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ラブライブ!&妖怪ウォッチ ジバニャンたちとスクールアイドル

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自由人
17/04/18 14:37(更新日時)

あらすじ
ある時、高坂穂乃果はとある和菓子業者から“妖怪ウォッチ”を手に入れる。
はじまる妖怪たちとの出会いや生活。
役に立たないウミスパーなる自称堅物メイド妖怪。
学校を廃校から救うため、そしてケータやイナホたちとのふれあいやケンカをとおして知る妖怪たちや冒険。
さらに現れる伝説の妖怪と人間の合いの子、ゲゲゲの森からの謎の使者……。
人間、妖怪、スクールアイドルを通じて感動の物語に……なるか!?

2017年、ゲゲゲの森からのあの伝説の主人公がかえってくる……。

穂乃果 「ピコ太郎?」

海未 「なんでですか!」

ことり 「にこちゃんが妖怪だったのかな」

にこ 「ぬわんでよ!?」

No.2422225 17/01/17 16:32(スレ作成日時)

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No.1 17/01/17 17:21
自由人0 

穂乃果 「それでね。朝に雪穂が起こしにきたら穂乃果の頭の位置がおかしくて雪穂びっくりしちゃったの」

回想

雪穂 「お姉ちゃんお姉ちゃん、遅刻しちゃうよ!起きて!ん?うわあああ〜!?」

穂乃果 「」ゴロゴロ ゴロゴロ サカサ (´д⊂)‥

再びもとの時間。

穂乃果 「枕をたぶん寝ながら探そうとして頭の位置が上下逆になってたんだって」

ことり 「寝ながら探せるの?」

海未 「それはもしかして妖怪“枕がえし”の仕業かもしれませんね」

ほのこと 「マグロがえし?」

海未 「マグロではありません。まくらです!」

穂乃果 「妖怪にくわしいね」

ことり 「海未ちゃんの家は道場だから古くから妖怪さんいそうだね」

海未 「いませんよ」

この後、彼女たち三人は音ノ木坂学院高校が廃校になると知り穂乃果は気を失い保健室で目覚めるのだった。

穂乃果 「なんだ、夢か。ん?なんで枕とあたまの位置が逆なの!?」ヒェェ!?

穂乃果は慌て教室に駆け込みふたりに事情を話した。

穂乃果 「た、たいへんだよ!?保健室で寝ていたらあたまとまくらがあわわわ」

海未 「はあ。廃校の知らせのショックは大きいのはわかりますが慌てすぎです」

ことり 「また妖怪の話し」クスクス

廃校と枕がえしとふたつのショックがありながら実家でもある和菓子屋の穂むらに帰ると鳥取県境港市からの和菓子屋業者と両親が話しをしていた。

穂乃果母 「お帰り穂乃果」

穂乃果 「うん」

和菓子屋業者 「お!穂乃果ちゃん久しぶりだね」

和菓子屋業者はむかしから付き合いがあり境港市から秋葉原まで配達してくれる中年のおじさんである。彼は穂乃果にあるものをプレゼントした。

和菓子屋業者 「穂乃果ちゃん腕時計持ってるかい?」

穂乃果 「ないよ。スマホがあるから」

和菓子屋業者 「ならこれを使いなよ。むかしの腕時計だから使えるから」

それはどこかむかしの子どもの玩具にも似た腕時計だが、カラフルでおしゃれに見えなくもなかった。
穂乃果は礼を言い部屋に上がった。

穂乃果 「ありがとう。使わせてもらいます」

しかしこれが妖怪との出会い、廃校から学校を救うはじまりと知らなかった……。

No.2 17/01/17 19:20
自由人 

アイドルか、と呟く穂乃果は着替えをしないままうたた寝しようとした時だった。
不意にどこからともなく深い声が聞こえてきた。

? 「もういつもいつもどうして寝るのですか」

ハッ、と起きながら辺りを見回す。誰もいないよね?

