注目の話題
ひねくれてますか?
私の人生観、おかしいですか?(長いです)
低収入だけど優しくて暴力(DV)をしない旦那ならいい?

あの人

レス9 HIT数 3107 あ+ あ-

自由人
13/12/05 12:12(更新日時)

「あっ あれ…」


*カチッ!


「フゥ~ 早いね!」


*ジ‥ジッ。




*グッ。



No.2024236 13/11/11 11:11(スレ作成日時)

投稿制限
スレ作成ユーザーのみ投稿可
投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.1 13/11/11 22:48
自由人0 


*グ‥グ。


「ちょっ! 動くな!」
(変な所に当たる)



「狭いっ!」

「シーッ! 気付かれる!」




「平気みたいよ! 寒いから戻ろ? 終わったみたいだし!」

「勝手だなあ~ 見たいって言うから…」

「だって寒いし!」

「はいはい!」




若い男と女がイチャつくので有名な公園に2人は来ていた




しかし外は寒くて狭く

辛い思いをしながら覗いていたら…




「やっぱりあれで終わったのかな?」

「早いねぇ~。 キスして胸元に手を入れたら 男はズボン脱いで直ぐだったよね?」

「早いと嫌われんぞ」
(強引だったから女は感じてないだろうな…)

「遅いよりいい…」




「アイツ遅いのか?」

「最近ね」




この男と女の旦那は職場の元同僚で最近は旦那が夜のバイトを始めたから帰りが遅く

暇だと女から電話で呼ばれるのもしょっちゅうで

今夜もそんな感じで暇だったので呼ばれていた。


No.2 13/11/12 12:53
自由人0 

「もっと見たいな~
他に無いの?」

「他も?」

「まだ時間あるでしょ? 行こうよ」




*
車で夜景の綺麗な場所へ2人はやってきた。




「ここ?」

「‥パッと見は夜景が綺麗だろ。 でもチラホラ停まってる車は…?」

「スッゴイ綺麗~!」

(周りの車!)


男はこの場所が車内でHをする場所だと女に教えながら車をゆっくりと走らせていた。




「停まってるの全部?」

「そうとは限らない。
俺らみたいに覗くのも居れば 普通に夜景を見に来てるのも居る」




男はその場所から離れ

途中のコンビニへ車を停めた。


No.3 13/11/13 16:17
自由人0 

停めたコンビニで夕食を女が奢ってくれた。




2人は車内で食べながら…




「エ~ッもう帰るの?」

「食ったらね! 22時半過ぎたからアイツ帰ってくるだろ。」


少しして車は女の家に向かった。




「ねぇ~,お家に着く前にさ 近所の公園寄って。」

「あ~,あの公園? トイレなら家で…」

「あ‥違うの。 あの公園にも夜だとイチャついてるカップル居るって話しを思い出したのよ。」




*
男はその公園の傍に車を停めた。


(若い奴ら‥ 居ない。)
「居ないみたいだな残念でした。」

「まだわかんないわよ?」




2人は車から降り
トイレの方へ静かに歩いていった。




*!?
「あっ声がした!」

「でも人なんて見当たらないわよね?」




*!?!?
「な! 聞いたろ?」

「聞こえたウン! でも…」




男は周辺をもう一度見に歩いて行った

女はその間にトイレの中を見に行ってみた。


No.4 13/11/15 12:52
自由人0 

公園の周辺を歩いて戻ってきた男は…


(あれ? あいつは?)




女が見あたらなく

目立ちそうなベンチに男は1人で座った。




それから5分程すると
トイレから人が出てきた。




「あ~っ,居た!」

「もう~何やってんのよ! コッチコッチ~早く!」


女は男の手を引っ張り女子トイレに向かった。




「こ,此処は無理だ!」

「シーッ! 中‥あの奥の個室でヤッてるらしいのよ!」

「何を?」

「何ってエッチよ! 女の子の喘いでる声も聞こえたし‥音だってクチュクチュとかイヤらしい音だったわよ!」

(さっきの声は此処からだったのか。)




「でも俺は無理だよ!」

「………おいで!」


女は周りを確認し
男を女子トイレに入れた。




*

「オイ!」

「シーッ!」


女は静かに個室のドアを開け 男と一緒に個室へと入った。




*
「‥アン! アッ‥アァン!」

「イキそう? ま,まだ待って!」




「ネッ?」

「ホ,ホントダ!」

「………ジットシテテヨ!」

(それよりいいのか?
男の俺が此処に居ても!)


No.5 13/11/16 21:30
自由人0 

2人が入った女子トイレの個室は手前側で 妙な声が聞こえたのは3ツある内の奥側だった。




「見エナイナ此処…」

「失敗~ モウ一度動ク?」

「下手ニ動イテ物音ガシタラ気付カレル…」




*
「もうダメ~ イッテイイ~?」

「イヤ~! ダメダメダメ~ッ!?」


*!?
(なんだ?)


