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『もっとあぶない刑事』、「閉口」と「魅惑」

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匿名さん
17/02/03 15:33(更新日時)

ドラマ『あぶない刑事』の２期『もっとあぶない刑事』の３話「閉口」と、１８話「魅惑」はそのストーリー内容がシリーズ史上、見るものによっては“ネタの丸パクリ”とも受け取れる、もっとも酷似したものとなっています。
「閉口」は現金輸送車襲撃＋美容室立てこもり事件を、「魅惑」は銃砲店強盗人質事件をまず最初に捜査しますが、以下の点が共通しています。

・最初の実行犯が男性２名のコンビ

・リーダーの愛人女性が仲間として人質を偽装

・犯行に使った車がシビック(２代目)カントリー

・港署のメインメンバーを拉致監禁

・ＹＭ警備保障が輸送警備を担当

・警備員の１人が同僚を裏切り、相手に加担

・決着シーンが停泊中の船上

以上の点です。
これらはいずれも、監督が手銭　弘喜氏、脚本が峯尾　基三氏ですので、酷似していてもなんら不思議はないのですが、ここまでそっくりなのは興味深いものでした。
ちなみに手銭監督は、「魅惑」に続き翌週の「役得」でもメガホンを取られています。
（脚本は平野　靖士氏。）

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No.2427762　17/01/31 11:19(スレ作成日時)

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No.1 17/01/31 11:26
通行人1

あぶない刑事って？
何？
織田裕二出てる？
水谷豊出てる？

No.2 17/01/31 11:56
匿名さん0

>> 1 ご説明します。
舘　ひろし氏、柴田　恭兵氏ご両名主演の刑事ドラマで、劇場版も現在に至るまで全７作制作された３０年ほど前（昭和バブル期）の作品です。
それまでの暑苦しかった刑事ドラマのイメージを吹き飛ばす、スタイリッシュで、ユーモアにあふれる斬新な作風が支持され、昭和を代表する刑事もの一角として名を馳せました。
少し前にシリーズ最終作として、劇場版『さらばあぶない刑事』が放映されＴＶ各局や雑誌で大きな話題となりましたが、ご存じなかったでしょうか……？

ちなみに織田氏＆水谷氏の件ですが、あぶない刑事シリーズの上記の魅力に惹かれてしまった現在、お２方主演の両作は現実的＆現代的ではあるものの、見ていても至極つまらないものに見えてしまい、ここでも深く語るつもりはございません。

No.3 17/01/31 12:40
匿名さん3

>> 2 深く共感します

No.4 17/02/01 14:02
匿名さん0

>> 3 ありがとうございます。
『あぶない刑事』シリーズは、主人公を始めとするアバウトな作風ながらも、『西部警察』の西部署とは違う、刑事たちによる特別組織を持たないどこにでもありがちな町の所轄警察署の刑事たちを主役とし、管内で起きる事件の多くも現実味を帯びたものであることに惹かれました。
『踊る大捜査線』『相棒』は作風そのすべてにリアリティがありますが、かつての“暑苦しさ”が戻ったのと同時に、『名探偵コナン』のような謎解き要素も加わって、見ていると窮屈に感じます。

No.5 17/02/03 15:33
匿名さん0

ちなみに本題に戻り、「閉口」「魅惑」両回をキャラ的に見ますと、具体的には次のような感じです。
当時ご覧になられたみなさんは、よくご存じかもしれません。
　　　　　

　　　　　主犯コンビ：一ノ瀬＆竹山＝角田＆星

人質偽装女性メンバー：里沙＝祥子

　　　加担する警備員：陣内＝古谷

　拉致されるメンバー：ユージ＝トオル

女性メンバーがタバコを吸っていたり、さらに事件の完全決着後に、自分たちが拉致したメンバーから、相手が相手ならではの“優しい言葉”をかけられる点も共通しています。
ただし「魅惑」には、角田＆星の務所仲間である中井や、還流紙幣輸送の指揮をとる銀行員の橋爪というサブキャラが登場し、加担した警備員の動機も典型的な“私腹の肥やし”（「閉口」では借金の返済）で、銃撃戦では角田＆星といっしょになってタカ&ユージを攻撃するなど、ここが「閉口」との大きな違いとなります。
そして最初に襲撃した店や、完全決着を迎えたその現場は、

　　最初に襲撃した店：美容室＝銃砲店
　　　　
　　　　　　決着現場：ヨットハーバー＝埠頭

となっています。
ここまで見ますと、ますます「魅惑」が「閉口」の“ネタ丸パクリ回”として感じられる方も、おそらくいらっしゃるかもしれませんが、最初に申し上げたとおりどちらも手銭監督と峯尾氏のコンビによって手がけられたエピソードですので、それは当たりません。