サバイバー
私は自分より不幸な人を探しにミクルへ来ている。
自分より不幸な人を見つけて「私の体験なんてちっぽけじゃないか」と晴れ晴れとした気持ちになりたい一心でここに来ている。
サバイバーのゴールって何処だ。
まだゲームは続いているのか。
優秀なサバイバーさん。
貴方は今、どんな処に居ますか。
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始まりは、私が産まれる前。
姉が産まれ、その数年後に私を身篭った母は「覚えがない」とヤクザ紛いのアル中男(父)に毎日の様に殴られ蹴られていたそう。
それでも堕胎しない事に腹を立てた父は、母の髪を掴み市中引き回しの刑に処し、川へ投げ捨てた。あげくには、川から這い上がり家に逃げ帰った母を捕まえ炊飯器でこっ酷く殴打した後、髪を切り落としたのだとか。
そんなこんなで出産当時の母は、ほぼ坊主頭であったため、母は写真に写る事を嫌がり、同時に私の写真も無いのだと後に母から聞かされた。
出産後も父は母を『不貞の売女』と罵り度々殴打した。
ところが皮肉にも、日を追うごとに私の顔は父に似て行き、物心がつく頃にはそっくりになっていた。
そんな私は、いつしか父の最愛の娘となったのだ。
ある日、父が何万もするワンピースを私に買ってきた時の事。
その日はとても蒸し暑く、父は水遊びを提案してきた。
しかし水遊びと言っても、当時は家庭用ビニールプールなど普及しておらず、我が家は庭でホースを散水機代わりに遊ぶのが主だった。
そのため私は躊躇していた。
買ってもらったばかりのワンピースを着ているが、そのワンピースは真っ白のドレスのようで、庭で水遊びなどすれば一発で泥ハネの汚れが着く。
「洗濯するとなると、母からの叱責も免れない。姉弟からも嫌味の嵐だろう…」そんな風に考えながら、やんわり断る私とは対照的に、父は異常に興奮していた。
興奮した父がもっともっととホースで水を撒き散らすせいで、庭一面はあっと言う間に水浸しになり、大きな水溜りが幾つも出来ていた。真っ白だったワンピースも裾の方に幾つも泥染みが出来てしまっている。
これは限界だと思い「もうやめようよ。お母さんに怒られるよ」と私が言うのを遮るように「泥んこ遊びをしよう」と父は言い出したのだ。
黙って立ち尽くす私に父は続けた。
「そこに座りなさい」
おずおずとしゃがみ込むと、直接腰を下ろすように言われる。
父は泥をゆっくりと掬い集め、私の足に塗り始めた。足首から太もも、脚の付け根まで丹念に泥を塗ると、次は首から肩、肩から胸へと泥を塗られた。
ワンピースはとっくに水浸しで、その上から泥を塗られたところで大した変化は感じないはずだった。なのに、とても気持ち悪いと感じ
「お父さん気持ち悪い」と私が言っても
「綺麗だよ」と父は相手にしてくれない。
何度「気持ち悪い」と言っても父は「綺麗だよ」と言い続け、泥を塗り続ける。
そして、もうワンピースの中もすっかり泥を塗り終えた頃、父は泥だらけの手で私の顔を掴みながら
「綺麗だよ」と言い、唇を押し付け舌を突っ込んだ。
散々口の中を舐め回され、ヨダレだか泥水だかわからない物でいっぱいになったので
「お父さん気持ち悪い」と言うと
「ごめんごめん。風呂入ってサッパリするか」と何も無かったかのように答え、私をホースでザッと流し風呂へと抱えて行った。
風呂場へ入ると当たり前だが全て脱ぐように言われた。
しかし、前述したよう父はヤクザ紛いのアル中だ。まともに家になど帰って来ず、一緒に風呂へ入った記憶も無い。
まだ小1とはいえ、どこか他人染みた父の前で裸になるのが嫌だった。
父はそれを察してか、軽く手招きするとワンピースとパンツを脱がし、ゴミ袋に入れてしまった。
ドレスの様な真っ白のワンピース。1度しか着てないワンピース。友達にも見せて無いワンピース。
頭や身体を洗ってもらっている間中、ずっと私は呑気にワンピースの事ばかり考えていた。
洗い終えた頃には、水遊びで冷えた身体もすっかり温まり、とてもじゃないが湯船に浸かる気にはれない。そこで私は1人湯船に腰掛け、まだワンピースの事を考えていた。
すると父は何かを発見したようで、嬉しそうに語り出した。
