>> 5 そんな事は百も承知だよ

普通にハイパワーのスーパーカーの話なんかしたって面白くも何ともない

なぜ、このスレを挙げたかと言うと
【世界最小スーパーカー】
でググったら、ＡＺー１関係のサイトがズラリと並んだから

誰が最初に言ったのかは判らないが、軽自動車のＡＺー１を
【小さなスーパーカー】
と誇称するウィット感が、何とも言えず好きだ

No.7 17/08/27 13:43
匿名さん7 ( ♂ )

誤解を恐れずに敢えて申し上げれば、ＡＺ-１はいわゆる平成ＡＢＣトリオの中でも、最も不出来な車とされていました。

Ｂ＝ビートは、まがりなりにも三角停止表示板１個ぐらいは積めるトランクがありました。

ＮＡ故の非力さが幸いしてミッドシップながらも、そのハンドリングは安定していると言われていました。

Ｃ＝カプチーノはＦＲ故にトランクスペースもあり、ターボでハイパワーながらも、そのハンドリングは安定していると言われていました。

対するＡＺ-１はトランクスペースは皆無であり、ミッドシップ＋ターボのもたらすトリッキーなハンドリング特性は、一連のモータージャーナリストに加え、損保業界からも「最も危険な車」の烙印を押され、ある種邪道な車として扱われていました。

高いサイドシルと低い全高のもたらす乗降性は最悪でした。

スーパーカーの代表格と言えば、ランボルギーニカウンタックかもしれません。

これまたトランクスペースは皆無で、後方視界も悪い上にドライバビリティも悪いという代物でした。

100ｍ、いや200ｍ先から轟くその爆音は、そこらへんの走り屋や暴走族の改造マフラー車のレベルではありません。

移動/輸送手段としての実用性は皆無に等しく、運転を楽しもうにもドライバビリティが悪くて楽しめず、競技に参加して勝てるわけでもなく、理詰めでこの車を評価したら、ある種使途不明な最悪の車でした。

でもこういう「邪道」こそが、スーパーカーの醍醐味とも言えるのかもしれません。

世界最小スーパーカーとして、ＡＢＣトリオのうちＢとＣが挙がってこなかったのは、ＢとＣはある種真面目に作られた「良い子」だったからとも思えます。

Ｓ660は、ＡＺ-１やカウンタックに通じる、こうしたある種の「不真面目さ」はないでしょう。

誤解を恐れずに敢えて申し上げれば「悪い子」故のエキサイティングな「刺激」に欠けているとも言えるのです。

こうして考えると「良い子」のＳ660は、ＡＺ-１のように世界最小スーパーカーと言われるようにはならないとも思えます。

No.8 17/08/27 15:37
グルメなやつ ( ♂ )

>> 7 そう言えば、当時は【走る棺桶】とか【天国に一番近い車】とか言われてましたね？😅

なるほど解りやすいレスです

スタイリングのトリッキーさを追求する上で、他の部分はいくら犠牲にしても構わないという、潔さがスーパーカーなのかも知れません

確かにＳ６６０も実用性については色々言われてますが、ＡＺー１と比べるとまだまだ甘いし、走りより燃費や乗り易さを追求したＥＣＵの設定など、スーパーカーとの距離はまだまだ有りそうですね

さっきググって、ＡＢＣの画像を比べて見たんですが、やはりＡＺー１のスタイリングは、他の２台と比べて異彩を放ってますね