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ラブライブ!×スーパー戦隊! 歌姫スーパー戦隊大戦!!

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自由人
17/04/28 19:58(更新日時)

アニメ『ラブライブ!』と『秘密戦隊ゴレンジャー』から最新の『宇宙戦隊キュウレンジャー』までの戦隊ヒーローや悪が集いしクロスオーバーな物語!
九人の歌姫と九人のキュウレンジャー(おそらく後に追加戦士あると思いますが)が心通いし時に地球に平和が訪れる。
敵は黒十字軍から宇宙幕府ジャークマターまでがu’sと地球を襲う!
集う歌姫たち!集いし宇宙戦隊!!

物語はすでにジャークマターまでの悪の組織に地球は支配され荒廃した秋葉原や音ノ木坂学院高校からはじまりゴレンジャーをはじめとした戦隊ヒーローは行方知れず……。
はたしてどうなる!?

17/03/15 09:50 追記
u’sのライバルであるA-RIZEはゴウライジャーやゴーオンウイングス的ポジションにあたることにします。いわばライバル的追加戦士。それ故に活躍は絵里たちより遅めと思います。
そしてI.N.E.Tメガシップまで飛び宇宙まで行った絢瀬絵里、亜里沙姉妹は地球一周し再びロシアに辿り着きましたがバトルコサック謙作に出会うまでいろいろな戦隊メンバーに会う展開。先生をしていたあの戦隊やあのバカレッドの予定。

No.2435792 17/02/20 11:27(スレ作成日時)

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No.1 17/02/20 15:15
自由人0 

地球をはじめ銀河系ほぼすべての惑星は宇宙幕府ジャークマターによって征服されていた。
だが、キミはおぼえているか。赤の戦士に集い五つの色の戦士たちの伝説を……!
この物語はどこにでも女子高生九人組がライバルA-RIZEと競いながらスーパー戦隊と共に戦う物語である!

少女は走っていた。
すでに廃墟や焼け野原と化したかつてはオタクの聖地と呼ばれた秋葉原を。
少女の名は高坂穂乃果。手にはスーパーの袋。中には今日の食料となるパンやお肉、野菜、カレーなどだ。

クバル 「ククク、逃がしませんよ」

アザルド 「チームアザルド!俺様の出番だ」

ジュウオウジャーと戦ったデスガリアンの幹部たちが何故か復活し穂乃果を狙っていた。

穂乃果 「もう!しつこいよ」ハアハア ハアハア

穂乃果は思う。
何故スーパー戦隊が宇宙幕府ジャークマターに破れたのか。そして彼らはいまどこにいるのか。
子どもの頃から彼らはまさにヒーローだったのに。息を切らしながら瞳から涙が出そうになった。
しかしクバル、アザルド、メーバたちの前に矢が降り注いだ!!

クバル 「なんです!これは!?」

アザルド 「ええい!じゃまだ!」

あれは、と穂乃果は建物の上に立つ弓と矢を持つ影を見つめたがすぐさま逃げた。
逃げた穂乃果はかつて穂むらがあった自分の家を通りすぎ形を留めていた音ノ木坂学院に足早に駆けた。

ことり 「穂乃果ちゃん」

雪穂 「お姉ちゃん」

穂乃果 「あぶなかったよ。海未ちゃんが助けてくれなかったら

いつ来たのか背に矢を抱え手に弓を持った園田海未がいた。

海未 「穂乃果ひとりでは危ないと思い見守ってましたから」

穂乃果はぎゅっと彼女を抱きしめて興奮したように言う。

穂乃果 「ゴレンジャーのひとりアオレンジャーみたいだったよ」

海未 「そ、そんなことありませんよ」

ことり 「だけどスーパー戦隊さんたちはジャークマターに破れたとか」

悲しむことりや生徒の保護者たち。海未や穂乃果の両親も例外ではない。

穂乃果 「ほ、ほらみんな。UTX学園から食料を分けてもらったよ!」

ことり 「そうだね!」

海未 「UTXの方にも悪の組織が向かっているとか」

地球の危機は迫っていた。

No.2 17/02/20 19:34
自由人 

UTX学園にも悪の手は迫っていた。

ヤバイバ 「まったく人間て奴は懲りねえな」

ツエツエ 「私たちが生きてるのを忘れるなんてね」

彼らはかつて百獣戦隊ガオレンジャーと戦い最終決戦の最中逃げておりいま再び人類の前に現れたのだ!

ツバサ 「ガオレンジャーが倒したんじゃないの」

英玲奈 「奴等はヤバイバにツエツエだ」

あんじゅ 「せっかく穂乃果ちゃんを逃がしたのに!あ!?あれは」

ツバサ 「鳥だ」

ツエツエ 「飛行機か!?」

? 「タアーッ!」

ヤバイバとツエツエの顔に剣が走り傷をつけて空から現れたのは!?

ガオイエロー 「孤高の荒鷲!ガオイエロー!久しぶりだなヤバイバにツエツエ!」

A-RIZE 「ガオイエロー!?」

ガオイエローがUTX学園の前に現れ剣を構えてヤバイバたちを迎え撃つ!

ヤバイバ 「奴等は全滅したんじゃねえのかよ」

ツエツエ 「そんなことより戦うんだよ!ばか」

ガオイエロー 「相変わらずバカやってんな」

孤高の荒鷲が生きていたことにA-RIZEやUTX学園から歓声があがった。
その歓声は音ノ木坂学院まで聞こえた。

穂乃果 「ん?なんか聞こえた」

ことり 「穂乃果ちゃんはジューマンじゃないでしょう?」

雪穂 「むしろ姉はまんじゅうですから」

海未 「プッ」

穂乃果 「あ!海未ちゃん笑った!ひどい」

海未 「でも絵里や真姫たちはどこにいったのでしょう」

実は宇宙幕府ジャークマターが地球侵略をした日は秋葉原でA-RIZEや他のスクールアイドルと共にイベントをする日だった。
穂乃果たちは運よく音ノ木坂学院まで避難することはできたが絵里や真姫たちは行方がわからなかった。

No.3 17/02/21 05:16
自由人 

それにしても他のみんなはどこに行ったのか。穂乃果はあんパンを頬張る。

穂乃果 「あんパンのあんこ食べる?」

海未 「なんであんパンを選んだんですか」

ことり 「それにしても他のみんなはどこにいるのかな」

穂乃果 「真姫ちゃんはたぶんデンジマンの敵に捕まってるんじゃないかな?」

ことうみゆき 「なんで?」

穂乃果 「だって歌にあるじゃん。ヴェェダァァの一味〜♪」

海未 「こほん。正しくはベーダーの一味、ですね」

穂乃果 「真姫ちゃんにはじめてあった時にヴェェて」

ことり 「ヴェェ?」

海未や雪穂は頭を抱えていた。こんなことでは自分たちは生き残ることさえむずかしいのではと。

海未 「なんでもデンジ星、バイオ星、フラッシュ星の戦隊そしてかつて地球に来た宇宙海賊たちも行方不明らしいですよ」

穂乃果 「宇宙海賊?ツンデレな海賊さんたちだね」

ことり 「ジュウオウジャーさんたちと一度だけ共に戦ったんだとか」

海賊戦隊など宇宙を故郷や舞台にしていた戦隊たちさえもいまは行方不明でありジャークマターの脅威は宇宙に伝わっていた。
その頃、真姫は実はあるところにいた。

真姫 「お父さんの病院から言伝てに来た時にこんな目に遭うなんて」イミワカンナイ

巽博士 「すまないね。ウチの兄弟たちもいまは散り散りになっちゃってね」

真姫は父の知り合いで巽博士、そう救急戦隊ゴーゴーファイブを創設した巽兄弟の父親であり支援者であったあの人物である。マイク真木ではない!!

巽博士 「さいわい基地の地下に潜れたから安心だと思う」

真姫 「ジャークマターが来なかったら秋葉原に戻るはずだったのにもう」

真姫はにこや他の仲間たちを心配したがいつここもジャークマターたちに知れるかわからなかった。

No.4 17/02/21 09:38
自由人 

巽博士は真姫と共に基地の地下に降りるとそこにはかつて地球を守った99マシンたちが眠るようにいた。

巽博士 「かつての戦いからようやく修復したがいつ災魔一族に狙われるかわからないからな」

真姫 「災魔一族?」

1999年に災魔一族が地球を支配しようとした戦いが巽博士の子息たち五兄弟が戦いや人々を救出や救助をしたという。
真姫も両親や病院関係者からゴーゴーファイブの活躍は昔ばなしのように聞いていたが本当だったんだとまじまじと見つめた。

? 「巽博士、まだ出られないんですか」

巽博士 「ライナーボーイ、はやる気持ちはわかるがいまはまだ反撃の時ではないんじゃ」

ライナーボーイ 「マトイたちは何をやってるんだ」

見ると新幹線型のメカが各部を輝かせながら子どものように駄々をこねているようで彼女はにこを少しだけ思い出した。

真姫 「にこちゃんみたい」

しかしにこや他のみんなも気がかりであった。
凛と花陽は互いの自宅が近いこともありそれぞれの親と共にひとつにかたまっていたが学校には行きたくても行けなかった。

凛 「かよちんたちはあたしが守るにゃ」

花陽 「りんちゃん」

凛父 「おー」

花陽父 「娘は悪の手に渡すわけにはいかない」

凛母 「凛の背後から言ってもね」

花陽母 「ちょっとなさけない」

しかし何者かの足音が近づいていた。

凛 「!?」

花陽 「タスケテ……」

? 「安心してください。地球署のものだ」

凛 「宇宙警察の地球署!?」

花陽 「デカレンジャーさん?」

ジャスミン 「イエス、まあそうなところね」

ジャスミンはニコリとしながら相変わらず変な言葉遣いをしながら凛や花陽たちを保護した。

花陽 「音ノ木坂の方はどうなってます?」

ジャスミン 「あそことUTX学園は奴等に狙われているわ。ガオイエローがUTXに向かったはずだけど」

実は地球署のデカベースもまた本来は署があった場所から残骸が少しあったがデカベースがやられたかどうかはわからなかった。
たまたまジャスミンはパトロール中だったために可能な限り生存者を集め保護していた。

凛 「穂乃果ちゃんだいじょうぶかにゃ」

No.5 17/02/21 13:41
自由人 

ジャスミン 「こちらジャスミン、小泉一家と星空一家を保護したわ」

? 「了解。気をつけろよ」

ジャスミン 「わかってる」

エージェント・アブレラ 「何がわかったのですかね」

ジャスミン 「アブレラ!?あなたまで生き返ったの!」

エージェント・アブレラ 「ええ。宇宙海賊ザンギャックの方々と共に復活させていただきました。くらえ」

ジャスミン 「きゃ!?エマージェンシー、デカレンジャー!」

りんぱな 「きゃあ!?」

デカイエロー 「よからぬ悪を追い倒す!!デカイエロー!」

まばゆい輝きと共にジャスミンはデカイエローに変身しアブレラたちに向かう。

凛 「スゴい」

花陽 「う、うん」

デカイエロー 「アブレラ!あなたをよみがえらせたのは何者!?」

アブレラ 「素直に言うわけありませんか」

ふたりの戦いを見守る星空一家と小泉一家。そこを襲う幾多の戦隊を敵にした戦闘員たち。

戦闘員 「捕まえろ」

戦闘員 「イイイ!!」

? 「ふん!手出しはさせん!」

りんぱな 「!?」

ゴウキ 「ギンガの森から駆けつけてみればムチャをする!地球署は」

凛父 「ギンガの森の戦士?むかし絵本で聞いたことあるぞ」

ゴウキ 「ギンガ転生!!ギンガブルー!ゴウキ!!」

花陽父 「あの物語はほんとだったのか」

ギンガブルー 「デカイエロー、そいつは相手にするな!!」

デカイエロー 「了解!」

デカイエローはアブレラを退き花陽たちのもとに戻りギンガブルーが星の力を使いアブレラたちから彼女たちと共に何処かへ行方を眩ました。

アブレラ 「ええい!どこへ行った!?」

エンター 「サバサバ〜♪慌てないことです。ミスターアブレラ」

アブレラ 「若造が」

アブレラはエンターの姿に唾を吐きたい思いがしたが堪えた。

No.6 17/02/21 17:26
自由人 

その頃にこはバイオマンの敵である新帝国ギアに捕まっていた。
彼女は闇の内に囚われていた。

にこ 「こら!出しなさい!宇宙ナンバーアイドルu’sの矢澤にこさまよ!にこ!にこに〜♪にこに〜♪」

モンスター 「カワイイ……❤」

にこ 「うわ!?義太夫!?」

モンスター 「ちがう〜!!ストロング金剛だ」

メイスン 「なにをふざけているんだモンスター?とっととそいつを改造し洗脳しろ」

ファラ 「貴様のひとのよさもそこまでいくとバカが何個ついても変わらんな」

モンスター 「ぐぐっ。矢澤にことやらお前は新帝国ギアのマグネ戦士ギアマーク25となるのだ」

にこ 「な!?悪の戦士になるわけないじゃない。ふざけないでよ」

メイスン 「すでに貴様の妹たちは洗脳したんだが」ニヤリ

ファラ 「現れよ!新戦士ギア軍団」

黒い姿に身を包み頭に洗脳装置をつけられたにこの妹や弟であるこころ、ここあ、虎太郎が生気のない瞳で姉を見つめていた。

にこ 「こころ!ここあ!虎太郎!!」

しかし彼女たちは姉の声に反応しなかった。代わりにメイスンたちの声に反応し悪しき戦士へと変わるのだった。

メイスン 「お前もこうなるのだ。フハハ」

こころたちは何か電撃を迸りながらマグネ戦士へと姿を変えた。

こころ 「マグネ戦士ハートです」

ここあ 「同じくマグネ戦士ブラック」

虎太郎 「マグネせんしタイガー」

にこ 「な!?あんたたち!許さないわよ」

メイスン 「そのような気持ちはギアに捧げれば忘れるさ」

モンスター 「……ぐ」

モンスターがスイッチを入れた瞬間ににこの記憶は愛しい妹や弟たちの顔や穂乃果たちの顔と重なりながら電撃の痛みと共に頭に付けられた洗脳装置が彼女の記憶を消していった……。

にこ 「うわあああん!?」

No.7 17/02/22 12:26
自由人 

希 「故郷のひとつ大阪から帰ってきた途端になんでジャークマターに地球は支配されとんねん」

希は関西にいるスクールアイドルについ先日メールを通じイベントのために呼びかけに行っており秋葉原や音ノ木坂に帰ってきた頃には地球全土は宇宙幕府に支配されなんとか自宅まで帰ってきたが見つかるのは時間の問題だった。

希 「メールやラインは届くんやろうか」

自宅にある食料や避難用の衣服や下着、水などをリュックを背負いながらマンションを出たがどこへ逃げればいいのか。
しかし希のスピリチュアルはなにかを察していた。
“ウチを助けてくれるヒーローはきっとおる”
カードは太陽を指し示していた。

戦闘員軍団 「イイイ!!」

希 「見つかってもうたやん!!カードはんの嘘つき!」

戦闘員 「お前も悪の軍団になるんだ」

希 「そんなんなるかいな!東條希、必殺のワシワシMAX!!」ワシワシ!