「女の子はね。ここにホクロがあるととっても気持ち良くなれるんだよ。それで、その女の子を1番気持ち良く出来る相手にも同じ所にホクロがあるんだ」ホラと自分のペニスのホクロを指差した後、私の股の間を開くと見てみろと言う。
成る程、私の股の割れ目にも小さいがホクロがある。だから何だ?と思っていると、ペロリと舐められた。
「ぅわ!」と突然の事に後ろへひっくり返りそうになったが、そこは父がしっかりと支えており、どうともならなかった。
ペロリとまた舐められた。
二度三度と舐められ、終いにはベロベロと舐め始める父。次第に何かモヤモヤとした気持ち悪さが湧いてきたが、父は一心不乱に舐め続けている。
「お父さん気持ち悪い」と言っても返事すらしない。
私は、もう今日は何度「気持ち悪い」と言っているんだろう…そんな風にウンザリしていた。
しかし父が急にチューチューと吸い始めたからか、トイレトイレと言いながら何か分からないまま父の顔にオシッコをかけてしまった。
父は非常にバイオレンスな男で、父の周りは常に暴力で満ちていた。
味噌汁の量が多いと言っては母を殴り、足音がうるさいと言っては姉弟を殴る。
拾ってきた犬は1週間もしない間に殴り殺された。
食器棚の奥には、新聞紙に包まれた銃を隠し、車には包丁だのバールだの、いつも物騒な物を搭載している。
絨毯で人を包んで連れて帰ってきた事もあれば、車のトランクに押し込まれて連れて行かれた事もあった。
その父の顔にオシッコをかけてしまったのだ。
犬のように殺されるのだと思うと、恐ろしくてまたオシッコが出そうになってしまった。
二度もかけたら絶対に殺されると思い、謝るより前に「トイレ!お父さんトイレ!」と騒ぐ私。
ところが何故か父はまた舐め始め、それは先程よりも遠慮がなく滅茶苦茶な勢いだった。私もかなりの力で暴れ、トイレトイレと言いながら何度も踵で父の背中を蹴っていた気がする。
それでも父は止めなかった。そしてついに私がオシッコを漏らしてしまったのだが、父は顔を背けるどころか、全て飲み干していたのだ。
暫く呆気にとられていたが、父の顔を見ていると、その日の気持ち悪さが何なのか私は理解した。
父が気持ち悪かったのだ。
父の顔、声、指、舌、息。父の何もかもが気持ち悪かったのだ。
そして最も気持ち悪い父のペニスを私にあてがうと「まだだな」そうポツリと言った。
父の居ない日は。
父のいる日は蝶よ花よとお姫様の様な生活だが、父の居ない日は
父の居ない日は家畜以下だった。
食事が無いのは当たり前。洋服は見知らぬ子供のお下がりがワンセットだけ。オモチャも全部取り上げられ、お姫様気取りの私が癇癪を起こした事にして壊された。
少しでも姉弟と喧嘩すると父の木刀で成敗された。
それでも私は、自分を家畜以下だとは思っていなかった。思っていなかったが、家畜以下だと教育を受けた。母から。
「子供は可愛いし、愛している。だがお前は、アイツ(父)が身に覚えが無いと言った。なら、お前は何だ?誰の子供だ?何処から湧いて出てきたんだ?」だから子供では無いと母は言う。
「ペットは可愛いし、守る存在であり、同時に癒しを与えてくれる。しかしお前はなんだ?愛想も無く、聞き分けも悪い。ガリガリで抱き締めたいとも思え無い。癒しを与えるなど到底無理」だからペットも無理だと母は言う。
「なら家畜はどうだ?家畜は餌代もかかるし、世話もしなければならない。だがその分の見返りがある。食料や金銭との交換も可能だ。だがお前に餌をやり、世話をして何がある?お前は私達家族の何の糧になる?」だから家畜以下なのだと母は言う。
家畜以下の私を生かし、同じ家に住まわせるのは、善良な母の善意の上に成り立っているのだから、母や姉弟と同じレベルの生活を求めてはいけないと教育された。
姉や弟が寝室で本を読んでもらっている時、私は玄関ポーチの光を頼りに教科書を読んでいた。以前飼っていた犬の座布団が私の寝床。
「早く給食の時間になりますように」
それだけが家畜以下の私の願いだった。
「喧嘩両成敗」母はこの言葉が好きらしく、よく使っていた。
私達が喧嘩をすると、何故どうして、どんな風に喧嘩に至ったかを聴き、その上で平等に打ち据えるのだ。
姉弟などは、これに酷く怯え「お母さんごめんなさい。叩かないで」といつも泣きながら懇願していた。
