ホストに500万円与えた話をする

地元ではほとんどbarに行っていた
その頃チンピラみたいなタメのやつと知り合いだった
所謂ナンパで出会った
そいつに貢いだり、そいつからハーブを買ったりしてた
そいつに渡すお金のために、また出稼ぎの予定をたてる

ちなみに出稼ぎに行く朝
そいつの知り合いとかがいる家にお邪魔してた
それでそいつのことを教えてもらった
今は彼女がいるとか俺は私から金を取ると言ってたこととか

放心状態になりながら帰って寝て出稼ぎへ

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確かに最初はまあまあやり取りできたのにこの頃チンピラは返事遅かったり連絡がないなと思ってた。
ちょうどこの日は12月24か25で
出稼ぎ先に言ったものの店は休み
チンピラからはデート代の足しかなんかに使うからか
5000か10000円を要求してきた
振り込みでな
だから珍しく「お金いれたばっかやん」と言ってみた
そしたら支払いだと言う
返事で「むりーばいばい」って送るとブロックされた
それでチンピラと関係は切れた


だが、後にまた絡むことになる

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仕事ない日の夜の田舎をブラブラしたことがなかったから
綺麗な川の水や海を見に行こうとした
だが、場所も近くはなく怖いし足もないから辞めた
次に野菜が美味しい居酒屋みたいなお店に行こうとしたがわからなかったから断念

所持金は５万
明日働くし、お金は減らないどころか増えるみたいな考えだった
だから今日はパーっと使おうって

そこでホストが思い付き
足りるかなと思いつつ職場のすぐ隣のビルのホストへ
ちなみにここのホストと朝、挨拶したことはある

店に入り、最初に挨拶したことあるホストが出迎えてくれた
顔見知りだからか馴れ馴れしくしてきた

コザルみたいな男の子も席についてくれたが
そのとき田舎の友達からちょうど連絡があり
遊ぼうと言うので、ホストを出た

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その日は友達とカラオケ……

それから１週間位たって年末年始バイトだったから
いったん帰ってからまた出稼ぎへ

年末年始は本当に稼げます。

それで大晦日だったかな
５万位稼げたのでホストへ

まあ、ここから天国から地獄を体験することになる

席につき
一番最初は顔見知り
そして何人かに軽く接客してもらい
その次に紳士な感じで好青年の男性が「失礼します」と隣へ座ってきた

ヤンキー顔ではなかったが
本当にイケメンに見えた
ビックリしたイケメン過ぎて
昔の今井翼に似てたわ
イケメンだから最初からヤンチャだったと思いきや
真面目だったらしいが23歳くらいで
友達にスロット紹介されて
学校もやめたみたいなこと言ってた
そしてホストの道へ

とにかく、話途切れず、イケメンだった
正味でも会ったばかりだから指名は誰でもよかったが
「指名俺でいい？指名料もかからんし」と言ってたから指名した
名前は…サクラでいいや。

ラストまでいた

そして私はホテル泊まりだったから
「話したらんし部屋にいっていい？」と言われた
結局は寝てたし会わなかった

それから翌日か、２日後に行った

まだハマってはなかったはずだが
また行きますよとホストに言ったし暇だったし

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その日のホストクラブで
なぜか私は少し涙を流した
なんか、嘘でも人の温もり
嘘丸出しの人間からこその温もりだから感動したぽい
ちなみにこの日チップで5000渡した

そして翌日LINEがきた

で、私は通うようになった

はじめは向こうも私をメンへラだと思ってなく
逆に純粋だとしか思ってなかったハズ
私もホストぽくない紳士な姿だけを信じてた
それに他の客もサクラは良い人って言ってたし

次第に恋心か好きになっていく
チップ?も受け取らなくなって
仕事として付き合ってくれただけなのに
真剣交際できたと勘違いしてく私。

だが、ある日、ハルシオンに手を出した
悲劇のヒロインぶりたかったからだろう
素もでるようになり、ちょっとツケしたりするように
夜の掲示板にいろいろ書き込んだり
ホストのTwitterやFacebookに
他の客まで巻き込む迷惑な書き込みしたり
メンへラが発症して出禁へ

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出禁になっても支払いしようとおもえば出来たり
ブロックはされてなかったし
急にバッサリ切られたわけではない

そこでマトモになってればよかったものの
嫌われたって思ってないし
浮かれすぎたりイタズラが増した
連絡はとらなくなったし
Facebookブロックされたり

そして店に電話する日々が続いたが
２、３ヵ月経ってしなくなった
掲示板にも携帯なくなったからか書き込みしなくなった

本当の本当に切れた

けど、頭おかしくなってしまって
地元で私と話す男性や
テレビに出る男性をサクラだと思ったり
SNSはよく見てた

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ホストの問題で出稼ぎにも行けなくなった
いったんクビにもなったし。
地元でも飲みにいかなくなった。