戦闘員 「な、なんだ!?この攻撃は!」

戦闘員 「かかれ!!」

戦闘員たちがアリのように群がりさすがの希も女の子らしい悲鳴を上げてきっとイケメンのヒーローが助けてくれるはずだった!!

希 「きゃあ〜!!」ウチ カワイイヤン

? 「どすこい!どすこい!」

戦闘員軍団 「うわ〜!?お、お前は!?」

キレンジャー 「ゴレンジャーきっての力持ちのキレンジャーとはオイラのことばい!」

希 「」キョトン

キレンジャー 「さあお嬢はん逃げなはれ」

希 「イケメンちゃうやん!」

ジェットオウル 「おらおら!!」

希 「」キョトン

ジェットオウル 「いいから逃げるんだ」

希 「なんでウチに助けに来るヒーローは黄色なん!!きゃあ〜!!」

タイムイエロー 「ホナミさんかと思ったがちがうらしい。未来から来たのに!!」

希 「また黄色やん。しかもみんな体型似てなくない?」

キレンジャー 「久しぶりばいジェットオウルにタイムイエロー」

ジェットオウル 「キレンジャー先輩、無事だったんだ」

タイムイエロー 「おう!久しぶりだな」

希 「似た者同士なん?」

希は本人の意に添わないがキレンジャーをはじめとした黄色の戦士たちに助けられた。

No.8 17/02/22 17:12
自由人 

そしてu’sのもうひとりのサブリーダーでもある絢瀬絵里はロシアから妹と日本に帰ろうとした日にジャークマターたち悪の組織の襲撃に遭い彼女たちはロシアからは脱出したもののいまは命からがらフランスまで逃げていた。

絵里 「フランスまでやられるなんて」

亜里沙 「おばあさまは大丈夫かな」

絵里 「わからないわ」

そこへ現れるエゴスフランス支部の戦闘員たち。

戦闘員 「イイイ!!」

絵里 「ま、待ちなさい!あたしはどうなってもいいからあたしも逃がしなさい!」

亜里沙 「」コケッ!

亜里沙 「お姉さん!!」

戦闘員 「なにをわけのわからんことをやれい!」

戦闘員 「イイイ!」

戦闘員が襲いかかろうとした時だった。

? 「ふ、彼女たちの相手をするよりこの俺を相手にしてもらおうか!」

戦闘員 「き、貴様は!?」

京介 「とお!!」

二枚目のイケメンキザ男は青い仮面をした青の戦士に姿を変えフラメンコダンスのしなやかな舞いで名乗った。

バトルフランス 「この俺を忘れたかエゴス!バトルフランス!」

戦闘員 「おのれ!!」

バトルフランス 「サーベル!」

サーベルを出してフェンシングで戦闘員を倒していくのだった。
戦闘員たちは隊長を残しやられ絵里と亜里沙は救われた。

京介 「大丈夫かい。そこのお人形みたいなお嬢さん」

えりあり 「」//////

京介 「いやそっちのちいさいお嬢さんの方だけだが」

絵里 「なぜ?」

京介 「先ほどの戦闘員とのやり取りを見てお姉さんは少しポンコツかと、失礼」

絵里 「」

亜里沙 「お嬢さんなんて」

絢瀬姉妹はバトルフランス志田京介に救われたが日本にいつ帰れるのか。
ジャークマターたちの地球侵略によりスーパー戦隊は散り散りになりいまはレジスタンスとなっていた!

No.9 17/02/23 07:15
自由人 

再び音ノ木坂の穂乃果たちである。
いそいそと穂乃果はカバンに入れたあるモノを見てニンマリしていた。

穂乃果 「」ドキドキ

海未 「どうしました」

穂乃果 「ナンデモナイノヨ」

ことり 「あたしのまねしてる」

ふたりは怪しみました。穂乃果はカバンに入れてあるモノを見て頬を赤く染めていました。

穂乃果 「」テレテレ

海未 「なんなんですか!さっきからカバンに何を入れてるんですか」

力づくで海未はカバンにあるモノを出してことりは声をあげた。

ことり 「パン?デンジパン?」

穂乃果 「ああ〜!?ほのかの」

海未 「デンジパン?むかし聞いたことがあります。そのむかしデンジパンというとても美味しいパンがあるというのを聞きました」

穂乃果 「ほのかの」

ことりは海未から取り穂乃果に渡した。

穂乃果 「まさにこれは伝説のパンだよ」

海未 「いったいどうしたのです」

穂乃果 「あのね、UTX学園から帰る途中で顔の濃いおじさんが分けてくれたの」

ことうみ 「顔の濃いおじさん?」

海未 「それは青海大五郎さんではなかったですか」

穂乃果 「?」

海未 「デンジパンのひとりの青海大五郎です!顔が濃くて宇宙警察のギャバン隊長に似ている人ですよ!」

熱く語る海未に穂乃果たちはじりじりと後ずさる。

穂乃果 「あ、熱い」

ことり 「海未ちゃん昭和生まれみたいだよ」

海未 「平成ですよ!それよりその人にパンを分けてもらったんですよね」

穂乃果 「うん」

海未 「ちゃんと礼は言いましたか」

穂乃果 「言ったよ!だけどデンジパンはあげないよ」ドサドサ

ことうみゆき 「あ」

カバンの中からそれこそ音乃木坂学院に避難している子どもたちに分けらるくらいの量はあった。

海未 「どれだけ独り占めするつもりですか」

穂乃果 「」(/≧◇≦\)

この時音ノ木坂学院はまだ悪の手は伸びていなかった。
しかし悪の手はじわりじわりと近づいていた。

にこ 「覚悟しなさいu’s」

こころ 「我らマグネ戦士軍団が」

ここあ 「征服する」

虎太郎 「オトノキザカ」

No.10 17/02/23 09:49
自由人 

海未 「デンジマンのデンジマン、有名なパンですよ」

穂乃果 「ほお。海未ちゃん物知りだね」

ことり 「みんな喜んでる」

子ども 「おいしい」

親 「うむ。むかし食べたことあるかもな」

海未 「しかし独り占めはダメですよ」メッ

穂乃果 「冗談だよ」

にこ 「相変わらずバカやってるわね」

ことり 「この声は!?」

ほのことうみ 「矢澤尾澤ゴゴにこ(ちゃん!!!)」

にこ 「いろいろな名前が混ざりすぎ!!」

雪穂 「矢澤先輩!それに妹や弟さんたち!」

にこ 「まったく学校まで来てみればこの有り様ね」フン

穂乃果 「にこちゃんにこころちゃんたちもデンジパン食べる」

こころ 「」コク

しかし矢澤にこ姉妹たちはすでに新帝国ギアに洗脳されていることを穂乃果たちは知らない。

海未 「?」

ことり 「どうかしたの」

いえ、と海未は不穏な何かを感じていたがわかるわけはなかった。
にこたちは洗脳されながらいまはまだ動く時ではなかった。すでに彼女たちの本来の意識は失われていた。
太陽も落ち学校にいる穂乃果たちもつかれていた。

穂乃果 「絵里ちゃんたち無事かな」

ことり 「ロシアも悪の組織の攻撃を受けたらしいとラジオが言ってたね」📻

ラジオ 『全世界の皆さん……ガガガ……宇宙…幕府…ジャーク…マターにより……各国の軍隊は…なす術なく全滅したと……ロシア、フランス、イギリス、アメリカ、中国、オーストラリア……日本……』

海未 「スーパー戦隊の人たちや組織もいまはバラバラになったようですしね」

にこ 「」ニヤリ

? 「あれは、あの子たちは……もしや」

音ノ木坂学院にひとり謎の女性がひそかに潜伏していた。

にこ 「ほ〜の〜か〜」ギュッ

穂乃果 「に、にこちゃん?な、なに」

にこに抱き締めがいつもより強いとふと思った時だ。彼女たちはマグネ戦士に変身した。
バリバリ!⚡

にこ 「お前たちを生かしてはおけない!」

こころ 「我らマグネ戦士!!」

ここあ 「この学校は我らギアがいただく!」

虎太郎 「ガッコウ」

穂乃果 「い、いたいよ!」

海未 「穂乃果っ!?」

No.11 17/02/23 14:55
自由人 

穂乃果 「や、やめてにこちゃん……」

にこ 「ギアに逆らう者は容赦しない」

マグネ戦士と化したにこに首を締められた穂乃果は血の気を失いはじめまた海未たちもこころたちマグネ戦士に襲われていた。

こころ 「ギアの配下になるのです」

海未 「こころちゃん」

ここあ 「なるのです」

ことり 「ここあちゃん」

虎太郎 「ギア」

雪穂 「いや〜!!」

穂乃果母 「穂乃果!!」

彼女の叫びが体育館に響いた時だった。
瞬間、何処からか矢が風のように飛びこころたちの頭にあたり倒れた。

こころ 「う」

? 「そこの少女!頭を下げろ!!」

矢がにこの頭にあたりにこの頭に洗脳装置の乱れが脳内に入り悶えた。

にこ 「ぎゃああ〜!?」

ジュン 「やはりギアめ。洗脳していたか」

海未 「あ、あなたは!?」

ジュン 「バイオマン!」

バイオマンのかけ声と共に頭部のメカが輝きながら名乗る。

イエローフォー 「イエローフォー!マグネ戦士!」

穂乃果 「けほけほ!だめだよ、にこちゃんたちなんだから」

イエローフォー 「わかっているわ」

弓矢を武器として使い時代劇のように剣や盾のように使いまるで峰打ちするようにこころたちを倒していく。

にこ 「く!?よくも私の妹たちを!」

イエローフォー 「待ちなさい!」

イエローフォーが慌て追うのを海未に介抱された穂乃果たちも追う。

モンスター 「久しぶりだなイエローフォー」

穂乃果 「え、エロ本?」

海未 「イエローフォーです!失礼ですね」

キョトンとする穂乃果を無視しイエローフォーとモンスターはぶつかり合う。

イエローフォー 「一度倒したはずなのに!」

モンスター 「うわははは!悪は何度でもよみがえるのだ!」

にこ 「モンスターさまに手出しさせない」

ことり 「にこちゃん!」

にこ 「私はマグネ戦士マーク25だ!」

にこは銃を放ちことりたちは怯えた。

ことり 「きゃあ」

No.12 17/02/24 05:35
自由人 

穂乃果 「にこちゃん!そんなグレート義太夫のいうこと聞いちゃだめ!」

ことり 「パパイヤ鈴木だよ」

モンスター 「ストロング金剛だ!!お前ら」

にこ 「ここは引きましょう。モンスターさま」

モンスターはムキになりながらもにこと共に何処かへ消えていった。

穂乃果 「にこちゃん」

イエローフォー 「逃がしたか。しかもひとりはまだ洗脳されたまま」

イエローフォーは変身を解いたところへピーポがぎこちなくやってきた。

ピーポ 「ジュン!」

ジュン 「ピーポ、ギアに洗脳された子どもたちがいるわ。助けてあげて」

ピーポは頷くと洗脳解除装置をこころたちに使った。彼女たちは苦しんでいた。

穂乃果 「ロボットさん助かるの」

ピーポ 「まかせてほしい」

海未 「こころちゃんたちを洗脳するなんて卑劣です」

ジュン 「他のみんなはまだ来てないのか」

ピーポ 「ガオイエロー鷲尾岳がUTX学園にいるはずだ」

ジュンは頷く。
こころたちは洗脳解除装置を外されしばらく眠りについていたが目を覚ました。

こころ 「ここはどこですか……」

ここあ 「ん」

虎太郎 「みゅ〜ず?」

ことり 「鼻を噛もうね虎太郎くん」

チーン、と鼻を噛む音がしたがこころたちは姉がいないことに気づいた。

こころ 「お姉さまは?」

海未 「彼女はギアという……」

ジュン 「私が明日になったら探してあげるから今日はごはんを食べて寝なさい」

海未はジュンが本当のことを言わない優しさがなんとなくわかった。
スヤスヤと眠るこころたちをよそに穂乃果たちはジュンとピーポから事情を聞いた。
ピーポはバイオ星からジャークマターの地球征服に気づき急遽デンジ星やフラッシュ星たちの同志と共に地球に向かったが襲撃に遭い仲間と再会するはずができなかった。
かろうじてジュンとは再会できたが他の仲間とは連絡はつかなかったのだ。

