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レス333 HIT数 34777 あ+ あ-

サラリーマン( 30代 ♂ )
17/07/03 19:33(更新日時)

今までは女性しか好きになったことはなかった。
付き合うのも女性だけだし、いずれ結婚して家庭を持ちたいと思っていた。
それが「当たり前」だった。

その当たり前が塗り替えられそうになっている。
俺はこれからどうすればいいんだろう?
そもそも本当にこれは恋愛感情なんだろうか?
分からないけど、彼のことが気になって仕方ない。

※同性愛(ゲイ)に関するつぶやきです。嫌悪感を持たれる方は閲覧をご遠慮ください。本人は真剣ですので、誹謗中傷はおやめください。

No.2294256 16/01/19 01:42(スレ作成日時)

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No.1 16/01/19 01:50
サラリーマン0 ( 30代 ♂ )

顔を見ると嬉しくなる。
一言二言でも、話ができればもっと嬉しい。

でも自分の気持ちが強くなるのが怖くて、関わりを避けようとする自分もいる。

向こうはどう思ってるんだろう。
さっきは不自然な笑いかたになっていなかっただろうか。

そんなことばかり考える。
・・・俺は思春期の女子か?
自分でもおかしいと思う。

でも気づけばまた彼のことを考えている。

No.2 16/01/19 22:01
サラリーマン ( 30代 ♂ )

新しく人を好きになることは、
新しい自分に出会うことかもしれない。

その人を思い浮かべて心を高鳴らせている俺は、
今までに知っていた自分とは違う。

その人の手や頬に触れたいと願う俺は、
これまで馴染んできた自分とは違う。

あなたを知るたび、新しい自分を見つける。
それは怖いことで、そして嬉しいこと。
戸惑いながらも、惹かれてゆく。
もっと知りたくて俺は手を伸ばす。

No.3 16/01/20 16:59
サラリーマン ( 30代 ♂ )

彼と初めて出会ったのは、職場の飲み会だった。
彼は俺を見るなり「今日は来て良かった」と笑顔を見せた。
それがどういう意味だったのかは分からない。
でも、好意を持ってくれたのは確かだ。

初対面の人ばかりで緊張している俺に、彼は何かと話しかけてくれ、俺もそれを嬉しく感じた。
それからも、顔を合わせれば声をかけてくれて、休憩室で一緒になれば何か困ることはないかと聞いてくれる。
慣れない職場で気疲れしていた俺は、そんなさりげない気遣いが嬉しかった。

歳もキャリアも立場も上なのに、そんなことを感じさせず、気さくに接してくれる。
その穏やかな声や立ち居振舞いに、俺はだんだん安心感を覚えるようになっていった。

No.4 16/01/20 17:00
サラリーマン ( 30代 ♂ )

その一方で、心の中では少しずつ、小さなさざ波が起きていた。

彼は時々、俺をじっと見つめてきた。表情を変えず、言葉を発することなく。
あくまでも柔らかな、人を不快にさせないものだったけれど、そんな彼の視線に俺は戸惑った。
見つめ返せば吸い込まれそうで、視線を逸らせばどこか後ろめたくて。

彼はいったいどんなつもりで俺を見つめてくるんだろう。
いったい何を思っているんだろう。
そんなことが、気になり始めた。

No.5 16/01/21 19:16
サラリーマン ( 30代 ♂ )

一旦意識をしだすと、俺の中の戸惑いはますます膨らんでいった。

どうして彼は、俺が一人の時に限って、声をかけてくるんだろう。
一人だからこそ気遣ってくれているんだろうか。

どうして彼は、俺の驚いた反応を見て、あんなに楽しそうに笑うんだろう。
そういえば、他の人を驚かせているところなんて見たことがない。
ただ俺がからかい甲斐のあるキャラだってことだろうか。

どうして彼は、俺のパソコンをいつも覗きに来るんだろう。
どうして彼は、俺の名前に興味を持つんだろう。
どうして彼は、俺の髪型の変化に気付くんだろう。
どうして彼は、
どうして彼は・・

いつの間にか考えることが増えていた。


どうして彼は、
こんなにも、俺の気持ちを乱すんだろう?

No.6 16/01/21 23:05
サラリーマン ( 30代 ♂ )

彼がどんなつもりでいたのか、それは分からない。
今もどういうつもりでいるのか、俺には分からない。

でも、もしも俺が、彼に何の興味も抱いていなかったなら、
もしも俺が、欠片ほども彼に惹かれていなかったなら、
こんな風に、彼のことを気に掛けはしなかっただろう。
こんな風に、彼の眼差しに戸惑いはしなかっただろう。

きっとただ笑って流すことができただろう。
あるいは、訝しく感じたかもしれない。
他の人が噂するように、彼を笑ったかもしれない。
でも俺は、そのどれでもなかった。

No.7 16/01/23 00:10
サラリーマン ( 30代 ♂ )

彼に対する気持ちが、恋愛感情かもしれないという考えは、ここしばらくの間に急激に膨らんでしまった。
その感情を、自分の中で一度解放してしまったら、自分でも手を負えないほど、燃え上がってしまった。

俺はどうすればいいんだろう。
この週末を越えることさえ苦しい。
彼に会えないまま過ごす休日が切ない。
一人で過ごす時間がこんなにも長いとは。

苦しさは、切なさは、悲しみは、恋しさは、
大きなうねりとなって俺の身体を内側から燃やす。
あなたに一目逢えたら。
あなたに出逢っていなければ。
俺は昇る陽になんの疑問も抱かなかっただろう。

今、あなたがそばにいたら。

No.9 16/01/24 21:53
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたを好きだという言葉を、
自分の心の中でさえ、
自由には言えなかった。

きっともうずっと前から、
俺はそれを隠してきたんだろう。
自分にすら見つからないように。

けれどいつの間にか、
種は芽を吹き根を張ってしまった。
もう知らない振りはできない。

いつか花を咲かせるのか、
萎れ朽ちるのかそれは分からない。
それでも葉は直向きに手を伸ばす。

いつかあなたの名前のような
眩しい太陽に向かって
いつか私の名前のような
大きな花を咲かせられたら
それはどんなにか幸せな景色だろう
どんなにか優しい風が吹くだろう

No.12 16/01/27 00:55
サラリーマン ( 30代 ♂ )

彼の顔を今日は何度
思い浮かべただろう
どうしてそれだけでこんなにも
心が安らぐのだろう

まるで俺の心の中に
彼のための丸い窪みが
初めから空いていたように
ようやくそれを埋めたように

彼の声を今日は何度
思い起こしただろう
あれほど心地よく響く音を
俺は他に知らない

彼の顔が声が姿が
俺の心に沁みこんでゆく
こうしていつか巡り逢うこと
ずっと待っていたように

No.16 16/01/28 20:30
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 15 こんばんは。
レスありがとうございます。
一人で自己満なつぶやきを続けていたので、読んでくださっている方がいると知り、嬉しく思っています。

また、内容に共感してくださったとのこと。苦しい恋をされているんですね。
仰るように、人を想う気持ちに、性別はあまり関係ないのかもしれません。
私も今までは異性を好きになってきたので、経験的にもそう思います。自分側の違いや戸惑いは多少ありますが。

この先どうなっていくのか分かりませんが、結果はどうあれ、今は自分の気持ちを大切にしたいと思っています。
名無し15さんにも、幸せが訪れますように。いい恋をしたいものですね。

  • << 20 こんばんは。 返信どうもありがとうございます。 ご丁寧なお返事を下さり、とても嬉しいです。 これからも最後まで読ませて頂きますね。 読ませて頂いている時に ふと… サラリーマン様のように 「毎日のように会える事」 私のように 「あまり会えない事」 (もう1年近く会っていませんし、今までも1~2ヶ月に1度くらいしか会っていませんでした。) どちらが辛いのか…と。 毎日のように会える事は嬉しい反面、他の人と一緒に楽しそうに話している所を見たりして不安になるし… (もちろん私もこの経験はあります) 会えなければ、それはそれで色々な事を勝手に想像してしまったりして不安になるし… 例えば… “今頃、他の誰かが隣にいるのかなぁ…?”等。 今そんな事を考えながら読んでいました。 そして、読む度にサラリーマン様の書いている事には、本当に共感するばかりです。 それから もし、ご迷惑でなければ時々このように書き込みをしても宜しいでしょうか?

No.17 16/01/28 21:13
サラリーマン ( 30代 ♂ )

歳を重ねて、
自分の感受性は随分鈍った
と思っていた。

10代の頃のようには、
くよくよ悩むこともなく、
強く感動することも減り、
多少のことでは動じず、
些細なトラブルは流しながら、
生きられるようになった。

それは成長でもあり、
喪失でもあると思ってきた。
後戻りのできない。

けれど今の俺はどうだ。

すれ違う瞬間のあなたの視線や、
あなたの表情の些細な変化や、
椅子に座るあなたの背中や、
あなたの声のトーン。

そんな小さな事柄に、
いちいち目を留め、
耳を澄まし、
気を配り、
心を乱して。

なんて愚かなんだろう。
そしてなんて豊かだろう。

まるで曇っていた
ステンドグラスを磨いたように。
世界に光が降り注ぐ。
色が溢れる。
それは目映いほど。
俺の身体を照らしていく。

そこには暖かな光もあれば、
冷たく潜む光もある。
明るい色もあれば、
暗く濁った色もあるだろう。

それらを今は愛そう。
光を浴びていたいから。
彩られた世界を見ていたいから。
あなたを全身で感じていたいから。

No.21 16/02/01 19:41
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 20 レスありがとうございます。
私も反応をもらえるのは嬉しいので、気が向いた時に自由にコメントいただければと思います。

辛さや幸せを比較するのは難しいですね。
それぞれの関係性や段階や状況にもよるでしょう。

私自身は、まだ知り合ってそう長くないこともあり、頻繁に会えることは、苦しみ以上に喜びの方が大きいです。
まだそんなに相手のことを知っているわけでもないので、少しずつ知っていくことが楽しい段階です。

一年近く会えていないというのは苦しいですね。
それでも好きでいられるのは、それまでの関係や想いの深さゆえだろうと想像します。
名無し15さんはきっと真っ直ぐな方なのでしょうね。

  • << 26 こんばんは。 お返事どうもありがとうございます。 私は彼に出逢ってから 「人は生きている間に何人の人と出逢うのだろう?」 「何人の人と言葉を交わすのだろう?」とか、そういう事を考えるようになりました。 そして、その中で「好きな人」に巡り逢える事は「奇跡」なんだって… 「運命」ってあるんだって… 初めてそう思ったのです。 だからこそなのか… うまく説明が出来ないのですが… 傷付きたくないから、傷付くのが怖いから… 近付きたいけど、近付きたくない… 知りたいけど、知りたくない… とにかく「彼のいない世界」が考えられなくて… 「恋が終わる」事がまるで… 「この世の終わり」のような感じで… サラリーマン様は、まだその方とは出逢ってから長くないのですね。 では、出逢ってからすぐ…というか早く惹かれたという事ですか? だとしたら、私と同じような感じなのかもです。 私の場合は もう最初から解っていたのかも知れません。 「この人を好きになる」って… それで、2度会っただけで「好き」だと確信しました。 文章が長くなってしまいました… 読みづらかったら申し訳ありません! おやすみなさい

No.27 16/02/03 21:04
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 26 こんばんは。
名無しさんと呼び続けるのもアレなので、別の呼び方をしてもいいでしょうか。
たとえばイチゴさんとか…(15だから←安直)

