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ラブライブ!× 吉本新喜劇 〜穂むら編〜

レス33 HIT数 5608 あ+ あ-

作家
19/07/21 08:06(更新日時)

ラブライブ!とお笑い吉本新喜劇によるクロスオーバーなお笑い舞台。

主人公の高坂穂乃果は妹共に和菓子屋「穂むら」を営むもいまだ独身。
親友の南ことりは自身のファッションブランド「サザンミニバード」を設立。穂むらの近くで今日も営業している。
もうひとりの親友園田海未もまた親の道場を継いで弓道師範となり音ノ木坂の子どもたちに弓道を教える日々……。
かつて音ノ木坂学院を救った日々は過ぎ去り他の六人は何処へ行ったのか。またライバルA-RISEも……。
平穏な音ノ木坂の町に再び混乱と笑いがおとずれる……のか?

No.2407370 16/12/07 15:41(スレ作成日時)

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No.1 16/12/07 15:52
作家0 

穂乃果 「あ〜、いそがしいいそがしい」

雪穂 「お客さんいないのになにやってんの?」

穂乃果 「水まきだよ」エイッ!💦

雪穂 「こら!ばか姉貴!やめなさい」

穂乃果 「」エイッ エイッ 💦💦💦

雪穂 「」ヤメテ!

雪穂 「まったくむかしに音ノ木坂学院を救った伝説のアイドル u’s の発起人かつリーダーはどこいったのよ」

穂乃果 「ほのかほっけじゃないもん!お魚さんじゃないし」ブツブツ

雪穂 「ほっけじゃなくて発起人!バカなの」

穂乃果 「アホじゃなくて穂乃果だもん!」

雪穂 「もうお父さんたちがいなくなったから大学を卒業したばかりのお姉ちゃんを呼び戻して和菓子屋を再開したのにこれだ!」

穂乃果 「でも大学は卒業できたよ!就職できなかったんだよ!」

雪穂 「威張らないの」

そこへ近くで自身のファッションブランドを立ち上げた幼馴染みの南ことりが通りかかる。

ことり 「こんにちは!こんばんは!おはようとこんにちはを合わしたらおはこんにちは!」

ほのゆき 「」アアッ!!

穂乃果 「ふつうに挨拶してよ!ことりちゃん」

ことり 「また油をまいて家ごと燃やすの?」

雪穂 「燃やさないわよ!物騒でしょう!水まきよ!」

ことり 「なんだ!実家がなくなった穂乃果ちゃんを愛することりが癒してあげようと思ったのに」

こわいことを考える南ことりに震えながらツッコミする高坂姉妹だった。

ほのゆき 「黒いよことりちゃん!むかしはそんなんじゃなかったのに」

ことり 「ううん。むかしから黒かったよ」イシシ

No.2 16/12/07 16:19
作家 

穂乃果 「黒いよことりちゃんてば!」

ことり 「サザンミニバードというブランドを立ち上げてアメリカ村に店を出したからね」

雪穂 「すごい」

ことり 「三ヶ月でつぶれたけどね♪」

ほのゆき 「ダメじゃん」

ことり 「いいの!音ノ木坂のお店があるんだから」チュン!

そこへ通りかかるもうひとりの幼馴染みの海未と彼女から弓道を教わる子どもたち。

子どもたち 「師範、お菓子を買ってもいいでしょうか」

海未 「本来ならいけませんがみなさん稽古を頑張りましたからいいでしょう」

穂乃果 「海未ちゃん」

海未 「柿ピーをひと袋ください」

穂乃果 「安いよ!饅頭に団子とかせんべいとかたくさんあるのに」

海未 「でも穂乃果がつくったのでしょう?う〜ん」

雪穂 「なにを悩んでるの?」

海未 「穂乃果のつくった和菓子を食べて友情を取るか腹痛を取るか」

穂乃果 「ひどいよ!柿ピー以外にも買ってよ」

ことり 「おそるべき商売根性」

海未 「では」

穂乃果 「あ!子どもたちがたくさん買ってくれた」

ほのゆき 「」ワーイワーイ

海未 「あの」

ほのゆき 「ありがとうございました!!」

子どもたち 「」バイバイ!

海未 「あの?」

穂乃果 「よし!今日の分は稼いだよ」

ことり 「今夜はパーティーだね」

雪穂 「できないできない」

海未 「あの?」

ほのことゆき 「」アハハ

海未 「」ラブアローシュート!🎯🎯🎯

弓矢を出して矢を舞台袖までに放つ彼女に穂乃果たちは気づく。

穂乃果 「海未ちゃんまだいたの?」

雪穂 「子どもたちが買ってくれたらからありがとう」ペコリ

海未 「いまさらですか」

ことり 「」ンミチャ ンミチャ

海未 「はい?」

ことり 「海未ちゃんは登場する時に笑いを取ってないからやり直し!」

海未 「は?」

ほのことゆき 「やり直し」

海未 「なんで私にムチャぶりするんですか!?」

穂乃果 「やり」

ことり 「なお」

ゆき 「し」

海未 「わけて言わないでください!わかりました」

舞台袖に消える海未。

No.3 16/12/07 17:42
作家 

海未 「」ナゲキッス!ナゲキッス!ナゲキッス!(*^3^)/〜☆

穂乃果 「でさ〜」

ことり 「そうなんだ」

雪穂 「だよね」

海未 「」ナゲキッス!ナゲキッス!ナゲキッス!(*^3^)/〜☆

ことり 「でもさ〜」

雪穂 「だよね」

穂乃果 「ん?なにやってるの海未ちゃん」

海未 「あなたが笑いを取れと言うから投げキッスをしてたんですよ!」

穂乃果 「そこまで彼女がいないんだ。がんばって!」

海未 「なんですか!その励ましは」

ことり 「ほのかちゃんはあたしのものだから」

雪穂 「そうなの!?」

穂乃果 「そんなことより海未ちゃん。変顔をしながらお店の前に立たないでね。食い倒れ人形じゃないんだから」

海未 「誰が変顔ですか!食い倒れ人形ですか!穂乃果みたいに食いしん坊ではありませんから」

そこへ通りかかるのはかつての u’s メンバーのひとりだった西木野真姫。

海未 「真姫」

ことり 「真姫ちゃん!」

穂乃果 「あわせて鉄火巻き一貫!へいお待ち!」

真姫 「なんでお寿司が出てくるのよ!和菓子屋でしょう」イミワカンナイ!

穂乃果 「なんだ真姫ちゃんか。病院が倒産したの?」

真姫 「なんでよ!たまたま通りかかっただけよ」

彼女は毎日のように時間をみては穂むらの前を通りかかるのだ。

海未 「それにしても真姫はいまは実家の病院を継いでいるんですね」

穂乃果 「色仕掛けで患者さんからお金を取ってるのかな」

ことり 「海未ちゃんにはできない芸当だね」

真姫 「そんなことしてないわよ!誤解を招かないでよ!」

ほのこと 「ここ一階!外だし!」

海未 「なんで私を引き合いに出すのですか」

雪穂 「やれやれ」

真姫 「五階じゃなくて誤解だってば!」

No.4 16/12/07 19:44
作家 

真姫が待っているのはかつての先輩の矢澤にこ。しかしにこにはすでに三人の子どもがいた。一郎、寛平、ヒロという男の子だ。
真姫の前ににこがようやく現れた。

めだか(一郎)「わ〜いわ〜い和菓子屋だ」

寛平 「和菓子には男のロマンがある」

ヒロ 「スーパーのお菓子がいいです」

にこ 「ハイハイ、わかったわよ」

穂乃果 「寛平くんにヒロちゃんまた来てくれたのね。わ〜い」

寛平ヒロ 「うん」

真姫 「あれ?にこちゃんと一郎くんは」

ことり 「いないね。いつも一緒なのに」

雪穂 「四人なのにふたりとは」

海未 「」イマスイマス!

にこめだか 「」

ほのことまきゆき寛平ヒロ 「」キョロキョロ キョロキョロ

にこ 「ここにいるわよ」

めだか 「せやせや」

ことり 「背や背や言ってもうね。その背がないからね」

めだか 「」コラ

ヒロ 「ほんまどこ行ってん?」

寛平 「にこ〜!一郎〜!」ン?

にこ 「ここ!ここ!」

寛平 「気のせいやな」

真姫 「にこちゃん帰っちゃったのかな」シュン ン?

にこ 「ここよ!ここ!」

真姫 「いない」

にこめだか 「」オイ イツモノテヤ!

にこめだか 「見下げて〜♪ごらん〜♪自分たちの足元あたり〜♪♪」

ほのことまきゆき寛平ヒロ 「にこちゃん!一郎くん!」

にこめだか 「遅いわ!!」

真姫 「にこちゃん久しぶりね」

にこ 「昨日も会ったわよ」フン

穂乃果 「にこちゃんも真姫ちゃんも相変わらずソンデレなんだね」

海未 「ツンデレです!」

にこまき 「ツンデレ言わないで!」

ことり 「真姫ちゃんはにこちゃんが誰かと一緒になって三人の子持ちになってもまだ思い続けてるのね」センベイ バリボリバリボリ

にこ 「せんべいの音がうるさいわよ!」

真姫 「たとえにこちゃんが三人の子持ちでもす、す、す、す……」

ほのことゆき寛平ヒロめだか 「す?」

にこ 「」ドキドキ

真姫 「ダメ!言えないわ」

ほのことゆき寛平ヒロめだか 「」コケッ!

