ちょっとノロケますね。

私、27歳。
去年の夏、フリーターでフラフラした人生とおさらばして、正社員になった。
リアルに、将来に不安を感じたからという理由で。

その時はまだ元カレと付き合っていた。
彼も仕事を始めたばかりだった。

私の職場はお局様がかなり厳しく、正直辛くて仕方なかったけれど、絶対に三年務めると決めていた。
だから、つい彼に愚痴ってしまうのだけど、いつも「俺なんかな、」「俺もさ」と、彼の愚痴に持っていかれた。
職安ですがった私の職場を、公務員の彼は見下しているようだった。
私の辛いは、彼の辛いに比べたら何倍もマシ、そう言われている気がしてた。

ある日。
何が原因だったか、喧嘩になった。
とうとう彼が「俺なんか、毎日死にたいと思いながら仕事しとんねん！」とガチ切れた。

一緒にいてもプラスにはならないと、お互いに別れることに決めた。
一年一ヶ月、悲しいけれど最長記録。

そこへ、元々カレが連絡してきた。
何度かデートして、あーこのまま寄りを戻すのかなぁ、なんて思っていたら、私の友達と付き合っていることが発覚(隠されてた)。

もう金輪際彼氏は作らないと決めた。
バカバカしい出会いも別れももうウンザリで、というか、恋愛体質な自分が心底嫌いになった。

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さて(さっさとのろけたい)。

彼氏と初めて会ったのは、今の会社に務め始めた日。
会社に出入りしている、仕入先の営業さんだった。
29歳、メガネをかけていて、少し太っている。

まだ元カレと付き合っていたから、恋愛対象と見ていたわけではなかったが、一目見て、雰囲気の良い人だなぁと思った。
それから仕事中の彼を見るうちに、「この人とはすごく気が合いそう」と思うようになって、友達になりたいと思っていた。

その時の私はお局様も怖かったし会社にも馴染めなくて、とにかく辛かった。
頭も悪いし気も効かない、27歳にして職業経験のないことが、こんなに情けないとは思わなかった。
でも唯一の取り柄は、接客アルバイトで磨いた笑顔。
何があってもニコニコしていようと頑張っていた。

彼曰く、そんな笑顔に一目惚れしたらしい。

けれど、仕入先の彼にとって私は客にあたるので、恋愛はNG。
一方の私も、その後元カレと別れ、元々カレに振り回されて、彼氏なんかもういらん(*`へ´*)と思っていた。
彼のことは、多分早々に好きになっていただろうけれど、脱恋愛体質が目標だったので、仕事上の付き合い以上は見ないようにしていた。

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そうこうして半年経ったある日、会社の飲み会の後、彼が呼ばれて合流した。
うちの会社では、なにかと可愛がられてる彼。
やがて三次会で上司と彼と三人になり、上司が寝てしまって、ほぼ2人で話すことができた。

そうしたら、私が職場で心がけていることや、努力していることを、ちゃんとわかってくれていた…(泣)
今度ご飯行こう！と、LINEを交換。

この時点でもう結構好きになってた（笑）

けれど、翌日「昨日はありがとうございました」的なLINEを送ると、返事はどこか素っ気なく、1ラリーで終了してしまった。
ちょっとガッカリしている自分に気づき、「いやいや、何期待してんの。もう彼氏とかいらないから」と我にかえり、トーク履歴を削除した。

それから何の連絡もないままひと月。

「取引先のお店が新規オープンしたんですが、モーニングをやってるんです。仕事前に、いってみませんか？」という誘いが来た。

も、モーニング？！
なんておしゃれな人なん(´ω`*)、と、また一つ惚れた。

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正直、モーニングのメニューは、緊張と楽しさとで全く覚えていない（笑）
とても幸せな朝だった。

「私、なんか始めて会ったときに、○○さん(彼)とは気が合いそうやなーって思ってたんですよね」
と思わず言ってしまうと、
「実は俺もです」
という返事が…Σ(´ω`*)

嬉しい反面、そこでまた我に返った。
惚れてはいけないし、惚れさせてはいけないと思った。
「そういえば最近、私モテ期なんですよー」
バカな私は、そんな敬遠方法しか思いつかなかった…(泣)
まあ、ウザい女と思われたらそれでいい。

彼は「そうなんですか？…でもモテるでしょうね！なんかわかりますよ！」と、なんだか吹っ切れたような反応だった。

実際、この時彼は吹っ切れていたらしい。
これ以上好きになってはいけないと思っていたのは、彼も同じだったからだ。
だから、私に彼氏が出来たら諦められると思ったそうだ。

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その日は職場に送ってもらった。
考えたら、お互いに敬遠しあってる割に、次の食事の約束をしてた（笑）
いや、友達ですから、と自分に言い訳をしながら。

次は夜ご飯を食べに行った。
二軒目のバーで、彼は私がモテ期だと言ったことに安心したのか、「目の前でそんな風に旨そうにお酒飲まれたら、誰だって惚れますよ。△△さん(私)可愛いですもん」と、ドストレートに褒めちぎった。
めちゃくちゃ嬉しかった。

実際、大学時代の友達やバイト仲間などからの誘いやアプローチもあって、年齢によるモテ期(結婚適齢期というか、身を固めたい男性が身の回りに増えたというか)であるのは事実だった。
標準体型よりややぽちゃで、目が大きく二重なのが幸いして美人ではないものの好印象ではあるらしく、いつも笑顔…
まぁ、取り敢えず嫁にするには無難、私の評価はそんなところであるらしい（笑）

でも私は、誰かと結婚するなんて考えてもいなかった。
多分、今を逃したら私一生結婚出来ないだろうな…なんて思いながら。

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>> 5 主さん 可愛いね(^-^)

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>> 6 えっ!!!