? 「ここです!ここです!その妖怪ウォッチのスイッチを押すのです」

気のせいか、とまたうたた寝しようとした時にこう聞こえた。
アホ乃果!!

穂乃果 「アホのかじゃないよ。ん?腕時計にスイッチがある?部屋を照らしてもなにもないよね……」パアッ……

? 「ここです!ここです」

穂乃果 「」アッチカナ コッチカナ

? 「ここです!」

穂乃果 「ん?」パアッ!

? 「やっと照らしてくれましたね!私は……」

穂乃果はうたた寝していた。瞬間そばにいた妖怪はスパーン!とハリセンで叩いた!

穂乃果 「いたいよ!」(/≧◇≦\)

ウミスパー 「ようやく気づいてくれましたね!私は給仕妖怪のウミスパーです!」

穂乃果 「給仕妖怪?海未ちゃんに似てるような?気のせいか」

スパーン!とまたハリセンで叩かれ痙攣しさすがに怒った。

穂乃果 「なにすんのよ!お給仕妖怪!」

ウミスパー 「ウミスパーです!私はあなたの給仕そしてあなたは私の主人なのです!」

穂乃果 「ほ、ほのかが主人なの。いわばお嬢様」

まあいちおう……、とウミスパーはなぜか遠慮がちだった。
しかし穂乃果は割烹着姿のウミスパーに一言グサリと言う。

穂乃果 「ダサいよ。給仕だなんて」

グサリとウミスパーの貧乳な胸に刃が突き刺さり言い返す。

ウミスパー 「な、なにを言うのですか!!」

穂乃果 「だ、だってここはアキバだよ!聖地秋葉原の近くにある音ノ木坂だよ!むしろメイドだよ!」

ウミスパー 「め、メイドですか?」

思いついたように穂乃果は押し入れを漁り子どもの頃にことりが作ったちいさなメイド服をウミスパーに着せた。

ウミスパー 「は、恥ずかしいです」

穂乃果 「まあ孫にも衣装だね」

ウミスパー 「馬子です!孫ではありません!」

メイド服を着たウミスパーは主人である穂乃果にガミガミと叱るのだった。

No.3 17/01/18 05:37
自由人 

穂乃果 「ひ〜ん!?なんのウミスパー」

ウミスパー 「現実逃避しないでください!学校を廃校からあなたは救うのです穂乃果」

穂乃果 「ほのかが廃校から学校を救う……?」

ウミスパー 「ふつうの穂乃果が救うのです!」

グサッ、とふつうという言葉に落ち込んだ。
言い過ぎました、と反省するウミスパーはスクールアイドルのことを調べなさいと助言をくれた。

穂乃果 「スクールアイドル。UTX学園にエー・ライス?」

ウミスパー 「A-RIZE、ア・ライズです。ア・ライズです」

穂乃果 「ウミスパー。二回言ったのは英語を読むの自信ないんじゃない」

ほのか〜!、とまた叱られてる最中に妖怪ウォッチをもらった和菓子業者さんにお礼をもう一度言おうとしたらすでにいなくなっていた。

穂乃果母 「ああ、もうお帰りになったわよ。はい、穂乃果の好きなあんこももらったわ」

穂乃果 「あんこ飽きたのに」( ̄З ̄)

ウミスパー 「明日の朝はUTX学園のA-RIZEを見に行きますよ」

え〜、とぼやく穂乃果を母は怪訝に見ていた。
姉貴がへんにおかしくなった、と雪穂が見ていたのを気づくわけもない。
翌朝、海未とことりは待ち合わせすると穂乃果が来ないことに気づいた。