ことり 「そこは言わないと!」

No.5 16/12/08 07:18
作家 

にこ 「真姫ちゃんさ。なにか勘違いしてない?」

穂乃果 「真姫ちゃん。カッパ巻はキュウリだよ」

真姫 「穂乃果はあたしが何を勘違いしてるかわかって言ってるの?」

穂乃果 「真姫ちゃんだけに巻?」

にこまき 「会話のじゃましないで」

穂乃果 「しかられたよ」

にこ 「あのね。一郎はこころの、ヒロはここあの、寛平は虎太郎の子ども。毎日預かってるの」

ほのことうみゆき 「」オオッ

海未 「ではにこはいまだに?」

にこ 「言わせないでよ独身よ!」

穂乃果 「妹さんたちが先に嫁いじゃったみじめなお姉さんなんだね」

にこ 「あんたに言われたくないわよ穂乃果!」

ことり 「安心してください!穂乃果ちゃんはあたしのお婿さんだから」

海未 「」ムッ

真姫 「にこちゃ〜ん!」ダキシメ!

めだか 「お姉はん気持ちええな」テレテレ

にこ 「あたしと真姫ちゃんの間に入らないでよ!」

寛平 「そやで!次はワシな」

ヒロ 「オレもオレも!」

にこ 「」ガアア!!

めだか寛平ヒロ 「ちいちゃいのにこわいやんか」

寛平ヒロ 「一郎くんもおなじや」

めだか 「」

No.6 16/12/08 08:10
作家 

穂乃果 「雪穂ごはん」

雪穂 「ハイハイ、いまつくるわよ」

雪穂 「できたわよ!」

ほのことうみにこまきめだか寛平ヒロ 「はやっ!」

穂乃果 「またごはん。パンが食べたいよ」

海未 「わがままを言ってはいけません」

ことり 「マカロン♪マカロン♪」

海未 「穂乃果にむやみにお菓子を与えてはありません」

めだか寛平ヒロ 「」バクバク!

ことり 「食べちゃだめ!」

真姫 「にこちゃんや穂乃果たちはともかく他のメンバーはどうしたのかしら」

そこへ行き倒れる凛と花陽のふたり。

りんぱな 「」フラフラ フラフラ バタッ!!

穂乃果 「パンがほしい」

ことり 「マカロンを返せ!」

寛平 「いやや!」

めだか 「そのムネにあるのはマカロン?」

海未 「ハレンチです」

にこ 「」ン?

真姫 「あれは?」

穂乃果 「パン!」ニゲル!フミフミ!フミフミ!

ことり 「待ってよ!ほのかちゃん」フミフミ!フミフミ!

りんぱな 「いたいにゃあ!!」

凛 「ひとが行き倒れてるるのに踏みつけているなんて」

花陽 「ひどすぎです!」

ほのこと 「」オオッ!?

真姫 「ああ」

にこ 「ひさしぶり」

海未 「」イヤナヨカン

ほのこと 「誰だっけ?」

りんぱな 「」アアッ!

凛 「星空凛と」

花陽 「その可愛い恋人の小泉花陽です!今日もごはんをください!」

ほのこと 「いただきます!」バクバク!バクバク!

りんぱな 「ひどいにゃあ!!」


真姫とおなじくかつての一年生トリオのふたり星空凛と小泉花陽。
ふたりはたびたび穂むらにごはんをもらいに来てました。

No.7 16/12/08 10:06
作家 

真姫 「あなたたちいったいどうしてたの!?」

花陽 「実は一時期アイドルとしてブレイクしたのですが、大食いタレントや」

凛 「おもにりんはサスケなど体力系番組などに出てたけど」

りんぱな 「いまは業界から干されています!」

にこ 「威張って言わない!かつてのアイドル部の部長とリーダーだったのに!」

りんぱな 「こわいにゃ」ビクビク

そう、凛と花陽はいちおういまは芸能界に在籍するもいまひとつ押しが弱いのかちょこちょこテレビに呼ばれるくらいのタレントになっていた。
ちなみにふたりは一緒に住んでいて互いを養っていたが仕事がない時は穂むらの前でごはんをたかる習慣になっていた。

真姫 「知らなかったわ。ふたりがそんな目に遭っていたなんて」

花陽 「テレビで一回二回は共演したはずなのに」

凛 「忘れてるにゃあ。馬鹿だな真姫ちゃん」

真姫 「テレビには出るけどテレビは見ないのよ!」イミワカンナイ!

穂乃果 「まあまあ食べなさい、雪穂がつくったけど」

海未 「姉は穂乃果のはずですよね」

ことり 「ほのかちゃんはあたしのモノ!」

りんぱな 「いただきます!」

穂乃果 「やっぱりパンがほしいな」ン?

そこへやってくる辻本茂雄に島田一ノ介、中田はじめ。穂乃果の瞳が輝く。

穂乃果 「わわわ!?感激だよ。アンパンマンだ」

はじめ 「誰がアンパンマンや!」

ことり 「ついにハリウッドで実写化!?」

にこ 「ばいきんまんは渡辺謙さん!?」

はじめ 「ゴジラか!」

穂乃果 「えい!あれ」

はじめ 「いたいいたい!」

ヒロ 「わ〜い!アンパンマン」

はじめ 「だからちがう!」

凛 「あ!お魚さんにゃ!」ペッ!(゜)#))<<≡(>。<)

はじめ 「顔が濡れて力が出ない」(/≧◇≦\)

ほのことうみまきりんぱなにこ 「アンパンマンだ!」

はじめ 「ちがうわ!」

No.8 16/12/09 17:37
作家 

穂乃果 「雪穂、雪穂!ついに和菓子屋にフランスパンを置いてくれるんだね。お姉ちゃんうれしいよ!」

雪穂 「置かないし!なに言ってるの!」

穂乃果は辻本茂雄のアゴを掴んではしゃぐ。

穂乃果 「フランスパン!フランスパンだよ」

茂雄 「おい!おい!」

穂乃果 「誰かなにか言った?」

ことうみまきりんぱなにこゆきヒロ寛平めだか 「いいえ」

穂乃果 「今日からこのフランスパンを置いて」

茂雄 「いたいいたい!!」

穂乃果 「もう!誰なの。穂乃果はフランスパンを和菓子屋に置きたいの」

茂雄 「こら!こら!それはオレのアゴや!アゴ!」

穂乃果はアゴの先を掴んでいたことに気づいてよろよろと離れてこう叫んでポーズを決めた。

穂乃果 「愛と正義の音ノ木坂スクールアイドル美少女戦士!ホノカムーン!」

茂雄 「誰が月や!!オレや!辻本茂雄や!」

穂乃果 「茂雄にいさん!」

ことうみまきりんぱなにこ茂雄はじめヒロ寛平めだか 「」アアッ!!

穂乃果 「よし!とりあえずこの場のいじりは終わったよ」

一ノ介 「おいおい!まだオレがおる!おじゃまします〜〜〜」

ほのことうみまきりんぱなにこ茂雄はじめヒロ寛平めだか 「」アアッ!

凛 「な、なにか得体の知れない力で倒れたにゃ!」

はじめ 「ほんまや」

ことり 「いまこそアンパンマンさんお願い!」オネガイオネガイオネガイ……

アンパンマンの主題歌イントロがかかる♪

はじめ 「そうだ♪おそれないで♪だからちがうわ!」(`□´)

穂乃果 「あんこはいいよ」

一ノ介 「こら!オレをほったらかしにすな」

海未 「一ノ介さん」

一ノ介 「どんだけ存在感ないねん」

にこ 「髪のぶんだけね」

一ノ介 「いうな」

穂乃果 「いつもお世話になっています。茂雄にいさんたち」

茂雄 「ええねん、穂乃果ちゃんには合コンや彼女を紹介してもろうてるから」イケメンヤロ!

穂乃果たち音ノ木の町の人々は茂雄たちによって平和に守られていた。もちろん時には警官とぶつかることもあるが頼りになるにいさんたちだった。

No.9 16/12/10 12:11
作家 

穂乃果 「それにしても絵里ちゃんと希ちゃんはいまどこにいるのかな」

茂雄 「その子たちもu’sのメンバーやったんやな。写真かなんかない」

凛 「これにゃあ」

画像を見せる凛に群がる茂雄たちはある方向を見ながら歓声をあげる。

茂雄はじめ一之介めだか寛平ヒロ 「きょにゅう〜♪♪♪♪♪♪」

にこ 「なんであたしを見て言うのよ」

海未 「そうです!破廉恥です」

茂雄 「安心しいや。わしはことりちゃんにしか惚れてへんから」

海未 「」

ことり 「ことりは穂乃果ちゃんのモノだもん」

真姫 「絵里は大学卒業の後にロシアに帰ってバレエ教室をしてるはずじゃないかしら」

ほのことうみりんぱなにこ 「」オオッ

寛平 「バレエといえば」

一之介 「アタック〜!苦しくたって〜♪かなしくたって〜♪」

ほのことうみまきりんぱなにこ 「」キャッキャッ

茂雄はじめめだか寛平ヒロ 「」キャッキャッ

一之介 「もう!つっこんでよ!」

穂乃果 「ハイハイ、芋けんぴでいい?」

一之介 「なにつっこむつもりよ!」

茂雄 「おネエになってるよ」

一之介 「」イヤン

海未 「へんたいがいます」

真姫 「性転換手術は私の病院はやってないから」

一之介 「しないわよん」

そこへ穂むらの前を通りかかる懐かしい存在の絢瀬絵里にみな気づく。

絵里 「なつかしいわ」

海未 「あ!」

凛 「い!」

花陽 「う!」

真姫 「え?」イミワカンナイ

にこ 「お!」

ことり 「か!」

穂乃果 「きんぴらごぼうもらい!」

ことうみまきりんぱなにこ 「」アアッ!?

