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*~年下の男~*

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名無し
16/07/21 17:38(更新日時)

全て私の妄想です(*^^*)

登場人物は実在しません(*^^*)



16/06/20 22:39 追記
大変ご迷惑をおかけしました。

自己満足の世界ではありますが、また再開したいと思っとります

m(__)m

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No.2263317 15/10/07 11:02(スレ作成日時)

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No.51 15/10/15 18:45
名無し 


昇進してからの彼は忙しそうだった。
呑んで帰る事が多くなった。

毎日が接待.....そんな感じ。
(営業だから仕方ない・・・・)

体が心配だ・・・・

そのうち、土日は接待ゴルフにも
行く様になった。

だんだん、私の知らない歩君が
増えていく・・・・

今日は金曜日。
明日のゴルフの為に久しぶりの早い帰宅。


『ねぇ、歩くん』
『ん?』
彼はクラブの手入れに夢中だ。

『少し呑む機会を減らせない?
体が心配なんだけど・・・』

『大丈夫だょッ♪1つ、明日の
ゴルフで契約がとれそうなんだよ♪』

『・・・・』

『親父、喜ぶぞぉ!!!』

貸ビルの一室が契約にこぎつけるらしい。

ふと麻衣ちゃんも来るのか
気になった。

聞いてみようか・・・・
いや、止めよう・・・・
麻衣ちゃんは関係ない・・・・
私達の問題だ・・・・


土日、暇だなあ…
2人なのに.........独り

『あ!来週は空けといてよ。
たまにはフタリで
映画でも見に行きたいわ』

『わかったよ!!明日、
麻衣ちゃんに言っとくから』


(やっぱり、麻衣ちゃんも
来るんだ・・・・)




No.52 15/10/16 08:53
名無し 

翌朝早くに歩君は出掛けて行った。
迎えに来た車の前に麻衣ちゃんが立っていた。
『おはようございます!』
歩君と私に挨拶をする。

車に乗り込むと、窓を開け
『行ってきます♪』と手を振る彼。

20代の麻衣ちゃんはとても眩しかった。キラキラ輝く.....そんな言葉が似合いそう。
私には無いモノが全身から溢れてた。

住んでいるアパートは上京してから住み続けている。
入居当時は新築だったけど、今は私と同じ古ぼけてきた。

古さには古さの良さがあるけどねー・・・・
慰めにもならない
私の独り言・・・・

部屋に入ると、急に寂しさが
込み上げてきた。
この部屋は今までもずっと独りだったのに・・・・
歩君と暮らし始めてからは
ヒトリの空間がとても広く感じる。

濃いめのコーヒーを入れ
わざと持ち帰った仕事にとりかかる。




No.53 15/10/16 18:28
名無し 


夜遅くに、麻衣ちゃんに
抱えられて彼が帰宅した。

『奥様、申し訳ありません。
契約が決まり祝杯をハイペースで
その・・・・』

『さっちゃん、たらいまぁ♪』
『麻衣子さん、ごめんなさいね。ありがとう。気を付けて帰ってね。』
『歩さん、ではこれで
失礼します。お休みなさい。』
と、頭を下げて帰って行った。

相当酔っている。
余程嬉しい契約だったのか....


もう寝息をたてている彼の服を脱がした。

私以外の匂いがしないか確めたかったが、惨めになりそうで
止めた。


歩君。
夢の中でもいいから


寝言で・・・・


私の名前を呼んで・・・・



No.54 15/10/17 10:01
名無し 


また
私の知らない歩君が増えていく

最近は出張もするようになった。

事業展開の為なのか・・・・
一泊が月に1~2回。
(麻衣ちゃんも行くの?)
聞きたいケド聞けない見栄っ張り
の私・・・・

土産は必ず買ってきてくれたが、
普通に考えれば東京のアンテナショップ
で買える事に気がついた.....

聞けないまま半年が過ぎた
Christmasseason・・・・

『さっちゃん、ごめん。
今年のクリスマスは金沢へ行くことになった。親父が北陸新幹線の影響が出る前に、金沢で物件を購入したいと言ってきてさ、その下見
なんだ・・・・』

『・・・・』

仏頂面の私を察知したのか、

『ごめんよ。この埋め合わせは
帰って来てから・・・・』

『・・・・』

『本当に・・・・ごめん。』

仕事に一生懸命なのは分かる。
お父様の為に頑張るのも分かる。

でも、私の為には頑張れないの?

昇進してからは
フタリで笑うことも無くなってた.....


クリスマス当日

『行ってきます』
とだけ言い残し、出て行った......


まさか、あの場所で、


金沢に行ってるはずの
あなたに会うとは・・・・


歩君、

あなたも思ってなかったでしょ?



