あれこれどれそれ*ドラマ日記
連ドラの感想、まとめ等
シーズン毎に記録して行くスレです。
基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。
※前スレはオープンにしましたが、今回は最初はクローズでスタートします。
15/08/08 22:41 追記
オープンにしました。
新しいレスの受付は終了しました
「デスノート」(NTV)脚本=いずみ吉絋 出演=窪田正孝、山崎賢人、優希美青、佐野ひなこ、佐藤二朗、松重豊 他
漫画原作。初回30分拡大。
大ヒット原作漫画も読んでないし、映画版も観ていない、内容も全く知らない状態で観たのだが、面白くて84分が短く感じられた。
やはり脚本がしっかりとしている事と、月役の窪田正孝の表現(平凡でおとなしく、ナイーブな青年の内に秘めた狂気が爆発する様とか)に説得力があった事が、ドラマに惹き付けられた要因かな。
リュークの存在がガイド役にもなるし、暗いドラマの中で、ちょっとした笑いを取る存在にもなっていて楽しめた。
あの黒いデスノートは、どこまで人間の本性を暴いて行くのかな。ちょっと怖いけど、色々と考えさせてくれるドラマになる事を期待したい。
- << 21 「デスノート」7話まで終了。 やっぱり面白い。 Lが月を追い詰め月が逃れる、この展開がスリリングだし、窪田くんの表現も上手くて、物語に入り込んで観ている。 ※リュークを初めて観た時に、マイケル・ジャクソンに似ている!って思ったんだけど、何話目だったか、リュークがムーンウォークをしていたのには笑った。
「HEAT」(関テレ・共同TV)脚本=丑尾健太郎、大浦光太、坪田文 出演=AKIRA、栗山千明、佐藤隆太、田中圭、菜々緒、稲垣吾郎 他
プロジェクト原作(←こういうクレジットは初めて観た)・秦建日子。初回54分拡大。
どこかで観た様な話を繋ぎ合わせた展開だったから、これを延々108分も観るのは、結構根気が要った。(キツかった)
初回は、主人公の意識の変貌を強調する為に、企業内の手柄競争話と、ショボい消防団の真面目な活動話を同時進行させていたので、話が長くなるのは分かるのだが、重きを置きたいのは消防団話なんだというのが露骨に分かる程、手柄話の方の描写が薄くて緩くて、だから時間も無駄だったし、間延びしてしまい興味が薄れる要因にもなったと思う。
ショボい消防団で熱くなる話だけで、連ドラが持つのかというと、これも甚だ怪しいのだが、まあ、もう暫くは観てみようと思う。
- << 17 「HEAT」6話まで終了。 うーん、もう潮時かな。 脚本がリアルと作り物路線のどっち付かずで緩く、心に引っ掛かって来ない。 稲垣吾郎演じる社長の存在が邪魔なんだと思う。
「ホテルコンシェルジュ」(MMJ・TBS)脚本=松田裕子 出演=西内まりや、三浦翔平、尾美としのり、若村麻由美、伊武雅刀、高橋克典 他
オリジナル作品。初回は15分拡大。
まあ単発ドラマとして観たなら、そこそこ面白かったで終わる感じだけど、連ドラとして続いて行く事を考えると、これでいいのかという感じは否めない。
ドラマだから、現実よりは必要以上に人手を掛けてしまったり、過剰な演出をしてしまったりとかは仕方ないのかもしれないが、コンシェルジュの在り方、真髄から余りにもかけ離れてしまうと、只の道化で終わってしまうのではないか?
次回から本格登場する尾美と若村が絡む事で、少しは軌道修正してくれるのだろうか。
- << 39 「ホテルコンシェルジュ」終了。 結局、実働面でのコンシェルジュの領域オーバー的な展開は最後まで残っていたけど、尾美さんがコンシェルジュに加わる事でバランスが良くなり、対応に柔らかさも出る様になったので、最後まで観る事にした。 西内まりやはデビューの頃より確実に上手くなっているし、目の力が強いので、今の段階でも役柄によってはもっといい味を出せるのではないかと思うし、何年か後には大物主演女優になっている…かもしれない。
「花咲舞が黙ってない」(NTV)脚本=松田裕子、梅田みか、横田理恵 出演=杏、上川隆也、塚地武雅、石橋凌、大杉漣、生瀬勝久 他
池井戸潤の小説原作。続編。初回は10分拡大。
初回に関しては、作り(パターン)は前作を完全踏襲しており、あの舞の正義を貫く啖呵でスカッとしたい向きには、期待を裏切らない出来だった。
ただ、敵方の人物設定の底が浅く、立ち向かう程の器にはとても見えず、ただ敵を置けばいいという作りだったのは少し残念だった。
進藤(生瀬)が常務に昇進し、ライバルの堂島(石橋)が専務として戻って来たという、新しい対立話も起きそうな設定になっているので、そちらにも期待している。
- << 32 「花咲舞が黙ってない」終了。 一見、進藤常務のキャラが豹変した様にも見えるが、賄賂疑惑の目が進藤に向けられた時に、これは嵌められたに違いないと直ぐに思えたので、そこまでの流れでシーズン1よりは、そういう人物像寄りに演出していたのかもしれない。 初回は物足りなかったが、その後はまずまずのレベルを保っていた様に思うし、やはり面白かった。
「リスクの神様」(CX・共同TV)脚本=橋本裕志 出演=堤真一、戸田恵梨香、森田剛、古田新太、吉田鋼太郎、小日向文世 他
オリジナル作品。初回は15分拡大。
企業の危機管理対策をテーマにしたドラマで、トーンは若干暗めだけど、良く練られたストーリー展開で面白かった。
事態を俯瞰で捉えて、ベストな解決方法を模索し選択したら、あらゆる手段を駆使して全うする、そんな伝説の危機管理専門家・西行寺を演じる堤真一が、とても魅力的だ。
設定が商社なので、消費者クレームから企業間のトラブルまで、様々な危機の設定が可能で、それをどの様に処理して行くのか、観るのが楽しみだ。
- << 23 「リスクの神様」6話まで終了。 初回は凄く面白かったものの、その次辺りからいきなり西行寺の過去話(父親との確執の原点)に飛び、結構長めに描いていたので違和感が生じてしまったのだが、その後その話を挟む時間も短くなり、初回同様、どうやってリスクを回避するのかを楽しめる様になって来た。 6話ラストで原田への疑念が浮上、また一つ面白くなりそうな予感。
