元気そうだった？』

そう聞かれただけみたいだけど。
あまり険しい顔で事務所にいるのは良くないなぁと、反省しながら


私に直接聞いてくれたらいいのに(´ｰ｀)


少し寂しく思っていた。


でも、よく考えたら人のこと言えない💧

私も、品管の子に聞いたことがある。


｢あいつ、元気？｣


直接聞けばいいよね、私も（笑）
なんでこんな、まどろっこしい感じになってしまったんだろう

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彼女と、品管の子と、
もう一人誘ったと言っていた。

カラオケに行くことが決まって、ウキウキしていた私に、事務員のリーダーさんが小声で話しかけてきた。

あれ以来、以前はなかった壁を感じてはいるけど、リーダーさんは大人な対応で変わらず振る舞ってくれていた。


｢新しい事務員決まったよ。来週から来るからよろしくね。｣

....いよいよかぁ。

彼女の退社の日が、近い未来に迫っていることを覚悟し


｢そっか。｣


それだけ答えた。


｢○○さん、15日までだよ。聞いてないの？｣


｢うん｣


｢仲いいのに、言わないんだね｣


やっぱり根に持ってるんですか？😂
傷つくこと言ってくれますね(T_T)


｢だから仲いいとか、気のせいだってずっと言ってるじゃん（笑）｣


精一杯強がってみました(ㆆ_ㆆ)


ほんと、辞める日ぐらい
彼女の口から、報告欲しかったなぁ。

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その日から、
彼女からの報告を待っていたけど、全然話してくれません(ㆆ_ㆆ)


だから、先回りして聞きたくないんだよね。


モヤモヤしながら、カラオケの日をむかえた。


この日に報告がなければ、きっと

①新しい事務員さんが入る
②なんとなく察しがついた私が、
｢新しい人決まったんだ｣
なんて言う。
③彼女が気まずそうに
『うん。15日で最後だから』


こんな感じではなかろうか？


これは、あまりにも寂しすぎる。


報告がなければ、もう何も触れないでおこう。
なんだか別のことに気を取られながらカラオケに出かけた。

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楽しみにしていたカラオケだったけど、苦手な人もいたし、つまらないことばかり考えてしまって、あまり楽しめなかった。

彼女と二人になるタイミングもあったのに結局新しい事務員さんが入ることも、退社の日が決まったことも、話題にも上がらなかった。

今日言わなかったら、私が次に出勤する日は新しい事務員さんが来てますよ？
私、勝手に察しちゃいますよ？
本当にそれでいいんですか？(T_T)


私の心の叫び届かず(ㆆ_ㆆ)

彼女ともう一人の子は次の日仕事だと言っていたので、わりと早い時間に解散した。

さすがに、この距離感に落ち込んで


あー、全然充電出来なかった(T_T)

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解散したあと、いつものように品管の子を家まで送りながら、明日休みなのをいいことに、遠回りしていいか聞いた。

モヤモヤしてます（笑）
彼女とのことは話せないけど、このまま帰宅するのは寝つきが悪すぎる(T_T)


｢じゃあどっかで話そー♪*ﾟ｣


ファミレスに入った。


彼女が、解散前


『私はまだ全然大丈夫ー♪』

そう言っていたので、彼女にも電話をかけていたけど、すぐには出ず
そもそも私は、この言葉は彼女がその場の雰囲気に合わせて取り繕った言葉だと思っていたので、間に受けていないのだけど。


これから、

帰宅(45分)
お風呂(30)
保湿(30分)

就寝まで2時間はかかるだろう。
折り返しの電話を待つ間に、次の日仕事の彼女にはきついだろうと思い、

｢もうずいぶんここから離れてるだろうから、今から呼びつけるのは、可哀想だよ｣

そう言っておいた。


2時間ぐらい話して、その子とも解散した。

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次の日、
休みだったので、子どもに連れ出されショッピングモールに買い物に行った。


そこで、彼女が辞める時になにか渡そうかどうしようか悩みながら雑貨屋さんなどをふらついていると、一通のショートメール


『ハロー(´∀｀)

昨日話そうと思ってたんだけど、言えなくて

明日から事務に新しい人が来ます
宜しくね(^_^)/‾』


彼女なりの、精一杯の報告だろう。


放っておいても、新しい人がいれば察しはつくのだから、わざわざ私に知らせる必要性はないのに、普段連絡してこない彼女がわざわざメールをくれたのは


彼女が、私に報告しなければいけないと感じてのことだろう。
私に、迷惑かけたと思っていたみたいだから。
律儀な彼女らしい。


ただ一つ気になるのは、
なんで昨日言えなかったんですか？
タイミング、あったよね(T_T)

そんな本音は置いといて…

新しい人がなかなか決まらず、彼女が辞める時期も延ばし延ばしになっていたので


｢そうか。
良かったな(^^)｣


それだけ返信した。
"寂しい"の100分の1ぐらいしか"良かった"とは思っていなかったけど。

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>> 111 ベッドの中はメンズ？・・😁どういう意味なんでしょうね(?_?) 仕事手につかなくなっちゃいますよね(笑) 主さんが彼女と素直に向き合… 匿名90さん🌷

今日はお休みですか？👀
好きな人は、職場の人ですか？
やっぱり、男の人が好きな人なんですかね🌱
その人は、90さんが女の方しか好きになれないということはご存知なんですか？👀

私は彼女のことは、彼女に委ねます（笑）
自分の気持ちが強すぎて、あまり冷静にいられません。
彼女を傷つけてしまいそうで…

彼女から、連絡が来れば応えるぐらいで、もしかしたらもう、会うこともないのかもしれません😂


新しい事務員さんのこと

『言いにくかった』

そう言ってました。

私がそうさせてしまったんだと思います。
だから、離れた方がいいのかなって🌱

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休憩時間、営業の人が

｢朝、事務所に野菜ジュース置いてったろ？｣


そのジュースを彼女が保管しているらしい…

『○○(私)のモノは私のモノ』

ジャイアンみたいなことを言いながら（笑）

お昼休み取りに行こー(´ｰ｀)♪*ﾟ


思っていると、彼女からメール


『野菜ジュースは預かってるぜ(Тωヽ)』


何言ってんだか（笑）

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野菜ジュースを奪い返すべく、彼女の元に向かう私の手には、彼女への最後のプレゼント。