No.55 15/10/17 10:17
名無し 


主です
読んで下さってる皆様
ありがとうございます。
私の初妄想小説で
知らず知らずに皆様に
ご迷惑をかけていましたら、
申し訳ございません。
慎んでお詫び申し上げます。
謝りついでに・・・・

文字の大きさにより改行がおかしくなッてる事に気が付きました。

重ね重ねこの場をお借りして
お詫び申し上げますm(__)m

宜しければ引き続き読んで下さるとありがたいです。

貴重なお時間を
ありがとうございました




No.56 15/10/18 10:36
名無し 

今日は金曜日・・・・
そして、クリスマスだ・・・・

街中がクリスマスカラー一色。
様々なイルミネーションが街路樹を彩っている。

このまま帰っても歩君はいない。

(街中に溢れている知らない人達
から、少しだけ元気を貰って帰ろう.......)

ふと気がつくと◎◎ホテルの前だっ
た。
(そういえば、歩君と私・・・・
ココから始まったんだ・・・・)

『懐かしい~♪』
思わず声に出してしまった.....

ココで彼と会わなかったら
今頃、私は・・・
同じ毎日を淡々と繰り返している
のかな・・・・

歩君のお陰で私は幸せだよね。
寂しいからって、メソメソしてたら
駄目だよね!!!
さ、家に帰ろう!

ホテルを背に歩き始めた。



不意に背中から聞き覚えのある
男女の声・・・・

会話が聞き取れない・・・・

振り返る私・・・・


歩君と
麻衣ちゃんだった。

(えッ?!金沢じゃ.......?)


(どうして東京に?!
何故ホテルから出て来たの?!)


パニックになった・・・・
どうか間違いであってほしい。
頭の中で整理が出来ない。

何故?なぜ??

歩君と麻衣ちゃんがこっちに
向かって来る。

とっさに隠れる私・・・・
(何処に行くの??)

足が震える・・・・
行き交う人にぶつかる・・・・

突っ立っている私を怪訝そうに
見る。

足がすくんで動けない・・・・


『?!・・さっちゃん・・!!』


見つかってしまった・・・・


No.57 15/10/19 18:42
名無し 

『あ、あの・・・・
ご、ごめん。』


見てはいけないものを
見てしまった。

とっさに走り出していた。
息が苦しい。
どうにかなりそうだ。

誰か
私を
助けて・・・・




何処をどうやって歩いたか記憶がない。
ふと気がつくとアパートにいた。

カーテンから朝日が射し込んでいた。

どれくらいの時間が経ったのだろう・・・・

今日が何時なのか分からない為
TVをつけた。

月曜日の朝になっていた。

(会社を休むッて連絡しなきゃ)


風邪で2~3日休むと電話した。
休む私が珍しいらしく、所轄の部長はとても心配をしてくれた。


歩君は居ない・・・・


休んでいる間に考えなくては.......

冷静な自分が居た.......


No.58 15/10/19 19:40
名無し 


どうしようか・・・・
連絡を待つ?
別れようと言われたら?

いやだ、別れたくない・・・・!

でも、嘘つかれてたんだよね?
裏切られてたんだよね?

でも、一回は許す??

考えがまとまらない。

涙も出ない・・・・
声を出して叫びたいのに・・・・


腕を組んで楽しそうに
見つめ合って笑ってた
フタリの姿が頭から離れない.......



無理だ、私・・・・
きっと一生
歩君を罵るだろう・・・・
思い出し気が狂うだろう・・・・



もう、ダメだ・・・・

嫉妬に狂った
ただの女だ・・・・




No.59 15/10/19 19:50
名無し 



ふと我に返った。

寝ていたのか?起きていたのか?
記憶がない・・・・

私は部屋の隅っこにいた。
部屋全体を見回した。
歩君がそこに居る感じがした。

『さっちゃん、ご飯だよ!』
『もう、寝ようよ!』

そんな声が聞こえてきそうだ。

泣きたい、けど泣けない.......

どうしよう・・・・
考えがまとまらない。

疑う毎日は嫌だ.....
歩君は私以上に苦しんでいるかも
しれない。
私の出方を待っているのかな?


歩君はどうしたいんだろう.......


私は歩君を
まだ、好き?.........


ふと、ケータイを見た。
歩君からは連絡は無い。


これが彼の返事かもしれない.......




No.60 15/10/20 08:51
名無し 


翌朝、ご飯を炊き、味噌汁を作り
、歩が好きだったスクランブルエッグを
作って食べた。

今から歩君に連絡をし、別れを
告げる。

もし、元に戻ったとしても
私の性格上たった1度でも
許す事は出来ないと思う。

一生罵る自分は嫌だ!
一生疑う自分は嫌だ!

そして、いつまでも
ウジウジ引き延ばすのは
もっと嫌だ!!


最後は元気な私で終わりにしたい

歩君の
記憶に残る
最後の私・・・・



lineを送る・・・・

『荷物、夜にでも取りに来て』

既読

『わかった』
『まとめておくね』

既読

『ありがとう』


終わった・・・・


彼の荷物をまとめよう・・・・

気持ちが揺るがない為に
髪を1つに結んだ・・・・


No.61 15/10/21 08:55
名無し 


別れてからは、がむしゃらに
働いた。
離婚してなお精力的に働く私を、会社のみんなはそっとしといて
くれた。

進んで残業をし、帰りたくない
日は誰かを誘って呑みに行った。
みんなは明るく接してくれた。

(仕事辞めなくて良かったな。
今更ながら周りのみんなには
感謝している。)

引っ越しはまだしていない......
元々私の部屋だったし、少しの
間だけ歩君が関わっただけの事。

元々あった私の荷物に
歩君の荷物が増え、そして減った
・・・・それだけの事。

そう強がって、自分を慰める。

だけど、無性に寂しくなる時がある。
ふとした瞬間に歩君の匂いがする
時がある。

幻聴すらした時は、(歩君??).......
玄関のドアまで開けてしまう......