「37.5℃の涙」(テレパック・TBS)脚本=梅田みか 出演=連佛美沙子、成宮寛貴、速水もこみち、藤木直人、水野美紀、浅野温子 他
椎名チカの漫画原作。初回は15分拡大。
新米病児保育士の話。
凄くオーソドックスな作りで観やすかったが、正直、連ドラとしては魅力に乏しくキツいなというのが感想。
主人公が何故強張った笑顔しか作れないのか、その原因らしき過去の母子関係が度々挿入され、母親役に大物女優の浅野温子を配する事で、そちらの話でも視聴者を繋ぎ止めたい局の思惑は痛いほど感じるのだが、はっきり言って惹かれる要素にはならない。
この内容と配役で、ゴールデン帯の連ドラ設定にした意味がよく分からない。
- << 18 「37.5℃の涙」6話まで終了。 うーん、これはそもそも主人公・桃子と実母との、確執話が必要なのだろうか? 他はまあまあ現実に即して理解しやすい作りなのに、わざとらしい実母(浅野温子)が出て来ると、それまで積み上げて来た物が一気に崩れて行く虚しさを感じてしまい、ドラマに集中出来ない。
「エイジハラスメント」(MMJ・EX)脚本=内館牧子 出演=武井咲、稲森いずみ、瀬戸康史、要潤、竹中直人、小泉孝太郎 他
内館牧子の小説原作を本人が脚色。初回は15分拡大。
最後の逆襲の3カット(課長、次長、部長それぞれへの啖呵)に到達するまでの長かった事。
全てが、ドラマなんだからで片付けられる事でも無いだろうに。
でもまあ最後の3カットのおかげで、次回も観てみるかという気にはなったので、その辺は連ドラを知り尽くしたベテラン作家の成せる技なのかな。
これからもはっきりと物申して行く役なのであれば、意志の強そうな目力の持ち主である武井咲の起用は、強ち間違いとも言えないだろう。
でも観ていて一番思ったのは、あの稲森いずみもこんな役を受ける様になってしまったのか…っていう事。
- << 28 「エイジハラスメント」終了。 武井咲と稲森いずみと小泉孝太郎の三角関係が話の中心になってからは、もうグダグダ、何をテーマにして伝えたかったのか、さっぱりわからない迷走ドラマになってしまっていた。
「探偵の探偵」(CX)脚本=徳永友一 出演=北川景子、川口春奈、三浦貴大、ユースケ・サンタマリア、高岡早紀、井浦新 他
松岡圭祐の小説原作。初回は15分拡大。
原作は知らないので、その力なのかは分からないが、ずっと緊迫感と展開への期待感でワクワクさせてくれる、面白いドラマだった。
妹をストーカーに殺され、そのストーカーに依頼されて妹の居場所を調査報告した探偵がいた事を知った姉が、その探偵を探し出す為に、一番嫌いな探偵という職業に就くというベースが有って、誰がターゲットなのかを推理する楽しみと、回毎の依頼仕事を主人公がどう処理するのか(知らない方法とかが多いので見入ってしまう)を観る楽しみと、両方あるので多分ずっと楽しめるのではないかな。
北川景子はいい役を貰ったなと思う。
- << 35 「探偵の探偵」終了。 玲奈が追っていた、妹を死に追いやった原因を作った悪徳探偵が誰なのか、正体が分かったのがラスト手前の前回で、全く盲点を突かれた感じでそれも面白かったし、その彼女が豹変して玲奈達を追い詰めるラストも、ドキドキさせてくれて申し分無かった。 こういうハードボイルドサスペンスで、全11話きっちり構成されていて破綻が無く、ずっと興味を繋いでくれたドラマって中々無かったので、久し振りに夢中になって観ていた気がする。
「刑事7人」(EX・東映)脚本=大石哲也 出演=東山紀之、高嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、倉科カナ、吉田鋼太郎、北大路欣也 他
オリジナル作品。初回は30分拡大。
複数の事件が一つに収斂して行く、30分拡大も納得の、見応えのある内容だった。
コロンボばりの観察眼と記憶力と分析力を持った、人間的にはソフトなんだけど、割りと単独行動に走っちゃう空気の読めないタイプの刑事天樹(東山紀之)を中心に、個性的なメンバーが集結した個性的な捜査1課12係の、本格的な捜査物という感じなのかな。
天樹の過去(10年も捜査現場から離れていた。その理由は妻子を亡くした事で、刑事の仕事と関係有り?)も気になるし、係長の人物像も気になるな。
※刑事ではない、法医学教授の堂本(天樹の義父だった様だ)も含めて7人という解釈でいいのかな?
- << 27 「刑事7人」終了。 脚本家は何人かが交代で担当していた様だが、そんなに凸凹は無く各話とも面白かった。 各登場人物の性格設定も個性的で面白かったし、作品としての完成度も高かった。天樹の妻子が何故突然亡くなったのか、細かい話も出なかったので、これは続編が有るなと勝手に思っている。 楽しみに待っているとしよう。
「表参道高校合唱部!」(TBS)脚本=櫻井剛 出演=芳根京子、志尊淳、吉本実憂、森川葵、神田沙也加、高畑淳子、城田優 他
オリジナル作品。初回は15分拡大。
親の離婚で転校して来た都心の高校での、マウンティング、ハブられる、イジメ…そんな描写が続き、何だかなあと思いながら観ていたのだが、最後の生合唱のシーンを観て、制作陣の意図が何となく伝わって来たので、次からも観る事にした。
ストーリー自体にはあまり魅力を感じないので、あとは若い出演者達の個々の「のびしろ」次第かなという気はする。
- << 19 「表参道高校合唱部!」5話まで終了。 2話で、ロケだと合唱が生歌ではなくなっていたので、何かがっかりしてしまったのだが、5話の様に、ストーリーと歌がしっかりリンクしていると、生歌かどうかは余り気にならなくなった。 主人公・真琴の、祖父母も含めた家族愛がホンワカしていて、観ていて気持ちが和む。
「ナポレオンの村」(TBS)脚本=仁志光佑 出演=唐沢寿明、麻生久美子、山本耕史、ムロツヨシ、イッセー尾形、沢村一樹 他
高野誠鮮のノンフィクション原案。初回は25分拡大。
まあ想像していた範囲内の脚本と演出だったなあというのが感想。
つまらなくは無いけど、突出して心惹かれる何かが有った訳でもない。
対立軸が無いと面白くならないと考えるのは分からないでもないが、それがありきたりの見飽きた構図だから、うわーッとなる様な、次も早く観たいとなる様な興奮には繋がらないんだろうな。
まっ、次も観るけどね!