私もかなり早い段階で相手に惹かれていたと思います。
それについては自分の中で言葉がまとまったらまた投稿したいと思っているので、今は控えておきます。

人を好きになるって、不思議ですよね。
頭より先に心が動いていて、自分でも驚くし、偶然や必然の力を強く感じたり、そこに意味を見出だしたり。

イチゴ(仮)さんにとって、その人はきっと、人生の片割れのような存在なのでしょうね。
そこまで強く想える人に出会えたのは素敵なことだと思います。

私自身は、結果がどうあれ、相手に近づくことを選びたいと思っていますが、答えを出すのは難しいことですね。

  • << 29 こんばんは。 呼び名を付けて下さったのですか!? 嬉しいです では、イチゴで宜しくお願い致します! サラリーマン様は何とお呼びしたらいいですか? このままがいいですか? そうですね。 恋とは不思議なものですね… 頭より先に心が動くので… 文字や言葉にしようとしても、まとまらず… 心の中には、たくさん「想い」は溢れているのに… 頭で想っている訳ではないから… 心を文字や言葉に変換するのは難しく… (すでに私の文章がまとまっていません) なので、私が「?」って記号を使っていても、それは文章の流れで付いている「?」なので答えなくてもいいですので、それは気にしないで下さいね。 いつも通りサラリーマン様ご自身のペースでレスを進めて下さい。 大切な「想い」は 大切に綴りたい… それは私も同じ気持ちなので良く解ります。 それから、私へのお返事もムリはしないで下さいね。 いつも癒されるお返事にとても感謝しています。 またまた長文になってしまいました… 読んで下さりありがとうございます。 おやすみなさい

No.31 16/02/04 21:24
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 29 こんばんは。 呼び名を付けて下さったのですか!? 嬉しいです では、イチゴで宜しくお願い致します! サラリーマン様は何とお呼… じゃあイチゴさんで(笑)
私は何でもいいですよ~そのままでもリーマンでもスレ主でも…お任せします。

確かに言葉にするのは難しいですね。
でも放っておくと心から溢れてしまいそうなので、せめて言葉にして逃がしている感じです。
あと、言葉にすることで自分の感覚を確かめてもいるのかな。

お気遣いありがとうございます。
そうですね、マイペースにやらせていただきます。
イチゴさんも気が向いた時で構いませんので。
お互いがんばりましょう。

  • << 34 こんばんは。 リーマン…リーさん…?(何か違います…) 響“ひびき”さんって呼んでもいいですか? (文章に込められた“想い”が心に“響く”ので!←単純な理由です…) そうですね。 言葉にする(書く)事で自分の感覚を確かめる… それで更に「この気持ちに間違いはない」って実感します。 恋って本当に苦しくて… もう、心の中から彼の存在を消したくなる事があります。 伝えてしまえば楽になるのかなぁ…? 勢い(?)でメールしてしまおうか…? でも… もし…壊れてしまったら… 今の私は耐えられない、どうなるのだろう…? と、「彼を好き」だという想いが強くなるほどに、逆に心は弱く…臆病になります。 大切な物は壊れやすい… だから壊さないように大事にしたい… でも、いつか壊れてしまうのなら… 早く捨ててしまいたい… そんな感じの矛盾です。 (また、私の文章がまとまっていません…) 今日も1日お疲れ様でした。 ゆっくり休んで下さいね!

No.36 16/02/06 12:08
サラリーマン ( 30代 ♂ )

前よりは少しずつ、
あなたにちゃんと関われるようになった。
俺の心の中に少しずつ、
あなたの顔や言葉が増えていく。

それは確かな手応えで、
そこには確かな手触りがあって、
強烈な歓喜や絶望の代わりに
じんわりと嬉しい。

No.37 16/02/06 13:09
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 34 こんばんは。 リーマン…リーさん…?(何か違います…) 響“ひびき”さんって呼んでもいいですか? (文章に込められた“想い”が心に… こんにちは。
響、いい名前ですね!ありがとうございます。ぜひそうお呼びください。

大切なものほど、
失うことが怖くなりますよね。
気持ちを伝えてしまえば後戻りはできないし。
失うくらいなら、細い糸でも繋がっていたいと願ったり。

私はまだ、知り合うことを楽しむ余裕があって、近くにはいられるので、今はこの関係でいいと思っていますが…
離れていればなおさら、苦しまれるだろうとお察しします。
もういっそのこと、と思っても、自分からは捨てることも消すこともできないから、苦しいのですよね。

  • << 47 響さん(では…響さんと呼ばせていただきますね!) こんばんは。 そうです。 響さんの言う通りです。 細い糸でも良いから… 例えそれが細くピンと張り詰めた今にも切れてしまいそうな糸でも… 繋がっていたいのです。 今週末から暖かくなるみたいですね。 こうして暖かい日と寒い日を繰り返しながら季節は巡り、また春が来るのですね… 私は春って好きですよ。 前に私は「彼の事は2度会っただけで好きだと確信した」と話しましたが… その後、私は何故かそれが怖くて… 逃げるように彼から離れました。 (会わないようにしました) その間一人だけ他の人とお付き合いしました。 もちろん本気で好きで付き合っていました。 でも、いつも心の何処かに彼がいて… どこにいても誰といても彼の存在が心から消えなくて… 今までにそんな人はいませんでした。 こんなに私の心を支配する人… こんなに私の鼓動を早める人… ここまで私の心を動かす人は… そして私は、止めておけばいいものを… 彼から離れて長い月日が経った後… “もう、いないだろうなぁ…”と思いながらも “まだ、いるかも知れない…会いたい”という気持ちで彼がいる所へ行きました。 彼は…いました。 彼と再会して、やはり… 「この人だ」って。 その再会した季節が春でした。 もう桜の花も散り、葉桜の時期でしたが… ごめんなさい…また長くなってしまいましたね! 響さんの文章は優しくて、何処か哀しくて… 本当にいつも共感しながら読ませていただいてます。 どうもありがとうございます。 おやすみなさい

No.42 16/02/07 12:58
サラリーマン ( 30代 ♂ )

彼が好きだ
彼の顔を思い出すと
それだけで優しい気持ちになる

彼に触れたい
あの髪に手に背中に
そして唇であの頬に触れたい

No.49 16/02/09 21:08
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 47 響さん(では…響さんと呼ばせていただきますね!) こんばんは。 そうです。 響さんの言う通りです。 細い糸でも良いから… … こんばんは~
イチゴさんの書いてくれた文章を読んで、少し似た体験を、私も昔したことがあるなと思い出しました。

私もその人のことは一目で好きになり、どうにもならないくらい惹かれ、私の場合は告白をしましたが、実らず、離れても忘れられず、何年か後に訪ねていったら、彼女はまだそこにいて、やっぱり好きなのだと感じる人でした。

たぶん私は今でもその人のことが好きですし、一生忘れないでしょう。

告白してしばらくの間、相談に乗ってもらう形で二人だけの時間を持てていたのですが、
彼女が一度だけスカートを履いてきて、はにかんで笑ったことがあって、それが春でした。

私も春は好きです。

  • << 53 おはようございます! 響さんも、そんな春の思い出があるのですね。 文章を読んでいて情景が思い浮かびます。 “スカートを履いてはにかむ…” その女性の気持ち何だか解ります。 いつもと違う自分を見られるって少し照れてしまうのですよね… ちなみに私は彼と再会したのは春でしたが、初めて出逢ったのは真夏でした… 春、夏、秋、冬… それぞれの季節に思い出はありますが、特に春は…キュン(?)です。 よく「初恋はいつ?」とか、そんな話ありますよね。 初めて誰かに、ほのかな恋心を抱いた…としたら多分、幼稚園とか小学生と答えると思います。 私は確か…幼稚園でした。 でも、私は彼を好きになってから これが「本当の初恋」だと思うようになりました。 表現が難しいのですが… 何と言ったら良いのか… 大人になって初めて、おそらく一生忘れられない人… それだけ好きになった人… そんな人に出逢った… と言えばいいのでしょうか…? 説明も難しいし、何歳からが大人なのかも解らないですけど… (私的には高校を卒業したら大人?) またまた長文になってしまいました… しかも朝からゴメンなさい! 良い1日になりますように!

No.55 16/02/11 13:16
サラリーマン ( 30代 ♂ )

こんにちは。

イチゴさんの「初恋」という言葉に感じるものがあって、つぶやきに使わせてもらいました。

私の場合は、ある程度大きくなってからの初恋は高校時代のような気がしますが、それとはまた別に、
今の相手への気持ちや感情の動きかたは、まるで初恋みたいなんですよね…。
まあ男に対してという意味では実際に初恋ですしね。笑

だからこそ、この感情のままに動いていいのか、少し分からなくなっています。


週末はずいぶん暖かくなるようですね。
バレンタインのチョコも溶けてしまいそうな…笑 今年は無縁ですが。

  • << 65 おはようございます! 私も今年は今日“バレンタイン”は無縁です… 渡さない…ていうか渡せない… どちらにしても今はそんな状況ではないので、会うことさえ…ですから。 今日は幸い(?)お仕事で気分が紛れるので良かったです…笑 実は今の好きな人には昨年初めてチョコレートを渡したのです! (バレンタインというイベント?自体に参加?したのも数年ぶりでしたが…) 昨年は私のせいで曖昧に終わりまして… (何も言わずにチョコレートを渡しただけで彼からの「何でわざわざ僕にくれるの?」などの質問に答えなかった…とか) せっかくのバレンタインデーもホワイトデーも私が台無しにしてしまい… というビタースイート(?)な… これが私の最新のバレンタインのお話です… 響さん、いつも読ませて頂いて共感ばかりですが… 今回は特にNo.58、61のレスに共感しました。 本当に… 「好きでいるのが辛いなら気持ちを消せばいい」と… でも、自分の意志で消せないから辛いのですよね… 響さんは今日は山の梅を観に行くのですか? キレイな梅が観れると良いですね!

No.56 16/02/11 13:20
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 55 すみません、
アンカー付け忘れましたが、
これはイチゴさんへのレスです。

No.60 16/02/12 20:46
サラリーマン ( 30代 ♂ )

眼鏡を外したあなたの瞳が
あまりにも綺麗で
堪らず目を逸らした
反則だよ
いい歳したオッサンのくせに
そんなに笑顔が可愛いとか

皆が帰ったオフィスで
わざわざ近くにやって来て
俺を下の名前で呼んで
お菓子をくれたりして
いったいどういうつもりなの
普段はそんなことしないくせに

どうしてこんなに
好きになってしまったんだろう
嬉しいのに
苦しすぎて逃げたくなる

どうして相手が
あなたなんだろう
嬉しいのに
切なすぎて哀しみが勝る

No.61 16/02/12 21:04
サラリーマン ( 30代 ♂ )

好きでいるのが辛いなら
もう気持ちを消せばいい
少し前にはなかったもの
その時に戻るだけのこと

どうしてだろう
それだけのことなのに
胸が裂けるように
痛む

もとは真っ白な紙だった
垂らした絵の具を拭って
上から真っ黒に塗り潰し
紙をぐしゃぐしゃにして

どうしてだろう
ゴミ箱に棄てれば
済むはずのことなのに

ぐしゃぐしゃなのは
俺の心のほうで
破られて痛むのは
俺の心のほうで

No.66 16/02/14 20:46
サラリーマン ( 30代 ♂ )

二人だけで話したときの
あなたの微笑みが
あまりにも優しくて
まるで春の陽射しのように
俺のなかにしみ込んだ

その瞳の向こう
あなたは何を
考えているんだろう
どうしてそんなに
柔らかく俺を見つめる

あなたのなかには
どんな世界が
広がっているんだろう
俺の光も少しは
そこに届くだろうか

この柔らかな
春の日差しのように
ただあなたを愛せたら
それはどんなにか
しあわせだろう

No.68 16/02/14 21:24
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 65 おはようございます! 私も今年は今日“バレンタイン”は無縁です… 渡さない…ていうか渡せない… どちらにしても今はそんな状況で… イチゴさん、お疲れさまです。
今日はお仕事だったんですね。

私は何年かぶりに梅を観に行ってきました。山と言っても丘陵地ですが、天気にも恵まれて、気持ちが良かったです。

バレンタインの渡す側は経験したことがないですが、質問されても答えられない(というかそれどころではない?)気持ちは、今なら何となく分かる気がします。
勇気が要ったでしょうね。

共感していただき嬉しいです。
本当に、気持ちを簡単に消せたり弱めたりできたら楽なのですけどね。苦笑

明日からまた寒くなるようなので、体に気をつけましょう。

  • << 80 こんにちは! 日曜日、そちらは、お天気が良く、響さんはキレイな梅が観られたのですね こちらは小雨でしたよ。 私が彼と最後に会ったのは昨年のホワイトデーでした。 まさか、その日を最後に、こうして会えなくなるなんて思ってもみませんでした… 響さんもNo.46のレスでも書かれているように、あの頃の私も「何事も全てにおいて終わりがくる。永遠なんてない」とは解っていたはずなのに… こんな事なら、バレンタインデーかホワイトデーに気持ちを伝えておけば良かった… などと考えてしまいますが… でも、世の中には「もしも…あのとき」なんて、それも無いのですよね。 先の事なんて誰にも解らないのだし… そんな私は今の状況に、ただ、どうして良いか…落ち着かなくて勝手に一人で心の中でバタバタもがいています… そんな時、響さんのNo.75レス最後の文章 「気持ちの整理をつけるのは、それからでも遅くない」という部分を読んで、 私は私なりに 「今、どうにもならないのに、あれこれ考えても仕方ない…落ち着かなきゃ…」とか色々と思いました。 読んでいて何だか少し気持ちが楽になりました。 また長文になってしまいました… 毎回、読みづらくて申し訳ありません! 今日はお仕事ですか お疲れ様です また来週から寒くなるみたいです。 体調には気を付けて下さいね!