未だに
泣きたいのに泣けないでいる......

この部屋では
笑うコトも
泣くコトも
何も出来なくなっていた。

40年ちかく生きてきた私の中の
たった2年は・・・・
私の人生の中で最も幸せな時間だったのかもしれない。

あの時許してたら?
私はまだ、幸せたッた???


忘れなきゃ....良い思い出にしなきゃ.....

前に進む為に・・・・
自分を守る為に・・・・

No.62 15/10/22 08:58
名無し 


『先輩!最近変な人が
会社の前に出没するらしいですよ』

入社5年目の優香が、何処からか
情報を仕入れてきたらしい。

私に報告する。

『そうなの? 』

『先輩帰りが遅いから
気を付けてくださいよ!』

『帰りが遅すぎて裏の出入口よ、最近は.....』

しかし、今日は珍しく早く終わり
優香と一緒にエントランスから出た。


『あ!!あの人じゃないですか?』
『ん??』
『ほら、あそこに座ってる人...』
『ん?・・・えッ?・・・・・』



歩君だ。見間違い?
いや、別れて暫く会ってないとは
いえ、見間違えるはずがない。

何してるんだろう・・・・
誰か知り合いでも待っているのか
・・・・



『・・さっちゃん・・』
(えッ?!私?)

『どうしてココに・・・・?』

やっとの思いで忘れた元夫。
懐かしさより怒りが込み上げる。

『さっちゃん、久しぶりだね。
元気にしてた?』

『・・・・』

『良かったらこの後、ご飯でも
行かない?』

『私は話なんてないけど?』

『話がしたいんだ。さっちゃん』

『もう来ないでくれる?
迷惑なんだけど・・・・』

『・・さっちゃん・・』

『行こッ!優香・・』

『えッ?!でも、先輩・・・・』


駅に向かう。

『先輩....,あの人知り合いなんですか?』

『別れた元夫・・・・』

『ええええええええ!!!!』




No.63 15/10/23 08:45
名無し 


びっくりするのも無理はない。
6つも年下の男・・・・

『・・先輩・・結婚してたこと
あるんだ・・・・』

『えッ?そこ??』

『だってぇ、先輩男ッ気無いんだもの....』

あははは!フタリで笑った。
けど、私は心から笑えなかった。

何をしに、今頃、来たのか.......


優香情報によると、次の日もその次の日も歩君は来ていたらしい。


歩君を見かけてから四日目の事。
ふと窓の外を見ると赤色灯が
光っているのが見えた。

(ん?救急車?誰か病人?)

窓から下を覗くとパトカーだった

どうやら、警備員が歩君を通報
したらしい。

慌てて下に降りた。





No.64 15/10/23 08:55
名無し 

*~おはようございます~*

すみません、土日は野暮用が
あり、お休みします。

読んで下さっている方
ありがとうございます。

なお、投稿規制を解除してみました。

宜しければ批判、感想等コメント頂けると嬉しいです。
勝手ではございますがお返事は月曜日になるかと思います。

皆様にとって
良い1日でありますように?**


主より

No.65 15/10/23 08:59
匿名65 

>> 64 おはようございます。いつも楽しみにして読ませてもらっています。続きが楽しみ。早く読みたいなぁ。

  • << 73 匿名65様 コメントをありがとうございました♪ 続きが楽しみだというお言葉も 嬉しい限りです。 引き続き私の妄想話にお付き合い下さいませ(*^^*)

No.66 15/10/23 09:36
名無し 

>> 65 早々に嬉しいお言葉をありがとうございます。

月曜日の朝、コメントが0だったら
悲しくなるトコでした。
(みくるを開いて読んで元気に野暮用に行けそうです(*^^*))

月曜日にまた閉じる予定です。

今後とも宜しくお願いします。

では、行ってきます!


ありがとうございました♪

No.67 15/10/23 09:52
名無し67 

私も読んでますよ

面白いです

ハラハラしたり、もどかしい気持ちになったりしてます(笑)

これからも楽しみにしてます

  • << 74 名無し67様 コメントをありがとうございました♪ 朝っぱらからドキドキさせて 申し訳ありません(笑) 8時台が1番投稿しやすくて...... ☆(*^^*) 引き続き私の妄想話にお付き合い下さると嬉しいです。

No.68 15/10/23 12:29
匿名68 ( 40代 ♂ )

こんにちわ。
とても面白く毎日楽しみに更新を待ってます♪
これからも頑張って下さいね。応援してます!

