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No.342 18/04/10 11:00
ハプスブルク=パレオロゴス,AUT ( 40代 ♂ MLdWxe )
あ+あ-

「ソナタ23番<熱情>」Op.57がベートーヴェンの重要なピアノ作品なのは、間違いない。がこれの難易度を巡っては、色々な見解がある。

初期ソナタである「悲愴」Op.13や「月光」Op.27-2より難しいのは、まあ万人の見解だろう。


で、私の体感だと、ベートーヴェンのソナタ全32曲、及び重要な変奏曲の中で、一番難しいのは当然「ソナタ29番<ハンマークラヴィーア>」Op.106。
これを「熱情」の2倍くらい難しいとか言う人も居るが、難しさに倍率を書くのには流石に微笑してしまう。

だがハンマークラヴィーアだけは、ベートーヴェンがメトロノーム表記まで付け、とにかく熱情の2倍くらい長く大規模で、技巧も難しいのは確かだ。

次いで「ディアベリのワルツによる33の変奏曲」Op.120だ。

この両者で鉄壁。

その次がやはり後期作品である最後の「ソナタ32番」Op.111。

その次あたりが「ソナタ28番」Op.101。なお「30番」Op.109と「31番」Op.110は精神内容が深いのであり、単に弾けるようになるだけなら、「熱情」より楽だろう。

(協奏曲も含むなら、4番と5番「皇帝」は「ソナタ28番」より上かも。また1番と3番は後に書く「告別」くらい。)

さて、いよいよ「熱情」レベルに近づいてきた。

だがここでまだ「ソナタ26番<告別>」Op.81a(第3楽章が難しい)と、「エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ」Op.35が間に入る。

そしていよいよ「熱情」。なおほぼ同レベルの「ソナタ21番<ワルトシュタイン>」Op.53は、タイプが異なり、人によっては「熱情」より弾きにくいかも。

だが普通には同格と考えていい。

その次に「自作主題による32の変奏曲」Op.なしだから、Wo.80と表記される。

そして後期の「30番」、「31番」。

それ以外は技巧ではかなり楽になる。つまり初期のソナタ1番から20番までと、中期の22、24、25、27番だ。

(中では11番,Op.22が一番長く難しい。あとはやはり有名である「悲愴」、「月光」、「テンペスト」辺り。名演を聞きなれた観客が多いから、少しでも粗雑な部分があると皆に分かるのが、有名曲の難しさだ。)

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