彼女から、報告があれば渡そうと思っていたものがあった。


本当は、最後の日に渡すものなんだろうけど

会社に、居場所がないと感じているのではないかと勝手に思っていた私は、

私は味方だということを早く伝えたくて

一人で苦しまないで欲しいと切に願いながら、野菜ジュースを捕らわれた日に渡すことを決めていた。

それともう一つの理由は…

彼女が、

『泣くなよ（笑）』

あまりにも言うもんだから…

会うと
『泣くなよ（笑）』

メールで
『泣いちゃダメだよ（笑）』

筆箱のメモ書きに
『泣くなよ☆』

そんなに私に泣かれるのは嫌ですか？(T_T)


早く渡したかったのもあるけど、最後の日に全力で涙をこらえるハメになったから(T_T)

とっとと、渡すことに決めました(ㆆ_ㆆ)

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いつもはお昼休み、呼び出されるばかりだったけど、初めて電話で彼女を呼び出した。


事務所前の廊下で

｢返しなさい（笑）｣

『えーどうしようかな（笑）』

めっちゃ野菜ジュース振ってる（笑）


そこを通過する人を、ふざけながらやり過ごし、紙袋を手渡した。

｢早いけど｣


『なにこれ、ありがとー(´▽｀)♪*ﾟ』


｢こっちは生物だから気をつけて｣


なんだか恥ずかしかったのでそれだけ言って


｢じゃ｣

行こうとする私に

『もう行っちゃうの？』


｢もう用済んだから、じゃあなー｣


野菜ジュースをチラつかせながらいつもの場所に戻った。

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その日、彼女からメール。


『めっちゃ生物いた〜！！
ありがとう(≧▼≦)

思わず私が泣いてしまったよ(笑)

また今度ご飯食べに行こうね〜』



私があげた紙袋の中身は、クッキーと


彼女がお守りのようにしていたという、星☆
彼女を心配した分だけ折ったと思う。


5色の色画用紙で沢山作ってみた（笑）

全部に顔を書いてあるから、生物だと言って渡したものだ（笑）

なかなか気持ち悪い(≧∇≦)


その中に、

本物のお守りと
メッセージカード

｢沢山ありがとう

いつもお前らしく

いられますように｣



一番伝えたいことだけ、
伝わればいい


そう思った。

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>> 119 匿名90さん🌷

男性も大丈夫かもー
なら、女性よりなのでは？👀

充分可能性あると思いますが(^^)

告白しないんですか？


そんなことを言い合える仲って、すごく親密だと思いますが👀


彼女には、来月電話しようかなって企んでます（笑）

私、来月誕生日で

勝手に

"彼女の声を聞く"

というプレゼントをいただいちゃおうかと…


いつでも電話してって言ったの彼女だし、誕生日ぐらい、自分の気持ち優先してもいいかなって思ってるんですけど、どうですかね？（笑）

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『思わず私が泣いてしまったよ（笑）』


メールではそう言っていたけど、その場にいたわけじゃないから、本当のところはどうか分からないんだけど…

形に残るものを渡すのは良くないかなぁとか、お守りは重たいかなぁとかそんなことを考えていたので、ちょっと安心した。


いつも取り繕ってばかりの彼女を見ていたから


心から笑っている彼女を
初めて見た時

いつも、こんなふうに
笑えたら


イラつく彼女が、
イラついた態度で話しているのを見た時


いつも、こんなふうに
無理せずいられたら


時を重ねる度に
そんな思いは強くなって


"彼女らしくいて欲しい"

そう、願うようになっていった。

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>> 121 削除されたレス 匿名90さん🌷

その人のこと、とても理解してらっしゃるんですね😊🍀

また、自分の気持ちに蓋をしているのでしょうか…

よかったら…
たまにはここに、吐き出していってくださいね(´ｰ｀)+｡.☆


彼女とは、辞めたあと一度だけ会っています。
3月の終わりに

それっきりですね(T_T)

本当に私は、

声が聞けるだけで、最高のプレゼントなんですけど(´ｰ｀)

その前に勇気が欲しいです😂

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もしかしたらあいつは、
私が言う｢お前らしく｣を


｢いつも笑顔のお前で｣

そんなニュアンスで受け取ったのかもしれない、そう感じる時がある。


そういうわけじゃないんだよ。


もちろん、笑いたい時は
笑っていて欲しいんだけど


イタズラ好きなお前が、
好き放題イタズラ出来たり


疲れている時に
疲れた顔が出来たり


笑いたくない時に
笑わずにいられたり


イライラした時に
ちょっと八つ当たりしちゃったり


そんなふうに、
お前がお前でいられる場所が

あればいいなって思ったんだ。

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そんな私の想いは、
伝えられないままだけど

そんな場所があることを


☆.+*:願ってます.+*:☆


その場所が、
私の隣じゃなくても

彼女の幸せを願うので


夢でもいいです☆彡.。
笑顔の彼女に会わせて下さい


神様よろしくですm(_ _)m
おやすみなさーい🌙*.｡

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こんなに想ってるのに、なかなか夢に出てこないなー

昨日は子どもの夢でした+｡.☆


お守りを渡してから彼女は、
努めて元気に振舞っているように見えて

私は、なんとなくイラついていた。


彼女が辞める前日、品管の子から
彼女が私と品管の子と3人でランチに行きたいと言っているとお誘いがあった。


なんで直接話してくれないんだろう。
辞めることも、ランチの誘いも、元気かどうかだって、

私が言いにくくさせてしまっているのだろうか？

そんなモヤモヤと合わさって

私の言葉が、彼女に無理をさせているのかもしれないと、自分にイラついていた。

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>> 127 匿名90さん🌷

彼女の支えになるために
気持ちは捨てずにとっておくって

素敵です(*´︶`*)+｡.☆

私は弱いので、自分の気持ちから目を背けたくなる時があります。

でも、彼女を好きにならなければよかったとは思わないし、叶わなくても、彼女の幸せを願っていたい。


私も匿名90さんのように、
自分の気持ちに正直に

傷ついたとしても
強く彼女を想っていたいです🌼


いつも励ましてくれてありがとうございます(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

匿名90さんの、
幸せを祈っています+｡.☆

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彼女が辞める日から前の3日間の私の出勤状況を確認された。