No.69 16/02/14 23:44
サラリーマン ( 30代 ♂ )

雨上がりの山道は
湿り気を帯び
優しい土の匂いを
運んでくる

去年の秋の落ち葉が
色を変えて
濡れそぼち地面に
折り重なっている

足元の福寿草
可憐に並ぶ水仙
香り放つ蝋梅
落ちてなお雅な花椿

石の上や草の合間に
小さな花弁が散る
白と紅が織り成す柄
見上げれば梅の枝

洗われたばかりの花々は
生き生きと空に映え
小さな滴を花びらの
上に抱いている

もしも春の景色のなか
あなたがいたら
そのときに世界が
満ちる気がする

No.82 16/02/20 20:43
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 80 こんにちは! 日曜日、そちらは、お天気が良く、響さんはキレイな梅が観られたのですね こちらは小雨でしたよ。 私が彼と最後に会っ… イチゴさんこんばんは。

相手の方とは急に会えなくなってしまったのですか…それは辛いことでしたね。
気持ちの整理がつかないのも当然のことと思います。
あの時ああしていれば…と考えてしまうのも自然だと思いますが、それはそれで苦しいだろうなとも。

早く気持ちを落ち着けてしまいたいと思うものの、心は思い通りにならないものですよね。。

少しでも気が楽になったなら私も嬉しいです。
読みづらいとか長文で困るということはありません。いつもコメントありがとうございます。

変わりやすい天気で体調も崩しやすいので、イチゴさんも気を付けてくださいね。

  • << 87 響さん、おはようございます! お心遣い、どうもありがとうございます。 はい。私と彼は、お互いに環境の変化等が同時に起きてしまい…それで会えないような状態になってしまったのです… でも、連絡先も知っているし(大した内容ではありませんが1~2ヶ月に一度くらいはメールしています) 本当は会おうと思えば会えるはずなのに… という事は半分…いえ半分以上は私の逃げだと思います。 そして、その会っていない時期が長くなれば長くなる程に色々と怖くなって… 保身的になってしまい、ますます遠ざかってしまう…という感じです。 それに前にもお話したかとは思いますが、今の私は私の置かれている状況的に、もし彼との間にマイナスな出来事があったら、とても耐えられないのです… そして、私は、もとから人を好きになると、なぜかその人にだけ普通の事が出来なくなったり… 例えば他の人達に対してなら男女問わず気楽に「元気?最近どうしてるの?」とかメールしたり出来ても、好きな人にだけは出来ないのです… つまり他の人達には男女問わず仲良くしたり普通に気配りも出来るのに、好きな人には出来なくて… それどころか逆に避けたり、あまり話さない、メールしても途中で変な終わらせ方をしてしまったり… なので男女問わず他の人達にからは好意を持たれても、好きな人とは、なかなか…近づけず裏目に出てしまったりと… 私は困った性格(?)なのです… 性格なのか…それとも私の努力不足なのか…? 解りませんけど… 人を好きになると何が「普通」なのか何が「当たり前」なのか… そんな事を疑問に感じたり、その反面「普通」や「当たり前」なんてないという事を痛感します。 それだけ人を好きになるという事は尊いという事なのでしょうか。 今日で2月も終わりで(今年は閏年で今日は29日) 明日から3月…早いなぁ… 春は、もうすぐそこですね

No.83 16/02/21 12:34
サラリーマン ( 30代 ♂ )

せっかく気持ちを落ち着けて
あなたと話せるようになったのに
俺を驚かしてみたり
服装を褒めてみたり
俺に興味があるんだって
勘違いしそうになるからやめてよ

たまたま仕事で絡むことがあって
あなたの働きかたを傍で見たら
動きが的確で格好よくて
そのくせ瞳はすごく綺麗で
その顔で見つめられたら
冷静でいられなくなるからやめてよ

動揺させられるのはもう嫌なのに
あなたの関わりが嬉しい自分もいて
心の中がごちゃごちゃになるけど
こんな風にドキドキするのは
たぶん俺のほうばかりで
あなたはいつも涼しい顔でずるいよ

No.88 16/03/03 20:54
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたを
愛することが
俺に
できるだろうか

あなたが
病んだときは
俺は
あなたの
手足の代わりになりたい
あなたの
身の回りのことをすべて
引き受けたい

あなたが
疲れたときには
俺は
あなたの
話に耳を傾けたい
あなたの
心の重荷を
少しでも受け止めたい

あなたが
安らぎたいときは
俺は
コーヒーを淹れて
静かな
音楽をかけよう

あなたが
元気でいるなら
俺は
他愛のない話で
あなたを
笑わせよう

あなたに
してあげたいことは
沢山ある
あなたと
過ごしたい時間は
限りなくある

だけどきっと
ぜんぶ俺のわがままだね
あなたを愛したい
そんな俺のわがままだね

No.89 16/03/04 18:08
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 87 響さん、おはようございます! お心遣い、どうもありがとうございます。 はい。私と彼は、お互いに環境の変化等が同時に起きてしまい…… イチゴさん、こんばんは。
レス遅くなってしまってごめんなさい。
もう3月ですね。

好きな人にだけ普通ができなくなるというのは、私もよく分かります。
イチゴさんと全く同じではないかもしれませんが。

一言かけるだけでも、こんな言い方は変じゃないかとか、どのタイミングで言えばいいだろうとか、どう言えば普通なんだっけとか、色々考えてしまって、かえって訳が分からなくなり、結局何も言えなかったり、言えてもぎこちなくなったり…
もう嫌になります。笑

そのせいで、変に距離がてきてしまったり、仲良くなれそうな状況をみすみす逃したり。
何でもない人とは自然にやれるんですけどね…

ちなみに私の場合、好きな女性に対しては、歳とともに自然に振るまえることが多くなりました。だから馴れも大きいのではないでしょうか。
代わりに、今の相手に対しては全然ダメですが。笑

そして、好きな気持ちが大きい分、会いたいと思う気持ちも、反対に連絡するのが怖いという気持ちも、どちらも大きくなってしまうのでしょうね。
苦しいですね。。

  • << 95 響さん、こんばんは。 私への返信は気にしないで下さいね! むしろ毎回ご丁寧なお返事に感謝しております。 はい…もう響さんの仰る通りで「好きな人」に対しては変に余計な事を考え過ぎて何もかも悪循環で困ったなぁ…という感じです(笑) お話は変わるのですが、私は以前、同性愛の方(女性)と話した事がありまして… その時に話した事が、 結局最後は“人として好き”である事が一番重要で、それは年齢性別関係なく 「家族」「友達」「恋人(好きな人)」 どれも最終的には“人として好き”でなければ…という話をした事を覚えています。 でも、やはり「好きな人」(恋愛)って一番難しいなぁ…って。 “人として好き”という、その手前にある“恋心”が… 厄介…というか、高い壁みたいに思えるのです。 何故なら、恋をすると一気に多くの色々な感情が生まれるからです。 そして、それは「家族」や「友達」に対する感情よりも複雑である…と思います。 また、お話は変わるのですが… 響さんのNo.90のレス… 私もよく同じような事を思っています! しかも、街中で思わぬ知り合いに遭遇したら… 「何で“あの人”じゃなくて“この人”なんだろう…」とか思ってしまいます。 おやすみなさい

No.94 16/03/06 15:56
サラリーマン ( 30代 ♂ )

突然の春の雨に降られ
アスファルトが埃の匂いを上げる
そんなことにさえ
なぜか懐かしさを感じる

少年の頃に生き生きと
走り回ったことを思い出す
雨上がりの砂利の公園で
滑って転んで怪我をしたっけ

そんな小さな思い出を
一つ一つ分かち合える人が欲しい
あなたはどんな子どもだったの
何を追いかけ何を夢見た

一人のひとの人生に
本当の愛は何度訪れるだろう
過去を語り合い今を分かち
未来をともに見つめられる愛は

雨はすぐに通り過ぎて
ぼんやりとした春の日差しが戻る
俺の心も晴れはしないけれど
そんな時間も人生にあっていい

No.97 16/03/08 18:38
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 95 響さん、こんばんは。 私への返信は気にしないで下さいね! むしろ毎回ご丁寧なお返事に感謝しております。 はい…もう響さんの仰る… イチゴさん、こんばんは~

ありがとうございます。
こちらこそ、コメントいただけて嬉しいです。

「人として好き」というのは、どんな人間関係でも言えることかもしれませんね。
その中でも恋愛が一番厄介で、複雑というのは同感です。

極端な話、恋愛の場合には、「人としてはどうかと思うけどなぜか惹かれる」みたいなことも起こりえますよね。
それは、理性よりも深い感情のレベルで動かされるからではないかと思います。
そうなるともう自分でコントロールできないし、自分でも分からないものが色々蠢くので戸惑うし。
もう一つは、恋愛関係が三人以上では成り立たないこともあるのかもしれません。だから嫉妬をしたりあれこれ勘ぐったり伝えるべきか迷ったりするのですよね…。

No.90への感想ありがとうございます。
レスいただいてから自分でも考えて、自分の感情が“特別”な分、現実の出来事も特別なことが起こらないとおかしい、とどこかで思っているのかもしれないなあと思いました。

  • << 105 響さん、おはようございます! “恋愛は理性よりも深い感情のレベルで動かされる” 改めてなるほどなぁ…って思いました。 そうですよね…恋愛は特に「好き」に理由もない…というか 「どこが好き?」と聞かれても具体的に答えはないですし… 気が付いたら“好き”という感情が芽生えていて… 知らないうちに好きになっているので、相手の事を良く知らないから、もっと知りたいのに、好きになればなる程に嫉妬したり勘ぐったりするから余計に知る事が難しくなり、自分の事も解ってもらいづらくなるのですよね… No.104レス… そうですね…5年経ちましたね。 人はいつ何があるか、いつまで生きるのか解らないから精一杯生きなくてはいけない… “今を大切にすること” 解ってはいるのですが… 今、現在、何もなく普通に生活をしていると、つい「またの機会に…」と色々な事を先延ばしにしたり、今をムダにしている事は私のダメな部分だなぁ…と思います。 “皆、時間に限りがある”それならば、もっと相手に伝えたり、何かをしてあげられたり…たくさんあるはずなのに… どうしても自分の心の弱さが勝ってしまいます… 生きる事も恋をする事も難しいですね いつもお返事ありがとうございます。 それでは良い1日になりますように!