ピーポ 「他の戦隊も各地で戦っているとバイオドラゴンに通信があった」

ジュン 「そうか」

海未 「ですがにこやあの幹部は穂乃果を狙ったように思いますが」

穂乃果 「」キョトン

穂乃果 「いやいやそれはないよ。ふつうの女の子だよ?」

No.13 17/02/24 06:14
自由人 

穂乃果 「希ちゃんや絵里ちゃんたちはどこにいるのかな」

ことり 「無事とは思うけど」

海未 「絵里はロシアのスクールアイドルへの交渉を亜里沙と共に向かったはずですが」

ほのこと 「あんがい日本とは反対の方向にいたりして」アハハ

ほのことうみ 「……ありえる(ますね)」

その頃、絵里と亜里沙はフランスから何故かケニアにいた。

絵里 「あ、暑いわ」

亜里沙 「バトルフランスさんから言伝てをバトルケニアに伝えるためですよ」

絵里 「なんでどこかのバラエティ番組みたいなことしないとならないの」

亜里沙 「『世界の果ての国にスーパー戦隊がひとり』だね」

絵里 「嬉しそうに言わないでよ」シクシク

ふたりはバトルフランスが手配した飛行機でケニアに来ているがバトルケニアらしいひとは見つかるわけがなかった。

絵里 「日本に帰りたい」シクシク

亜里沙 「はあ」

とりあえず今日は宿を取ることにして休んだ。
亜里沙も雪穂が心配だったが気丈な彼女だった。
再び日本の穂乃果たち。

穂乃果 「にこちゃんを洗脳から取り返さないと」

海未 「やさしいですね穂乃果」

穂乃果 「にこちゃんのあのちっこい手で首をしめられた痛みは忘れないよ」

海未 「洗脳されてるんですよ。それより何をつくってるんですか」

穂乃果はパンをつくっているようで生地をこねているようだった。

穂乃果 「デンジパンに対抗してほのかパンだよ」

ことり 「ほのかパン?」

穂乃果 「和菓子はつくれないけどパンをいつかつくってみんなを笑顔にしたいんだよ」

ことうみ 「いい子」

ジュン 「デンジパンというのは青海さんに会ったのか」

ジュンがやって来てたずねた。

穂乃果 「うん。顔が濃いひとだったけどどこかに行っちゃったよ」

ジュン 「そうか」

穂乃果の話によるとあちこちに現れているらしいとだけわかった。

No.14 17/02/24 07:25
自由人 

希はキレンジャー大岩大太、イエローオウル大石雷太、タイムイエロードモンに保護されていた。
イケメンやないしとやや不満はあったが、大岩によってカレーを振る舞われた。

大岩 「まあまあカレーを食べんしゃい」

希 「お野菜がいっぱいや」

雷太 「ウチの無農薬栽培でつくったモノがたくさんだからですよ」

雷太はひとのいい笑顔を見せながら希にウインクした。

希 「(く、口説かれてんのウチ?)」

ドモン 「うおおお20世紀いや21世紀のカレーおいしいぜ!」

大岩 「なにをひとりで食うとるんじゃ後輩!」

大岩にドモンはどつかれカレーが口から出た。さらに雷太も叱る。

雷太 「まったく食べ物を無駄にしたら怒るで」

希 「美味しい(ていうかどつくからあかんねん)」

江戸川 「まあまあお嬢さんが呆れてるじゃないかキ」

大岩 「マスター勘弁ばい」

雷太 「他の戦隊とは連絡がつきましたか」

江戸川 「バイオドラゴンが日本の山中に潜伏してるらしいが他はわからん」

希は江戸川の渋く愛嬌あの表情にカレーの味を忘れていた。
ドモンもまた呟く。

ドモン 「竜也のヤツもどこいったんだか」

希 「竜也?」

ドモン 「ああ、ウチのところのレッドなんだがどこにいるかわかんないだ」

江戸川 「浅見グループはいまはほぼ存在しないからな。我々も探してはいるが」

タイムレンジャー。
希が生まれてまもない頃に活躍したスーパー戦隊と言われている。現代人がふたり、未来人が四人という戦隊と耳にしたことはあった。
熾烈な戦いの後にタイムレッドをつとめた青年は市井のなかに姿を消したという。
ちなみにドモンは現代人であったホナミという女性との間に一児をもうけたが未来へ帰っていったがジャークマター侵略を察知し他の三人と共に2017年の現代へ戻ってきた。

ドモン 「ホナミさんに会いたいぜ」グスッ

江戸川 「なあに会えるさ」

希 「ええ話やな」

ドモンと希はカレーを大いに食べた。

No.15 17/02/24 11:12
自由人 

モンスター 「マグネ戦士にこはかわいい❤」

にこ 「そんな?ニコニー!ニコニー!」

キャンデリラ 「ふん、なにいってるの。かわいいのはこのあたしよ❤」

ラッキューロ 「その通りです!」

モンスター 「デーボス軍」

メイスン 「ふん。寝返る奴等は信用できんな」

キャンデリラ・ラッキューロ 「(ヤバいかも)」

ドクターマン 「まあ、いいではないか。バイオドラゴンは山中で動けない。他の戦隊も地球中で散り散りという」

モンスター 「は」

にこ 「(うう、あたしはどうなっちゃうの。穂乃果や海未たちを傷つけちゃった……)」

にこは洗脳された意識の内でわずかに残る理性と心で後悔とみんなのもとに戻りたい気持ちでいっぱいだった。

キャンデリラ 「マグネ戦士ね」

ラッキューロ 「ちいさい後輩みたいね」

にこ 「(ぬ、ぬわんであんたたちの後輩なのよ!?)」

にこはキョウリュウジャーと彼女たちのいきさつを知らない。
キャンデリラたちは洗脳や人質にされた人たちを助けようとしていたがチャンスはまだなかった。
穂乃果たちの学校では。

穂乃果 「できた!ほのかパンだよ。こころちゃんたち食べてみて」ハイ

こころ 「」モグモグ

ここあ 「」モグモグ

虎太郎 「」モグモグ

穂乃果 「おいしい?」

こころ 「ご、ごめんなさい!穂乃果さんにみなさん!あたし……」

ここあ 「あたしたち……うわ〜ん!!」

虎太郎 「ゴメンなさい……」

海未 「あわわ」

ことり 「泣いちゃダメだよ。助かったんだよ」

穂乃果たちは慌て慰めた。しかし洗脳されて姉の友達やなにも知らない人たちに危害を加えたことがこころたち子どもたちには心の傷になった。

ピーポ 「キミたちは悪くない。悪いのはギアだ」

ジュン 「そうだ。私たちもむかし辛い戦いをしたが未来にキミたちがいて守れるんだ」

穂乃果はジュンの言葉にむかしの戦いは知らないが歴史の積み重ねのようなものを感じて胸に感動するものがあった。
あたしもこんなスクールアイドルになりたい、と。

海未 「穂乃果ひとついいですか」

穂乃果 「?」

海未 「ほのかパンに味がないです」

穂乃果 「」

No.16 17/02/24 14:04
自由人 

穂乃果 「ほ、ほんとだ!?味がないよ!これも黒十字軍やジャークマターのしわざ!?」

ジュン 「味つけくらいはしたか」

穂乃果 「……してない!だってパンははじめてつくったもの!」

海未 「アホですか!いくらなんでも味をつけるくらい考えなさい!」

穂乃果はえぐえぐしながらパンの木地をこねてつくったんだよといいわけしていたがその様子は学校に避難しているひとたちに笑みを与えていた。
しかし本人は気づかない。自らが秘めているであろう未知なる魅力に……。

海未 「やれやれです。そういえば理事長の姿がみえませんね」

ことり 「自宅にはいなかったよ?ジャークマターが地球侵略前には」

海未は思う。
理事長にも困ったものだ。学校は廃校の危機になるわ地球の危機にもいない。ある意味、さすがことりの母と表現すべきか。

海未 「ことりの母親ですからね」

ことり 「ひどいよ?その言い方」

海未 「す、すみません」

ジュンとピーポはどうにか音ノ木坂にいる民間人は保護をしたがいずれ悪の組織は総攻撃をしてくるのは確実だった。
しかしバイオドラゴンはまだ山中であり修復中である。他の仲間たちの場所や生存も不明だった。
再び希。

希 「ごちそうさま」

江戸川 「いやいやいっぱい食べたね」

希 「だって自宅からどこをどう逃げたかわからへんくらい逃げたんやん」

大岩 「まあそこをわしが救ったんじゃ」

雷太 「先輩が無事なのを知って駆けつけた」

ドモン 「しかしゴレンジャーは江戸川総司令とキレンジャー先輩以外はどうした?」

江戸川 「……イーグル各支部も壊滅的被害を受けたのは黒十字軍とザンギャック襲撃以来じゃ」

江戸川の顔には苦渋の表情があった。
そこへスナック・ゴンの扉を開ける者たちがいた。

アスカ 「マホロ大丈夫か」

マホロ 「ええ」

希 「!?子持ちさん!」

アスカ 「江戸川総司令!」

江戸川 「おお!?アスカくん。久しぶりだな」

マホロ 「アナザーアースもジャークマターの襲撃に遭ってしまって……」

ふたりは子どもの手を握りながら泣く泣く事情を話すのを希はきょとんとしながら聞いていた。

希 「(また黄色かな?このひとも)」

No.17 17/02/24 19:55
自由人 

そして真姫。巽博士からはなんとかせなければと言われていたが。

真姫 「ここ海の上ですよね」イミワカンナイ

巽博士 「むっ、臨海開発の折りにつくったんだから仕方あるまい」

時に1999年湾岸開発の折りである。ベイブリッジからも救急戦隊の基地は見えるのだ(この番組はフィクションです)。

真姫 「敵から襲撃はいまのところ受けてないから安心といえば安心」カミノケクルクル

巽博士 「ふむ。よかったらワシと一緒にならないか」

真姫 「お断りします。お父さん、巽博士がビーチボーイズの頃のへんな人になってると平和になったら伝えましょう」メールホゾン📩

巽博士 「しかしいつ災魔一族に襲われるかわからないな」

ライナーボーイ 「ボクたちメカはなんとか長い月日で修復されたけど」

巽博士 「うむ」

真姫 「巽博士……」

しかし基地が突然揺れだした!!

巽博士 「な、なんだ!?」

ライナーボーイ 「災魔一族!?」

真姫 「え!」

再び希。

希 「アスカさんにマホロちゃんは地球人ちゃうんやな」

アスカ 「地球がその昔ふたつに分かれたダイノアースから来たんだ」

マホロ 「しかしダイノアースも宇宙幕府ジャークマターに襲われた」

アスカ 「くそ」

ドモン 「まあ悔しがるのはわかるがいまはどうすることもできないな」ウーム

江戸川 「しかし爆竜戦隊の他のメンバーや爆竜たちはどうした」

アスカ 「こちらに来る際にティラノたちとははぐれてしまいました」

希 「(カッコイイけどマホロさんのダンナさんやねんな)」

希はめずらしく一目惚れに近い気持ちを抱いていた。

雷太 「希ちゃん」

ドモン 「相手にされてないなセンパイ」

雷太 「」ガクッ

No.18 17/02/25 12:50
自由人 

再び真姫たち。

ディーナス 「久しぶりね巽博士」

巽博士 「ディーナス!?バカなお前はやられたはずではないのか」

ディーナス 「ウフフ、その答えを知る前に死ぬことになるのよ!」

? 「そうはさせないわ!」

ディーナスや戦闘員の前に火花や爆発が散る!!

巽博士 「き、キミは!?速瀬くん!!」

速瀬 「お久しぶりです巽博士、それにディーナス!災魔一族」

ディーナス 「ち、巽兄弟かと思えばいつも出てきたじゃじゃ馬娘か」

速瀬 「失礼ね!あんたバカ!!」

真姫 「?」ミヤムーサン?

速瀬 「とにかく巽博士と基地は私が守ってみせる!」

真姫 「み、宮村優子さん?声優の?」

速瀬 「ちがうわよ!!」

巽博士 「しかし速瀬くん。キミのその装備は!?」

速瀬 「ジークジャンヌの装備を通常でも使えるようにある青年が力を貸してくれました」

ニコリとしながらその装備はかつてのシティガーディアンズやメタルヒーローを彷彿させるものだった。

速瀬 「だけどまだジークジャンヌへの変身はできませんが訓練は積みましたから。とおっ!」

ディーナス 「くっ!人間ごときが!!」

変身できないというわりに幹部や戦闘員相手に戦う速瀬の姿に真姫はスゴいとつぶやく。
その頃、凛と花陽たちはゴウキとジャスミンに保護されギンガの森付近にいた。

凛 「森だにゃ」

花陽 「山の空気だ」

ゴウキ 「ここなら宇宙海賊バルバンやアブレラたちも来ないだろう」

ジャスミン 「どうかしら。アイツしつこいから」

ギンガの森周辺は雄大な自然に囲まれ都心部に比べたら被害は少ないようだった。

No.19 17/02/26 07:30
自由人 

凛 「山にゃあ〜!森にゃあ〜!」

花陽 「凛ちゃんは山登りは苦手だけど自然に囲まれると男の子みたいね。うふふ」

凛 「女の子にゃあ」

ゴウキは民間人をギンガの森へ避難させジャスミンは警戒していた。
そこへ現れたのはぼろぼろになった男だった。

男 「た、助けてくれ……」

凛 「たいへんにゃあ!だいじょうぶかにゃ」

花陽 「傷だらけです。救急箱はありますから」

男 「助かります。なんてな!」

男 「フハハ、こうも簡単に人質が取れるなんてあまいな人間は!」

ゴウキ 「お前は!?」

ジャスミン 「!」

エンター 「むかしの戦いで人間のデータを取っていたのが役に立つとは思いませんでした」

? 「ふんふ〜ん♪樹液♪樹液♪オレの名前はミスター樹液♪」

ゴウキ 「ろ、ロボット!?」

ジャスミン 「どこかで見たような」

J 「オレの名前はビート・J・スタッグ!この辺の樹液はオレのモノだ!」

ゴウキ・ジャスミン 「」コケッ!

