みんなで作ろうストーリー８の７

🏃やって来ました元主です🙌

またまた宜しくです😃

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いつのまにやら満レスになっていたので、お引っ越しでーす＼(^o^)／




平井マネージャーからの突然の仕事の話に、麻丘弘樹は…






元主さまへ、また宜しくお願いしますm(__)m

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>> 2 弘樹は内心



せっかく来週末オフなのに…





と、気が抜けたような気分になった…

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>> 3 共演者が当日にならなければ分からないという事が

多少気掛かりではあったが

弘樹は仕事を受けようと思った。

弘樹『分かった。受けるよ。』

平井『あ～ん！良かったわ～！じゃあ早速伝えとくわね～！』

平井のオネエ言葉に
すっかり慣れてきた弘樹であった…

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>> 4 弘樹のマネージャーの平井賢は、半年前に、前のマネージャーと交代で、弘樹のマネージャーになった。


某歌手と同名で（漢字は違うが)、顔も、同名の歌手にわりと似ているので、外見は男っぽいのに、なぜだか女言葉を使っていた。


弘樹のプロダクションの楠本社長が、どこからか見つけてきてスカウトしてきたらしい。


弘樹は初め、平井のおネエ言葉にとまどったが、一緒に動いてみると、結構細やかな気配りをするので、おネエ言葉はともかく、仕事の上ではだんだんと平井を信頼していくようになっていた…

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>> 5 そして旅番組の収録日となった。

弘樹は汐里と約束していたデートを次の休日にずらす事にして

収録現場に向かった。
いつものように運転をしている平井は

旅番組でテンションが上がっているせいか

何時もより更に化粧が濃かった…

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>> 6 弘樹「平井さん、ところで、なんで化粧してんですか？」



平井「あらあ～、紫外線対策じゃないよ。いつも軽く化粧してんの知ってるくせに、いまさらじゃない。そんなことより、もうすぐ目的地よ～」



ただでさえ男っぽい外見なのに、化粧してるので、よけいオカマっぽい平井だった。
オカマっぽい言動だけでなく、実際、平井はゲイらしい　との噂も弘樹は聞いていたが、芸能界には同性愛者は意外に多いので（弘樹は違うが)、自分に迫ってくるわけでもないし（迫られたら困惑するが)、仕事ができるので、特に気にはしていないのだが…

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>> 7 そうこうしているうちに

弘樹と平井は指定されたロケ現場に到着した。

そこは人通りの多い駅であった。

弘樹は人目を避けるため

サングラスと帽子を深くかぶって変装していたのだが

無意識に歩いている平井の方が人目を引いた…

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>> 8 結構人通りが多いので、道行く人々は

「ねえねえ、あの人、ちょっと平井堅に似てない？」



「そういえば似てるけどさ、なんか、アレよね。新宿２丁目とかにいそうな感じよね～」


「最近じゃ、あーいう、いかにもって感じのニューハーフって少ないわよね」



そんな声が聞こえてきても、平井は堂々としていて、逆に弘樹のほうが恥ずかしかった…

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>> 9 平井が注目の的になっている事を

本人はちょっと満足そうにしていた。

隣にいる弘樹は１人も気付かれない事に
いささかの寂しさを感じていた。

そこへ旅番組のディレクターがやってきた…

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>> 10 そして、気になっていた旅番組の共演者が現れた…

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>> 11 〃なぜなんだ…〃

歩いてくる共演者を見た弘樹はとっさにそう思った。

それは紀美であった。
紀美は女優帽に大きなサングラスをしていたが

弘樹は歩き方ですぐ紀美だと分かった。
紀美は嬉しそうにこちらへ向かってくる…

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>> 12 紀美は、弘樹に近づくと、サングラスを少しずらして

「今回旅番組でご一緒させていただくことになったの。どうぞおよろしくね」


と、モデル歩きで弘樹たちに近寄ってきた｡




平井がボソッと弘樹に


「嵌められたわね…」



と言った…

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>> 13 紀美についての悪い噂は、平井も知っていた。


グラビアから女優に転身したが、女優になってからはパッとせず、主演したドラマはことごとくコケていて、視聴率の取れない女優の代名詞になっている飯田紀美である。
とにかく話題作りのために、共演者の男優との恋の噂を事務所ぐるみでばらまいていて、過剰な自己アピールがウザいなどと、ネット上での評判も悪いことも…｡