茂雄 「おい!凄い美人やん」

はじめ 「ロシア人かいな」

穂乃果 「絵里ちゃん!!」

ヒロ 「さっき話してたu’sのひとりかいな」

寛平 「クマを連れてないんやな」

絵里 「いくらロシア人でもクマを連れて歩かないわよ!ちなみにあたしはクォーターだから日本人の血も流れているの」

穂乃果 「水ちょうだい雪穂」

雪穂 「それはウォーター」

No.10 16/12/10 19:21
作家 

穂乃果 「絵里ちゃ〜ん〜!」ギュッ!

絵里 「」ホノカ カモン!

電信柱 「」テレテレ

絵里 「それは電信柱でしょう!どうしたらあたしと電信柱を間違えるのよ」

穂乃果 「なんとなくかな?」

にこ 「なんとなくで絵里と電信柱を間違える!ねえ絵里?」

絵里 「それは穂乃果の家の大黒柱!」

海未 「似てますね」ウフフ

絵里 「どこがよ!」

めだか 「背が高いのも不便やな」イジケル

茂雄 「いじけとるんやない!」ツッコミ

再会を果たした穂乃果たちと絵里。絵里はむかしよりおとなっぽくなっていた。

穂乃果 「」クンカクンカ

絵里 「嗅がないでよ」

真姫 「ひさしぶりね」

にこ 「」フン

花陽 「ロシアでバレエ教室をしてたはずじゃないの?」

凛 「そうだにゃ」

絵里 「ちょっと休暇をもらって日本に遊びにきたの」

穂乃果 「クビになったんだよ。かわいそう」

絵里 「なんでよ!」

ヒロ 「めっちゃいじられとる」

絵里 「」

しかしなんだかんだでむかし懐かしく思える仲間たちに絵里は涙腺がゆるんだ。😢

ほのことうみまきりんぱなにこ 「」キャッキャッ

絵里 「もしもし」

ほのことうみまきりんぱなにこ 「」キャッキャッ

真姫 「ヴェェ!あたし?」

ほのことうみりんぱなにこ 「」ガンバッテ

真姫 「はい、しもしも?ケント・デリカット?ギルバートの方?」📱

絵里 「絵里よ!」

真姫 「カワイイ!カシコイ!」

絵里 「エリーチカ!てなにやらせんのよ!」

ほのことうみまきりんぱなにこ 「絵里ちゃん!」

絵里 「もう一回(再会から)やるの?」

茂雄 「やらんでええ」

はじめ 「お姉さんオレとお付き合いしましょ」

めだか 「いやオレや」

ヒロ 「オレや」

寛平一ノ介 「オレらはええは」

絵里 「」コラ!

穂乃果 「絵里ちゃんモテモテだね」

絵里 「そ、そう?」

ことり 「ノンスタイルの井上みたいに」

絵里 「だれとくらべてんの!!」

No.11 16/12/10 19:57
作家 

絵里 「これで希がいたら9人そろうのにね」

穂乃果 「でもどこにいるかあたしたち知らないんだよ」

凛 「消印無効にゃ?」

花陽 「いえ賞味期限切れです」

希 「」コラ

にこ 「ん?」

海未 「それを言うなら消息不明です」

りんぱな 「そうだった」

茂雄 「このいちばんの巨乳のお姉さんは何ができたん?」

ことり 「u’s結成の影の立役者かな」

海未 「私たちを後押ししてくれましたね穂乃果」

穂乃果 「最後に加わったんだよね。ガイア、オルテガ、マッシュ、希ちゃん」

ヒロ 「ガンダムの黒い三連星や!」

穂乃果 「じゃあ?これかな。アバレッド!」ビシッ!

海未 「アバレブルー!」

ことり 「アバレイエロー!」

にこ 「アバレブラック!」

凛 「知ってるにゃあ!アバレピッグ!トンカツにゃあ!」

希 「」ダレガヤ!

真姫 「ん?」

寛平 「希いうやんやろ?新幹線に乗ってんちゃうかな」

伊賀健二 「」スタスタ スタスタ

穂乃果 「東京」

海未 「横浜」

ことり 「名古屋」

にこ 「京都」

真姫 「新大阪」

凛 「新幹線にゃあ」

伊賀 「誰が新幹線や!!」

茂雄 「白線の内側にお下がりください」

ほのことうみまきりんぱなにこえりめだか寛平ヒロ一ノ介 「」ピタッ!

伊賀 「新幹線ちゃう!警官や!」

茂雄 「鉄道警察隊が来ます。あわてないで対応しましょう」

ほのことうみまきりんぱなにこえりめだか寛平ヒロ一ノ介 「」アタフタ アタフタ

伊賀 「あたふたしない!パトロールしてる警官!穂むらにいるみんな!」

穂乃果 「うわ〜!秋葉原についに新幹線が通るんだね」

雪穂 「通らないし!」

にこ 「新幹線のおもちゃを一郎くんたちに買ってあげないと」

めだか寛平ヒロ 「これがいい!」

伊賀 「人間や!」

めだか寛平ヒロ 「」エッ!?

ことり 「新幹線の伊賀さん!」

伊賀 「新幹線じゃなくて警官!けいかん」

花陽 「毛医官?」

伊賀 「毛の医者みたいに言うな!一ノ介さんはもう無理やけど」

一ノ介 「よけいなお世話や!」

No.12 16/12/11 06:39
作家 

伊賀 「パトロール中の音ノ木坂交番の伊賀です」

茂雄 「自分で言うとる」

伊賀 「むっ。いくら辻本くんたちが町を守っているにしてもしょせんはチンピラ。守っているのは私たち警官です」

ヒロ 「鉄道警察なら秋葉原駅や」

伊賀 「交番勤務や」

穂乃果 「なんだかんだでありがとう。三日前のみたらし団子あげるね」

伊賀 「なんで三日前のやねん」

めだか 「バクバク!うっ!?」

絵里 「だいじょうぶ?」

めだか 「んまい!」

穂乃果 「ええ!?」

雪穂 「姉貴が作っためちゃまずいのに」

電信柱の影に隠れている謎の存在に気づく伊賀。

伊賀 「失礼します。皆さんもくれぐれも犯罪に気をつけてください」

ことり 「は〜い」

にこ 「子どもか」

真姫 「さてあたしはいったん病院に戻らないと」

穂乃果 「世界初のツンデレ病を治すんだね」

真姫 「なんの病気よ」

にこ 「また会えるよね」

穂乃果 「また食い逃げするよね?」

にこまき 「してないわよ!今日の和菓子のぶん!」

にこはヒロや寛平たちを連れて帰り真姫もまた帰る。

凛 「バクバク」

花陽 「バクバク」

海未 「凛と花陽は遠慮がないですね」

りんぱな 「食べないと育たないですから」

穂乃果 「」モミモミ

希 「」キラーン!

穂乃果 「」ワシワシ

海未 「ほ、穂乃果なにを?」

穂乃果 「凛ちゃん花陽ちゃん安心して。海未ちゃんはまだまだムネがないから」

茂雄 「せやな」

はじめ 「オレの頬っぺの方がふくよかや」

海未 「ハレンチです」

ことり 「」モミモミ

海未 「ことりはムネがあるではありませんか」

ことり 「」テヘ

希 「」。。。。゛(ノ‥)ノ

絵里 「のぞみ?」

電信柱の影からちらっと姿を見せた親友に気づく絵里。

希 「」チャウチャウ

なぜか姿を現さないかつての親友に絵里はキョトンとする。

No.13 16/12/11 07:41
作家 

穂乃果 「さてあたしも和菓子をつくらないと」

絵里 「穂乃果がお菓子をつくるの?ハラショー」

雪穂 「日に日に味が落ちていくからやめてと言ってるのに」

海未 「毎日試食させられる私たちはいったい」

ことり 「まさに鳥の餌だよ」

穂乃果 「ひどい!」

茂雄 「まあ穂乃果ちゃんの和菓子は独特やん」

はじめ 「一ノ介さんのあたまを後退させるからな 」

一ノ介 「もとからや」

工房にこもり和菓子をつくる穂乃果の音が聞こえる。

穂乃果 「焦げた!」

海未 「」ビクッ!

穂乃果 「溶けたよ!」

ことり 「」ビクッ!

穂乃果 「うわ〜!?」

雪穂 「お姉ちゃん!?」

穂乃果 「できたよ!」

茂雄 「これが穂乃果ちゃんの和菓子か」

見た目からしてあまりにひどい出来。煎餅は焦げて飴はどろどろに溶け饅頭は原型が不明ななぞの物体。

穂乃果 「たべて♪」

海未 「遠慮します」

ことり 「たべてあげて❤」

茂雄はじめ一ノ介 「」バクバク

りんぱな 「」ウワァ

茂雄 「うまい!」

はじめ 「あんパンより美味」

一ノ介 「髪が戻るようや!」

海未 「」ナイナイ

ことり 「どれどれ」

穂乃果 「」ドキドキ

ことり 「奇跡の味だよ!」

穂乃果 「どんな褒めかた!?」

そこへ工房に入りつまみ食いをする希。

希 「」ジーン

絵里 「こら希!なにやってるの」

絵里に見つかりちいさくなる希。穂乃果たちは感激する。

穂乃果 「」ウルウル

希 「穂乃果ちゃん」

穂乃果 「雪穂!ありがとう。今夜はステーキだね!」

希 「なんでや!ウチや」

穂乃果 「希ちゃんなにやってるの?」

希 「み、みんなの顔を見にきてん」

久しぶりの再会を果たした穂乃果たち。

茂雄 「ほほう。この人がうわさの」

一ノ介 「それいけ!ノンタック!」

希 「子ども番組ちゃう」

はじめ 「この人がうわさのガイア、オルテガ、マッシュ、ノンタック」

希 「黒い三連星ちゃう」

茂雄 「ガンダムになぜ負けたん?」

希 「踏み台にされて。だからちゃう!」

No.14 16/12/14 15:58
作家 

絵里 「あなたいままでどうしたの?メールもしだいに来なくなったし」

穂乃果 「吉野家とかの店に立ってたの?」

希 「ウシちゃう!」

凛 「今夜はチャーシュー麺かにゃ」

花陽 「いやいや牛丼に豚カツ定食、カツカレーも」

希 「ふたりにスピリチュアルな呪いをかけるで!」ニラミ!

