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食事の予定日になっても返信なし
旦那がいちいち人のやることにけちつけてくる。
評価してください こんな僕は人生負け組でしょうか?

美也子、その愛

レス63 HIT数 19403 あ+ あ-

なおぱ( ♀ GXoXnb )
17/04/05 16:29(更新日時)

32歳の平凡な主婦・美也子(みやこ)。

メーカー勤務の地味な夫・一人息子の太一(たいち)と3人での暮らしは、
凡庸ながら落ち着いている。

だけど、、、

もう〔女〕として見てくれない夫に不満は募るばかり。


そんな時、出逢ったのは……………

No.2449354 17/03/24 14:00(スレ作成日時)

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No.1 17/03/24 14:04
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

あ~あ。今日もナシ、かぁ………


美也子はこっそりため息を吐いて目を閉じた。

足の付け根が疼く。

夫はもう寝息を立てている。


電気を消して、美也子も目を閉じた。




結婚9年め。

同級生だった夫と恋愛結婚をして、

1年後息子の太一が元気に産まれた。




マンションを買い、申し分なく幸せな生活といえる。


なのに………………


No.2 17/03/24 14:09
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

太一が幼稚園だった頃からかしら?


夫とのHの回数が徐々に減り、


とうとうゼロになった。



多忙で出張も多い夫は疲れもあるんだろうなと諦めてきた。



(ふぅ………………)
目を伏せても眠れない。



美也子はパジャマのズボンを下ろした。


クチュ……クチュ………


ショーツの中は熱く、
沼のようにトロトロだった。


(あん…………あっ、あっ………!)

花びらと芽を擦るだけで直ぐイッてしまった。



(はあ……はあっ………)

息を整え、
枕元のティッシュで指先を拭き美也子は目を閉じた。




ーーーーー眠りに堕ちる。

No.3 17/03/24 14:18
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『行ってきまーす!!』

『は~い、気をつけてねー』
太一がランドセルを背負い玄関から出ていく。


夫は既に出勤した。


(ふう………)

ひと息ついた。


朝ご飯の後片づけをし、
エプロンを外す。

『う~~~ん………そんなに崩れてないよね??』
体重は昔から変わってない。



美人とは言えないけど、

努力してるし。


美也子はたまに「なぜ夫は私を抱かないのか?」と考えることがあった。


専業主婦をして、

毎日バタバタ動いているからか?

幸い太ってない。




(ならなんでなんだろう…………)









『そりゃ他に女がいるからよ』

喫茶店の向かいの席で、

咲(さき)が事もなげに言う。



『ぶごっ』
飲んでいたレモンスカッシュを吹いた美也子。
『おおお女??……がはっけほっ』


『あはは、嘘うそ。
お宅の旦那さん、そんなことする感じじゃないもんね。
飽きたんじゃない?同級生でしょ?』

咲は太一が幼稚園のときに出来たママ友だ。


たまにこうやって会い、


近況報告ならぬ愚痴会を開いている。


サバサバしていて快活な咲は、
毒舌だ。



No.4 17/03/24 14:27
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『うん、高校の同級生よ』


『あちゃあ。
そりゃ飽きるわよぉ、いくら何でも。
美也子も旦那しか知らないんじゃない?』



『うっ…………ううん、他にもあったわよっ』

美也子は少し話しを盛る。



『でも結婚以来旦那一筋でしょ?
ダメよー、一度きりの人生なんだし~。
紹介してあげるわ』
そう言うと咲は携帯を弄り始めた。


『しょ、紹介……………??』
呆気にとられる美也子。



『いける?うん、顔みて話すだけでも………はいはーい。駅前の〔Apollo〕で待ってる~』


『咲ったら!!何企んでるのっ』


『まぁまぁ、落ち着いてよ。
年下の男子が来るわよ。
メル友なんてどう?
Hしろなんて言わないわよ?
異性の話し相手がいるだけでも違うわよぉ?』

ニヤリと笑う咲。




え、どうしよう…………………

Apolloってココだし…………


『今から………くるの?』


『そう。
有坂(ありさか)くんって言うのよ。
イイコだよ♪』


No.5 17/03/24 14:43
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

(いきなりどうしよう……………)

美也子は一人娘で大人しく、
社交的なほうじゃないからこういう
のは苦手なのだ。



しかし胸の中では〔アリサカ…………アリサカくん………〕
と何故か名前が木霊した。



『あっ、こっちよー』
咲が右手を上げる。

(え?……………)入り口を見ると、
すらりと長身の男子がこちらを見ていた。

(モデルみたい…………)


顔が小さく、
目鼻立ちはくっきりとしていて姿勢が良い。


ジャケットにティーシャツ、

ゆるパンツだけなのに妙に目立つ。



『咲さん!
あ………こちらが?』
有坂は美也子を見て一礼した。


美也子もつられて頭を下げる。
肩までの黒髪が揺れ、
火照った顔を隠してくれた…………………………






咲は『じゃああたしは先に出るわ♪』
とさっさと帰ってしまう。


(えーーー?!ちょっと、咲!)
口をパクパクさせていると、


向かいの席に有坂が座った。



『せっかくだから話しません?
咲さん、ゴーインっすよね』


『あ………………
は、はい』



『僕も半ば無理やり呼ばれたんです。
仕事は休みだったんですけど、友達と騒いでたもんで』
笑いながら苦笑した。


ドキッ。


か、かわいい……………



美也子はドキドキする胸に手を当てた。


『そうなんだ…………えっと………』

『あ、自己紹介まだでしたね。
有坂悠(ありさかはるか)っていいます。
ハルって呼んでやってください』



『あ………あの、時田美也子(ときたみやこ)です。
咲とは……どういう…………』
だんだん落ち着いてきた。



『ああ、咲さんの後輩なんすよ。
M興産でバイトしてるでしょ、咲さん。
僕そこの社員です』



『………………………な、なんだ~~~~。はー…………、飼ってるのかと………………』



『え?』



『あ、いえいえ。
かっ………てだよねぇ咲』



『ですね(笑)
でもそこが咲さんの魅力っすね』

ニコッと笑う悠。


ハル………か。





No.6 17/03/24 14:54
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

愛らしい顔だ。


ハル。


『あのー、連絡先交換しません?
暇なときに話しましょう』
ハルがスマホを取り出す。


美也子はガラケーを出した。


(ドキドキする……………)




(こんなにドキドキするの、
久しぶり………………)


指先が震えないよう力を入れた。




ハルはニコッと笑い、
『やった、キレイな美也子さんと話せる!』
とガッツポーズをしている。



お世辞って分かっていてもうれしい。




『暖かいし、歩きません?』
ハルが立ち上がる。

美也子は慌ててついていく。






















『おー、桜はもう残ってないっすねー』


先程知り合ったばかりのハルと並んで歩く。

変な感じだ。


4月の終わり、
葉桜が沢山わさわさと成っている。

『うん、そうだね………
あ!有坂くん、何歳ですか?』


『ハルでいいですよー。
俺?24す』


俺という響きにまた胸が高鳴った。


『24……………若いね……………』

8歳下……………………。


『みーちゃんは?』


『みっ!!!みーちゃん………』
また吹くところだった。


『みーちゃんは……32です』
恥ずかしい。


『へぇ、見えないっすね。
同じくらいかと思った』


ハルはさらりとお世辞を言う天才だ。



No.7 17/03/24 15:02
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

平日の昼間だからか、


並木道通りを歩いている人は少ない。


美也子は恥ずかしさを払拭しようと上を向いた。


『きゃっ』
『うわ』

背の高いハルにぶつかり、見合う。



ハルが美也子を後ろから抱きしめる形になる。


赤い唇。


吸い寄せられるように、

美也子はその赤い唇に自分の唇をつけた。



『んっ……………』


柔らかい。

暖かい……………!



男の人の唇って、こんなに暖かかったっけ?


しばらく口づけて、

美也子はハッとしドン!とハルを突き飛ばした。




(私…………私、何やってるのよ!!)


『ごめんなさいっ!』

美也子はその場からダッシュで走る。






自宅マンションまで走り、

ドアを開き転がるようにウチに入った。



『…………わ、私…………………』


(何しちゃったの?)



ピルルル~~~~♪

ピルルル~~~~♪



携帯が鳴る。


見ると、ハルからの呼び出しだった。



美也子はそれを切り、

玄関にうずくまる。



罪悪感が襲う。



頭を抱え、しばらく動けなかった………………………………………………

No.8 17/03/24 15:27
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

ジュ~ジュ~

『……………………………』


『ママぁ?帰ったよー』


『ふぎゃああっ』太一に背中を叩かれ、

飛び上がらんばかりに驚く。



『驚きすぎじゃん?