かつて、女優の如月由子を育て上げたベテランマネージャー、田崎玲子に交代してからは、紀美の態度も、多少はましになったとも言われてはいたが、それでもドラマの視聴率が取れず、人気がイマイチなのは相変わらずらしい。



平井は、紀美は弘樹を狙っているんだと、前のドラマ共演の時に思ってはいたが、今回のことではっきり確信をもった…

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>> 14 目的地までの移動は番組が用意したワゴン車であった。

紀美はワゴン車に乗り込むと

『何だか暑いわね。』

と言いながらジャケットを脱いだ。

すると紀美の今にもこぼれそうな乳が

乳首スレスレの所で
露わになった…

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>> 15 弘樹は思わず紀美の乳に一瞬目を奪われてしまった。

内心〃しまった〃と思い

弘樹は紀美の乳から目を離すと

窓の外に目をやった。
弘樹はこの先の収録が憂鬱になってきた。
その時、紀美のマネージャーが

『紀美さん、ちょっと胸開きすぎよ！』
とあっさり注意したので

紀美は渋々またジャケットを着たのであった…

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>> 16 ワゴン車には、田崎マネージャーも同行していたのであった。



紀美は、ジャケットを羽織りながら




弘樹…、あたしの豊満な胸に一瞬釘付けになってたわ


水樹汐里って、あたしほど胸ないし、やっぱり男は巨乳が好きなのよ　何だかんだいっても…




紀美は、弘樹の一瞬の反応に満足だった…

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>> 17 紀美はジャケットを着ると

今度は何やら大きなカバンをゴソゴソとまさぐり

何かを取り出した。

紀美『弘樹さん、これ私が作ったの。良かったら食べて💓』…

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>> 18 紀美が取り出したのは、重箱にぎっしり詰まった弁当だった。


かなりリキが入っているのが見ただけでもわかった。



平井が


「あらあ～、美味しそうじゃないの。先にあたしがいただいちゃっていい？」



と手を伸ばしておにぎりを食べた…

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>> 19 紀美のお弁当を一口つまんで

口に入れた平井は

〃ゲホッゲホッ〃

とむせかえった…

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>> 20 平井「あんたさあ～、このおにぎり、何つけて握ったの？」



紀美「もちろん塩だけど」



平井「これ、砂糖で握ってるじゃないの、一口食べてみなさいよ」



と、おにぎりを指差したので、紀美が食べてみると、確かに、塩と砂糖を間違えていたようだった…

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>> 21 平井『あんたさ、こんな変なもの弘樹に食べさせないでよね！大事な収録が台無しになっちゃうじゃないのよ！』

弘樹『いや～、まあまあ、紀美さんのご好意は有り難く頂きます。』

と言いつつも

〃食べないで良かった～〃

と切実に思う弘樹であった…

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>> 22 その他にも、紀美がつくった卵焼きの中に、瓶の蓋が入っていたりと、さんざんなお弁当だった。



そんなこんなで、ワゴン車は、旅番組ロケの温泉地へと到着した…

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>> 23 温泉宿に着くと

最初に混浴露天風呂のリポートを

する事になった…

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>> 24 弘樹は嫌な予感はしていたが

先に混浴につかりながら

紀美が来るのを待った。

しばらくすると

紀美『遅くなってごめんなさい！』

とゆっくりモデル歩きでやってきた…

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>> 25 紀美は、身体に白いバスタオルを巻き付けてゆっくりやってきて、そのままお湯につかるのかと思っていたら、バスタオルを外して、裸のまま入ってきた。