  • << 75 匿名68様 コメントをありがとうございました♪ 男性の方に読まれているとは 思ってもみませんでした。 また、応援ありがとうございます。 ハィ,頑張ります。

No.69 15/10/23 14:14
匿名 ( ♀ lSZK )

歩君何で~?
めちゃ気になるんですけど~
いつも楽しく読ませて貰ってますよ~o(^-^)o

  • << 76 匿名様 コメントをありがとうございました♪ 歩君、なんで~~??? そぅ、私もなんで~~,???? 私の頭ン中の妄想もコロコロ変わり、 いつの間にか、浮気設定になってしまいました(笑) 引き続き読んで頂けると嬉しい嬉しいです。

No.70 15/10/24 01:25
匿名70 

>> 69 俺も楽しく読んでます♪

歩くんとどうなるのか凄い気になる(笑)

続き楽しみにしてます。

  • << 77 匿名70様 コメントをありがとうございました♪ 歩君とさっちゃんは、実は........ おッと、喋るトコでした(笑) 引き続き読んで頂けると嬉しいです。

No.71 15/10/24 09:31
お助け人 ( Pp4Th )


毎回楽しみで、読んでいます。

私も、さっちんと歩くんの行く末を楽しみにしています。

  • << 78 お助け人様 コメントをありがとうございました♪ 歩君とさっちんの行く末はですね もう決めてあります。 私の頭ン中では.......ピー......◯‰¶Å∝∵♭≡......で終わります 引き続き読んで頂けると嬉しいです。

No.72 15/10/24 13:31
携帯小説ファン72 

私も毎回、ドキドキしながら拝読してます!主さん、これからも連載を宜しくお願いします!

  • << 79 携帯小説ファン72様 コメントをありがとうございました♪ 毎回ドキドキさせてしまい 申し訳ありません(笑) ドキドキはまだまだ続く予定でございます。 引き続き読んで頂けると嬉しいです。

No.73 15/10/26 00:02
名無し 

>> 65 おはようございます。いつも楽しみにして読ませてもらっています。続きが楽しみ。早く読みたいなぁ。
匿名65様

コメントをありがとうございました♪

続きが楽しみだというお言葉も
嬉しい限りです。

引き続き私の妄想話にお付き合い下さいませ(*^^*)

No.74 15/10/26 00:07
名無し 

>> 67 私も読んでますよ 面白いです ハラハラしたり、もどかしい気持ちになったりしてます(笑) これからも楽しみにしてます
名無し67様

コメントをありがとうございました♪

朝っぱらからドキドキさせて
申し訳ありません(笑)

8時台が1番投稿しやすくて......
☆(*^^*)

引き続き私の妄想話にお付き合い下さると嬉しいです。

No.75 15/10/26 00:14
名無し 

>> 68 こんにちわ。 とても面白く毎日楽しみに更新を待ってます♪ これからも頑張って下さいね。応援してます!
匿名68様

コメントをありがとうございました♪

男性の方に読まれているとは
思ってもみませんでした。

また、応援ありがとうございます。

ハィ,頑張ります。

No.76 15/10/26 00:18
名無し 

>> 69 歩君何で~? めちゃ気になるんですけど~ いつも楽しく読ませて貰ってますよ~o(^-^)o
匿名様

コメントをありがとうございました♪

歩君、なんで~~???
そぅ、私もなんで~~,????

私の頭ン中の妄想もコロコロ変わり、
いつの間にか、浮気設定になってしまいました(笑)

引き続き読んで頂けると嬉しい嬉しいです。

No.77 15/10/26 00:22
名無し 

>> 70 俺も楽しく読んでます♪ 歩くんとどうなるのか凄い気になる(笑) 続き楽しみにしてます。 匿名70様

コメントをありがとうございました♪

歩君とさっちゃんは、実は........





おッと、喋るトコでした(笑)

引き続き読んで頂けると嬉しいです。

No.78 15/10/26 00:27
名無し 

>> 71 毎回楽しみで、読んでいます。 私も、さっちんと歩くんの行く末を楽しみにしています。
お助け人様

コメントをありがとうございました♪


歩君とさっちんの行く末はですね

もう決めてあります。

私の頭ン中では.......ピー......◯‰¶Å∝∵♭≡......で終わります



引き続き読んで頂けると嬉しいです。

No.79 15/10/26 00:30
名無し 

>> 72 私も毎回、ドキドキしながら拝読してます!主さん、これからも連載を宜しくお願いします!
携帯小説ファン72様

コメントをありがとうございました♪

毎回ドキドキさせてしまい
申し訳ありません(笑)


ドキドキはまだまだ続く予定でございます。
引き続き読んで頂けると嬉しいです。




No.80 15/10/26 01:10
名無し 


*~年下の男~*
を、読んで下さっている皆様

北陸新幹線はつい最近の話だし、
入社5年目の優香がさっちゃん達
の結婚を知らなかったりと
一体今はいつなんだ????

と、書いてる本人も、なんだか矛盾だらけなんじゃねッ??と、恐縮しまくりです(;・ω・)

身勝手なお願いではありますが
ォバカな私の妄想小説を 温かく見守って頂けると有難いデス........