あ、麻婆春雨だーラッキー♪』



太一はサッカーボールを抱えてまた出ていく。



(やだわ………………ボ~ッとしてる)



若い男子とキスしてしまった。


夕方からずーっと消えない罪悪感。


咲なら「あっはっはー、ちゅーしたわ♪」
ぐらいだろう。



美也子は生真面目だ。



春雨を投入し、炒めながらも浮かぶのはハルの笑顔。



きゅうっと胸が締め付けられる…………………………




あれからは連絡がこない。



(ちゅーくらいなら、無かったことにできるわ)


美也子はもうハルのことは忘れようと決めた。


『そうだわ、
咲に連絡しとかなきゃ』

コンロを切り、

リビングに歩いていきガラケーを握る。


咲にメールを打つ。

〔今日はありがとうね。
やっぱり若い男子と話が合わないわ。
せっかく紹介してくれたのに、
ごめんね〕



そう言うことにしておこう。


そうすれば…………………


忘れられる…………………



****************
『おお、今日は麻婆春雨か』
夫が帰宅し、
太一がお風呂に入っている夜9時。


片づけをしながら美也子は夫を直視できない。


『めしくれる?
吉田って同期にいたろ?
あいつ胃潰瘍こじらせてさぁ……………』

一人喋る夫にご飯をよそう。


『頭痛いから、横になるね』
美也子はそう言って寝室に入った。



(キスくらいで……………
きょうび、中学生でもこんなにならないわ……………)


自嘲的になる。



ピンポーンとインターフォンが鳴った。



夫が出るだろう。



カチャ…………
『美也子?咲さんの後輩って男子が来てるぞ』



美也子はベッドから転げ落ちそうになった。


(まさか………??嘘………)


『直ぐいきますっ』

無理やり起きて玄関に向かうと、

ハルが気まずそうに立っていた。




『あれ?ハルくんじゃない??
咲のおつかいね、
ごめんねー夜に!』
わざとらしくないだろうか。


美也子は声を作って張った。



No.9 17/03/24 15:39
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

咲なら夫も会ったことがあり、
知っている。


『車に積んであるのよね?
今いくわ』


美也子はサンダルをつっかけ、

ハルの肩を押し出した。





夜の空気が清清しい。

『何で来たの?』

エレベーターではなく階段を使い、

下りながら訊いた。



『……………………いや……………』



『私…………遊ぶだとか、慣れてないのよ…………
咲がどういうつもりか分からないけど、ハルくんだってこんなおばさん嫌でしょ?
だから、昼間のは無かったことに…………痛いっ』
ぐいっと腕を掴まれた。


『ご、ごめんなさい!
大丈夫?強くしすぎた…………
美也子さん………俺…………』


『ダメ、人が来るから!!
話さないでっ』

夜といえど、マンションの階段を使う居住者は沢山いる。



誰かに聞かれらえらいことだ。




『じゃあ…………話さない』


美也子はホッとした。


ーーーーー次の瞬間、
目を見開いたけれど。



唇に触れている、柔らかい唇。



微かな息遣い。



(何これ…………どういうこと…………)


押し返したが、
びくともしない。




囁くほどの声で「話さないから。
だから………じっとしてて」
と聞こえた。



体が硬直したように、動かない。



なのに熱い。



『ん………ふぅっ…………』

舌が入ってきた。

美也子は痺れた。


電流が走ったような、何とも言えない気持ちよさが突き抜ける。



押し返すのをやめて目を閉じた。



クチュ…………クチュ…………


唾液が絡む。


(あ……………濡れる………………)

足の付け根がじわっと熱くなった。




No.10 17/03/24 15:50
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

ハルの右手が、
足の間に入ってきた。


美也子は自分でもあり得ないと思うくらい、

大胆になる。



その手をスカートの中に導く。



ハルの長い指先が、

ショーツをかいくぐり芽をつく。



『はああん……………!!!』
ビクンと跳ねる背中。


思わずのけぞる。



『すご…………びしょびしょ』

小さな声でハルが言うと、


美也子は腰を振った。


ハルの指先が素早く動き掻き回す。


『ああっ………あーーーイクぅ!!』



達してしまう。



(気持ちいい………、

何これっ……………)


肩で息をする。


ハルがゆるパンツを下げ、

根を取り出した。


美也子はしゃがむ。


耳を澄まして、誰の足音もしてないことを確認しながら。



根は大きく太い。

イキモノのようにそそり立っている。



階段の電器は薄暗いがよく見えた。



先っぽを食むように咥える。


美也子の小さめの口はもう一杯だ。



前後に動かし、
中では舌でつつく。


『…………はぁっ………』
ハルが喘いだ。



その声を聞いたら、またじわっと濡れてきた。


根元から思い切り吸う。

ぴちゃっ、ぴちゃっ……………………




ハルの手が美也子の頭を撫でた。


堪らないというふうに………………





その時だ。


カタン!!!


物音がし、
ふたりは動きを止めた。






No.11 17/03/24 16:02
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

カタン、

カタン………………



物音が遠ざかっていく。



下の階の階段のようだ。




ふたりは見合い、

美也子は立ち上がった。

慌てて服を直す。


ハルも根を仕舞った。



「『………………………………』」


気まずい。



勢いであり得ないことをしてしまった。


美也子は、自分が自分じゃないように感じる。


『美也子さん。
さっき〔ハルくん〕って呼んでくれたね』

クスっと笑いながら、

ハルが話す。



『え。あっ、つい…………』


『つい?ついかぁ…………俺もみーちゃんて呼ぼうっと』


『え?!……ね、ネコみたい……………』



『ネコぉ?いいじゃん、みーちゃんカワイイ』



『私……………帰らなきゃ!』

美也子は恥ずかしさと混乱で振り切るようにハルに背を向ける。

『待って!
……………また会えるよね?』



背後から聞こえるハルの声。

透き通っていて、優しい。



美也子はこくりと頷いた。




ーーーーーーーもう、出逢う前の自分には戻れないのだと決意して。

No.12 17/03/24 18:37
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

ーーーーーバタン…………


『パパずるい!
今ズルしたでしょ!』

『してないぞ~
太一弱いな?』



戻ると、リビングで二人がオセロをしていた。


『ママ用事終わったの?
お風呂入ったぞー』

夫がにこやかに笑いかけてくる。



美也子の中で何かが弾けた。


(私は、〔女〕として見られたい………………)



ハルが大切だ。

今度逢ったら、確実に抱かれる。


ごめんね、あなた。

『オセロでズルなんてできるのぉ~?
太一、がんばれっ』
美也子は笑う。



先程までとは違う顔で、

ムキになる太一に笑いかけた。




****************

『えっ…………えーーー!!ホントにぃ?!』

『しぃーっ、咲声大きいよ』

翌日のお昼。

咲の勤務するM興産近くのファミレスにて、
報告した。



美也子はこういうことも隠しておけない質だ。



『マジですか…………
まぁ、悠くんカワイケメンだしなぁ。
ふ~ん、へー』咲は腕を組み美也子を舐め回すように見る。


『な、何……………』



『ま、あんまりのめり込まないようにね?
あんた真面目すぎるからさぁ、
旦那さんにバレたらおおごとでしょ』



『うん。
バレないように………というか、
ハルと夫は別だから』



『まぁねぇ。
ハル、ねぇ』


『何よっ、ハルくんがそう呼べって言ったのよっ』


咲は肘をついて、
『ハルくん、あんな顔で彼女いなかったのかしらね?
明るくて仕事熱心なイイコだけどね』



(………………あっ………………)


彼女……………いるよね。


あんなにカッコイイんだもん。


美也子は俯く。


(遊んでるうちのひとり、かな………)




ファミレスを出て咲と別れ、
トボトボと帰宅する美也子。



(8歳下だしね……………
24歳かー。
その頃私はーーーーー)


そうだ。

私はもう結婚していて、

太一の子育てに必死だった。



(すごく昔みたいに感じるけど………


数字にすると8年って速いなぁ………)




ピルルル♪


携帯が鳴った。


見ると、メール受信。


『あっ』

思わず明るい声が出た。










No.13 17/03/24 21:24
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

ハルからだ。


〔みーちゃん

初めてのメールでっす。

昨日はあんなコトしちゃって俺らヘンタイ?笑


次こそみーちゃんを食べちゃいたいな………

また逢いたい。〕


素っ気ない文章なのに、

美也子はドキドキバクバクする。


返信しようとボタンを押したら、

ピルルル……♪♪♪

と呼び出し音が鳴った。


『も、もしもし?』


『もしもしみーちゃん?

今話せる?』



『大丈夫だよ』


『今度いつ逢えるかなぁ?

俺、みーちゃんを早く抱きたいよ……………』



ドクンッ。


『そ、そんな…ストレートに……』
顔が赤くなった。



『でもみーちゃんもしたいでしょ?



『…………………うん、もちろん』


『取り繕わないでさ、

自然体でやってこ?

つかみーちゃんとはそうしたいよ………』



『いつがお休みなの?合わせるわ』



美也子の脳内で、
太一の学校行事と親戚・義実家の行事がバババッと出る。

よし…………来週は何もない!




『木曜日が休みなんだ。』


『木曜日、大丈夫だよ。

待ち合わせは………Apolloにする?』



『そうだね、分かりやすいし、
…………みーちゃんの家から離れてるしね』


『う、うん………………』


ねぇ、何で私?

彼女いるの?


聞きたい言葉がのどに詰まって出てこない。



時間を決めて、

tellを終えた。



ドキドキバクバクする。


美也子は自分でも生き生きしていることを実感した。



来週の木曜日…………………………………




私は、悠くんに抱かれて女に戻る。

No.14 17/03/24 21:34
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

****************

日にちが経つのは早いもので、

もう木曜日。



太一を送り出し、

美也子はワンピースに着替えた。


幸い夫は三日間の出張に昨日から出ている。



気張りすぎないように………


クリーム色地に花柄のワンピースを着、

ショールを羽織る。




約束の時間は朝11時。



お昼ご飯どうするのかなあ?