もちろん、前張りはしていたが、てっきりバスタオルのまま湯船につかるのかと思っていた弘樹は、目のやり場に困った…

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>> 26 開けっぴろげな紀美を見て

目のやり場に困った弘樹は

思わず湯船で

のぼせてしまった…

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>> 27 「ちょっと、どーしたの？弘樹！」



のぼせて風呂の中に沈みそうになる弘樹を、平井がとんできて、湯船から出した。


「この状態じゃ、一旦撮影は中止だな…」



監督がそう言ったので、気絶した弘樹は平井が温泉宿の部屋に運び、スケジュールが詰まっていたので、結局、混浴温泉ロケは紀美ひとりで続行のかたちになった。


紀美は、予定と違う成り行きになって、内心舌打ちしながら、ひとりでロケを続けた。



余談だが、後日オンエアされたとき、紀美の、ノータオル温泉ロケは、視聴者からかなり好評価だった…

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>> 28 着替え用にとってあった温泉宿の部屋で、のぼせて気絶した弘樹は、平井のつきそいで部屋に寝かされていた。


やがて、弘樹が気がつくと、平井が


「温泉ロケは、結局あの子ひとりでやることになったみたいよ。スケジュールが詰まってるみたいだから…」


と言って、弘樹にウインクした。


弘樹は、心からホッとしていた。



そばにおいてあった弘樹の携帯に、LINEがはいった音がした。



見ると、汐里からだった。



“弘樹さん、お仕事頑張ってくださいね”



弘樹は、汐里からのLINEが嬉しかった…

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>> 29 汐里からのラインを見て

元気が出た弘樹は

〃よし！頑張るぞ!〃
と気合いを入れた。
次の収録は夕食のカットであった…

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>> 30 夕食は、温泉宿の豪華な料理を、宿の一室で、浴衣姿の紀美と弘樹が食すことになっていた。


もちろん、ふたりきりではなく、まわりには監督やスタッフたちがいるのであるが。



弘樹は、浴衣姿に丹ぜんをはおって、指定された部屋に向かった…

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>> 31 部屋に入ると

絢爛豪華なご馳走が並んでいた。

紀美『弘樹、大丈夫なの？』

弘樹『ああ、すまなかったね。』

紀美『さあ、座って。』

紀美の浴衣姿はどこか艶めかしかった…

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>> 32 なんで艶かしいかというと、紀美の浴衣の衿元の着付けがややだらしない感じだったからである。



紀美は、船盛りの刺身をまず口に運び


「おいしい…」



と、つくりものめいた笑顔で言った…

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>> 33 その紀美の笑顔とカメラ目線は

なぜかエロく見えるのであった…

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>> 34 紀美『弘樹さん、おひとつどうぞ。』

紀美は桜色に染まった頬に笑顔を浮かべ
見えてしまいそうな胸元をちらつかせ

徳利を差し出した。
弘樹はあまり気が進まなかったが

『ああ、ありがとう。』

と紀美の酌を受けた。
その紀美の艶めかしさに

ディレクターの河野は

紀美が欲しくなった…

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>> 35 東洋テレビのディレクター・河野徹郎は37歳。

一部のテレビ局の人間だけが知っているのだが、河野の父親は、民政党の議員で、4歳年上の兄は、総務省電波局のキャリア官僚である。


東洋テレビの１ディレクターにすぎない彼が、そのバックボーンをかさにきて、陰では、新人女性タレントを食い物にしたり、男性タレントからはリベートをとったりと、やりたい放題なことをしているのだが、テレビ局は彼をクビにはできないのである。


私生活では、若い頃に１度、売れっ子ＡＶ女優と結婚したが、２年で離婚。子供もなく、その後は独身である。
離婚の原因も、河野が親や兄の七光りで、新人女性タレントと浮気しまくったり、なにかというと「ＡＶあがりのクセに」と、妻を見下したた言動が多く（もちろん元妻は、結婚と同時にＡＶからは引退している）、耐えられなくなった妻から三行半を叩きつけられたからだと言われている。


河野は、飯田紀美のセクシーグラビアなどは過去に目にしたことはあったが、テレビの仕事で絡むのは今回がはじめてだった。



混浴温泉で見た、前張り以外何も隠さない紀美のヌードも、河野の食指を充分にそそったが、浴衣姿で夕食を取る姿の色っぽさに、河野の、紀美をモノにしたい気持ちは決定的になった…

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>> 36 旅番組第１日目のロケは、夕食が終わると終了し、明日は、温泉宿の周辺の名所やスポットを巡る予定になっていた。