りんぱな 「ゴメンなさい!!」

希 「いまは言えへんねん。ゴメン」

茂雄 「キン肉星のご両親から捨てられたんやな」

希 「キン肉マンちゃう!!」キンニクバスター!

一ノ介 「いたいいたい!なんでわしや!」

希 「あ!かけやすかったんで。ごめんな」

絵里 「まあまあ今夜は私と一緒に穂乃果の家でお世話になりましょう」

穂乃果 「絵里ちゃんホテルは?」

絵里 「予約しないでいきあたりばったりで来たから」

ほのことうみりんぱなゆき 「」ポンコツ

絵里 「」ン?

穂乃果 「わかったよ。希ちゃんといっしょに物置でよかったら」

のぞえり 「フツウに泊めて!!」

しかたなく穂乃果たちはふたりを泊めてあげることにしました。

穂乃果 「一泊五十万円くらいにしようか」

雪穂 「いやいや先輩でしょ。五十一万円にしようよ」

海未 「一万円あげるだけでもいやしいですね」

ことり 「あたしより黒いよ!」

のぞえり 「安くしなさい!」

穂乃果 「タダでいいよ!」」
茂雄 「穂乃果ちゃんは優しいな。アホだけど」

はじめ 「穂乃果ちゃんは可愛いな。アホだけど」

一ノ介 「穂乃果ちゃんはパン好きだな。アホだけど」

穂乃果 「何回アホアホいうの!」エーン!メソメソ チラッ

海未 「」ドキッ!?

穂乃果 「う〜み〜ちゃん」ギュッ!

ことり 「」テレテレ

海未 「そっちはことりです!」

希と絵里を泊めることになり茂雄たちはいったん別な仕事があり去る。

茂雄 「ほなまた顔を見にくるわ」

凛 「アンパンマンばいばいき〜ん〜!」

はじめ 「ばいばいき〜ん〜てちがう!」

花陽 「今夜は」ジー

一ノ介 「ん?」

花陽 「ごはんだけでもいいです!」

一ノ介 「どういう意味や!」

No.15 16/12/15 20:31
作家 

その日は穂むらでu’sの9人が久しぶりに揃い団欒を楽しんでいたが、食卓は慌ただしかった。

ほのりんのぞえり 「」バクバク バクバク バクバク

海未 「穂乃果や凛はいつものことですが」

ほのりん 「」ン??

真姫 「あの希や絵里が食いしん坊なくらい」

にこ 「食べてるわね。なんなの?」

花陽 「」ドウシタノー!?

雪穂 「姉貴の友達て変な人たちがいるし。あ!ごはんが少しだけ」

ぱなのぞえり 「おかわり!!!」


穂乃果 「ほのかも!」

雪穂 「三人だけ!じゃんけんにしなさい!」

ほのぱなのぞえり 「じゃんけんぽん!!」

穂乃果 「」パー

ぱなのぞえり 「」チョキ チョキ チョキ

海未 「穂乃果の負けですね」

穂乃果 「ごはんさん」ウルウル

ことり 「少しあげるよ」

穂乃果 「」ワーイ アリガトウ

海未 「ことりが穂乃果を甘やかすのは変わりませんが希や絵里はなんだか変わりましたね?」

希 「そ、そう?ウチはウチやで」アセ

絵里 「カワイイカシコイエリーチカよ?」

にこ 「微妙に棒読みなんだけど」

ともかく9人揃ったことは懐かしい雰囲気はあり和気あいあいとしていた。

希 「穂乃果ちゃんたちのご両親はどないしたん」

絵里 「そうよ?大学を卒業したんじゃないの」

雪穂 「言いにくいのですが」

穂乃果 「希ちゃんはいい肉?」

希 「」(゜o゜)\(-_-)

穂乃果 「シャレだよ」(/≧◇≦\)

雪穂 「姉貴が大学を卒業する直前になぜかふたり揃って失踪したんです」

海未 「だから私とことりで時間を見ては手伝いをしています」

ことり 「サザンミニバードブランドの商品を置いてもらう形で」

花陽 「ことりちゃんが黒いですね」

凛 「黒こげにゃ」

ことり 「」クロクナイノヨ!

のぞえり 「なるほど」

にこ 「姉妹ふたりだけで和菓子屋をやってるんだからえらいわよ」

真姫 「穂乃果のお菓子は相変わらず下手だけど」

穂乃果 「ひどいよ」

ことうみまきりんぱなにこのぞえり 「」アハハ

仲間たちとの楽しい雰囲気の穂むらを覗く怪しい影。

No.16 16/12/17 15:50
作家 

電信柱の影に隠れてたのは陰気な雰囲気がある小薮千豊。

小薮 「むふふ、希はうまくいったようだな。これで穂むらの家と土地はオレのもんや」

伊達 「ん?怪しい男がおる。ちょっとキミ」

小薮 「うわ!秋葉原に新幹線が開通しとる!?」

伊達 「誰が新幹線や!この辺をパトロールしてる警官!警官!」

小薮 「鉄道警察がなぜここに?」

伊達 「ふつうの警察や!キミは私をからかっているのか」

小薮 「いえ、仙台にいくにはどうしたらよろしいですかね」

伊達 「東京駅から仙台行きの……。あ!待て!」

小薮 「やっぱ鉄道警察やん。あっかんべ〜!」。。。。゛(ノ‥)ノ

伊達 「待て〜!!」

希 「げっ!?」

ほのことうみまきりんぱなにこのぞえり 「?」

穂乃果 「白線の内側までお下がりください」

伊達 「新幹線ちゃうわ!待て!」

雪穂 「やれやれ」

希と絵里を残しながら他の u’s メンバーは帰っていった。

真姫 「またみんなで歌いたいわね」

にこ 「でもみんな忙しいから。穂乃果と凛以外は」

ほのりん 「ひどい!」

花陽 「凛ちゃんまた次のテレビか営業を探すよ」

凛 「はいにゃ!」

りんぱな 「ばいばい」

にこ 「凛と花陽はたいへんね」

みんなが帰った後、希と絵里は泊めてもらうお礼に後片付けをした。

穂乃果 「」o(__*)Zzz

海未 「食べてすぐ寝てはいけません」

ことり 「どんな夢を見てるのかな」

雪穂 「絵里さん希さん後片付け手伝ってもらってすみません」

絵里 「いいのよ」

希 「そやそや。泊めてもらうんやし」

雪穂 「そういえば亜里沙は元気にしてます?」

絵里 「え、ええ……」アセアセ アセアセ

希 「? ケンカでもしたんかな」

穂乃果 「また、みんなと……歌いたいよ……」o(__*)Zzz ☆≡(>。<)

海未 「くしゃみを向けないでください」(/≧◇≦\)

ことり 「音ノ木坂に通ってた頃を思い出しているのかな」

海未 「子どもですか。もう大人ですよ」

海未とことりも家路に着いて高坂家の夜はふけていくはずだった……。

No.17 16/12/24 05:18
作家 

皆が寝静まった夜、東條希は寝覚めた。機械の駆動音のようなものが部屋に伝わり……。

希 「ウチはターミネーターかロボコップか」

希が一歩一歩進むたびに地響きのような足音が……。

希 「モビルスーツちゃう」

絵里 「希、どうかした……?」

一晩中、学生時代のことを懐かしく話していて穂乃果はすやすや寝息を立ていたが絵里は目覚めたようだった。

希 「なんでもあらへんのよ。えりちは寝とき」

絵里 「ことりみたいな言いかたして」

トイレや、と断りながら東條希は高坂家を一歩また一歩とずしーんずしーん、と歩き始めた。

希 「ウチはゴジラか大魔神かいな」

しかし彼女が向かったのはトイレではなく居間だった。絵里はトイレの後に希が戻らないのを気づいたのか彼女の後をつけていた。
ふたりは闇のなかで頭をぶつけた。

のぞえり 「いたっ」ゴチッ!!