では、皆様
良い夢を.........おやすみなさい

No.81 15/10/26 09:03
名無し 


どうやら警備員が歩君を通報したらしい。

慌てて下に降りた。



『僕は何もしてないよ....』
『ちょっと署までご同行願います.....』
警察の方と一悶着していた。
会社周りに出来たギャラリーの数に
なんとかしないといけないと思った。

『すみません。
私の知り合いです』

『さっちゃん!!』

『お騒がせしまして申し訳ありません』

警察、警備員に説明をする。
もう迷惑行為をしない様忠告すると約束をし、引き取って頂いた。

『ありがとう。さっちゃん』

ここは私の会社。
恥ずかしさのあまり苛立ちを覚えた。

『なんなのよ、一体。
いい加減にしてよ!!』

『ごめん・・・・』

ギャラリーは減ってはいたが、好奇心や興味本意で残っている人も居たため、少し離れた場所まで来た。

『....今頃何の用?』

『・・ただ・・話がしたかった
.....それだけだよ・・』

また会社に来てもらっては困る。

『....今日付き合ったら
もう来ないでくれる?』

『うん。約束する』

『じゃあね....私の行きたい店を当てたら一緒に行く。外れたら
これで終わり。どお?』

『ぇぇぇぇぇ!、そんなぁ.....』

『10秒待つわ。1..2...3......』

『え!え!ちょ、待って・・・
んとね・・・・マチコの店??』


『?!.......』


『え?当たり!?
やったぁぁぁぁぁ!!』

約束は約束だ。
しょうがない・・・・

やっと忘れた元夫
何故今頃になって会いに来たのか

私と何を話したいんだろう.........

懐かしさより
情けで付き合う事にした。







No.82 15/10/27 09:26
名無し 

マチコの店・・・・

そう、オカマバー・・・・

昔は仕事帰りによく待ち合わせをした店だった・・・・

ママに離婚した事を報告したかった。

(あなた達は絶対別れる!!)
そう言われ続けていたからだ。

『まだ営業してるのかなぁ?』

『・・・・』

無言の私。
複雑な自分の今の心境をどう操れば良いのかわからず、いつもより早足で歩いていた。

10分程歩くと見覚えのある看板に灯りが灯っているのが見えた。

ドァベルの音と共に

『いらっしゃいませぇ!』
酒とタバコで潰れたのママの声

(懐かしい♪)
思わず笑顔になった。
一瞬で昔に戻った気がした。

私達を見るなり、
『?!・・・あらッ・やだ・・
あんたたち・・・久しぶりじゃ
ないのさ・・・・』

『ママ!久しぶり♪
元気にしてた?』

広い店内ではないが満席に近かった。
私達は入り口近くのカウンター席に座りビールを頼んだ。


お互い目も合わさず、ひたすら前を見つめる無言の私達。


店が落ち着いた頃にママがこっち
にやって来た。

『ちょっとぉ、あんたたち。
イヤに他人行儀じゃないのさ.....
ぇッ??やだ....もしかして.............』

『そう、今日はその報告!』

『んまッ!どうせこのアンポンタンが
悪い事したんでしょ!』

と、歩君の頭をピシャリと叩く。

歩君は小さな声で
『ごめん』の一言だけ。

それ以上、ママは深く追及して来なかった。有り難かった。


そして私がこの店を選んだ理由。
絶対別れると断言してたママは
本当は応援してくれていた。

ママなりの優しさは私には分かっ
ていたから。

頑張れなかった事を謝りたくて
今日はここを選んだのだった。










No.83 15/10/28 08:54
名無し 


相変わらず黙り込んだままの
歩君。

『ほら、もっと呑んで売り上げ
に貢献しなさいよ!』

明るく接してくれる
ママなりの優しさ・・・

痛い程伝わってくる・・・・


歩君が忙しくなった時から、独りでよくここへ来て時間を潰した。

部屋に独りでいると麻衣ちゃんの
事ばかり考えてしまう自分が嫌だった。

フタリで来なくなった私に
ママはいつものジョークで

『別れたら私に頂戴ね!!!!』

『別れないもん!!!!!』

そう言い合いながら
よく笑ったッけ....

楽しかった事も
辛かった事も
走馬灯のように蘇ってくる。

(やだ....泣きそう........)

何も話さない歩君・・・・

何をしに私に会いに来たの?


店が混雑し始めたのと、このまま一緒に居ても辛いだけなので
店を出る事にした。



『さて、これでおしまい!
もう来ないでよね!おやすみ...』
歩君に背を向け歩き始めた。

『さっちゃん』

『何?』

『さっちゃん、僕達
やり直せないかな???』



『はぁ??!』




No.84 15/10/29 08:55
名無し 


『はあ?!』

思わず振り返った。

私がどんな思いであんたを
忘れたと思ってんの??