海未 「おはようございますことり。穂乃果はまた寝坊ですか」

ことり 「なんでも今朝用事があるから先に行ってだって」

穂乃果とウミスパーは隣町のUTX学園に来ていた。

No.4 17/01/18 10:50
自由人 

穂乃果とウミスパーは朝のUTX学園の少し早い登校時間に来ていた。
また学園のモニタービジョンにはA-RIZEの歌やダンスが流れていて目を丸くした。

穂乃果 「ほえ」

ウミスパー 「あれがA-RIZEです。綺羅ツバサ、統堂英玲奈、優木あんじゅの三人で構成されてます」

穂乃果 「くわしいね。てなにパッドをいじってるの?」

ウミスパー 「これは妖怪パッドUMIタイプです。知らないことを検索してくれるのです」

穂乃果 「つまりはウミスパーはスクールアイドルを知らなかったんだね」

グサッ、と穂乃果は傷つくことを爽やかに言う。

ウミスパー 「それよりA-RIZEに妖怪ウォッチを向けてくれませんか?」

なんで?、と疑問に思いながらモニターのA-RIZEに向けると背後からなにかキラキラと輝く存在が見えた。しかしその姿ははっきりとはわからなかった。

ウミスパー 「あれはアイドルーんですね。アイドルの原石たる女の子や女性に宿る幻の妖怪、まさにレジェンド!伝説!」

穂乃果 「そうか。あれは?」

ウミスパー 「あれは妖怪ニコボッチです」

にこ 「?」

サングラスにコートに変装した矢澤にこの背後には腹黒くちっちゃなスタイルの妖怪がいた。本人は知らない。

穂乃果 「あれとあれは?」

ウミスパー 「あれはスターらーめんとふらわーライスです。食いしん坊な妖怪ふたり組です」

凛 「かよち〜ん!待つにゃ」

花陽 「A-RIZE……」

にこ 「ちょっとあなた。あなたもスクールアイドルに興味あるの」

穂乃果は変装したにこに話しかけられおもわず呟いた。

穂乃果 「ニコボッチ……!?」

ウミスパー 「妖怪はウォッチを身に付けたひとにしかみえません!うかつに口に出してはいけません」

にこ 「誰がぼっちよ」フン

穂乃果 「ごめんなさい」

だけど穂乃果はこの時にこからUTX学園とスクールアイドルについてのパンフレットをにこにもらいこれが彼女にひらめきをはたらかせた。

穂乃果 「スクールアイドルか……」

No.5 17/01/18 13:37
自由人 

学校に戻った穂乃果はことりと海未と共に学校の歴史をたずねながら考えていました。
そして三人で話し合うなかある宣言をしました!