- << 22 「ナポレオンの村」4話まで終了。 最初に書いた様に、脚本はそれほど惹かれる要素は無いんだけど、豊かな自然に溢れている村の景観、映像は本当に素晴らしくて、都会住みの身としては観ていて癒される。 ドラマの内容自体とは関係無いけど、今度は2週も放送休止になってしまうという、散々な目に合っているこのドラマ、また終わりの時期が大幅にずれるのかなあ。
「恋仲」(CX)脚本=桑村さや香 出演=福士蒼汰、本田翼、野村周平、太賀、永井大、吉田羊、小林薫 他
オリジナル作品。初回は15分拡大。
幼なじみから恋仲になれるものなのか…紆余曲折は有ったとしても、結婚まで辿り着く事は出来るのか、そんな顛末を描く王道ラブストーリー。
女…表面上は、さっぱりしていてはっきりしている、男っぽい感じの子
男…体は逞しいけど、優しくてガツガツは行けない、不器用タイプ
そこに割り込む男…頭が良くて、上品にガツガツ行きそうなタイプ
もう絵に描いた様な分かりやすい図式で、考えてしまう事も無いから疲れなくていいけど、役者も地味だし飽きてしまいそうな予感もする。
その内、惹かれる要素が出て来るのを期待しよう。
- << 16 「恋仲」第4話 うーん、本田翼の演技力が…。 真実を知って、翔太に何故?と思いをぶつける大事なシーンだったけど、台詞が上滑りしている感じで、あかりの苦悩と慟哭がきちんと伝わって来なかった。 最後の「最低…」の部分だけは、台詞にあかりの気持ちが乗っかっていたけどね。 王道…確かにそうだけど、何故キャストは王道ではなくチープなのか!?
「民王」(EX)脚本=西荻弓絵 出演=遠藤憲一、菅田将暉、本仮屋ユイカ、高橋一生、草刈正雄、西田敏行 他
池井戸潤の小説原作。
やり手の政治家で総理大臣になったばかりの父親と、そんな父親が苦手な就活中の草食男子っぽい息子の、中身が入れ替わってしまった事から起こる騒動を描いた話。
まあ使い古された手なので、入れ替わる二人のキャラ設定と、エピソードの作り方次第では、もういいやってなる可能性も高いのだけど、キャラ設定は役者の見たままみたいな「野獣と草食男子」で、意外性は無いけど入り込み易い感じで、エピソードに関しては、面接の場での、姿は息子・中身は現総理による、企業の経済活動に対しての「政治家から見た批判」を捲し立てるというハイライトシーンがあり、初回の役割、掴みは成功していたと思う。
菅田くんは演技力があって、色々なタイプの役をこなせる役者さんだけど、今回の起用は上手くハマっている様に思う。
エンケンさんの野獣→草食男子、菅田くんの草食男子→野獣、それぞれの振り幅を楽しめるエピソードをどれだけ揃えられるのかで、面白さは決まって来ると思う。
- << 20 「民王」3話まで終了。 ただの体入れ替わり物ではなくて、黒幕が居て、意図的にICチップ?みたいな物を奥歯に埋め込まれた陰謀による入れ替わりだったと判明。 最後の方では、政敵も娘と入れ替わってる?みたいな感じで、もうハチャメチャになって来たけど、やっぱり面白い。
2015夏ドラマとしては、以上の13本を観始めている。
この他に「ど根性ガエル」と「僕らプレイボーイズ熟年探偵社」の初回も観たが、次も観る気にはなれなかったので、レビューからも外した。
連ドラなのに、特別番組の為に来週はお休みというのが、早くも2本も出てしまうという連ドラ受難時代、この流れはもう変わらないのだろうか。
※前期はフジテレビのドラマ枠が一つ減ったが、日テレが一つ増やしてくれたので差し引きゼロとなったけど、来期はTBSが枠を一つ減らしてしまう。
個人で楽しめるコンテンツがどんどん増えて、ドラマ制作のリターンが昔程は無くなったと言われて久しい。そして昔程は使えなくなったと言われている制作費。
バラエティー等に比べて制作費の高いドラマ枠は、ますます削減対象となって行くのだろうか。
「2015夏ドラマ途中経過」
◎ハマっているドラマは
*探偵の探偵
*刑事7人
〇全部観ようと思っているドラマは
*リスクの神様
*デスノート
*ナポレオンの村
*エイジハラスメント
*花咲舞が黙ってない
Ο多分全部観るだろうなと思っているドラマは
*民王
*表参道高校合唱部
●微妙なドラマは
*恋仲
*ホテルコンシェルジュ
*37.5℃の涙
*HEAT
▼脱落したドラマは
※今のところ無し
※民放のみ。深夜ドラマを除く。
まだ2話までしか放送されていないドラマから、5話まで放送済みのドラマまで、放送回数に差があり過ぎて比較がし辛くなって来ている。
初回を観た印象から面白くなっているのは「エイジハラスメント」。
逆にあれっ!?こんななの?と感じ始めているのは、「リスクの神様」「表参道高校合唱部」。
とにかく面白くて次が楽しみで仕方ないのは「探偵の探偵」で、テイストとしては「アンフェア」の初連ドラ放送時に似ているかもしれない。
「刑事7人」は、天樹(東山紀之)を始めそれぞれの刑事のキャラがきちんと確立しているのがいいし、微細な事から事件解決の糸口を探って行くストーリーも面白い。
「恋仲」は、ストーリーはこんなもの(堂々巡り)というのは、最初から分かっているのだが、だからこそ配役にもっと気を使うべきだったなと思う。
>> 12
「恋仲」(CX)脚本=桑村さや香 出演=福士蒼汰、本田翼、野村周平、太賀、永井大、吉田羊、小林薫 他
オリジナル作品。初回は15分拡大…
「恋仲」第4話
うーん、本田翼の演技力が…。
真実を知って、翔太に何故?と思いをぶつける大事なシーンだったけど、台詞が上滑りしている感じで、あかりの苦悩と慟哭がきちんと伝わって来なかった。
最後の「最低…」の部分だけは、台詞にあかりの気持ちが乗っかっていたけどね。
王道…確かにそうだけど、何故キャストは王道ではなくチープなのか!?