呆れてしまった。
無責任な発言に無性に腹がたった


『僕さっちゃんじゃなきゃ
駄目なんだ!』
『離婚して分かったんだ。
凄く後悔してる......』

私は頭が混乱してきた。

『軽はずみな気持ちで傷つけて
しまった事、凄く後悔している』

『ちゃんと謝れなかった事を
後悔している』

今までずっと黙っていた歩君は、
怒涛のごとく一気に喋り出した。

『僕は昇進して、親父もさっちゃんも喜んでくれて.....契約も
どんどん決まるし、何やっても
許される気がしたんだ。
有頂天になってたんだ.......』


私の手は握りこぶしになり、
怒りとなんとも言えない複雑な心境でブルブルと震えていた。


『何言ってンの?歩君、まだ
離婚してないじゃない.......』

『よりを戻してくれたら
離婚する』

『悪いけど、遅いわ。
私はもう、あなたの事は忘れた』



だめだ・・・・
純粋にあなたの事が好きだった
自分が蘇ってくる・・・・

(マチコママのせいなかな........)

全身のちからが抜けてゆく.....
直ぐにでも歩君の胸に飛び込み
たくなる・・・・


あなたに隠してた事を
話そう・・・・

そうすれば、私の気持ちも
収まるだろう・・・・


『歩君、うち来る?』

『え?!』

『話たい事がある』






No.85 15/10/30 09:06
名無し 

『さ、上がって』

『・・・まだここに?』

『うん。思い出が沢山有りすぎて辛い時期もあったけど・・・』

『コーヒー入れるわね』

歩君は久しぶりの部屋を
懐かしそうに見回している。


『座ってよ』

『うん』


ふと気がついた・・・・

私達は離れて座っていた。
あの頃とは違う位置・・・・

これが現実だ・・・・

『麻衣子さん、元気にしてる?』

『うん』

『子供、出来た?』

『うん。女の子1人......』

『そう......』

素直におめでとうと言えなかった

コーヒーを一口飲み本題を切り出した


『実はね・・・・

結婚して少し経った頃だったかなぁ,....
課長の送別会で、あるホテルを使ったの。二次会が8階のラウンジでね、そこでお父様と麻衣子さんを1度見掛けているの。品の良いお嬢様。そんな印象だった。
二人とも楽しそうに話をしていたわ。その時は何故か声を掛けてはいけない、そんな気がたの.......。

それからまた暫くして、歩君が昇進し麻衣子さんが秘書として紹介
された時わかったんだ。
お父様は本当は麻衣子さんと結婚させたかったんだってね.........

あなたが私を選んでそして紹介
してくれた時はお父様はとりあえず賛成してくれたけど、本当は
反対だったのよ。

あなたの意思を尊重しつつ、麻衣子さんという刺客を送り込んだ。
私はそう思ったの........


あなたはまんまとお父様の罠に
掛かった。そして、私の性格も
よく知っていた。

絶対に離婚するだろうってね.....

No.86 15/10/31 15:59
名無し 


『何故そんな事を親父が?』

『・・私の推測だけど・・
世間に自慢出来る嫁が欲しかったんだと思う。そして、孫も・・』

『・・・・』

『そういう私も・・・・
お父様の罠に引っ掛かったんだけどね・・・・』

『そんな・・・・』

『歩君、何故突然部長になったと思う?普通は部長に秘書なんて
つかないと思わない?』

『・・・・』

『歩君、私は短い間でも幸せだった。今はありがとうと素直に
言える。だから、歩君も・・
お父様の為にも頑張らなくちゃ』

(歩君?)

泣いている。声を押し殺し泣いている。

私も・・・・泣いていた・・・・

『本当に....もう、駄目なのかなぁ………』

『うん・・・・あなたと私・・
お父様に負けた』


目の前にはあんなに夢に出てきた歩君がいる。
手を伸ばせば届くのに・・・・

もう1度抱き締めたい
キスをしたい・・・・
理性なんてどうでもいい
お父様なんてどうでもいい

もう1度........歩君と...........



でも、止めておこう。

歩君との思い出だけでいい
幸せだったあの頃だけで・・・・



あの日
あの二人を見掛けた時に

既に私は負けていたから・・・・



No.87 15/11/02 09:00
名無し 


とある土曜日。
ふとカレンダーをみた。
(.....今日、歩君の誕生日だ。
いくつになったんだろう.......)

離婚してから7年。
41歳かぁ、、私は?......
47歳・・・・

縮まる事のない、そして
開く事もない年齢差。
今度は50歳手前かぁ・・・・

がむしゃらに働いた7年だった。
あっという間の7年だった。
いいなぁ~と思える人も居たには居たが、自分から飛び込める程の元気は無かった。
マチコママの店もあれから行ってない

あの日、
歩君の
『やり直せないかな?』
の一言が今でも忘れられないで
いる。お父様に負けていたとはいえ、素直に飛び込めば良かったのかな?