前もってクッキーなんか渡しちゃったからなー
お返し用意せざるを得なくなったよね…


分かってはいたけど、


｢イタズラのラストスパートですか？（笑）｣

ふざけてみた。

それに応えるように増えるイタズラの頻度。

自分にイライラしながら、
その日は迫ってきた。

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彼女が辞める2日前

帰ろうとする私の靴が
見当たらない(°口°๑)

まぁ、すぐ見つかるとこにあるんだけど（笑）

朝もやられたので、ラストスパートを感じながら駐車場に向かった。

私よりも先に帰ったはずの彼女が、誰かと話し込んでいる。


私も面識のある人だ。

目が合うと、声をかけられたので、進路を彼女達の元へ変えた。

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とりあえず…


｢靴っ！（｀Δ´）！｣


『えー、どうしたのー？(´ε｀ )♪』


こいつっ( º言º)


彼女を引き止めて話をしていた人は、彼女が辞めることを知り、泣いてしまったと聞いていたので…


｢こいつのために泣くなんて、涙がもったいない！( º言º)｣


そんな、心にもないことを言った。


｢えー、もったいなくないよー｣


なんて素直な人(ㆆ_ㆆ)


また泣き出しそうなその人に、彼女は


『やだ、ありがとう♥』


こちらもまた、素直なこと(ㆆ_ㆆ)


私の涙にはストップかけといて、ずいぶんなやりとり見せてくれますね( º言º)


やってればいいさっ！！

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彼女と、その人のやり取りを
私は終始、見守って…違うか


観察？していた。


目の前では、

｢最後の日はハグしてね♥｣

『いーよ♥』

とかなんとか言いながら、腕を組んだり肩を組んだり、スキンシップもなかなかあったけど、嫉妬してる暇もないくらい

一見楽しそうな彼女の本音を、見極めるのに集中していた。


｢お尻触らせて♥｣


『やだ、ベッドの中はメンズでしょ♪』


｢私もベッドはメンズだけど♪｣


｢○○さん(私)は？｣


彼女の観察に集中していたところに、核心に触れることをいきなり聞かれたので、びっくりしつつ

｢私は、どっちでも｣


普通に答えた。

隠していたわけでもないし、大したことを言ったつもりもなかったのだけど、


『えー！？そうなのー！？
(ㅇㅁㅇ)!!』

なんか思いのほか大きいリアクションに、私がびっくりして、一歩後ずさりしながら…


｢大したことじゃないだろ、性別なんて｣


そう言った。

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やっぱり、世間一般ではなかなか受け入れ難いことなんだということを実感しながら、話題を変えた。


｢送別会、詳しいこと決まったの？｣


｢あー、うちでたこ焼きしよ♪｣

｢いやー、大変じゃない？｣


『うん、その日仕事なんでしょ？』

｢前の日に準備しちゃうから大丈夫♪｣


そんなこんなで話はまとまったけど、正直よく知らない人の家でたこ焼きは、気乗りしなかった。

彼女とその人もそこまで親しいとは感じていなかったので、彼女にとってもあまり好ましくないのではないかと思ったけど、

観察の結果

分からなくなった。


でもその答えは、
わりと近い未来に
出ることになる。

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その後も、まだジャレついてる二人を引き続き観察した。


やっぱり分からない( º言º)
笑っているけど、心からじゃないような…

でも、全部嘘かと言ったら、それも違うような…


ずいぶん時間が経つけど
彼女はそろそろ帰りたいのでは？



んー
そんなことより…

私の腕に絡めたその腕を
はなしてもらえませんかね？

バイだと公言した相手に、無邪気に触れてくるのは無防備すぎやしませんか？(ㆆ_ㆆ)


あまりにも、意識されてないことに虚しくなる。

目の前で、他の人にしたように
軽々しく触れてくる。

私の気持ちは、
そんなに軽いものじゃない。

なんだか、私の想いを適当に扱われたような気持ちになって…


つまらない憤りのなか、
私の腕に絡めた彼女の腕を

そっと、ほどいた。

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彼女は、人の想いを粗末に扱うような

そんな子じゃないのに

分かってたのに


彼女の腕を、そっと

本当にそっと


ほどいたあとに見た彼女の顔は


少し寂しそうで

その瞬間、
ひどく後悔した。


同時に、スっと私との距離をとった彼女を見て、

｢忙しいから帰る｣


そう言って帰った。

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相変わらず、余裕が無い。


行き過ぎた気持ちが、冷静さを奪っていく。


そんな自分がバカバカしくなるほど、彼女はいつも通りに、

最後の日

『お呼び出し申し上げます♪』


私を呼び出した。


あー、最後だ。

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泣くな泣くなって
さんざん言っといて、最後の日に呼び出すのはどうですかねっ！


｢何の用ですか？(ー_ー)
忙しくていけません(´ｰ｀)｣


そんな私の声なんて聞こえてないみたいに

『早くねっ！』

急かす彼女。

｢はいはい(ー_ー)｣


かなわないなー。

なんとなく、いつも負かされているような、そんな気持ちになる。
でもそれが、すごく心地よかったりするんだけど。

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いつものように、

更衣室に呼ばれて
人をやり過ごしてから


『はいっ』

渡された。

｢おー、ありがと。別に今日で最後ってわけじゃないんだから最後感出さなくてもいいのに｣


例の送別会も、ランチも、彼女が辞めたあとだったからそんなことを言いながら


『一応ね(´▽｀)』

泣いちゃダメなので、あんまりしんみりしないように…

伝えたいことは先に伝えておいたので、泣きそうな話題にならずに済みました(´ｰ｀)