(持ってっちゃおうか…………)


おにぎり、卵焼き、ほうれん草とコーンのバター炒め、
タコさんウィンナー。



(ありきたりだけど…………)


一応持ってくことにした。



Apolloに入ると、

ハルくんが手を上げた。


既に来て飲み物を飲んでいる。


『お待たせ、遅くなってごめんね』


『んーん。
まだ5分前。
俺が早く来すぎたの。

さ、行こうか』


Apolloを出る。



駐車場に外車があって、

ハルくんが『助手席乗ってね』という。




(恥ずかしい………………)


そう思いながらも乗る。


平日昼間の喫茶店は人が少ない。




座った途端、

肩を抱かれて唇が合わさる。



『ん………んはぁっ』


激しくなっていく。


クチュ………チュルッ…………


唾液が絡まり、

舌を入れ合う。



体が熱い!


『みーちゃん…………
直ぐ行っていい?ホテル……』



美也子はコクンと頷いた。

No.15 17/03/24 21:47
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

白を基調としたホテルの一室。


ふたりは転がるように、

自分の服を脱ぎ捨てながら唇を合わせた。



半裸でベッドに倒れ込む。



美也子のうえにハルが被さる。


見つめ合う……………


『優しくするね』

シャツを脱ぎ捨て、

ボクサーパンツ1枚になったハル。


細マッチョだ。

胸が意外に広い。



美也子は倒れ込んだまま、

見とれている。


のしかかってきた。


ワンピースをゆっくり下げて脱がすハル。


肌に直接指が触れると、

それだけで更に濡れた。


『きれい…………』


ブラジャーをはぎとられ、
ポロンと乳が顔をだした。


『…………恥ずかしいよー………

電気消してぇ…………』



『やだ。全部見たい』

ハルはショーツもズリ下げた。


淡い陰毛がふわふわと見えて、

美也子は恥ずかしくて堪らない。




ハルは、
右手で乳を撫で突きながら左手で陰毛を上下になぞる。


『あっ、あっあー』


『ぐしょぐしょじゃん………

こんなの見たことないよ』


左手の指が2本、

陰毛の奥の蜜壺に入ると美也子は『はあああああんっ!!』
背中を弓ぞりにした。


ぴちゃぴちゃ音がする。



『食べたい』

ハルが顔をソコに埋めようとする。


『やだ、待って………汚いからぁ……』


『汚くないよ』

美也子の脚を広げると、

ハルは蜜壺と芽をねっとり舐めた。


下から上に。

円を描くように。


『ひぃああああんっ』

美也子の膝が震える。



(ーーーーーこんなに気持ちよかったっけーーーーー)


久しくセックスなんてしてないから、

分からないけど。


ハルの舌使いは美也子を砕けさせるに十分だった。

No.16 17/03/24 22:14
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『あああん!!
おかしくなるぅっ…………』


『なれよ!おかしくなれよっ』

ハルは普段とは違うSっぽい言葉遣いで、


美也子の蜜壺に指を出し入れしながら花びらを唇で吸う。


『あっあっあっあ………あーいくぅ!!』


美也子の肉体が痙攣した。



はあはあと息を整える。




『みー、挿れてい?

もう限界…………』



『う………ん………。

来て、ハル……』


足を開いた美也子に、

正常位で入っていくハル。



先端がナカに入ると、

ビリビリと電気が走ったように感じた。
『ひぁんっ!ああっ』


ズプ………ズプ…………


わざとなのか、
ハルはゆっくり挿れてくる。


目が合う。


意地悪、ハル………


そう思った瞬間だ。


勢いよくズボッ!と奥まで入った。


『ひあああああーっ』


ハルが美也子の手を握り、

ゆっくり出し入れする。



『繋がってる………』

『だね』


『もっと…………もっと激しくして?

おかしくなるくらい』


そう言うと、

ハルの目に力が入った。


パン!パン!パン!


思い切り打ちつける。


『っああ!あん!あん!』

汗ばむ体。


手は繋げたまま、

ハルはこれでもかと美也子のナカを突いた。




奥に当たってぐりぐりと感じる。


『あ…………くるぅっ』

『いけよ』

『あっあっあっ、あーーー!!』



美也子は弓ぞりになり、

達した。

No.17 17/03/25 08:55
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

四つん這いになり、


背後からハルに突かれる。


『んっ!!あぁっ、あん、あっ』


ギシギシ鳴るベッド。

『はあっ、はあ、はあっ』

ハルも息が荒い。



美也子は頭を下げて、

足の付け根に集中している。



涙が滲んだ。



(こんなに激しいの……………、


初めて……………!!)



夫は優しくセックスをする。

いや、してた。


それがセックスだと思っていたから、


久しぶりに体を繋げて衝撃だった。



(それとも……………、


ハルが若いからかな)


『何考えてんの?』

ハルの両手が美也子の乳首をキュウッと摘まむ。


『ぁああっ!!あーっ』

痛みと優しさの中間くらいで、

最高に気持ちよい。


ノドを仰け反らせて叫ぶように喘いだ。


『他のこと考えないで。

こうやって、繋がってるんだからさ』

ハルはそう言うと、


さらにスピードを上げた。



パン!パン!パン!


ギシギシギシギシ。



『あん、ああっ、あん、あっ』



『美也子…………』


ハルがそう呼び、

美也子を仰向けにして右脚を高く抱えた。


右手で花びらを弄りながら、


抜き差しする。



顔が見える。


ハルの愛らしい顔は真剣そのもので、


眉間にシワが寄っている。



(………あ…………ハル、色っぽい)


『く…………締め付けてくる……』


『あん!あっ、あんっ…………


ハル、私にさせて…………』



『うん?』



『咥えさせて……………………


ハルのをしゃぶりたいの………』



ハルが僅かに目を見開いた。





抜いて、膝立ちになるハル。


美也子は正座しお辞儀をするような


格好になり、


根をそっと食んだ。



熱く、終わりないようにそそり立っ

ている根。



先っぽを食み、


ちろちろと舌先でつつく。


しばらくそうしたあと、


根元まで思い切り咥えジュポジュポ


と吸った。



(愛しい…………………


ハルの…………………根)


指先で袋をさわさわ転がす。



『くっ……………んっ………』


ハルが堪らないという声を上げた。


美也子の髪をくしゃくしゃ触る。



『ダメだ…………挿れさせて?

みーのナカ』


『うん』


No.18 17/03/25 09:10
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

口を離し、仰向けに寝る。


直ぐ足を割ってハルが入ってきた。



滴りすぎてぐちょぐちょになってい


る美也子の蜜壺は、


ハルをスルリと咥えこむ。




顔が見えた。



(私、汗で髪の毛が顔に貼り付いちゃってる…………………)


『みー、泣かないで』


『え?』



美也子は知らないうちに泣いていた。



指先で顔を触ると、

水滴が滂沱のように流れている。



『やだ…………私、なんで………』



『苦しいとかじゃないよね?』


『ううん!!

その逆よ、めちゃめちゃ気持ち……………

あっ…………………』

うっかり言ってしまった。



するとハルは微笑んで、

『よかった。

じゃ、もっと気持ちよくしよう』

とスピードを上げ花びらを弄る。



『あああああーー-!!

ああん、あーっ』



美也子の足を持ち上げ、


速く突くハル。



ラストスパートだ。


美也子の花びらは感じすぎて、

ぴくぴく震えている。



ナカで根が擦れてる。


お腹側のスポットに、


太い根が当たってる……………!!




『あっ、あんあん!!

ハルぅ、いく、いっちゃう!!』


『いけよ!』



『あーーーーーっ』

目の前が真っ白になり、


美也子は達した……………………………








****************
『う………………ん………』

美也子は目を開いた。

『あ。


よかった、気がついた』

目の前にハルのどアップがあって、

『ぎゃっ』

思わず叫ぶ。



『うわ、何それー。

ショックだわ~。 大丈夫?失神し

たんだよ』



『え…………ホントに??』


頭がポカンとしていた。


ハルはクスクス笑いながら、

『俺がイク寸前にぱったり倒れるん

だもん。

正直不完全燃焼~』



と、いうことは……………………………



ハルはイってない?



『ご、ごめんなさい!!』

美也子は必死に謝った。



『ジョーダンだよ!

次があるでしょ。

だからいいって。寝顔見れたしね』
















No.19 17/03/25 10:20
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『ホントにごめんなさい……』


美也子は顔を真っ赤にした。



『いいって!

こうやって繋がれたから、俺幸せだ

よ』

ハルがトン、と美也子に凭れた。




その時、キュルル~~~と音がした。



今度はハルが真っ赤になる。

『ごめ………お腹減っちゃって』


時計を見ると13時。


2時間くらいぶっ通しでしてたんだ。




『あ!

ハルくん、お弁当食べない?

簡単なものばかりだけど、

作ってきたの』



『えっ?!

やった、ラッキー♪♪♪

俺兄貴とふたり暮らしだから手作り

弁当めっちゃうれしいよ』

くしゃっと笑う。



美也子はベッドから出て、


『じゃあ…………シャワーしたあとね?』

とタオルで前を隠した。



『待って!一緒に入ろうよ』

ハルが起き上がりついてきた。



『や、やだっ、恥ずかしいよー』

『恥ずかしいって…………

あんなコトしといて今更じゃん笑』


『そうだけど』

美也子はイヤイヤをする。



明るい浴室で裸体を見られるのは、


気まずい。



電気をつけたままセックスしちゃっ

たのだけど。




『じゃあなるべく見ないからさ!