エンター 「く、こんなところで何をしている!バディロイド」

J 「何度も言わすな!この辺の樹液はオレのモノだ!」

ジャスミン 「あなたはたしか特命部の……」

J 「みなまで言うな!レッツ!モーフィン!」

凛たちの前でバディロイドは銀色の戦士に姿を変えた。

エンター 「スタッグバスター!?」

りんぱな 「むしさんが戦士になっちゃった!?」

ゴウキ 「あれは」

ジャスミン 「特命部と共に戦ったバディロイドの一体のビート・J・スタッグまたの名をスタッグバスター」

ジャスミンは地球署のデータベースに記録されていたメモリを思い出していた。
スタッグバスターとエンターはぶつかりあう。

No.20 17/02/26 11:02
自由人 

凛たちがギンガの森付近にいる頃、海未は学院の弓道場にいて矢を放っていた。
しかし矢の中心を射ることはなかなかできなかった。

海未 「……」ハア

穂乃果 「真ん中にあたらないなんて」
ことり 「めずらしい。みんなのことが心配なんだよ」

穂乃果は頷く。
すると矢吹ジュンはそっと海未のそばにより肩に触れる。

ジュン 「仲間が心配かか」

海未 「ええ」

穂乃果 「(これは女の子同士の恋愛?)」

ことり 「(百合というものだよ)」

穂乃果 「ほおお」

穂乃果は思う。
海未ちゃんはむかしから戦隊のライブラリーDVDを見るたびに弓矢を扱う戦士にぱかり見ていたことを思います。

穂乃果 「海未ちゃんが好きななのはアホレンジャーさんだっけ?」

その言葉を耳にした途端に海未は矢を穂乃果の側に放つ!🎯

穂乃果 「!?」

海未 「アホレンジャーではありませんよ!アオレンジャーですよ!アホのか!!」

穂乃果 「ひいい」

ことり 「しんべえアキラさんだっけ?」

海未 「それは忍たまですよ!新命明さんですよ!」ムカムカ

ほのこと 「ごめんなさ〜い〜!!」

ジュンは三人のやり取りを見ながらも彼女もまた仲間たちのことが気がかりだった。

穂乃果 「新命さん?」

海未 「ええ、戦隊ではじめて弓矢を扱った青い戦士です」

ことり 「ことりは鳥さんの戦士が好きだよ」チュンチュン

穂乃果 「青海さんはなんで穂乃果にパンを分けてくれたかな」

再び凛たち。

スタッグバスター 「モーフィンブラスター!」

エンター 「なかなかやりますね」

ジャスミン 「ギンガの森にみんなを避難させて!」

ゴウキは応えて凛と花陽を保護しみんなをギンガの森の奥に避難させた。

ゴウキ 「うおおお!」

エンター 「ぐは」

スタッグバスター 「とっとと帰るんだな!」

エンター 「……今日のところは引き上げてあげますよ」

悔しい表情を残しながらエンターは何処かへ消えていった。

凛 「あぶなかったにゃ」

花陽 「ここも安全じゃないの?」

J 「//////」

Jはりんばなに少し照れていた。

No.21 17/02/26 12:32
自由人 

絵里たちはケニアの国中をさ迷っていた。

絵里 「まったくどこにいるのかしら。認められないわ」

亜里沙 「まあまあお姉さん」

フランスではバトルフランスに保護されたが彼の仲間の連絡役に絢瀬姉妹は使われていたが亜里沙は悪の組織がうごめく町のなかで変装しやり過ごしていた。

戦闘員 「待て!どこへいく」

亜里沙 「あっち?こっち?どっち」

絵里 「アワワ、なに言ってるの」

車掌 「あれは?」

チケット 「あれはエゴスのケニア支部ですよ」

ワゴン 「私と同じ美人さんがいるわ。助けないと」

車掌 「ワゴンさんダメですよ!」

ワゴンが強引にレッシャーの進路を変えた。エゴスの戦闘員たちはいきなり現れたレッシャーに驚いた!!

戦闘員 「うわ〜!?」

車掌 「すみません、オーバーランしちゃいましたか」

ワゴン 「あなたたち美人ね❤私ほどじゃないけど」

えりあり 「」ムッ

チケット 「いえいえあなたたちの方が美人ですよ」

そのやり取りを見ている黒い影。

絵里 「あなたたちは?」

車掌 「わたしたちは烈車戦隊」

ワゴン 「トッキュウジャーの」

チケット 「支援者ですね🐵」

えりあり 「」コケッ

絵里 「まぎらわしい言い方しないでよ!怒るわよ」

チケット 「いやいや美人は怒っても美人ですね」

絵里 「//////」

亜里沙 「お世辞と思うよ?」

絵里 「いい気分くらいにさせてよ!」

戦闘員 「ええい!なにをふざけてる!やってしまえ」

戦闘員 「イイイ!」

? 「そうはさせるか!エゴス!!」

戦闘員 「お前はケニア!バトルケニア!?」

曙四郎 「ケニアことバトルケニアはオレのことだ!!」

えりあり 「イターッ!!」

曙四郎はバトルケニアに変身しアニマルアクションやムチを使った!

バトルケニア 「たあ!とお」

戦闘員 「お、おのれ」

絵里 「凛みたい」

亜里沙 「本人がいないからて失礼な姉です」ペコリ

バトルケニア 「とお!ふん」

チケット 「ウチのメンバーにあそこまで野性味あるのは6号ですかね」

車掌 「いやいや千葉真一ならここにいるぞ」モノマネ

No.22 17/02/26 14:39
自由人 

戦いが終わりバトルケニア曙四郎にバトルフランスからの言伝てを渡す絢瀬姉妹だった。

四郎 「うむ、反撃にはまだまだか」

絵里 「それだけ?」

車掌 「どうも千葉真一です」モノマネ

四郎 「師匠……」

車掌 「いやいやちょっちゅね〜パンチはこうやるんだ〜。具志堅用高〜」モノマネ

チケット 「いいかげんにしなさい」ツッコミ

ワゴン 「このふたりは私たちが保護するわ。あなたたちにこのレッシャーが見える?」

えりあり 「見えますけど?」

車掌 「レインボーラインは夢のある者たちに見えるので〜す」

四郎 「ちょっと待て。車掌、お前たちは次にどこにいく?」

チケット 「アメリカですかね」

四郎 「伝言を頼みたいんだがいいか?」

絢瀬姉妹はまたかとうんざりしたが今度はレインボーラインに乗れるのである。四郎からの伝言を承った。
レッシャーはケニアからアメリカを目指す。

車掌 「出発!」

チケット 「進行で〜す〜♪」

ワゴン 「またね❤バトルケニア」

四郎 「オー」

絵里 「で、電車が空を走ってるわ」

亜里沙 「うわ〜❤」

レインボーラインはアメリカを目指す!
アメリカで彼女たちを待つのはいったい誰か!

絵里 「曙四郎さんは凛に似てたわね」

亜里沙 「凛さんはそんなに野生じゃないよ」

そう、と悪びれない絵里だった。

No.23 17/02/26 17:12
自由人 

UTX学園はガオイエロー鷲尾岳によりなんとか守られた。

岳 「やっと逃げたか」

ツバサ 「ガオレンジャーだ」

英玲奈 「うむ」

あんじゅ 「黄色なのにカッコイイ」

岳 「そっちか!まったく守ってやったからいいようなもの」

ツバサ 「他のガオレンジャーの皆さんは?」

岳 「すまないがジャークマターたちの襲撃によりみんなバラバラだ。Gフォンも通じない」

彼がGフォンを見つめる瞳には仲間に出会えない一抹の寂しさがあった。
しかしUTX学園に忍び寄る影がひとつふたつみっつとあった🏃🏃🏃。
穂乃果はパン作りに励んでいた。

穂乃果 「んしょ!んしょ!」

ことり 「マカロンも作りたいよ」

穂乃果 「ほい、一緒につくろう。だけどにこちゃんをギアから取り戻さないとね」

海未 「マグネ戦士にされましたから厄介です」

穂乃果とことりはパンとマカロンをつくりこころたちに分けた。

こころ 「ありがとうございます」

穂乃果 「にこちゃんだって悪の戦士になりたくてなったんじゃないんだよね」

こころのにこに似た顔に共にスクールアイドルを過ごした日々がよぎった。

ことり 「lineが通じないなんて」

海未 「敵は通信手段を妨害して孤立させているようです。通常のエネルギーやエネトロンなども敵は掌握しているようです」

彼女たちのスマホには依然画面は黒いディスプレイであった。
エネトロンなどいくつかの新エネルギーはジャークマターが復活させた悪の組織に分け与えているようである。

穂乃果 「とにかくみんなで歌を唄える日が来るように」

彼女はパンを掌で挟み祈るようにしていた。
ジュンはピーポからある情報が伝わった。

ピーポ 「宇宙幕府ジャークマターに対抗する9人の戦隊が誕生しているらしい」

ジュン 「本当か」

ピーポ 「未確認だけど」

海未 「9人……」

偶然だろうか。u’sと同じ人数の戦隊が誕生したとは……。

No.24 17/02/26 18:17
自由人 

その頃、希はスナックゴンでアスカとマホロの子どもの相手をしていた。

希 「ふぅん、ミコトちゃんいうんかいな」

ミコト 「うん」

ドモン 「壬琴といえばアバレキラー……!?」

アスカ 「シーッ!壬琴さんはいい人だったということにダイノアースではなってるんです」

大太 「そうばい!壬琴くんだってなにも好き好んでデズモゾーリャと一体化してたわけではないばい」

ドモン 「わかったわかった。空気は読むから」

雷太 「後輩は口が悪いぞ」

ドモン 「すまん」

そこへゴンの扉を再び叩く者がいた。

ヤツデンワニ 「ばうばう〜!みなさんお久しぶり」

横山 「やれやれ、ヤツダンワニに助けられなかったらあぶなかったよ」

アスカ 「横ちゃんさん!」

マホロ 「ヤツデンワニ!?無事だったの」

ミコト 「わ〜!ワニさん!」

江戸川 「ヤツデンワニ、キミのお店はどうした」

ヤツデンワニ 「ジャークマターや復活したエヴォリアンたちにやられてしまって」

横山 「ヤツデンワニのカレーを食べ損ねたよ」

そこゴンの扉を破壊したのは邪気を纏う黒き忌々しき鎧だった。
アスカ、マホロ、ヤツデンワニには見覚えがあった。

アスカ 「ガイルトン!?」

マホロ 「バカな!あの時、破壊したはず」

ヤツデンワニ 「うわわん、怖い」

ミコト 「こわい」

ドモン 「うおりゃ〜!先輩たちいくぜ」

真っ先に飛びかかったのはドモンだった!大太や雷太も続いた!
江戸川は横山やマホロ、ミコト、ヤツデンワニ、希を奥に逃がした。

マホロ 「アスカ」

アスカ 「あれは僕たちの忌々しい過去だ。倒さないと……爆竜チェンジ!」

爆竜チェンジのかけ声と共に爆竜ブラキオサウルスの力を宿したアバレブラックの姿に希は驚いた。

希 「!?黒い戦士やん」

アバレブラック 「いってくる!」

希 「(なんやカッコエエな)」

マホロ 「希さん避難しましょう」

希 「う、うん」

希は少し心残りなままゴンの奥に避難した。
アバレブラックとドモンたち、そしてガイルトンの戦いが始まった!

No.25 17/02/27 11:31
自由人 

ガイルトン 「ガアア!!」

大太 「なんちゅうパワーじゃい」

雷太 「邪悪なパワーを感じる」

ドモン 「く!このオレの力でも通じないのか」

アバレブラック 「皆さんここは私にまかせてください!」

アバレブラックとなったアスカは先輩たちの前に現れた。
その頃、絢瀬姉妹はアメリカで降ろされた。

亜里沙 「アメリカ!」

絵里 「せめて日本まで送ってくれればいいのに……」ブツブツ……

車掌 「私たちはトッキュウジャーを探している途中なので」

ワゴン 「そういうことなの」

えりあり 「」ムッ

チケット 「それでは発車しま〜す〜♪」

レッシャーはレインボーラインを走り何処かへ消えていった。
ふたりはアメリカの街を歩いた。

絵里 「……日本に帰りたいわ」

亜里沙 「ケニアさんから預かった伝言を伝えるのが先です」

絵里 「ん?あれは」

絵里が駆けたのはハンバーガー屋だった。

? 「いらっしゃい!いらっしゃい!」

絵里 「どれにしようかな」

亜里沙 「お姉さん!」

? 「よ!?美人なお姉さんだね」

絵里 「//////」

亜里沙 「お世辞だよ」

絵里 「なんなのよ」

キンジ 「それよりお姉さんたちどのハンバーガーにしやす?」

? 「待て待てぃ〜!アメリカに来たらこのゴールド寿司を食べるべきでぃ」

キンジ 「なんだと!」

源太 「ウチの寿司は天下一品!アメリカで知らぬ者はいないんだあ〜♪」

キンジ 「いや、知らない」

源太 「」コケッ

絵里 「まえにアメリカに来たけど真姫は知らなかったんじゃないかな」

亜里沙 「そうなの」

源太 「まあまあウチのゴールド寿司を食べてくんなせ!」

試食を出され食い気に走る絢瀬姉妹。

えりあり 「いいの?」パクッ!!

源太 「どうでい?」

ダイゴヨウ 「またまずいのを食べさせてるんですかい」チョウチン

えりあり 「ワサビ〜!?」

キンジ 「やれやれ、お嬢さん方はワサビが苦手なようだな」

えりあり 「美味しいわ」

キンジ 「」コケッ!

絢瀬姉妹は変な若者たちに絡まれてしまったようだ。

No.26 17/02/27 15:19
自由人 

絵里 「アメリカのお寿司も美味ね。ハラショー」

亜里沙 「ほんと」

源太 「ああ〜!?試食のヤツがなくなっていく」

ダイゴヨウ 「アメリカのお嬢さんかい?」

絵里 「!?ちょうちんがしゃべった!」ミズミズ!