｢じゃ｣

『じゃあねー(´▽｀)』


別れて、一人になって

"寂しいなー"

最後じゃないって自分で言ったくせに、会社で会うことがなくなることに、無性に寂しくなった。


手渡されたばかりのバームクーヘンの入った紙袋を眺めながら、泣きそうになる。

なんで泣いちゃダメなんだよ(怒)


眺めていると、紙袋の中のバームクーヘンの上に、折りたたまれた紙が一枚あることに気づく。


？？


開くと、彼女の文字。

読む前から、彼女の字だってだけで、こんなに切なくなる。

最後の日に手紙なんて、ずるいよな。
泣けって言ってるようなもんだよ💨

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『お世話になりました
ありがとうございました』

冒頭の、彼女らしくない敬語の挨拶に、少し寂しくなって…

その次の言葉に
どうしようもなく苦しくなった。

『いっぱいいっぱい、
迷惑かけてごめんなさい』

彼女が私に一番伝えたいのは、これなんだろうな…
そう感じずにはいられなかった。

だって、彼女がそんなこと思ってるなんて微塵も感じずに、辞めるまでの時間を

過ごしてきたから。


何度か謝られたけど、その度

迷惑なんかかけられた覚えないから、謝らなくていい

そう言ってきた。
彼女もそれ以上は何も言わなかったし、伝わったものだとばかり思っていたから


彼女の思いを、全部聞いてあげられていなかったことに気づいた瞬間、それまでの自分を全力で責めた。


彼女のそばで、
私は何をしていたんだろう

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『私のせいで 会社に居づらいんじゃないかと思ってます
私以上に 取り繕うのが上手だから
心配です』


直接話してくれれば、

お前が心配するようなことは
一つもないんだって

顔を見て、
うんざりするくらい、

言い聞かせてやれるのに


彼女の手紙を読みきると
お昼を食べることを諦め

私はすぐに、コピー用紙に返事を書いた。

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｢何度でも言うけど、迷惑をかけられた覚えはありません。
会社に居づらくもなってません。

お前が心配するようなことは何一つないから、お前はお前のこれからを、いつもお前らしくいて下さい。

私はそれに、今までもこれからも救われるから、それだけで充分です。

笑顔を作るのが辛い時も、お前と話しているときは、ちゃんと笑えている自分がいました。

沢山沢山、笑わせてくれてありがとう。

また、ゆっくりご飯でも行こー｣


多分そんな感じの内容だったと思う。

電気の消えた薄暗い現場で、泣きながら書いたから、なかなか乱雑な文字だったんじゃないだろうか（笑）


でも、すぐにでも伝えたかった。
もし本当にそんなこと気にしているのなら、早く楽にしてあげたくて

顔を見て言いたかったけど、
お昼休みのうちに書ききって

彼女の下駄箱に忍ばせた。

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そんな、本音の詰まった手紙だけじゃ照れくさくて、メールを送っておいた。

｢相変わらず、大事なこと顔みて言わないのなー
結局泣かされた💨
そして笑わされた。
｢体｣が｢休｣になってるぞ（笑）
オチか？（笑）｣


『ごめんなさい

本当は面と向かって言いたかったんだけど、泣いちゃいそうだったから

人前では泣きたくないかなぁって

それこそ目の前で泣かれたら、しんどいわっ

だから手紙にしたの

しかも間違えてるって…本気だわっ(笑)』


｢思いついたみたいにコピー用紙みたいのに書くから間違えんだよ( º言º)

とりあえず、謝んな。
謝られるのしんどい（笑）｣

『家に忘れちゃって、急遽コピー用紙になりました(笑)
ごめんなさ〜い(−Ｑ−)』

｢家に忘れたやつ後でちゃんとちょうだいね(o^^o)
泣かないから！｣


とかなんとか、そんなことを言いながら


更衣室の私のロッカーに、
彼女のハンガーが数本追加されると


彼女の最後の日は、通り過ぎていった。

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うぅ〰〰〰〰〰


寂しすぎる(T_T)

事務員さんに、

｢とうとういなくなっちゃったね｣

言われて


｢私は、全然大丈夫！(｀ε´)｣


｢強がってる（笑）｣


言われてしまって…

私って分かりやすいんだろうな


彼女の言う、取り繕うのが上手ってなんだろう？

そんなに彼女の前で、取り繕ってばかりいたのだろうか…

確かに、心当たりがないこともないけど

こんなふうに彼女とぎこちなくなったのは、彼女の意志とは関係の無いところで、私が彼女に深入りしてしまったからだ。

そのことに関しては、若干

社長とリーダーさんを恨んでます( º言º)

でも一番は、
彼女にとっても私にとっても不本意だったとして、

その時、私がちゃんと
彼女の気持ちを理解しきれなかったせいか

もしくは

考え過ぎたせいなんだ。

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彼女が辞めてから、3日

ストレスMAX( º言º)


仕事は楽しくないし
家が酷いことになっていた

不登校が理解できない母は、子どもを預ける度、学校に行ってない子も行ってる子も叱り続ける。

母のイライラも、子どもたちのイライラも、そろそろ限界だった。


それでも母のところに預けるのは、以前元旦那に、保育園が休みの日に子どもたちを任せ、仕事に出た時のことを後悔し続けているからだ。


元旦那に任せるのは、不安で仕方がなかった。でも、いきなり仕事を辞めたきり仕事を探しもしない元旦那。

パートだった私の給料があったところで、僅かな貯金を切り崩しながらの生活

元旦那に任せるのは不安で仕方なかったけど、母は用事があり不在。
働かざるを得なかった私は、不安を抱えながら出勤した。


嫌な予感は的中するもので
会社に一本の電話が入る


｢お子さんが事故にあわれました
命に変わる怪我ではないので、落ち着いて病院まで来てください｣


どうやって病院まで行ったか、よく覚えていないけど、病院にたどり着き、子どもの顔を見ると

涙が止まらなかった。


ごめんね
ごめん

何度も何度も謝りながら


命があったことを
心から感謝した。

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もう、あの頃の何もわからない子ども達じゃないのは分かっているのだけど、万が一のことがあってからじゃ取り返しがつかないのだ。