穂乃果 「そうだ!スクールアイドルをすれば廃校は防げるよ!!」

ことうみ 「」シーン

穂乃果 「あれ?」

ウミスパー 「穂乃果はずしましたか」

海未 「穂乃果、熱があるなら保健室にいきますか」

ことり 「風邪なら大変だよ〜」

穂乃果 「風邪じゃないよ!ふつうだよ!」

ウミスパー 「ふつうに見えないから幼馴染みのおふたりは心配するんですね」

ウミスパーの呟きを無視しながらUTX学園でもらったパンフレットをふたりに見せた。

ウミスパー 「スルーですか」ウデクミ

穂乃果 「スクールアイドルをあたしたちでするんだよ!!」

海未 「反対です!そのような思いつきで動いてもむだです」

ことり 「そうかな」

ウミスパーは穂乃果に耳打ちした。ふたりにもきっと妖怪が憑いているはずでは、と。
妖怪ウォッチのスイッチを押してみると案の定ふたりのそばにいた。

カタブツ〜ン 「そうです!アイドルだの偶像だのは『マク○ス』や『ア○カツ』などにまかせておけばいいのです!」

まかろんロン 「そうかな?アイドルはいいと思うよ」

なにあれ?、と呟く穂乃果に妖怪パッドでウミスパーは調べた。

ウミスパー 「カタブツ〜ンは堅物なひとに取り憑く傾向があり頑固な性格になるようです」

カタブツ〜ン 「それがなんですか!?」

ウミスパー 「まかろんロンはソフトな性格でふわふわして癒しを与えることができます」」

まかろんロン 「ウミスパーさん♪スキ♪」

ドキッ!?としたウミスパーはハレンチですと繰り返しながら悶えた。

穂乃果 「(まわりに妖怪がいたんだね)」

ことうみ 「??」

穂乃果 「とにかくアイドルをするよ!」

海未 「しません」

ことり 「やってもいいよ〜♪」

幼馴染みふたりの意見がまっぷたつなことに穂乃果は困った。

ウミスパー 「弱りましたね」

穂乃果 「(海未ちゃんの堅い性格は妖怪からなのも困ったものだよ)」

No.6 17/01/18 15:20
自由人 

結局、この日は海未に反対されことりはやってもいいよという意見を聞いただけで帰路に着いた。
しかし穂むらの前になにやら妖怪がいるらしいことにウミスパーは気づいた。

ウミスパー 「穂乃果、お店の前に妖怪がいるような気配がします」

穂乃果 「ええ!?もう妖怪はいいよ。ちょっとなにすんの!?」

ウミスパーが腕を掴んでスイッチを入れて店の前を照らした。
そこにいたのはネコみたいな妖怪であり帰るお客さんにこんなことを叫んでいた。

? 「あんこ飽きたとか言うにゃ!あんここそは和菓子の基本にゃ!」

穂乃果 「なんか自分の胸がいたい感じがする。気のせい?」

ウミスパー 「え〜、あれはですね。……そう!ホノニャン!!和菓子に飽きる人に文句を言っては体当たりをする妖怪です!」

グサグサと穂乃果の胸に刺さることを言われ落ち込む穂乃果。

穂乃果 「ひどいよウミスパー!」

ウミスパー 「どうしましたか」

ホノニャンは穂むらから出てくるお客さんに戦いを挑んでいた。

ホノニャン 「いくにゃ!百烈あんこパンチ!!」シュシュ!シュシュ!

ほのウミ 「おお!?」

ホノニャン 「にゃあ!?」ヤラレタ!

ウミスパー 「スゴいよわっ!?」

穂乃果 「そうだけどかわいそう」ヨシヨシ

穂乃果はホノニャンを抱き上げた。ホノニャンはあたたかい腕に癒され気づいた。

ホノニャン 「あなたは?」

穂乃果 「ここの長女のほのかだよ」

ウミスパー 「最初に穂乃果に拾われたのは私なのになぜそんな地縛霊を抱くんですか」

ウミスパーを無視して穂乃果はホノニャンから事情を聞いて過去を思い出した。

ホノニャン 「あたしはここの家から『あんこ飽きた』とかとぼやく声やあんこの食べカスから生まれた妖怪にゃ!それから少しずつ妖怪になってあんこ普及をしているにゃ!」

いままでのなかでもっともグサグサと来る発言と共に幼い日の自分を思い返した。
あの頃は父の作った和菓子を美味しく食べていた。でもいまの自分はちょっと贅沢になったのかなと反省した。

穂乃果 「ごめんね。今度から和菓子も好き嫌いないように食べるよ」

ホノニャン 「いいひとにゃあ」

穂乃果はホノニャンを抱いていた。
感動の場面である。

No.7 17/01/18 19:30
自由人 

穂乃果はホノニャンを抱いて玄関から入り閉めた。

ウミスパー 「ちょっと穂乃果、なぜ私を閉め出すのですか!あ!わたし妖怪でした」

ほのホノ 「」コケッ!