希 「えりち〜、なにしとんねん」

絵里 「こっちのセリフよ。あなたこそなにしてたのよ」

闇に目が慣れて希が高坂家の居間を物色をしていたらしいようだった。
目的はおなじかしら、と絵里は少しだけあやしい目をしたが黙っていた。

希 「たんこぶができてもうたや」

絵里 「おたがいさまでしょう」

希 「ほな、ウチは寝るさかい」

そそくさと穂乃果の部屋に戻る希を見送りながら、絵里は愛すべき後輩の穂乃果を裏切る自分が内にいることに葛藤の表情があった。
同時に下半身をもよおしロシアの冷たい大地のなか下半身になにもつけていないかと錯覚するくらいもよおしていた絵里がいた。

絵里 「どれだけあたし下半身が寒がりなのよ!」

その様子を小薮がまた電柱の影から見ていたようだった。

小薮 「希のやつうまくやれよな」

あやしい一言を残して消えていった。

No.18 16/12/25 06:43
作家 

穂乃果と雪穂の日課は秘伝のタレを継ぎ足しすることでした。
毎朝毎朝、ふたり秘伝の書ををもとに継ぎ足ししていました。
しかし、ふたりは和菓子作りになると穂乃果はともかく雪穂もたいしてうまくなりませんでした。

ほのゆき 「一生懸命やってるよ!!」

穂乃果 「和菓子作りはむずかしいんだよ」

雪穂 「タレ作りとかはできるけどいざ和菓子を作るとなるとむずかしい」

しかしそんなこんなでも穂むらを経営できているのはふしぎなことでした。
まあお笑いの舞台だし。

ほのゆき 「だよね」

ことり、海未、茂雄たちがたずねてくるのが日課です。

海未 「おじゃまします」

茂雄 「こんにちは」

はじめ 「こんにちはやで」

穂乃果 「あんパンだ」(≧∇≦)ガブッ!

はじめ 「まてまて!あんパンちゃう」(/´△`\)

穂乃果 「なんだ、はじめさんか」( ・ε・)

一ノ介 「おじゃまします〜」

ほのうみえりのぞ茂雄はじめ 「」アアッ

穂乃果 「ふつうに挨拶してよ」

一ノ介 「すまんな歳やから」

ことり 「」コンニチハ!オジャマシマス!

ほのうみえりのぞ茂雄はじめ一ノ介 「」アアッ!?

海未 「ことり!」

ことり 「もとからこういう声なの!」

絵里と希はそれぞれ何かをたくらんでいるようでした。

希 「(なんとかしてこの家と土地の権利書があれば……)」

絵里 「(なんとかしてこの家と土地の権利書さえあれば……)」

のぞえり 「ん?」

穂乃果 「ごはんおいしい」

花陽 「ごはん〜♪」

凛 「いつもお世話になりますにゃあ」

ほのゆき 「いつの間にいたのふたりとも!」

りんぱな 「ことりちゃんの背中についていました!」

海未 「小判鮫のようですね」

りんぱな 「」バクバク バクバク

穂乃果 「負けないよ」バクバク バクバク

雪穂 「食費がかかるよ」

海未 「そうですね」バクバク

ことり 「」チュン!

穂むらの家計の大半は穂乃果たちの食費に取られていました。
しかしことりがアイデアを出しました。

ことり 「あたしのブランドのモデルをやる?」

No.19 16/12/26 07:01
作家 

ことり 「衣装を描いてみたの」ミテミテ♪

花陽 「かわいいですね。さすがサザンミニバードのオーナー!」

茂雄 「もうちょっとスカートを短くした方がええな」カキカキ

はじめ 「いやいやもう少し」カキカキ

凛 「エロパンマンにゃあ」

はじめ 「誰がや」

一之介 「もうちょっと短くでもええ」カキカキ

茂雄はじめ 「ええな〜♪♪」

衣装デザインのスカート部分は絶対領域を越えてほぼ丸見えでした。

海未 「ハレンチです!!!」

茂雄はじめ一之介 「堪忍や!!」

希 「いつもこんなんな穂乃果ちゃんのまわり」

穂乃果 「フランスパンにあんパン、ひからびたパン」

茂雄はじめ一之介 「パンにたとえんなや!」

穂乃果 「まあこんな感じだよ」

絵里 「後片付けをしてあたしは少し出かけるわね」

穂乃果 「いってらしゃ〜い」

ことり 「絵里ちゃんならモデルにいいかも」

海未 「にことは大違いですから」

にこ 「ぬわんでよ!!」ガラリッ!

ほのことうみのぞゆき茂雄はじめ一之介 「」ウワッ!?

押し入れからなぜか出てきたにこと真姫。

雪穂 「どこから出てくるんですか」

真姫 「にこちゃんがホテル代を浮かそうとしてたらついここに」

穂乃果 「ウチはホテルじゃないよ!」

希 「(バレてへんよな)」

にこ 「」ジー

希 「ワシワシMAXや!!」ワシワシ ワシワシ

にこ 「」👼チーン!ピクピク ピクピク♪

希 「ほな、ウチもちょっと出かけるさかい」

ほのことうみりんぱな 「堺ちゃうで秋葉原や!」

希 「」コケッ!

しかし希はあやしい男の小薮と会っていた。

小薮 「どやった?」

希 「家や土地の権利書はわからへん。だけど秘伝のタレの秘伝書もあるようや」

小薮 「それも手に入れろ」

わかった、とやや悩む表情を見せる希を絵里は物陰から見ていた。

絵里 「希……」

No.20 16/12/27 17:18
作家 

穂乃果 「よし!食べたしお菓子も作ったし今日はせんべいつくるお米の仕入れ日だよ!」(^o^)/

その言葉にお米大好きの花陽の表情が太陽のように輝く。

花陽 「お供します!穂乃果ちゃん」(☆∀☆)

穂乃果 「荷物持ちだよ?」

花陽 「お米のためならこの可愛い小泉花陽は荷物持ち雑用なんでもやります!!」

凛 「こんなかよちんはありだけど嫌だにゃあ」

茂雄 「どっちやねん」

雪穂 「ちゃんとお父さんの秘伝書を持った?」

穂乃果 「持ったよ」ホラホラ ホラホラ!!

雪穂 「」(゜o゜)\(-_-)

穂乃果 「」(/≧◇≦\)

雪穂 「秘伝書なんだから大切に大事に扱いなさい!!」

穂乃果は二重に三重に包んでカバンにいれる。それを希や絵里はジッと見ていた。

穂乃果 「ん?」

希 「」ナンデモアラヘンノヨ!

絵里 「」ナンデモエリーチカヨ!

ことり 「あたしの真似をしないでよ」

穂乃果は花陽と凛を連れてむかしながらの父の付き合いであるお米問屋にやってきた。

花陽 「ここ?」

穂乃果 「そうだよ!桑原のおばあちゃん!ほのかだよ。ほのかが来たよ」

凛 「いないにゃ」

そこへ戻ってきたのは桑原のおばあちゃん。

桑原 「ごめんください。ただいま桑原和男、ちゃうちゃう和男やったらおじいちゃんや!いまはおばあさんおばあさん。……年齢設定は五万歳くらいでいいかな」

凛 「ウルトラマンにゃ!!」

桑原 「まあここは108歳にしとくか。ありがとう」ペコリ

ほのりんぱな 「」アアッ

桑原 「あらあら穂乃果ちゃんいたの。お米の仕入れ毎月えらいね」

穂乃果 「ほのかほめられた。いつも海未ちゃんに叱られ怒られ怒鳴られて……こわいよ!!」

りんぱな 「なっとく」

桑原 「ハイハイ、これが穂乃果ちゃんのお父さんが仕入れてた究極の黄金米の“みゅ〜ず”だよ」

穂乃果 「スルーされた!?」

花陽 「これが穂むらの和菓子の源の究極黄金米の“みゅ〜…………ず”!」

ほのりん桑原 「」アアッ

桑原 「なんていう声を出しとるんや」

花陽 「ピャアアア〜!ダレカタスケテ」

凛 「かよちんをいじめるにゃ!」

No.21 16/12/27 19:11
作家 

凛 「かよちんにいじわるするにゃあ」(`□´)

桑原 「キミはイヌかネコか!?」

凛 「ああっ!?」ショック ショック ショック……オチコミ!(/´△`\)

穂乃果 「どうしたの凛ちゃ〜ん!」

花陽 「りんちゃんは見た目は犬っぽいのに語尾はネコ語を使うからよくイヌかネコか言われるたびに葛藤し悩み落ち込むんです〜!!」ダレカ タスケテ〜!

桑原 「勝った!」

穂乃果 「大人げない」

凛 「りんはイヌかネコか……。イヌなら語尾はワン、ネコなら語尾はニャア。どっちにするにゃあ」

穂乃果 「にゃあと言ってるし」

花陽 「まかせてください。長い付き合いの幼なじみの小泉花陽に!」

穂乃果 「ぱなよちゃん!」

花陽 「は・な・よ・で・す・!」

桑原 「ふふん、その凛とかいう子はもう立ち直れないよ」

花陽はそっと凛のそばに寄った。

花陽 「りんちゃんはりんちゃんだよ。イヌでもネコでもない星空凛というかけがえのない存在なんだよ。りんちゃんはあたしをいつも応援してくれたしむかしは u’s をやったしいまもいっしょだよ……」

凛 「……!かよち〜ん!!」ギュッ

花陽 「よしよし」

桑原 「なんと復活した!?」

凛 「ふふふ、桑原の。あなたはおじいちゃんかおばあちゃんか。どっちにゃあ!!」ニャア!!

桑原 「ああ〜!?……」

穂乃果 「桑原さんっ!?」

凛 「星空の一撃がクリティカルヒットにゃ」

花陽 「ドラクエ?」

しばし落ち込む桑原のおばあちゃん。その間、ほのりんぱなは?

ほのりんぱな 「」キャキャキャ♪

桑原 「ふふふ」

凛 「!?」

桑原のおばあちゃんの答えは!?