亜里沙 「お茶!」

絵里 「熱い!?」

キンジ 「やれやれ、レディへの扱いがなってないでやすね」ハンカチ

絵里 「」フキフキ

亜里沙 「もうお姉さんたら」

ダイゴヨウ 「お姉さんたちどこから来なすった?」

絵里たちはロシアから日本に帰る途中だったがジャークマターの襲撃でやむを得ずウクライナを経由しフランスからケニア、そしてアメリカへ来たことを話した。

キンジ 「日本人ですかい?」

源太 「バカか!外人に決まってるだろう」

絵里 「クォーターよ。あたしたち」

源太ダイゴヨウキンジ 「なんと!?」

絵里 「(にこみたいにやかましいわね)」

亜里沙 「マグロにポテトください」

源太 「あいよ」

キンジ 「ポテトですかい」

そこを襲撃する戦闘員軍団。

戦闘員 「やれ!」

戦闘員 「イイイ!!」

絵里 「また!?」

亜里沙 「食べてるのに」

戦闘員軍団はわらわらと絢瀬姉妹、源太にダイゴヨウそしてキンジを囲む。

源太 「ふ、日本の寿司屋を舐めんな!」パンチ

キンジ 「なんの!アメリカのバーガー屋もだ!」

源太 「なかなかやるな」

キンジ 「あんたも」

ふたりは何か通じあうものが合ったのかそれぞれの変身アイテムを出してスイッチを入れ叫ぶ!

源太 「一貫献上!」

キンジ 「シュリケンチェンジ!」

えりあり 「まぶしい!?ハラショー」

まばゆい金色の輝きに包まれふたりの黄金の戦士が現れた!

シンケンゴールド 「シンケンゴールド!」

スターニンジャー 「忍びなれどもバーリィーナイト!スターニンジャー!」

絵里 「ハラショー」

亜里沙 「お寿司屋さんはおサカナさんが武器?」

ダイゴヨウ 「お嬢さん驚くのはそこ!?」

シンケンゴールド 「ダイゴヨウ、お嬢さん方を守れ!」

ダイゴヨウが提灯モードから変形したと同時に戦いが始まった。

No.27 17/02/28 05:45
自由人 

再び日本、ゴンの前ではアバレブラックたちが戦っていた。

アバレブラック 「はあ!」

ドモン 「クロノチェンジャー!」

雷太 「クロスチェンジャー!」

大太 「ゴー!」クルリン!

ガイルトン 「ガアア!!」

四人は衝撃波に飛ばされた!ガイルトンは再びゴンの奥に入り破壊していく。

ガイルトン 「ガアア!」

マホロ 「私はどうなってもいいからミコトたちを守る!」

瞬間、ガイルトンの瞳が輝きなんとマホロを黒き闇に吸収した!
アバレブラックは声を上げた!

アバレブラック 「マホロ〜!!」

ガイルトンは剣を振りかざし破壊をするとそのまま姿を消していった。

タイムイエロー 「消えた」

キレンジャー 「マホロさんをなんで捕まえたばい」

イエローオウル 「敵の狙いは……」

ミコト 「お母さ〜ん!!」

泣くミコトを希は抱き締めるしかなかった。

希 「ウチはなんともできんかった……ごめんな」

横山 「エヴォリアンの仕業ですかね」

ヤツデンワニ 「ばうばう…」(/≧◇≦\)

再びアメリカ。

シンケンゴールド 「サカナマル千枚おろし!」

スターニンジャ 「やりますね!」

ダイゴヨウ 「お嬢さん方には手出しはさせないぜ」

絵里 「ハラショー」

亜里沙 「お姉さんより役に立つダイゴヨウさん」

絵里 「」ムッ

そこ現れたのは!

マリア 「やってるわね!とお!」

ミスアメリカ 「ミスアメリカ!!」

えりあり 「イター!?」

ミスアメリカ 「たあ!」

スターニンジャ 「おお〜!?美人のお姉さん」

シンケンゴールド 「たしかに」

戦闘員 「おぼえてろ!!」

戦闘員たちは慌てふためいて逃げ出した。
ミスアメリカは絢瀬姉妹を保護した。

マリア 「大丈夫?」

亜里沙 「ウチのお姉さんよりしっかりしてますね」

絵里 「なんなのよ!とにかくケニアさんから預かった手紙よ」

マリアは頷いた。

マリア 「まだ反撃は開始されないのね」

絵里 「それだけ」

絵里は呆れた。亜里沙はマリアに見惚れた。
キンジと源太、ダイゴヨウは相手されてないことに男泣きした。

No.28 17/02/28 15:50
自由人 

ふたりは源太とキンジの計らいでアメリカ西海岸まで送ってもらうことにした。

キンジ 「どうでい!オレのバイソンキング」

源太 「なんのオレのダイカイオーや烏賊折神もたいしたもんだろう」

えりあり 「わ〜」

マリア 「牛に烏賊に海老?最近の若い子達は」

えりあり 「ハラショー」

マリア 「オーマイゴッドでしょう?」

マリアは大人びた笑みを見せながら自分には彼女たちを送っている余裕はないが彼女もまた仲間に伝言を頼んだ。

絵里 「やっと日本に帰れる」ウルウル

亜里沙 「よかった」

しかしその期待は裏切られるのだった。

マリア 「ロシアにいる謙作によろしくね」

えりあり 「エッ」( ̄O ̄;( ̄O ̄;

キンジ 「それよりどちらに乗るんだい?」

源太 「さあ決めなせ!」

ダイゴヨウ 「源太、日本語がおかしいぜ」

絵里 「あたしは牛さんかな……」

亜里沙 「海老だよ」

マリア 「じゃあよろしくね」

マリアはスタスタと去っていってしまい絢瀬姉妹の間に風が吹いた。
しかたなくふたりはそれぞれに分乗した。

キンジ 「いくぜ〜♪絵里さん」

絵里 「キャー」ギュッ

源太 「行くぜ亜里沙ちゃん」

亜里沙 「はい」

烏賊折神 「」

ダイゴヨウ 「烏賊折神は護衛です。オレもか」

こうして絢瀬姉妹のアメリカ横断にふたりの金色の戦士とダイゴヨウ、烏賊折神が加わった。
再び日本の穂乃果たち。

穂乃果 「にこちゃんはどうしてギアにつけこまれたのか」

海未 「まああれでひとりで努力してた先輩ですよね。見習うところはあります」

ことり 「でも穂乃果ちゃんからポテトを取ったことあるし何かと真姫ちゃんの別荘にいくとひがむよ?」

ほのうみ 「たしかに」

矢澤妹弟 「?」

ジュン 「まあ人間は誰しも心に傷があるものさ」

穂乃果 「ほのかの心に傷をつけたのは海未ちゃんくらいだよ「」

海未 「なんでですか!」

穂乃果 「ことりちゃんの留学の時にたたかれたもん」

ことり 「ごめんね」

穂乃果 「悪いのは海未ちゃん」

海未 「なんでですか」

そこへ現れるのはモンスターににこだった。

No.29 17/02/28 17:18
自由人 

にこ 「新帝国ギアのためにu’sは犠牲になる」

モンスター 「うむ、新帝国ギアのために」

穂乃果 「上島竜兵だよ」

ことり 「バパイヤ鈴木だよ」

海未 「スト……!?」><

海未 「なんで私の口をふさぐんですか!?」

ほのこと 「ここはボケるとこだよ」ヒソヒソ

海未 「なんでですか!」

ほのこと 「そういう流れだから」

海未 「に、西田敏行ですかね……」ヒヤアセ

モンスター 「ストロング金剛だ!やれ!マグネ戦士マーク25にこ!」

にこ 「了解しました」

ドクターマン 「始まったか」

ギアの面々は音ノ木坂学院高校での戦いを見ていた。

にこ 「覚悟しなさい!穂乃果」

穂乃果 「なんでほのかばかり狙うの!!」

ジュン 「遅かったか」

ピーポ 「敵は穂乃果ちゃんを狙っている」

ことり 「ほのかちゃん」

にこ 「ぬわんで!あんたはいつもセンターなのよ!ぬわんで!いつもみんなに迷惑かけんのよ」

ことうみ 「ん?」

ジュン 「どうした」

海未 「にこは洗脳されてるんですよね」

ジュン 「あ、ああ」

ことり 「それなのに日頃の不満ばかりのような?」

穂乃果 「キャー」

にこ 「待ちなさい」

モンスター 「矢吹ジュン、お前の相手はオレだ」

ジュン 「バイオマン!」

イエローフォーになりモンスターを前にするジュン。
海未は穂乃果とにこを助けるために弓矢を構えた。

こころ 「お姉さまを取り戻してください」

海未 「わかってる」

矢澤妹弟 「」

にこ 「待ちなさい!アホのか!」

穂乃果 「海未ちゃんに言われるのも腹立つけど!にこちゃんに言われたくないよ!」

にこ 「!?」ピタッ

海未 「いまです!」

海未が弓から矢を放とうとした瞬間だった。

陣内恭介 「戦う交通安全……!」

海未 「あっ」

陣内恭介 「!?いたっ!?」

ほのにこ 「!?」

恭介 「なにすんだ!この女!」

海未 「あなたこそなんですか!いまいいところだったんですよ」ガミガミ

イエローフォーとモンスターが戦うなか言い合う海未と恭介だった。

No.30 17/02/28 18:38
自由人 

恭介 「まったくひとがこんなかわいい幼女を助けようと正義の心を奮い立たせたのに!」

にこ 「」ムッ

穂乃果 「幼女?つまりは」

ことり 「ちいさい女の子つまりは」

海未 「にこ」

にこ 「殺すわよ!あんたたち!!」

モンスター 「そうだ!やれ!にこ!マグネ戦士」

イエローフォー 「させないわ!」

恭介 「やれやれ、矢が痛かったぜ」

海未 「いやいや刺さってましたよね?」

にこ 「待ちなさい」

ほのこと 「キャー」


恭介 「ちなみに俺は」

海未 「え……とチンドン屋かなにかに構っている時間はないのですが」

恭介 「誰がチンドン屋だ!俺は激走戦隊の……」

にこ 「待ちなさい」

ほのこと 「いやだよ」

海未 「いまです!」

恭介 「ぐはっ!」(/≧◇≦\)

海未 「なんで邪魔をするんですか!」

恭介 「だから俺は激走戦隊の……」

海未 「」ガミガミ

恭介 「」マテマテ!

ほのことにこ 「」

終わらない……。
再び真姫と巽博士、速瀬にディーナスたち。

速瀬 「マキニックライフル!」

真姫 「え」イミワカンナイ

ディーナス 「マキニックライフルだと!?」

速瀬 「マキニックブレイカー!」

真姫 「ひとの名前を使わないでよ!」

速瀬 「これは巽博士とあなたのおとうさまの西木野先生が作ったのよ」

真姫 「……」

ディーナス 「おのれ、いつかゴーゴーファイブ共々倒してやる」

真姫 「」イミワカンナイ

巽博士 「助かった」

速瀬 「マキニックアイテムで助かったわ」

真姫 「お父さん、巽博士となにやってんの」キョトン

ライナーボーイ 「やれやれ」

真姫はなんとか助かったが『カーレンジャー』の人たちではなく『ゴーゴーファイブ』なのにコメディの世界に迷った違和感があった。
『カーレンジャー』は海未の前にいた。

海未 「」ガミガミ

キ恭介 「」クドクド

ほのことにこ 「」

No.31 17/03/01 07:19
自由人 

モンスター 「なにをやっているにこ!マグネ戦士25にこ!!」

にこ 「うわああ〜!?……」ギロリ

にこ 「穂乃果〜!!」

穂乃果 「なんで穂乃果ばかり」スタコラ スタコラ

海未 「いまこそ洗脳装置からにこを解放します!」

恭介 「できるのか」

海未は弓を構え矢を引いた。弓がしなり矢がぎりぎりと引かれる。

海未 「いまです!」エイッ

恭介 「!?いだっ!?」

海未 「じゃましないでください!」ガミガミ

恭介 「せっかく俺がいいところを見せようとしたのにだな」ガミガミ

にこ 「あ〜!?もういい加減にしなさい!」

ほのことうみ 「!?」

恭介 「洗脳されてるんじゃなかったのか?」

にこ 「実は洗脳はとっくに解けてたのよ!かくかくじかじか」

ことり 「アルアルパカパカ」

にこの回想である。

ドクターマン 「にこの洗脳を徹底的にするのだ」

モンスター 「はっ」

にこは洗脳装置をさらに強化されていった。洗脳はさらに増して穂乃果やu’sへの憎しみの記憶が増していってた。

モンスター 「可愛いなにこちゃん」

しかしモンスターがにこの側を離れた時にキャンデリラとラッキューロが現れ洗脳装置を壊した!

にこ 「ギャッ!?」バタン👼

キャンデリラ 「死んじゃった?」

ラッキューロ 「あらあらキャンデリラさまたら」

にこ 「」

キャンデリラ 「しかたないからあたしがu’sに入って穂乃果ちゃんたちを支えるわ」ウフ❤

ラッキューロ 「いいアイデアですね」

にこ 「ぬわんでよ!!」ガバッ!

こうしてにこはキャンデリラとラッキューロによって救われ洗脳されたふりをしてモンスターと共に音ノ木坂に現れたのだった。

にこ 「あ〜!こんなヘアバンドはいらないわよ」バキッ!