No.100 16/03/10 00:00
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたの手に
初めて触れた

少し冷たくて
固い手だった

ほんの一瞬で
だけど永遠で

俺の手の甲に
まだ残ってる

あなたの手を
握り返したい

そんな気持を
今は押さえて

あなたの手に
初めて触れた

あなたが俺に
初めて触れた

No.106 16/03/13 11:40
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 105 イチゴさん、こんにちは。

「どこが好き?」と聞かれても答えはない、まさにそうですよね~
分かるくらいだったら嫌いになれそうなものだと思ったり。

「今を大切に」って、言葉にするのは簡単だけど、実際は難しいですよね…。
闇雲に突っ走ればいいというものでもないですし。その後のことを考えざるを得ないですから。
私もそうできない自分を鼓舞するために、ここに書いたところがあります。

でも、少なくとも「命や時間には限りがあるんだ」って意識したときに、自分にとって大事なものが見えてくるように思います。
それを確認するだけでも、意味のあることのように私は思います。

  • << 113 響さん、おはようございます! “自分にとって大事なものが見えてくる。それだけでも意味がある” どうもありがとうございます! 響さんのこの言葉に救われました。 まず、大切なものを見付けられた事だけでも大きな事であり、大切なものを見付けられた事からが始まり…ですよね。 No.106~No.112 今回も全て読ませ頂きました。 毎回やはり共感ばかりです… 私もNo.109レスのように独りの時間って結構好きです。 私は、お酒は飲みませんので… ジャズやシャンソンが流れている静かなカフェで過ごします。 独りの時間しか自分自身と対話(向き合う)する事は出来ないので… そういう独りの時間も貴重だと思います。 No.110のレスも共感です。 私の場合は、例えばキレイな景色を観たら、一番に「あの人にも見せたい!」って思ってしまう…とか。 何でも良いのです。些細な事でも… その人の好きな物とか知りたいし、 私の好きな物とか知ってほしいです。 小さな事でも何かを共有できたら…嬉しいですよね。 No.111…私は「桜」が一番好きな花です。 私の夢は、いつか、あの人と一緒に大好きな桜を観たいのです。 なぜ桜が好きなのか… それは… 小さな頃から何故か好きなのです。 大人になってからは、何だかこの「桜」という花だけが特別な感じがしてきたのです。 まるで人の人生を現しているような…? そんな不思議な花(木?)です。 なので、美しいと思う反面、眺めていると哀しくもなります… もうすぐ「桜」の季節がやって来ますね! それでは、良い1日をお過ごし下さいね!

No.107 16/03/13 14:43
サラリーマン ( 30代 ♂ )

わたしがあなたに惹かれることは
まるで予め決められていたようで
自分ではどうすることもできずに
潮が満ちるように想いが深くなる

わたしのこれまでの人生の彩りに
なかった色をあなたは持っていた
初めて潜った南の島の海のように
鮮やかな煌めきから目が離せない

わたしとあなたが過ごした時間は
数にすればまだほんの僅かだけど
夕暮れの砂浜で貝殻を拾うように
一つ一つを手の平で感じていたい

わたしに見せるあなたの微笑みは
温かく優しく世界を充たしていく
もしもそれが消えたなら残るのは
星さえ見えない夜の暗い海だろう

わたしを見つめるあなたの心には
いったい何が動いているのだろう
遠くから聴こえるさざ波のように
微かにでもこの想いが届けばいい

わたしはもっと好きになるだろう
あなたの声も笑い方も物の見方も
歩いてきた道もこれから行く道も
あの海のようにあなたを愛したい

No.111 16/03/18 18:39
サラリーマン ( 30代 ♂ )

自分でもつくづく
情けないなあと思うけれど
こればかりはどうしようもない。

彼に一日会えないだけで寂しくて
まともに話せない日が続くともう
耐えきれないほど思いが募る。

あの声を聴きたい。
あの笑顔を見たい。
あの人と話したい。

こんな経験は初めてで
こんなときどうしたらいいのか
分からなくて途方に暮れている。

桜が花開くのを彼と見つめたい。
暖かい風に一緒に吹かれていたい。
これからの季節の約束をしたい。

色んな欲求と願望と感情と衝動が
俺のからだの内側で蠢いていて
一人ではやり過ごせないほど。

それは死を思うほど苦しくて
それは生を直向きに求めていて
それがきっと、春というもの。

No.114 16/03/20 23:34
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 113 イチゴさん、こんばんは!

たくさん共感していただいて嬉しいです。
だいぶ自己愛的なものもありますが、こんなつぶやきに付き合っていただいてありがとうございます。

一人の時間って大事ですよね。そこで気づくことや味わえることって沢山あると思います。
それは恋愛にも言えることかもなあと思ったりします。もちろん両思いになれれば幸せだけど、それだけが価値があるわけでもないよなって。

些細なことでも共有したくなるのはほんとにそうですね。
むしろ些細なことだからこそ分かち合いたくなるのかな?
そういうやり取りができる関係って、いいですよね。

桜はやっぱり特別な花ですよね。僕は他にも好きな花は色々ありますが、これほど気持ちを乱される花は他にありません。
だからこそ、好きな人と共に見られたらと思うのですが…。
今年は難しいのかな…。でもできるところまで頑張ります(笑)

それぞれに桜を楽しみましょう!

  • << 117 響さん、こんばんは! いえ…お礼を言わなくてはならないのは、本当に私の方ですよ。 響さんの言葉には何度も“なるほど…”って考えさせられていますし、もっと色々な方向から物事を見なくては…と気付かされています。 No.112の響さんの、ご友人との、お話も“深いなぁ…”と思っていたのですが… No.115レスも、また深すぎで… 私も「愛」について思っている事を書かせて頂きますね。 「愛には色々な形がある」 もちろん私も、そう思います。 あって良い、あって当然だと思います。 形だけではなく種類もたくさんあるので… “家族愛”“友愛”“恋愛”など… でも、“恋愛”(恋)だけは何故か消えて失くなりそうで…怖いです。 「恋」という漢字だけに「失」が付くように… 「失家族」「失友」って言葉(漢字)は存在しませんが…(多分?無いです) 「失恋」って言葉は存在しているように… しかも、何も手に入れているわけでもなく、自分の物でもなくて… それに、人は始めから何も持っていないのかも知れないのに… 何故か「失くした」という表現をするのは… やはり恋は特別に難しく複雑な感情なのだろうなぁ…って改めてそう思いました。 恋を越えたところに愛(人として好きとか)が存在するのでしょうけど… それを越える事が…困難だと、つくづく思います… そういえば、こちらは2~3日前に桜の花が咲き始めました! おやすみなさい

No.116 16/03/24 19:49
サラリーマン ( 30代 ♂ )

どうしてこんなに
好きになっちゃったんだろう
何度考えても
答えなど出るわけもないけれど
どうしてこんなに
好きなんだろう
そう考えてしまうほど
強くあなたに惹かれている

その気持ちを
言葉にすることはできそうにない
俺の知っていることばでは
表現しきれない

あなたと話していると
心の中でピョコピョコざわざわと
色んな感情が動いて
話の内容に集中できなくなる
あなたが笑顔を見せると
俺のからだの内側に
温かい気持ちが溢れて
体が自分のものでなくなるようだ

そんな感覚を何と呼べばいいだろう
今までに出会った
どんな人に抱いた感覚とも違う
あなたという存在だけに
反応する俺のこころがある
これを何と名付けたらいいだろう
どうやってあなたに
伝えたらいいんだろう

No.120 16/03/26 09:00
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 117 響さん、こんばんは! いえ…お礼を言わなくてはならないのは、本当に私の方ですよ。 響さんの言葉には何度も“なるほど…”って考えさせら… イチゴさん、おはようございます!

そんな風に読んでくださってありがたいです。
私もイチゴさんのコメントから、いつも刺激を受けています。

恋愛、失恋・・・確かにそうですね。
これは私の勝手な考えですが、「恋愛」という言葉だけ、他の言葉とつくりが違っていて、「恋」と「愛」をまとめたものなのではないかと思います(他の言葉は、愛の対象+「愛」というつくり)。

イチゴさんも少し触れているように、私は恋と愛は異質なものだと思います。
恋は一方的で盲目的で情熱的で、基本的には一人で(自分の心の中の相手と)するものだと思うのです。
そこから、相手との相互作用が生まれ、生身の相手を知り、時に幻滅も体験しながら相手と関わることができるようになると、それは愛と呼べるように思います。
だから、愛は終わることはあっても失うことはないのですが、恋は、生身の相手の存在とぶつかった時に、幻想が壊れて失われることがある。

どちらが素晴らしいという話ではないし、恋を経ないと愛に行けないので恋も大切なものですが、恋はその性質ゆえに、脆かったりとらえどころがなかったりするのでしょう。

そう考えると恋を越える難しさは、「相手がいる」ということに尽きるかもしれません。
相手が自分のことをどう思うか、気持ちを伝えた時に関係性がどう変わるか、自分の言葉を相手はどう受け止めるのか・・・それはすべて、生身の相手とぶつかる接点だからこそ、怖ろしく、悩ましく、魅惑的なのでしょう。

って長いですね(笑)
考えてたら楽しくなってしまいました。

そちらも桜が咲いたんですね。
よい週末をお過ごしください。

  • << 122 響さん、こんばんは! 「相手がいる」=「相手の心を知る」 という事なので難しい… 自分の心は自分にしか解らないように、 相手の心は相手にしか解らない… だから怖いのですよね… No.118レス…またまた深いです… これは、私の話なのですが… 私は、最近とても嫌な事がありました。 それは… “どうして、こんな酷い事が出来るの?” “人として、してはいけない事じゃないの?”って…そんな感じの… まるで心を土足で踏み荒らされるような事をされました。 (あれ?日本語…少し間違ってますか?) その時は、もちろん相手に対して、 「恨」「怒」「憎」などの醜い感情を抱きました。 でも、そのような醜い感情は… 「別」「離」「失」などの何か大切なものをなくしたりする哀しい出来事に比べたら…痛くない、どうでも良いと考えようと思いました。 人にとって一番の苦しみとは?大切なものは何だろう?と考えるキッカケになりました。 人を恨んだりするのは苦しいですが、それよりも大切なものをなくしたりが苦しいのかなぁ…って。 それでNo.118レスで響さんも仰っているように、そのような「恨」のような感情は「愛する力」に向けた方が良い…って。 その方が自分自身の為でもあると… そう思いました! って…また長いですね私の文章(笑) 来週あたり桜が満開になるみたいですが… 来週は全国的に雨模様みたいです… 桜は出来るだけ長く楽しめたら良いですね! おやすみなさい

No.123 16/03/31 20:31
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 122 イチゴさん、こんばんは。
3月も、そして今年度ももう終わりですね。

前回書いた「相手がいる」という話は、必ずしも想いを伝えるということではなくて、ただ生身の相手とやり取りするという意味で書きました。
もしかしたら言葉が足りなかったかなと思うので補足しておきます。

イチゴさんも辛いことがあったんですね。
人を憎んだり恨んだりする気持ちも自然な感情なので、私は醜いとは思いませんが、そういうネガティブな感情を抱えていることも、苦しいものですよね。

恨みや怒りや憎しみは、何かを愛していることの裏返しなのでしょうね。その対象は自分かもしれないし身近な誰かかもしれないけれど、何か大切なものがあるからこそ、怒りも恨みも憎みもする。
だから少し視点を変えれば、愛する力に変えてゆけるのだと思います。難しいときもありますけどね。