そこで姉弟はラジカセで喧嘩を録音する事を考えだしたのだ。少しでも各々の量刑が軽くなる事を願っていたのだろう。
結果は姉弟の思惑が大当たりに当たり、私の量刑が倍加し、姉弟の量刑は半減した。
ラジカセを再生し、私の声で「お姉ちゃんが悪いのに」とか「私じゃないのに」と聴こえる度に木刀が振り下ろされるのだ。
それに対して「何故私ばかり?」と問うのは最も悪い行為、態度であると母は言いながら更に撃つ。
「お前のような生き物が、人間様に楯突くとは何事か。身分の違いを忘れるな、この豚が」それがお決まりの文句だった。
喧嘩に参加せず、ラジカセに私の声が一切入っていない時もあった。そんな時は「人間様が争う一大事にお前は何をしていたのだ!」と撃たれた。
1度だけ、母があまりに私を豚と称するので「豚は太ってるよね?なんで私を豚って言うの?豚はお姉ちゃんや弟だよね?」と訴えたが、これはいけなかった。
問答無用に撃たれ、玄関で目を覚ます羽目になったので、さすがに懲りたのを思い出す。
そんな風に散々私を打ち据えた後、姉弟達にも刑を言い渡し、尻を平手打ちしていた。姉弟達は尻を叩かれワンワン泣く。
ワンワン泣いている姉弟達を抱き寄せ母は言う。
「ごめんね。痛いね。でも叩くお母さんの手も、心も痛いんだよ。この世にたった二人しか居ない姉弟が喧嘩なんかしたら駄目。わかってね」
私はこれを聞くのが木刀で撃たれる事よりも辛く、何度も泣きそうな気持ちになったものだった。
喧嘩両成敗が終わり、親子で風呂に入った後、母は必ず私の居る玄関に来て教えてくれた。
「お前も叩かれて痛かっただろう?でもどうだ、お前は生きている。人間の大人が本気で木刀をふるえば、お前の命はなかったのだ。寛大な私が手加減してやっているから有る命。今ある命に感謝し、次からは間違いの無いように気をつけるように。分かったら風呂に入りなさい」と。
そう言えば、このころ私は既に超能力者になっていた。
超能力者と言っても、物を浮かせるとか時間を止められるとかいった超能力者ではない。
私の超能力とは、痛みを感じない超能力。
もちろん物理的に鼻を殴られるとか、目を殴られれば涙は出る。
涙は出るが、痛みを感じないのだ。
骨が折れた時や、血飛沫が飛び散るような時でさえ痛みは感じなかった。
だから「叩かないで」と泣く必要もなければ、死を予感しない限り暴力に怯える必要もなかったのだ。
ただ、ジッと水の入れられたバケツに沈んで行くと、そこには痛みも恐怖も無い平和があった。
バケツに入った私は無敵で、どんなに暴力を振るわれても、目に見えるものも耳に聴こえるものも、全て他人の事のようにやり過ごせた。
この能力を使って、母や父に反抗する事もあった。
母が私を嫌う理由の一つが、泣かない事だ。
母は度々、私を泣かせる事に執着し、執拗に暴力を振るった。
切っ掛けは何でも良いようで、目つきが悪いとか、無愛想だとか、果ては父に似ているだとかで、私の努力では解決不可能なものすらある。
殴り始めは、もっともらしい説教も含まれていたが、途中からは「泣けよ!」と意味不明になるのだ。
鼻を殴られ自然と涙も出ていたが、本物の涙が見たいのだろう。
「顔を洗ってこい!」と仕切り直しになる位にしつこかった。
確かに手加減をしながら木刀を振るうのも疲れるようで、後半は母が椅子に座り「泣けよ」とダラダラ蹴り続ける事も多かった。
そんな時、私は必ず抵抗していた。
抵抗と言っても、ただジッと母を見るだけ。
目を見開き「私は何も感じてません」そんな気持ちを込めて母を見るだけ。
でも、それで母には充分だった。
母は烈火の如く怒りを蘇らせ「私を怒らせて楽しんでいるんだな?この犬畜生め!」と更に撃つ手を強めていた。
当時の私に、楽しんでいる意識はなかった。
しかし、今思い返せば確かに楽しんでいたのかもしれない。
唯一の娯楽みたいなものだったとも言える。私がジッと見るだけで息を吹き返す母はゾンビさながらだった。
夜討ち朝駆けとはよく言ったのもので、その日も早朝から強面の男達が父を捕まえにやって来ていた。
男達の言い分は、こうだ。
「お前らの親父は借金がある。しかし再三に渡る支払い要請をも無視し、行方を眩ませているから直々に連れに来た。