恭介 「おお〜!!」

矢澤妹弟 「お姉さま」ギュッ

モンスター 「なんだと!マグネ戦士25にこ!」

にこ 「にこはu’sの矢澤にこよ!マグネ戦士じゃないわ!」

穂乃果 「そのわりにはほのかに憎悪があったような」

にこ 「茶々を入れないでよ」

イエローフォー 「歌を愛する幼女の心を甘く見たようね!」

No.32 17/03/01 10:20
自由人 

にこ 「幼女じゃないわよ!こう見えても高三よ!」

モンスターはおのれ、と眉間に皺を寄せあれだけ愛情を寄せたマグネ戦士25にこが裏切りを見せたことに怒った。

モンスター 「うおおぁ!!」

イエローフォー 「きゃ」

にこ 「お姉さん!」

モンスター 「どうやって洗脳を解いたんだ!!」

穂乃果 「あのね」

海未 「言ってはだめですよ」

にこ 「ぐ、ぐうぜんよ」

ことり 「そこは『あたしの精神力よ!妹たちを愛する力だよ』?」ポツリ

にこ 「な、仲間や妹を思う愛の力よ!!」

そこへ颯爽と現れたのは99マシンが二機。イエローアーマーにピンクエイダー。ピンクエイダーに乗っていたのは真姫だった。

巽ダイモン 「こら〜!本官は許さないぞ」

巽マトイ 「そうよ!地球の平和はあたしたちが守ってみせる!」

ピンクエイダーはにこにぶつかっていた。

にこ 「ぎゃう!?」

ほのことうみ 「にこちゃん!!」

真姫 「マトイさん!?にこちゃんを踏んでる踏んでる!」

マトイ 「え?」

おそるおそるバックするとにこが倒れていたがむっくり起き上がった。

にこ 「マグネ戦士のスーツのおかげで助かったわ」

真姫 「にこちゃん!」

ほのことうみ 「真姫ちゃん!?」

モンスター 「おのれ、戦隊どもが続々と現れやがって!」

ダイモン 「ほ、本官はお前を許さないぞ」

マトイ 「真姫ちゃんは彼女を守って」

真姫 「//////」テレ

にこ 「ゴーゴーファイブ?」

真姫 「ふたりだけね」

ここで真姫の回想に入る。ディーナスからなんとか基地を守った巽博士に速瀬京子そして真姫、ライナーボーイ。

真姫 「みやむーさん?」

速瀬 「似てるけど別人よ。あんたバカ?」

真姫 「イミワカンナイ」

しかし真姫をなんとか音ノ木坂に戻したいが迂闊に基地を離れるわけにもいかなかった。
基地からは東京の街並みが見えていた。

真姫 「帰りたいわ」

ダイモン 「うおおい!親父、京子さん!」

マトイ 「真姫ちゃ〜ん!!」

海保の船を使ってダイモンとマトイがやって来て彼女たちに真姫は送ってもらったのだ。

No.33 17/03/01 11:08
自由人 

マトイ 「ギア!覚悟しなさい」

ダイモン 「そうだぞ!」

恭介 「ふ、俺の出番のようだな」

海未 「お笑い芸人さんは戦うべきではないと思いますが」

恭介 「芸人じゃない!俺は激走戦隊カーレンジャーのレッドレーサーだ」

ほのことうみ 「ええ〜!?」

ゴーゴーファイブのふたりともに並ぶ恭介。三人は変身コールを叫んだ。

恭介 「激走!アクセルチェンジャー!」

ダイモンマトイ 「着装!」

イエローフォー 「え」

ほのことうみまきにこ 「まぶしい!?」

レッドレーサー 「レッドレーサー!」

穂乃果 「クルマの音だ」

ゴーイエロー 「ゴーイエロー」シャキン!

ゴーピンク 「ゴーピンク!」シャキン!

レッドレーサー 「戦う交通安全!激走戦隊カ〜レンジャー!……のレッドレーサーだ!」

ほのことうみまきにこ 「」コケッ!

ゴーイエロー 「ひとの命は!」

ゴーピンク 「地球の未来!!ゴーゴー」

ゴーイエローゴーピンク 「ファイブ!!」

真姫 「ふたりだけね」

モンスター 「おのれ!やれ!」

戦闘員たちが四人の戦士たちを襲う!

イエローフォー 「!」

レッドレーサー 「とお」

ゴーイエロー 「本官を舐めるな〜!!」

ゴーピンク 「たあ!」

穂乃果 「あのお兄さんはお笑いじゃなかったんだ」

海未 「私としたこど見誤りました」

ことり 「とにかく避難しよ」

にこ 「こころたち逃げるわよ」

矢澤妹弟 「はい」

真姫 「にこちゃん」

モンスターと四人の戦士たちの戦いは続く!

No.34 17/03/01 15:48
自由人 

その頃、絢瀬姉妹はアメリカ西海岸まで来ていた。強行軍をしたためにふたりは疲れ果てていた。

えりあり 「」グッタリ

キンジ 「おいおい大丈夫かい?美人のお姉さん」

絵里 「平気よ」キッパリ

源太 「なんてお姉さんだ」

ダイゴヨウ 「源太より調子がいい」

亜里沙 「あの向こうに日本が……」ウルウル

絵里 「でもどうやって渡ればいいのかしら。ん?」

天晴 「キンちゃん!キンちゃんどこにいるんだい」

八雲 「天兄ぃうるさいぞ」

凪 「そうだよ。そんな近くにいるわけ……!」

風花 「いた!」

花純 「ほんとですわ」

キンジ 「おお!?これは皆さんお久しぶりでやんす」

天晴 「久しぶりだな」

えりあり源太ダイゴヨウ 「」キョトン

キンジ 「ご紹介しやす!あっしの仲間の手裏剣戦隊ニンニンジャーの皆さんでやす」

えりあり 「ニンジャ!?」

源太 「け!忍者かい。こちとら侍であり寿司屋でい」

天晴 「マグロ一丁!」

風花 「お兄ちゃん!あたしたちはキンジさんを迎えに来たんだよ」

八雲 「yes、その通りだ」

凪 「寿司屋で侍てまさか侍戦隊の……」

花純 「お寿司屋さんですか!」

えりあり源太ダイゴヨウ 「」アアッ!

凪 「侍戦隊の六人目と提灯だ」

源太 「まあ、そういうこった」

風花 「花純ちゃんはあたまいいけどちょっと天然で腹黒い」

花純 「」ムッ

凪の知識と花純の天然に振り回されながら何故か手裏剣戦隊の面々は集合した。
源太とダイゴヨウは日本にいる殿や仲間を思った。

源太 「」ウルウル

亜里沙 「わさびが効いたの?」

ダイゴヨウ 「亜里沙ちゃんちがいやすぜ」

天晴 「あ〜!わさびが効いたぜ」

八雲 「食べてる場合か」

凪 「美味だよ」

風花 「うん」

亜里沙 「手裏剣戦隊の方たちはキンジさんを迎えに来たんですね」

天晴 「ああ、キンちゃんだけ連絡取れなかったんでな」

えりあり 「(仲間ていいな)」

しかし絢瀬姉妹は日本を飛び越して再びロシアに向かわねばならなかった。

No.35 17/03/01 19:16
自由人 

キンジ 「連絡ですかい?」

キンジがスターバーガーにある留守電機能を呼び出そうとした時に天晴は肩に手をやった。

天晴 「まあ気にすんな」ニヤリ

この時源太は何か不穏な気配を感じ彼らの影を見てあることに気づいた。

源太 「サカナマル!逆手斬り!」

天晴 「ぐわっ!?お前なにを……」

八雲 「侍戦隊は敵になるつもりか」

キンジ 「なにしやす!?源太さん」

源太 「そいつらをよく見ろ!妖怪だ」

花純 「ふふふ」

凪 「よく気づいたね」

風花 「あともう少しだったのに……」

天晴 「金色野郎!俺様を忘れたか!」

我眉雷蔵 「久しぶりだな金色ニンジャ!」

現れたのは妖怪軍団の我眉雷蔵たちだったことに絢瀬姉妹は腰を抜かしそうになった。

えりあり 「あわわ。また」

キンジ 「天晴ぼっちゃんたちに化けるなんて!天晴ぼっちゃんたちは!?」

雷蔵 「安心しろ。まだ死んでねえよ」

不敵に笑みする雷蔵たちの前でキンジと源太は再び変身した。

源太 「一貫献上!」

キンジ 「シュリケンチェンジ!」

シンケンゴールド 「いくぜ!」

キンジ 「おうよ」

えりあり 「また」

ダイゴヨウ 「オイラがお姉さん方を守るぜ」

亜里沙 「(雪穂に会いたい)」

ダイゴヨウ 「おらおら!」

No.36 17/03/01 21:14
自由人 

再び日本の希にアスカにミコト、大太たち。
ミコトは母親が黒い鎧に吸収されたように消えたのを見て泣いていた。

ミコト 「わ〜んお母さん」

希 「よしよし。可哀想にな」

ヤツデンワニ 「ばうばう、ワニも慰めるよ」

アスカ 「くっ」

雷太 「しかしあの鎧はエヴォリアンの?」

アスカ 「いえ、あれはダイノアースに伝わる鎧でかつてボクやマホロはその力に振り回された過去があるんです……。しかし誰が……」

アスカが苦渋の表情を見せたこと雷太はかつてのジェットマンの戦いがよぎった。敵になってしまったレッドホークの愛した者の姿を……。

雷太 「嫌なことを思い出した……」

ドモン 「先輩たちもつらい戦いをしたんだな」

ドモンもまた仲間が命や孤独につらい思いをしたことを思い出していた。戦う以外にもつらいことを抱えながら戦った日々を……。
UTX学園にいるA-RIZEと鷲尾岳は学園内にある気配を感じていた。

岳 「ん?なんだこの感じは」

ツバサ 「鷲尾さん?」

岳 「キミたちは動くな」

羽根手裏剣を手に岳は廊下の角を曲がり姿を消した。

英玲奈 「岳さんはどうした」

あんじゅ 「?」

ツバサ 「学園内に何者かがいるらしい」

学園内を走る影を三つ見たようだった岳はあとをつけた。

岳 「何者だ」

? 「やっと合流できた」

? 「ひとに知られずだな」

? 「ジャークマターの侵略のせいで演歌とアイドルで全国公演中だったのに」

岳 「何者だ!」

ぶつかりあう岳と三つの影!その正体は!

? 「久しぶりだなガオイーグル」

岳 「お前たちは」

鷹介 「忍風館疾風流椎名鷹介だ」

七海 「同じく水忍野乃七海」

吼太 「陸忍吼太」

鷹介七海吼太 「ハリケンジャー」

岳 「久しぶりだぜ」

ツバサ 「ん?岳さん」

岳 「安心しろ。コイツらは仲間だ」

七海 「UTX学園に敵がいないのか調べてたの」

岳 「なら言えよ。まぎらわしい」

吼太 「だってボクたちは忍者ですし」

アハハと笑うハリケンジャーのメンバーにA-RIZEはキョトンとした。

No.37 17/03/01 21:34
自由人 

そして再びアメリカのキンジと源太に絵里たち。

スターニンジャ 「とおりゃ!」

シンケンゴールド 「キンジの仲間はどうした!」

雷蔵 「答える義理はねえな!」

雷蔵の発する衝撃波にふたりは吹き飛ばされダイゴヨウは絵里たちを守る!

ダイゴヨウ 「くっ」

えりあり 「キャー」

? 「あれは!?舞ちゃんはここにいて」

舞 「うん」

? 「待て!」

雷蔵 「なんだてめえは?」

凌駕 「爆竜チェンジ!アバレッド!」

雷蔵 「なんだと!?」

スターニンジャ 「恐竜ですかい?」

シンケンゴールド 「いやむかし聞いたことがある。地球とはちがう進化をした爆竜たちと共に戦う戦士たちの話を」

アバレッド 「うおりゃ〜!ダイノロッド!」

雷蔵 「ち、なんて強さだ」

アバレッド 「ダイノガッツのパワーだ!!アバレモード!」

アバレモードになり全身がトゲトゲになりティラノサウルスのように雷蔵に体当たりをし砂塵が弾けた!

雷蔵 「!?この俺様がやられただと!」

舞 「わ〜い」

雷蔵 「ち、忌々しい!」

ダイゴヨウ 「お姉さんやお嬢さん方に手出しはさせないぜ」

雷蔵は爆発をさせながら消えていった。
アバレッドこと白亜凌駕は変身を解き他のふたりも変身を解いた。

キンジ 「あんさんは」

凌駕 「ダイノガッツの戦士!アバレッドです。よろしく」

源太 「爆竜戦隊か」

凌駕 「そのとおり!」

源太はかつて丈瑠たちと共に戦った際に彦馬からかつての戦隊たちの戦いを耳にしたことがあった。キンジは雷蔵が捨てた仲間の変身アイテムを拾いながら悔しがった。

キンジ 「天晴ぼっちゃんたちはいったい」

凌駕 「くよくよしても仕方がないですよ!無事と信じましょうよ」

舞 「そうだよ」

絵里 「恐竜の戦士?」

亜里沙 「爆竜」

しかしどうやって大平洋を越えるのか。まだ問題はあった。

No.38 17/03/02 06:56
自由人 

音ノ木坂で戦うイエローフォー、レッドレーサー、ふたりのゴーゴーファイブ。

モンスター 「おのれ」

イエローフォー 「覚悟なさい」

海未 「格好いいです」

レッドレーサー 「オレか」ニコッ

海未 「ちがいます」

ゴーイエロー 「おりゃあ」

ゴーピンク 「たあ!」

そこへ音ノ木坂の上空に現れるドクターマンの幻影はモンスターに告げる。

ドクターマン 「引くのだモンスター。いまはな……」

モンスター 「しかし……マグネ戦士25にこが」

ドクターマン 「ひけっ!!」

モンスターはにこに未練の情をわずかに見せながら姿を消した。
この時にこも皆もほっとしたのだが、なぜかことりだけ空から未知のエネルギーを浴びていた。

穂乃果 「ことりちゃん!?」

ことり 「!?」

海未 「空からなにかエネルギーがことりに降り注いでいます」

ことり 「」ピイッ!?