(このまま、独りで
老後を送るのかぁ~)

(もう1度結婚してみたいな.....
今度は両家と言わず自分の為に)

あの相談所はまだやっているのだ
ろうか・・・・。
場所は覚えている。
明日の日曜日、行ってみようかな


No.88 15/11/02 09:15
名無し 


日曜日。
(あッ!あった....)
まだ営業していた。

~結婚相談所・出会い~


『こんにちは~』
『いらっしゃいませぇ~』

あのおばちゃんではなくて、違うおばちゃんが出てきた。
2度目とはいえ、ちょっと緊張
している私・・・・

『初めての方ですかぁ ~?』
『あ!いえ、退会はしましたが
以前登録はした事あります』

『そうなんですねぇ~。では、
もう1度用紙に記入をお願い
しますぅ~』

『わかりました』

(イヤに語尾を上げる人だわッ♪)

思わずクスッて笑ってしまった。
緊張が溶けた。

見合い方法は昔と変わらない同じ内容だった。

『では、パソコンを見れる状態
にしておきますねぇ~』

『ありがとうございます』

さてと・・・・
どんな人が登録されているんだろう・・・・




No.89 15/11/02 09:34
名無し 

相変わらず全国展開をしていた。

登録されていた男性のプロフィールも
昔と変わらない、そんな感じがした。
(ん~。なんだかなぁ~。)
ピンとくる人が居ない.....
なら、自分はどーよッ!
相手からも同じように思われるんだろうな・・・・

1人突っ込みして笑ッた!


そんな中・・・・

ふと目に飛び込んできた人・・



歩君だった。

胸の奥がチクッと痛んだ・・・・

忘れた筈なのに・・・・

結婚相談所に登録?

まさか、本当に離婚したの?

そのまま、手が止まってしまった





No.90 15/11/04 09:08
名無し 


歩君のプロフィールを無表情で眺めている私。
先程のおばちゃんがこっちに
やって来た。

『その方、社長サンでしてねぇ。
何人かの方から申し込みが
あるんですがぁ、お見合いまではなかなかたどり着かないと言いますか・・・・』

『・・・・』

『宜しければこの方に連絡をとっ・・・・』

『結構です。年下には興味ありませんから・・・・』

『あッ!あらぁ。残念ですぅ。
では、他の方々でもごゆっくり
ご覧下さいねぇ』

そう言い残し席を経って行った。

(冗談じゃ無いわ!
同じ過ちを2度と繰り返すもんですか!! )


でも、何故ここに登録を?

あれから歩君は会社に1度も来ない。
風の便りも聞かない。

(社長って事はお父様、引退したのかな.........)


歩君を見てから頭に何も入って来なくなっていた。


今日も入会金を支払い相談所を
後にした。



今の相談所は新規登録者の会員名簿がケータイのメールで来るシステムになっていた。

私はそれを利用し相談所まで足を運ぶ様な面倒な事はしなくなっていた。

入会3ヶ月後
(集団お見合いパーティー開催)
という連絡が入った。

『今度、◎◎ホテルでぇ、お見合いパーティーが.........』

『あぁ、行きます。
申し込みしといて下さい』

『あッ!わかりましたぁ。
ありがとうございますぅ』

『宜しくお願いします』


今度こそ夜景より
男を見なくては・・・・


私の気合いはMAXだった。

幸せになるぞー!!









No.91 15/11/05 08:58
名無し 


パーティー当日。
◎◎ホテルの前。
9年前、全てはここから
始まった・・・・

同じ過ちは繰り返さない!


エレベーターで屋上へ・・・・
(よしッ!)と、気合いを入れる。

受付で参加費を支払い、既に来ていた男性陣の中へ進んで行った。


『こんばんは。話の中に混ぜてもらってもいいですか?』

男性陣の名札など見なかった。
年齢ばかり気にしてた卑屈な自分とはオサラバだ!
楽しく会話が出来ればいい。


と、思ったが名札をチラ見する自分

(50代から30代のグループだろうか
・・・・)

たわいもない会話が心地良かった

積極的に話し掛けてくれる人も
居た。


(歩君以上の人・・・・
居ないな・・・・)

いやだ、こんな時にも歩君を思い出すなんて・・・・


パソコンで見掛けてしまったからかな・・・・

歩君も参加してるかも・・・・
心のどこかで期待してた自分が
居た。



そう、彼は参加してなかった。

私の気持ちはお見合いどころではなくなっていた。


少し頭を冷やそう・・・・

夜景を見る。
(綺麗だなぁ~。)


・・・ナニやってんだろ・・・・・
・・何も進歩してないや・・・・


『隣、宜しいですか?』

1人の男性が声をかけてきた。













No.92 15/11/06 08:57
名無し 

『?!』

この声・・・・

振り向く事が出来ない・・・・

体が硬直する。

『さっちゃん!』

名前を呼ばれて呪文が溶けた。


『・・あゆむ・・くん?』

『さっちゃん、また登録した
の?』

『あ・・歩君こそ・・』

『誰かいい人居た?』

『まだ・・・・歩君も・・・・
また登録したんだね』

『・・・ここに登録したら
またさっちゃんに会える・・・
そんな気がしてさ・・・・』

『そんな事言わないで』

(やだ、泣きそう.........)