玄関をすり抜けたウミスパーの前でふたりはズッコケてしまった。
しかしスクールアイドルについてことりは構わないようだったが、海未について悩んでいた。

穂乃果 「もう海未ちゃんたらひどいんだよ!なんでも反対して」

ホノニャン 「ほんとにゃね」ムシャムシャ

ホノニャンはお菓子ばかりを食べていて聞いておらずウミスパーは妖怪パッドを使ってなにかしていた。

ウミスパー 「ふむふむ、明日になればなにか変わるかもしれませんよ」

ほのホノ「?」

翌日、海未だけは相変わらず反対していた。それ以外はふつうに会話をしたりお昼を共にできるのだが。

穂乃果 「(堅物だね)」ハア

ことり 「マカロンあげるよ!」

穂乃果 「」パアッ

ホノニャン 「わかりやすいにゃ」

ウミスパー 「」ウフフ

放課後、ことりはどこかへ行ってしまい海未は弓道部、穂乃果はホノニャンたちと過ごしている時だった。

ウミスパー 「」ウフフ

穂乃果 「ウミスパーの様子がおかしい」ヒソヒソ

ホノニャン 「なにか拾い食いしたにゃ」ヒソヒソ

ウミスパー 「してませんよ!」

その頃、海未は弓で矢を引き的に放っていた。

海未 「(アイドルなんてできませんよ)」

カタブツ〜ン 「(アイドルですか……)」

この時カタブツ〜ンからふしぎなピンク色のオーラが出て海未はそれを浴び妄想してしまった。

海未(妄想)「みんなのハート撃ち抜くぞ!バーン!💘」

海未 「はっ!?なにを考えているのです。わたしは。ああ……」

海未(妄想) 「ラブアローシュート!💘」

海未 「ああ……」

二度とも的を外した海未のもとにやって来たのはことりだった。

ことり 「ちょっといい?」

海未 「はい?」

ことりと歩きながらむかしのことを語るのだった。

ことり 「海未ちゃんはアイドルするのいや?」

海未 「いやというわけではないのですか」

カタブツ〜ン 「(私から見ても堅物ですね)」

No.8 17/01/20 08:40
自由人 

カタブツ〜ンはまたも謎のピンクの空気を漂わせた。
ウミスパーは穂乃果につぶやく。
いまこそ練習するのです、と。

穂乃果 「れ、練習っ!?ええ、ハッ!ハッ……」

ホノニャン 「がんばるにゃあ穂乃果ちゃん!あたしもやるよ」

穂乃果とホノニャンは校内でいきなりダンスをはじめました。
そこを通りかかる海未とことりは驚いた。

ことり 「穂乃果ちゃんにはいつも驚かされるよね」

海未 「むかしからです。あの子はもう」

しかしカタブツ〜ンからの謎のピンク色の空気にむかしを思い出す。

回想

穂乃果(子ども)「よし今日は木登りだよ!」

ことうみ(子ども)「ええ〜!?」

ことり(子ども)「あぶないよ」

海未(子ども)「そうですよ」

しかし穂乃果がどんどん登っていきいやいやついていった時にはすでに夕日があった。
穂乃果や自分たちの瞳に大きく丸い赤い夕焼けが輝いていた。

穂乃果(子ども)「見てみて!夕焼けだよ」

ことり(子ども)「きれい」

海未(子ども)「ああ……」

子どもの頃を思い出しているとことりが微笑み練習する穂乃果の姿が目に入った。

海未 「穂乃果……」

ことり 「穂乃果ちゃんはいつも前向きなんだよ。きっとなにかしてくれるよ!あ!コケた」

穂乃果 「いた〜い」

ウミスパー「」ウフフ

ホノニャン「拾い食いはやめるにゃんよ」

ウミスパー「ちがいますよ。あれをごらんなさい」ユビサシ

海未「私たちでよかったらアイドルやりましょうか」

ことり「うんうん♪」

穂乃果「海未ちゃんことりちゃん……」

ホノニャン「なんでにゃ?さっきまで海未ちゃんスゴい堅物だったのに」

ウミスパー「説明しましょう!カタブツ〜ンはたしかに堅い性格ですが実は可愛いモノにひそかに憧れている乙女チックな妖怪なのです」

ホノニャン「パッド頼みにゃんね」

しかしこうして穂乃果たち三人とウミスパー、ホノニャンとのスクールアイドル活動が始まるのだった!