だが本人が居ないとなれば、代わりにお前らを連れて行くしか無い。恨むなら親父を恨め」
あの男が如何にもやりそうな事だと思った。
私達の身の安全など眼中にないのだろう。
そして、そんな内容の事を告げられたにも関わらず、母は「出掛ける用意をしたい」と言い出して、男達から「クソアマ」と蹴っ飛ばされていた。
借金のカタに取られた初日は、狭苦しい事務所の隅っこで過ごした。もちろん父は現れない。
3日、4日と経つうちに、私達は不潔さから臭いを放つようになり、一週間ほど経ったある日、男達の中でも特別偉そうな男が堪りかねたように「臭えから連れてけ」と言うと、その日の内に大きな屋敷に連れていかれた。
直ぐさま風呂に入るように言われ、久しぶりに身体を洗う。
私はいつも念入りに頭も身体も、2度3度と洗うのだが、その時は今まで以上に念入りに洗った。
これから何処へ行くのか、次の食事や風呂がいつ与えられるか分からない「とにかく今は風呂だ」そう自分に言い聞かせた。
しかし次に連れて行かれたのは、意外にも同じ建物の中の布団部屋らしき所。
そこは裸のままの敷布団や、シーツ、枕などがキッチリと積み上げられ、清潔に整理整頓されていた。
若い男は「適当に布団敷いて寝とけ」そう告げると、サッサと出て行った。
どうやら此処で暫く暮らせという意味らしい。
コの字型に布団が積み上げられていた為、日中はコの字の真ん中で生活し、夜はコの字の真ん中に布団を二組敷いて寝た。
例によって私は布団の上で寝るなど以ての外だったが、充分快適だ。
お客様待遇では無いにしろ、食事も三度三度与えてくれる。時々は何事かとバタバタしている事もあったが、概ね屋敷での毎日は平和だった。
屋敷へ来た日に私達を連れてきた若い男が、御丁寧に着替えやオモチャまで取りに行ってくれたらしく、母が食事の手伝いで居ない時などは、寝転がって教科書を読んだりもした。
いつしか私は「一生ここで暮らせますように」と願うようになり、屋敷での生活は、幼少期の私にとって快適で人間らしい生活を送った数少ない美しい場所となった。
暫くするうちに、男達の生業は取立てだけでは無いことを知る。そのひとつに市場での仲買があった。
屋敷へ来て幾分かふっくらした私だったが、ショートヘアのせいもあってか、男達は私を「ボウズ」と呼んでは市場へ手伝いに連れて出掛けるようになった。
私は非常に目覚めが良く、ちょっと声を掛けられるだけで起きるのも、便利だったのだろう。
木箱に氷を入れたり、烏を追い払ったりと大した事は出来ない私にも男達は「ご苦労さん」と帰りに駄賃代わりの何かを口に入れてくれたものだった。
マグロの目玉を口に入れられた時は、涙目になったがどうにか飲み込み、それを見た男達に「ボウズいい根性してるな」と頭を撫でられたりもした。
しかしと言うか、やはりと言うか、美しい時間とは必ず終わりが来るのだろう。
何時ものように市場で手伝いをしていたある日の事、私は積み上げられた木箱を倒してしまったのだ。
幸い中身は氷ばかりであったため、弁償だとかは無くて済んだ。問題は魚の鱗や血がタップリ混じった氷水を被ってしまった事だった。
男達は口々に、そんな臭い服は脱げと言う。
だが脱ぐ訳にはいかないし、脱ぎたくなかった。
あまり頑なに私が抵抗するため、その頃すっかり私の世話係となっていた若い男と共に屋敷へ帰される事となってしまった。
屋敷へ着くと風呂場に連行され、今迄の抵抗も虚しくアッサリとシャツを剥ぎ取られる。
もともと性別を示す程の成長は無かったが、母が屋敷に来てからも私を傷めつける事だけは怠っていなかったので、私の身分をハッキリと示していた。
「ボウズお前…」
大の男が泣き出すんじゃないかと思うような顔をするから、こちらまで釣られそうになり、暫く沈黙の時間が流れる…
沈黙の後、男はその場の空気を変えようと思ったのだろう。
「よし!男同士でサッパリするか!脱げ脱げ!」とふざけたせいで、私が女である事もバレたのだった。
男が「すまん」とだけ言って立ち去ると、何とも言えない虚しさで泣いたような気がする。
そして国語の教科書に出てきたカエル君を思い出していた。
クッキーを用意していたカエル君。
カエル君は、ガマガエル君に逢えたんだっけ?