パッパッと洗うから。

ね?』


可愛い顔でお願いされると弱い。



『わかった。あんまり見ないでね?』










浴室も白で、

広かった。


椅子に座りシャワーを浴びる美也子。


ハルは湯船に浸かっている。

ニヤニヤ笑いながら……………


『ハル、あんまり見ないでって言ったでしょ………』



『見たいもん。


美也子さん、肌キレイだよねー。

白くてつるつる』



(あ。美也子に戻った。)

些細な発言に振り回されてしまう。




『そ、そうかな?


こんなおばさんのハダカ…………』



『おばさんじゃないよ』

ザバッと湯から出て、

美也子の背後に回るハル。


スッと手が後ろから乳に伸びた。

『あんっ!感じる………』


首を捩り、


背後のハルとキスをする。


ぬるぬると暖かい。


『ダメ…………………』

ハルの左手が足の付け根に滑りこんだ。



『ぐっちょぐちょじゃん…………

ココ、スキでしょ』

芽の後ろ側をつつかれ、

No.20 17/03/25 10:28
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『あっ、あんっ』と喘いだ。

ハルは美也子を立たせ、

湯船の縁に手をつかせる。



びしょ濡れの秘部が露わになっており、


ソコに再び根が突き刺さる。


ヌプリ。

『あああああーー』


痺れるような、快感。


長く忘れてた。



美也子は根を感じながら、

『あん、あっ、あん!!』


獣のように啼いた。



『あっ…………俺もうイッちゃうよ』


ズプズプと出し入れしていたハルが、


小さく叫ぶ。


瞬間抜き取ると体をびくびく痙攣さ


せ、


白い液を放出した。



美也子の白い肌に飛び散る。


クチで受け止めるのは間に合わなかったが、


体についたそれを美也子は肌に塗るように撫でた。




『………………っ、はあっ…………』

息を整えるハル。


美也子はシャワーをかけてあげた。


『イクの早っ。


情けないね俺』

眉を下げつつ笑うハル。


『そんなコトないよ…………


すっごく気持ちよかった』


互いの体を流して、


バスルームを出た。



洋服を着る。


泊まりじゃないから、

そんなにゆっくりはできない。





No.21 17/03/25 10:41
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

美也子はバッグからお弁当箱を出した。


ふたりぶん、


用意してきたのだ。


『おおーーーー!!

タコさんじゃん!

すごい豪華!!』


お握りは海苔で顔を書いてある。


簡単なデコレーションだ。



そんなに喜ぶ?


と思うくらい、ハルは嬉しそうにパクつく。


『うっまー!!

あ~久しぶりだー、ほうれん草炒めたのとか』



『普段どうしてるの?』


『仕事の時はコンビニ。

休みもコンビニ。

夜遅くもコンビニ』


美也子は吹き出した。


『コンビニのお得意様じゃない!


野菜取れないんじゃない?』



『うん。

たまに野菜ジュース飲んでるよ』



(差し入れする女の子、

居るだろうな……………)


この容姿だもの。



『あ、お、お兄さんいるのね?

何歳差なの?』


ハルはタコさんの足を噛みながら、

『6歳上だから30歳。

あーしろこーしろうるさいよ』



『そうなんだ。

でもふたり暮らしなのね?笑』


『あー…………まぁ。


洗濯とか掃除してくれるし、


お互い仕事の時間が違うからあんまり顔合わさないんだ』



『そっか』



私がまだ知らないハルの顔がある。



美也子はワクワクした。



****************
『きゃあ、こんな時間!!!

帰らなくちゃ!!夕飯の準備が』


時計を見ると16時になっていた。



すっかり(ラブホで)話し込んでしまい、


時間を忘れていた。


『あ、そっかそうだね。

みーは帰らなくちゃね』



(名残惜しいよ……………………


離れ難い)


楽しくて、気持ちよくて。


こんな時間久しぶり………………………









『ーーーーーじゃ、またね』


Apolloの近くで別れる。


ハルはキラキラ輝いてるように見える。


行き交う人が、

チラリとハルを見る。



すらりと伸びた手足。


美也子はハルが遠ざかっても、


その場でずっと見送っていた………………………………………………………

No.22 17/03/25 11:08
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『ホントに変わるもんだわねー』


再び、咲とファミレスでお昼である。   


あの日から3日経っていた。


ハルとはメールでやり取りをしており、

今のところ楽しくて仕方ない。



咲はジィーッと美也子を見る。


『な、何よう。

咲が「ちょっと遊んだら?」って言

ったんでしょ』


ムキになる美也子。



夜中、ハルの愛撫を思い出して自分で弄るほどだ。



もちろん、夫は隣で寝息を立てている。


『そうじゃなくて、

あんた短期間でキレイになったわよ。

ホントびっくり』


『え?!

そう………………かな』


咲という友人は、

思ったことをズバズバ言う。


お世辞やらおためごかしなど言わないから、


素直に嬉しい。




『うんうん。

元もと肌キレイだけど、

なんつーの?輝いてるよ。

あーあ、私も4人目探すかなぁ~』



『…………………4人目?

咲、優大(ゆうだい)くんと菜保(なほ)ちゃん2人でしょ?』



咲はニヤリと笑い、


『違う違う。

セフレよ、今3人だから年下もいいかなぁって』




『セフっ……………

えええ、3人ーーー?!

ホントの話し-?!』

美也子は思わず立ち上がってしまった。



隣のテーブルの人がジロッと睨む。


慌てて座る美也子。



『えええ、じゃあ咲は旦那さん以外の3人と………………

セッ……………

セックスをしてるの?』

小声になる。




咲は『うん。
ストレス解消&美容のため』



と頷いた。



開いたクチが塞がらない………………………………



美也子にとっては、


衝撃だ。



『あ、ウチは旦那ともあるのよ?

だけどねぇ、せっかく女なんだし

色々知りたいのよ』





『だっ…………旦那さんともあって………………』

旦那さんが気の毒だわ、


と言いかけたが、


美也子も他人のことをどうこう言える立場じゃない。










No.23 17/03/25 11:22
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『まさか…………ハルくんとも?』

生唾を飲み込みつつ尋ねる。


『ないない。

ハルくん若すぎるもん。


美也子も2人目作る?』

ニヤニヤ笑う咲。



もちろん、


子供を2人目…………ではなくセフレの話しだ。








****************
『あーびっくりしたわ………』

ファミレスからの帰り道。


まだ心臓が高鳴っていた。


社交的な咲だけど、


セフレが3人って!!!




(夫一筋できて、


レスになっても自分で慰めてた私って……………)


なんだかすごく損な女に思えた。



ピルルルッ…………♪♪


メール着信音だ。


ケータイを開くと、


〔おつかれー。

今日のお昼はエイトイレブンのお惣菜♪

明日も多分そう。

またみーのお弁当食べたいよ〕


ハルからだ。



顔が綻ぶ。


〔お疲れ様。

そうなんだ笑

次はもっといいもの作ってくね!


そうだ、何食べたい??〕



送信する。



10秒ほどして

〔ハンバーグ!!

タマネギたっぷりのやつ♪〕

と来た。



クスっと笑ってしまう。


〔了解!!〕



〔次、
また木曜日でいい?

Apolloで、同じ時間で〕

ハルから次の誘いがきた。



〔うん!


楽しみにしてるね。

ハルもお弁当楽しみにしててね〕



送り返すと、


メールのラリーが終わった。





(寂しいな………………………)


ハルとそうなってから、


いつも寂しい。


太一もいるのに、


どうしちゃったんだろう。






答えは分かっていたけれど、

美也子は認めたくなくて考えるのを

やめた。


認めたら、


ハルを本当にひとり占めしたくなる。




(今のままでいい…………………)



美也子はチーズハンバーグにしようかなと思った……………………………………………………

No.24 17/03/25 11:34
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『みー、

上になって……………』



美也子はハルの腰に跨がった。



固くなった根を掴み、


自分の秘部へ導く。



ーーーーーー木曜日。


また、会うなりホテルにきた。


服を脱ぐ時間ももどかしく、


でも今回はシャワーを浴びてから絡まっている。



美也子は夫の上になど乗った経験がない。


激しいセックスなど未経験なのだ。



下から入ってくる大きな根。

『ぁあああっ』


突き刺さってるみたい……………



自然に腰が動く。

ヌチャッピチャッと卑猥な音が、


結合部分から聞こえる。




『ああん!あん!あん!』


『みー、今日すごいね……』

下から手を伸ばして、

美也子の小ぶりの乳を撫でるハル。


乳首をつつかれ、


腰は上下に動いた。


『ああん!あんあん!!

気持ちいいっ……………』


ハルの指先が、

茂みの奥に伸びて花びらを弄る。


快感に体が避けそうだ。


『ひゃあああんっ…………』

美也子は自分の頭を搔きむしった。



(こんなすごいものだったの………………………)



下から突かれると、


膣の内側が脈打ちキュッと縮むような

感覚だ。




『んっ……』

ハルが上体を起こした。


座位になる。


互いに顔を見ながら、

密着して出し入れする。


美也子はうっとりした。


近いと良く見える。可愛い顔だ。



唇を合わせた。


下も上も繋がって……………、


もうおかしくなりそうだ。




No.25 17/03/25 12:03
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『みー、ベッドからおりて。

壁に手ついて』


はぁはぁと喘ぎ合いながら、

根を抜いてハルが言う。


美也子は頷き、

壁に手をついた。


足を開いて………………


(犬みたい…………)

自分が獣みたいになったと思うと、


ゾクゾクする。



太ももまで濡れていた。


ズンッ!!!