No.9 17/01/22 16:00
自由人 

翌日、穂乃果たちは講堂の使用許可を求め生徒会室を訪れた。

絵里 「講堂の使用許可を?なにをするつもり」

穂乃果 「はい!私たちスクールアイドルを結成しそのイベントに使わせていただきたいのです!」

海未 「穂乃果」

ことり 「」ドキドキ

希 「」ジー

ウミホノ 「(なにか見られてるよう(にゃ))」

希 「だけどちゃんと正規の手続きを踏まえてるしええやんない」

絵里 「希!?」

穂乃果たちは頭を下げ生徒会室を去っていくが海未に叱られた。

海未 「穂乃果っ!?ないしょにすると言ったはずですよ」

穂乃果 「(だってウミスパーが)」

ウミスパー 「(相変わらず海未さんにはカタブツ〜ンがついてますから)」

ホノニャン 「(チョコボーうまいにゃあ)」

ことり 「(穂乃果ちゃん最近前向きだな……)」

その頃、生徒会室では絵里と希が彼女たちについて話し合っていた。

絵里 「いくら正規の手続きがあるからて」

希 「ええやんない(妖怪?お化けか真ん中の高坂さんにえらいおったな。二匹?ぼんやりやったけど)」

絵里 「だからて……」

希 「カードが、カードが!そう告げとるんや!(お化けはん!お願いや!)」ピッ!

希望のカードを引いたと共に窓から風がやってきてふたりの頬や髪を靡かせた!!

絵里 「きゃ!?」

希 「カードがそう告げとるんや!!(ホンマはお化けさんやけど!)」

タロットちゃん 「(あたしの姿はみえないけど希ちゃんの味方よ!)」

かぜのマタワシワシちゃん 「(スカートはめくれないの〜!!)」ゴーッ!!

希 「(名前は知らんけどふたりともあんがとさん♪)」

タロマタワシワシ 「(どういたしまして♪)」

東條希はスピリチュアルな力を生まれつきあったためか彼女は妖怪ウォッチを持たずとも妖怪やお化けを見ることができるのがわかったのは後の物語である……。

No.10 17/01/24 18:29
自由人 

穂乃果 「いや〜!今日もパンがうまい」

海未 「太りますよ」

穂乃果 「ウチが和菓子屋なの知ってるでしょう?」

海未 「太りますよ。太ります?確実に太りますよ」

穂乃果 「三回も言い方変えて言わなくていいよ!(おそるべしカタブツ〜ン……)」

教室に向かっているとヒフミトリオが声をかけてきた。

ヒデコ 「穂乃果聞いたよ!スクールアイドルするんだって」

フミコ 「学校を廃校から救うの!?」

ミカ 「すごいよ穂乃果」

照れる穂乃果にウミスパーが妖怪ウォッチを促す。見ると三人の背後にはそれぞれ妖怪が憑いていた。

ウミスパー 「あれは妖怪ナントカシテクレルンデショです」

穂乃果 「それ名前なの」(;¬_¬)