『そういえば歩君いつ来たの?
さっきまで居なかったよね?』

『実を言うと相談所の人に
頼んでおいたんだ。斉藤幸子さんが来たら連絡してくれって......』

『そうなんだ・・・・』

『相談所から送られてきた
新規登録者名簿で、さっちゃんのこと見ていたからね.........』

9年前の私達
現在の私達
同じ場所で
同じ事をしていた。

歩君が現れた事で、嬉しさや
懐かしさで、私の頭の中は
グチャグチャになっていた。

1度ならず2度も諦めた歩君が
目の前にいる。

溢れそうな涙に気付かれない様
に夜景を見ているふりをするのが
精一杯だった。




No.93 15/11/06 09:28
名無し 

*訂正*

すみません、斉藤幸子ではなく
佐藤幸子でした。


ォバカでごめんなさい( TДT)

No.94 15/11/07 09:36
名無し 


相変わらず笑顔が似合う彼は
あの頃より大人びた顔になって
いた。

離婚してからの
私の知らない7年
歩君
どんな人生を送ってきたの?

『ねぇ、歩君。麻衣子さんと
離婚したの?』


『うん、あの後、さっちゃん
から聞いた話を親父に聞いて
みたんだ。そしたら、あっさり
認めてね・・・それからはもう
・・・・無理だったよ。子供も
いたけど素直に愛せなかった。
僕の分身なのに、ね。・・・・
子供には申し訳ないと思ったけど・・・・これが親父の望んだ
事かと思ったら・・・・』


『・・・・』


『どうしても許せなかった。
親父も、麻衣子も、そして自分も・・・・』

『・・・・』

『さっちゃんを傷つけた事、
一生後悔する為にも離婚を
決意したんだ』

『.....私のせいにしないでよ.....』

『ごめん、違うんだ。
僕のせいなんだよ。
自分に対する戒めなんだよ。』

『ただの自己満足だよ、それ』


『うん。そうだよね・・・』



沈黙が続く。

私は既に泣いていた。



No.95 15/11/08 20:05
名無し 


『でもね、さっちゃん。
これだけは信じて・・・・』

『・・・・』


『今でも、さっちゃんが
好きだって事・・・・』

『・・やめて・・』

『僕もさっちゃんに隠してる
事・・・・あるんだよ。』

『何?』

『初めてさっちゃんを見た時』

『うん』


『僕はさっちゃんに
一目惚れしたってこと..........』


涙で何も見えない・・・・

駄目だ・・・・
歩君が好きだ・・・・
純粋に歩君が好き・・・・

気が付くと歩君に抱きついていた

『・・・私・・・も・・・』

そう言えるのが精一杯だった。

『さっちゃん、
改めて言うよ。
・・・・
両親に会って下さいじゃなく
僕と結婚して下さい』


『歩君.......大好き♪』




*~完~*



No.96 15/11/08 20:13
名無し 


*~年下の男~*

を読んで下さっていた皆様

ありがとうございました。

また、誤字脱字等
ご迷惑をお掛けしました。

頭ン中の妄想を文字におこす作業
は思ってた以上に大変でした。
今回はいい勉強になりました。

そこンとこは反省し
また投稿してみたいとは
思っております≡(*^^*)

その時はまた宜しくお願いします

みくるの皆様

ありがとうございました★


また会える日までお元気で.......


No.97 15/12/09 10:03
名無し 

*~おはようございます~*



1ヶ月ぶりに
また投稿してみようと
思っとります(*^^*)

ちなみに
反省は出来ませんでした(笑)

なので、また
誤字脱字等
ご迷惑をお掛けしますが
宜しくお願いします♪

なお、私は他の方々のミクル小説は
読んだ事がありません。

似たような作品がありましたら
申し訳ございません。

だったら読めよッて感じなのですが、なにせ老眼なので・・・・

すみません(;_;)
投稿以外、目を酷使したくないのです・・・・


では、また宜しくお願いします。




No.98 15/12/09 10:14
名無し 


『静かにしろ!!!騒いだら
ぶっ殺すぞッ!!』


それはいつもと変わらない
冬の朝だった.......。

時刻は8時少し前。
夫と小1の娘を送りだし
玄関先の小さな花壇に咲いている葉牡丹やビオラに水やりをした。

行き交う人達に朝の挨拶をし、
家事の続きをするために中に入った。

サンダルを脱ごうとする直後だった


いきなり玄関のドアが開き

振り向きざまに

私の首には

包丁が向けられていた.........







No.99 15/12/09 22:57
名無し 


刃物を向けた男の顔が
目の前に迫った。

臭い......そう思った。

吐く息、体臭、一瞬の恐怖と匂いで吐きそうになった。

『おとなしくしろ!』

私は無言で首を縦に振った。

男は後ろ手に玄関の鍵をかけた。

(カチャッ...)と鈍い金属音がした。

男の右手には包丁
左手は私の腕を掴んでいた。

私の左首にある男の右手は震えていた。


(慣れてないな.,.....)そぅ思った。

私は冷静さを取り戻し
目の前の男の顔をまじまじと見る。

次に、男の左側に目を向ける。
首筋が見えた。

(・・・・この傷・・・・)

男の左首には10㎝程の
ミミズばれの様な傷があった。




No.100 15/12/10 06:59
匿名 ( ♀ lSZK )

又楽しみに読みますね(^_^)v

  • << 102 ぁッ、失礼しました。 69番の匿名様でしたね。 再び読んで下り嬉しい限りです。 まだ沢山の妄想話が あるのですが、 なにせ・・・・老眼の進行が早くて(笑) また宜しくお願いします♪
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