注目の話題
☆ダブル不倫15☆
妻の過去について
おばさんイジリされる職場

家族に見守られて

レス0 HIT数 912 あ+ あ-

匿名
16/07/29 02:17(更新日時)

『お母さ 』 『ん』を言う前に私は突然立ち止まってしまったので、母と繋いでいた右手は 母に引っ張られてしまうような変な態勢になった。
母は、驚き慌てた声で『どうしたの?』と近づいてくれた。
『猫が変な感じで鳴いているの。』『近くに猫は居ないよ。』
でも、私には まだかすかに聞こえている。
『あっ。こっちだ。』それは幼稚園に通ういつもの道の 横に曲がった道。
声を頼りに進んで行くと、『なおちゃん今日幼稚園お休みして猫ちゃん病院に連れて行ってもいい?』母の声は震えていた。
母の声と猫ちゃんの声で私は何となくだけど理解出来た。


16/07/12 09:46 追記
家に戻り すぐに母の運転する車に乗り 病院へ。

病院に着くなり 猫を見た先生が『こちらへ。』と優しい声で奥の部屋に招き入れてくれた。

『生まれたばかりで…栄養も足りてない状態で衰弱しています。命の危険があります。飼い猫ではないようですが どうしますか❓』

どうしますか?の先生の言葉の意味がわからない。
母が『助けてあげてください。』と言ってくれたのでホッとした。



16/07/29 02:17 追記
『怪我はしてないようでしたので、栄養剤の点滴をします。その後 連れて帰れますが、まだ小さな子猫なので 世話に手間が掛かりますから入院させますか?』
私には、聞いた事のある【言葉】だった。

回りの人達が母に投げ掛ける【言葉】

『世話が掛かる』

それは、産まれた時から目が不自由な私の育児は 大変そうに見えたのだろう。

タグ

No.2351661 16/07/06 12:12(スレ作成日時)

投稿制限
年齢性別必須
投稿順
新着順
付箋
該当のレスが一つもありません。
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