- << 31 「恋仲」終了。 キャスティングの難もあったけど、それ以上に脚本に面白味が無かった。 ※高校生位の年代には、胸キュンでウケていたのかもしれないが、若い世代でも既に社会に出ている人達からは、どう見られていたのだろうか。あの数々の嘘くささが…。
>> 2
「HEAT」(関テレ・共同TV)脚本=丑尾健太郎、大浦光太、坪田文 出演=AKIRA、栗山千明、佐藤隆太、田中圭、菜々緒、稲垣吾郎 他
…
「HEAT」6話まで終了。
うーん、もう潮時かな。
脚本がリアルと作り物路線のどっち付かずで緩く、心に引っ掛かって来ない。
稲垣吾郎演じる社長の存在が邪魔なんだと思う。
- << 24 「HEAT」終了。 いい加減飽きが来ていたのだが、短縮9話終了というのを知り、それならここまで観たのだから、最後まで観てみるかみたいなノリで全話視聴した。 ゴールデン連ドラ最低視聴率に陥った要因は、やはり脚本が緩く、起承転結の配分が悪過ぎたからだと思う。 後やはり真面目と不真面目が上手く共存していなかったのも、どっち付かずで致命的な欠陥だった様に思う。 連ドラは前振りで、消防士になったタツヤを描く映画が本編という予定だったのかもしれないが、こんなんで制作出来るのかな。
>> 6
「37.5℃の涙」(テレパック・TBS)脚本=梅田みか 出演=連佛美沙子、成宮寛貴、速水もこみち、藤木直人、水野美紀、浅野温子 他
…
「37.5℃の涙」6話まで終了。
うーん、これはそもそも主人公・桃子と実母との、確執話が必要なのだろうか?
他はまあまあ現実に即して理解しやすい作りなのに、わざとらしい実母(浅野温子)が出て来ると、それまで積み上げて来た物が一気に崩れて行く虚しさを感じてしまい、ドラマに集中出来ない。
- << 34 「37.5℃の涙」終了。 母親が桃子を憎み続けた原因、夫が別の女との間に作った子を押し付けられたからだとばかり思っていたら、実子だったのかい(笑) 桃子妊娠中に、夫が愛人を作ったからって、実子をずっとあれだけ差別して、夫も兄姉も誰も桃子をフォローしなかったというのが、筋書きとしては無理無理な設定だと思う。 リトルスノーと、顧客も含めたそこに関わる人々の描き方は良かっただけに、桃子の壊れた家族の中途半端な描き方が足を引っ張ってしまい、説得力が半減してしまったのが何とも残念だった。
>> 10
「表参道高校合唱部!」(TBS)脚本=櫻井剛 出演=芳根京子、志尊淳、吉本実憂、森川葵、神田沙也加、高畑淳子、城田優 他
オリジナル作…
「表参道高校合唱部!」5話まで終了。
2話で、ロケだと合唱が生歌ではなくなっていたので、何かがっかりしてしまったのだが、5話の様に、ストーリーと歌がしっかりリンクしていると、生歌かどうかは余り気にならなくなった。
主人公・真琴の、祖父母も含めた家族愛がホンワカしていて、観ていて気持ちが和む。
- << 40 「表参道高校合唱部!」終了。 序盤は真琴が合唱部を復活させる過程を中心に、中盤からラストに掛けては真琴の両親の話を中心に組み立てており、いずれも「歌」で、凝り固まっていた感情を解きほぐす話が丁寧に描かれていて、イジメの話がメインで固かった初回を除いては、心地よく観る事が出来たドラマだった。 最終回は真琴の両親の半生を、二人の思い出の歌「愛の歌」に乗せて舞台劇風に描き、合唱部が熱演、両親の仲を復活させるという、かなり作り込んだ話で魅せてくれた。 殆どのドラマが、まず人気の主演俳優のスケジュールを押さえる事から始まるドラマ作りをしている中、主演も含めて生徒役はオーディションで集め、歌の基礎から叩き込んで合唱のレッスンを重ね、撮影を開始したというアプローチの仕方には拍手を送りたい。
>> 13
「民王」(EX)脚本=西荻弓絵 出演=遠藤憲一、菅田将暉、本仮屋ユイカ、高橋一生、草刈正雄、西田敏行 他
池井戸潤の小説原作。
…
「民王」3話まで終了。
ただの体入れ替わり物ではなくて、黒幕が居て、意図的にICチップ?みたいな物を奥歯に埋め込まれた陰謀による入れ替わりだったと判明。
最後の方では、政敵も娘と入れ替わってる?みたいな感じで、もうハチャメチャになって来たけど、やっぱり面白い。
- << 36 「民王」終了。 黒幕は城山で、泰山を総理の座から引きずり下ろす為、というのはまあ分かるのだが、蔵本父娘まで入れ替わらせた理由が分からない。てか同病相憐れむじゃないけど、そんな事をしたら共通の秘密を抱えた親子同士が悩みを共有し、心情を理解し合って親密になる可能性も十分有った訳で。(ドラマを盛り上げる為というのは分かっているけど、敢えて突っ込んでみた(笑)) まあ元々ハチャメチャな設定だったし、面白かったから満足しているけど。
>> 1
「デスノート」(NTV)脚本=いずみ吉絋 出演=窪田正孝、山崎賢人、優希美青、佐野ひなこ、佐藤二朗、松重豊 他
漫画原作。初回30分拡…
「デスノート」7話まで終了。
やっぱり面白い。
Lが月を追い詰め月が逃れる、この展開がスリリングだし、窪田くんの表現も上手くて、物語に入り込んで観ている。
※リュークを初めて観た時に、マイケル・ジャクソンに似ている!って思ったんだけど、何話目だったか、リュークがムーンウォークをしていたのには笑った。
- << 25 「デスノート」9話まで終了。 Lが殺され、今度はニアがLの代わりを努めているのだが、これを演じている子が演技が下手過ぎて醒めてしまう。 もっと上手くてキャラも合わせられる子なんて、探せばいくらでも居ただろうに。
>> 11
「ナポレオンの村」(TBS)脚本=仁志光佑 出演=唐沢寿明、麻生久美子、山本耕史、ムロツヨシ、イッセー尾形、沢村一樹 他
高野誠鮮のノ…
「ナポレオンの村」4話まで終了。
最初に書いた様に、脚本はそれほど惹かれる要素は無いんだけど、豊かな自然に溢れている村の景観、映像は本当に素晴らしくて、都会住みの身としては観ていて癒される。
ドラマの内容自体とは関係無いけど、今度は2週も放送休止になってしまうという、散々な目に合っているこのドラマ、また終わりの時期が大幅にずれるのかなあ。
- << 37 「ナポレオンの村」終了。 終盤の市長の「手のひらクルー」も笑えたが、最終回の「戸川の裏切り」の短かった事(笑) なに、このぶった切り最終回。そこまでの作りを根こそぎぶっ壊すこんな酷い最終回、久々に観た。 まあ2週飛ばされた時点で、ボロボロにされる予感は有ったけど、まさか7話で終わらせるとはね。 地上波民放連ドラ受難時代だな。
>> 5
「リスクの神様」(CX・共同TV)脚本=橋本裕志 出演=堤真一、戸田恵梨香、森田剛、古田新太、吉田鋼太郎、小日向文世 他
オリジナル作…
「リスクの神様」6話まで終了。
