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末っ子

レス11 HIT数 1539 あ+ あ-

自由人
16/06/30 23:08(更新日時)

俺は末っ子だ。



No.2331060 16/05/09 20:27(スレ作成日時)

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No.1 16/05/09 20:31
自由人0 


小さい時から 特別扱い。
俺の一つ違いの姉は 幼稚園の時から家事を手伝わされていた。

お母さんは お前は まだ小さいから 火を使ったりはしては いけないよ。
お姉ちゃんに たのんであるからね。

俺は 夕方 大好きなアニメを見て ご飯ができると食べて またテレビをみた。


No.2 16/05/09 20:42
自由人 

お母さんはパートをしていた。

夕方 帰ってくる。

姉は 洗濯物を台にのり、取り込み、綺麗にアイロンをかけ 家族別々に別けて置いていた。

そして お風呂を掃除してお父さんが1番に 夕食前に入れるよう準備していた。

夕食の材料は 洗濯の前に買いに行くか お母さんが買い置きしていた物で 家族の分を作っていた。

お父さんは酒を飲む。
つまみは釣ってきた魚の刺身。これは お父さんが捌いていた。

お母さんが帰ってくると姉は すぐ ご飯をテーブルに並べ 皆で食べた。

夕方のアニメ 俺は好きな番組を見る
姉は 次は私の見たいアニメがあるからと時々見ていたが 俺も見たい違うアニメが時間が被っていたから ご飯まだ? 風呂いいの?などいい 家事をするようにさせて 好きな番組を見ていた。

姉は包丁を使ったり、炒め物、油で揚げたり 煮物など だいたいはできた。
お母さんが 女の子なんだから。とよく言っていた。

No.3 16/05/09 20:56
自由人 

ある日 姉が お母さんに聞いていた。

来年 私は一年生。でも弟も 来年 今の私と同じ 年になるよね? 手伝いは半分ずつで 私も一年生になったら夕方のアニメ見ていいんだよね?

お母さんは なんと答えていたのか知らないが 俺は来年 何か手伝いさせられるのかと嫌な気持ちになった。

小さい時 お母さんは家出を何度かしたらしい。
酔っ払い手をあげる父親に嫌気がさしていたそうだ。そして その時 俺はお母さんと一緒。
姉は お父さんの食事を作るよう言われ家に残されたらしい
大人になった時 全然記憶のない俺は母から一度だけ聞いた。
お酒飲んで寝てる父親や兄に、台所で台に上り ラーメンと 目玉焼きを作り ご飯も出していたと。
姉、4歳くらいの事だ。

姉と俺は、保育所には行かせてもらえなかった。
兄だけが保育所へ通っていた。

姉は小さい時から 女の子だからと言われ続けていた。
俺は男で良かったと よく思っていた。



No.4 16/05/09 21:02
自由人 

姉が一年生になった。

そして お母さんに言った。何か 手伝い、お兄ちゃんか 弟 できるよね?
ちゃんと できたらアニメみていい?

お母さんの返事は 弟は小さいから 危ないから お手伝いはダメ!だった。

一つ違い、去年 姉が手伝わされてる何かを 手伝う時がきたかと思ったが よかった…。またアニメみれる。

兄は 買い物を頼まれていた。お母さんが買ってくるようにして 足りないものがあったら買ってくる。


No.5 16/05/09 21:10
自由人 

姉が二年生になった頃。

姉は よく病気をするようになった。

俺は よく食べて 小さい頃の写真を見ると 顔はパンパン ほっぺは 紅かった。姉は 細い…
朝 ご飯を食べれないのだ。学校では朝礼で倒れたり、よく保険室へ行っていた。

帰ってきて 体調悪いと寝ている所に帰ってきた お母さんは 急いで洗濯物を取り込み、ご飯の準備をした

ご飯後 姉は自分の洗濯物をたたんでいた。

お母さんは 女の子だからと 姉一人分だけ そのまま置いていたのだ。

お母さんは 字が読み書きできなかった
その頃 字を読み書きできない事を理由に仕事をやめていたらしい。
俺は 何も 知らなかった。


No.6 16/05/09 21:27
自由人 

お母さんは 新しいパートを 始めたらしい。

字を書かなくていい職場。だけど、レジがあり お金の事もできず 毎回 他の店員を呼び 袋詰めや接客をしていたらしい。接客は良く お客さんは増えたと母が自慢げに話していた。
ただ 棚卸しがあり、商品名、数の記入を出来ず、職場で馬鹿にされ ノートに書いたものを二年生の姉に 書き直してもらっていたそうだ。
苦労して お前達を 育てたと 社会になって、すぐの頃よく苦労話しを 聞かされた。