真姫 「だいじょうぶ?」

にこ 「ぬわんなのよ!」

穂乃果 「スペースシャトルがなにかにぶつかったのかな?」

穂乃果が空を見つめているとスペースシャトルらしい機体がなにかに当たったか攻撃されそれがなにかの拍子でことりにだけエネルギーを浴びせてるらしかった。
これは後に明らかになる。

ことり 「なんともないよ?」

真姫 「身体的な異常はなさそうね」

マトイ 「ふむ、ふしぎね」

ダイモン 「まったく驚かすなよ」

にこ 「あたしも異常はなし?」

マトイ 「え……と成長期は迎えてる?小学生は」

にこ 「高校生よ」

マトイ 「え?ええ」

ダイモン 「本官をからかってはいけないぞ」

にこ 「からかってないわよ」

音ノ木坂はわずかに平和な時間を過ごしていた。
しかしジュンとピーポは仲間を探すために旅立つと言う。

ジュン 「私たちは仲間を探すためにここを出る」

海未 「残念です」

ピーポ 「また会えるよ」

ジュンとピーポはバイオドラゴンのもとに向かうのだった。
海未は弓と矢に穂乃果たちを守ると誓うのだった。

穂乃果 「ピーポちゃん」

海未 「うわわ!?そばにいたら声を出してください!?」

No.39 17/03/02 08:17
自由人 

ギンガの森の凛、花陽、ゴウキにジャスミン、J。

ジャスミン 「ええ、u’sのスタースカイとフラワーサンシャインを保護したわ」

凛 「スタースカイにゃ?

花陽 「フラワーサンシャイン?」

? 「そうか、わかった。守ってやってくれよ」

ゴウキ 「しかしギンガの森まで狙われるとは」

凛 「海未ちゃんなら山頂アタックならずギンガの森アタックしそうにゃ」

花陽 「そうだね」

J 「オレの名前はビート・J・スタッグ!」バッ

りんぱな 「かぶってる!!」

しかしジャスミンが連絡を取っている相手は謎だった。

花陽 「音ノ木坂に帰りたいです」

凛 「ずっ〜とむこうにあるにゃ」

ギンガの森から東京の街並みが見えていた🗼。
ジャークマターが来なかったらスクールアイドルのイベントをやっていたはずなのに。

花陽 「」ウルウル

凛 「かよちん泣いちゃダメにゃあ」

J 「オレの名前はビート・J・スタッグ!」バッ

凛 「だからかぶるにゃあ!!」

花陽 「はあ」

ジャスミン 「どうしましょう。弱ったわね」

ゴウキ 「とりあえずここで休んでください」

ギンガの森のなかに入っていく一同。
山や川、木々の自然な空気で森は満たされていた。

リョウマ 「ゴウキ無事だったか」

ゴウキ 「ああ、u’sの星空凛ちゃんと小泉花陽ちゃんだ」

凛 「イケメンにゃ」

花陽 「いやいや『TRICK』で生瀬さんのはじめに隣にいたひと……?」

凛 「?」

J 「どうするのだ。これから?」

再びアメリカの絢瀬姉妹。

絵里 「海を渡るかしないと」

亜里沙 「日本にさえいけない」

凌駕 「ボクたちは旅の途中ですし爆竜がいません」

舞 「うん」

源太 「ダイカイオーなら渡れるはずだけど」

ダイゴヨウ 「目立ちやす源太」

アメリカを横断した時にキンジのバイソンキングと共に目立ったのは言うまでもなかった。

キンジ 「くよくよしてもしょうがないでやす!」

えりあり 「元気になった?」

キンジ 「おふたりはあっしが送りやしょう。激熱忍法!マゴイマル!」ゲキアツ!アチャー!

キンジは激熱忍法を使った!!

No.40 17/03/02 12:56
自由人 

源太 「鯛か!?」

ダイゴヨウ 「鯉ですよ!」

凌駕 「なんとキンジさんが巨大メカに!?」

舞 「すごい」

絵里 「ハラショー」

キンジ 「まだまだ他にもありますよ!サーファーマルでい!」

シュリケンからサーファーマルが現れて波に乗っていた。

亜里沙 「うわ」

源太 「オレたちもお供した方がよくねえか。キンジのヤツはひとがよすぎる」

ダイゴヨウ 「そうですね」

凌駕 「ボクたちも連れていってもらえますか?恐竜やが心配です」

舞 「わ〜い帰国だ」

絵里 「とりあえすいったんは日本に戻れそう」

亜里沙 「よかったのかな?」

マゴイマルには絵里、源太、凌駕を、サーファーマルには亜里沙、ダイゴヨウ、舞が分乗しマゴイマルになったキンジとサーファーマルは大平洋を進んだ……。
再び日本の穂乃果たち。

恭介 「激走戦隊カ〜レンジャ〜!!」ビシッ!

矢澤妹弟 「カ〜レンジャ〜!!」

真姫 「ヴェェ」

にこ 「どうかしたの真姫ちゃん?」

恭介に感化されたのかこころたちは恭介からカーレンジャーのポーズのレクチャーを受けていた。にこには言えない。

真姫 「ナンデモナイノヨ」

穂乃果 「カ〜レンジャ〜!!」ビシッ!

海未 「アホ乃果が感化されてます」

ことり 「もうあたしが変なエネルギーを浴びたのに心配してよ」

穂乃果 「心配してるよ?」

ようやくu’sは五人揃ったがまともなのは真姫と海未だけだった。

ことり 「ひどい」

まともなのは真姫と海未とことりだけである。

ほのにこ 「」

にこ 「ぬわんでよ!」

にこはマグネ戦士のスーツを忌々しく捨てて巽マトイにより保管されていた。

マトイ 「私たちは基地に戻るわダイモン」

ダイモン 「何かあったらゴーゴーファイブに知らせてくれ」

マトイとダイモンは99マシンを走らせて去っていった。

穂乃果 「にこちゃんよく無事だったね」

にこ 「ま、まあね」

穂乃果は思う。
そのうちきっとにこは守護獣や聖獣、パワーアニマル、爆竜、炎神みたいになるに違いない。

にこ 「ぬわんで!巨大メカになるのよ!!」

真姫 「」ナリソウ……

No.41 17/03/02 15:53
自由人 

穂乃果 「にこちゃんまだ洗脳が解けないのかな。腹黒いままだよ」

にこ 「洗脳は解けてるわよ!誰が腹黒よ」ジタバタ

海未 「落ち着いて」

ことり 「先輩でしょう?」

にこ 「」キリッ

真姫 「おだてに弱いんだから」

穂乃果 「絵里ちゃんたちはどうしてるかな」

ようやく日本に着いた絵里たちだが彼女たちはゴーゴーファイブの基地に下ろされた。

絵里 「ベイブリッジが見える。ハラショー」

亜里沙 「最後まで送ってくれたらいいのに」

キンジ 「激熱忍法はエネルギーを使うんでやんす」

源太 「久しぶりの日本だぜ」

ダイゴヨウ 「殿様たちは元気ですかね」

凌駕、舞 「日本帰ってキターッ!!」

巽博士 「なんだねキミたちは」

キンジ 「手裏剣戦隊のキンジでやんす」

凌駕 「爆竜戦隊のアバレッド!」

源太 「侍戦隊のシンケンゴールドと」

ダイゴヨウ 「同じくダイゴヨウ」

巽博士 「おお!?キミたちが。活躍は耳にしてるよ。ん?そちらは」

絢瀬姉妹は自己紹介をして巽博士から真姫がつい最近までゴーゴーファイブの基地にいたことを知った。

絵里 「真姫がいたの!?」

亜里沙 「すれ違っちゃったの!?」

はあ、と吐息をつくふたりだった。
キンジたちは基地を離れ各々仲間のもとに向かうのだった。

キンジ 「気をつけるでやんすよ絵里さん亜里沙さん」

源太 「さあて〜みんなに寿司を振る舞うのも久しぶりだぜ」

ダイゴヨウ 「不安ですぜ」

凌駕 「ボクたちも恐竜やに向かおうか、舞ちゃん」

舞 「うん」

絢瀬姉妹は四人に手を振った。さてどうするどうなるえりあり。

巽博士 「コホン、絵里さん。わしと一緒にならないかね」テレテレ

絵里 「!?」

巽博士は真姫だけでなく絵里にまで結婚を申し込んでいた。

No.42 17/03/02 19:47
自由人 

ダイモン 「父さん帰ったよ」

マトイ 「音ノ木坂では少し手こずったけどね」

えりあり 「!?」

ダイモンとマトイから音ノ木坂の状況を聞き穂乃果たち五人や雪穂がいることを聞いて驚いた。

絵里 「連れていってくれませんか」ウルウル

ダイモン 「だけど僕たちは災魔に対抗する手段が必要だし兄貴たちもまだ戻ってきてないんだ」

マトイ 「迂闊には動けないのよ」

ライナーボーイ 「オーイ博士」

巽博士 「どうしたライナーボーイ」

ライナーボーイ 「ボクもそろそろ外の空気を吸いたい」

巽博士はうむ、と唸った。まだゴーゴーファイブは五人揃ってはいない。
しかし絢瀬姉妹は困っている。ほっておけるわけにはいかない。
この時の巽博士の閃きが実は南ことりに謎のエネルギーを浴びたきっかけになるのは知る由もなかった。

絵里 「あの巽博士?」

亜里沙 「なぜあたしたちはマックスライナーに乗って宇宙服を着てるの?」

巽博士 『マックスライナーと共にキミたちは一度軌道上まで上がりそのまま下降すれば音ノ木坂にたどり着ける!敵の目を誤魔化すにはそれしかない!』

えりあり 「いやいや」

巽博士 『カウントダウン開始だ!省略し5、4、3、2、1!!』

えりあり 「!?」

マックスライナーはシャトルモードになり基地から宇宙へ射出された!!
しかし宇宙から次元のねじれを利用してやって来た者たちがいた。
次元帝国ネジレジアが時空をこじ開けてやって来た!!
それはI.N.E.Tの久保田博士たちにより察知されていた。しかし彼らは宇宙である研究も平行し行われていた。
鳥人戦隊より預けられたバードニックウェーブであった!!
ネジレジアは時空をこじ開けて再び地球に侵入しようとしている!

No.43 17/03/03 17:28
自由人 

Dr.ヒネラー 『久しぶりだな久保田よ』

久保田 「さ、鮫島!?おまえ生き返ったのか」

Dr.ヒネラー 『フハハハ、今度こそI.N.E.Tごと貴様を倒してやる』

久保田 「く、おのれ」

? 「博士、俺が出ます!いまはバードニックウェーブやI.N.E.Tを守ることに専念してください」

その頃、マックスライナーに乗った絢瀬姉妹は宇宙を眺めていた……。

えりあり 「地球は丸かった」

絵里 「(希はまるいのかしらね……)」

亜里沙 「(穂むまんほしいな)」

ライナーボーイ 「!?あれは次元帝国ネジレジア」

絵里 「どうしたの」

ライナーボーイ 「危険です!ネジレジアの攻撃に巻き込まれます!」

えりあり 「また」

シボレナ 「Drヒネラーが開発したタイムネジレ砲を喰らうがいい」

Drヒネラー 「時間を巻き戻し私はやりなおす」

ネジレジアの戦艦からいびつな砲が形を現した!そこへ現れたのはメガウインガー!

メガシルバー 「久保田博士やI.N.E.Tには手出しをさせないぜ」

Dr.ヒネラー 「なに!?エネルギーを充填せよ!!」

ライナーボーイ 「戦いが始まった」

絵里 「どうするの?」

ライナーボーイ 「迂闊に軌道を変えたらキミたちは音ノ木坂に帰れない……」

えりあり 「」

ネジレジアのタイムネジレ砲にエネルギーが充填され宇宙に黒い輝きをもたらす!

ライナーボーイ 「ここは突っ込むぜ」

えりあり 「」アブナイ アブナイ

Dr.ヒネラー 「タイムネジレ砲発射!!」

タイムネジレ砲が発射され黒い悪しき輝きがI.N.E.Tに届こうとした時だ!マックスライナーが宇宙を突っ切った!
Dr.ヒネラーは慌てた!

Dr.ヒネラー 「なに」

しかしマックスライナーはタイムネジレ砲の衝撃を受けバードニックウェーブを保管してた人工衛星に命中し爆発した。

久保田博士 「ああ!?バードニックウェーブが」

メガシルバー 「なんだと!」

この時タイムネジレ砲により時間がI.N.E.Tとネジレジア、そして音ノ木坂上空から学院の一部の地域だけ限定的に時間が戻ったのだ!
この時南ことりにはバードニックウェーブが降り注いだのだ!

No.44 17/03/03 19:34
自由人 

メガシルバー 「そこのシャトル!協力しろ」

ライナーボーイ 「OK!絵里さんたちしっかり掴まってるんだ」

えりあり 「(宇宙酔いしそうね……)」

メガウインガーとライナーボーイは協力しネジレジアの戦艦に攻撃を放つ!!

Dr.ヒネラー 「なんだと」

シボレナ 「なに!?」

ネジレジアの戦艦はニ体のロボの攻撃に押された!しかしバードニックウェーブは地球の南ことりに浴びせていた。

ことり 「ピイッ!?」

穂乃果 「ことりちゃん!」

海未 「ことり!?」

メガシルバー 「いけ」

ライナーボーイ 「いくんだ」

Dr.ヒネラー 「お、押し戻される!?」

シボレナ 「く、メガレンジャーめ」

次元帝国ネジレジアの戦艦は次元の闇に押し戻されっていった……。
同時に時間の流れは戻ったがバードニックウェーブを保管していた人工衛星は爆発を起こしていた。

久保田博士 「ああ……なんてこった」

並木瞬 「しかたありません。次元帝国ネジレジアが復活したんですから。バードニックウェーブを浴びた人間は鳥人戦隊の誰かに捜索してもらいましょう」

絵里たちはI.N.E.Tで一時的に保護された。ライナーボーイも修理を兼ねて彼らの基地にいた。

絵里 「宇宙に来ちゃった。ハラショー」

亜里沙 「日本が遠いよ。雪穂」

瞬 「ようこそ。I.N.E.Tへ」

裕作 「来たのは瞬だけか」

久保田博士 「ああ〜、おお美人姉妹ではないか」

えりあり 「『踊る大捜査線』の副署長!?」

久保田博士 「ん?似てるが別人だ」

絢瀬姉妹は次に瞬に目がいく。メガレンジャーなだけに。

瞬 「どうかしたのかボクに?」

絵里 「『地獄少女』の一目蓮!?妖怪よ」

亜里沙 「ちがうよ!『鉄血のオルフェンズ』のガエリオだよ」

瞬 「メガブルーだから」
裕作 「やれやれ、ともかく彼女たちを地球に帰してやらないとな」

久保田博士 「ライナーボーイを修理するまではここにいることになるな」テレテレ

えりあり 「(また変なのがいるし)」

絢瀬姉妹はいつになったら音ノ木坂に帰れるのか!?