初回は凄く面白かったものの、その次辺りからいきなり西行寺の過去話(父親との確執の原点)に飛び、結構長めに描いていたので違和感が生じてしまったのだが、その後その話を挟む時間も短くなり、初回同様、どうやってリスクを回避するのかを楽しめる様になって来た。
6話ラストで原田への疑念が浮上、また一つ面白くなりそうな予感。
- << 33 「リスクの神様」終了。 全体的に面白かったんだけど、文章的な台詞が多くて(特に神狩絡み)直ぐにパッと頭の中に入って来ないシーンも結構あった。 終わってみれば父親の件は、このドラマの核だったというのはよく分かるのだが、そこに達するまでは結構苛々の素だった。 初回はゾクゾクする位面白かったんだけど、あのレベルをずっと保つのはやはり難しいのかな。
>> 17
「HEAT」6話まで終了。
うーん、もう潮時かな。
脚本がリアルと作り物路線のどっち付かずで緩く、心に引っ掛かって来ない。
稲垣吾…
「HEAT」終了。
いい加減飽きが来ていたのだが、短縮9話終了というのを知り、それならここまで観たのだから、最後まで観てみるかみたいなノリで全話視聴した。
ゴールデン連ドラ最低視聴率に陥った要因は、やはり脚本が緩く、起承転結の配分が悪過ぎたからだと思う。
後やはり真面目と不真面目が上手く共存していなかったのも、どっち付かずで致命的な欠陥だった様に思う。
連ドラは前振りで、消防士になったタツヤを描く映画が本編という予定だったのかもしれないが、こんなんで制作出来るのかな。
>> 21
「デスノート」7話まで終了。
やっぱり面白い。
Lが月を追い詰め月が逃れる、この展開がスリリングだし、窪田くんの表現も上手くて、物語に入…
「デスノート」9話まで終了。
Lが殺され、今度はニアがLの代わりを努めているのだが、これを演じている子が演技が下手過ぎて醒めてしまう。
もっと上手くてキャラも合わせられる子なんて、探せばいくらでも居ただろうに。
- << 30 「デスノート」終了。 窪田くんの狂気の演技が炸裂した最終回だった。 ニアがメロに乗っ取られたと月に信じ込ませて誘い込み、対峙するという展開は中々面白かった。 結局最後は月の父が、警察官として親として、化け物になってしまった息子を終わらせた格好になっており、まあ、これしかなかっただろうなという納得の終わり方だった。 ※最終回、リュークはちょこっとしか出番が無かったのだが、彼が出て来るとホッとする、このドラマには欠かせない存在だったんだなあと改めて感じる事が出来た瞬間だった。
「エンジェルアイズ」(TX)(2014・韓国SBS)脚本=ユン・ジリョン 出演=イ・サンユン、ク・ヘソン、キム・ジソク、チョン・ジニョン、スンリ(V.I)、コン・ヒョンジン、クォン・ヘヒョ 他
この枠としては久し振りの王道純愛ドラマで、自分としても久し振りに韓ドラを観ている。
今日で6話まで終了したのだが、展開がストレートで中々面白い。
ドンジュの母親(ジョンファ・この女性の性格設定がとても良かったので、自然にドラマに入り込む事が出来た)をひき逃げしたのは、院長かなと思っていたのだが、今日の話で、ジョンファの酸素マスクを外している所を部下に見られていたという過去が明らかになったので、ひき逃げの方は違う有力者(揉み消せる位の)なのかな。
事故死、失明、角膜移植、渡米、帰国、再会、6話まででこれだけのてんこ盛り、まだ妹のヘジュがどうなったのかも出て来てないし、ひき逃げ犯絡みの山場もありそうだし、もちろん王道三角関係の行方も気になるし(今のところ好い人ジウンが豹変するかもしれないし(笑))、久し振りに楽しめそう。
「冬ソナ」のキム次長を演じていたクォン・ヘヒョが、ひき逃げ捜査から外す為に嵌められたっぽい、今はやさぐれてしまった元刑事役で出ていて、彼がドンジュのおかげで立ち直って、ひき逃げ犯を探すなんて展開もあるのかな。
それにしてもク・ヘソンはキラキラしてるな。
- << 29 「エンジェルアイズ」9話まで終了。 スワンのずっと好きだった相手がドンジュと分かり、ジウンのささやかな変わり身が始まった感じかな。 ジョンファ氏ひき逃げ犯がスワン父ではないと分かった時に、じゃあジウン母なのかなとチラッと思ったのだが、どうやらジウン父っぽい。 これでまた運命の過酷さに3人は翻弄される訳だな。 あっ、ヘジュも登場、こちらはずっと兄とスワンの良き理解者のまま終わるのか?それとも…。
>> 26
「エンジェルアイズ」(TX)(2014・韓国SBS)脚本=ユン・ジリョン 出演=イ・サンユン、ク・ヘソン、キム・ジソク、チョン・ジニョン、ス…
「エンジェルアイズ」9話まで終了。
スワンのずっと好きだった相手がドンジュと分かり、ジウンのささやかな変わり身が始まった感じかな。
ジョンファ氏ひき逃げ犯がスワン父ではないと分かった時に、じゃあジウン母なのかなとチラッと思ったのだが、どうやらジウン父っぽい。
これでまた運命の過酷さに3人は翻弄される訳だな。
あっ、ヘジュも登場、こちらはずっと兄とスワンの良き理解者のまま終わるのか?それとも…。
- << 38 「エンジェルアイズ」16話まで終了。 ジウンが豹変するのかとばかり思っていたが、韓ドラも2000年代とは様変わりしているのを改めて実感した。 なるほど考えてみれば夫よりは息子、ましてや自分の命と引き換えかという極限状態で産んだ子なら尚更のこと、何としてでも守りたかったという一見浅はかな心情も、分からなくはない。 ただ、ここからまたジウンの苦しみが始まる訳で、やはり真実を隠す事の罪は大きい。 スワンは恐らく心因性による障害で、再び失明する様な感じだが…。 ジウンとスワン父がどう出るか。 ※病床のスワン父、カメラ位置によって目を閉じていたり見開いていたり忙しい(笑)こういう詰めの甘さは2000年代と一緒だな(笑)
>> 25
「デスノート」9話まで終了。
Lが殺され、今度はニアがLの代わりを努めているのだが、これを演じている子が演技が下手過ぎて醒めてしまう。…
「デスノート」終了。
窪田くんの狂気の演技が炸裂した最終回だった。
ニアがメロに乗っ取られたと月に信じ込ませて誘い込み、対峙するという展開は中々面白かった。
結局最後は月の父が、警察官として親として、化け物になってしまった息子を終わらせた格好になっており、まあ、これしかなかっただろうなという納得の終わり方だった。
※最終回、リュークはちょこっとしか出番が無かったのだが、彼が出て来るとホッとする、このドラマには欠かせない存在だったんだなあと改めて感じる事が出来た瞬間だった。
>> 18
「37.5℃の涙」6話まで終了。
うーん、これはそもそも主人公・桃子と実母との、確執話が必要なのだろうか?