桑原 「……両方あるねん。ムネもオトコのアレも!!」

ほのりんぱな 「なんですと!?」

ムネを見せる桑原に三人は引いた。

ほのりんぱな 「海未ちゃんよりないよ!!!」

海未 「どういう意味ですか!?」

穂乃果 「ん?」キョロキョロ(・д・ = ・д・)

凛 「なんとおばあちゃんはおじいちゃんだったでもあったのにゃあ」

花陽 「どうなるのかな」

りん桑原 「ふたりは似た者同士(にゃ)!」(^^)/\(^^)

No.22 16/12/28 07:16
作家 

穂乃果 「凛ちゃんと桑原のおばあちゃんが仲良くなってめでたしだね♪」」

りん桑原 「」(^^)/\(^^)

花陽 「凛ちゃんの浮気者はおいといて穂乃果ちゃん煎餅につかうお米を見せてください」

凛 「にゃ!?」

穂乃果 「ほいさ」(/^^)/

花陽 「」(/≧◇≦\)イタイデス!?

穂乃果 「投げてないよ」

花陽 「とにかく見せてください」

穂乃果 「はい」

袋を開けるとなんと白米なのに黄金色に輝き炊いてもいないのにいまにも食べられそうなくらい美味しそうにみんなには見えました。

花陽 「こんなお米はいままで見たこともないです」キラキラ キラキラ

凛 「お、お米さんがこんなに美味に見えるなんて」

穂乃果 「桑原のおばあちゃんとお父さんは先祖代々からの付き合いがあったからね」( ̄^ ̄)

凛 「穂乃果ちゃんが威張ることないにゃね」

穂乃果 「では桑原のおばあちゃんまたね」

桑原 「待ちなさい。今朝の新聞は見た?」

ほのりんぱな 「見てないし読んでないよ」

桑原 「読みなさい!」

ほのりんぱな 「」(/≧◇≦\)(/≧◇≦\)キャア!?

桑原 「実は大阪とロシアからそれぞれ有名な詐欺師や泥棒が秋葉原に来てるんですって気をつけてね」

ほのりんぱな 「わかったよ!!」

穂乃果 「うう……、三人でもお米は重たいよ」

凛 「だにゃ」

花陽 「ヨイショ!」ダッシュ!🏃💨

ほのりん 「待て〜!!」🏃🏃

桑原 「最近の子どもは凄いわ」

その様子を覗いてたのは希。

希 「黄金米か。あれもええな」

小薮 「希、希」

希 「小薮はん」

小薮 「うまくやれそうか」

希 「いっそのこと穂むらごと乗っ取った方がよくありませんかね」

小薮 「なるほど。それもええな。頼んだで」

小薮が去るのを見た絵里は希に話しかけた。

絵里 「え〜と、ドム。じゃなくてリックドムじゃなくてドライセンじゃなくて……ドムトルーパー……希!」

希 「希や!何回間違えんねん!東條希や!てえりち!?」

絵里 「あなたなにしてるの。昨日から怪しいわよ」

希 「生まれつきスピリチュアルやから」

No.23 16/12/28 09:09
作家 

妙な言い訳を希がしている頃、穂むらに珍しい来客が来ていました。

? 「」ピンポン♪ピンポン♪ピンポン♪……ピンポンピンポンピンポン♪

雪穂 「うるさ〜い!!」

海未 「もう誰ですか」

ことり 「将来は穂乃果ちゃんのお嫁さんのあたしが出るよ」

海未 「穂乃果の嫁は私です」

ことうみ 「」ムッ

穂乃果 「ほのかの意思を無視してるよね」

ことうみ 「」キョロキョロ

ことり 「いまのうち!」ダッシュ!

海未 「ズルいです」

ことり 「あ、あなたはアサリちゃん!?」

亜里沙 「ハラショー、それは少女漫画のあさりちゃん」

海未 「あ、漁り?」

亜里沙 「ア・リ・サ・で・す・!」

海未 「どうしてここにいるのですか。絵里と共にロシアにいたはず。絵里はここにいますが」

亜里沙 「いろいろとおもてでは話せないことがあるのでいいですか。お姉さんはいます?」

いいえ、と答えると穂むらに入ってゆく亜里沙は事情をせんべいだんごと話しはじめた。

海未 「かくかくしかじかです」

ことり 「粗末な和菓子しかないけど」

穂乃果 「ひどい」

雪穂 「え?いま亜里沙はロシア市警で警官しながらKGBにもいるの」

亜里沙 「実はここだけの話。お姉さんはバレエ教室がつぶれてから美人詐欺師になってしまって」

ことうみゆき 「」エエッ

ことり 「ことりの方が可愛いよね!」

海未 「」

海未 「それで亜里沙は絵里をどうしたいのですか」

ことり 「スルー?」ガンガン ガンガン (゜o゜)\(-_-)

海未 「いたいです」(/≧◇≦\)

亜里沙 「あたしとしてはロシアに連れ帰って姉の罪を償わせたいの」

雪穂 「そう、わかった。協力するよ。でもバカ姉貴たちに知られたら悲しむからこのことはここにいる四人だけのヒミツね」

ことうみゆきあり 「」ウン

四人は穂むらに場所を移しました。すると押し入れから出てきたのはにこと真姫。

にこ 「た、たいへんな話を聞いちゃった」

真姫 「今度から穂乃果の家よりホテルでデートしない?」

にこ 「出番がなくなっちゃうからやだ!」

真姫 「」

No.24 16/12/28 16:02
作家 

にこ 「なんとか出番を作らないと」

真姫 「どんだけ出番がほしいのよ」

しばらくして穂乃果たちが戻ってきました。

花陽 「黄金米♪黄金米♪黄金米♪」🏃💨

ほのりん 「待て〜!」🏃🏃💨💨

花陽 「黄金米でつくるならカレー♪チキンカレー♪オムカレー♪オムライス♪チャーハン♪天津飯♪」🏃💨

ほのりん 「待て〜!」🏃🏃💨💨

花陽 「でもやっぱり白米がいちばん♪」ピタッ!?

ほのりん 「急に止まらないで〜!?」ドシン!?

花陽 「なんだかんだで穂むらに戻りましたね」

穂乃果 「リターン穂乃果だよ」

凛 「英語にゃ」

穂乃果たちが戻ってきたのを雪穂たちは気づきました。にこまきは押し入れから二階に上がりました。

にこまき 「」セーフ!

雪穂 「あ、バカ姉貴お帰り」

亜里沙 「お帰りなさいぽんこつ穂乃果さんトリオ」

穂乃果 「雪穂!それにあ、有田焼ちゃん」

亜里沙 「ハラショー、亜里沙です」

海未 「(穂乃果たちには秘密ですね。絵里が美人詐欺師になってたなんて)」

ことり 「(言えない言えない言えないよ)」

穂乃果 「どうかしたの?貧乳巨乳の海未ちゃんことりちゃん」

ことうみ 「売れないお笑いコンビみたいに言わないで!!」

穂乃果 「でもなんで亜里沙ちゃんいるの?」

亜里沙 「日本にちょっと遊びにきたんです」ニコッ♪

りんぱな 「天使が日本にいた……」

Mr.オクレ 「天使はここにもおるで〜!!」

ほのことうみまきりんぱなにこゆきあり 「なに!?」

穂乃果 「気のせいか」

ことり 「だね」

海未 「気のせいにしていいんでしょうか?」

そこへ帰ってきたのは絵里だった。

絵里 「私が超美人詐欺師になってるなんて穂乃果たちに言えないけどうまく騙さないとお金は手に入らないわ」ニヤリ

希 「(えりちが美人詐欺師やて!?)」

絵里 「ただいま」

何気ない顔で絵里が帰ってきてその後にさりげなく希も帰ってきました。希は小薮と組んで泥棒もしていました。

希 「」ギュイン ギュオン ドシーン

ほのことうみまきりんぱなにこえりゆきあり 「」ジャンプ!

希 「なんでやねん」

No.25 16/12/30 21:38
作家 

その日の夜、にこはまた妹たちの子どもを連れて高坂家に夕食を食べに来ていた。

ヒロ 「開けて閉めて♪開けて閉めて♪開けて閉めたら入れな〜い!!」

にこめだか 「さっさと入れ〜!!」ケリッ!

ヒロ 「いたいやんか」

穂乃果 「ウチの扉が壊れたらにこちゃんが弁償だよ」

にこ 「ぬわんでよ」

そんなこんなでいつものように夕食をしていると絵里と希が帰ってきた。

雪穂 「なぜ真姫さんがいるのかしら」

真姫 「にこちゃんと食べたいのよ!」

絵里は扉を開けるとそこに妹の亜里沙が高坂家で夕食を囲んでいるのが見えて驚いた。

絵里 「ただいま〜♪っ!?あ、あああ……アイウエオ!カキクケコ!サシスセソ!タチツテト!」

希 「五十音言うて台詞を取るな!」(゜o゜)\(-_-)

亜里沙 「日本にいてもまだポンコツなんだ」

穂乃果 「亜里沙ちゃん可愛い顔してひどいね」

茂雄 「ホンマや。オレの嫁にならへん」

ほのことうみまきりんぱなにこ 「」オイ!

海未 「(亜里沙はいつ絵里を捕まえるのでしょう)」

ことり 「(ちなみに絵里ちゃんの今日のお食事は熱々おでんだよ)」

希 「えりちのは今日はおでんやで」

絵里 「なんで?」

穂乃果たちはふつうにすき焼きであるなか絵里だけおでんであった。

亜里沙 「(ロシア育ちのお姉さんは熱いモノに耐えられるはず。隙をついて手錠をかければいいの!)」

雪穂 「(ふつうに捕まえたら?)」

穂乃果 「たまごを割ってといて♪豆腐に糸こんにゃく♪お肉♪希ちゃんじゃないよ?」

希 「あたりまえや!」

絵里は亜里沙が実はロシア市警なのを知っていたが逃げるのは不自然なので我慢した。

絵里 「熱くない?」

穂乃果 「どれどれ」ハシツマミ ツカム シッパイ!