豪華な夕食も、ロケが終わると、弘樹や平井も片っ端から平らげて、紀美や田崎マネージャーも食べたので、ほとんど完食状態だった。



明日に備え、それぞれの部屋に引き上げることになった。



弘樹は、マネージャー平井と同室だった。



「あの子、結構肉食系っぽいし、夜這いにでも来るかもしんないから同じ部屋にしたのよ」



と、平井は言って、それは弘樹も、紀美の積極的な態度から感じとっていたので、助かると思ったが、平井がピンクのネグリジェ（?）に着がえて、パックをはじめたのには内心引いてしまった…

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>> 37 夜九時半頃

紀美の部屋に河野から電話があった。

河野『今日はお疲れさまでした。実は明日の綿密な打ち合わせをしようと思うんですけど

今から502号室にきてもらえないでしょうか。』…

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>> 38 紀美は疑う余地も無く

河野が言う502号室へ向かった。

紀美が502号室の部屋をノックすると

河野がドアを開けた…

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>> 39 河野『やあ、すみませんね。紀美さん。さあ、入ってください。』

河野は戸惑う紀美の腰に手を増した。

河野『ふふふ…』


紀美は河野の不気味な笑顔に恐怖を感じた。

河野『怖がる顔も可愛いねえ。ふふふ。』

紀美『あの…私失礼します。』

河野『君に出演してほしいドラマが有るんだよ。』

紀美『え？ドラマ？』…

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>> 40 河野「一応まだ企画の段階なんだけどね、主役のイメージにあってるんだよ、君が…」



紀美「でも、まだ企画の段階なんでしょ？マネージャーさんを通してもらわないと…」



河野「キミもわからない人だなあ、俺のことしがないプロデューサーだとか思ってんじゃないの？俺の親父は民政党の国会議員だし、兄貴は総務省電波局のキャリア官僚なんだ。俺のことをクビにできるテレビ局なんてないし、俺に逆らったら、下手すりゃキミの女優生命だって危うくなるんだぜ…」


河野は、そう言いつつ紀美に近づき、紀美の腰を抱きながら、片手は服の上から紀美の巨乳を揉んでいた。


紀美「あっ、イやっ…」



河野「数々の共演者と浮き名を流してヤりまくってるくせに、純情ぶるんじゃないぜ」



河野の手は、紀美の服の下に滑り込み、ブラジャーの中の乳房を直接揉んでいた。



紀美「あっ…、あンっ…」



河野は、紀美のブラウスをたくしあげ、ブラジャーを上にずりあげた…

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>> 41 紀美の生の巨乳が露出し、河野は我を忘れて紀美の巨乳にむしゃぶりついた。


「あっ…、イやっ、イヤン…」



河野がわざとチュウチュウと音をたてて紀美の乳首を吸い始めると、なぜか紀美の身体がうずいてきたのである。


「イやっ…イやあん…、こんなの…」



紀美の声が甘く粘っているのを、河野は気づいていた。



「イやっっていいながら、感じてるんだろう？素直になれよ」


河野は紀美の乳房から顔を離し、紀美を軽々と抱き上げてベッドに押し倒した。



ベッドに紀美を押し倒した河野は、紀美に覆い被さり、露出した巨乳を揉みつつ、紀美に唇を重ね、舌を紀美の口腔に滑り込ませ、紀美と舌を絡めた…

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>> 42 紀美は、河野が舌を絡めてくると、自然に自分も舌を絡ませていた。


ディープ・キスをしながらも、河野は紀美の乳房を揉んでいた。
２２歳の若い弾力性に富む乳房の感触を堪能した河野は、紀美のスカートの中に手を入れた。


ショーツの中に手を入れると、やはり熱く潤っている。
紀美は、河野に指で愛撫され

「あっ、イヤン、そこ気持ち、いい…」


と、本気の声をあげている。


河野は


「いい子だ…、俺がバックにつきゃ出世するぜ…」


と言いながら、紀美の服を脱がせはじめた。



その時、河野の部屋のドアのノックの音がした…

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>> 43 河野『ったく、誰だよ。』

河野はガウンを羽織ると

イラつきながらドアまで歩き

河野『どなたですか？』

とドアを開けずに聞いた…

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>> 44 河野がドアを開けると、そこには、ピンクのネグリジェ姿にナイトキャップをかぶった平井が立っていた。