社員になり、そこそこの責任も負った私は、帰宅が20時近い。
放課後からそれまでの間、母のところに行くように言っていた。

元々、子どもがあまり好きではない母だから、口うるさいのは昔からで

私はある程度受け流しながら育ってきた。


でも子どもたちは、口答えすることの許されない父親の元で、私だけを頼りに育ってきたものだから

溜まっていたものを吐き出すように、私ではなく、母に反抗した。


私にとっては、
母も子ども達もどちらも大事なのに

互いに嫌いあって、相容れることはなかった。

そんな家に帰宅するのは本当に気が重いけど、私まで折れたらこの家は崩壊する。

私は努めて明るく、帰宅した


｢ただいマンボー♪｣


・・・・・・


｢とか言ってる場合じゃないね｣

部屋に入ると、

言い争う子ども達
その傍らで、泣いてる母


そんな日が、二週に一度まで増えた頃

彼女は辞めてしまったんだ。

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その頃、帰宅しても

母をなだめる
子どもの話を聞く

一通り収めてから仕事や家のことに取り掛かっていたから、
持って帰った仕事が手につかない。

削られる睡眠時間
集中力の低下
今にも折れそうな心

そんな家から、逃げてしまった日があった。


｢今日は仕事で遅くなる｣


家にはそれだけ連絡して
品管の子を呼び出した。

独身実家暮らし、呼びつけやすいです（笑）


急な呼び出しだったけど
来てくれて、

呼び出したくせに、

｢私仕事あるから、
そこで見守って（*'∀'人）♥*+｣

我ながら酷いもんだ(ㆆ_ㆆ)
そう思いながらも、品管の子に甘えてしまうのは、その子に受け止めてくれそうな何かを感じているからだろう。


実際、

｢なにそれ💢ふざけんな( º言º)💢｣

そう言いながら、私の仕事の邪魔をしつつ、見守ってくれて…

詳しいことは話してないのに、

｢頑張りすぎないで
たまには人に頼っていいんじゃない？｣

そう言ってくれた。


ありがとう。

これしか言葉が見つからないよ🍀

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品管の子を呼びつけた次の日

彼女と品管の子は、二人でお出かけ。

私はその日仕事を休むことが出来ず、断っていた。

楽しそうな写メが送られてきます。
そのうちの一枚に、指が被ってますが？


｢何この指？｣

｢○○(彼女)の嫌がらせ（笑）｣


彼女に


( º言º)


怒りの顔文字連打！！！


休み時間
電話がかかってきた（笑）


『メール面倒くさいから電話しちゃった♪私の声聞きたかったでしょ？(´▽｀)』


いや、聞きたかったけどさ
嬉しいけどさー


私に素直に｢うん♥｣と言えるスペックはありません(ㆆ_ㆆ)


｢そんなこと、一言も言ってない(ー_ー)｣


『えー昨日寂しがってたって○○さん(品管の子)から聞いたよー( ´艸｀)』


余計なことをっ！！(°口°๑)


｢寂しいとは一言も言ってないぞ(ㅇㅁㅇ)!!｣

これは本当だし(´ｰ｀)
寂しいとは一言も言ってない💨
そんなようなことをクズクズ言ってただけ（笑）

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その次の日

彼女に電話してみた。
帰宅する前に、ちょっと声が聞ければよかっただけなんだ。
声が聞けたら、笑顔で帰れそうな気がしてた。

でも、彼女は出なくて…
折り返しはおろか、メールもなくて…


こんなこと初めてだったから、笑顔で帰宅どころか、余計な心配ごとを抱えて帰宅した。

• 共感0

次の日の夕方

彼女からメール


体調が悪いらしい。
病院に行ったけど、まだ良くないとのこと

それでも、私に誤字脱字まじりのメールをしてくるあたり

彼女らしい。


一言だけ

｢返事いいよ
ゆっくり休め｣

そう返した。

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なんだか彼女とは、
間が悪い。

叶わないからやめておけと、神様に言われているような、そんな感覚に陥る時がある。

一人で空回りしてるせいかな…


そう言えば品管の子が、彼女と二人で出かけた日

｢私は楽しかったけど、○○(彼女)は疲れただけかもね｣

そんな意味深なこと言ってた。

｢あいつも楽しかっただろ｣


そう返したけど
品管の子が、そう感じたんだから、本当に調子良くなかったんだろうな。

それなのに無理して出かけたりして…

言えばいいのに…


なんかイライラしてきたなー( º言º)💢


ちゃんと言えー(òロó)！！


二間後に控えてる彼女の送別会
無理して欲しくないな…

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返事はいい

そうは言ったものの、体調が戻ればメールのひとつも来るだろうと思っていた。

思っていたけど…

連絡が来ないまま、
一週間が経過( º言º)


限界です。
心配です。
生きてますかー(òロó)！！


さすがにもう治ってるだろうとは思ったけど、万が一治ってなかったら…

体調が悪いのに私への返信を無理してさせるのは嫌だった。

でも、一週間も寝込んでたらただ事じゃないよね！？

ものすごく心配なのに、連絡も出来ず、生きた心地がしなかった。

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>> 145 削除されたレス 匿名90さん🌷

叶わないってわかってるのに、嫌いになれずに振り回されてしまう気持ち


すごくよく分かります(T_T)

匿名90さんも、あまり人を信じないんですかね？
私もなかなか、人に気を許せずにいるので…


彼女に出会えたことを
幸せに思っています😊🍀

いつかお互い、
良き日が来るといいですね★*ﾟ

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ただひたすら、心配しながら連絡を待つ健気な私☆*ﾟ

まぁ、"気の小さい私"が正解だけど(ㆆ_ㆆ)