本当に桜は長持ちしてほしいですね~ 雨ではなく風で散ってほしいな。

  • << 135 響さん、こんばんは 4月になって1週間が過ぎましたね… いいえ!響さんのお返事は毎回とても丁寧で、言葉が足りなかった…なんて事は一度もありません。 私の方が色々と思う事が多すぎたり… で…私の文章がまとまっていないだけです! No.123のお返事に、とても救われた気分です。 私は、自分の「恨」等の感情が醜い…と思っていました。 でも、何故そんな感情を抱いたのか… それは、相手が「親友」だったからなのかも知れないと…そう思いました。 きっと、それが他の人だったのなら、そこまで気にしなかった…と思いました。 「親友」だったからこそ、 “何でなの!?”とか… 「親友」だからこそ、 “親友を憎いと思うなんて…”と自分の感情を醜いと思ってしまったのかなぁ…と。 本当に、響さんのレス(と、お返事)は、いつも何度も読ませて頂いていますし、色々と気付かせていただいています。 こちらは桜は、もうほとんど「葉桜」状態です… 満開になって、すぐに強風と雨で… でも、満開の桜が観られたので良かったです。 風が強かったので、花びらが吹雪いて… 桜吹雪は、すぐに散ってしまい、もったいない… けど…キレイな光景を観られて得した気分になります! おやすみなさい

No.124 16/03/31 21:51
サラリーマン ( 30代 ♂ )

『隣』

あなたが隣にいる時間が
ひどく大切に思えて
話などなくても
ただそこにいたい

俺の隣で仕事するあなた
俺の隣を歩くあなた
俺の隣で酔うあなた
どれもみんな愛おしい

あなたの隣は居心地がよくて
少し緊張するけど
とても安心する
ずっとそこにいたいよ

あなたにとってはどうなんだろう
隣にいる俺の存在は
あなたにとって
どうなんだろう

No.131 16/04/04 21:57
サラリーマン ( 30代 ♂ )

満開の
桜が空を覆う
見上げればそれだけで
眩しくて
嬉しくて
今日という日が輝く

朝から
雨が降って
花びらが重さに負ける
色を失い
散っていく
道が白くなる

あれほど日々を輝かせた花が
別の日には涙とともに散る
それはまるで
俺の心のようで
俺の心のなかの
あの人のようで

俺の心は
涙の重さに
負けそうになっている

No.136 16/04/10 00:09
サラリーマン ( 30代 ♂ )

イチゴさん、こんばんは。

桜の季節もそろそろ終わりですね。
こちらも桜吹雪が綺麗でした。

そっかぁ、相手が親友だったんですね。それは色んな感情が湧くだろうと思います。
辛いことがあったのだろうと思いますが、それほどお互いの関係性を大事に思える相手は貴重ですよね。

人生のほとんどは、人との出会いでできているなと最近つくづく思います。

よい週末を♪

No.151 16/05/06 16:10
サラリーマン ( 30代 ♂ )

いつもなら嬉しいはずの連休を
早く終わればいいのにと思う
仕事を忘れていていいのに
何かにつけて思い返す

それはみんなあの人のせい

こんないい季節に
こんないい天気の日に
あの人は何をしているだろう
誰とどこにいるのだろう

ねえ 花を見よう
河原で咲き誇る色に埋もれよう
ねえ 山に行こう
瑞々しい緑の光を浴びよう
まだ冷たい川の水に足を浸そう

ねえ 世界はこんなに美しい
それを一緒に味わいに行こうよ

それができたら
この休日は
もっと輝くのに

No.153 16/05/09 00:31
サラリーマン ( 30代 ♂ )

ゆっくりと空を覆っていく
紺色に抗うように
西の空が茜色に
切なく燃えている

空が広い
風が心地良い
空気が満たされる
世界が今という時に満ちている

俺の心も満たされていく
あの紺色と茜色に
俺の心も燃えている
あの赤い切なさに

あなたを求めている
あの茜色と紺色の
その狭間に

あの狭間に

絶望と希望の
そのあいだに

あなたの笑顔が浮かぶ
あのはざまに

No.154 16/05/12 20:05
サラリーマン ( 30代 ♂ )

混じるもののない青い空
日に日に濃くなる草の緑
その中に佇むシロツメクサ

そんな五月の陽気のような
元気そうなあなたの笑顔
それだけで俺は嬉しくなる

あなたの幸せが
ずっと続けばいい
あなたがいつも
笑顔でいられるといい

少年のようなあなたの笑顔を
できるなら俺が守りたい
できるならその笑顔を
いつも隣で見ていたい

それが贅沢すぎる望みなら
こんな風に時々
見られるだけでもいい

あなたの元気が
俺の元気になる
あなたの存在が俺の力になる
あなたの眼差しが眩しい

No.159 16/05/18 21:56
サラリーマン ( 30代 ♂ )

梅が春を知らせ
桜が華々しく散り
ハナミズキが終わり

ジャスミンの香りが消え
シロツメクサが緑色になり
ツバメのヒナが大きくなって

今年も春が終わる
そして夏が来る
そのさなかに俺はいる

季節の移り変わりを
ほんとうは
好きな人と感じたい

それは時間の儚さと美しさを
命の儚さと美しさを
思い出すときだから

隣にいる人の大切さを
隣にいない人の大切さを
思い知るときだから

No.166 16/06/17 01:18
サラリーマン ( 30代 ♂ )

紫陽花のはなが雨に濡れて
瑞々しい碧を咲かせている

軒下のつばめは雛のために
今日も忙しなく飛び交わす

ささやかな
いのちの連なりの
その中に私もあなたもいる

水音がこの傘を叩いている
大地が潤いをよろこんでる

あなたの眼差しのその先に
あなたの手の指のその先に

ささやかでいい
そこに居られるなら
あなたの今に居られるなら

No.167 16/06/19 13:39
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたの隣は
どうしてこんなに
心が安まるのだろう
そこが俺の居場所のように

あなたの笑顔は
どうしてこんなに
心を締めつけるのだろう
愛おしさで胸が一杯になる

あなたの珍しい
ジーンズ姿
まるで少年のようで
ずっと見守っていたくなる

あなたを抱きしめたい
そんな気持ちが
俺を動かしてしまいそうで
平常心を保つので精一杯

あなたの心に
俺はいますか
ほんの少しでも
そこにいられるのなら

ほんの少しでも

No.168 16/06/22 20:24
サラリーマン ( 30代 ♂ )

また一つ
雨粒が落ちる
大地が音を立てる

静かな想いが
一粒ひとつぶ
心のなかに溜まっていく

それはいつしか
大きな池をつくり
川となって溢れだす

わたしの手のひらを
越えてしまう
止めることもできぬまま

気づけば川は
わたしを呑み込んで
このからだを押し流す

どこへ往くのか
わたしにも分からない
抗うこともできずに

ときに溺れかけ
ときに泳ぎながら
水の流れに身をゆだね

それでもあの空の
太陽のような
あなたの笑顔を

きっと
わたしはただ
信じている

No.170 16/06/29 20:15
サラリーマン ( 30代 ♂ )

人生は波に揺られるようなもので、上がるときもあれば下がるときもあり、自分の力では抗うこともできないまま、そこにたゆたうしかないのだけれど、好きな人のことになると、その揺れ幅は勝手に増幅されてしまうから、あなたの起こすものがほんの小さなさざ波でも、俺には激しい荒波のように思えて、たとえばあなたの一言や一瞥が、俺には重大な意味を持つように思えて、急に空高く持ち上げられたかと思えば、海の底まで叩きつけられるような思いをして、それがみんな俺のつくり出した幻影だと分かってはいるけれど、それでも俺のからだには波のうねりが生々しく残っていて、嵐の海のただ中で、空に躍る気持ちも海に沈む気持ちも、痛いほどほんもので、それはまぼろしだと周りの人にいくらたしなめられても、俺の心は収まりそうにない。

No.171 16/07/02 23:28
サラリーマン ( 30代 ♂ )

この前まで
あなたを無邪気に
追いかけていられたのに
些細な事で
不安に駆られて
行く先を見失う心地がする

梅雨の空が
移ろいやすく
紫陽花がすぐ色を失うように
自然のものさえ
容易く変わるのなら
人の心はそれより危うい

私のこころは
朝に夕に浮き沈み
本心をいつの間にか見失う
それでもなお
一日の終わりに
思い出すのはあなたの笑顔

No.176 16/07/07 23:27
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたが教えてくれたもの
ひとを優しく見つめる気持ち
ひとりで誰かを想う安らぎ

あなたが俺に気づかせたこと
じぶんの中の知らない気持ち
俺の中のやわらかいもの

あなたが思い出させてくれた
誰かを好きになる気持ち
泣きたいくらいの愛おしさ

あなたが俺にくれるもの
優しさ微笑み温もり幸せ
かけがえのない今という時

No.178 16/07/10 15:31
サラリーマン ( 30代 ♂ )

ヒトの持つ能力の一つに
他の人を心のなかに
留めておくという力がある

会えないときにも
その人を心のスクリーンに
映し出すことのできる力

大切なひととの繋がりを
目には見えなくても
信じることのできる力

それは時に人を苦しめる
たとえば叶わぬ想いを
捨て去ろうとするときに

けれど時に人を救いもする
一人で過ごしながら
誰かを想って安らぐように


あなたの姿が
俺の心に色濃く留まってる
幸せな朝にも悲しい夜にも

その微笑みが
時に俺を苦しめ
時に俺を救ってもいる

あなたの姿を
微笑みを眼差しを
ふざけた時の笑顔を

真剣な表情を
話し方を甘えた仕草を
すべて憶えておきたい

俺のこころが
少しずつ着実に
あなたで満たされていく

No.179 16/07/13 00:42
サラリーマン ( 30代 ♂ )

ささやかな一日の終わりを
一人の部屋のなか
味わう一時

小さなしあわせや
悲しみや悔しさや
嬉しさや楽しさが
薄らと積もってる

日々をただ
生きていくことさえ
ときに苦しみを伴う

そんな人生の
一頁をいま生きている

紙が折り重なって
一冊の本になるように
日々が積み重なって
一生になる

この本が何頁になるのか
終わりがいつ来るのか
知りようもないけれど

たとえ一頁でも
たとえ数行でも
わたしとあなたの時間が
そこに記されるのなら

それがわたしの生きた証
それがわたしの希望

No.180 16/07/14 21:51
サラリーマン ( 30代 ♂ )

『夏のりんご』

あなたがむいたりんごを
俺にひときれくれた
それがただ嬉しくて
どうして俺にくれたんだろう

いまは冬だという
南半球から
ここまで来たりんご
あなたがむいたりんご

仄かにあまくてすっぱくて
実がつまっていて
歯ごたえはたしかで
おいしかった

俺がほかのことに
気をとられたふりをしたのは
このよろこびを
ごまかしたかったから

あなたの手で
あなたのまなざしで
むかれたりんごがどうして
こんなに愛おしいんだろう

ひとつの果実を
わけあったことが
俺にとってはしあわせだと
あなたは知らないだろう

あなたの指がふれたりんご
あなたが俺にくれたりんご
季節にはふつりあいな
あかくまるい実りのりんご

No.182 16/07/18 21:07
サラリーマン ( 30代 ♂ )

空が広い
昼の重たい空気を
この町に残したまま
山の向こうに陽が落ちてゆく

むせかえる草の匂い
熱を帯びた身体
とろけたような月の色
すべてが夏に向かっている

俺のなかで血が騒いでる
何かがからだを突き動かす
機は熟した
前に進もう

あの山を目指すことも
あの空を飛ぶことも
俺には許されている
かつてのような若さはなくとも

夕焼けを背に山がそびえる
紺碧のなか月がほの光る
あんなふうに静かな強さを
俺も持ちたい

No.183 16/07/18 21:26
サラリーマン ( 30代 ♂ )

誰もが自分のことで
こころを追われていて
耳を傾けられないとき

旧い付き合いの音楽が
俺のこころを聴き
苦しみを癒していく

あるいは山に沈む陽が
部屋を満たす花の香が
さえずる鳥の声が

この手がつくり出す
一枚の絵が
ひとつの置物が写真が

だれよりも
俺のこころを受けとめ
俺のこころに寄りそい

俺がいきることを
助けてくれる
物言わぬあたたかさで

No.184 16/07/18 22:07
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あの人の
笑いかたも
ふざけかたも
話しかけかたも
言葉の選びかたも
愛情のそそぎかたも