背後から、

ハルが入ってきた。

『あああっ』

貫かれる快感。


ズンッ、ズンッ。


突かれるたびに体が揺れ、


足の付け根からはぐちゃっにちゃっ

と音がする。



背の高いハルは、

美也子を包むようにし抱いている。


肩上から手を伸ばして乳首を弄る。


『ハル…………あああっ』


『美也子………スキだよ』


『私も………………!!

無茶苦茶にしてっ』


叫ぶように言うと、


ハル腰を引き美也子をお姫様抱っこした。



『ひゃああっ?!は、ハルっ』


美也子をベッドに投げ、


のしかかる。



『あああん!!ハルぅ、すき!!

大好きっ』

再び割って入ってきた根。


汗で互いに肌が滑る。


『あん、あん、あん』


『みーもぅイキそう………』


『うん、イッて?ナカに出して』


『えっ…………』


『ピル、飲んでるから大丈夫』

美也子は、

ハルとこうなってからピルを飲みだした。


万が一があってはいけない。


『ね?

私のナカに出してぇっ』



『うん…………美也子、スキだよ。

うっ!』

ガクガクと痙攣し、

ハルは果てた。




No.26 17/03/25 12:28
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

(つい、スキと言ってしまったわ…………)


ベッドに寝て、

ハルの腕まくらで微睡みながら美也子は後悔した。



(認めたらツラくなるのに!


でも……………私はハルをスキなんだわ)



認めざるを得ない。



ハルもうとうとしている。


キレーな横顔。


私とは違う、


肌理細やかな肌。


『あっ!

お弁当ある?』

ハルがニヤッと笑う。



その顔を見たら、

気持ちがほどけてく。


『あるわよ笑


チーズ入れてきたからね』


服を着て、

保冷バッグからお弁当箱を出す。


『おおー、花型のニンジン!

今日はウィンナーがカニじゃん笑』

マカロニのサラダと、


お握りは薄焼き玉子を着せて人形風。


それと、リクエストのハンバーグだ。


『いただきます』

パクつくハルを見ていると、

和む。



(今のまま、時間が止まればいいのに)


そう思って、


すぐ罪悪感が襲う。



太一も夫もいるというのに。




いつしか、

ハルが全てになっていた。



『みーも食べなよ?』


『あっ、うん』


『めちゃめちゃ美味い、ぜんぶ』



ねぇ……………


ハル。



ハルは、私とどうなりたい?



私は沢山いるうちの一人だから、


内心どうでもいいかな?



ハル。


近いのに、遠いよ………………………





ぱたっ。


涙がこぼれ落ちる。



『どうした?!』


『ううん…………何でもないのよ』

涙を止めようとするが、


次から次に溢れる。



『みー………………。

ほら、ココ』
ハルはお弁当箱を置くと、

両手を広げた。


『俺、年下だし頼りないだろうけどさ。

何かあったら聞くから』


美也子はおずおずとハルの胸に顔を埋めた。



涙がとめどなく流れる。



ハル、どこにも行かないで。


ずっとこうしてて。





言えない言葉のぶんだけ、


涙は多く流れた……………………………………

No.27 17/03/25 16:54
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

****************

日曜日だ。


息子・太一は友達の家に遊びに行っている。


夫は昼過ぎまで寝ていた。


美也子は昼、


一通りの洗濯・掃除・片付けを終わ


らせて買い物に出た。




いつものスーパーにしようかと思ったが、


少し歩いて遠めの別のスーパーに行


ってみることにした。


足りない食材のみ購入で良いし、


何より天気が良く暑いくらいだ。




気持ちのいい日はそれを味わいたい。



『♪~~~♪♪♪』

鼻歌を歌いながらてくてく歩く。




(あ………………

この近くにM興産があるんだっけ)



ハルの勤める会社だ。


(土日も仕事かぁ………………………)



真面目で熱心って咲が言ってたから、


そうなんだろうな。




曲がり角を曲がる。


前から歩いてきたのはーーーーーー




『えっ…………………………………』





美也子の足が止まった。



背の高い、


小顔の愛らしい男子。


ハルだった。




但し一人じゃない。



傍らに、


私服姿の大学生くらいの女子がいる。



美也子は雷に打たれたように動けなかった。



ふたりは楽しげに話しながら、


時折互いを突くようにじゃれている。




ーーーーーーーー呼吸が乱れる。


美也子は足に力を込め、


背中を向け走った。



No.28 17/03/25 17:03
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

いったい、何百メートル走ったか。



土手に出て足を止めた。



『はぁはぁ。はぁはあっ…………』



体を曲げて息をする美也子を、


通りすがりの人が怪訝な顔で見ている。



バクンバクン。


心臓が口から出そうだ。


『は…………はは……………』


美也子はショックを受けた。



彼女だとか、そういうのじゃない。



そういうコはいるんだろうなと思っ


ていたから。




ふたりの若さだ。



大学生くらいのコは、


キラキラしていた。

華やいでいた。


隣で歩くハルも、同じ雰囲気だった。



(私がどうこうできる立場じゃない

…………………………)



8歳の差に、


今更ながら驚く。


学生を卒業して数年のハルは、

同じくらいの女子がよく似合ってい


た…………………………………















震える手にも力を込め、

ケータイを取り出した。


『あ、咲?

35歳くらいでセフレ探してる男性いない?


え?ハル?

彼は違うわよぉ、年が違いすぎるもの………………

そう。割り切りの関係。

分かった、じゃあ連絡まってるね』



プツリ。


通話を切ると、


美也子は歩き出した。



涙が溢れる。


拭いながら歩いた…………………………………………








No.29 17/03/25 18:42
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

****************

『本当にいいのね?』

咲が真ん前から美也子を見据える。


美也子はコクンと頷いた。


いつものファミレスだ。





ふぅ…………。

咲はため息を吐き、


腕を組む。


『痩せたね』


『え?』


『あんた痩せた。

短期間で、かなり。

何があったの?

ハルくんとケンカでもした?』


『ち……………

違うわよ。


ケンカとか、そういう間柄じゃないもの』


咲はタバコを取り出し火を点ける。


『はー………………

ハルくん、私に再三あんたのこと尋ねてくるよ?』


ズキッ………………



美也子の胸が痛んだ。


が、痛みを無かったことにする。


笑顔を作り、『そうなんだ?

元気かしらね?

それで………高岡(たかおか)さんってかたには連絡してあるの?』



セフレ候補の人の名。



咲から聞いて、

話しを通してほしいと伝えた。

No.30 17/03/25 19:58
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

咲は何か言いかけたが、

はぁっと息を吐いたあと諦めたように『…………連絡して

あるわよ。

はい、携帯番号とメアド。

あとは大人なんだから、おふたりで

話して』

と紙きれを差し出す。




『……………ありがとう、咲』



子供の話を2、3して、

咲と別れファミレスを出た。




とぼとぼと家に帰る。



『…………………美也子さん!』


ビクッとした。


顔を上げると、


マンションのエントランス前にハル


が立っていた…………………




『………………ーーーーー!!』
美也子は踵を返し、

早足に歩く。


が、ハルのが速かった。


肩を掴まれ、

振り向く。



『美也子さん。

俺、何かした?

何かしたなら謝る』



『ーーーー違うわよ。

もう止めたの』


『美也子…………みーちゃん!

何で急にダメんなったんだよ!』


ガサッ…………


音がした。


その方向を見遣ると、

近所の人だった。



『ちょっと……………、


こっちに来て!』

ここじゃマズい。


ハルの手を引き、

美也子は自分のマンションへ上がった。

手を繋いだ感触が、


暖かくて悲しい…………………………………













『失礼します……………』


おずおずと入るハル。


今日は太一も遅くなるし、


まだ昼過ぎだから誰もいない。



リビングの椅子に座るよう勧め、

美也子はお茶を淹れた。



『はい。

……………お茶』


『あ……………。

いただきます』

ハルは、熱いお茶をグイッと飲んで目を白黒させた。



『ねぇ、みーちゃん。

本当のこと教えてよ。

俺、楽しみにしてたのに……………

毎週会うの』



美也子はお茶をひとくち飲むと『………………言ったでしょ。

もう、止めたのよ』


と努めて冷たく言う。











No.31 17/03/26 11:03
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『止めたって……………………』

ハルは下を向いた。



美也子はその姿を見ながら、


キュウッと胸が痛んだ。




(痛くなんかないわ…………………


でも、ハルってこんな感じだったかしら?


もっとフレンドリーであっさりして

るんじゃ……………


私とは遊びなんだし)



再び、痛みから目を逸らす。



『と、とにかくっ。


止めたのよ。


だからもう終わり!』



『……………旦那さんにバレたの?』




え?



『違う違う!


バレてないわよ!


バレてたら、こんな風に自宅に上げ


るわけないじゃない』

美也子は手を振る。



『……………じゃあ、なんで』

ハルが立ち上がった。



美也子の隣に来て、


腕を引っ張る。




『きゃっ!ハル、何す…………』


立ち上がらされた美也子の唇に、



柔らかい唇がぶつかった。



『ん…………………っ』


頭がジンと痺れる。



『…………ん、ハ…………ル………んふぅっ』



押し返す。


心臓が、


ドクドクドクドク鳴る。


ジワッと濡れるのが分かった。



(ダメ!)