クッキーは一緒に食べれたんだっけ?
早く教科書を読まなくちゃ。
その日は国語の教科書を抱いて寝た。
屋敷に来てからの食事は、ずっと台所で食べていた。さすがに布団部屋で食べたら匂いがつくからだろう。
ところがある日、急に男達と同じ場所で食べるようにと言われた。
何台かの机を縦長に合体させ、その先っちょの方には、何時だったかの特別偉そうな男が座っている。
そことは反対側の先っちょに、簡易的に合体させられたであろう折り畳み式の机があり、その机が私達の場所として用意されたらしい。
今にも乾杯の音頭でも取りそうな雰囲気だったが、ただの日常らしく、適当に食事が始まった。
しかし、おかしな事に男達は皆無言で、乾杯の音頭どころか、お通夜にでもなりそうな感じすら醸し出していた。
そして食事が半分くらいまで進んだ頃、特別偉そうな男が口を開いた。
「奥さん。すまなかったね。俺は勘違いしてたよ。奥さんの亭主、つまりあの男が行方をくらましたもんだから、頭に来てね。
まぁ、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってヤツだな。
だから奥さんも、奥さんのボウズ…や、嬢ちゃんか。とにかくチビ共も虫ケラ程度にしか見えなくてね。虫ケラにまともな飯も寝床も必要無ぇと思ってた訳だ。
けどそれは俺が間違ってた。
あんたらも立派な人間だ。立派な人間にエサみたいな飯は食わせちゃいけなかった。
あんな窮屈な場所で寝起きさせてすまなかったね。だから今日からは、俺達と同じ飯を食って、広い部屋で寝るといい。
なぁ?わかるよな奥さん。
俺が言ってる事、わかるだろ?」
母は始終「すみません、すみません」と言って泣いていた。
男達もウンウンとうなづき、食べろ食べろとフルーツや変な珍味まで持ってきて、終いには飲めや歌えの宴会になった。
あの日以来、ほとんど顔を見せなかった若い男もビールを飲ませにやって来て、私や母を無理矢理に酔わせて上機嫌になっていた。
初めて体験する酔いに任せて、真っ白な布団に身を沈める。
「あぁ、ここは天国なんだ」
そう思い、この日も泣いた気がする。
天国で目を覚ますと、母や姉弟は居らず、代わりに若い男が部屋の隅で座っていた。
いつもならほんの少しの足音でも目が醒める私だったが、昨夜の飲酒がいけなかったのだろう。
何故母や姉弟が居ないのか。
何故若い男が部屋にいるのか。
私には、全く状況が掴めなかった。
「今朝方、偶然みつけた…どうする?」
そう聞かれても
「何が?」
と答えるのが精一杯だった。
「…そうだよな」
儚く笑う若い男とは、それ切りだった。
私達は父が見つかった事で、無事家へ帰る事となったのだった。
「どうする?」
今でも考える。
何と答えるべきだったのか。
もっと違う事を答えていたら、違う未来に行けたのか。
「どうする?」
天国へは死ぬ以外、行く方法はないのに。
父が捕まってから間もなく、顔馴染みとなっていた屋敷の男達によって家を追い出された。
男達の中には「行くとこあんのか?」と母に聞くものも居たが、母は「はい」と答えるだけで、それ以外は皆ずっと押し黙り、各々が淡々と事を進めた。
家財道具や、金になりそうな物も全て差し押さえられた私達は、最低限の身の回りの物だけを母の車に積み込み、親類縁者の家を転々とした。
大きな家で寝起きできる時もあれば、どこかの風呂場や、納戸に押し込められる様に暮らす日々。
毎日が引っ越しの様な、旅の様な…そんな生活。
そして旅の途中で、何度も荷造りをするうちに、国語の教科書を無くしてしまったのだ。
とてつもなく悲しかった。
悲しかったと言うより、苦しかった。
何かこの世界から切り離されたようで、心が宙ぶらりんになった。