仕草も
雰囲気も
歩きかたも
声のひびきも
髪の流れかたも
目のよこのしわも

瞳も
睫毛も
指の形も
うしろ姿も
俯いた横顔も
ほのかな香りも

この心に残っていて
忘れることなんて
できそうにない
日ごとに強く
濃くなって
消えない

あの
優しい
眼差しも
話しかたも
甘えたような
声色も笑い顔も

なにも考えず素直に
愛せればいいのに
こころのままに
想いのままに
動くことが
できたら

俺は
どれほど
幸せだろうか

No.185 16/07/18 22:24
サラリーマン ( 30代 ♂ )

どうして俺は
あなたを見つけたんだろう
この広い世界のなかで

今となっては
他に考えられないほど
俺の心に強く息づいている

あなたが好きだ
どうにもならないくらい
あなただけを
ずっと見ていたい

使い古された
そんな言葉しか
出てこないけれど
初めて知る気持ちばかり

俺がこんなに
こころを乱しているなんて
あなたは知らないだろう

こんなよるに
あなたはどこで誰と何を
分かち合っているんだろう

No.186 16/07/24 01:11
サラリーマン ( 30代 ♂ )

今日は朝から
あなたが元気そうで
笑顔がこぼれていて
それだけで俺まで
嬉しくなるんだ

機嫌がいいんだね
他の人たちとの
ちょっとした言葉や
表情のかけらからも
それが分かるよ

あなたの笑顔で
部屋が明るくなる
俺の気持ちも

いつもより
無邪気な瞳で
話しかけてくれる
そんな顔されたら
気持ちが溢れてしまう

あなたの笑顔で
心が満たされる
見つめてしまう

こんなふうに
あなたを元気にして
笑顔をふやして
幸せにするのは
誰なんだろう

あなたの笑顔を
俺もたまには
ふやせているだろうか

No.194 16/07/28 19:31
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたにもっとはっきりと
伝えようと思う。
俺がいつもあなたに
支えられていること。

俺がついつい
軽口を叩いてしまうのも
ごまかしてしまうのも
この気持ちを隠すため。

全てを話すには早いけれど
後輩としてあなたを
慕っていることくらいは
伝えておきたい。

いつもあなたは
俺を見守ってくれている。
いつもさりげなく温かく
そばにいてくれる。

そのことでどれくらい
俺は救われただろう。
日々を乗り越えられたのは
あなたのお蔭なんだよ。

No.195 16/07/29 22:50
サラリーマン ( 30代 ♂ )

俺はあなたに出会うために
生まれてきたのかもしれない
そんなふうに思うことがある

人生は選択の連続だ
自覚していようがいまいが
重大なことから些細なものまで

俺はこれまでの人生で
いくつかの大きな決断をした
その結果を引き受けてもきた

誰もが直面する問題もあれば
ほとんどの人は知らずに済む
苦悩に満ちた岐路もあった

それら全ての選択と決断が
今の俺をつくっている
何ひとつ無駄なものはない

そしてもしもそのどこかで
違う選択をしていたら
別の道を歩んでいたら

俺は間違いなく
あなたには出会わなかった
こんな形で出会えなかった

俺があの最大の決断を
違う形でしていたら
あなたは俺を見つけなかった

俺を気遣うことも
俺にその微笑みをくれることも
なかっただろう

俺はあなたを想うことの
歓びや苦しみを何ひとつ
味わわずにいただろう

あなたに出会えてよかった
たとえこの想いが
通うことはなくとも

あなたに出会えてよかった
同じ時を共にできること
それがどれほど尊いことか

俺が俺でいてよかった
あなたに続く道をずっと
選んできてよかった

No.197 16/07/30 23:39
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたに会いたい。
あなたの笑顔を見つめていたい。
あなたの手に触れたい。
あなたの背中を抱きしめたい。

あなたの瞳を見つめていたい。
あなたの傍にいたい。
あなたの匂いをかぎたい。
あなたを感じていたい。

好きだよ。
あなたが好きだよ。
そんなこと言えないけど、
好きだよ。

どうしてだろう。
こんなに想っているのに、
あなたの前では、
何も言えない。

あなたに会いたい。
二人きりで会いたい。
周りの目を気にせずに、
あなたを見つめたい。

ねえ、好きだよ。
あなたのことだけ、
俺は好きだよ。
あなたのことが好きだよ。

どうしてだろう。
こんなに好きなのに、
こんなに求めているのに、
近づけない。

俺のこころは、
こんなにも、
あなたで一杯なのに。
あなたしか見えないのに。

あなたを前にすると、
何も言えない。
何もできない。
ただただ苦しい。

あなたの笑顔も、
あなたの仕草も、
優しいときも、
冷たいときも。

一つ一つが、
俺の身体に突き刺さって、
わけが分からなくなるんだ。
どうすればいい。

人を好きになることが、
こんなに難しいなんて、
こんなに苦しいなんて、
初めて知ったよ。

なんで俺は、
泣いてるんだろう。

No.198 16/07/31 10:35
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたを好きだと気づいたのは、季節が冬になってからだったけれど、
去年の今頃も、俺はすでにあなたを目で追っていたのだと、ふと気づいた。

夏の思い出のなかで、なぜか俺はあなたの姿ばかり覚えているから。
他の人がどうしていたかは記憶にないのに、あなたの笑顔は残っている。

そしてきっと、それは出会った日から始まっていたのだろう。
だって、あなたを初めて知ったあの日の記憶にも、あなたばかりがいる。

それを認めることは怖かった。
認めてしまえば、俺が俺でいられなくなる気がした。
だから自分にさえ隠していた。

だけど本当のことを言えば、俺は最初からあなたに惹かれていたんだ。
あなたの優しさに、捉えどころのない魅力に、惹かれていたんだ。

本当は初めから知っていた。
それほどあなたは俺の心を惹きつけた。
本当は初めから、知っていたんだ。
あなたを好きになっていること。

No.203 16/08/03 19:56
サラリーマン ( 30代 ♂ )

空が幾重にも色をかさねて
無言のまま
俺の心を揺さぶってる

嵐を呼ぶ重い雲の下に
金色(こんじき)の薄雲を敷き
切ない茜色と薄鈍色と藍色を
絹のように折り重ねて
その合間に空の水色を覗かせ

言葉を失うような
美しい色を見せている
人の手では決して
創り出せない色をしている

手の届かない空の彼方
そこに想いを馳せながら
ちっぽけな俺は
この街の片隅で息を吞んでる

空の色や雲の輝きは
見る場所が違えば
別の趣を見せるはずだ
俺の目に映る光は
真実なのだろうか

あなたはどんな色の夕焼けを
この瞬間に見るのだろう
それぞれの時間
それぞれの幸福
それぞれの真実

何がほんとうなんだろう
きっと一つの真実などない
俺の目に映るあなたという人
他の人には見えなくても
確かにこの心に存在している

それが幻想にすぎないとしても
もう少しの間
この美しい景色を見ていたい
俺にとってはこの空が真実
今の俺にとっては
この心に映るあなたがすべて

No.209 16/08/11 15:15
サラリーマン ( 30代 ♂ )

俺は今までどうやって
人を好きになっただろう
どんな風に愛してきただろう

思い出せないんだ

こんな風に寝ても覚めても
一人のひとを思い出して
心を動かすことがあっただろうか

心も体も時間も
自分のすべてを使って愛したい
そう願うことがあっただろうか

もしも運命のひとというのが
本当にいるのならば
それはあの人だと思う

あなたは俺の心のドアを
あることさえ知らなかった扉を
一つ一つ開けていく

あなたは俺を変え
俺はまたあなたを好きになる
それが定めかのように

No.212 16/08/28 20:49
サラリーマン ( 30代 ♂ )

穏やかな風に吹かれながら
移ろいゆく夕焼けを眺める

飛び交う鳥の声を聞きながら
川岸の道を並んで歩く

一日の終わりに
一つの食卓を囲む

俺があなたとしたいことは
たとえばそんなこと

No.215 16/08/30 18:32
サラリーマン ( 30代 ♂ )

嵐の日
その合間に
青空が見えた

束の間、
世界に陽が降りそそぎ
雨に濡れた木々が
水滴を抱いた葉が
眩しくきらめいた

小さな輝き
それは命のように見えた
儚くて力強くて

その向こう
灰色の雲のなかに
虹があった
大きな孤を描いて

あんな風に
控えめだけれど堂々と
自分でいられたらいい

それはほんの
数分の出来事で
あとにはまた
薄暗い夕暮れ

あの奇跡のような
あるいは有りふれた
今日の虹を
あなたは
見ただろうか

今日という日を
あなたは
どう生きただろうか

No.216 16/08/31 21:23
サラリーマン ( 30代 ♂ )

黄昏時の西の空
縹色、薄浅葱、梔子色

その彩りに秋の気配を
微かに漂わせてる

山の稜線がそこに
沈みながら
その姿を一層際立たせる

街の光が
灯りだす
宙と大地とに抱かれて

どうしてこんなに
美しいのだろう
秋のはじまりの夕暮れは

私があなたを
諦めたいのは
これ以上の切なさを
知りたくないから

あなたの微笑みを
忘れたいのは
その彩りが苦しいほど
美しいから

No.218 16/09/03 18:13
サラリーマン ( 30代 ♂ )

ちょっと待って
気持ちが追いつかないから
ちょっと待って
とりあえず
冷静になれ俺

って、
彼の車の助手席に乗っただけで
内心取り乱してる俺
どうかしてるよなやっぱり
俺もそう思う

でも、
そんなことが俺は嬉しくて
でも、
そんなことは言えないから
何とか話題を探す

沈黙がもったいなくて
でもそれも心地よくて
このままずっと遠くまで
行けたらいいのになんて
思ったりもして

運転席の彼を
見ることができなかった
見つめてしまいそうになるから
意味もなく空を見上げたりして
不自然に天気の話をしたりして

助手席でドキドキするなんて
女子の特権だろう
そう思っていたけど
俺の動悸もほんもので
それが声に出てしまいそうで

その僅かな時間が
俺には奇跡のように思えたけど
あなたにとっては
何てことのない
ただのついでだったんだろうか

No.219 16/09/05 20:08
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたの笑顔はいつも
穏やかで優しくて
初夏の木洩れ日のようで
そんな顔で見つめられたら
どうすればいいか
分からなくなるよ

その眼差しに
満ちているものが
何らかの愛情だと
それだけは分かるから
俺はまた都合のいい解釈を
ついしたくなる

あなたを見つめ返す
俺の笑顔にもきっと
愛しさが滲んでしまってるから
人の表情の変化に敏感なあなたは
もうずっと前から
気づいてるんじゃないか

あなたの視線と俺の視線とが
交わるその瞬間の輝き
あなたの笑顔と俺の笑顔とが
一緒に弾ける時の喜び

あなたが優しいだけの
人でないことくらい
あなたが穏やかなだけの
人ではないことくらい
知っている
あなたの中の怒りも強い意志も

そのどんなあなたも
俺は好きだよ
くたびれた時の力ない顔も
誰かに腹を立てる険しさも
拗ねたような口調も
あの笑顔と同じように

それが掛け替えのない
あなたの心だと分かるから
その時に俺に何ができるのかを
いつも考えている

あなたの
優しい言葉が
温かい眼差しが
はにかんだ笑顔が

すべて
俺だけに
特別に
向けられていたら

そうだとしたら
それはどれほど
眩しく幸せな世界だろう

No.220 16/09/05 20:56
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたしかもう
考えられないんだ
あなたしかもう
考えられない