他はまあまあ現実に即して…
「37.5℃の涙」終了。
母親が桃子を憎み続けた原因、夫が別の女との間に作った子を押し付けられたからだとばかり思っていたら、実子だったのかい(笑)
桃子妊娠中に、夫が愛人を作ったからって、実子をずっとあれだけ差別して、夫も兄姉も誰も桃子をフォローしなかったというのが、筋書きとしては無理無理な設定だと思う。
リトルスノーと、顧客も含めたそこに関わる人々の描き方は良かっただけに、桃子の壊れた家族の中途半端な描き方が足を引っ張ってしまい、説得力が半減してしまったのが何とも残念だった。
>> 29
「エンジェルアイズ」9話まで終了。
スワンのずっと好きだった相手がドンジュと分かり、ジウンのささやかな変わり身が始まった感じかな。
…
「エンジェルアイズ」16話まで終了。
ジウンが豹変するのかとばかり思っていたが、韓ドラも2000年代とは様変わりしているのを改めて実感した。
なるほど考えてみれば夫よりは息子、ましてや自分の命と引き換えかという極限状態で産んだ子なら尚更のこと、何としてでも守りたかったという一見浅はかな心情も、分からなくはない。
ただ、ここからまたジウンの苦しみが始まる訳で、やはり真実を隠す事の罪は大きい。
スワンは恐らく心因性による障害で、再び失明する様な感じだが…。
ジウンとスワン父がどう出るか。
※病床のスワン父、カメラ位置によって目を閉じていたり見開いていたり忙しい(笑)こういう詰めの甘さは2000年代と一緒だな(笑)
- << 43 「エンジェルアイズ」終了。 スワン父の意識が戻っている様だったので、スワン父がジウン母の行為を知ってどう出るのか…と思っていたら、スワンの本当の思いをドンジュに知らせ託す為に無理をして、そのまま亡くなってしまうという、またしても想像とは別の展開に。 スワンが頑なにドンジュを拒絶する部分が長くて、少しだけダレたけど、最終回の、民宿の主人の説得の仕方は中々良かった。 と思ったら説得話を具現化した様な交通事故、只では終わらせない韓ドラ(笑) でも、グダグダになったり謎のままだったり、案件放置をする韓ドラが結構ある中、これはスッキリと結論を出して終わったので、まあ良しとしよう。 ジウンは最後までいい奴のままだった!!
>> 19
「表参道高校合唱部!」5話まで終了。
2話で、ロケだと合唱が生歌ではなくなっていたので、何かがっかりしてしまったのだが、5話の様に、ス…
「表参道高校合唱部!」終了。
序盤は真琴が合唱部を復活させる過程を中心に、中盤からラストに掛けては真琴の両親の話を中心に組み立てており、いずれも「歌」で、凝り固まっていた感情を解きほぐす話が丁寧に描かれていて、イジメの話がメインで固かった初回を除いては、心地よく観る事が出来たドラマだった。
最終回は真琴の両親の半生を、二人の思い出の歌「愛の歌」に乗せて舞台劇風に描き、合唱部が熱演、両親の仲を復活させるという、かなり作り込んだ話で魅せてくれた。
殆どのドラマが、まず人気の主演俳優のスケジュールを押さえる事から始まるドラマ作りをしている中、主演も含めて生徒役はオーディションで集め、歌の基礎から叩き込んで合唱のレッスンを重ね、撮影を開始したというアプローチの仕方には拍手を送りたい。
「2015夏ドラマのまとめ①」
1位「探偵の探偵」
2位「刑事7人」
3位「デスノート」
※感想については、各コメを参照。
※地上波民放のみ。深夜ドラマ、シリーズ物は除く。
※一から作り上げた意欲作として「表参道高校合唱部!」、ハチャメチャだけど面白かったし、配役が上手かった意欲作として「民王」を挙げておきたい。
「2015夏ドラマのまとめ②」
全話観たドラマの平均視聴率(%)
「花咲舞が黙ってない」14.45
「デスノート」11.55
「恋仲」10.74
「刑事7人」9.50
「ナポレオンの村」8.96
「エイジハラスメント」8.83
「探偵の探偵」7.96
「ホテルコンシェルズ」7.90
「民王」7.14
「37.5℃の涙」6.17
「表参道高校合唱部!」5.90
「リスクの神様」5.02
「HEAT」3.84
※地上波民放のみ。2クール以上のドラマ、深夜ドラマは除く。
※視聴率は関東地区。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合があるが、上記順位に変動は無い)
※今期、TBSは「世界陸上」の生中継、フジテレビは「W杯バレーボール」の生中継をそれぞれ優先させたタイム・スケジュールを組んでいた為、TBSのドラマは休止、フジテレビのドラマは開始時刻の大幅な繰り下げ等、不利な状況での放送だった事を記しておく。
>> 38
「エンジェルアイズ」16話まで終了。
ジウンが豹変するのかとばかり思っていたが、韓ドラも2000年代とは様変わりしているのを改めて実感…
「エンジェルアイズ」終了。
スワン父の意識が戻っている様だったので、スワン父がジウン母の行為を知ってどう出るのか…と思っていたら、スワンの本当の思いをドンジュに知らせ託す為に無理をして、そのまま亡くなってしまうという、またしても想像とは別の展開に。
スワンが頑なにドンジュを拒絶する部分が長くて、少しだけダレたけど、最終回の、民宿の主人の説得の仕方は中々良かった。
と思ったら説得話を具現化した様な交通事故、只では終わらせない韓ドラ(笑)
でも、グダグダになったり謎のままだったり、案件放置をする韓ドラが結構ある中、これはスッキリと結論を出して終わったので、まあ良しとしよう。
ジウンは最後までいい奴のままだった!!