ありがとうございます(´ω`*)

6さんもラブラブですか？

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>> 7 結婚14年目の子ども４人いますが、今でもラブラブですよ✨

私も恋愛体質だったけど今の夫に出逢ってからは夫一筋です😉

主さんの不器用な所が可愛いですね💓

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>> 8 いいなぁー♪
私もずっとラブラブでいたい(*^_^*)

仕事が終わったら続きのろけます。
6さんもよかったらのろけて行ってください♡

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>> 9 いえいえ、ここは主さんが立てたスレだから遠慮しておきます😄

ただ、主さんが可愛いなぁって思ったのでお邪魔しちゃいました😁

お幸せに💓

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>> 10 ありがとうございます(*ノω`)

それじゃ、ひとしきりノロケちゃいますね。

6さんも、末長くラブラブでいてください♡

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創作カクテルを次々に注文しながら、私はふと、会社で彼が上司と役職の話をしていたのを思い出した。

そして、何気なく聞いてみる。
「○○さんって、役職は何なんですか？」

すると、少し言い辛そうな、謙虚そうな態度で彼は言った。
「常務です」

…(･ω･´)？
たぶん、こんなかんじの顔をしてた私（笑）

「あ、そうなんですか(全然わかってない)。ちなみに常務ってどのポジションですか(･ω･´)？」
という間抜けな質問に、彼は苦笑いする。
「社長、専務、その次が常務です。常務取締役。ちなみに、社長は僕の父親です」

Σ(`Д´ )

私の家はお世辞にも裕福ではなく、私含む姉弟も低収入。
無意識のうちに、コンプレックスになっていたのだろう。
会社役員で、社長の息子ということは次期社長。
一線を引くには十分すぎる。

あぁー、この人は私と住む世界違うんだ…。
付き合わないから関係ない、と思いつつ、ガッカリしている自分がいた。

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程よく酔ったところで、また次の約束をした。
彼は仕事上の付き合いで外食が多く、美味しいお店を色々知っているらしい。

次は、鶏鍋を食べに行くことになった。

「なんだか、新しいお店に行くと△△さん連れて行きたくなるんですよね」
と、彼は気取るでもなく照れるでもなく、素直にそう言ってくれた。
「えー本当ですか！嬉しいです！」

気になる人に誘ってもらえることも嬉しかったが、この時はまだ、自分の力では行けないようなお店に連れて行ってもらえる事の方が嬉しかった（笑）

そして、私はまたモテ期エピソードを語って、せっせと彼との距離を保とうとするのだった。
この日は、これで解散。

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その翌々月の、土曜日の夜。
休日で会うなんて初めてだ。

私の職場は私服だけど、いつも綿パンやロングデニムなので、今日は可愛くキュロットなんか履いちゃおうかなぁ、襟にビジューがついたブラウス着ちゃったりして…
と、がっつり浮かれてた（笑）

でも、いざ出掛けると恥ずかしくて、すれ違う女の子たちが可愛いく見えて、自分ばかり不似合いな服を着ているような気がした。

やばいめっちゃ帰って着替えたい(-ω-`;)
そんなことを思いながら、街中到着。

待ち合わせ場所はとりわけ人が多く、「どこですかー」と電話をかけると、「大丈夫、絶対見つけますから」と言われ、嬉しくなる(´ω`*)

やがて、私を見つけて手を振りながら近付いて来る彼は…す、スーツ！？
やばい、私ひとりめっちゃ張り切ってるみたいやん！！

そして、彼の目線ががっつり私の足元を捉えたΣ(´Д`;)ぎゃー！

私は慌てて声を掛ける。
「あれ、○○さんスーツですね、お仕事でしたか？」
「そうっす。チラッ(視線)」
「土曜日なのに！大変ですね！お疲れ様です」
「まぁ、納品だけでしたからねー。そんなに…チラッ」
「私はダラダラしてましたよー！でも、お腹空きました！お店少し歩くんですよね！」
「はい、言うてもすぐそこですけどね。行きますか…ジィー✨(･ω･´)」
「あ、あの、ちょっと、わー！もう！そんな見ないでください！(\\\>ω<)」

キュロットの裾の前で手を振る、という、痛い抵抗（笑）

彼はニヤッと意地悪に笑って、「可愛いっすね」と一言。

チーン(T ▽ T)
とりあえず言い訳をまくし立てて、以降、私に下半身は存在しないことにした。

お世辞じゃなかったよ、でも恥ずかしがってんのが面白くて意地悪したった(￣3￣)
と、後にドSな彼が言った。

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オモシロイですねー

私は好きな人と
誕生月
星座
血液型
九星
運命数
生まれ曜日
趣味
好きなタイプ
人種
宗教
生育環境
主義
信条
将来の夢

が 全て 同じなんです✌


違うのは

性別くらいかな。


これはもう、
運命ですよ．


🌠⭐

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