だけど、ちょっとマトモになってきた1年後
久々に出稼ぎへ行くことになった

バイト先に元ホストがきた
それもサクラと元同僚

元ホストに出禁になった理由を正直に話した

ホスト「あーさすがにやりすぎたな。でも今はまともやんな。またホスト行きたい？」

わたし「行けるなら…」

ホスト「前もサクラのお客さんで出禁になった人がおるんやけど、出禁解除されとった。とりあえずマトモになって、ホストはそれを様子見て、お金はキッチリ払って……信用を取り戻したら大丈夫ちゃうかな。ホストも商売やし、良い意味ではサクラ悪いやつじゃないから、ひとり解除されたら君もいけるんじゃない」と。


これが罠だった

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後に友達からも聞いて知るのだが
そのホストは顔が広く大都会で経験もあって、みんな頭があがらない。
金も持ってるから。
トラブルとかも円満に解決してきてるほどスゴいひと。

でも裏の顔もすごく、よっぽどなトラブルとかキャストとか客とか
闇の力ですぐ消すらしい。

まぁヤクザみたいなやつ？

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だから一回出禁になった人も入れたらしい。

ホストは「電話してみ？クラブに」と話したが
私は断った。

じゃあ俺が話してみる…話つけようか？と。

私はもうどうでもよくなったので
適当に「お任せしますー」と言って
バイト終わりにLINE

「もう入れるからな！行ってみ？なんやったら俺もいくし、」と。

三日無視して…一緒に行くことになり店へ。

ちょっと変わった店内の雰囲気や店員を見つけ、緊張して吐き気してる私。

ボーイが「お待ちしておりましたよ、お聞きしております‼あーホストさん私さん久々です」と席へ。

「お久し振りです。失礼します」とサクラが来た。
全く嫌そうな顔もしてないし、私の暴走には触れず。
指名はあの頃のまま。

サクラ「なにしてたん？」

私「本当にごめんなさい。いろいろ。おかしくなりすぎてた。本当は入っちゃいけないのに。」

サクラ「いいよいいよ、まあ俺もあのときは悪かったし、びっくりしたけど。今回のホストさんと知り合いのこともビックリしたけど、ホストが言ってるし、そろそろ解除していいなって」

サクラ「ホストに癒しとか楽しみたいとか夢見たいって来てるんだろ。それを適当にあしらうようになってしまったことは反省した。構ってほしいけど素直に言えんくて、それに気づかんくて…お客さんがメンへラなったり、他にもおったからさ」

まぁ、私から当時の話をして
ほとんどそんな話題に。

会計は私持ち。
ホストが出そうとしてたが止めた。
そしてホストに感謝のお金も渡した。
本当はサクラにも渡したかった。
謝礼金とか。

だからそれを言うと「そんなんいらん」とのことで
去年のツケを思い付きツケの半分を支払った。

伝票まだ残ってたんだな。

このツケを半分払い半分心が解放されて、罪を償った気分だった。

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それから一人で飲みに行くにはまだ勇気もいるし店も怖いだろうから
とにかくツケだけを払いにを三日繰り返した。
ちなみにホストにはツケがある話はしてなかった。

ツケを返し終わった頃
ホストから連絡がきた。
「ツケあってんな。返し終わったみたいで、サクラ信用を戻しつつあるで。もう無茶したらあかんよ…」

一人では当分行けないことを伝えると
「力になるよ。完全に戻るまで」と。

このホストは立場が強いのはともかく
サクラの弱味を握り、サクラが怖がったりしてる部分もあって
サクラは私を許したと後に知る

ホストも暇じゃないし
私も前みたいに通えない

だけど、みんなで楽しく飲むことが幸せでホストが空いてる日は
頻繁に行くようになった

３ヶ月くらいたって信用も戻ってか
ホストが裏でなにかをしたからか
もうひとりでも大丈夫な位にまでなった

そんなときホスト内でナンバー同士の金銭トラブルがあったらしい


それでサクラはそこに関わり
逆に嵌められたというか
そんな感じで病みだしてた

店でもナンバーとは目も合わしてなかった
同じ席にもつかなくなってた

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それを私はホストに話してしまった

ちなみに結果論としてこういう感じからサクラに大金を渡してしまうようになるのだが
その金はホストがサクラから回収したらしい
ちなみにホストはサクラとグルだったわけだが
金銭トラブル問題は実際にあった
常連客ほとんどが知っていたし
だが、トラブルなるように仕向けたのはホスト
そして、サクラも私を嵌めたには間違いないが
サクラに渡した金はほとんどホストに取られたし
あまりサクラにメリットはなかった
それなのに私を嵌めた理由は
ホストに弱味を握られており
絶対に頭があがらなかったからだろう

話に戻って
ホストは「金銭トラブルは年に数回必ずおこるな。」と言っていた

サクラにチラッと聞けば
まずナンバーワンから金を借りたりたてがえたお金をナンバーツーが返さない、オーナーはナンバーツーを信用するばかりで、なにもしてくれないからと嘆くナンバーワンの肩を持ったのから、いざこざになり、結果サクラに支払い請求がいったかんじ、、、
そんなようなこと話してた。

それを聞いた私は自らサクラに少しずつしか無理だけどお金なら助けていくよと
手を差し伸べた。

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