海未 「穂乃果?私がどうかしましたか」

穂乃果 「ち、ちがうよ」ハア

まわりに妖怪がいると思うと以外に気をつかう生活であるのに気づく。
しかし学校を廃校からなんとかしなきゃと思いながらことりを加え話を進めた。

ことり 「名前がいるね。アイドルの」

穂乃果 「おお〜!?本格的。あとサインや変装とか」

ウミスパー 「穂乃果さんに妖怪が憑いてますね」

ホノニャン 「なんにゃん?」

ウミスパー 「妖怪モウソウ〜ンですね。取り憑いた相手に無限の妄想を抱かせます!」

穂乃果(妄想)「あたしたちアイドルグループ○○(仮定)は紅白に出場できました!水樹奈々さんの次に!聞いてください!」

観客 「」ワーワー

海未 「穂乃果?」

ことり 「ほのかちゃん?」

ハッと気づく穂乃果でモウソウ〜ンを頭から振り払った。
妖怪に取り憑かれてばかりな日々な感じだ。

No.11 17/01/26 16:00
自由人 

穂乃果 「名前か」

妄想

穂乃果 「ほのか!」

海未 「海未!」

ことり 「ことり!」

海未 「お笑い芸人ですか」ギロリ

ウミスパー 「あれは妖怪レッツゴーだよ三匹ズですね」

ホノニャン 「なるほど」

穂乃果 「なんとかしてよウミスパーにホノニャン。話が進まないよ」

ホノニャン 「そうだ。渡すの忘れてたにゃ。妖怪メダルにゃよ」ホイ

穂乃果 「なにに使うの?」

ホノニャン 「いざという時にホノニャンを呼ぶにゃ。ニャーKBのライヴに行ってくるにゃ」

穂乃果が止めるのも関わらず妖怪メダルだけが手にあった。

ことり 「それなに?」

穂乃果 「あはは、アイドルの名前を考えよ(メダル?)」

ウミスパー 「(メダルを妖怪ウォッチに入れたらホノニャンを呼び出せます)」

なるほどと納得した。

妄想

ことり 「ことりは空から!」

海未 「私は海から!」

穂乃果 「穂乃果は陸から!」

ほのうみこと 「メダルセット!絶対無敵元気爆発熱血最強スクールアイドル!○○オー!!」

ことり 「子どもの頃に見たロボットアニメだよ」

海未 「ライジンオー……。ハッ」

穂乃果 「海未ちゃんはエルドランシリーズ好きだったから」

結局、名前決めは募集にすることにした。

海未 「募集ですか」

穂乃果 「学校の誰かは興味持って入れてくるよ」

ことり 「ワクワクするね」

ウミスパー 「やれやれです」

カタブツ〜ン 「」

その頃、ホノニャンは。

ホノニャン 「ニャーKB!ニャーKB!」

ジバニャン 「ニャーKB!ニャーKB!」

ホノジバ 「おお!仲間がいた!!」ガシッ

No.12 17/01/29 05:59
自由人 

先生 「お前たちがアイドル?アッハッハ!」

ほのことうみ 「(笑われたし)」

名前決め以外にも練習場所を決めないとならないと気づき探すがなかなかなかった。

穂乃果 「開かないよ」

ことり 「う〜んなかなかないね」

ウミスパー 「学校というのはあんがい空いているようで空いてないですから」

海未 「ここは?」

穂乃果 「屋上だよ」\(^-^)/

穂乃果 「他に練習できそうな場所はないし」

ことり 「雨が降ったら練習できなさそうだけど」

ウミスパー 「同感ですね」

穂乃果 「(ウミスパーうるさい)」

海未 「あ!私は弓道部に顔を出さないといけませんので失礼しますね」

ほのこと 「バイバイ」

穂乃果とことりはふたりで穂むらで今後のことを話し合いをしながら和菓子をつまんでいました。

ほのこと 「」パクパク

海未 「おじゃまします」

ほの母 「あら、いらっしゃい。お団子食べる?」

海未 「いえダイエットしてますから」

海未 「」ニラミ (ー。ー)

海未 「アイドルの話をしてたのではありませんか。穂乃果太りますよ」

穂乃果 「海未ちゃん、ほのか限定で言い過ぎだよ」

海未 「それよりふたりとも腕立て伏せはできますか?」

穂乃果 「ン……しょ!いたいよ」ベチャ!(/≧◇≦\)