嫌われたくないと、全力で思ってしまうあたり自分の小ささを痛感する。


情けない。


そんなちっぽけな私に、送別会を企画した人が声を掛けてきた。

｢31日大丈夫だよね？｣

｢えっ、あいつ体調大丈夫なの？
連絡とれてる？｣

｢一応、返事は来てるけど？｣


よかった(´ｰ｀)🍀


不治の病とかだったらどうしようとか、考えてました（笑）


予定通り決行される送別会で、顔見れれば安心だ☆*ﾟ

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予定通り決行するつもりでいるみたいだけど、彼女は本当に来るのだろうか？

体調のこともあるし、彼女が来ないなら私もよく知らない人の家に行くつもりはなかったので、その日結局連絡してみた。

10日ぶりの彼女の声は、
あからさまに覇気がない。


聞けば、私が連絡してから5日間ほど寝込んでいたらしい。

大丈夫と言っているけど、明らかにいつもと違う彼女の声に心配になる。


｢無理しなくていいんじゃないか？｣

そう言っても

『でも、ずっと前から約束してたし…』

『断っても行くまで誘われそう…』

『これで最後だから…』


まるでノルマみたいに、ことを片付けようとする彼女の心情を

言葉の端々に感じながら


｢でも○○さんの家でたこ焼きは、ハードなんじゃない？｣

更なる不安要素をぶつけてみる。

『それは、私もどうにか避けられないかなって思ってるんだけど…』

そうだよね…

私の感じてたものと、彼女の気持ちに大きなブレがないことを確認すると、私は、彼女が心身ともに一番楽になる選択肢を模索した。

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とりあえず、送別会の三日後に控えていた、品管の子と彼女と私の三人で行く予定だったランチ。

あまりにも日が近いので、それはやめるよう説得した。

『でも、休み合わせてくれたのに悪いし…』

そんなことより自分の身体を気にしてください(ㆆ_ㆆ)
遊んだ次の日に寝込まれたら、たまらんわっ( º言º)

｢別に、今生の別れってわけじゃないんだから、わざわざ辛い時に無理する必要ないだろ。落ちつたらでいいよ｣


そんなことを言って聞かせた。

あとは、たこ焼きを回避するべく送別会の主催者の説得を試みることにした。


｢とりあえず、外でやれないか聞いてみるけど、もし説得出来なかったら、私の車で一緒に行こう。家の場所わかんないから不安だし｣

『帰るね』が言い出せない彼女を、私がなるべく早く連れて帰る。
その為の相乗りだ。

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>> 157 削除されたレス 匿名90さん🌷

色々ですか…
私も色々ありました（笑）

彼女のことは
信じてますよ😊🍀

私に向けられてる気持ちに関しては、全然自信ありませんが（笑）

彼女が人を傷つけるような子じゃないのは、間違いないです。

彼女の人間性は、
微塵も疑ってません。


でも、離婚して八年になりますが、初めてですけどね。
こんなふうに思うのは。


私も弱い人間です（笑）

でも、弱い自分を認めることは、強くなる一歩目じゃないですかね？

私はそう思いながら、
大事な人の為に

強くありたいと、
いつも思っています🍀


思っているだけでなかなか行動が伴いませんが😂

匿名90さんの過去に、何があったのかは分かりませんが
もし、話して楽になれるなら

聞かせてくださいね(´ｰ｀)✧*。

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『なんでかなって。

泣いてくれるのは嬉しいんだけど、
そこまで親しかったわけでも無いのに…

不思議』


電話で彼女が話してた、
送別会主催者と、
彼女との間の温度差。

彼女曰く
個人的に連絡を取ってたわけでもないし、会社ですれ違う時に話す程度の関係で…

そもそも品管の子がきっかけだったから、品管の子と送別会主催者の仲が悪くなっちゃったのにこうして繋がってる理由がない。

とのこと…


『いや、嬉しいんだよ？

嬉しいんだけど…不思議』

正直、怖くなった。

あんなに楽しそうにしてたのに、彼女の心の蓋を開ければ、こんなにも大きなズレがある。

私のことも、
そんなふうに思ってるのだろうか。

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精一杯ポジティブに考えれば

彼女が最後の日、
彼女は私が泣いちゃうと思ってたんだから、私は泣いてもおかしくないくらいの関係性？

私には散々『泣くなよ』って

でも、おふざけだよね…

やっぱりお守りは重たかったかな


後悔しながら…
数日後に彼女に会えることに
胸がざわついた。

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何となく

彼女はもう、うちの会社の人間との関わりを絶とうとしている。

その時の電話で
そう感じた。


私と品管の子とのランチは、
初めての彼女からの誘いで

『一番お世話になったから』


そう話していた。

多分それは、
嘘じゃないんだろう。

どこに行くか、彼女が自分で決めると言っていたらしい。
彼女はいつも受け身で、自発的に動く事は今までなかったから尚更…

彼女が区切りをつけようとしていることを、感じずにはいられなかった。


彼女の体が心配で

ちょっと強引にランチの約束を引き伸ばしたけど

私が引き伸ばしたかったのは、


彼女との別れかもしれない。

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結局、説得は失敗に終わり

たこ焼きを回避することは出来なかったけど、せっかくだから、彼女と二人の時間を目一杯楽しもう(´ｰ｀)


待ち合わせ場所で合流し、
ケーキ屋さんで手土産を買って、送別会の主催者のお宅へと向かった。


…けど、迷子（笑）

ナビに住所入れたけど、該当する場所がありません…

で、見当違いの場所へナビに連れていかれ…


｢もうやだっ！｣

｢迎え来てもらおー？(´ε｀ )｣


方向音痴の私が、サジを投げる。


『何言ってんの！( º言º)
ほらっ！そこ右！（｀Δ´）！』

迷惑をかけたくない彼女が、地図を見ながら、厳しめにナビしてくれてます(´･･`)

彼女の車にはナビがついていないので、私の車で行くことになったのですが、彼女曰く…

『一人だったらちゃんと調べてただろうし、絶対たどり着いたから！』

何も調べてなくて
ごめんなさーい(´･･`)