『やめてっ!!』


ドン!



思い切りハルを蹴飛ばした。




(こんな風にズルズル行ったら、



私は惨めになるーーーーー)



ずっとハルとの立場の違いを気にし


て、


ハルに抱かれなければならない。



そんなのは惨めだ。

No.32 17/03/26 11:11
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

蹴飛ばされたハルは、



『……………そこまで……………



なら、分かった。


じゃあ……………帰るね』


と力無く呟く。




玄関で靴を履くハル。



美也子はその背中を見つめた。



『ーーーーーーじゃ…………



元気で。美也子さん』



ハルはそれだけ言うと、



ドアから出て行った。




シーン………………



静まり返ったマンションの部屋。



美也子はへなへなと座り込み、


震える手を眺めた。





ぽたっ、ぽたっ…………



涙がこぼれ落ちる。



言えない。



言える訳がない、本当の理由なんてーーーーーーー




笑い飛ばされるような理由かもしれない。




そもそもが道ならぬ恋なのだし、




悩むことじゃないかもしれない。




(けど………………………)




あの日見たハルと、隣を歩く女子の


雰囲気。



(私は全く違う立場だわーーーー)



『ふ……………う……………ひっ、


ひっ…………………』


声をころして泣く。




ハルの背中だけが、



残像のようにこびりついていたーーーーーーーーーーーーー



















No.33 17/03/26 11:26
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

***************

高岡保人(たかおかやすと)は、


スーツ姿で座っていた。



美也子を見ると微笑み、


右手を上げる。



黒ぶちメガネに、細い目。


鼻が高い。


中肉中背。




メーカーの営業マンをしているらしく、



事前のメールでの会話も明るく話しやすかった。



『お待たせしました……………』

緊張する。



『待ってないですよ~。

さ、何か飲みます??

ここね、ヨーグルトテイストのジュ

ースが美味いらしいから』


美也子は向かいに座り、



ヨーグルトのドリンクを注文した。





ーーーーー梅雨宣言が出たというのに、



空梅雨なのか毎日太陽の光がきつい。



熱い体にヨーグルトの酸味が心地よい。


『本当、美味しい!

高岡さんは何食べてるの?』


メール交換に時間をかけたから、


言葉がスイスイ出る。


美也子は自分が変わったことを強く


実感している。



『ん?   ほうれん草とベーコンのキュシュ。


朝食べてないからねー。


嫁が子供ばっかで相手してくれないから笑』



高岡保人は既婚者だ。



咲から紹介してもらい、


〔割り切りの関係〕を望んでいる。



互いに。






最初からそう聞いているからか、


美也子は気負いなくメール交換ができたし……………


同志のような印象で、


夫への愚痴をこぼしたりもしている。



『ーーーーーじゃ、さっそく…………


いいかな?』


高岡がそう言い、


美也子は頷き立ち上がった。

No.34 17/03/26 11:40
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

****************


『あんっ、ああ~っ、ああん!!』


高岡が美也子の腰を抱えて引き、


後ろから突く。


美也子はあまりの快感にシーツを


握りしめる。




高岡保人と初めてのホテル。



あまり緊張し過ぎず、


シャワーで洗い合いこうして絡まった。


高岡はメガネをかけたまま、


太い根をグリグリ押し付けてくる。



『ああっ…………当たるぅーーー』


敏感なスポットに根が当たり、


美也子は汗だくで尻を突き上げた。


『もっとしてぇっ』


叫ぶ。


高岡は無言のまま、


美也子を仰向けにし足を開いて割って入ってきた。



花びらを弄り、


腰を小刻みに振る。


『あっあっあっあっ』


小刻みが堪らなく気持ちいい。



蜜壺はぐちょぐちょで、


淫靡な音が響いていた。



高岡が体を折り曲げるようにし、


美也子の両腕を抑えつけ乳首を吸う。



微かな痛みとともに、


快感が迸る。



『エロいね…………美也子さん。


腰動いてるよ』



そう言われると、益々興奮してくる。



『だって…………気持ちいいんだものっ……………

ああっ!!ソコだめぇ!!』


溢れた蜜を、


高岡は指先で取りアナルに塗りつけ


る。



片手は美也子の両手を拘束したまま。




ビクン!


ビクッビクッ!!



アナルを弄られると、


体が何度も跳ねた。



さらに高岡は根といっしょに、


中指を差し込んできた。



『あーーーーーーーー!!!』



ナカを引っかくような指先。



美也子は獣の声を上げた。



チラッチラッと、



ハルの姿が浮かぶ。



ハルは言葉で責めてきた。


ハルの肩幅は、


もう少し広い。



ハルの胸は…………………………




(…………あっ。


考えちゃった…………………)





No.35 17/03/26 16:01
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『高岡さん、もっと激しくして!!』


ハルのことを打ち消したくて、


美也子は叫んだ。


高岡は『………いいんだね?』と言い、


腰を抜きベッドから下りた。



バッグをごそごそ漁ると、


細い綱のような紐を持ってきた。




(……………縛るの?…………)


疎い美也子でも分かった。


少し怖いけど……………


『こういうの、嫌?


嫌ならしないよ』



『う………………ううん!


してみたいわ!』


珍しいプレイをして、あのコを忘れら


れるならそうしたい……………




高岡は片頬を上げて笑うと、


ベッドに上がり美也子の体を座らせる。



するすると、


器用に紐で美也子の体を縛っていく。


(荷造りされてるみたい…………)


乳の上下、


腰、


太股。



まるで釣りあげた魚を縛るみたいに、


簡単に縛られた。


下を見ると食いこんだ紐がイヤラシい………………



両手は背中で縛られ、


もう身動きが取れない。



『はあ………………んっ………』


ベッドに寝て早くも喘ぐ美也子。



襲われるような感覚。



ゾクゾクする………………………





No.36 17/03/26 16:16
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『もう濡れてるよ?』


高岡が被さり、


指先で蜜壺を撫でると『ひぃぃあああっ!!』


クチュッと音がした。


高岡は寝ている美也子の傍らに膝立ちになり、


見下ろして手だけで美也子をいたぶる。


乳首をキュウッと摘ままれる。


片手の中指と人差し指が蜜壺に入り、


ぐいぐいと出し入れしてきた。


『あああっ、ああーっ、あーっ』
 

とてつもない快感。


不自由な両手がもどかしい。


じだばたしている魚のようだ。


美也子は足を開き、


腰を捩り喘ぐ。


『あっ、あん!!あん~っ』


自分のものとは思えない声。



下腹が熱くなった。


『あっ………出る、出ちゃう!!』


高岡の指先の動きが速い。


圧迫感があり、


尿意を催した。



『出るよぉ、』


『出しなさい』

『あっあっあっあーーーー』


ブシャアアアッ………


噴射した。


『あああ…………あ…………うっ』


シーツがベトベトになる。


高岡は構わず、


美也子の足を割って入ってきた。



『やだ、感じすぎるぅっ………』


痙攣した秘部に、


ブスリと刺さる根。


『ああああーーー』


高岡は美也子の足を肩に乗せ、



ズンズン突く。


『あっ、はあっ、いいっ』

メガネの顔を天井に向け、

喘ぎながら腰を振る。



びちょっ、ぐちゃっ



響く音。


ベッドがギシギシ鳴る。



美也子の乳がぷるんぷるん揺れている。



『はぁはぁ。

あー、ナカいいっ…………

いきそうだ』



『私もっ…………もぉダメぇー』




『くっ!』
『あっあっあっあー』


同時に達した。



高岡の根から、

ブシャッと白濁液が飛ぶ。


高岡は素早く移動して、


美也子の口元に根を近づけた。



No.37 17/03/26 16:29
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

美也子は瞬時に嫌悪感が出た。


(飲みたくないっ……………)



が、高岡は美也子の頭を掴み、


唇の辺りに液をかけた……………



美也子は目を瞑る。



『はあっ、はあ、はーーー』


高岡がドサッとベッドに横たわる。



美也子は顔は白濁液塗れ。


両手もまだ解かれておらず、


固まっている。



『あの……………高岡さん』



『あ。ごめんごめん!

あんまり良かったから、つい』



ティッシュを抜き取り美也子の顔を拭いた。



縛っていた紐も解く。



『はーーー………………』


美也子は息を吐いた。



シーツには自分が飛ばした液の残骸が残っていた。



(相性は悪くないわよね………)



少し乱暴だけど、


高岡とは合うみたいだ。




(良かった。


これで…………………大丈夫だわ)



美也子は安堵した。



〔女〕でいたい。


〔女〕として見られたい。




たとえそれが、性欲処理の合致だとしても。




高岡も既婚者だし、

その点では面倒なことにはならない

気がした…………………………………………………
























****************

『ふぁ~眠い~』


平日、夕飯の後片付けをして、


太一の明日の用意をせかし、



夫のワイシャツのアイロンがけをし




たら既にクタクタである。



あまり仲良くはしてないけど、



ママ友には子供が4人いる人もいて



凄いなぁと思う。





お風呂に入り、



髪を乾かして寝室に向かう。



夫がベッドでスマホを弄っていた。



『知ってるか?


F棟の奥さん、年下彼氏と駆け落ち


したんだとさ』






No.38 17/03/26 17:06
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

化粧台に座り、


肌の手入れをしていた美也子は振り



返った。


『ええっ?!それ本当?!