まだ幼い私の心には、神も仏も存在していなかったので、教科書がまるで神の様に存在していたのだ。
しかしその教科書が無くなってしまった私は、ブラウン管テレビを消した時画面が「チュン!」と消失するみたいに、自分も消えて無くなる気さえした。
いく日もいく日も泣く私を「キチガイ」と母は罵ったが、それでも私は泣き続けた。
泣いても泣いても私の教科書は帰って来なかった…
物心がついて以来、初めて母に八つ当たりもした。
「私の教科書を探せ!返せよ!返せ!返せ返せ返せ!」
滅茶苦茶に泣き叫び、ひっくり返って盛大に暴れた。
私の奇声のせいで、何度も世話になっている家を追い出されたので、ついに母が根負けしたのだろう。
「これ読んで黙ってろ!」とゴミ置場から拾ってきた童話全集を投げて寄越したのだ。
私は嬉々として飛び付き…そして落胆した。
まず紙が分厚くゴワゴワしていて、挿絵も気に入らなかった。
ルビも無く、前後の文章から想像して読むしかなさそうだったし、何より表紙が硬すぎた。その立派な表紙のせいか、お手軽感に欠けるように見え、クルッと丸めて何処にでも連れて行けた教科書と比べると、童話全集が好きになれなかったのだ。
「教科書なら読み方が書いていたのに…絵もこんなじゃなかった。こんなデカイのは何処にも連れて行けない。今頃教科書はどこに居るんだろう…誰かの家の中なら良いけど。もし道路に落ちてたら……」
そんな風に考えると、また涙が出て、どうしようもなく悲しくなった。
神のようでもあったが、友達のようでもあった教科書。またあの触ると少し冷んやりするページをめくりたくなった。
童話全集を目の前に、尚更つのる想い。
結局また泣いて泣いて泣きまくった。
そのまま2週間程泣き続けたある朝、何故かどうでも良くなっていた。
何だか頭がスッキリしていて、あんなに泣いていた自分が愚か者にすら思えた。
「バカみたい」
そんな言葉がピッタリで、自分を笑った。
何日ぶりだろうか?久しぶりに学校へ行った。
普通は汚くて貧乏な痩せっぽちな子供など、イジメのターゲットとなるのだろう。
しかし、私は非常に喧嘩が強く…いや、強くと言うか暴力や暴言に免疫があったので、必ず反撃していた事が「強い」と誤解されていただけかもしれない。
その反撃も、子供のする反撃の範疇を超え、一発目から鼻とか目を狙うようなえげつない反撃をしていたので、幸いイジメらしいイジメは長続きしていなかった。
だから私は学校が少なからず好きだった。
授業中は好きなだけ空想にふけり、休み時間は同級生の屈託無い笑い声に癒された。
売られた喧嘩は買ったとしても、こちらから喧嘩を仕掛けたことはなく、とにかく穏やかな時間を満喫していたのだ。
しかし前述したように、長旅のせいで教科書を含む色んな必需品を無くしていた私は少し憂鬱だった。
憂鬱の原因は担任だ。
特別何をされた訳でも無かったが、ただ担任の醸し出すニオイが好きになれなかったのだ。
その担任に、ここ最近の出来事を話さざるを得ないのは理解していた。
理解していても、何か戦う前の予感、胸騒ぎの様なものがあった。
担任に欠席や忘れ物の理由を説明すると、ゆっくり微笑み
「そう。それは大変でしたね。でも心配しなくて大丈夫ですよ。さぁ教室に入って」
そう言うと教室へと私を促した。
教室に入ると担任は
「は~い皆さん静かにして、よく聞いてくださいね~。大切なお話がありま~す」
と始めたのだ。
「皆さんのお友達、朱さんのお家が今、とっても大変だそうです。
何が大変かと言うと~
お父さんがお金を借りて、返さないので~
お家が無くなっちゃったんです~
大変ですね~」
ザワザワしていた教室が静かになると担任は目を輝かせながら続けた。
「何が大変かわかるかな?