「2015秋ドラマ」
取り敢えず初回は観ようと思っている秋ドラマは13本有るのだが、その内オリジナルドラマは4本しか無い。
原作物が駄目と言いたい訳ではなく、そこから面白いドラマは沢山生まれているし、そもそも原作を知らなければ、視聴者にとっては新作(オリジナル)と同じだ。
ただ、アイディア(ドラマの骨格)を捻り出す所から始まる、脚本家としての総合的な力を持った人材が、どんどん減って行ってしまわないか、それが少し心配になって来ている。
そんなオリジナル4本の中で、というか今期の中で最も期待しているのは、遊川和彦脚本/天海祐希主演の「偽装の夫婦」だ。コメディに寄せた方が面白そうだけど、遊川さんだからどうかな?
井上由美子脚本/向井理主演の「遺産争族」は、シリアスに傾き過ぎるとキツそうだが、果たして…?
原作物では黒岩勉脚本/錦戸亮主演の「サムライせんせい」が、侍から現代へのタイムスリップ物で面白そうな感じはする。
今期の特徴としては、テレ朝のシリーズ物以外は全て新作で、安全牌の続編が1本も無い。この点に関しては、制作側の意欲を買いたい。
実際に観てみると、期待していなかった中に傑作が有ったりもするから、一つ一つ楽しみに観て行きたいと思っている。
※地上波民放のみ。深夜ドラマとシリーズ物は対象外。
「無痛~診える眼~」(CX・共同TV)脚本=大久保ともみ 出演=西島秀俊、伊藤淳史、石橋杏奈、中村蒼、浅田美代子、伊藤英明 他
久坂部羊の小説原作。初回は18分拡大。
人を見ただけで病状が分かってしまう観察眼の持ち主である医師(西島)が主人公で、彼の特殊な能力は犯罪者をも見分けてしまう。(犯罪者特有の兆候を、このドラマでは犯因症と称している)
その能力により犯罪者を見抜いた事件で暴走気味の刑事(伊藤淳史)と知り合い、次の事件解決にも関わって行くという、特殊な医師と刑事を組み合わせた珍しい形のサスペンスで、惹き付けるものがあり面白かった。
もう一人、主人公と同じ様な能力を持っていそうな医師(伊藤英明)も登場し、彼の病院の、LINEでしか会話しない患者の少女?とか、清掃員だか患者だかよく分からない青年とか、何となく不気味な存在もあり、こちらがこれから主人公とどう関わって行くのか、それとどうやら犯因症らしい暴走気味の刑事の過去とかも、先々の話として気になる点だ。
原作の力ももちろんあると思うが、脚本、演出も上手くまとめていたと思う。
- << 66 「無痛~診える眼~」終了。 高島(石橋)とストーカー男の話が突然始まった回が、若干分かりにくかったが、それ以外は良く練られたストーリーと登場人物で、ずっと惹き付けられて観ていた。 白神と弟との関係、そして弟の恋愛、失恋、自殺、そこから生まれた兄の異常な感性、そして医療の名を借りた残酷な復讐と、物語の核心だが端的に描かれていて分かりやすかった。 怖くてハラハラドキドキ、心臓に悪いシーンも多々あったが、主人公・為頼の誠実さと、義姉・和枝のホワッとした雰囲気でだいぶ中和されていて救われた。その辺のバランスの取り方も上手かったなと思う。
「偽装の夫婦」(NTV)脚本=遊川和彦 出演=天海祐希、沢村一樹、内田有紀、工藤阿須加、キムラ緑子、富司純子 他
オリジナル作品。初回は10分拡大。
25年前に突然恋人に去られ、それ以来本だけを愛して孤独に生きて来た女・ヒロ(天海祐希)が、その男・超治(沢村一樹)と偶然再会、超治が去った理由は、自分がゲイだと確信したからと分かり唖然とする。
図々しい程に明るい超治は、末期癌の母親を安心させる為に自分と結婚して欲しいと言って、ヒロを更に唖然とさせる。
ヒロは常に薄い笑みを浮かべ物腰も柔らかいが、何かある度に心の中では毒舌を吐いており、それを字幕(黒バックに白の縦文字)で画面に出しているのと、超治がおネエ言葉を出すシーンが笑える場面で、それ以外は淡々と、ややブラックな感じで進んで行く。
それでもラブストーリーと謳っているので、超治がヒロの心を溶かし、周辺の人物も含めた新しい家族の形を提示して行くのかな?という感じだ。
主役の二人に力が有るので、この先も面白く観られそうな感じがする。
- << 59 「偽装の夫婦」終了。 初回の感想で書いた『超治がヒロの心を溶かし、周辺の人物も含めた新しい家族の形を提示して行くのかな?という感じだ。』というのが正にその通りの展開だった。 しかし、ヒロという特異な人物像があって、彼女の生い立ち、恋愛、仕事を紐解いて行くという軸が厳然とあるし、演じるのが他ならぬスター天海祐希だから、どうしても彼女中心の超治との純愛物語にイメージが収斂してしまって、色々な恋愛や家族の形があってもそれはとても自然な事なのだという、本来のテーマらしきものが霞んでしまった様な気がする。 最後に“本物”を出してフリートークさせたのが、取って付けた様で完璧に浮いていたと感じたのは、私だけだろうか?
