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安保法案に反対してる人達の『真実』

No.67　15/09/25 16:54
匿名67 あ+あ-

横レスすみません。

だからこそ、私は最近、こう思ってます。

【平和憲法が存在しているから、日本が平和なのではない。
日本が平和だから、平和憲法が存在できているのだ】

……と。

考えてみれば、戦後になってこの平和憲法ができてからの日本は、ある意味幸運続きだったと思う。
戦後間もなくの時代は、近隣諸国は自国の事だけで手一杯でした。どこも、戦後の後始末と復興内政で手一杯だったのです。

中国は、国民党と共産党の内戦、さらには文化大革命による大混乱。
韓国は、戦後すぐに朝鮮戦争が始まり、さらには復興内政(漢江の奇跡)で大忙し。
誰も、(一部の例外を除き)周辺国は、日本の事に目を向けなかったのです。

さらに日本は、戦後すぐに始まった東西冷戦の波に飲まれる事もありませんでした。占領という不幸な形とは言え、真っ先に国全体がアメリカの傘下に入った事により、ドイツなどのように国が真っ二つに割れる事もありませんでした。戦後すぐに国が真っ二つに割れたドイツは、統一前はもちろんですが、統一後も東ドイツの復興で大変な思いをしたそうです。
もちろん、日本に対するアメリカの深謀遠慮もあれこれあったのでしょうが、結果的に日本はアメリカによって助かっていたのではないかと、私は思っています。

日本が戦後平和だったのは、アメリカという後ろ楯がいた上に、周辺国が自国の事だけで手一杯だったからだと思います。
確かに、平和を叫ぶのは大切だし、その事を憲法にまで打ち立てた事は立派だとは思いますが……しかし、｢平和憲法があったから日本が平和だった｣というのは、誤りだと思います。

そして……

今回の安保法案が立案されたのは、

１．中国の動きが怪しいため
２．アメリカとの連携を強化するため
３．アメリカ以外とも、連携を強化するため

の、３つの理由があると思います。

ちなみに、個人的に一番重要だと思っているのは、｢１を見据えた３｣だと思っています。

アメリカは、いつまで日本の味方でいてくれるか……正直、分からないと私は思っています。
経済的に苦境に陥ったアメリカが目先の利に飛び付けば、｢中国と手を結び、日本を切る｣というシナリオも、考えられなくはないからです。中国経済は傾きつつありますが、それでも13億の人民による市場や豊富な軍事力は魅力的でしょうから。

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