自称リベラルに「利用価値のないセクマイ」と判断された結果

聞くよ

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少し前の話で書き貯めしてないので遅いですが、書いていきます。

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まず私の自己紹介。オープンなゲイ。二十台前半。親意外は割と受け入れられていて恵まれている方だと思う。

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事のいきさつは、80年代サブカル好きのオフ会に一度参加した時、その会場が昔はライブハウスだったけど、現在は飲み物だけを提供して、フロアにドラム缶を並べて上に板を置いてテーブル代わりにして好き勝手立ち飲みする、秘密基地みたいな店を気に入って、一人で立ち寄るようになった

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わかり易いようにそこの店を「基地」と呼ぶことにします。

基地に来る客層は変わっていて、バンドマンや、何か作ってる作家とか、明らかに40超えてるけど結婚もせず、自分の事を「自由人」とかいってる痛い人もいた。まぁひっくるめて面白い人が沢山いた。

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密閉された空間だったけど店内はオープンな雰囲気で、一人で飲んでると話しかけてくれる人もいて毎回基地に行くときは、不思議な期待感があった。

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基地に馴染めた頃には、自分がどんな仕事をしていて、ゲイであること、住んでる場所の地域や出身などは常連に話していた。ここならゲイであることを打ち明けても誰も嫌な顔しないどころか、人によってはもっと仲良くなるだろうなという自信があったし実際そうだった。基地には変人が沢山いたし、妙な仲間意識や、そこを居場所だと感じてる人も多かったとおもう。

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基地に通うようになって、ひと際自分に声をかけ慕ってくれる30代後半の髭モジャの男がいた。名前をモジャ男ということにしておきます。　モジャは最初もしかして、ゲイで自分に気があるんじゃないかって勘違いするほど、毎回声をかけ、自分に酒をおごり、自分の前でゲイの著名人がどれだけ優れているかを語った。当然悪い気もせず。すぐに自分からもにモジャに話しかけ、連絡先も交換して基地に行くときは連絡をし、モジャも基地いるときは連絡が来るようになった

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