「掟上今日子の備忘録」(NTV)脚本=野木亜紀子 出演=新垣結衣、岡田将生、内田理央、有岡大貴、及川光博 他
西尾維新の小説原作。初回は15分拡大。
記憶が1日しか保てない(途中でも眠ってしまったら忘却してしまう)女性探偵の物語。
初回を観た限りでは、それほどキチキチな推理物ではなくて、どちらかというと緩めの展開なので、ボーッとしながら観ていても楽しめそうな感じはする。
ただ初回は楽しめたけど、この感じ、このパターンがずーっと続くのであれば、もしかしたら途中で飽きてしまうかも!?とも思う。
微妙なラインかな。
- << 62 「掟上今日子の備忘録」終了。 最終回でガクッと来るドラマも結構あるけど、このドラマの最終回は、全話の中でも一番面白くて、納得出来るスッキリとした終わり方だったので、ドラマ全体の印象も良くなった様な気がする。 ※私的には新垣結衣:岡田将生コンビは「リーガルハイ」以来だったけど、この二人は醸し出す雰囲気も身長もピタリと合っているので、今後も何かの作品で共演するかもね。
「エンジェル・ハート」(NTV)脚本=高橋悠也 出演=上川隆也、三吉彩花、相武紗季、三浦翔平、ブラザートム、高島礼子、竜雷太 他
北条司の漫画原作。初回30分拡大。
「シティーハンター」の主人公・冴羽リョウのその後?を描いた作品との事だが、「シティーハンター」自体を読んだ事が無いので、お初にお目にかかる世界観だったけど、まあまあ面白かった。
原作のイメージが無いので、リョウ=上川隆也ですんなり受け入れられたけど(上手いしね)、原作ファンはどうだったんだろう。
シャンイン役の三吉彩花の方が、演技力がイマイチで物足りなかったけど、原作の絵を見ると、こちらはイメージを原作に寄せたキャスティングだったのかなと思う。
香の心臓を移植されて、その影響を受けたシャンインが、リョウと共にスイーパーとして生きて行くという話らしいので、機械的な殺し屋からだんだん人間味を身に付けて行く機微を、三吉彩花がきちんと演じられるのか心配だけど、取り敢えず観て行こうと思う。
- << 58 「エンジェル・ハート」終了。 観る前はもっと軽快で洒落たドラマを想像していたのだけど、結構泥臭くて浪花節的要素の強いドラマだったのでびっくりした。 シャンインについては、それほど細かく的確な演技力を必要としていた訳ではないドラマだったので、原作のイメージに寄せたキャスティングで正解だったのかもしれない。 一番びっくりしたのは、高島礼子ってこんなにセリフ回しが下手だったっけ!?って事だった(笑) まあ可もなく不可もなく、そこそこ楽しめたドラマだったかな。
「5→9~私に恋したお坊さん~」(CX)脚本=小山正太 出演=石原さとみ、田中圭、古川雄輝、高梨臨、速水もこみち、加賀まりこ、山下智久 他
相原実貴の漫画原作。初回は15分拡大。
それまで祖母の期待を裏切らず、寺の跡継ぎとして真っ直ぐに生きて来た高学歴、堅物のイケメン僧侶が、本気で恋に落ちたらどうなるのかを描いたラブコメ。
僧侶の堅物(変人)ぶりの描き方が徹底していて、殆んどストーカーなのだが、イケメンの山下智久が感情を表さずに演じている事で、ギリギリコメディに寄せている感じだ。
(多分)初めて恋に落ちた僧侶の発想と行動力が意外性に富んでいて、初回は面白かったし、これから相手の潤子(石原さとみ=これまでのイメージ通りの役柄)と、お互いにどう感化されて行くのか、その変化を山下智久がどう演じるのか楽しみだ。
- << 63 「5→9~私に恋したお坊さん~」終了。 この手のドラマはグダグタ進んでつまらなくなる事も多いが、弟の登場という「転」が有って機能していたから、まあまあの出来だったんじゃないかな。 無表情の山下智久は美しいし、彼の長所を最大限に活かしたキャラ設定だったけど、やっぱりあの声質と滑舌の悪さは、どんな役をやっても足を引っ張る事にしかならないな、残念だけど。 石原さとみは、こういう役をやらせたら若手ではナンバーワンだなと改めて思ったドラマだった。
「結婚式の前の日に」(ドリマックス・TBS)脚本=山室有紀子 出演=香里奈、原田美枝子、鈴木亮平、山本裕典、江波杏子、遠藤憲一 他
オリジナル作品。初回は15分拡大。
結婚式を控えていながら、脳腫瘍で、それも手術が難しい部位にあると診断された女性(ひとみ=香里奈)と、死んだと聞かされていたのに、計った様に突然現れた相当常識外な母親(可奈子=原田)の物語。
母親の設定が面白いし、最後までこのドラマの肝になりそうな感じだな。
母親が語った、男が出来たから出て行った…というのも訳ありみたいだし、あのメンタルと行動力で、絶望の淵にいる娘をどの様に救い出そうとするのか、この辺が見所かな。
久し振りの香里奈は芝居が上手くなっていて、これなら十分原田の怪演を受け止められると思う。
そして人の良さが滲み出ている婚約者(悠一)を演じるのが、役に成り来る役者・鈴木亮平。ずっとソフトなままなのか、いつか感情を爆発させるのか、彼の役の位置付けも楽しみの一つだ。
エンケンさんも含めて、いい役者が揃っているし、当初思っていたよりは、惹き付けられるドラマになるかもしれない。
※視聴率7.7%スタート。あらすじや地味めな役者陣で敬遠されたかな?
- << 64 「結婚式の前の日に」終了。 初回の感想そのままに展開し終わったという印象だ。ストーリーに起伏が無く、脳腫瘍の末期という切ない話なので、普通に描いていたらかなりキツかったと思うのだが、さすがプロは違う、きちんとマグネットと成り得る可奈子という魅力的な役柄を設定し、主役並みの働きをさせる事で、この一見悲しそうなドラマをエンターテイメントとして成立させていた。 香里奈にとっては、スターから女優への転換点になるドラマだった様な気がする。
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多分ですけど、運がいまいち❗って人は、戦後に動いていないから、なんじゃ…(匿名さん0)
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今日は、朝にハンバーグ弁当を夫に持たせて、自分もハンバーグを 朝から…(お客さん)
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僕はテレビの事は分かりませんが、たぶんそんな感じだと思います。 …(名無し21)
240レス 265HIT 名無し21
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27レス 1526HIT 匿名さん -
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煌めく
あ! 誰のことかわかった またそれなんだ へえ 気持ち…(通りすがりさん0)
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