「ナァ声ガ変ジャナイカ?」

「‥女同士カシラ?」


男は相手に聞こえない様 小声で女と会話をした。




*
「イッイヤ~! アンッ! ア~ッ,ダ,ダメェ~アン…」

「待ってアタシもイクから~
一緒に~っ!」


どっちがイッたのかわからないが 絶頂の声だけはシッカリ聞いた2人

女子トイレに男が居るのをバレない様 2人はサッサと女子トイレから出て 自分達の車に乗った。




「まさか女子トイレに入るとは思わなかった! バレたら警察沙汰だったぜ!」

「でもビックリよね!」

「あ! トイレから女が2人…」


手を繋いで公園から出て行った2人の女を男は見た。



「ねぇ?」

「………何?」

「ドキドキしたね!」

「そうだな!」(まったく市野田め‥何で奥サンを放っとくんだよ。)


No.6 13/11/20 23:33
自由人0 

それから何日か経った或る日 男は会社の同僚と昼休みに…


「夜の公園からアエギ声が聞こえた?」

「そう! 声が変だったから知り合いとチョット探してみたら‥ それに女同士みたいな…」(遠目だったけど女2人だった。)

「あ~中にはそういうコってイルみたいだよ! そうだ! 近い内にあの店行こうよ!」

「あの店って 例の同性愛者が集まるってとこすか?」


この同僚は男より6~8歳は年上で‥ 酒にギャンブルに女とやりたい放題な男だった。




「あの店さ~ 意外と男に飢えてるのもイルって訳なんだよ~ ケッケッケ!」

「嘘だ~!」

「いやぁ‥時間掛かったケドさ。 話しを聞いてるとわかっちゃうんだよな~俺には…」

(何だかな~。)




夕方‥
2人は定時で上がり…




「タクシー来た! 行こ。」

「えっ!」


年上男性の彼は昼間言っていた店に行くつもりで勝手にタクシーを…




「金はあるからさ。」

「……。」

「もしかしたらおいしい思いできちゃうかもよ? 最近ご無沙汰なんでしょ村川チャン!」

「い‥あ,まぁ…」

「決まり~!」


2人は街中へ向かった。


No.7 13/11/22 15:14
自由人0 

店に着いた2人‥ 中へ入ると…


「うわ! 人居るな~ 席はいいところ空いてない‥ アッ,カウンターの端に行こ。」


店の大半は女性客‥

壁側の窓際テーブルにかろうじて男性4人が集まって食事をしているのが目に付いた。




「何でも好きなの頼んでいいよ村川チャン。 イヤァそれにしても女だらけってのは素晴らしい!」

「いいんすか?」

「奢るってば! 心配しないで平気だよ~ ホラ!」


同僚の年上君‥ 自慢気に財布を開いて
男‥村川に見せた。


(1万円札ばっか! 随分増やしたな。 これなら貸した金も言えば返してくれるかな?)

「なっ! だから何でもいいからさ!」




*30分程し 頼んだ物を食べている2人‥

カウンターの中からマスターが話しかけてきた。




「今夜はパートナーと一緒に来たんですね蒲田様?」

「そうだよ!」

「えっ,パートナー?」




「ケケケ! 君は俺の大事なホモパートナーって訳よ!」

「おっ俺そんな気は全く無いっすよ!」

「フフフ~ わかってますよお兄さん。 でも店内ではパートナーとして仲良くしてた方が良い事あるかもしれませんよ?」

(良い事?)


No.8 13/11/27 17:23
自由人0 

*フゥ~…

*ググ。


一緒に来ていた年上の同僚‥蒲田が煙草を吸い終えると…


「じゃあ村川チャン俺チョット動くよ!」

「ど,何処に…」

「あの窓際の2人のとこさ! ヘヘ~上手くいったら連れてきてあげるから! 待ってなよ!」

(上手くいったら?)


蒲田は笑いながら窓際の女の子2人が座っている席に歩いていった。




「アラ~蒲田様行った?」


マスターが村川に話しかけてきた。




「あ‥マスター。 蒲田サン,何か自信あるみたいな感じでした」

「そう‥。 ……恐らくコッチ! 左側のコ狙いね~」

(左側‥? 何でわかるんだろ。)




「お兄さんは,女の子同士がシテるのってどう思いますか?」

「い,一応エロいDVDとかでシテるのは見た事はあるけど…」

「実際に生では見てないって訳ですね。」




男‥村川は昔に3P紛いなのは経験していた

しかし実際に女同士が絡むのはどういう感じなのかはわからないままだった。




「フフ‥あのコはアレね…」


マスターはボソっと言いながら厨房へ消えていった。


No.9 13/12/05 12:12
自由人0 

マスターの言い残した言葉が少し気になったまま

男,村川はカウンターで1人…




「あのぅ‥隣り座っても宜しいですか?」


低い声で,村川に声を掛けてきた女性が居た。




*?(男みたいな声だけど女……だよな?)


村川は少し考えてから「どうぞ。」と返事をした。




「席譲って貰ったわ! ハイこっち座って~**君!」

「おう!」


見るからにラグビーか何か激しいスポーツをしている風な男が1人,譲った隣りの隣りに並んで座った。


(カップル‥って訳?)




それから数分。

1人で食後のデザートとコーヒーを追加で頼んだ村川 暇なので携帯を弄っていた。


投稿順
新着順
主のみ
付箋
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