誰なの?』



マンションは棟ごとに自治会がある。



美也子が住むのはB棟だが、



比較的あっさりした付き合いで助かっていた。




『え~と、名前なんてったかな?

忘れたけどなぁ。

子供が中学生と小学生だってさ。

置いて出て行ったらしいよ』



『え、え~~~。


じゃあ30代か40代かよねぇ。』



化粧水をぴたぴたつけながら、


美也子は考えた。



(その人も、まだまだ〔女〕でありたかったのかなぁ。


子供置いてまで出てくなんて………)



熱烈に恋したのだろう。



自分も人のことは言えないけど、



家庭を捨てて出ていくなんて出来ない。



でも、願望だけなら分かる気がした。



『美也子………………


今日どう?』


『へ?』


見ると、夫がベッドで手を振って呼んでいる。


『えっ………………


ええ?!何をするの?』



『ははは、そんな事言わせないでよ~。


まぁ別の日でいいかな!!


さ、寝よう寝よう』


夫はそそくさと布団を被った。




美也子はしばし呆然とした。



(えっ…………Hの誘い?

何ねんぶりなの??


何で急に?)



パニックだ。



美也子は肌を整えると、


トイレに向かった。



戻ってきたら、


夫は寝息を立てていた。



No.39 17/03/26 19:07
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

美也子はベッドに入ってしばらく眠


れず、


深夜になりやっと眠れたのだった………………………………………








****************


『太一-、早く用意しなさーい!!』


太一が寝坊をし、あたふたとランドセルを背負っている。



『早く!

登校班遅れるわよっ』


叱りつけるように言うと、



『うるさいな!分かってるよ、

もお~~~』


と反抗的。



最近になり太一が反抗的になった。



(まぁこれも通過点なんでしょうね……………)













『ん?


ああ、うちは娘だけどめちゃくちゃ反抗するよ笑


パパくさ~い、パパうざ~い、

近寄らないで~、だよ。


まだ可愛いほうじゃない?』




『そうなんだ…………


先が思いやられるわ。


中学生ぐらいになったら「うっせーババア」


とか言われるのかしらね笑』


高岡の車の助手席に座り、


子供の悩みを話しながらホテルに向かっている。



こういう時、


言葉は悪いけど男親は便利だなと感じた。


ママ友とはある種ライバルみたいな


部分もあって、


困ったことや悩み事は本当に仲良し


な人にしか言えない。



(咲、元気かな)



しばらく逢っていない。


(今度連絡してみよう)










No.40 17/03/26 19:24
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

ーーーーーー吸い込まれるように、


車はラブホテルに入った。





『あ…………あん…………』


バスルームで泡まみれになり、


タイルの壁に背中をつけ立てって


いる美也子。



高岡も泡まみれで、


美也子の乳に胸板を当てて上下する。


下へさがり、上にあがる……


それだけなのにムニュッと潰れた乳


が敏感に反応し、


気持ちよくて堪らない。



高岡の指先が恥毛をかき分けて秘部


を触ると、


『んあああーーーーー』


体が震えた。



クチュックチュッ


指先が高速で動く。



掻き回され、


『ああん!!ああああん!!』


美也子は高岡の肩に腕を回した。



シャワーをかけ、


泡をのけていっしょに湯船に浸かる。


高岡が美也子の背後から抱きかかえ


るようにし、



水中で根が入ってきた。



『あん!ああっ、あー』

ザバッ、ザバッと波打つ湯。




フチにつかまり、


美也子は大声を出した。


『あ~っ、もっと突いてぇ!』


高岡が美也子をひょいと抱え、


湯船のフチに座らせる。



足を持ち上げられ、


高岡の太い根が入ってきた。


『あん!!あん!!あん!!』












『ん………………ふ…………』

バスルームを出、


ベッドで美也子は高岡の根を吸った。


高岡の根は長くないけれど、


かなり太い。


袋も吸って下で転がす。


夫としたこともないが、


何となく〔こうしたら気持ちいいん


じゃないか〕と思ってしてみた。



気持ちいいらしく、


『うっ………あ…………』と唸っている。

根を丁寧に吸うと、


『ストップして!


もう出てしまいそうだよ』と言われ


クチを離す。



No.41 17/03/27 16:39
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

高岡は美也子を仰向けに寝かせると、


ブチャッ!!


と入ってきた。


『んあああっ』

『はあっ、はあっ、はあっ………』


腰の動きが速くなる。



『あっあっあっあ』
『……………くっ…………』


えっ?




高岡は、当然のように美也子のナカに


放出した。




体を離して息を整える。




『あの……………高岡さん』



『ん?何かな』



『…………えっと、ナカに……その』



高岡は目をぱちくりさせ、



『あ、だって自己避妊してるでしょ?

まさか…………してないのか?!』




『いえっ、ピル飲んでる飲んでる!


ただびっくりしただけ』




『何だ…………良かった。


いや、こういう関係なら当然だろう


と思ってさ。』




『そ、そうね…………………………』


美也子は落ち着かない気分だった。




(やっぱり、割り切りって冷たいの


ね)


自分から望んだのに理不尽に感じた。




チラッと浮かぶ小さな頭。


(ハルはちゃんと……………………)




あ。




また考えちゃった!!




『高岡さん、シャワー浴びない?


体流させて?』


『おっ、嬉しいね笑』



ふたりは立ち上がり、


汗でベトついた体を流す。















****************


『あんっ、ああん、あん』


美也子は高岡に組み敷かれ、

足を広げて啼いていた。



この所、1週間に2度ほど会っては


セックスしている。



くるりと裏返され、


四つん這いになる。



背後から被さる高岡。


お尻に固い根がぶつかり、


ゾクリとした。



割って入ってくる。


『あ~っ…………、あん、あんっ』


前後に揺れる。


額から汗が伝い、


シーツにポタッと落ちた。






No.42 17/03/27 16:52
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

こんな恰好で、好きでもない男性に


挿入されてる。




(動物みたい…………!)



そう思うとゾクゾクした。










『は~………………』

体を離して、ベッドに横になる。



高岡とのセックスに慣れてきて、


快感が強いぶんもっともっと味わ


いたいと思うようになった。



『…………………ねぇ、高岡さん?』



『何?』


『次、外でしない??』


『えっ??外?


構わないのか?』


以前自宅のパソコンでHなサイトを


覗いたら、


野外で交わっているカップルの画像


があった。




『ええ。


もっと強い刺激が欲しくなってきたの…………』



『美也子さん…………


大人しい顔して大胆だね………


いいよ、しよう。


人目に付きにくい場所を探しておく


よ』



『ありがとう、楽しみ!』


美也子は何回もイッたのに、


また濡れてきた。



高岡のフニャリとした根を掴むと、



クチにはめる。


『!おい美也子さ…………あっ、くうっ』



ジュポジュポと音を立てて吸う。


張りついたティッシュのカスを摘ま


んで除けながら、


太い根を棒アイスのように舐めた。




少しずつ固くなってきた。



『ん…………ふ…………おいひぃ』


『美也子さっ………ああっ』


高岡は気持ちいいらしく、


のけ反る。



カチンコチンになった。


美也子は寝ている高岡に跨がり、


根を自分の蜜壺に入れた。


『あんっ、いいっ』



再び合体し、


美也子は高岡の上で腰を振る。



『ああああん、あん、ああっ』


髪の毛が揺れる。


ーーーーーー美也子は、


どんどん性欲に溺れていく自分を自


覚していた。

No.43 17/03/27 17:05
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

****************

『この辺りどう?』


高岡が運転しながら、


助手席の美也子に尋ねた。



郊外まで走り、


山がある地域に来た。


自然が多くて鳥の鳴き声がする。



『ーーーーーいいわね!


すごい開放感だわ♪』



車を止めると、


ふたりは大木の下に向かった。



辺りは田畑ーーーそれも使用してな


さそうーーーで、


本当に人がいない。



美也子はスカートを自分で捲り上げ


、ショーツを高岡に見せる。


上目遣いで見上げながら………




高岡も興奮しているようで、


『美也子…………素敵だね』


と呼び捨てになりキスをしながら


ズボンを下ろす。


もう、根はパンパンになっていた。



美也子のショーツをバッと下ろすと、


高岡は美也子の体の向きを変えて


大木に手をつかせ、


後ろから突いた。



ヌチャッ、ピチャッ。



『もうこんなに濡れてたのか……』


『あん、気持ちいいっ………』



空梅雨が過ぎて夏である。


早くも汗をかいていたが、


野外でするにはちょうどいい。


太陽が照りつける。


半裸で繋がったふたりを見下ろすよ


うに…………………




パンパンパンパン!!!



肉がぶつかる。



『ああん、はぁんっ、あんっ』


美也子はもし見られたら…………


と思うとまたゾクゾクした。


こんな姿………………



向かい合い、


美也子は左足を持ち上げた。


高岡が腰を落として入ってくる。


足の付け根に迸る、


快感………………………




『ああん!!あん!!あん!』


ズチュッ、ヌプッ


粘り気がある水音がこの上なくエロい。






No.44 17/03/28 12:36
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『ああん!もっとぉ!めちゃくちゃ

にしてえー』


叫ぶと、

高岡が美也子のシャツをひきちぎる

ように破った。


『ああん!』


ボタンが飛び、キャミソールから紫


色のブラジャーが片方だけ顔をだす。


高岡は美也子の乳の上辺りを軽く


噛んだ。


『んああん!!高岡さ………』


『こういうのスキだろう?