海未 「A-RIZEという方たちに限らずですが、楽しく踊っているようですがかなりの体力を使っているのはたしかです。今後、ふたりには体力作りをしてもらいます」

妄想

穂乃果 「フンフン!」💪💪💪

穂乃果 「海未ちゃんみたいにスポ根はちょっと……」

海未 「スクールアイドルをしたいのでしょう」

カタブツ〜ン 「」ニラミ

ウミスパー 「私まで睨まれている気がします」

穂乃果 「アハハ、それより海未ちゃんにお願いがあるんだ」

海未 「穂乃果との結婚なら婚姻届はいつでも持っていますが」ペラペラ

ほのこと 「ちがうよ!」

穂乃果 「お願いがあるのは作詞だよ!」

ことり 「うんうん」

海未 「作詞ですか。むりです!断ります」

ウミスパー 「さすがはカタブツ〜ン、即断りますか」

No.13 17/02/06 08:15
自由人 

ことり 「あたしは衣装をつくらないといけないけど」

海未 「なら穂乃果がすればよくありません?」

穂乃果 「あたしがやると……」

小学生時代 作文

穂乃果(小学生)「まんじゅうあんこ団子、もう飽きた!」

海未 「……でしたね」

穂乃果 「ひどい!」

ことり 「だからンミチャ!おねがい…い…い♪」ギュッ

ほのうみ 「(ムネが大きくなったみたいだよ!?)」ドキドキ ドキドキ

海未 「し、しかたありません。やりましょう」

こうして作曲は海未、衣装はことり。残りは作曲担当である。

穂乃果 「ほのかできないよ」

ことうみ 「期待してないよ(ませんから)」

ひどい、と嘆く穂乃果だった。
翌日、穂乃果は校内をふらふら歩いていた。ふたりはそれぞれやることがあるから。
すると、音楽室から歌声が聞こえていた。

ウミスパー 「美声ですね」

穂乃果 「」ベタッ(^O^)

真姫 「!?な、なに!?」

穂乃果 「あなた!すごいきれいな声だし作曲できるの!!」

真姫は戸惑った。

真姫 「な、なんなのよ!!」

穂乃果 「あたし高坂穂乃果!よろしく」

真姫 「西木野真姫、よ」

ウミスパー 「妖怪はついてないみたいですかね」


ウミスパーは妖怪がついてないことに辺りを見回した。

穂乃果 「(海未ちゃんたちとはちがうのかな)」

穂乃果 「あたしたちユニットをつくったの!スクールアイドルの!」

真姫 「ヴェェ!?」

ウミスパー 「おお!やはりいましたか!妖怪ボウヨミヴェェ」

妖怪ボウヨミヴェェとは美声を持ちながらも慣れない相手や相手の行動になると棒読みになるのだ。

穂乃果 「ほえ」

真姫 「な、なんなのよ」

穂乃果 「お願い!あたしたちのために力を貸して」

真姫 「いやよ」ツン

再び真姫のそばに妖怪があらわれた。ツンツンした可愛らしい子の姿した妖怪だった。

ウミスパー 「あれは妖怪ツンデレ〜ンですね」

No.14 17/02/07 07:57
自由人 

穂乃果は世の中にはいろいろな妖怪がいるものと思った。
しかし穂乃果はピン!とひらめいた。

穂乃果 「ねえ!腕立て伏せしながら笑顔できる?」

実は穂乃果たちは少しずつだが海未により体力作りをしていた。

真姫 「はあ?」

穂乃果 「んしょ♪んしょ♪」ドウダ!

真姫 「な、なによ!それくらいできるわよ」

真姫は腕立て伏せの姿勢をして笑顔になるがすぐに崩れた。

真姫 「な、なんなのよ!これくらい」

穂乃果 「ねえ?あたしたちに作曲して」ニコッ!

真姫 「」カアッ

ウミスパー 「妖怪ツンデレ〜ンは甘えられると弱いみたいです」

真姫 「わ、わかったわよ。考えてあげるから」ツン!

ツンとした真姫の手を握る穂乃果だった。
真姫は顔が真っ赤であった。
こうして穂乃果たちは体力作りをしダンスレッスンや発声練習などをこなしていた。

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