河野は、弘樹のマネージャーの平井が、なんで自分の部屋に来たのかよりも、平井の姿に内心どん引きしていた…

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>> 45 平井『あ～ん！河野ちゃ～ん、あたしなかなか寝付けないのよ、一緒に寝酒でも飲まな～い？』

河野『ね…酒？』

河野はパニクった…

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>> 46 平井が部屋の中をチラッと見ると、ベッドから起き上がった紀美が、乱れた衣服を整えていた。


平井「あら、飯田さんじゃないの～？ひょっとして、アタシ、お邪魔だったのかしら～？」


河野「い、いや、別になんでもないんですよ、次のドラマの企画の話をしていたら、彼女が気分が悪くなったらしくて、ちょっと休んでもらってたんですよ。ねえ、飯田くん？もうだいぶん気分よくなっただろう？」



紀美「は、はい…」



河野「もう自分の部屋に帰っても大丈夫だよね。気をつけて帰りなさい」



紀美は、河野からそう言われると、自分の部屋に帰るしかなかった。



河野は、内心舌打ちしたが、麻丘弘樹のマネージャーに見られたことはやはりマズイと考え、とりあえず紀美を帰して、酒盛りにつきあうしかないと考えた…

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>> 47 平井『あ～ん！それじゃあ、お邪魔しま～す！』

〃本当に邪魔だよ〃
と河野は心の中で呟いた。

平井『これ見て～！今年のボジョレーヌーボーの上物よ～！さあさ、飲みましょ～！』

平井はネグリジェのポケットからワインのボトルと

グラスを取り出し

オマケにつまみのチーズまで出してきた…

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>> 48 平井が、突然河野の部屋に来たのは、紀美のマネージャーの田崎から


「紀美が部屋にいないんだけど、ひょっとして、弘樹さんの部屋に行ってませんか？」


と電話があったからだった。



弘樹は、浴室でシャワーを浴びていたので、平井が電話に出たのだったが。



平井がドアを開けて顔を出して外を覗いてみると、ちょうど紀美が廊下を通っている後ろ姿が見えたので、そっと外に出てみると、502号室に入っていくところが見えた。



確かあそこは河野さんの部屋のはず…



そう思って、平井は部屋に戻るとワインとチーズをネグリジェに忍ばせ、河野の部屋に押し掛けたのだった…

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>> 49 実は、それだけではなく、平井には下心があった。


ちょっとヤクザがかった風貌の顔立ちだが、背もまあまあ高く、ガタイもいい河野が、平井のタイプだったからだ。



しかし、平井も河野の裏の噂はある程度知っていたので、河野がストレート（異性愛好者）ということは最初から知っていたし、どうこうというつもりはなかった。


だが、やっぱり一緒に飲むぐらいはしたかったのである…

• << 51 一方、河野にヤられかけた紀美は、自分の部屋に戻り、服を脱いでシャワーを浴びた。 シャワーを浴び、備え付けのボディソープを手のひらで泡立て、そのまま手で身体を洗っていく。 ナイロン製のボディブラシやナイロンタオルは、肌を傷つけるのでよくないと、グラビア時代に先輩モデルに言われてからは、ボディブラシやタオルよりあんまり泡はたたないが、手で身体を洗うようにしていた。 泡をつけた手で、豊満な乳房を、マッサージするように洗っていくと、さっきの河野の愛撫を思い出した。 河野は、キスしながら露出した紀美のこの乳房を、揉んだり、乳首を吸ったりしたのだ。 そして、河野の手は、そのまま下に… すっごく気持ちよかった… １６歳で初体験後、芸能界入りしてから、わりとセックスの機会はあったが、紀美には何となく、今までの男たちの中で、河野との相性が、いちばんいいような気がしていた。 邪魔が入らなければ、絶対河野にあのまま抱かれていたし、紀美の身体がそれを望んでいたのを紀美は知っていた…

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