だって地図見ても分かんないんだもん（笑）

私は別にこのまま迷子でもいいんだし(´ε｀ )

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全然、たどり着きません（笑）
彼女も諦めて、お迎えを呼ぶことになりました（笑）


たまたま、品管の子の家の近くのコンビニで待機していたので

｢もう、○○(品管の子)の家行こー(´ε｀ )
すぐ近くじゃん？（*'∀'人）♥*+｣

三人で遊びたくて仕方がない私が、通るはずのない提案をしてみると…


『家の場所知ってるの？』

？？？
てっきり怒られると思ってたのに、予想外の質問返し

｢知ってるよ？あいつ車出さないじゃん。いつも送ってくでしょ？お前もそうじゃないの？｣


『送るけど、家の近くまでしか送らせてくれないよ』


｢何それ？｣


意味がわからない私(ㆆ_ㆆ)

『家の場所、知られたくないんでしょ。私も知られたくないから、同じだなぁって思った』


……(°口°๑)


｢えっ、あいつ家知られたくないの？
私、わりと最初の頃から知ってるよ？みんな知ってるでしょ(´▽｀;)｣


『誰も知らないと思う(´ｰ｀)』


(´°_°`)

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果たして、
そんなにしつこく、家まで送ると食い下がっただろうか…

何年も前の話なので、
全く思い出せない…


でも、いくら近いとはいえ、

夜中
徒歩
街灯の少ない道
女の子
一人

こんなに不安要素が盛り沢山なこと、させたくなかったのは理解できる。

なんたって自分の事だから（笑）


ただそれは優しさとかではなく
自分が心配したくないだけだ。

心配するのは、
心がすり減るというか
生きた心地がしないというか


ただひたすらに
自分の心の平穏のために
家まで送り届けたいのだ。


私のことだ

品管の子が相手なら

｢早く教えろよ💢
私が心配するの嫌なんだよ( º言º)｣


ぐらいのことは言いそうだ(ㆆ_ㆆ)

もし、本当は
教えたくなかったのなら


全力で記憶から削除します(ㆆ_ㆆ)


本当は嫌だったなんて、思ってたって言わないだろうけど


今度会ったら、聞いてみよ(´ｰ｀)

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そんなことを話していると、お迎えが到着した。

仲が悪くなる前は、品管の子とよく出かけていたその人にも聞いてみた。

｢○○(品管の子)の家の場所知ってるよね？｣

｢知らないよ？いつもこのコンビニでいいって言うから｣


マジか…(´°_°`)


私だけが、しつこく送ると言ったんだろうな💧

価値観の違いって恐ろしい😱

嫌がってるなんて夢にも思わなかった…

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彼女は、いまだに
ガラケーを使用している。

彼女がスマホを持ってたら、迷子にはならなかったんだろうけど、私のスマホを渡しても使い方分からず(ㆆ_ㆆ)

まぁ、彼女は要領が良いので
お迎えを呼ぶ頃には随分慣れてたけど…

｢近くまで来てるんだから来てもらおうよー(´ε｀ )｣

『迷惑でしょ（｀Δ´）！』


｢あの人お前のこと大好きだから、大丈夫だって（*'∀'人）♥*+｣


『○○さん(私)のことも大好きだよね』


それは知らんけど（笑）

｢私のこともお前のことも好きなら、ちょっとぐらい迷惑でもいいじゃん！来てもらおー(´▽｀)｣


『私より気使うクセに、そういうとこゆるいよね(ー_ー)』


ずっとふざけてたけど

｢私はだれかれ構わず優しくするわけじゃないから｣

彼女に届かない気持ちを歯がゆく思いながら、少し真面目にそう答えて

｢もう呼んじゃお？（*'∀'人）♥*+｣

すぐに、元のトーンに戻した。

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そんなこんなで、お迎えが来ると


｢ごめんねー、家わかりにくかったよね💦｣

私は、あまり悪びれることなく…


｢お迎えありがとう(´▽｀)♪｣

彼女は


『わざわざ、ごめんね💦』

そんな感じで家に向かった。
車のエンジンをかけると、
謝っていた彼女に


｢迷惑とか思ってないよ絶対(´▽｀)｣

『そうみたいだね(´ｰ｀)
でも、そういう問題じゃないから！』


また怒られた(´･･`)

｢こんな分かりにくい場所住所一つで来れないもん（｀Δ´）私悪くなーい（笑）｣


開き直ってやりました(´ε｀ )


『ハイハイ(ー_ー)』


適当にあしらわれたけど(´･･`)

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家に着くと、
ソファーに子どもが寝ています💤

テレビもついてない無音の部屋
あまり親しくもない人の家への
初めての訪問
オマケに子ども

元々人見知りなので、やだなぁーとは思っていたけど

初めての家の静かな部屋が、
緊張感を増長させる


彼女はいつも通りに
私は眉間にシワを寄せて

座った。


落ち着かないので、
先程から寝たフリをしながらチラチラこちらを見る子どもにちょっかいを出しながら…

早くほかの人合流しないかなーなんて、考えていた。

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あと数人来る予定だったけど、おそらく[送別会]という名目すらよく知らずに呼ばれたのだろう。

前日に飲み明かして二日酔いとのこと…

結局あと一人来ただけだった。


私の中では、ある程度人が集まって場が盛り上がったら、あまり存在感を出さずに彼女を連れてスっと帰るつもりでいたんだけど…


ほぼ、私達しかいないじゃん(ㆆ_ㆆ)


現実って、上手くいかないなー

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私は、その日は人が沢山くる予定だったので、盛り上げ役は私じゃないだろう…

静かに彼女を眺めているつもりだった。それを楽しみにしてたのに(T_T)