No.45 17/03/03 21:04
自由人 

バードニックウェーブを浴びた人間を調査に音ノ木坂にある男がやってきた……。
恭介は穂乃果たちにカーレンジャーのレクチャーをしていた。

恭介 「激走戦隊〜!カ〜レンジャ〜!!」

ほの矢澤妹弟 「カ〜レンジャ〜!!」

? 「(なんでコイツがいるんだ)」

穂乃果 「誰か来たよ」

海未 「あなたは?」

天堂竜 「ああ、俺は鳥人戦隊ジェットマンのレッドホーク天堂竜だ」

穂乃果 「ほのか天丼は頼んでないよ。にこちゃん天丼を頼んじゃだめだよ?」

にこ 「ぬわんでよ!」

ことり 「鳥人戦隊?」

竜 「ああ、そのむかし地球を守りながら愛する人や仲間を失いながら戦った戦隊だ……」

恭介 「(ウチの戦隊と真逆が来た……)」

ことり 「かわいそうです」ウルウル

恭介 「ふ、悲しい時でも笑えばいいさ」

海未 「カーレンジャーの皆さんがいないからて困ったものです」

恭介 「」ガーン!

真姫 「にこちゃんこの人は忍たま乱太郎なの?」

にこ 「ぬわんで!あたしに聞くのよ!」

竜は音ノ木坂に現れた理由を話した。バードニックウェーブを浴びた人間がここにいるはずだと。

穂乃果 「伴奏しちゃう海未ちゃんならここに」

海未 「バードニックウェーブです!」

ことり 「(あたしかな?)」

にこまき 「(ことりよね。なんで言わないの)」

ことり 「(悲しいつらい戦いはしたくないよ)」

にこまき 「(なるほどね)」

竜 「しばらく調べさせてくれないか」

穂乃果 「う、うん」

こうして鳥人戦隊ジェットマンの竜が音ノ木坂学院高校を警護しながら恭介と共にいることになった。

竜 「あんなつらい戦いはたくさんだが……」

恭介 「ゾンネット、ケンカばかりだったが久しぶりに会いたいぜ」

竜と恭介は真逆のようであった。まるで穂乃果と海未のようである。

ほのうみ 「?」

No.46 17/03/04 07:19
自由人 

亜里沙 「宇宙まで来ちゃったよ」

絵里 「日本に帰るはずが」ウルウル

久保田博士 「あ〜、絢瀬くんと言ったかな」

絵里 「なんです」ウルウル

久保田博士 「ボクとケッコンしてください」

瞬裕作 「博士!」

絵里 「お断りします」

久保田博士 「」ガクッ

瞬 「ライナーボーイの修理はしばらくかかる」

裕作 「メガウインガーも久しぶりに動かしたからな」

ニ体はしばらくは動けないようだった。

久保田博士 「ギャラクシーメガやデルタメガはまだ不完全だし」

亜里沙 「そうなんですか」

ギャラクシーメガはI.N.E.Tのここ自体が基地なのである。デルタメガやボイジャーマシンは別に保管してある。

えりあり 「つまりはこれがロボットなのね」

絢瀬姉妹は冷や汗が落ちていた。
瞬や裕作はとりあえず彼女たちをもてなした。

瞬 「とりあえず宇宙を見ながら食事をしましょう」

裕作 「だな」

エスコートするふたりを見て久保田博士は一言。

久保田博士 「キミたちずるいぞ!ボクもいく」

所員 「博士!まだ調整が済んでませんよ!」

久保田博士は『踊る大捜査線』の副署長のように嘆いた。

久保田博士 「事件は地球だけで起きてるんじゃない!宇宙でも起きてるんだ!」

四人はスルーして食堂に向かっていった。

久保田博士 「」

所員 「さてお仕事するか」

久保田博士 「スルーするんじゃない!」

再びりんぱながいるギンガの森。

凛 「アースのちからにゃ!」

花陽 「凛ちゃん?感電したの?」

凛 「そのアースじゃないにゃあ」

リョウマ 「アースというのは星の力なんだ」

ゴウキ 「正しき心を持つ者が使えるんだ」

ジャスミンやJは頷いた。凛と花陽は思った。にこちゃんには無縁な力かな、と。

ゴウキ 「まあ特訓すれば使えないと思うが。やるか?」

凛 「やるにゃあ!かよちんを守りたいにゃ」

花陽 「」ドキッ

ジャスミン 「さてどうしたものか」

J 「どうでもいいがお前は誰と連絡してるんだ」

ジャスミン 「まだヒミツ」

ヒミツという彼女の言葉に彼らは気になった。

No.47 17/03/04 14:19
自由人 

希 「よしよしかわいそうにな」

ミコト 「希ちゃん」

ヤツデンワニ 「ばうばう」

大太 「しかしあの鎧はなぜマホロちゃんを」

アスカ 「あの鎧は以前にマホロをエヴォリアンの使徒に変え私も仲間を傷つけた過去があったんです」

ドモン 「厄介だな」

雷太 「力に溺れる者は力に振り回される」

そこへやって来たのは杉下のじいさんと笑美ぽんだった。

杉下 「おお!?ヤツデンワニ。ここにいたか」

笑美 「アスカさんも」

希 「ん?」

つぶれた恐竜やからふたりが現れ事情を聞いてアバレンジャーの支援者は揃ってきた。

アスカ 「幸人さんはどうしたんですか?

笑美 「幸人さんはジャークマター侵略の時にはぐれちゃいました」

雷太 「やれやれ」

希 「なんや雷太さんと笑美さんとウチ似てないかな?」

違和感をあまり感じない希だった。

希 「笑美さんはアバレンジャーなん?」

笑美 「えみぽんて呼んで❤アバレピンクだったんだよ」

アスカ杉下 「いやいや(アバレピッグだったよね?)」

希 「なんと!?どうやったらアバレンジャーになれるん!?」ドキドキ

アスカ 「アバレンジャーになるにはダイノガッツが必要なんです(えみぽんさんの悲喜劇がまたあるんでしょうか)」

希 「ウチ!アバレンジャーになるで!」

全員がええっ!?と驚愕の表情になった。

ヤツデンワニ 「せめてゴーオンジャーだと希さんはワニ?」

希 「どつくで」

果たして東條希はえみぽんがなれなかったアバレピンクになれるのか!?
どうでもいいが彼女は一切、仲間の心配をしてないのでは?

希 「えりちはだいじょうぶやろな」

絵里 「スクールアイドルで宇宙に来たのは私くらいかしらね」

亜里沙 「地球や星がきれい……」

瞬 「スクールアイドル?」

裕作 「俺たちの時代にはそんなものはなかったな」

時代を感じるメガレンジャーふたりであった。そして合流するメガレンジャーであった。
約一名を除いて……。

耕一郎 「地球の危機に戻るとはな」

千里 「ほんと」

みく 「あらお客さまがいるわ?」

瞬 「みんな!?久しぶりだ」

健太がいない。

No.48 17/03/04 14:43
自由人 

再び穂乃果たちの音ノ木坂ではひとりひとりバードニックウェーブの検査を竜がおこなっていた。

にこ 「(いい男。真姫ちゃんみたい)」/////

真姫 「イミワカンナイ。あたし男じゃないし」

恭介 「オレは?」

海未 「カーレンジャーというのはわかりましたが穂乃果やにこみたいにギャグの匂いがします」

ほのにこ 「ギャグじゃないもん!」

ことり 「(あの人から検査をされたらことりは戦士になるのかな)」

竜 「次のひと?」

真姫 「はい」

竜 「」ジー

真姫 「(いい男だわ。にこちゃんを八頭身にしたくらいかしら)」

にこ 「(ちいさいのがいやになるわね)」💢

穂乃果 「」ヨシヨシ

にこ 「」

竜 「異常なし」

真姫 「ほっ」

竜 「次の人いませんか?」

恭介 「いないみたいだな」

竜 「あたまにとさかをつけた子がまだじゃないのか」

ことり 「どきっ」。。。。゛(ノ‥)ノ

ことりは屋上に逃げてひとりごちていた。

ことり 「はあ」

海未 「ことりは戦士になるつもりはないようですね」

穂乃果 「世の中は海未ちゃんみたいに体育バカで出来てないよ?」

海未はゴチン!とまた穂乃果を叩いた。

ことり 「穂乃果ちゃん!海未ちゃん!」

穂乃果 「いたい」(/≧◇≦\)

海未 「ことり。ムリしてはいけません」

恭介 「ふ、このオレがいるからだいじょうぶさ」

恭介を見てると『忍たま乱太郎』を思い出すのはなぜだろうと三人は思った。
(注.『激走カーレンジャー』の脚本は『忍たま乱太郎』と同じ人である)

恭介 「オレの存在はギャグか」

竜 「どうした?」

恭介 「け、なんでもない」

竜はことりがバードニックウェーブを浴びたことにまだ気がつかないでいた。
しかし彼の敵バイラムもまた復活の時を迎えていた……。

No.49 17/03/04 19:34
自由人 

久保田博士 「おお!?久しぶりだなみんな」

耕一郎 「いや健太が来てないんだ。メガシップにいなかった」

みく 「どこ行ったのよアイツ」

千里 「困ったわね」

裕作 「ウワサでは外国に実家の八百屋を出店したとかしないとか」

えりあり 「八百屋?」

耕一郎 「こちらの美しい姉妹は」

久保田博士 「スクールアイドルの柚子の」

絵里 「u’sです。ミューズ」

千里 「聞いたことあるわ。音ノ木坂高校のu’s」

みく 「スクールアイドルか。いいな」

絵里 「」テレテレ

亜里沙 「(お世辞に弱いお姉さんね)」

再びゴンの希たち。

希 「ウチはアバレピンクになる!」

ヤツデンワニ 「アバレピッグ?」

希 「どつく言うたよな。ヤツデンワニくん」

アスカ 「ダイノガッツより邪なオーラを感じるのは気のせいか」

大太 「平成の女子高生はこわいで」

雷太 「そうですかね」

ドモン 「30世紀にも希ちゃんの子孫はいるかもな」

笑美 「だけどアスカさん、ダイノブレスはないですよね?」

アスカはう〜んと悩む。
ダイノブレスは自らを含め四人。そしてかつて壬琴が使ったダイノマインダーは行方知れずなはずだった。

希 「ダイノガッツにまさるとも劣らないスピリチュアルパワーがウチにあるんや!」

ドモン 「スピリチュアルだと?」

そして音ノ木坂の穂乃果たち。

まきにこ 「(竜さんカッコいい……)」

ふたりは竜に一目惚れをしていた。
しかし竜はバードニックウェーブを浴びた者を探していた。ことりは逃げていた。

ことり 「戦いたくないよ」

海未 「わかってます」

穂乃果 「ことりちゃんはたぶんこっちだよ」

竜 「よし」

穂乃果は竜を案内していた。ふたりは思わず思う。

ことうみ 「(なんで案内してんの!?)」

海未 「ここは私がごまかしますから」

ことりを先に逃がして海未は穂乃果と竜の前に立った。

海未 「なにしてるんですか」

穂乃果 「ことりちゃんは?」

海未 「言うわけないでしょう!アホのか」

恭介 「そんなにアホなのか?」

穂乃果 「u’sのリーダーだよ!」

No.50 17/03/04 20:56
自由人 

穂乃果 「ふん、海未ちゃんがu’sのリーダーのほのかに勝負するというの?」

海未 「力や頭では勝てたためしがないではありませんか」

穂乃果 「しくしく」シクシク

すでに勝負は決まっていたかに見えた……。
しかし穂乃果はある秘策があった!

穂乃果 「ババ抜きで勝負だよ。竜さんと恭介さんを含めて」

竜、恭介 「なんだと」

海未 「わ、わかりました……やりましょう」

まきにこ 「(竜さん負けないで)」

四人のババ抜きの勝負で最初に抜けたのは恭介だった。

恭介 「クルマジックパワーの力だぜ」

? 「恭介、相変わらずあほなのは変わらないな」

この時、近隣からある者が音ノ木坂高校に入っていた。
次に抜けたのは竜だった。

竜 「これでいいか」

まきにこ 「(竜さんはババ抜きも強いんだ。お嫁さんになりたいな)」

まきにこ 「ん?」

最後の勝負になったのは穂乃果と海未である。

海未 「さあ抜きなさい!穂乃果」

穂乃果 「右?」

海未 「」("⌒∇⌒")

穂乃果 「ひだり?」

海未 「」( ´△`)

穂乃果 「みぎだ〜!!」パッ!!

海未 「ああ〜!?また負けました!!」(/。\)

まきにこ 「(どんだけ弱いのよ)」

穂乃果 「あ!ことりちゃん見つけたよ!待て」

ことり 「ピイッ!?」

竜 「待ってくれ!バードニックウェーブの検査はあとキミだけなんだ」

竜がことりを追いかける姿をまたある者が見ていた。

? 「小田切長官に言われたからて女子高生を追い回すなんて最低ですわ」

まきにこ 「(竜さんはあたしのもの!!)」

真姫 「ちょっとにこちゃん。さっきからあたしについてきて」

にこ 「真姫ちゃんこそ!!竜さんはあたしのモノ!!」

竜 「?」

恭介 「あんたを取り合ってるみたいだな。あのふたり」

竜 「なんだと!?」

ことり 「はあはあ」

しかしことりを狙う何者かもまた音ノ木坂高校に侵入していた。

? 「あれがバードニックウェーブを浴びた少女か。うふふ」

ことり 「キャー」

ことりの悲鳴に駆けつけた竜は驚いた。

竜 「まさかお前は!?」

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