海未 「熱いです!」(/≧◇≦\)

ことり 「」キャアキャア

茂雄 「(ビート)たけしさんみたいにすな!」

穂乃果 「ほのかほのか」

はじめ 「アンパンチをくらえ!!」

穂乃果 「海未ちゃんのラブアローシュートをくらえ!いけ海未ちゃん」

海未 「」ラブアローシュート!

海未 「なにをやらせるんですか!」

No.26 17/01/12 14:26
作家 

海未 「なにやらせるんですか!?」ゴチッ!

穂乃果 「いたい」

ことり 「よしよし」

瞬間、なぜか居間だけがなぜか停電してカチャリ!と手錠の音がしてすぐに明かりがついてびっくりした!

茂雄 「うおおい!?」

穂乃果 「あああ、アゴが捕まったよ」

茂雄 「誰がアゴや!ほんまや」

ほのことうみまきりんぱなにこのぞえり 「」アアッ

亜里沙 「間違えました。ごめんなさい」

茂雄 「ええねんええねん。代わりに俺と結婚しよう」

亜里沙 「遠慮します」

雪穂 「(しっかりしてよ)」

亜里沙 「(次がんばる)」

絵里 「(あぶなかった)」

希 「(えりち、妹に捕まるのがいやなんやな)」

穂乃果 「絵里ちゃんおでん忘れてるよ」ワタス!

絵里 「あ、ありがとう」

にこ 「(危険物のおでんと危険人物の絵里が移動してるじゃない)」

真姫 「(これはやばいわね)」

絵里 「熱々っ!」

にこまき 「静かに食べてよ!!」

絵里 「(むずかしいわね)」

絵里が悪い人になっているのを知らないのは外出していた穂乃果たちだけ。

穂乃果 「おでん美味しい?」

絵里 「ええ(熱々だけど)」

凛 「ロシア料理とはちがうにゃ」

花陽 「ロシアか」

希 「(ウチはどうしたらええんや)」

穂乃果 「希ちゃん?わしわししたいならどうぞ」

希 「?」

穂乃果 「ことりちゃんや花陽ちゃんはだめだけどどうしようもない海未ちゃんなら」

海未 「なんですか!いまの表現は」

希 「」ワシワシマックス!!

瞬間、再び明かりが落ちた!!

? 「」キャー

穂乃果 「ことりちゃん!?」

凛 「かよちんかにゃ」

再び明かりがついてこれまた驚いた。天井にいた神様のMr.オクレがわしわしされていたのだ。

Mr.オクレ 「キャー」

ほのことうみまきりんぱなにこのぞえり 「」

茂雄 「この子らめっちゃ引いとるやんか!」

Mr.オクレ 「ごめんな〜」

ほのことうみまきりんぱなにこのぞえり 「」アアッ!?

No.27 17/01/13 06:20
作家 

その日の夜、亜里沙は姉を捕まえることができずに涙を流しました。

亜里沙 「」シクシク

雪穂 「よしよし」

穂乃果 「亜里沙ちゃんどうかしたの」

雪穂 「なんでもないから」

この日の夜はなぜか真姫ちゃんとにこちゃんたちも泊まることになり穂乃果は布団の用意をしました。

穂乃果 「真姫ちゃんはこのお布団ね。ほい」

真姫 「ありがとう」

穂乃果 「にこちゃんと一郎くんは穂乃果や雪穂がむかし使ってた子ども用のお布団」

にこめだか 「ぬわんでよ(なんでやねん)」

穂乃果 「他にお布団ないからごめんね」

にこはなんとなく穂乃果に毎回やり込められてる気がしないでもない。
しかし彼女たちは絵里が亜里沙に捕まる瞬間を逃すまいとするやじ馬根性があった。穂乃果たちはいまだに知らない。

穂乃果 「にこちゃん真姫ちゃん」

にこまき 「?」

穂乃果 「破廉恥なことしたら海未ちゃんがとんでくるよ」

BGM

飛び上がれ♪飛び上がれ♪飛び上がれ〜♪うみちゃん〜♪(機動戦士ガンダム主題歌の替え歌、作詞 高坂穂乃果より)

海未 「誰が飛んでくるんですか!?」ツッコミ

穂乃果 「いたい」

海未 「にこに真姫、破廉恥なことをしてはいけませんよ」ギロリ

ヒロ 「こわい姉ちゃんやな」

ことり 「だよね♪」

海未 「ことり!」

ほのこと 「逃げろ!」

海未 「待ちなさい!」

希は様子を一部始終見ながら複雑な心境だった。
絵里を亜里沙に捕まらせるべきか。また逃がすべきか。
そして穂乃果たちを裏切ろうとする自分にも。

希 「」

穂乃果 「希ちゃん?」

希 「」

穂乃果 「未知やすえさん?」

希 「誰が未知やすえや!!」

穂乃果 「」ヒーン!

しかし翌日、また新たな危機がやってくるのを穂乃果は知らない。
サザンミニバードを経営することりもひそかな悩みがあった。

穂乃果 「海未ちゃんたち貧乳トリオより深刻なこと?」

うみりんにこ 「どういう意味ですか!!」

No.28 17/01/13 07:30
作家 

内場勝則 「ここが僕の婚約者の南ことりさんの親友高坂穂乃果さんのお宅か」

ピンポーン

にこ 「穂乃果!穂乃果!お客さんよ」

シーン

穂乃果 「う、う……ん、海未ちゃん…ゴジラ?シン・ゴジラだよ」

にこ 「どんな夢を見てんのよ」

めだか 「ほんまやで。ウチらでいくか」

にこめだか 「ハイハイ」

内場 「ん?うわ〜、キミたちえらいね。パパとママは?」

めだか 「パパとママはね。実は人間じゃないの。パパはウィスパー、ママはジバニャン。うまれたのはボク。なんでやねん!」

にこ内場 「妖怪ウォッチか!」

にこ 「こほん。なんのご用ですか」

内場 「ここに南ことりさんがいると聞きまして」

にこ 「ことり〜!ことり〜!」

ことり 「マカロン♪マカロン♪マカロン♪は〜い」

にこ 「なんて歌なのよ」

内場 「ことりさん!」

南ことりの美少女な姿に内場は感激した。
Mr.オクレはにことめだかの姿の小ささに失望した!

にこめだか 「なんでよ!」

ことり 「どちらさま?」

内場 「こほん、ボクはキミの婚約者の内場勝則なのだ!」🌹

ことり 「婚約者?」

その言葉に一階や二階からみんなが現れた!

穂乃果 「ことりちゃんに婚約者!?」

真姫 「なんでことりなのよ!イミワカンナイ」

ことり 「」ムッ

絵里 「婚約者ですって。認められないわ」

希 「生徒会長時代の悪いクセやな」

穂乃果 「絵里ちゃんいま生徒会長じゃないよ」アハハ

ことり 「さあ朝御飯にしよう」

ほのことうみまきりんぱなにこのぞえり「」ワイワイ

内場 「現実逃避すな!」

めだか 「せやで。現実逃避はあかん」

ヒロ 「お前がな」

めだか 「お前もなが」

ヒロ 「おい」

No.29 17/01/25 15:56
作家 

内場 「ことりさんのお母さんから見合いの話を聞いてませんか?」

海未 「見合い?」

真姫 「見合いですって!」

穂乃果 「見合って見合って……はっけよ〜い!のこったのこった!」

のぞえり 「」エイエイ エイエイ

内場 「それは相撲の見合ってや!」

絵里 「」エイッ!

希 「」ゴロゴロ キャア

にこ 「なんであたしの方にころがるのよ」

穂乃果 「ひがし〜!エリの〜ウラジオストク〜♪」

絵里 「なんて四股名なのよ!」

希 「」プッ

穂乃果 「西〜西〜……す…す…スピルバーグ希〜♪」

希 「スピリチュアルや!映画は出たことあるけど撮ったことあらへん!」

海未 「さあお遊びはここまでにしてご飯にしましょう」

ほのことまきりんぱなにこのぞえりめだか 「いただきます」

内場 「無視すな!」

ことり 「ことりの将来の結婚相手はあなたじゃないよ!ハノケチェンだよ!」

シーン

ことり 「ハノケチェンだよ!」

穂乃果 「あたし?ほのかだよ」?!(・◇・;) ?

ことり 「ほのかちゃんだよ」

穂乃果 「(///∇///)」テレッ

内場 「何回言い直すねん!」

海未 「とにかくことりと穂乃果の結婚は置いといてことりの意思を無視しないでください」

内場 「ふふふ、ことりくんのお母様から正式な見合いなんですよ」

絵里 「なんですって」

希 「なんやて」

にこ 「ぬわんで!?」

真姫 「にこちゃん驚きすぎ!」

にこ 「にこに〜♪」

シーン

にこ 「ぬわんでよ!!!」

穂乃果 「さすがもとu’sのすべり担当」

にこ 「ぬ……ぬわん……」ワアアアン!!