まぁ、それはそれで
もう仕方がないので


『大丈夫？』


眉間にシワを寄せる私を彼女が心配しだした所で、スイッチを切り替えることにした。

まぁ、元々人見知りなのでなかなか難しいのだけど…


なんだかよく分からないうちに、子どもにもなつかれて、その場は楽しそうにやれたと思う。

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｢私、人見知りだから｣

言っても大抵


｢嘘だ（笑）してないじゃん（笑）｣

とか言われて、
信じてもらえないんだけど…


気を使わせないように気を使ってるんですけどねっ（｀Δ´）！


でも、そんな私まで、
彼女は見透かすんだ。

彼女にだけは、
悟られたくなかったのに。


彼女も、一見楽しそうに
その場をやり過ごし

予定時刻を20分すぎたところで、
子どもになつかれ少し言い出しにくくなった

｢そろそろ帰るか｣を

切り出した。

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車に乗ると

『大丈夫？』

何を心配してるのか、
彼女が私に聞く。

｢何が？思ってたより楽しかったな♪｣

『なら良かった(^^)』


相変わらず、
人のことばったりだな。

そんな彼女だ。
車に乗ると、家を出るまでは感じなかった彼女の気疲れを少し感じ

車中は、物静かな雰囲気が漂っていた。


『やっぱり、子どもの扱いうまいねー』

お前も充分なつかれてたけどな。
そう思いながら

｢子どもって、大人が思ってるより子どもじゃないんだよ｣

そう答えると

『そうみたいだね……

あのさぁ、一つ聞いてもいい？』

なんだか静かに言うもんだから、こっちが緊張して

｢一つだけね（*'∀'人）♥*+｣

ふざけてみた（笑）


『一つで充分だよ(ー_ー)』

なんでも答えるのに(´ε｀ )

｢で、なに？｣

『求人で、私が辞めたあとまた事務員さん募集してたけど、新しく入った人、ちゃんと来てる？』


あー、その事ですか(´ｰ｀)

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『仕事キツいって、すぐに辞めちゃったらどうしよう(笑)』

辞める前、彼女が気にしてたことが、そのまま現実になった。

彼女が辞めて二週間ほどたった頃
しばらく新しい人の顔を見ない日が続き、気になってリーダーさんに聞いてみた。

｢最近見ないけど、新しい人ちゃんと来てる？｣

｢辞めたよ｣

特に、驚きはなかった。
事務員さんの様子などで、ある程度私にも予想出来てた結果だったけど、思いのほか早かったなぁ。

なんて、思っていた。

就活をしている彼女の目に、うちの求人が目にとまるのは不思議な事じゃないだろう。隠しても仕方がないし

｢辞めたよ｣


正直に答えると


『そっかー』

なんだか分かってたようなリアクション


｢忙しそうだけど、辞めたあとの方がストレスはなさそうだけどね｣


『んー、言ったら悪いけど
あんまり、覚えの良い人じゃなくて
リーダーさんに、今月いっぱいまでやってもらえないかってお願いされたんだけど、断っちゃったんだよね』

気にしてるのか？


｢それは断って良かったんじゃない？
お前が辞めるの伸ばしたって、新しい人が辞めるのがその分伸びるだけで、お前にとっても会社にとっても、別に良いことなかったと思うよ｣


『うん、そうだよね…』


彼女は、気にしても仕方ないと言い聞かせるように、言葉を飲み込むような、返事をした。

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｢○○(品管の子)には、今日のたこ焼きのこと話したからな｣

車の中で、一応報告。


『えっ？話したの？』

驚く彼女。
なんで驚くんだろ？
そう思いながら説明した。

｢三日後のランチ、お前が忙しいって言って断ってるのに、今日たこ焼きしてることが、私達以外の人の口からアイツの耳に入ったら気分悪いだろ。私達はわざわざ言わないけど、他の人は分かんないじゃん？｣

メンバー的にその可能性が否めなかった。事実次の日には、メンバーが減ったにも関わらず、その時来たもう一人の人がたこ焼きの話を品管の子にしっかりしている。

後から不意に私や彼女以外の人から聞かされるのは、ランチをすごく楽しみにしてたアイツに対して、あまりにも失礼だと思った

まぁでも、一番は
隠す⇒バレる⇒嫌われる
これが避けたかっただけ（笑）

品管の子も、
私にとっては
他に代わりのいない

大事な人だ🍀


なので話が決まってすぐ
正直に話して、
ひたすら謝った（笑）

傷つけないよう立ち回れば当たり前のことだと思ってたけど、彼女は


『そっかー、そうだよね。
相変わらずよく気が回るよね。
私、そんなこと全然考えてなかった』

ん？なんか余計な事言ったかな💦

彼女に報告したのは、

自分から誘ったランチを忙しいという理由で断った近日に、
品管の子が嫌いになってしまった人とたこ焼きをすることに、後ろめたさがあるんじゃないか…とか、

品管の子が怒ってないか、気にしてるんじゃないか…とか

品管の子に申し訳ないと思ってるんじゃないか…とか



また必要以上に心配したからで、
私が言いたかったのは

｢連絡、気長に待ってるって言ってたよ？💦アイツは全然怒ってないからな！💦｣


これだったんだけど💧

『ちゃんとフォローしてくれたんだね。ありがとう。ほんと辞めたあとまで迷惑かけて、ごめんね』



……だから、迷惑とか

そんなんじゃないのに。

ほんと余計なことしか出てこない私の口
いっそガムテープで止めておこうか…

つまらないことを考えながら、
車を走らせた。

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きっと考えすぎなんだ…

書いていて気付いた。


黙ってたって、なんの支障もないことを、必要以上に深い所まで考えて、

つまらないことを口走る。

人の気持ちなんて考えたってわからないんだから、自分の好きなようにすればいいんだ、きっと。

頭で分かってて、それが出来ないのは
嫌われるのが怖いからだ。


やっぱり、私は


弱い。

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落ち込んできたなー


せめて、良い思い出で終われてれば、こんなふうに引きずってなかったかもしれない。

自分のダメな所を改めて書き出すのも、だんだん辛いし（笑）


会いたい。

彼女の笑顔が見れたら、
きっとどうでも良くなるのに。

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会いたい


会いたいよ

声聞きたい

笑顔見たい


笑い合って
ふざけ合って

あいつの笑顔を想うだけで

涙が止まらない
胸が締め付けられる

苦しいよ


会いたいよ

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