朝の日射しの中で
見つめたい顔も
一日の終わりに
聴きたい声も

あなたしか
思いつかない
あなたのことしか
思い浮かばない

どうしてだろう
沢山の人が
俺たちの人生を
横ぎってゆくのに

こんなにも
一人のひとを
それだけをどうして
求めるのだろう

会えない時ほど
繰り返し
あなたを思い出す
それが世界の全てのように

愛したい
愛してゆきたい
俺の心に映る
あなたの全てを

この人生という
曲がりくねった道を
歩いてゆくのは
容易いことではないけど

あなたとならば
往ける気がする
あなたとならば
生きていきたい

あなただけ
俺は想うよ
朝も夜も
夢の中でさえ

その想いを
いつかあなたに
伝えたい
伝えてもいいでしょうか

No.227 16/09/15 01:24
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたにあいたい

よるのとばりのなかで

だれにもしられず

あなたにあいたい

あきのはじまりのよるに

No.230 16/09/26 00:01
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたの眼差しが
俺を見つめている
嬉しいような
恥ずかしいような
気持ちになる

そんな心を
見透かしたように
あなたは笑う
ずるいよ


俺からの
ささやかな贈り物を
あなたはとても
喜んでくれた

あなたの好みを
理解できたようで
少し誇らしく
嬉しかった


少しずつ
ほんの少しずつ
俺はあなたに
特別な想いの温度を
伝えている

少しずつ
ほんの少しずつ
あなたがそれに
応えている


俺の心が
自由になって
あなたに向かって
飛んでいきそうになる

目の前を歩く
あなたの背中に
当たり前に
触れたくなる


結果ではないのだと
ふと気づいた
先のことは分からない
けれど

俺が今あなたを好きでいて
その想いが少しだけ
ほんの少しだけでも
あなたに通じている

そのことが
その瞬間が
かけがえのない
幸せの煌めき

No.233 16/09/29 00:09
サラリーマン ( 30代 ♂ )

秋の匂いがする
街に満ちている

俺の心の中にも
秋が満ちていく

一人が淋しいなんて
この歳になるまで
知らなかったな

No.251 16/10/20 23:22
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたの
優しいところも、
いじわるなところも、
落ち着いているところも、
意外に動揺するところも、
厳しいところも、
可愛いところも、
知的なところも、
子どもっぽいところも、
繊細なところも、
ときどき鈍感なところも、
スマートなところも、
素朴なところも、
わがままなところも、
地道なところも。

知れば知るほど、
あなたという人に
俺は惹かれていく。

No.256 16/10/26 20:41
サラリーマン ( 30代 ♂ )

ひやりとした窓に触れ
朝日に照らされた山影を見るとき

薄紅のたなびく雲を眺め
遠くに鳥の声を聴くとき

あのひとを想う


秋の風は
心の熱を醒ますには至らず
肌ばかりを冷やしていくから
かえって触れ合いを求めたくなる


秋の日の
こんなひととき
あのひとは
誰を想うのだろうか

No.260 16/10/28 21:13
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたに
自然な形で好意を伝える機会は
たくさんあるのに
それが上手くできない

他の人になら
自然に言える優しさやお礼を
あなたには言えなくて
そのくせ心の中でくり返す

あなたがどう思うかを
二人がどうなるかを
怖れている
そういうわけじゃないんだ

ほんの小さな好意でさえ
それを口にしたら
俺の表情や声色には
想いが溢れてしまいそうで

あなたへのこの想いが
俺の手を離れて
溢れ出してしまいそうで
止まらなくなりそうで

怖いんだ
だってこんなに
人を好きになるのは
初めてだから

No.265 16/11/05 19:44
サラリーマン ( 30代 ♂ )

初めて訪れた街の
夜のざわめきの中で
昔ここに来たという
あなたの面影を探す

あなたはどの道を
誰と歩いたのか
あなたはこの場所で
何を感じたのか

俺の感じたことを
あなたに聞いてほしい
早くあの街に帰って
あなたに会いたい

No.269 16/11/11 20:55
サラリーマン ( 30代 ♂ )

他人の愚痴を聴くのは、
時には面倒なことだけれど、
あなたの愚痴を聴くのは、
なぜか優しさで満ちて
温かい時間だった。

あなたはしばらく、
慎重に口の中で迷ってから、
その話を始めた。
あなたの疲れや苛立ちを、
俺は少しだけ理解できた気がした。

話し終えて、
愚痴ってしまったと
おどけるあなたに、
上手く笑えなかったことだけ、
許してほしい。

愚痴くらい
いつでも聴くと言いたくて、
でもそれを言ったら、
あなたへの俺の気持ちが
溢れてしまいそうで。

あなたが疲れたときや、
遣りきれない思いでいる時、
あなたの話を、俺は聴きたい。
そんなことしかできないけれど、
そんなことくらいはさせて。

俺が近くにいることで、
あなたの疲れや怒りや
悲しみや寂しさや苦しみを、
少しだけでも、
和らげられたらいいのにな。

少しだけでも。
そしてその分だけ、
あなたの笑顔が、
俺の大好きな笑顔が、
増えたら、いいな。

No.270 16/11/11 22:12
サラリーマン ( 30代 ♂ )

『What Am I To You』

あなたにとって
俺は何だろう

俺にとって
あなたは春の優しい風
透きとおる夏の海
冷たい雨に濡れた秋の落ち葉
冬の朝の澄んだ山かげ

俺にとってあなたは
希望であり
哀しみであり
安らぎであり
命の美しさであり

日差しに目を細める
馬の黒い瞳であり
はしゃぐ子どもたちの
笑い声であり
ねえ分かるかな

あなたにとって
俺は何だろう

いつまでも訊くことのできない
その答えを
いつか聞かせて

No.272 16/11/12 21:10
サラリーマン ( 30代 ♂ )

音楽を聴きながら、本を読んでみるけれど、目は同じページの同じ辺りをぐるぐると彷徨うばかりで、小説の内容はさっぱり頭に入ってこず、かと言って耳から入り続ける音も、聴いていることを忘れるほどに歌の形を成さず、代わりに目の前にはない過去の情景とそこで交わされた言葉を何度も何度も思い返して、その度に去来する色々な想いの絡み合った塊を、俺は必死で見つめていた。

そうして一つのことに気づいた。
俺があんなにも様々の思いに駆られ、不自由になっていたのは、そこにあなたがいて、他の人もいて、そこであなたが人生の話を始めたからだった。
人生の話、と感じたのは、俺の独特な、偏った感性のせいだろう。そこにいた人は皆、あなたを含めて、もっと気軽に笑いながらその話をしていたはずだった。
俺が、そんなふうに物事を不自然に重く受け止めたのも、そのせいで悲しくなったり腹が立ったり空しくなったり苦しくなったりしたのも、みんな、あなたがそこにいたからだった。
あなたと俺にまつわる、多種多様な、そしてたくさんの、願望や欲求や期待が、心のなかに溢れだしてしまったのだった。

俺はあなたに愛されたいのだ。

そんな単純な、もうとっくのとうに判りきったことを、今更ながらまざまざと、思い知らされてしまった。
あなたのことを愛したいのと同じくらい、俺はあなたに愛されたいのだ。
そしてあなたと、二人で人生をともに生きたい。
しかしそれが満たされないから、俺の心はこんがらがって、秘かに、勝手に、そのくせ深く、傷ついている。
こんな気持ちになるのはいつぶりだろうか。十代のとき以来だろうか。
いや、生まれて初めてかもしれない。

手に負えない、いろんな色の糸が固く絡まって解くことのできない毛糸玉のような、いろんな色が混ざってすっかり黒くなってしまった絵の具のような、そんな心の中のごちゃごちゃとした塊を、俺はなすすべなく見つめている。

No.275 16/11/16 19:42
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたと話したいことは
たくさんあるのに
たくさんあったはずなのに
あなたを前にすると
何も出てこないのはなぜ

俺を追いかけて
わざわざ走ってきた
あなたの笑顔に
心と体がうばわれて
頭がうまく働かない

あなたに言いたいことは
たくさんあったはずなのに

あなたと俺が二人になると
ときどき沈黙がおとずれる
それは窮屈なものではなく
それぞれがなにかを考えて
なにかを迷っているよう

この時間を大切にしたくて
あなたに近づきたくて
でもだからこそ
何を話したらいいか
わからなくなるんだ

あなたに訊きたいことは
たくさんあったはずなのに

あなたと二人で過ごせる
ほんのわずかな時間を
秋の落ち葉のように
そっと手のひらに集めてる
破れてしまわないように

あなたと話したいことは
たくさんあるんだ
あなたに伝えたいことも
たくさんあるんだ
それなのに

あなたといると
言葉が出てこないのはなぜ

No.276 16/11/16 23:45
サラリーマン ( 30代 ♂ )

もしも

俺が
あの月だったなら
あなたは無条件に
俺を照らしただろうか

もしも俺が
あの花だったなら
あなたは迷わず
俺の元に飛んできただろうか

あなたがもし
あの太陽だったなら
あなたがもし
あの蜜蜂だったなら

もしも俺があの砂浜で
あなたがあの海だったなら
もしも俺があの大地で
あなたがあの雪だったなら

あなたは
真っ直ぐに
俺のところへ
来てくれただろうか


だけど
それは全て幻想
わかってるんだ
あなたはあなたのままでいい

そのままのあなたで
いつか俺のもとへ
来てくれたら
来てくれたら

あの月よりあの花より
あの砂浜よりあの大地より
俺はきっと
きっと

満たされるんだろうな

No.281 16/11/22 22:31
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたのそばで笑う人々に
わけもなく心がざわめき
胸のあたりがギュッと軋んだ
それが嫉妬だと気づいて
自分の欲の深さにおどろく

あなたが他の人たちに
笑顔を見せていれば
さびしさを感じはしたけど
こんなふうに嫌悪に似た
黒いきもちにはならなかった

いつのまに俺はあなたを
独り占めしたくなってたんだろう
あなたに俺だけを
見ていてほしいなんて
ずうずうしいにも程がある

いつでも俺だけを
求めてほしいなんて
いつでも俺のところに
走って来てほしいなんて
望むだけ苦しくなるのに

No.286 16/12/04 00:00
サラリーマン ( 30代 ♂ )

ピアノが物憂げな旋律を奏でている。
その音色が、俺の胸の中に染み込んでしまったのか、それとも最初からそこにあったのか、俺の心は、水を吸ったニットのように、じっとりと重たい。

一言が口にできず、一歩を躊躇うまま、日々が過ぎてゆく。
その一日も、かけがえのない、あの人の命であるのに。

あの人の匂いが、なぜか今日はくり返し色濃く思い出されて、そのたびに、愛しさと苦しみが、胸に重く冷たく、のしかかってくる。
望むことはずっと一つなのに。

No.290 16/12/09 22:39
サラリーマン ( 30代 ♂ )

『In The Car』

流れる景色を見ながら
同じように色々な思いが
心に映るのを感じていた
窓から見る夜の街並みが
やけに綺麗なのは
隣にあなたがいるからだろう

薄暗い小さな空間のなかに
僕とあなただけの時間が
満ちている
それを味わうのに忙しくて
何を話したのか
あまり憶えていないよ

あなたの好きな音楽
あなたの選んだ小物
あなたの生活の欠片
それらが詰まった
この部屋のなかに
僕が存在するふしぎ

あなたに言いたくて
準備していたはずの言葉は
胸に留まったまま
道のりはやけに短く
目的地に着くのは
あっという間で

だけどその
僅かな時間も空間も
仄かなあなたの香りも
微かな二人の触れあいも
静かな僕の鼓動も
やけに大切に思えたんだ

No.299 16/12/26 23:08
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あの人に会いたい
会って二人だけで
少しの間しずかに
言葉を交わしたい
それだけのことなのに
どうして叶わないんだろうな
どうして俺は
ためらってしまうんだろうな
それだけのことなのに

それだけのことなのに
だけどその時間は
俺にとってかけがえのない
しあわせな時間でもあるんだ

No.301 17/01/02 22:24
サラリーマン ( 30代 ♂ )