真姫 「よしよし」

穂乃果 「こんなにこちゃんでよかったらあげるよ」

内場 「いらんわ!」

にこ 「あげないでよ」

亜里沙 「とにかくその見合いが正式なものか確かめましょう」

絵里 「亜里沙」

内場 「正式なものですよ」ピラッ

希 「ふむふむ。読めへんかった」

ほのことうみまきりんぱなにこえりあり 「」アアッ

No.30 17/01/26 10:11
作家 

内場 「そうそうことりさん」

穂乃果 「チュンチュンことりちゃん」

内場 「まねすな!」

穂乃果 「まねしないで!」

内場 「おまえはバカか!」

穂乃果 「海未ちゃんよりマシだよ!」

海未 「」エッ

海未 「なんですか!それ!」

内場 「それよりここ最近、サザンミニバードのネットの売り上げは上がってませんか」

ことり 「え?なんでそれを知ってるの」

内場 「ボクのファンがキミのブランドを買うように仕組んだのさ」フフン

島田珠代 「うふん♪アハン♪うふん♪アハン♪」

穂乃果 「な、なんか来たよ!?」

海未 「希よりへんたいが来てます!?」

希 「どういう意味やねん!ウチへんたいちゃう!ワシワシしたいだけやん」

真姫 「よくけいさつにつき出されないわね」

珠代 「おはよう〜ん♪内場さん♪今日もサザンミニバードのブランド買っちゃった〜ん♪」

ことり 「ことりの服に!アクセサリーに!ソックスも!?」チュン!?

珠代 「かわいいかしら?」ウインク!

内場 「う、うん。まあな……」

ことり 「」フラフラ

穂乃果 「ことりちゃん!?」ダキシメ

海未 「あまりのショックで倒れたのです」

真姫 「横になる?」

ことり 「」ギュッ

穂乃果 「ほ、ほのかでよかったら」テレテレ

海未 「まあしかたありませんね」

にこ 「それよりそこの女!なんでことりのブランドを身につけてそんなに可愛くないの!」

茂雄 「言うてもうた!」

珠代 「なんですって!!」

にこ 「ぬわんですって!!」

珠代 「なによ!」

にこ 「ぬわによ!」

珠代 「なによ」

にこ 「ぬわによ」

にこ珠 「ぬわによ!!」

茂雄 「シンクロしたで!」

真姫 「シンクロ率400パーセント!!」

にこ珠 「エヴァンゲリオンじゃないわよ!!」

穂乃果 「よしよしことりちゃん」

海未 「だいじょうぶですか」

ことり 「う〜んう〜ん」

にこ珠 「無視しない!」

穂乃果 「おわった?」

にこ 「スルーするむかしからの癖を直しなさい」

希 「にこっちやし」

No.31 17/01/26 12:57
作家 

にこ 「まったくあんたよくこんなの(珠代)を連れて歩けるわね」

内場 「キミと珠代くんなら引き分け!」

にこ珠 「ぬわんでよ」

穂乃果 「ぬわんでよ教の布教をウチでやらないでよ」

にこ 「宗教じゃないし」

ことり 「とにかくあなたにサザンミニバードブランドは似合わない!」キリッ

海未 「ことりがめずらしく怒っています!留学の時を彷彿させます!」

ことり 「いい!サザンミニバードはあたし南ことりがかわいいかわいいかわいい穂乃果ちゃんのために作ったのが原点なの!」

珠代 「が〜ん……」ガックリ

茂雄 「これはショックやで。まあ世間にかわいいのとかわいくないのに分かれるんや」

桑原 「あたし?」

茂雄 「うわ!?なんでじいさんかばあさんかわからないばあさんがおんねん」

桑原 「失礼ね。じいさんみたいなおばあさんよ」

珠代 「」ハッ

珠代 「ち〜ん!」

桑原 「いたいわ♪」

ほのことうみまきりんぱなにこのぞえり 「」アアッ

亜里沙 「なんか話がややこしくてお姉さんのタイホどころじゃない」

雪穂 「よしよし」

珠代 「こうなったら喰らいなさい!必殺の……ボインボイン♪ボインボイン♪」

希 「あ、あかん。あんなの見たら……」

希 「ワシワシワシワシ♪ワシワシワシワシ♪」

真姫 「キャー」

穂乃果 「すごい棒読み」

真姫 「そっち!?イミワカンナイ!」

珠代 「ボインボイン♪ボインボイン♪」

希 「ワシワシワシワシ♪ワシワシワシワシ♪」

海未 「ハレンチです!ラブアローシュート!」🎯🎯

のぞ珠 「きゃっ。死ぬやんか!」

にこ 「このふたりは警察につきだしてもいいと思うわ」

真姫 「同感」

花陽 「希ちゃんかわいそう」

凛 「ワシワシされたらお嫁にいけないにゃ」

小薮 「あかん。ピンチやんか」(( ̄_|

穂乃果 「希ちゃん」ウルウル ウルウル

希 「ウチのために泣いてくれるん?」シリアス

穂乃果 「差し入れは売れ残りのせんべいでいい?」

ことうみまきりんぱなにこえり 「」アアッ

小薮 「あかん。こうなったら希を助けたる」

No.32 17/01/28 10:38
作家 

小薮 「もしもしちょっとええか?おじゃますんで」

穂乃果 「ええ〜!?」

雪穂 「お姉ちゃんどうしたの」

穂乃果 「み、見たことあるよ」

小薮 「いえキミとは初対面のはずやで」

穂乃果 「金儲けに穂むらを利用としてるねずみ男だ〜っ!!」

小薮 「誰がねずみ男や!!似てるけど陰気やけど人間!!大泉洋さんと顔のつくりちゃうし」

穂乃果 「人間?」

小薮 「人間や!そんなことよりオレはそこにいる東條希に用があんねん」

希 「え(なんで来たんやん小薮はん)」

穂乃果 「まあまあふたりで話あるならどうぞ」

希 「えらいあっさりやな」

小薮と希はそのまま出ていった。
しかし内場の話は続く。

内場 「さあ!ことりさんはボクのモノになるんだ」

穂乃果 「にこちゃん、海未ちゃん、桑原のおばあちゃん。この三人でよかったら!三択だよ!どうぞ」ダラララ……!

内場 「まてまて!これだけ美人や美少女いてこの三人か!おかしいやろ」

ほのことまきりんぱなえりゆきあり「美人?美少女?イヤン」

にこ 「ぬわんで宇宙ナンバー1のあたしが入ってないのよ」

海未 「そ、そうですよ「」ムキ

桑原 「イヤン♪選ばれたらかなわんわ♪」

絵里 「美人だなんて」テレテレ

真姫 「わ、悪くないわね」

穂乃果 「」ダラララ!

茂雄 「さあ!ファイナルアンサー!」

内場 「みのもんたか」

穂乃果 「」ダラララ!

内場 「どれもえらぶのはいやや!」

うみにこ桑原 「」ホッ

内場 「安心するのがおかしいヤツがひとりおる」ユビサシ クワバラ!

桑原 「え?あたしがえらばれたん」ドキドキ

穂乃果 「優勝は桑原のおばあちゃん!」

ことり 「助かったのになぜか嬉しいようなかなしいような」チッ

内場 「えらんでへんわ!」

雪穂 「と、とりあえずお茶でもしながら話し合いましょう」

内場 「お姉さんとちがって気遣いができる妹さんだ」

雪穂 「あたりまえです」

穂乃果 「ほのかが遊んでばかりみたいに言われているよ」

その頃、小薮と希はふたりきりで話し合っていた。

No.33 17/01/29 15:06
作家 

小薮 「それにしてもさっきはやばかったな。金儲けをたくらんでるなんてあの穂乃果ちゃんいう子」

希 「まああてずっぽうやと思うけど。あんなのでもむかしは学校を救った発起人やし」

小薮 「それよりどうやねん。秘伝書や家、土地の権利書は?」

希 「むり。それよりむしろえりち、絵里いうウチの親友もどうやらロシアで詐欺をしとるらしいんや」

小薮 「使えるな。そいつも仲間に入れたらええ」イッヒッヒ

希 「(めっちゃ悪い顔やで)」

小薮 「オレのことはお前の彼氏にしたらええ。協力したるさかい」

希 「ウチにもえらぶけんりあるで」

小薮 「おい」

しかたなく希は小薮を連れて穂むらに戻ってきました。穂むらでは内場とことりちゃんのことが話し合われてました。

内場 「だからことりさんはボクのフィアンセなんです」

ことり 「嫌だよ」

珠代 「内場さんイケメンよ」

茂雄 「コイツはバケモンよ」

珠代 「ちょっと!」

希 「ただいま」

小薮 「邪魔するで」

穂乃果 「希ちゃんそちらは?ねずみ男だよね」

小薮 「うおい!だからねずみ男から離れろ!人間!」

希 「う、ウチの彼氏の小薮はんやねん(泣きたいわ)」

小薮 「希ちゃんの彼氏の小薮や。よろしくな」

海未 「希、彼氏はよく選んだ方がいいと思います」

真姫 「そうよ。ねずみ男なんて」

小薮 「だから!ねずみ男から離れろ!あれは大泉洋やし!」

にこ 「けどなにか悪そうな顔ね」

小薮 「ドキッ!」

穂乃果 「アイドル部部室をひとりで牛耳ってたにこちゃんよりはましだよ」

ことうみまきりんぱなのぞえり 「アハハ!たしかに」

にこ 「ぬわんでよ!」

小薮と希を加えながらまずは内場とことりちゃんの話しが再び行われた。

穂乃果 「プリン?」

内場 「フィアンセや!ちゃんと話を聞いてたんかいな」

凛 「フィアンセてなに?かよちん」

花陽 「婚約者のことだよ」

真姫 「凛は英語が苦手だったわね」

希 「はあ」

小薮 「(うまく絵里とかいうのを仲間に引き入れるんや)」

絵里 「?」

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