まず~お家が無いと~何処で寝るのかな?
わかるかな?わかる人~」
「公園!テント!」
クラスメート達が手を挙げ、口々に言う。
「そうだね。お家が無いんだもん。
仕方ないよね~
じゃあ~
お金が無いと何が大変かな?
わかる人~」
そこからは酷かった。
私の身なりはもちろん、私や姉弟の未来の無さ、借金を作る父の無能さ。その父を選んだ母の愚かさに言及するまでクラスメートを誘導し続けたのだ。
私を哀れんで泣く者も居た。
そして最後に
「さぁ皆さん、朱さんのお家が大変なのは、よ~く分かりましたね?
じゃ~
朱さんに、何かあげられる人!
要るかな~?
あげられる人は、朱さんのお机まで持って行ってあげましょう!
はいスタート!」
号令がかかると、クラスメート達は自分のポケットや机の中をあさり、私の机に走り寄る。
そして机の上には千切られたノートや、やっと持てるくらいの短くなった鉛筆、昨日の残りと思われるパン、ポケットティッシュなど、その辺でも拾えそうな物がどんどん置かれていった。
ひとしきりクラスメートがゴミを出し終わると担任は
「さぁ!朱さんは、皆さんにちゃんとお礼言えますか?
言えるよね?」
と詰め寄った。
「皆さん有難う御座いました」
そうして私は拍手に包まれたのだった。
母は悲しい程に学が無く、世間一般の常識や、世間一般の会話すら理解出来ない女だった。
母の常識は父の言動で構成され、頭の中は常に父でいっぱいだった。
私の担任による公開処刑を姉からの報告で知った時も「へぇ~女の割に熱心だね」と感心しする反面、女の割に…と無意識に蔑んでしまうのだ。
母の中では、男そのものが絶対的な存在だったのかもしれない。
殴られ、蹴られ、罵られながらも健気に父を支えている自分を、真の女として気高く思い、付き従っていたのだろう。
そしてその気高い女は、娘が汚らわしい性を持つ事を敏感に察知し、心から憎んでいた。
私は今でも自分の顔を鏡に映しては、まじまじと見てしまう…
何が、どう違うのだろう。
何故選ばれてしまうのだろう。
どんなに贔屓目に見たところで、顔も身体も十人並みだ。
この私の何に、男達は狂気するのか…
当時の私もそうだ。
特筆すべきところなど何も無い。ただの平凡な女児だった。
ここの主人は、下品な漫画本をこよなく愛しており、四畳半程の部屋を本棚で埋め尽くし、そこに吐き気がするほどの漫画本を収集していた。
トイレと風呂以外は本の部屋から出る事が禁じられていたので、誰とも全く顔を合わす事はなかった。
つまり私は本の部屋で、本棚に入りきらなかった下品な漫画本と同じように閉じ込められていたのだ。
もちろん母と姉弟は別部屋に居たのだろう。
声だけが時折聴こえていた。
ある時、あまりに暇だったので私が漫画本を数えていると、不意に本の部屋の戸が開き、そこに主人の息子らしき男が立っていた。
男は私を見て少し驚きながら
「もしかして、おばさん達が来てからずっとここに居たの?酷いなぁ…丁度誰も居ないし、おじさんが公園でも連れてってあげようか?」
そう言うと私を車に乗せて、公園へ連れて行ってくれたのだ。
曜日も時間もわからなかったが、公園には誰も居らず私と男の貸切だ。
男は宣言通り連れて来てくれただけで、ベンチに座るとタバコを吸ってこちらを見ているだけだった。
久しぶりの公園であったが、一通りの遊具をまわると手持ち無沙汰になり、いつもならチャレンジしないジャングルジムに登ってみたが、やはり高くて怖い。
私が諦めて降りようとした時
「大丈夫だよ。おじさんが支えてあげるから」
と、男が背後にピッタリと身を寄せ、手で腰を掴んできたのだ。
私は瞬時に父を思い出した。
あの時の父を思い出すと、途端に男の事が気持ち悪くなった。
「もう降りたい」
そう訴えても、男は
「怖がりだなぁ」
とニヤニヤするだけだった。
「あれ?凄くドキドキしてない?ほら…」