道を往けば
あの人と同じ車を探し
音楽を聴けば
あの人の笑顔を思い出し
映画を見れば
あの人とこんな景色を見たいと願う

何もかもが
あの人へと繋がってしまう
どこにいて何をしていても
あの人のことばかり
心に溢れてしまう
息をするように脈を打つように

あなたとなら
どこへでも行きたい
あなたと見るものは
すべて美しいだろう
あなたと過ごすなら
どんな時間もきっと満ち足りる

あなたに逢うことの
叶わない夜に
煌めく冬の星のように
あなたの面影が瞬いて
それは眩いのに
なぜかとても哀しい

No.304 17/01/12 01:57
サラリーマン ( 30代 ♂ )

今日も
あなたの笑顔は変わらないのに
きっと変わっていないのに
俺ばかりが
俺の心ばかりが
あの日から右往左往して
その度に
あなたを違ったように
受け取ってしまうんだろう

あなたへの気持ちを
少しの間
心の湖に沈めて
その上に水草で蓋をして
この目に映らないようにと
だけど時々
ふいに水面(みなも)に
煌めきがよぎって
俺のすべてを奪っていく

あなたに
会わなければ良かったのだろうか
巡り逢わなければ
俺は幸せだっただろうか
そうは
思わない

その目映さは
目にしみるほどで
俺は真っ直ぐに
未来を見ることもできなくなる
でも
不幸ではない

時には
俺の存在があなたを
笑顔にさせただろうか
一度でも
こんな風に俺のことを
あなたが思い出しただろうか

No.305 17/01/12 02:07
サラリーマン ( 30代 ♂ )

今夜は月が透き通るように光り
オリオン座が瞬いている

だからあなたに
あいたい

No.307 17/02/25 00:01
サラリーマン ( 30代 ♂ )

また、あの人が
俺の心を占めていく。
また、あの人が
俺の全てを奪っていく。

その瞳で、
その笑顔ひとつで。

それが
嬉しくて愛おしくて
そして苦しい。

どうしてこんなにも
どうして、こんなにも。

あなただから。

あなただから?

俺の瞳は
あなたを見なくとも見ている。
俺の耳は
あなたを聞かずとも聞いている。

あなたがすべてになっていく。

あなたが俺を求めて
近づいてくる。
それだけでもう
すべて奪われる。

No.309 17/03/05 12:15
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あの人の
好きなところを
考えてみた

たくさんあって
とても全てを
挙げられないけれど

いちばん好きなのは
少年のような
あの笑顔

その無邪気な幸せを
ずっと守りたい
そんな気持ちになるから

笑ったときに
目尻にたくさんできる
皺も好きだよ

本当は
おじさんなんだなって
気づくから

その皺のように
これまで刻んできた人生を
知りたくなるから

これから歩んでいく人生を
皺の見える距離で
見ていたくなるから

No.311 17/03/20 00:58
サラリーマン ( 30代 ♂ )

>> 310 コメントありがとうございます。
自分では純愛と思ったことはないのですが、そんな風に見えるのですね。

成就しそうにはありませんが、これも幸せの一つの形かなと思うようになりました。

No.312 17/03/20 01:06
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたが俺に
怪我した指を見せてくるとき
心が元気になる言葉が欲しい
と言うとき
意味もなく来て隣に座るとき

あなたは俺に
何を求めているんだろう
と思う

まるで母に甘える少年のように
無邪気なまなざしで
俺を見つめるのはなぜ

もしも俺が
あなたの痛みを受け止め
苦しみを和らげ
憩うところになれるのなら
いつだってそうしよう

あなたが一人で
つまらないと感じるとき
寂しくなりそうなとき
怒りや傷つきにまみれたとき
いつだってそばにいたい

あなたが笑ってくれたら
それだけで俺は
幸せな気持ちになるんだ

No.313 17/03/28 19:47
サラリーマン ( 30代 ♂ )

花が開いたというのに
寒空から雨が降る
それでも、春は来る。
蕾は息を潜めて
その時を待っている

冷たい雨に
花が負けることのないように
人の心も
涙に耐えて
愛を守るだろう

桜が満開になったら
その下をあなたと歩きたい
多くは求めまい
ただ春のほんのひととき
共に居られたら

No.318 17/04/15 22:19
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたはずるいな
って
ときどき思うよ

そんな風に
俺の髪や服や手に
触れてくるくせに

二人で飲みに行く話は
いつまで経っても
実現しそうにない

わかってるよ

俺は
可愛い後輩
でしかなくて

ちょっかいを出したい
だけ
でしかなくて

わかってるよ

わかってるよ

だからこそ
あなたはずるいな
って思うよ

そうやって
俺を見つめて
ためらいながら触れて

そんな瞳で
見つめておいて
そんな瞳で


今ごろは
誰に
その眼差しを注ぐの

わかってるよ

あなたに相手が
いることくらい
わかってるよ

だったらなぜ

あなたはずるい
こんなに俺を
惹きつけておいて

こんなに俺の
すべてを
奪っておいて

No.320 17/04/17 23:23
サラリーマン ( 30代 ♂ )

告白をしようと、決めた。

いや「告白」なんて、
中高生じゃあるまいし。
なんて思うけれど、
今の俺の心持ちは、
思春期と変わらない。

彼はビックリするだろう。
それはちょっと申し訳ないけど、
そのくらいの身勝手を自分に許そう。

ちゃんと時間をつくってもらって、
ちゃんと俺の気持ちを伝えて、
そしてちゃんとフラれてこよう。

彼はずるい、と思いもした。
今もそうは思うけど、
怒りや恨みはすぐに消えてしまった。

俺は、彼が好きだから。
何の掛値も打算もなく、
ただ全力で彼に恋をしてきたから。
本当に心から、全身全霊で、
彼を好きになったから。
それが全てだった。

その想いを、
真っ直ぐに彼に伝えられたら、
俺はそれだけで、
満ち足りる気がする。
あなたを愛していると、
あなたに伝えられたなら、
俺はそれだけで、
幸せだと思う。

それだけで、十分なんだ。
だから俺はあなたに言うよ。
きっとものすごく緊張して、
声が震えて、
指先は冷たくなって、
笑い顔は強ばって、
あなたを見ることも
できないかもしれないけど、
それでも言うよ。
かっこ悪くたって、
ここから逃げずに、
真っ直ぐに言うよ。

No.321 17/04/27 20:55
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたの心に
あなたの人生に
たしかに
俺の手が触れるのを
感じた
それはほんの
ひと時かもしれない
それでも
俺は
何よりも
そのたしかさが
嬉しかった
その温もりが
嬉しかった

No.326 17/05/06 00:27
サラリーマン ( 30代 ♂ )

くり返しくり返し
あなたを失う作業をする
くり返しくり返し
心の中でひとり

わかっていた
あなたに相手がいることも
あなたにその気のないことも
それでも

幻を見ることは自由だと
自分を甘やかしてきたから
現実が目の前に迫れば
それだけ苦しさも増す

くり返しくり返し
あなたを忘れる作業をする
くり返しくり返し
ひとりの心の中で

だけどほんとは
そんなことしたくないよ
こんなに大事に
気持ちを育ててきたのに

こんなにあなたを
好きになってしまったのに
こんなにこんなに
あなたを求めてきたのに

明日は容赦なく
俺に現実を突きつける
また一日
俺は独りで生きていく

No.328 17/05/11 22:51
サラリーマン ( 30代 ♂ )

俺があなたに想いを伝えてから
また少し
俺たちの関係は変わった

あなたから
お茶に誘ってくれるなんてね
俺があれほど望んでいた時には
叶わなかったことが
自然なかたちで実現する
少し複雑な気持ちになる

目の前で笑うあなたは、
これまでより自分のことを
さらけ出してくれるあなたは、
今までよりも近くにいる
でもだからこそ
俺はこれ以上を求められない

少しだけ心が痛むよ
少しだけ
心がざわつく

だけど
だけど俺はね
心を決めようと思うんだ

俺はあなたの
大事な友人の一人になるよ
友達が少ないって言うあなたの
数少ない、
だけどあなたを理解できる、
ほんとうの友人の一人になるよ

なれるかな
ねえ、なれるかな?
分からないけど

俺はあなたを
人として尊敬しているから
俺はあなたに近づきたいから

あなたがもし望むなら
俺はあなたの
友人の一人になるよ

もしもあなたが望むなら
俺はあなたの
生涯の友人になろう

なれるかな
分からないけど、
もしあなたが望むのなら

No.329 17/05/16 23:09
サラリーマン ( 30代 ♂ )

今日も、あの人のことを思い出す。
ふとした瞬間に。
何をしていても。

俺にとってあなたは特別だった。
これまでの時間も、
今この時も。

他の誰かのように、
過去の流れの中に置いてくることは
できそうにない。

終わったこととして
あなたを語るには
まだ時間が足りないみたいだ。

どうして俺は
こんなにあなたを好きになったんだろう。
どうして、あなただったんだろう。

答えがないことを知りつつ、
何度も繰り返し思い巡らす。
どうして、こんなにもあなたを。

あなたが、
俺を見つめる時の、
その暖かさ。

あなたが俺の隣に座る時の、
その、
言いようのない安らぎ。

あなたが俺の隣にいるとね、
それだけで世界が、
満たされる気がするよ。

あなたが俺のそばにいると
それが人生のすべてのように
思えてくるんだ。

あなたがそこに居てくれさえすれば
何もかもがそのままで美しく見え
世界になんの無駄もないように思えて。

俺はあなたを愛している。
今よりももっと
愛したいと思う。

あなたという人を
俺はこの広い世界の中で
やっと見つけたんだ。

でもその想いが
実りにつながらないことを
俺は知っている。

これを消し去ることが
あなたのためになると
知っている。

それなのに俺は
あなたのことを
今もまだ、好きだよ。

No.330 17/05/30 00:00
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あれから
俺たちの関係は変わった
あれから
何度か親密な時間を
二人で過ごした

あなたは
職場の誰にもしない話を
俺にしてくれて
他の人には見せない顔を
俺に見せてくれる

子どもの頃のこと
初恋の思い出
この仕事を選んだわけ
大事な存在との死別
その時々の気持ち

照れたような顔
嬉しそうな笑み
言い淀む言葉
辛そうな声
悲しそうな息づかい

そのたび俺の心も
様々に揺れる
あなたのことを知るたび
想いは深くなる
愛しさが増していく

そのことを
あなたはきっと知らない

No.332 17/06/20 00:28
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたは俺に
性的に惹かれた
というようなことを
言った

どういう意味だったの
今夜だって
あなたの隣には
あの人がいるのに

俺が知りもしない
あなたの歴史を知っている
その人が
あなたの隣にいる

あなたはその人の話を
ほとんどしないし
俺も一度も訊いていない
でもそこに確かにいる

許せないんだ
認めたくないんだ
そんな人の存在を
俺は

あなたが
俺を
俺だけを
愛してくれたらいいのに

あなたは
そんな笑顔を見せておいて
今日もその人の隣で
眠るんだろう

俺は何なんだろう
あなたにとって
俺は
何なんだろうな

いっそのこと
俺を見なければいい
俺の存在を
忘れてしまえばいい

それなのにどうして
そんな顔で
俺に触れるの
ずるいよ

いっそあなたを
嫌いになりたいのに
なんでこんなに

好きなんだろう

No.333 17/07/03 19:32
サラリーマン ( 30代 ♂ )

あなたを心から
消してしまおう

あなたの微笑みも
あなたの香りも
あなたの声も
あなたの
あなたのすべてを

地中を這う
木の根のように
わたしの心に
棲みついた
この想いのすべてを

引き裂かれるような
痛みが胸に走る
涙が頬を伝う
こんな思いを
するくらいなら

いっそ
わたしが消えたい


あなたを想った
時間はたしかに
わたしの人生の
鮮やかな記憶
消せない足あと

あなたを愛した
わたしの心も
からだも
時間も
すべて

あなたに
あげられたら
よかった

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