そういえば 姉は お母さんに 何度も言ってたなぁ
一緒に勉強しよう
ひらがなから。それから私が今日 学校で習った事を教えるから 一緒に覚えていこうって 必死に言っていたなぁ

俺は学校が終わったら友達と遊び 帰ってきてテレビをみる。
母親の 字の読み書きについて真剣に考えた事など一度もないと 大人になってから ふと思った。

今 時々 孫に送られてくる母親からの手紙は ひらがなとカタカタで 読める所と読めないが 別で姉が文章の意味を説明している手紙を 入れている。
母親が言うには 手紙を下書きした通り、姉が横で付き添い まっすぐに一文字づつ ゆっくり書かせてくれているらしい。

一度 母親からきた手紙は読めなかった

ほとんど手紙は来ないが、この一年、時々手紙がくる。母親の書いたものを そのまま渡したいのだろう…姉は 読めない下書きを母親に確認しながら 清書し ゆっくり母親にかいてもらい、住所を書き送る
母親は住所や子供の名前も書けないからだ

俺は 何も知らなかっし 考えもしなかった どうやって手紙が届いてるかなんて考えた事などないから。


No.7 16/05/10 02:47
自由人 

母親は 姉から誘われた 一緒に勉強する事は断っていた。

姉は何度も優しく 私はもう二年生だけど ひらがなやカタカナから練習して 掛け算や割り算は無しで 足し算や引き算を覚えたり 簡単な漢字だけ 覚えよう。
必要な事だけ一緒にしようと 何度も宿題をしながら誘っていた。

母親は姉の体調が悪く、棚卸しの清書をしてもらえなかった時 職場で 馬鹿にされ泣きながら帰ってきた。
姉は責任を感じていた。
体調がよくなり また悔しい思いをしないよう 一緒に勉強しよう お願いと頼みこんでいた。

父親には その頃 浮気してる女がいた。仕事以外は酒を飲み気に入らないと母親に手をあげ 物にあたる。
家庭の中が暗くなる。

俺は姉と同じ部屋だったが 夜はぐっすり寝て きちんと三食食べる。

俺は子供の頃 何も考えてなかった
子供らしく 普通だったと思う

お母さんは しばらくして夜の仕事を始めた。

俺が二年生の頃。
俺は寝る時間を決めているから 寝る。
兄も寝ていた。

姉は起きてテレビを見て深夜 母親が帰宅し 酔っ払い楽しげな事もあれば、父親の浮気のストレスで悪酔いしてる日もあったそうだ

姉は 毎日 父親とテレビを深夜までみる。
浮気をし、お酒を飲み早く寝ていた父親も 深夜の仕事に反対していた為、悪酔いした母親を殴る蹴るなどしていたらしい。
姉は 父親と深夜まで テレビを見て 話しをして 悪酔いした日に 何もされないよう明るく振る舞ったり 間に入り 子供の前で 父親が殴る姿をみせないようにする為に起きて待ち 母親が眠るまで 自分達の部屋の電気を消さなかった

俺は そんな話しは全く知らず 時々 朝ご飯の時 母親の顔が青紫色のアザで腫れあがり、唇がきれていて 父親を憎んだ記憶はある

そして ある日の夕食時、父親が 母親の腫れた顔 唇が切れ 話せない事で 静まり返った夕食になった事に怒り 夕食を全て めちゃくちゃにされ 割れた茶碗を黙って拾う母親に 蹴りを入れようとした姉は無言で母親を庇う。兄と俺は いつものように部屋へ戻る。

姉は割れた茶碗、こぼれた食事を片付けた
姉は 兄と俺を情けないと感じていたらしい

男なのに止めない、母親を守らない。情けないと。

この話しを知ったのは 数日前の話し。
俺は もう50歳だ…

No.8 16/05/10 02:53
自由人 


そう俺は50歳なのだ。

子供の頃から 家は長男が継ぐ、両親をみるのは長男と決まっていた。

だから こんな家族の近くにいようなんて考えた事もなく こんな貧乏で 喧嘩の耐えない家庭から早く出て生き 自分らしく生き 金を貯め、好きに生きる。自由に選べるのだ

末っ子だから、関係ない。

長男ではなくてよかったと思う

No.9 16/05/11 00:10
自由人 

俺が三年生の終わり頃から 姉が不登校になった。
姉は痩せてガリガリだった
体調が悪いといい 朝起きなくなっていた。

俺はずるいなと思った 俺も休みたい
だけど 学校も楽しい
姉に不登校の理由を聞いた事はない
すぐに 行くようになるだろうと思っていたが 中学の入学式に出て またすぐ不登校になる 二年生の二学期まで続いた。