まるで犬みたいだね………』



美也子の蜜壺は今まで以上に滴り極め、


太ももまで流れている。



『ああーっ、もうダメ!』

高岡が腰を引くと、


美也子ははだけたシャツを脱ぎ捨て


キャミソール姿になり、地面な四つ


んばいになった。



ショーツを足首まで下ろし、

スカートを捲りあげ尻を突き上げた………………………



ピンク色の舌を軽く出して『はぁはぁ……………高岡さぁん、


きて?』


と挑発した。


高岡は驚いているようだ。


が、根は今まで以上に天を仰いでい


て……………


『美也子ぉぉぉー』


飛びかかるように美也子の背後から


突く。



本能のまま、まさに獣ーーーーーーーー



美也子は『ああん、あん!!はぅんっ、あ~っ』


と吠えた。




No.45 17/03/29 11:55
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

初めての野外セックス。

開放的な場所でしたら、


セックスも開放的になるみたい。



美也子は何度もイキ、


高岡は何回も出した。




帰りの車内ではふたりともぐったり


していた。



『じゃ、またね』

車から降りて高岡に手を振る。


高岡は右手を上げ、


去っていった。



美也子は高岡に自分の居住地から


離れた場所で降ろしてもらっていた。


当然といえば当然。



誰かに見られたらおおごとだ、



今のところ、誰にもバレてない。


高岡は仕事の合間を利用しているた


め、


バレにくいらしい。



『さ、今日はお夕飯何作ろうかな~~~』



スッキリして心地よいカラダ。


美也子は自宅に向かう。







***************


『ママ、太一は寝たか?』

寝室でいつものように肌の手入れを


している夜、


夫がベッドから頭を起こし尋ねた。



『ん?10時半だし、寝てると思う


わよ?どうしたの?』



『いや…………………ちょっと来て』


『何よぉ』


『いいから』


いつになく強引な夫。


美也子は首を傾げながらベッドに寄る。



『なに…………きゃあっ』


手首を掴まれた。


ベッドに倒れこむ。


『肌が…………』


『いいから、美也子っ』


夫が美也子のパジャマをたくし上げ、


キャミソールを捲り乳に唇をつけてきた。



『な、どうしたのっ…………』



『美也子……………』


夫は無我夢中で美也子の白い乳を

吸う。

No.46 17/03/29 12:43
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

ぎこちないが、一生懸命に脱がされ


美也子は裸になり夫に組み敷かれた。



足を割り夫が入ってくる。



『んっ』
夫が唸る。


美也子の肩に力が入る。



(……………今頃なんなのかしら……………)




夫は燃え上がっているらしく、


体を上下させていた。


美也子はその下で妙に醒めている。



『うんっ、くっ、ああっ…出るっ』


夫は腰を抜くと、


ティッシュを取り根に当てた。


痙攣している。



美也子はハッとして『あ、き、気持ちよかった……………』


と言った。


嘘をついてしまった。


夫は満足げに微笑むと『シャワー浴びてくるね』


とバスルームに走り込む。



ベッドに寝転んで、


美也子は自分に驚いた。



(あんなに〔夫に女として見られたい〕


と思っていたのに、


実際したらこんなものなの?


何も感じないわ)



ふぅとため息を吐いた。




それはきっとーーーーーーー



もう〔女〕としてみてくれる人が



いるからかもしれない。




美也子はさっさとパジャマを着て、


ベッドサイドの灯りを消した。



夫が戻ってきても気まずい。


寝息を立てるマネをしていたら、


本当に寝入ってしまった………………………………

No.47 17/03/30 11:01
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

****************

高岡との待ち合わで、

ある喫茶店で待っている美也子。


『やあ!美也子さん、お待たせ~』


待ち合わせ時間から15分ほど遅れ


高岡がやってきた。


顔を上げると、


傍らに同じスーツ姿の男性を伴って


いる。


『……………………………?

こちらは?』



30歳くらいかな?


二重まぶたの瞳がギョロリとしていて、


痩せている。




『いやぁ、美也子さん。


提案なんだけど…………、こいつも交


えてしない??』



高岡が突然そう言い、


美也子は『え?交えてって…………


まさか……』


と混乱する。



『嫌なら無理強いはしないけどね。


野外より更に興奮するんじゃないか


と思うんだ』


美也子はその男性を眺めた。


ニコニコしている。


『あ、心配しないで。


こいつは後輩の晴丘〔はるおか〕。


得体の知れないやつじゃないから。


同じ既婚者だよ』



美也子は戸惑いながらも、


(ああっ……………男性ふたりにいたぶ

られるの?)


既に想像してじんわり濡れだした。



『……………してみたい、かな。


但し、鞭とかロウソクとか危険なプ


レイはなしで………』


高岡はぱあっと顔を輝かせ、



『よかった!

さっそく今日からでいいかな?』



美也子は頷いた。



既にショーツはぐしょぐしょだ。

No.48 17/03/30 11:10
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

それに、昨夜の夫の一方的なセックスに


腹も立っていて、


半ば自棄だ。



『晴丘さん、

よろしくお願いしますねっ。』


ホテルに着き、


美也子はニコッと笑って一礼した。



ガッ…………


高岡が美也子を羽交い締めにする。


『きゃんっ』


『この変態女が。

好きなんだろ?』


『ああ………………』力が抜けていく。


羽交い締めにされただけで、


美也子の腰は砕けた。


スカートをずりおろされ、


シャツを捲られた。


下着のみになり、


高岡がーーーーこちらもボクサー


パンツ1枚になっているーーーーー


のしかかってきた。



床で…………………



高岡の大きな手が乳房を捏ねるよう


に揉み、


片方の手はショーツをくぐり抜け


蜜壺に入ってきた。


『ひあああああーーー』


『ぐちょぐちょじゃないかっ』



高岡は興奮したらしく、


ショーツをはぎ取ると早くも根を


入れてきた。


ヌプッ!!


十分に滴ったソコに、根が突き刺さる。


『あんっ、あん~っ』


美也子も腰を振ってしまう。


『もっとぉ、もっとねじ込んで!!


美也子を犯してぇ』



No.49 17/03/30 11:19
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

『はぁはぁ…………晴丘、こいよ!!』


高岡が怒鳴る。


晴丘はおずおずとスーツを脱ぎ捨て


ると、


そそり立った根を美也子の口元に


当てる。


美也子は息を継ぐようにし根を咥え


た。



晴丘の根は細くて小さい。


突かれながら、


(いろんな根があるのね)と思った。




細くて小さい根は、


食むとしゃぶり易く、喉の奥まで入


ってきた。


『んふぅっ!!』


片手で根元を掴みしゃぶる。



足元では高岡に突かれている………………………



まさに獣。


美也子も興奮した。



高岡が根を抜くと、


自ら四つん這いになった。


『きて…………欲しいのぉっ』

挑発する。



晴丘が、


美也子の尻を掴み入ってきた。


『あん!!』

晴丘の小さな根は、


圧迫感はないがポイントにちょうど


当たり、



指で擦られてるみたいだ。


『ああん、あん!!』

No.50 17/03/30 12:16
なおぱ ( ♀ GXoXnb )

しばらくすると…………


アナルに違和感が出た。


『ひぃああああっ?!!』

振り向く。


高岡が、

美也子のアナルに指を突っ込みニヤついていた。



『そんなトコ、ダメぇ!』


『ダメ?ならなぜこんなにヒクヒクしてるのかな?』


晴丘と繋がっている部分から蜜を掬い、


塗りたくる。


美也子の足は快感からガクガクし始めた。


『あっあっあっあ』


高岡の人差し指がアナルに入り、



内側を抉る………………


真ん中では晴丘さんが突いてきて、


敏感なスポットをこれでもかと擦り


続いていた。



足だけじゃなく、


背中もガクガク震え始めた。



『……………あ…………イク』


晴丘さんがそう呟き、


高岡が『出しちまえ!』と愉しげに


叫んだ。



ドバッ……………


膣内に注がれる、白濁液。


ビクンビクンと収縮する晴丘さんの


根を膣の入り口で感じた。


肉体が変わってくーーーーーーー



美也子はそう思った。



二人の男に蹂躙され、


美也子はベトベトになったカラダを


横たわらせはぁはぁ喘いだ。



二人の男は出し切ってしまい、


同じくはぁはぁ息を整えていた。









***************

『え、そうなの?』

美也子は後部座席から話し掛けた。

助手席に座る晴丘さん。


29歳で新婚だという。


が、同棲生活含め6年の付き合いで



入籍したものの……………



結婚した途端レスになったらしい。



奥さんは子供が欲しいらしく、


『お願いだから検査しようよ』


毎日のように言ってくるが、



責められているように感じ勃起しない


のだと言う。



試しに他の女性だとどうなるかと



思い先輩の高岡に打ち明けた。



そして今日を迎えたそう。



『子供が欲しいのは同じなんですけ


ど、


義務でしたり検査なんて悪いモノみ


たく感じて。



入籍してから5ヶ月間逃げてますよ』


眉を下げて言う。



『そうだったの……


あら?でもさっき立ったわねぇ』

『はあ…………。


自信がついたのはあるんですがね。


嫁相手に立つかどうか』



晴丘さんはネガティブらしい。

(ひとくちに夫婦といっても、
色々だわね)

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