輝く瞳に背いて

過去形だけど、その良い旦那が浮気したのかな？😱😫

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妄想だと思います

• << 5 レスありがとうございます。 そうですね 妄想、戯言ですね。

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いつも通りの月曜日。
娘を幼稚園に送り、帰りにスーパーで買い出し。

あれ…あの人…

ママ友がよく噂してる゛主夫゛だ。

奥さんが働いていて旦那さんは主夫って。
幼稚園の送り迎えも行事の参加もいつも旦那さんがやっている。らしい。

今年から娘がその主夫の娘さんと一緒のクラスになり、時々顔を見るようになった気はしていた。

挨拶しないで通りすぎるのも何なので、
｢おはようございます｣

｢あ、おはようございます｣

主夫は無表情で軽く会釈して、すぐに買い物に戻っていった。

私も今日の夕飯のメニューを考えながら買い物を進めた。

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レスありがとうございます。

フィクションですが、よかったら読み続けてみてください。

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>> 2 妄想だと思います レスありがとうございます。

そうですね 妄想、戯言ですね。

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晩御飯は中華料理で…♪

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>> 6 じゃあ そうします♪

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「ななみ、早く支度してー！スイミング行くよ」

今日は火曜日、娘の唯一の習い事のスイミングの日だ。昔から水が好きで3歳の頃から習ってる。


スクールに着くと、
｢あ！ゆみちゃん！｣
ななみが急に走り出した。
ふと見ると…

あ

主夫の人が立っていた。

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主夫と少し距離があった為、軽く会釈して挨拶した。

｢ゆみちゃんもスイミング習うの？｣
私が問うと、
｢うん！｣
と屈託のない笑顔で答えてくれた。

｢パパぁー！ななみちゃんのママー！｣
ゆみちゃんが大きな声で主夫に呼び掛けた。

｢知ってるよ。よくスーパーで会うから｣


え？

よく会う？
いつ？
会いましたっけ？



…まぁ いいか。


子供たちはプールサイドに向かい、私と主夫はプールが見渡せる保護者席に一緒に座った。

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｢…………｣



主夫も私も何も口にせず、しばらく時間が経った。

｢…ゆかちゃんと、今年から一緒のクラスになって、仲良くしてもらってるみたいで。ありがとうございます｣

沈黙に耐えられず、言葉を発したのは私。

「とんでもないです。うちのは我儘で。仲良くしてもらえて、こちらこそありがとうございます。」



…あれ

以外とまともに話す…。

｢ゆかちゃん、プール好きなんですか？｣

｢小学校にあがったら、プールの授業はあるし、泳げていた方がいいかなと思って。習い事は本人がやりたい事をやらせてやりたいですけどね。スイミングは親の判断で…｣

と、ちょっと少し笑って主夫は言った。

｢ななみちゃんは？プール好きなんですか？｣

｢そうなんです。昔から好きで｣



この日、初めてまともに主夫と話した。

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金曜日。

幼稚園にお迎えに行った時のこと。

「あゆみちゃん！ちょっと…」

ママ友の紀子さんが声を掛けてきた。

｢おつかれー。どうかした？｣

｢どうかしたじゃないよ。あゆみちゃん、例の主夫と噂になってるよ！｣


……………は？


｢この間、仲良さそうに一緒に歩いてるところ誰かが見たとか…ほんとなの？｣


……………ほんっと、このママ友達の噂ネットワークには呆れる。
一瞬顔がひくついたけど、でもそれを出さないのが大人の対応よね。

｢ゆみちゃんがななみとスイミングが一緒で、帰り一緒に帰っただけだよ。もちろん子供たちも一緒だったし。あの人と話したのだって、あの時初めてだったんだよ？｣

私は笑顔で返した。

｢…なんだ。そうなの｣

紀子さんはさっきの好奇心の塊みたいな表情から一転、落胆してるように見えた。

ママ友はネタにできる情報を掴もうと常にアンテナを立てている人が多い。ような気がする。もちろん、そうじゃない人もいるけど…

紀子さんも例外ではない。

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日曜日。

今日は家族で動物園に来ている。

新緑が綺麗で、まだ暑すぎず、とても過ごしやすく気持ちがいい。

｢ななみ、うさぎさんにエサあげたい！｣

ななみがうさぎに干し草をあげている横で、

｢なな！こっち向いて～｣

旦那が写真を撮りながら声を掛けている。

旦那は私の妊娠が分かった際に新しいカメラを購入。ななみが生まれてからは、ななみ専属のカメラマンになった。
ななみが生まれてから今までに撮った写真は数えきれない。


｢ななみコアラ見たい♪｣

｢ななみ、パパを置いていくなよー｣


旦那とななみはじゃれあいながら小走りでコアラ館に向かった。
それを後ろから眺めていた私は自然と微笑んでいた。


幸せを心から感じていた。

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火曜日。

ななみのスイミングの日。

先日の紀子さんの言葉が少し気にはなったけど、あんなくだらない噂気にしても仕方ないと自分に言い聞かせてスクールに向かった。


ななみと別れ、保護者席に向かう。


一番奥の席に主夫がすでに座っていた。

｢こんにちは｣

私が声を掛ける。


｢…あ、こんにちは…｣

主夫は無表情で軽く会釈して、黙ってしまった。



………なんか嫌な感じ？


まぁ、いいか。


私も主夫もしばらく黙って子供達の泳ぎを見ていた。




｢……すみません。｣


突然、主夫が謝ってきた。

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｢…自分と一緒にいたせいで、変な噂が立ってるみたいで…すみません…｣

主夫は深々と頭を下げた。

……あ

そういうことね。


｢私、全然気にしてないです。むしろ謝られることなんて何もないですから。本当気にしないでください｣

私は明るく言った。

いや、本当にそうなのだ。
あんな噂で振り回されるなんて、くだらない。




主夫は少し間を置いて、ふっと笑った。

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