先生達が進学するなら 登校するようにと両親に話していた

登校していると思っていた。
姉は 一時間だけ授業を受け帰っていた。そして進学しないで 家を出たいと両親に言っていたが、反対され 進学した。

俺は 中学も高校も楽しく高校を卒業すると遠く離れた他県へ就職した

兄は 地元で就職させられていた。
姉は高校の時 バイトをして 俺に お小遣、家庭にも お金を渡していたが 俺は 遊ぶ事で バイトなんて考えた事もなかった。

高校を卒業した姉は 俺と同じように他県へ行きかったが 親に泣きつかれて、地元に残らされた

俺は そんな事情は知らず親のすねかじりだと思っていた。

と言っても就職し すぐ近くに住み自立していたが よく実家にきていたので、甘えていると思いこんでいた。

俺は二人も地元にいるなら安心で。就職して二年くらい実家にも兄弟にも連絡さえしなかった。

親から電話が、かかってきた。元気ならいいがと言いながら 怒り口調で一年に一度は 元気にしてるだけでもいいから連絡しなさいと言われた

が忘れて また二年以上連絡しなかった
また怒りの電話がきた。
親は心配する。一分も時間作れないのかと説教されたので、もし死んだり入院したら連絡いくから連絡ない限り元気だよと言い返した

俺は 三交替の仕事をしていて 俺の生活リズムがあり 寝てる時間の電話は迷惑だ。一ヶ月分のシフト表はあり 話しをできる時間を伝える事はできるが伝えた事はない。
自分のペースを乱されたくない。


No.10 16/05/16 18:46
自由人 

俺は自分のペースを乱されるのは嫌だ。

食事 睡眠 仕事 自分のペースでやる。

遊ぶ時は遊ぶ。
彼女もできた、長年付き合い結婚をお互い意識していた。
彼女は正社員で働いていた。
何年ぶりだろうか?
実家へ彼女を紹介しに帰って結婚すると伝えた。
両親は賛成してくれた。
姉も来てくれ 食事など手伝ってくれて話しが弾んだ。
俺は 彼女と結婚するが、適当な浮気はする。

結婚して家庭を築いたら、彼女には家庭に入ってもらい俺が食わせてやるのだから、男の甲斐性だよ と姉と彼女の前で普通に話した。

姉は大激怒、家庭を壊さない一回限りの浮気を何回かするから大丈夫って彼女や私の前で言う必要はあるのか!
結婚し子供を産むのは女。育児も。それで食わしてやる?男の甲斐性?
実家に来て言う事ではないと怒り、そして彼女に謝っていた。

俺は男だ、何が悪いと思って内心イライラした
一日中働いて稼いでくるのだ。家に一日いて好きな事できる時間があるわけじゃない。女は楽でいいよ。

何日か実家に泊まり 帰った。
実家に一円も置いていかず 帰る所だった。
父親から 何年も帰ってこず 連絡も二年に一度、帰ってきて 母親に対して 何もないのか?と言われ慌てて お礼を言いお金を渡した。

実家に帰って お金って渡すものなのか?

そしてまた仕事が始まる。実家には連絡しないままだった

しばらくして父親が倒れたと連絡がきた…



No.11 16/06/25 02:24
自由人 

父親が亡くなった

俺は夜勤あけで 睡眠をとる事にした
実家まで遠い
通夜にはいけないな。

母親は入院していた。
姉は母親を一時退院させ 兄弟や親戚に連絡していた

何人か通夜に来てくれたらしい
通夜には だれもいなかった。
父親と母親と姉。

俺と長男は 葬儀に間に合うように実家へ行った

姉は 直葬にするつもりだったと告げてきた
両親に問題が起きても話しも聞かない そんな家族に嫌気がさしていた

そして普段 せめる事のない姉は 父親の通夜より寝る事が重要なのかと聞いたきり 一人で全てをすすめた。

母親を病院へ戻す。
そこから姉は 変わった。
そう 俺が何も協力しない馬鹿だからだ
俺を 嫌ってる態度を おもむろに態度にだし それから 一切関わる事がなくなった

それでも母親の近くには姉がいる
俺は自分の家族の事だけ考えれたらいい
孫も見せたのだから
もう十分だ

姉は病気でパートして貧乏生活
俺は見下してる
俺は家を建て家庭を養っている
なのに 姉は いつも貧乏だ
一度も頼られた事はないが 俺には無理だ

何の病気かも知らないが、あんな生活が よくできると飽きれる

俺は健康だ 家族も
姉は障害者
普通の生活ができないのか
痛みに耐えていると母親が言っていたから きっと痛みがあるのだろう

俺は助けようとも考えない
家族が1番だから。

もう それぞれに生きてるのだから。


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