男はシャツの中に手を入れ、直に胸をさすりながら、私の首に顔を埋める。
そのままハァ~っと何度も深く息を吸い込むと、匂いを嗅いだ。
「臭いなぁ(笑)ちゃんとお風呂入ってる?」
そう言いながら片方の手で真っ平らな私の胸をギュッと掴み、もう片方の手で腰を引き寄せるとクックと笑った。
そして引き寄せた手をスボンの中に滑り込ませ、今度は声を出して笑ったのだ。
「ハハハ!女の子だったのか!参ったな…まぁ良いよ」
何がまぁ良いのかと考えていると、一瞬は止まっていた男の手がまた動き出し、そのままパンツの中まで押し入った。
「やっぱり小ちゃいな。どうして欲しい?」
ジャングルジムに掴まる事でかろうじてぶら下がっていたものの、下半身は男の勃起したペニスに跨る事で支えられていた私は「もう降りたい」としか思えなかった。
「もう降りたい」
私がそう言うと男は
「つまらない事を言うね。もっと何かないの?」
と私の股を服の上からガスガスと突き上げ始める。
もちろん男のペニスが挿さるなんて事は無いのだろうが、それでもパンツの布が押し入ってくるような感覚がして不安に駆られた。
抵抗しようにも、脚は宙に浮いているし、手はジャングルジムに掴まっているだけで精一杯だった。
男はもはや無言で突き上げていた。
「ヤベ」
そう言ったかと思うと、男は私から離れ瞬時に後ろへ飛び退く。
おかげで私はジャングルジムから滑り落ち、2度3度顎を打ちながら落下した。
想像していたより痛くはなかったが、何故なんだと男を見ると、男はニヤニヤしながら別の方を見ていた。
鬼だ。
いや、鬼の形相をした母が立っていたのだ。
「いや〜たまたま書庫で見かけたんで」とかなんとか弁明しようとする男に母は「行ってください!」とだけ返し、猛然と私の方へ駆け寄る。
駆け寄ったかと思うと、フルスイングで顔を引っ叩かれた。
「お前はどこまで!」
そう言いながら幾度も幾度も私を打った。
途中から「汚い汚い」と涙声で呟きながら黙々と殴り続け、暫くのち力尽きたのか、母は静かに立ち去ったのだった。
母が立ち去った後、私はのっそりと起き上がる。
目がチカチカした。
口の中は砂と血が混じり合い、べっ!べっと吐くと、食い込んだパンツを股から剥がして身なりを整える。
それでも目がチカチカして、目を擦ろうとした時ふと自分の手を見る。
伸びかけた爪には垢なのか、砂利なのか分からない物が黒く溜まっていた。
あちこち擦りむいて、頭も身体も砂だらけ。
パンツを股から剥がして身なりを整えても、手の爪には垢がたまっている。
もう本当に汚くて、本当に私は汚いんじゃないかと思うしか無かった。
公園の水道で洗えるだけ身体を洗うと、てんとう虫の遊具の中で寝た。
まだ季節的に寒くなく、凍えるとかは全く無かった。
ただ背中の下の砂が冷んやりとして静かだった。
翌日にはあの男が車でやって来て、性懲りも無く「乗る?」なんて言ってきたが、無視すると「だよね」とニヤニヤしながら紙袋に入れたバームクーヘンを渡して消えていった。
男に貰ったバームクーヘンを外側から丁寧に剥がしながら食べる。
公園の水道で水を飲む。
バームクーヘンを剥がす。
水を飲む。
そんな事を2日ほど繰り返していると、母が姉弟達と来て次の土地へと私を連れ去った。
弟が助手席で、私と姉が後ろの席。
車に揺られながら、ぼんやりと姉弟を殺す空想にふける。
ところが、どうにもハッピーエンドにならないのだ。
母が異常に悲しんだり嘆いたりして、今以上に怒りの矛先が私に向かうというバッドエンド。
2人とも殺すのが良くないのかと、姉だけ殺してみるが上手くいかない。
なら弟だけをと殺してみるが、これも上手くいかない。
どちらを殺しても、今以上の攻撃を予想してしまう。
仕方無しに、私は私を殺す空想をするほかなかった。
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