趣味でピアノ・キーボードを弾いている者です。
顔見知りの読者が多いブログでは本心を明かしきれず、
こちらに書かせていただくことにしました。
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人生山あり谷ありと言われる中で、谷底にいた期間のほうが圧倒的に長いアラサーの自分に光が差したのは、
同じアーティストを愛する女性ヴォーカル・Mさんと
ある音楽セッションで知り合ったことがきっかけだった。
「私の誕生日にワンマンライブやるので、ピアノ弾いてもらえませんか?」
それまでハシにもボウにもかからなかった僕にとっては、まさに劇的とも言えるオファーだった。
やがてアマチュアバンドを組んで、今年の5月にはファンにとって憧れの聖地である某ライブハウスにまで進出。
ただ、満面の笑みを浮かべていられる時はそう長くはない。
つい先日彼氏(←共通の知り合い)ができたことを告げられ、
僕は彼女が時折見せる表情(かお)が特別だと勘違いしていたことを知った。
数年前に比べればかなりグレードアップしたはずの鍵盤も(←手前味噌でスミマセン)、
彼女のハートを掴むまでには至らなかったのか…。
いっそのこともっと無神経でいてくれたらいいのにと思うこともある。
でも、Mさんの振舞いは出会った頃と変わらない。
「青シャツさんが隣でずっと見守って支えてくれたから、今の私があると思っています」
その優しい言葉が時に僕を辛くさせる。
ただ、これも己のエゴな欲情に打ち勝つための試練。
まずは秋のライブに向けてお互いのポテンシャルを最大限に引き出す。
今の自分にできることはそれしかない…かな?
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相談文は既に別のコーナーに書かせていただいたので、
結びはあえて自己完結っぽくしました。
ご感想・ご意見がありましたらお気軽にレスどうぞ。
更新の有無はこれからの進展次第ということでご理解いただければ幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。
16/09/15 01:06 追記
その後、Mさんとその彼氏のことが引き金でトラブルが起こり、
10月のライブはやむなく中止、バンドも(たぶん)解散の運びとなった。
リーダー(←ベース)は「誰かを責めることはもちろん、自分を責めたりもしないでほしい」と皆に伝えた。
そんな中、後日彼女から「彼のことはもちろん大切だけど、キーボードは青シャツさんでないと頼めないし、
これからも私と一緒にステージに立ってほしい」とメールが来た。
16/09/15 01:10 追記
一瞬返事に迷ったけど、気付いた次の瞬間には「そういうことなら、ぜひ」と返信していた。
Mさんのおかげで、自分も今まで楽しくやってこれたことに変わりはないし、
バンドでのライブが中止になっても、個人で新たにイベントを立ち上げられるそのスピリッツには、
心を惹かれずにはいられない。
16/08/28 02:17(スレ作成日時) [RSS]